JPH09219032A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
- Publication number
- JPH09219032A JPH09219032A JP2506996A JP2506996A JPH09219032A JP H09219032 A JPH09219032 A JP H09219032A JP 2506996 A JP2506996 A JP 2506996A JP 2506996 A JP2506996 A JP 2506996A JP H09219032 A JPH09219032 A JP H09219032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- fulcrum
- elastic member
- adjustment
- curved surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調整ネジを削減し、コイルバネを省略するこ
とで、部品点数を低減すると共に、実質的に簡潔で傾動
調整がしやすい光ピックアップを提供する。 【解決手段】 光学装置ベースに対して、対物レンズ駆
動装置の対物レンズ用保持体を、対物レンズの中心付近
に中心を有する曲面を介して、その中心を通る光軸に関
して傾動調整可能に、保持している光ピックアップにお
いて、光学装置ベースに対して対物レンズ用保持体を支
持する、傾動調整のための支点を、両者間に架設した棒
状あるいは板状のバネ部材で構成していることを特徴と
する。
とで、部品点数を低減すると共に、実質的に簡潔で傾動
調整がしやすい光ピックアップを提供する。 【解決手段】 光学装置ベースに対して、対物レンズ駆
動装置の対物レンズ用保持体を、対物レンズの中心付近
に中心を有する曲面を介して、その中心を通る光軸に関
して傾動調整可能に、保持している光ピックアップにお
いて、光学装置ベースに対して対物レンズ用保持体を支
持する、傾動調整のための支点を、両者間に架設した棒
状あるいは板状のバネ部材で構成していることを特徴と
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に光スポットを投影して、光学的に情報の記録、再生
を行う記録／再生装置などに用いられる光ピックアップ
に関するものである。
体に光スポットを投影して、光学的に情報の記録、再生
を行う記録／再生装置などに用いられる光ピックアップ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の記録／再生装置において、正確
に情報の書込や読取を行うためには、対物レンズの性能
を最大限に発揮させるために、対物レンズの光軸を、デ
ィスク状記録媒体の記録面に対して垂直になるような正
確な位置調整が必要である。そこで、例えば、特公平４
ー６２１３２号公報に所載のように、対物レンズの一
点、特に、対物レンズの中心付近に中心を持つ球面を介
して、対物レンズ駆動装置の対物レンズ用保持体を、光
学装置ベースに対して、その中心の光軸に関して傾動調
整する構成が提唱されている（図５を参照）。
に情報の書込や読取を行うためには、対物レンズの性能
を最大限に発揮させるために、対物レンズの光軸を、デ
ィスク状記録媒体の記録面に対して垂直になるような正
確な位置調整が必要である。そこで、例えば、特公平４
ー６２１３２号公報に所載のように、対物レンズの一
点、特に、対物レンズの中心付近に中心を持つ球面を介
して、対物レンズ駆動装置の対物レンズ用保持体を、光
学装置ベースに対して、その中心の光軸に関して傾動調
整する構成が提唱されている（図５を参照）。
【０００３】この調整のための構成には、球面上の三点
支持（この構成が実質的に簡潔で調整しやすい）が採用
されており、対物レンズ用保持体１１と光学装置ベース
１２との間の傾動調整が、上述の球面１３上での摺接で
実現されている。その具体的手段として、通常、３個の
調整ネジ１４、１５、１６が採用されており、その内の
１本は、コイルバネ１７で、球面１３において保持体１
１とベース１２とが加圧接触を保持するように、弾持さ
れ、他の２本が上下、左右の傾きを調整する働きをして
いるのである（図６を参照）。
支持（この構成が実質的に簡潔で調整しやすい）が採用
されており、対物レンズ用保持体１１と光学装置ベース
１２との間の傾動調整が、上述の球面１３上での摺接で
実現されている。その具体的手段として、通常、３個の
調整ネジ１４、１５、１６が採用されており、その内の
１本は、コイルバネ１７で、球面１３において保持体１
１とベース１２とが加圧接触を保持するように、弾持さ
れ、他の２本が上下、左右の傾きを調整する働きをして
いるのである（図６を参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような調
整構造では、調整ネジ１４〜１６の内、１本は、コイル
バネ１７の位置出しと固定の役目をするだけであり、他
の２本は上下左右の傾き調整のために使用される。この
ため、調整ネジに対応して、保持体１１側に螺合のため
のタップ切りを施さなければならず、また、調整ネジも
３本、必要であり、弾持のためのコイルバネ１７も必要
であるから、部品点数が多くなる。
整構造では、調整ネジ１４〜１６の内、１本は、コイル
バネ１７の位置出しと固定の役目をするだけであり、他
の２本は上下左右の傾き調整のために使用される。この
ため、調整ネジに対応して、保持体１１側に螺合のため
のタップ切りを施さなければならず、また、調整ネジも
３本、必要であり、弾持のためのコイルバネ１７も必要
であるから、部品点数が多くなる。
【０００５】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的は、調整ネジを削減し、コイルバネを省
略することで、部品点数を低減すると共に、実質的に簡
潔で傾動調整がしやすい光ピックアップを提供しようと
するものである。
ので、その目的は、調整ネジを削減し、コイルバネを省
略することで、部品点数を低減すると共に、実質的に簡
潔で傾動調整がしやすい光ピックアップを提供しようと
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、光学装置ベースに対して、対物レンズ
駆動装置の対物レンズ用保持体を、対物レンズの中心付
近に中心を有する曲面を介して、その中心を通る光軸に
関して傾動調整可能に、保持している光ピックアップに
おいて、光学装置ベースに対して対物レンズ用保持体を
支持する、傾動調整のための支点を、両者間に架設した
棒状あるいは板状のバネ部材で構成していることを特徴
とする。
め、本発明では、光学装置ベースに対して、対物レンズ
駆動装置の対物レンズ用保持体を、対物レンズの中心付
近に中心を有する曲面を介して、その中心を通る光軸に
関して傾動調整可能に、保持している光ピックアップに
おいて、光学装置ベースに対して対物レンズ用保持体を
支持する、傾動調整のための支点を、両者間に架設した
棒状あるいは板状のバネ部材で構成していることを特徴
とする。
【０００７】
（実施の形態１）以下、本発明の第１の実施の形態につ
いて説明する。図１ないし図３は、本発明の特徴を最も
よく表わしており、図１は、本発明による光ピックアッ
プの要部を分解して示す斜視図、図２は、同じく、組立
状態の斜視図、図３は、同じく、縦断側面図である。
いて説明する。図１ないし図３は、本発明の特徴を最も
よく表わしており、図１は、本発明による光ピックアッ
プの要部を分解して示す斜視図、図２は、同じく、組立
状態の斜視図、図３は、同じく、縦断側面図である。
【０００８】図において、符号１は対物レンズ用保持
体、２は光学装置ベース、３は上述の保持体およびベー
スにそれぞれ形成された曲面（この実施の形態では球面
の一部）、４および５は保持体１の左右で、螺合する調
整ネジ、６、６は保持体１の反対端に形成された支点用
のアーム部、７は光学装置ベース２に設けられた支店用
のフック部、８は、支点として、アーム部６、６および
フック部７に架設して棒状の弾性部材である。
体、２は光学装置ベース、３は上述の保持体およびベー
スにそれぞれ形成された曲面（この実施の形態では球面
の一部）、４および５は保持体１の左右で、螺合する調
整ネジ、６、６は保持体１の反対端に形成された支点用
のアーム部、７は光学装置ベース２に設けられた支店用
のフック部、８は、支点として、アーム部６、６および
フック部７に架設して棒状の弾性部材である。
【０００９】なお、図において、符号９は光軸方向を直
角に曲げるための反射ミラーで、光学装置ベース２側に
設けられている。また、１０はホログラムレーザであ
る。
角に曲げるための反射ミラーで、光学装置ベース２側に
設けられている。また、１０はホログラムレーザであ
る。
【００１０】このような構成では、調整ネジは２個でよ
く、また、これに対応する保持体１側のネジ孔も２個で
よい。そして、弾性部材８は、従来の調整ネジとコイル
バネとを兼ねた役割をしており、従って、弾性部材８
で、支点を確保し、しかも、曲面の接触圧を保持しなが
ら、調整ネジ４、５のみの調整で、曲面（球面）に沿っ
た傾き調整が二次元的に実現できる。
く、また、これに対応する保持体１側のネジ孔も２個で
よい。そして、弾性部材８は、従来の調整ネジとコイル
バネとを兼ねた役割をしており、従って、弾性部材８
で、支点を確保し、しかも、曲面の接触圧を保持しなが
ら、調整ネジ４、５のみの調整で、曲面（球面）に沿っ
た傾き調整が二次元的に実現できる。
【００１１】なお、図４に示す実施の形態では、アーム
部６が１個であり、フック部７が２個であって、これら
に棒状の弾性部材８が架設されている。そして、その機
能は最初の実施の形態と同様である。また、必要なら、
この弾性部材８は、板状であってもよいことは、勿論で
ある。
部６が１個であり、フック部７が２個であって、これら
に棒状の弾性部材８が架設されている。そして、その機
能は最初の実施の形態と同様である。また、必要なら、
この弾性部材８は、板状であってもよいことは、勿論で
ある。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学装置ベースに対して、対物レンズ駆動装置の対物レ
ンズ用保持体を、対物レンズの中心付近に中心を有する
曲面を介して、その中心を通る光軸に関して傾動調整可
能に、保持している光ピックアップにおいて、光学装置
ベースに対して対物レンズ用保持体を支持する、傾動調
整のための支点を、両者間に架設した棒状あるいは板状
のバネ部材で構成しているので、調整ネジを削減し、コ
イルバネを省略することで、部品点数を低減すると共
に、実質的に簡潔で傾動調整がしやすいという効果が得
られる。
光学装置ベースに対して、対物レンズ駆動装置の対物レ
ンズ用保持体を、対物レンズの中心付近に中心を有する
曲面を介して、その中心を通る光軸に関して傾動調整可
能に、保持している光ピックアップにおいて、光学装置
ベースに対して対物レンズ用保持体を支持する、傾動調
整のための支点を、両者間に架設した棒状あるいは板状
のバネ部材で構成しているので、調整ネジを削減し、コ
イルバネを省略することで、部品点数を低減すると共
に、実質的に簡潔で傾動調整がしやすいという効果が得
られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の事例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図２】同じく、使用態様を示す斜視図である。
【図３】同じく、縦断側面図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】従来例の縦断側面図である。
【図６】従来例の使用態様を示す縦断側面図である。
１ 対物レンズ用保持体 ２ 光学装置ベース ３ 曲面（球面） ４、５ 調整ネジ ６ アーム部 ７ フック部 ８ 弾性部材 ９ 反射ミラー １０ ホログラムレーザ
Claims (1)
- 【請求項１】 光学装置ベースに対して、対物レンズ駆
動装置の対物レンズ用保持体を、対物レンズの中心付近
に中心を有する曲面を介して、その中心を通る光軸に関
して傾動調整可能に、保持している光ピックアップにお
いて、光学装置ベースに対して対物レンズ用保持体を支
持する、傾動調整のための支点を、両者間に架設した棒
状あるいは板状のバネ部材で構成していることを特徴と
する光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2506996A JPH09219032A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2506996A JPH09219032A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 光ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09219032A true JPH09219032A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12155646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2506996A Pending JPH09219032A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09219032A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100342626B1 (ko) * | 1998-11-12 | 2002-06-28 | 가네꼬 히사시 | 대물 렌즈의 경사를 보상하는 대물 렌즈 지지 장치 |
| WO2007051772A1 (en) * | 2005-11-03 | 2007-05-10 | Thomson Licensing | Apparatus for accessing storage media |
| US7634783B2 (en) * | 2005-06-27 | 2009-12-15 | Thomson Licensing | Scanning device for optical discs |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP2506996A patent/JPH09219032A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100342626B1 (ko) * | 1998-11-12 | 2002-06-28 | 가네꼬 히사시 | 대물 렌즈의 경사를 보상하는 대물 렌즈 지지 장치 |
| US7634783B2 (en) * | 2005-06-27 | 2009-12-15 | Thomson Licensing | Scanning device for optical discs |
| WO2007051772A1 (en) * | 2005-11-03 | 2007-05-10 | Thomson Licensing | Apparatus for accessing storage media |
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