JPH05248669A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05248669A
JPH05248669A JP4049250A JP4925092A JPH05248669A JP H05248669 A JPH05248669 A JP H05248669A JP 4049250 A JP4049250 A JP 4049250A JP 4925092 A JP4925092 A JP 4925092A JP H05248669 A JPH05248669 A JP H05248669A
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JP
Japan
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air
humidification
air supply
water
water supply
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Application number
JP4049250A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nomura
孝夫 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05248669A publication Critical patent/JPH05248669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加湿器の給水槽や加湿板を滅菌することによ
り、衛生的な加湿を得ることを目的とする。 【構成】 室内に給気する給気通路11に給気用送風機
13と、この給気用送風機13の風下側に、枠15内に
垂直に立設し、上方を給水槽16に臨ませた多数枚の加
湿板17を設けた気化式加湿装置14と、この気化式加
湿装置14の給水管20に電磁弁18とヒーター19を
備え、加湿時に所定時間このヒーター19を通電し、6
0℃以上の水を給水槽16に給水することにより給水槽
16や加湿板17を熱で滅菌できるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿器を組み込んだ空
気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機では、暖房時における
空気の乾きから、健康を考慮して加湿器を組み込んだ空
気調和装置が求められている。
【0003】従来、この種の空気調和装置は暖房するこ
とにより室内の空気が乾燥するのを防止するために加湿
装置が組み込まれる構成が一般的であった。以下、その
構成について図5および図6を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、外枠101内に室内に給
気する給気通路102に設けた給気用送風機103と、
この給気用送風機103の風下側に、枠104内に垂直
に立設し、上方の給水槽105に臨ませた多数枚の加湿
板106で形成された気化式加湿装置107を設けてい
る。また、108は前記給水槽105への給水を制御す
る電磁弁で、給気用送風機103が運転すると同時に電
磁弁108が開弁し、給水槽105への給水を行い、加
湿板106に水分が伝わり、加湿板106の間に通る給
気用送風機103より、送風される空気を加湿し、加湿
された空気を室内へ送風する。一方、給気用送風機10
3が停止すると同時に電磁弁108が閉弁し、給水槽1
05への給水が停止し、加湿も停止するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和装置の構成では、給気用送風機103を運転すると
同時に、電磁弁108が開弁し、給水槽105へ給水し
て、加湿板106からの加湿空気の温度が低く、加湿量
も少ないという問題があり、また、給気用送風機103
の運転を停止すると同時に、電磁弁108が閉弁し、給
水槽105への給水が停止するが、この場合、加湿板1
06に付着した塵埃が栄養物となり、この加湿板106
に細菌の増殖が生じる等、衛生的に悪いという問題があ
った。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、加湿
板を植毛されたヒーターにすることにより加湿水が温水
となり、加湿空気の温度が高くなり、暖房効果と加湿効
果を挙げることを第1の目的とする。第2の目的は、加
湿板の細菌発生を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置は
上記第1の目的を達成するために、第1の手段は、室内
に給気する給気通路に給気用送風機と、この給気用送風
機の風下側に、枠内に垂直に立設し、上方を給水槽に望
ませた多数枚の加湿板を設けた気化式加湿装置と、この
気化式加湿装置の給水管に電磁弁を備え、前記加湿板は
植毛されたヒーターとした構成とする。
【0008】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は、室内に給気する給気通路に給気用送風機と、
この給気用送風機の風下側に、枠内に垂直に立設し、上
方を給水槽に望ませた多数枚の加湿板を設けた気化式加
湿装置と、この気化式加湿装置の給水管に電磁弁を備
え、前記加湿板は植毛されたヒーターとし、このヒータ
ーへの通電を加湿時の所定時間行い、通水温度を高める
ようにした構成とした。
【0009】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、加
湿時にヒーターが入り、加湿板の加湿水温が高くなるた
め、加湿空気の温度も高くなり、暖房効果と加湿効果を
高めることができる。
【0010】また、第2の手段の構成により、加湿時の
所定時間には、加湿板となるヒーターが入り、加湿板の
加湿水が60℃以上とするため、加湿板106での細菌
を滅菌することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、1は空気調和装置の本体
で、一側に室内と連通する室内側吸込口2、および室内
側吐出口3を設けるとともに、他側に室外と連通する室
外側吸込口4および、室外側吐出口5を設けている。そ
して、前記本体1の内部は風路面6を水平面に対して4
5°傾けた四角柱形状の熱交換器7を設けている。ま
た、室内の空気を室外へ排出する排気通路8には、熱交
換器7の下流側に粗塵フィルタ9を、また、上流側には
排気用送風機10を設けるとともに、室外の空気を室内
へ給気する給気通路11には、熱交換器7の下流側に中
性能フィルタ12を、また、上流側に給気用送風機13
を設け、この給気用送風機13の風下側には、気化式加
湿装置14を、枠15内に垂直に立設し、上方の給水槽
16に臨ませた多数枚のヒーター17に全面にわたって
植毛18aが施された加湿板18で形成している。ま
た、前記給水槽16への給水制御する電磁弁19を給水
管20の途中に設けている。
【0013】上記構成により、加湿時には多数枚のヒー
ター17に植毛18aが施された加湿板18の加湿水温
が高くすることができる。
【0014】このように本発明の第1実施例の空気調和
装置によれば、加湿時、加湿空気の温度も高くなるた
め、暖房効果と加湿効果を高めることができる。
【0015】つぎに本発明の第2実施例について図4を
参照しながら説明する。図に示すように、気化式加湿装
置14の運転回路は図3の回路図に示すように、電源の
一端にスイッチ21を設け、このスイッチ21の接点A
21aには、給気用送風機13を介して電源の他端側に
接続されるとともに、電磁弁19も電源間に接続されて
いる。また、タイマー22を電源間に接続されるととも
に、このタイマー22と並列に、リレー23が前記タイ
マー22と連動するA接点22aを介して電源間に接続
され、さらには、前記リレー23に励磁されることによ
って開閉するA接点23aを介して電源間に加湿板18
のヒーター17が接続され、前記A接点22aが閉にな
ると、ヒーター17は通電する。
【0016】上記構成において、暖房時、給気用送風機
13を運転して給気通路11を熱交換器7を通った空気
が流れ、気化式加湿装置14を通って加湿され、給水管
20に設けた電磁弁19により加湿に必要な給水が行わ
れ、定期的に所定時間ヒーター17が通電し、60℃以
上の給水となる。これを図3の回路図で説明すると、ス
イッチ21が入になって給気用送風機13を運転すると
ともに、加湿に必要な給水量を得る電磁弁19が開とな
り、タイマー22に印加されてA接点22aは閉とな
り、タイマー22が所定時間カウントされるとともに、
リレー23に励磁され、A接点23aが閉となってヒー
ター17に通電を続け、加湿板が60℃以上の温水温度
となる。その後、タイマー22のカウントが終わる時間
であって、タイマー22の時間が終わると、A接点23
aが開となり、リレー23への励磁が切れて、A接点2
2aが開となりヒーター17は切となり、電磁弁19は
開のままであるから、タイマー22の時間が終わると給
水は通常の温度の水にもどる。
【0017】このように本発明の第2の実施例の空気調
和装置によれば、加湿時の所定時間において、加湿板1
8が60℃以上となるため、気化式加湿装置14の加湿
板18を滅菌することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、加湿時、加湿板のヒーターにより、加湿板
の加湿水温がたかくなるため、暖房効果および加湿効果
のある加湿装置を提供できる。
【0019】また、加湿時の所定時間において加湿板が
60℃以上となるため、加湿板が滅菌でき、衛生的な加
湿装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和装置に使用した
加湿装置の斜視図
【図2】同空気調和装置内部の平面断面図
【図3】同ヒーターに植毛を施した加湿板の斜視図
【図4】同第2実施例の空気調和装置の給気用送風機お
よび気化式加湿装置部分の制御回路図
【図5】従来の空気調和装置の平面断面図
【図6】同従来の空気調和装置内部の気化式加湿装置の
斜視図
【符号の説明】
11 給気通路 13 給気用送風機 14 気化式加湿装置 16 給水槽 17 ヒーター 18 加湿板 18a 植毛 19 電磁弁 20 給水管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に給気する給気通路に給気用送風機
    と、この給気用送風機の風下側に、枠内に垂直に立設
    し、上方を給水槽に望ませた多数枚の加湿板を設けた気
    化式加湿装置と、この気化式加湿装置の給水管に電磁弁
    を備え、前記加湿板は植毛されたヒーターとして構成し
    た空気調和装置。
  2. 【請求項2】 室内に給気する給気通路に給気用送風機
    と、この給気用送風機の風下側に、枠内に垂直に立設
    し、上方を給水槽に望ませた多数枚の加湿板を設けた気
    化式加湿装置と、この気化式加湿装置の給水管に電磁弁
    を備え、前記加湿板を植毛されたヒーターとし、このヒ
    ーターへの通電を加湿時の所定時間行い、通水温度を高
    めるようにした請求項1記載の空気調和装置。
JP4049250A 1992-03-06 1992-03-06 空気調和装置 Pending JPH05248669A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6143390A (en) * 1995-08-04 2000-11-07 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Low-temperature regenerative type moisture absorbing element
JP2009180402A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 加湿器、熱交換器、加湿方法
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