JP5069664B2 - フィールドネットワークシステム - Google Patents

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Description

この発明は、制御用のCPU装置によりフィールドネットワーク伝送路を介してデジタル機器を制御するフィールドネットワークシステムに関するもので、特にCPU装置がマスタ用と待機用の2重化にされ、且つフィールドネットワーク伝送路も2重化されたフィールドネットワークシステムに関するものである。
電力系統の監視制御を行うシステムにおいては、信頼性の面から監視制御が2重化される。例えば、常用系と待機系の監視制御用子装置を備え、通信分配装置を介して親装置との間で行なう監視制御情報の送受信において、常用系の監視制御用子装置では送受信を、待機系の監視制御用子装置では受信のみを行うように設定し、各監視制御用子装置は自装置と通信分配装置との間の通信状態を監視し、常用系にて通信状態に異常を検出すると動作モードを待機系に切り替え、待機系の監視制御用子装置は動作モード切り替えの情報を取得して動作モードを待機系から常用系に切換えるようにした監視制御装置が知られている。(特許文献1参照)
また、発電プラントや原子力プラントの監視制御装置において、制御システムのフィールドネットワーク伝送路に接続された複数のデジタル入力装置からのフィールド機器情報をマスタCPU装置により検出するフィールドネットワークシステムが知られている。(特許文献2参照)
このようなフィールドネットワークシステムにおいて、CPU装置およびフィールドネットワーク伝送路が2重化された場合、マスタCPU装置は伝送路A系と伝送路B系の両方から送受信が可能である。しかし、待機CPU装置での制約の関係上、片系伝送路のみ受信可能の場合、または、待機CPU装置の片系ケーブルが抜けて片系伝送路しか受信できない場合、待機CPU装置では片系の伝送路状態しか監視できないという問題がある。この場合でも、待機CPU装置で両系の伝送路監視および接続機器の状態が監視できれば、プラントなどの品質向上につながる。
特開2003−125027号公報 特開2008−98908号公報
従来の特許文献1に示される装置は、親局制御装置と監視制御用子装置との間の通信状態の異常の場合に、監視制御用子装置を常用系から待機系に切換えるもので、監視制御用子装置と複数のデジタル入出力装置であるデータ収集装置との間のネットワーク伝送路の異常を監視するものではない。
また特許文献2に示されるフィールドネットワークを2重化した場合でも、待機CPU装置が片系伝送路しか監視できない場合は、両系伝送路の正常・異常の検出ができない、また、接続されている機器の正常・異常検出が正しくできないという問題があった。そのためマスタCPU装置から待機CPU装置に切り替えを実施した際には、待機CPU装置で再度両系伝送路の確認および接続機器の確認を実施する必要があるため、時間がかかるという問題があった。
また、待機CPU装置では、片系の伝送路状態のみの監視のため、フィールドネットワーク伝送路に接続されている機器が片系のみ異常になった場合には、待機CPU装置ではその機器が異常に見えるという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、待機CPU装置が片系のみ受信可能の場合でも、待機CPU装置でフィールドネットワーク伝送路に接続された機器の機器状態および両系伝送路状態を正常に行えるようにするフィールドネットワークシステムを提供することを目的としている。
この発明に係るフィールドネットワークシステムは、マスタと待機のCPU装置、およびこれらCPU装置によって制御される複数のデジタル機器とCPU装置を接続するフィールドネットワーク伝送路が2重化されたフィールドネットワークシステムにおいて、マスタCPU装置は2重化されたフィールドネットワーク伝送路の両系の伝送路から送受信が可能であるが、待機CPU装置は2重化されたフィールドネットワーク伝送路のうち片系の伝送路しか受信できないものであって、マスタCPU装置は待機CPU装置へ両系の伝送路状態情報および複数の機器状態情報をフィールドネットワーク伝送路を介して送信する伝送路・機器状態送信手段を備え、待機CPU装置は、伝送路・機器状態送信手段から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存する伝送路・機器状態保存手段と、この伝送路・機器状態保存手段で保存された伝送路状態情報および機器状態情報をアプリケーションに通知する伝送路・機器状態通知手段を備えたものである。
また、この発明に係るフィールドネットワークシステムは、マスタと待機のCPU装置、およびこれらCPU装置によって制御される複数のデジタル機器とCPU装置を接続するフィールドネットワーク伝送路が2重化されたフィールドネットワークシステムにおいて、マスタCPU装置は2重化されたフィールドネットワーク伝送路の両系の伝送路から送受信が可能であるが、待機CPU装置は2重化されたフィールドネットワーク伝送路のうち片系の伝送路しか受信できないものであって、マスタCPU装置と待機CPU装置との間に専用線を設け、マスタCPU装置は待機CPU装置へ両系の伝送路状態情報および複数の機器状態情報を専用線を介して送信する伝送路・機器状態送信手段を備え、待機CPU装置は、伝送路・機器状態送信手段から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存し、アプリケーションが認識するアプリケーション認識手段を備えたものである。
また、この発明に係るフィールドネットワークシステムは、マスタと待機のCPU装置、およびこれらCPU装置によって制御される複数のデジタル機器とCPU装置を接続するフィールドネットワーク伝送路が2重化されたフィールドネットワークシステムにおいて、マスタCPU装置は2重化されたフィールドネットワーク伝送路の両系の伝送路から送受信が可能であるが、待機CPU装置は2重化されたフィールドネットワーク伝送路のうち片系の伝送路しか受信できないものであって、マスタCPU装置と待機CPU装置との間を制御ネットワークで接続し、マスタCPU装置は待機CPU装置へ両系の伝送路状態情報および複数の機器状態情報を制御ネットワークを介して送信する伝送路・機器状態送信手段を備え、待機CPU装置は、伝送路・機器状態送信手段から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状
態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存する伝送路・機器状態保存手段と、この伝送路・機器状態保存手段で保存された伝送路状態情報および機器状態情報をアプリケーションに通知する伝送路・機器状態通知手段を備えたものである。
この発明によれば、伝送路2重化で片系受信しかできない待機CPU装置であっても、両系伝送路状態および機器状態を把握でき、システムの健全性・信頼性をあげることができる。また、マスタCPU装置から待機CPU装置に切り替えが発生した場合も、待機CPU装置(新マスタCPU装置となる)で即座に両系伝送路・機器状態を監視でき、通信をすぐに開始することができ、マスタCPU装置から待機CPU装置への切替時間が短縮される。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1におけるフィールドネットワークシステムを図に基づい
て説明する。図1は実施の形態1のシステム構成図、図2は実施の形態1の伝送路通信処理説明図、図3は実施の形態1のブロードキャストパケット説明図、図4は実施の形態1における待機装置の処理フロー説明図である。
図1に示すシステム構成図において、マスタCPU装置1と待機CPU装置2は2重化されたフィールドネットワーク伝送路3A、3B(以下総称する場合はA、Bを省略。また伝送路A、伝送路Bと称する時もある)にそれぞれ接続される。このフィールドネットワーク伝送路3はDevice Netや、Foundation FieldBusなどが相当する。フィールドネットワーク伝送路3にはフィールド機器情報が入力されるデジタル入力(DI=Digital Input)機器41およびフィールド機器情報が出力されるデ
ジタル出力(DO=Digital Output)機器42などのデジタル機器4(以下、デジタル入力機器#1をデジタル機器41、デジタル出力機器#2をデジタル機器42、総称する時はデジタル機器4とする)が接続される。なおデジタル機器4は図1には2個しか示していないが、プラントを制御監視する多数の機器が接続される。また、図示は省略しているがマスタCPU装置1と待機CPU装置2の切替装置が設けられる。
こうしてデジタル機器41、42は、2重化されたCPU装置(マスタCPU装置1と待機CPU装置2)により、同じく2重化されたフィールドネットワーク伝送路3a、3bを介して監視制御される。
マスタCPU装置1は、一般の計算機や産業用計算機で構成されるマスタ装置11とアプリケーションを搭載したマスタCPUカード12で構成されている。また待機CPU装置2もマスタCPU装置1と同様な機能を有し、一般の計算機や産業用計算機で構成される待機装置21とアプリケーションを搭載した待機CPUカード22で構成されている。
マスタ装置11は待機CPU装置2へ伝送路状態情報および機器状態情報をフィールドネットワーク伝送路3を介して送信する伝送路・機器状態送信手段111を備えている。この伝送路・機器状態送信手段111は、マスタCPU装置1のマスタ装置11から待機CPU装置2の待機装置21へ送信されるブロードキャストパケットの空き領域を使用して伝送路状態情報および機器状態情報を送信するようにしている。
また待機装置21は、伝送路・機器状態送信手段111から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段211と、この伝送路・機器状態受信手段211で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存する伝送路・機器状態保存手段212と、この伝送路・機器状態保存手段212で保存された伝送路状態情報および機器状態情報を待機CPUカード22に搭載されたアプリケーションに通知する伝送路・機器状態通知手段213を備えている。
次に図2を用いて、フィールドネットワークのリフレッシュ処理シーケンスを説明する。ここでの、リフレッシュ処理とは、デジタル機器41または42への出力、デジタル機器41または42からの入力の一連処理を示す。
ブロードキャストパケット201は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41、デジタル機器42および待機装置21に同時に通知するパケットを示し、このブロードキャストパケット201の内部には後述する図3に示すデジタル機器41、デジタル機器42および待機装置21に送信するデータが搭載されている。
ポーリングパケット202は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41へのパケットを示し、このポーリングパケット202を受けたデジタル機器41は、ポーリング応答パケット203をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット203の中にデジタル機器41からの入力データが格納されている。
ポーリングパケット204は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を
介してデジタル機器42へのパケットを示し、このポーリングパケット204を受けたデジタル機器42は、ポーリング応答パケット205をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット205の中にデジタル機器42からの入力データが格納されている。
次に図3を用いて、マスタ装置11から送信されるブロードキャストパケット201の構造を説明する。ブロードキャストパケット201には、デジタル機器(#1)41への送信データ301、デジタル機器(#2)42への送信データ302、待機装置21への送信データ303が格納されている。
デジタル機器(#1)41への送信データ301およびデジタル機器(#2)42への送信データ302には、各機器へのデジタル情報が格納されている。例えば、デジタル機器(#2)42がデジタル出力(DO)機器で、ランプが接続されている場合、ランプをOFFの時は0、ランプをONの時は1が書かれている。
待機装置21への送信データ303には、図3にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。
例えば、デジタル機器41の伝送路A状態310には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器41の伝送路B状態311には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器41の機器状態312には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
同様にデジタル機器42の伝送路A状態320には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器42の伝送路B状態321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器42の機器状態322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
このような待機装置21への送信データ303を送信するのがマスタ装置11の伝送路・機器状態送信手段111である。この情報を待機装置21が受け取ることにより、待機装置21はデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を把握できる。
次に図4を用いて、待機装置21がブロードキャストパケット201を受信した場合の処理フローについて説明する。
マスタ装置11から待機装置21がブロードキャストパケット201を受信すると、ステップS401で受信待ちとなっている処理が起動される。たとえば、キュー待ちなどになっており、ブロードキャストパケット201を受信した場合、割り込みハンドラから受信したことを通知してもらい、起動がかかる。この処理を行なうのが待機装置21の伝送路・機器状態受信手段211である。ステップS402では、ブロードキャストパケット201に格納されている伝送路状態310、311、320、321および機器状態312、322をメモリに保存する処理である。この処理を行なうのが待機装置21の伝送路・機器状態保存手段212である。ステップS403は、メモリに保存した内容を待機CPUカード22に搭載されたアプリケーションに通知する処理である。この処理を行なうのが伝送路・機器状態通知手段213である。
このような処理により、待機装置21は、例え片系の伝送路しか受信できない場合でも、フィールドネットワーク伝送路3に接続された全てのデジタル機器4の伝送路状態および機器状態をマスタ装置11から受信でき、伝送路状態および機器状態を監視することが可能となる。
実施の形態2.
次にこの発明の実施の形態2におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図5は実施の形態2のブロードキャストパケット説明図である。
実施の形態2におけるシステム構成図、伝送路通信処理説明図および待機装置の処理フロー説明図は、実施の形態1で説明した図1、図2、図4と同様につき省略する。
実施の形態2におけるフィールドネットワークシステムは、マスタ装置11から送信されるブロードキャストパケット201に待機装置21へ送信するパケットの空き領域がない場合に、デジタル機器4へ送信する空き領域3ビットを使用して伝送路状態情報および機器状態情報を送信するようにしたものである。
次に図5を用いて、マスタ装置11から送信されるブロードキャストパケット201の構造を説明する。ブロードキャストパケット201には、デジタル機器(#1)41への送信データ304とデジタル機器(#2)42への送信データ305が格納されている。
デジタル機器(#1)41への送信データ304には、図5にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#1)41への送信データ301のデジタル情報が含まれている。またデジタル機器(#2)42への送信データ305には、図5にその拡大図を示すように、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322と、デジタル機器(#2)42への送信データ302のデジタル情報が含まれている。
デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312は各1ビットのデータで合計3ビットが使用される。例えば、デジタル機器41の伝送路A状態310には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器41の伝送路B状態311には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器41の機器状態312には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。また、デジタル機器(#1)41への送信データ301には実施の形態1と同様に各機器へのデジタル情報が格納されている。
同様に、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322は各1ビットのデータで合計3ビットが使用される。例えば、デジタル機器42の伝送路A状態320には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器42の伝送路B状態321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。デジタル機器42の機器状態322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。また、デジタル機器(#2)42への送信データ302には実施の形態1と同様に各機器へのデジタル情報が格納されている。
デジタル機器(#1)41への送信データ304とデジタル機器(#2)42への送信データ305が格納されたブロードキャストパケット201は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41およびデジタル機器42に送信される。このブロードキャストパケット201はデジタル機器41およびデジタル機器42は勿論のこと、待機装置21も受け取ることができる。
したがって待機装置21は、デジタル機器41およびデジタル機器42への送信データ304、305からデジタル機器41の伝送路状態および機器状態とデジタル機器42の伝送路状態および機器状態を受信することができる。
このようなデジタル機器41の伝送路状態および機器状態とデジタル機器42の伝送路状態および機器状態を送信するのが、マスタ装置11の伝送路・機器状態送信手段111である。また、待機装置21において、伝送路状態・機器状態を受信するのが伝送路・機器状態受信手段211で、受信した伝送路状態・機器状態を保存するのが伝送路・機器状態保存手段212で、保存した伝送路状態・機器状態をアプリケーションに通知するのが伝送路・機器状態通知手段213であり、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
こうして待機装置21がマスタ装置11から送信される伝送路状態および機器状態を受
け取ることにより、待機装置21はデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を把握できる。
この実施の形態2によれば、マスタ装置11から待機装置21に送信するパケットに専用の領域がない場合、デジタル機器(#1)41およびデジタル機器(#2)42へ送信するパケットの空き領域3ビットを使用することにより、マスタ装置11から待機装置21に機器の伝送路状態および機器状態を通知することが可能となり、送信データが空いている場合には容易に処理を実現できる。
実施の形態3.
次にこの発明の実施の形態3におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図6は実施の形態3の伝送路通信処理説明図、図7は実施の形態3で使用される定周期伝送路・機器状態パケットの説明図である。
実施の形態3におけるシステム構成図および待機装置の処理フロー説明図は、実施の形態1で説明した図1、図4と同様につき省略する。
実施の形態3におけるフィールドネットワークシステムは、伝送路状態情報および機器状態情報の送信はブロードキャストパケットを使用せず、マスタCPU装置1から待機CPU装置2へ一定周期毎に送信する定周期伝送路・機器状態パケットを使用して行なうようにしたものである。
図6を用いて、フィールドネットワークのリフレッシュ処理シーケンスを説明する。ここでの、リフレッシュ処理とは、デジタル機器41または42への出力、デジタル機器41または42からの入力の一連処理を示す。
ブロードキャストパケット201は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41、デジタル機器42および待機装置21に同時に通知するパケットを示し、このブロードキャストパケット201の内部にはデジタル機器41、デジタル機器42に送信するデータが搭載されている。
ポーリングパケット202は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41へのパケットを示し、このポーリングパケット202を受けたデジタル機器41は、ポーリング応答パケット203をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット203の中にデジタル機器41からの入力データが格納されている。
ポーリングパケット204は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器42へのパケットを示し、このポーリングパケット204を受けたデジタル機器42は、ポーリング応答パケット205をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット205の中にデジタル機器42からの入力データが格納されている。
こうしてブロードキャストパケット201からポーリング応答パケット205までの送受信を随時繰り返し実行する。
この発明の実施の形態3では、このリフレッシュ処理シーケンスの途中に、マスタ装置11から待機装置21へ一定周期毎に定周期伝送路・機器状態パケット240を送信する。たとえば、リフレッシュ処理シーケンスの3回に一度、この定周期伝送路・機器状態パケット240を送信する。この定周期伝送路・機器状態パケット240には後述する図7に示すように、デジタル機器41およびデジタル機器42における伝送路状態情報および機器状態情報が格納されている。
このように定周期で待機装置21に伝送路状態情報および機器状態情報を送信するのが、図1に示すマスタ装置11の伝送路・機器状態送信手段111である。
次に図7を用いて、マスタ装置11から送信される定周期伝送路・機器状態パケット2
40について説明する。定周期伝送路・機器状態パケット240は図7にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。
これらデジタル機器41、42の伝送路状態310、311、320、321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。またデジタル機器41、42の機器状態312、322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
このようなデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を待機装置21において受信するのが、伝送路・機器状態受信手段211で、受信した伝送路状態・機器状態を保存するのが伝送路・機器状態保存手段212で、保存した伝送路状態・機器状態をアプリケーションに通知するのが伝送路・機器状態通知手段213であり、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このような情報を待機装置21が受け取ることにより、待機装置21はデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を把握できる。
この実施の形態3によれば、マスタ装置11から待機装置21に送信するパケットに専用の領域がない場合、およびデジタル機器(#1)41およびデジタル機器(#2)42へ送信するパケットに空き領域がない場合、別の定周期伝送路・機器状態パケットを設けて、マスタ装置11から待機装置21に機器の伝送路状態および機器状態を通知することが可能となる。
実施の形態4.
次にこの発明の実施の形態4におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図8は実施の形態4の伝送路通信処理説明図、図9は実施の形態4で使用される伝送路・機器状態コマンドパケットの説明図である。
実施の形態4におけるシステム構成図および待機装置の処理フロー説明図は、実施の形態1で説明した図1、図4と同様につき省略する。
実施の形態4におけるフィールドネットワークシステムは、伝送路状態情報および機器状態情報の送信はブロードキャストパケットを使用せず、マスタCPU装置1から待機CPU装置2へ送信する伝送路・機器状態コマンドパケットを使用して行なうようにしたものである。
図8を用いて、フィールドネットワークのリフレッシュ処理シーケンスを説明する。ここでの、リフレッシュ処理とは、デジタル機器41または42への出力、デジタル機器41または42からの入力の一連処理を示す。
ブロードキャストパケット201は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41、デジタル機器42および待機装置21に同時に通知するパケットを示し、このブロードキャストパケット201の内部にはデジタル機器41、デジタル機器42に送信するデータが搭載されている。
ポーリングパケット202は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41へのパケットを示し、このポーリングパケット202を受けたデジタル機器41は、ポーリング応答パケット203をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット203の中にデジタル機器41からの入力データが格納されている。
ポーリングパケット204は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器42へのパケットを示し、このポーリングパケット204を受けたデジタル機器42は、ポーリング応答パケット205をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット205の中にデジタル機器42からの入力データが格納されている。
こうしてブロードキャストパケット201からポーリング応答パケット205までの送受信を随時繰り返し実行する。
この発明の実施の形態4では、このリフレッシュ処理シーケンスの途中に、マスタ装置11から待機装置21へ伝送路・機器状態コマンドパケット250を送信する。たとえば、リフレッシュ処理シーケンスの3回に一度、この伝送路・機器状態コマンドパケット250を送信する。この伝送路・機器状態コマンドパケット250には後述する図9に示すように、デジタル機器41およびデジタル機器42における伝送路状態情報および機器状態が情報格納されている。
次に図9を用いて、マスタ装置11から送信される伝送路・機器状態コマンドパケット250について説明する。伝送路・機器状態コマンドパケット250は、伝送路・機器状態コマンドパケットを識別するためのコマンドNo251と、伝送路状態および機器状態情報の内容が書かれた伝送路・機器状態情報252のパケットとからなる。コマンドNo251を受信することにより、待機装置21は伝送路・機器状態コマンドパケット250であることを認識する。
また、伝送路・機器状態情報252には、図9にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。
これらデジタル機器41、42の伝送路状態310、311、320、321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。またデジタル機器41、42の機器状態31、322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
このような伝送路・機器状態情報252を送信するのが、図1に示すマスタ装置11の伝送路・機器状態送信手段111である。また待機装置21において、デジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態の情報を受信するのが、図1に示す待機装置21の伝送路・機器状態受信手段211で、受信した伝送路状態・機器状態情報を保存するのが伝送路・機器状態保存手段212で、保存した伝送路状態・機器状態情報をアプリケーションに通知するのが伝送路・機器状態通知手段213であり、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このような情報を待機装置21が受け取ることにより、待機装置21はデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を把握できる。
この実施の形態4によれば、フィールドネットワーク上に流すデータに、コマンドがある場合に有効である。このコマンドを使用し、マスタ装置11と待機装置21が情報をやり取りできることができ、待機装置21が伝送路状態および機器状態を容易に取得できる。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図10は実施の形態5のシステム構成図、図11は実施の形態5で使用される専用線で送信されるデータの説明図、図12は実施の形態5における待機CPUカードの処理フロー説明図である。実施の形態5における伝送路通信処理説明図は実施の形態1で説明した図2と同様につき省略する。
実施の形態5におけるフィールドネットワークシステムは、伝送路状態情報および機器状態情報の送信はブロードキャストパケットを使用せず、マスタCPU装置1と待機CPU装置2との間に設けた専用線を使用して行なうようにしたものである。
図10に示すシステム構成図において、マスタCPU装置1のマスタCPUカード12と待機CPU装置2の待機CPUカード22との間はやり取りしたい情報を伝達する専用
線であるイコライズケーブル5で接続されている。このイコライズケーブル5はFA装置やコントローラなどでよく使用されるものである。そしてマスタCPUカード12に伝送路状態情報および機器状態情報を送信する伝送路・機器状態送信手段121が設けられ、待機CPUカード22に伝送路・機器状態受信手段221と伝送路・機器状態認識手段222が設けられている。その他の構成は図1に示すシステム構成図と同じにつき、同じ符号を付して説明を省略する。
次に図11を用いて、マスタCPUカード12からイコライズケーブル5を介して待機CPUカード22に送信されるイコライズデータ500について説明する。イコライズケーブル5で送信されるイコライズデータ500は、マスタCPU装置1と待機CPU装置2との間でやりとりする通信データ501と、伝送路状態および機器状態情報の内容が書かれた伝送路・機器状態情報502とからなる。
通信データ501は通常マスタCPUカード12から待機CPUカード22に必要なパラメータやデータなどを転送する。また、伝送路・機器状態情報502は、図11にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。
これらデジタル機器41の伝送路状態310,311、320、321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。またデジタル機器41、42の機器状態312、322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
このような伝送路・機器状態情報502を送信するのが、図10に示すマスタCPUカード12の伝送路・機器状態送信手段121である。
次に図12を用いて、待機CPUカード22に搭載の一部のアプリケーション処理フローについて説明する。
待機CPUカード22内部のアプリケーションでは、ステップS1201において、「イコライズ伝送路・機器状態データ受信待ち」状態となっている。たとえば、メッセージキューなどにより、待ち状態になっている。待機CPUカード22でマスタCPUカード12からのイコライズデータ500を受け取ると、割り込みが入り、割り込みハンドラから、メッセージなどの手段で、アプリケーションに通知される。この処理を行うのが図10に示す待機CPUカード22の伝送路・機器状態受信手段221である。
また、イコライズデータ500を受け取ると、ステップS1202において、デジタル機器の伝送路・機器状態を保存すると共に、アプリケーションはデジタル機器の伝送路・機器状態を認識できる。この処理を行うのが図10に示す待機CPUカード22の伝送路・機器状態認識手段222である。
このような情報を待機CPUカード22が受け取ることにより、待機CPUカード22はデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を把握できる。
この実施の形態5によれば、フィールドネットワーク伝送路を使用せず、すでに存在するイコライズケーブルを使用したイコライズ処理で実現できることで、待機装置2が伝送路状態および機器状態を容易に取得できる。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図13は実施の形態6のシステム構成図、図14は実施の形態6で使用される専用線で送信されるデータの説明図、図15は実施の形態6における待機CPUカードの処理フロー説明図である。実施の形態6における伝送路通信処理説明図は実施の形態1で説明した図2と同様につき省略する。
実施の形態6におけるフィールドネットワークシステムは、実施の形態5と同じく伝送路状態情報および機器状態情報の送信はブロードキャストパケットを使用せず、マスタCPU装置1と待機CPU装置2との間に設けた専用線を使用して行なうようにしたものである。
図13に示すシステム構成図において、マスタCPU装置1のマスタCPUカード12と待機CPU装置2の待機CPUカード22との間はやり取りしたい情報を伝達する専用線であるLANケーブル6で接続されている。また、LANケーブル6はHUBなどを介して、ネットワークに接続される場合もある。
そしてマスタCPUカード12に伝送路状態情報および機器状態情報を送信する伝送路・機器状態送信手段121が設けられ、待機CPUカード22に伝送路・機器状態受信手段221と伝送路・機器状態認識手段222が設けられている。その他の構成は図1に示すシステム構成図と同じにつき、同じ符号を付して説明を省略する。
マスタCPUカード12に搭載のアプリケーションは、LANケーブル6を使用して、デジタル機器の伝送路状態および機器状態を待機CPUカード22に送信する。LANケーブル6を介して送信されるLAN送信パケットについて、図14を用いて説明する。
LAN送信パケット600は、送信元のIPアドレス601、つまり、マスタCPUカード12のIPアドレスと、受信先のIPアドレス602、つまり、待機CPUカード22のIPアドレスと、受信元の待機CPUカード22で待機しているアプリケーションのポート番号603と、デジタル機器の伝送路状態および機器状態情報の内容が書かれた伝送路・機器状態情報を示すデータ604で構成される。なお、ポート番号603で送受信するアプリケーションを指定できる。
伝送路・機器状態情報データ604は、図14にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。
これらデジタル機器41、42の伝送路状態310、311、320、321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。またジタル機器41の機器状態312、322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
このような伝送路・機器状態情報604を送信するのが、図13に示すマスタCPUカード12の伝送路・機器状態送信手段121である。
次に図15を用いて、待機CPUカード22に搭載の一部のアプリケーション処理フローについて説明する。
図15において、待機CPUカード22のフィールドネットワークを制御しているアプリケーションは、ステップS1501で「伝送路・機器状態データのパケット受信待ち」になっており、マスタCPUカード12のアプリケーションがLANケーブル6経由でパケットを送信すると、受信し動作できる仕組みになっている。この処理を行うのが図13の待機CPUカード22に設けられた伝送路・機器状態受信手段221である。ステップS1502は、LANケーブル6経由でパケットを受け取ると、伝送路状態および機器状態を保存すると共に、アプリケーションはデジタル機器の伝送路・機器状態を認識できる。この処理を行うのが図13に示す待機CPUカード22の伝送路・機器状態認識手段222である。
このような情報を待機CPUカード22が受け取ることにより、待機CPUカード22はデジタル機器41、42の伝送路状態および機器状態を把握できる。
この実施の形態6によれば、フィールドネットワーク伝送路を使用せず、通常CPUカードに接続されているLANケーブル6を使用して、伝送路・機器状態を待機CPUカード上のアプリケーションが受信できることにより、待機CPU装置2が伝送路状態および機器状態を容易に取得できる。
実施の形態7.
次に、この発明の実施の形態7におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図16は実施の形態7のシステム構成図、図17は実施の形態7で使用される制御ネットワークで送信されるデータの説明図、図18は実施の形態7における制御ネットワークカードの処理フロー説明図である。実施の形態7における伝送路通信処理説明図は実施の形態1で説明した図2と同様につき省略する。
実施の形態7におけるフィールドネットワークシステムは、伝送路状態情報および機器状態情報の送信はブロードキャストパケットを使用せず、マスタCPU装置1と待機CPU装置2が接続された制御ネットワークを使用して行なうようにしたものである。
図16に示すシステム構成図において、マスタCPU装置1に制御ネットワークカード13が、また待機CPU装置2に制御ネットワークカード23がそれぞれ設けられ、これら制御ネットワークカード13、23は制御ネットワーク7に接続されている。
そしてマスタCPU装置1の制御ネットワークカード13に伝送路状態情報および機器状態情報を送信する伝送路・機器状態送信手段131が設けられ、待機CPU装置2の制御ネットワークカード23に伝送路・機器状態受信手段231と伝送路・機器状態保存手段232と伝送路・機器状態通知手段233が設けられている。その他の構成は図1に示すシステム構成図と同じにつき、同じ符号を付して説明を省略する。
制御ネットワーク7経由で伝送路状態および機器状態のデータを送信する際に使用するネットワークパケット700のフォーマットについて、図17を用いて説明する。
ネットワークパケット700は、データを送信する制御ネットワークカード13の送信元ID701、データを受信する制御ネットワークカード23の受信先ID702、制御ネットワークカード23で受信するソフトウェアを識別するためのポート番号703、デジタル機器の伝送路状態および機器状態情報の内容が書かれた伝送路・機器状態情報を示すデータ704を格納している。
伝送路・機器状態情報データ704は、図17にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。
これらデジタル機器41、42の伝送路状態310、311、320、321には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。またデジタル機器41の機器状態312、322には、正常であれば0、異常であれば1が書かれている。
制御ネットワークカード13上のソフトウェアは、制御ネットワーク7上のパケットを使用して、制御ネットワークカード13上のソフトウェアにデジタル機器の伝送路・機器状態のデータを送信する。この処理を行うのが、図16に示すマスタCPU装置1の制御ネットワークカード13の伝送路・機器状態送信手段131である。
次に図18を用いて、待機CPU装置2の制御ネットワークカード23上のソフトウェアの一部の処理フローについて説明する。
本ソフトウェアは、パケット受信待ちになっている。伝送路・機器状態のパケットを受信すると、ステップS1801においてパケット受信待ち処理が動作する。この処理が、制御ネットワークにおける伝送路・機器状態受信手段231である。ステップS1802では、パケットの伝送路・機器状態情報データ704に格納されている伝送路状態310、311、320、321および機器状態312、322をメモリに保存する処理である。この処理を行なうのが制御ネットワークカード23の伝送路・機器状態保存手段232である。ステップS1803は、メモリに保存した内容を待機CPUカード22に搭載されたアプリケーションに通知する処理である。これにより、待機CPUカード22に搭載されたアプリケーションは、機器の伝送路状態・機器状態を知ることができる。この処理を行なうのが伝送路・機器状態通知手段233である。
この実施の形態7によれば、プラントなどでは通常搭載されている制御用ネットワーク7を使用することにより、デジタル機器の伝送路状態および機器状態を待機CPUカード22に搭載されたアプリケーションに送ることができ、待機CPU装置2が伝送路状態および機器状態を容易に取得できる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8におけるフィールドネットワークシステムを図に基づいて説明する。図19は実施の形態8のシステム構成図、図20は実施の形態8の伝送路通信処理説明図、図21は実施の形態8のブロードキャストパケット説明図、図22は実施の形態8で使用される入出力機器からの入力データ説明図、図23は実施の形態8における待機装置の処理フロー説明図である。
図19に示すシステム構成図において、入出力機器8が2重化されたフィールドネットワーク伝送路3A、3Bに接続されている。この入出力機器8はDI・DOを両方兼ね備えた入出力専用機器のため、マスタ装置21からの送信データを受信できるし、入出力機器8から待機装置21へ入力データも送信できる。そのため入出力機器8は、伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段81と、この伝送路・機器状態受信手段211で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存する伝送路・機器状態保存手段82と、この伝送路・機器状態保存手段82で保存された伝送路状態情報および機器状態情報を送信する伝送路・機器状態送信手段83を備えている。
次に図20を用いて、フィールドネットワークのリフレッシュ処理シーケンスを説明する。ここでの、リフレッシュ処理とは、デジタル機器41または42への出力、デジタル機器41または42からの入力の一連処理を示す。
ブロードキャストパケット201は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41、デジタル機器42および入出力機器8に同時に通知するパケットを示し、このブロードキャストパケット201の内部には後述する図21に示すようにデジタル機器41、デジタル機器42および入出力機器8に送信するデータが搭載されている。
ポーリングパケット202、204は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介してデジタル機器41、42へのパケットを示し、このポーリングパケット202、204を受けたデジタル機器41、42は、ポーリング応答パケット203、205をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット203、205の中にデジタル機器41、42からの入力データが格納されている。
ポーリングパケット206は、マスタ装置11からフィールドネットワーク伝送路3を介して入出力機器8へのパケットを示し、このポーリングパケット206を受けた入出力機器8は、ポーリング応答パケット207をマスタ装置11に返信する。このポーリング応答パケット207の中に入出力機器8からの入力データ(後述する図22で説明)が格納されている。この入力データは待機CPU装置2の待機装置21も受信できる。
次に図21を用いて、マスタ装置11から送信されるブロードキャストパケット201の構造を説明する。ブロードキャストパケット201には、デジタル機器(#1)41への送信データ301、デジタル機器(#2)42への送信データ302、入出力機器8への送信データ306が格納されている。デジタル機器(#1)41への送信データ301
およびデジタル機器(#2)42への送信データ302には、各機器へのデジタル情報が格納されている。
入出力機器8への送信データ306には、図21にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。これら伝送路状態310、311、320、321および機器状態312、322には、正常であれば0、異常であれば1がそれぞれ書かれている
このブロードキャストパケット201により、入出力機器8は伝送路状態および機器状態を入手することができる。
次に図22を用いて、入出力機器8からの入力データ307のフォーマットについて説明する。
入出力機器8からの入力データ307は、図22にその拡大図を示すように、デジタル機器(#1)41における伝送路A状態310、伝送路B状態311および機器#1状態312と、デジタル機器(#2)42における伝送路A状態320、伝送路B状態321および機器#2状態322がデジタル情報として格納されている。これら伝送路状態310、311、320、321および機器状態312、322には、正常であれば0、異常であれば1がそれぞれ書かれている
この入出力機器8からの入力データ307を待機装置21は受信できるため、待機装置21はフィールドネットワークの伝送路状態および装置状態を入手できる。
次に図23を用いて、待機装置21が入出力機器8からの入力データ307を受信した場合の処理フローについて説明する。
入出力機器8からの入力データ307を待機装置21が受信すると、ステップS2301で受信待ちとなっている処理が起動される。たとえば、メッセージキュー待ちなどになっており、入力データ307を受信した場合、割り込みハンドラから受信したことを通知してもらい、起動がかかる。この処理を行なうのが待機装置21の伝送路・機器状態受信手段211である。ステップS2302では、入力データ307に格納されている伝送路状態310、311、320、321および機器状態312、322をメモリに保存する処理である。この処理を行なうのが待機装置21の伝送路・機器状態保存手段212である。ステップS2303は、メモリに保存した内容を待機CPUカード22に搭載されたアプリケーションに通知する処理である。この処理を行なうのが伝送路・機器状態通知手段213である。
このような処理により、待機装置21は、入出力機器8により、フィールドネットワーク伝送路に接続されたデジタル機器4の伝送路状態および機器状態を入出力機器8から受信でき、伝送路・機器状態を監視することが可能となる。
この実施の形態8によれば、フィールドネットワーク伝送路3に接続される入出力機器8を使用することにより、待機装置21にデジタル機器4の伝送路状態および機器状態を容易に送信可能になり、待機装置21はフィールドネットワーク伝送路3に接続されたデジタル機器4の伝送路状態および機器状態を監視できる。
この発明のフィールドネットワークシステムは発電プラントや原子力プラントの監視制御装置として利用できる。
この発明の実施の形態1におけるシステム構成図である。 この発明の実施の形態1の伝送路通信処理説明図である。 この発明の実施の形態1のブロードキャストパケット説明図である。 この発明の実施の形態1における待機装置の処理フロー説明図である。 この発明の実施の形態2のブロードキャストパケット説明図である。 この発明の実施の形態3の伝送路通信処理説明図である。 この発明の実施の形態3の定周期伝送路・機器状態パケット説明図である。 この発明の実施の形態4の伝送路通信処理説明図である。 この発明の実施の形態4の伝送路・機器状態コマンドパケット説明図である。 この発明の実施の形態5におけるシステム構成図である。 この発明の実施の形態5のイコライズケーブルで送信されるデータ説明図である。 この発明の実施の形態5における待機CPUカードの処理フロー説明図である。 この発明の実施の形態6におけるシステム構成図である。 この発明の実施の形態6のLANで送信されるデータ説明図である。 この発明の実施の形態6における待機CPUカードの処理フロー説明図である。 この発明の実施の形態7におけるシステム構成図である。 この発明の実施の形態7の制御ネットワークで送信されるデータ説明図である。 この発明の実施の形態7の制御ネットワークカードの処理フロー説明図である。 この発明の実施の形態8におけるシステム構成図である。 この発明の実施の形態8の伝送路通信処理説明図である。 この発明の実施の形態8のブロードキャストパケット説明図である。 この発明の実施の形態8の入出力機器からの入力データ説明図である。 この発明の実施の形態8における待機装置の処理フロー説明図である。
符号の説明
1:マスタCPU装置 2:待機CPU装置
3、3A,3B:フィールドネットワーク伝送路
4、41、42:デジタル機器 5:イコライズケーブル
6:LANケーブル 7:制御ネットワーク
8:入出力機器 11:マスタ装置
12:マスタCPUカード 13:制御ネットワークカード
21:待機装置 22:待機CPUカード
23:制御ネットワークカード
201:ブロードキャストパケット 240:定周期伝送路・機器状態パケット
250:伝送路・機器状態コマンドパケット
111、121、131、83:伝送路・機器状態送信手段
211、221、231、81:伝送路・機器状態受信手段
212、232、82:伝送路・機器状態保存手段
213、233:伝送路・機器状態通知手段 222:伝送路・機器状態認識手段
310、311:機器#1の伝送路状態情報 312:機器#1の機器状態情報
320、321:機器#2の伝送路状態情報 322:機器#2の機器状態情報
500:イコライズデータ 600:LAN送信パケット
700:ネットワークパケット。

Claims (10)

  1. マスタと待機のCPU装置、およびこれらCPU装置によって制御される複数のデジタル機器と前記CPU装置を接続するフィールドネットワーク伝送路が2重化されたフィールドネットワークシステムにおいて、前記マスタCPU装置は2重化された前記フィールドネットワーク伝送路の両系の伝送路から送受信が可能であるが、前記待機CPU装置は2重化された前記フィールドネットワーク伝送路のうち片系の伝送路しか受信できないものであって、前記マスタCPU装置は前記待機CPU装置へ両系の伝送路状態情報および複数の機器状態情報を前記フィールドネットワーク伝送路を介して送信する伝送路・機器状態送信手段を備え、前記待機CPU装置は、前記伝送路・機器状態送信手段から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存する伝送路・機器状態保存手段と、この伝送路・機器状態保存手段で保存された伝送路状態情報および機器状態情報をアプリケーションに通知する伝送路・機器状態通知手段を備えたことを特徴とするフィールドネットワークシステム。
  2. 前記伝送路・機器状態送信手段は、前記マスタCPU装置から前記待機CPU装置へ送信されるパケットの空き領域を使用して伝送路状態情報および機器状態情報を送信するようにした請求項1に記載のフィールドネットワークシステム。
  3. 前記伝送路・機器状態送信手段は、前記マスタCPU装置から前記デジタル機器へ送信されるパケットの空き領域3ビットを使用して前記待機CPU装置へ伝送路状態情報および機器状態情報を送信するようにした請求項1に記載のフィールドネットワークシステム。
  4. 前記伝送路・機器状態送信手段は、前記マスタCPU装置から前記待機CPU装置へ一定周期毎に送信する定周期伝送路・機器状態パケットを使用して伝送路状態情報および機器状態情報を送信するようにした請求項1に記載のフィールドネットワークシステム。
  5. 前記伝送路・機器状態送信手段は、前記マスタCPU装置から前記待機CPU装置へ送信するコマンドを用いた伝送路・機器状態コマンドパケットを使用して伝送路状態情報お
    よび機器状態情報を送信するようにした請求項1に記載のフィールドネットワークシステム。
  6. 前記フィールドネットワーク伝送路に入出力機器を接続し、前記入出力機器は前記マスタCPU装置から送信される伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を前記待機CPU装置に送信する伝送路・機器状態送信手段を備えた請求項1に記載のフィールドネットワークシステム。
  7. マスタと待機のCPU装置、およびこれらCPU装置によって制御される複数のデジタル機器と前記CPU装置を接続するフィールドネットワーク伝送路が2重化されたフィールドネットワークシステムにおいて、前記マスタCPU装置は2重化された前記フィールドネットワーク伝送路の両系の伝送路から送受信が可能であるが、前記待機CPU装置は2重化された前記フィールドネットワーク伝送路のうち片系の伝送路しか受信できないものであって、前記マスタCPU装置と前記待機CPU装置との間に専用線を設け、前記マスタCPU装置は前記待機CPU装置へ両系の伝送路状態情報および複数の機器状態情報を前記専用線を介して送信する伝送路・機器状態送信手段を備え、前記待機CPU装置は、前記伝送路・機器状態送信手段から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存し、アプリケーションが認識するアプリケーション認識手段を備えたことを特徴とするフィールドネットワークシステム。
  8. 前記専用線は、前記マスタCPU装置に設けられたマスタCPUカードと前記待機CPU装置に設けられた待機CPUカードとの間に接続されたイコライズケーブルである請求項7に記載のフィールドネットワークシステム。
  9. 前記専用線は、前記マスタCPU装置に設けられたマスタCPUカードと前記待機CPU装置に設けられた待機CPUカードとの間に接続されたLANケーブルである請求項7に記載のフィールドネットワークシステム。
  10. マスタと待機のCPU装置、およびこれらCPU装置によって制御される複数のデジタル機器と前記CPU装置を接続するフィールドネットワーク伝送路が2重化されたフィールドネットワークシステムにおいて、前記マスタCPU装置は2重化された前記フィールドネットワーク伝送路の両系の伝送路から送受信が可能であるが、前記待機CPU装置は2重化された前記フィールドネットワーク伝送路のうち片系の伝送路しか受信できないものであって、前記マスタCPU装置と前記待機CPU装置との間を制御ネットワークで接続し、前記マスタCPU装置は前記待機CPU装置へ両系の伝送路状態情報および複数の機器状態情報を前記制御ネットワークを介して送信する伝送路・機器状態送信手段を備え、前記待機CPU装置は、前記伝送路・機器状態送信手段から送信された伝送路状態情報および機器状態情報を受信する伝送路・機器状態受信手段と、この伝送路・機器状態受信手段で受信した伝送路状態情報および機器状態情報を保存する伝送路・機器状態保存手段と、この伝送路・機器状態保存手段で保存された伝送路状態情報および機器状態情報をアプリケーションに通知する伝送路・機器状態通知手段を備えたことを特徴とするフィールドネットワークシステム。
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