JPH09214807A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置および画像処理方法Info
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- JPH09214807A JPH09214807A JP8016075A JP1607596A JPH09214807A JP H09214807 A JPH09214807 A JP H09214807A JP 8016075 A JP8016075 A JP 8016075A JP 1607596 A JP1607596 A JP 1607596A JP H09214807 A JPH09214807 A JP H09214807A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6097—Colour correction or control depending on the characteristics of the output medium, e.g. glossy paper, matt paper, transparency or fabrics
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/409—Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
- H04N1/4092—Edge or detail enhancement
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
- H04N5/205—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
- H04N5/208—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザに負担をかけることなく最適な画像を
出力装置の種類に係わらずに出力できるようにする。 【解決手段】 入力された画像データに対応する入力画
像情報と、上記画像データを出力する出力装置3〜6に
係わる出力デバイス情報とを用いて上記画像データをア
パチャー補正処理して出力する画像処理手段7を設け、
上記入力画像情報および上記出力デバイス情報を用いて
上記画像データをアパチャー補正処理するようにするこ
とにより、出力装置によって異なる特性に応じた最適な
画像を自動的に出力できるようにする。
出力装置の種類に係わらずに出力できるようにする。 【解決手段】 入力された画像データに対応する入力画
像情報と、上記画像データを出力する出力装置3〜6に
係わる出力デバイス情報とを用いて上記画像データをア
パチャー補正処理して出力する画像処理手段7を設け、
上記入力画像情報および上記出力デバイス情報を用いて
上記画像データをアパチャー補正処理するようにするこ
とにより、出力装置によって異なる特性に応じた最適な
画像を自動的に出力できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
画像処理方法に係わり、例えば、出力装置の特性に合わ
せた処理を行って画像を出力する場合に用いて好適なも
のである。
画像処理方法に係わり、例えば、出力装置の特性に合わ
せた処理を行って画像を出力する場合に用いて好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナー、電子カメラ、ビデオ
カメラ、フォトCD等のようなデジタル画像入力機器の
急速な普及に伴い、コンピュータ上で画像の加工、編集
を行い、ディスプレイ、プリンタに出力するDTP(D
esktop Publishing)作業が盛んにな
ってきている。
カメラ、フォトCD等のようなデジタル画像入力機器の
急速な普及に伴い、コンピュータ上で画像の加工、編集
を行い、ディスプレイ、プリンタに出力するDTP(D
esktop Publishing)作業が盛んにな
ってきている。
【0003】ユーザーは、電子カメラなどで撮影した画
像データをコンピュータのディスプレイに表示して編集
を行い、プリンタ等に出力する。その時に用いられる従
来技術として、カラーマネージメントシステム(CM
S)がある。
像データをコンピュータのディスプレイに表示して編集
を行い、プリンタ等に出力する。その時に用いられる従
来技術として、カラーマネージメントシステム(CM
S)がある。
【0004】上記カラーマネージメントシステム(CM
S)は、異なる出力メディア間での色の等色を実現する
ためのものであり、現在、マッキントッシュ社のカラー
シンク、およびコダック社のカラーセンス等が存在し、
ある程度の等色が実現されている。
S)は、異なる出力メディア間での色の等色を実現する
ためのものであり、現在、マッキントッシュ社のカラー
シンク、およびコダック社のカラーセンス等が存在し、
ある程度の等色が実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、異なる出力デバイス間での色の等色は注目さ
れて実現されつつあるが、画像の先鋭感、いわゆる画像
の見え方の一致に関しては実現されていない。
来例では、異なる出力デバイス間での色の等色は注目さ
れて実現されつつあるが、画像の先鋭感、いわゆる画像
の見え方の一致に関しては実現されていない。
【0006】例えば、あるモニタで最適な解像感(輪郭
やダイナミックレンジ)に見えていたものが、あるプリ
ンタで出力すると非常にぼけた感じの画像となって見え
てしまうことが多々ある。
やダイナミックレンジ)に見えていたものが、あるプリ
ンタで出力すると非常にぼけた感じの画像となって見え
てしまうことが多々ある。
【0007】これは、モニタとプリンタとでは、解像度
およびダイナミックレンジが大幅に異なるため、画像を
プリンタで出力するには、画素補間やダイナミックレン
ジ補正を行わねばならず、これが、解像感の異なる原因
となっていた。さらに、解像度が同じ出力装置間でも、
例えばモニタとプリンタとでは、発光物と反射物の違い
から、やはり解像感が異なる問題があった。
およびダイナミックレンジが大幅に異なるため、画像を
プリンタで出力するには、画素補間やダイナミックレン
ジ補正を行わねばならず、これが、解像感の異なる原因
となっていた。さらに、解像度が同じ出力装置間でも、
例えばモニタとプリンタとでは、発光物と反射物の違い
から、やはり解像感が異なる問題があった。
【0008】これらの問題点を回避するためにはユーザ
にある程度の経験が必要であり、従来は画像編集ツール
で輪郭強調処理や、階調変換などの処理をユーザが行っ
て出力していた。
にある程度の経験が必要であり、従来は画像編集ツール
で輪郭強調処理や、階調変換などの処理をユーザが行っ
て出力していた。
【0009】また、異なる出力デバイス間で、異なるア
パチャー補正、階調変換処理をするという概念は存在す
るが、カラーマネージメントシステムCMSのようにユ
ーザに負担をかけずに自動でそれを実現するためのフォ
ーマットおよびシステムの提案はなされていなかった。
パチャー補正、階調変換処理をするという概念は存在す
るが、カラーマネージメントシステムCMSのようにユ
ーザに負担をかけずに自動でそれを実現するためのフォ
ーマットおよびシステムの提案はなされていなかった。
【0010】本発明は上述の問題点にかんがみ、ユーザ
に負担をかけることなく最適な画像を出力デバイスの種
類に係わらずに出力できるようにすることを目的とす
る。
に負担をかけることなく最適な画像を出力デバイスの種
類に係わらずに出力できるようにすることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、入力される画像データに対応する入力画像情報と、
上記画像データを出力する出力装置に係わる出力デバイ
ス情報とを有し、上記入力画像情報および出力デバイス
情報を用いて上記画像データをアパチャー補正処理して
出力する画像処理手段を具備することを特徴としてい
る。
は、入力される画像データに対応する入力画像情報と、
上記画像データを出力する出力装置に係わる出力デバイ
ス情報とを有し、上記入力画像情報および出力デバイス
情報を用いて上記画像データをアパチャー補正処理して
出力する画像処理手段を具備することを特徴としてい
る。
【0012】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記入力画像情報には、画像データの種類、上記画像デ
ータが予めアパチャー補正処理されているか否かの情
報、上記画像データが予めアパチャー補正処理されてい
る場合にはその種類およびパラメータを少なくとも含
み、上記画像処理手段はこれらの情報を用いて上記入力
画像データをアパチャー補正処理することを特徴として
いる。
上記入力画像情報には、画像データの種類、上記画像デ
ータが予めアパチャー補正処理されているか否かの情
報、上記画像データが予めアパチャー補正処理されてい
る場合にはその種類およびパラメータを少なくとも含
み、上記画像処理手段はこれらの情報を用いて上記入力
画像データをアパチャー補正処理することを特徴として
いる。
【0013】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記画像処理手段は、入力された画像データが予め
アパチャー補正処理されていた場合には、上記アパチャ
ー補正処理を打ち消す処理を行うとともに、上記画像デ
ータを出力する出力装置の特性に応じたアパチャー補正
処理を施して出力することを特徴としている。
は、上記画像処理手段は、入力された画像データが予め
アパチャー補正処理されていた場合には、上記アパチャ
ー補正処理を打ち消す処理を行うとともに、上記画像デ
ータを出力する出力装置の特性に応じたアパチャー補正
処理を施して出力することを特徴としている。
【0014】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記出力デバイス情報は、デジタルフィルタ処理を
行うのに必要なデジタルフィルタのタップ数、フィルタ
係数、アパチャー信号抑制信号、アパチャーゲイン調整
値の内、少なくとも1組以上から構成されていることを
特徴としている。
は、上記出力デバイス情報は、デジタルフィルタ処理を
行うのに必要なデジタルフィルタのタップ数、フィルタ
係数、アパチャー信号抑制信号、アパチャーゲイン調整
値の内、少なくとも1組以上から構成されていることを
特徴としている。
【0015】また、本発明の画像処理方法の特徴とする
ことろは、画像処理装置に入力された画像データに対応
する入力画像情報と、上記画像処理装置から上記画像デ
ータを出力する出力装置に係わる出力デバイス情報とを
用いて上記画像データをアパチャー補正処理する画像処
理方法であって、上記アパチャー補正処理を上記画像処
理装置上において行うことを特徴としている。
ことろは、画像処理装置に入力された画像データに対応
する入力画像情報と、上記画像処理装置から上記画像デ
ータを出力する出力装置に係わる出力デバイス情報とを
用いて上記画像データをアパチャー補正処理する画像処
理方法であって、上記アパチャー補正処理を上記画像処
理装置上において行うことを特徴としている。
【0016】また、本発明の他の特徴とするところは、
画像処理装置に入力される画像データに対応する入力画
像情報と、上記画像処理装置から上記画像データを出力
する出力装置に係わる出力デバイス情報とを用いて上記
画像データをアパチャー補正処理する画像処理方法であ
って、上記アパチャー補正処理を上記出力装置上で行う
ことを特徴としている。
画像処理装置に入力される画像データに対応する入力画
像情報と、上記画像処理装置から上記画像データを出力
する出力装置に係わる出力デバイス情報とを用いて上記
画像データをアパチャー補正処理する画像処理方法であ
って、上記アパチャー補正処理を上記出力装置上で行う
ことを特徴としている。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記入力画像情報には、入力画像データの種類、上
記画像データが予めアパチャー補正処理されているか否
かの情報、上記画像データが予め処理されたアパチャー
補正の種類およびパラメータが含まれていることを特徴
としている。
は、上記入力画像情報には、入力画像データの種類、上
記画像データが予めアパチャー補正処理されているか否
かの情報、上記画像データが予め処理されたアパチャー
補正の種類およびパラメータが含まれていることを特徴
としている。
【0018】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記入力画像データが予めアパチャー補正処理され
ていた場合には、上記アパチャー補正処理を打ち消す処
理を行うとともに、上記画像データを出力する出力装置
に応じたアパチャー補正処理を施すことを特徴としてい
る。
は、上記入力画像データが予めアパチャー補正処理され
ていた場合には、上記アパチャー補正処理を打ち消す処
理を行うとともに、上記画像データを出力する出力装置
に応じたアパチャー補正処理を施すことを特徴としてい
る。
【0019】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記出力デバイス情報は、デジタルフィルタ処理を
行うのに必要なデジタルフィルタのタップ数、フィルタ
係数、アパチャー信号抑制信号、アパチャーゲイン調整
値の内、少なくとも1組以上から構成されていることを
特徴としている。
は、上記出力デバイス情報は、デジタルフィルタ処理を
行うのに必要なデジタルフィルタのタップ数、フィルタ
係数、アパチャー信号抑制信号、アパチャーゲイン調整
値の内、少なくとも1組以上から構成されていることを
特徴としている。
【0020】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、入力され
た画像データが、上記画像データを出力する出力装置に
よって異なる特性に合わせて自動的にアパチャー補正処
理されるのでユーザに負担をかけずに、最適な画像を出
力装置の種類に係わりなく出力することが可能となる。
た画像データが、上記画像データを出力する出力装置に
よって異なる特性に合わせて自動的にアパチャー補正処
理されるのでユーザに負担をかけずに、最適な画像を出
力装置の種類に係わりなく出力することが可能となる。
【0021】また、本発明の他の特徴によれば、出力装
置の異なる特性に合ったアパチャー補正処理を、出力装
置において入力画像情報および出力デバイス情報を用い
て自動的に施すので、画像処理装置の負担を軽減するこ
とができる。
置の異なる特性に合ったアパチャー補正処理を、出力装
置において入力画像情報および出力デバイス情報を用い
て自動的に施すので、画像処理装置の負担を軽減するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置の実
施形態を図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の画像処理装置を用
いた、画像処理システムの概略を示すブロック図ある。
図1において、1は電子カメラ、2はフォトCD、3は
第1のモニタ、4は第2のモニタ、5は第1のプリン
タ、6は第2のプリンタ、7はコンピュータにより構成
される画像処理装置である。
施形態を図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の画像処理装置を用
いた、画像処理システムの概略を示すブロック図ある。
図1において、1は電子カメラ、2はフォトCD、3は
第1のモニタ、4は第2のモニタ、5は第1のプリン
タ、6は第2のプリンタ、7はコンピュータにより構成
される画像処理装置である。
【0023】これらの構成において、電子カメラ1およ
びフォトCD2は、画像入力デバイスとして用いられ
る。なお、上記フォトCD2は、フィルム(ネガ/ポ
ジ)で撮影した写真をデジタル化してコンパクトディス
クCDに記録したものである。第1のモニタ3〜第2の
プリンタ6は画像出力デバイスとして用いられる。
びフォトCD2は、画像入力デバイスとして用いられ
る。なお、上記フォトCD2は、フィルム(ネガ/ポ
ジ)で撮影した写真をデジタル化してコンパクトディス
クCDに記録したものである。第1のモニタ3〜第2の
プリンタ6は画像出力デバイスとして用いられる。
【0024】図2〜図4は、本実施形態の画像処理シス
テムの処理の手順を示したフローチャートである。以
下、図1〜図4を用いて本実施形態の画像処理装置の動
作を説明する。図2のフローチャートに示すように、電
子カメラ1で撮影されることにより生成された画像信号
は、上記電子カメラ1内で汎用のフォーマットであるT
IFF、BMP、RAWデータ等に変換され、画像デー
タが作成される(ステップS21)。
テムの処理の手順を示したフローチャートである。以
下、図1〜図4を用いて本実施形態の画像処理装置の動
作を説明する。図2のフローチャートに示すように、電
子カメラ1で撮影されることにより生成された画像信号
は、上記電子カメラ1内で汎用のフォーマットであるT
IFF、BMP、RAWデータ等に変換され、画像デー
タが作成される(ステップS21)。
【0025】次に、ステップS22に進み、入力画像情
報を画像信号のヘッダーとして付加する。そして、入力
画像情報を追加した画像データを、次のステップS23
において画像処理装置7に転送する。次に、この画像デ
ータを出力装置で出力するわけであるが、この時に画像
処理装置7は、出力装置の個々に用意されている出力デ
バイス情報を取得する( ステップS24) 。
報を画像信号のヘッダーとして付加する。そして、入力
画像情報を追加した画像データを、次のステップS23
において画像処理装置7に転送する。次に、この画像デ
ータを出力装置で出力するわけであるが、この時に画像
処理装置7は、出力装置の個々に用意されている出力デ
バイス情報を取得する( ステップS24) 。
【0026】そして、上記取得した出力デバイス情報
と、ヘッダーとして入力画像データに付加されている入
力画像情報とを用いて、その出力装置で最適な画像信号
が得られるようにするためのAPC補正を行う( ステッ
プS25) 。
と、ヘッダーとして入力画像データに付加されている入
力画像情報とを用いて、その出力装置で最適な画像信号
が得られるようにするためのAPC補正を行う( ステッ
プS25) 。
【0027】また、カラーマネージメントシステムCM
Sが組み込まれている場合、異なるデバイス間での等色
を実現するカラーマネージメントシステムCMSのため
のプロファイルを読み込み、色の変換を行う。ここで、
本実施形態の入力画像情報あるいは出力デバイス情報を
カラーマネージメントシステムCMSのプロファイルデ
ータと結合する形で持つことも考えられる。
Sが組み込まれている場合、異なるデバイス間での等色
を実現するカラーマネージメントシステムCMSのため
のプロファイルを読み込み、色の変換を行う。ここで、
本実施形態の入力画像情報あるいは出力デバイス情報を
カラーマネージメントシステムCMSのプロファイルデ
ータと結合する形で持つことも考えられる。
【0028】なお、カラーマネージメントシステムCM
Sの動作説明は、本実施形態の意図からはずれるので説
明を省略する。次に、ステップS26に進み、APC補
正を行った画像データを出力装置に転送する。
Sの動作説明は、本実施形態の意図からはずれるので説
明を省略する。次に、ステップS26に進み、APC補
正を行った画像データを出力装置に転送する。
【0029】次に、本実施形態の主眼である入力画像情
報、出力デバイス情報、およびそれを用いてAPC補正
を行う動作を詳しく説明する。図5に、電子カメラ1の
入力画像情報を示す。上記入力画像情報の内容を項目順
に説明すると、一般情報(General Info.)として、画像
保存形式(save form)、サイズ(x size,y size) 、レン
ジ(range) 、ガンマ(gumma curve) 、後にユーザが付け
加えることができる(user definition space) 等があ
る。
報、出力デバイス情報、およびそれを用いてAPC補正
を行う動作を詳しく説明する。図5に、電子カメラ1の
入力画像情報を示す。上記入力画像情報の内容を項目順
に説明すると、一般情報(General Info.)として、画像
保存形式(save form)、サイズ(x size,y size) 、レン
ジ(range) 、ガンマ(gumma curve) 、後にユーザが付け
加えることができる(user definition space) 等があ
る。
【0030】また、特殊情報(Unique Info.)として、ア
パチャー補正をしているか否かを記述してある(apc o
n)、どの出力に対するアパチャーかを記述してある(obj
ect ofapc) 、後でユーザが付け加えることのできる(u
ser definition space) 等がある。
パチャー補正をしているか否かを記述してある(apc o
n)、どの出力に対するアパチャーかを記述してある(obj
ect ofapc) 、後でユーザが付け加えることのできる(u
ser definition space) 等がある。
【0031】図6に、第1のモニタ3の出力デバイス情
報を示す。以下、出力デバイス情報を項目順に説明する
と、アパチャー補正のための情報(APC.info.)として、
デジタルフィルタ(Digital Filter A)のフィルタ次元数
(dimension) 、タップ数(h or v tap number) 、フィル
タ係数(h or v coefficient)がある。
報を示す。以下、出力デバイス情報を項目順に説明する
と、アパチャー補正のための情報(APC.info.)として、
デジタルフィルタ(Digital Filter A)のフィルタ次元数
(dimension) 、タップ数(h or v tap number) 、フィル
タ係数(h or v coefficient)がある。
【0032】また、ノイズを除去するベースクリップ処
理(Base Clip) に必要なベースクリップ値(h or v base
clip)、水平垂直方向のアパチャーの強さ(Gain Correc
t)を指定するアパチャーゲイン値(h or v apc gain) 、
入力画像の解像度と出力画像の解像度に応じてAPCゲ
インを変えるためのAPCゲインテーブル(apc gain)、
APC振幅抑制テーブル(amplitude suppress)等であ
る。
理(Base Clip) に必要なベースクリップ値(h or v base
clip)、水平垂直方向のアパチャーの強さ(Gain Correc
t)を指定するアパチャーゲイン値(h or v apc gain) 、
入力画像の解像度と出力画像の解像度に応じてAPCゲ
インを変えるためのAPCゲインテーブル(apc gain)、
APC振幅抑制テーブル(amplitude suppress)等であ
る。
【0033】また、電子カメラ1などのスチルカメラな
どにおいて、単板センサーを用いて撮影した画像データ
における高彩度画素の色エッジ部分に発生する偽信号を
抑圧する高彩度APCゲイン抑圧テーブル(chroma supp
ress)、低輝度領域の輝度ノイズの強調を抑える低輝度
APC抑圧テーブル(darkness supress) が、それぞれ
入力画像の種類に応じて複数記述されている。
どにおいて、単板センサーを用いて撮影した画像データ
における高彩度画素の色エッジ部分に発生する偽信号を
抑圧する高彩度APCゲイン抑圧テーブル(chroma supp
ress)、低輝度領域の輝度ノイズの強調を抑える低輝度
APC抑圧テーブル(darkness supress) が、それぞれ
入力画像の種類に応じて複数記述されている。
【0034】次に、図3および図5、6を用いて、AP
C補正の説明をする。まず、画像データにヘッダーの形
でつけられた入力画像情報の中の、{Unique Info. apc
on}を参照し、入力画像データにアパチャー補正が施
されているか否かをチェックする(ステップS31)。
C補正の説明をする。まず、画像データにヘッダーの形
でつけられた入力画像情報の中の、{Unique Info. apc
on}を参照し、入力画像データにアパチャー補正が施
されているか否かをチェックする(ステップS31)。
【0035】上記チェックの結果、入力画像データにア
パチャー補正がかかっていなければステップS32に進
み、入力画像情報の{Unique Info. data type}から画
像の種類をチェックし、出力装置の出力デバイス情報の
中から、入力画像の種類と一致する{APC.info}デ
ジタルフィルタを選択する。
パチャー補正がかかっていなければステップS32に進
み、入力画像情報の{Unique Info. data type}から画
像の種類をチェックし、出力装置の出力デバイス情報の
中から、入力画像の種類と一致する{APC.info}デ
ジタルフィルタを選択する。
【0036】例えば、図6において、入力画像が自然画
であったら、{Digital Filter A}を選択する。次に、
ステップS37に進み、上記デジタルフィルタのパラメ
ータでAPC補正処理を行う。
であったら、{Digital Filter A}を選択する。次に、
ステップS37に進み、上記デジタルフィルタのパラメ
ータでAPC補正処理を行う。
【0037】一方、上記ステップS31の判断の結果、
入力画像データにアパチャー補正が施されている場合は
ステップS33に進み、入力画像情報の{Unique Info.
object of apc}を参照し、どの出力デバイスに対して
適切なAPC補正が施されているかをチェックする。
入力画像データにアパチャー補正が施されている場合は
ステップS33に進み、入力画像情報の{Unique Info.
object of apc}を参照し、どの出力デバイスに対して
適切なAPC補正が施されているかをチェックする。
【0038】図5の{Unique Info. case 2 }にあるよ
うに、{Unique Info. object of apc}には、出力デバ
イスに応じて、どのくらいアパチャー補正をするかを記
述してある。この例では、モニタ、LCDには0、つま
りモニタおよびLCDに出力する場合にはAPC補正の
必要がなく、これは予め、画像データにモニタおよびL
CD用のAPC補正が施されていることを意味する。
うに、{Unique Info. object of apc}には、出力デバ
イスに応じて、どのくらいアパチャー補正をするかを記
述してある。この例では、モニタ、LCDには0、つま
りモニタおよびLCDに出力する場合にはAPC補正の
必要がなく、これは予め、画像データにモニタおよびL
CD用のAPC補正が施されていることを意味する。
【0039】また、パラメータより第1のプリンタ5に
出力する場合には、APC補正ゲインを強くかけ(パラ
メータには通常のAPCゲインに対してどの程度ゲイン
をかけるかが記述されている)、一方、第2のプリンタ
6に出力する場合はAPC補正せず、逆にぼかす補正を
行うようにする。
出力する場合には、APC補正ゲインを強くかけ(パラ
メータには通常のAPCゲインに対してどの程度ゲイン
をかけるかが記述されている)、一方、第2のプリンタ
6に出力する場合はAPC補正せず、逆にぼかす補正を
行うようにする。
【0040】こうして、入力画像に施されているAPC
補正の情報を入力画像情報から得て、APC補正対象が
出力デバイスと同じであるか否かを判断する(ステップ
S34)。この判断の結果、違うと判断したときはステ
ップS35に進み、出力デバイス情報から通常用いるデ
ジタルフィルタを選択する。次に、ステップS37に進
み、上記パラメータと、入力画像情報の{object of ap
c }の値を用いてAPC補正を行う。
補正の情報を入力画像情報から得て、APC補正対象が
出力デバイスと同じであるか否かを判断する(ステップ
S34)。この判断の結果、違うと判断したときはステ
ップS35に進み、出力デバイス情報から通常用いるデ
ジタルフィルタを選択する。次に、ステップS37に進
み、上記パラメータと、入力画像情報の{object of ap
c }の値を用いてAPC補正を行う。
【0041】また、ステップS34の判断の結果、入力
画像データのAPC補正対象が出力デバイスと同じであ
る場合にはステップS36に進み、APC補正を行う必
要がないと判断して画像をそのまま出力する。
画像データのAPC補正対象が出力デバイスと同じであ
る場合にはステップS36に進み、APC補正を行う必
要がないと判断して画像をそのまま出力する。
【0042】次に、ステップS37において行われるA
PC補正動作を、図4のフローチャートを用いて説明す
る。まず最初に、ステップS41において、入力画像情
報および出力デバイス情報から、デジタルフィルタのパ
ラメータを選択してFIRフィルタ演算を行い、画像デ
ータの高周波成分を検出する。
PC補正動作を、図4のフローチャートを用いて説明す
る。まず最初に、ステップS41において、入力画像情
報および出力デバイス情報から、デジタルフィルタのパ
ラメータを選択してFIRフィルタ演算を行い、画像デ
ータの高周波成分を検出する。
【0043】次に、ステップS42に進み、高彩度AP
Cゲイン抑圧を行う場合、図7(a)に示す高彩度AP
C抑圧テーブル用いて、高彩度画素のエッジ領域におけ
るアパチャー補正を抑圧する。
Cゲイン抑圧を行う場合、図7(a)に示す高彩度AP
C抑圧テーブル用いて、高彩度画素のエッジ領域におけ
るアパチャー補正を抑圧する。
【0044】次に、ステップS43に進み、図7(b)
に示す低輝度抑圧テーブルを用いてノイズの強調を抑え
る。次に、ステップS44に進み、図7(c)に示す振
幅抑制テーブルでアパチャー振幅の無用な拡大を抑え
る。次に、ステップS45に進み、入力画像情報の解像
度と、出力画像の解像度と、APCゲインテーブルを用
いてAPCゲインを決定してゲインをかけ、通常信号に
加える。
に示す低輝度抑圧テーブルを用いてノイズの強調を抑え
る。次に、ステップS44に進み、図7(c)に示す振
幅抑制テーブルでアパチャー振幅の無用な拡大を抑え
る。次に、ステップS45に進み、入力画像情報の解像
度と、出力画像の解像度と、APCゲインテーブルを用
いてAPCゲインを決定してゲインをかけ、通常信号に
加える。
【0045】以上のように、入力画像に入力画像情報を
付加するとともに、画像処理装置7に接続された出力デ
バイスの出力デバイス情報を、上記画像処理装置7に備
えることで、入力画像情報および出力デバイス情報を用
いて、異なる出力デバイスの特性に合わせて入力画像に
アパチャー補正を自動的に行って出力することが可能と
なる。これにより、出力デバイスの種類にかかわらず最
適な画像を、ユーザに負担をかけることなく出力するこ
とが可能となる。
付加するとともに、画像処理装置7に接続された出力デ
バイスの出力デバイス情報を、上記画像処理装置7に備
えることで、入力画像情報および出力デバイス情報を用
いて、異なる出力デバイスの特性に合わせて入力画像に
アパチャー補正を自動的に行って出力することが可能と
なる。これにより、出力デバイスの種類にかかわらず最
適な画像を、ユーザに負担をかけることなく出力するこ
とが可能となる。
【0046】(第2の実施形態)図8は、本発明の第2
の実施形態を示す画像処理装置の処理手順のフローチャ
ートであり、入力画像に予めAPC補正が施されている
場合、一度入力画像のAPC補正を打ち消すフィルタを
かけ、入力デバイスのアパチャー処理とは独立な(devi
ce independent)な画像の状態を作り、その後出力装置
に最適なAPC補正をすると言う点が異なる。すなわ
ち、図8のフローチャートにおいて、図3のフローチャ
ートと異なる点は、ステップS85〜ステップS87で
ある。
の実施形態を示す画像処理装置の処理手順のフローチャ
ートであり、入力画像に予めAPC補正が施されている
場合、一度入力画像のAPC補正を打ち消すフィルタを
かけ、入力デバイスのアパチャー処理とは独立な(devi
ce independent)な画像の状態を作り、その後出力装置
に最適なAPC補正をすると言う点が異なる。すなわ
ち、図8のフローチャートにおいて、図3のフローチャ
ートと異なる点は、ステップS85〜ステップS87で
ある。
【0047】すなわち、図8において、入力画像情報か
ら画像データにAPC処理が行われているかを判別し
(ステップS81)、行われていない場合は第1の実施
形態と同じ処理を行い(ステップS82)、入力画像に
APC補正を行い出力する(ステップS89)。
ら画像データにAPC処理が行われているかを判別し
(ステップS81)、行われていない場合は第1の実施
形態と同じ処理を行い(ステップS82)、入力画像に
APC補正を行い出力する(ステップS89)。
【0048】一方、APC補正が行われている場合には
ステップS83に進み、どの出力装置を対象にかけたA
PC補正かを取得し、出力装置が上記APC補正の対象
デバイスと同じであるか否かを判断する(ステップS8
4)。上記ステップS84の判断の結果、同じならばA
PC補正なしでそのまま出力する(ステップS88)。
ステップS83に進み、どの出力装置を対象にかけたA
PC補正かを取得し、出力装置が上記APC補正の対象
デバイスと同じであるか否かを判断する(ステップS8
4)。上記ステップS84の判断の結果、同じならばA
PC補正なしでそのまま出力する(ステップS88)。
【0049】また、出力装置が上記APC補正の非対象
デバイスの場合には、入力画像情報からAPC補正処理
に使われたAPCパラメータを取得し(ステップS8
5)、このパラメータよりこれを打ち消すようなフィル
タをかけて画像処理し(ステップS86)、アパチャー
がかかっていない状態の画像データを作る。
デバイスの場合には、入力画像情報からAPC補正処理
に使われたAPCパラメータを取得し(ステップS8
5)、このパラメータよりこれを打ち消すようなフィル
タをかけて画像処理し(ステップS86)、アパチャー
がかかっていない状態の画像データを作る。
【0050】その後、出力デバイス情報から最適なパラ
メータを取得してフィルタを決定し(ステップS8
7)、APC補正を行って出力する(ステップS8
9)。つまり、本実施形態においては、アパチャーの施
されている画像から、APC補正の施されていない( d
evice independent )画像に一旦戻し、出力装置に応じ
た最適なAPC補正を施して再び出力するようにしてい
る。
メータを取得してフィルタを決定し(ステップS8
7)、APC補正を行って出力する(ステップS8
9)。つまり、本実施形態においては、アパチャーの施
されている画像から、APC補正の施されていない( d
evice independent )画像に一旦戻し、出力装置に応じ
た最適なAPC補正を施して再び出力するようにしてい
る。
【0051】ここで、APC補正された画像から、AP
C補正が行われていない画像を作成するフィルタを求め
る方法について説明する。例えば、図9(a)に示すフ
ィルタによる処理が施されているとする。入力をxn、
出力をynとすると、出力ynは以下の式で表すことが
できる。
C補正が行われていない画像を作成するフィルタを求め
る方法について説明する。例えば、図9(a)に示すフ
ィルタによる処理が施されているとする。入力をxn、
出力をynとすると、出力ynは以下の式で表すことが
できる。
【0052】 Yn=Xn+k(Xn+1−Xn) =(1−k)Xn+nXn+1 ・・・(1式)
【0053】これをZ変換すると、 Y(z)=(1−k)X(z)+kX(z) =〔(1−k)+kZ〕X(z)・・・(2式) となり、伝達関数は H(z)=(1−k)+kZ ・・・(3式) である。
【0054】アパチャー補正を打ち消すには、(3式)
の逆フィルタをかければよいから、その伝達関数は、 H(z)=1/{(1−k)+kZ} =1/〔(1−k){1+k/(1−k)Z}〕・・・(4式) となる。
の逆フィルタをかければよいから、その伝達関数は、 H(z)=1/{(1−k)+kZ} =1/〔(1−k){1+k/(1−k)Z}〕・・・(4式) となる。
【0055】これを図示すると、図9(b)のような巡
回型フィルタとなり、入力画像にこのフィルタをかけれ
ば、アパチャー補正のかかった画像から、アパチャー補
正のかかっていない画像を作成することができる。ま
た、上記の手法で作成したフィルタ以外でも、これを近
似したFIRフィルタを作成して処理を行って動作の安
定性を向上させてもよい。
回型フィルタとなり、入力画像にこのフィルタをかけれ
ば、アパチャー補正のかかった画像から、アパチャー補
正のかかっていない画像を作成することができる。ま
た、上記の手法で作成したフィルタ以外でも、これを近
似したFIRフィルタを作成して処理を行って動作の安
定性を向上させてもよい。
【0056】以上のような構成で、入力画像に入力画像
情報を付加して、画像処理装置7に接続した出力装置の
出力デバイス情報を画像処理装置7にもたせることで、
入力画像が予めAPC補正されている場合、入力画像情
報からAPC補正情報を取得する。
情報を付加して、画像処理装置7に接続した出力装置の
出力デバイス情報を画像処理装置7にもたせることで、
入力画像が予めAPC補正されている場合、入力画像情
報からAPC補正情報を取得する。
【0057】そして、APC補正の特性とは逆特性のフ
ィルタをかけることで、APC補正がかかっていない画
像を一旦作成する。その後、出力デバイス情報を用い
て、異なる出力装置の特性に合わせてアパチャー補正を
行って出力することが可能となる。これにより、入力画
像の種類および出力装置の種類にかかわらず最適な画像
を、ユーザに負担をかけずに出力することが可能とな
る。
ィルタをかけることで、APC補正がかかっていない画
像を一旦作成する。その後、出力デバイス情報を用い
て、異なる出力装置の特性に合わせてアパチャー補正を
行って出力することが可能となる。これにより、入力画
像の種類および出力装置の種類にかかわらず最適な画像
を、ユーザに負担をかけずに出力することが可能とな
る。
【0058】(第3の実施形態)図10は、本発明の第
3の実施形態を示す画像処理システムの図である。図1
0において、101は電子カメラ、102はフォトC
D、103は第1のモニタ、104は第2のモニタ、1
05は第1のプリンタ、106は第2のプリンタ、10
7はコンピュータにより構成される画像処理装置であ
る。
3の実施形態を示す画像処理システムの図である。図1
0において、101は電子カメラ、102はフォトC
D、103は第1のモニタ、104は第2のモニタ、1
05は第1のプリンタ、106は第2のプリンタ、10
7はコンピュータにより構成される画像処理装置であ
る。
【0059】第1の実施形態と異なる点は、画像入力装
置107において画像データに入力画像情報を付加し、
また、出力装置の個々に出力デバイス情報が記憶されて
いることである。また、第1のプリンタ105および第
2のプリンタ106等のように、演算能力の備わってい
る出力装置においては、APC補正処理を画像処理装置
107上ではなく、出力装置上で実施するようにしてい
ることが異なる。
置107において画像データに入力画像情報を付加し、
また、出力装置の個々に出力デバイス情報が記憶されて
いることである。また、第1のプリンタ105および第
2のプリンタ106等のように、演算能力の備わってい
る出力装置においては、APC補正処理を画像処理装置
107上ではなく、出力装置上で実施するようにしてい
ることが異なる。
【0060】図11は、第3の実施形態の画像処理シス
テムの処理の手順を示したフローチャートである。次
に、図10および図11を用いて第3の実施形態の画像
処理システムの動作を説明する。
テムの処理の手順を示したフローチャートである。次
に、図10および図11を用いて第3の実施形態の画像
処理システムの動作を説明する。
【0061】まず、電子カメラ101等の入力装置にお
いて、画像データに入力画像情報がつけられる(ステッ
プS1101)。次に、ステップS1102に進み、画
像データが画像処理装置7に送られてくる。次に、出力
装置の種類がユーザによって入力される(ステップS1
103)。
いて、画像データに入力画像情報がつけられる(ステッ
プS1101)。次に、ステップS1102に進み、画
像データが画像処理装置7に送られてくる。次に、出力
装置の種類がユーザによって入力される(ステップS1
103)。
【0062】画像処理装置7は、上記ユーザによって入
力された出力装置に演算能力があるか否かを判断する
(ステップS1104)。上記判断の結果、出力装置が
プリンタ等の出力装置のように、それ自体に演算能力が
ある場合にはステップS1105に進み、入力画像情報
と共に画像データを出力装置に転送する。出力装置はこ
れを受け取り、画像データと画像入力情報、自分自信の
出力デバイス情報を用いて、APC補正処理を行って出
力する(ステップS1106)。
力された出力装置に演算能力があるか否かを判断する
(ステップS1104)。上記判断の結果、出力装置が
プリンタ等の出力装置のように、それ自体に演算能力が
ある場合にはステップS1105に進み、入力画像情報
と共に画像データを出力装置に転送する。出力装置はこ
れを受け取り、画像データと画像入力情報、自分自信の
出力デバイス情報を用いて、APC補正処理を行って出
力する(ステップS1106)。
【0063】一方、ステップS1104の判断の結果、
モニタなどのように、それ自体に演算能力がない場合に
は、ステップS1107に進み、接続された出力装置の
出力デバイス情報を画像処理装置7が取り込む。
モニタなどのように、それ自体に演算能力がない場合に
は、ステップS1107に進み、接続された出力装置の
出力デバイス情報を画像処理装置7が取り込む。
【0064】画像処理装置7は、入力画像情報および出
力デバイス情報をもとにして、アパチャー補正を行い
(ステップS1108)、モニタなどの出力装置に転送
する(ステップS1109)。モニタなどの出力装置は
転送されたAPC補正処理画像データを出力する(ステ
ップS1110)。
力デバイス情報をもとにして、アパチャー補正を行い
(ステップS1108)、モニタなどの出力装置に転送
する(ステップS1109)。モニタなどの出力装置は
転送されたAPC補正処理画像データを出力する(ステ
ップS1110)。
【0065】以上のような構成で、本実施形態において
は入力画像情報、出力画像情報を用いて、出力装置上で
入力画像のアパチャー補正を実施するため、画像処理装
置7の負担を軽減することができる。特に、プリンタに
出力する過程においては、データを転送する処理のみを
画像処理装置7が行うので、作業の効率化が可能とな
る。
は入力画像情報、出力画像情報を用いて、出力装置上で
入力画像のアパチャー補正を実施するため、画像処理装
置7の負担を軽減することができる。特に、プリンタに
出力する過程においては、データを転送する処理のみを
画像処理装置7が行うので、作業の効率化が可能とな
る。
【0066】
【発明の効果】本発明は上述したように、第1の発明に
よれば、入力画像データに付加された入力画像情報、お
よび上記画像データを出力する出力装置の出力デバイス
情報を有し、上記入力画像情報および出力デバイス情報
を用いて、上記画像データのアパチャー補正処理を、異
なる出力装置の特性に合わせて自動的に行うことが可能
となり、最適な画像を出力装置の種類にかかわらず出力
することを、ユーザに負担をかけることなく行うことが
できる。
よれば、入力画像データに付加された入力画像情報、お
よび上記画像データを出力する出力装置の出力デバイス
情報を有し、上記入力画像情報および出力デバイス情報
を用いて、上記画像データのアパチャー補正処理を、異
なる出力装置の特性に合わせて自動的に行うことが可能
となり、最適な画像を出力装置の種類にかかわらず出力
することを、ユーザに負担をかけることなく行うことが
できる。
【0067】また、第2の発明によれば、入力画像情報
および出力デバイス情報を用いて、入力画像データの画
像処理を出力装置側で行うようにしたので、画像処理装
置の負担を軽減することができる。特に、演算能力を有
するプリンタに出力する場合には、画像処理装置はデー
タを転送する処理のみを行えばよいので、画像処理作業
の効率化が可能となる。
および出力デバイス情報を用いて、入力画像データの画
像処理を出力装置側で行うようにしたので、画像処理装
置の負担を軽減することができる。特に、演算能力を有
するプリンタに出力する場合には、画像処理装置はデー
タを転送する処理のみを行えばよいので、画像処理作業
の効率化が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施形態の画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の画像処理システムの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施形態の画像処理システムの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態の画像処理システムの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】電子カメラの入力画像情報を示す図である。
【図6】第1のモニタの出力デバイス情報を示す図であ
る。
る。
【図7】APC補正に用いる各テーブルを示す図であ
る。
る。
【図8】第2の実施形態の画像処理システムの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図9】デジタルフィルタを示すブロック図である。
【図10】第3の実施形態の画像処理システムの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図11】第3の実施形態の画像処理システムの処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
1 電子カメラ 2 フォトCD 3 第1のモニタ 4 第2のモニタ 5 第1のプリンタ 6 第2のプリンタ 7 画像処理装置
Claims (9)
- 【請求項1】 入力される画像データに対応する入力画
像情報と、上記画像データを出力する出力装置に係わる
出力デバイス情報とを有し、上記入力画像情報および出
力デバイス情報を用いて上記画像データをアパチャー補
正処理して出力する画像処理手段を具備することを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項2】 上記入力画像情報には、画像データの種
類、上記画像データが予めアパチャー補正処理されてい
るか否かの情報、上記画像データが予めアパチャー補正
処理されている場合にはその種類およびパラメータを少
なくとも含み、上記画像処理手段はこれらの情報を用い
て上記入力画像データをアパチャー補正処理することを
特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 上記画像処理手段は、入力された画像デ
ータが予めアパチャー補正処理されていた場合には、上
記アパチャー補正処理を打ち消す処理を行うとともに、
上記画像データを出力する出力装置の特性に応じたアパ
チャー補正処理を施して出力することを特徴とする請求
項1または2の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 上記出力デバイス情報は、デジタルフィ
ルタ処理を行うのに必要なデジタルフィルタのタップ
数、フィルタ係数、アパチャー信号抑制信号、アパチャ
ーゲイン調整値の内、少なくとも1組以上から構成され
ていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記
載の画像処理装置。 - 【請求項5】 画像処理装置に入力される画像データに
対応する入力画像情報と、上記画像処理装置から上記画
像データを出力する出力装置に係わる出力デバイス情報
とを用いて上記画像データをアパチャー補正処理する画
像処理方法であって、 上記アパチャー補正処理を上記画像処理装置上において
行うことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項6】 画像処理装置に入力された画像データに
対応する入力画像情報と、上記画像処理装置から上記画
像データを出力する出力装置に係わる出力デバイス情報
とを用いて上記画像データをアパチャー補正処理する画
像処理方法であって、 上記アパチャー補正処理を上記出力装置上で行うことを
特徴とする画像処理方法。 - 【請求項7】 上記入力画像情報には、入力画像データ
の種類、上記画像データが予めアパチャー補正処理され
ているか否かの情報、上記画像データが予め処理された
アパチャー補正の種類およびパラメータが含まれている
ことを特徴とする請求項5または6の何れか1項に記載
の画像処理方法。 - 【請求項8】 上記入力画像データが予めアパチャー補
正処理されていた場合には、上記アパチャー補正処理を
打ち消す処理を行うとともに、上記画像データを出力す
る出力装置に応じたアパチャー補正処理を施すことを特
徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の画像処理方
法。 - 【請求項9】 上記出力デバイス情報は、デジタルフィ
ルタ処理を行うのに必要なデジタルフィルタのタップ
数、フィルタ係数、アパチャー信号抑制信号、アパチャ
ーゲイン調整値の内、少なくとも1組以上から構成され
ていることを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記
載の画像処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8016075A JPH09214807A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 画像処理装置および画像処理方法 |
US08/790,437 US5963271A (en) | 1996-01-31 | 1997-01-29 | Image processing apparatus and method with aperture correction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8016075A JPH09214807A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214807A true JPH09214807A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11906452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8016075A Pending JPH09214807A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5963271A (ja) |
JP (1) | JPH09214807A (ja) |
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US8073314B2 (en) | 2004-02-10 | 2011-12-06 | Sony Corporation | Recording device for recording broadcasted information |
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JP4406195B2 (ja) * | 2001-10-09 | 2010-01-27 | セイコーエプソン株式会社 | 画像データの出力画像調整 |
US20030227554A1 (en) * | 2002-04-26 | 2003-12-11 | Nikon Corporation | Digital camera system |
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- 1996-01-31 JP JP8016075A patent/JPH09214807A/ja active Pending
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1997
- 1997-01-29 US US08/790,437 patent/US5963271A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
US5963271A (en) | 1999-10-05 |
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