JPH09221266A - 紙葉類集積装置 - Google Patents

紙葉類集積装置

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JPH09221266A
JPH09221266A JP3048396A JP3048396A JPH09221266A JP H09221266 A JPH09221266 A JP H09221266A JP 3048396 A JP3048396 A JP 3048396A JP 3048396 A JP3048396 A JP 3048396A JP H09221266 A JPH09221266 A JP H09221266A
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JP
Japan
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paper
full
paper sheet
jam
paper sheets
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Application number
JP3048396A
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English (en)
Inventor
Koji Ito
康二 伊藤
Toru Takahashi
透 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積部内に集積された紙葉類の満杯と、集積
紙葉類の後端引っかかりあるいはゲートで生じた紙葉類
のジャムを一個の満杯センサのみにより検知可能とした
紙葉類集積装置を提供すること。 【解決手段】 ゲート6によって搬送路から分岐され集
積部2に集積される紙葉類の満杯検知、および、ジャム
検知を1個の満杯センサ9により行う。満杯検知はガイ
ド7と一体となっている遮蔽板8が、ジャム検知は集積
部2内で後端の引っかかった紙葉類あるいはゲート6で
ジャムとなった紙葉類が、それぞれ、満杯センサ9の光
軸を遮断することによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類集積装置に関
し、特に1個のセンサを用いて、紙葉類のジャムおよび
満杯を検知可能とした紙葉類集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙葉類集積装置は、図4
に示すように、紙葉類を挟持して搬送する上段ベルト3
および下段ベルト4と、搬送路から紙葉類を分岐するゲ
ート6と、分岐された紙葉類を集積する集積部2と、紙
葉類を前記集積部2内に案内するガイド7’と、満杯セ
ンサ9’から成る。満杯センサ9’は一対の光電センサ
から成り、紙葉類が集積部2内で満杯となるときの高さ
に設置してあるため、満杯検知は、満杯時に紙葉類がセ
ンサの光軸を遮断することにより行われる。なお、この
種の関連する技術としては、例えば、特開昭55-93761号
公報に開示された技術を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙葉類集積装置におい
ては、紙葉類が集積部2に集積される際に、図5に1’
で示す如く、紙葉類の後端が集積部2内で引っかかって
しまうことがある。この状態が持続すると、後続の紙葉
類が送り込まれてくるとき、その先端と、引っかかって
いる紙葉類の後端が衝突してしまい、ジャムの原因にな
る。そのため、従来の紙葉類集積装置では、満杯センサ
9’の光軸をこの引っかかった紙葉類の後端が遮断した
ときにも“満杯”と検知して、作業者が集積異常を発見
できるようにしている。しかし、この従来の装置では、
図5に1”で示す如く、後続の紙葉類と衝突の危険のな
い高さで紙葉類の後端が引っかかっても、それがセンサ
の光軸を遮断してしまうので、まだ集積部2内に集積余
裕があるにもかかわらず、満杯センサ9’は“満杯”と
検知してしまい、効率が悪いという問題があった。ま
た、紙葉類がゲート6によって分岐される際に、このゲ
ートでジャムが発生することがあるが、従来の装置にお
いてこのジャムを検知するためには、ゲート6付近にジ
ャムセンサを設置せねばならず、経済上あるいは装置の
スペース上、問題の生じることがあった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、従来の技術における上述の如き問題を解消し、満杯
センサのみで満杯検知とジャム検知を行うことが可能な
紙葉類集積装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
紙葉類を搬送する搬送路と、前記紙葉類を前記搬送路か
ら分岐するゲートと、該ゲートにより分岐された前記紙
葉類を集積する集積部と、前記紙葉類を前記集積部内に
案内するガイドと、前記集積部内の紙葉類の満杯を検知
する手段とを備えた紙葉類集積装置において、前記満杯
センサを満杯時の紙葉類の高さより上方に設置するとと
もに、前記ガイドに遮蔽板を取り付けたことを特徴とす
る紙葉類集積装置によって達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る紙葉類集積装置にお
いては、前記満杯センサを満杯時の紙葉類の高さより上
方に設置するとともに、前記ガイドに遮蔽板を取り付け
たことによって、紙葉類が満杯になった時点では、前記
遮蔽板が前記満杯センサの光軸を遮断することで満杯検
知を行い、満杯でないときには、集積異常となった紙葉
類あるいは前記ゲートでジャムとなった紙葉類が前記満
杯センサの光軸を遮断することで、ジャム検知を行うこ
とを特徴としている。以下、本発明の実施例を図面に基
づいてより詳細に説明する。
【0006】図1は、本発明の一実施例に係る紙葉類集
積装置の構成図である。集積部2の上部には、上段ベル
ト3とローラ5,5’とこれにかかる下段ベルト4があ
り、紙葉類は上段ベルト3および下段4の間に狭持され
て搬送される。下段ベルト4の切れ目には、図示されて
いないソレノイドによって開閉するゲート6と、これと
同軸で支持された揺動可能なガイド7とがあり、集積部
2に集積されるべき紙葉類は、ゲート6およびガイド7
に沿って集積部2内に案内される。
【0007】一対の光電センサから成る満杯センサ9
は、ジャムの恐れのある、後端の引っかかった紙葉類ま
たはゲート6でジャムとなった紙葉類による光軸の遮断
を検知できるように、従来のセンサ設置位置より上方に
設置してある。このため、従来と同じ紙葉類の集積量で
“満杯”と検知できるように、ガイド7には遮蔽板8が
一体的に設置されており、ガイド7がある角度以上回転
すると、上述の遮蔽板8が満杯センサ9の光軸を遮断す
るようになっている。
【0008】上記満杯センサ9は、初期状態として
“明”状態を出力するが、遮蔽板8や紙葉類によって光
軸を遮断されてからある一定時間以上“暗”状態を出力
し続けると、制御部10によって満杯状態と判断されて
ランプ11が点灯し、作業者に集積部2内の紙葉類が満
杯状態あるいはジャム状態にあることを知らせる。次
に、本実施例に係る紙葉類集積装置における満杯検知の
動作を、図2に基づいて説明する。集積部2に集積され
るべき紙葉類は、図2(a)に示すように、ゲート6およ
びガイド7に案内されて、次々に集積されていく。
【0009】各紙葉類が満杯センサ9の光軸を通過する
際、満杯センサ9からは、一時的に“暗”状態が出力さ
れるが、この場合の“暗”状態は、規定時間以下の短い
時間続くだけであるので、制御部10は満杯状態とは判
断せず、従ってランプ11は点灯しない。更に、紙葉類
が集積されて、図2(b)に示すように、遮蔽板8が満杯
センサ9の光軸を遮断すると、やはり、満杯センサ9か
らは“暗”状態が出力されるが、今度は、“暗”状態が
規定時間以上の長い時間続くので、制御部10は満杯状
態と判断して、ランプ11を点灯する。
【0010】次に、本実施例に係る紙葉類集積装置にお
けるジャム検知の動作を、図3に基づいて説明する。紙
葉類が集積されている途中で、図3(a)に示すように、
ジャムの恐れのない高さで紙葉類の後端が引っかかって
も、満杯センサ9の光軸はそれによって遮られず、依然
として“明”状態を出力するので、ランプ11は点灯し
ない。しかし、図3(b)に示すように、後続の紙葉類と
の衝突によるジャムの恐れのある高さで紙葉類の後端が
引っかかった場合には、その紙葉類の後端により満杯セ
ンサ9の光軸が遮断され、“暗”状態が規定時間以上の
長い時間続くので、上に述べた、満杯検知のときと同様
に、ランプ11が点灯する。
【0011】なお、このとき、図3(b)の状態は、図5
と比較して、紙葉類の集積量を多くすることが可能であ
る。また、図3(c)に示すように、ゲート6で紙葉類の
ジャムが発生したときも、紙葉類が満杯センサ9の光軸
を規定時間以上の長い時間遮断してしまうので、やは
り、ランプ11が点灯する。いずれの場合にも、作業者
はランプ11の点灯により、集積部2の状態を見ること
になるが、このとき、ランプ11の点灯が満杯検知によ
るものではなく、ジャム検知によるものであることを知
り、ジャム除去等の対応する処理をすることになる。
【0012】上記実施例によれば、紙葉類が満杯になっ
た時点では、遮蔽板8が満杯センサ9の光軸を遮断する
ことで満杯検知を行い、満杯でないときには、集積異常
となった紙葉類あるいはゲートでジャムとなった紙葉類
が満杯センサの光軸を遮断することで、ジャム検知を行
うようにしたので、まだ集積部2内に集積余裕があるに
もかかわらず、満杯センサ9が“満杯”と検知してしま
うことがなくなり、また、ゲート6付近でジャムが発生
することに備えて、ゲート6付近にジャムセンサを設置
する必要もなくなるという実用上の効果が得られる。
【0013】なお、上記実施例は本発明の一例を示した
ものであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
いことは言うまでもないことである。例えば、上記実施
例においては、満杯センサ9として、発光/受光素子が
対になった透過型の構成を有するものを用いた例を示し
たが、これは反射型に構成されたものを用いてもよい。
また、紙葉類の検知方法としても、一般に使用される可
視光によるものや赤外光によるもの等の光学的検知方法
に基づくものの他、超音波によるもの等も使用可能であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、満杯センサのみで満杯検知とジャム検知を行うこ
とが可能な紙葉類集積装置を実現できるという顕著な効
果を奏するものである。より具体的には、満杯センサが
ジャム検知を兼ねているので、満杯になるまで常時ジャ
ム検知を行うことが可能で、この検知機構はスタック面
に対して上部に設置しているので、紙葉類の後端が立ち
上がってジャムと見なされるまでの間により多く紙葉類
を集積することができる効果がある。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙葉類集積装置の構成
図である。
【図2】図1に示した実施例の満杯検知の説明図であ
る。
【図3】図1に示した実施例のジャム検知の説明図であ
る。
【図4】従来技術の構成例を示す図である。
【図5】従来例の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1,1',1” 紙葉類 2 集積部 3 上段ベルト 4 下段ベルト 5,5' ローラ 6 ゲート 7,7' ガイド 8 遮蔽板 9,9' 満杯センサ 10 制御部 11 ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送路と、前記紙葉類
    を前記搬送路から分岐するゲートと、該ゲートにより分
    岐された前記紙葉類を集積する集積部と、前記紙葉類を
    前記集積部内に案内するガイドと、前記集積部内の紙葉
    類の満杯を検知する手段とを備えた紙葉類集積装置にお
    いて、前記満杯センサを満杯時の紙葉類の高さより上方
    に設置するとともに、前記ガイドに遮蔽板を取り付けた
    ことを特徴とする紙葉類集積装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドに取り付けた遮蔽板が、前記
    満杯センサにより検知された場合に、前記集積部内の紙
    葉類が満杯であることを示す出力を発生することを特徴
    とする請求項1記載の紙葉類集積装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類集積装置に搬送される紙葉類が、
    紙葉類のジャム発生の原因となる位置に滞留した場合
    に、前記満杯センサによりジャム発生を示す出力を発生
    することを特徴とする請求項1記載の紙葉類集積装置。
JP3048396A 1996-02-19 1996-02-19 紙葉類集積装置 Pending JPH09221266A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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