JPH09221077A - 自動二輪車の燃料コック - Google Patents
自動二輪車の燃料コックInfo
- Publication number
- JPH09221077A JPH09221077A JP12984796A JP12984796A JPH09221077A JP H09221077 A JPH09221077 A JP H09221077A JP 12984796 A JP12984796 A JP 12984796A JP 12984796 A JP12984796 A JP 12984796A JP H09221077 A JPH09221077 A JP H09221077A
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- JP
- Japan
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- fuel
- cock
- vehicle body
- cover
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造で操作性の向上を図った自動二輪車
の燃料コックを提供するにある。 【解決手段】ヘッドパイプ3から後下方に向かって延び
た後、後上方に延びるアンダーボーン型の車体フレーム
2(4)を備え、その車体が車体カバー17で覆われた
自動二輪車1において、ヘッドパイプ3直後の車体カバ
ー17(18)内に燃料タンク26を配置し、この燃料
タンク26の下面に後上方に向かって傾斜するコック取
付面29を形成し、このコック取付面29に燃料コック
30を取り付けると共に、この燃料コック30を操作す
る操作軸31をコック取付面29と平行に後上方に向か
って延設し、その先端部に設けられた操作部材32を車
体カバー17(21)外部に突出させたものである。
の燃料コックを提供するにある。 【解決手段】ヘッドパイプ3から後下方に向かって延び
た後、後上方に延びるアンダーボーン型の車体フレーム
2(4)を備え、その車体が車体カバー17で覆われた
自動二輪車1において、ヘッドパイプ3直後の車体カバ
ー17(18)内に燃料タンク26を配置し、この燃料
タンク26の下面に後上方に向かって傾斜するコック取
付面29を形成し、このコック取付面29に燃料コック
30を取り付けると共に、この燃料コック30を操作す
る操作軸31をコック取付面29と平行に後上方に向か
って延設し、その先端部に設けられた操作部材32を車
体カバー17(21)外部に突出させたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車の燃料コ
ックに関する。
ックに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、キャブレタと燃料タン
クとを接続する燃料通路の途中に燃料コックを設け、エ
ンジン停止時にキャブレタへの燃料供給を遮断させてキ
ャブレタ内における燃料の揮発を防止しているものがあ
る。また、この燃料コックは、燃料通路の開閉のほか
に、通常、リザーブ燃料への切替えの機能がある。そし
て、燃料通路の開閉には手動式、負圧式、および電気式
がある。
クとを接続する燃料通路の途中に燃料コックを設け、エ
ンジン停止時にキャブレタへの燃料供給を遮断させてキ
ャブレタ内における燃料の揮発を防止しているものがあ
る。また、この燃料コックは、燃料通路の開閉のほか
に、通常、リザーブ燃料への切替えの機能がある。そし
て、燃料通路の開閉には手動式、負圧式、および電気式
がある。
【0003】そのうち、手動式の燃料コックは、一般に
燃料タンクの最低部に設けられており、その操作面は車
体の左側を向いて配置されている。
燃料タンクの最低部に設けられており、その操作面は車
体の左側を向いて配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃料コックの配置位置では、ライダが運転シートに跨が
った状態で操作面を目視するのは困難である。
燃料コックの配置位置では、ライダが運転シートに跨が
った状態で操作面を目視するのは困難である。
【0005】そこで、実開昭62−177587号公報
に示すように、燃料タンク下部に配置された燃料コック
を操作するレバーを燃料タンクの上面に配置し、燃料コ
ックとレバーとを連動部材で連結させたものがあるが、
連動部材は燃料タンク内を貫通しなければならず、シー
ル性の問題など構造的に複雑になる。
に示すように、燃料タンク下部に配置された燃料コック
を操作するレバーを燃料タンクの上面に配置し、燃料コ
ックとレバーとを連動部材で連結させたものがあるが、
連動部材は燃料タンク内を貫通しなければならず、シー
ル性の問題など構造的に複雑になる。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、簡単な構造で操作性の向上を図った自動二輪車
の燃料コックを提供することを目的とする。
もので、簡単な構造で操作性の向上を図った自動二輪車
の燃料コックを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の燃料コックは、上述した課題を解決するために、請求
項1に記載したように、ヘッドパイプから後下方に向か
って延びた後、後上方に延びるアンダーボーン型の車体
フレームを備え、その車体が車体カバーで覆われた自動
二輪車において、上記ヘッドパイプ直後の上記車体カバ
ー内に燃料タンクを配置し、この燃料タンクの下面に後
上方に向かって傾斜するコック取付面を形成し、このコ
ック取付面に燃料コックを取り付けると共に、この燃料
コックを操作する操作軸を上記コック取付面と平行に後
上方に向かって延設し、その先端部に設けられた操作部
材を上記車体カバー外部に突出させたものである。
の燃料コックは、上述した課題を解決するために、請求
項1に記載したように、ヘッドパイプから後下方に向か
って延びた後、後上方に延びるアンダーボーン型の車体
フレームを備え、その車体が車体カバーで覆われた自動
二輪車において、上記ヘッドパイプ直後の上記車体カバ
ー内に燃料タンクを配置し、この燃料タンクの下面に後
上方に向かって傾斜するコック取付面を形成し、このコ
ック取付面に燃料コックを取り付けると共に、この燃料
コックを操作する操作軸を上記コック取付面と平行に後
上方に向かって延設し、その先端部に設けられた操作部
材を上記車体カバー外部に突出させたものである。
【0008】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記燃料コック操作軸の延長
線上にあたる上記車体カバーに凹陥部を形成し、その底
面に挿通口を形成すると共に、上記操作軸の操作部材を
この挿通口から外部に突出するように、かつ、上記車体
カバー表面から大きく突出しないよう構成する一方、上
記操作部材の外周面に隠蔽板を取り付け、この隠蔽板を
上記挿通口の径より大きく設定し、かつ、上記車体カバ
ー内部に配置すると共に、上記隠蔽板と上記車体カバー
内側面との間に隙間を設けたものである。
求項2に記載したように、上記燃料コック操作軸の延長
線上にあたる上記車体カバーに凹陥部を形成し、その底
面に挿通口を形成すると共に、上記操作軸の操作部材を
この挿通口から外部に突出するように、かつ、上記車体
カバー表面から大きく突出しないよう構成する一方、上
記操作部材の外周面に隠蔽板を取り付け、この隠蔽板を
上記挿通口の径より大きく設定し、かつ、上記車体カバ
ー内部に配置すると共に、上記隠蔽板と上記車体カバー
内側面との間に隙間を設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0010】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。
一例を示す左側面図である。
【0011】図1に示すように、この自動二輪車1はア
ンダーボーン型の車体フレーム2を有する。この車体フ
レーム2は、その先端がヘッドパイプ3に接続され、左
右に拡開して後下方に向かって延びる左右一対のダウン
チューブ4と、このダウンチューブ4の後端側から後上
方に延びる左右一対のリヤフレーム5とから構成され
る。
ンダーボーン型の車体フレーム2を有する。この車体フ
レーム2は、その先端がヘッドパイプ3に接続され、左
右に拡開して後下方に向かって延びる左右一対のダウン
チューブ4と、このダウンチューブ4の後端側から後上
方に延びる左右一対のリヤフレーム5とから構成され
る。
【0012】ヘッドパイプ3には前輪6を回動自在に支
持するフロントフォーク7やハンドルバー8等が設けら
れ、このハンドルバー8により前輪6が左右に回動自在
に操舵される。一方、ダウンチューブ4の後端下部には
懸架ブラケット9が設けられ、この懸架ブラケット9に
パワーユニット10がステー11およびリンク12を介
してスイング自在に枢着される。
持するフロントフォーク7やハンドルバー8等が設けら
れ、このハンドルバー8により前輪6が左右に回動自在
に操舵される。一方、ダウンチューブ4の後端下部には
懸架ブラケット9が設けられ、この懸架ブラケット9に
パワーユニット10がステー11およびリンク12を介
してスイング自在に枢着される。
【0013】このパワーユニット10はエンジン13
と、このエンジン13の一側から後方に延びる伝導ケー
ス14とを備える。この伝導ケース14はスイングアー
ムを兼ねており、リヤショックアブソーバ15によりリ
ヤフレーム5に弾性的に支持される。そして、伝導ケー
ス14の後端に駆動輪である後輪16が保持される。
と、このエンジン13の一側から後方に延びる伝導ケー
ス14とを備える。この伝導ケース14はスイングアー
ムを兼ねており、リヤショックアブソーバ15によりリ
ヤフレーム5に弾性的に支持される。そして、伝導ケー
ス14の後端に駆動輪である後輪16が保持される。
【0014】この自動二輪車1は、その車体全体が例え
ば合成樹脂製の車体カバー17で覆われて外観が整えら
れる。車体カバー17は、複数個のカバーエレメントを
組み立てることにより構成される。カバーエレメント
は、具体的にはアッパータンクカバー18、ロアータン
クカバー19、レッグシールドカバー20、バッテリカ
バー21、アッパーフレームカバー22およびロアーフ
レームカバー23から構成される。
ば合成樹脂製の車体カバー17で覆われて外観が整えら
れる。車体カバー17は、複数個のカバーエレメントを
組み立てることにより構成される。カバーエレメント
は、具体的にはアッパータンクカバー18、ロアータン
クカバー19、レッグシールドカバー20、バッテリカ
バー21、アッパーフレームカバー22およびロアーフ
レームカバー23から構成される。
【0015】ダウンチューブ4とリヤフレーム5との接
続部分付近上方にはレッグシールドカバー20が設けら
れており、このレッグシールドカバー20の前端から上
方に起立するアッパータンクカバー18が設けられる。
また、このアッパータンクカバー18の下部にはダウン
チューブ4を挟んでロアータンクカバー19が設けられ
る。
続部分付近上方にはレッグシールドカバー20が設けら
れており、このレッグシールドカバー20の前端から上
方に起立するアッパータンクカバー18が設けられる。
また、このアッパータンクカバー18の下部にはダウン
チューブ4を挟んでロアータンクカバー19が設けられ
る。
【0016】一方、リヤフレーム5の周囲には左右別体
または一体に形成されたアッパーフレームカバー22
と、左右別体に形成されたロアーフレームカバー23と
がリヤフレーム5の周囲を囲むように設けられる。ま
た、レッグシールドカバー20およびアッパーフレーム
カバー22の上部には運転シート24が設けられる。そ
して、運転シート24とハンドルバー8との間は大きく
U字状に湾入して湾入部25を形成する。
または一体に形成されたアッパーフレームカバー22
と、左右別体に形成されたロアーフレームカバー23と
がリヤフレーム5の周囲を囲むように設けられる。ま
た、レッグシールドカバー20およびアッパーフレーム
カバー22の上部には運転シート24が設けられる。そ
して、運転シート24とハンドルバー8との間は大きく
U字状に湾入して湾入部25を形成する。
【0017】図2は、車体中央部の拡大図であり、図3
は、図2のIII矢視図である。図2および図3に示す
ように、ヘッドパイプ3直後のアッパータンクカバー1
8内部には燃料タンク26が配置される。燃料タンク2
6の上部にはアッパータンクカバー18外に突出する燃
料給油口27が形成される。そして、この燃料給油口2
7はキャップ28で塞がれる。
は、図2のIII矢視図である。図2および図3に示す
ように、ヘッドパイプ3直後のアッパータンクカバー1
8内部には燃料タンク26が配置される。燃料タンク2
6の上部にはアッパータンクカバー18外に突出する燃
料給油口27が形成される。そして、この燃料給油口2
7はキャップ28で塞がれる。
【0018】燃料タンク26の下面後部には後上方に向
かって傾斜するコック取付面29が形成され、このコッ
ク取付面29に燃料コック30が取り付けられる。この
燃料コック30は手動式のものであって、エンジン13
停止時に図示しないキャブレタへの燃料供給を遮断させ
てキャブレタ内における燃料の揮発を防止すると共に、
リザーブ燃料への切替えの機能も有する。そして、燃料
供給のON/OFFおよびリザーブ燃料(RES)への
切替えは、燃料コック30に取り付けられた操作軸31
を回動することにより行なわれる。
かって傾斜するコック取付面29が形成され、このコッ
ク取付面29に燃料コック30が取り付けられる。この
燃料コック30は手動式のものであって、エンジン13
停止時に図示しないキャブレタへの燃料供給を遮断させ
てキャブレタ内における燃料の揮発を防止すると共に、
リザーブ燃料への切替えの機能も有する。そして、燃料
供給のON/OFFおよびリザーブ燃料(RES)への
切替えは、燃料コック30に取り付けられた操作軸31
を回動することにより行なわれる。
【0019】図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図
である。図2〜図4に示すように、燃料コック30の操
作軸31はコック取付面29と平行に後上方に向かって
延設され、その先端部に操作部材である操作ノブ32が
設けられる。
である。図2〜図4に示すように、燃料コック30の操
作軸31はコック取付面29と平行に後上方に向かって
延設され、その先端部に操作部材である操作ノブ32が
設けられる。
【0020】ところで、ダウンチューブ4とリヤフレー
ム5との接続部分上部にはバッテリ33が配置される。
また、レッグシールドカバー20とアッパータンクカバ
ー18との接合部上面には双方にまたがるようにバッテ
リカバー21が設けられ、このバッテリカバー21を取
り外してバッテリ33の交換や保守・点検を行なうよう
に構成される。
ム5との接続部分上部にはバッテリ33が配置される。
また、レッグシールドカバー20とアッパータンクカバ
ー18との接合部上面には双方にまたがるようにバッテ
リカバー21が設けられ、このバッテリカバー21を取
り外してバッテリ33の交換や保守・点検を行なうよう
に構成される。
【0021】燃料コック操作軸31の延長線上にあたる
バッテリカバー21には凹陥部34が形成され、その底
面には操作ノブ32が挿通可能な挿通口35が形成され
る。そして、上記操作軸31の操作ノブ32はこの挿通
口35から外部に突出するように、かつ、バッテリカバ
ー21表面から大きく突出しないよう構成される。さら
に、図3に示すように、凹陥部34周辺のバッテリカバ
ー21表面には、例えばON、OFF、RES等の操作
案内用の文字36が刻印または、シール等に印刷されて
貼付される。
バッテリカバー21には凹陥部34が形成され、その底
面には操作ノブ32が挿通可能な挿通口35が形成され
る。そして、上記操作軸31の操作ノブ32はこの挿通
口35から外部に突出するように、かつ、バッテリカバ
ー21表面から大きく突出しないよう構成される。さら
に、図3に示すように、凹陥部34周辺のバッテリカバ
ー21表面には、例えばON、OFF、RES等の操作
案内用の文字36が刻印または、シール等に印刷されて
貼付される。
【0022】操作ノブ32の外周面には隠蔽板37が取
り付けられる。この隠蔽板37は、例えばゴム板から型
成される円形フランジ状のものであって、上記挿通口3
5の径より大きく設定され、かつ、バッテリカバー21
内部に配置される。また、隠蔽板37がバッテリカバー
21内側面と密着しないよう、隠蔽板37とバッテリカ
バー21内側面との間には隙間38が形成される。
り付けられる。この隠蔽板37は、例えばゴム板から型
成される円形フランジ状のものであって、上記挿通口3
5の径より大きく設定され、かつ、バッテリカバー21
内部に配置される。また、隠蔽板37がバッテリカバー
21内側面と密着しないよう、隠蔽板37とバッテリカ
バー21内側面との間には隙間38が形成される。
【0023】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0024】燃料コック30の操作軸31を後上方に向
かって延設し、その先端部に操作ノブ32を設けると共
に、操作ノブ32が突出する凹陥部34周辺のバッテリ
カバー21表面に操作案内用の文字36を配置すること
によりライダが運転シート24に跨がった状態で操作面
を容易に目視可能となる。
かって延設し、その先端部に操作ノブ32を設けると共
に、操作ノブ32が突出する凹陥部34周辺のバッテリ
カバー21表面に操作案内用の文字36を配置すること
によりライダが運転シート24に跨がった状態で操作面
を容易に目視可能となる。
【0025】また、操作ノブ32をバッテリカバー21
に形成された凹陥部34の挿通口35から外部に突出す
るようにしながらもバッテリカバー21表面から大きく
突出しないよう構成することにより、ライダの足等で不
用意に操作ノブ32を回動してしまうことがない。
に形成された凹陥部34の挿通口35から外部に突出す
るようにしながらもバッテリカバー21表面から大きく
突出しないよう構成することにより、ライダの足等で不
用意に操作ノブ32を回動してしまうことがない。
【0026】さらに、バッテリカバー21に形成された
凹陥部34底面に形成された挿通口35を操作ノブ32
が挿通可能としたことによりバッテリカバー21の着脱
に支承をきたすことがない。
凹陥部34底面に形成された挿通口35を操作ノブ32
が挿通可能としたことによりバッテリカバー21の着脱
に支承をきたすことがない。
【0027】さらにまた、操作ノブ32の外周面に挿通
口35の径より大きく設定された隠蔽板37を取り付
け、この隠蔽板37をバッテリカバー21内部に配置す
ることにより挿通口35から中が見えなくなり、外観を
損なうことがない。
口35の径より大きく設定された隠蔽板37を取り付
け、この隠蔽板37をバッテリカバー21内部に配置す
ることにより挿通口35から中が見えなくなり、外観を
損なうことがない。
【0028】また、隠蔽板37とバッテリカバー21内
側面との間に隙間38を形成することにより凹陥部34
に溜まる洗車時の水や雨水が容易に排出できる。
側面との間に隙間38を形成することにより凹陥部34
に溜まる洗車時の水や雨水が容易に排出できる。
【0029】そして、本発明は、燃料コックを操作する
レバーを燃料タンクの上面に配置し、燃料コックとレバ
ーとを連動部材で連結させた従来のものと比べてもシー
ル性の問題がない等、構造が簡単である。
レバーを燃料タンクの上面に配置し、燃料コックとレバ
ーとを連動部材で連結させた従来のものと比べてもシー
ル性の問題がない等、構造が簡単である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の燃料コックによれば、ヘッドパイプから後下方
に向かって延びた後、後上方に延びるアンダーボーン型
の車体フレームを備え、その車体が車体カバーで覆われ
た自動二輪車において、上記ヘッドパイプ直後の上記車
体カバー内に燃料タンクを配置し、この燃料タンクの下
面に後上方に向かって傾斜するコック取付面を形成し、
このコック取付面に燃料コックを取り付けると共に、こ
の燃料コックを操作する操作軸を上記コック取付面と平
行に後上方に向かって延設し、その先端部に設けられた
操作部材を上記車体カバー外部に突出させたため、ライ
ダが運転シートに跨がった状態で操作面を容易に目視可
能となる。
二輪車の燃料コックによれば、ヘッドパイプから後下方
に向かって延びた後、後上方に延びるアンダーボーン型
の車体フレームを備え、その車体が車体カバーで覆われ
た自動二輪車において、上記ヘッドパイプ直後の上記車
体カバー内に燃料タンクを配置し、この燃料タンクの下
面に後上方に向かって傾斜するコック取付面を形成し、
このコック取付面に燃料コックを取り付けると共に、こ
の燃料コックを操作する操作軸を上記コック取付面と平
行に後上方に向かって延設し、その先端部に設けられた
操作部材を上記車体カバー外部に突出させたため、ライ
ダが運転シートに跨がった状態で操作面を容易に目視可
能となる。
【0031】また、上記燃料コック操作軸の延長線上に
あたる上記車体カバーに凹陥部を形成し、その底面に挿
通口を形成すると共に、上記操作軸の操作部材をこの挿
通口から外部に突出するように、かつ、上記車体カバー
表面から大きく突出しないよう構成する一方、上記操作
部材の外周面に隠蔽板を取り付け、この隠蔽板を上記挿
通口の径より大きく設定し、かつ、上記車体カバー内部
に配置すると共に、上記隠蔽板と上記車体カバー内側面
との間に隙間を設けたため、挿通口から中が見えなくな
って外観を損なうことがなくなると共に、凹陥部に溜ま
る洗車時の水や雨水が容易に排出できる。
あたる上記車体カバーに凹陥部を形成し、その底面に挿
通口を形成すると共に、上記操作軸の操作部材をこの挿
通口から外部に突出するように、かつ、上記車体カバー
表面から大きく突出しないよう構成する一方、上記操作
部材の外周面に隠蔽板を取り付け、この隠蔽板を上記挿
通口の径より大きく設定し、かつ、上記車体カバー内部
に配置すると共に、上記隠蔽板と上記車体カバー内側面
との間に隙間を設けたため、挿通口から中が見えなくな
って外観を損なうことがなくなると共に、凹陥部に溜ま
る洗車時の水や雨水が容易に排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の燃料コックの一実施
形態を示す自動二輪車の左側面図。
形態を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】車体中央部の要部拡大図。
【図3】図2のIII矢視図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
1 自動二輪車 2 車体フレーム 3 ヘッドパイプ 4 ダウンチューブ(車体フレーム) 5 リヤフレーム(車体フレーム) 17 車体カバー 18 アッパータンクカバー(車体カバー) 20 レッグシールドカバー(車体カバー) 21 バッテリカバー(車体カバー) 26 燃料タンク 29 コック取付面 30 燃料コック 31 燃料コックの操作軸 32 操作ノブ(燃料コックの操作部材) 34 凹陥部 35 挿通口 37 隠蔽板 38 隠蔽板とバッテリカバー内側面との間の隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 ヘッドパイプから後下方に向かって延び
た後、後上方に延びるアンダーボーン型の車体フレーム
を備え、その車体が車体カバーで覆われた自動二輪車に
おいて、上記ヘッドパイプ3直後の上記車体カバー17
(18)内に燃料タンク26を配置し、この燃料タンク
26の下面に後上方に向かって傾斜するコック取付面2
9を形成し、このコック取付面29に燃料コック30を
取り付けると共に、この燃料コック30を操作する操作
軸31を上記コック取付面29と平行に後上方に向かっ
て延設し、その先端部に設けられた操作部材32を上記
車体カバー17(21)外部に突出させたことを特徴と
する自動二輪車の燃料コック。 - 【請求項2】 上記燃料コック操作軸31の延長線上に
あたる上記車体カバー17(21)に凹陥部34を形成
し、その底面に挿通口35を形成すると共に、上記操作
軸31の操作部材32をこの挿通口35から外部に突出
するように、かつ、上記車体カバー17(21)表面か
ら大きく突出しないよう構成する一方、上記操作部材3
2の外周面に隠蔽板37を取り付け、この隠蔽板37を
上記挿通口35の径より大きく設定し、かつ、上記車体
カバー17(21)内部に配置すると共に、上記隠蔽板
37と上記車体カバー17(21)内側面との間に隙間
38を設けた請求項1記載の自動二輪車の燃料コック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12984796A JPH09221077A (ja) | 1995-12-11 | 1996-05-24 | 自動二輪車の燃料コック |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32183695 | 1995-12-11 | ||
JP7-321836 | 1995-12-11 | ||
JP12984796A JPH09221077A (ja) | 1995-12-11 | 1996-05-24 | 自動二輪車の燃料コック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221077A true JPH09221077A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=26465121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12984796A Pending JPH09221077A (ja) | 1995-12-11 | 1996-05-24 | 自動二輪車の燃料コック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09221077A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009292475A (ja) * | 2009-09-18 | 2009-12-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP12984796A patent/JPH09221077A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009292475A (ja) * | 2009-09-18 | 2009-12-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車 |
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