JPH09216805A - 複合水和性除草剤組成物 - Google Patents
複合水和性除草剤組成物Info
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Abstract
ある除草活性成分に尿素及び吸油性微粉を含有すること
により、保存中の活性成分が安定化された複合除草剤組
成物を提供する。 【解決手段】スルホニルウレア除草化合物と融点が40
℃以下である除草化合物を含む混合組成物に尿素及び吸
油性微粉を加え、該組成物の10重量%懸濁液の水素イ
オン指数を塩基性とする。
Description
系除草化合物及び融点が40℃以下である除草化合物を
含む組成物において、尿素及び吸油性微粉を含有し、そ
の組成物の10重量%懸濁液の水素イオン指数が塩基性
であることを特徴とする安定化された複合水和性除草剤
組成物に関する。
した農薬活性成分の分解防止の従来技術として特開昭5
0−40739号、特開昭51−7128号、特開昭5
1−12930号、特開昭52−117422号、特開
昭56−169606号及び特開昭57−18605号
に記載されている。また、スルホニルウレア系化合物の
分解防止に有効な従来技術としては、炭酸カルシウム及
び縮合リン酸塩を添加する方法(特開昭62−8400
4,155202,277306号)、植物油を添加す
る方法(特開昭63−23806号)、無機マグネシウ
ム塩を添加する方法(特開平5−271021号)、p
H調節剤を用いた水系懸濁製剤(特開平6−32171
3号)、ポリアクリル酸誘導体を用いた水系懸濁製剤
(特開平6−219913号)、アミノプラスト樹脂を
用いてマイクロカプセル化した活性成分を分散させた水
系懸濁製剤(特開平5−320012号)、塩基性ホワ
イトカーボンを添加する方法(特開平6−145015
号)、植物油又は鉱物油を分散媒とし、安定剤に尿素を
添加した油性懸濁製剤(特開平6−40823号)等が
知られている。しかしながら、スルホニルウレア系化合
物と融点が40℃以下である除草活性成分を混合した水
和性製剤ではこれらの方法では充分な安定性を有するも
のではない。
合物と融点が40℃以下である除草活性成分を混合した
製剤の農薬活性成分の分解を抑制し、長期にわたる保存
安定性に優れた複合水和性除草剤組成物を提供すること
を目的とする。
ルウレア系除草化合物と融点が40℃以下である除草化
合物を含む複合水和性除草剤組成物の保存安定性につい
て鋭意研究した結果、これらの複合水和性除草剤組成物
に尿素及び吸油性微粉を含有し、該組成物の10重量%
懸濁液の水素イオン指数を塩基性にすることにより、長
期保存安定性に優れた本発明の複合水和性除草剤組成物
を完成した。
と融点が40℃以下である除草化合物に尿素及び吸油性
微粉を含有し、その組成物の10重量%懸濁液の水素イ
オン指数が塩基性である複合水和性除草剤組成物であ
る。本発明の組成物に用いられるスルホニルウレア系除
草剤化合物はスルホニルウレア系除草剤化合物であれば
使用することができる。スルホニルウレア系除草剤化合
物の代表的な化合物としてメチル 2-(4-メトキシ-6-メ
チル-1,3,5-トリアジン-2-イルカルバモイルスルファモ
イル)ベンゾエート(一般名:メトスルフロンメチ
ル)、メチル α-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカ
ルバモイルスルファモイル)-o-トルアート(一般名:ベ
ンスルフロンメチル)、1-(4,6-ジメトキシピリミジン-
2-イル)-3-[1-メチル-4-[(2-メチル-2H-テトラゾール-5
-イル)-ピラゾール-5-イル]スルホニル]ウレア(一般
名:アジムスルフロン)、エチル 5-(4,6-ジメトキシピ
リミジン-2-イルカルバモイルスルファモイル)-1-メチ
ルピラゾール-4-カルボキシラート(一般名:ピラゾス
ルフロンエチル)、1-(2-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジ
ン-3-イルスルホニル)-3-(4,6-ジメトキシピリミジン-2
-イル)ウレア(一般名:イマゾスルフロン)、1-(4,6-
ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-3-[2-(2-メトキ
シエトキシ)フェニルスルホニル]ウレア(一般名:シノ
スルフロン)、1-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル)-
3-(3-トリフルオロメチル-2-ピリジルスルホニル)ウレ
ア(一般名:フラザスルフロン)などが挙げられる。こ
れらスルホニルウレア系除草剤化合物のうちメトスルフ
ロンメチル、ベンスルフロンメチル、イマゾスルフロン
の安定化効果が著しく優れる。スルホニルウレア系除草
剤化合物は異なる化合物を複数含むことが可能である。
点が40℃以下である除草活性成分であれば使用するこ
とができる。代表的な化合物としてS-4-クロロベンジル
ジエチルチオカーバメート(ベンチオカーブ)、S-ベン
ジル 1,2-ジメチルプロピル(エチル)チオカーバメート
(エスプロカルブ)、S-エチル パーヒドロアゼピン-1-
カルボチオエート(モリネート)、2-クロロ-2',6'-ジ
エチル-N-(2-プロポキシエチル)アセトアニリド(プレ
チラクロール)、N-(ブトキシメチル)-2-クロロ-2',6'-
ジエチルアセトアニリド(ブタクロール)、2-メチル-4
-クロロフェノキシ酪酸エチル(MCPB−エチル)、S
-2-クロロベンジル ジエチルチオカーバメート(オルソ
ベンカルブ)、S-(1-メチル-1-フェニルエチル)ピペリ
ジン-1-カルボチオエート(ジメピペレート)、2,3-ジ
ヒドロ-3,3-ジメチルベンゾフラン エタンスルホネート
(ベンフレセート)、イソプロピル-2,4-ジクロロフェ
ノキシアセテート(2,4−Dイソプロピル)、2-クロ
ロ-6'-エチル-N-(2-メトキシ-1-メチルエチル)アセト-o
-トルイダイド(メトラクロール)、エチル 2-クロロ-3
-[2-クロロ-4-フルオロ-5-(4-ジフルオロメチル-4,5-ジ
ヒドロ-3-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾロ-1-イ
ル)フェニル]プロピオネート(F8426)等が挙げら
れる。
分のうち、ベンチオカーブ、エスプロカルブ、モリネー
ト、ジメピペレート、プレチラクロール、ブタクロール
とスルホニルウレア化合物との複合に於いて好ましい。
又、スルホニルウレア系除草剤化合物と融点が40℃以
下である除草活性成分はベンチオカーブとメトスルフロ
ンメチル、ベンスルフロンメチル又はイマゾスルフロン
との組合せがより好ましい。
トナイト類、珪藻土類、ホワイトカーボン類、デンプン
類等が挙げられる。これらの吸油性微粉の中でホワイト
カーボンが好ましい。ホワイトカーボンは合成された超
微粉末の無水ケイ酸、含水ケイ酸、含水ケイ酸カルシウ
ムを主吸油性微粉成分として含む物質であり、特に、塩
基性ホワイトカーボンが最適である。
組成物中の水素イオン濃度指数を塩基性にすることによ
り、組成物中のスルホニルウレア系化合物を安定化させ
るものであるが、特に組成物中の10重量%懸濁液の水
素イオン指数(以下、pHと称する)を9.0から11.
0の範囲に調整することにより、スルホニルウレア系化
合物の分解が著しく抑えられ、貯蔵安定性の優れた水和
性除草剤組成物が得られる。組成物中のpHはいかなる
方法により調整しても良いが、代表的な調整方法として
界面活性剤、吸油性微粉及び増量剤等の各原料及びその
量を調整する方法、pH緩衝能のある無機塩類を加える
方法等がある。
レア系除草剤化合物及び融点が40℃以下である除草活
性成分、尿素及び吸油性微粉を含有し、更に農薬製剤で
必要な界面活性剤、増量剤、消泡剤、色素等を加え粉末
または顆粒状の水和性除草剤組成物を製造する。界面活
性剤、増量剤等は農薬製剤の製造で一般的に使われるも
のであれば使用可能である。代表的な界面活性剤として
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンスチ
リルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンひまし油、アルキ
ルグリコシドなどの非イオン性界面活性剤、アルキル硫
酸エステル、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルス
ルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホ
ン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮
合物、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル硫酸
塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリカルボン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルアミンなどのイオン性界面
活性剤等が挙げられる。増量剤としてはクレー、タル
ク、炭酸カルシウム等が挙げられる。
ウレア系活性成分と尿素の混合重量比は1:2〜500
が好ましく、1:5〜300がより好ましい。また、融
点が40℃以下の除草活性成分と吸油性微粉の混合重量
比は1:0.6〜6.0が好ましく、1:0.8〜5.0が
より好ましい。
剤中にスルホニルウレア系活性成分を0.01〜5重量
%、より好ましくは0.05〜2.5重量%、40℃で液
体の除草活性成分を10〜50重量%、より好ましくは
20〜40重量%、尿素を1〜80重量%、より好まし
くは5〜30重量%、吸油性微粉を5〜75重量%、よ
り好ましくは15〜35重量%、界面活性剤を1〜10
重量%、より好ましくは2〜6重量%の範囲で配合し、
複合水和性除草剤組成物に製剤化する。
除草化合物と融点が40℃以下である除草化合物以外に
他の除草化合物を加えることが可能である。他の除草化
合物として常温で固体の活性成分がある。常温で固体の
活性成分の例としては1-(1-メチル-1-フェニルエチル)-
3-p-トルイルウレア(一般名:ダイムロン)、N2-(1,2-
ジメチルプロピル)-N4-エチル-6-メチルチオ-1,3,5-ト
リアジン-2,4-ジアミン(一般名:ジメタメトリン)、2
-クロロ-N-(3-メトキシ-2-テニル)-2',6'-ジメチルアセ
トアニリド(一般名:テニルクロール)、o-3-tert-ブ
チルフェニル6-メトキシ-2-ピリジル(メチル)チオカー
バメート(一般名:ピリブチカルブ)、2-(1,3-ベンゾ
チアゾール-2-イルオキシ)-N-メチルアセトアニリド
(一般名:メフェナセット)、3',4'-ジクロロプロピオ
ンアニリド(一般名:プロパニル)、N2,N4-ジエチル-6
-メチルチオ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジアミン(一般
名:シメトリン)、5-tert-ブチル-3-(2,4-ジクロロ-5-
イソプロポキシフェニル)-1,3,4-オキサジアゾール-2(3
H)-オン(一般名:オキサジアゾン)、5-(2,4-ジクロロ
フェノキシ)-2-ニトロアニソール(一般名:クロメトキ
シフェン)、4-(2,4-ジクロロベンゾイル)-1,3-ジメチ
ルピラゾール-5-イル トルエン-4-スルフォネート(一
般名:ピラゾレート)、2-[4-(2,4-ジクロロベンゾイ
ル)-1,3-ジメチルピラゾール-5-イルオキシ]アセトフェ
ノン(一般名:ピラゾキシフェン)、メチル5-(2,4-ジ
クロロフェノキシ)-2-ニトロベンゾエート(一般名:ビ
フェノックス)、N-フェニル-2-(2-ナフチルオキシ)プ
ロピオンアミド(一般名:ナプロアニリド)、2-ブロモ
-3,3-ジメチル-N-(1-メチル-1-フェニルエチル)ブチル
アミド(一般名:ブロモブチド)、2-アミノ-3-クロロ-
1,4-ナフトキノン(一般名:キノクラミン)、S,S'-ジ
メチル 2-ジフルオロメチル-4-イソブチル-6-トリフル
オロメチルピリジン-3,5-ジカルボチオエート(一般
名:ジチオピル)等が挙げられる。
合水和性除草剤組成物として使用される。
安定性の効果を実施例及び試験例を挙げて説明する。
尚、配合例の数字は重量%を表し、活性成分は一般名で
ある。
部、ベンチオカーブ30部、尿素10部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル2部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシ
ウム1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及びクレ
ー30.9部を混合し、ジェット−O−マイザー(セイ
シン企業(株)製;202型)で微粉砕して水和剤を得
た。製剤の10%懸濁液のpHは10.9である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素40部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム
2部及び珪藻土1.9部を混合し、ジェット−O−マイ
ザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の1
0%懸濁液のpHは10.0である。
部、ベンチオカーブ15部、尿素20部、塩基性ホワイ
トカーボン12部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル0.67部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.33部、リグニンスルホン酸ナトリウム
2部及び炭酸カルシウム49.95部を混合し、ジェッ
ト−O−マイザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得
た。製剤の10%懸濁液のpHは10.5である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素10部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム
2部及び珪藻土31.9部を混合し、ジェット−O−マ
イザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の
10%懸濁液のpHは9.4である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素2.5部、塩基性ホワ
イトカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフ
ェニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウ
ム2部及び珪藻土39.4部を混合し、ジェット−O−
マイザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤
の10%懸濁液のpHは9.8である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素30.0部、中性ホワ
イトカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフ
ェニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウ
ム2部、無水炭酸ナトリウム11.9部を混合し、ジェ
ット−O−マイザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を
得た。製剤の10%懸濁液のpHは10.0である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素13.9部、澱粉加水
分解物48部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニル
エーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部
及び無水炭酸ナトリウム4部を混合し、ジェット−O−
マイザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤
の10%懸濁液のpHは9.9である。
部、ベンチオカーブ15部、尿素8.95部、珪藻土6
4部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル
0.67部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム0.
33部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部及び無水炭
酸ナトリウム7部を混合し、ジェット−O−マイザー
(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%
懸濁液のpHは10.3である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素10部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム
2部及び珪藻土31.4部を混合し、ジェット−O−マ
イザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の
10%懸濁液のpHは10.6である。
ベンチオカーブ30部、尿素10部、塩基性ホワイトカ
ーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニル
エーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部
及び珪藻土30.5部を混合し、ジェット−O−マイザ
ー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10
%懸濁液のpHは9.7である。
部、エスプロカルブ30部、尿素10部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム0.5部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部
及び珪藻土31.9部を混合し、ジェット−O−マイザ
ー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10
%懸濁液のpHは9.9である。
部、モリネート30部、尿素10部、塩基性ホワイトカ
ーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニル
エーテル1部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム
1部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及び珪藻土3
1.9部を混合し、ジェット−O−マイザー(前述参
照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは10.4である。
部、ジメピペレート30部、尿素10部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム
2部及び珪藻土31.9部を混合し、ジェット−O−マ
イザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の
10%懸濁液のpHは10.0である。
部、プレチラクロール30部、尿素10部、塩基性ホワ
イトカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフ
ェニルエーテル1.8部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.2部、リグニンスルホン酸ナトリウム2
部及び珪藻土31.7部を混合し、ジェット−O−マイ
ザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の1
0%懸濁液のpHは10.6である。
部、ブタクロール30部、尿素10部、塩基性ホワイト
カーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニ
ルエーテル1.8部、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム0.2部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及
び珪藻土31.8部を混合し、ジェット−O−マイザー
(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%
懸濁液のpHは9.9である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素30部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム0.66部、アルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウムホルマリン縮合物6部及びクレー7.9部を
混合し、ジェット−O−マイザー(前述参照)で微粉砕
し、適量の水を加えて混練した後、孔径0.3mmのス
クリーンを装着した押出し造粒機(不二パウダル(株)
製;ツインドームグランDG−L1型)で造粒し、乾燥
温度70℃で流動層乾燥機(不二パウダル(株)製;M
J−200型)で乾燥し、整粒して顆粒水和剤を得た。
製剤の10%懸濁液のpHは9.2である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素30部、塩基性ホワイ
トカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェ
ニルエーテル1部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシ
ウム0.5部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ムホルマリン縮合物6部及び珪藻土8.4部を混合し、
ジェット−O−マイザー(前述参照)で微粉砕し、流動
層造粒機((株)パウレック製;STREA−1型)中
に入れ、適量の水を噴霧しながら乾燥温度70℃で造粒
し、整粒して顆粒水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは10.3である。
ーブ30部、塩基性ホワイトカーボン24部、ポリオキ
シアルキレンスチリルフェニルエーテル2部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸カルシウム1部、リグニンスルホン
酸カルシウム2部及び炭酸カルシウム40.9部を混合
し、ジェット−O−マイザー(前述参照)で微粉砕して
水和剤を得た。製剤の10%懸濁液のpHは10.8で
ある。
部、ベンチオカーブ30部、酸性ホワイトカーボン24
部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル
1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム0.
66部、リグニンスルホン酸カルシウム2部及び珪藻土
41.9部を混合し、ジェット−O−マイザー(前述参
照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは6.7である。
部、ベンチオカーブ30部、尿素10部、酸性ホワイト
カーボン24部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニ
ルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナトリウム2
部及び珪藻土31.9部を混合し、ジェット−O−マイ
ザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の1
0%懸濁液のpHは6.9である。
部、ベンチオカーブ30部、トリポリリン酸ソーダ10
部、酸性ホワイトカーボン24部、ポリオキシアルキレ
ンスチリルフェニルエーテル1.34部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸カルシウム0.66部、リグニンスルホ
ン酸ナトリウム2部及び炭酸カルシウム31.9部を混
合し、ジェット−O−マイザー(前述参照)で微粉砕し
て水和剤を得た。製剤の10%懸濁液のpHは8.9で
ある。
部、ベンチオカーブ30部、エポキシ化大豆油5部、酸
性ホワイトカーボン24部、ポリオキシアルキレンスチ
リルフェニルエーテル1.34部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸カルシウム0.66部、リグニンスルホン酸ナ
トリウム2部及びクレー36.9部を混合し、ジェット
−O−マイザー(前述参照)で微粉砕して水和剤を得
た。製剤の10%懸濁液のpHは6.5である。
部、ベンチオカーブ30部、塩基性ホワイトカーボン2
4部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル
1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム0.
66部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及び珪藻土
41.7部を混合し、ジェット−O−マイザー(前述参
照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは9.7である。
ンチオカーブ30部、塩基性ホワイトカーボン24部、
ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル1.3
4部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム0.66
部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及び珪藻土4
1.7部を混合し、ジェット−O−マイザー(前述参
照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは9.9である。
部、ベンチオカーブ30部、塩基性ホワイトカーボン2
4部、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル
1.34部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム0.
66部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及び珪藻土
41.4部を混合し、ジェット−O−マイザー(前述参
照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは10.1である。
ンチオカーブ30部、塩基性ホワイトカーボン24部、
ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル1.3
4部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム0.66
部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部及び珪藻土4
0.5部を混合し、ジェット−O−マイザー(前述参
照)で微粉砕して水和剤を得た。製剤の10%懸濁液の
pHは9.7である。
つ20cm×25cmの大きさのアルミ袋に入れ、入口をヒート
シーラー(富士インパルス(株)製;PS−310型)
で加熱密封したものを各2つ包装した。この製剤包装品
を50℃の恒温槽内に30日間保存した後、各製剤の成
分含有量を逆相高速液体クロマトグラフィーにて定量し
た。有効成分の分解率は次式により求めた。試験結果を
表1に示す。
0日間保存後の成分含有量)/製造直後の成分含有量}
×100
が40℃以下である除草活性成分を含む複合水和性除草
剤組成物に尿素及び吸油性微粉を含有し、その組成物の
10重量%懸濁液の水素イオン指数を塩基性にすること
により、除草活性を維持し、保存中の活性成分の分解防
止及び長期間にわたり活性成分を安定化させる効果を有
する。
Claims (4)
- 【請求項1】スルホニルウレア系除草化合物及び融点が
40℃以下である除草化合物を含む混合組成物におい
て、尿素及び吸油性微粉を含有し、該組成物の10重量
%懸濁液の水素イオン指数が塩基性であることを特徴と
する複合水和性除草剤組成物。 - 【請求項2】融点が40℃以下である除草活性成分がS-
4-クロロベンジルジエチルチオカーバメートである請求
項1記載の複合水和性除草剤組成物。 - 【請求項3】スルホニルウレア系除草剤化合物がメチル
2-(4-メトキシ-6-メチル-1,3,5-トリアジン-2-イルカ
ルバモイルスルファモイル)ベンゾエート、メチル α-
(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイルスルフ
ァモイル)-o-トルアート、又は1-(2-クロロイミダゾ[1,
2-a]ピリジン-3-イルスルホニル)-3-(4,6-ジメトキシピ
リミジン-2-イル)ウレアである請求項1記載の複合水和
性除草剤組成物。 - 【請求項4】組成物の10重量%懸濁液の水素イオン指
数が9.0から11.0の範囲である請求項1記載の複合
水和性除草剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4692096A JP3839513B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 複合水和性除草剤組成物 |
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JPH09216805A true JPH09216805A (ja) | 1997-08-19 |
JP3839513B2 JP3839513B2 (ja) | 2006-11-01 |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3839513B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002102152A1 (en) * | 2001-06-13 | 2002-12-27 | Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. | Granulated wettable powder |
WO2007018160A1 (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-15 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | 水性懸濁状除草組成物 |
JP2009155234A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 安定化された農薬固形製剤組成物 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP4692096A patent/JP3839513B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2002102152A1 (en) * | 2001-06-13 | 2002-12-27 | Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. | Granulated wettable powder |
WO2007018160A1 (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-15 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | 水性懸濁状除草組成物 |
JP2009155234A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 安定化された農薬固形製剤組成物 |
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