JPH09222873A - 表示装置の駆動制御方法 - Google Patents

表示装置の駆動制御方法

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JPH09222873A
JPH09222873A JP8029278A JP2927896A JPH09222873A JP H09222873 A JPH09222873 A JP H09222873A JP 8029278 A JP8029278 A JP 8029278A JP 2927896 A JP2927896 A JP 2927896A JP H09222873 A JPH09222873 A JP H09222873A
Authority
JP
Japan
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data
pixel
display device
bit
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP8029278A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Takeuchi
和彦 竹内
Shunichi Kishimoto
俊一 岸本
Atsuhiro Yamashita
敦弘 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8029278A priority Critical patent/JPH09222873A/ja
Publication of JPH09222873A publication Critical patent/JPH09222873A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、入力データの階調を疑似的に表
現でき、しかも高い輝度が得られる表示装置の駆動制御
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 プラズマディスプレイのように、点灯お
よび非点灯のみしか表示することができず、1フィール
ドが維持時間の異なる複数のサブフィールドに分割され
て、駆動される表示装置の駆動制御方法において、入力
データを誤差拡散処理することにより、入力データの階
調を疑似的に表現できかつ入力データよりビット数が少
ない表示データを生成して表示装置に供給し、これによ
り、表示装置の駆動時の1フィールド内のサブフィール
ド数が少くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、プラズマディスプレ
イのように点灯および非点灯のみしか表示することがで
きず、階調が点灯時間によって制御される表示装置の駆
動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイのように点灯およ
び非点灯のみしか表示することができない表示装置にお
いては、1フィールド内での点灯時間を制御することに
よって、階調が制御されている。
【0003】図6は、DC型プラズマディスプレイの駆
動制御タイミングを示している。
【0004】図6において、横方向は時間を表し、縦方
向は画面の垂直ラインを示している。DC型プラズマデ
ィスプレイにおいて、8ビットの表示データによって2
56階調を実現する際には、1フィールドが8個のサブ
フィールドSF1〜SF8に分けられる。各サブフィー
ルドSF1〜SF8は、維持期間(点灯期間)と消去期
間とからなる。そして、各サブフィールドの維持期間
は、その前のサブフィールドの維持期間の1/2になる
ように設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように1フィール
ドを8サブフィールドに分割した場合には、1フィール
ド期間をToとすると、第1〜第8サブフィールドの維
持期間t1〜t8は、それぞれ、(1/8)To、(1
/16)、To(1/32)To、(1/64)To、
(1/128)、To(1/256)To、(1/51
2)To、(1/1024)Toとなる。したがって、
全サブフィールドの維持期間で点灯したとしても、点灯
時間の総和は、1フィールド期間の約1/4程度となる
ため、高い輝度が得られないという問題がある。
【0006】この発明は、入力データの階調を疑似的に
表現でき、しかも高い輝度が得られる表示装置の駆動制
御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による表示装置
の駆動制御方法は、たとえば、プラズマディスプレイの
ように、点灯および非点灯のみしか表示することができ
ず、1フィールドが維持時間の異なる複数のサブフィー
ルドに分割されて、駆動される表示装置の駆動制御方法
において、入力データを誤差拡散処理することにより、
入力データの階調を疑似的に表現できかつ入力データよ
りビット数が少ない表示データを生成して表示装置に供
給し、これにより、表示装置の駆動時の1フィールド内
のサブフィールド数が少くなることを特徴とする。
【0008】誤差拡散処理としては、たとえば、処理対
象画素の入力データに、処理対象画素の左隣画素のフレ
ーム内誤差データを加算する第1ステップ、第1ステッ
プによって得られた加算結果を、その下位所定数ビット
からなりかつ処理対象画素の右隣の画素へ配分するフレ
ーム内誤差データと、その上位所定数ビットからなるフ
レーム間処理用データとに分割する第2ステップ、フレ
ーム間処理用データに前フレームにおける処理対象画素
と同一座標画素のフレーム間誤差データを加算する第3
ステップ、ならびに第3ステップによって得られた加算
結果を、上位所定数ビットからなる表示データと、下位
所定数ビットからなりかつ次フレームにおける処理対象
画素と同一座標画素へ配分するフレーム間誤差データと
に分割する第4ステップからなるものが用いられる。
【0009】誤差拡散処理は、そもそも、表示色数を増
加するために使用される手法であり、たとえば、512
色しか表示できない液晶パネルで、フルカラー(たとえ
ば、26万2000色以上)を疑似的に表現するために
使用される手法である。この発明では、プラズマディス
プレイのように、液晶パネルと異なり、点灯および非点
灯のみしか表示することができない表示装置において、
輝度を増加するために、誤差拡散処理を応用しており、
この発明における誤差拡散処理の利用目的は、従来の誤
差拡散処理の利用目的とは全く異なっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、こ
の発明の実施の形態について説明する。
【0011】図1は、DC型プラズマディスプレイの駆
動制御回路を示している。
【0012】入力画像信号は、A/D変換器1によって
ディジタル画像データに変換される。ディジタル画像デ
ータは、この例では、256階調を表現できる8ビット
データである。
【0013】この8ビットのディジタル画像データは、
誤差拡散処理部2に送られる。この誤差拡散処理部2
は、誤差拡散法によって入力データの階調を疑似的に表
現できる出力データであって、入力データよりビット数
の少ない出力データ(表示データ)を得るものである。
この例では、誤差拡散処理部2によって8ビットの入力
データが、3ビットの表示データに変換される。誤差拡
散処理部2の処理の詳細については、後述する。
【0014】この誤差拡散法は、そもそも、表示色数を
増加するために使用される手法であり、たとえば、51
2色しか表示できない液晶パネルで、フルカラー(たと
えば、26万2000色以上)を疑似的に表現するため
に使用されている(「誤差拡散法で512色表示液晶を
1670万色に、専用LSI開発」 日経エレクトロニ
クス 1994.8.22(no.615)のP131
〜142参照)。
【0015】誤差拡散処理部2によって得られた表示デ
ータは、メモリ3に一旦記憶された後、DC型プラズマ
ディスプレイ装置10に送られる。DC型プラズマディ
スプレイ装置10は、DC型プラズマディスプレイとそ
の駆動回路とを備えている。なお、制御回路4は、図1
の各部にタイミング信号等の制御信号を供給する。
【0016】図2は、誤差拡散処理部2による誤差拡散
処理手順を示している。また、図3は、誤差拡散処理部
2による誤差拡散処理内容を模式的に示している。
【0017】また、図4のフレームnのEは処理対象画
素に対する入力データを表している。フレームnのB
は、処理対象画素の左隣の画素に対する入力データが誤
差拡散処理された結果、得られたフレーム内の誤差信号
を表している。フレームnのCは、処理対象画素に対す
る入力データEが誤差拡散処理された結果、得られたフ
レーム内誤差信号を表している。また、フレーム(n−
1)のAは、フレーム(n−1)において、上記処理対
象画素と同一座標の画素に対する入力データが誤差拡散
処理された結果、得られたフレーム間誤差信号を表して
いる。また、フレーム(n+1)のDは、上記処理対象
画素に対する入力データが誤差拡散処理された結果、得
られたフレーム間誤差信号を表している。
【0018】図2〜図4を参照して、誤差拡散処理部2
による誤差拡散処理について説明する。フレームnの処
理対象画素に対する画像データ(E:8ビット)が入力
されると、画像データ(E)に、その左隣画素からのフ
レーム内誤差データ(B:4ビット)が加算される(ス
テップ1)。
【0019】そして、得られた8ビットデータのうちの
下位4ビットが、処理対象画素の右隣画素に配分される
フレーム内の誤差データ(C)として、抽出される(ス
テップ2)。
【0020】また、ステップ1で得られた8ビットデー
タのうちの上位4ビット(フレーム間処理用データ)
に、前フレーム(n−1)における今回の処理対象画素
と同一座標の画素からのフレーム間誤差データ(A:1
ビット)が加算される(ステップ3)。
【0021】得られた4ビットデータのうち、上位3ビ
ットが今回の処理対象画素に対する表示データ(G)と
して出力されるとともに、下位1ビットが次フレーム
(n+1)における今回の処理対象画素と同一座標の画
素に配分されるフレーム間誤差データ(D)として、抽
出される(ステップ4)。
【0022】つまり、8ビットの入力データ(E)は、
3ビットの表示データ(G)として、出力される。本
来、3ビットでは、8階調しか表現できないが、8ビッ
トデータから誤差拡散処理によって3ビットの表示デー
タが得られているため、この3ビットの表示データによ
って256階調が疑似的に表現される。
【0023】図5は、上記誤差拡散処理部2によって得
られた3ビットの表示データに基づく、DC型プラズマ
ディスプレイの駆動制御方法を示している。
【0024】この場合には、表示データのビット数に応
じて、1フィールドが3つのサブフィールドSF1〜S
F3に分割されている。各サブフィールドは、維持期間
と消去期間とからなる。各サブフィールドの維持時間
は、その前のサブフィールドの点灯時間の1/2になる
ように設定されている。
【0025】1フィールド期間をToとすると、第1サ
ブフィールドSF1の維持期間t1は(1/3)Toと
なり、第2サブフィールドSF2の維持期間t2は(1
/6)Toとなり、第3サブフィールドSF3の維持期
間t3は(1/12)Toとなり、全サブフィールドの
維持期間で点灯した場合の点灯時間の総和は、約0.5
8Toとなる。つまり、従来例に比べて、全点灯時間は
ほぼ2倍となり、高い輝度が得られる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、入力データの階調を
疑似的に表現でき、しかも高い輝度が得られる表示装置
の駆動制御方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DC型プラズマディスプレイの駆動制御回路を
示すブロック図である。
【図2】誤差拡散処理部による誤差拡散処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】誤差拡散処理部による誤差拡散処理内容を模式
的に示す模式図である。
【図4】誤差拡散処理部による誤差拡散処理の説明で用
いられる処理対象画素のデータ、フレーム内誤差デー
タ、フレーム間誤差データを示す模式図である。
【図5】DC型プラズマディスプレイの駆動制御タイミ
ングを示すタイムチャートである。
【図6】DC型プラズマディスプレイの従来の駆動制御
タイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 誤差拡散処理部 3 メモリ 4 制御回路 10 DC型プラズマディスプレイ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点灯および非点灯のみしか表示すること
    ができず、1フィールドが維持時間の異なる複数のサブ
    フィールドに分割されて、駆動される表示装置の駆動制
    御方法において、 入力データを誤差拡散処理することにより、入力データ
    の階調を疑似的に表現できかつ入力データよりビット数
    が少ない表示データを生成して表示装置に供給し、これ
    により、表示装置駆動時の1フィールド内のサブフィー
    ルド数が少くなることを特徴とする表示装置の駆動制御
    方法。
  2. 【請求項2】 誤差拡散処理は、 処理対象画素の入力データに、処理対象画素の左隣画素
    のフレーム内誤差データを加算する第1ステップ、 第1ステップによって得られた加算結果を、その下位所
    定数ビットからなりかつ処理対象画素の右隣の画素へ配
    分するフレーム内誤差データと、その上位所定数ビット
    からなるフレーム間処理用データとに分割する第2ステ
    ップ、 フレーム間処理用データに前フレームにおける処理対象
    画素と同一座標画素のフレーム間誤差データを加算する
    第3ステップ、ならびに第3ステップによって得られた
    加算結果を、上位所定数ビットからなる表示データと、
    下位所定数ビットからなりかつ次フレームにおける処理
    対象画素と同一座標画素へ配分するフレーム間誤差デー
    タとに分割する第4ステップ、 からなる請求項1に記載の表示装置の駆動制御方法。
  3. 【請求項3】 表示装置がプラズマディスプレイ装置で
    あることを特徴とする請求項1および2のいずれかに記
    載の表示装置の駆動制御方法。
JP8029278A 1996-02-16 1996-02-16 表示装置の駆動制御方法 Pending JPH09222873A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032049A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Canon Inc 画像表示装置
JP2005308785A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示方法
US7236147B2 (en) 2000-07-07 2007-06-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Display device, and display method

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