JP2642467B2 - 管内への線状体挿通方法 - Google Patents

管内への線状体挿通方法

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JP2642467B2
JP2642467B2 JP1028704A JP2870489A JP2642467B2 JP 2642467 B2 JP2642467 B2 JP 2642467B2 JP 1028704 A JP1028704 A JP 1028704A JP 2870489 A JP2870489 A JP 2870489A JP 2642467 B2 JP2642467 B2 JP 2642467B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は管内への線状体挿通方法、特に振動を利用
して線状体を管内に挿通する方法に関する。
この発明は光ファイバ、金属線その他の線状体が保護
管あるいはシース内に挿通された光ファイバケーブル、
電線、複合構造管その他の製造に用いられる。
[従来の技術] 長尺の管などに線状体を挿通する必要がある場合があ
る。たとえば、近年広く用いられるようになった光通信
ケーブルは、光ファイバが強度的に弱いことから、金属
被覆をした構造のものが要求されるようになって来てい
る。このために、光ファイバ心線あるいはコードをたと
えば直径数mm以下、長い数百m以上の鋼管に挿通する必
要がある。あるいは、光ファイバ心線の挿通に先立っ
て、鋼線などの金属線をメッセンジャーワイヤとして管
に挿通することもある。
従来、金属管等の管に線状体を挿通した線状体線を製
造する方法として、特開昭58−186110および特開昭62−
44010が知られている。こらの方法では、線状体を挿通
するキャリヤ部材あるいは管を振動させ、振動コンベア
の原理で線状体に搬送力を与え、キャリア部材あるいは
管に線状体を挿入する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の線状体挿通方法には下記のような問題
があった。(第10図参照) (a)管入口端3は管のコイル(第1図または第6図に
示す符号5)と一体となって振動するので、線状体7は
管入口端3の手前の部分8が大きく波打つように振れ動
く。この結果、遠心効果により管外への排出力が線状体
7に作用し、線状体7の管内への進入が妨げられる。な
お、遠心効果とは遠心力による効果の他、管入口端3が
管径方向に急速に動くことにより、管入口端3の手前の
線状体の部分8が取り残され、管内の線状体7が排出さ
れることも含む。
(b)線状体7は管入口端3の手前の部分8で繰返し曲
げが加わり、特に光ファイバではマイクロクラックが生
じる。また、線状体7は上記振れ動きにより管入口端3
と接触して傷を生じる。
(c)また、上記(a)および(b)の問題点を解決す
るために、管入口端3を動かないように固定支持する
と、管の入口部2は管のコイルと一体となって振動して
いるので、管の入口部2に管径方向の繰返し曲げが加わ
り、管の入口部2が疲労破損する。
そこで、この発明は線状体および管に損傷を与えるこ
となく線状体を挿通することができる管内への線状体挿
通方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この発明の管内への線状体挿通方法は、まず管をコイ
ル状に巻いて管のコイルを形成する。ついで、管の管コ
イルから管の一端部を引き出して管の入口部分を形成す
る。管の入口端の管径方向の動きを拘束し、管長手方向
には可能なように管の入口端部を保持する。そして、管
の任意の点がら旋状の経路に沿って往復動するように管
のコイルを振動させながら、線状体を管の入口端に供給
する。
管のコイルを形成するには、ボビン、スプールなどの
円筒体に管を巻き付ける。管のコイルの直径は、挿通性
および線状体に過大な曲げ応力を与えない点から150mm
以上であることが望ましい。
管の入口部分は、管のコイルの接線方向に直線状に延
びるように、または湾曲するようにして管の一端部を引
き出して形成する。管の入口部分の長さは、たとえば管
外径の100〜300倍程度である。
管の入口端の管径方向の動きを拘束し、管長手方向に
は可動なように管の入口端部を保持するには、たとえば
管長手方向に可動な円筒状ガイド、管長手方向に配列し
た複数対のローラーなどを用いる。
管のコイルを振動させるには、上記円筒体を振動モー
タ、電磁バイブレータなどの公知の手段により駆動すれ
ばよい。振動条件は、たとえば振動角(すなわち、ら旋
のリード角)が5〜30度、振動数が10〜30Hz、全振幅が
垂直成分で0.2〜2.0mm程度である。
上記方法において、線状体を管の入口端へ供給する速
度が定常挿通状態での前記振動による線状体の搬送速度
以下の速度となるように、線状体供給速度を調節するよ
うにしてもよい。この場合の線状体供給速度の大きさ
は、線状体挿通状態および管内の線状体に与える余長の
大きさによって変わるが、振動による線状体の搬送速度
の40〜90%程度である。線状体供給速度を調節するに
は、たとえば回転駆動ロールを含むロール対を備えたロ
ールフィーダを用いる。ロール対により線状体を挟持
し、回転駆動ロールの回転速度を調節することにより線
状体供給速度を調節する。
[作用] 管の任意の点がら旋状の経路に沿って往復動するよう
に管のコイルを振動させると、コイル状となった管の内
部の線状体は管内壁底面より斜め上前方に向う力を受け
る。この力により、線状体は管内で斜め上前方に向って
飛び跳ね、あるいは管内壁底面を滑動する。このように
して、管内の線状体は管内壁よりコイル円周方向の搬送
力が間欠的に与えられて管内を前進する。
ら旋振動により線状体を管に挿通している間、管の入
口部も管のコイルと一体となって振動する。しかし、管
の入口端部の管径方向の動きは拘束されているので、遠
心効果による線状体の管入口端からのはね出しおよび管
の入口部に作用する繰返し曲げは防がれる。
また、線状体供給速度を調節する場合、線状体供給速
度により管に挿通された線状体の余長は調節される。す
なわち、線状体供給速度がら旋振動による線状体の搬送
速度に近くなるほど余長は大きくなり、逆に線状体供給
速度が搬送速度より低くなるほど、余長は小さくなる。
したがって、適正な余長の入った製品を得ることができ
る。さらに、管内を挿通する線状体のうねりが大きい
と、線状体が管内壁天面に接触しやすくなり、これによ
り線状体は後方に向かう力を受けて前進が妨げられる。
しかし、線状体供給速度は振動による搬送速度より遅く
すると、うねりは小さくなり、上記天面による弊害は小
さくなる。
[実施例] 光ファイバを細径かつ長尺の鋼管に挿通する場合を実
施例として説明する。
まず、この発明の挿通方法を実施する装置例について
説明する。第1図はこの発明を実施する装置の全体図、
第2図は上記装置の一部である振動テーブルの平面図、
および第3図はロールフィーダおよび管保持装置の詳細
図である。
架台11は振動しないように床面9に強固に固定されて
いる。架台11上面の四隅には振動テーブル支持用のコイ
ルばね18が取り付けられている。
架台11上には、支持バネ18を介して正方形の盤状の振
動テーブル14が載置されている。振動テーブル14の下面
から支持フレーム15が下方に延びている。
振動テーブル14の支持フレーム15には、一対の振動モ
ーター21,22が取り付けられている。振動モーター22
は、振動モーター21を振動テーブル14の中心軸線C周り
に180度回転した位置および姿勢にある。また、振動モ
ーター21,22は、これらの回転軸が上記中心軸線Cを含
む鉛直面にそれぞれ平行であり、かつ振動テーブル面に
対して互いに逆方向に75度傾斜する姿勢となっている。
振動モーター21,22は回転軸の両端に不平衡重錘24が固
着されており、不平衡重錘24の回転による遠心力により
振動テーブル14にこれの面に対し斜め方向の加振力を与
える。この一対の振動モーター21,22は、振動数および
振幅が互いに一致し、加振方向が互いに、180度ずれる
ように駆動される。したがって、この一対の振動モータ
ー21,22による振動を合成すると、中心軸が振動テーブ
ル14の中心軸線Cと一致するら旋に沿うようにして振動
テーブル14は振動する。振動テーブル14は上記のように
支持ばね18を介して架台11に取り付けられているので、
振動テーブル14の振動は架台11に伝わらない。
なお、加振装置として上記振動モーター21,22の代わ
りに、たとえばクランク、カムあるいは電磁石を利用し
た加振装置でもよく、また振動モーター21,22の振動テ
ーブル14への取り付け方も図示のものに限定されない。
ボビン軸が振テーブル14の中心軸旋Cに一致するよう
にして、ボビン27が振動テーブル14上に固定されてい
る。ボビン27には光ファイバ7が挿通される管1がコイ
ル状に巻き付けられ、この管のコイル5の上端から光フ
ァイバ7が管内に供給される。光ファイバが過大な曲げ
応力を与えないために管のコイル5の直径は150mm以上
であることが望ましい。この実施例では、光ファイバ7
は光ファイバ素線に樹脂をプレコートしたものであり、
管1は鋼管である。ボビン27は振動モータ21,22の振動
を確実に受けるようにこれの下部フランジ29の外周縁が
それぞれ振動テーブル14に固定治具31で固定されてい
る。ボイン27は円周方向にボビン軸心方向に凹凸が連続
するように溝(図示しない)を設けてあり、溝に管1が
密接するようになっている。
ボビン27の側方に光ファイバ供給装置33の供給スプー
ル34が配置されている。供給スプール34は軸受台35に回
転可能に支持されている。供給スプール34はこれに巻き
付けられた光ファイバ7を繰り出し、管1の入口端3に
供給する。
供給スプール34に隣接して駆動モーター38が配置され
ており、供給スプール34と駆動モーター38とはベルト伝
動装置40を介して作動連結されている。供給スプール34
は駆動モーター38により回転駆動され、光ファイバ7を
繰り出して、ボビン27に巻き付けられた管1に光ファイ
バ7を供給する。
供給スプール34の光ファイバ繰出し位置に近接して光
ファイバ保持ガイド43が設けられている。光ファイバ保
持ガイド43は、供給スプール34から繰り出された光ファ
イバ7を保持する。
光ファイバ保持ガイド43に続いて光ファイバ送給状態
検出装置値47が配置されている。光ファイバ送給状態検
出装置47は、支持柱48およびこれに取り付けられた光フ
ァイバ高さ位置検出器49から構成されている。光ファイ
バ高さ位置検出器49はイメージセンサとこれに対向して
配置された光源とからなっており、光ファイバ7の通過
位置にあって光ファイバ7のたるみ具合を検知する。イ
メージセンサとしてCCDラインセンサが用いられる。
光ファイバ送給状態検出装置47には回転速度制御装置
52が接続されており、回転速度制御装置52は検出装置47
からの信号に基づき前記駆動モーター38の電源39の電圧
を制御する。すなわち、光ファイバ7が光ファイバ高さ
位置検出器49を光源から遮断する高さ位置に応じて駆動
モーター38の回転速度、つまり光ファイバ7の繰出し速
度を制御する。
管1への光ファイバ7の挿通中に共振現象、管内面お
よび光ファイバ表面の状態により、光ファイバ7の挿通
速度は必ずしも一定でなく、変動する場合がある。した
がって、管1内における光ファイバ7の速度に変動が生
じると、外部における光ファイバ7の送り状態に影響を
与え、光ファイバ7の挿通速度にこの送り速度が追従で
きないと、光ファイバ7の必要以上のたるみ、あるいは
張り過ぎによる断線などが発生し、光ファイバ7の円滑
な供給に支障を来たす虞れがある。しかし、上記のよう
に供給スプール34を駆動回転し、管1内の光ファイバ7
の移送状態に応じて供給スプール34の回転速度を変化あ
るいは場合によっては停止することにより、光ファイバ
7を常に所要の供給速度範囲内で供給することができ
る。換言すれば、光ファイバ7が張り過ぎあるいはたる
み過ぎにならず、最も良好な状態(第1図に示すような
若干たるんだ状態)に維持できる。この結果、光ファイ
バ7自体に負担を与えずに、すなわち光ファイバ7の挿
通に抵抗を与えることなく、光ファイバ7を管1へ何等
の支障なく挿通することができる。ちなみに、直径が0.
4mmの光ファイバを内径0.5mmの鋼管に挿入する場合、光
ファイバに加わる光ファイバ供給側に向う力が20gf以上
であると、光ファイバは管内に入って行かない。
以上の説明は光ファイバ7が定常挿通状態に至ったの
ち、ロールフィーダ57を停止して、光ファイバ7の通過
を妨げない、単なるガイドとして機能させる場合であ
る。一方、ロールフィーダ57を始終作動させ続ける場合
には、もちろん光ファイバ送給状態検出装置47はロール
フィーダ57による光ファイバの送り速度に追従するよう
に供給スプール34からの光ファイバの繰出し速度を制御
する。
光ファイバ送給状態検出装置47の出側にファイバ保持
ガイド54が配置されている。
光ファイバ保持ガイド43,54の出入口は角部のない曲
面に加工しておくことが好ましく、これらの材質は光フ
ァイバ7の移送を阻害しないように摩擦係数の小さいも
の、たとえばガラス、プラスチックなどを用いることが
できる。光ファイバ保持ガイド43,54のいずれかにおい
て、これらを通過する光ファイバ7の表面にカーボン、
タルク、あるいは2硫化モリブデンなどの粉末よりなる
固体潤滑剤を供給するようにしてもよい。
光ファイバ保持ガイド54についでロールフィーダ57が
配置されている。第3図に示すように、ロールフィーダ
57のハウジング58に駆動ロール59が回転可能に取り付け
られている。駆動ロール59は減速機付きモーター61によ
り回転駆動され、減速機付きモーター61は速度制御装置
62により速度制御される。また、ハウジング58にはアー
ム64がピン65連結されており、アーム64の先端に押えロ
ール6767が回転可能に取り付けられている。アーム64は
手動操作によりピン65周りを回動し、押えローラ67は駆
動ロール59に接し、あるいは駆動ロール59から離れる。
駆動ロール59および押えロール67の外周にはそれぞれゴ
ムタイヤ60,68が取り付けられている。駆動ロール59お
よび押えロール67は、押えロール67の自重により光ファ
イバ保持カイド54からの光ファイバ7を挟持し、駆動ロ
ール59の回転により光ファイバ7を管入口端3に送り込
む。
ロールフィーダ57の出側に管保持装置71が配置されて
いる。第3図に示すように、管保持装置71は外筒72、中
筒73および内筒74よりなっている。外筒72はスタンド76
により床9に固定されている。中筒73には、多数のボー
ル77が回転可能に取り付けられている。ボール77は中筒
73の内外面から突出し、外筒72の内周面および内筒74の
外周面にそれぞれ接している。したがって、内筒74は回
転および筒軸方向の動きは可能であるが、直径方向に動
くことはでない。なお、内筒74が外筒72から抜け出ない
ように、内筒74の両端寄りにはそれぞれストップリング
78が取り付けられている。
つぎに、上記のように構成され装置により管1に光フ
ァイバ7を挿通する方法について説明する。
予め、ボビン27に管1をコイル状に巻き付けてコイル
5を形成する。管1はボビン27に対し1層巻きに限ら
ず、複数層巻きする場合が多い。この場合は1層目はボ
ビン27の溝に密接するが、2層目以降は前層の管1の間
に入り込むことになる。そして、最終層を接着テープ30
で固定する。ついで、コイル軸と振動テーブル14の中心
軸線Cが一致するようにして、管1を巻き付けたボビン
27を振動テーブル14上に固定する。
このようにコイル5に形成した管1の先端部分をコイ
ル1巻き分ほど巻き戻し、適当な長さに切断したのち、
管のコイル5からコイル接線方向に水平に引き延ばす。
ついで、管の入口端3を管保持装置71の内筒74に通し、
止めじ79により管の入口端3を内筒に固定する。また、
管入口部分2の基部4はボビン27のフランジ29に締付け
金具32で固定する。
一方、供給スプール34にファイバ素線にプレーコート
された光ファイバ7を巻いておく。そして、供給スプー
ル34から光ファイバ7を引き出し、光ファイバ保持ガイ
ド43、光ファイバ送給状態検出装置47、光ファイバ保持
ガイド54およびロールフィーダ57を経由して光ファイバ
7の先端部8を管の入口端3に位置させる。
つぎに、振動モーター21,22を駆動し、ついでスプー
ル34の駆動モーター38およびロールフィーダ57の駆動モ
ーター61を駆動する。ロールフィーダ57により光ファイ
バ7は管の入口端3から管内に送り込まれる。
振動モーター21,22は前述のような位置および姿勢で
振動テーブル14に取り付けられているので、振動テーブ
ル14は中心軸線Cの周りのトルクおよび中心軸線方向の
力を受ける。この結果、振動テーブルの任意の点は、第
1図に示すら旋Hに沿うような振動をする。この振動V
は、振動テーブル14から更に固定金具31およびボビン27
を順次介して管1のコイル5および入口部分2に伝達さ
れる。
挿通開始時における光ファイバ7の管1への進入につ
いて第4図に基づいて説明すると、管の入口端3の近傍
は管軸方向のみの振動を許す管径方向静止域であり、こ
の区域では光ファイバ7が管内壁面から受ける振動によ
り搬送力は生じない。しかし、この区間では光ファイバ
7の先端部分はロールフィーダ57により前進する。ま
た、この区間では振動は光ファイバ7と管内壁面との間
の摩擦抵抗を軽減させ、光ファイバ7の先端部分のロー
ルフィーダ57により前進を助ける。
管径方向静止域に続く正振動域では、振動の管径方向
成分が次第に大きくなる。この区域より上流、すなわち
管径方向静止域にある光ファイバ7は管内にあり、しか
もロールフィーダ57による前進力が作用しているので、
この区域にある光ファイバ7の先端部分には、前進を阻
止する力(遠心効果による力および後方の光ファイバの
静止慣性による力)は作用しない。したがって、光ファ
イバ7の先端が正振動域に入ると、光ファイバ7は振動
の搬送力により前進する。そして、光ファイバ7の先端
が管入口部分2の基部4に至ると、基部4は管のコイル
5の最上端に位置しており、光ファイバ7は管のコイル
5のほぼ接線方向に沿って管1内に挿入される。このよ
うにして光ファイバ7が定常挿通状態に至ったのちは、
ロールフィーダ57の駆動ロール59を停止するとともに、
押えロール67を回動して光ファイバから引き離し、上方
に退避させる。以後、駆動ロール59は光ファイバ保持ガ
イドとして機能する。
ちなみに、前記特開昭58−186110で公開された技術で
は、第10図に示すように挿通開始前に所定の距離Lだけ
光ファイバの先端部分を挿入しておく。この方法では、
管1の入口端3の位置から光ファイバ7に振動による搬
送力を作用させて、この距離Lの部分で上記遠心効果に
よる力および入口端より後方の光ファイバ7の静止慣性
による力に打ち勝つ搬送力を得なければならない。すな
わち、振動による搬送力と上記光ファイバの前進を阻止
する力とが等しくなる点Pがあり、距離Lはこの点Pと
入口端3との間の距離を超えた距離である。この間に光
ファイバ7の先端を挿入しても光ファイバは前進せず、
点Pを超えて挿入して初めて光ファイバ7は前進を開始
する。
管1のコイル5の部分の光ファイバ7は、管1の内壁
から受ける力のコイル円周方向成分によって推進され、
管内に入って行く。コイル軸と振動テーブル14の中心軸
線Cが一致しているので、管内の光ファイバ7は中心軸
線Cを中心として円運動(第2図の例では時計方向Pの
円運動)を行う。
再び第1図に戻って説明する。
上記ら旋状振動を振動テーブル14を介して管のコイル
5に与えると、振動の物品搬送力によりコイル5上方の
管入口端3から供給した光ファイバ7は連続的に管1内
に進入して行く。すなわち、光ファイバ7は供給スプー
ル34から繰り出されて、光ファイバ保持ガイド43、光フ
ァイバ送給状態検出装置47、光ファイバ保持ガイド54、
ロールフィーダ57、管入口端3、入口部分2、コイル状
の管1、管出口端の順にコイル5の振動により移動し、
所定時間後にコイル5全体に挿通される。
上記光ファイバ7の挿通中において、管内挿通速度に
何等かの要因により変動が発生すると、これは光ファイ
バ高さ位置検出器49の位置における光ファイバ7の送給
状態に影響を与え、これが検出器49により直ちに検出さ
れる。すなわち、光ファイバ高さ位置検出器49が光ファ
イバ7の張り過ぎを検出したなら、その信号が駆動モー
ター38へ送られスプール回転速度をアップして光ファイ
バ7の供給速度を速くする。また、光ファイバ7のたる
み過ぎを検出したなら、同様に駆動モーター38を制御し
て光ファイバ7の供給速度を遅くする。このようにして
光ファイバ7の異常な移送状態は直ちに検知され、修正
され、正常な移送状態に復帰する。
上記挿通作業では、前述のように光ファイバ7が定常
挿通状態に至ったのちは、ロールフィーダ57の駆動ロー
ル59を停止し、駆動ロール59を単に光ファイバ保持ガイ
ドとして機能させていた。しかし、定常挿通中であって
も駆動ロール59を駆動するようにしてもよい。この場合
には、光ファイバ7を管1の入口端3へ供給する速度が
前記振動による光ファイバ7の搬送速度以下の速度とな
るように、光ファイバ供給速度が調節する。光ファイバ
7はロールフィーダ57により制動を受けながら管1に挿
入されることになる。これより、管1に挿通された光フ
ァイバ7の余長を調節することができる。すなわち、光
ファイバ供給速度がら旋回振動による光ファイバ7の搬
送速度に近くなるほど余長は大きくなり、逆に光ファイ
バ供給速度が搬送速度より低くなるほど、余長は小さく
なる。さらに、管内を挿通する光ファイバのうねりを小
さくすることができる。光ファイバのうねりが小さい
と、光ファイバの前進を妨げる管内壁の天面との接触機
会が少くなり、光ファイバの円滑な挿通が可能となる。
ところで、管1に挿通された光ファイバ7の余長は適
正な大きさでなければならない。第5図(a)は余長が
小さい場合を示している。光ファイバ7は余長が小さい
と、管1の温度変化による伸びに追従することができ
ず、切断する虞れがある。第5図(b)は適正な余長を
示している。また、第5図(c)は過大な余長を示して
おり、光ファイバ7の曲りにより、また管壁面からの側
圧により伝送損失が大きくなる。光ファイバ供給速度を
上記のように調節することにより、余長を適切な大きさ
とすることができる。
第6図はこの発明の他の実施例を示している。第6図
において、第1図に示す装置、部材には同一の参照符号
を付け、これらの詳細な説明は省略する。
この実施例では、光ファイバ供給装置から送り出され
てきた光ファイバ7は、自重により管の入口部分2に落
下するようにしている。
振動テーブル14の斜め上方の床9に、光ファイバ供給
装置33、光ファイバ保持ガイド43、光ファイバ送給状態
検出装置47が配置されている。光ファイバ送給状態検出
装置47の出側に隣接して光ファイバガイド81が配置され
ている。光ファイバガイド81はブラケット82に支持され
たガイド管83を備えている。ガイド管83は垂直部84と湾
曲部85とからなっている。ガイド管83の湾曲部65の先端
は光ファイバ保持ガイド54に向かって開口している。光
ファイバガイド81の出側に隣接して前記第1の実施例の
ものと同じ構造の管保持装置71が配置されている。
つぎに、上記のように構成された装置により管1に光
ファイバ7を挿通する方法について説明する。
管1の入口部分2を適当な長さコイルから解きほぐ
し、湾曲させて上方に向って延ばす。管1の入口端3は
管保持装置71により支持する。光ファイバ7を光ファイ
バ供給装置33の供給スプール34から引き出し、先端部を
光ファイバ保持ガイド43、光ファイバ送給状態検出装置
47、およびガイド管83を経て管入口端3に位置させる。
以下の操作は、第1の実施例と同じである。
管1の入口部分2およびガイド管83の垂直部分84にお
いて、光ファイバ7は自重により落下する。したがっ
て、この実施例では挿通開始時にロールフィーダなどに
より光ファイバ7を管の入口部分2に積極的に送り込む
必要はない。
第7図はこの発明の更に他の実施例を示している。
この実施例は第1図に示す実施例の他の態様例であ
る。この実施例が第1図に示す実施例と異なる点は、光
ファイバ供給装置が光ファイバ収納容器88とガイド管90
とからなっていることである。光ファイバ収納容器88は
円筒状をした容器本体89を有し、頂部が開口している。
ガイド管90は光ファイバ収納容器88の頂部からのロール
フィーダ57に向かって延びている。光ファイバ送給状態
検出装置47はロールフィーダ57と管保持装置71との間に
配置されている。
上記のように構成された装置において、光ファイバ7
は光ファイバ収納容器88内にループ状にして積層収納さ
れている。ループ状に積層された光ファイバ7はロール
フィーダ57により上部から順次上方に引き出され、ガイ
ド管90、ロールフィーダ57、光ファイバ送給状態検出装
置47および管保持装置71を経て、管1に供給される。線
状体供給速度を調節する場合において、光ファイバ7を
管1に挿入している間に、ロールフィーダ57と管保持装
置71との間で光ファイバ7がたるむと、たるみを検出し
た光ファイバ送給状態検出装置47からの信号によりロー
ルフィーダ57の駆動ロール59は減速され、たるみは除去
される。また、この光ファイバ7のたるみ量が所定量を
超えると、駆動ロール59は停止される。
第8図はこの発明の更にまた他の実施例を示してい
る。
この実施例は第6図に示す実施例の他の態様例であ
る。この実施例が第6図に示す実施例と異なる点は、供
給スプール34から直接ガイド管92に光ファイバ7を供給
することである。すなわち、光ファイバ供給装置33の供
給スプール34の一部が、床9から前方に突き出ており、
その直下に直線状のガイド管92が垂直に配置されてい
る。この実施例では、供給スプール34の回転速度を調節
して、光ファイバ7を管の入口端3へ供給する速度が、
振動による搬送速度を超えないようにしている。もちろ
ん、この実施例においても前記光ファイバ送給状態検出
装置を設けて光ファイバ7のたるみ量を検出し、たるみ
量に応じて供給スプール34の回転速度を減速あるいは停
止するようにしてもよい。
上記第7図および第8図に示す実施例は、いずれも装
置の簡略化を図ったものである。
第9図は管保持装置の他の実施例を示している。
管保持装置94はスタンド95に支持されたケーシング96
を有しており、ケーシング96内にはガイドロール97が回
転可能に支持されている。ガイドロール97は管1を挟持
するように対をなしており、対ごとに交互に垂直姿勢お
よび水平姿勢になっている。したがって、管保持装置94
に保持された管の先端部2は、管径方向に動くことはで
きないが、管長手方向には動くことができる。
(具体例) この発明の効果を確認するために、第1図に示す装置
により次の条件で光ファイバを鋼管に挿通した。
(1)供試材 鋼管コイル:外径(内径)が0.8〜2.0mmφ(0.5〜1.6m
m)、長さ10Kmの鋼管の7種類を巻胴径1200mmの鋼製ボ
ビンに整列巻(10〜20層巻)した7種類の鋼管コイル。
光ファイバ:次のものを用いた。
石英ガラス光ファイバ(径125μm)にシリコーン樹脂
コーティングした径0.4mmの光ファイバ。
(2)振動条件:本実施例で用いる鋼管コイルは巻層が
10層〜20層程度であるので、管のどの部分もほぼ同一の
振動条件となる。
コイルの水平面に対する振動角度15度 振動数 20Hz 全振幅の垂直成分 1.25〜1.55mm (3)ロールフィーダ:光ファイバが定常挿通状態に至
ったのちは、ロールフィーダの駆動ロールを停止し、押
えロールを退避させ、駆動ロールを光ファイバ保持ガイ
ドとした。
上記条件により光ファイバを鋼管に挿通した結果、ト
ラブルなく極めて円滑に鋼管内に挿通された。挿通速度
は、2〜4m/minであり、所定時間内に鋼管全長に挿通さ
れることが確認された。光ファイバを2mm以下の細径管
に挿通する場合でも、10Km程度の長尺管に挿通する場合
でも十分可能であり、もちろん管およびこれに挿通され
る光ファイバに損傷がないことが分かった。
上記鋼管への光ファイバの挿通において、余長および
うねりの大きさを調節するためにロールフィーダを始終
作動させ、駆動ロールの速度を調節して、光ファイバの
供給速度を振動による搬送速度の40〜90%の範囲で調節
した。この結果、適正な余長を得ることができた。ま
た、挿通中の管内の光ファイバのうねりを小さくでき、
光ファイバは管に円滑に挿通された。
上記実施例では線状体が光ファイバであったが、この
発明は光ファイバ以外の線状体、たとえば銅線、鋼線な
どの金属ワイヤあるいはプラスチックスなどの非金属ワ
イヤの挿通にも応用される。管内への線状体の供給は、
1本のみに限らず管内径と線状体の径との関連で複数本
でも可能である。線状体を挿通する管として上記鋼管以
外にアルミ管、合成樹脂管に挿通する等色々な具体例が
考えられる。また、線状体を金属管に挿通後に減面加工
する等の後工程を付加する場合もあり、適宜実施者が状
況に応じて行なえばよい。さらに、管のコイル中心軸は
ら旋の中心軸とは必ずしも一致する必要はないが、両軸
が一致していることが望ましく、また管のコイル中心軸
は必ずしも垂直でなくてもよいが垂直であることが望ま
しい。線状体を管の入口端に送り込むフィーダーとして
は、電磁力または空気力などにより駆動される振動フィ
ーダーを用いることもできる。
[発明の効果] この発明によれば、管が細径(たとえば、管外径が2m
m以下)、長尺(たとえば、管長さが1km以上)であって
も、管および線状体を損傷することなく挿通することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法により光ファイバ挿通するため
の装置の一例を示す側面図、第2図はその装置の振動テ
ーブルの平面図、第3図はロールフィーダおよび管保持
装置の詳細図、第4図はこの発明の方法であって、管入
口部分における光ファイバの搬送作用を説明する図面、
第5図は管に挿通された光ファイバの余長を説明する図
面、第6図はこの発明の方法により光ファイバ挿通する
ための装置の他の例を示す側面図、第7図および第8図
はそれぞれこの発明の方法により光ファイバ挿通するた
めの装置の更に他の例を示す側面図、第9図は管保持装
置の他の例を示す縦断面図、および第10図はこの従来の
方法であって、管入口部分における光ファイバの搬送作
用を説明する図面である。 1……管、2……管の入口部分、3……管の入口端、5
……管のコイル、7……光ファイバ、11……架台、14…
…振動テーブル、21,22……振動モーター、27……ボビ
ン、33……光ファイバ供給装置、38……駆動モーター、
43……光ファイバ保持ガイド、47……光ファイバ送給状
態検出装置、52……制御装置、54……光ファイバ保持ガ
イド、57……ロールフィーダ、59……駆動ロール、61…
…駆動モーター、62……制御装置、67……押えロール、
71……管保持装置、72……外筒、73……中筒、74……内
筒、77……ボール、81……光ファイバガイド、83……ガ
イド管、88……光ファイバ収納容器、90,92……ガイド
管、94……管保持装置、96……ケーシング、97……ガイ
ドロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 忠美 東京都中央区築地3丁目5番4号 日鐵 溶接工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−250906(JP,A) 特開 平1−244412(JP,A) 特開 平2−193512(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管をコイル状に巻いて前記管のコイルを形
    成し、前記管の一端から線状体を供給しながら前記管の
    任意の点がら旋状の経路に沿って往復動するように前記
    管の前記コイルを振動させて前記線状体を前記管内に挿
    通する方法において、前記管の前記コイルから前記管の
    一端部を引き出して入り口部分とし、前記管の入口端の
    管径方向の動きを拘束し、管長手方向には可能なように
    前記管入り口端部を保持することを特徴とする管内への
    線状体挿通方法。
  2. 【請求項2】前記線状体を前記管の入口端へ供給する速
    度が、前記振動による前記線状体の搬送速度以下の速度
    となるように、前記線状体供給速度を調節する請求項1
    記載の管内への線状体挿通方法。
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