JPH09217598A - 矩形シールド掘進機 - Google Patents
矩形シールド掘進機Info
- Publication number
- JPH09217598A JPH09217598A JP8022613A JP2261396A JPH09217598A JP H09217598 A JPH09217598 A JP H09217598A JP 8022613 A JP8022613 A JP 8022613A JP 2261396 A JP2261396 A JP 2261396A JP H09217598 A JPH09217598 A JP H09217598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- erector
- shield machine
- devices
- rectangular
- segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 長方形断面の矩形シールド掘進機において、
セグメント組立て用のエレクター装置の機構が簡単で、
しかも、その組立及び解体が容易に行われ得る矩形シー
ルド掘進機を提供する。 【解決手段】 長方形断面のシールド掘進機本体８内
に、上下移動装置１、左右移動装置２及びグリップヘッ
ド装置３からなるエレクター装置９を２基設けると共
に、各グリップヘッド装置３に１８０°旋回及び前後移
動可能なセグメント保持機構１０を組込む。
セグメント組立て用のエレクター装置の機構が簡単で、
しかも、その組立及び解体が容易に行われ得る矩形シー
ルド掘進機を提供する。 【解決手段】 長方形断面のシールド掘進機本体８内
に、上下移動装置１、左右移動装置２及びグリップヘッ
ド装置３からなるエレクター装置９を２基設けると共
に、各グリップヘッド装置３に１８０°旋回及び前後移
動可能なセグメント保持機構１０を組込む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、長辺と短辺との比
が大きい長方形断面の矩形シールド掘進機に関する。
が大きい長方形断面の矩形シールド掘進機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的なシールド掘進機は、断面円形、
若しくは、正方形に近い矩形断面を掘削してセグメント
を組立てるため、セグメント組立用のエレクター装置の
構造としては、エレクターリングによる旋回と、上下方
向の動きを中心とする一体構造を有しており、矩形シー
ルド掘進機では、これに左右方向の動きが加わった構造
になっている。
若しくは、正方形に近い矩形断面を掘削してセグメント
を組立てるため、セグメント組立用のエレクター装置の
構造としては、エレクターリングによる旋回と、上下方
向の動きを中心とする一体構造を有しており、矩形シー
ルド掘進機では、これに左右方向の動きが加わった構造
になっている。
【０００３】そこで、長辺と短辺との比、即ち、アスペ
クト比の大きな矩形シールド掘進機に、上記の如き、タ
イプのエレクター装置を適用する場合、従来の動きに加
えてエレクターリング全体を上下若しくは左右に移動さ
せる機構が必要となり、その分、エレクター装置の機構
が複雑になり、コストアップの大きな要因になってい
る。
クト比の大きな矩形シールド掘進機に、上記の如き、タ
イプのエレクター装置を適用する場合、従来の動きに加
えてエレクターリング全体を上下若しくは左右に移動さ
せる機構が必要となり、その分、エレクター装置の機構
が複雑になり、コストアップの大きな要因になってい
る。
【０００４】上記の問題に加えて、アスペクト比の大き
な矩形シールド掘進機においては、シールド掘進機の繰
り返しの使用が考えられることから、シールド掘進機本
体のみならずエレクター装置の組立及び解体が容易な構
造にすること及び縦長用又は横長用に共用して使用する
転用可能な構造にすることが強く求められている。
な矩形シールド掘進機においては、シールド掘進機の繰
り返しの使用が考えられることから、シールド掘進機本
体のみならずエレクター装置の組立及び解体が容易な構
造にすること及び縦長用又は横長用に共用して使用する
転用可能な構造にすることが強く求められている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、長方形断面の矩形シールド掘進機において、セ
グメント組立て用のエレクター装置の機構が簡単で、し
かも、その組立及び解体が容易に行われ得る矩形シール
ド掘進機を提供することにある。
ころは、長方形断面の矩形シールド掘進機において、セ
グメント組立て用のエレクター装置の機構が簡単で、し
かも、その組立及び解体が容易に行われ得る矩形シール
ド掘進機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、長方形
断面のシールド掘進機本体内に、上下移動装置、左右移
動装置及びグリップヘッド装置からなるエレクター装置
を縦方向または横方向に２基並べて設けると共に、各グ
リップヘッド装置に１８０°旋回及び前後移動可能なセ
グメント保持機構を組込んだ矩形シールド掘進機であ
る。
断面のシールド掘進機本体内に、上下移動装置、左右移
動装置及びグリップヘッド装置からなるエレクター装置
を縦方向または横方向に２基並べて設けると共に、各グ
リップヘッド装置に１８０°旋回及び前後移動可能なセ
グメント保持機構を組込んだ矩形シールド掘進機であ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図１〜図３に示すよう
に、本発明の矩形シールド掘進機は、長方形断面、例え
ば、縦方向に長い縦長ボックスシールド掘進機の例を示
しており、図示されていないその前面には、複数のカッ
ターが設けられている。そして、カッターにより地盤を
掘進しながら、その背面に、図３に示すように、セグメ
ント７を縦長ボックスに組付けるものである。
の実施の形態について説明する。図１〜図３に示すよう
に、本発明の矩形シールド掘進機は、長方形断面、例え
ば、縦方向に長い縦長ボックスシールド掘進機の例を示
しており、図示されていないその前面には、複数のカッ
ターが設けられている。そして、カッターにより地盤を
掘進しながら、その背面に、図３に示すように、セグメ
ント７を縦長ボックスに組付けるものである。
【０００８】そこで、上記のセグメント７の組付けを行
なうため、このシールド掘進機本体８内の縦長のリング
ガーダ４の内側に上下２つのエレクター取付パネル５を
それぞれボルト止めし、これらのエレクター取付けパネ
ル５内に上下移動装置１、左右移動装置２及びグリップ
ヘッド装置３で構成されたエレクター装置９をそれぞれ
設けている。
なうため、このシールド掘進機本体８内の縦長のリング
ガーダ４の内側に上下２つのエレクター取付パネル５を
それぞれボルト止めし、これらのエレクター取付けパネ
ル５内に上下移動装置１、左右移動装置２及びグリップ
ヘッド装置３で構成されたエレクター装置９をそれぞれ
設けている。
【０００９】即ち、このシールド掘進機本体８内に、上
下２基のエレクター装置９を設けたものである。また、
上記各グリップヘッド装置３には、１８０°旋回及び前
後移動可能なセグメント保持機構１０が組込まれてい
る。上記の矩形シールド掘進機は、エレクター取付けパ
ネル５が上下移動装置１を精度良く取付けられるように
機械加工が施されている。従って、左右を別々に取り付
けても平行度が十分に確保されるようになっており、左
右の上下移動装置１を取り付けた後、左右移動装置２を
取り付け、左右移動装置２に前記の機能を有するグリッ
プヘッド装置３を取り付けることによりエレクター装置
９の組立が完了する。
下２基のエレクター装置９を設けたものである。また、
上記各グリップヘッド装置３には、１８０°旋回及び前
後移動可能なセグメント保持機構１０が組込まれてい
る。上記の矩形シールド掘進機は、エレクター取付けパ
ネル５が上下移動装置１を精度良く取付けられるように
機械加工が施されている。従って、左右を別々に取り付
けても平行度が十分に確保されるようになっており、左
右の上下移動装置１を取り付けた後、左右移動装置２を
取り付け、左右移動装置２に前記の機能を有するグリッ
プヘッド装置３を取り付けることによりエレクター装置
９の組立が完了する。
【００１０】以上の構成からなるこの矩形シールド掘進
機では、上下移動装置１と左右移動装置２は、その機構
が殆んど同じであるため、設計が非常に容易になると共
に、エレクター装置９に必要な、図１で斜線で示す有効
中空径Ｈも十分に確保でき、この有効中空径Ｈを送排泥
管、電線、油圧ホースなどの通過スペースとして利用で
きる。
機では、上下移動装置１と左右移動装置２は、その機構
が殆んど同じであるため、設計が非常に容易になると共
に、エレクター装置９に必要な、図１で斜線で示す有効
中空径Ｈも十分に確保でき、この有効中空径Ｈを送排泥
管、電線、油圧ホースなどの通過スペースとして利用で
きる。
【００１１】また、上下２基のエレクター装置９の構造
は、縦長ボックス用と横長ボックス用で、ほぼ同一とな
りうることから、設計及び製作費用の低減につながるコ
ストダウンが可能になる。
は、縦長ボックス用と横長ボックス用で、ほぼ同一とな
りうることから、設計及び製作費用の低減につながるコ
ストダウンが可能になる。
【００１２】
【発明の効果】上記のように、本発明の矩形シールド掘
進機によれば、エレクター装置の機構が簡単になり、コ
ストの低減を計ることができる。また、各装置ともボル
ト取付けが可能であることから現地での組立及び解体が
容易になると共に、縦長又は横長の矩形シールド掘進機
においても、セグメントの形状が同一の場合はそのエレ
クター装置を共用することが可能となる。
進機によれば、エレクター装置の機構が簡単になり、コ
ストの低減を計ることができる。また、各装置ともボル
ト取付けが可能であることから現地での組立及び解体が
容易になると共に、縦長又は横長の矩形シールド掘進機
においても、セグメントの形状が同一の場合はそのエレ
クター装置を共用することが可能となる。
【図１】本発明に係る矩形シールド掘進機の背面図であ
る。
る。
【図２】本発明に係る矩形シールド掘進機の側断面図で
ある。
ある。
【図３】エレクター装置で組付けられるセグメントの配
置正面図である。
置正面図である。
【符号の説明】 １ 上下移動装置 ２ 左右移動装
置 ３ グリップヘッド装置 ８ シールド掘
進機本体 ９ エレクター装置 １０ セグメント
保持機構
置 ３ グリップヘッド装置 ８ シールド掘
進機本体 ９ エレクター装置 １０ セグメント
保持機構
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形断面のシールド掘進機本体内に、
上下移動装置、左右移動装置及びグリップヘッド装置か
らなるエレクター装置を２基設けると共に、各グリップ
ヘッド装置に１８０°旋回及び前後移動可能なセグメン
ト保持機構を組込んだ矩形シールド掘進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8022613A JPH09217598A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 矩形シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8022613A JPH09217598A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 矩形シールド掘進機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09217598A true JPH09217598A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12087697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8022613A Pending JPH09217598A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 矩形シールド掘進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09217598A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010138561A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Hitachi Zosen Corp | セグメント組立装置 |
| JP2011080300A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Okumura Corp | 函体組立装置 |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP8022613A patent/JPH09217598A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010138561A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Hitachi Zosen Corp | セグメント組立装置 |
| JP2011080300A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Okumura Corp | 函体組立装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |