JPH09221787A - パイプと一体型ホース、およびそれを用いた車両の運転室 - Google Patents

パイプと一体型ホース、およびそれを用いた車両の運転室

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JPH09221787A
JPH09221787A JP5364396A JP5364396A JPH09221787A JP H09221787 A JPH09221787 A JP H09221787A JP 5364396 A JP5364396 A JP 5364396A JP 5364396 A JP5364396 A JP 5364396A JP H09221787 A JPH09221787 A JP H09221787A
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JP
Japan
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pipe
hose
cab
fluid
flexible
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JP5364396A
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Inventor
Masayoshi Yoshida
政由 吉田
Tsutomu Abe
勉 阿部
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Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプと各ホースとの連結部を一体にして、
狭い配管スペースにおける組立作業・増締作業等が可能
となると共に、作業工数およびこの部分における油洩点
検・増締作業等の保守点検が不要となるパイプと一体型
ホース、およびそれを使用した車両の運転室を提供す
る。 【解決手段】 可撓性を有するホースと、非可撓性のパ
イプとからなる流体用配管において、前記パイプと、こ
のパイプ両端に連結固定するための各ホース加締部を有
する二本の口金付ホースとよりなるパイプと一体型ホー
ス、およびそれを使用した車両の運転室。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプと一体型ホー
ス、およびそれを用いた車両の運転室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から車両の運転室内外を接続する流
体配管およびその関連技術としては、図5および図5の
P部詳細図である図6に示す第1の従来技術、および図
7に示す第2の従来技術、および図8に示す第3の従来
技術がある。
【0003】第1の従来技術である図5および図6に示
すクレーン車について説明する。図5はクレーン車の平
面図で、ステアリング油圧およびエア用配管等の配管類
は実線で示し、その他は全て仮想線で示してある。運転
室52を搭載し、スイングサークル53を固定したレボ
ルビングフレームはクレーン車体51に設置された旋回
中心O2 回りに旋回する。運転室52内のチューブ54
と、前記レボルビングフレームの旋回中心O2 と同心に
設置されたスイベルジョイント58に接続されたゴムホ
ース59とは、図6に詳細を示すように隔壁62に締付
固定されている隔壁締付型ニップル55あるいは隔壁締
付型エルボー56により接続されている。
【0004】図7に示す第2の従来技術について説明す
る。90度に曲げられた曲り鋼管76の両端に固定され
た各ニップル75,75に、両端に口金71,71を設
置した二本のゴムホース72,72の各一方の口金71
を締め付けて90度曲がった流体用配管が形成される。
【0005】図8に示す第3の従来技術について説明す
る。これはゴムホースのクランプ例を示す図で、(A)
はその第1例で弾性体で形成されたクッション81の穴
部81aにホースを通した後、これを金属で形成したク
リップ82の穴部82aに通して、締付穴82bにより
クリップ82を固定してクッション81と共にゴムホー
スをクランプしている。(B)はその第2例で弾性体で
形成された第1例と同じクッション81を、金属で形成
した2個のクランプ85の各凹部85aを向い合せ、ク
ランプ85の締付穴82bにによりクランプ85と共に
ゴムホースをクランプしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5〜
図7に示すように90度となる急な曲り部の配管には、
いずれも締結する部分はスパナによる締め工程があり、
そのための作業スペースが必要となるためコンパクトな
配管が不可能であると共に、スパナによる締め付け作業
スペースのない位置においては配管できない問題があっ
た。また、配管組立後であっても流体の洩れチェック、
および洩れがあれば増締め作業が必要である。図8に示
すようにホースクランプはクッションを用いる方法がと
られているため、部品点数が多くなる問題がある。
【0007】本発明は前記各従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、パイプと一体型ホース、およびそれ
を用いた車両の運転室を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
目的を達成するために、本発明における第1発明に係る
パイプと一体型ホースは、可撓性を有するホースと、非
可撓性のパイプとからなる流体用配管において、前記パ
イプと、このパイプ両端に連結固定するための各ホース
加締部を有する二本の口金付ホースとよりなる。
【0009】第1発明によれば、非可撓性のパイプ両端
に各ホース加締部を有する二本の口金付可撓性ホースを
連結固定してパイプと一体型ホースを構成したので、こ
の流体配管はホースにより可撓性を有すると共に、パイ
プにより剛性が保持される。また、パイプの両端には各
ホース加締部により二本の口金付ホースが連結固定され
ているため、パイプと各ホースとの連結部における組立
作業、および油洩点検・増締作業等の保守点検を要する
ことなく一体の流体配管として使用できる。
【0010】従って、次のような効果を得ることができ
る。 (1)パイプを予め所要の曲率に曲げておけば、配管上
急な曲りを必要とする部分、および狭い配管スペースに
おける組立作業・増締作業等が可能となると共に、特
に、狭い配管スペースにおける作業工数を低減できる。 (2)パイプと各ホースとの連結部が一体であるため、
この部分における油洩点検・増締作業等の保守点検が不
要となる。 (3)配管内の流体が高圧で脈動する場合であっても、
特に非可撓性のパイプ部分をクランプしておけば流体配
管を所定位置に確実に保持できるので、流体配管同志ま
たは流体配管と他の機器とが擦れ合って破損することを
防止できる。 (4)パイプと各ホースとの連結部が一体であるため流
体配管の部品点数を削減できる。 (5)同様に、パイプと各ホースとの連結部が一体であ
るため接続部からのごみの混入を防止できる。
【0011】また、本発明における第2発明に係るパイ
プと一体型ホースは、第1発明において前記パイプは予
め配管上に必要な所定の角度に曲げたパイプとする。
【0012】第2発明によれば、パイプを予め所要の曲
率に曲げてあるため、配管上急な曲りを必要とする部
分、および狭い配管スペースにおける組立作業・増締作
業等が可能となると共に、特に、狭い配管スペースにお
ける作業工数を低減できる。
【0013】本発明における第3発明に係る車両の運転
室は、運転室内外を連通するための流体配管を有する車
両の運転室において、前記運転室の隔壁に形成された貫
通孔と、この貫通孔を貫通すると共に、非可撓性のパイ
プ両端に連結固定するための各ホース加締部を有する二
本の口金付可撓性ホースで形成される、パイプと一体型
ホースとよりなる。
【0014】第3発明によれば、車両の運転室内外を連
通する部分の流体配管については、配管スペースが狭
く、配管を急に曲げる必要がある。しかし、運転室の隔
壁に形成された貫通孔を貫通する、パイプと一体型ホー
スを用いることにより、第1発明と同様な作用効果が得
られる。
【0015】また、本発明における第4発明に係る車両
の運転室は、第3発明において前記パイプと一体型ホー
スを運転室に固定するためのクランプ手段を備える。
【0016】第4発明によれば、パイプと一体型ホース
をクランプ手段により運転室に固定したので、配管内の
流体が高圧で脈動する場合であっても、特に非可撓性の
パイプ部分をクランプしておけば流体配管を所定位置に
確実に保持できる。そのため、流体配管同志または流体
配管と他の機器とが擦れ合って破損することを防止でき
る。
【0017】さらに、本発明における第5発明に係る車
両の運転室は、第3発明において前記パイプは予め配管
上に必要な所定の角度に曲げたパイプとする。
【0018】第5発明によれば、パイプは予め配管上に
必要な所定の角度に曲げてあるため、狭い配管スペース
であっても組立作業・増締作業等が可能となると共に、
作業工数を低減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明にかかるパイプと一
体型ホース、およびそれを用いた車両の運転室の実施例
について、図1〜図4の図面を参照して詳述する。図1
は本発明の第1実施例を適用したクレーン車を示す図、
図2は本発明に係るパイプと一体型ホースの第1実施例
を示す図、図3は本発明に係るパイプと一体型ホースの
第2実施例を示す図、図4は本発明に係るパイプと一体
型ホースの第3実施例を示す図である。
【0020】図1はクレーン車の平面図で、ステアリン
グ油圧およびエア用配管等の配管類は実線で示し、その
他は全て仮想線で示してある。運転室2を搭載し、スイ
ングサークル3を固定したレボルビングフレームはクレ
ーン車体1に設置された旋回中心O1 回りに旋回する。
運転室2内の第1ゴムホース4と、ニップル7を介して
前記レボルビングフレームの旋回中心O1 と同心に設置
されたスイベルジョイント8、およびエルボ5を介して
レギュレータ6に接続された第2ゴムホース9とは、図
2に詳細を示すようなパイプと一体型ホース10aによ
り接続されている。また、パイプと一体型ホース10a
はクランプ11により運転室2の隔壁12に締付固定さ
れている。
【0021】前記パイプと一体型ホース10aは、図2
に示すように非可撓性の曲り鋼管16両端に連結固定す
るための、各ゴムホース加締部14a,14bを有する
二本の口金13a,13b付可撓性ホースで形成され、
このパイプと一体型ホース10aは運転室2の隔壁12
に形成された図示されない貫通孔を貫通している。
【0022】図2に示すようにパイプと一体型ホース1
0aを構成したので、この流体配管はゴムホース14
a,14bにより可撓性を有すると共に、曲り鋼管16
により剛性が保持される。また、曲り鋼管16の両端に
は各ゴムホース加締部15a,15aにより二本の口金
13a,13b付ゴムホース14a,14bが連結固定
されているため、曲り鋼管16と各ゴムホース14a,
14bとの連結部における組立作業、および油洩点検・
増締作業等の保守点検を要することなく一体の流体配管
として使用でき、かつ流体配管の部品点数を削減できる
と共に、連結部からのごみの混入を防止できる。また、
曲り鋼管16を予め所要の曲率に曲げておけば、配管上
急な曲りを必要とする部分、および狭い配管スペースに
おける組立作業・増締作業等が可能となると共に、特
に、狭い配管スペースにおける作業工数を低減できる。
さらに、配管内の流体が高圧で脈動する場合であって
も、特に非可撓性の曲り鋼管16をクランプしておけば
流体配管を所定位置に確実に保持できるので、流体配管
同志または流体配管と他の機器とが擦れ合って流体配管
が破損することを防止できる。
【0023】図3に示すパイプと一体型ホース10bは
135度の角度をなす曲り鋼管17とする以外は図2と
同様のため、図2と同様な部分については説明を省略す
る。このように必要に応じて曲り鋼管17の角度を任意
に選択することができる。図4に示すパイプと一体型ホ
ース10cは真直鋼管18とする以外は図2と同様のた
め、図2と同様な部分については説明を省略する。本実
施例では真直な配管部分であっても、ゴムホース14a
の代わりに安価で強度の高い真直鋼管18を使用するメ
リットがある。
【0024】以上、第1実施例〜第3実施例においては
パイプを鋼管としたが、これに限るものではなく、樹脂
管等の剛性を有するパイプであってもよく、またホース
をゴムホースとしたが、これに限るものではなく、ビニ
ルホース等の可撓性を有するホースであってもよいこと
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプと一体型ホースの第1実施
例を適用したクレーン車を示す図である。
【図2】本発明に係るパイプと一体型ホースの第1実施
例を示す図である。
【図3】本発明に係るパイプと一体型ホースの第2実施
例を示す図である。
【図4】本発明に係るパイプと一体型ホースの第3実施
例を示す図である。
【図5】第1の従来技術を示す図である。
【図6】図5のP部詳細を示す図である。
【図7】第2の従来技術を示す図である。
【図8】第3の従来技術を示す図で、(A)はホースク
ランプの第1例、(B)はホースクランプの第2例を示
す図である。
【符号の説明】
1 クレーン車体 2 運転室 3 スイングサークル 4 第1ゴムホース 5 エルボ 6 レギュレータ 7 ニップル 8 スイベルジョイント 9 第2ゴムホース 10a,10b,10c パイプ一体型ホース 11 クランプ 12 隔壁 13a,13b 口金 14a,14b ゴムホース 15a,15a ゴムホース加締部 16,17 曲り鋼管 18 真直鋼管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するホースと、非可撓性のパ
    イプとからなる流体用配管において、前記パイプと、こ
    のパイプ両端に連結固定するための各ホース加締部を有
    する二本の口金付ホースとよりなることを特徴とするパ
    イプと一体型ホース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパイプ一体型ホースにお
    いて、前記パイプは予め配管上に必要な所定の角度に曲
    げたパイプとすることを特徴とするパイプと一体型ホー
    ス。
  3. 【請求項3】 運転室内外を連通するための流体配管を
    有する車両の運転室において、前記運転室の隔壁に形成
    された貫通孔と、この貫通孔を貫通すると共に、非可撓
    性のパイプ両端に連結固定するための各ホース加締部を
    有する二本の口金付可撓性ホースで形成される、パイプ
    と一体型ホースとよりなることを特徴とする車両の運転
    室。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両の運転室において、
    前記パイプと一体型ホースを運転室に固定するためのク
    ランプ手段を備えることを特徴とする車両の運転室。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の車両の運転室において、
    前記パイプは予め配管上に必要な所定の角度に曲げたパ
    イプとすることを特徴とする車両の運転室。
JP5364396A 1996-02-19 1996-02-19 パイプと一体型ホース、およびそれを用いた車両の運転室 Pending JPH09221787A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008106444A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
CN102602350A (zh) * 2012-03-22 2012-07-25 昆山三一机械有限公司 一种履带起重机的行走液压管路及包括该管路的起重机

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