JP2008241131A - 加湿換気システム及び加湿給気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】加湿量の制御を容易に可能とした加湿換気システムを提供する。
【解決手段】加湿換気システム1Aは、外気OAを外部吸込口20OAから吸い込み、給気SAを給気吹出口20SAから吹き出すと共に、還気RAを室内吸込口20RAから吸い込み、排気EAを排気口20EAから排出する換気装置2と、換気装置2の給気吹出口20SAとダクト4aを介して接続されると共に、水槽に貯められた水をヒータで加熱して発生させた蒸気、または、水槽に貯められた水を超音波振動子で加振して発生させた霧で加湿された給気SAを分配して吹き出す複数の吹出口35を有した加湿装置3を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室内の換気を行いながら加湿を行う加湿換気システム及び加湿給気システムに関する。
従来、建物の換気を行う換気装置として、外気を吸い込んで室内に給気すると共に、室内の空気を吸い込んで屋外に排気し、かつ、外気と室内の空気との間で熱交換を行う熱交換素子を備えた熱交換型換気装置が提案されている。
熱交換型換気装置では、室内の空気と熱交換された外気を室内に給気することで、換気に伴う温度の変化を抑えることができる。
例えば、冬季に熱交換型換気装置が使用されると、空調装置で暖房されている室内の空気と、低温の外気との間で熱交換が行われることで、外気の温度が室温に近づけられて給気される。これにより、熱交換型換気装置を使用すれば、換気に伴う温度の変化、冬季では温度の低下を抑えることができる。
一方、冬季における外気は低湿度の乾燥した空気であり、換気に伴って、室内に低湿度の空気が給気されるので、室内は乾燥する傾向にある。
このため、熱交換型換気装置に気化式の加湿器を組み込んだ技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−288357号公報
しかし、給気経路に気化式の加湿器が組み込まれた従来の熱交換型換気装置では、送風量によって加湿量が変わってしまうので加湿量の調整が困難で、過剰な加湿や加湿不足に対応して湿度を制御することができないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、加湿量の制御を容易に可能とした加湿換気システム及び加湿給気システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の加湿換気システムは、外部吸込口から空気を吸い込み、外部吸込口から吸い込んだ空気を給気吹出口から吹き出す送風手段、及び、室内吸込口から空気を吸い込み、室内吸込口から吸い込んだ空気を排気口から排気する換気手段を有した換気装置と、空気を加湿する加湿手段を有し、加湿手段の出力に応じて加湿量が制御されると共に、換気装置の給気吹出口と接続され、加湿手段で発生された加湿空気を、給気吹出口から吹き出される空気で送風して吹出口より吹き出し、各部屋に分配する加湿装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の加湿換気システムでは、換気装置が駆動されると、室内吸込口から室内の空気が吸い込まれて排気口から排気されると共に、外部吸込口から外気が吸い込まれて給気吹出口から吹き出される。
また、加湿装置が駆動されると、加湿手段として例えば蒸気加湿手段を備えた構成では、水槽に貯められた水が水加熱手段により加熱されて蒸気が発生され、超音波加湿手段を備えた構成では、水槽に貯められた水が超音波振動子により加振されて霧が発生される。
そして、水加熱手段の出力に応じて蒸気加湿手段で発生された蒸気または超音波振動子の出力に応じて超音波加湿手段で発生された霧は、換気装置の給気吹出口から吹き出される空気で送風されて加湿空気として吹出口から吹き出され、各部屋に分配される。
これにより、室内の空気が排気されると共に、外気が各部屋に給気されて、各部屋が換気される。また、各部屋に蒸気または霧が吹き出され、水加熱手段または超音波振動子等の加湿手段の出力に応じた加湿量で各部屋が加湿されて、各部屋の湿度が制御される。
本発明の加湿給気システムは、外部吸込口から空気を吸い込み、外部吸込口から吸い込んだ空気を給気吹出口から吹き出す送風手段を有した給気装置と、空気を加湿する加湿手段を有し、加湿手段の出力に応じて加湿量が制御されると共に、換気装置の給気吹出口と接続され、加湿手段で発生された加湿空気を、給気吹出口から吹き出される空気で送風して吹出口より吹き出し、各部屋に分配する加湿装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の加湿給気システムでは、給気装置が駆動されると、外部吸込口から外気が吸い込まれて給気吹出口から吹き出される。
また、加湿装置が駆動されると、加湿手段として例えば蒸気加湿手段を備えた構成では、水槽に貯められた水が水加熱手段により加熱されて蒸気が発生され、超音波加湿手段を備えた構成では、水槽に貯められた水が超音波振動子により加振されて霧が発生される。
そして、水加熱手段の出力に応じて蒸気加湿手段で発生された蒸気または超音波振動子の出力に応じて超音波加湿手段で発生された霧は、給気装置の給気吹出口から吹き出される空気で送風されて加湿空気として吹出口から吹き出され、各部屋に分配される。
これにより、外気が各部屋に給気されると共に、各部屋に蒸気または霧が吹き出され、水加熱手段または超音波振動子等の加湿手段の出力に応じた加湿量で各部屋が加湿されて、各部屋の湿度が制御される。
本発明の加湿換気システムによれば、室内に給気される外気が加湿されて、加湿空気が各部屋に吹き出されると共に、室内の空気が排気されるので、新鮮な外気を供給して換気を行いながら、室内を濡らすことなく各部屋を加湿することができる。
また、加湿手段の出力に応じて加湿量を増減できるので、加湿不足や過剰な加湿に対応して湿度を制御することができる。
本発明の加湿給気システムによれば、室内に給気される外気が加湿されて、加湿空気が各部屋に吹き出されるので、新鮮な外気を供給しながら、室内を濡らすことなく各部屋を加湿することができる。
また、加湿手段の出力に応じて加湿量を増減できるので、加湿不足や過剰な加湿に対応して湿度を制御することができる。
以下、図面を参照して本発明の加湿換気システム及び加湿給気システムの実施の形態について説明する。
<本実施の形態の加湿換気システムの構成例>
図1は、本実施の形態の加湿換気システムの一例を示す構成図で、図1(a)は、本実施の形態の加湿換気システム1Aの平面断面図、図1(b)は、加湿換気システム1Aの側断面図である。ここで、図1では、加湿換気システム1Aの各部の構成及び配置は模式的に図示している。
本実施の形態の加湿換気システム1Aは、外気を吸い込んで室内に給気すると共に、室内の空気を吸い込んで屋外に排気し、かつ、外気と室内の空気との間で熱交換を行う熱交換型の換気装置2と、換気装置2から吹き出された空気で蒸気または霧が送風され、加湿された空気が吹き出される加湿装置3を備える。
まず、換気装置2の構成について説明すると、換気装置2は、外気OAが吸い込まれる外部吸込口20OAと、室内への給気SAが吹き出される給気吹出口20SAと、室内からの還気RAが吸い込まれる室内吸込口20RAと、屋外への排気EAが排気される排気口20EAを備える。
換気装置2は、外部吸込口20OAから給気吹出口20SAへつながる給気風路21SAが形成され、外部吸込口20OAから外気OAを吸い込み、給気吹出口20SAから給気SAを吹き出す送風ファン部22を備える。
また、換気装置2は、室内吸込口20RAから排気口20EAへつながる排気風路21EAが形成され、室内吸込口20RAから還気RAを吸い込み、排気口20EAから排気EAを排気する換気ファン部23を備える。
更に、外部吸込口20OAから吸い込まれた外気OAと室内吸込口20RAから吸い込まれた還気RAとの間で熱交換を行う熱交換素子24を備える。
送風ファン部22は送風手段の一例で、ファンモータ25に回転駆動される多翼のファン22aと、風路を形成するファンケース22bを備える。また、換気ファン部23は換気手段の一例で、ファンモータ25に回転駆動される多翼のファン23aと、風路を形成するファンケース23bを備える。
送風ファン部22は、ファン22aの軸方向に沿ったファンケース22bの下面にファン吸込口22cが形成されると共に、ファン22aの接線方向に沿ったファンケース22bの側面にファン吹出口22dが形成される。
また、換気ファン部23は、ファン23aの軸方向に沿ったファンケース23bの下面にファン吸込口23cが形成されると共に、ファン23aの接線方向に沿ったファンケース23bの側面にファン吹出口23dが形成される。
ファンモータ25は、本例では両軸のモータであり、駆動軸の上端側に送風ファン部22のファン22aが取り付けられ、駆動軸の下端側に換気ファン部23のファン23aが取り付けられて、送風ファン部22と換気ファン部23は、ファン吹出口22dとファン吹出口23dが逆向きとなるように、上下に重ねて配置される。
これにより、換気装置2は、単一の駆動源で送風ファン部22と換気ファン部23が駆動され、送風ファン部22は、ファン22aが回転駆動されると、空気がファン吸込口22cから吸い込まれてファン吹出口22dから吹き出される。また、換気ファン部23は、ファン23aが回転駆動されると、空気がファン吸込口23cから吸い込まれてファン吹出口23dから吹き出される。
熱交換素子24は熱交換手段の一例で、給気風路21SAを形成する素材と排気風路21EAを形成する素材が、給気風路21SAと排気風路21EAを直交する向きとして積層される。熱交換素子24は、給気風路21SAと排気風路21EAが、熱伝導性を有すると共に空気を通さない隔壁で仕切られ、給気風路21SAを通る空気と排気風路21EAを通る空気との間で熱交換される。
換気装置2は、熱交換素子24の給気風路21SA側の入口に給気フィルタ26SAを備えると共に、熱交換素子24の排気風路21EA側の入口に排気フィルタ26EAを備える。給気フィルタ26SAと排気フィルタ26EAは、図示しないガイドレール等に引き出し自在に支持されて、交換可能な構成である。
また、換気装置2は、室内吸込口20RAから熱交換素子24までの間の排気風路21EAに還気湿度検知センサ27RAを備える。還気湿度検知センサ27RAは還気湿度検知手段の一例で、室内吸込口20RAから吸い込まれ、熱交換される前の室内からの還気RAの湿度が検知される。
換気装置2は、給気吹出口20SAにダクト4aを介して加湿装置3が接続され、換気装置2から吹き出される給気SAが加湿装置3に送られる。
図2は、本実施の形態における加湿装置の一例を示す構成図であり、次に、加湿換気システム1Aを構成する加湿装置の第1の実施の形態について説明する。
加湿装置3Aは、ヒータを利用した蒸気加湿方式の加湿装置で、蒸気Vを発生させる加湿部30Aと、加湿部30Aで発生させた蒸気Vが送風される加湿風路31Aとを備える。
加湿部30Aは蒸気加湿手段の一例で、水Wを貯める水槽32Aと、水槽32Aに貯められた水Wを加熱して蒸気Vを発生させるヒータ33Aとを備える。
水槽32Aは、加湿風路31Aに面して上部に開口を有すると共に、内部にヒータ33Aを備え、ヒータ33Aが駆動されると、水槽32Aに貯められた水Wが加熱されて気化し、水槽32Aの上部の加湿風路31Aに蒸気Vが拡散される。
加湿部30Aは、水槽32Aに給水を行う給水機構32sと、水槽32Aの排水を行う排水機構32eと、水槽32A内の水位を検知する水位センサ32wとを備える。
給水機構32sは、図示しない上水管と接続された給水配管32spとつながる給水口32swを例えば水槽32Aの上部に備える。また、給水機構32sは、電磁弁等で構成され、水槽32Aへの水(上水)SWの供給の有無を切り換える給水バルブ32sbを給水配管32spに備える。
これにより、給水機構32sでは、給水バルブ32sbを開くと、給水口32swから水槽32Aに水SWが供給される。
排水機構32eは、図示しない排水管と接続された排水配管32epとつながる排水口32ewを水槽32Aの底面に備える。また、排水機構32eは、電磁弁等で構成され、排水EWの排出の有無を切り換える排水バルブ32ebを排水配管32epに備える。
これにより、排水機構32eでは、排水バルブ32ebを閉じると、水槽32Aに水Wが貯められる。また、排水バルブ32ebを開くと、水槽32A内の水Wが排水される。
水位センサ32wは、水槽32A内に水Wに浮くフロートを備え、水槽32Aに貯められた水Wの水位がフロートの位置で検知される。
加湿装置3Aは、加湿風路31Aとつながる吸込口34を本体ケースの一の側面に備えると共に、加湿風路31Aとつながる複数の吹出口35を本体ケースの他の側面に備える。
吸込口34及び各吹出口35は、ダクトジョイント等と称される接続部品が取り付けられ、吸込口34は、図1に示すように、ダクト4aを介して換気装置2と接続される。また、各吹出口35は、後述するように各部屋へつながるダクト4bが接続される。
これにより、加湿装置3Aは、換気装置2の給気吹出口20SAから吹き出される給気SAが、ダクト4aを通り吸込口34から加湿風路31Aに吹き出され、加湿部30Aで発生された蒸気Vが、換気装置2からの給気SAで送風される。また、蒸気Vで加湿された給気SAが各吹出口35へ分配され、各吹出口35からダクト4bを通り吹き出される。
加湿装置3Aは、吸込口34から加湿部30Aまでの間の加湿風路31Aに給気湿度検知センサ36SAを備える。給気湿度検知センサ36SAは給気湿度検知手段の一例で、換気装置2の給気吹出口20SAから吹き出され、加湿される前の給気SAの湿度が検知される。
なお、給気湿度検知センサは、図1に示す換気装置2において、熱交換素子24から給気吹出口20SAまでの間の給気風路21SAに備えても良い。
図3は、本実施の形態における加湿装置の他の例を示す構成図であり、次に、加湿換気システム1Aを構成する加湿装置の第2の実施の形態について説明する。
加湿装置3Bは、超音波振動子を利用した超音波加湿方式の加湿装置で、霧Fを発生させる加湿部30Bと、加湿部30Bで発生させた霧Fが送風される加湿風路31Bとを備える。
加湿部30Bは超音波加湿手段の一例で、水Wを貯める水槽32Bと、水槽32Bに貯められた水Wを加振して霧Fを発生させる超音波振動子33Bとを備える。
水槽32Bは、加湿風路31Bに面して上部に開口を有すると共に、底部に超音波振動子33Bを備え、超音波振動子33Bが駆動されると、水槽32Bに貯められた水Wが振動して表面から霧化し、水槽32Bの上部の加湿風路31Bに霧Fが拡散される。
加湿部30Bは、水槽32Bに給水を行う給水機構32sと、水槽32Bの排水を行う排水機構32eと、水槽32B内の水位を検知する水位センサ32wとを備える。
給水機構32sは、図示しない上水管と接続された給水配管32spとつながる給水口32swを例えば水槽32Bの上部に備える。また、給水機構32sは、電磁弁等で構成され、水槽32Bへの水(上水)SWの供給の有無を切り換える給水バルブ32sbを給水配管32spに備える。
これにより、給水機構32sでは、給水バルブ32sbを開くと、給水口32swから水槽32Bに水SWが供給される。
排水機構32eは、図示しない排水管と接続された排水配管32epとつながる排水口32ewを水槽32Bの底面に備える。また、排水機構32eは、電磁弁等で構成され、排水EWの排出の有無を切り換える排水バルブ32ebを排水配管32epに備える。
これにより、排水機構32eでは、排水バルブ32ebを閉じると、水槽32Bに水Wが貯められる。また、排水バルブ32ebを開くと、水槽32B内の水Wが排水される。
水位センサ32wは、水槽32B内に水Wに浮くフロートを備え、水槽32Bに貯められた水Wの水位がフロートの位置で検知される。
加湿装置3Bは、加湿風路31Bとつながる吸込口34を本体ケースの一の側面に備えると共に、加湿風路31Bとつながる複数の吹出口35を本体ケースの他の側面に備える。
吸込口34及び各吹出口35は、ダクトジョイント等と称される接続部品が取り付けられ、吸込口34は、図1に示すように、ダクト4aを介して換気装置2と接続される。また、各吹出口35は、後述するように各部屋へつながるダクト4bが接続される。
これにより、加湿装置3Bは、換気装置2の給気吹出口20SAから吹き出される給気SAが、ダクト4aを通り吸込口34から加湿風路31Bに吹き出され、加湿部30Bで発生された霧Fが、換気装置2からの給気SAで送風される。また、霧Fで加湿された給気SAが各吹出口35へ分配され、各吹出口35からダクト4bを通り吹き出される。
加湿装置3Bは、吸込口34から加湿部30Bまでの間の加湿風路31Bに給気湿度検知センサ36SAを備える。給気湿度検知センサ36SAは給気湿度検知手段の一例で、換気装置2の給気吹出口20SAから吹き出され、加湿される前の給気SAの湿度が検知される。
<本実施の形態の加湿換気システムの制御機能例>
図4は、本実施の形態の加湿換気システムの制御系の一例を示す機能ブロック図である。加湿換気システム1Aは、換気装置2に主制御部5を備えると共に、加湿装置3(3A,3B)に副制御部6を備える。
主制御部5は制御手段の一例で、操作部50と、図1で説明したファンモータ25と、還気湿度検知センサ27RA等が接続される。また、副制御部6が主制御部5に接続され、加湿装置3Aであれば、ヒータ33Aと、給水バルブ32sbと、排水バルブ32ebと、水位センサ32wと、給気湿度検知センサ36SA等が副制御部6に接続される。
一方、加湿装置3Bであれば、超音波振動子33Bと、給水バルブ32sbと、排水バルブ32ebと、水位センサ32wと、給気湿度検知センサ36SA等が副制御部6に接続される。
主制御部5と副制御部6は、図示しないCPUやメモリ等を備え、操作部50での操作を受け、予め記憶されている所定のプログラムに従ってファンモータ25を制御して、所定の換気風量で換気運転を実行する。
また、主制御部5と副制御部6は、還気湿度検知センサ27RA及び給気湿度検知センサ36SAの出力を受け、室内からの還気RAの湿度または室内への給気SAの湿度の何れか、あるいは還気RAの湿度と給気SAの湿度の双方の値に応じてヒータ33Aまたは超音波振動子33B等を制御して、換気運転と連動させて加湿運転を実行する。
<本実施の形態の加湿換気システムの設置例>
図5は、本実施の形態の加湿換気システムが設置された建物の一例を示す構成図で、図5(a)は、建物の概要側面図、図5(b)は、建物の概要平面図である。
建物71は、本例では一戸建て住宅を例にしており、居間や台所等、壁72aや扉72bで仕切られた複数の部屋72を有する。建物71は、廊下73等の天井裏の空間74に加湿換気システム1Aが設置される。
建物71は、外壁に屋外フード40OAと屋外フード40EAを備え、加湿換気システム1Aは、図1で説明した換気装置2の外部吸込口20OAが、ダクト4cを介して屋外フード40OAと接続される。また、排気口20EAが、ダクト4dを介して屋外フード40EAと接続される。
また、建物71は、例えば複数の部屋72のそれぞれの天井に給気グリル41SAを備え、加湿換気システム1Aは、図2及び図3で説明した加湿装置3(3A,3B)の各吹出口35が、ダクト4bを介してそれぞれ給気グリル41SAと接続される。
更に、建物71は、例えば廊下73の天井に吸込グリル42RAを備え、加湿換気システム1Aは、図1で説明した換気装置2の室内吸込口20RAが、ダクト4eを介して吸込グリル42RAと接続される。
なお、建物71は、扉72bに設けたアンダーカットUや、図示しないガラリ等を通して部屋72と廊下73との間等で空気が流れる構成である。これにより、各部屋72の給気グリル41SAから給気SAが吹き出されると共に、各部屋72の空気が、アンダーカットUやガラリを通り廊下73の吸込グリル42RAから吸い込まれる空気の流れが形成される。
<本実施の形態の加湿換気システムの動作例>
次に、各図を参照して本実施の形態の加湿換気システム1Aの動作の一例について説明する。
加湿換気システム1Aは、給排気が機械換気で行われる第1種換気システムを構成し、所定時間で各部屋72の空気が入れ替えられる換気風量で、24時間連続運転される。すなわち、換気装置2では、主制御部5によりファンモータ25が制御され、送風ファン部22のファン22aと換気ファン部23のファン23aが、所定の換気風量が得られる回転数で回転駆動される。
換気装置2は、送風ファン部22のファン22aが回転駆動されると、給気風路21SAを外部吸込口20OAから給気吹出口20SAへ向かう空気の流れが発生する。また、換気装置2は、換気ファン部23のファン23aが回転駆動されると、排気風路21EAを室内吸込口20RAから排気口20EAへ向かう空気の流れが発生する。
これにより、換気装置2では、建物外壁の屋外フード40OAからダクト4cを通り外部吸込口20OAへ外気OAが吸い込まれ、熱交換素子24を通って給気吹出口20SAから給気SAが吹き出される。
また、廊下73の吸込グリル42RAからダクト4eを通り室内吸込口20RAへ各部屋72からの還気RAが吸い込まれ、熱交換素子24を通って排気口20EAから排気EAが排出され、排気口20EAから排出された排気EAは、ダクト4dを通り建物外壁の屋外フード40EAから屋外へ排出される。
そして、外部吸込口20OAから吸い込まれた外気OAと室内吸込口20RAから吸い込まれた還気RAが、熱交換素子24を通ることで熱交換されて、室温に近づけられた給気SAが給気吹出口20SAから吹き出される。
換気装置2の給気吹出口20SAから吹き出された給気SAは、ダクト4aを通り加湿装置3の吸込口34から吹き出される。加湿装置3Aでは、ヒータ33Aが駆動されると、水槽32Aに貯められた水Wが加熱されて気化し、加湿風路31Aに蒸気Vが拡散される。
加湿風路31Aに拡散された蒸気Vは、吸込口34から吹き出される換気装置2からの給気SAで送風され、蒸気Vで加湿された給気SAが各吹出口35に分配されて吹き出される。
加湿装置3Bでも同様に、超音波振動子33Bが駆動されると、水槽32Bに貯められた水Wが振動して表面から霧化し、加湿風路31Bに霧Fが拡散される。
加湿風路31Bに拡散された霧Fは、吸込口34から吹き出される換気装置2からの給気SAで送風され、霧Fで加湿された給気SAが各吹出口35に分配されて吹き出される。
そして、各吹出口35から吹き出された加湿された給気SAは、それぞれダクト4bを通り給気グリル41SAから各部屋72に吹き出される。
これにより、加湿換気システム1Aでは、屋外の新鮮な空気が室温に近づけられると共に加湿されて各部屋72に給気され、各部屋72の空気が屋外に排出されて、建物71が加湿しながら換気される。
さて、上述した加湿運転を連動させた換気運転では、換気風量を変化させると、蒸気Vまたは霧Fを送風する給気SAの風量が変化するので、加湿量が変化する。そこで、所望の加湿量が得られるように、加湿装置3Aのヒータ33Aまたは加湿装置3Bの超音波振動子33Bの出力が制御される。
図6は、本実施の形態の加湿換気システムにおける加湿量制御の一例を示すフローチャートで、次に、湿度の変化に応じた加湿量制御の動作例について説明する。
ステップSA1:主制御部5は、操作部50での操作で加湿運転を連動させた換気運転が選択されると、換気装置2のファンモータ25を駆動して、上述した換気運転を開始すると共に、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aを駆動し、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bを駆動して、上述した加湿運転を開始する。
ステップSA2:主制御部5は、還気湿度検知センサ27RAの出力から、各部屋72からの還気RAの湿度を検知すると共に、副制御部6と通信して、給気湿度検知センサ36SAの出力から、加湿前の給気SAの湿度を検知する。
ステップSA3:主制御部5は、還気湿度検知センサ27RAの出力から検知された還気RAの湿度、及び給気湿度検知センサ36SAの出力から検知された給気SAの湿度が、所定の設定湿度に達しているか判断する。
ステップSA4:主制御部5は、還気湿度検知センサ27RAで検知された還気RAの湿度が所定の設定湿度に達しておらず、給気湿度検知センサ36SAで検知された加湿前の給気SAの湿度が所定の設定湿度に達していないと判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。
ステップSA5:主制御部5は、還気湿度検知センサ27RAで検知された還気RAの湿度が所定の設定湿度を超えており、給気湿度検知センサ36SAで検知された加湿前の給気SAの湿度が所定の設定湿度を超えていると判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を低下させ、加湿量を減少させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を低下させ、加湿量を減少させる。
ステップSA6:主制御部5は、操作部50での操作で加湿運転の停止が選択されると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの駆動を停止し、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの駆動を停止して、蒸気Vまたは霧Fの吹き出しを停止させる。これにより、換気装置2が駆動されていると、加湿されていない給気SAが各部屋に吹き出される。なお、操作部50での操作で換気運転の停止が選択されると、換気装置2のファンモータ25の駆動を停止する。
上述したように、本実施の形態の加湿換気システム1Aでは、蒸気加湿方式の加湿装置3Aまたは超音波加湿方式の加湿装置3Bを備えることで、加湿装置3Aのヒータ33Aまたは加湿装置3Bの超音波振動子33Bの出力を制御することにより、加湿量を増減させることができる。
これにより、各部屋72からの還気RAの湿度及び給気SAの湿度に応じて、加湿量が不足している場合はヒータ33Aまたは超音波振動子33Bの出力を上昇させ、加湿量が過剰な場合はヒータ33Aまたは超音波振動子33Bの出力を低下させることで、加湿不足や過剰な加湿に対応して湿度を制御することができる。
なお、上述した動作例では、還気RAと給気SAの双方の湿度を検知して、加湿量を制御したが、還気RAの湿度のみで加湿量を制御しても良い。すなわち、上述したステップSA4で、還気湿度検知センサ27RAで検知された還気RAの湿度が所定の設定湿度に達していないと判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。
同様に、上述したステップSA5で、還気湿度検知センサ27RAで検知された還気RAの湿度が所定の設定湿度を超えていると判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を低下させ、加湿量を減少させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を低下させ、加湿量を減少させる。
一方、給気SAの湿度のみで加湿量を制御しても良い。すなわち、上述したステップSA4で、給気湿度検知センサ36SAで検知された給気SAの湿度が所定の設定湿度に達していないと判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。
同様に、上述したステップSA5で、給気湿度検知センサ36SAで検知された給気SAの湿度が所定の設定湿度を超えていると判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を低下させ、加湿量を減少させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を低下させ、加湿量を減少させる。
また、本実施の形態の加湿換気システム1Aは、熱交換型の換気装置を備えた例で説明したが、熱交換素子を備えず給排気のみの換気装置を備える構成でも良い。
<本実施の形態の加湿給気システムの構成例>
図7は、本実施の形態の加湿給気システムの一例を示す構成図で、図7(a)は、本実施の形態の加湿給気システム1Bの平面断面図、図7(b)は、加湿給気システム1Bの側断面図である。ここで、図7では、加湿給気システム1Bの各部の構成及び配置は模式的に図示している。
本実施の形態の加湿給気システム1Bは、外気を吸い込んで室内に給気する給気装置8と、給気装置8から吹き出された空気で蒸気または霧が送風され、加湿された空気が吹き出される加湿装置3を備える。
給気装置8の構成について説明すると、給気装置8は、外気OAが吸い込まれる外部吸込口80OAと、室内への給気SAが吹き出される給気吹出口80SAを備える。
給気装置8は、外部吸込口80OAから給気吹出口80SAへつながる給気風路81SAが形成され、外部吸込口80OAから外気OAを吸い込み、給気吹出口80SAから給気SAを吹き出す送風ファン部82を備える。
送風ファン部82は送風手段の一例で、ファンモータ83に回転駆動される多翼のファン82aと、風路を形成するファンケース82bを備える。送風ファン部82は、ファン82aの軸方向に沿ったファンケース82bの下面にファン吸込口82cが形成され、ファン吸込口82cが外部吸込口80OAとつながる。また、送風ファン部82は、ファン82aの接線方向に沿ったファンケース82bの側面にファン吹出口82dが形成され、ファン吹出口82dが給気吹出口80SAとつながる。
これにより、送風ファン部82は、ファンモータ83によりファン82aが回転駆動されると、空気がファン吸込口82cから吸い込まれてファン吹出口82dから吹き出される。
給気装置8は、給気吹出口80SAにダクト4aを介して加湿装置3が接続され、給気装置8から吹き出される給気SAが加湿装置3に送られる。ここで、加湿装置3の構成は、図2で説明した蒸気加湿方式の加湿装置3Aまたは図3で説明した超音波加湿方式の加湿装置3Bである。
<本実施の形態の加湿給気システムの制御機能例>
図8は、本実施の形態の加湿給気システムの制御系の一例を示す機能ブロック図である。加湿給気システム1Bは、給気装置8に主制御部9を備えると共に、加湿装置3に副制御部6を備える。
主制御部9は制御手段の一例で、操作部90と、図7で説明したファンモータ83等が接続される。また、副制御部6が主制御部9に接続され、加湿装置3Aであれば、ヒータ33Aと、給水バルブ32sbと、排水バルブ32ebと、水位センサ32wと、給気湿度検知センサ36SA等が副制御部6に接続される。
一方、加湿装置3Bであれば、超音波振動子33Bと、給水バルブ32sbと、排水バルブ32ebと、水位センサ32wと、給気湿度検知センサ36SA等が副制御部6に接続される。
主制御部9と副制御部6は、図示しないCPUやメモリ等を備え、操作部90での操作を受け、予め記憶されている所定のプログラムに従ってファンモータ83を制御して、所定の風量で給気運転を実行する。
また、主制御部9と副制御部6は、給気湿度検知センサ36SAの出力を受け、室内への給気SAの湿度の値に応じてヒータ33Aまたは超音波振動子33B等を制御して、給気運転と連動させて加湿運転を実行する。
<本実施の形態の加湿給気システムの動作例>
次に、各図を参照して本実施の形態の加湿給気システム1Bの動作の一例について説明する。
加湿給気システム1Bは、給気が機械換気で行われ、排気が自然換気で行われる第2種換気システム、または、図示しない排気ファンを備えて給排気が機械換気で行われる第1種換気システムを構成し、給気装置8では、主制御部9によりファンモータ83が制御され、送風ファン部82のファン82aが所定の換気風量が得られる回転数で回転駆動される。
給気装置8は、送風ファン部82のファン82aが回転駆動されると、給気風路81SAを外部吸込口80OAから給気吹出口80SAへ向かう空気の流れが発生し、外部吸込口80OAへ外気OAが吸い込まれ、給気吹出口80SAから給気SAが吹き出される。
給気装置8の給気吹出口80SAから吹き出された給気SAは、ダクト4aを通り加湿装置3の吸込口34から吹き出される。加湿装置3Aでは、ヒータ33Aが駆動されると、水槽32Aに貯められた水Wが加熱されて気化し、加湿風路31Aに蒸気Vが拡散される。
加湿風路31Aに拡散された蒸気Vは、吸込口34から吹き出される給気装置8からの給気SAで送風され、蒸気Vで加湿された給気SAが各吹出口35に分配されて吹き出される。
加湿装置3Bでも同様に、超音波振動子33Bが駆動されると、水槽32Bに貯められた水Wが振動して表面から霧化し、加湿風路31Bに霧Fが拡散される。
加湿風路31Bに拡散された霧Fは、吸込口34から吹き出される給気装置8からの給気SAで送風され、霧Fで加湿された給気SAが各吹出口35に分配されて吹き出される。
そして、各吹出口35から吹き出された加湿された給気SAは、それぞれダクト4bを通り各部屋に吹き出される。
加湿給気システム1Bでは、加湿装置3Aであればヒータ33Aを駆動し、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bを駆動して、上述した加湿運転を開始すると、主制御部9は、副制御部6と通信して、給気湿度検知センサ36SAの出力から、加湿前の給気SAの湿度を検知する。
主制御部9は、給気湿度検知センサ36SAで検知された加湿前の給気SAの湿度が所定の設定湿度に達していないと判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を上昇させ、加湿量を増加させる。
一方、主制御部9は、給気湿度検知センサ36SAで検知された加湿前の給気SAの湿度が所定の設定湿度を超えていると判断すると、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの出力を低下させ、加湿量を減少させる。また、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの出力を低下させ、加湿量を減少させる。
これにより、本実施の形態の加湿給気システム1Bでは、給気装置8からの給気SAの湿度に応じて、加湿量が不足している場合はヒータ33Aまたは超音波振動子33Bの出力を上昇させ、加湿量が過剰な場合はヒータ33Aまたは超音波振動子33Bの出力を低下させることで、加湿不足や過剰な加湿に対応して湿度を制御することができる。
なお、加湿給気システム1Bでは、操作部90での操作で加湿運転の停止が選択されると、主制御部9は、副制御部6と通信して、加湿装置3Aであればヒータ33Aの駆動を停止し、加湿装置3Bであれば超音波振動子33Bの駆動を停止して、蒸気Vまたは霧Fの吹き出しを停止させる。これにより、給気装置8が駆動されていると、加湿されていない給気SAが各部屋に吹き出される。
なお、上述した各実施の形態において、加湿装置は、加湿風路と各吹出口へ空気を分配する分岐風路部を一体に構成したが、これに限らず、加湿風路と分岐風路部とを別体にして、加湿風路部の下流に分岐風路部を接続して、各室内に加湿空気を供給するようにしても良い。
本発明は、建物全体の24時間換気を行う換気システムに適用される。
本実施の形態の加湿換気システムの一例を示す構成図である。 本実施の形態における加湿装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態における加湿装置の他の例を示す構成図である。 本実施の形態の加湿換気システムの制御系の一例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態の加湿換気システムが設置された建物の一例を示す構成図である。 本実施の形態の加湿換気システムにおける加湿量制御の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の加湿給気システムの一例を示す構成図である。 本実施の形態の加湿給気システムの制御系の一例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1A・・・加湿換気システム、1B・・・加湿給気システム、2・・・換気装置、20OA・・・外部吸込口、20SA・・・給気吹出口、20RA・・・室内吸込口、20EA・・・排気口、21SA・・・給気風路、21EA・・・排気風路、22・・・送風ファン部、23・・・換気ファン部、24・・・熱交換素子、27RA・・・還気湿度検知センサ、3(3A,3B)・・・加湿装置、30A,30B・・・加湿部、31A,31B・・・加湿風路、32A,32B・・・水槽、33A・・・ヒータ、33B・・・超音波振動子、34・・・吸込口、35・・・吹出口、36SA・・・給気湿度検知センサ、4a〜4e・・・ダクト、5・・・主制御部、6・・・副制御部、71・・・建物、72・・・部屋、8・・・給気装置、80OA・・・外部吸込口、80SA・・・給気吹出口、81SA・・・給気風路、82・・・送風ファン部、9・・・主制御部

Claims (5)

  1. 外部吸込口から空気を吸い込み、前記外部吸込口から吸い込んだ空気を給気吹出口から吹き出す送風手段、及び、室内吸込口から空気を吸い込み、前記室内吸込口から吸い込んだ空気を排気口から排気する換気手段を有した換気装置と、
    空気を加湿する加湿手段を有し、前記加湿手段の出力に応じて加湿量が制御されると共に、前記換気装置の前記給気吹出口と接続され、前記加湿手段で発生された加湿空気を、前記給気吹出口から吹き出される空気で送風して吹出口より吹き出し、各部屋に分配する加湿装置と
    を備えたことを特徴とする加湿換気システム。
  2. 前記換気装置の前記給気吹出口から吹き出される空気の湿度を検知する給気湿度検知手段、または、前記換気装置の前記室内吸込口から吸い込まれる空気の湿度を検知する還気湿度検知手段のいずれか、あるいは前記給気湿度検知手段と前記還気湿度検知手段の双方と、
    前記給気湿度検知手段で検知された湿度、または、前記還気湿度検知手段で検知された湿度のいずれか、あるいは前記給気湿度検知手段で検知された湿度及び前記還気湿度検知手段で検知された湿度の双方に応じて前記加湿手段の出力を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の加湿換気システム。
  3. 前記換気装置は、前記外部吸込口から吸い込まれた空気と前記室内吸込口から吸い込まれた空気との間で熱交換を行う熱交換手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加湿換気システム。
  4. 外部吸込口から空気を吸い込み、前記外部吸込口から吸い込んだ空気を給気吹出口から吹き出す送風手段を有した給気装置と、
    空気を加湿する加湿手段を有し、前記加湿手段の出力に応じて加湿量が制御されると共に、前記換気装置の前記給気吹出口と接続され、前記加湿手段で発生された加湿空気を、前記給気吹出口から吹き出される空気で送風して吹出口より吹き出し、各部屋に分配する加湿装置と
    を備えたことを特徴とする加湿給気システム。
  5. 前記給気装置の前記給気吹出口から吹き出される空気の湿度を検知する給気湿度検知手段と、
    前記給気湿度検知手段で検知された湿度に応じて前記加湿手段の出力を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の加湿給気システム。
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