JP2007104283A - サーバ及びネットワークシステム並びにそれらの制御方法 - Google Patents

サーバ及びネットワークシステム並びにそれらの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回線に障害が生じてサーバにアクセス不可能になった端末の、サーバへのアクセスを迅速に回復することが目的とされる。
【解決手段】サーバ2は、サーバ側判断部231及びNIC制御部232を有する。サーバ側判断部231は、サーバ2が端末にアクセス可能であるか否かを判断する。NIC制御部232は、NIC21,22の各々を活性または非活性にする。NIC21,22はそれぞれ、ネットワークアドレスがアドレスAd1,Ad2に設定された端末からサーバ2へのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可する。NIC制御部232がNIC21を活性しNIC22を非活性にしている状況で、端末の少なくとも一にサーバがアクセス不可能であるとサーバ判断部が判断した場合には、当該状況からNIC制御部232はNIC22をも活性する。
【選択図】図4

Description

この発明は、サーバ及びネットワークシステム並びにそれらの制御方法に関し、例えばイーサネット(登録商標)に適用できる。
ネットワークシステムは、サーバ及び複数の端末を備える。サーバは、NIC(Network Interface Card)を有する。所定のネットワークアドレスに設定された端末だけが、当該NICを介してサーバにアクセスすることができる。複数の端末は、互いに一本の回線を共有し、当該回線を介してサーバに接続される。回線の一端はNICに接続される。
このようなネットワークシステムは、例えばバス型のイーサネット(登録商標)に採用されている。
なお、本発明に関連する先行技術を以下に示す。
特開平9−36862号公報 特開2005−130152号公報 特開2004−320300号公報 特開平9−50417号公報 特開2004−32452号公報 特開2004−356784号公報
例えば回線が切断されるなど回線に障害が生じた場合には、障害が生じた位置に対して他端側に接続された端末はサーバにアクセス不可能となる。
この場合、アクセス不可能になった端末は、回線の障害が取り除かれるまでサーバにアクセスすることができない。よって、サーバへのアクセスが可能になるまで長時間を要する。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、回線に障害が生じてサーバにアクセス不可能になった端末の、サーバへのアクセスを迅速に回復することが目的とされる。
この発明の請求項1にかかるサーバは、第1及び第2のNIC(Network Interface Card)と、サーバ側判断部と、前記第1及び第2のNICの各々を活性または非活性にするNIC制御部とを備える、サーバであって、前記第1のNICは、ネットワークアドレスが第1の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可し、前記第2のNICは、前記ネットワークアドレスが第2の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可し、前記サーバ側判断部は、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かを判断し、前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にしている状況において、前記端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記状況から前記NIC制御部は前記第2のNICをも活性する。
この発明の請求項2にかかるネットワークシステムは、請求項1に記載のサーバと、回線と、それぞれ前記回線上の異なる位置に接続される複数の前記端末とを備え、前記複数の前記端末はそれぞれ、前記ネットワークアドレスを前記第1及び前記第2の値のいずれか一方に設定し、前記一方を他方に変更可能な設定部と、前記端末が前記サーバにアクセス可能か否かを判断する端末側判断部とを有し、前記回線は前記第1及び前記第2のNICの間に接続される、ネットワークシステムであって、前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にし、かつ前記複数の端末の全ての前記設定部が前記ネットワークアドレスを前記第1の値に設定した通常設定において、前記複数の端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記通常設定から前記NIC制御部は前記第2のNICをも活性し、前記端末が前記サーバにアクセス不可能であると前記端末側判断部が判断した場合には、前記設定部は当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第1の値から前記第2の値に変更する。
この発明の請求項3にかかるネットワークシステムは、請求項2記載のネットワークシステムであって、前記通常設定において、前記端末は第1の信号を前記回線に出力し、前記サーバ側判断部は、前記サーバが前記第1の信号を受信できたか否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能であるか否かをそれぞれ判断する。
この発明の請求項4にかかるネットワークシステムは、請求項3記載のネットワークシステムであって、前記サーバは第2の信号を前記回線に出力し、前記端末側判断部は、前記端末が前記第2の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ判断する。
この発明の請求項5にかかるネットワークシステムは、請求項4記載のネットワークシステムであって、前記サーバが前記端末にアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合にのみ、前記サーバは前記第2の信号を前記回線に出力する。
この発明の請求項6にかかるネットワークシステムは、請求項2のネットワークシステムであって、前記通常設定において、前記サーバは第1の信号を前記回線に出力し、前記端末側判断部は、前記端末が前記第1の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ判断する。
この発明の請求項7にかかるネットワークシステムは、前記端末が前記サーバにアクセス可能であると前記端末側判断部が判断した場合にのみ、前記端末は第2の信号を前記回線に出力する、請求項6記載のネットワークシステムであって、前記サーバ側判断部は、前記サーバが前記第2の信号を受信できた否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かをそれぞれ判断する。
この発明の請求項8にかかるネットワークシステムは、請求項2乃至請求項7のいずれか一つに記載のネットワークシステムであって、前記第2のNICに隣接して前記回線に接続される前記端末に前記サーバがアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記NIC制御部は前記第2のNICを活性しない。
この発明の請求項9にかかるネットワークシステムは、前記サーバは、前記回線に障害が取り除かれたか否かを判断する回線障害判断部を更に有し、前記第1及び前記第2のNICの両方が活性されている場合には、前記サーバは、前記第1及び前記第2のNICのいずれか一方から他方に向けて第3の信号を、前記第2のNICから第4の信号をそれぞれ前記回線に出力し、前記回線障害判断部は、前記サーバが前記他方で当該第3の信号を受信できたか否かで前記回線に障害が取り除かれたか否かをそれぞれ判断し、前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部は、当該端末が前記第4の信号を受信できたか否かで、当該端末が前記サーバにアクセス可能か否かをそれぞれ判断する、請求項2乃至請求項8のいずれか一つに記載のネットワークシステムであって、前記回線の障害が取り除かれたと前記回線障害判断部が判断した場合には、前記NIC制御部は前記第2のNICだけを非活性にし、前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部が、当該端末が前記サーバにアクセス不可能であると判断とした場合には、当該端末の前記設定部は、当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第2の値から前記第1の値に変更する。
この発明の請求項10にかかるサーバの制御方法は、第1及び第2のNIC(Network Interface Card)と、サーバ側判断部と、前記第1及び第2のNICの各々を活性または非活性にするNIC制御部とを備える、サーバの制御方法であって、前記第1のNICには、ネットワークアドレスが第1の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可させ、前記第2のNICには、前記ネットワークアドレスが第2の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可させ、前記サーバ側判断部には、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かを判断させ、前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にしている状況において、前記端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記状況から前記NIC制御部に前記第2のNICをも活性させる。
この発明の請求項11にかかるネットワークシステムの制御方法は、請求項1に記載の前記サーバと、回線と、それぞれ前記回線上の異なる位置に接続される複数の前記端末とを備え、前記複数の前記端末はそれぞれ、前記ネットワークアドレスを前記第1及び前記第2の値のいずれか一方に設定し、前記一方を他方に変更可能な設定部と、前記端末が前記サーバにアクセス可能か否かを判断する端末側判断部とを有し、前記回線は前記第1及び前記第2のNICの間に接続されるネットワークシステムの、制御方法であって、前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にし、かつ前記複数の端末の全ての前記設定部が前記ネットワークアドレスを前記第1の値に設定した通常設定において、前記複数の端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記通常設定から前記NIC制御部に前記第2のNICをも活性させ、前記端末が前記サーバにアクセス不可能であると前記端末側判断部が判断した場合には、前記設定部に当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第1の値から前記第2の値に変更させる。
この発明の請求項12にかかるネットワークシステムの制御方法は、請求項11記載のネットワークシステムの制御方法であって、前記通常設定において、前記端末に第1の信号を前記回線に出力させ、前記サーバが前記第1の信号を受信できたか否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能であるか否かをそれぞれ前記サーバ側判断部に判断させる。
この発明の請求項13にかかるネットワークシステムの制御方法は、請求項12記載のネットワークシステムの制御方法であって、前記サーバに第2の信号を前記回線に出力させ、前記端末が前記第2の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ前記端末側判断部に判断させる。
この発明の請求項14にかかるネットワークシステムの制御方法は、請求項13記載のネットワークシステムの制御方法であって、前記サーバが前記端末にアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合にのみ、前記サーバに前記第2の信号を前記回線に出力させる。
この発明の請求項15にかかるネットワークシステムの制御方法は、請求項11のネットワークシステムの制御方法であって、前記通常設定において、前記サーバに第1の信号を前記回線に出力させ、前記端末が前記第1の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ前記端末側判断部に判断させる。
この発明の請求項16にかかるネットワークシステムの制御方法は、前記端末が前記サーバにアクセス可能であると前記端末側判断部が判断した場合にのみ、前記端末に第2の信号を前記回線へと出力させる、請求項15記載のネットワークシステムの制御方法であって、前記サーバが前記第2の信号を受信できた否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かをそれぞれ前記サーバ側判断部に判断させる。
この発明の請求項17にかかるネットワークシステムの制御方法は、請求項11乃至請求項16のいずれか一つに記載のネットワークシステムの制御方法であって、前記第2のNICに隣接して前記回線に接続される前記端末に前記サーバがアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記NIC制御部に前記第2のNICを活性させない。
この発明の請求項18にかかるネットワークシステムの制御方法は、前記サーバは、前記回線に障害が取り除かれたか否かを判断する回線障害判断部を更に有し、前記第1及び前記第2のNICの両方が活性されている場合には、前記サーバに、前記第1及び前記第2のNICのいずれか一方から他方に向けて第3の信号を、前記第2のNICから第4の信号をそれぞれ前記回線に出力させ、前記回線障害判断部には、前記サーバが前記他方で当該第3の信号を受信できたか否かで前記回線に障害が取り除かれたか否かをそれぞれ判断させ、前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部には、当該端末が前記第4の信号を受信できたか否かで、当該端末が前記サーバにアクセス可能か否かをそれぞれ判断させる、請求項11乃至請求項17のいずれか一つに記載のネットワークシステムの制御方法であって、前記回線の障害が取り除かれたと前記回線障害判断部が判断した場合には、前記NIC制御部に前記第2のNICだけを非活性にさせ、前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部が、当該端末が前記サーバにアクセス不可能であると判断とした場合には、当該端末の前記設定部に、当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第2の値から前記第1の値に変更させる。
この発明の請求項1にかかるサーバ、あるいは請求項10にかかるサーバの制御方法によれば、ネットワークアドレスが第2の値に設定された端末もサーバにアクセス可能となるので、サーバにアクセス可能な端末を増やすことができる。
この発明の請求項2にかかるネットワークシステム、あるいは請求項11にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、通常設定時において回線に障害が生じて複数の端末の少なくとも一がサーバにアクセス不可能になっても、NIC制御部は第2のNICをも活性し、かつ当該少なくとも一の端末の設定部はそれぞれ、当該端末のネットワークアドレスを第1の値から第2の値に変更するので、当該端末は再びサーバにアクセス可能になる。
この発明の請求項3にかかるネットワークシステム、あるいは請求項12にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、サーバが端末にアクセス可能であるか否かの判断が容易である。
この発明の請求項4または請求項6にかかるネットワークシステム、あるいは請求項13または請求項15にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、端末がサーバにアクセス可能であるか否かの判断が容易である。
この発明の請求項5または請求項7にかかるネットワークシステム、あるいは請求項14または請求項16にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、サーバ及び端末が互いに連係して、サーバ側ではNIC制御部が第2のNICを活性し、端末側では設定部が端末のネットワークアドレスを第1の値から第2の値に変更する。よって、アクセスの回復が迅速である。
この発明の請求項8にかかるネットワークシステム、あるいは請求項17にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、第2のNICに隣接して回線に接続された端末にサーバがアクセス可能であれば、当該端子に対して第1のNIC側で回線に接続された端末にサーバがアクセス不可能であっても、回線に障害は生じていない。よって、NIC制御部に第2のNICを活性させないことで、不要な設定を回避する。
この発明の請求項9にかかるネットワークシステム、あるいは請求項18にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、回線の障害が取り除かれた否かの判断が容易である。そして、回線の障害が取り除かれた場合には、ネットワークを通常設定に戻すことができる。
第1の実施の形態.
図1及び図2は、本実施の形態にかかるネットワークシステムを概念的に示す。図1では回線100に障害が生じていない場合が、図2では回線100上の位置L21で障害が生じた場合がそれぞれ示されている。
ネットワークシステムは、回線100、サーバ2及び端末11〜16を備える。サーバ2はNIC21,22を有し、回線100はNIC21とNIC22との間に接続される。
端末11〜16はそれぞれ、回線100上の異なる位置L11〜L16で回線100に接続される。例えば図1で示されるように、それぞれ位置L11〜L16に設けられたコネクタC1〜C6を介して回線100に接続される。コネクタC1〜C6はそれぞれ、回線100に直列に接続される二つの端子と、端末11〜16を回線100に接続する一つの端子とを有する。
図3は、端末11の構成を概念的に示す。端末11は、制御部111を有する。
制御部111は、端末側判断部1111及び設定部1112を含む。
端末側判断部1111は、端末11がサーバ2とアクセス可能であるか否かを判断する。
設定部1112は、端末11のネットワークアドレスをアドレスAd1,Ad2のいずれか一方Ad1(Ad2)に設定し、当該一方を他方Ad2(Ad1)に変更可能である。設定部1112によるアドレスAd1,Ad2の変更は、端末側判断部1111の判断に基づいて行われる。なお、詳細は後述する。
端末12〜16も、端末11と同様に、それぞれ端末側判断部1211〜1611及び設定部1212〜1612を含む制御部121〜161を有する。
図1では、端末11〜16の全てのネットワークアドレスがアドレスAd1に設定された場合が示されている。図2では、端末11〜13のネットワークアドレスがアドレスAd1に、端末14〜16のネットワークアドレスがアドレスAd2にそれぞれ設定された場合が示されている。なお、図1及び図2では、ネットワークアドレスがアドレスAd1に設定された端末を破線201で囲み、ネットワークアドレスがアドレスAd2に設定された端末を破線202で囲んでいる。
図4は、サーバ2の構成を概念的に示す。サーバ2は更に制御部23を有する。
制御部23は、サーバ側判断部231及びNIC制御部232を含む。
サーバ側判断部231は、サーバ2が端末11〜16にアクセス可能であるか否かを判断する。
NIC制御部232は、NIC21,22の各々を活性または非活性にする。NIC制御部232によるNIC21,22の制御は、サーバ側判断部231の判断に基づいて行われる。なお、詳細は後述する。図1及び図2では、NIC21,22が活性された場合を斜線で示している。
NIC21は、ネットワークアドレスがアドレスAd1に設定された端末11〜16からサーバ2へのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可する。NIC22は、ネットワークアドレスがアドレスAd2に設定された端末11〜16からサーバ2へのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可する。
図1では、NIC21のみが活性され、端末11〜16のサーバ2へのアクセスがNIC21で許可される。図2では、NIC21、22両方が活性され、端末11〜13のサーバ2へのアクセスがNIC21で、端末14〜16のサーバ2へのアクセスがNIC22でそれぞれ許可される。
図1で示されるように、NIC制御部232がNIC21を活性し、NIC22を非活性にし、かつ設定部1112〜1612が端末11〜16の全てのネットワークアドレスをアドレスAd1に設定した場合(この場合を以下、「通常設定」という。)には、端末11〜16はそれぞれNIC21を介してサーバ2にアクセスすることができる。
一方、回線100上の位置L21で障害が生じた場合には、端末14〜16とのアクセスが遮断されるので、通常設定のままでは端末14〜16はサーバ2にアクセスすることができない。
そこで、図2で示されるように、NIC制御部232がNIC21、22の両方を活性し、かつ設定部111〜113が端末11〜13のネットワークアドレスをアドレスAd1に、設定部114〜116が端末14〜16のネットワークアドレスをアドレスAd2にそれぞれ設定する。これにより、端末11〜13はNIC21を介して、端末14〜16はNIC22を介して、それぞれサーバ2にアクセス可能になる。
具体的には、サーバ側判断部231は、通常設定においてサーバ2がNIC21を介しては端末14〜16にアクセス不可能であると判断し、これに基づいて通常設定からNIC制御部232はNIC22をも活性する。他方、端末側判断部1411〜1611は、端末14〜16がサーバ2にNIC21を介してはアクセス不可能であると判断し、これに基づいて設定部1412〜1612は端末14〜16のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する。
上述した制御は、例えば位置L21とは異なる回線100上の位置で障害が生じた場合にも適用できる。例えば端末15と端末16の間で回線100に障害が生じた場合には、通常設定では端末16とサーバ2とのアクセスが不可能になる。しかし、上述した制御を端末16とサーバ2に適用することで、端末16とサーバ2とのアクセスがNIC22を介して可能になる。
端末16のみがサーバ2にアクセス不可能になった場合にも上記制御が適用できることに鑑みれば、次のように把握することができる。すなわち、上述した制御のうちサーバ側の制御は、サーバ2が端末11〜16の少なくとも一にアクセス不可能であるとサーバ側判断部231が判断した場合には、通常設定からNIC制御部232はNIC22をも活性する。
上述したネットワークシステム及びその制御方法によれば、通常設定時において回線100に障害が生じて複数の端末11〜16の少なくとも一(図2の場合は端末14〜16)がサーバ2にアクセス不可能になっても、NIC制御部232はNIC22をも活性し、かつ当該少なくとも一の端末14〜16の設定部1412〜1612はそれぞれ、端末14〜16のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更するので、当該端末14〜16は再びサーバ2にアクセス可能になる。
以下では、サーバ2の制御部23の制御と、端末11〜16の制御部111〜116の制御とについて、より詳細に説明する。
第2の実施の形態.
図5は、本実施の形態にかかる制御方法を示すフローチャートである。図5では、端末14内での制御の流れ及びサーバ2内での制御の流れをそれぞれ実線の矢印で示し、端末14とサーバ2との関連を破線の矢印で示す。第2及び第3の実施の形態でそれぞれ説明される図8及び図11でも同様である。
図6及び図7は、信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す。図6及び図7では、端末14及びサーバ2から送信された信号S1,S2のそれぞれが、サーバ2及び端末14で受信できる場合を実線の矢印で示し、サーバ2及び端末14で受信できない場合を破線の矢印で示す。第2及び第3の実施の形態でそれぞれ説明される図9、図10、図12及び図13でも同様である。また、図6では回線100に障害のない場合が、図7では回線100に障害が生じた場合がそれぞれ示されている。
なお、本実施の形態を含め以下のいずれの実施の形態においても、回線100に障害が生じて端末11〜16から回線100に出力された信号S1がサーバ2に到達する場合だけでなく、到達しない場合も含めて、端末11〜16がサーバ2に向けて回線100に信号S1を出力することを、端末11〜16が信号S1をサーバ2に「送信」すると表現する。同様に、サーバ2が端末14に向けて回線100に信号S2を出力することを、サーバ2が信号S2を端末14に「送信」するという。
端末14は、通常設定において、所定の時間Δt1ごとに信号S1をサーバ2に送信する(ステップ201)。具体的には、時刻t11で信号S1をサーバ2に送信し、時刻t11から所定の時間Δt1が経過するごと(時刻t31,t51,・・・)に信号S1をサーバ2に送信する(図6、図7)。信号S1は、例えば送信部112によって送信される(図3)。
サーバ2は、端末14の信号S1の送信に並行して、所定の時間Δt2ごとに信号S2をNIC21から端末14に送信する(ステップ301)。具体的には、時刻t21で信号S2を端末14に送信し、時刻t21から所定の時間Δt2が経過するごと(時刻t41,t61,・・・)に信号S2を端末14に送信する(図6,図7)。信号S2は、例えば送信部24によって送信される(図4)。
端末側判断部1411は、ある時刻から所定の時間Δt11内に信号S2を端末14が受信できたか否かで、端末14がNIC21を介してサーバ2にアクセス可能であるか(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)をそれぞれ判断する(ステップ202)。信号S2の受信は例えば受信部113で行われ、受信部113は信号S2を受信できたか否かを端末側判断部1411に通知する(図3)。
このような制御によれば、端末14がサーバ2にアクセス可能であるか否かの判断を、端末側判断部1411で容易に行うことができる。
図6及び図7では、当該ある時刻として時刻t11,t31,t51が採用されている。しかし、時刻t11,t31,t51と異なる時刻が採用されても良い。
ステップ202で端末側判断部1411が「Yes」と判断した場合には、端末側判断部1411で再びステップ202が実行される。
図6では、端末14が、時刻t211,t411,t611に信号S2を受信した場合が示されている。時刻t211,t411,t611はそれぞれ、時刻t11,t31,t51から所定の時間Δt11内(すなわち、時刻t212,t412,t612迄)にあるので、端末側判断部1411は、ステップ202で「Yes」と判断する。
ステップ202で端末側判断部1411が「No」と判断した場合には、設定部1412は、端末14のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する(ステップ203)。
図7では、時刻t31と時刻311との間の、ある時刻tdで、回線100に障害が生じた場合(図2)が示されている。この場合、端末14は、時刻31から所定の時間Δt11内(すなわち、時刻t412迄)に、信号S2を受信することができない。よって、端末側判断部14はステップ202で「No」と判断し、これに基づいて設定部1412は端末14のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する(ステップ203)。
サーバ側判断部231は、ある時刻から所定の時間Δt21内に信号S1を受信できたか否かで、サーバ2がNIC21を介して端末14にアクセス可能であるか(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)を判断する(ステップ302)。信号S1の受信は、例えば受信部25で行われ、受信部25は信号S1を受信できた否かをサーバ側判断部231に通知する(図4)。
このような制御によれば、サーバ2が端末14にアクセス可能であるか否かの判断を、サーバ側判断部231で容易に行うことができる。
図6及び図7では、当該ある時刻として時刻t21,t41が採用されている。しかし、時刻t21,t41と異なる時刻が採用されても良い。
ステップ302でサーバ側判断部231が「Yes」と判断した場合には、サーバ側判断部231で再びステップ302が実行される。
図6では、サーバ2が、時刻t311,t511に信号S1を受信した場合が示されている。時刻t311,t511はそれぞれ、時刻t21,t41から所定の時間Δt21内(すなわち、時刻t312,t512迄)にあるので、サーバ側判断部231は、ステップ302で「Yes」と判断する。
ステップ302でサーバ側判断部231が「No」と判断した場合には、NIC制御部232はNIC22をも活性する(ステップ303)。
図7を用いて説明すれば、回線100の障害が時刻tdに生じているので、サーバ2は、時刻t21から所定の時間Δt21内(すなわち、時刻312迄)に、端末14から時刻t31に送信された信号S1を受信できない。よって、サーバ側判断部231はステップ303で「No」と判断し、これに基づいてNIC制御部232はNIC22を活性する(ステップ303)。
本実施の形態にかかるネットワークシステム及びその制御方法によれば、第1の実施の形態と同様に、通常設定時において回線100に障害が生じてアクセス不可能になった端末14は、再びサーバ2にアクセス可能になる。
通常設定時において回線100上の位置L21で障害が生じた場合には、端末15,16もサーバ2にアクセス不可能になる。しかし、端末15,16についても端末14と同様に、設定部1512,1612が、端末15,16のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更することで、NIC22を介して再びサーバ2にアクセス可能になる。
図7では、回線100に障害が生じた時刻td以降も、端末14は所定の時間Δt1ごとに信号S1を送信し、サーバ2は所定の時間Δt2ごとに信号S2を送信している。しかし、端末14はステップ203を実行した後、サーバ2はステップ303を実行した後は、それぞれ信号S1,S2の送信を停止してもよい。
図5に戻って、NIC制御部232がNIC22を活性(ステップ303)した後、サーバ2は、NIC21からNIC22に向けてパケットを送信する(ステップ304)。また、NIC22が活性されている場合のみ、サーバ2は、NIC22からネットワークアドレスがアドレスAd2に設定された端末14〜16に向けて信号S3を送信する(ステップ307)。そして、ステップ305へ移行する。例えば、制御部23が、NIC制御部232がNIC22を活性したことを検知して、パケット送信部26にパケットを、送信部28に信号S3をそれぞれ送信させる(図4)。
サーバ2は、制御部23に回線障害判断部233を更に含む(図4)。回線障害判断部233は、サーバ2がNIC22でパケットを受信できたか否かで、回線100の障害が取り除かれたか(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)をそれぞれ判断する(ステップ305)。を判断する。パケットの受信は、例えばパケット受信部27で行われる(図4)。
ステップ305で回線障害判断部233が「No」と判断した場合には、再び回線障害判断部233でステップ304が実行される。このとき、回線100に障害が生じたままなので、サーバ2及び端末14〜16は、変更後の設定で維持される。
ステップ305で回線障害判断部233が「Yes」と判断した場合には、NIC制御部232はNIC22を非活性にする(ステップ306)。
ネットワークアドレスがアドレスAd2に設定された端末14〜16の端末側判断部1411〜1611は、端末14〜16が信号S3を受信できたか否かで、端末14〜16がNIC22を介してサーバ2にアクセス可能か(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)をそれぞれ判断する(ステップ204)。
端末側判断部1411〜1611が「Yes」と判断した場合には、端末側判断部1411〜1611で再びステップ204が実行される。
端末側判断部1411〜1611が「No」と判断した場合には、設定部1412〜1612はそれぞれ、端末14〜16のネットワークアドレスをアドレスAd2からアドレスAd1に変更する(ステップ205)。
具体的には、NIC22が非活性にされると、サーバ2は信号S3をNIC22から送信しなくなる。そうすると、端末14〜16は信号S3を受信できない。よって、端末側判断部1411〜1611はステップ205で「No」と判断する。
このような制御によれば、回線100の障害が取り除かれた否かの判断を、回線障害判断部で容易に行うことができる。そして、回線100の障害が取り除かれた場合には、ネットワークシステムを通常設定に戻すことができる。
第3の実施の形態.
本実施の形態では、第2の実施の形態で説明されたネットワークシステムであって、サーバ2が、信号S1を端末14から受信した場合にのみ、信号S2を端末14に送信するネットワークシステムについて説明する。
図8は、本実施の形態にかかる制御方法を示すフローチャートである。図9及び図10は、信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す。なお、図9では回線100に障害のない場合が、図10では回線100に障害が生じた場合がそれぞれ示されている。
端末14は、第2の実施の形態(図5で示されるステップ201)と同様にして、所定の時間Δt1ごとに信号S1をサーバ2に送信する(ステップ211)。
サーバ側判断部231は、ある時刻から所定の時間Δt22内に信号S1を受信できたか否かで、サーバ2がNIC21を介して端末14とアクセス可能か(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)をそれぞれ判断する(ステップ311)。図9及び図10では、当該ある時刻として時刻t22が(図9では時刻t42も)採用されている。しかし、時刻t22,t42と異なる時刻が採用されても良い。
ステップ311でサーバ側判断部231が「Yes」と判断した場合には、サーバ2はNIC21から信号S2を端末14へ送信し(ステップ312)、かつサーバ側判断部231で再びステップ311が実行される。信号S2の送信は、例えばサーバ側判断部231からの指令に基づいて送信部24が行う(図4)。
図9では、サーバ2が、時刻t311,t511に信号S1を受信した場合が示されている。時刻t311,t511はそれぞれ、時刻t22,t42から所定の時間Δt22内(すなわち、時刻t322,t522迄)にあるので、サーバ側判断部231は、ステップ311で「Yes」と判断する。
そして、時刻311,t511後の時刻t42,t62に、サーバ2は信号S2を端末14に送信する(ステップ312)。
ステップ311でサーバ側判断部231が「No」と判断した場合には、NIC制御部232はNIC22をも活性する(ステップ313)。
図8では、時刻t31と時刻t311との間の、ある時刻tdで、回線100に障害が生じた場合(図2)が示されている。この場合、サーバ2は、時刻t22から所定の時間Δt22内(すなわち、時刻t322迄)に、信号S1を受信することができない。よって、サーバ側判断部231はステップ311で「No」と判断し、これに基づいてNIC制御部232はNIC22を活性する(ステップ313)。
端末側判断部1411は、ある時刻から所定の時間Δt12内に信号S2を受信できたか否かで、端末14がNIC21を介してサーバ2にアクセス可能であるか(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)を判断する(ステップ212)。図9及び図10では、当該ある時刻として時刻t11,t31,t51が採用されている。しかし、時刻t11,t31,t51と異なる時刻が採用されても良い。
ステップ212で端末側判断部1411が「Yes」と判断した場合には、端末側判断部1411で再びステップ212が実行される。
図9では、端末14が、時刻t221,t421,t621に信号S2を受信した場合が示されている。時刻t221,t421,t621はそれぞれ、時刻t11,t31,t51から所定の時間Δt12内(すなわち、時刻t222,t422,t622迄)にあるので、端末側判断部1411は、ステップ212で「Yes」と判断する。
ステップ212で端末側判断部1411が「No」と判断した場合には、設定部1412は、端末14のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する(ステップ213)。
図8を用いて説明すれば、回線100の障害が時刻tdに生じているので、サーバ2は、時刻t22から所定の時間Δt22内に信号S1を受信できず、以ってサーバ2は信号S2を送信しない。そうすると、端末14は、時刻t31から所定の時間Δt12内(すなわち、時刻t422迄)に信号S2を受信できない。よって、端末側判断部1411はステップ212で「No」と判断し、これに基づいて設定部1412は、端末14のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2へ変更する(ステップ213)。
本実施の形態にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、サーバ2及び端末14が互いに連係して、サーバ2側ではNIC制御部232がNIC22を活性し、端末14側では設定部1412がネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する。よって、アクセスの回復が迅速である。
通常設定時において回線100上の位置L21で障害が生じた場合には、端末15,16もサーバ2にアクセス不可能になる。しかし、端末15,16についても端末14と同様に、設定部1512,1612が、端末15,16のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更することで、NIC22を介して再びサーバ2にアクセス可能になる。
図8では、回線100に障害が生じた時刻td以降も、端末14は所定の時間Δt1ごとに信号S1を送信している。しかし、端末14はステップ213が実行された後は信号S1の送信を停止してもよい。
第2の実施の形態で説明したと同様にして、サーバ2はステップ313の実行後にステップ304〜307を、端末14〜16はステップ213の実行後にステップ204,205を、それぞれ実行することが望ましい。
第4の実施の形態.
本実施の形態では、第2の実施の形態で説明されたネットワークシステムであって、端末14が、信号S2をサーバ2から受信した場合にのみ、信号S1をサーバ2に送信するネットワークシステムについて説明する。
図11は、本実施の形態にかかる制御方法を示すフローチャートである。図12及び図13は、信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す。なお、図12では回線100に障害のない場合が、図13では回線100に障害が生じた場合がそれぞれ示されている。
サーバ2は、第2の実施の形態(図5で示されるステップ301)と同様にして、所定の時間Δt2ごとに信号S2を端末14に送信する(ステップ321)。
端末側判断部1411は、ある時刻から所定の時間Δt13内に信号S2を受信できたか否かで、端末14がNIC21を介してサーバ2にアクセス可能であるか(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)を判断する(ステップ221)。図12及び図13では、当該ある時刻として時刻t13,t33が(図12では時刻t53も)採用されている。しかし、時刻t13,t33,t53と異なる時刻が採用されても良い。
ステップ321で端末側判断部1411が「Yes」と判断した場合には、端末14は信号S1をサーバ2に送信し(ステップ222)、かつ端末14で再びステップ221が実行される。信号S1の送信は、例えば端末側判断部1411からの指令に基づいて送信部112が行う(図3)。
図12では、端末14が、時刻t211,t411,t611に信号S2を受信した場合が示されている。時刻t211,t411,t611はそれぞれ、時刻t13,t33,t53から所定の時間Δt13内(すなわち時刻t232,t432,t632迄)にあるので、端末側判断部1411は、ステップ221で「Yes」と判断する。
そして、時刻t211,t411後の時刻t33,t53に、端末14は信号S1をサーバ2に送信する(ステップ222)。
ステップ221で端末側判断部1411が「No」と判断した場合には、設定部1412は、端末14のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する(ステップ223)。
図13では、時刻t21と時刻t211との間の、ある時刻tdで、回線100に障害が生じた場合(図2)が示されている。この場合、端末14は、時刻t13から所定の時間Δt13内(すなわち、時刻232迄)に、信号S2を受信することができない。よって、端末側判断部1411はステップ221で「No」と判断し、これに基づいて設定部1412は、端末14のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する(ステップ223)。
サーバ側判断部231は、ある時刻から所定のΔt23内に信号S1を受信できたか否かで、サーバ2がNIC21を介して端末14にアクセス可能であるか(以下、「Yes」という。)、否か(以下、「No」という。)を判断する(ステップ322)。図12及び図13では、当該ある時刻として時刻t21,t41が採用されている。しかし、時刻t21,t41とは異なる時刻が採用されても良い。
ステップ322でサーバ側判断部231が「Yes」と判断した場合には、サーバ側判断部231で再びステップ322が実行される。
図12では、サーバ2が、時刻t331,t531に信号S1を受信した場合が示されている。時刻t331,t531はそれぞれ、時刻t21,t41から所定の時間Δt23内(すなわち、時刻t332,t532迄)にあるので、サーバ側判断部231は、ステップ322で「Yes」と判断する。
ステップ322でサーバ側判断部231が「No」と判断した場合には、NIC制御部232はNIC22をも活性する(ステップ323)。
図13を用いて説明すれば、回線100の障害が時刻tdで生じているので、端末14は、時刻13から所定の時間Δt13内に信号S2を受信できず、以って信号S1を送信しない。そうすると、サーバ2は、時刻t21から所定の時間Δt23内(すなわち、時刻t332迄)に信号S1を受信できない。よって、サーバ側判断部231はステップ322で「No」と判断し、これに基づいてNIC制御部232は、NIC22を活性する(ステップ323)。
本実施の形態にかかるネットワークシステムの制御方法によれば、サーバ2及び端末14が互いに連係して、サーバ2側ではNIC制御部232がNIC22を活性し、端末14側では設定部1412がネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更する。よって、アクセスの回復が迅速である。
通常設定時において回線100上の位置L21で障害が生じた場合には、端末15,16もサーバ2にアクセス不可能になる。しかし、端末15,16についても端末14と同様に、設定部1512,1612が端末15,16のネットワークアドレスをアドレスAd1からアドレスAd2に変更することで、NIC22を介して再びサーバ2にアクセス可能になる。
図13では、回線100に障害が生じた時刻td以降も、サーバ2は所定の時間Δt2ごとに信号S2を送信し、サーバ2は所定の時間Δt2ごとに信号S2を送信している。しかし、サーバ2はステップ323が実行された後は信号S2の送信を停止してもよい。
第2の実施の形態で説明したと同様にして、サーバ2はステップ323の実行後にステップ304〜307を、端末14〜16はステップ223の実行後にステップ204,205を、それぞれ実行することが望ましい。
上述したいずれの実施の形態においても、通常設定においてサーバ2が、端末16から送信された信号S1を受信できた場合には、その他の端末11〜15からの信号S1の少なくとも一を受信することができない場合であっても、NIC制御部232にNIC22を活性させないことが望ましい。なぜなら、端末16は、その他の端末11〜15のいずれに対してもNIC21と反対側で回線100に接続されているので、端末16からの信号S1をサーバ2が受信できる場合には、回線100に障害が生じていない可能性が高いからである。なお、端末16は、NIC22に隣接して回線100に接続されていると把握される。
端末16からの信号S1をサーバ2で受信できて、他の端末11〜15からの信号S1をサーバ2が受信できない場合として、例えば端末11〜15が起動していない場合や故障している場合などが想定できる。
このような制御によれば、回線100に障害が生じていない場合に不要な設定を行わない。
第1の実施の形態で説明される、ネットワークシステムを概念的に示す図である。 回線100上の位置L21で障害が生じた場合を示す図である。 端末11の構成を概念的に示すブロック図である。 サーバ2の構成を概念的に示すブロック図である。 第2の実施の形態で説明される、ネットワークシステムの制御方法のフローを示す図である。 信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す図である。 信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す図である。 第3の実施の形態で説明される、ネットワークシステムの制御方法のフローを示す図である。 信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す図である。 信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す図である。 第4の実施の形態で説明される、ネットワークシステムの制御方法のフローを示す図である。 信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す図である。 信号S1,S2の送受信について時間との関係を示す図である。
符号の説明
2 サーバ
11〜16 端末
21,22 NIC
100 回線
231 サーバ側判断部
232 NIC制御部
233 回線障害判断部
1111〜1611 端末側判断部
1112〜1612 設定部
Ad1,Ad2 ネットワークアドレス(第1及び第2の値)
S1〜S3 信号

Claims (18)

  1. 第1及び第2のNIC(Network Interface Card)と、
    サーバ側判断部と、
    前記第1及び第2のNICの各々を活性または非活性にするNIC制御部と
    を備える、サーバであって、
    前記第1のNICは、ネットワークアドレスが第1の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可し、
    前記第2のNICは、前記ネットワークアドレスが第2の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可し、
    前記サーバ側判断部は、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かを判断し、
    前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にしている状況において、前記端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記状況から前記NIC制御部は前記第2のNICをも活性する、サーバ。
  2. 請求項1に記載のサーバと、
    回線と、
    それぞれ前記回線上の異なる位置に接続される複数の前記端末と
    を備え、
    前記複数の前記端末はそれぞれ、
    前記ネットワークアドレスを前記第1及び前記第2の値のいずれか一方に設定し、前記一方を他方に変更可能な設定部と、
    前記端末が前記サーバにアクセス可能か否かを判断する端末側判断部と
    を有し、
    前記回線は前記第1及び前記第2のNICの間に接続される、ネットワークシステムであって、
    前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にし、かつ前記複数の端末の全ての前記設定部が前記ネットワークアドレスを前記第1の値に設定した通常設定において、
    前記複数の端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記通常設定から前記NIC制御部は前記第2のNICをも活性し、
    前記端末が前記サーバにアクセス不可能であると前記端末側判断部が判断した場合には、前記設定部は当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第1の値から前記第2の値に変更する、ネットワークシステム。
  3. 前記通常設定において、前記端末は第1の信号を前記回線に出力し、
    前記サーバ側判断部は、前記サーバが前記第1の信号を受信できたか否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能であるか否かをそれぞれ判断する、請求項2記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバは第2の信号を前記回線に出力し、
    前記端末側判断部は、前記端末が前記第2の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ判断する、請求項3記載のネットワークシステム。
  5. 前記サーバが前記端末にアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合にのみ、前記サーバは前記第2の信号を前記回線に出力する、請求項4記載のネットワークシステム。
  6. 前記通常設定において、前記サーバは第1の信号を前記回線に出力し、
    前記端末側判断部は、前記端末が前記第1の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ判断する、請求項2のネットワークシステム。
  7. 前記端末が前記サーバにアクセス可能であると前記端末側判断部が判断した場合にのみ、前記端末は第2の信号を前記回線に出力する、請求項6記載のネットワークシステムであって、
    前記サーバ側判断部は、前記サーバが前記第2の信号を受信できた否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かをそれぞれ判断する、ネットワークシステム。
  8. 前記第2のNICに隣接して前記回線に接続される前記端末に前記サーバがアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記NIC制御部は前記第2のNICを活性しない、請求項2乃至請求項7のいずれか一つに記載のネットワークシステム。
  9. 前記サーバは、
    前記回線に障害が取り除かれたか否かを判断する回線障害判断部
    を更に有し、
    前記第1及び前記第2のNICの両方が活性されている場合には、前記サーバは、前記第1及び前記第2のNICのいずれか一方から他方に向けて第3の信号を、前記第2のNICから第4の信号をそれぞれ前記回線に出力し、
    前記回線障害判断部は、前記サーバが前記他方で当該第3の信号を受信できたか否かで前記回線に障害が取り除かれたか否かをそれぞれ判断し、
    前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部は、当該端末が前記第4の信号を受信できたか否かで、当該端末が前記サーバにアクセス可能か否かをそれぞれ判断する、請求項2乃至請求項8のいずれか一つに記載のネットワークシステムであって、
    前記回線の障害が取り除かれたと前記回線障害判断部が判断した場合には、前記NIC制御部は前記第2のNICだけを非活性にし、
    前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部が、当該端末が前記サーバにアクセス不可能であると判断とした場合には、当該端末の前記設定部は、当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第2の値から前記第1の値に変更する、ネットワークシステム。
  10. 第1及び第2のNIC(Network Interface Card)と、
    サーバ側判断部と、
    前記第1及び第2のNICの各々を活性または非活性にするNIC制御部と
    を備える、サーバの制御方法であって、
    前記第1のNICには、ネットワークアドレスが第1の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可させ、
    前記第2のNICには、前記ネットワークアドレスが第2の値に設定された端末から前記サーバへのアクセスを、自身が活性されている場合にのみ許可させ、
    前記サーバ側判断部には、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かを判断させ、
    前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にしている状況において、前記端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記状況から前記NIC制御部に前記第2のNICをも活性させる、サーバの制御方法。
  11. 請求項1に記載の前記サーバと、
    回線と、
    それぞれ前記回線上の異なる位置に接続される複数の前記端末と
    を備え、
    前記複数の前記端末はそれぞれ、
    前記ネットワークアドレスを前記第1及び前記第2の値のいずれか一方に設定し、前記一方を他方に変更可能な設定部と、
    前記端末が前記サーバにアクセス可能か否かを判断する端末側判断部と
    を有し、
    前記回線は前記第1及び前記第2のNICの間に接続されるネットワークシステムの、制御方法であって、
    前記NIC制御部が前記第1のNICを活性し前記第2のNICを非活性にし、かつ前記複数の端末の全ての前記設定部が前記ネットワークアドレスを前記第1の値に設定した通常設定において、
    前記複数の端末の少なくとも一に前記サーバがアクセス不可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記通常設定から前記NIC制御部に前記第2のNICをも活性させ、
    前記端末が前記サーバにアクセス不可能であると前記端末側判断部が判断した場合には、前記設定部に当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第1の値から前記第2の値に変更させる、ネットワークシステムの制御方法。
  12. 前記通常設定において、前記端末に第1の信号を前記回線に出力させ、
    前記サーバが前記第1の信号を受信できたか否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能であるか否かをそれぞれ前記サーバ側判断部に判断させる、請求項11記載のネットワークシステムの制御方法。
  13. 前記サーバに第2の信号を前記回線に出力させ、
    前記端末が前記第2の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ前記端末側判断部に判断させる、請求項12記載のネットワークシステムの制御方法。
  14. 前記サーバが前記端末にアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合にのみ、前記サーバに前記第2の信号を前記回線に出力させる、請求項13記載のネットワークシステムの制御方法。
  15. 前記通常設定において、前記サーバに第1の信号を前記回線に出力させ、
    前記端末が前記第1の信号を受信できたか否かで、前記端末が前記サーバにアクセス可能であるか否かをそれぞれ前記端末側判断部に判断させる、請求項11のネットワークシステムの制御方法。
  16. 前記端末が前記サーバにアクセス可能であると前記端末側判断部が判断した場合にのみ、前記端末に第2の信号を前記回線へと出力させる、請求項15記載のネットワークシステムの制御方法であって、
    前記サーバが前記第2の信号を受信できた否かで、前記サーバが前記端末にアクセス可能か否かをそれぞれ前記サーバ側判断部に判断させる、ネットワークシステムの制御方法。
  17. 前記第2のNICに隣接して前記回線に接続される前記端末に前記サーバがアクセス可能であると前記サーバ側判断部が判断した場合には、前記NIC制御部に前記第2のNICを活性させない、請求項11乃至請求項16のいずれか一つに記載のネットワークシステムの制御方法。
  18. 前記サーバは、
    前記回線に障害が取り除かれたか否かを判断する回線障害判断部
    を更に有し、
    前記第1及び前記第2のNICの両方が活性されている場合には、前記サーバに、前記第1及び前記第2のNICのいずれか一方から他方に向けて第3の信号を、前記第2のNICから第4の信号をそれぞれ前記回線に出力させ、
    前記回線障害判断部には、前記サーバが前記他方で当該第3の信号を受信できたか否かで前記回線に障害が取り除かれたか否かをそれぞれ判断させ、
    前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部には、当該端末が前記第4の信号を受信できたか否かで、当該端末が前記サーバにアクセス可能か否かをそれぞれ判断させる、請求項11乃至請求項17のいずれか一つに記載のネットワークシステムの制御方法であって、
    前記回線の障害が取り除かれたと前記回線障害判断部が判断した場合には、前記NIC制御部に前記第2のNICだけを非活性にさせ、
    前記ネットワークアドレスが前記第2の値に設定された前記端末の前記端末側判断部が、当該端末が前記サーバにアクセス不可能であると判断とした場合には、当該端末の前記設定部に、当該端末の前記ネットワークアドレスを前記第2の値から前記第1の値に変更させる、ネットワークシステムの制御方法。
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