JP4934983B2 - カメラ装置、撮影方法並びに撮影プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ装置、撮影方法並びに撮影プログラムに関するものである。
近年、AF(オートフォーカス)機能を備えたカメラ装置において、撮影者による指定や撮像素子より得られた被写体情報に応じてファインダ内における焦点合わせの対象領域であるAF領域を変化させる技術が知られており、例えば、特開平7−23286号公報では、撮像素子より得られた被写体画像を輝度のヒストグラム分布に基づいて、自然画像の存在する領域や文書画像の存在する領域に分離し、いづれかの領域をAF領域として設定している。
特開平7−23286号公報
画像データのヒストグラム特定による方法では、被写体に適したAF領域を正確に細かく設定することはできない。また、このAF領域の判定処理に多くの時間を要していた。つまり、自然画像の存在する領域と文書画像の存在する領域のどちらかを優先して焦点を合わせることはできるが、例えば、自然画像の存在する領域の中でより複雑度が高く重要な部分や、文書画像の存在する領域の中でより複雑度が高く重要な部分に対してAF領域を設定することはできなかった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、被写体に適したAF領域を正確に細かく高速に設定することである。また、この設定したAF領域から得られた情報に基づいて撮影を支援することである。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様は、フォーカス距離を変化させながら撮像素子より得られた画像データ内のコントラスト値の変化を検出し、コントラスト値が最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせる自動焦点調整動作を行う自動焦点調整手段を備えたカメラ装置であって、撮像素子より得られた画像データ内の各領域を対象として、コントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを算出する算出手段と、前記自動焦点調整手段による自動焦点調整動作を開始する前の段階において、前記算出手段により算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の領域を判定する判定手段と、前記判定手段により第2の所定量がより高いと判定された領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定する設定手段と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、フォーカス距離を変化させながら撮像素子より得られた画像データ内のコントラスト値の変化を検出し、コントラスト値が最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせる自動焦点調整動作を行う自動焦点調整手段を備えたカメラ装置による撮影方法であって、撮像素子より得られた画像データ内の各領域を対象として、コントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを算出する算出ステップと、前記自動焦点調整手段による自動焦点調整動作を開始する前の段階において、前記算出ステップにより算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の領域を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより第2の所定量がより高いと判定された領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定する設定ステップと、
を含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、フォーカス距離を変化させながら撮像素子より得られた画像データ内のコントラスト値の変化を検出し、コントラスト値が最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせる自動焦点調整動作を行う自動焦点調整手段を備えたカメラ装置のコンピュータに、撮像素子より得られた画像データ内の各領域を対象として、コントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを算出する算出ステップと、前記自動焦点調整手段による自動焦点調整動作を開始する前の段階において、前記算出ステップにより算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の領域を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより第2の所定量がより高いと判定された領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定する設定ステップと、を実行させるための撮影プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、被写体のコントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを区別して算出し、自動焦点調整動作を開始する前の段階において、この第2の所定量がより高い画像データ内の領域を判定し、この判定された領域を、自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定するようにしたので、被写体における重要部分のボケがないようにAF判定領域を、最適な領域に設定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明が適用されるデジタルカメラ等のカメラ装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示すカメラ装置1において、基本モードである撮影モードにおいては、レンズ光学系において、モータ(M)10の駆動により絞り位置や通常撮影に応じたレンズ位置に撮影レンズ11が移動される。撮影レンズ11の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)12は、タイミング発生器(TG)13、垂直ドライバ14によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド(S/H)回路15でサンプルホールドされ、A/D変換器16でデジタルデータに変換され、さらにカラープロセス回路17で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行なわれて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crが生成され、DMA(Direct Memory Access)コントローラ18に出力される。
DMAコントローラ18は、カラープロセス回路17の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、同じくカラープロセス回路17からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ18内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送を行なう。
制御部25は、CPUと、該CPUで実行される動作プログラムやデータ等を固定的に記録したR0M、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、このカメラ装置1全体の制御動作を司る。
制御部25は、輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインタフェース20を介してDRAM21より読み出し、VRAMコントローラ26を介してVRAM27に書込む。
デジタルビデオエンコーダ28は、輝度及び色差信号をVRAMコントローラ26を介してVRAM27より定期的に読み出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部29に出力する。
表示部29は、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能し、デジタルビデオエンコーダ28からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点でVRAMコントローラ26から取込んでいる画像情報に基づく画像(スルー画像)をリアルタイムに表示することになる。
表示部29にスルー画像がリアルタイムに表示されている表示状態で、被写体を撮影するタイミングでキー入力部37のシャッタキーが操作されると、トリガ信号を発生する。
制御部25は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD12の駆動を停止した後、自動露出処理を実行して適正な露出値を得て、レンズ光学系の絞りとCCD12の露光時間を制御してあらためて撮像を実行させる。
こうして新たに得られた1フレーム分の画像データがDRAM21にDMA転送されて書込まれた後、制御部25がDRAM21に書込まれている1フレーム分の画像データを読み出して画像処理部30に書込む。画像処理部30では、JPEG(Joint Photographic Experts Group)により画像データを符号化する。
符号化された画像データは、カメラ装置1の記録媒体として着脱自在に装着されているメモリカード32、あるいはメモリカード32が装着されていない場合は固定的に内蔵されている内蔵メモリ33に書き込まれる。
そして、1フレーム分のメモリカード32または内蔵メモリ33への画像データの書込み終了に伴なって、制御部25は、CCD12からDRAM21を経由したスルー画像を表示部29においてモニタ表示させる駆動を再開する。
また、制御部25には、キー入力部37、音声処理部40、ストロボ駆動部41が接続される。
キー入力部37は、電源キー、シャッタキー、モードスイッチ、メニューキー、選択キー、ズームボタン、及び十字キー(カーソルキー)等から構成され、それらのキー操作に伴なう信号は制御部25へ直接送出される。
音声処理部40は、PCM音源等の音源回路を備え、音声の録音時にはマイクロホン部(MIC)42より入力された音声信号をデジタル化し、所定のデータファイル形式、例えばMP3(MPEG-1 Audio Layer-3)規格に従ってデータ圧縮して音声データファイルを作成してメモリカード32または内蔵メモリ33へ送出する一方、音声の再生時にはメモリカード32または内蔵メモリ33から送られてきた音声データファイルの圧縮を解いてアナログ化し、スピーカ部(SP)43を駆動して、拡声放音させる。
さらに音声処理部40は、制御部25からの制御に基づいて、各種動作音、例えばシャッタキーの操作に伴う擬似的なシャッタ音、他のキーの操作に伴うビープ音等も発生してスピーカ部43より拡声放音させる。
ストロボ駆動部41は、被写体の撮影時に図示しないストロボ用の大容量コンデンサを充電した上で、制御部25からの制御に基づいてストロボ発光部45を閃光駆動する。
図2は、被写体の撮影から撮影画像の鑑賞までに使用されるカメラ装置の機能ブロック図である。
まず、撮影記録前では以下の処理が行われる。複雑度/繊細度算出部110は、撮影者からの撮影指示の待機中に、撮像素子としてのCCD12から得られた複数の画素データ(スルー画像)に基づいて、被写体の複雑度及び繊細度を算出する。この詳細については後述する。解像度/サイズ入力部111は、撮影者が想定される撮影画像の鑑賞時の解像度及びサイズを入力する部分である。撮影記録品質判定部112は、複雑度/繊細度算出部110からの出力情報と、解像度/サイズ入力部111を介して入力された情報とを用いて、撮影画像の細部確認性に関して要求される撮影記録品質を判定する。なお、複雑度/繊細度算出部110からの出力情報のみに基づいて当該撮影記録品質を判定することも可能である。
撮影記録品質入力部113は、撮影者が撮影画像の色再現性やノイズに関して要求される撮影記録品質を入力する部分である。明るさ/色合い測定部114は、カメラ装置1に取り込まれた光に基づいて被写体の明るさと色合いを測定する。操作性入力部115は、撮影者が要求される撮影時の操作性を入力する部分である。残量情報取得部116は、電池残量及びメモリ残量に関する情報を取得する部分である。
撮影記録条件決定部117は、上記した撮影記録品質判定部112からの出力情報、撮影記録品質入力部113を介して入力された情報、明るさ/色合い測定部114からの出力情報、操作性入力部115を介して入力された情報、残量情報取得部116からの出力情報を適宜用いて撮影記録条件を決定する。例えば、明るさ/色合い測定部114からの出力情報に基づいて、露出値、ホワイトバランス等の、撮影画像の明るさや色合いに影響を与える撮影パラメータ118を決定する。また、撮影記録品質判定部112からの出力情報と、撮影記録品質入力部113に入力された情報とに基づいて、露出時間や感度等の、撮影画像のノイズに影響を与える撮影パラメータ119を決定する。また、撮影記録品質判定部112からの出力情報と、操作性入力部115に入力された情報とに基づいて、オートフォーカスの速度や精度等の、撮影時の操作性に影響を与える撮影パラメータ121を決定する。また、撮影記録品質判定部112からの出力情報と、撮影記録品質入力部113に入力された情報あるいは操作性入力部115に入力された情報とに基づいて、露出時間や感度あるいはオートフォーカスの速度や精度等の、撮像画像のボケやブレに影響を与える撮影パラメータ120を決定する。また、撮影記録品質判定部112からの出力情報と、残量情報取得部116からの出力情報とに基づいて、撮影画像を記録する際の解像度や圧縮率122を撮影パラメータとして決定する。以上が撮影記録前の処理に関わる機能ブロックの説明である。
次に、撮影記録時において、撮影記録部123は、撮像記録条件決定部117で決定された上記各撮影パラメータを記録条件として記録動作を実行する。これにより画像データ124が撮影記録される。
次に、画像鑑賞時においては以下の処理が行われる。適度判定部125は、撮影記録された画像データ24から明るさや色合いの適度を判定する。程度判定部126は、撮影記録された画像データ24からボケやブレの程度を判定する。解像度/サイズ入力部127は、撮影者が撮影記録された画像データ24を実際に鑑賞するときの解像度やサイズを入力する部分である。画像加工内容判定部128は、適度判定部125、程度判定部126、解像度/サイズ入力部127からの出力に基づいて、色補正処理129、シャープネス処理130、ノイズ除去131、拡大/縮小132などの、要求される画像加工内容の判定を行う。
画像加工/出力部133は、判定された画像加工を実行して、加工された画像を表示画面134あるいは印刷用紙135に出力する。
図3は、図2の複雑度/繊細度算出部110における被写体の複雑度算出処理の手順を説明するための図である。本発明では複雑度算出にあたって撮像領域を複数の部分領域に分割し、各分割領域の画像データに基づいて被写体の複雑度または繊細度を判定する。以下では撮像領域をライン領域に分割したときの各ラインの複雑度を算出する手順を説明する。すなわち、図4に示すような撮影指示の待機中におけるスルー画像(撮影フレーム100)において、まず、走査方向を0度すなわち水平方向に初期化し(ステップS1)、対象色をG(グリーン)に初期化し(ステップS2)、走査ラインを1に初期化する(ステップS3)。次に、現在スルー画像表示されている撮影フレーム100の画像データより、指定された走査方向、ライン、色の空間的に連続する複数の画素データからなる画像データを抽出する(ステップS4)。次に、抽出された画像データについてのライン複雑度算出処理を実行する(ステップS5)。
以下に、ライン複雑度算出処理について説明する。ここでは図4に示すような撮影フレーム100におけるスルー画像において、走査方向=0度(水平方向)、対象色=G(グリーン)、指定ラインm=240を仮定する。また、ラインm=240における対象色(ここではG)の画素値が、撮影フレーム100のAからB,Cを介してDへと移行するにしたがって図5のように変化したとする。
そして、m=240における画素値がプラスからマイナスあるいはマイナスからプラスに変化するポイント(図5ではa〜iで示される変曲点)を抽出して各ポイント間の絶対差分を求める。すなわち、図5のように画素値が連続的に増加あるいは減少している各区間(例えば区間a−bでは減少、区間b−cでは増加している)における増加値あるいは減少値の絶対値を求める。そして、取得した各絶対値に対して対数をとった後、各値を加算した値をライン複雑度とする。このような方法によりライン複雑度を判定することにより、ただ単に被写体を構成する色成分における明度、色相、彩度のバリエーションの多さをヒストグラム等により算出して被写体の複雑度を判定する方法と比べて、素早く的確に被写体の複雑度を判定することができ、また、色成分の変化の傾きによって判定される被写体の繊細度を利用する方法と比べて、フォーカスの状態に影響されずに素早く的確に被写体の重要部分を判定することができる。すなわち、画像が多少ぼけている場合であってもぼけていない場合と同程度のライン複雑度として検出することができる。
なお、上記の処理で対数をとるのは、所定値以上大きな絶対値を有する区間の影響を所定値以下に抑えるためである。対数をとる処理を行わずに、各ポイント間の差分が所定値以上になった場合に当該所定値以上の値を切り捨てるようにしてもよい。これによって、所定値以上色の差が大きい箇所においては、いくら大きくても被写体の複雑度にはあまり影響せず、逆に、この値が大きすぎることにより色の差が少ない箇所の情報が埋もれてしまうことを避け、より正確に被写体の複雑度を判定することができる。
上記のことを具体的に説明する。図5においてポイントa〜iが変曲点となっており、各ポイント間の差分は、a−b間が9、b−c間が15、c−d間が12、d−e間が58、e−f間が29、f−g間が13、g−h間が38、h−i間が2となっている。したがって、これらの値のそれぞれについて対数をとって加算すると、ライン複雑度=
log10(9)+log10(15)+log10(12)+log10(58)+log10(29)+log10(13)+log10(38)+log10(2)=9.43
となる。
また、ポイントdとe間の差分が一番大きいので、{dの位置(467)+eの位置(483)}/2=475の位置を最大変化位置とする。
次に、ステップS5で1ラインについての複雑度が算出された後は、算出されたライン複雑度が、すでに算出されたライン複雑度の中で上位にランクされるか否かを判断する(ステップS7)。最初のライン複雑度の算出ではYESとなる。ここでYESの場合には、ライン複雑度の順位情報を更新する(ステップS7)。すなわち、今回算出されたライン複雑度をすでに算出された他のライン複雑度と比較して昇順に順位を入れ替える。順位情報の一例を図6に示す。
次に、複雑度算出の対象となるラインを10ライン加算した値に更新する(ステップS8)。ここで10ライン分スキップするのは、ライン複雑度が上位にランクされる場合はその周辺も同一レベルの複雑度を有するものと考えられるので、周辺のラインの複雑度の計算を省いて時間を短縮するためである。
一方、ステップS6の判断がNOの場合には、複雑度算出の対象となるラインを1ライン加算した値に更新する(ステップS9)。
なお、更新のために加算されるライン数は適宜変更するようにしてもよい。例えば、後述するAF領域設定処理(図7)において、設定されるAF領域の数が少ない場合には10ライン以上加算して計算時間を短縮し、AF領域の数が多い場合には加算する数を10ライン以下に設定することが考えられる。
ステップS8またはステップ9の後は、最終ラインに到達したか否かを判断し(ステップS10)、NOの場合にはステップS4に戻ってそれ以降の処理を実行する。そして、フレーム内の水平方向のすべてのラインについての複雑度が算出されたときにステップS10の判断がYESとなってステップS11に進む。ステップS11では対象色をGからBに更新する。次に、最終色に到達したか否かを判断し(ステップS12)、NOの場合にはステップS3に戻ってそれ以降の処理を実行する。そして、Bについての処理が終了した後、Rについての処理を実行すると、ステップS12の最終色に到達したか否かの判断がYESとなる。ステップS13に進んで走査方向を水平方向から垂直方向に更新する。次に、最終走査方向に到達したか否かを判断し(ステップS14)、NOの場合にはステップS2に戻ってそれ以降の処理を実行する。そして、フレーム内の垂直方向のすべてのラインについて複雑度が算出されたときにステップ14の判断がYESとなって、ステップS15に進む。
ステップS15では、ライン複雑度の順位情報を見て、所定フレーム数以上古いフレームの情報は順位が低く重要ではないとみなして削除する処理を行う。次に、上位にランクされている所定数のライン複雑度の平均値を求め、該平均値を被写体の複雑度として記憶あるいは更新する。次に、撮影終了か否かを確認し(ステップS17)、NOの場合にはステップS1に戻ってそれ以降の処理を行い、撮影終了となったときにステップS17がYESとなって処理を終了する。
図6は、ライン複雑度の順位情報の一例を示すテーブルである。ここでは、1ラインの複雑度が算出される毎にすでに存在する他のラインの複雑度と比較され、複雑度が高い順に順序付けされるようにテーブルが更新される。また、この実施形態では、現フレーム画像の1ライン目からライン複雑度の算出を開始してフレーム途中のnライン位置までライン複雑度が算出された時点で、次フレーム画像が撮像された場合には、複雑度を計算すべき次のラインは、現フレーム画像のn+1ライン目ではなく、次フレーム画像のn+1ライン目に移行し、それより下方のラインについて順次ライン複雑度が算出されるようになっている。このような手法により、フレームレートに影響を与えることなくフレーム全体にわたって均一にライン複雑度を算出することができる。
上記した実施形態によれば、撮像領域全体に対する演算処理を終了してからでなくとも、部分領域に基づいて逐次算出される複雑度に基づいて、被写体全体の複雑度をリアルタイムに精度よく更新して撮影パラメータを決定することができる。
尚、上記した実施形態では、画像全体を複数のラインに分割して各ライン毎に複雑度を算出したが、画像全体を更に複数の矩形領域に分割し、各矩形領域毎に、該矩形領域内の画像データに対して上述した手法により複雑度を算出するようにしてもよい。このようにすれば処理速度は多少遅くなるが、AF領域の設定精度を高めることができる。
図7は、本実施形態におけるAF領域の設定処理について説明するためのフローチャートである。まず、例えば図4に示すようなライン複雑度の順位情報表を参照してライン複雑度が上位のものから所定数のポイントを抽出する(ステップS20)。次に、該抽出されたポイントを含む領域をAF対象領域に設定する(ステップS21)。
図8は、本設定処理により設定された3つのAF領域1〜3を示している。
上記の手法は例えば、文字サイズの異なる文字などを含む文書画像を撮影する場合に好適する。すなわち、文字サイズの小さい文字が存在すると考えられる複雑度の高い部分を優先的にAF領域に設定して焦点を合わせるようにすれば、異なる文字サイズで文字が印刷された文書を撮影した場合であってもサイズの小さい文字を的確に検出して焦点を合わせることが可能になり、読み取り不可能になって失われる情報をより少なく抑えることができる。
ここで、被写体または被写体画像における複雑度の高い部分とは、単位面積当りの情報量がより大きい部分であり、空間的な色変化が規則的ではなくより不規則に変化している部分である。つまり、ただ単に多くの色を含むからといって必ずしも情報量が大きいとは限らず、例えば、グラデーションのように空間的に滑らかに色が変化している場合には情報量は低くなり、白地に黒の文字で書かれた文書であっても、細かい文字が緻密に並んでいるような場合には、単位面積当たりの黒から白または白から黒への変化の回数が多く情報量も多くなる。また、ただ単に色変化が急峻であるからといって必ずしも色変化が不規則であるとは限らず、例えば、文字の輪郭部において、ピントが甘いために白から黒へと滑らかに色が変化する場合と、ピントが正確に合っているために白から黒へと急峻に色が変化する場合とでは、色変化の不規則さの程度はほぼ同等である。
また、被写体または被写体画像における繊細度の高い部分とは、色変化が急峻でよりシャープな部分であり、例えば、単位距離当たりのコントラスト変化の大きい部分である。上記複雑度がピントの影響をあまり受けることなく判定することができる情報であったのに対して、繊細度の判定においてはピントの影響を大きく受ける。
複雑度の高い部分と低い部分を含む被写体を撮影する場合、複雑度の低い部分に関しては多少ピントが甘くとも失われる情報量は少ないが、複雑度の高い部分に関してはピントが甘くなる程失われる情報量が多くなる。したがって、被写体の細部まで詳細に確認可能な撮影画像を得ようとした場合には、より複雑度の高い部分を優先してピントを合わせる必要がある。
図9は、上記の方法により求めたAF領域を用いて、撮影待機中における被写体の繊細度判定処理の手順を説明するためのフローチャートである。まず、上記の「AF領域設定処理」により設定された、被写体における複雑度が高い部分各AF対象領域において、被写体に追尾して連続的に合焦動作を行うコンティニュアスAFによって順次得られるコントラスト値のうち最大のコントラスト値を求めて記憶あるいは更新する(ステップS30)。尚、コンティニュアスAFにおいて複数のAF領域の中でどのAF領域で測定された被写体距離にピントを合わせるかは適宜設定することができ、例えば、最も近い被写体にピントを合わせたり、全ての被写体の中間にピントを合わせてもよい。次に、記憶された各AF対象領域における最大コントラスト値の平均値を求め、該平均値を被写体の繊細度として記憶あるいは更新する(ステップS31)。
次に、撮影が終了か否かを判断し(ステップS32)、NOの場合にはステップS30に戻ってそれ以降の処理を行い、YESと判断されたときに撮影を終了する。
上記したように、被写体における複雑度が高い部分にフォーカスを合わせて当該部分の高調波成分などにより被写体の繊細度を判定するので、判定の正確度が向上する。
以下に、被写体の複雑度/繊細度に基づいて撮影記録時に用いられる撮影パラメータがどのように決定されるかについて説明する。まず図10を参照して第1の実施形態を説明する。まず、複雑度/繊細度算出部110から被写体の複雑度あるいは繊細度に関する情報を取得する(ステップS100)。次に、撮影者が解像度/サイズ入力部111を介して入力した画像解像度あるいは画像サイズに関する情報を取得する(ステップS101)。次に、撮影記録品質判定部112において、取得した被写体の複雑度あるいは繊細度と、画像解像度あるいは画像サイズとから、図13に示すようなテーブルを参照して、撮影画像の細部確認性に関して要求される撮影記録品質を判定する(ステップS102)。なお、撮影記録品質判定部112は、被写体の複雑度あるいは繊細度に関する情報のみに基づいて当該撮影記録品質を判定することも可能である。
次に、撮影者が操作性入力部115を介して指定した撮影時の操作性の度合いに関する情報を取得する(ステップS103)。次に、撮影記録条件決定部117において、ステップS102で判定された撮影記録品質と、操作性入力部115を介して指定された撮影時の操作性の度合いとから、図14に示すようなテーブルを参照して、オートフォーカス時の互いに相反するパラメータである速度と精度の比率を決定する(ステップS104)。例えば、要求される撮影時の操作性が早く(例えば指数9)、細部確認性に関して要求される撮影記録品質が低い(例えば指数2)ならば、精度に比べて速度を重視した比率(8:2)が選択される。
次に、図11のフローチャートを参照して第2の実施形態を説明する。撮影記録品質判定部112において、第1の例と同様の方法により、撮影画像の細部確認性に関して要求される撮影記録品質を判定する(ステップS100〜S102)。
次に、撮影者が撮影記録品質入力部113を介して指定した撮影画像の色再現性やノイズに関して要求される撮影記録品質に関する情報を取得する(ステップS105)。次に、撮影記録条件決定部117において、ステップS102で判定された撮影記録品質と、撮影記録品質入力部113を介して指定された当該撮影記録品質とに基づいて、図15に示すようなテーブルを参照して、露出設定時の互いに相反するパラメータである露光時間と感度の比率を決定する(ステップS106)。例えば、色再現性やノイズに関して要求される撮影記録品質が高く(例えば指数9)、細部確認性に関して要求される撮影記録品質が低い(例えば指数1)ならば、感度に比べて露光時間を重視した比率(9:1)が選択される。
次に、図12のフローチャートを参照して第3の実施形態を説明する。撮影記録品質判定部112において、第1の例と同様の方法により、撮影画像の細部確認性に関して要求される撮影記録品質を判定する(ステップS100〜S102)。
次に、残量取得部116からメモリ残量に関する情報を取得する(ステップS107)。次に、撮影記録条件決定部117において、ステップS102で判定された撮影記録品質と、残量取得部116から取得したメモリ残量とに基づいて、図16に示すようなテーブルを参照して、撮影画像を記録する際の解像度(圧縮率)を決定する(ステップS108)。例えば、メモリ残量が十分(90%)であり、細部確認性に関して要求される撮影記録品質が高い(指数9)ならば、最高解像度が選択される。
なお、上記した撮影パラメータ以外のパラメータ、例えば撮影画像の明るさや色合いに影響を与える撮影パラメータ等についても上記の方法を用いて被写体の複雑度または繊細度に基づいたテーブルを作成することにより決定することができる。
本発明が適用されるデジタルカメラ等のカメラ装置1の構成を示すブロック図である。 被写体の撮影から撮影画像の鑑賞までに使用されるカメラ装置の機能ブロック図である。 図2の複雑度/繊細度算出部110における被写体の複雑度算出処理の手順を説明するための図である。 撮影指示の待機中におけるスルー画像の一例を示す図である。 撮影フレームのラインm=240における画素値の変化を示す図である。 ライン複雑度の順位情報の一例を示すテーブルである。 本実施形態におけるAF領域の設定処理について説明するためのフローチャートである。 本実施形態の設定処理により設定された3つのAF領域1〜3を示す図である。 撮影待機中における被写体の繊細度判定処理の手順を説明するためのフローチャートである。 被写体の複雑度/繊細度に基づいて撮影記録時に用いられる撮影パラメータを決定する第1の実施形態を説明するための図である。 被写体の複雑度/繊細度に基づいて撮影記録時に用いられる撮影パラメータを決定する第2の実施形態を説明するための図である。 被写体の複雑度/繊細度に基づいて撮影記録時に用いられる撮影パラメータを決定する第3の実施形態を説明するための図である。 撮影画像の細部確認性に関して要求される撮影記録品質を判定するためのテーブルである。 オートフォーカス時の速度と精度の比率を決定するためのテーブルである。 露出設定時の露光時間と感度の比率を決定するためのテーブルである。 撮影画像を記録する際の解像度(圧縮率)を決定するためのテーブルである。
符号の説明
1…カメラ装置、
21…DRAM、
25…制御部、
29…表示部、
37…キー入力部。
110…複雑度/繊細度算出部、
111…解像度/サイズ入力部、
112…撮影記録品質判定部、
113…撮影記録品質入力部、
114…明るさ/色合い測定部、
115…操作性入力部、
116…残量情報取得部、
117…撮影記録条件決定部、
118…撮影画像の明るさや色合いに影響を与える撮影パラメータ、
119…撮影画像のノイズに影響を与える撮影パラメータ119、
120…撮像画像のボケやブレに影響を与える撮影パラメータ、
121…撮影時の操作性に影響を与える撮影パラメータ、
122…撮影画像を記録する際の解像度や圧縮率、
123…撮影記録部。

Claims (8)

  1. フォーカス距離を変化させながら撮像素子より得られた画像データ内のコントラスト値の変化を検出し、コントラスト値が最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせる自動焦点調整動作を行う自動焦点調整手段を備えたカメラ装置であって、
    撮像素子より得られた画像データ内の各領域を対象として、コントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを算出する算出手段と、
    前記自動焦点調整手段による自動焦点調整動作を開始する前の段階において、前記算出手段により算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の領域を判定する判定手段と、
    前記判定手段により第2の所定量がより高いと判定された領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定する設定手段と、
    を具備したことを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記自動焦点調整手段は、前記算出手段により算出される第1の所定量に基づくコントラストが最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせて自動焦点調整動作を行うことを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記算出手段は、単位面積当りの情報量または空間的な色変化の規則性に係る所定量を前記フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量として算出し、空間的な色変化の急峻さまたは単位距離当りのコントラスト変化に係る所定量を前記第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量として算出することを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ装置。
  4. 撮影指示の待機中において、前記算出手段による前記第2の所定量の算出処理と、前記判定手段による前記第2の所定量がより高い領域の判定処理と、前記設定手段による前記コントラスト値の検出領域の設定処理とを実行し、
    撮影指示がなされた際に、前記設定手段により設定された検出領域に基づく自動焦点調整動作を行って撮影記録を行う撮影記録手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカメラ装置。
  5. 前記判定手段は、前記算出手段により算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の連続していない複数の領域を判定し、
    前記設定手段は、前記判定手段により判定された複数の領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカメラ装置。
  6. 文字サイズの異なる文字を含む文書画像を撮影する場合に、
    前記算出手段は、フォーカスが合っていない状態であっても文字サイズが小さく情報量が多い領域ほど値の高くなる所定量を前記第2の所定量として算出し、
    前記判定手段は、前記算出手段により算出された第2の所定量がより高い前記文書画像内の領域であって、文字サイズがより小さい前記文書画像内の領域を判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のカメラ装置。
  7. フォーカス距離を変化させながら撮像素子より得られた画像データ内のコントラスト値の変化を検出し、コントラスト値が最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせる自動焦点調整動作を行う自動焦点調整手段を備えたカメラ装置による撮影方法であって、
    撮像素子より得られた画像データ内の各領域を対象として、コントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを算出する算出ステップと、
    前記自動焦点調整手段による自動焦点調整動作を開始する前の段階において、前記算出ステップにより算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の領域を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより第2の所定量がより高いと判定された領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定する設定ステップと、
    含むことを特徴とする撮影方法。
  8. フォーカス距離を変化させながら撮像素子より得られた画像データ内のコントラスト値の変化を検出し、コントラスト値が最大となるフォーカス距離にフォーカスを合わせる自動焦点調整動作を行う自動焦点調整手段を備えたカメラ装置のコンピュータに、
    撮像素子より得られた画像データ内の各領域を対象として、コントラストまたは情報量に係る所定量であって、フォーカス距離の変化に対する影響度が大きい第1の所定量と、この第1の所定量と比較してフォーカス距離の変化に対する影響度が小さい第2の所定量とを算出する算出ステップと、
    前記自動焦点調整手段による自動焦点調整動作を開始する前の段階において、前記算出ステップにより算出された第2の所定量がより高い前記画像データ内の領域を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより第2の所定量がより高いと判定された領域を、前記自動焦点調整動作におけるコントラスト値の検出領域として設定する設定ステップと、
    を実行させるための撮影プログラム。
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