JPH09223668A - 半導体基板および半導体基板の処理方法 - Google Patents

半導体基板および半導体基板の処理方法

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JPH09223668A
JPH09223668A JP33570896A JP33570896A JPH09223668A JP H09223668 A JPH09223668 A JP H09223668A JP 33570896 A JP33570896 A JP 33570896A JP 33570896 A JP33570896 A JP 33570896A JP H09223668 A JPH09223668 A JP H09223668A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
semiconductor
silicon
substrate
silicon substrate
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JP33570896A
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English (en)
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Masamitsu Takahashi
真実 高橋
Hiroshi Tomita
寛 冨田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体単結晶膜が形成される半導体基板の表
面の析出物を効果的に減少させ、長い絶縁破壊寿命の酸
化膜の形成を可能とする半導体基板の処理方法を提供す
ること。 【解決手段】 半導体基板の表面に、半導体基板はエッ
チングされず、半導体基板表面に露出する析出物がエッ
チングされる条件で、選択的にエッチング処理を施す工
程、および前記半導体基板表面に半導体基板を構成する
半導体の単結晶膜を形成する工程とを具備することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体基板および
半導体基板の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピューターや通信機器の重要
部分には、LSIが多用されている。LSIの作成に用
いられる単結晶のシリコン基板(シリコンウェハ)は、
例えばチョクラルスキ法(CZ法)で形成される。
【0003】CZ法で形成されたシリコン基板(CZシ
リコン基板)の表面部や内部には、酸素析出物(Bul
k Micro Defect:BMD)が多数存在し
ている。このBMDは、シリコン単結晶の引き上げ工程
中に石英ルツボから溶け出した酸素がシリコン基板中に
過飽和に固溶した後、熱処理工程中にシリコン基板中で
析出した結果として生じるものと考えられている。この
ため、BMDは、酸素とシリコンの化合物(SiOx
と言われている。なお、BMDには、シリコン基板中の
ボイド(穴)の内面に脱水して形成された析出物である
場合と、ボイド(穴)を完全に埋める析出物である場合
とがあると言われている。
【0004】また、シリコン基板の表面を熱酸化して形
成される熱酸化膜の信頼性は、このシリコン基板の表面
部のBMD密度と関係があると報告されている。具体的
には、シリコン基板の表面部のBMD密度が高いシリコ
ン基板を用いた場合、キャパシタゲート酸化膜の耐圧不
良(偶発不良)が増加する。
【0005】この種の耐圧不良を改善するために、従来
より、以下の二つの対策がなされている。一つは、シリ
コン基板を水素やアルゴンなどの不活性ガス雰囲気中で
例えば1200℃相当の高温でアニールすることであ
る。この高温アニールにより、シリコン基板の表面部の
酸素はシリコン基板から外方に拡散するとともに、表面
から約50μmの深さの領域においては、BMDがシリ
コン単結晶中に再固溶する結果、無欠陥層であるDZ
(Denuded Zone)層が形成される。
【0006】このようなDZ層が形成されたシリコン基
板(DZシリコン基板)の表面に熱酸化によりシリコン
酸化膜を形成することにより、耐圧不良率を大幅に低減
させることができる。
【0007】もう一つの対策として、シリコン基板上に
エピタキシャルシリコン膜を形成した基板(エピタキシ
ャルシリコン基板)を用いる方法がある。エピタキシャ
ルシリコン膜には、一般的には酸素を意図的に添加しな
いため、エピタキシャルシリコン膜の表面基板にはBM
Dは形成されない。
【0008】従って、このエピタキシャルシリコン膜の
表面に熱酸化によりシリコン酸化膜を形成した場合は、
DZシリコン基板にシリコン酸化膜を形成した場合と同
様に、未処理のCZシリコン基板よりも耐圧不良率を低
減させることができる。しかしながら、これらの対策を
施すことによって,酸化膜の耐圧不良(偶発不良)を改
善することはできても、摩耗破壊寿命(真性不良)は未
処理のCZシリコン基板とほとんど変わらず、改善され
ない。
【0009】このため、上述した対策を施したCZシリ
コン基板に形成したシリコン酸化膜は、例えば、高電界
のFowler−Nordheim型電流ストレスが与
えられ、長い絶縁破壊寿命が望まれるEEPROMのト
ンネルゲート酸化膜としては、信頼性が不十分であると
いう問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のD
Z層を形成したシリコン基板やエピタキシャル層を形成
したシリコン基板を用いることにより、シリコン酸化膜
の偶発不良を改善することはできたが、真性不良は改善
できないという問題があった。
【0011】本発明の目的は、半導体単結晶膜が形成さ
れる半導体基板の表面の析出物を効果的に減少させ、長
い絶縁破壊寿命の酸化膜の形成を可能とする半導体基板
の処理方法を提供することにある。本発明の他の目的
は、上記半導体基板を用いた半導体装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明(請求項1)は、半導体基板の表面に、半導
体基板はエッチングされず、半導体基板表面に露出する
析出物がエッチングされる条件で、選択的にエッチング
処理を施す工程、および前記半導体基板表面に半導体基
板を構成する半導体の単結晶膜を形成する工程とを具備
することを特徴とする半導体基板の処理方法を提供す
る。
【0013】本発明(請求項2)は、上述の半導体基板
の処理方法(請求項1)において、前記エッチング処理
を施す工程の後、半導体の単結晶膜を形成する工程の前
に、アニーリングを施す工程を更に具備することを特徴
とする。
【0014】本発明(請求項3)は、半導体基板の表面
に第1のアニーリングを施す工程、半導体基板の表面
に、半導体基板はエッチングされず、半導体基板表面に
露出する析出物がエッチングされる条件で、選択的にエ
ッチング処理を施す工程、および前記半導体基板表面に
半導体基板を構成する半導体の単結晶膜を形成する工程
とを具備することを特徴とする半導体基板の処理方法を
提供する。
【0015】本発明(請求項4)は、上述の半導体基板
の処理方法(請求項1または3)において、前記エッチ
ング処理は、希フッ酸水溶液による処理であることを特
徴とする。
【0016】本発明(請求項5)は、上述の半導体基板
の処理方法(請求項1または3)において、前記エッチ
ング処理は、HFガスおよび水蒸気の混合ガス雰囲気で
の処理であることを特徴とする請求項1または3に記載
の半導体基板の処理方法。
【0017】本発明(請求項6)は、上述の半導体基板
の処理方法(請求項3)において、前記第1のアニーリ
ングを施す工程は、850℃以上の温度で、非酸化性雰
囲気で大気圧下で行われることを特徴とする。
【0018】本発明(請求項7)は、上述の半導体基板
の処理方法(請求項3)において、前記第1のアニーリ
ングを施す工程は、850℃以上の温度で、2.0×1
12exp(−3.83/kT)以下の酸素分圧の減圧
下で行われることを特徴とする。
【0019】本発明(請求項8)は、上述の半導体基板
の処理方法(請求項3)において、前記エッチング処理
を施す工程の後、半導体の単結晶膜を形成する工程の前
に、第2のアニーリングを施す工程を更に具備すること
を特徴とする。
【0020】本発明(請求項9)は、半導体下地基板
と、この半導体下地基板表面に形成された、半導体下地
基板を構成する半導体の単結晶膜とを具備し、前記半導
体下地基板と単結晶膜との界面に全面に均一に、弗素原
子が1×1010atoms /cm2以上の密度で存在するこ
とを特徴とする半導体基板を提供する。
【0021】本発明(請求項10)は、上述の半導体基
板の処理方法(請求項9)において、前記弗素原子が1
×1010/cm2 〜3×1012/cm2 の密度で存在す
ることを特徴とする。
【0022】本発明の方法は、基本的には、以下のよう
な原理の下に実施される。すなわち、まずエピタキシャ
ル成長が行われる半導体基板の表面が、半導体基板がエ
ッチングされない条件でエッチング処理され、それによ
って表面に露出した析出物のみが選択的に除去される。
その後、エッチング処理表面に半導体のエピタキシャル
成長が行われる。その結果、表面が平坦化された単結晶
半導体層が得られる。この単結晶半導体層上にゲート酸
化膜を形成することにより、絶縁破壊寿命が向上した高
耐圧のMOSキャパシタの熱酸化膜が得られる。
【0023】本発明の方法には、次の4つの態様があ
る。以下、その詳細を説明する。 1.選択エッチング+エピタキシャル成長 上述のように、半導体基板がエッチングされない条件で
エッチング処理を行って、表面に露出した析出物のみを
選択的に除去し、次いでエピタキシャル成長を行う。
【0024】選択エッチングは、溶液による場合とガス
による場合とがある。選択エッチングおよびエピタキシ
ャル成長の条件は、実用的な範囲では、次の通りであ
る。
【0025】選択エッチングA(溶液) 温度:室温 時間:1〜30分 雰囲気:濃度0.1〜10%の希フッ酸水溶液 選択エッチングB(ガス) 温度:室温〜90℃ 時間:1〜60分 雰囲気:濃度37.7%のHFガスと水蒸気との混合ガ
ス エピタキシャル成長 温度:600℃以上 時間:2〜100分 雰囲気:Si26 ガス、減圧 2.選択エッチング+アニーリング+エピタキシャル成
長 半導体基板がエッチングされない条件でエッチング処理
を行って、表面に露出した析出物のみを選択的に除去
し、次いで、エピタキシャル成長の前処理としてのアニ
ーリングを行い、表面の自然酸化膜を除去するととも
に、表面の半導体原子のマイグレーションを生ぜしめ
て、析出物の除去により形成された凹部を埋めて表面を
平坦にする。その後、エピタキシャル成長を行う。
【0026】選択エッチング、アニーリングおよびエピ
タキシャル成長の条件は次の通りである。 選択エッチング 上述と同様 アニーリング 温度:850℃以上 時間:自然酸化膜が除去されるまで(終点観察) 雰囲気:2.0×1012exp(−3.83/kT)以
下の酸素分圧下減圧 エピタキシャル成長:上述と同じ なお、アニーリングは、3.で後述する常圧高温アニー
リングを用いることも可能である。
【0027】3.アニーリング+選択エッチング+エピ
タキシャル成長 半導体基板にアニーリングを施すことにより、酸素析出
物は縮体され、例えば0.1μm以下のサイズとされ
る。その後、半導体基板がエッチングされない条件でエ
ッチング処理を行って、表面に露出し、アニーリングに
より縮体された析出物のみを選択的に除去し、次いで、
エピタキシャル成長を行う。
【0028】アニーリングには、常圧高温アニーリング
と、減圧高温アニーリングとがある。アニーリング、選
択エッチングおよびエピタキシャル成長の条件は次の通
りである。
【0029】常圧高温アニーリング 温度:850℃以上、好ましくは1000℃以上 時間:1〜60分 雰囲気:非酸化性雰囲気(水素ガス、不活性ガス)、好
ましい不活性ガスは、Arのような希ガスである。
【0030】大気圧 減圧高温アニーリング 温度:850℃以上、好ましくは1000℃以上 時間:1〜60分 雰囲気:2.0×1012exp(−3.83/kT)以
下の酸素分圧下減圧 選択エッチング:上述と同じ エピタキシャル成長:上述と同じ 4.アニーリング+選択エッチング+アニーリング+エ
ピタキシャル成長 半導体基板にアニーリングを施すことにより、酸素析出
物は縮体され、例えば0.1μm以下のサイズとされ
る。その後、半導体基板がエッチングされない条件でエ
ッチング処理を行って、表面に露出し、アニーリングに
より縮体された析出物のみを選択的に除去し、次いで、
エピタキシャル成長の前処理としてのアニーリングを行
い、表面の自然酸化膜を除去するとともに、表面の半導
体原子のマイグレーションを生ぜしめて、析出物の除去
により形成された凹部を埋めて表面を平坦にする。その
後、エピタキシャル成長を行う。アニーリング、選択エ
ッチング、アニーリングおよびエピタキシャル成長の条
件は上述と同様である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の種々の実施例を説明する。 実施例1 図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体基板の処理
方法を示す工程断面図である。
【0032】まず、図1(a)に示すように、チョクラ
ルスキー法よりシリコンバルク酸素濃度が例えば1.3
〜1.5×1018atoms/cm3 程度のシリコン基
板11を形成する。この段階では、シリコン基板11の
表面部のBMD12の密度は、従来と同様にまだ高い。
【0033】次に、図1(b)に示すように、例えば、
3%HF水溶液を用いて30分程度のエッチング処理を
シリコン基板11表面に施す。このとき、シリコン基板
11の表面に析出していたBMD12が、HFによって
選択的にエッチング除去されるため、シリコン基板11
の表面には窪み13が形成される。この窪み13内に
は、BMD12はもちろんのこと、他の析出物も存在し
ない。
【0034】この窪み13の直径は、大きいものでは、
0.2〜0.5μm程度、あるいはそれ以上である。ま
た、窪み13の深さは、同様に、大きいものでは、0.
2〜0.5μm程度、あるいはそれ以上である。したが
って、約3%HF水溶液を用いた場合、シリコン基板1
1の表面に析出していたBMD12を、シリコン基板1
1を過剰にエッチングすることなく選択的に除去するに
は、エッチングレートを考慮すると、少なくとも20分
以上の処理時間が必要となる。また、約3%未満のHF
水溶液を用いた場合には、処理時間は、約10倍以上も
かかる場合もある。
【0035】図2に、シリコン基板の表面に存在するB
MDを選択エッチング除去するための希フッ酸水溶液の
濃度と時間との関係を示す。エッチング時間は、BMD
のサイズに依存する。図2では、0.2μmのサイズと
0.02μmのサイズの2種類のBMDの場合を示し
た。なお、いずれもBMDも、ボイドの内壁に酸素析出
物が形成されているものではなく、ボイドがすべて酸素
析出物で埋まっているものである。ボイドがすべて酸素
析出物で埋まっているBMDの場合は、ボイドの内壁に
酸素析出物が形成されているBMDの場合よりも、長い
エッチング時間と高いHF水溶液の濃度が必要である。
【0036】従来、エピタキシャルシリコン膜の成膜前
に行う希フッ酸水溶液による処理では、シリコン基板表
面の自然酸化膜を除去するための処理しか行っていな
い。すなわち、本発明のような、酸素析出物をすべて除
去することを目的とした処理は行っていない。従って、
通常は、シリコン基板上に、膜厚1〜2nmあるいはそ
れ以下の自然酸化膜が形成されているため、そのような
膜厚の自然酸化膜を除去する程度の時間、濃度で、処理
が行われている。
【0037】次に、図1(c)に示すように、シリコン
基板11上に厚さ約2μmのエピタキシャルシリコン膜
14を形成する。このとき、窪み13内には析出物が存
在しないので、窪み13内でもシリコンはエピタキシャ
ル成長する。したがって、窪み13はシリコンにより埋
め込まれるので、エピタキシャルシリコン膜14の表面
に凹凸は発生せず、エピタキシャルシリコン膜14の表
面は平坦になる。
【0038】シリコン基板11とエピタキシャルシリコ
ン膜14との界面には、弗素原子が存在する。シリコン
基板11とエピタキシャルシリコン膜14との界面全面
における弗素原子の密度は、SIMS(二次イオン質量
分析法)により測定した値で、1×1010〜3×1012
/cm2 、好ましくは1×1011〜3×1012/cm
2 、例えば1×1012/cm2 である。この弗素原子の
密度が3×1012/cm2 を越えると、シリコン基板1
1へのエピタキシャル成長が困難となる。
【0039】最後に、エピタキシャルシリコン膜14の
表面にシリコン酸化膜を形成して、所望の半導体素子を
形成する。以上説明した本実施例によれば、真性寿命の
劣化原因であるBMDは基板表面に露出していないの
で、エピタキシャルシリコン膜14上に形成したシリコ
ン酸化膜の真性寿命は改善される。さらに、基板とし
て、従来と同様に偶発寿命の改善処理が施されたCZシ
リコン基板11を使用しているので、偶発寿命も改善さ
れる。
【0040】図3は、従来の未処理のCZシリコン基板
11a上にエピタキシャルシリコン膜14aを形成した
状態を示す断面図である。従来の場合、エピタキシャル
シリコン膜14aを形成する前に、希フッ酸水溶液を用
いて、基板上の自然酸化膜を除去することが行われてい
るが、基板表面に析出したBMD12のエッチング除去
を目的とした、最適条件による処理は行なわれていない
ばかりか、そのような提案さえもなされていない。この
ため、基板表面に析出したBMD12の直上では、エピ
タキシャル成長が起こらず、多結晶シリコン膜15aや
多結晶シリコン粒15bが形成される。ここで、多結晶
シリコン粒15bはレーザー散乱体として働くと考えら
れる。
【0041】図4は、従来の他の未処理のCZシリコン
基板11a上にエピタキシャルシリコン膜14aを形成
した状態を示す断面図である。これは、図3において、
HF処理した後、エピタキシャルシリコン膜14aを形
成する直前に、1200℃程度の高温下でHClガスや
水素ガスにより、シリコン基板11aをドライクリーニ
ングした場合の断面図である。この場合、ドライクリー
ニングにより、シリコン基板11aの表面がエッチング
されるが、たとえ数分間のドライクリーニングであって
も、シリコン基板11aの表面は数原子層以上がエッチ
ングされる。
【0042】このため、ドライクリーニング前に、HF
処理によって一旦シリコン基板11aの表面に析出して
いたBMDが除去されたとしても、同時にシリコン基板
11aもエッチングされて、基板表面に新たなBMD1
2が析出してしまう。
【0043】そこで、本実施例では、エピタキシャルシ
リコン膜14を形成する直前には、シリコン基板11の
エッチングを伴う強いドライクリーニングは行なわず、
シリコン基板11の表面に再形成される自然酸化膜の除
去される程度の弱いドライクリーニングを行なう。
【0044】このドライクリーニングは、図5に示すよ
うな、エッチングモードの処理条件(850℃以上の不
活性ガス雰囲気)で行うことが望ましく、そのような条
件であれば、シリコン基板上の自然酸化膜のみを除去す
ることが可能である。特に、シリコン基板11自体がエ
ッチングされてはいけないため、基本的には、自然酸化
膜(SiO2 )がエッチングされる際に分解するSiO
(質量数44)を質量分析器によって観察し、基板から
除去される過程を把握して、除去が完了する終点を把握
するのが望ましい。通常は、時間の管理により、自然酸
化膜のエッチングを把握する。
【0045】なお、不活性ガス雰囲気に限らず、実質的
にシリコン基板11のエッチングが起こらない条件下で
あれば、水素ガスなど他のガス雰囲気中でのアニールで
もよい。
【0046】望ましくは、基板表面に析出したBMD1
2を除去した後、ドライクリーニングを行なわずに自然
酸化膜を再成長させることなく、エピタキシャルシリコ
ン膜14を形成する。具体的には、例えば、湿式洗浄装
置と減圧エピタキシャル成長装置とを組合せたクラスタ
ー装置を用いる方法がある。これらの装置は、一般的に
用いられているが、前述したような最適化された条件は
提案されていない。
【0047】すなわち、まず、湿式洗浄装置において、
HF水溶液によるBMD除去および超超純水による水洗
を行なう。次いで、大気中に放置することなく、汚染物
質(自然酸化膜、有機物汚染、金属不純物など)を極力
抑えた環境下で、湿式洗浄装置内のシリコン基板11を
減圧エピタキシャル成長装置に搬送する。
【0048】次に、減圧エピタキシャル成長装置におい
て、シリコンエピタキシャル膜14を形成する。このと
き、シリコン基板11の汚染は防止されているので、シ
リコン基板11を再びエッチングを伴うドライクリーニ
ングにより処理する必要はない。
【0049】なお、HF水溶液によりBMDを除去する
代わりに、HFガスを含むガス雰囲気でBMDを除去す
る方法もある。図6は、HFガスに水蒸気が混入した共
沸状態のHF−水蒸気混合ガス雰囲気中で、基板表面の
BMDを除去する場合のエッチング条件(ウエハ温度、
エッチング時間)の一例を示す。
【0050】図6から、0.2μmのサイズのBMDで
は、基板温度が35℃である場合には、3分以上の処理
を行う必要があることがわかる。基板温度が40℃以上
になると、1時間以上の処理が必要になる。また、一旦
高温下での熱処理によりBMDサイズを小さくした場
合、例えば0.02μmサイズのBMDに縮体させた場
合には、基板温度が35℃ではもちろん、図中の境界線
以上のエッチング時間と基板温度であれば、基板表面に
あるBMDを完全に除去することができる。
【0051】また、HF水溶液によりBMDを除去した
場合、BMDがエッチング除去された際に形成される
「シリコン窪み」と「シリコン平面領域」の各々のシリ
コン基板表面を水素ターミネイト処理することにより、
シリコン基板表面を安定化させることが好ましい。
【0052】上述のように、HFガスに水蒸気を含んだ
系でエッチング処理を行ってもよい。更に、例えば、無
水HFガスによるドライエッチング処理を行なうことも
可能である。このときの温度は、シリコン基板がエッチ
ングされないようにするため、200℃以下が望まし
く、特に100℃以下が望ましい。
【0053】実施例2 図7は、本発明の第2の実施例に係る半導体基板の処理
方法を示す工程断面図である。
【0054】まず、図7(a)に示すように、チョクラ
ルスキー法よりシリコンバルク酸素濃度が例えば1.3
〜1.5×1018atoms/cm3 程度のシリコン基
板21を形成する。この段階では、シリコン基板21の
表面部のBMD22の密度は、従来と同様にまだ高い。
【0055】次いで、図7(b)に示すように、シリコ
ン基板21を1200℃の希ガス、例えば、アルゴンガ
ス雰囲気中で2時間アニールして、シリコン基板21の
表面から深さ約20μmまでの領域にDZ層23を形成
する。アニール条件は図5に示す通りである。図5から
わかるように、シリコン基板は非酸素雰囲気下で高温熱
処理されると、基板がエッチングされる。基板がエッチ
ングされるためには、約850℃以上の温度が必要であ
る。基板表層部のBMDを縮体させ、BMDのサイズを
0.1μm以下にするためには、1000℃以上の温度
が必要である。
【0056】本実施例に係る方法のポイントは、基本的
に、シリコン基板が酸化されない酸素分圧以下の条件下
でアニールすることである。従って、常圧高温アニール
でも、減圧高温アニールでもどちらでもよい。
【0057】次に、例えば、3%HF水溶液を用いて、
シリコン基板21に、3分程度のエッチング処理を施
す。このとき、図7(c)に示すように、シリコン基板
21の表面には微小な窪み24が観察された。
【0058】図8に、この微小な窪み24を原子間力顕
微鏡(AFM)で観察した結果を示す。AFMによる観
察の結果、シリコン基板21の表面にはシリコン原子の
テラスとステップが形成され、表面の一部には直径約8
〜10nm相当、深さが約2nm以上の窪み24があ
り、その密度は約1×108個/cm2 程度であること
が分かった。
【0059】なお、この窪み24の最大粒径は0.1μ
m以下、望ましくは0.07〜0.08μm以下になる
ようにすることが好ましく、これによりその後のエピタ
キシャルシリコン膜を好適に平坦性良く形成することが
可能である。
【0060】従来より、DZ層は、BMDアナライザー
と呼ばれるレーザー散乱体測定器などの測定器によって
評価されているが、DZ層の欠陥は観察されておらず、
DZ層は無欠陥層だと考えられている。
【0061】しかしながら、上述した本発明者等が行な
ったAFM測定の結果から、実際には、DZ層の表面に
はHF水溶液でエッチングされる微小なBMDが存在し
ていることが明らかになった。
【0062】次に図7(d)に示すように、シリコン基
板21上に厚さ約500nmのエピタキシャルシリコン
膜25を形成する。このシリコン膜25は、減圧CVD
を用い、分圧25mPaのSi26 ガス雰囲気で形成
した。所定の膜厚のエピタキシャルシリコン膜を得るた
めの堆積温度と堆積時間の関係を図11に示す。図11
において、曲線aは50nmの膜厚を得る場合、曲線b
は500nmの膜厚を得る場合をそれぞれ示す。
【0063】このとき、第1の実施例と同様に、窪み2
4はシリコンにより埋め込まれるため、エピタキシャル
シリコン膜25の表面に凹凸は発生せず、エピタキシャ
ルシリコン膜25の表面は平坦になる。
【0064】さらに、DZ層23を形成する際のアニー
ルにより、BMDの一部は消滅し、一部は縮体化するの
で、BMD密度は低くなり、BMDサイズは小さくな
る。このようにBMDサイズが小さくなる結果、窪み2
4は第1の実施例の窪み13よりも小さくなる。したが
って、窪み24の埋め込みに必要なシリコン量を低減で
き、第1の実施例よりも、エピタキシャルシリコン膜2
5の薄膜化を容易に行なえるようになる。つまり、エピ
タキシャルシリコン膜25を50nmにまで、またはそ
れ以下にまで薄膜化することができ、それによってプロ
セス時間を短縮することができる。
【0065】また、BMD密度が低くなり、BMDサイ
ズが小さくなる結果、第1の実施例よりも、HF溶液処
理の時間を短くできる。例えば、3%HF溶液処理の場
合であれば、2〜3分でBMDを除去できる。
【0066】最後に、エピタキシャルシリコン膜25の
表面にシリコン酸化膜を形成して、所望の半導体素子を
形成する。本実施例でも第1の実施例と同様な効果が得
られる。
【0067】なお、上述の第1、第2の実施例におい
て、エピタキシャルシリコン膜14,25に形成する半
導体素子については具体的には説明しなかったが、例え
ば、半導体素子が特にエピタキシャルシリコン膜14,
25の表面に形成したシリコン酸化膜をトンネルゲート
酸化膜とするEEPROMの場合に、本発明の効果が顕
著に現れる。
【0068】これはトンネルゲート酸化膜には高電界の
Fowler−Nordheim型電流ストレスが与え
られるため、高い信頼性を実現するためには、偶発不良
および真性不良の両方が要求されるからである。
【0069】実際に本発明のシリコン基板を用いて形成
したEEPROMのトンネルゲート酸化膜は、従来のシ
リコン基板を用いて形成したトンネルゲート酸化膜より
も、信頼性が高くなることを確認した。
【0070】すなわち、ゲート面積S=0.125mm
2 、酸化膜厚TOX=7nmのキャパシタを形成し、スト
レス電流密度Jst=0.1A/cm2 V、ゲート電極か
ら電子を注入する測定条件にて、定電流ストレスによる
絶縁破壊寿命測定(Qbd)を行なったところ、図9に
示すように、本発明のトンネルゲート酸化膜は、従来の
未処理のDZシリコン基板やエピタキシャルシリコン基
板上に形成したトンネルゲート酸化膜と比較して、Qb
dが飛躍的に向上していることが分かる。
【0071】図10に、異なるシリコン基板にキャパシ
タを形成し、絶縁破壊寿命を比較した例を示す。図10
に示すように、従来法によるCZシリコン基板に単純に
エピタキシャル成長させた場合と、CZシリコン基板に
一旦HF処理を施し、シリコン基板表面部のBMDを完
全に除去した後、エピタキシャル成長させた場合(本発
明の方法A)と、CZシリコン基板に一旦1000℃以
上の非酸化性雰囲気下の高温でアニール処理を施した
後、HF処理を行って、シリコン基板表面部のBMDを
完全に除去した後、エピタキシャル成長させた場合(本
発明の方法B)とを比較した結果、BMD除去のための
HF処理を含む、後者の2つの方法(A,B)では、従
来の方法に比べ、Qbdが向上していることがわかる。
【0072】本発明の方法Aと方法Bの相違は、熱処理
によりシリコン基板の表面部のBMDのサイズが方法A
の場合よりも方法Bの場合のほうが小さくなっており、
そのため、方法Bの場合のほうが短時間のHF処理でも
特性が向上している。なお、方法Aのように高温熱処理
を行っていない場合でも、長時間のHF処理によりBM
Dを除去することにより、Qbdを向上させることができ
る。
【0073】第1、第2の実施例において、エピタキシ
ャルシリコン膜14,25の原料ガスとしては、例え
ば、トリクロロシラン、ジクロロシラン、モノシラン等
が主成分のガスを使用する。
【0074】また、エピタキシャルシリコン膜14,2
5の成膜温度が1200℃程度の高温処理の場合には、
シリコン原子の堆積と同時にシリコン原子のマイグレー
ションが起こるため、シリコン基板表面に残存した窪み
は埋め込まれ、凹凸のない原子レベルでシリコン原子の
テラスとステップしか存在しない平坦なエピタキシャル
シリコン層を形成することができる。
【0075】更に、600℃程度の低温でエピタキシャ
ルシリコン膜14,25を形成することもできる。この
場合、シリコン原子のマイグレーションによる平坦性向
上効果が低いため、900℃以上の高温にてマイグレー
ションを促進するためのアニールを追加処理することが
望ましい。
【0076】更にまた、エピタキシャルシリコン膜1
4,25の形成工程は、気相成長による形成方法だけで
なく、アモルファスシリコン膜等を固相、または液相に
て堆積した後にエピタキシャル成長させることによって
も形成することができる。
【0077】この場合もシリコン原子のマイグーレーシ
ョンによる平坦性向上効果が低いため、900℃以上の
高温にてマイグレーションを促進するためのアニールを
行なったり、エピタキシャル成長させるアニール温度自
体を900℃以上の高温にすることが望ましい。
【0078】なお、エピタキシャルシリコン膜を形成す
るためのアニール雰囲気は、基本的には、酸素、炭素、
水分などの不純物が抑えられた雰囲気であれば、真空中
でも常圧雰囲気中、例えばアルゴン、ヘリウム等の希ガ
ス、あるいは窒素、水素などのガス雰囲気でも良い。
【0079】また、上記実施例では、シリコン基板上に
露出した析出物を酸素析出物(BMD)として例に示し
たが、本発明は、析出物が金属不純物や金属シリサイド
の場合にも有効である。また、析出物は基板表面から突
出している場合もある。
【0080】また、上記実施例では、本発明を半導体装
置を形成する前に適用したが、半導体装置のプロセス中
に適用しても良い。例えば、MOSトランジスタを形成
する場合であれば、シリコン基板に素子分離絶縁膜を形
成した後、ゲート酸化膜を形成する直前に適用しても良
い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施できる。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
半導体単結晶膜が形成される半導体基板の表面の析出物
を効果的に減少させることができ、それによって半導体
基板上に、絶縁破壊寿命の長いMOSキャパシタの酸化
膜を形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体基板の処理
工程を示す断面図。
【図2】シリコン基板を選択エッチング除去するための
希フッ酸水溶液の濃度と時間との関係を示す特性図。
【図3】従来の未処理のCZシリコン基板上にエピタキ
シャルシリコン膜を形成した状態を示す断面図
【図4】従来の他の未処理のCZシリコン基板上にエピ
タキシャルシリコン膜を形成した状態を示す断面図。
【図5】アニーリング条件としての温度と酸素分圧との
関係を示す特性図。
【図6】エッチング条件としての温度とエッチング時間
との関係を示す特性図。
【図7】本発明の第2の実施例に係る半導体基板の処理
工程を示す断面図。
【図8】図7(a)のシリコン基板の表面の微小な窪み
を原子間力顕微鏡(AFM)で観察した結果を示す図。
【図9】従来のシリコン基板に形成したゲ−ト酸化膜と
本発明の方法により処理されたシリコン基板に形成した
ゲ−ト酸化膜の絶縁破壊寿命を比較して示す特性図。
【図10】従来のシリコン基板に形成されたキャパシタ
と本発明の方法により処理されたシリコン基板に形成し
たキャパシタの絶縁破壊寿命を比較して示すガラフ。
【図11】エピタキシャル成長の温度と時間との関係を
示す特性図。
【符号の説明】
11,21…シリコン基板 12,22…BMD 13,24…窪み 14,25…エピタキシャルシリコン膜 15a…多結晶シリコン膜 15b…多結晶シリコン粒

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に、半導体基板はエッ
    チングされず、半導体基板表面に露出する析出物がエッ
    チングされる条件で、選択的にエッチング処理を施す工
    程、および前記半導体基板表面に半導体基板を構成する
    半導体の単結晶膜を形成する工程とを具備することを特
    徴とする半導体基板の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング処理を施す工程の後、半
    導体の単結晶膜を形成する工程の前に、アニーリングを
    施す工程を更に具備することを特徴とする請求項1に記
    載の半導体基板の処理方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面に第1のアニーリング
    を施す工程、 半導体基板の表面に、半導体基板はエッチングされず、
    半導体基板表面に露出する析出物がエッチングされる条
    件で、選択的にエッチング処理を施す工程、および前記
    半導体基板表面に半導体基板を構成する半導体の単結晶
    膜を形成する工程とを具備することを特徴とする半導体
    基板の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記エッチング処理は、希フッ酸水溶液
    による処理であることを特徴とする請求項1または3に
    記載の半導体基板の処理方法。
  5. 【請求項5】 前記エッチング処理は、HFガスおよび
    水蒸気の混合ガス雰囲気での処理であることを特徴とす
    る請求項1または3に記載の半導体基板の処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のアニーリングを施す工程は、
    850℃以上の温度で、非酸化性雰囲気で大気圧下で行
    われる請求項3に記載の半導体基板の処理方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のアニーリングを施す工程は、
    850℃以上の温度で、2.0×1012exp(−3.
    83/kT)以下の酸素分圧の減圧下で行われる請求項
    3に記載の半導体基板の処理方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチング処理を施す工程の後、半
    導体の単結晶膜を形成する工程の前に、第2のアニーリ
    ングを施す工程を更に具備する請求項3に記載の半導体
    基板の処理方法。
  9. 【請求項9】 半導体下地基板と、この半導体下地基板
    表面に形成された、半導体下地基板を構成する半導体の
    単結晶膜とを具備し、前記半導体下地基板と単結晶膜と
    の界面に全面に均一に、弗素原子が1×1010個/cm
    2 以上の密度で存在する半導体基板。
  10. 【請求項10】 前記弗素原子が1×1010個/cm2
    〜3×1012個/cm2 の密度で存在する請求項9に記
    載の半導体基板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004535685A (ja) * 2001-07-16 2004-11-25 エス.オー.アイ.テック、シリコン、オン、インシュレター、テクノロジーズ 表面状態を改善する方法
JP2005123241A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコンウエーハの製造方法及びシリコンウエーハ

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