JP5912923B2 - リング/スター型イーサネットシステム、リング/スター型スイッチ、およびフレーム転送制御方法 - Google Patents

リング/スター型イーサネットシステム、リング/スター型スイッチ、およびフレーム転送制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、イーサネット(登録商標)通信技術に関し、特にリング型イーサネットとスター型イーサネットとを中継接続するリング/スター型イーサネットシステムの制御技術に関する。
ビル設備やプラント設備を監視制御する監視制御システムでは、情報収集機能や制御機能などの各種機能を有する通信機器をノードとして、通信ネットワークで冗長的に接続し、これらノードからの情報に基づき中央監視装置で個々の設備を監視制御するものとなっている。
このような監視制御システムなどのイーサネットシステムでは、ノードを接続するトポロジーとして、各ノードを通信ケーブルでリング状に接続するリング型と、スイッチングハブなどの集線装置に対して通信ケーブルで各ノードを放射状に接続するスター型とがある。
ここで、リング型の場合、通信経路内に存在するリング型トポロジーによる通信エラーを回避するSTP(スパニング・ツリー・プロトコル:Spanning Tree Protocol/IEEE 802.1D)機能や、これを改良したRSTP(ラピッドSTP:Rapid STP/IEEE 802.1w)機能などのネットワーク制御機能を用いて、システムを容易に冗長化できる。また、リング型スイッチングハブを用いて複数のリング配線を中継接続することも可能である(例えば、特許文献1,2など参照)。
一方、スター型の場合、各ノードを2つのハブのそれぞれにスター接続することにより、スター冗長方式を構成することができ、ネットワーク帯域を効率よく使用できる。
特開平10−200552号公報 特開2009−024734号公報
しかしながら、このようなイーサネットシステムにおいて、イーサネット通信用のフレームを送受信する各ノードを接続するためのトポロジーとして、リング型トポロジーを用いた場合、容易に冗長化できるものの、伝送路を各ノードで共用するため、個々のノードが使用できるネットワーク帯域が制限されてしまう。一方、スター型トポロジーを用いた場合、ネットワーク帯域を有効利用できるものの、冗長化により通信ケーブルや集線装置などのハードウェアが増大し、システム全体のコストアップが発生する。
ここで、例えば監視制御システムで用いられるようなイーサネットシステムは、各ノードにおける通信負荷に、ある程度の偏りが発生する。例えば、監視動作を行うサーバなどのノードでは、頻繁に監視データを送受信しているため通信負荷が大きいものの、実際の計測・制御を行う端末機器などのノードでは、間欠的に計測・制御データを送受信しているため通信負荷が小さい。
したがって、このようなイーサネットシステムでは、通信負荷の偏りという特徴を利用して、通信負荷の小さいノードについてはリング配線で接続して、ハードウェアの増大を抑制するとともに、通信負荷の大きいノードについてはスター配線で接続して、ネットワーク帯域を十分確保し、これらリング配線と配線スター配線とを、リング/スター型スイッチで中継接続する複合トポロジーが望ましい。
図5は、リング/スター型イーサネットシステムの構成例である。このイーサネットシステム5では、リング配線NWLとスター配線NWSとの間を相互に中継接続する、2つのリング/スター型スイッチSW50,SW60が設けられている。
リング配線NWLにおいて、リング側ノードN1〜N4は、SW50のポートPL12とSW60のポートPL22との間に、配線LP1でリング状に接続され、SW50のポートPL11とSW60のポートPL22との間が、配線LP0でリング状に接続されている。
一方、スター配線NWSにおいて、スター側ノードG1〜G3は、配線LS10を介してスイッチングハブHUB1にスター接続されており、同じく、配線LS20を介してスイッチングハブHUB2にスター接続されている。また、HUB1のポートP11は、配線LS1を介してSW50のポートPS11に接続されており、HUB2のポートP21は、配線LS2を介してSW60のポートPS21に接続されている。さらに、HUB1のポートP12は、配線LS3を介してSW60のポートPS22に接続されており、HUB2のポートP22は、配線LS4を介してSW50のポートPS12に接続されている。
SW50,SW60は、冗長構成をなし、内部動作監視フレーム(IHCF:Internal Health Check Frame)、拡張BPDUフレーム(BPDU_e:Bridge Protocol Data Unit external)、電源状態信号POS1,POS2(POS:Power ON Status)などに基づいて、一方が現用系で動作していれば、他方が待機系として動作し、相手障害発生に応じて待機系から現用系へ切り替えて動作する。
例えば、SW50,SW60がそれぞれ現用系および待機系にある場合、N3から送信されたG2宛てのフレームは、LP1のN2,N1を介してSW60で受信される。ここで、SW60は待機系であるため、このフレームはLP0を介してSW50へ転送される。なお、このフレームは、N3からLP1を介してN2とは反対方向のSW50側へも送信されるが、PL12がブロッキング(B)されているため、N4まで転送されて破棄される。
SW50は、N3から受信したフレームを、PS11,PS12からLS1,LS4を介してHUB1,HUB2へ転送する。HUB1は、P11でSW50からフレームを受信し、LS10を介してG2へ送信する。また、HUB2は、P21でSW50からフレームを受信し、LS20を介してG2へ送信する。
これにより、G2は、HUB1,HUB2の両方からフレームを受信し、いずれか一方を取り込んで、他方を破棄する。また、G2からN3宛てに送信したフレームは、上記と逆のルートを介してN3まで転送される。
また、SW50で障害が発生した場合、SW60は、新たに現用系として動作を開始し、N3からのフレームを受信し、PS21,PS22からLS2,LS3を介してHUB1,HUB2へ転送する。これにより、HUB1,HUB2からG2へフレームが転送される。また、G2からN3宛てに送信したフレームは、上記と逆のルートを介してN3まで転送される。
ここで、HUB1,HUB2として用いられる一般的なスイッチングハブは、各ポートでのフレームの送受信に応じて、ポートごとに、当該ポートで送受信したフレームの相手MACアドレスを一時的に保持しておき、当該相手MACアドレス宛てのフレームを受信した際、当該相手MACアドレスと対応するポートを選択して送信する機能を有している。
このため、SW50の障害発生前に保持した、P11,P22とN3のMACアドレスとの対応関係は、SW50で障害が発生して、N3からのフレームがP11,P22で受信されなくなった後も、一定の保持時間だけ保持される。
したがって、障害発生後、SW60が現用系に切り替わった場合でも、当該相手MACアドレスのフレームを送受信しなくなってから、一定の保持時間が経過して、当該ポートとの対応関係を示す保持内容がクリアされるまでの間、G2から送信されたフレームは、HUB1,HUB2において、P11,P22からSW50へ送信されてしまい、SW60には届かなくなる。このため、障害発生に応じて運用が切り替わった場合、直ちに通信を再開することができないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、リング配線とスター配線とを中継接続する一方のリング/スター型スイッチで障害発生した場合、他方のリング/スター型スイッチで直ちに通信を再開することができる、リング/スター型イーサネットシステムの転送制御技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムは、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、前記第1のリング/スター型スイッチと接続するとともに、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとスター接続された第1のハブと、前記第2のリング/スター型スイッチと接続するとともに、前記スター側ノードとスター接続された第2のハブとを備え、前記第1のリング/スター型スイッチは、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1のハブへ転送するフレームを複製して前記第2のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第2のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1のハブへ転送し、前記第2のリング/スター型スイッチは、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第2のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第2のハブへ転送するフレームを複製して前記第1のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第1のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第2のハブへ転送するようにしたものである。
また、本発明にかかるリング/スター型スイッチは、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、前記第1のリング/スター型スイッチと接続するとともに、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとスター接続された第1のハブと、前記第2のリング/スター型スイッチと接続するとともに、前記スター側ノードとスター接続された第2のハブとを備えリング/スター型イーサネットシステムで用いられる第1(第2)のリング/スター型スイッチであって、前記リング側ノードとリング接続して、前記リング側ノードとの間でフレームを送受信するリング接続制御回路と、前記第1(第2)のハブと接続してフレームを送受信するとともに、前記第2(第1)のリング/スター型スイッチと接続してフレームを送受信するスター接続制御回路と、前記リング接続制御回路と前記スター接続制御回路との間でフレームを中継転送するスイッチ回路とを備え、前記スター接続制御回路は、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1(第2)のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1(第2)のハブへ転送するフレームを複製して前記第2(第1)のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第2(第1)のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1(第2)のハブへ転送するようにしたものである。
また、本発明にかかるフレーム転送制御方法は、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとそれぞれスター接続された第1および第2のハブとを備えるリング/スター型イーサネットシステムで用いられるフレーム転送制御方法であって、前記第1のリング/スター型スイッチが、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1のハブへ転送するフレームを複製して前記第2のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第2のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1のハブへ転送するステップと、前記第2のリング/スター型スイッチが、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第2のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第2のハブへ転送するフレームを複製して前記第1のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第1のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第2のハブへ転送するステップとを備えている。
また、本発明にかかる他のフレーム転送制御方法は、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、前記第1のリング/スター型スイッチと接続するとともに、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとスター接続された第1のハブと、前記第2のリング/スター型スイッチと接続するとともに、前記スター側ノードとスター接続された第2のハブとを備えリング/スター型イーサネットシステムで用いられる第1(第2)のリング/スター型スイッチで用いられるフレーム転送制御方法であって、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1(第2)のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1(第2)のハブへ転送するフレームを複製して前記第2(第1)のリング/スター型スイッチへ転送するステップと、自装置が待機系として動作している場合、前記第2(第1)のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1(第2)のハブへ転送するステップとを備えている。
本発明によれば、正常時において、現用系のリング/スター型スイッチから受信したフレームをスター側ノードへ転送するハブだけでなく、待機系のリング/スター型スイッチから受信したフレームをスター側ノードへ転送するハブにおいても、スター側ノードへ転送したフレームに基づいて、当該フレームを受信したと当該フレームの相手MACアドレスとの対応関係が保持される。
このため、リング/スター型スイッチで障害が発生した場合、上記2つのハブのいずれにおいても、スター側ノードからリング側ノード宛てに送信されたフレームが、当該フレームの相手MACアドレスと対応する正規のポートから送信されることになる。このため、リング配線とスター配線とを中継接続する一方のリング/スター型スイッチで障害発生した場合、他方のリング/スター型スイッチで直ちに通信を再開することができる。
本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムの構成を示すブロック図である。 リング/スター型スイッチの構成例である。 本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムの動作(正常時)を示す説明図である。 本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムの動作(障害発生時)を示す説明図である。 リング/スター型イーサネットシステムの構成例である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[リング/スター型イーサネットシステム]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるリング/スター型イーサネットシステム1について説明する。図1は、本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムの構成を示すブロック図である。
このリング/スター型イーサネットシステム1は、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードN1〜N4をリング接続するリング配線NWLと、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードG1〜G3をスター接続するスター配線NWSとを、冗長的に中継接続する機能を有している。
リング/スター型イーサネットシステム1には、主な構成機器として、各リング側ノードN1〜N4とリング配線NWLを介してそれぞれリング接続された、冗長構成をなす、リング/スター型スイッチ(第1のリング/スター型スイッチ)SW10およびリング/スター型スイッチ(第2のリング/スター型スイッチ)SW20と、各スター側ノードG1〜G3とスター配線NWSを介してそれぞれスター接続された、スイッチングハブ(第1のハブ)HUB1およびスイッチングハブ(第2のハブ)HUB2とが設けられている。
SW10,20は、互いに連携して冗長的に動作して、それぞれ各リング側ノードN1〜N4とスイッチングハブHUB1,HUB2との間を、相互に中継接続する機能を有している。このうち、SW10には、リング配線NWL側に2つのポートPL11,PL12が設けられており、スター配線NWS側に2つポートPS11,PS12が設けられている。また、SW20には、リング配線NWL側に2つのポートPL21,PL22が設けられており、スター配線NWS側に2つポートPS21,PS22が設けられている。
リング側ノードN1〜N4は、配線LP1を介してSW10のPL12とSW20のPL22との間にリング接続されており、SW10のPL11とSW20のPL21との間が、配線LP0によりリング接続されている。
HUB1には、SW10側に1つのポートP11が設けられており、SW10のポートPS11は、配線LS1を介してHUB1のP11と接続されている。また、HUB2には、SW20側に1つのポートP21が設けられており、SW20のポートPS21は、配線LS2を介してHUB2のP21と接続されている。これらHUB1,HUB2は、スイッチングハブに代表される一般的な集線装置である。
また、SW10のPS12は、配線LS0を介してSW20のPS22と接続されている。
SW10には、主な回路部として、リング接続制御回路11、スター接続制御回路12、およびスイッチ回路13が設けられている。
このうち、リング接続制御回路11は、ポートPL11,PL12を介して配線LP0,LP1にリング接続されるとともに、スイッチ回路13と接続されている。
また、スター接続制御回路12は、ポートPS11,PS12を介して配線LS1,LS0にそれぞれ接続されるとともに、スイッチ回路13と接続されている。
リング接続制御回路11は、リング側ノードN1〜N4間でやり取りされるフレームをポートPL11,PL12間で転送する機能と、ポートPL11,PL12で受信した、リング側ノードN1〜N4からスター側ノードG1〜G3宛てのフレームを、スイッチ回路13を介してスター接続制御回路12へ中継転送する機能と、スター側ノードG1〜G3からリング側ノードN1〜N4宛てのフレームを、スイッチ回路13を介してスター接続制御回路12から受信し、ポートPL11,PL12から配線LP0,LP1へ中継転送する機能とを有している。
スター接続制御回路12は、リング側ノードN1〜N4からスター側ノードG1〜G3宛てのフレームを、スイッチ回路13を介してリング接続制御回路11から受信し、ポートPS11,PS12の両方から配線LS1,LS0へ中継転送する機能と、自装置が現用系として動作している場合には、ポートPS11及びPS12の両方から受信した、スター側ノードG1〜G3からリング側ノードN1〜N4宛ての同一のフレームをいずれか一方を取り込んで、他方を破棄し、スイッチ回路13を介してリング接続制御回路11へ中継転送する機能とを有している。
さらに、スター接続制御回路12は、自装置が待機系として動作している場合には、ポートPS12で受信したフレームを、ポートPS11から配線LS1へ中継転送する機能と、ポートPS11で受信したフレームを、ポートPS12から配線LS0へ中継転送する機能とを有している。
SW20には、主な回路部として、リング接続制御回路21、スター接続制御回路22、およびスイッチ回路23が設けられている。
このうち、リング接続制御回路21は、ポートPL21,PL22を介して配線LP0,LP1にリング接続されるとともに、スイッチ回路23と接続されている。
また、スター接続制御回路22は、ポートPS21,PS22を介して配線LS2,LS0にそれぞれ接続されるとともに、スイッチ回路23と接続されている。
リング接続制御回路21は、リング側ノードN1〜N4間でやり取りされるフレームをポートPL21,PL22間で転送する機能と、ポートPL21,PL22で受信した、リング側ノードN1〜N4からスター側ノードG1〜G3宛てのフレームを、スイッチ回路23を介してスター接続制御回路22へ中継転送する機能と、スター側ノードG1〜G3からリング側ノードN1〜N4宛てのフレームを、スイッチ回路23を介してスター接続制御回路22から受信し、ポートPL21,PL22から配線LP0,LP1へ中継転送する機能とを有している。
スター接続制御回路22は、リング側ノードN1〜N4からスター側ノードG1〜G3宛てのフレームを、スイッチ回路23を介してリング接続制御回路21から受信し、ポートPS21,PS22の両方から配線LS2,LS0へ中継転送する機能と、自装置が現用系として動作している場合には、ポートPS21及びPS22の両方から受信した、スター側ノードG1〜G3からリング側ノードN1〜N4宛ての同一のフレームをいずれか一方を取り込んで、他方を破棄し、スイッチ回路23を介してリング接続制御回路21へ中継転送する機能とを有している。
さらに、スター接続制御回路22は、自装置が待機系として動作している場合には、ポートPS22で受信したフレームを、ポートPS21から配線LS2へ中継転送する機能と、ポートPS21で受信したフレームを、ポートPS22から配線LS0へ中継転送する機能とを有している。
ここで、図2を参照して、SW10を構成するリング接続制御回路11とスター接続制御回路12の構成について、詳細に説明する。図2は、リング/スター型スイッチの構成例である。
リング接続制御回路11は、半導体チップに形成された電子回路からなり、主な処理部として、MAC処理部11A,11B,11D、転送処理部11C、およびRSTP処理部11Eが設けられている。
MAC処理部11Aは、ポートPL11を介して配線LP0の一端と接続し、配線LP0から受信したデータフレームを転送処理部11Cへ転送するとともに、転送処理部11Cから受信したデータフレームを配線LP0へ送信する機能と、配線LP0から受信した制御用フレームをRSTP処理部11Eへ転送するとともに、RSTP処理部11Eから受信した制御用フレームを配線LP0へ送信する機能とを有している。
MAC処理部11Bは、ポートPL12を介して配線LP1の一端と接続し、配線LP1から受信したデータフレームを転送処理部11Cへ転送するとともに、転送処理部11Cから受信したデータフレームを配線LP1へ送信する機能と、配線LP1から受信した制御用フレームをRSTP処理部11Eへ転送するとともに、RSTP処理部11Eから受信した制御用フレームを配線LP1へ送信する機能とを有している。
RSTP処理部11Eは、MAC処理部11A,11Bとそれぞれ接続し、MAC処理部11Dとの間でやり取りする内部動作監視フレーム(IHCF:Internal Health Check Frame)に基づき自装置の動作状態を監視する機能と、SW20との間でやり取りする拡張BPDUフレーム(BPDU_e:Bridge Protocol Data Unit external)に基づきSW20の動作状態を監視する機能と、電源状態信号POS2信号(POS:Power ON Status)に基づきSW20の電源状態を監視する機能とを有している。
さらに、RSTP処理部11Eは、これら監視結果に基づいて、自装置の動作モードを制御する機能と、配線LP1の各リング側ノードN1〜N4との間で制御用フレームをやり取りすることにより、RSTP(ラピッド・スパニング・ツリー・プロトコル)に基づいて、配線LP0,LP1に対する冗長化制御処理を行う機能とを有している。
この冗長化制御処理としては、配線LP1の設定処理、および配線LP1での障害発生に応じたブロッキング解除によるバックアップ系通信経路への切替処理、障害復旧に伴う配線LP1の再設定処理などがある。
動作モードとしては、現用系で動作している状態を示すアクティブ(ACTIVE)モード、待機系として動作している状態を示すバックアップ(BACKUP)モードがある。この他、電源投入直後や障害復旧直後に実行する初期化処理中の状態を示す初期(INITIAL)モードや、障害発生時の状態を示す障害(FAILURE)モードがある。
なお、RSTP処理部11Eにおける、これら監視機能や冗長化制御処理については、引用文献1,2などの公知の技術を利用すればよい。
MAC処理部11Dは、スイッチ回路13との間でデータフレームや制御用フレームなどの各種フレームを送受信する機能と、RSTP処理部11Eとの間でやり取りする内部動作監視フレームを送受信する機能と、RSTP処理部11Eにより送信される内部動作監視フレームを受信した場合は、スイッチ回路13に対するデータフレームの転送制御状態にかかわらず当該内部動作監視フレームをスイッチ回路13へ転送する機能とを有している。
転送処理部11Cは、MAC処理部11A,11B,11Dから出力されたデータフレームを、当該データフレームに含まれる宛先情報に基づいて、これらMAC処理部11A,11B,11Dのいずれかへ転送する機能と、RSTP処理部11Eにより設定されて記憶部(図示せず)に保持されている自装置の動作モードに基づいてMAC処理部11Dとのデータフレームのやり取りに対する規制を制御する機能とを有している。
スター接続制御回路12は、半導体チップに形成された電子回路からなり、主な処理部として、MAC処理部12A,12B,12E、送信処理部12C、受信処理部12D、RSTP処理部12E、および転送処理部12Gが設けられている。
MAC処理部12Aは、ポートPS11を介して配線LS1の一端と接続し、配線LS1から受信したフレームを受信処理部12Dへ転送する機能と、送信処理部12Cおよび転送処理部12Gから受信したフレームを配線LS1へ送信する機能とを有している。
MAC処理部12Bは、ポートPS12を介して配線LS0の一端と接続し、配線LS0から受信したフレームを受信処理部12Dへ転送する機能と、送信処理部12Cおよび転送処理部12Gから受信したフレームを配線LS0へ送信する機能とを有している。
送信処理部12Cは、MAC処理部12Eから受信したフレームを2つに複製し、MAC処理部12A,12Bの双方へ転送する機能を有している。
受信処理部12Dは、MAC処理部12A,12Bから受信したフレームを監視し、先に受信したフレームを、MAC処理部22Eへ転送する機能と、後から同一フレームを受信した場合には当該フレームを破棄する機能とを有している。
RSTP処理部12Fは、MAC処理部12Eと接続し、MAC処理部12Eとの間でやり取りする内部動作監視フレーム(IHCF)に基づき自装置の動作状態を監視する機能と、SW20との間でやり取りする拡張BPDUフレーム(BPDU_e)に基づきSW20の動作状態を監視する機能と、電源状態信号POS2信号に基づきSW20の電源状態を監視する機能と、これら監視結果に基づいて、配線LS0,LS1,LS2に対する冗長化制御処理を行う機能とを有している。この冗長化制御処理としては、転送処理部12Gにおけるフレーム転送処理などがある。なお、RSTP処理部12Fにおける、これら監視機能については、引用文献1,2などの公知の技術を利用すればよい。
MAC処理部12Eは、スイッチ回路13から受信したデータフレームを送信処理部12Cへ転送する機能と、受信処理部12Dから受信したデータフレームをスイッチ回路13へ転送する機能と、スイッチ回路13とRSTP処理部12Fとの間で制御用フレームをやり取りする機能と、RSTP処理部12Fとの間でやり取りする内部動作監視フレームを送受信する機能とを有している。
転送処理部12Gは、MAC処理部12A,12Bと接続し、RSTP処理部12Fでの監視結果に基づいて、自装置が現用系として動作している場合には動作せず、自装置が待機系として動作している場合には、MAC処理部12Bから配線LS0へ送信するフレームをMAC処理部12Aから転送する機能と、MAC処理部12Aから配線LS1へ送信するフレームをMAC処理部12Bから転送する機能とを有している。
SW20を構成するリング接続制御回路21およびスター接続制御回路22の構成については、SW10を構成するリング接続制御回路11およびスター接続制御回路12の構成と同様である。
すなわち、リング接続制御回路21において、MAC処理部21A,21B,21D、転送処理部21C、RSTP処理部21E、およびポートPL21,PL22は、リング接続制御回路11における、MAC処理部11A,11B,11D、転送処理部11C、RSTP処理部11E、およびポートPL11,PL12に対応している。
また、スター接続制御回路22において、MAC処理部22A,22B,22E、送信処理部22C、受信処理部22D、RSTP処理部22F、転送処理部22G、およびポートPS21,PS22は、リング接続制御回路11における、MAC処理部12A,12B,12E、送信処理部12C、受信処理部12D、RSTP処理部12F、転送処理部12G、およびポートPS11,PS12にそれぞれ対応している。
したがって、SW20を構成するリング接続制御回路21およびスター接続制御回路22の構成についての詳細な説明は省略する。
[本実施の形態の動作]
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態にかかるリング/スター型イーサネットシステム1の動作について説明する。図3は、本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムの動作(正常時)を示す説明図である。図4は、本発明にかかるリング/スター型イーサネットシステムの動作(障害発生時)を示す説明図である。
まず、図3を参照して、リング/スター型イーサネットシステム1における正常時の動作として、リング側ノードN3とスター側ノードG2との間でフレームをやり取りする場合を例として説明する。ここでは、SW10が現用系として動作しており、SW20が待機系として動作しているものとする。
N3から送信されたG2宛てのフレームは、LP1のN2,N1を介してSW20で受信され、リング接続制御回路21によりLP0を介してSW10へ転送される。なお、このフレームは、N3からLP1を介してN2とは反対方向のSW10側へも送信されるが、SW10によりPL12がブロッキング(B)されているため、N4まで転送された後に破棄される。
SW10は、PL11でN3からのフレームを受信し、リング接続制御回路11からスイッチ回路13を介してスター接続制御回路12へ転送する。ここで、スター接続制御回路12は、自装置が現用系として動作していることから、受信した当該フレームを、PS11,PS12の両方から配線LS1,LS0へそれぞれ転送する。
HUB1は、P11でSW10からのフレームを受信し、配線LS10を介してG2へ送信する。
一方、SW20は、PS22でSW10からのフレームを受信する。ここで、スター接続制御回路22は、自装置が待機系として動作していることから、受信した当該フレームを、PS21から配線LS2へ転送する。
HUB2は、P21でSW20からのフレームを受信し、配線LS20を介してG2へ送信する。
これにより、G2は、HUB1,HUB2の両方からフレームを受信し、いずれか一方を取り込んで、他方を破棄する。
また、G2からN3宛てに送信したフレームは、LS10,LS20を介してHUB1,HUB2の両方へ送信される。
HUB1は、LS10から受信したフレームを、当該フレームの相手MACアドレスと対応するP11からLS1へ送信する。同じく、HUB2は、LS20から受信したフレームを、当該フレームの相手MACアドレスと対応するP21からLS2へ送信する。これらHUB1,HUB2における、ポートとフレームの相手MACアドレスとの対応関係は、当該ポートからフレームを受信した際に保存される。
SW20は、PS21でHUB2からのフレームを受信する。ここで、スター接続制御回路22は、自装置が待機系として動作していることから、受信した当該フレームを、PS22から配線LS0へ転送する。
SW10は、PS11でHUB1からのフレーム及びPS12でSW20からのフレームの両方をスター接続制御回路12で受信し、いずれか一方を取り込んで、他方を破棄すし、取り込まれたフレームをスイッチ回路13を介してリング接続制御回路11へ転送し、PL12がブロッキング(B)されているため、PL11から送信する。
また、SW20は、PL21でSW10からのフレームを受信し、リング接続制御回路21によりPL22へ転送される。これにより、このフレームは、LP1のN1,N2を介して、N3で受信される。
次に、図4を参照して、リング/スター型イーサネットシステム1における障害発生時の動作として、リング側ノードN3とスター側ノードG2との間でフレームをやり取りする場合を例として説明する。ここでは、SW10で障害が発生して、SW20が待機系から現用系に切り替わって動作しているものとする。
N3から送信されたG2宛てのフレームは、LP1のN2,N1を介してSW20で受信され、リング接続制御回路21からスイッチ回路23を介してスター接続制御回路22へ転送される。なお、SW20によりPL21がブロッキング(B)されているため、PL21からは転送されない。
ここで、スター接続制御回路22は、自装置が現用系として動作していることから、受信した当該フレームを、PS21,PS22の両方から配線LS2,LS0へそれぞれ転送する。
HUB2は、P21でSW20からのフレームを受信し、配線LS20を介してG2へ送信する。
また、G2からN3宛てに送信したフレームは、LS10,LS20を介してHUB1,HUB2の両方へ送信される。
HUB1は、LS10から受信したフレームを、当該フレームの相手MACアドレスと対応するP11からLS1へ送信する。同じく、HUB2は、LS20から受信したフレームを、当該フレームの相手MACアドレスと対応するP21からLS2へ送信する。
これらHUB1,HUB2における、ポートとフレームの相手MACアドレスとの対応関係は、当該ポートからフレームを受信した際に保存される。ここで、図3で説明した正常時において、SW10からHUB1へ転送したフレームが、SW10からSW20を介してHUB2にも転送されていたため、HUB2において、N3のMACアドレスに対応するポートとしてP21が対応付けられている。
このため、G2からN3宛てのフレームは、SW10に障害が発生した場合でも、HUB2において、当該フレームの相手MACアドレスと対応するP21から、新たに現用系として動作を開始したSW20へ、確実に転送されることになる。
したがって、SW20は、PS21でHUB2からのフレームを受信し、スター接続制御回路22およびスイッチ回路23を介してリング接続制御回路21へ転送し、PL21がブロッキング(B)されているため、PL22から送信する。これにより、このフレームは、LP1のN1,N2を介して、N3で受信される。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、リング/スター型スイッチ(第1のリング/スター型スイッチ)SW10が、自装置が現用系として動作している場合、スイッチングハブ(第1のハブ)HUB1へ転送するフレームを複製してリング/スター型スイッチ(第2のリング/スター型スイッチ)SW20へ転送し、自装置が待機系として動作している場合、SW20から受信したフレームをHUB1へ転送し、SW20が、自装置が現用系として動作している場合、スイッチングハブ(第2のハブ)HUB2へ転送するフレームを複製してSW10へ転送し、自装置が待機系として動作している場合、SW10から受信したフレームをHUB2へ転送するようにしたものである。
したがって、正常時において、現用系のリング/スター型スイッチSW10から受信したフレームをスター側ノードG1〜G3へ転送するスイッチングハブHUB1だけでなく、待機系のリング/スター型スイッチSW20から受信したフレームをスター側ノードG1〜G3へ転送するスイッチングハブHUB2においても、スター側ノードG1〜G3へ転送したフレームに基づいて、当該フレームを受信したポートP11,P21と当該フレームの相手MACアドレスとの対応関係が保持される。
このため、障害が発生した場合、HUB1,HUB2のいずれにおいても、G1〜G3からN1〜N4宛てに送信されたフレームが、当該フレームの相手MACアドレスと対応する正規のポートから送信されることになる。このため、リング配線NWLとスター配線NWSとを中継接続する一方のSW10(20)で障害発生した場合、他方のSW20(10)で直ちに通信を再開することができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1…リング/スター型イーサネットシステム、SW10…リング/スター型スイッチ(第1のリング/スター型スイッチ)、11…リング接続制御回路、12…スター接続制御回路、11A,11B,11D,12A,12B,12E…MAC処理部、11C,12G…転送処理部、11E,12F…RSTP処理部、12C…送信処理部、12D…受信処理部、13…スイッチ回路、SW20…リング/スター型スイッチ(第2のリング/スター型スイッチ)、21…リング接続制御回路、22…スター接続制御回路、21A,21B,21D,22A,22B,22E…MAC処理部、21C,22G…転送処理部、21E,22F…RSTP処理部、22C…送信処理部、22D…受信処理部、23…スイッチ回路、HUB1…スイッチングハブ(第1のハブ)、HUB2…スイッチングハブ(第2のハブ)、N1,N2,N3,N4…リング側ノード、G1,G2,G3…スター側ノード、NWL…リング配線、LP0,LP1…配線、NWS…スター配線、LS0,LS1,LS2,LS10,LS20…配線。

Claims (4)

  1. イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、
    前記第1のリング/スター型スイッチと接続するとともに、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとスター接続された第1のハブと、
    前記第2のリング/スター型スイッチと接続するとともに、前記スター側ノードとスター接続された第2のハブとを備え、
    前記第1のリング/スター型スイッチは、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1のハブへ転送するフレームを複製して前記第2のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第2のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1のハブへ転送し、
    前記第2のリング/スター型スイッチは、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第2のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第2のハブへ転送するフレームを複製して前記第1のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第1のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第2のハブへ転送する
    ことを特徴とするリング/スター型イーサネットシステム。
  2. イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、前記第1のリング/スター型スイッチと接続するとともに、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとスター接続された第1のハブと、前記第2のリング/スター型スイッチと接続するとともに、前記スター側ノードとスター接続された第2のハブとを備えリング/スター型イーサネットシステムで用いられる第1(第2)のリング/スター型スイッチであって、
    前記リング側ノードとリング接続して、前記リング側ノードとの間でフレームを送受信するリング接続制御回路と、
    前記第1(第2)のハブと接続してフレームを送受信するとともに、前記第2(第1)のリング/スター型スイッチと接続してフレームを送受信するスター接続制御回路と、
    前記リング接続制御回路と前記スター接続制御回路との間でフレームを中継転送するスイッチ回路とを備え、
    前記スター接続制御回路は、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1(第2)のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1(第2)のハブへ転送するフレームを複製して前記第2(第1)のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第2(第1)のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1(第2)のハブへ転送する
    ことを特徴とするリング/スター型スイッチ。
  3. イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとそれぞれスター接続された第1および第2のハブとを備えるリング/スター型イーサネットシステムで用いられるフレーム転送制御方法であって、
    前記第1のリング/スター型スイッチが、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1のハブへ転送するフレームを複製して前記第2のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第2のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1のハブへ転送するステップと、
    前記第2のリング/スター型スイッチが、自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第2のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第2のハブへ転送するフレームを複製して前記第1のリング/スター型スイッチへ転送し、自装置が待機系として動作している場合、前記第1のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第2のハブへ転送するステップと
    を備えることを特徴とするフレーム転送制御方法。
  4. イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のリング側ノードとそれぞれリング接続された、冗長構成の第1および第2のリング/スター型スイッチと、前記第1のリング/スター型スイッチと接続するとともに、イーサネット通信用のフレームを送受信する複数のスター側ノードとスター接続された第1のハブと、前記第2のリング/スター型スイッチと接続するとともに、前記スター側ノードとスター接続された第2のハブとを備えリング/スター型イーサネットシステムで用いられる第1(第2)のリング/スター型スイッチで用いられるフレーム転送制御方法であって、
    自装置が現用系として動作している場合、前記リング側ノードと前記第1(第2)のハブとの間で相互にフレームを転送するとともに、当該フレームのうち前記第1(第2)のハブへ転送するフレームを複製して前記第2(第1)のリング/スター型スイッチへ転送するステップと、
    自装置が待機系として動作している場合、前記第2(第1)のリング/スター型スイッチから受信したフレームを前記第1(第2)のハブへ転送するステップと
    を備えることを特徴とするフレーム転送制御方法。
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