JPH09219818A - フィルム画像表示装置 - Google Patents

フィルム画像表示装置

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JPH09219818A
JPH09219818A JP8024275A JP2427596A JPH09219818A JP H09219818 A JPH09219818 A JP H09219818A JP 8024275 A JP8024275 A JP 8024275A JP 2427596 A JP2427596 A JP 2427596A JP H09219818 A JPH09219818 A JP H09219818A
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film
image
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JP8024275A
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English (en)
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Hideomi Hibino
秀臣 日比野
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Norikazu Yokonuma
則一 横沼
Takashi Okutsu
尚 奥津
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level

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  • Multimedia (AREA)
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムの種類に応じて自動的にネガまたは
ポジを選択する。 【解決手段】 写真フィルムに撮影された画像を撮像す
る撮像手段114と、撮像手段114からの画像信号に
よりモニタテレビに画像を表示する画像再生手段10
5,106,122とを備えたフィルム画像表示装置
に、ネガフィルムかポジフィルムかを検出するフィルム
検出手段107,120を備え、画像再生手段105,
106,122は、フィルム検出手段107,120に
よりネガフィルムが検出されると撮像手段114の画像
信号を反転してモニタテレビに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムに撮
影された画像をモニタテレビに表示するフィルム画像表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジに収納された現像済みフィ
ルムの画像をモニタテレビに表示するフィルム画像表示
装置が知られている(例えば、特開平5−75922号
公報参照)。この種の装置ではネガフィルムまたはポジ
フィルムを選択するための操作部材を備え、装填された
フィルムの種類に応じて選択操作をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルム画像表
示装置では、ネガまたはポジの選択を手動で行わなけれ
ばならず、操作性が悪い上に、選択操作を間違えると反
転した映像が表示されてしまうという問題がある。
【0004】本発明の目的は、フィルムの種類に応じて
自動的にネガまたはポジを選択するフィルム画像表示装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、 (1) 請求項1の発明は、写真フィルムに撮影された
画像を撮像する撮像手段と、撮像手段からの画像信号に
よりモニタテレビに画像を表示する画像再生手段とを備
えたフィルム画像表示装置に適用され、ネガフィルムか
ポジフィルムかを検出するフィルム検出手段を備え、画
像再生手段は、フィルム検出手段によりネガフィルムが
検出されると撮像手段の画像信号を反転してモニタテレ
ビに表示する。ネガフィルムが検出されると、画像信号
を反転してモニタテレビに表示する。これにより、ネガ
/ポジの切り換え操作が不要になり、操作性が向上す
る。 (2) 請求項2の発明は、装置本体から着脱可能な構
造を有し、写真フィルムに撮影された画像を撮像するカ
メラユニットと、カメラユニットからの画像信号により
モニタテレビに画像を表示する画像再生手段とを備えた
フィルム画像表示装置であって、カメラユニットの着脱
状態を検出する着脱検出手段と、ネガフィルムかポジフ
ィルムかを検出するフィルム検出手段とを備え、画像再
生手段は、着脱検出手段によりカメラユニットが装置本
体に装着されていることが検出され、且つフィルム検出
手段によりネガフィルムが検出されると、カメラユニッ
トからの画像信号を反転してモニタテレビに表示する。
カメラユニットが装置本体に装着され、且つネガフィル
ムが検出されると、画像信号を反転してモニタテレビに
表示する。 (3) 請求項3のフィルム画像表示装置のフィルム検
出手段は、フィルムカートリッジまたはフィルムに記録
された情報に基づいてネガフィルムかポジフィルムかを
検出する。 (4) 請求項4のフィルム画像表示装置のフィルム検
出手段は、検出不能な場合にはネガフィルムとする。一
般にネガフィルムを用いることが多いので、フィルムの
種類を検出不能な場合には取り敢えずネガとする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態のフィルム画像
表示装置の構成を示す。カートリッジ101およびフィ
ルム102は、特開平4−273240号公報や特開平
3−757341号公報に開示されているように、未使
用時にはフィルム102を完全にカートリッジ101内
に収納し、使用時にフィルム102をカートリッジ10
1から送り出すドロップインローディング式であり、カ
ートリッジ101には未露光、露光済み、現像済みなど
のフィルム102の使用状態を表示する機構を備える。
フィルム102の給送は、フィルム画像表示装置のスプ
ール103およびモーター104と、カートリッジ10
1のスプールおよびモーター105により行う。モータ
ー104によりスプール103を駆動してフィルム10
2の巻上げを行い、モーター105によりカートリッジ
101のスプールを駆動してフィルム102の送り出し
と巻戻しを行う。
【0007】スイッチ106は、カートリッジ101に
設けられた使用状態を表示する機構に連動し、フィルム
102が現像済みか否かを検出する。磁気ヘッド107
は、フィルム102に磁気記録された情報を読み取ると
ともに、フィルム102に情報を磁気記録する。フィル
ムエンコーダ108は、フィルムの移動に連動して回転
し、フィルム102の移動速度と移動距離を計測する。
インタラプタ109,110は、フィルム102のパー
フォレーションを検出する。照明光源111は拡散板1
12を通してフィルム102を照明する。拡散板112
は、照明光源111から発っせられた光を白色にして拡
散させるとともに、フィルム102の圧板を兼ねる。撮
影レンズ113はフィルム102のイメージエリア12
6の画像をCCD114上に結像させ、CCD114は
イメージエリア126のフィルム102の画像を読み取
って電気信号に変換する。
【0008】撮像回路115は、CCD114からの画
像信号をビデオ信号に変換する。映像制御回路116
は、撮像回路115からのビデオ信号を処理し、所望の
画像を生成する。この映像制御回路115はスーパーイ
ンポーズ機能を有する。AF/ズーム制御回路117
は、撮影レンズ113を移動してピント調節とズーミン
グを行うとともに、CCD114の回転とX,Y方向へ
の移動を制御する。モータ制御回路118は、巻上げモ
ーター104と巻戻しモーター105の駆動制御を行
う。また、照明制御回路119は照明光源111の点消
灯制御を行う。磁気読み込み回路120は磁気ヘッド1
07を駆動してフィルム102の磁気記録情報を再生
し、磁気書き込み回路121は磁気ヘッド107を駆動
してフィルム102に情報を磁気記録する。
【0009】マイクロコンピューター(以下、CPUと
呼ぶ)122は、上述した各機器を制御してフィルム給
送や画像再生などのフィルム画像表示装置の動作を制御
する。キー群123は、使用者が動作を指示したり情報
を入力したりするための操作部材であり、フィルム10
2を給送するための操作スイッチ、テレビ画面に映し出
されたフィルム画像を上下左右に移動させるための操作
スイッチ、フィルム画像を回転させるための回転スイッ
チ、モード選択スイッチ、画像補正スイッチを有する。
メモリ124は不揮発性のメモリであり、カートリッジ
101のカートリッジ情報やデータディスク情報、フィ
ルム102の磁気記録情報などを記録する。これらの情
報については後述する。ビデオ出力125は、テレビや
ビデオなどに映像信号を出力する端子である。
【0010】なお、一実施形態のフィルム画像表示装置
は、テレビに映し出された画像を上下方向および左右方
向に移動させる機能と、画像が上下、左右に移動してい
るかどうかとその移動量を検出する機能、画像が回転し
ているかどうかとその回転量を検出する機能、テレビ画
面に映し出された画像の一部を拡大して表示するズーム
機能なども備えている。
【0011】図2は一実施形態の撮像回路115の構成
を示す。増幅回路201はAGC(オートゲインコント
ロール)機能を備え、CCD114から出力される画像
信号の振幅に応じて増幅率を制御しながら、画像信号を
増幅する。色復調分離回路202は、増幅回路201に
より増幅された画像信号をR,G,Bの3原色に分離し
て各色信号を出力する。プロセス回路203はホワイト
バランス、輝度補正、輪郭補正、色補正などの機能を有
し、CPU122の指令にしたがって色復調分離回路2
02の3原色の色信号から輝度信号Yおよび色差信号
(R−Y),(B−Y)を生成する。このプロセス回路
203の詳細については後述する。エンコーダ204
は、CPU122の指令にしたがってプロセス回路20
3で生成された輝度信号Yと色差信号(R−Y),(B
−Y)からコンポジット信号またはY/C分離された信
号(S端子の信号)を生成する。ネガ/ポジ反転回路2
05は、通常はCPU122の指令にしたがってCCD
114により撮像されたネガフィルムの画像信号をポジ
の画像信号に変換する。この時、輝度信号が反転される
とともに、赤、黄、緑の色信号がそれぞれシアン、青、
緑の補色に変換される。
【0012】図3は一実施形態のプロセス回路の203
の構成を示す。撮像回路115のR,G,Bの出力信号
は、白色被写体を撮像した時に出力比が1:1:1にな
るように調整されなければならない。しかし、照明光源
により色温度が異なるため、異なる色温度で白色被写体
を撮像するとR,G,Bの出力比が変化し、撮像した画
像が劣化する。そこで、白色被写体を撮像した時に、色
温度が変化してもR,G,Bの出力比が1:1:1とな
るようにホワイトバランス制御を行なう。このプロセス
回路203は、CCDからの信号より生成した色差信号
を色温度情報として使用し、非常に多くの画面や長時間
にわたる画面の平均値はほぼ白色になるという原理を利
用してオートホワイトバランスを行なう回路である。す
なわち、色差信号(R−Y),(B−Y)をそれぞれ積
分して画面の長時間にわたる平均値に相当する値を求
め、これらの値が0になるように色信号RとBの利得を
閉ループ制御する。利得制御回路301は、後述するコ
ントロール回路310からの指令にしたがって色信号R
の利得を制御し、赤色に対する補正を行なう。同様に、
利得制御回路302は、コントロール回路309からの
指令にしたがって色信号Bの利得を制御し、青色に対す
る補正を行なう。輝度・色差信号生成回路303は、C
PU122の指令にしたがって3原色R,G,Bの色信
号から輝度信号Yと色差信号(R−Y),(B−Y)を
生成する。輪郭・輝度補正回路304は、CPU122
の指令にしたがって画像の輪郭と輝度の補正を行なう。
ここで、輪郭補正とは、輪郭部(エッジ部)をくっきり
としてハードな画像にしたり、逆に淡い感じのソフトな
画像にすることである。また、輝度補正とは、モニタテ
レビに写し出された映像の明るさを調整する補正であ
る。
【0013】積分回路305は色差信号(B−Y)を積
分し、積分回路306は色差信号((R−Y)を積分す
る。比較増幅回路307は、積分回路305の色差信号
(B−Y)の積分出力が0となるように色信号Bの利得
を制御する信号を生成する。同様に、比較増幅回路30
8は、積分回路306の色差信号(R−Y)の積分出力
が0となるように色信号Rの利得を制御する信号を生成
する。
【0014】コントロール回路309は、比較増幅回路
307により生成された利得制御信号にしたがって色信
号Rに対する利得を制御するか、または、CPU122
の指令にしたがって色信号Rに対する利得を制御する。
前者の場合はCCD114から取り込まれた画像信号に
基づくオートホワイトバランス制御であり、後者の場合
はCPU122からの補正信号により色補正を行なう、
固定値によるホワイトバランス制御である。同様に、コ
ントロール回路310は、比較増幅回路308により生
成された利得制御信号にしたがって色信号Bに対する利
得を制御するか、または、CPU122の指令にしたが
って色信号Bに対する利得を制御する。前者の場合はC
CD114から取り込まれた画像信号に基づくオートホ
ワイトバランス制御であり、後者の場合はCPU122
からの補正信号により色補正を行なう、固定値によるホ
ワイトバランス制御である。
【0015】図4は一実施形態の外観を示す斜視図であ
る。一実施形態のフィルム画像表示装置は、カメラユニ
ット401とフィルム給送ユニット402とに分割可能
な構造を有する。カメラユニット401は装置本体とし
てのフィルム給送ユニット402に着脱可能であり、装
着した状態でカートリッジ室410に装填されたフィル
ム102の画像を表示するために用いる。また、カメラ
ユニット401をフィルム給送ユニット402から分離
し、カメラユニット401単体でフィルム以外の映像を
映し出すことができる。例えば、風景などを撮影した
り、プリントや紙に印刷されたものを映し出すことがで
きる。カメラユニット401をフィルム給送ユニット4
02に装着すると、コネクタ408により両ユニットの
電気回路が接続される。
【0016】両ユニット401,402は、図1のキー
群123に含まれるスイッチ403〜409を備えてい
る。カメラユニット401は、電源スイッチ403、ポ
ジション選択スイッチ404、モード選択スイッチ40
5、補正項目選択スイッチ406、補正値入力スイッチ
407を備える。ポジション選択スイッチ404はネガ
/ポジ/カメラのポジションを選択するためのスイッチ
であり、図17に示すようにスイッチ404を押すたび
にポジションをサイクリックに切り換えることができ
る。
【0017】モード選択スイッチ405は、オート1/
オート2/マニュアルのモードを選択するためのスイッ
チである。オート1モードでは上述したオートホワイト
バランス制御を行い、オート2モードでは予め設定され
た固定値によるホワイトバランス制御を行なう。なお、
いずれのオートモードでも自動露出(AE)制御を行な
う。一方、マニュアルモードでは輝度補正、色補正
(R,B補正)、コントラスト補正、輪郭補正が可能で
ある。なお、図16に示すように、ポジションによって
は選択できないモードがある。ネガのポジションでは、
オート1,2およびマニュアルのすべてのモードを選択
可能で、図18(a)に示すようにスイッチ405を押
すたびに3つのモードをサイクリックに切り換えること
ができる。ポジのポジションでは、オート2とマニュア
ルモードのみを選択可能で、図18(b)に示すように
スイッチ405を押すたびにオート2モードとマニュア
ルモードを交互に切り換えることができる。さらに、カ
メラのポジションでは、オート1とマニュアルモードの
みを選択可能で、図18(c)に示すようにスイッチ4
05を押すたびにオート1モードとマニュアルモードを
交互に切り換えることができる。
【0018】図19は、ポジションとモードが選択され
ている時にポジションを変更した場合のモードの変化を
示す。「ネガ」ポジションと「オート1」モードが選択
されている状態(図ではネガ/オート1と表わす)で
「ポジ」ポジションを選択すると、ポジではオート1モ
ードが選択できないので自動的にオート2モードに切り
換わり、ポジ/オート2の状態になる。また、ネガ/オ
ート1の状態で「カメラ」ポジションを選択すると、カ
メラではオート1モードが選択できるのでそのままカメ
ラ/オート1の状態になる。以下、同様にネガ/オート
2の状態、ポジ/オート2の状態、カメラ/オート1の
状態からポジションを変更した場合には図19にしたが
ってモードが自動的に選択される。なお、ポジ/オート
2の状態で「ネガ」ポジションを選択した場合には、フ
ィルム102に磁気記録された”画像補正せず”情報の
有無に応じてモードを選択する。画像補正せず情報が記
録されていない場合は、(1)に示すようにオート1モ
ードを選択してネガ/オート1の状態とする。一方、画
像補正せず情報が記録されている場合には、(2)に示
すようにオート2モードを選択してネガ/オート2の状
態とする。
【0019】また、ポジションを変更した場合のモード
の変化を図20に示すようにしてもよい。図20におい
て、(1)は上述した画像補正せず情報が記録されてい
ない場合、(2)は画像補正せず情報が記録されている
場合、(3)はそのポジションを選択できないことを示
す。
【0020】補正項目選択スイッチ406は、マニュア
ルモードにおいて輝度、色信号R、色信号Bおよびコン
トラストの画像補正項目を選択するためのスイッチであ
り、図21に示すようにスイッチ406を押すたびに補
正項目をサイクリックに切り換えることができる。な
お、補正項目選択スイッチ406が押されると、オート
1,2モードから自動的にマニュアルモードに切り換わ
る。なお、画像補正項目は上記実施形態に限定されず、
R,G,Bの色補正、濃度の補正、色γの補正、輝度γ
の補正、コントラストの補正、輪郭補正などを行うよう
にしてもよい。
【0021】補正値入力スイッチ407は、補正項目選
択スイッチ406により選択された画像補正項目の補正
量を入力するためのスイッチであり、「+」スイッチと
「−」スイッチを有する。「+」スイッチまたは「−」
スイッチが操作されるたびに、選択されている画像補正
項目の補正量を増量または減量する。フィルム給送ユニ
ット402はフィルム102の巻き上げ、巻き戻しなど
の操作を行なうためのフィルム給送スイッチ409を備
えている。
【0022】図5〜図15に示すフローチャートによ
り、一実施形態の動作を説明する。電源スイッチ403
が投入されるとステップ501から動作を開始し、ステ
ップ502で、不図示のカメラスイッチによりカメラユ
ニット401がフィルム給送ユニット402に装着され
ているかどうかを確認する。カメラスイッチがON状態
にあって両ユニット401,402が切り離されている
時はステップ518へ進み、ポジションをカメラに設定
する。一方、カメラスイッチがOFF状態にあってカメ
ラユニット401がフィルム給送ユニット402に装着
されている時は、ステップ503へ進む。なお、カメラ
ユニット401がフィルム給送ユニット402に装着さ
れているか否かは、両ユニット間の通信が可能かどうか
により判断してもよい。
【0023】まず、カメラユニット401がフィルム給
送ユニット402に装着され、フィルム102の画像を
表示する場合について説明する。ステップ503で、カ
メラ/ネガ/ポジのポジションを取り敢えず使用頻度が
高いと思われるネガに設定する。続くステップ504
で、不図示のカートリッジ装填検出スイッチにより、カ
ートリッジ室410にカートリッジ101が装填された
かどうかを確認する。カートリッジ101が装填される
とステップ505へ進み、スイッチ106により装填さ
れたカートリッジ101が現像済みかどうかを確認す
る。装填されたカートリッジ101が現像済みでない場
合は、ステップ519で不図示の機構によりカートリッ
ジ101をリジェクトし、処理を終了する。このリジェ
クト動作は、例えば、カートリッジ室410の蓋を開放
してカートリッジ101を排出する。
【0024】装填されたカートリッジ101が現像済み
の場合は、ステップ506で、不図示の読み取り装置に
よりカートリッジIDを読み込む。このカートリッジI
Dはカートリッジ固有のIDであり、カートリッジ10
1の表面にバーコードと記号で記録されている。ステッ
プ507では、カートリッジ101のIDに対応するデ
ータディスク情報がメモリ124に記憶されているかど
うかを確認する。
【0025】ここで、データディスクはカートリッジス
プールと同期して回転する円盤であり、その円盤上には
放射状のバーコードが記録されている。この明細書で
は、データディスク上のバーコード情報をデータディス
ク情報と呼ぶ。データディスク情報には、フィルムの種
類(カラー/白黒およびネガ/ポジ)、撮影枚数、IS
0感度などが含まれる。
【0026】以前にこのフィルムカートリッジ101の
画像を表示したことがあり、メモリ124にこのフィル
ムのデータディスク情報が記憶されている場合には、改
めてデータディスク情報を読み込む必要はないから、ス
テップ515でポジションにメモリ124に記憶されて
いるポジションを設定してステップ516へ進む。一
方、メモリ124にこのフィルムのデータディスク情報
が記憶されていない場合は、ステップ508で、不図示
の読み取り装置によってデータディスク情報を読み込
む。ステップ509では、読み込んだデータディスク情
報に基づいてフィルム102がポジフィルムかどうかを
確認し、ポジフィルムであればステップ513へ進み、
ポジションを「ポジ」に設定する。ポジフィルムでなけ
ればステップ510でネガフィルムかどうかを確認し、
ネガフィルムであればステップ512でポジションを
「ネガ」に設定する。
【0027】なお、ポジまたはネガの検出ができなかっ
た場合には、ステップ511で警告し、ステップ512
へ進んで取り敢えず使用頻度が高いと思われるネガポジ
ションに設定する。ポジ/ネガの検出不能の原因として
は、カートリッジ101に初めからネガ/ポジ情報が記
録されていなかった場合や、データディスク情報の読み
取り装置の故障が考えられる。ステップ514におい
て、装填されたカートリッジ101のIDとそのデータ
ディスク情報とを対応づけてメモリ124に記憶する。
続くステップ516で、このフィルム102の磁気記録
情報がメモリ124に記憶されているかどうかを確認す
る。以前にこのフィルム102の画像を表示したことが
あり、磁気記録情報がメモリ124に記憶されている場
合には、改めて磁気記録情報を読み込む必要はないから
ステップ517へ進み、さらにこのフィルム102の画
像補正情報がメモリ124に記憶されているかどうかを
確認する。
【0028】ここで、磁気記録情報はフィルム102の
リーダー部と各撮影駒の所定の磁気記録部に記録され
る。前者にはタイトルなどのフィルム102の全体に関
する情報が含まれ、後者には撮影日、露出値、プリント
サイズ、画像補正せず情報などの各撮影駒に関する情報
が含まれる。なお、画像補正せず情報とは、プリント時
にラボにおける画像補正を禁止するための情報であり、
グレーチャートを撮影したフィルムをグレーにプリント
するための補正値のみでプリントするものである。フィ
ルム画像表示装置では、画像補正せず情報が記録された
駒に対しては必要最小限の補正だけを行なうものとす
る。この画像補正については後述する。
【0029】装填されたカートリッジ101の磁気記録
情報がメモリ124に記憶されていない場合には、図6
に示す動作を実行し、フィルム102の磁気記録情報を
再生するとともに、フィルム102の画像が記録されて
いない部分、すなわちフィルムベースを撮像してホワイ
トバランス値を検出する。図6のステップ601におい
て、モータ制御回路118およびモータ104,105
によりフィルム102の給送を開始し、続くステップ6
02で磁気読み込み回路120および磁気ヘッド107
によりフィルム102の磁気記録情報を再生する。そし
て、ステップ603で再生した磁気記録情報をカートリ
ッジIDと駒番号に対応づけてメモリ124に記憶す
る。ステップ604で、すべての駒の磁気記録情報の読
み込みを終了したかどうかを確認し、終了していなけれ
ばステップ602へ戻り、終了したらステップ605へ
進む。
【0030】ここで、ポジフィルムとネガフィルムに対
するホワイトバランス制御を説明する。通常、モニタテ
レビに画像を表示する場合に、オートホワイトバランス
制御を行なうと、フィルムベースや照明光源の色の影響
が補正されて適正な色で画像が映し出される。しかし、
特殊なシーンの画像、例えば夕焼けに染った景色などの
画像を放映する場合にオートホワイトバランス制御を行
なうと、補正が効きすぎて昼間の景色のような画像が映
し出される。そこで、オートホワイトバランス制御を停
止して放映することになるが、その場合にはフィルムベ
ースや照明光源の色の影響が補正されないため、手動で
色補正をして画像を表示する必要があった。このような
手動操作による色補正は面倒であり、また完全に補正す
ることが困難であった。このような問題を解決するため
に、この実施形態ではフィルムベースや照明光源の色の
影響だけを自動的に補正する、固定値によるホワイトバ
ランス制御を行なうことにする。
【0031】図1で説明したように、イメージエリア1
26にあるフィルム102は照明光源111により拡散
板112を通して照明され、フィルム102を透過した
光はCCD114に入力する。ネガフィルムのベースの
色はIS0感度やメーカーなどのフィルムの種類によっ
て異なるので、フィルムベースの色による色温度のずれ
を補正する必要がある。そこで、ネガフィルムに対して
は、画像表示に先だってフィルムベースを透過した光を
CCD114により受光し、透過光の色温度を検出して
フィルムベースの色による色温度のずれ、すなわちフィ
ルムベースの画像を白にするホワイトバランス値を検出
する。そして、オートホワイトバランス制御を行なわな
い場合には、フィルムベースの透過光に基づいて算出し
た固定値によりホワイトバランス制御を行なう。
【0032】一方、ポジフィルムのベースは透明である
から、拡散板112を通過した照明光がそのままCCD
114に入射する。したがって、ポジフィルムに対して
は画像表示に先だってその都度、ホワイトバランス値を
検出する必要はなく、予め拡散板112を通過した照明
光をCCD114により受光し、照明光の色温度を検出
して照明光による色温度のずれ、すなわち照明光の画像
を白にするホワイトバランス値を検出する。そして、オ
ートホワイトバランス制御を行なわない場合には、照明
光に基づいて算出した固定値よりホワイトバランス制御
を行なう。
【0033】ステップ605において、先に読み込んだ
データディスク情報からポジフィルムかどうかを確認
し、ポジフィルムであればすでに照明光に基づいてホワ
イトバランス値が算出されているのでステップ611へ
進み、ネガフィルムであればステップ606へ進んでフ
ィルムベースの透過光に基づくホワイトバランス値の検
出を行なう。ネガフィルムの場合には、ステップ60
6,607で最終駒よりもさらに1駒分巻上げ、露光さ
れていない部分すなわちフィルムベースをイメージエリ
ア126に設定する。ステップ608でCCD114に
よりフィルムベースを撮像し、続くステップ609でフ
ィルムベースの透過光に基づいてホワイトバランス値を
検出する。そして、検出したホワイトバランス値をステ
ップ610でメモリ124に記憶する。ホワイトバラン
ス値を検出したら、ステップ611〜613でフィルム
102を巻き戻し、第1駒をイメージエリア126に設
定する。
【0034】次に、図7により、装填されたカートリッ
ジ101に対応する磁気記録情報はメモリ124に記憶
されているが、上述したホワイトバランス値を含む画像
補正情報が記憶されていない場合の処理を説明する。こ
の場合は、磁気記録情報の再生動作は不要であるから、
ホワイトバランス値の検出のみを行なう。図7のステッ
プ701でフィルム102の給送を開始し、続くステッ
プ702でデータディスク情報によりポジフィルムかど
うかを確認する。ポジフィルムの場合にはすでに照明光
に基づいてホワイトバランス値が検出されているので、
改めて検出動作を行なう必要はなく、ステップ711へ
進む。一方、ネガフィルムの場合には、ステップ703
〜706において、インタラプタ109によりフィルム
102の先端を検出してから所定時間(この実施形態で
は0.2秒)給送した時点でフィルム102を停止し、
フィルム102の先端と第1駒との間の露光されていな
い部分、すなわちフィルムベースをイメージエリア12
6に設定する。ステップ707〜709において、上述
したようにCCD114によりフィルムベースを撮像
し、フィルムベースの透過光に基づいてホワイトバラン
ス値を検出する。そして、検出したホワイトバランス値
をメモリ124に記憶する。ホワイトバランス値を検出
したら、ステップ710〜712でフィルム102を給
送し、第1駒をイメージエリア126に設定する。
【0035】次に、図8により、装填されたカートリッ
ジ101に対応する磁気記録情報も画像補正情報もメモ
リ124に記憶されている場合の処理を説明する。この
場合は磁気記録情報の再生もホワイトバランス値の検出
も不要であるから、ステップ801〜803でフィルム
102の第1駒をイメージエリア126に設定し、続く
ステップ804で第1駒の画像をメモリ124の記憶値
を用いて補正するかどうかを確認する。この確認は、キ
ー群123に設けられた記憶値キャンセルスイッチによ
り行なう。記憶値により補正を行なう場合にはステップ
805へ進み、記憶値により補正を行なわない場合には
図9のステップ901へ進む。ステップ805では、ポ
ジションとモードをメモリ124の記憶値に設定して図
10のステップ1001へ進む。
【0036】画像表示に際してメモリ124の記憶値に
より補正を行なわない場合には、図9のステップ901
でデータディスク情報によりポジフィルムかネガフィル
ムかを確認する。図16に示すように、ポジフィルムの
場合にはステップ905でポジ/オート2に設定し、ネ
ガフィルムで画像補正せず情報がある場合にはステップ
902から904へ進んでネガ/オート2に設定し、ネ
ガフィルムで画像補正せず情報がない場合にはステップ
902から903へ進んでネガ/オート1に設定する。
ポジションとモードを設定したら、図10のステップ1
001へ進む。
【0037】ポジフィルムを使用する撮影者はフィルタ
などを選択して撮影を行なうため、フィルムに写ったま
まの画像の表示を望む。画像表示に際してオートホワイ
トバランス制御を行なうと、撮影時に使用したフィルタ
の効果を消してしまうことになる。したがって、ポジフ
ィルムに対してはオート2モードを設定し、オートホワ
イトバランス制御を禁止して、照明光の影響を除くだけ
の固定値によるホワイトバランス制御を行なう。一方、
ネガフィルムで画像補正せず情報がある場合もオート2
モードを設定する。プリント時の画像補正を禁止するた
めの画像補正せず情報が設定されているのであるから、
モニタテレビにその駒の画像を表示する場合にもオート
ホワイトバランス制御を行なわず、フィルムベースの色
の影響を除くだけの固定値によるホワイトバランス制御
を行なう。ネガフィルムで画像補正せず情報がない場合
には、オート1モードを設定する。一般に、ネガフィル
ムで撮影された画像はオートホワイトバランス制御を行
なって適正な色で観賞することが多いので、画像補正せ
ず情報がない場合はオート1モードによるオートホワイ
トバランス制御を選択する。
【0038】以上で第1駒に対するポジション、モー
ド、色補正などの画像補正値が設定されたので、図10
へ進んで画像表示動作を行なう。図10のステップ10
01において、イメージエリア126に設定されている
駒の磁気記録情報からプリントアスペクト比を判断し、
続くステップ1002でアスペクト比に相当するマスク
を設定する。ステップ1003で、CCD114により
イメージエリア126に設定されている駒の画像を撮像
し、撮像回路115で画像補正項目ごとの補正量にした
がって画像を補正し、さらに映像制御回路116で磁気
記録情報に含まれる撮影日時などを画像にスーパーイン
ポーズして、ビデオ出力125に接続されるモニタテレ
ビに表示する。
【0039】ステップ1004で、ポジション選択スイ
ッチ404が操作されたら図13に示す処理を実行す
る。図13のステップ1301で、選択されたポジショ
ンを検出する。ポジションが変更された場合には、図1
9または図20にしたがって新しいポジションに対応す
るモードを設定する。ステップ1302で、設定された
ポジションとモードに適合する画像補正値を設定する。
【0040】ステップ1005で、モード選択スイッチ
405が操作されたら図14に示す処理を実行する。図
14のステップ1401で、選択されたモードを検出す
る。ステップ1402でマニュアルモードが選択された
かどうかを確認し、マニュアルモードが選択されたらス
テップ1403へ進み、メモリ124に記憶されている
マニュアル時の画像補正値を読み込む。この画像補正値
は、マニュアルモードにおいて補正項目選択スイッチ4
06と補正値入力スイッチ407により入力された補正
値である。ステップ1404では、設定されたポジショ
ンとモードに適合する画像補正値を設定する。この画像
補正値には、マニュアルモードにおけるメモリ124の
記憶値が含まれる。
【0041】ステップ1006で、補正項目選択スイッ
チ406が操作されたらステップ1008へ進み、ポジ
ションを強制的にマニュアルモードに設定した後、図1
5に示す処理を実行する。図15のステップ1501
で、補正項目選択スイッチ406により選択された補正
項目を検出する。続くステップ1502で、補正値入力
スイッチ407の操作に応じた補正量を算出する。ステ
ップ1503で、補正項目と補正量をメモリ124に記
憶する。
【0042】このように、図15のステップ1501,
1502で設定したマニュアルモードにおける画像補正
項目と補正量をステップ1503でメモリ124に記憶
するようにしたので、図14のステップ1402でマニ
ュアルモードを選択すればステップ1403でメモリ1
24からマニュアルモードの画像補正項目と補正量を読
み込み、ステップ1404でそれらの画像補正項目と補
正量を含む画像補正値が設定される。したがって、マニ
ュアルモードである駒の画像補正値を設定すると、その
後にオートモードで画像を表示しても、マニュアルモー
ドに戻せば以前に設定した画像補正値でその駒の画像が
表示され、画像補正操作をやり直す必要がなくなる。
【0043】ふたたび図10に戻って説明を続ける。ス
テップ1007において、スイッチ409によりフィル
ム102の巻き戻し操作が行なわれたらステップ101
6へ進み、イメージエリア126に設定されている駒
の、ポジション、モード、色補正などの画像補正値をカ
ートリッジIDと駒番号に対応づけてメモリ124に記
憶する。ステップ1017,1018でフィルム102
をカートリッジ101に完全に巻き戻し、続くステップ
1019でカートリッジ101のデータディスクを現像
済みに設定した後、ステップ1020でカートリッジ1
01をリジェクトする。
【0044】ステップ1009で、スイッチ409によ
りフィルム給送操作が行なわれたらステップ1010へ
進み、イメージエリア126に設定されている駒が最終
駒か否かを確認する。最終駒であればステップ1011
で警告を行なう。最終駒でなければステップ1012へ
進み、イメージエリア126に設定されている駒の、ポ
ジション、モード、色補正などの画像補正値をカートリ
ッジIDと駒番号に対応づけてメモリ124に記憶す
る。ステップ1013〜1015で、フィルム102を
給送して次の駒をイメージエリア126に設定する。こ
のように、現在イメージエリア126に設定されている
駒の最終的な画像補正値をカートリッジIDと駒番号に
対応づけてメモリ124に記憶してから、次の駒に移る
ようにしたので、駒ごとの画像補正値を確実に記憶する
ことができる。
【0045】次の駒がイメージエリア126に設定され
ると、図11に示す処理を行なう。まず、ステップ11
01でこの駒の画像補正値がメモリ124に記憶されて
いるかどうかを確認し、記憶されていればステップ11
05へ進んでこの駒の画像補正にメモリ124の記憶値
を使用するかどうかを確認する。メモリ124の記憶値
を使用する場合には、ステップ1106でポジション、
モード、色補正などの画像補正値に記憶値を設定して図
10のステップ1001へ戻り、上述したように画像表
示を行なう。一方、イメージエリア126に設定された
新しい駒の画像補正情報が記憶されていない場合、ある
いは記憶値による画像補正をしない場合は、ステップ1
102で、この駒の磁気記録情報によりこの駒が前駒と
シリーズで撮影されたかどうかを確認する。また、ステ
ップ1103では、この駒の磁気記録情報によりこの駒
が前駒と連写モードで撮影されたかどうかを確認する。
イメージエリア126に設定されている駒が前駒とシリ
ーズまたは連写モードで撮影された駒である場合には、
ステップ1104で、前駒と同一のポジション、モー
ド、色補正などの画像補正値を設定して図10のステッ
プ1001へ戻り、画像表示を行なう。なお、現在の駒
の画像補正値が記憶されておらず、且つ前駒とシリーズ
または連写モードで撮影された駒でない場合には、図5
のステップ901へ戻り、改めてポジションとモードの
設定を行なう。このように、前駒とシリーズか、または
連写モードで撮影された駒に対しては前駒と同一の画像
補正値で画像を補正するようにしたので、シリーズ駒や
連写駒に対してその都度画像補正操作を行なう必要がな
く、同一の色具合で観賞することができる。
【0046】カメラユニット401を単独で使用する場
合には、図12の処理を実行する。ステップ1201に
おいて、一般のビデオカメラと同様に撮りたいものを撮
像する。ステップ1202でポジション選択スイッチ4
04が操作されたら、図13に示す上述した処理を行な
う。また、ステップ1203でモード選択スイッチ40
5が操作されたら、図14に示す上述した処理を行な
う。さらに、ステップ1204で補正項目選択スイッチ
406および補正値入力スイッチ407が操作された
ら、ステップ1206へ進んでマニュアルモードに設定
した後、図15に示す上述した処理を行なう。ステップ
1205で、電源スイッチ403により電源がオフされ
たら処理を終了する。
【0047】上述した実施形態では、不揮発性のメモリ
124に画像補正情報を記憶するようにしたが、バッテ
リバックアップ方式のメモリに記憶するようにしてもよ
いし、メモリカードやフロッピーディスクに記憶するよ
うにしてもよい。
【0048】以上の一実施形態の構成において、CCD
114が撮像手段を、撮像回路115、映像制御回路1
16およびマイクロコンピュータ122が画像再生手段
を、磁気ヘッド107および磁気読み込み回路120が
フィルム検出手段を、フィルム給送ユニット402が装
置本体をそれぞれ構成する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ガフィルムが検出されると画像信号を反転してモニタテ
レビに表示するようにしたので、ネガ/ポジの切り換え
操作が不要になり、操作性が向上する。また、カメラユ
ニットが装置本体に装着され、且つネガフィルムが検出
されると、画像信号を反転してモニタテレビに表示する
ようにしたので、ネガ/ポジの切り換え操作が不要にな
り、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の構成を示す図。
【図2】 一実施形態の撮像回路の構成を示す図。
【図3】 一実施形態のプロセス回路の構成を示す図。
【図4】 一実施形態の分割構造を示す図。
【図5】 一実施形態の動作を示すフローチャート。
【図6】 図5に続く、一実施形態の動作を示すフロー
チャート。
【図7】 図6に続く、一実施形態の動作を示すフロー
チャート。
【図8】 図7に続く、一実施形態の動作を示すフロー
チャート。
【図9】 図8に続く、一実施形態の動作を示すフロー
チャート。
【図10】 図9に続く、一実施形態の動作を示すフロ
ーチャート。
【図11】 図10に続く、一実施形態の動作を示すフ
ローチャート。
【図12】 図11に続く、一実施形態の動作を示すフ
ローチャート。
【図13】 図12に続く、一実施形態の動作を示すフ
ローチャート。
【図14】 図13に続く、一実施形態の動作を示すフ
ローチャート。
【図15】 図14に続く、一実施形態の動作を示すフ
ローチャート。
【図16】 各ポジションに対する設定可能モードを示
す図。
【図17】 ポジションの設定状態の遷移を示す図。
【図18】 各ポジションにおけるモードの設定状態の
遷移を示す図。
【図19】 ポジションを切り換えた時のモードの変化
を示す図。
【図20】 ポジションを切り換えた時のモードの他の
変化を示す図。
【図21】 補正項目選択スイッチを操作した時の設定
状態の遷移を示す図。
【符号の説明】
101 フィルムカートリッジ 102 フィルム 103 スプール 104,105 モーター 106 スイッチ 107 磁気ヘッド 108 フィルムエンコーダ 109,110 インタラプタ 111 照明光源 112 拡散板 113 撮影レンズ 114 CCDカメラ 115 撮像回路 116 映像制御回路 117 AF/ズーム制御回路 118 モータ制御回路 119 照明制御回路 120 磁気読み込み回路 121 磁気書き込み回路 122 マイクロコンピュータ(CPU) 123 キー群 124 メモリ 125 ビデオ出力端子 201 増幅回路 202 色復調分離回路 203 プロセス回路 204 エンコーダ 205 ネガ/ポジ反転回路 301,302 利得制御回路 303 輝度・色差信号生成回路 304 輪郭・輝度補正回路 305,306 積分回路 307,308 比較増幅回路 309,310 コントロール回路 401 カメラユニット 402 フィルム給送ユニット 403 電源スイッチ 404 ポジション選択スイッチ 405 モード選択スイッチ 406 補正項目選択スイッチ 407 補正値入力スイッチ 408 コネクタ 409 スイッチ 410 カートリッジ室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥津 尚 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムに撮影された画像を撮像す
    る撮像手段と、 前記撮像手段からの画像信号によりモニタテレビに画像
    を表示する画像再生手段とを備えたフィルム画像表示装
    置において、 ネガフィルムかポジフィルムかを検出するフィルム検出
    手段を備え、 前記画像再生手段は、前記フィルム検出手段によりネガ
    フィルムが検出されると前記撮像手段の画像信号を反転
    して前記モニタテレビに表示することを特徴とするフィ
    ルム画像表示装置。
  2. 【請求項2】 装置本体から着脱可能な構造を有し、写
    真フィルムに撮影された画像を撮像するカメラユニット
    と、 前記カメラユニットからの画像信号によりモニタテレビ
    に画像を表示する画像再生手段とを備えたフィルム画像
    表示装置であって、 前記カメラユニットの着脱状態を検出する着脱検出手段
    と、 ネガフィルムかポジフィルムかを検出するフィルム検出
    手段とを備え、 前記画像再生手段は、前記着脱検出手段により前記カメ
    ラユニットが前記装置本体に装着されていることが検出
    され、且つ前記フィルム検出手段によりネガフィルムが
    検出されると、前記カメラユニットからの画像信号を反
    転して前記モニタテレビに表示することを特徴とするフ
    ィルム画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のフィル
    ム画像表示装置において、 前記フィルム検出手段は、フィルムカートリッジまたは
    フィルムに記録された情報に基づいてネガフィルムかポ
    ジフィルムかを検出することを特徴とするフィルム画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載のフ
    ィルム画像表示装置において、 前記フィルム検出手段は検出不能な場合にはネガフィル
    ムとすることを特徴とするフィルム画像表示装置。
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