JPH09220012A - 自走式芝刈り機用トランスミッション - Google Patents
自走式芝刈り機用トランスミッションInfo
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- JPH09220012A JPH09220012A JP8027936A JP2793696A JPH09220012A JP H09220012 A JPH09220012 A JP H09220012A JP 8027936 A JP8027936 A JP 8027936A JP 2793696 A JP2793696 A JP 2793696A JP H09220012 A JPH09220012 A JP H09220012A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H1/02—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
- F16H1/04—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
- F16H1/12—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
- F16H1/14—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising conical gears only
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/01—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
- A01D34/412—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
- A01D34/63—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
- A01D34/67—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator
- A01D34/68—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator with motor driven cutters or wheels
- A01D34/69—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis hand-guided by a walking operator with motor driven cutters or wheels with motor driven wheels
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/21—Elements
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランスミッションの高さ寸法を小さくして
芝刈り機全体の小型化を図ることのできる減速式トラン
スミッションを提供することを目的とする。 【解決手段】 入力軸５及び出力軸１０が相互に直交配
置されたトランスミッションにおいて、入力軸５上の動
力伝達歯車３０と出力軸１０との間に入力軸５のための
軸受手段を配置した。
芝刈り機全体の小型化を図ることのできる減速式トラン
スミッションを提供することを目的とする。 【解決手段】 入力軸５及び出力軸１０が相互に直交配
置されたトランスミッションにおいて、入力軸５上の動
力伝達歯車３０と出力軸１０との間に入力軸５のための
軸受手段を配置した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの回転を
減速して車輪に伝達するためのトランスミッションに係
り、詳しくは、自走式芝刈り機に用いられるトランスミ
ッションに関する。
減速して車輪に伝達するためのトランスミッションに係
り、詳しくは、自走式芝刈り機に用いられるトランスミ
ッションに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のトランスミッションにおい
ては、例えば図１３に示すように、エンジンから動力伝
達を受ける入力軸１０１を、ケーシング１０２の上部に
おいて、上下２段に重ねられた軸受１０３，１０４によ
り支持していた。
ては、例えば図１３に示すように、エンジンから動力伝
達を受ける入力軸１０１を、ケーシング１０２の上部に
おいて、上下２段に重ねられた軸受１０３，１０４によ
り支持していた。
【０００３】これは、入力軸１０１上の動力伝達歯車１
０５に噛合する大歯車１０６の軸をなす出力軸１０７が
入力軸１０１の下方で交差するため、入力軸１０１を下
方へ延長することができないことによるものである。ま
た、入力軸１０１を安定して支持するためには、１つの
軸受１０４では不十分であり、軸受を上下２段にして支
持力を強化したものである。
０５に噛合する大歯車１０６の軸をなす出力軸１０７が
入力軸１０１の下方で交差するため、入力軸１０１を下
方へ延長することができないことによるものである。ま
た、入力軸１０１を安定して支持するためには、１つの
軸受１０４では不十分であり、軸受を上下２段にして支
持力を強化したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、軸受が２段重ねであることから嵩高とな
り、芝刈り機の小型化の要請を満たすことができないと
いう問題があった。
来技術では、軸受が２段重ねであることから嵩高とな
り、芝刈り機の小型化の要請を満たすことができないと
いう問題があった。
【０００５】本発明は、上記問題を解決するために、ト
ランスミッションの高さ寸法を小さくして芝刈り機全体
の小型化を図ることのできる減速式トランスミッション
を提供することにある。
ランスミッションの高さ寸法を小さくして芝刈り機全体
の小型化を図ることのできる減速式トランスミッション
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る自走式芝刈り機用トランスミッション
は、入力軸及び出力軸が相互に直交配置されたトランス
ミッションにおいて、入力軸上の動力伝達歯車（原動歯
車）と出力軸との間に入力軸のための軸受手段を配置し
たことを特徴とする。
に、本発明に係る自走式芝刈り機用トランスミッション
は、入力軸及び出力軸が相互に直交配置されたトランス
ミッションにおいて、入力軸上の動力伝達歯車（原動歯
車）と出力軸との間に入力軸のための軸受手段を配置し
たことを特徴とする。
【０００７】本明細書において、本発明に関し、入力軸
と出力軸との配置につき「相互に直交」とは、これら両
軸が同一平面内で直交する場合のみならず、くいちがい
状に交差する場合を含む。
と出力軸との配置につき「相互に直交」とは、これら両
軸が同一平面内で直交する場合のみならず、くいちがい
状に交差する場合を含む。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係るトランスミッション
の実施形態について、以下に図面を参照しつつ説明す
る。
の実施形態について、以下に図面を参照しつつ説明す
る。
【０００９】図１は、自走式芝刈り機１の内部構造を概
略的に示す斜視図である。駆動装置２から下方に突出す
る駆動軸３に固着されたプーリ４と入力軸５に固着され
たプーリ６とにベルト７が巻回されている。ベルト７に
は、テンションローラ８が介在されている。入力軸５
は、トランスミッション９の上面から鉛直方向に導入さ
れている。出力軸１０の回転力は、歯車１１，１２を介
して駆動輪１３に伝えられる。芝刈り機１のハンドル１
４には操作アーム１５がハンドル把持方向に回動可能に
装着され、該操作アーム１５にクラッチケーブル１６が
接続されている。
略的に示す斜視図である。駆動装置２から下方に突出す
る駆動軸３に固着されたプーリ４と入力軸５に固着され
たプーリ６とにベルト７が巻回されている。ベルト７に
は、テンションローラ８が介在されている。入力軸５
は、トランスミッション９の上面から鉛直方向に導入さ
れている。出力軸１０の回転力は、歯車１１，１２を介
して駆動輪１３に伝えられる。芝刈り機１のハンドル１
４には操作アーム１５がハンドル把持方向に回動可能に
装着され、該操作アーム１５にクラッチケーブル１６が
接続されている。
【００１０】図２，３は、第１実施形態のトランスミッ
ション９の内部構造を示す出力軸１０に平行な縦断面図
及び横断面図である。図２は、図３のＢ−Ｂ線に対応
し、図３は、図２のＡ−Ａ線に各々対応している。この
例では、入力軸５と出力軸１０とが同一平面内で直交す
る配置になっているが、これら両軸をくいちがい状に配
置しても良い。この場合、そのくいちがい軸間には、ハ
イポイドギヤが介設されることは言うまでもない。
ション９の内部構造を示す出力軸１０に平行な縦断面図
及び横断面図である。図２は、図３のＢ−Ｂ線に対応
し、図３は、図２のＡ−Ａ線に各々対応している。この
例では、入力軸５と出力軸１０とが同一平面内で直交す
る配置になっているが、これら両軸をくいちがい状に配
置しても良い。この場合、そのくいちがい軸間には、ハ
イポイドギヤが介設されることは言うまでもない。
【００１１】ケーシング１７の上部には、入力軸５を径
方向に支持するラジアル軸受１８を嵌め込むことのでき
る開口部１９が形成されている。開口部１９に嵌入され
たラジアル軸受１８は、その下端面がケーシング１７に
形成された座部２０によって受けられる一方、上端面
が、オイルシールリング２１を介してケーシング１７に
固定される押さえ板２２に押さえられることによって、
ケーシング１７に取り付けられている。
方向に支持するラジアル軸受１８を嵌め込むことのでき
る開口部１９が形成されている。開口部１９に嵌入され
たラジアル軸受１８は、その下端面がケーシング１７に
形成された座部２０によって受けられる一方、上端面
が、オイルシールリング２１を介してケーシング１７に
固定される押さえ板２２に押さえられることによって、
ケーシング１７に取り付けられている。
【００１２】ケーシング１７には支持体２３が一体成形
され、この支持体２３は、ケーシング１７の内側壁から
水平方向に突出する。支持体２３の先端には、凸部２４
が形成され、入力軸５の下端面には、凸部２４が嵌まり
込む凹部２５が形成されることによって軸受として機能
する。凸部２４は、支持体２３にピン等の棒状部材又は
ピン等の棒状部材を形成する固定部材を埋設することが
でき、これにより軸受部材を構成し得る。これとは逆
に、入力軸５にピン等を埋設し、支持体２３に該ピンの
嵌合する凹部を形成してもよい。
され、この支持体２３は、ケーシング１７の内側壁から
水平方向に突出する。支持体２３の先端には、凸部２４
が形成され、入力軸５の下端面には、凸部２４が嵌まり
込む凹部２５が形成されることによって軸受として機能
する。凸部２４は、支持体２３にピン等の棒状部材又は
ピン等の棒状部材を形成する固定部材を埋設することが
でき、これにより軸受部材を構成し得る。これとは逆
に、入力軸５にピン等を埋設し、支持体２３に該ピンの
嵌合する凹部を形成してもよい。
【００１３】凸部２４の先端部が凹部２５の底部に当接
するようにして、入力軸５の下端面と支持体２３との間
に僅かな間隙を介在させることが好ましい。こうして、
支持体２３に固設された凸部２４が入力軸５の下端部に
形成された凹部２５の底面に当接し、入力軸５を回動可
能に受ける軸受（軸受手段）２６として機能する。
するようにして、入力軸５の下端面と支持体２３との間
に僅かな間隙を介在させることが好ましい。こうして、
支持体２３に固設された凸部２４が入力軸５の下端部に
形成された凹部２５の底面に当接し、入力軸５を回動可
能に受ける軸受（軸受手段）２６として機能する。
【００１４】これとは逆に、入力軸５の下端面に凸部２
７を設け、この凸部２７が嵌入可能な凹部２８を支持体
２３に形成することもできる（図４）。また、入力軸５
の下端面に凹部２５を形成し、支持体２３に凸部２９を
一体形成することができる（図５）。凸部２９は、半球
形状のようなものでもよい。
７を設け、この凸部２７が嵌入可能な凹部２８を支持体
２３に形成することもできる（図４）。また、入力軸５
の下端面に凹部２５を形成し、支持体２３に凸部２９を
一体形成することができる（図５）。凸部２９は、半球
形状のようなものでもよい。
【００１５】入力軸５の下端部にはこれを軸とする動力
伝達歯車３０が固定されている。動力伝達歯車３０は、
軸受２６とラジアル軸受１８との間に配置されており、
例えばかさ歯車の他、ハイポイドギアとすることができ
る。
伝達歯車３０が固定されている。動力伝達歯車３０は、
軸受２６とラジアル軸受１８との間に配置されており、
例えばかさ歯車の他、ハイポイドギアとすることができ
る。
【００１６】動力伝達歯車３０と噛合する大歯車３１
が、出力軸１０に遊嵌されている。この大歯車３１は、
動力伝達歯車３０がかさ歯車の場合には、これに噛合す
るかさ歯車とされる。この大歯車３１は、軸方向に突出
するテーパー状の摩擦部材３２が固定されることによっ
て入力側クラッチ板３３を構成している。出力側クラッ
チ板３４は、出力軸１０にピン結合、キー結合又はスプ
ライン結合され、前記テーパー状の摩擦部材３２と摩擦
係合し得る凹状の摩擦面３５を備えている。
が、出力軸１０に遊嵌されている。この大歯車３１は、
動力伝達歯車３０がかさ歯車の場合には、これに噛合す
るかさ歯車とされる。この大歯車３１は、軸方向に突出
するテーパー状の摩擦部材３２が固定されることによっ
て入力側クラッチ板３３を構成している。出力側クラッ
チ板３４は、出力軸１０にピン結合、キー結合又はスプ
ライン結合され、前記テーパー状の摩擦部材３２と摩擦
係合し得る凹状の摩擦面３５を備えている。
【００１７】入力側クラッチ板３３と出力側クラッチ板
３４との間には、クラッチばね３６が介在されている。
これら両クラッチ板３３，３４の両外側には、ケーシン
グ１７に当接するスラスト軸受３７とスラスト軸受３８
とが出力軸１０に嵌め込まれて配置されている。スラス
ト軸受３８には、上記したクラッチケーブルによって操
作されるクラッチレバー３９が当接し得る。クラッチレ
バー３９は、ケーシング１７の上下で回動可能に支持さ
れた軸３９ａと、この軸３９ａから出力軸１０を挟むよ
うにしてフォーク状に伸びる押圧部３９ｂとを備え、軸
３９ａの回動に伴ってこの押圧部３９ｂがスラスト軸受
３８に当接し得る。
３４との間には、クラッチばね３６が介在されている。
これら両クラッチ板３３，３４の両外側には、ケーシン
グ１７に当接するスラスト軸受３７とスラスト軸受３８
とが出力軸１０に嵌め込まれて配置されている。スラス
ト軸受３８には、上記したクラッチケーブルによって操
作されるクラッチレバー３９が当接し得る。クラッチレ
バー３９は、ケーシング１７の上下で回動可能に支持さ
れた軸３９ａと、この軸３９ａから出力軸１０を挟むよ
うにしてフォーク状に伸びる押圧部３９ｂとを備え、軸
３９ａの回動に伴ってこの押圧部３９ｂがスラスト軸受
３８に当接し得る。
【００１８】尚、本発明においては、上記のクラッチ構
造の他、種々のクラッチを採用し得るのは勿論である。
造の他、種々のクラッチを採用し得るのは勿論である。
【００１９】上記構成を有するトランスミッション９の
第１実施形態の作動につき、以下に説明する。
第１実施形態の作動につき、以下に説明する。
【００２０】駆動装置２を駆動させて入力軸５を回転さ
せると、ベルト７を介して入力軸５が回転する。入力軸
５の回転に伴い動力伝達歯車３０が回転し、大歯車３１
で減速される。
せると、ベルト７を介して入力軸５が回転する。入力軸
５の回転に伴い動力伝達歯車３０が回転し、大歯車３１
で減速される。
【００２１】クラッチレバー３９を作動させ、出力側ク
ラッチ板３４をクラッチばね３６の弾性力に抗して入力
側クラッチ板３３の側へ押しやることにより、入力側ク
ラッチ板３３と出力側クラッチ板３４とが摩擦係合す
る。入力側クラッチ板３３と出力側クラッチ板３４と
は、スラスト軸受３７，３８により受けられているの
で、互いに押圧されながらもスムースに回転することが
できる。出力側クラッチ板３４の回転に伴ってピン結
合、キー結合又はスプライン結合されている出力軸１０
も回転し、この回転力を受けて車輪１３が回転する。
ラッチ板３４をクラッチばね３６の弾性力に抗して入力
側クラッチ板３３の側へ押しやることにより、入力側ク
ラッチ板３３と出力側クラッチ板３４とが摩擦係合す
る。入力側クラッチ板３３と出力側クラッチ板３４と
は、スラスト軸受３７，３８により受けられているの
で、互いに押圧されながらもスムースに回転することが
できる。出力側クラッチ板３４の回転に伴ってピン結
合、キー結合又はスプライン結合されている出力軸１０
も回転し、この回転力を受けて車輪１３が回転する。
【００２２】これとは逆に、クラッチレバー３９の作動
を解除すれば、クラッチばね３６の弾性力によって入力
側クラッチ板３３と出力側クラッチ板３４とが離反し、
両者の摩擦係合が解除され、クラッチが切れる。
を解除すれば、クラッチばね３６の弾性力によって入力
側クラッチ板３３と出力側クラッチ板３４とが離反し、
両者の摩擦係合が解除され、クラッチが切れる。
【００２３】次に、本発明に係るトランスミッションの
第２実施形態につき、以下に図６〜図８を参照しつつ説
明する。尚、以下の第２及び第３の実施形態における上
記第１実施形態と同様の構成部分については、同符号を
付してその説明を省略し、作動についても同様であるの
でその説明を省略する。
第２実施形態につき、以下に図６〜図８を参照しつつ説
明する。尚、以下の第２及び第３の実施形態における上
記第１実施形態と同様の構成部分については、同符号を
付してその説明を省略し、作動についても同様であるの
でその説明を省略する。
【００２４】図６及び図７は、トランスミッション９′
の第２実施形態の内部構造を示す縦断面図及び横断面図
である。図６は、図７のＤ−Ｄ線断面に対応し、図７
は、図６のＣ−Ｃ線断面に各々対応している。
の第２実施形態の内部構造を示す縦断面図及び横断面図
である。図６は、図７のＤ−Ｄ線断面に対応し、図７
は、図６のＣ−Ｃ線断面に各々対応している。
【００２５】第２実施形態が上記第１実施形態と基本的
に異なるところは、入力軸５を受ける軸受手段が別体と
してケーシング１７に取り付けられているところにあ
る。
に異なるところは、入力軸５を受ける軸受手段が別体と
してケーシング１７に取り付けられているところにあ
る。
【００２６】ケーシング１７の上部に形成された開口部
４０に入力軸５が挿通されている。入力軸５に嵌め込ま
れたオイルシールリング４１，スペーサリング４２，ラ
ジアル軸受４３は、ケーシング１７の上部肉厚部分１
７′に形成された段付収納空間１７ｘに収納されてい
る。
４０に入力軸５が挿通されている。入力軸５に嵌め込ま
れたオイルシールリング４１，スペーサリング４２，ラ
ジアル軸受４３は、ケーシング１７の上部肉厚部分１
７′に形成された段付収納空間１７ｘに収納されてい
る。
【００２７】ケーシング１７内の上面には、略鉤形状を
有する支持体４４がボルト４５により固定されている。
即ち、支持体４４は、ボルト用孔４６が形成された基部
４７と、この基部４７から略直角方向に突出する腕部４
８とからなる。
有する支持体４４がボルト４５により固定されている。
即ち、支持体４４は、ボルト用孔４６が形成された基部
４７と、この基部４７から略直角方向に突出する腕部４
８とからなる。
【００２８】基部４７は、ケーシング１７に当接する面
の一部がラジアル軸受４３の下面にも当接し、これによ
りオイルシールリング４１，スペーサリング４２，ラジ
アル軸受４３を前記収納空間１７ｘ内に収納固定してい
る。
の一部がラジアル軸受４３の下面にも当接し、これによ
りオイルシールリング４１，スペーサリング４２，ラジ
アル軸受４３を前記収納空間１７ｘ内に収納固定してい
る。
【００２９】腕部４８の先端部には凹部４９が形成され
る一方、入力軸５の先端面中心部には凸部５０が形成さ
れている。入力軸５の凸部５０は凹部４９に嵌まり込む
ことによって入力軸５の荷重を受け、入力軸５を回動可
能に支持する軸受（軸受手段）５１として機能する。凸
部５０は、入力軸５に別体として固定することもできる
し、一体的に形成することもできる。図８に示すよう
に、入力軸５の下端面に凹部５２を形成し、腕部４８に
凸部５３を一体的に（又は別体（図示せず）として）形
成することもできる。
る一方、入力軸５の先端面中心部には凸部５０が形成さ
れている。入力軸５の凸部５０は凹部４９に嵌まり込む
ことによって入力軸５の荷重を受け、入力軸５を回動可
能に支持する軸受（軸受手段）５１として機能する。凸
部５０は、入力軸５に別体として固定することもできる
し、一体的に形成することもできる。図８に示すよう
に、入力軸５の下端面に凹部５２を形成し、腕部４８に
凸部５３を一体的に（又は別体（図示せず）として）形
成することもできる。
【００３０】入力軸５の先端部にはこれを軸とする動力
伝達歯車３０が固定され、ラジアル軸受４３と軸受５１
との間に配置されている。動力伝達歯車３０と噛合する
大歯車３１は、出力軸１０に遊嵌された大径のかさ歯車
で構成され得る。
伝達歯車３０が固定され、ラジアル軸受４３と軸受５１
との間に配置されている。動力伝達歯車３０と噛合する
大歯車３１は、出力軸１０に遊嵌された大径のかさ歯車
で構成され得る。
【００３１】次に、本発明に係るトランスミッションの
第３実施形態につき、以下に図９〜図１２を参照しつつ
説明する。図９は、第２実施形態のトランスミッション
９″の内部構造を示す縦断面図、図１１は横断面図であ
る。図９は、図１１のＦ−Ｆ線断面に対応し、図１１
は、図９のＥ−Ｅ線断面に各々対応している。
第３実施形態につき、以下に図９〜図１２を参照しつつ
説明する。図９は、第２実施形態のトランスミッション
９″の内部構造を示す縦断面図、図１１は横断面図であ
る。図９は、図１１のＦ−Ｆ線断面に対応し、図１１
は、図９のＥ−Ｅ線断面に各々対応している。
【００３２】ケーシング１７は半割り型であり、一方の
半割り体をなす下部ケーシング１７ｂの対向する内側両
端から上方に向けて突出するようにして一対の支持脚５
４が形成されている。支持脚５４上には、細長い板状の
支持部材５５が形成され、その両端部が、支持脚５４と
他方のケーシング半割り体をなす上部ケーシング１７ａ
の膨出部５６とによって挟持されるようになっている
（図９）。尚、図１１中、５７は、上部ケーシング１７
ａと下部ケーシング１７ｂとを締結するための締め付け
用ボルト孔である。これら支持脚５４，板状の支持部材
５５，膨出部５６が入力軸５を支持する。
半割り体をなす下部ケーシング１７ｂの対向する内側両
端から上方に向けて突出するようにして一対の支持脚５
４が形成されている。支持脚５４上には、細長い板状の
支持部材５５が形成され、その両端部が、支持脚５４と
他方のケーシング半割り体をなす上部ケーシング１７ａ
の膨出部５６とによって挟持されるようになっている
（図９）。尚、図１１中、５７は、上部ケーシング１７
ａと下部ケーシング１７ｂとを締結するための締め付け
用ボルト孔である。これら支持脚５４，板状の支持部材
５５，膨出部５６が入力軸５を支持する。
【００３３】板状の支持部材５５には、軸受部材とし
て、入力軸５の下面中央に形成された凹部５８に嵌合す
る凸部５９が設けられている。凸部５９が凹部５８に嵌
まり込む一方、凹部５８の底部を凸部５９の先端部で受
けることによって軸受６０として機能する。凸部５９
は、入力軸５に一体形成することもできるし、別体とし
て固設することもできる。また、逆に、図１２に示すよ
うに、板状の支持部材５５に凸部６１を形成し、入力軸
５の下端面に凹部６２を形成することもできる。
て、入力軸５の下面中央に形成された凹部５８に嵌合す
る凸部５９が設けられている。凸部５９が凹部５８に嵌
まり込む一方、凹部５８の底部を凸部５９の先端部で受
けることによって軸受６０として機能する。凸部５９
は、入力軸５に一体形成することもできるし、別体とし
て固設することもできる。また、逆に、図１２に示すよ
うに、板状の支持部材５５に凸部６１を形成し、入力軸
５の下端面に凹部６２を形成することもできる。
【００３４】板状の支持部材５５は、大歯車３１との干
渉を避けるために平面視（図１０）に見ることができる
切欠き部６３を形成することが好ましい。尚、図１１に
示すように、この実施形態では、動力伝達歯車３０の配
置の関係から、大歯車３１の歯が形成されている面が、
上記第１，２実施形態の場合とは逆になっている。
渉を避けるために平面視（図１０）に見ることができる
切欠き部６３を形成することが好ましい。尚、図１１に
示すように、この実施形態では、動力伝達歯車３０の配
置の関係から、大歯車３１の歯が形成されている面が、
上記第１，２実施形態の場合とは逆になっている。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自走
式芝刈り機用トランスミッションは、上下二段重ねにし
た軸受で入力軸を支持することなく、入力軸を該入力軸
の動力伝達歯車と出力軸との間に設けた軸受手段により
受けることにしたので、ケーシングの高さ寸法を縮小す
ることができるとともに、自走式芝刈り機の小型化を実
現でき、しかも入力軸を安定して支持することができる
等の効果を奏する。
式芝刈り機用トランスミッションは、上下二段重ねにし
た軸受で入力軸を支持することなく、入力軸を該入力軸
の動力伝達歯車と出力軸との間に設けた軸受手段により
受けることにしたので、ケーシングの高さ寸法を縮小す
ることができるとともに、自走式芝刈り機の小型化を実
現でき、しかも入力軸を安定して支持することができる
等の効果を奏する。
【図１】本発明に係る自走式芝刈り機の一実施態様の内
部構造を概略的に示す斜視図である。
部構造を概略的に示す斜視図である。
【図２】本発明に係る自走式芝刈り機用トランスミッシ
ョンの第１実施形態の内部構造を概略的に示す縦断正面
図である。
ョンの第１実施形態の内部構造を概略的に示す縦断正面
図である。
【図３】図２のトランスミッションの横断平面図であ
る。
る。
【図４】図２のトランスミッションの軸受部の他の態様
を示す拡大図である。
を示す拡大図である。
【図５】図２のトランスミッションの軸受部の更に他の
態様を示す拡大図である。
態様を示す拡大図である。
【図６】本発明に係るトランスミッションの第２実施形
態の内部構造を概略的に示す縦断側面図である。
態の内部構造を概略的に示す縦断側面図である。
【図７】図６のトランスミッションの横断平面図であ
る。
る。
【図８】図６のトランスミッションの軸受の他の態様を
示す拡大図である。
示す拡大図である。
【図９】本発明に係るトランスミッションの第３実施形
態の内部構造を示す縦断側面図である。
態の内部構造を示す縦断側面図である。
【図１０】図９の支持体を示す平面図である。
【図１１】図９のトランスミッションを示す横断平面図
である。
である。
【図１２】図９の支持体の他の態様を示す拡大図であ
る。
る。
【図１３】従来の芝刈り機用トランスミッションの内部
構造を概略的にを示す縦断正面図である。
構造を概略的にを示す縦断正面図である。
１ 自走式芝刈り機 ２ 駆動装置 ５ 入力軸 ９ トランスミッション １０ 出力軸 １７ ケーシング ３０ 動力伝達歯車 ３１ 大歯車 ２６，５１，６０ 軸受 ２３，４８ 支持体 ５５ 板状の支持部材
Claims (7)
- 【請求項１】 入力軸及び出力軸が相互に直交配置され
たトランスミッションにおいて、 入力軸上の動力伝達歯車と出力軸との間に入力軸のため
の軸受手段を配置したことを特徴とする自走式芝刈り機
用トランスミッション。 - 【請求項２】 前記軸受手段が、ケーシングに一体成形
されていることを特徴とする請求項１に記載の自走式芝
刈り機用トランスミッション。 - 【請求項３】 前記入力軸は、ケーシング内面から延び
る軸受手段に配設された軸受により下端部を支持されて
いることを特徴とする請求項１に記載の自走式芝刈り機
用トランスミッション。 - 【請求項４】 入力軸の軸受手段が、トランスミッショ
ンのケーシングから入力軸の動力伝達歯車の方向へ延び
る支持体に支持されていることを特徴とする請求項２記
載の自走式芝刈り機用トランスミッション。 - 【請求項５】 請求項３記載のトランスミッションにお
いて、 軸受手段が、ケーシングに固定された基部と、該基部か
ら入力軸の動力伝達歯車の端面の方向へ延びる腕部とを
具有することを特徴とする自走式芝刈り機用トランスミ
ッション。 - 【請求項６】 請求項３記載のトランスミッションにお
いて、 入力軸の軸受手段の軸受部材が棒状部材又は球状部材で
あることを特徴とする自走式芝刈り機用トランスミッシ
ョン。 - 【請求項７】 入力軸のための軸受手段が、半割り型を
なすケーシングの一方のケーシング半割り体と、他方の
ケーシング半割り体との間に挟持された板状の支持部材
と、該支持部材に支持された軸受部材とを具有すること
を特徴とする請求項１に記載の自走式芝刈り機用トラン
スミッション。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027936A JPH09220012A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 自走式芝刈り機用トランスミッション |
| US08/798,862 US5873287A (en) | 1996-02-15 | 1997-02-11 | Transmission for self-propelled walking lawn mowers |
| EP97102197A EP0789989B1 (en) | 1996-02-15 | 1997-02-12 | Transmission for self-propelled walking lawn mowers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027936A JPH09220012A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 自走式芝刈り機用トランスミッション |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09220012A true JPH09220012A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12234792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8027936A Pending JPH09220012A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 自走式芝刈り機用トランスミッション |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5873287A (ja) |
| EP (1) | EP0789989B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09220012A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007094201A1 (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-23 | Kaaz Corporation | 歩行型自走式芝刈機の伝動装置 |
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| US6253637B1 (en) | 1998-11-20 | 2001-07-03 | Hydro-Gear Limited Partnership | Control device for hydrostatic apparatus |
| US6688433B1 (en) | 1998-11-20 | 2004-02-10 | Hydro-Gear Limited Partnership | Filter for hydrostatic device |
| US6986406B1 (en) | 1998-11-20 | 2006-01-17 | Hydro-Gear Limited Partnership | Hydrostatic transmission |
| US6889595B1 (en) | 1999-07-16 | 2005-05-10 | Hydro-Gear Limited Partnership | Pump |
| US6694729B1 (en) | 1999-07-16 | 2004-02-24 | Hydro-Gear Limited Partnership | Pump |
| US7082762B1 (en) | 1999-07-16 | 2006-08-01 | Hydro-Gear Limited Partnership | Pump |
| US7178336B1 (en) | 1999-07-16 | 2007-02-20 | Hydro-Gear Limited Partnership | Pump |
| US6332393B1 (en) | 1999-07-16 | 2001-12-25 | Hydro-Gear Limited Partnership | Pump |
| AU2001289209A1 (en) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Country Home Products, Inc. | Transmission for trimmer/mower |
| AUPR099800A0 (en) * | 2000-10-24 | 2000-11-16 | Rover Mowers Limited | Improvements in self drive assembly for lawn mowers |
| US6494686B1 (en) | 2000-10-30 | 2002-12-17 | Hydro-Gear Limited Partnership | Tandem pump and interface for same |
| US6793463B1 (en) | 2000-10-30 | 2004-09-21 | Hydro-Gear Limited Partnership | Tandem pump and interface for same |
| JP4607382B2 (ja) | 2000-12-28 | 2011-01-05 | 本田技研工業株式会社 | 歩行型作業機 |
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| US6968687B1 (en) | 2001-02-20 | 2005-11-29 | Hydro-Gear Limited Partnership | Hydraulic apparatus with return to neutral mechanism |
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| US6766715B1 (en) | 2002-11-26 | 2004-07-27 | Hydro-Gear Limited Partnership | Control mechanism for hydraulic devices |
| US6953327B1 (en) | 2003-03-11 | 2005-10-11 | Hydro-Gear Limited Partnership | Dual pump |
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| US7257948B1 (en) | 2005-12-21 | 2007-08-21 | Hydro-Gear Limited Partnership | Dual pump apparatus |
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| IT1065941B (it) * | 1976-12-03 | 1985-03-04 | Star Utensili Elett | Gruppo di ritegno per elementi rotanti montati su alberi |
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1996
- 1996-02-15 JP JP8027936A patent/JPH09220012A/ja active Pending
-
1997
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- 1997-02-12 EP EP97102197A patent/EP0789989B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
| EP0789989A1 (en) | 1997-08-20 |
| EP0789989B1 (en) | 2002-07-31 |
| US5873287A (en) | 1999-02-23 |
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