JPH06278670A - 自動2輪車の冷却水用リザーブタンク - Google Patents

自動2輪車の冷却水用リザーブタンク

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JPH06278670A
JPH06278670A JP5089299A JP8929993A JPH06278670A JP H06278670 A JPH06278670 A JP H06278670A JP 5089299 A JP5089299 A JP 5089299A JP 8929993 A JP8929993 A JP 8929993A JP H06278670 A JPH06278670 A JP H06278670A
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fuel tank
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reserve tank
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JP5089299A
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Mikimasa Matsubayashi
幹政 松林
Eisuke Matsushita
英介 松下
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リザーブタンクの冷却液残量を目視確認可能
にし、かつ燃料タンクの十分な容積を確保する。 【構成】 メインフレーム1を縦長断面で、かつヘッド
パイプ2から後方へ左右に対をなして延出させ、メイン
フレーム1上に支持した燃料タンク3の底部4を左右の
メインフレーム1に囲まれた空間28内へ収容する。底
部4の下方にはキャップ6を近接させてリザーブタンク
5を配設し、リザーブタンク5の底部から連続する下部
7をメインフレーム1の下方かつラジエタ8の上方へ突
出させて露出する外観部とし、この部分を透明又は半透
明にして冷却液の残量を外部から目視確認可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動2輪車のラジエタ
に連通するリザーブタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−135390号公報には、ヘ
ッドパイプから後方へ左右に対をなして延出する縦長断
面のメインフレームと、このメインフレーム上に支持さ
れた燃料タンクと、ヘッドパイプ近傍のメインフレーム
下方に支持されたラジエタと、このラジエタに連通して
接続されたリザーブタンクとを備えるとともに、リザー
ブタンクの頂部に設けられたキャップ部分を燃料タンク
の底部に形成された凹部内へ収容したものが示されてい
る。また、リザーブタンクの底部はメインフレームの下
方へ出ているが、ラジエタの背面に配置され、かつカウ
リングで覆われている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】ところで上記のような
リザーブタンクの冷却液残量を調べるには、キャップを
外して覗き込まなければならないので、迅速に目視確認
できず比較的手間がかかる。また、キャップの配置を可
能にするために燃料タンクの容積をある程度犠牲にしな
ければならない。本発明はこれらの問題を解決するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本願に係る自動2輪車の冷却水用リザーブタンク
は、ヘッドパイプから後方へ左右に対をなして延出する
縦長断面のメインフレームと、このメインフレーム上に
支持された燃料タンクと、ヘッドパイプ近傍のメインフ
レーム下方に支持されたラジエタと、このラジエタに連
通して接続されたリザーブタンクとを備えた自動2輪車
において、左右のメインフレームで囲まれた空間内に、
燃料タンクの底部と、その下方に配置されるリザーブタ
ンクとを収容するとともに、リザーブタンクの一部をメ
インフレームとラジエタとの間へ露出させ、この露出部
を透明叉は半透明の外観部としたことを特徴とする。
【0005】
【作用】リザーブタンクの一部がメインフレームとラジ
エタの間に露出して外観されるとともに、この外観部が
透明叉は半透明になっているので、キャップを取らなく
ても冷却液の残量を目視可能になる。
【0006】さらに左右のフレームに囲まれた空間内へ
収容する部分は一部で足りるので、燃料タンクの底部を
この空間内へ収容して、十分な容積を確保可能になる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3に基づいて一実施例を説明す
る。図1はリザーブタンクの配置を示すためメインフレ
ームの一部を切欠いて拡大して示した図、図2は車体の
前方(図1のA矢示方向)から示した拡大図、図3は自
動2輪車の側面図である。
【0008】図3に示すように、車体の前後方向に縦長
断面のメインフレーム1が設けられている。メインフレ
ーム1はヘッドパイプ2から後方へ左右に対をなして延
出している(図2参照)。
【0009】メインフレーム1には燃料タンク3が支持
され、その底部4は左右のメインフレーム1で囲まれた
空間(後述の図1)内へ入り込んでいる。この空間内で
ヘッドパイプ2の近傍、かつ底部4の前端部下方位置に
リザーブタンク5が配置されている。
【0010】リザーブタンク5のキャップ6は底部4に
近接し、かつ下部7はメインフレーム1の下方へ出てラ
ジエタ8の上部へ突出している。
【0011】ラジエタ8はメインフレーム1から下方へ
延出するダウンフレーム9へ前傾状態に支持されてい
る。ラジエタ8はエンジン10と送水管11、12で接
続している。
【0012】エンジン10はダウンフレーム9と燃料タ
ンク3の後端部に接続するピポットフレーム13によっ
て支持されている。
【0013】ピポットフレーム13にはスイングアーム
14を介して後輪15が支持されている。燃料タンク3
は前端部16でヘッドパイプ2近傍部分へ、後端側部で
メインフレーム1のステー17へそれぞれ支持されてい
る。
【0014】燃料タンク3の後方へ連続して延出するシ
ート18とリヤフェンダ19は、燃料タンク3及び底部
4から斜め上り後方へ延出するシートレール20及びリ
ヤステイ21によって支持されている。
【0015】ヘッドパイプ2にはフロントフォーク22
が支持され、フロントフォーク22の下端には前輪23
が支持されている。
【0016】図1及び図2に明らかなように、ヘッドパ
イプ2には一体に後方へ延出する断面大略I字状の首部
2aが形成され、その上部は略U字状の上面部24をな
し、側面部25にはリブ26が前後方向に形成され、か
つ下部も略V字状の下面部27になっている。側面部2
5にはメインフレーム1の前端が開放状態で溶接されて
いる(図2)。
【0017】図1に示す左右のメインフレーム1によっ
て囲まれた空間28は上方を燃料タンク3の底部4で閉
塞され、かつ下方は開放されて開口部29となってい
る。
【0018】リザーブタンク5は半透明叉は透明の樹脂
製であり、外部から冷却液の残量が確認可能になってい
る。
【0019】下部7は開口部29からメインフレーム1
の下方へ出て前方へ延出し、ホース30を介してラジエ
タ8の上タンク31と連通している。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。図1及び
図2において、下部7がメインフレーム1の外方へ出
て、かつラジエタ8の上タンク31上方に露出してい
る。
【0021】ゆえに下部7は外観部となり、かつこの部
分は透明叉は半透明樹脂になっているから、冷却液の残
量をキャップ6を取ることなく迅速に目視確認できる。
【0022】しかも仮に車体前部をカウリングで覆うこ
とがあっても、ラジエタ8の前方は走行風を取り込むた
めの開口部とされることが普通であり、下部7はこのラ
ジエタ8上にあるのでこのような場合でも確実に目視で
きる。
【0023】さらにキャップ6を外して残量を確認する
ことが不要となるので、キャップ6の位置を空間28内
の比較的深い位置へ配設でき、かつリザーブタンク5は
その一部である下部7を露出させることができる。
【0024】ゆえに、空間28内へ収容されている部分
を燃料タンク3の容積に影響を与えない程度の大きさに
できるので、燃料タンク3は、その容積が犠牲にされる
ことなく十分なだけ確保される。
【0025】また、リザーブタンク5の不要な部分が露
出しいないので、外観をスッキリさせることができ、外
観性が向上する。
【0026】
【発明の効果】本発明は縦長断面をなす左右のメインフ
レームで囲まれた比較的深い空間内に燃料タンクの底部
を収容するとともに、その下方にリザーブタンクを収容
し、かつリザーブタンクの一部をメインフレームとラジ
エタの間に露出する外観部とし、この部分を透明叉は半
透明にした。
【0027】ゆえに、キャップを外すことなく冷却液の
残量を目視確認することができ、冷却液の残量チェック
を容易かつ迅速にできる。
【0028】また、燃料タンクの容積を犠牲にせずにリ
ザーブタンクを配設できるので、燃料タンクの容積を十
分に確保できる。
【0029】そのうえ外観性を向上させることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のリザーブタンク部分につき周囲を切欠
いて示す拡大図
【図2】図1のA矢示方向図
【図3】実施例の適用された自動2輪車の要部側面図
【符号の説明】
1:メインフレーム、2:ヘッドパイプ、3:燃料タン
ク、4:底部、5:リザーブタンク、6:キャップ、
7:下部、8:ラジエタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプから後方へ左右に対をなし
    て延出する縦長断面のメインフレームと、このメインフ
    レーム上に支持された燃料タンクと、ヘッドパイプ近傍
    のメインフレーム下方に支持されたラジエタと、このラ
    ジエタに連通して接続されたリザーブタンクとを備えた
    自動2輪車において、左右のメインフレームで囲まれた
    空間内に、燃料タンクの底部と、その下方に配置される
    リザーブタンクとを収容するとともに、リザーブタンク
    の一部をメインフレームとラジエタとの間へ露出させ、
    この露出部を透明叉は半透明の外観部としたことを特徴
    とする自動2輪車のリザーブタンク。
JP08929993A 1993-03-24 1993-03-24 自動2輪車の冷却水用リザーブタンク Expired - Fee Related JP3347177B2 (ja)

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