JPH095871A - 画像撮影装置 - Google Patents

画像撮影装置

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JPH095871A
JPH095871A JP7157713A JP15771395A JPH095871A JP H095871 A JPH095871 A JP H095871A JP 7157713 A JP7157713 A JP 7157713A JP 15771395 A JP15771395 A JP 15771395A JP H095871 A JPH095871 A JP H095871A
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JP
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silver salt
video
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recording
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Application number
JP7157713A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Honda
努 本田
Kiyoshi Seigenji
潔 清玄寺
Shigeto Omori
滋人 大森
Toshihiro Hamamura
俊宏 濱村
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/666,653 priority patent/US20040201764A1/en
Priority to DE19624875A priority patent/DE19624875A1/de
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチルカメラ付ビデオカメラにおいて、デー
タベース検索等の容易化を図る。 【構成】 銀塩撮影が終了した後の撮影条件や情報を撮
影諸情報出力手段C01B及び映像記録媒体固体識別番
号出力手段C01Cから制御部C01Dに集め、操作部
COPで設定した内容に従い銀塩情報記録部C37に出
力し、フィルムC08に記録する。同時にこの情報を1
次メモリC01Eに記録し、固体識別番号とコマ番号と
を映像信号に情報信号として記録する。同時に、これら
の情報の記録は、当該情報が一旦、撮影諸情報出力手段
C01B及び銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力
手段C01Aから制御部C01Dに集められ、操作部C
OPによって設定された内容に従い録再変換部C25に
出力され、記録媒体C28に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチルカメラ、ビデオ
カメラ双方の機能を備えたカメラ、特にカメラで表示す
る各種撮影情報の記録やインデックス情報に工夫を加え
た画像撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像撮影装置においては、銀塩
撮影モード、ビデオ撮影モード、ビデオムービーと銀塩
写真が同時に撮影できる同時撮影モード、ビデオ再生モ
ード、スチルビデオ撮影モード、銀塩フィルム上の撮影
情報記録部に記録されている情報の書き換えを行う編集
モード等が設定されており、これらのモードを必要に応
じて切り換えて、撮影、再生、編集等を行うことができ
る。
【0003】ところで、このようなスチルカメラとビデ
オカメラ双方の機能を持つ撮影装置では、通常の撮影に
おいて、撮影した直後もしくはある程度の時間経過後
に、スチル写真とビデオ映像とを対照しながら撮影記録
を確認したり、データベースとして対応記録したりする
必要が生じる場合が多い。
【0004】従来、このような必要性から例えば実開昭
63−192773号公報や特開平5−75902号公
報には、銀塩フィルムのコマ番号のみをキャラクター信
号として映像信号上に混合するものが開示されている。
また、特開平3−271730号公報には、ファインダ
ー機能を備えた電気表示素子を有し、この電気表示素子
でもってレリーズビューのみを行うカメラが開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
先行技術例では、複数の銀塩フィルムを1本の映像記録
媒体としての磁気テープと同時に使用した場合を想定し
て、銀塩フィルムのコマ番号のみをキャラクター信号と
して映像信号上に混合するようにしており、コマ番号を
画像信号上にスーパーインポーズして表示するものであ
るため、データベースの検索等が行いにくく、また、特
に銀塩フィルムを最後まで使用せず、途中で交換したり
する時等は対応しにくくなる。また、後者の先行技術例
の場合、ビデオカメラとしての機能を持たないため、映
像信号は2次記録されるものではない。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑み、ス
チルカメラ機能とビデオカメラ機能を併せ持つ画像撮影
装置において、銀塩フィルムの番号をフィルム部自体
に、また、この銀塩フィルムの記録に対応する映像記録
信号にフィルム番号とコマ番号とを書き込めるようにす
ることにより、データベース検索等の容易化を図ること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像撮影装置では、銀塩写真記録手段及び銀
塩情報記録手段を備えた銀塩写真撮像部と、映像信号記
録手段及び映像情報記録手段を備えた映像信号記録部
と、前記銀塩写真撮像部の記録媒体として使用される銀
塩フィルムに固体識別番号及びコマ番号を出力する銀塩
フィルム固体識別番号・コマ番号出力手段とを有するも
のとしている。
【0008】そして、前記銀塩情報記録手段は銀塩フィ
ルム固体識別番号・コマ番号出力手段から出力された固
体識別番号を前記銀塩フィルムに記録し、前記映像情報
記録手段は銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力手
段から出力された固体識別番号とコマ番号とに対応する
映像信号に前記固体識別番号とコマ番号とを記録するも
のとしている。
【0009】上記構成において、前記銀塩情報記録手段
や映像情報記録手段を銀塩フィルム固体識別番号・コマ
番号出力手段から出力された情報以外の諸情報も記録可
能に構成することができる。この場合、諸情報として
は、日付及び時刻、プリント時の情報記録位置、プリン
トアスペクト比、光源情報、プリント枚数、タイトル、
レンズ焦点距離、絞り値、シャッター速度、露出補正
値、フィルムISO感度、被写体輝度、測光方式、TV
表示アスペクト比のうち少なくとも2以上の情報を記録
できるようにすることが望ましい。
【0010】また、前記諸情報をキャラクター信号に変
換する信号変換手段を設け、この信号変換手段によって
変換された諸情報を、映像信号として映像記録手段によ
り記録するように構成してもよい。
【0011】さらに好ましくは、映像信号記録が行われ
ていないときに銀塩写真撮影が行われた場合、つまり銀
塩撮影時、あるいは映像信号記録が行われているときに
銀塩写真撮影が行われた場合、つまり同時撮影時のいず
れにおいても、映像信号記録手段により前記銀塩写真に
対応する映像を記録するとともに、映像情報記録手段に
より銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力手段から
出力された前記銀塩写真に対応する情報または、この出
力情報と前記銀塩写真に対応する諸情報とを記録するよ
うに構成する。
【0012】さらにまた、1本の銀塩フィルムが複数の
映像記録媒体に対応する場合に対応するために、映像記
録媒体の固体識別番号を出力する映像記録媒体固体識別
番号出力手段を付加し、銀塩情報記録手段は前記映像記
録媒体固体識別番号出力手段から出力された映像記録媒
体の固体識別番号を、対応する銀塩写真撮像部に記録
し、また、前記映像情報記録手段は前記映像記録媒体固
体識別番号出力手段から出力された映像記録媒体の固体
識別番号を記録するように構成するとよい。
【0013】
【作用】上記構成によると、銀塩写真を記録するととも
に銀塩情報を記録する一方、映像信号記録部で、映像信
号を記録するとともに映像情報を記録することができる
が、これらの記録時に銀塩フィルム固体識別番号及びコ
マ番号も同時に入力し、スチルカメラで撮影した映像を
映像信号として、撮影した直後またはある程度の時間経
過後において、確認したり、データベースとして対応記
録したりしておくために、さらに固体識別番号を銀塩フ
ィルムに記録する一方、画像信号上にスーパーインポー
ズする先行技術例とは異なり、固体識別番号とコマ番号
とを映像信号に情報信号として記録するので、データベ
ース検索を容易化できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1に本実施例の概略構成図を示す。図1に
示すように、本実施例に係る画像撮影装置は、カメラ本
体Cと、主光学系としての主レンズL及び照明兼閃光発
生装置(以下、フラッシュアンドライトと呼ぶ)Fから
なる。また、後述するビデオ撮像光学系と銀塩撮像光学
系は共通の構成部材によって構成されている。
【0015】本実施例の説明にあたり、各部構成を示す
図中の符号の頭に、カメラ本体C側にはCを、主レンズ
L側にはLを、フラッシュアンドライトF側にはFを、
カメラ本体C側に設けられた操作部COPの構成にはC
OPをそれぞれ付して、図面と説明文との対照の容易化
を図ることとする。
【0016】なお、本実施例では、カメラ本体Cと主レ
ンズL、カメラ本体CとフラッシュアンドライトFは別
体に構成したものを示しているが、本発明では、カメラ
本体Cと主レンズL、カメラ本体Cとフラッシュアンド
ライトF、または三者を一体化したものも含まれる。ま
た、ビデオ撮像光学系と銀塩撮像光学系とは相互に独立
した構成としてもよい。さらに、本実施例では銀塩用の
撮像系と電子映像用の撮像系が一体化したSLR方式の
ものを示しているが、これも銀塩用の撮像系と電子映像
用の撮像系とが別々の方式で構成されたものとしてもよ
い。
【0017】図1に示すように、カメラ本体C側には、
銀塩写真撮像部を構成するシャッター駆動部C06、シ
ャッターC07、フィルムC08及びフィルム給送制御
部C09(以上銀塩写真記録手段)と、銀塩情報記録部
(銀塩情報記録手段)C37が設けられているとともに、
映像信号記録再生部を構成する画像処理部C24、録再
変換部C25、ヘッド部C26、電気表示素子としての
EVF部C27、記録媒体C28及び記録媒体駆動部C
36が設けられている。
【0018】図1において、まず、主レンズL側の構成
について説明すると、L01,L03は使用者の手先で
回転操作される操作環で、L01はフォーカスを操作す
るフォーカス操作環、L03はズームを操作するズーム
操作環である。L13は固定筒、L02,L04はそれ
ぞれ操作環L01,L03の回転を検出する操作環状態
検出部であって、通常はエンコーダにより構成されてい
る。
【0019】L05は主レンズLの焦点距離を検出する
焦点検出部、L06は主レンズL側の演算制御部である
レンズ用マイクロコンピュータ、L07は主レンズLの
ズーム動作を行わせるためのズーム用モータ、L08は
ズーム用モータL07の回転状態を検出するズーム用モ
ータモニタであって、例えばフォトインタラプタからな
る。
【0020】また、L09は主レンズLのフォーカス動
作を行わせるためのフォーカス用モータ、L10はオー
トフォーカスとマニュアルフォーカスを切り換えるため
のAF/MF切換ボタン、L11は主レンズ絞り、L1
2は主レンズ絞り制御部である。主レンズ絞り制御部L
12は、絞りを動作させるステッピングモータ等と絞り
状態検出部とにより構成されている。
【0021】フォーカス及びズーム操作環L01,L0
3は、固定筒L13の外周面に回転自在に嵌合され、こ
れによって主レンズLの光軸回りに回転できるようにな
っている。そして、フォーカス操作環L01を回転操作
することによりパワーフォーカス動作を、また、ズーム
操作環L03を回転操作することによりパワーズーム動
作を行わせることができる。
【0022】次に、カメラ本体C側の構成について説明
すると、C01はカメラ本体C側の演算制御部であるカ
メラ用マイクロコンピュータであって、主レンズL側と
は交信・給電用接点C30を介して情報の交信を行い、
フラッシュアンドライトFとはフラッシュ用接点として
のホットシューC20を介してフラッシュ演算制御部F
01と情報を交信している。なお、外部フラッシュ及び
ライトを装着するためのホットシューC20は図2にそ
の外観を示している。
【0023】C05は前述のペリクルミラーC04の背
後に設けられたAF用補助ミラーであって、主レンズL
を通ってきた被写体の光は、ペリクルミラーC04で分
割され、さらにこのAF用補助ミラーC05で分割され
て焦点検出部C02に導かれる。この焦点検出部C02
は焦点情報をカメラ用マイクロコンピュータC01に伝
達し、カメラ用マイクロコンピュータC01で処理され
た焦点情報はレンズ用マイクロコンピュータL06に伝
達され、このレンズ用マイクロコンピュータL06の指
令によりフォーカス用モータL09が駆動され、焦点
(ピント)合わせが行われる。
【0024】C06はシャッター駆動部であって、カメ
ラ用マイクロコンピュータC01からの指令によってシ
ャッターC07を開閉制御する。すなわち、カメラ用マ
イクロコンピュータC01は操作部COP、輝度検出部
C12等からの情報に基づいてシャッター駆動部C06
に指令信号を与える。C08はフィルムであって、その
フィルム面上にはシャッターC07の開閉によって得ら
れた光により被写体像が感光し、潜像を形成する。C0
9はフィルム給送制御部であって、内蔵のモータの駆動
によりフィルム送り及び巻き戻しを行う。
【0025】ペリクルミラーC04で分割されたもう一
方の光は、コンデンサレンズC10、反射ミラーC1
1、NDフィルタC13、リレーレンズC14を含むリ
レー光学系、光学ローパスフィルタC16、IRカット
フィルタC17を経てCCDイメージセンサC21に導
かれる。反射ミラーC11は一部半透過ミラーになって
おり、そこから前記輝度検出部C12に一部光を導き入
れ、被写体の輝度を検出する。
【0026】C15はNDフィルタ制御部であって、カ
メラ本体C内に装着されているフィルムC08とCCD
イメージセンサC21間の感度差や、輝度検出部C12
で検出された被写体の輝度に基づいてカメラ用マイクロ
コンピュータC01側で設定されたNDの濃度情報によ
りNDフィルタC13を制御する。リレー光学系内には
リレー絞りC18が設けられており、CCDイメージセ
ンサC21へ導く光量をリレー絞り制御部C19で制御
している。
【0027】CCDイメージセンサC21は、カメラ用
マイクロコンピュータC01からの指令を受けたCCD
駆動パルス発生部C23からの駆動パルスにより被写体
からの光を光電変換する。光電変換された電気信号は撮
像処理部C22に送られ、サブサンプリングなどのアナ
ログ処理が施された後、A/D変換され、画像処理部C
24に送られる。
【0028】画像処理部C24は、γ変換やホワイトバ
ランス(WB)変換、輝度・色差(Y/C)信号に変換
するプロセス部と、プロセス部からの画像データを記録
するメモリ部と、カメラ用マイクロコンピュータC01
からの指令により画像処理を行うための演算制御部と、
演算制御部からの画像信号を記録しておくメモリ部と、
スーパーインポーズを行うためのスーパーインポーズ部
とにより構成されており、この画像処理部C24で加工
された画像信号はEVF部C27、録再変換部C25、
及び図5にも示す外部出力ポートC32に送られる。な
お、図1中、画像処理部C24と外部出力ポートC32
間の伝送線路は表示の都合によりa−a間を省略してい
る。
【0029】EVF部C27は、液晶ファインダーやC
RT等からなるファインダー部と、画像処理部C24か
らの画像信号を表示部駆動用に変換する変換部とからな
り、画像表示を行う。C35は操作表示部であって、図
2及び図6に示す大型液晶表示板C35A、及び図4に
示すランプC35Bを備え、操作部COPを操作した情
報を表示する。
【0030】録再変換部C25は、画像処理部C24か
らの画像信号や、音声処理部C31からの音声信号、カ
メラ用マイクロコンピュータC01からの各種信号や情
報を記録用フォーマットにエンコードし、ヘッド部C2
6に送る。C28は記録媒体であって、磁気テープや光
磁気ディスク、固体メモリ(RAM)等を使用することが
できる。なお、本実施例では磁気テープを装填したカセ
ットテープをその代表として掲げている。
【0031】C36は記録媒体駆動部で、記録媒体C2
8の駆動を行う。ヘッド部C26に送られた信号は、記
録媒体駆動部C36で駆動された記録媒体C28に記録
される。同様に記録媒体C28に記録されたデータはヘ
ッド部C26で読み出しを行い、録再変換部C25でデ
コードして画像信号や音声信号、各種信号や情報を再生
し、画像処理部C24や音声処理部C31に送り出す。
【0032】C37は銀塩情報記録部であって、フィル
ムの銀塩情報記録用部分に各種情報を記録するものであ
り、カメラ用マイクロコンピュータC01からの情報を
記録用フォーマットに変換する変換部と、記録を行うヘ
ッド部とからなるものである。なお、銀塩情報記録部C
37は記録だけではなく、再生も行うように構成される
場合もある。
【0033】音声は、図4に示すようにカメラ本体Cの
前面適所に設けられたステレオマイクロフォンC34に
より拾い出し、音声処理部C31で処理する。また、音
声処理部C31で処理された音声信号は録再変換部C2
5やスピーカーC33、出力ポートC32に送られる。
なお、図1中、音声処理部C31とマイクロフォンC3
4間の伝送線路は表示の都合によりb−b間を省略して
いる。C29はカメラ本体C側に装備される電池であっ
て、カメラ本体C、主レンズLに電源を供給する。
【0034】C03は手振れ検出部であって、主レンズ
Lが装着されたカメラ全体の手振れを検出し、その検出
信号をカメラ用マイクロコンピュータC01に伝送す
る。映像信号撮像部における手振れ補正は、この検出信
号をもとにCCDイメージセンサC21の読み出しエリ
アを制御している。
【0035】次に、図2〜図5の本実施例装置の外観図
を参照しながら、その操作部COPについて説明する
と、図2〜図5において、COP09はメインスイッチ
を兼用した動作モード切換スイッチであって、このスイ
ッチCOP09の操作により、OFF、PM、PH
V、V、SV、Eの都合6つの動作モードを選択する
ことができる。
【0036】すなわち、この切換スイッチCOP09を
OFFに合わせると、本装置全体をOFF状態とするこ
とができるのをはじめとして、PMに合わせると、ビデ
オムービーと銀塩写真が同時に撮影できる同時撮影モー
ドに、PHでは銀塩撮影ができる銀塩撮影モードに、MV
ではビデオムービーが撮影できるビデオ撮影モードに、
Vでは記録済みビデオを再生するビデオ再生モードに、
SVではビデオ静止画が撮影できるスチルビデオ撮影モ
ードに、Eでは後述する銀塩フィルムC08上の撮影情
報記録部に記録されている情報の書き換えを行う編集モ
ードに、それぞれ切り換えることができる。
【0037】COP01は銀塩撮影時のレリーズボタン
である。COP02は銀塩及びビデオの撮影時において
AV、TVの切換を行うとともにモード切換を行う切換
ダイヤルであって、後述するモードボタンCOP07を
押しながら、この切換ダイヤルCOP02を回すことに
より、撮影シーンが選択でき、後述するプログラムボタ
ンCOP12を押しながら、この切換ダイヤルCOP0
2を回すことによりA(絞り優先)モード、S(シャッタ
ー速度優先)モード、M(マニュアル)モードの選択がで
きる。
【0038】COP03は記録媒体としてのカセットテ
ープC28を取り出すためのデッキオープンボタンであ
り、このボタンCOP03を操作することによりグリッ
プ部が開き、カセットテープC28の着脱ができる。C
OP04はビデオ撮影モード(MV)、同時撮影モード(P
M)時にはフェードアウトを開始するためのフェードボタ
ンとして機能し、銀塩撮影モード(PH)、スチルビデオ
撮影モード(SV)時には静止画プレビューのトリガーボ
タンとして機能する操作ボタンである。
【0039】COP05は主レンズLをカメラ本体Cか
ら外すためのレンズ交換ボタンである。COP06は銀
塩撮影モード(PH)、スチルビデオ撮影モード(SV)時
のフラッシュ使用時に赤目を軽減する作用を設定するた
めの赤目軽減ボタン、COP07はモードボタンであっ
て、前述のモード切換ダイヤルCOP02と同時に使用
することにより同時撮影モード(PM)、銀塩撮影モード
(PH)、ビデオ撮影モード(MV)、スチルビデオ撮影モー
ド(SV)で、ポートレートやスポーツモードなどのシー
ンセレクトモードを設定するために使用する。
【0040】COP08はフィルムカートリッジ装填、
脱着のためのフィルムカートリッジ交換ボタン、COP
10は銀塩撮影時の画面サイズの切換スイッチ、COP
11はビデオムービー画面の切換スイッチである。CO
P12はプログラムボタンで、単独で使用する場合には
撮影モードをプログラムに設定する。また、前述のモー
ド切換ダイヤルCOP02と同時に使用することにより
同時撮影モード(PM)、銀塩撮影モード(PH)、ビデオ撮
影モード(MV)、スチルビデオ撮影モード(SV)でA(絞
り優先)モード、S(シャッター速度優先)モード、M(マ
ニュアル)モードの選択ができる。
【0041】COP13は主レンズLのズームリングと
同様に主レンズLの焦点距離を変化させるズームボタン
である。COP14は同時撮影モード(PM)、ビデオ撮
影モード(MV)時は記録媒体C28への録画のスター
ト、ストップを制御する録画ON/OFFボタンで、銀
塩撮影モード(PH)、スチルビデオ撮影モード(SV)時
は、このボタンCOP14を押しながら前述の操作ボタ
ンCOP04を押すことにより、絞り開放状態の画像を
EVF表示することができ、また、M(マニュアル)モ
ード時に、このボタンCOP14を押しながら前述の切
換ダイヤルCOP02を切り換えると、AVが切り換え
ることができる。
【0042】COP15は同時撮影モード(PM)、ビデ
オ撮影モード(MV)時には手振れ補正制御のON/OF
Fボタンで、銀塩撮影モード(PH)、スチルビデオ撮影
モード(SV)時はこのボタンCOP15を押しながらモ
ード切換ダイヤルCOP02を切り換えると、露出補正
ができる。
【0043】COP16は第1液晶ユニットポップアッ
プボタンで、このボタンCOP16を操作することによ
り、EVF部C27を構成する液晶ユニット部が飛び出
すとともに、グリップのロックが外れ、EVF部C27
がグリップごとカメラ本体Cの周りを回転できるように
なり、アイレベルだけでなくウエストレベルなどの撮影
に対応するようになっている。
【0044】COP17は銀塩撮影モード(PH)、スチ
ルビデオ撮影モード(SV)でのフラッシュの強制発光ボ
タンである。COP18はEVF部C27上のメッセー
ジ表示のON/OFFボタンである。COP19はVモ
ード時の音量や、EVF部C27上の映像の調整(明る
さ、色合いなど)用のボタンである。
【0045】COP20は第2液晶ユニットポップアッ
プで、このボタンを操作することにより、EVF部C2
7を構成する液晶ユニット部が縦方向に起き上がり、銀
塩撮影モード(PH)、スチルビデオ撮影モード(SV)時
の縦位置でのウエストレベル撮影などに対応するように
なっている。
【0046】COP21はオートリワインドボタンで、
このボタンCOP21によりフィルム途中でも巻き戻し
ができる。COP22は銀塩撮影モード(PH)、スチル
ビデオ撮影モード(SV)時に単写、連写及びセルフタイ
マーを切り換えるための単写・連写・セルフタイマーボ
タンである。なお、図5及び図6において、C40は電
池収納部の蓋、C41は三脚穴である。
【0047】図6に操作表示部C35の大型液晶表示板
C35Aの一例を示す。この大型液晶表示板C35Aに
は、図示の通り、カメラ動作モード表示、テープ走行カ
ウンタ、日付表示、シャッター速度表示、露出補正表
示、赤目軽減表示、絞り値・露出補正値表示、モード表
示、電池容量表示、セルフタイマーマーク、フィルムカ
ウンタ、パトローネマーク、ワイヤレスフラッシュ表
示、巻き上げモード表示、撮影シーンセレクト表示、マ
ニュアルフォーカス表示等が設けられている。
【0048】また、撮影シーンセレクト表示は、選択さ
れたポートレート、記念撮影・風景、クローズアップ、
スポーツ、夜景ポートレート・夜景等の条件を表示する
ものである。さらに、図5に示すランプC35Bはセル
フタイマーや赤目軽減時に発光するものである。
【0049】図3に戻って、COP30〜COP34は
ビデオ操作用のボタン群であって、COP30は巻き戻
しボタン、COP31は再生ボタン、COP32は早送
りボタン、COP33はストップボタン、COP34は
ポーズボタンである。
【0050】図2に戻って、COP35はカウンターO
N/OFFボタンであって、このボタンを操作すると同
時撮影モード(PM)、ビデオ撮影モード(MV)においてE
VF部C27上にカウンター表示が表示されたり、消え
たりする。COP36はオートボタンであって、このボ
タンを操作すると同時撮影モード(PM)、ビデオ撮影モ
ード(MV)においてホワイトバランス(WB)調整がオ
ートになったり、マニュアルになったりする。COP3
7はメニューボタンであって、このボタンを操作すると
EVF部C27上にメニューが表示される。COP38
はスタンバイボタンであって、これを操作すると記録媒
体C28の最終記録エリアまで記録媒体C28が駆動さ
れる。
【0051】図7は本発明の主要部の構成を示してお
り、図中、Gはカメラ外部から撮影者等のオペレーター
が情報を入力するための銀塩情報入力手段であって、こ
の手段Gを操作することにより、後述するカメラ用マイ
クロコンピュータC01内の撮影諸情報出力手段C01
Bに情報を入力することができる。
【0052】図8にフィルムカートリッジC08Cから
銀塩フィルムC08を引き出した状態を示す。このフィ
ルムC08の一部には磁性体が塗布されており磁気情報
として情報を記録することができる。このフィルムC0
8において、C08Aはフィルムリーダー部であって、
フィルム全体に関わる情報を記録する記録トラックC0
8AJを有している。C08Bは撮影単位の1コマ目に
対応する部分であって、撮像部C08BK、パーフォレ
ーションC08BP、各コマに対応する磁気情報を記録
する記録トラックC08BJからなる。また、その後フ
ィルム終端部に至るまでコマ対応部C08Bと同じパタ
ーンが撮影可能コマ数分続く。
【0053】本実施例の画像撮影装置に新たにフィルム
C08が装着されると、装着されたことを検知して、カ
メラ用マイクロコンピュータC01内の銀塩フィルム固
体識別番号、コマ番号出力手段C01Aから固体識別番
号を発生させ、銀塩情報,映像情報,記録・再生・表示
制御部C01Dに送られる。
【0054】制御部C01Dでは、この固体識別番号を
銀塩写真撮像部の銀塩情報記録部C37に送り、フィル
ムリーダー部C08Aの記録トラックC08AJに記録
する。既に記録トラックC08AJに識別番号が書き込
まれている場合は、銀塩情報記録部C37で識別番号を
読み出し、制御部C01Dに送る。制御部C01Dはこ
の識別番号を映像信号記録再生部の画像処理部C24に
送り、EVF部C27上に装着したフィルムC08の固
体識別番号を表示する。
【0055】同様に本実施例の画像撮影装置に新たに記
録媒体C28が装着されると、装着されたことを検知し
て、カメラ用マイクロコンピュータC01内の映像記録
媒体固体識別番号出力手段C01Cから固体識別番号を
発生させ、銀塩情報,映像情報,記録・再生・表示制御
部C01Dに送られる。この制御部C01Dでは前記固
体識別番号を映像信号記録再生部の録再変換部C25及
びヘッド部C26に送り、記録媒体C28の映像情報記
録部に記録すると同時にEVF上に固体識別番号とこれ
が新規であることを表示する。
【0056】一例として図9に、記録媒体C28として
の8mmビデオテープのデータエリア(映像情報記録部)
を示す。既にデータエリアに識別番号が書き込まれてい
る場合は、録再変換部C25及びヘッド部C26で識別
番号を読み出し、制御部C01Dに送る。制御部C01
Dは識別番号を画像処理部C24に送り、EVF部C2
7上に装着した記録媒体C28の固体識別番号を表示す
る(この固体識別番号表示状態を指して、セット状態と
称する)。
【0057】次に、セット状態における銀塩撮影モード
(PH)の撮影について説明する。動作モード切換スイッ
チCOP09をPHの位置にセットすることにより、カ
メラ用マイクロコンピュータC01は各操作ボタンを銀
塩撮影モード(PH)時に対応するようにセットする。同
時にカメラ用マイクロコンピュータC01とレンズ用マ
イクロコンピュータC01が交信し、レンズ情報がカメ
ラ用マイクロコンピュータC01に伝達されると、映像
信号撮像部、映像信号記録再生部、EVF部C27が起
動する。
【0058】撮影者が被写体をEVF部C27上で捉
え、レリーズボタンCOP01を半押してS1ONにす
ると、輝度検出部C12、焦点検出部C02の出力がカ
メラ用マイクロコンピュータC01に伝達され、その演
算部C01Fにおいて演算が行われ、レンズ情報や操作
部COPの設定情報に基づいて撮影条件が設定される。
【0059】このままレリーズボタンCOP01を押し
切ってS2ONにすると、設定された撮影条件で、絞り
L11やシャッターC07を制御し、銀塩撮影が行われ
る。銀塩撮影が終了すると銀塩写真撮像部のフィルム給
送部C09がフィルムC08を1コマ分送るが、このと
きにフィルムC08の1コマ分の磁気トラックC08B
Jに、このときの撮影条件や情報が記録される。表1は
撮影情報の一例を示している。
【0060】
【表1】
【0061】上記表1において、Aは書き込む必要度の
高い情報を示している。プリントアスペクト比はプリン
ト時のアスペクト比を指定するものであって、図10に
示すようにH、C、Pの3種類がある。すなわち、図1
0に示すものは、特開平7−84309号に提案されて
いる16:9,2:3,1:3の3つのフォーマットを
持つ銀塩フィルムシステムのフィルム露光エリア及びフ
ィルム上のプリントサイズであって、露出エリアに対
し、プリントサイズHがやや小さく、プリントサイズC
はプリントサイズHに対して図上横寸法のみ短く、同じ
くプリントサイズPは図上縦寸法のみが短い規格となっ
ている。
【0062】また、表1において、Bは操作部COPに
よって設定された内容に従って記録される情報を示して
いる。これらの情報の記録は、当該情報が一旦、撮影諸
情報出力手段C01B及び映像記録媒体固体識別番号出
力手段C01Cから制御部C01Dに集められ、操作部
COPによって設定された内容に従い銀塩情報記録部C
37に出力され、フィルムC08に記録される。
【0063】同時にこの情報はカメラ用マイクロコンピ
ュータC01内の1次メモリC01Eに記録される。記
録項目はフィルムC08に記録されたものと同じでもよ
く、また、異なった態様であっても良い。異なった態様
とする場合、制御部C01Dに諸情報をキャラクター信
号に変換する機能を持たせる。1次メモリC01Eは少
なくともフィルム1本分の情報が記録できる程度の容量
を持ち、したがって少なくともフィルム交換されるまで
はデータを保持することができるようになっている。
【0064】撮影と同時に映像信号記録再生部では、撮
影のタイミングとほぼ同じタイミングでの画像信号を画
像処理部C24内の画像メモリに記録し、記録媒体C2
8が記録できる状態になってから制御部C01Dから出
力された情報を交えて静止画として記録する。情報の記
録内容は下記に示す表2の通りである。
【0065】下記表2において、Aは書き込む必要度の
高い情報を示している。また、Bは操作部COPによっ
て設定された内容に従って記録される情報を示してい
る。これらの情報の記録は、当該情報が一旦、撮影諸情
報出力手段C01B及び銀塩フィルム固体識別番号・コ
マ番号出力手段C01Aから制御部C01Dに集めら
れ、操作部COPによって設定された内容に従い録再変
換部C25に出力され、記録媒体C28に記録される。
【0066】
【表2】
【0067】上記記録媒体C28への情報記録方法とし
ては、前掲の図9に示すデータエリアに記録することが
できる。また、図11は映像記録媒体への文字での情報
記録及び再生の一態様を示しているが、当該情報記録手
順として、その他図11(A)に示すように、文字情報と
して画面上に記録してもよいし、あるいは図11(B)
(C)に示すように、静止画(図11(B))の次の画面
(図11(C))に文字情報として記録するか、さらには
文字情報とデータエリア記録とを同時に行うようにして
もよい。
【0068】このときの静止画記録は、後述する編集モ
ード(E)において、プリントアスペクト比を変更する場
合に対応することを考慮して、複数のプリントアスペク
ト比に対応するように記録する。また、撮影直後のEV
F画面は図13(A)に示すように文字情報と被写体像と
が同一画面上に混同した形で表示されているが、後述す
るように撮影情報を書き換えることが可能である。
【0069】次に、セット状態における同時撮影モード
(PM)の撮影について説明する。動作モード切換スイッ
チCOP09をPMの位置にセットすることにより、カ
メラ用マイクロコンピュータC01は各操作ボタンを同
時撮影モード(PM)時に対応するようにセットする。同
時にカメラ用マイクロコンピュータC01とレンズ用マ
イクロコンピュータC01が交信し、レンズ情報がカメ
ラ用マイクロコンピュータC01に伝達される。
【0070】次いで、焦点検出部C02、輝度検出部C
12が起動し、AE(自動絞り調整)及びAF(自動合焦)
動作が行われ、さらに映像信号撮像部、映像信号記録再
生部、EVF部C27が起動し、EVF部C27上に撮
影レンズが捉えた被写体像が表示される。撮影者が被写
体をEVF部C27上で捉え、録画ON/OFFボタン
を操作することにより、記録媒体C28に動画記録が開
始される。
【0071】動画記録状態でレリーズボタンCOP01
を半押し(S1ON)すると、焦点検出部C02、輝度
検出部C12からカメラ用マイクロコンピュータC01
にその情報が出力され、これによって演算部C01Fに
おいて演算が行われ、レンズ情報や操作部COPの設定
情報に基づいて撮影条件が設定される。
【0072】このままレリーズボタンCOP01を押し
切ってS2ONにすると、設定された撮影条件で、絞り
L11やシャッターC07が制御され、銀塩撮影が行わ
れる。銀塩撮影が終了すると、銀塩写真撮像部のフィル
ム給送部C09がフィルムC08を1コマ分送るが、こ
のときにフィルムC08の1コマ分の磁気トラックC0
8BJに、このときの撮影条件や情報が記録される。ま
た、その間も動画記録動作は継続されている。この場合
の撮影情報には、下記表3に示すようなものがある。
【0073】下記表3において、Aは書き込む必要度の
高い情報を示している。また、Bは操作部COPによっ
て設定された内容に従って記録される情報を示してい
る。これらの情報の記録は、当該情報が一旦、撮影諸情
報出力手段C01B及び映像記録媒体固体識別番号出力
手段C01Cから制御部C01Dに集められ、操作部C
OPによって設定された内容に従い銀塩情報記録部C3
7に出力され、フィルムC08に記録される。同時に、
その情報はカメラ用マイクロコンピュータC01内の1
次メモリC01Eに記録される。記録項目はフィルムC
08と同じでもいいし、異なってもよい。
【0074】
【表3】
【0075】撮影と同時に映像信号記録再生部では、撮
影のタイミングとほぼ同じタイミングでの画像信号に制
御部C01Dから出力された情報を交えて記録する。情
報の記録内容は下記に示す表4の通りである。
【0076】下記表4において、Aは書き込む必要度の
高い情報を示している。また、Bは操作部COPによっ
て設定された内容に従って記録される情報を示してい
る。これらの情報の記録は、当該情報が一旦、撮影諸情
報出力手段C01B及び銀塩フィルム固体識別番号・コ
マ番号出力手段C01Aから制御部C01Dに集めら
れ、操作部COPによって設定された内容に従い録再変
換部C25に出力され、記録媒体C28に記録される。
記録項目はフィルムC08と同じでもいいし、異なって
もよい。
【0077】
【表4】
【0078】上記記録媒体C28への情報記録方法とし
ては、前掲の図9に示すデータエリアに記録することが
できる。また、図11(A)に示すように文字情報として
画面上に記録してもよいし、あるいは図11(B)(C)に
示すように静止画(図11(B))の次の画面(図11
(C))に文字情報として記録するか、さらには文字情報
とデータエリア記録とを同時に行うようにしてもよい。
ただし、動画再生時は文字情報のみの画面(図11
(C))はとばして再生するよう制御する。
【0079】同時撮影モード(PM)での映像記録スタン
バイ時、動画映像記録が行なわれない時のレリーズボタ
ンCOP01の操作による記録動作は銀塩撮影モード
(PH)と同様になる。以上は撮影時の記録について記述
したが、これに引き続いて、再生、編集について説明す
る。セット状態である程度撮影が進んだ状態(以下、撮
影中状態と称する)で動作モード切換スイッチCOP0
9をビデオ再生モード(V)に設定すると、カメラ用マイ
クロコンピュータC01は各操作ボタンをビデオ再生モ
ード(V)に対応するようにセットする。
【0080】このセット状態から、巻き戻しボタンCO
P30を押して記録媒体C28としてのテープを巻き戻
してから、ストップボタンCOP33で停止させ、再生
ボタンCOP31を押すと再生を開始する。記録媒体C
28に記録された映像信号及びデータエリアの撮影情報
はヘッド部C26で読み出し、録再変換部C25でデコ
ードし、画像処理部C24で処理して、EVF部C27
に表示する。このとき、記録媒体C28のデータエリア
に記録されている撮影情報から下記のようにEVF部C
27上に再生する。
【0081】1)静止画撮影の情報無し:通常のビデオ
再生 2)静止画撮影の情報ありで動画撮影中でないとき:静
止画再生。例えば15秒程度で図11(A)〜(C)のよう
な表示を行う。 3)静止画撮影の情報ありで動画撮影中のとき:通常の
ビデオ再生。但し、撮影時のシャッター音は消さないで
そのまま出す。又は、2)と同様に静止画再生を行な
う。
【0082】撮影中状態で、動作モード切換スイッチC
OP09を編集モード(E)に設定すると、カメラ用マイ
クロコンピュータC01は各操作ボタンを編集モード
(E)に対応するようにセットする。同時にカメラ用マイ
クロコンピュータC01内の1次メモリC01Eに記録
されている装填中のフィルムC08の撮影情報を制御部
C01Dが読み出し画像処理部C24に送って、図12
に示すようにインデックス情報としてEVF部C27に
表示する。インデックス情報としてはコマ毎の撮影情報
と同時にそのフィルムC08の撮影期間を表示する。
【0083】この状態から再生ボタンCOP31を押す
と、カメラ用マイクロコンピュータC01は記録媒体駆
動部C36に逆送りするように指示し、且つ、ヘッド部
C26でデータエリアを再生する。この再生中におい
て、記録媒体中に静止画撮影の情報を見つけると、そこ
で一旦停止し、静止画情報と撮影情報を再生し、EVF
部C27に表示する。静止画撮影の情報を見つけるに
は、タイムコードを再生して1次メモリC01E内のタ
イムと同時刻に巻き戻し速度を遅くして、データエリア
の再生をするなどが考えられる。
【0084】静止画の再生は図11(A)〜(C)に示すよ
うになるが、この再生時間は15秒程度であり、その設
定時間だけ経過すると次の再生に移行する。また、再生
中にも巻き戻しを行い次の静止画撮影の情報を見つける
ようにすることができる。この場合、再生中にストップ
ボタンCOP33を押すと、カメラ用マイクロコンピュ
ータC01は次の静止画を探す動作をストップし、再生
中の静止画をそのまま再生すると同時に、図13(A)に
示すように撮影情報をスーパーインポーズして表示す
る。又は図12の画面時に、早送りボタン、巻き戻しボ
タンにより、編集する画像は選択してからポーズボタン
により該当する画像を見つけ出して図13(A)に示す
ように表示する。編集する項目については早送りボタン
COP32及び巻き戻しボタンCOP30により選択で
きる。
【0085】選択後に内容を変更するにはポーズボタン
(セット)COP34を押してエディット画面に切り換
える。図13(B)は図13(A)の画面から編集項目とし
てプリントアスペクト比を選択してポーズボタンCOP
34を押した状態を示しており、このとき画面上にH、
C、Pの枠線が現れる。この状態で再生ボタンCOP3
1によりCを選択すると、プリントアスペクト比C以外
の部分はカラー表示からモノクロ表示に変更される。
【0086】ここでポーズボタンCOP34を押すと、
プリントアスペクト比はCになり、1次メモリC01E
が書き換えられ、画面は図13(A)の状態に戻る。同時
にカメラ用マイクロコンピュータC01から銀塩写真撮
像部に対応コマのプリントアスペクト比の書換をさせる
よう指示が出され、これによってフィルムC08が対応
コマまで巻き戻され、銀塩情報記録部C37より書き換
えられる。
【0087】このEVF部C27上での操作は銀塩情報
入力手段Gによって行うことができる。図13(A)の画
面から再生ボタンCOP31を押すと、次の静止画を再
生し、図13(A)の画面からストップボタンCOP3
3を押すと、図12に示したインデックス画面に戻る。
図12や図13の画面から動作モード切換ボタンCOP
09を編集モード(E)から他のモードに変更すると、カ
メラ用マイクロコンピュータC01はフィルムC08や
記録媒体C28がスタンバイの位置(例えばフィルムC
08であれば未露光部の最初まで、C28であれば未記
録部の最初まで)になるように駆動するよう制御する。
【0088】上記のままでは撮影が終了したフィルムC
08に関して、インデックスデータを1次メモリC01
Eに記憶させ続けると、そのメモリ容量が不足してく
る。そこでフィルムカートリッジ交換ボタンCOP08
を操作すると、1次メモリC01Eの内容がリセットさ
れ、フィルムC08が交換可能となる。
【0089】しかし、このようにすると撮影済みフィル
ムC08に関してのインデックスデータは消去されてし
まうため、新たなインデックスデータを作り出す必要が
生じる。次に、そのための動作を説明する。なお、以下
は記録媒体C28がテープ状のもので説明するが、ディ
スク状記録媒体でも同様である。
【0090】図14はテープ状記録媒体に対してのイン
デックスデータ作成の一例を示している。この図に示す
ように、テープの先頭部または後端部に予めインデック
ス用の記録エリアを設けておく。なお、記録媒体C28
がディスク状のものであれば、最外周部または最内周部
にインデックス用の記録エリアを設けておく。
【0091】動作モード切換ボタンCOP09が編集モ
ード(E)の位置で、フィルムカートリッジ交換ボタンC
OP08を押すと、カメラ用マイクロコンピュータC0
1は記録媒体駆動部C36にテープを逆送りするように
指示し、且つヘッド部C26でデータエリアを再生す
る。この逆送り再生時に静止画撮影の情報を見つける
と、そこで一旦停止し、順送りして静止画情報を再生し
画像処理部C24の画像メモリに記憶させる。また、次
の静止画撮影の情報を探し、これを見つけると同様に静
止画情報を画像メモリに記憶する。
【0092】このようにして画像メモリの所定容量まで
静止画を記録すると、今度はインデックスエリアまでテ
ープを送って画像メモリの静止画情報と、それに対応す
る撮影情報を記録する。なお、撮影情報は1次メモリC
01Eに記憶されているものである。この動作を繰り返
し、現在装着中のフィルムC08に関してのインデック
スデータを作り出してから、フィルムカートリッジC0
8Cを交換することができるようになる。
【0093】同様にテープを交換するときも、動作モー
ド切換ボタンCOP09が編集モード(E)の位置で、デ
ッキオープンボタンCOP03を操作すると、現在装着
中のフィルムC08に関してのインデックスデータをテ
ープ上に作り出してからテープを交換することができる
ようになる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、銀塩フ
ィルム固体識別番号・コマ番号出力手段から銀塩写真撮
像部の記録媒体として使用される銀塩フィルムに固体識
別番号及びコマ番号を出力し、銀塩情報記録手段によっ
て銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力手段から出
力された固体識別番号を銀塩フィルムに記録し、映像情
報記録手段によって銀塩フィルム固体識別番号・コマ番
号出力手段から出力された固体識別番号とコマ番号とに
対応する映像信号に固体識別番号とコマ番号とを記録す
るようにしているので、スチルカメラで撮影した映像を
映像信号として、撮影した直後もしくはある程度の時間
がたってから、確認したり、データベースとして対応記
録したりしておくために、フィルム番号をフィルムに、
フィルム番号とコマ番号を対応する映像信号に書き込む
ことができる。
【0095】請求項2〜4によるときは、銀塩情報記録
手段または映像情報記録手段を、銀塩フィルム固体識別
番号・コマ番号出力手段から出力された情報以外の諸情
報も記録可能に構成しているので、種々の撮影情報を書
き込むことにより、データベースとしての役割を高め、
タイトルやプリント枚数を指定できるようになる。
【0096】請求項5によるときは、諸情報をキャラク
ター信号に変換して映像信号として記録するように構成
しているので、データベースとして見やすいものとな
る。
【0097】請求項6または7によるときは、銀塩撮影
時または同時撮影時に、映像信号記録手段により銀塩写
真に対応する映像を記録するとともに、映像情報記録手
段により銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力手段
から出力された銀塩写真に対応する情報または、この出
力情報と前記銀塩写真に対応する諸情報とを記録するよ
うに構成しているので、銀塩撮影時及び同時撮影時に対
応できる。
【0098】請求項8によるときは、映像記録媒体固体
識別番号出力手段から出力された映像記録媒体の固体識
別番号を、銀塩情報記録手段によって対応する銀塩写真
撮像部に記録するとともに、映像情報記録手段によって
映像記録媒体の固体識別番号を記録するように構成して
いるので、1本のフィルムを複数の記録媒体に対応させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す概略構成図。
【図2】 装置の外観を示す平面図。
【図3】 同背面図。
【図4】 同正面図。
【図5】 同底面図。
【図6】 操作表示部を拡大して示す平面図。
【図7】 情報に関するカメラ用マイクロコンピュータ
と各部との接続関係を示すブロック図。
【図8】 フィルムカートリッジからフィルムを引き出
した状態において、磁性体に情報を記録する態様を示す
模式図。
【図9】 8mmビデオテープのデータエリアを示す模式
図。
【図10】 フィルムシステムのフィルム露光エリア及
びフィルム上のプリントサイズの一例を示す拡大図。
【図11】 映像記録媒体への文字での情報記録及び再
生の一態様を示す図。
【図12】 EVF部におけるインデックス表示画面の
態様例を示す図。
【図13】 エディット画面の態様例を示す図。
【図14】 テープ状記録媒体に対してのインデックス
データ作成の一例を示す模式図。
【符号の説明】
L 主レンズ L01 フ
ォーカス操作環 L02 フォーカス操作環状態検出部 L03 ズ
ーム操作環 L04 ズーム操作環状態検出部 L05 焦
点検出部 L06 レンズ用マイクロコンピュータ L07 ズ
ーム用モータ L08 ズーム用モータモニタ L09 フ
ォーカス用モータ L10 音声処理部 L11 主
レンズ絞り L12 主レンズ絞り制御部 L13 固
定筒 C カメラ本体 C01 カメラ用マイクロコンピュータ C01A 銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力手
段 C01B 撮影諸情報出力手段 C01C 映像記録媒体固体識別番号出力手段 C01D 銀塩情報,映像情報記録・再生・表示制御部 C01E 1次メモリ(インデックスデータ記録部) C01F 演算部 C02 焦
点検出部 C03 手振れ検出部 C04 ペ
リクルミラー C05 AF用補助ミラー C06 シ
ャッター駆動部 C07 シャッター C08 フ
ィルム C08A フィルムリーダー部 C08B
コマ対応部分 C08C フィルムカートリッジ C09 フ
ィルム給送制御部 C10 コンデンサレンズ C11 反
射ミラー C12 輝度検出部 C13 N
Dフィルタ C14 リレーレンズ C15 N
Dフィルタ制御部 C16 光学ローパスフィルタ C17 I
Rカットフィルタ C18 リレー絞り C19 リ
レー絞り制御部 C20 ホットシュー C21 C
CDイメージセンサ C22 撮像処理部 C23 C
CD駆動パルス発生部 C24 画像処理部 C25 録
再変換部 C26 ヘッド部 C27 E
VF部 C28 記録媒体 C29 電
池 C30 交信・給電用接点 C31 音
声処理部 C32 外部出力ポート C33 ス
ピーカ C34 ステレオマイクロフォン C35 操
作表示部 C35A 大型液晶表示板 C35B
発光ランプ C36 記録媒体駆動部 C37 銀
塩情報記録部 C40 電池蓋 C41 三
脚穴 COP 操作部 COP01
レリーズボタン COP02 モード切換ダイアル COP03
オープンボタン COP04 静止画プレビュー兼フェードボタン COP05 レンズ交換ボタン COP06
赤目軽減ボタン COP07 シーンセレクトモードボタン COP08
フィルム交換ボタン COP09 動作モード切換スイッチ COP10 銀塩撮影画面サイズ切換スイッチ COP11 ビデオ画面切換スイッチ COP12 プログラムボタン COP13
ズームボタン COP14 絞り開放ボタン COP15 手振れ補正制御ON/OFF兼露出補正ボ
タン COP16 第1液晶ユニットポップアップボタン COP17 フラッシュ強制発光ボタン COP18 メッセージ表示ON/OFFボタン COP19 音量/映像調整ボタン COP20 第2液晶ユニットポップアップボタン COP21 オートリワインドボタン COP22 セルフタイマーボタン COP30
巻き戻しボタン COP31 再生ボタン COP32
早送りボタン COP33 ストップボタン COP34
ポーズボタン COP35 カウンタON/OFFボタン COP36
オートボタン COP37 メニューボタン COP38
スタンバイボタン F フラッシュアンドライト F01 フ
ラッシュ演算制御部 G 銀塩情報入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 滋人 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 濱村 俊宏 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩写真記録手段及び銀塩情報記録手段
    を備えた銀塩写真撮像部と、映像信号記録手段及び映像
    情報記録手段を備えた映像信号記録部と、前記銀塩写真
    撮像部の記録媒体として使用される銀塩フィルムに固体
    識別番号及びコマ番号を出力する銀塩フィルム固体識別
    番号・コマ番号出力手段とを有し、且つ、前記銀塩情報
    記録手段は銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号出力手
    段から出力された固体識別番号を前記銀塩フィルムに記
    録し、前記映像情報記録手段は銀塩フィルム固体識別番
    号・コマ番号出力手段から出力された固体識別番号とコ
    マ番号とに対応する映像信号に前記固体識別番号とコマ
    番号とを記録することを特徴とする画像撮影装置。
  2. 【請求項2】 銀塩情報記録手段は、銀塩フィルム固体
    識別番号・コマ番号出力手段から出力された情報以外の
    諸情報も記録可能に構成されている請求項1の画像撮影
    装置。
  3. 【請求項3】 映像情報記録手段は、銀塩フィルム固体
    識別番号・コマ番号出力手段から出力された情報以外の
    諸情報も記録可能に構成されている請求項1の画像撮影
    装置。
  4. 【請求項4】 諸情報は、日付及び時刻、プリント時の
    情報記録位置、プリントアスペクト比、光源情報、プリ
    ント枚数、タイトル、レンズ焦点距離、絞り値、シャッ
    ター速度、露出補正値、フィルムISO感度、被写体輝
    度、測光方式、TV表示アスペクト比のうち少なくとも
    2以上の情報である請求項2または3の画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 諸情報をキャラクター信号に変換する信
    号変換手段を有し、この信号変換手段によって変換され
    た諸情報は、映像信号として映像記録手段により記録さ
    れるように構成されている請求項3の画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 映像信号記録が行われていないときに銀
    塩写真撮影が行われた場合に、映像信号記録手段により
    前記銀塩写真に対応する映像を記録するとともに、映像
    情報記録手段により銀塩フィルム固体識別番号・コマ番
    号出力手段から出力された前記銀塩写真に対応する情報
    または、この出力情報と前記銀塩写真に対応する諸情報
    とを記録するように構成されている請求項1〜4のうち
    のいずれかに記載の画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 映像信号記録が行われているときに銀塩
    写真撮影が行われた場合に、映像信号記録手段により前
    記銀塩写真に対応する映像を記録するとともに、映像情
    報記録手段により銀塩フィルム固体識別番号・コマ番号
    出力手段から出力された前記銀塩写真に対応する情報ま
    たは、この出力情報と前記銀塩写真に対応する諸情報と
    を記録するように構成されている請求項1の画像撮影装
    置。
  8. 【請求項8】 映像記録媒体の固体識別番号を出力する
    映像記録媒体固体識別番号出力手段が付加され、銀塩情
    報記録手段は前記映像記録媒体固体識別番号出力手段か
    ら出力された映像記録媒体の固体識別番号を、対応する
    銀塩写真撮像部に記録し、また、前記映像情報記録手段
    は前記映像記録媒体固体識別番号出力手段から出力され
    た映像記録媒体の固体識別番号を記録するように構成さ
    れている請求項1の画像撮影装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10220671A1 (de) * 2002-05-10 2003-12-04 Hella Kg Hueck & Co Optisches System für eine Kamera sowie Verfahren zu dessen Herstellung
DE10250985B4 (de) * 2002-10-29 2005-06-23 INSTITUT FüR MIKROTECHNIK MAINZ GMBH Verfahren zur Kompensation thermisch bedingter Veränderungen in einem optischen System, optische Anordnung und Nachführeinrichtung
DE10261973B4 (de) * 2002-05-10 2006-04-20 Hella Kgaa Hueck & Co. Optisches System für eine Kamera sowie Verfahren zu dessen Herstellung
USRE39524E1 (en) 1997-02-20 2007-03-20 Eastman Kodak Company Hybrid camera system with electronic album control

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