JPH09221273A - 可撓管の巻取制御方法 - Google Patents

可撓管の巻取制御方法

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JPH09221273A
JPH09221273A JP2897296A JP2897296A JPH09221273A JP H09221273 A JPH09221273 A JP H09221273A JP 2897296 A JP2897296 A JP 2897296A JP 2897296 A JP2897296 A JP 2897296A JP H09221273 A JPH09221273 A JP H09221273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible tube
winding drum
drive motor
flexible pipe
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2897296A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kobayashi
昇 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出機から押出された可撓管を連続してコイ
ル状に巻き取ることができる巻取方法を提供する。 【解決手段】 押出機から押出された可撓管aの押出速
度を引取機8の駆動モータのパルス数により検出する。
この信号を巻取ドラム4の駆動モータに伝達し、巻取ド
ラム4の駆動モータのトルク値を増減させつつその回転
速度を制御しつつ可撓管aを巻取る。 【効果】 可撓管を連続してコイル状に巻取ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機から押出さ
れた可撓管を連続してコイル状に巻き取ることができる
巻取制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からポリエチレンパイプ等の可撓管
を巻取ドラムに巻取る場合、押出機から搬送されてきた
可撓管を搬送装置内を通過させながらコンベアで送り出
し、該コンベアから送り出された可撓管を巻取ドラムに
巻取っている。そして、押出条件を変更したり、可撓管
を切断して巻取ドラムを取換える際には連続して搬送さ
れてくる可撓管の撓みを搬送装置に設置されている移動
ロールで一時的に吸収して巻取っているが、可撓管の撓
みが大きくなるときは熟練した作業者が勘で巻取ドラム
の回転速度を調整して巻取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の巻取方法は、作業者の勘に頼るため正確性に欠ける
だけでなく、作業工程の平準化を進める上で問題となっ
ていた。本発明はかかる課題を解決したものであって、
熟練した作業者の勘を必要とせず、可撓管を連続してコ
イル状に巻き取ることができる巻取制御方法を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、押出機から押
出された可撓管を複数個のロールが配設された搬送装置
内を通過させながらコンベアで送り出し、該コンベアか
ら送り出された可撓管を巻取ドラムに巻取るにあたり、
可撓管の押出速度を引取機の駆動モータのパルス数によ
り検出すると共にこの信号を巻取ドラムの駆動モータに
伝達し、該巻取ドラムを駆動するモータのトルク値を相
対的に増減して巻取ドラムの回転速度を制御することを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面にて
詳細に説明する。図1は本発明で使用する巻取装置の一
実施例を示す側面図であって、図中aはポリエチレン管
等の可撓管、Aは搬送装置、Bは巻取機、Cは移管機で
ある。
【0006】先ず、本発明で使用する巻取装置の構成を
説明する。押出機(図示せず)の後方には引取機8が設
置されており、該引取機8の後方に搬送装置Aが設置さ
れている。搬送装置Aは枠体1に複数個のロールを配設
したものであって、引取機8が設置されている側の枠体
1の一側には可撓管aの導入口11が設けられており、
その他側には排出口12が設けられている。前記導入口
11と排出口12との間には第1ロール21、第2ロー
ル22、第3ロール23、第4ロール24及び第5ロー
ル25が順次配設され、第5ロール25と排出口12と
の間にコンベア3が設けられている。
【0007】前記第1ロール21と第5ロール25は大
径ロール21a,25aと小径の押圧ロール21b,2
5bとからなり、それぞれ大小のロールが一組となって
縦桟に固定されている。一方、第2ロール22と第4ロ
ール24は中径ロール22a,24aと小径の押圧ロー
ル22b,24bとからなり、それぞれ中小のロールが
一組となって縦桟に移動可能に配設されている。また、
大径の第3ロール23も縦桟に移動可能に配設されてい
る。前記第2ロール22と第3ロール23および第4ロ
ール24は張力検知装置(図示せず)と接続しており、
該張力検知装置で検出した可撓管aの張力に応じてそれ
ぞれの移動ロールがチエーン、ねじ棒等で縦桟に沿って
上下方向に移動するようになっている。
【0008】一方、コンベア3は上下に4個ずつ配置し
たそれぞれのロールにベルトを差し渡したものであっ
て、該コンベア3は駆動モータと接続している。また、
可撓管aの長さを測定する計測器がコンベア3と連動し
ており、該コンベア3から送り出された可撓管aが所定
の長さに達すると、駆動モータが停止してコンベア3の
後方に設けた切断機(図示せず)が可撓管aを切断す
る。そして、切断された可撓管aの一端部がコンベア3
で把持固定されている間、押出機から押出されて搬送さ
れてきた可撓管aが上下方向に移動する第2ロール2
2、第3ロール23および第4ロール24でストックさ
れると共にその弛みが防止される。
【0009】巻取機Bは巻取ドラム4と結束機5とから
なっている。巻取ドラム4は4本のアームが垂直面で回
転して可撓管aを巻き取るものであって、該ドラムは拡
径、縮径可能となっている。即ち、可撓管aを巻き取る
とき、巻取ドラム4は拡径してそれぞれのアームの先端
に設けた係止片がコイル状に巻回された可撓管aの巻き
崩れを防止する。そして、可撓管aが巻取ドラム4に所
定長さ巻き取られると、前記コンベア3の後方で可撓管
aが切断され、これと同時に結束機5が巻取ドラム4側
に移動してコイル状に巻回された可撓管aの適所を紐等
で結束する。
【0010】一方、コイル状に巻回された可撓管aを巻
取ドラム4から取り外すとき、巻取ドラム4は図1に示
した垂直状態から90度回転して水平状態となり、ドラ
ムが縮径して各アームの先端に設けた係止片が拡開す
る。このため、コイル状に巻回された可撓管aを巻取ド
ラム4から簡単に取り外すことができる。
【0011】移管機Cは前記巻取機Bの上方に設けたガ
イドレール13上を移動するものであって、本体下部に
吊設した把持部6が上下方向に移動可能となっている。
また、前記把持部6には4本のアーム61が設けられて
おり、該アーム61は拡径、縮径可能となっている。前
述した如く、巻取ドラム4が水平状態となって縮径する
と、把持部6が下降して4本のアーム61がコイル状に
巻回された可撓管aの内側に挿入されてから拡径し、コ
イル状に巻回された可撓管aを把持して上昇する。次
に、図1に一点鎖線で示した如く移管機Cが右側に移動
してガイドレール13の端部に到達すると、把持部6が
再度下降してアーム61が縮径し、コイル状に巻回され
た可撓管aを荷台7上に載置する。
【0012】また、前述した引取機8には押出機から押
出された可撓管aを所定速度で引取る引取りロール(図
示せず)が配設されており、該引取りロールを回転駆動
するモータと連係してモータのパルス数を検出する検知
装置(図示せず)が設けられている。検知装置で検出さ
れた信号は巻取ドラム4の駆動モータに伝達されるよう
になっており、巻取ドラム4を駆動するモータの制御装
置には予め引取機8の駆動モータのパルス数と、これに
対応する巻取ドラム4の駆動モータのトルク値との相関
関係を示す式がインプットされている。
【0013】次に、本発明の巻取工程を説明する。押出
機からほぼ一定速度で押出された可撓管aは引取機8で
引取られてから搬送装置Aに搬送され、複数個のロール
を通過しながら上下一対のコンベア3から送り出され
る。この平常運転時、搬送装置Aの移動ロール22,2
3,24はほぼ水平に配置されている。次に、コンベア
3から送り出された可撓管aを巻取ドラム4に所定長さ
巻き取ってからコンベア3の後方で可撓管aを切断し、
コイル状に巻回された可撓管aを紐等で結束する。そこ
で、巻取ドラム4を90度回転させて水平状態にしてか
らコイル状に巻回された可撓管aを移管機Cで把持して
所定位置に移送する。
【0014】この巻取工程において、巻取ドラムに巻回
されたコイル状の可撓管aを紐等で結束して巻取ドラム
4から取り外すまでの間、切断した可撓管aの一端部は
コンベア3で把持固定されている。そこで、移動ロール
22,23,24を上下方向に移動させ、押出機から押
出されて搬送されてきた可撓管aをストックすると共に
その弛みを吸収する。
【0015】次に、前記巻取ドラム4に巻回されたコイ
ル状の可撓管aが所定位置に移送されて巻取ドラム4が
空になったとき、巻取ドラム4を90度回転させて図1
に示した垂直状態に戻す。そこで、コンベア3の運転を
再開し、巻取ドラム4を回転させて可撓管aを所定の長
さ巻取る。
【0016】この運転再開時、コンベア3の送り出し速
度と巻取ドラム4の巻取速度を可撓管aの押出速度より
も速くする。そして、搬送装置Aに配設した移動ロール
22,23,24が平常運転の位置に戻ったとき、巻取
ドラム4の巻取速度を可撓管aの押出速度と一致させて
巻取る。
【0017】押出機から押出された可撓管aを連続して
巻取ドラム4に巻取る際、引取機8の駆動モータのパル
ス数を検知装置で検出し、この信号を巻取ドラム4の駆
動モータに伝達する。そして、予め巻取ドラム4の制御
装置にインプットされている引取機8の駆動モータのパ
ルス数と、これに対応する巻取ドラム4の駆動モータの
トルク値との相関式に基づき、巻取ドラム4の回転速度
を制御する。
【0018】例えば、可撓管aの押出速度が増加したと
き、この押出速度を引取機8の駆動モータのパルス数か
ら検知し、この信号を巻取ドラム4の駆動モータに伝達
してモータのトルク値を相対的に増加させると共に、回
転速度を増大させる。そして、これと同時に移動ロール
22,23,24の上昇・降下を行なう駆動モータの回
転数を増加させると共に、コンベア3の送り出し速度を
速くする。これによって、可撓管aの押出速度に見合う
回転速度で可撓管aを精度よく巻取ドラム4に巻取るこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は引取機の駆
動モータのパルス数から押出速度を検知し、該パルス数
を巻取ドラムの駆動モータに伝達してモータのトルク値
を相対的に増減することによって回転速度を制御するの
で、可撓管を精度よく巻取ドラム4に巻取ることができ
る。従って、本発明の巻取制御方法を用いると、熟練を
有する作業者が不要となると共に作業工程の平準化を図
ることができ、可撓管を自動的に連続して巻取ドラムに
巻取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明で使用する巻取装置の一実施例を
示す側面図である。
【符号の説明】
a 可撓管 A 搬送装置 B 巻取機 C 移管機 8 引取機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機から押出された可撓管を複数個の
    ロールが配設された搬送装置内を通過させながらコンベ
    アで送り出し、該コンベアから送り出された可撓管を巻
    取ドラムに巻取るにあたり、可撓管の押出速度を引取機
    の駆動モータのパルス数により検出すると共にこの信号
    を巻取ドラムの駆動モータに伝達し、該巻取ドラムを駆
    動するモータのトルク値を相対的に増減して巻取ドラム
    の回転速度を制御することを特徴とする可撓管の巻取制
    御方法。
JP2897296A 1996-02-16 1996-02-16 可撓管の巻取制御方法 Pending JPH09221273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013151373A (ja) * 2006-12-04 2013-08-08 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh 繊維束を製造するための方法

Cited By (3)

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JP2013151373A (ja) * 2006-12-04 2013-08-08 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh 繊維束を製造するための方法
US8764925B2 (en) 2006-12-04 2014-07-01 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Apparatus and methods for manufacturing fiber bundles
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