JPH09217950A - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
- Publication number
- JPH09217950A JPH09217950A JP8025224A JP2522496A JPH09217950A JP H09217950 A JPH09217950 A JP H09217950A JP 8025224 A JP8025224 A JP 8025224A JP 2522496 A JP2522496 A JP 2522496A JP H09217950 A JPH09217950 A JP H09217950A
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- JP
- Japan
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- air
- humidifier
- humidifying
- air passage
- suction port
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設の送風機器の送風機能を利用して簡易に
室内の空気に加湿処理を施す。 【解決手段】 吸込口3と吹出口4を有する風路の途中
に自然蒸発式の加湿エレメント2を介在させ、風路を通
過する空気を加湿できるように構成するとともに、風路
の吹出口4側に室内の空気を吸込み室内へ吹出す送風機
器の吸込み側に接続するための接続手段13を設ける。
室内の空気に加湿処理を施す。 【解決手段】 吸込口3と吹出口4を有する風路の途中
に自然蒸発式の加湿エレメント2を介在させ、風路を通
過する空気を加湿できるように構成するとともに、風路
の吹出口4側に室内の空気を吸込み室内へ吹出す送風機
器の吸込み側に接続するための接続手段13を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気を加湿
処理する加湿器に関する技術分野に属するものである。
処理する加湿器に関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の空気を加湿処理する加湿器には、
自然蒸発式や超音波式や水噴霧式が広く知られている。
自然蒸発式は、透湿膜で構成された加湿エレメントを通
風路内に収め込んだ構成であり、処理空気が飽和水蒸気
量以上にはならない特徴がある。そのため特開平3―2
30036号公報に示されているように換気空調装置の
一環として組込まれたりしている。空調装置との関連を
持つこの種のものでは、空調装置の送風機能を利用する
ため、自体には送風機を備える必要はないが、単独で機
能する自然蒸発式の加湿装置では送風機が必要である。
自然蒸発式や超音波式や水噴霧式が広く知られている。
自然蒸発式は、透湿膜で構成された加湿エレメントを通
風路内に収め込んだ構成であり、処理空気が飽和水蒸気
量以上にはならない特徴がある。そのため特開平3―2
30036号公報に示されているように換気空調装置の
一環として組込まれたりしている。空調装置との関連を
持つこの種のものでは、空調装置の送風機能を利用する
ため、自体には送風機を備える必要はないが、単独で機
能する自然蒸発式の加湿装置では送風機が必要である。
【0003】特開平3―230036号公報に示されて
いるように換気空調装置に加湿装置を接続すれば、各部
屋に個別に加湿装置を設備しなくても加湿した空気を各
部屋に給気することもできる。
いるように換気空調装置に加湿装置を接続すれば、各部
屋に個別に加湿装置を設備しなくても加湿した空気を各
部屋に給気することもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
湿器において、換気空調装置との関連で機能するもの
は、自体には送風機は不要なため簡素な構成となってい
るが、室温より低い給気流を加湿することになるため、
能力の大きな大型の加湿器となる。そのため、既設の換
気空調装置に加湿器を付加しようとしても、大がかりな
改装工事が必要になり簡易性の点で問題が残る。
湿器において、換気空調装置との関連で機能するもの
は、自体には送風機は不要なため簡素な構成となってい
るが、室温より低い給気流を加湿することになるため、
能力の大きな大型の加湿器となる。そのため、既設の換
気空調装置に加湿器を付加しようとしても、大がかりな
改装工事が必要になり簡易性の点で問題が残る。
【0005】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、既設
の送風機器の送風機能を利用して簡易に室内の空気に加
湿処理を施すことができる構成が簡素で使い易い自然蒸
発式の加湿器を得ることであり、その加湿器の送風機器
への適用性の向上を図ることである。
ためになされたもので、その課題とするところは、既設
の送風機器の送風機能を利用して簡易に室内の空気に加
湿処理を施すことができる構成が簡素で使い易い自然蒸
発式の加湿器を得ることであり、その加湿器の送風機器
への適用性の向上を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、吸込口と吹出口を有する風路の途
中に自然蒸発式の加湿エレメントを介在させ、風路を通
過する空気を加湿できるように構成し、その風路の吹出
口側に室内の空気を吸込み室内へ吹出す送風機器の吸込
み側に接続するための接続手段を設ける手段を採用す
る。
に請求項1の発明は、吸込口と吹出口を有する風路の途
中に自然蒸発式の加湿エレメントを介在させ、風路を通
過する空気を加湿できるように構成し、その風路の吹出
口側に室内の空気を吸込み室内へ吹出す送風機器の吸込
み側に接続するための接続手段を設ける手段を採用す
る。
【0007】上記手段の採用により、送風機器の吸込み
側に接続手段により接続することにより、送風機器の送
風機能を利用して室温での自然蒸発による加湿処理を行
なうことができる。
側に接続手段により接続することにより、送風機器の送
風機能を利用して室温での自然蒸発による加湿処理を行
なうことができる。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、吸込口と吹出口を有する風路の途中に自然蒸発式の
加湿エレメントを介在させ、風路を通過する空気を加湿
できるように構成し、その風路の吹出口側に温風暖房機
の室内吸込口に接続するための接続手段を設ける手段を
採用する。
は、吸込口と吹出口を有する風路の途中に自然蒸発式の
加湿エレメントを介在させ、風路を通過する空気を加湿
できるように構成し、その風路の吹出口側に温風暖房機
の室内吸込口に接続するための接続手段を設ける手段を
採用する。
【0009】上記手段の採用により、温風暖房機の吸込
口に接続手段により接続することにより、温風暖房機の
送風機能を利用して室温での自然蒸発による加湿処理を
行なうことができる。
口に接続手段により接続することにより、温風暖房機の
送風機能を利用して室温での自然蒸発による加湿処理を
行なうことができる。
【0010】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる前記手段
における風路に、加湿エレメントを迂回する空気の流れ
を形成するバイパスを備える手段を採用する。
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる前記手段
における風路に、加湿エレメントを迂回する空気の流れ
を形成するバイパスを備える手段を採用する。
【0011】上記手段の採用により、請求項1又は請求
項2のいずれかにかかる前記機能とともに、接続相手に
対して加湿エレメントによる圧力損失を軽減できる。
項2のいずれかにかかる前記機能とともに、接続相手に
対して加湿エレメントによる圧力損失を軽減できる。
【0012】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる前記手段
における風路に、加湿エレメントを迂回する空気の流れ
を形成するバイパスを設け、このバイパスにはその圧力
損失を調整する調節手段を設ける手段を採用する。
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる前記手段
における風路に、加湿エレメントを迂回する空気の流れ
を形成するバイパスを設け、このバイパスにはその圧力
損失を調整する調節手段を設ける手段を採用する。
【0013】上記手段の採用により、請求項1又は請求
項2のいずれかにかかる前記機能とともに、接続相手に
応じて加湿エレメントを通過する風量に応じてバイパス
の圧力損失を調節することができる。
項2のいずれかにかかる前記機能とともに、接続相手に
応じて加湿エレメントを通過する風量に応じてバイパス
の圧力損失を調節することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 発明の実施の形態1.図1はこの実施の形態1の加湿器
を示す斜視図であり、図2と図3はそれぞれ加湿器の適
用例を示す斜視図である。この加湿器1は透湿膜による
加湿エレメント2を使った自然蒸発式である。加湿エレ
メント2は、給水可能に構成された透湿膜の袋体をコル
ゲート板状の通路形成部材と重ねて巻成形又は、葛折り
にした構成である。加湿エレメント2には通路形成部材
により透湿膜に接触して平行に走る多数の通路が構成さ
れている。
基づいて説明する。 発明の実施の形態1.図1はこの実施の形態1の加湿器
を示す斜視図であり、図2と図3はそれぞれ加湿器の適
用例を示す斜視図である。この加湿器1は透湿膜による
加湿エレメント2を使った自然蒸発式である。加湿エレ
メント2は、給水可能に構成された透湿膜の袋体をコル
ゲート板状の通路形成部材と重ねて巻成形又は、葛折り
にした構成である。加湿エレメント2には通路形成部材
により透湿膜に接触して平行に走る多数の通路が構成さ
れている。
【0015】加湿器1は、この加湿エレメント2を吸込
口3と吹出口4を有する風路の途中に加湿エレメント2
の各通路が風路の一部を構成するように介在させてな
る。風路は角形の枠状に構成された風胴5により直線状
に形成されている。風胴5の上部には加湿エレメント2
に対する給水系が配設され、風胴5の背後側である吹出
口4側には送風機器6(室内の空気を吸込み再び室内へ
吹出す送風機能を有する機器の総称として用いる)の室
内空気の吸込口に接続するための接続手段が設けられて
いる。また、風胴5の下部は立上り7が付けられ、ドレ
ンパンとして構成されている。送風機器6としては温風
暖房機や換気冷暖房機やサーキュレータなどを例示する
ことができる。
口3と吹出口4を有する風路の途中に加湿エレメント2
の各通路が風路の一部を構成するように介在させてな
る。風路は角形の枠状に構成された風胴5により直線状
に形成されている。風胴5の上部には加湿エレメント2
に対する給水系が配設され、風胴5の背後側である吹出
口4側には送風機器6(室内の空気を吸込み再び室内へ
吹出す送風機能を有する機器の総称として用いる)の室
内空気の吸込口に接続するための接続手段が設けられて
いる。また、風胴5の下部は立上り7が付けられ、ドレ
ンパンとして構成されている。送風機器6としては温風
暖房機や換気冷暖房機やサーキュレータなどを例示する
ことができる。
【0016】給水系は、加湿エレメント2まで給水源
(水道)の水を送る給水ホース8に、上流側から順にス
トレーナ9と電磁弁10と大気開放型の給水タンク11
とを配設した構成である。ストレーナ9は異物を瀘過
し、電磁弁10は、風路の一部に組付けられた制御器1
2により制御され給水タンク11への給水量を制限す
る。給水タンク11は加湿エレメント2にかかる水圧を
一定に保つ。
(水道)の水を送る給水ホース8に、上流側から順にス
トレーナ9と電磁弁10と大気開放型の給水タンク11
とを配設した構成である。ストレーナ9は異物を瀘過
し、電磁弁10は、風路の一部に組付けられた制御器1
2により制御され給水タンク11への給水量を制限す
る。給水タンク11は加湿エレメント2にかかる水圧を
一定に保つ。
【0017】接続手段は、相手となる送風機器6の吸込
口部分の構造に対応して種々工夫される。この実施の形
態1では送風機器6の吸込口の上下の板金曲げ部分に掛
着する上下の係合片13と数個のネジ挿通孔14により
構成されている。吸込口にグリルがネジ付けされている
送風機器6に対しては、グリルのネジによりグリルと共
締めにできる位置にネジ孔を設けて接続手段とすること
もできる。また、図示のものでは係合片13は、風胴5
の背面構造である板金部の曲げ形成により一体に構成し
ているが、プラスチック部品を別体として成形し、これ
を風胴5の背面構造に固定する構成としてもよい。さら
には、図4に示すように吸込口フィン15を持つ送風機
器6では、係合片13に換えて、吸込口フィン15を挟
持するチャンネル状のクリップ16を設けても良い。
口部分の構造に対応して種々工夫される。この実施の形
態1では送風機器6の吸込口の上下の板金曲げ部分に掛
着する上下の係合片13と数個のネジ挿通孔14により
構成されている。吸込口にグリルがネジ付けされている
送風機器6に対しては、グリルのネジによりグリルと共
締めにできる位置にネジ孔を設けて接続手段とすること
もできる。また、図示のものでは係合片13は、風胴5
の背面構造である板金部の曲げ形成により一体に構成し
ているが、プラスチック部品を別体として成形し、これ
を風胴5の背面構造に固定する構成としてもよい。さら
には、図4に示すように吸込口フィン15を持つ送風機
器6では、係合片13に換えて、吸込口フィン15を挟
持するチャンネル状のクリップ16を設けても良い。
【0018】上記構成の加湿器1は、図2,3に示すよ
うに例えば換気冷暖房機等の送風機器6の室内空気の吸
込口に係合片13とネジ挿通孔14を使ってその吹出口
が整合するように装着して、加湿機能を果たさせること
ができる。即ち、送風機器6により暖房していて室内が
乾燥雰囲気になったときには、加湿器1を動作させる。
加湿器1には送風機器6の送風機能により、その風路に
吸込口3から吹出口4に向う室内の空気の流れができ
る。吸込口3から吸込まれた室内の空気は、加湿エレメ
ント2の通路を通過し、自然蒸発により加湿されて吹出
口4から送風機器6の吸込口から吸込まれ、送風機器6
により暖房用に加工されて再び室内へ吹出される。これ
により、室内は加湿暖房雰囲気となる。
うに例えば換気冷暖房機等の送風機器6の室内空気の吸
込口に係合片13とネジ挿通孔14を使ってその吹出口
が整合するように装着して、加湿機能を果たさせること
ができる。即ち、送風機器6により暖房していて室内が
乾燥雰囲気になったときには、加湿器1を動作させる。
加湿器1には送風機器6の送風機能により、その風路に
吸込口3から吹出口4に向う室内の空気の流れができ
る。吸込口3から吸込まれた室内の空気は、加湿エレメ
ント2の通路を通過し、自然蒸発により加湿されて吹出
口4から送風機器6の吸込口から吸込まれ、送風機器6
により暖房用に加工されて再び室内へ吹出される。これ
により、室内は加湿暖房雰囲気となる。
【0019】このときの加湿は、室温での自然蒸発によ
り行なわれるので過剰な加湿や加湿の不足は起こらず、
適正な加湿が行なわれる。例えば、換気冷暖房機の吹出
口側で加湿処理をする場合には、吹出し温風の温度で自
然蒸発による加湿が行なわれることになり、温風の温度
により加湿能力が大きく変動する。従って、温度調節機
能が働いて送風だけの運転状態では加湿不足になった
り、強ノッチの運転状態では過剰な加湿が行なわれるこ
とになる。ダクトを介して他の部屋へ温風を供給して暖
房するような構成の換気冷暖房機では、過剰な加湿の空
気をダクトで送るとダクト内で結露し、ダクト内にドレ
ンが生じる不都合が起きる。この実施の形態1の加湿器
1は、室温での自然蒸発による加湿処理ができ、しか
も、既設の送風機器6に簡単に取り付けて、その送風機
器6の送風機能を使って手軽に加湿雰囲気を形成するこ
とができ、使い易く構成も簡素である。
り行なわれるので過剰な加湿や加湿の不足は起こらず、
適正な加湿が行なわれる。例えば、換気冷暖房機の吹出
口側で加湿処理をする場合には、吹出し温風の温度で自
然蒸発による加湿が行なわれることになり、温風の温度
により加湿能力が大きく変動する。従って、温度調節機
能が働いて送風だけの運転状態では加湿不足になった
り、強ノッチの運転状態では過剰な加湿が行なわれるこ
とになる。ダクトを介して他の部屋へ温風を供給して暖
房するような構成の換気冷暖房機では、過剰な加湿の空
気をダクトで送るとダクト内で結露し、ダクト内にドレ
ンが生じる不都合が起きる。この実施の形態1の加湿器
1は、室温での自然蒸発による加湿処理ができ、しか
も、既設の送風機器6に簡単に取り付けて、その送風機
器6の送風機能を使って手軽に加湿雰囲気を形成するこ
とができ、使い易く構成も簡素である。
【0020】発明の実施の形態2.この実施の形態2の
加湿器は、上記実施の形態1で示した加湿器1の風路に
加湿エレメント2を迂回するバイパスを設けたものであ
る。このバイパスにかかる構成以外は実施の形態1のも
のと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部
分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれ
らの説明は省略する。
加湿器は、上記実施の形態1で示した加湿器1の風路に
加湿エレメント2を迂回するバイパスを設けたものであ
る。このバイパスにかかる構成以外は実施の形態1のも
のと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部
分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれ
らの説明は省略する。
【0021】この加湿器1は図5に示すように加湿エレ
メント2の脇に加湿エレメント2の通路を経ずに吹出口
4に連絡するバイパス17を設けたものである。このバ
イパス17の通風面積の設定により取付相手の送風機器
6の風量が大きな場合でも、圧力損失による風量の低下
を防止することができる。即ち、送風機器6は加湿器1
を吸込口に付加することを前提として構成されていない
ため、全ての吸込空気を加湿エレメント2に通すように
してしまうと、送風機器6の圧力損失が増加して送風機
器6本来の機能を阻害する恐れがある。バイパス17に
より加湿エレメント2を通過する空気と直通する空気と
の配分を調整することにより、取付相手の送風機器6に
対する対応性が増す。これ以外の機能及び利点は実施の
形態1のものと同じであるのでそれらについての説明は
省略する。
メント2の脇に加湿エレメント2の通路を経ずに吹出口
4に連絡するバイパス17を設けたものである。このバ
イパス17の通風面積の設定により取付相手の送風機器
6の風量が大きな場合でも、圧力損失による風量の低下
を防止することができる。即ち、送風機器6は加湿器1
を吸込口に付加することを前提として構成されていない
ため、全ての吸込空気を加湿エレメント2に通すように
してしまうと、送風機器6の圧力損失が増加して送風機
器6本来の機能を阻害する恐れがある。バイパス17に
より加湿エレメント2を通過する空気と直通する空気と
の配分を調整することにより、取付相手の送風機器6に
対する対応性が増す。これ以外の機能及び利点は実施の
形態1のものと同じであるのでそれらについての説明は
省略する。
【0022】発明の実施の形態3.この実施の形態3の
加湿器も、上記実施の形態1で示した加湿器1の風路に
加湿エレメント2を迂回するバイパスを設けたものであ
る。このバイパスにかかる構成以外は実施の形態1のも
のと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部
分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれ
らの説明は省略する。
加湿器も、上記実施の形態1で示した加湿器1の風路に
加湿エレメント2を迂回するバイパスを設けたものであ
る。このバイパスにかかる構成以外は実施の形態1のも
のと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部
分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそれ
らの説明は省略する。
【0023】この加湿器1は図6に示すように加湿エレ
メント2の脇に加湿エレメント2の通路を経ずに吹出口
4に連絡する通風面積を調節できるバイパス18を設け
たものである。このバイパス18の通風面積の調整によ
り実施の形態2のものと同様に取付相手の送風機器6に
応じた加湿器1を構成することができる。バイパス18
の通風面積の調節は風路の吹出口4側に設けたスライド
可能の圧力損失を調節する調節板19のスライド操作に
より行ないうるように構成されている。調節板19はバ
イパス18を開度即ち、圧力損失を調節することができ
る。調節板19のスライドによるバイパス18の通風面
積の調節により加湿エレメント2を通過する空気と直通
する空気との配分を調節することができ、取付相手の送
風機器6の風量が異る場合でも、その風量特性に合わせ
てバイパス18の開口面積を調節して対応することがで
きる。また、加湿の必要が少ない中間期や夏期でも加湿
器1を付けたまま送風機器6をその機能を損なうことな
く利用することができ、使い易いものとなる。これ以外
の機能及び利点は実施の形態1のものと同じであるので
それらについての説明は省略する。
メント2の脇に加湿エレメント2の通路を経ずに吹出口
4に連絡する通風面積を調節できるバイパス18を設け
たものである。このバイパス18の通風面積の調整によ
り実施の形態2のものと同様に取付相手の送風機器6に
応じた加湿器1を構成することができる。バイパス18
の通風面積の調節は風路の吹出口4側に設けたスライド
可能の圧力損失を調節する調節板19のスライド操作に
より行ないうるように構成されている。調節板19はバ
イパス18を開度即ち、圧力損失を調節することができ
る。調節板19のスライドによるバイパス18の通風面
積の調節により加湿エレメント2を通過する空気と直通
する空気との配分を調節することができ、取付相手の送
風機器6の風量が異る場合でも、その風量特性に合わせ
てバイパス18の開口面積を調節して対応することがで
きる。また、加湿の必要が少ない中間期や夏期でも加湿
器1を付けたまま送風機器6をその機能を損なうことな
く利用することができ、使い易いものとなる。これ以外
の機能及び利点は実施の形態1のものと同じであるので
それらについての説明は省略する。
【0024】なお、いずれの実施の形態についても、給
水系の構成については本体から分離して構成してもよ
い。図5,6に示したものはボールタップ20により水
位を一定に保持できる給水タンク11を加湿エレメント
2より高位に配した構成である。また、加湿エレメント
2に減圧電磁弁を介して一定水圧で給水するように構成
すれば、給水タンク11を構成から削除することもでき
る。
水系の構成については本体から分離して構成してもよ
い。図5,6に示したものはボールタップ20により水
位を一定に保持できる給水タンク11を加湿エレメント
2より高位に配した構成である。また、加湿エレメント
2に減圧電磁弁を介して一定水圧で給水するように構成
すれば、給水タンク11を構成から削除することもでき
る。
【図1】発明の実施の形態1の加湿器の構成を示す斜視
図である。
図である。
【図2】発明の実施の形態1の加湿器の適用状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】発明の実施の形態1の加湿器の適用状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】発明の実施の形態1の加湿器の接続手段の他の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図5】発明の実施の形態2の加湿器の構成を示す斜視
図である。
図である。
【図6】発明の実施の形態3の加湿器の構成を示す斜視
図である。
図である。
1 加湿器 2 加湿エレメント 3 吸込口 4 吹出口 6 送風機器 13 係合片 14 ネジ挿通孔 17 バイパス 18 バイパス 19 調節板
Claims (4)
- 【請求項1】 吸込口と吹出口を有する風路の途中に自
然蒸発式の加湿エレメントを介在させ、上記風路を通過
する空気を加湿できるように構成するとともに、上記風
路の吹出口側に室内の空気を吸込み室内へ吹出す送風機
器の吸込み側に接続するための接続手段を設けたことを
特徴とする加湿器。 - 【請求項2】 吸込口と吹出口を有する風路の途中に自
然蒸発式の加湿エレメントを介在させ、上記風路を通過
する空気を加湿できるように構成するとともに、上記風
路の吹出口側に温風暖房機の室内吸込口に接続するため
の接続手段を設けたことを特徴とする加湿器。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の加湿器であって、風路に加湿エレメントを迂回する空
気の流れを形成するバイパスを備えたことを特徴とする
加湿器。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の加湿器であって、風路に加湿エレメントを迂回する空
気の流れを形成するバイパスを備えるとともに、このバ
イパスにその圧力損失を調整する調節手段を設けたこと
を特徴とする加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025224A JPH09217950A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025224A JPH09217950A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09217950A true JPH09217950A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12160004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8025224A Pending JPH09217950A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09217950A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011528845A (ja) * | 2008-07-23 | 2011-11-24 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 燃料電池システムで流体を加湿する加湿装置 |
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1996
- 1996-02-13 JP JP8025224A patent/JPH09217950A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011528845A (ja) * | 2008-07-23 | 2011-11-24 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 燃料電池システムで流体を加湿する加湿装置 |
US8968944B2 (en) | 2008-07-23 | 2015-03-03 | Daimler Ag | Humidifier device for humidifying a fluid in a fuel cell system |
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