JPH09218084A - メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法 - Google Patents

メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法

Info

Publication number
JPH09218084A
JPH09218084A JP8052381A JP5238196A JPH09218084A JP H09218084 A JPH09218084 A JP H09218084A JP 8052381 A JP8052381 A JP 8052381A JP 5238196 A JP5238196 A JP 5238196A JP H09218084 A JPH09218084 A JP H09218084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
detected
light receiving
mending tape
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8052381A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Osumi
吉正 大角
Hayami Hosokawa
速美 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8052381A priority Critical patent/JPH09218084A/ja
Publication of JPH09218084A publication Critical patent/JPH09218084A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検出物体を検出する装置において、紙上に
貼られたメンディングテープの有無を正確に検出するこ
とができるようにする。 【解決手段】 光源から被検出物体へ入射する角度より
も大きな角度で反射する光を受光するように配置された
第1の受光素子と、この第1の受光素子とは異なる角度
に配置された第2の受光素子とにより形成された構成で
もって、メンディングテープの有無による反射光量の大
きな変化をとらえ、それに基づいて紙上に貼られたメン
ディングテープの有無を検出することができる。また、
処理回路にて正反射成分を抽出することができるので、
紙の色柄による誤動作を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面を粗面加工し
た透明テープ、例えばメンディングテープなどの被検出
物体の有無を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の透明テープを光学的に検出する光
学式センサ装置の構成を図16及び図17に示す。図1
6に示す光学式センサ装置はLED等の光源101から
レンズ105を通してコリメート光106を被検出物体
103(以下、ワークという)に照射し、このワーク1
03により反射された光をラインセンサ107等により
受光する。このラインセンサ107はLED101から
ワーク103へ入射する角度とほぼ等しい角度でワーク
103から出射する反射光を受光するよう配置されてお
り、出射する光の受光量分布の傾きの最大値(以下、尖
塔度という)を計測することにより、ワークの判別、表
面状態の検出を行う。
【0003】また、図17に示す光学式センサ装置は、
LED等の光源101より照射される光を偏光フィルタ
104により偏光し、ワーク103に照射し、このワー
ク103において反射された光を、偏光ビームスプリッ
タ108により2つの偏光方向(偏光フィルタ104に
より偏光された光と同じ偏光方向と直交する偏光方向)
の光に分離し、この分離された光をそれぞれ第1の受光
素子102a及び第2の受光素子102bで受光する。
偏光ビームスプリッタ104は、LED101からワー
ク105へ入射する角度とほぼ等しい角度でワーク10
3から出射する反射光を受光するよう配置されており、
この反射光に含まれる2つの偏光方向を持った光の光量
を比較することによりワークの判別、表面状態の検出を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示すような構成のセンサ装置では、被検出対象物体で
ある表面を粗面加工した透明テープ(以下、メンディン
グテープという)を検出するのは困難である。以下、そ
の理由を図18、及び図19を参照して説明する。図1
8(a)に示すようにメンディングテープ6は1方向に
筋を入れることにより粗面加工が施されており、図18
(a)におけるA−A´線断面は図18(b)のごとく
である。このように凸凹があるため、図18(c)に示
すように、メンディングテープ6の表面に筋方向と直交
する方向からコリメート光106を照射すると表面の凸
凹により反射方向が変化し、高角度で反射する光ほど反
射率が高いため、表面反射光の分布も変化する。従っ
て、光源1からワーク103に入射角55゜で光を入射
させたときのメンディングテープ表面での反射特性は、
図18(d)に示すように入射角と反射角とが等しくな
いところに正反射光のピークが生じる。
【0005】また、図19は入射角をθ゜として光を照
射したときの紙と紙上に貼られたメンディングテープの
反射光の分布を示す図であり、同図から分かるように、
紙とメンディングテープのいずれも尖塔度は正反射受光
量のピークの前にあり、それらの勾配は領域110にお
いてはほぼ同じであり、従って、両ワークの尖塔度は同
じと判断される。そのため、尖塔度でワークを判別する
図16に示した光学式センサ装置では、紙上に貼られた
メンディングテープを検出することは困難である。
【0006】また、図17に示すような構成のセンサ装
置においても、紙上に貼られたメンディングテープを検
出するのは困難である。その理由を図20を参照して説
明する。図20は図17に示した構成の光学系におい
て、光源1から紙とメンディングテープに入射角55゜
で光を入射させたときの、紙とメンディングテープの正
反射光分布を示す図である。同図に示すように、入射角
(55゜)と等しい反射角においては、紙とメンディン
グテープの正反射光量はほぼ等しく、偏光の成分もほぼ
等しい。従って、第1及び第2の受光素子102a,1
02bの出力比はほぼ等しくなり、紙上に貼られたメン
ディングテープを検出するのは困難である。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、拡散反射系の被検出物体上で視
覚的にとらえにくくした透明粘着テープ、例えば、メン
ディングテープの正反射光分布のピークがある角度に受
光素子を配置することにより、メンディングテープの有
無による正反射光の分布の変化をとらえ、さらには、拡
散反射光の影響を少なくする演算を行うことにより、紙
上に貼られたメンディングテープの有無を正確に検出で
きるメンディングテープ等の被検出物体の検出装置及び
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、メンディングテープ等の有無又は
表面状態を検出する検出装置において、被検出物体に向
けて光を投光する投光手段と、前記投光手段から被検出
物体へ入射する角度より大きな角度で該被検出物体から
出射する反射光を受光するよう配置された第1の受光手
段と、前記第1の受光手段とは異なる角度に配置された
第2の受光手段と、前記第1及び第2の受光手段の各出
力に基づいて被検出物体の有無又は表面状態を検出する
処理回路とを備えているものである。
【0009】この構成においては、入射角よりも大きな
出射角度の方向にあるメンディングテープの正反射光の
ピークを第1の受光手段により受光し、この方向とは異
なる角度の光を第2の受光手段により受光する。この第
1の受光手段の反射光量と第2の受光手段の反射光量と
を比較することにより、メンディングテープの有無によ
る反射光量の大きな変化をとらえることができるので、
紙上に貼られたメンディングテープの有無を検出するこ
とができる。また、処理回路での演算により、正反射成
分を抽出することができるので、紙の色柄による誤動作
を少なくすることができる。
【0010】また、本発明は、上記構成において、第1
の受光手段をメンディングテープ等の目標とする被検出
対象の物体とそれ以外の物体とで受光量差が大きくなる
ような位置に配置し、第2の受光手段を該メンディング
テープ等の目標とする被検出対象の物体とそれ以外の物
体とで受光量差が小さくなるような位置に配置してもよ
い。この構成においては、第1の受光手段による受光量
は入射角よりも大きな出射角度の方向に正反射光のピー
クがあるメンディングテープと、それ以外の物体とで反
射光量差が大きくなる。第2の受光手段による受光量は
それら両物体とで反射光量差が小さくなる。従って、第
1の受光手段の反射光量と第2の受光手段の反射光量と
を比較することにより、紙上に貼られたメンディングテ
ープの有無を検出することができる。
【0011】また、本発明は上記構成において、投光手
段と第1及び第2の受光手段に偏光手段を備えてもよ
い。この構成においては、拡散反射成分を半分に減らす
ことができるので、請求項1記載の構成よりも、より正
確に紙上のメンディングテープの有無を検出でき、ま
た、紙の色柄による誤動作を、より少なくすることがで
きる。
【0012】また、請求項4の発明はメンディングテー
プ等の被検出物体の有無又は表面状態を検出する検出装
置において、被検出物体に向けて光を投光する投光手段
と、前記投光手段から被検出物体へ入射する角度よりも
大きな角度で被検出物体から出射する反射光を受光する
よう配置された第1の受光手段と、前記投光手段から被
検出物体へ入射する角度とほぼ等しい角度で被検出物体
から出射する反射光を受光するよう配置された第2の受
光手段と、前記投光手段から被検出物体へ入射する角度
よりも小さな角度で被検出物体から出射する反射光を受
光するよう配置された第3の受光手段と、前記第1、第
2及び第3の受光手段の各出力に基づいて被検出物体の
有無又は表面状態を検出する処理回路とを備えているも
のである。
【0013】この構成においては、入射角よりも大きな
出射角度の方向にあるメンディングテープの正反射成分
のピークを第1の受光手段により受光し、入射角と等し
い出射角度の方向にある紙の正反射光成分のピークを第
2の受光手段により受光し、拡散反射光を第3の受光手
段により受光する。この第1及び第2の受光手段の受光
量と第3の受光手段の受光量とを比較することにより、
正反射光成分を抽出することができるので、請求項1記
載の構成よりも、より正確に紙上に貼られたメンディン
グテープの有無を検出することができ、また、紙の色柄
による誤動作を少なくすることができ、さらに、光源の
光量変動による影響を少なくすることができる。
【0014】また、本発明は、上記構成において、投光
手段と第1、第2及び第3の受光手段に偏光手段を備
え、第1及び第2の受光手段に備えられた偏光手段は、
投光手段に備えられた偏光手段が偏光する光と同じ偏光
方向の光を通過させるものであり、第3の受光手段に備
えられた偏光手段は、投光手段に備えられた偏光手段が
偏光する光と直交する光を通過させるものであってもよ
い。この構成においては、第1及び第2の受光手段によ
り受光されている反射光量中の拡散反射成分を半分に減
らすことができ、拡散反射成分の影響を減らすことがで
きるので、紙の色柄による誤動作を少なくすることがで
きる。また、紙上に貼られたメンディングテープの有無
をより正確に検出することができる。
【0015】また、本発明は、上記請求項4の構成にお
いて、投光手段と第3の受光手段に偏光手段を備え、こ
の第3の受光手段に備えられた偏光手段は投光手段に備
えられた偏光手段が偏光する光と直交する偏光方向の光
を通過させるものであってもよく、この構成においても
拡散反射成分の影響を減らすことができるので、紙上に
貼られたメンディングテープの有無をより正確に検出す
ることができる。
【0016】また、請求項7の発明は、メンディングテ
ープ等の被検出物体に向けて光を投光し被検出物体によ
り反射された光のうち、被検出物体へ入射する角度より
大きな角度で被検出物体から出射する光と、上記角度と
異なる角度で被検出物体から出射する光をそれぞれ受光
し、それらの受光量を電気信号に変換し、この電気信号
を処理回路にて処理することにより、被検出物体の有無
又は表面状態を検出するものであり、この方法によれ
ば、メンディングテープの有無による正反射光の分布の
変化をとらえることができるので、紙上に貼られたメン
ディングテープの有無を検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を参照して説明する。 (第1実施例)図1は第1実施例によるメンディングテ
ープ等の被検出物体の検出装置の構成図である。この検
出装置は、光源1から被検出物体3(以下、ワークとい
う)に向けて光を照射し、このワーク3において反射さ
れた光を2つの受光素子2a,2bにより受光する構成
において、この第1の受光素子2aは光源1からワーク
3へ入射する角度(θ0 )よりも大きな角度で反射する
光を受光する位置に配置されているものである。この第
1の受光素子の配置されている角度θ1 は、(θ0 +5
゜)〜(θ0 +15゜)の範囲が望ましい。第2の受光
素子2bは第1の受光素子2aとは異なる角度で、例え
ば、光源1による投光のワーク3からの正反射光を受光
し得る角度位置(θ0 =θ2 )に設ければよい。そし
て、第1及び第2の受光素子2a,2bの入射するワー
ク3からの反射光のなす角度が5゜〜15゜程度とすれ
ばよい。また、第1及び第2の受光素子2a,2bは、
光源1より投光された光の光線方向とワーク3面に対し
垂直な方向で規定される面(以下、入射面という)上に
配置されている。
【0018】従来のメンディングテープ等の被検出物体
の有無又は表面状態を検出する検出装置では、正反射光
の分布のピーク値は入射角=反射角の関係を満す角度に
くるという前提で作られていた。そのため、目標とする
被検出対象の物体(メンディングテープ等)とそれ以外
の物体(紙等)の正反射光の光量差が大きくなる位置に
は受光素子は配置されておらず、紙上に貼られたメンデ
ィングテープの有無を検出することが困難なことがあっ
た。本実施例では、入射角よりも大きな出射角度の方向
にあるメンディングテープの正反射光のピークを第1の
受光素子2aにより受光し、この方向とは異なる角度の
光を第2の受光素子2bにより受光し、この第1の受光
素子2aの受光量と第2の受光素子2bの受光量を処理
回路にて比較することにより、メンディングテープの有
無による反射光量の大きな変化をとらえることができる
ので、紙上に貼られたメンディングテープの有無を検出
することができる。より詳細に説明すると、図19に示
したように、紙と紙上に貼られたメンディングテープで
は、正反射光量のピーク位置がずれる。そこで、紙と紙
上に貼られたメンディングテープの正反射光のセンサに
よる受光光量差を最大にするには、メンディングテープ
等の目標とする被検出対象の物体のピーク位置と、紙等
の目標とする被検出対象の物体以外の物体のピーク位置
に受光素子を配置するのが最も効果的である。紙上に貼
られたメンディングテープの正反射光のピークは、上述
したように、光源1からワーク3へ入射する角度よりも
5゜から15゜程大きな位置にあり、また、紙の正反射
光のピークは、光源1からワーク3へ入力する角度とほ
ぼ等しい位置にある。従って、それぞれの位置に第1及
び第2の受光素子2a,2bを配置すると、より正確な
メンディングテープの検出ができる。
【0019】第1の実施例によるメンディングテープ等
の被検出物体の検出装置の処理回路図を図10に示す。
発振回路20からの発振出力を受けた投光パルス発生回
路21は投光パルス信号を発生し、光源1を駆動する。
これにより光源1はパルス的に投光し、この投光のう
ち、ワーク3で反射した光は、2つの受光素子2a,2
bにより受光され、電気信号に変換される。これら電気
信号は各ピークホールド回路22a,22bによってピ
ーク値が検出され、演算回路23に送られる。この演算
回路23は各ピーク値を演算(減算)し、この演算値は
判断回路24に送られ、しきい値25と比較され、検出
信号が出力される。このように、光源1からワーク3へ
入射する角度よりも大きな角度で反射する光を受光する
第1の受光素子2aにより、紙と紙上に貼られたメンデ
ィングテープにおける正反射光の光量の変化をとらえ、
この第1の受光素子2aと他の受光素子(第2の受光素
子2b)との光量差を処理回路にて比較することによ
り、紙上に貼られたメンディングテープを検出すること
ができる。
【0020】なお、上記では、第2の受光素子2bを光
源1からの投光のワーク3への入射角(θ0 )とほぼ等
しい角度で反射する光を受光する位置に配置したものを
示したが、第2の受光素子2bの配置位置はこれに限ら
ず、第1の受光素子2aとは異なる任意の角度位置を取
り得る。
【0021】(第2実施例)図2にその構成を示す。第
2実施例は上述の第1実施例において、第2の受光素子
2bを、光源1からワーク3へ入射する角度(θ0 )よ
りも小さな角度(θ2 )で反射する光を受光する位置に
配置するものである。第1の受光素子2aは前述と同じ
である。
【0022】上述した実施例1のセンサ装置において
は、メンディングテープの検出は可能となるが、正反射
光と拡散反射光の両方の光を受光している上に正反射光
量が少ないため、紙の色によっては検出が難しくなる。
【0023】以下、この理由を図3を参照して説明す
る。図3(b),(c)は、図3(a)に示す光学系に
おいて、ワークが紙である場合と紙上に貼られたメンデ
ィングテープである場合の、第2及び第1の受光素子2
b,2aの信号量(PD2 ,PD1 )、及びその信号差
を示す。図3(c)に示すように、メンディングテープ
における正反射光量の信号差はマイナスとなる。これは
第1の受光素子2aにより、メンディングテープの正反
射光のピークをとらえるためである。また、図3(d)
のように、これら信号差を判別スレッシュと比較するこ
とにより、紙とメンディングテープの判別を行ってい
る。なお、図3(b),(c)において、PD1 ,PD
2 の拡散反射光量は、それぞれ等しいものとしている。
【0024】しかし、紙の色が黒く、拡散反射光量が減
少した場合は図3(e)のように紙の信号差もメンディ
ングテープの信号差も判別スレッシュを越えることがで
きず、紙とメンディングテープを判別することはできな
くなる。これは、正反射光量は紙の色の影響を受けない
が、拡散反射光量は紙の色により増減するためである。
このように、実施例1の構成の光学式センサ装置におい
ては、紙の色柄によっては、紙上に貼られたメンディン
グテープを検出することが困難となることがある。
【0025】この紙の色柄による影響を少なくするに
は、第2の受光素子2bの信号量に1以下の係数を掛け
ると効果がでる。特に、第2の受光素子2bにより受光
される拡散反射光量が第1の受光素子2aにより受光さ
れる拡散反射光量と等しくなるような係数を掛けると最
も効果的である。
【0026】以下、その理由を図4を参照して説明す
る。図4(a)及び図4(b)は、ワークが紙とメンデ
ィングテープであるときの第2及び第1の受光素子2
b,2aの信号量(PD2 ,PD1 )と、信号差を示す
図であり、これらは図3(b),(c)と同じ図であ
る。図4(a)と(b)及び(c)と(d)において、
PD1 ,PD2 の拡散反射光量は、それぞれ等しいもの
としている。ここで、拡散反射光はランバート分布で仮
定することができるため、第2の受光素子2bにより受
光される拡散反射光量は、第1の受光素子2aにより受
光される拡散反射光量の(cosθ2 /cosθ1 )倍
である。従って、係数を(cosθ1 /cosθ2 )と
し、この係数を第2の受光素子2bの信号量(PD2
に掛け、この値から第1の受光素子2aの信号量(PD
1 )を差し引くと、図4(c),(d)に示すように、
正反射成分を抽出できる。即ち、上述したような演算に
より、拡散反射光量の影響を減らすことができる。な
お、第2の受光素子2bを正反射光の入らない位置に配
置すると、拡散反射光量をより正確にとらえることがで
きるので、信号中の拡散反射成分の影響をさらに減らす
ことができ、紙の色柄に関係なく紙上に貼られたメンデ
ィングテープを検出することができる。
【0027】また、図11は第2の実施例によるメンデ
ィングテープ等の被検出物体の有無又は表面状態を検出
する検出装置の処理回路図である。本実施例による処理
回路図は、図10の処理回路において、ピークホールド
回路22bと演算回路23の間に第2の演算回路23b
を備えるものであり、この第2の演算回路23bはピー
クホールド回路22bにより検出された値に係数を掛け
るものである。この第2の演算回路23bにより演算さ
れた値とピークホールド回路23aにより検出された値
を演算回路23aに送り演算(減算)する。このよう
に、拡散反射光量を打算することができるので、信号量
中の拡散反射成分の影響を減らすことができ、紙の色柄
による誤動作を少なくすることができる。
【0028】(第3実施例)図5にその構成を示す。本
実施例は、上述の第1実施例の第1の受光素子2a及び
第2の受光素子2bに加えて、さらに、第3の受光素子
2cを、光源1からワーク3へ入射する角度より小さな
角度で反射する光を受光する位置に配置するものであ
る。即ち、第1の受光素子2aによりメンディングテー
プの正反射光のピーク値を、第2の受光素子2bにより
紙の正反射光のピーク値を、第3の受光素子2cにより
拡散反射光をそれぞれ受光し、実施例2に上述したもの
と同様の演算を行うことにより、拡散反射光量を演算す
ることにより、紙上に貼られたメンディングテープの有
無を判別でき、さらに、紙の色柄による誤動作を少なく
することができる。
【0029】また、図12は第3の実施例によるメンデ
ィングテープ等の被検出物体の検出装置の処理回路図で
ある。本実施例による処理回路図は、図11の処理回路
に、第3の受光素子2c,第3のピークホールド回路2
2c,第3の演算回路23cを加えたものである。この
第3の演算回路23cは第3のピークホールド回路22
cにより検出された値に係数を掛けるものであり、この
第3の演算回路23cにより演算された値は、第1の演
算回路23a,第2の演算回路23bに送られ、第1の
ピークホールド回路22a,第2のピークホールド回路
22bにより検出された値とそれぞれ演算(減算)され
る。
【0030】上述したように、2つの受光素子で構成さ
れている検出装置(図1及び図2)では、1つの受光素
子により拡散光反射光量を検出し、この値と他の受光素
子による反射光量とを比較することにより正反射成分を
抽出している。従って、実質的には1つの受光素子の受
光量により判別を行っているため、光源の光量変動等に
より誤動作が生じるという問題がある。それに対して、
本実施例は、3つの受光素子により、2つの方向の正反
射光成分を抽出することができるので、光源の光量変動
の影響を少なくすることができる。また、実施例2と同
様、紙の色柄による誤動作を少なくすることができる。
【0031】(第4実施例)図6は、第4の実施例によ
るメンディングテープ等の被検出物体の有無又は表面状
態を検出する検出装置の構成図である。本実施例は、図
1に示した構成の検出装置において、光源1、第1の受
光素子2a及び第2の受光素子2bのそれぞれに偏光手
段(偏光フィルタ)を配置するものであり、第2及び第
3の偏光フィルタ4b,4cは第1の偏光フィルタ4a
と同じ偏光方向の光を通過させるものである。また、処
理回路図は図10または図11と同じである。前述の第
3実施例においては、拡散光反射光成分を除去するため
第3の受光素子2cを配置したが、本実施例は2つの受
光素子により同じような効果を得るものである。
【0032】以下、その理由を図7を参照して説明す
る。図7(a)は、光源1よりS偏光の光を照射したと
きのワーク表面における拡散反射光の反射状態を示す図
であり、同図より拡散反射光はランバート分布をとって
おり、偏光状態はランダムである(どの方向で受光して
もS偏光とP偏光比は1:1である。)ことが分かる。
また、図7(b)は、光源1よりS偏光方向の光を照射
したときの正反射光の反射状態を示す図であり、同図よ
り正反射光は入射角と等しい方向に進み、偏光方向は保
存されることが分かる。従って、図6に示すように、光
源1よりS偏光の光をワークに照射し、第2及び第3の
偏光フィルタ4b,4cを介して第1及び第2の受光素
子2a,2bにより受光すると、それぞれの受光素子に
おける正反射成分量は変化せず、拡散反射成分量は半分
になる。従って、実施例1及び実施例2よりも正確に正
反射光成分の抽出をすることができ、紙の色柄による誤
動作をより少なくすることができる。
【0033】(第5実施例)本実施例は、上述の図6に
示した第4実施例の構成において、第1の受光素子2a
は投光と同じ偏光方向の光を受光し、第2の受光素子は
2bは投光と直交する偏光方向の光を受光する構成とす
るものである。即ち、第2の偏光フィルタ4bは第1の
偏光フィルタ4aと同じ偏光方向の光を通過させるもの
であり、第3の偏光フィルタ4cは第1の偏光フィルタ
4aと直交する偏光方向の光を通過させるものとする。
【0034】図7において、投光と直交する偏光方向の
成分は全て拡散反射成分であることを示したが、この投
光と直交する偏光方向の成分を、第3の偏光フィルタ4
cを介して第2の受光素子2bにより受光すると、第2
の受光素子2bでは拡散反射光量だけを得ることができ
ることが分かる。従って、第1の受光素子2aでの受光
量PD1 は、(正反射光量)+1/2(拡散反射光量)
であり、第2の受光素子2bでの受光量PD2 は、1/
2(拡散反射光量)であるため、 (PD1 )−(PD2 )×k k:cosθ1 /cosθ2 の演算により、正反射光成分を抽出することができ、紙
の色柄による誤動作を少なくすることができる。
【0035】(第6実施例)図8にその構造を示す。第
6実施例は、上述の第3の実施例の光源1、第1の受光
素子2a、第2の受光素子2b及び第3の受光素子2c
それぞれに偏光フィルタを配置するものである。さら
に、第2及び第3の偏光フィルタ4b,4cは第1の偏
光フィルタ4aと同じ偏光方向の光を通過させるもので
あり、第4の偏光フィルタ4dは第1の偏光フィルタ4
aと直交する偏光方向の光を通過させるものである。ま
た、処理回路は図12と同じである。
【0036】本実施例においては、第1の受光素子2a
の受光量PD1 、及び第2の受光素子2bでの受光量P
2 は、(正反射光量)+1/2(拡散反射光量)であ
り、第3の受光素子2cでの受光量PD3 は、1/2
(拡散反射光量)であるため、 {(PD1 )−(PD3 )×k1 }−{(PD2 )−
(PD3 )×k2 } k1 :cosθ1 /cosθ3 , k2 :cosθ2
/cosθ3 の演算により、正反射光成分を抽出することができ、紙
の色柄による誤動作をさらに少なくすることができる。
【0037】(第7実施例)図9にその構造を示す。第
7実施例は上述の第6の実施例の第2及び第3の偏光フ
ィルタ4b,4cを取り除いたものであり、また、処理
回路は図12と同じである。
【0038】本実施例においては、第1の受光素子2a
での受光量PD1 、及び第2の受光素子2bでの受光量
PD2 は、(正反射光量)+(拡散反射光量)であり、
第3の受光素子2cでの受光量PD3 は、1/2(拡散
反射光量)であるため、 {(PD1 )−2×(PD3 )×k1 }−{(PD2
−2×(PD3 )×k2 } k1 :cosθ1 /cosθ3 , k2 :cosθ2
/cosθ3 の演算により、上述の実施例6と同様、正反射光成分を
抽出することができ、紙の色柄による誤動作を少なくす
ることができる。また、上述した実施例6の装置よりも
センサヘッド部の小型化を図ることができる。
【0039】(第8実施例)次に、メンディングテープ
等の被検出物体の検出装置の第8の実施例について図1
3を参照して説明する。図13は、S偏光とP偏光の透
明体反射率を示す図である。本実施例の検出装置は、第
4〜第7実施例の構成において、投光に用いる偏光方向
をS偏光とするものである。図13に示すようにS偏光
の表面反射率はP偏光の表面反射率より大きい。従っ
て、S偏光の光を投光した方がP偏光の光を投光するよ
りも正確な検出を行うことができる。
【0040】(第9実施例)次に、メンディングテープ
等の被検出物体の検出装置の第9の実施例について図1
4を参照して説明する。図14は紙幣5上に貼られたメ
ンディングテープ6の検知方法を示しており、本発明の
応用例を示している。紙幣5は少し光沢があり、その反
射特性はメンディングテープ6と近似しているため、図
16及び図17に示した従来の検出装置においては、紙
幣上のメンディングテープ6の検出は困難であった。し
かし、本発明の検出装置においては、光源より入射する
角度よりも大きな角度で反射する光と、光源より入射す
る角度とほぼ同じ角度で反射する光の2つの光を受光す
ることにより検出を行うため、紙幣上のメンディングテ
ープの有無を検出することができる。
【0041】(第10実施例)次に、メンディングテー
プ等の被検出物体の検出装置の第10の実施例につい
て、図15を参照して説明する。本実施例は上述した実
施例1から7における検出装置において、受光素子を入
射面とは異なる位置に配置するものである。図15
(b)は、図15(a)の測定系において、θy =0に
おけるX軸方向の紙とメンディングテープの反射特性を
示しており、同図より、θx =θ0 ,θx =θ1 の角度
に2つの受光素子を配置することにより、紙上に貼られ
たメンディングテープの有無を検出できることが分か
る。また、図15(c)は、θx =θ1 (θ1 は任意の
角度)におけるY軸方向の紙とメンディングテープの反
射特性であり、θy =0の角度、即ち入射面内において
最も大きな値となることを示しており、同図より、この
面内に配置された受光素子の感度が最も良いことが分か
る。しかし、θy =0以外の角度(入射面とは異なる面
上)においても正反射光の存在し、正反射光の存在する
角度であれば、正反射光の反射特性は保存される。この
ことから、受光素子は入射面上に限らず、入射面とは異
なる任意の面上に配置し得ることが分かる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光源から
被検出物体へ入射する角度よりも大きな角度で反射する
光を受光するように配置された第1の受光素子と、この
第1の受光素子とは異なる角度に配置された第2の受光
素子とにより形成された構成でもって、メンディングテ
ープの有無による反射光量の大きな変化をとらえ、それ
に基づいて紙上に貼られたメンディングテープの有無を
検出することができる。また、処理回路にて正反射成分
を抽出することができるので、紙の色柄による誤動作を
少なくすることができる。また、メンディングテープ等
の目標とする被検出対象の物体とそれ以外の物体とで受
光量差が大きくなる位置に配置された第1の受光素子
と、該メンディングテープ等の目標とする被検出対象の
物体とそれ以外の物体とで受光量差が小さくなるような
位置に配置された第2の受光素子により構成されていれ
ば、第1の受光手段による受光量は入射角よりも大きな
出射角度の方向に正反射光のピークがあるメンディング
テープと、それ以外の物体とで反射光量差が大きくな
る。第2の受光素子による受光量はそれら両物体とで反
射光量差が小さくなる。従って、第1の受光素子の反射
光量と第2の受光素子の反射光量とを比較することによ
り、紙上に貼られたメンディングテープの有無を検出す
ることができる。また、光源から偏光を持った光を投光
し、第1、第2の受光素子に投光された光と同じ偏光方
向の光を通過させる偏光フィルタを配置する構成として
もよく、その場合、受光素子での拡散反射光の受光量を
半分に減らすことができるので、検出感度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるメンディングテープ
等の被検出物体の有無又は表面状態を検出する検出装置
の構成図である。
【図2】第2実施例によるメンディングテープ等の被検
出物体の有無又は表面状態を検出する検出装置の構成図
である。
【図3】(a)はワークへ光を投光したときの光学系を
示す図、(b),(c)はワークが紙と紙上のメンディ
ングテープであるときの第1及び第2の受光素子2a,
2bの信号量と信号差を示す図、(e),(f)はそれ
ぞれのワークにおける信号量を判別スレッシュと比較し
たときの結果を示す図である。
【図4】(a),(b)はワークが紙と紙上のメンディ
ングテープであるときの第1及び第2の受光素子2a,
2bの信号量と信号差を示す図、(c),(d)はワー
クが紙と紙上のメンディングテープであるときの第2の
受光素子2bの反射光量値に係数(cosθ1 /cos
θ2 )を掛けたときの信号量と信号差を示す図である。
【図5】第3実施例によるメンディングテープ等の被検
出物体の有無又は表面状態を検出する検出装置の構成図
である。
【図6】第4及び第5実施例によるメンディングテープ
等の被検出物体の有無又は表面状態を検出する検出装置
の構成図である。
【図7】(a)は光源1よりS偏光の光を照射したとき
の拡散反射光の反射状態を示す図、(b)は光源1より
S偏光方向の光を照射したときの正反射光の反射状態を
示す図である。
【図8】第6実施例によるメンディングテープ等の被検
出物体の有無又は表面状態を検出する検出装置の構成図
である。
【図9】第7実施例によるメンディングテープ等の被検
出物体の有無又は表面状態を検出する検出装置の構成図
である。
【図10】第1実施例による検出装置の処理回路図であ
る。
【図11】第2実施例による検出装置の処理回路図であ
る。
【図12】第3実施例による検出装置の処理回路図であ
る。
【図13】実施例8によるS偏光とP偏光の透明体反射
率を示す図である。
【図14】実施例9による紙幣5上に貼られたメンディ
ングテープ6の検知方法を示す図である。
【図15】(a)は第10実施例の測定系を示す図、
(b)は、θy =0におけるX軸方向の紙とメンディン
グテープの反射特性を示す図、(c)は、θx =θ1
おけるY軸方向の紙とメンディングテープの反射特性を
示す図である。
【図16】従来の透明テープを光学的に検出する光学式
センサ装置の構成図である。
【図17】従来の透明テープを光学的に検出する光学式
センサ装置の構成図である。
【図18】(a)はメンディングテープの構成図、
(b)は(a)におけるメンディングテープのA−A´
線における断面拡大図、(c)はメンディングテープに
コリメート光を照射したときの表面での反射状態を示す
図、(d)は入射光の入射角を55゜としたときのメン
ディングテープ表面における反射特性を示す図である。
【図19】入射角をθ゜として光を照射したときの紙と
紙上に貼られたメンディングテープの反射光の分布を示
す図である。
【図20】光源から紙とメンディングテープに向けて、
入射角55゜で光を入射したときの、紙とメンディング
テープの正反射光分布を示す図である。
【符号の説明】
1 投光手段(光源) 2a 第1の受光手段(受光素子) 2b 第2の受光手段 2c 第3の受光手段 3 被検出物体 4a 第1の偏光手段(偏光フィルタ) 4b 第2の偏光手段 4c 第3の偏光手段 4d 第4の偏光手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】(a)はワークへ光を投光したときの光学系を
示す図、(b),(c)はワークが紙と紙上のメンディ
ングテープであるときの第1及び第2の受光素子2a,
2bの信号量と信号差を示す図、(d),(e)はそれ
ぞれのワークにおける信号量を判別スレッシュと比較し
たときの結果を示す図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンディングテープ等の有無又は表面状
    態を検出する検出装置において、 被検出物体に向けて光を投光する投光手段と、 前記投光手段から被検出物体へ入射する角度より大きな
    角度で該被検出物体から出射する反射光を受光するよう
    配置された第1の受光手段と、 前記第1の受光手段とは異なる角度に配置された第2の
    受光手段と、 前記第1及び第2の受光手段の各出力に基づいて被検出
    物体の有無又は表面状態を検出する処理回路と、を備え
    たことを特徴とするメンディングテープ等の被検出物体
    の検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の受光手段は、メンディングテ
    ープ等の目標とする被検出対象の物体とそれ以外の物体
    とで受光量差が大きくなるような位置に配置され、前記
    第2の受光手段は、該メンディングテープ等の目標とす
    る被検出対象の物体とそれ以外の物体とで受光量差が小
    さくなるような位置に配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載のメンディングテープ等の被検出物体の
    検出装置。
  3. 【請求項3】 前記投光手段と前記第1及び第2の受光
    手段に偏光手段を備えたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のメンディングテープ等の被検出物体の
    検出装置。
  4. 【請求項4】 メンディングテープ等の有無又は表面状
    態を検出する検出装置において、 被検出物体に向けて光を投光する投光手段と、 前記投光手段から被検出物体へ入射する角度よりも大き
    な角度で被検出物体から出射する反射光を受光するよう
    配置された第1の受光手段と、 前記投光手段から被検出物体へ入射する角度とほぼ等し
    い角度で被検出物体から出射する反射光を受光するよう
    配置された第2の受光手段と、 前記投光手段から被検出物体へ入射する角度よりも小さ
    な角度で被検出物体から出射する反射光を受光するよう
    配置された第3の受光手段と、 前記第1、第2及び第3の受光手段の各出力に基づいて
    被検出物体の有無又は表面状態を検出する処理回路と、
    を備えたことを特徴とするメンディングテープ等の被検
    出物体の検出装置。
  5. 【請求項5】 前記投光手段と前記第1、第2及び第3
    の受光手段に偏光手段を備え、前記第1及び第2の受光
    手段に備えられた偏光手段は、前記投光手段に備えられ
    た偏光手段が偏光する光と同じ偏光方向の光を通過させ
    るものであり、前記第3の受光手段に備えられた偏光手
    段は、前記投光手段に備えられた偏光手段が偏光する光
    と直交する光を通過させるものであることを特徴とする
    請求項4に記載のメンディングテープ等の被検出物体の
    検出装置。
  6. 【請求項6】 前記投光手段と前記第3の受光手段に偏
    光手段を備え、この第3の受光手段に備えられた偏光手
    段は、前記投光手段に備えられた偏光手段が偏光する光
    と直交する偏光方向の光を通過させるものであることを
    特徴とする請求項4に記載のメンディングテープ等の被
    検出物体の検出装置。
  7. 【請求項7】 メンディングテープ等の被検出物体に向
    けて光を投光し、被検出物体により反射された光のう
    ち、被検出物体へ入射する角度と異なる角度で被検出物
    体から出射する光と、この第1の受光手段が受光する光
    とは異なる角度で被検出物体から出射する光をそれぞれ
    受光し、それらの受光量を電気信号に変換し、この電気
    信号を処理回路にて処理することにより、被検出物体の
    有無又は表面状態を検出することを特徴とするメンディ
    ングテープ等の被検出物体の検出方法。
JP8052381A 1996-02-14 1996-02-14 メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法 Withdrawn JPH09218084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052381A JPH09218084A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8052381A JPH09218084A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09218084A true JPH09218084A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12913234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8052381A Withdrawn JPH09218084A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09218084A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099608A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー量検知センサー、および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016099608A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー量検知センサー、および画像形成装置
CN105629688A (zh) * 2014-11-26 2016-06-01 京瓷办公信息系统株式会社 调色剂检测传感器及图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3145699B2 (ja) 媒体判別および媒体存在のセンサ
US7780258B2 (en) Media sensor with polarization filter
JP2729976B2 (ja) 転写形カラープリンタのトナー付着量測定装置
JPH10186050A (ja) 光電センサとこの光電センサを用いた紙送り装置
JPH07209079A (ja) 光学装置
JPH09218084A (ja) メンディングテープ等の被検出物体の検出装置及びその検出方法
JP3617549B2 (ja) 反射型光電センサ
EP0905505A1 (en) Apparatus and methods for assessing the resistance of a material to damage from exposure to high-intensity polarized laser light
JP4058246B2 (ja) 紙葉類に貼着されたテープ体の検出方法及び装置
JP2873450B2 (ja) 光による欠点検査装置
JPH10281991A (ja) 光沢センサ
JP3328666B2 (ja) 光学装置および紙幣判別装置
JP2003332614A (ja) 光結合装置およびそれを用いた情報機器
JP2001216877A (ja) リフレクタ反射型光電センサ
JPH1137740A (ja) 紙葉類の損傷検知装置
JPS59157512A (ja) 光学式位置検出装置
JP3050590B2 (ja) 透明体の検出装置及び複屈折測定方法
JPH09210774A (ja) 光学式センサ装置
JP2001004326A (ja) シート状物の側縁検査装置及び方法
JPS61203522A (ja) 反射形光電スイツチ
JPH10204637A (ja) 透明板の表裏判別方法、光学式センサ及び透明板の表裏検査装置
JP3264143B2 (ja) 光学式センサ装置
JP3012128B2 (ja) 硬貨判別装置
JP2022180033A (ja) 光学式間隙測定装置及び光学式間隙測定方法
JPH0520237U (ja) 光フアイバ式光電スイツチ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506