JPH09214518A - 同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置 - Google Patents
同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置Info
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- JPH09214518A JPH09214518A JP8021522A JP2152296A JPH09214518A JP H09214518 A JPH09214518 A JP H09214518A JP 8021522 A JP8021522 A JP 8021522A JP 2152296 A JP2152296 A JP 2152296A JP H09214518 A JPH09214518 A JP H09214518A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
- H04Q11/0478—Provisions for broadband connections
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/14—Monitoring arrangements
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J2203/00—Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
- H04J2203/0001—Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
- H04J2203/0089—Multiplexing, e.g. coding, scrambling, SONET
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5672—Multiplexing, e.g. coding, scrambling
- H04L2012/5674—Synchronisation, timing recovery or alignment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 SEF信号などの警報発出直後においても、
常に正確なデータ(セル)を取り込んで処理を継続する
とともに、正確な伝送路切替のためのエラー情報を転送
して不要な伝送路の切替えを防止できるようにする。 【解決手段】 同期転送モード/非同期転送モード変換
伝送路終端装置1において、受信同期転送モード処理部
2が、同期外れ情報を検出する同期外れ検出部21をそ
なえ、非同期転送モードセル抽出部3が、同期外れ検出
部21から同期外れ情報を受けると強制的にその旨の信
号を出力する非同期転送モードセル同期部32と、同期
外れ検出部21から同期外れ情報を受けると強制的にセ
ル廃棄信号を出力する非同期転送モードセル廃棄判定部
33と、同期外れ検出部21から同期外れ情報を受ける
と強制的に非同期転送モードセルのメモリ部34への書
き込みを禁止するメモリ書き込み制御部35とをそなえ
るように構成する。
常に正確なデータ(セル)を取り込んで処理を継続する
とともに、正確な伝送路切替のためのエラー情報を転送
して不要な伝送路の切替えを防止できるようにする。 【解決手段】 同期転送モード/非同期転送モード変換
伝送路終端装置1において、受信同期転送モード処理部
2が、同期外れ情報を検出する同期外れ検出部21をそ
なえ、非同期転送モードセル抽出部3が、同期外れ検出
部21から同期外れ情報を受けると強制的にその旨の信
号を出力する非同期転送モードセル同期部32と、同期
外れ検出部21から同期外れ情報を受けると強制的にセ
ル廃棄信号を出力する非同期転送モードセル廃棄判定部
33と、同期外れ検出部21から同期外れ情報を受ける
と強制的に非同期転送モードセルのメモリ部34への書
き込みを禁止するメモリ書き込み制御部35とをそなえ
るように構成する。
Description
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図68,図69) 発明が解決しようとする課題(図68,図69) 課題を解決するための手段(図1〜図3) 発明の実施の形態 (a)第1実施形態の説明(図4〜図55) (b)第2実施形態の説明(図56〜図67) (c)その他 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期転送モード/
非同期転送モード変換伝送路終端装置に関する。近年、
急速に普及しつつあるB−ISDNでは、ユーザの多種
多様なニーズに応えるため、回線モード,パケットモー
ドなどをはじめとする同期転送モード(STM:Synchr
onous Transfer Mode)の技術限界を克服した非同期転送
モード(ATM:Asynchronous Transfer Mode)が次世
代のデータ転送技術としてITU−Tの勧告により規定
されている。
非同期転送モード変換伝送路終端装置に関する。近年、
急速に普及しつつあるB−ISDNでは、ユーザの多種
多様なニーズに応えるため、回線モード,パケットモー
ドなどをはじめとする同期転送モード(STM:Synchr
onous Transfer Mode)の技術限界を克服した非同期転送
モード(ATM:Asynchronous Transfer Mode)が次世
代のデータ転送技術としてITU−Tの勧告により規定
されている。
【0003】これに伴い、近年では、ATMに対応した
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)網における伝
送路の終端を行なう同期転送モード(STM)/非同期
転送モード(ATM)変換伝送路終端装置に対する高機
能,高性能化が要求されてきている。
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)網における伝
送路の終端を行なう同期転送モード(STM)/非同期
転送モード(ATM)変換伝送路終端装置に対する高機
能,高性能化が要求されてきている。
【0004】
【従来の技術】図68は一般的なSTM/ATM交換伝
送路終端装置の構成を示すブロック図で、この図68に
示すように、STM/ATM変換伝送路終端装置(以
下、単に「終端装置」という)1は、それぞれ、受信S
TM処理部2,ATMセル抽出部3,ATMスイッチ
(ATM−SW)4,ATMセル挿入部5,送信STM
処理部6をそなえて構成されている。なお、7はそれぞ
れ加入者端末である。
送路終端装置の構成を示すブロック図で、この図68に
示すように、STM/ATM変換伝送路終端装置(以
下、単に「終端装置」という)1は、それぞれ、受信S
TM処理部2,ATMセル抽出部3,ATMスイッチ
(ATM−SW)4,ATMセル挿入部5,送信STM
処理部6をそなえて構成されている。なお、7はそれぞ
れ加入者端末である。
【0005】ここで、受信STM処理部2は、STM伝
送路から送られてくるSTM信号を受信し、そのSTM
信号に含まれるセクションオーバヘッド(SOH),パ
スオーバヘッド(POH)などのオーバヘッド情報に基
づいて、STM信号(フレーム)に対して同期保護を取
ったり、伝送路状態(伝送路の障害など)を監視するな
どの所要の処理を施すものである。なお、この受信ST
M処理部2においてSTMフレームの同期外れが検出さ
れると、その旨を示すSEF(Severelly Errored Fram
e) 信号の発出状態となる。
送路から送られてくるSTM信号を受信し、そのSTM
信号に含まれるセクションオーバヘッド(SOH),パ
スオーバヘッド(POH)などのオーバヘッド情報に基
づいて、STM信号(フレーム)に対して同期保護を取
ったり、伝送路状態(伝送路の障害など)を監視するな
どの所要の処理を施すものである。なお、この受信ST
M処理部2においてSTMフレームの同期外れが検出さ
れると、その旨を示すSEF(Severelly Errored Fram
e) 信号の発出状態となる。
【0006】ところで、一般に、上述のSTMフレーム
は、例えば図69(a)に示すように、セクションオー
バヘッド8,パスオーバヘッド9及びペイロード(情報
フィールド)10を有し、これらの各部分が1フレーム
として125μsecの間に9フレーム(9Row)分
だけ伝送されるようになっている。具体的に、1フレー
ム分のSTMフレーム(例えば、伝送速度が51.84
Mb/s)は、例えば図69(b)に示すように、セク
ションオーバヘッド8に9行(9Row)×3列(3b
yte)分、27種類のオーバヘッド情報(A1,A
2,C1など)が収容され、パスオーバヘッド9に9種
類(9行×1列)のオーバヘッド情報(J1,B3,C
2など)が収容され、ペイロード10に各加入者端末7
のためのATMセル11が、適宜、複数個マッピング
(収容)されるようになっている。
は、例えば図69(a)に示すように、セクションオー
バヘッド8,パスオーバヘッド9及びペイロード(情報
フィールド)10を有し、これらの各部分が1フレーム
として125μsecの間に9フレーム(9Row)分
だけ伝送されるようになっている。具体的に、1フレー
ム分のSTMフレーム(例えば、伝送速度が51.84
Mb/s)は、例えば図69(b)に示すように、セク
ションオーバヘッド8に9行(9Row)×3列(3b
yte)分、27種類のオーバヘッド情報(A1,A
2,C1など)が収容され、パスオーバヘッド9に9種
類(9行×1列)のオーバヘッド情報(J1,B3,C
2など)が収容され、ペイロード10に各加入者端末7
のためのATMセル11が、適宜、複数個マッピング
(収容)されるようになっている。
【0007】なお、セクションオーバヘッド8におい
て、A1,A2はSTMフレームのフレーム同期を取る
際に用いられるフレームパターンバイト、C1はSTM
フレームの識別番号を表すバイト、B1は中継セクショ
ン(中継器間)における符号誤りの監視用バイト、E1
は中継セクションの音声打合せ用バイト、F1は中継セ
クションの障害特定用バイト、D1〜D3はそれぞれ中
継セクションのデータ通信用バイトである。
て、A1,A2はSTMフレームのフレーム同期を取る
際に用いられるフレームパターンバイト、C1はSTM
フレームの識別番号を表すバイト、B1は中継セクショ
ン(中継器間)における符号誤りの監視用バイト、E1
は中継セクションの音声打合せ用バイト、F1は中継セ
クションの障害特定用バイト、D1〜D3はそれぞれ中
継セクションのデータ通信用バイトである。
【0008】また、H1〜H3はそれぞれペイロード1
0にマッピングされているATMセル11の先頭位置を
示すポインタ・バイト、B2はセクションの誤り監視用
バイト、K1は切替え系の制御用バイト、K2は多重セ
クション(端局中継装置間)状態の転送用バイト、D4
〜D12はそれぞれ多重セクションのデータ通信用バイ
ト、Z1,Z2はそれぞれ予備用バイト、E2は多重セ
クションの音声打合せ用バイトである。
0にマッピングされているATMセル11の先頭位置を
示すポインタ・バイト、B2はセクションの誤り監視用
バイト、K1は切替え系の制御用バイト、K2は多重セ
クション(端局中継装置間)状態の転送用バイト、D4
〜D12はそれぞれ多重セクションのデータ通信用バイ
ト、Z1,Z2はそれぞれ予備用バイト、E2は多重セ
クションの音声打合せ用バイトである。
【0009】一方、パスオーバヘッド9において、J1
はパスの導通監視用バイト、B3はパスの誤り監視用バ
イト、C2はパスの情報識別用バイト、G1は送信パス
状態の誤り通知用バイト、F2は保守用チャネルのため
のバイト、H4はフレーム番号の識別(ATMセル11
の先頭識別)用バイト、Z3〜Z5は予備用バイトであ
る。
はパスの導通監視用バイト、B3はパスの誤り監視用バ
イト、C2はパスの情報識別用バイト、G1は送信パス
状態の誤り通知用バイト、F2は保守用チャネルのため
のバイト、H4はフレーム番号の識別(ATMセル11
の先頭識別)用バイト、Z3〜Z5は予備用バイトであ
る。
【0010】さらに、上述のATMセル11は、例えば
図69(c)に示すように、自身の転送先情報などから
なる5バイト分のヘッダ部11aと48バイト(384
ビット)分のデータ部(情報フィールド)11bとの計
53バイトのフォーマットを有しており、ヘッダ部11
aには、一般的フロー制御(GFC:Generic Flow Cont
rol),仮想パス識別子(VPI:Virtual Path Identifi
er),仮想チャネル識別子(VCI:Virtual Channel I
dentifier ),ペイロード・タイプ(PT),セル損失
優先表示(CLP:Cell Loss Priority),ヘッダ誤り制
御(HEC:Header Error Control)の各種のフィールド
が用意されている。
図69(c)に示すように、自身の転送先情報などから
なる5バイト分のヘッダ部11aと48バイト(384
ビット)分のデータ部(情報フィールド)11bとの計
53バイトのフォーマットを有しており、ヘッダ部11
aには、一般的フロー制御(GFC:Generic Flow Cont
rol),仮想パス識別子(VPI:Virtual Path Identifi
er),仮想チャネル識別子(VCI:Virtual Channel I
dentifier ),ペイロード・タイプ(PT),セル損失
優先表示(CLP:Cell Loss Priority),ヘッダ誤り制
御(HEC:Header Error Control)の各種のフィールド
が用意されている。
【0011】なお、一般的フロー制御(GFC)は、各
加入者端末7から送出されたATMセル11がインタフ
ェース上で衝突することを防ぐために用意されているフ
ィールド、仮想パス識別子(VPI),仮想チャネル識
別子(VCI)は、それぞれ転送経路(VP,VC)を
区別するための番号情報が収容されるフィールド、ペイ
ロード・タイプ(PT)は、データ部11bに収容され
ているデータが、ユーザ情報又は制御情報かなどを識別
するための情報が収容されるフィールド、セル損失優先
表示(CLP)は、ATMセル11が損失してもよいか
などの転送優先度を表す情報が収容されるフィールド、
ヘッダ誤り制御(HEC)は、ヘッダ部11aの誤り検
出やATMセル11の同期検出などに用いられるフィー
ルドで、CRC(Cyclic Redundancy Check) 符号が書き
込まれるようになっている。
加入者端末7から送出されたATMセル11がインタフ
ェース上で衝突することを防ぐために用意されているフ
ィールド、仮想パス識別子(VPI),仮想チャネル識
別子(VCI)は、それぞれ転送経路(VP,VC)を
区別するための番号情報が収容されるフィールド、ペイ
ロード・タイプ(PT)は、データ部11bに収容され
ているデータが、ユーザ情報又は制御情報かなどを識別
するための情報が収容されるフィールド、セル損失優先
表示(CLP)は、ATMセル11が損失してもよいか
などの転送優先度を表す情報が収容されるフィールド、
ヘッダ誤り制御(HEC)は、ヘッダ部11aの誤り検
出やATMセル11の同期検出などに用いられるフィー
ルドで、CRC(Cyclic Redundancy Check) 符号が書き
込まれるようになっている。
【0012】次に、図68において、ATMセル抽出部
3は、上述の受信STM処理部2で処理された後のST
Mフレームのセクションオーバヘッド8,パスオーバヘ
ッド9に基づいて、図69(b),図69(c)により
上述したようにペイロード10にマッピングされている
ATMセル11を抽出するものであり、ATMスイッチ
4は、このATMセル抽出部3で抽出されたATMセル
11について、そのヘッダ部11a(特に、VPI,V
CI)に基づき、各加入者端末7又は他の終端装置1と
の間における交換処理を施すものである。
3は、上述の受信STM処理部2で処理された後のST
Mフレームのセクションオーバヘッド8,パスオーバヘ
ッド9に基づいて、図69(b),図69(c)により
上述したようにペイロード10にマッピングされている
ATMセル11を抽出するものであり、ATMスイッチ
4は、このATMセル抽出部3で抽出されたATMセル
11について、そのヘッダ部11a(特に、VPI,V
CI)に基づき、各加入者端末7又は他の終端装置1と
の間における交換処理を施すものである。
【0013】さらに、ATMセル挿入部5は、ATMス
イッチ4からの信号に、各加入者端末7からのATMセ
ル11を順次挿入するものであり、送信STM処理部6
は、このATMセル挿入部5からの信号(複数のATM
セル)について、セクションオーバヘッド8,パスオー
バヘッド9のための各種オーバヘッド情報を順次挿入す
るなどの所要の処理を施してゆくことによって、図69
(b),図69(c)により前述したようなフォーマッ
トを有するSTMフレームを組み上げて、STM伝送路
へこのSTMフレームを送信するものである。
イッチ4からの信号に、各加入者端末7からのATMセ
ル11を順次挿入するものであり、送信STM処理部6
は、このATMセル挿入部5からの信号(複数のATM
セル)について、セクションオーバヘッド8,パスオー
バヘッド9のための各種オーバヘッド情報を順次挿入す
るなどの所要の処理を施してゆくことによって、図69
(b),図69(c)により前述したようなフォーマッ
トを有するSTMフレームを組み上げて、STM伝送路
へこのSTMフレームを送信するものである。
【0014】このような構成により、上述の終端装置1
では、各加入者端末7からの複数のATMセル11を伝
送速度の高いSTMフレームに変換して他の終端装置1
に高速に転送したり、他の終端装置1からのSTMフレ
ームから複数のATMセル11を抽出して、それぞれを
ヘッダ部11a内の転送先情報(VPI,VCI)に基
づいて、該当する各加入者端末装置7へ送信したりする
ことができる。
では、各加入者端末7からの複数のATMセル11を伝
送速度の高いSTMフレームに変換して他の終端装置1
に高速に転送したり、他の終端装置1からのSTMフレ
ームから複数のATMセル11を抽出して、それぞれを
ヘッダ部11a内の転送先情報(VPI,VCI)に基
づいて、該当する各加入者端末装置7へ送信したりする
ことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
一般的な終端装置1では、ATMセル抽出部3において
ATMセル11を抽出する際、STMフレームのペイロ
ード10にマッピングされているATMセル11に対し
て所要の段数の同期保護が取られるが、この同期保護
は、STMフレームのフレーム同期状態に関わらず行な
われている。
一般的な終端装置1では、ATMセル抽出部3において
ATMセル11を抽出する際、STMフレームのペイロ
ード10にマッピングされているATMセル11に対し
て所要の段数の同期保護が取られるが、この同期保護
は、STMフレームのフレーム同期状態に関わらず行な
われている。
【0016】このため、受信側の終端装置1において、
受信STM処理部2にてSTMフレームの同期外れが検
出されSEF信号の発出状態となった場合でも、ATM
セル抽出部3では、内部のメモリ(例えば、FIFOメ
モリ)に書き込み途中であるATMセル11について
は、その同期が確立しヘッダ誤りがないと判断されるた
め、STMフレームの信号品質が保証されていないにも
関わらずそのまま終端装置1内に取り込まれてしまう可
能性がある。
受信STM処理部2にてSTMフレームの同期外れが検
出されSEF信号の発出状態となった場合でも、ATM
セル抽出部3では、内部のメモリ(例えば、FIFOメ
モリ)に書き込み途中であるATMセル11について
は、その同期が確立しヘッダ誤りがないと判断されるた
め、STMフレームの信号品質が保証されていないにも
関わらずそのまま終端装置1内に取り込まれてしまう可
能性がある。
【0017】また、このように受信STM処理部2にお
いて、SEF信号の発出状態となったのち、STMフレ
ームのフレームパターン〔A1,A2バイト:図69
(b)参照〕が1度でも正常に検出(つまり同期保護1
段)されると、内部のSTMフレームカウント処理が正
常動作となるため、SEF信号発出状態であるにも関わ
らず、ATMセル抽出部3内でのATMセル11に対す
る同期保護処理も通常動作状態になる。
いて、SEF信号の発出状態となったのち、STMフレ
ームのフレームパターン〔A1,A2バイト:図69
(b)参照〕が1度でも正常に検出(つまり同期保護1
段)されると、内部のSTMフレームカウント処理が正
常動作となるため、SEF信号発出状態であるにも関わ
らず、ATMセル抽出部3内でのATMセル11に対す
る同期保護処理も通常動作状態になる。
【0018】従って、STMフレームの同期が確立しS
EF信号の発出が停止される前に、ATMセル11の同
期が確立してしまい、この場合も、STMフレームの信
号品質が保証されていないにも関わらずATMセル11
が終端装置11内に取り込まれる可能性がある。さら
に、一般に、終端装置1では、受信STM処理部2にお
いて、STMフレームのセクションオーバヘッド8に含
まれるポインタバイトH1〜H3(STMフレームにお
けるATMセル11の先頭位置を示すバイト)が正常に
検出できない場合や、STM伝送路(トランスミッショ
ンパス)に障害などが発生したことが検出された場合
に、それぞれ、LOP(Loss of pointer) やパス警報表
示信号(P−AIS:Path-Alarm Indication Signal)
が発出されるが、これらの警報信号が解除されると、主
信号(STMフレーム)は即時に警報信号から正常信号
となるため、ATMセル抽出部3においてセル同期が確
立すれば終端装置1内にATMセル11が取り込まれ
る。
EF信号の発出が停止される前に、ATMセル11の同
期が確立してしまい、この場合も、STMフレームの信
号品質が保証されていないにも関わらずATMセル11
が終端装置11内に取り込まれる可能性がある。さら
に、一般に、終端装置1では、受信STM処理部2にお
いて、STMフレームのセクションオーバヘッド8に含
まれるポインタバイトH1〜H3(STMフレームにお
けるATMセル11の先頭位置を示すバイト)が正常に
検出できない場合や、STM伝送路(トランスミッショ
ンパス)に障害などが発生したことが検出された場合
に、それぞれ、LOP(Loss of pointer) やパス警報表
示信号(P−AIS:Path-Alarm Indication Signal)
が発出されるが、これらの警報信号が解除されると、主
信号(STMフレーム)は即時に警報信号から正常信号
となるため、ATMセル抽出部3においてセル同期が確
立すれば終端装置1内にATMセル11が取り込まれ
る。
【0019】ところが、LOPおよびP−AISの解除
後、最初に受信STM処理部2にて検出されるJ1バイ
ト〔図69(b)参照〕までのパスオーバヘッド9は正
確な位置にないため、警報解除タイミングから最初のJ
1バイト検出までの間はヘッダ誤りの可能性があるAT
Mセル11が終端装置1内に取り込まれてしまうことに
なる。
後、最初に受信STM処理部2にて検出されるJ1バイ
ト〔図69(b)参照〕までのパスオーバヘッド9は正
確な位置にないため、警報解除タイミングから最初のJ
1バイト検出までの間はヘッダ誤りの可能性があるAT
Mセル11が終端装置1内に取り込まれてしまうことに
なる。
【0020】次に、通常、終端装置1では、受信STM
処理部2においてセクションオーバヘッド8に含まれる
B2バイト,B3バイト〔図69(b)参照〕を用いて
パリティ演算が行なわれ、その演算結果がSTM伝送路
の状態に応じて伝送路切替を行なうための監視用情報で
あるライン遠端ブロックエラー情報(L−FEBE:Li
ne-Far End Block Error) ,パス遠端ブロックエラー情
報(P−FEBE:Path-Far End Block Error) とし
て、送信STM処理部6を通じSTMフレームの送信元
の終端装置1へ転送される。
処理部2においてセクションオーバヘッド8に含まれる
B2バイト,B3バイト〔図69(b)参照〕を用いて
パリティ演算が行なわれ、その演算結果がSTM伝送路
の状態に応じて伝送路切替を行なうための監視用情報で
あるライン遠端ブロックエラー情報(L−FEBE:Li
ne-Far End Block Error) ,パス遠端ブロックエラー情
報(P−FEBE:Path-Far End Block Error) とし
て、送信STM処理部6を通じSTMフレームの送信元
の終端装置1へ転送される。
【0021】しかしながら、このような一般的な終端装
置1におけるL−FEBE,P−FEBEの転送処理で
は、受信STM処理部2におけるSEF信号の発出時に
おいては、STMフレームの同期が外れているため、誤
った演算結果を転送してしまい、その結果、不要なST
M伝送路の切り替えが行なわれてしまう可能性がある。
置1におけるL−FEBE,P−FEBEの転送処理で
は、受信STM処理部2におけるSEF信号の発出時に
おいては、STMフレームの同期が外れているため、誤
った演算結果を転送してしまい、その結果、不要なST
M伝送路の切り替えが行なわれてしまう可能性がある。
【0022】また、一般的な終端装置1では、B1バイ
ト〜B3バイトのいずれかのパリティ演算結果をパフォ
ーマンス・モニタなどのインタフェース処理によって監
視・カウントして、そのカウント値に応じてSTM伝送
路の切り替えを行なうこともできるが、この場合も、受
信STM処理部2におけるSEF信号の発出時において
は、STMフレームの同期が外れているため、誤った演
算結果がカウントされてしまい、その結果、不要なST
M伝送路の切り替えが行なわれてしまう可能性がある。
ト〜B3バイトのいずれかのパリティ演算結果をパフォ
ーマンス・モニタなどのインタフェース処理によって監
視・カウントして、そのカウント値に応じてSTM伝送
路の切り替えを行なうこともできるが、この場合も、受
信STM処理部2におけるSEF信号の発出時において
は、STMフレームの同期が外れているため、誤った演
算結果がカウントされてしまい、その結果、不要なST
M伝送路の切り替えが行なわれてしまう可能性がある。
【0023】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、SEF信号などの警報が発出された場合に即
座にデータ(セル)の取り込みを中止することにより常
に正確なデータに基づいた処理を継続できるとともに、
正確な伝送路切替のためのエラー情報を転送して不要な
伝送路の切替えを防止できるようにした、同期転送モー
ド/非同期転送モード変換伝送路終端装置を提供するこ
とを目的とする。
たもので、SEF信号などの警報が発出された場合に即
座にデータ(セル)の取り込みを中止することにより常
に正確なデータに基づいた処理を継続できるとともに、
正確な伝送路切替のためのエラー情報を転送して不要な
伝送路の切替えを防止できるようにした、同期転送モー
ド/非同期転送モード変換伝送路終端装置を提供するこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は同期転送モード伝送
路を終端して、非同期転送モードでの交換処理を行なう
同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置
であり、この図1に示すように、受信同期転送モード処
理部2,非同期転送モードセル抽出部3,非同期転送モ
ードスイッチ部4,非同期転送モードセル挿入部5及び
送信同期転送モード処理部6をそなえて構成されてい
る。
ック図で、この図1において、1は同期転送モード伝送
路を終端して、非同期転送モードでの交換処理を行なう
同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置
であり、この図1に示すように、受信同期転送モード処
理部2,非同期転送モードセル抽出部3,非同期転送モ
ードスイッチ部4,非同期転送モードセル挿入部5及び
送信同期転送モード処理部6をそなえて構成されてい
る。
【0025】ここで、受信同期転送モード処理部2は、
同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モード
信号を受信し、その同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施すものであり、非
同期転送モードセル抽出部3は、この受信同期転送モー
ド処理部2で処理された後の信号に基づいて非同期転送
モードセルを抽出するものである。
同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モード
信号を受信し、その同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施すものであり、非
同期転送モードセル抽出部3は、この受信同期転送モー
ド処理部2で処理された後の信号に基づいて非同期転送
モードセルを抽出するものである。
【0026】また、非同期転送モードスイッチ部4は、
非同期転送モードセル抽出部3からの信号について交換
処理を施すものであり、非同期転送モードセル挿入部5
は、非同期転送モードスイッチ部4からの信号について
同期転送モードセルを挿入するものであり、送信同期転
送モード処理部6は、非同期転送モードセル挿入部5か
らの信号について、オーバヘッド情報に対する所要の処
理を施して、上記の同期転送モード伝送路又は他の同期
転送モード伝送路へ同期転送モード信号を送信するもの
である。
非同期転送モードセル抽出部3からの信号について交換
処理を施すものであり、非同期転送モードセル挿入部5
は、非同期転送モードスイッチ部4からの信号について
同期転送モードセルを挿入するものであり、送信同期転
送モード処理部6は、非同期転送モードセル挿入部5か
らの信号について、オーバヘッド情報に対する所要の処
理を施して、上記の同期転送モード伝送路又は他の同期
転送モード伝送路へ同期転送モード信号を送信するもの
である。
【0027】さらに、この図1に示すように、受信同期
転送モード処理部2は、同期外れ検出部21をそなえる
とともに、非同期転送モードセル抽出部3は、ヘッダ誤
り情報演算部31,非同期転送モードセル同期部32,
非同期転送モードセル廃棄判定部33,メモリ部34,
メモリ書き込み制御部35及びメモリ読み出し制御部3
6をそなえて構成されている。
転送モード処理部2は、同期外れ検出部21をそなえる
とともに、非同期転送モードセル抽出部3は、ヘッダ誤
り情報演算部31,非同期転送モードセル同期部32,
非同期転送モードセル廃棄判定部33,メモリ部34,
メモリ書き込み制御部35及びメモリ読み出し制御部3
6をそなえて構成されている。
【0028】ここで、受信同期転送モード処理部2にお
いて、同期外れ検出部21は、受信した同期転送モード
信号から同期外れ情報を検出するものであり、非同期転
送モードセル抽出部3において、ヘッダ誤り情報演算部
31は、非同期転送モードセルのヘッダ誤り情報を演算
により求めるものであり、非同期転送モードセル同期部
32は、ヘッダ誤り情報演算部31からのヘッダ誤り情
報に基づいて受信した同期転送モード信号の同期状態を
判定するとともに、受信同期転送モード処理部2の同期
外れ検出部21で検出された同期外れ情報を受けると強
制的に受信した同期転送モード信号が同期外れである旨
の信号を出力するものである。
いて、同期外れ検出部21は、受信した同期転送モード
信号から同期外れ情報を検出するものであり、非同期転
送モードセル抽出部3において、ヘッダ誤り情報演算部
31は、非同期転送モードセルのヘッダ誤り情報を演算
により求めるものであり、非同期転送モードセル同期部
32は、ヘッダ誤り情報演算部31からのヘッダ誤り情
報に基づいて受信した同期転送モード信号の同期状態を
判定するとともに、受信同期転送モード処理部2の同期
外れ検出部21で検出された同期外れ情報を受けると強
制的に受信した同期転送モード信号が同期外れである旨
の信号を出力するものである。
【0029】また、非同期転送モードセル廃棄判定部3
3は、非同期転送モードセル同期部32からの同期判定
情報を受けて非同期転送モードセルを廃棄するか否かを
判定するとともに、受信同期転送モード処理部2の同期
外れ検出部21で検出された同期外れ情報を受けると強
制的にセル廃棄信号を出力するものであり、メモリ部3
4は、受信した同期転送モード信号情報を持った非同期
転送モードセルを順次記憶するものである。
3は、非同期転送モードセル同期部32からの同期判定
情報を受けて非同期転送モードセルを廃棄するか否かを
判定するとともに、受信同期転送モード処理部2の同期
外れ検出部21で検出された同期外れ情報を受けると強
制的にセル廃棄信号を出力するものであり、メモリ部3
4は、受信した同期転送モード信号情報を持った非同期
転送モードセルを順次記憶するものである。
【0030】さらに、メモリ書き込み制御部35は、非
同期転送モードセル同期部32及び非同期転送モードセ
ル廃棄判定部33からの出力に基づいて非同期転送モー
ドセルをメモリ部34に書き込むための制御を行なうと
ともに、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部
21で検出された同期外れ情報を受けると強制的に非同
期転送モードセルのメモリ部34への書き込みを禁止す
るものであり、メモリ読み出し制御部36は、メモリ部
34に記憶されている非同期転送モードセル情報を読み
出して非同期転送モードスイッチ部4へ出力するための
制御を行なうものである。
同期転送モードセル同期部32及び非同期転送モードセ
ル廃棄判定部33からの出力に基づいて非同期転送モー
ドセルをメモリ部34に書き込むための制御を行なうと
ともに、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部
21で検出された同期外れ情報を受けると強制的に非同
期転送モードセルのメモリ部34への書き込みを禁止す
るものであり、メモリ読み出し制御部36は、メモリ部
34に記憶されている非同期転送モードセル情報を読み
出して非同期転送モードスイッチ部4へ出力するための
制御を行なうものである。
【0031】このような構成により、本発明の同期転送
モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置(以下、
単に「終端装置」ということがある)1では、受信同期
転送モード処理部21の同期外れ検出部21にて同期外
れ情報が検出されると、非同期転送モードセル抽出部3
において、まず非同期転送モードセル同期部32が、受
信した同期転送モード信号が同期外れである旨の信号を
出力して、その後に処理されるべき同期転送モード信号
を強制的に同期外れ状態とする。
モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置(以下、
単に「終端装置」ということがある)1では、受信同期
転送モード処理部21の同期外れ検出部21にて同期外
れ情報が検出されると、非同期転送モードセル抽出部3
において、まず非同期転送モードセル同期部32が、受
信した同期転送モード信号が同期外れである旨の信号を
出力して、その後に処理されるべき同期転送モード信号
を強制的に同期外れ状態とする。
【0032】そして、このとき、非同期転送モードセル
廃棄判定部33は、セル廃棄信号を出力することによ
り、同期外れ状態にある同期転送モード信号から抽出さ
れる非同期転送モードセルを廃棄するとともに、メモリ
書き込み制御部35が、非同期転送モードセルのメモリ
部34への書き込みを禁止する。従って、同期外れが検
出された時点で非同期転送モードセル抽出部3において
処理途中であった非同期転送モードセル、つまり、受信
した同期転送モード信号から同期外れが検出されて信号
品質に信頼性のなくなった非同期転送モードセルがメモ
リ部34へ書き込まれることを即座に防止して、信号品
質に信頼性のない非同期転送モードセルを終端装置1内
に取り込まないようにすることができる(以上、請求項
1)。
廃棄判定部33は、セル廃棄信号を出力することによ
り、同期外れ状態にある同期転送モード信号から抽出さ
れる非同期転送モードセルを廃棄するとともに、メモリ
書き込み制御部35が、非同期転送モードセルのメモリ
部34への書き込みを禁止する。従って、同期外れが検
出された時点で非同期転送モードセル抽出部3において
処理途中であった非同期転送モードセル、つまり、受信
した同期転送モード信号から同期外れが検出されて信号
品質に信頼性のなくなった非同期転送モードセルがメモ
リ部34へ書き込まれることを即座に防止して、信号品
質に信頼性のない非同期転送モードセルを終端装置1内
に取り込まないようにすることができる(以上、請求項
1)。
【0033】ところで、上述の非同期転送モードセル同
期部32は、具体的には、ヘッダ誤り情報演算部31か
らのヘッダ誤り情報を複数回に渡って受けることによ
り、同期又は同期外れである旨の信号を出力する同期保
護部をそなえ、この同期保護部に、受信同期転送モード
処理部2の同期外れ検出部21で検出された同期外れ情
報を受けると強制的に受信した同期転送モード信号が同
期外れである旨の信号を出力する回路部が付加されて構
成される。
期部32は、具体的には、ヘッダ誤り情報演算部31か
らのヘッダ誤り情報を複数回に渡って受けることによ
り、同期又は同期外れである旨の信号を出力する同期保
護部をそなえ、この同期保護部に、受信同期転送モード
処理部2の同期外れ検出部21で検出された同期外れ情
報を受けると強制的に受信した同期転送モード信号が同
期外れである旨の信号を出力する回路部が付加されて構
成される。
【0034】これにより、非同期転送モードセル同期部
32では、同期保護部にてヘッダ誤り情報が複数回に渡
って受信され、完全に受信した同期転送モード信号の同
期が外れていることが検出された時点で、瞬時に受信し
た同期転送モード信号が同期外れである旨の信号が回路
部より出力されて、同期転送モード信号が強制的に同期
外れ状態にされる(以上、請求項2)。
32では、同期保護部にてヘッダ誤り情報が複数回に渡
って受信され、完全に受信した同期転送モード信号の同
期が外れていることが検出された時点で、瞬時に受信し
た同期転送モード信号が同期外れである旨の信号が回路
部より出力されて、同期転送モード信号が強制的に同期
外れ状態にされる(以上、請求項2)。
【0035】また、上述の非同期転送モードセル廃棄判
定部33は、具体的には、非同期転送モードセルデータ
からアイドルセルを検出するアイドルセル検出部と、ヘ
ッダ誤り情報演算部31からのヘッダ誤り情報からビッ
ト誤りを検出するビット誤り検出部とをそなえるととも
に、非同期転送モードセル同期部32からの同期判定情
報,受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部21
で検出された同期外れ情報,上記のアイドルセル検出部
からのアイドルセル検出情報,上記のビット誤り検出部
からのビット誤り検出情報を保持するセル廃棄信号保持
部をそなえて構成される。
定部33は、具体的には、非同期転送モードセルデータ
からアイドルセルを検出するアイドルセル検出部と、ヘ
ッダ誤り情報演算部31からのヘッダ誤り情報からビッ
ト誤りを検出するビット誤り検出部とをそなえるととも
に、非同期転送モードセル同期部32からの同期判定情
報,受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部21
で検出された同期外れ情報,上記のアイドルセル検出部
からのアイドルセル検出情報,上記のビット誤り検出部
からのビット誤り検出情報を保持するセル廃棄信号保持
部をそなえて構成される。
【0036】これにより、非同期転送モードセル廃棄判
定部33では、上記の同期判定情報,同期外れ情報,ア
イドルセル検出情報及びビット誤り検出情報のいずれが
検出されても、セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号が
出力されて、信号品質に信頼性のない非同期転送モード
セルが廃棄される(以上、請求項3)。さらに、上述の
メモリ書き込み制御部35は、具体的には、メモリ部3
4への書き込みアドレスを計数する書き込みアドレスカ
ウンタ部と、非同期転送モードセル同期部32及び非同
期転送モードセル廃棄判定部33からの出力に基づいて
この書き込みアドレスカウンタ部を制御する書き込みア
ドレスカウンタ制御部とをそなえ、さらに、このアドレ
スカウンタ制御部が、受信同期転送モード処理部2の同
期外れ検出部21で検出された同期外れ情報を受けると
強制的に非同期転送モードセルのメモリ部34への書き
込みを禁止すべく上記のアドレスカウンタ部を制御する
ように構成される。
定部33では、上記の同期判定情報,同期外れ情報,ア
イドルセル検出情報及びビット誤り検出情報のいずれが
検出されても、セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号が
出力されて、信号品質に信頼性のない非同期転送モード
セルが廃棄される(以上、請求項3)。さらに、上述の
メモリ書き込み制御部35は、具体的には、メモリ部3
4への書き込みアドレスを計数する書き込みアドレスカ
ウンタ部と、非同期転送モードセル同期部32及び非同
期転送モードセル廃棄判定部33からの出力に基づいて
この書き込みアドレスカウンタ部を制御する書き込みア
ドレスカウンタ制御部とをそなえ、さらに、このアドレ
スカウンタ制御部が、受信同期転送モード処理部2の同
期外れ検出部21で検出された同期外れ情報を受けると
強制的に非同期転送モードセルのメモリ部34への書き
込みを禁止すべく上記のアドレスカウンタ部を制御する
ように構成される。
【0037】これにより、このメモリ書き込み制御部3
5では、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部
21にて、受信した同期転送モード信号の同期外れが検
出されると、メモリ部34への書き込みアドレスを計数
する書き込みアドレスカウンタ部がアドレスカウンタ制
御部によって制御され、即座に信号品質に信頼性のない
非同期転送モードセルのメモリ部34への書き込みが禁
止される(以上、請求項4)。
5では、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部
21にて、受信した同期転送モード信号の同期外れが検
出されると、メモリ部34への書き込みアドレスを計数
する書き込みアドレスカウンタ部がアドレスカウンタ制
御部によって制御され、即座に信号品質に信頼性のない
非同期転送モードセルのメモリ部34への書き込みが禁
止される(以上、請求項4)。
【0038】なお、上述の非同期転送モードセル抽出部
3は、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部2
1で検出された同期外れ情報を受けると、強制的に受信
した同期転送モード信号が同期外れであるとする処理,
強制的にセル廃棄信号を出力する処理及び強制的に非同
期転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止する処
理のいずれかを少なくとも実行するように構成しても、
同様に、信号品質に信頼性のない非同期転送モードセル
を終端装置1内に取り込まないようにすることができる
(請求項5)。
3は、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部2
1で検出された同期外れ情報を受けると、強制的に受信
した同期転送モード信号が同期外れであるとする処理,
強制的にセル廃棄信号を出力する処理及び強制的に非同
期転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止する処
理のいずれかを少なくとも実行するように構成しても、
同様に、信号品質に信頼性のない非同期転送モードセル
を終端装置1内に取り込まないようにすることができる
(請求項5)。
【0039】次に、図2も本発明の原理ブロック図で、
この図2において、図1中に示す符号と同一符号を付し
たものはそれぞれ図1により上述したものとそれぞれ同
様のものであるが、この図2に示す同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置1は、受信同期転送
モード処理部2が同期外れ検出部21に加えて受信ポイ
ンタ処理部22をそなえる一方、非同期転送モードセル
抽出部3が非同期転送モードセル同期部32,非同期転
送モードセル廃棄判定部33及びメモリ書き込み制御部
35に代えて非同期転送モードセル同期部32′,非同
期転送モードセル廃棄判定部33′及びメモリ書き込み
制御部35′をそなえて構成されている。
この図2において、図1中に示す符号と同一符号を付し
たものはそれぞれ図1により上述したものとそれぞれ同
様のものであるが、この図2に示す同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置1は、受信同期転送
モード処理部2が同期外れ検出部21に加えて受信ポイ
ンタ処理部22をそなえる一方、非同期転送モードセル
抽出部3が非同期転送モードセル同期部32,非同期転
送モードセル廃棄判定部33及びメモリ書き込み制御部
35に代えて非同期転送モードセル同期部32′,非同
期転送モードセル廃棄判定部33′及びメモリ書き込み
制御部35′をそなえて構成されている。
【0040】ここで、受信同期転送モード処理部2にお
いて、受信ポインタ処理部22は、受信した同期転送モ
ード信号のオーバヘッド情報のうちのポインタ情報に対
して所要の処理を施すとともに同期外れ検出部21で検
出された同期外れ情報に基づいて警報信号を出力するも
のである。一方、非同期転送モードセル抽出部3におい
て、非同期転送モードセル同期部32′は、ヘッダ誤り
情報演算部31からのヘッダ誤り情報に基づいて受信し
た同期転送モード信号の同期状態を判定するとともに、
受信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処理部22
からの警報信号を受けると強制的に受信した同期転送モ
ード信号が同期外れである旨の信号を出力するものであ
る。
いて、受信ポインタ処理部22は、受信した同期転送モ
ード信号のオーバヘッド情報のうちのポインタ情報に対
して所要の処理を施すとともに同期外れ検出部21で検
出された同期外れ情報に基づいて警報信号を出力するも
のである。一方、非同期転送モードセル抽出部3におい
て、非同期転送モードセル同期部32′は、ヘッダ誤り
情報演算部31からのヘッダ誤り情報に基づいて受信し
た同期転送モード信号の同期状態を判定するとともに、
受信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処理部22
からの警報信号を受けると強制的に受信した同期転送モ
ード信号が同期外れである旨の信号を出力するものであ
る。
【0041】また、非同期転送モードセル廃棄判定部3
3′は、この非同期転送モードセル同期部32′からの
同期判定情報を受けて非同期転送モードセルを廃棄する
かを判定するとともに、受信同期転送モード処理部2の
受信ポインタ処理部22からの警報信号を受けると強制
的にセル廃棄信号を出力するものであり、メモリ書き込
み制御部35′は、非同期転送モードセル同期部32′
及び非同期転送モードセル廃棄判定部33′からの出力
に基づいて非同期転送モードセルをメモリ部34に書き
込むための制御を行なうものである。
3′は、この非同期転送モードセル同期部32′からの
同期判定情報を受けて非同期転送モードセルを廃棄する
かを判定するとともに、受信同期転送モード処理部2の
受信ポインタ処理部22からの警報信号を受けると強制
的にセル廃棄信号を出力するものであり、メモリ書き込
み制御部35′は、非同期転送モードセル同期部32′
及び非同期転送モードセル廃棄判定部33′からの出力
に基づいて非同期転送モードセルをメモリ部34に書き
込むための制御を行なうものである。
【0042】つまり、この図2に示す終端装置1は、受
信同期転送モード処理部2において、同期転送モード信
号の同期外れが検出されると、その同期外れ情報に基づ
いて受信ポインタ処理部22より警報信号が出力され、
この警報信号が非同期転送モードセル同期部32′及び
非同期転送モードセル廃棄判定部33′で受信される
と、図1により上述した終端装置1と同様に、その後に
処理されるべき同期転送モード信号が強制的に同期外れ
状態にされるとともに、同期外れ状態にある同期転送モ
ード信号から抽出される非同期転送モードセルが廃棄さ
れるようになっている。
信同期転送モード処理部2において、同期転送モード信
号の同期外れが検出されると、その同期外れ情報に基づ
いて受信ポインタ処理部22より警報信号が出力され、
この警報信号が非同期転送モードセル同期部32′及び
非同期転送モードセル廃棄判定部33′で受信される
と、図1により上述した終端装置1と同様に、その後に
処理されるべき同期転送モード信号が強制的に同期外れ
状態にされるとともに、同期外れ状態にある同期転送モ
ード信号から抽出される非同期転送モードセルが廃棄さ
れるようになっている。
【0043】従って、この場合も、同期外れが検出され
た時点で非同期転送モードセル抽出部3において処理途
中であった非同期転送モードセル、つまり、受信した同
期転送モード信号から同期外れが検出されて信号品質に
信頼性のなくなった非同期転送モードセルがメモリ部3
4へ書き込まれることを即座に防止して、信号品質に信
頼性のない非同期転送モードセルを終端装置1内に取り
込まないようにすることができる(以上、請求項6)。
た時点で非同期転送モードセル抽出部3において処理途
中であった非同期転送モードセル、つまり、受信した同
期転送モード信号から同期外れが検出されて信号品質に
信頼性のなくなった非同期転送モードセルがメモリ部3
4へ書き込まれることを即座に防止して、信号品質に信
頼性のない非同期転送モードセルを終端装置1内に取り
込まないようにすることができる(以上、請求項6)。
【0044】ところで、この場合も、上述の非同期転送
モードセル同期部32′は、ヘッダ誤り情報演算部31
からのヘッダ誤り情報を複数回に渡って受けることによ
り、同期又は同期外れである旨の信号を出力する同期保
護部をそなえて構成されるが、この同期保護部には、受
信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処理部22か
らの警報信号を受けると強制的に受信した同期転送モー
ド信号が同期外れである旨の信号を出力する回路部が付
加される。
モードセル同期部32′は、ヘッダ誤り情報演算部31
からのヘッダ誤り情報を複数回に渡って受けることによ
り、同期又は同期外れである旨の信号を出力する同期保
護部をそなえて構成されるが、この同期保護部には、受
信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処理部22か
らの警報信号を受けると強制的に受信した同期転送モー
ド信号が同期外れである旨の信号を出力する回路部が付
加される。
【0045】これにより、非同期転送モードセル同期部
32′でも、同期保護部にてヘッダ誤り情報が複数回に
渡って受信され、完全に受信した同期転送モード信号の
同期が外れていることが検出された時点で、瞬時に受信
した同期転送モード信号が同期外れである旨の信号が回
路部より出力されて、同期転送モード信号が強制的に同
期外れ状態に設定される(以上、請求項7)。
32′でも、同期保護部にてヘッダ誤り情報が複数回に
渡って受信され、完全に受信した同期転送モード信号の
同期が外れていることが検出された時点で、瞬時に受信
した同期転送モード信号が同期外れである旨の信号が回
路部より出力されて、同期転送モード信号が強制的に同
期外れ状態に設定される(以上、請求項7)。
【0046】また、上述の非同期転送モードセル廃棄判
定部33′も、具体的には、非同期転送モードセルデー
タからアイドルセルを検出するアイドルセル検出部と、
ヘッダ誤り情報演算部31からのヘッダ誤り情報からビ
ット誤りを検出するビット誤り検出部とをそなえるとと
もに、非同期転送モードセル同期部32′からの同期判
定情報,受信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処
理部22からの警報信号,上記のアイドルセル検出部か
らのアイドルセル検出情報,上記のビット誤り検出部か
らのビット誤り検出情報を保持するセル廃棄信号保持部
をそなえて構成される。
定部33′も、具体的には、非同期転送モードセルデー
タからアイドルセルを検出するアイドルセル検出部と、
ヘッダ誤り情報演算部31からのヘッダ誤り情報からビ
ット誤りを検出するビット誤り検出部とをそなえるとと
もに、非同期転送モードセル同期部32′からの同期判
定情報,受信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処
理部22からの警報信号,上記のアイドルセル検出部か
らのアイドルセル検出情報,上記のビット誤り検出部か
らのビット誤り検出情報を保持するセル廃棄信号保持部
をそなえて構成される。
【0047】これにより、この非同期転送モードセル廃
棄判定部33′でも、上記の警報信号,同期外れ情報,
アイドルセル検出情報及びビット誤り検出情報のいずれ
が検出されても、セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号
が出力されて、信号品質に信頼性のない非同期転送モー
ドセルが廃棄される(以上、請求項8)。なお、図2に
示す終端装置1も、非同期転送モードセル抽出部2は、
受信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処理部23
から警報信号を受けると、強制的に受信した同期転送モ
ード信号が同期外れであるとする処理及び強制的にセル
廃棄信号を出力する処理のいずれかを少なくとも実行す
るように構成しても、同様に、信号品質に信頼性のない
非同期転送モードセルを終端装置1内に取り込まないよ
うにすることができる(請求項9)。
棄判定部33′でも、上記の警報信号,同期外れ情報,
アイドルセル検出情報及びビット誤り検出情報のいずれ
が検出されても、セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号
が出力されて、信号品質に信頼性のない非同期転送モー
ドセルが廃棄される(以上、請求項8)。なお、図2に
示す終端装置1も、非同期転送モードセル抽出部2は、
受信同期転送モード処理部2の受信ポインタ処理部23
から警報信号を受けると、強制的に受信した同期転送モ
ード信号が同期外れであるとする処理及び強制的にセル
廃棄信号を出力する処理のいずれかを少なくとも実行す
るように構成しても、同様に、信号品質に信頼性のない
非同期転送モードセルを終端装置1内に取り込まないよ
うにすることができる(請求項9)。
【0048】次に、図3も本発明の原理ブロック図で、
この図3においても、図1中に示す符号と同一符号を付
したものはそれぞれ図1により前述したものと同様のも
のであるが、この図3に示す同期転送モード/非同期転
送モード変換伝送路終端装置1は、受信同期転送モード
処理部2が同期外れ検出部21に加えてエラー情報検出
部23及びモニタ部24をそなえ、送信同期転送モード
処理部6がエラー情報挿入部61をそなえて構成されて
いる。
この図3においても、図1中に示す符号と同一符号を付
したものはそれぞれ図1により前述したものと同様のも
のであるが、この図3に示す同期転送モード/非同期転
送モード変換伝送路終端装置1は、受信同期転送モード
処理部2が同期外れ検出部21に加えてエラー情報検出
部23及びモニタ部24をそなえ、送信同期転送モード
処理部6がエラー情報挿入部61をそなえて構成されて
いる。
【0049】ここで、受信同期転送モード処理部2にお
いて、エラー情報検出部23は、受信した同期転送モー
ド信号から遠端ブロックエラー情報からなる第1エラー
情報並びに受信した同期転送モード信号から伝送路エラ
ー情報からなる第2エラー情報を検出するものであり、
モニタ部24は、このエラー情報検出部23で検出され
た第2エラー情報をモニタして伝送路切替のための情報
を提供するものであり、送信同期転送モード処理部6に
おいて、エラー情報挿入部61は、受信同期転送モード
処理部2のエラー情報検出部23からの第1エラー情報
を挿入して伝送路切替のための情報を提供するものであ
る。
いて、エラー情報検出部23は、受信した同期転送モー
ド信号から遠端ブロックエラー情報からなる第1エラー
情報並びに受信した同期転送モード信号から伝送路エラ
ー情報からなる第2エラー情報を検出するものであり、
モニタ部24は、このエラー情報検出部23で検出され
た第2エラー情報をモニタして伝送路切替のための情報
を提供するものであり、送信同期転送モード処理部6に
おいて、エラー情報挿入部61は、受信同期転送モード
処理部2のエラー情報検出部23からの第1エラー情報
を挿入して伝送路切替のための情報を提供するものであ
る。
【0050】そして、この図3に示す終端装置1では、
受信同期転送モード処理部2のエラー情報検出部23
が、同期外れ検出部21からの同期外れ情報を受ける
と、送信同期転送モード処理部6のエラー情報挿入部6
1への第1エラー情報(遠端ブロックエラー情報)の転
送を禁止するとともに、モニタ部24への第2エラー情
報(伝送路エラー情報)の転送を禁止するように構成さ
れている。
受信同期転送モード処理部2のエラー情報検出部23
が、同期外れ検出部21からの同期外れ情報を受ける
と、送信同期転送モード処理部6のエラー情報挿入部6
1への第1エラー情報(遠端ブロックエラー情報)の転
送を禁止するとともに、モニタ部24への第2エラー情
報(伝送路エラー情報)の転送を禁止するように構成さ
れている。
【0051】このような構成により、上述の同期転送モ
ード/非同期転送モード変換伝送路終端装置1では、受
信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部21にて受
信した同期転送モード信号の同期外れが検出されると、
受信同期転送モード処理部2のエラー情報検出部23か
らモニタ部24,送信同期転送モード処理部6のエラー
情報挿入部61への第2エラー情報,第1エラー情報の
転送がそれぞれ禁止されるので、受信した同期転送モー
ド信号の同期が外れたために信頼性のなくなった第1エ
ラー情報,第2エラー情報を転送することがなく、特
に、不要な伝送路の切り替えなどを防止することができ
る(以上、請求項10,13,17)。
ード/非同期転送モード変換伝送路終端装置1では、受
信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部21にて受
信した同期転送モード信号の同期外れが検出されると、
受信同期転送モード処理部2のエラー情報検出部23か
らモニタ部24,送信同期転送モード処理部6のエラー
情報挿入部61への第2エラー情報,第1エラー情報の
転送がそれぞれ禁止されるので、受信した同期転送モー
ド信号の同期が外れたために信頼性のなくなった第1エ
ラー情報,第2エラー情報を転送することがなく、特
に、不要な伝送路の切り替えなどを防止することができ
る(以上、請求項10,13,17)。
【0052】なお、上述の受信同期転送モード処理部2
のエラー情報検出部23は、第1エラー情報(遠端ブロ
ックエラー情報)として、ライン遠端ブロックエラー情
報又はパス遠端ブロックエラー情報を検出するように構
成され(請求項11,12)、第2エラー情報(伝送路
エラー情報)として、セクションエラー情報,ラインエ
ラー情報又はパスエラー情報を検出するように構成され
る(請求項14〜16)。
のエラー情報検出部23は、第1エラー情報(遠端ブロ
ックエラー情報)として、ライン遠端ブロックエラー情
報又はパス遠端ブロックエラー情報を検出するように構
成され(請求項11,12)、第2エラー情報(伝送路
エラー情報)として、セクションエラー情報,ラインエ
ラー情報又はパスエラー情報を検出するように構成され
る(請求項14〜16)。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (a)第1実施形態の説明 図4は本発明の第1実施形態としての同期転送モード/
非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終端装
置の構成を示すブロック図で、この図4に示すように、
本実施形態におけるSTM/ATM変換伝送路終端装置
(以下、単に「終端装置」ということがある)1も、図
68により前述した装置と同様に、受信STM処理部
2,ATMセル抽出部3,ATMスイッチ4,ATMセ
ル挿入部5,送信STM処理部6をそなえて構成され
る。
施の形態を説明する。 (a)第1実施形態の説明 図4は本発明の第1実施形態としての同期転送モード/
非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終端装
置の構成を示すブロック図で、この図4に示すように、
本実施形態におけるSTM/ATM変換伝送路終端装置
(以下、単に「終端装置」ということがある)1も、図
68により前述した装置と同様に、受信STM処理部
2,ATMセル抽出部3,ATMスイッチ4,ATMセ
ル挿入部5,送信STM処理部6をそなえて構成され
る。
【0054】そして、受信STM処理部2は、STM伝
送路から送られてくるSTM信号(STMフレーム)を
受信し、そのSTMフレームに含まれるセクションオー
バヘッド(SOH)8,パスオーバヘッド(POH)9
〔図69(a)〜図69(c)参照〕などのオーバヘッ
ド情報に基づいて、STMフレームに対して同期保護を
取ったり、伝送路状態を監視するなどの所要の処理を施
すもので、この図4に示すように、STM同期部21,
デスクランブル(DSCR)処理部21A,エラー情報
検出部23,マイコンインタフェース処理部(パフォー
マンスモニタ)24をそなえて構成されている。
送路から送られてくるSTM信号(STMフレーム)を
受信し、そのSTMフレームに含まれるセクションオー
バヘッド(SOH)8,パスオーバヘッド(POH)9
〔図69(a)〜図69(c)参照〕などのオーバヘッ
ド情報に基づいて、STMフレームに対して同期保護を
取ったり、伝送路状態を監視するなどの所要の処理を施
すもので、この図4に示すように、STM同期部21,
デスクランブル(DSCR)処理部21A,エラー情報
検出部23,マイコンインタフェース処理部(パフォー
マンスモニタ)24をそなえて構成されている。
【0055】ここで、STM同期部(同期外れ検出部)
21は、STM伝送路より受信したSTMフレームに対
して所要の保護段数の同期保護を取るもので、STMフ
レームのセクションオーバヘッド8に含まれるフレーム
パターン(A1,A2バイト)が正常に検出できない場
合に、STMフレームの同期が外れた旨を示すSEF信
号が同期外れ情報として検出され、これが後述するエラ
ー情報検出部23のB1バイト処理部(B1-BiP/B1-CV)2
3C,B2バイト処理部(B2-BiP/B1-CV/L-FEBE) 23
D,パフォーマンスモニタ24,ATMセル抽出部3の
ATMセル同期部32,ATMセル廃棄判定部33,F
iFo書込部35,送信STM処理部6のエラー情報挿
入部61へ送出されるようになっている。
21は、STM伝送路より受信したSTMフレームに対
して所要の保護段数の同期保護を取るもので、STMフ
レームのセクションオーバヘッド8に含まれるフレーム
パターン(A1,A2バイト)が正常に検出できない場
合に、STMフレームの同期が外れた旨を示すSEF信
号が同期外れ情報として検出され、これが後述するエラ
ー情報検出部23のB1バイト処理部(B1-BiP/B1-CV)2
3C,B2バイト処理部(B2-BiP/B1-CV/L-FEBE) 23
D,パフォーマンスモニタ24,ATMセル抽出部3の
ATMセル同期部32,ATMセル廃棄判定部33,F
iFo書込部35,送信STM処理部6のエラー情報挿
入部61へ送出されるようになっている。
【0056】また、デスクランブル処理部21Aは、こ
のSTM同期部21を通じて受信されるSTMフレーム
がデータ(ビット列)が識別しやすいように送信側でス
クランブル処理を施されて(ただし、オーバヘッド情報
には施されていない)ランダム化されているので、これ
を元のデータに戻すためのデスクランブル処理を施すも
のである。
のSTM同期部21を通じて受信されるSTMフレーム
がデータ(ビット列)が識別しやすいように送信側でス
クランブル処理を施されて(ただし、オーバヘッド情報
には施されていない)ランダム化されているので、これ
を元のデータに戻すためのデスクランブル処理を施すも
のである。
【0057】さらに、エラー情報検出部23は、受信し
たSTMフレームからライン遠端ブロックエラー情報(L
-FEBE)又はパス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)からな
るエ遠端ブロックエラー情報(第1エラー情報)並びに
受信したSTMフレームのセクションオーバヘッド8に
含まれるB1,B2バイトを基にB1パリティエラー情
報(セクションエラー情報),B2パリティエラー情報
(ラインエラー情報)あるいはパスオーバヘッド9に含
まれるB3バイトを基にB3パリティエラー情報(パス
エラー情報)からなる伝送路エラー情報(第2エラー情
報)を検出するものであり、パフォーマンスモニタ(モ
ニタ部)24は、このエラー情報検出部23で検出され
たB1,B2あるいはB3パリティエラー情報をカウン
ト(モニタ)して伝送路切替のための情報を伝送路の切
替えを指示するマイコン(図示略)などへ提供するもの
である。
たSTMフレームからライン遠端ブロックエラー情報(L
-FEBE)又はパス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)からな
るエ遠端ブロックエラー情報(第1エラー情報)並びに
受信したSTMフレームのセクションオーバヘッド8に
含まれるB1,B2バイトを基にB1パリティエラー情
報(セクションエラー情報),B2パリティエラー情報
(ラインエラー情報)あるいはパスオーバヘッド9に含
まれるB3バイトを基にB3パリティエラー情報(パス
エラー情報)からなる伝送路エラー情報(第2エラー情
報)を検出するものであり、パフォーマンスモニタ(モ
ニタ部)24は、このエラー情報検出部23で検出され
たB1,B2あるいはB3パリティエラー情報をカウン
ト(モニタ)して伝送路切替のための情報を伝送路の切
替えを指示するマイコン(図示略)などへ提供するもの
である。
【0058】このため、上述のエラー情報検出部23
は、図4に示すように、受信セクションオーバヘッド
(SOH)抽出部23A,受信パスオーバヘッド(PO
H)抽出部23B,B1バイト処理部23C,B2バイ
ト処理部23D,B3バイト処理部23Eを有して構成
される。ここで、受信セクションオーバヘッド抽出部2
3Aは、STM同期部21,デスクランブル処理部21
Aを通じて受信されたSTMフレームからセクションオ
ーバヘッド8を抽出するものであり、受信パスオーバヘ
ッド抽出部23Bは、この受信セクションオーバヘッド
抽出部23Aによるセクションオーバヘッド8抽出後の
STMフレームからさらにパスオーバヘッド9を抽出す
るものである。
は、図4に示すように、受信セクションオーバヘッド
(SOH)抽出部23A,受信パスオーバヘッド(PO
H)抽出部23B,B1バイト処理部23C,B2バイ
ト処理部23D,B3バイト処理部23Eを有して構成
される。ここで、受信セクションオーバヘッド抽出部2
3Aは、STM同期部21,デスクランブル処理部21
Aを通じて受信されたSTMフレームからセクションオ
ーバヘッド8を抽出するものであり、受信パスオーバヘ
ッド抽出部23Bは、この受信セクションオーバヘッド
抽出部23Aによるセクションオーバヘッド8抽出後の
STMフレームからさらにパスオーバヘッド9を抽出す
るものである。
【0059】また、B1バイト処理部23Cは、受信セ
クションオーバヘッド抽出部23Aにより抽出されたセ
クションオーバヘッド8のB1バイトに書き込まれてい
るビット情報に対してパリティ演算を施してその演算結
果(B1パリティエラー情報)をパフォーマンスモニタ
24のためのカウント値(B1CV)として転送するものであ
るが、本実施形態では、後述するように受信STM処理
部2のSTM同期部21にてSTMフレームの同期外れ
が検出されてSEF信号が受信されると、このパフォー
マンスモニタ24へのB1パリティエラー情報の転送が
禁止されるようになっている。
クションオーバヘッド抽出部23Aにより抽出されたセ
クションオーバヘッド8のB1バイトに書き込まれてい
るビット情報に対してパリティ演算を施してその演算結
果(B1パリティエラー情報)をパフォーマンスモニタ
24のためのカウント値(B1CV)として転送するものであ
るが、本実施形態では、後述するように受信STM処理
部2のSTM同期部21にてSTMフレームの同期外れ
が検出されてSEF信号が受信されると、このパフォー
マンスモニタ24へのB1パリティエラー情報の転送が
禁止されるようになっている。
【0060】さらに、B2バイト処理部23Dは、同様
にセクションオーバヘッド8のB2バイトに書き込まれ
ているビット情報に対してパリティ演算を施してその演
算結果(B2パリティエラー情報)をパフォーマンスモ
ニタ24のためのカウント値(B2CV)として転送するとと
もに、このB2パリティエラー情報に基づいてライン遠
端ブロックエラー情報(L-FEBE)を検出し、これを送信用
STMフレームに挿入して〔具体的には、セクションオ
ーバヘッド8のZ2バイト(図69(b)参照)として
挿入される〕、受信STMフレームの送信元に返信すべ
く、後述する送信STM処理部6の伝送路切替情報を提
供するエラー情報挿入部61へ転送するものである。
にセクションオーバヘッド8のB2バイトに書き込まれ
ているビット情報に対してパリティ演算を施してその演
算結果(B2パリティエラー情報)をパフォーマンスモ
ニタ24のためのカウント値(B2CV)として転送するとと
もに、このB2パリティエラー情報に基づいてライン遠
端ブロックエラー情報(L-FEBE)を検出し、これを送信用
STMフレームに挿入して〔具体的には、セクションオ
ーバヘッド8のZ2バイト(図69(b)参照)として
挿入される〕、受信STMフレームの送信元に返信すべ
く、後述する送信STM処理部6の伝送路切替情報を提
供するエラー情報挿入部61へ転送するものである。
【0061】また、B3バイト処理部23Eは、受信パ
スオーバヘッド抽出部23Bにより抽出されたパスオー
バヘッド9のB3バイトに書き込まれているビット情報
に対してパリティ演算を施してその演算結果(B3パリ
ティエラー情報)をパフォーマンスモニタ24のための
カウント値(B3CV)として転送するとともに、このB3パ
リティエラー情報に基づいてパス遠端ブロックエラー情
報(P-FEBE)を検出して、これを送信用STMフレームに
挿入すべく〔具体的には、パスオーバヘッド9のG1バ
イト(図69(b)参照)として挿入される〕、同様に
エラー情報挿入部61へ転送するものである。
スオーバヘッド抽出部23Bにより抽出されたパスオー
バヘッド9のB3バイトに書き込まれているビット情報
に対してパリティ演算を施してその演算結果(B3パリ
ティエラー情報)をパフォーマンスモニタ24のための
カウント値(B3CV)として転送するとともに、このB3パ
リティエラー情報に基づいてパス遠端ブロックエラー情
報(P-FEBE)を検出して、これを送信用STMフレームに
挿入すべく〔具体的には、パスオーバヘッド9のG1バ
イト(図69(b)参照)として挿入される〕、同様に
エラー情報挿入部61へ転送するものである。
【0062】そして、これらのB2バイト処理部23
D,B3バイト処理部23Eも、それぞれ後述するよう
に、受信STM処理部2のSTM同期部21にてSTM
フレームの同期外れが検出されてSEF信号が受信され
ると、パフォーマンスモニタ24への伝送路エラー情報
(B1/B2/B3パリティエラー情報)の転送,エラ
ー情報挿入部61へのライン遠端ブロックエラー情報(L
-FEBE),パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)の転送が
それぞれ禁止されるようになっている。
D,B3バイト処理部23Eも、それぞれ後述するよう
に、受信STM処理部2のSTM同期部21にてSTM
フレームの同期外れが検出されてSEF信号が受信され
ると、パフォーマンスモニタ24への伝送路エラー情報
(B1/B2/B3パリティエラー情報)の転送,エラ
ー情報挿入部61へのライン遠端ブロックエラー情報(L
-FEBE),パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)の転送が
それぞれ禁止されるようになっている。
【0063】つまり、本実施形態における終端装置1
は、受信STM処理部2のエラー情報検出部23が、S
TM同期部21からのSEF信号(同期外れ情報)を受
けると、パフォーマンスモニタ24へのB1/B2/B
3パリティエラー情報の転送を禁止するとともに、送信
STM処理部6のエラー情報挿入部61へのライン/パ
ス遠端ブロックエラー情報の転送を禁止するようになっ
ているのである。
は、受信STM処理部2のエラー情報検出部23が、S
TM同期部21からのSEF信号(同期外れ情報)を受
けると、パフォーマンスモニタ24へのB1/B2/B
3パリティエラー情報の転送を禁止するとともに、送信
STM処理部6のエラー情報挿入部61へのライン/パ
ス遠端ブロックエラー情報の転送を禁止するようになっ
ているのである。
【0064】次に、ATMセル抽出部3は、HEC(Hea
der Error Control)演算部31,ATMセル同期部3
2,ATMセル廃棄判定部33,FiFo(First-in Fi
rst-out)メモリ34,FiFo書込部35及びFiFo
読出部36をそなえて構成されている。ここで、HEC
演算部(ヘッダ誤り情報演算部)31は、ATMセル1
1のヘッダ誤り情報を演算により求めるものであり、A
TMセル同期部(非同期転送モードセル同期部)32
は、このHEC演算部31からのヘッダ誤り情報に基づ
いて受信したSTMフレームの同期状態を判定するとと
もに、受信STM処理部2のSTM同期部21で検出さ
れたSEF信号を受けると強制的に受信したSTMフレ
ームが同期外れである旨の信号を出力して、STMフレ
ームのフレームパターンを同期外れ状態とするものであ
る。
der Error Control)演算部31,ATMセル同期部3
2,ATMセル廃棄判定部33,FiFo(First-in Fi
rst-out)メモリ34,FiFo書込部35及びFiFo
読出部36をそなえて構成されている。ここで、HEC
演算部(ヘッダ誤り情報演算部)31は、ATMセル1
1のヘッダ誤り情報を演算により求めるものであり、A
TMセル同期部(非同期転送モードセル同期部)32
は、このHEC演算部31からのヘッダ誤り情報に基づ
いて受信したSTMフレームの同期状態を判定するとと
もに、受信STM処理部2のSTM同期部21で検出さ
れたSEF信号を受けると強制的に受信したSTMフレ
ームが同期外れである旨の信号を出力して、STMフレ
ームのフレームパターンを同期外れ状態とするものであ
る。
【0065】また、ATMセル廃棄判定部(非同期転送
モードセル廃棄判定部)33は、ATMセル同期部32
からの同期判定情報を受けてATMセル11を廃棄する
か否かを判定するとともに、受信STM処理部2のST
M同期部21で検出されたSEF信号を受けると強制的
にセル廃棄信号を出力して、ATMセル11を廃棄する
ものであり、FiFoメモリ(メモリ部)34は、受信
したSTMフレーム情報を持ったATMセル11を順次
記憶するものである。
モードセル廃棄判定部)33は、ATMセル同期部32
からの同期判定情報を受けてATMセル11を廃棄する
か否かを判定するとともに、受信STM処理部2のST
M同期部21で検出されたSEF信号を受けると強制的
にセル廃棄信号を出力して、ATMセル11を廃棄する
ものであり、FiFoメモリ(メモリ部)34は、受信
したSTMフレーム情報を持ったATMセル11を順次
記憶するものである。
【0066】さらに、FiFo書込部(メモリ書き込み
制御部)35は、ATMセル同期部32及びATMセル
廃棄判定部33からの出力に基づいてATMセル11を
FiFoメモリ34に書き込むための制御を行なうとと
もに、受信STM処理部2のSTM同期部21で検出さ
れたSEF信号を受けると強制的にATMセル11のF
iFoメモリ34への書き込みを禁止するものであり、
FiFo読出部(メモリ読み出し制御部)36は、Fi
Foメモリ34に記憶されているATMセルデータを読
み出してATMスイッチ4へ出力するための制御を行な
うものである。
制御部)35は、ATMセル同期部32及びATMセル
廃棄判定部33からの出力に基づいてATMセル11を
FiFoメモリ34に書き込むための制御を行なうとと
もに、受信STM処理部2のSTM同期部21で検出さ
れたSEF信号を受けると強制的にATMセル11のF
iFoメモリ34への書き込みを禁止するものであり、
FiFo読出部(メモリ読み出し制御部)36は、Fi
Foメモリ34に記憶されているATMセルデータを読
み出してATMスイッチ4へ出力するための制御を行な
うものである。
【0067】次に、ATMスイッチ(非同期転送モード
スイッチ部)4は、ATMセル抽出部3からの信号(A
TMセル11)について、そのヘッダ部11a〔VP
I,VCIなど:図69(c)参照〕に基づき、各加入
者端末7(図68参照)又は他の終端装置1との間にお
ける交換処理を施すものであり、ATMセル挿入部5
は、ATMスイッチ4からの信号に、各加入者端末7か
らのATMセル11を順次挿入するものである。
スイッチ部)4は、ATMセル抽出部3からの信号(A
TMセル11)について、そのヘッダ部11a〔VP
I,VCIなど:図69(c)参照〕に基づき、各加入
者端末7(図68参照)又は他の終端装置1との間にお
ける交換処理を施すものであり、ATMセル挿入部5
は、ATMスイッチ4からの信号に、各加入者端末7か
らのATMセル11を順次挿入するものである。
【0068】さらに、送信STM処理部6は、このAT
Mセル挿入部5からの信号(複数のATMセル11)に
ついて、セクションオーバヘッド8,パスオーバヘッド
9のための各種オーバヘッド情報を順次挿入するなどの
所要の処理を施してゆくことによって、STMフレーム
を組み上げて、STM伝送路へこのSTMフレームを送
信するものである。
Mセル挿入部5からの信号(複数のATMセル11)に
ついて、セクションオーバヘッド8,パスオーバヘッド
9のための各種オーバヘッド情報を順次挿入するなどの
所要の処理を施してゆくことによって、STMフレーム
を組み上げて、STM伝送路へこのSTMフレームを送
信するものである。
【0069】このため、この送信STM処理部6は、図
4に示すように、エラー情報挿入部61及びスクランブ
ル(SCR)処理部62をそなえて構成されており、さ
らにエラー情報挿入部61は、送信パスオーバヘッド
(POH)挿入部61A,送信ポインタ処理部61B,
送信セクションオーバヘッド(SOH)挿入部61Cを
有して構成されている。
4に示すように、エラー情報挿入部61及びスクランブ
ル(SCR)処理部62をそなえて構成されており、さ
らにエラー情報挿入部61は、送信パスオーバヘッド
(POH)挿入部61A,送信ポインタ処理部61B,
送信セクションオーバヘッド(SOH)挿入部61Cを
有して構成されている。
【0070】ここで、エラー情報挿入部61は、ATM
セル挿入部5からの送信すべき信号にセクションオーバ
ヘッド8,パスオーバヘッド9を挿入するなどのオーバ
ヘッド情報に対する所要の処理を施して送信STMフレ
ームを組み上げるとともに、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23からのエラー情報(ライン遠端ブロッ
クエラー情報,パス遠端ブロックエラー情報)を挿入し
て伝送路切替のための情報を提供するためのものであ
り、スクランブル処理部62は、このように組み上げら
れたSTMフレームのオーバヘッド情報部分以外のデー
タ部分に受信側でのビット情報の識別を容易にするため
にスクランブル処理を施すものである。
セル挿入部5からの送信すべき信号にセクションオーバ
ヘッド8,パスオーバヘッド9を挿入するなどのオーバ
ヘッド情報に対する所要の処理を施して送信STMフレ
ームを組み上げるとともに、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23からのエラー情報(ライン遠端ブロッ
クエラー情報,パス遠端ブロックエラー情報)を挿入し
て伝送路切替のための情報を提供するためのものであ
り、スクランブル処理部62は、このように組み上げら
れたSTMフレームのオーバヘッド情報部分以外のデー
タ部分に受信側でのビット情報の識別を容易にするため
にスクランブル処理を施すものである。
【0071】そして、エラー情報挿入部61において、
送信パスオーバヘッド挿入部61Aは、送信すべきST
Mフレーム用のパスオーバヘッド9を挿入する際、送信
STM処理部2のエラー情報検出部23(B3パリティ
演算部23E)からのパス遠端ブロックエラー情報(P-F
EBE)を、挿入するパスオーバヘッド9のG1バイトに書
き込むことによって、伝送路切替のための情報を提供す
るものであり、送信ポインタ処理部61BはSTMフレ
ームに収容される複数のATMセル11の各先頭位置を
示すためのポインタを生成するなどの処理を行なうもの
である。
送信パスオーバヘッド挿入部61Aは、送信すべきST
Mフレーム用のパスオーバヘッド9を挿入する際、送信
STM処理部2のエラー情報検出部23(B3パリティ
演算部23E)からのパス遠端ブロックエラー情報(P-F
EBE)を、挿入するパスオーバヘッド9のG1バイトに書
き込むことによって、伝送路切替のための情報を提供す
るものであり、送信ポインタ処理部61BはSTMフレ
ームに収容される複数のATMセル11の各先頭位置を
示すためのポインタを生成するなどの処理を行なうもの
である。
【0072】また、送信セクションオーバヘッド挿入部
61Cは、この送信ポインタ処理部61Bからの信号に
対してセクションオーバヘッド8を挿入する際、送信S
TM処理部2のエラー情報検出部23(B2パリティ演
算部23D)からのライン遠端ブロックエラー情報(L-F
EBE)を、セクションオーバヘッド8のZ2バイトとして
挿入することによって、STMフレームの受信側終端装
置1へ伝送路切替のための情報(ATMセル11の多重
誤りなど)を提供するものである。
61Cは、この送信ポインタ処理部61Bからの信号に
対してセクションオーバヘッド8を挿入する際、送信S
TM処理部2のエラー情報検出部23(B2パリティ演
算部23D)からのライン遠端ブロックエラー情報(L-F
EBE)を、セクションオーバヘッド8のZ2バイトとして
挿入することによって、STMフレームの受信側終端装
置1へ伝送路切替のための情報(ATMセル11の多重
誤りなど)を提供するものである。
【0073】次に、以下では、本実施形態の要部である
受信STM処理部2(エラー情報検出部23B),AT
Mセル抽出部3(ATMセル同期部32,ATMセル廃
棄判定部33,FiFo書込部35)及び送信STM処
理部6(エラー情報挿入部61)についてより詳細に説
明する。なお、説明の便宜上、まずATMセル抽出部3
(ATMセル同期部32,ATMセル廃棄判定部33,
FiFo書込部35)について詳述する。
受信STM処理部2(エラー情報検出部23B),AT
Mセル抽出部3(ATMセル同期部32,ATMセル廃
棄判定部33,FiFo書込部35)及び送信STM処
理部6(エラー情報挿入部61)についてより詳細に説
明する。なお、説明の便宜上、まずATMセル抽出部3
(ATMセル同期部32,ATMセル廃棄判定部33,
FiFo書込部35)について詳述する。
【0074】図5はATMセル同期部32の構成を示す
ブロック図で、この図5において、32AはHEC演算
結果判定部、32Bは同期保護部、32CはATMセル
フレームカウンタ部、32Dはセル損失表示信号(OC
D:Out Of Cell Delineation) 検出部である。そして、
図6に示すように、HEC演算結果判定部32Aは、N
ORゲート(否定論理和演算素子)321Aを用いるこ
とにより、HEC演算部31からの演算結果に基づいて
ATMセル11がヘッダ誤りとなっているか否かを判定
するものである。
ブロック図で、この図5において、32AはHEC演算
結果判定部、32Bは同期保護部、32CはATMセル
フレームカウンタ部、32Dはセル損失表示信号(OC
D:Out Of Cell Delineation) 検出部である。そして、
図6に示すように、HEC演算結果判定部32Aは、N
ORゲート(否定論理和演算素子)321Aを用いるこ
とにより、HEC演算部31からの演算結果に基づいて
ATMセル11がヘッダ誤りとなっているか否かを判定
するものである。
【0075】また、同期保護部32は、図6に示すよう
に、1入力反転型のANDゲート(論理積演算素子)3
21B,反転ゲート(INV)322B,6段の非同期
状態判定部323B,6段の同期状態判定部324B,
ANDゲート325B〜327B及びORゲート(論理
和演算素子)328Bを用いることにより、HEC演算
部31からのヘッダ誤り情報を6回連続して非同期状態
判定部323B,同期状態判定部324Bにて受けるこ
とにより、同期外れ(NG)又は同期(OK)である旨
の信号を出力するものである。
に、1入力反転型のANDゲート(論理積演算素子)3
21B,反転ゲート(INV)322B,6段の非同期
状態判定部323B,6段の同期状態判定部324B,
ANDゲート325B〜327B及びORゲート(論理
和演算素子)328Bを用いることにより、HEC演算
部31からのヘッダ誤り情報を6回連続して非同期状態
判定部323B,同期状態判定部324Bにて受けるこ
とにより、同期外れ(NG)又は同期(OK)である旨
の信号を出力するものである。
【0076】さらに、OCD検出部(回路部)321D
は、図6に示すように、J−Kフリップフロップ回路3
21Dを用いることにより、受信STM処理部2のST
M同期部21で検出されたSEF信号が同期保護部32
Bで受信されると、強制的に受信したSTMフレームが
同期外れである旨のOCD信号を出力するものである。
は、図6に示すように、J−Kフリップフロップ回路3
21Dを用いることにより、受信STM処理部2のST
M同期部21で検出されたSEF信号が同期保護部32
Bで受信されると、強制的に受信したSTMフレームが
同期外れである旨のOCD信号を出力するものである。
【0077】ATMセルフレームカウンタ部32Cは、
図6に示すように、ANDゲート321C,フレームカ
ウンタ322C,デコーダ323C及び反転ゲート(I
NV)324Dを用いることにより、同期保護部32B
での同期保護処理が1フレームのATMセル11の全バ
イト(53バイト)単位に施されるように、53個分の
カウンタ値を同期保護部32Bの出力に基づいて生成し
て同期保護部32Bへ出力するものである。
図6に示すように、ANDゲート321C,フレームカ
ウンタ322C,デコーダ323C及び反転ゲート(I
NV)324Dを用いることにより、同期保護部32B
での同期保護処理が1フレームのATMセル11の全バ
イト(53バイト)単位に施されるように、53個分の
カウンタ値を同期保護部32Bの出力に基づいて生成し
て同期保護部32Bへ出力するものである。
【0078】ただし、ここでは、後述するように、ST
Mフレームの同期が外れた場合、ATMセル11のヘッ
ダが正常に再捕捉(ハンティング)されるまでの間はカ
ウンタ値を“0”に固定するようにしているため、フレ
ームカウンタ322Cのデータ入力端子(D)には初期
カウンタ値として“0”ではなく例えば“12”が入力
されるようになっている。
Mフレームの同期が外れた場合、ATMセル11のヘッ
ダが正常に再捕捉(ハンティング)されるまでの間はカ
ウンタ値を“0”に固定するようにしているため、フレ
ームカウンタ322Cのデータ入力端子(D)には初期
カウンタ値として“0”ではなく例えば“12”が入力
されるようになっている。
【0079】このような構成により、上述のATMセル
同期部32では、受信STM処理部2のSTM同期部2
1(図4参照)にて受信したSTMフレームの同期外れ
が検出され、SEF信号が、例えば図7(a)に示すよ
うに時点t1より“H”レベルとなると、ANDゲート
327B,ORゲート328Bの出力がそれぞれ“H”
レベルとなり、図7(b)に示すように、時点t2より
ATMセルフレームカウンタ32Cのフレームカウンタ
322Cのカウンタ値が“0”に固定される。
同期部32では、受信STM処理部2のSTM同期部2
1(図4参照)にて受信したSTMフレームの同期外れ
が検出され、SEF信号が、例えば図7(a)に示すよ
うに時点t1より“H”レベルとなると、ANDゲート
327B,ORゲート328Bの出力がそれぞれ“H”
レベルとなり、図7(b)に示すように、時点t2より
ATMセルフレームカウンタ32Cのフレームカウンタ
322Cのカウンタ値が“0”に固定される。
【0080】そして、同時にOCD検出部32Dでは、
同期保護部32BのORゲート328Bの出力を受ける
ことにより、J−Kフリップフロップ回路321Dの出
力が“H”レベルとなり、この結果、OCD検出部32
DのJ−Kフリップフロップ回路321Dより図7
(d)の時点t2に示すようにOCD信号(受信したS
TMフレームが同期外れである旨の信号)が無条件に出
力されて、その後に処理されるべきSTMフレームが、
HEC演算結果〔HECタイミング:図7(c)参照〕
に関わらず強制的に同期外れ状態に設定される。
同期保護部32BのORゲート328Bの出力を受ける
ことにより、J−Kフリップフロップ回路321Dの出
力が“H”レベルとなり、この結果、OCD検出部32
DのJ−Kフリップフロップ回路321Dより図7
(d)の時点t2に示すようにOCD信号(受信したS
TMフレームが同期外れである旨の信号)が無条件に出
力されて、その後に処理されるべきSTMフレームが、
HEC演算結果〔HECタイミング:図7(c)参照〕
に関わらず強制的に同期外れ状態に設定される。
【0081】その後、例えば図7(a)の時点t3で示
すように、STMフレームの同期が確立し受信STM処
理部2のSTM同期部21からのSEF信号が解除され
ると、図7(b)に示すようにATMセルフレームカウ
ンタ32Cのカウントが再開され、図7(c)中に〜
で示すようにHECタイミングが“L”レベルとなる
(ATMセルフレームカウンタ32Cがリタイミングさ
れる)毎に正常なATMセル11が7回連続して受信さ
れた時点t4で、OCD検出部32DからのOCD信号
の発出が解除される。
すように、STMフレームの同期が確立し受信STM処
理部2のSTM同期部21からのSEF信号が解除され
ると、図7(b)に示すようにATMセルフレームカウ
ンタ32Cのカウントが再開され、図7(c)中に〜
で示すようにHECタイミングが“L”レベルとなる
(ATMセルフレームカウンタ32Cがリタイミングさ
れる)毎に正常なATMセル11が7回連続して受信さ
れた時点t4で、OCD検出部32DからのOCD信号
の発出が解除される。
【0082】つまり、上述のATM同期部32は、受信
STM処理部2のSTM同期部21にてSEF信号が検
出されなくなると、正常なATMセルデータを所定回数
(ここでは、7回)連続して受信した時点で、OCD信
号の出力を停止して、強制的な同期外れ状態を解除する
ようになっている。このように、上述のATMセル同期
部32では、受信STM処理部2のSTM同期部21で
STMフレームの同期外れが検出されSEF信号が発出
されている間、受信したSTMフレームが同期外れであ
る旨のOCD信号をOCD検出部32Dより出力して、
正常に同期の取れたATMセル11が7回連続して受信
され完全にSTMフレームの同期が確立されたことが認
識されるまで、ATMセル11を強制的に同期外れ状態
にするので、信号品質に信頼性のないATMセル11が
本終端装置1内に取り込まれることがなく、常に正確な
データに基づいて処理を継続することができる。
STM処理部2のSTM同期部21にてSEF信号が検
出されなくなると、正常なATMセルデータを所定回数
(ここでは、7回)連続して受信した時点で、OCD信
号の出力を停止して、強制的な同期外れ状態を解除する
ようになっている。このように、上述のATMセル同期
部32では、受信STM処理部2のSTM同期部21で
STMフレームの同期外れが検出されSEF信号が発出
されている間、受信したSTMフレームが同期外れであ
る旨のOCD信号をOCD検出部32Dより出力して、
正常に同期の取れたATMセル11が7回連続して受信
され完全にSTMフレームの同期が確立されたことが認
識されるまで、ATMセル11を強制的に同期外れ状態
にするので、信号品質に信頼性のないATMセル11が
本終端装置1内に取り込まれることがなく、常に正確な
データに基づいて処理を継続することができる。
【0083】次に、図8はATMセル廃棄判定部33の
構成を示すブロック図で、この図8において、33Aは
アイドルセル検出部、33Bはビット(bit)誤り検
出部、33Cは廃棄信号保持部である。ここで、アイド
ルセル検出部33Aは、上述のATMセル同期部32か
らのATMセルデータからアイドルセル(空きセル)を
検出するもので、本実施形態では、例えば、図9に示す
ように、4段構成のフリップフロップ(FF)回路33
1A,ANDゲート332A,アイドルパターン検出部
333Aを有して構成され、フリップフロップ回路33
1Aで4段階に遅延を施されたATMセルデータと、A
TMセル同期部32からのHECタイミングとのAND
(論理積演算)結果に基づいて、アイドルセル検出部3
33Aにより、どのATMセル11が空きセルであるか
を示すアイドルパターンが4つ分のATMセル11に渡
って検出されアイドルセル検出信号が出力されるように
なっている。
構成を示すブロック図で、この図8において、33Aは
アイドルセル検出部、33Bはビット(bit)誤り検
出部、33Cは廃棄信号保持部である。ここで、アイド
ルセル検出部33Aは、上述のATMセル同期部32か
らのATMセルデータからアイドルセル(空きセル)を
検出するもので、本実施形態では、例えば、図9に示す
ように、4段構成のフリップフロップ(FF)回路33
1A,ANDゲート332A,アイドルパターン検出部
333Aを有して構成され、フリップフロップ回路33
1Aで4段階に遅延を施されたATMセルデータと、A
TMセル同期部32からのHECタイミングとのAND
(論理積演算)結果に基づいて、アイドルセル検出部3
33Aにより、どのATMセル11が空きセルであるか
を示すアイドルパターンが4つ分のATMセル11に渡
って検出されアイドルセル検出信号が出力されるように
なっている。
【0084】また、ビット誤り検出部33Bは、HEC
演算部31からのHEC演算結果(ヘッダ誤り情報)か
らビット誤りを検出するもので、例えば図9に示すよう
にANDゲート331B及びビット誤り検出器332B
を有して構成され、HEC演算結果とHECタイミング
とのAND(論理積)演算結果に基づいてビット誤りが
検出されビット誤り検出信号が出力されるようになって
いる。
演算部31からのHEC演算結果(ヘッダ誤り情報)か
らビット誤りを検出するもので、例えば図9に示すよう
にANDゲート331B及びビット誤り検出器332B
を有して構成され、HEC演算結果とHECタイミング
とのAND(論理積)演算結果に基づいてビット誤りが
検出されビット誤り検出信号が出力されるようになって
いる。
【0085】さらに、廃棄信号保持部33Cは、ATM
セル同期部32からのOCD信号(同期判定情報),受
信STM処理部2のSTM同期部21で検出されたSE
F信号(同期外れ情報),アイドルセル検出部33Aか
らのアイドルセル検出信号,ビット誤り検出部33Bか
らのビット誤り検出信号を保持するもので、図9に示す
ように、例えばORゲート331C及びフリップフロッ
プ(FF)回路332Cを有して構成され、上記のOC
D信号,SEF信号,アイドルセル検出信号,ビット誤
り検出信号のOR(論理和演算)結果が順次フリップフ
ロップ(FF)回路332Cへ入力され、HECタイミ
ングに応じてそれぞれがセル廃棄信号としてセル単位で
出力されるようになっている。
セル同期部32からのOCD信号(同期判定情報),受
信STM処理部2のSTM同期部21で検出されたSE
F信号(同期外れ情報),アイドルセル検出部33Aか
らのアイドルセル検出信号,ビット誤り検出部33Bか
らのビット誤り検出信号を保持するもので、図9に示す
ように、例えばORゲート331C及びフリップフロッ
プ(FF)回路332Cを有して構成され、上記のOC
D信号,SEF信号,アイドルセル検出信号,ビット誤
り検出信号のOR(論理和演算)結果が順次フリップフ
ロップ(FF)回路332Cへ入力され、HECタイミ
ングに応じてそれぞれがセル廃棄信号としてセル単位で
出力されるようになっている。
【0086】このような構成により、上述のATMセル
廃棄判定部33では、上記のOCD信号,SEF信号,
アイドルセル検出信号及びビット誤り検出信号(廃棄条
件信号)のいずれが検出されても、その廃棄条件信号が
HECタイミングでリタイミングされ廃棄信号保持部3
3Cからセル廃棄信号がセル単位で出力されるが、特
に、受信STM処理部2のSTM同期部21にてSTM
フレームの同期外れが検出され、例えば図10(a)の
時点t5で示すようにSEF信号が発出されると、この
ATMセル廃棄判定部33から、図10(c)に示すよ
うに、即座にセル廃棄信号が出力されて、信号品質に信
頼性のない非同期転送モードセルが強制的に廃棄され
る。
廃棄判定部33では、上記のOCD信号,SEF信号,
アイドルセル検出信号及びビット誤り検出信号(廃棄条
件信号)のいずれが検出されても、その廃棄条件信号が
HECタイミングでリタイミングされ廃棄信号保持部3
3Cからセル廃棄信号がセル単位で出力されるが、特
に、受信STM処理部2のSTM同期部21にてSTM
フレームの同期外れが検出され、例えば図10(a)の
時点t5で示すようにSEF信号が発出されると、この
ATMセル廃棄判定部33から、図10(c)に示すよ
うに、即座にセル廃棄信号が出力されて、信号品質に信
頼性のない非同期転送モードセルが強制的に廃棄され
る。
【0087】そして、この場合は、図10(a)の時点
t6に示すように、STMフレームの同期が確立されS
EF信号が解除された後、最初のHECタイミング、つ
まり正常なATMセル11が最初に受信された時点t7
で、ATMセル廃棄判定部33からのセル廃棄信号の発
出が解除されて通常動作となる。つまり、このATMセ
ル廃棄判定部33は、受信STM処理部2のSTM同期
部21でSEF信号が検出されなくなると、ATMセル
同期部32にてATMセル11の同期が確立された時点
でセル廃棄信号の強制発出を解除するようになってい
る。
t6に示すように、STMフレームの同期が確立されS
EF信号が解除された後、最初のHECタイミング、つ
まり正常なATMセル11が最初に受信された時点t7
で、ATMセル廃棄判定部33からのセル廃棄信号の発
出が解除されて通常動作となる。つまり、このATMセ
ル廃棄判定部33は、受信STM処理部2のSTM同期
部21でSEF信号が検出されなくなると、ATMセル
同期部32にてATMセル11の同期が確立された時点
でセル廃棄信号の強制発出を解除するようになってい
る。
【0088】このように、上述のATMセル廃棄判定部
33では、OCD信号,SEF信号,アイドルセル検出
信号及びビット誤り検出信号のいずれが検出されても、
廃棄信号保持部33Cからセル廃棄信号が出力される
が、特に、受信STM処理部2からSEF信号を受けた
場合には、即座にセル廃棄信号を出力するので、さらに
確実に、信号品質に信頼性のないATMセル11をST
Mフレームの同期外れが検出された時点で廃棄して本終
端装置1内に取り込まないようにすることができる。
33では、OCD信号,SEF信号,アイドルセル検出
信号及びビット誤り検出信号のいずれが検出されても、
廃棄信号保持部33Cからセル廃棄信号が出力される
が、特に、受信STM処理部2からSEF信号を受けた
場合には、即座にセル廃棄信号を出力するので、さらに
確実に、信号品質に信頼性のないATMセル11をST
Mフレームの同期外れが検出された時点で廃棄して本終
端装置1内に取り込まないようにすることができる。
【0089】また、SEF解除時には、即座にセル廃棄
信号の強制発出が解除されるので、STMフレームの同
期が完全に確立された時点での品質保証されたATMセ
ル11をいち早く本終端装置1内に取り込むことができ
る。次に、図11はFiFo書込部35の構成を示すブ
ロック図で、この図11において、35Aは読出アドレ
ス監視部、35Bは書込アドレスカウンタ制御部、35
Cは書込アドレスカウンタ部、35Dは書込セル番号カ
ウンタ部である。
信号の強制発出が解除されるので、STMフレームの同
期が完全に確立された時点での品質保証されたATMセ
ル11をいち早く本終端装置1内に取り込むことができ
る。次に、図11はFiFo書込部35の構成を示すブ
ロック図で、この図11において、35Aは読出アドレ
ス監視部、35Bは書込アドレスカウンタ制御部、35
Cは書込アドレスカウンタ部、35Dは書込セル番号カ
ウンタ部である。
【0090】ここで、読出アドレス監視部35Aは、F
iFo読出部36での読出アドレスを監視してATMセ
ルデータのFiFoメモリ34への書き込みタイミング
を書込アドレスカウンタ制御部35Bに指示するもので
あり、書込アドレスカウンタ制御部35Bは、ATMセ
ル同期部32及びATMセル廃棄判定部33からの出力
(ATMセル先頭パルス,ATMセルイネーブルパル
ス,SEF信号)に基づいて書込アドレスカウンタ部3
5Cを制御するもので、例えば図12に示すように、A
TMセル先頭パルスとSEF信号とについて論理和演算
を行なうORゲート351B,ATMセルイネーブルパ
ルスと読出アドレス監視部35Aからの出力とについて
論理積演算を行なうANDゲート352Bを用いて構成
されている。
iFo読出部36での読出アドレスを監視してATMセ
ルデータのFiFoメモリ34への書き込みタイミング
を書込アドレスカウンタ制御部35Bに指示するもので
あり、書込アドレスカウンタ制御部35Bは、ATMセ
ル同期部32及びATMセル廃棄判定部33からの出力
(ATMセル先頭パルス,ATMセルイネーブルパル
ス,SEF信号)に基づいて書込アドレスカウンタ部3
5Cを制御するもので、例えば図12に示すように、A
TMセル先頭パルスとSEF信号とについて論理和演算
を行なうORゲート351B,ATMセルイネーブルパ
ルスと読出アドレス監視部35Aからの出力とについて
論理積演算を行なうANDゲート352Bを用いて構成
されている。
【0091】また、書込アドレスカウンタ部35Cは、
ATMセルデータのFiFoメモリ34への書き込みア
ドレスを計数するもので、例えば図12に示すように、
“0”〜“52”の53種類分(ATMセル11が53
バイトであることから)のカウンタ値をFiFoメモリ
34用の書込アドレスとして生成・出力する53進カウ
ンタ351C,この53進カウンタ351Cのカウンタ
値をデコードするデコーダ352を有して構成されてい
る。
ATMセルデータのFiFoメモリ34への書き込みア
ドレスを計数するもので、例えば図12に示すように、
“0”〜“52”の53種類分(ATMセル11が53
バイトであることから)のカウンタ値をFiFoメモリ
34用の書込アドレスとして生成・出力する53進カウ
ンタ351C,この53進カウンタ351Cのカウンタ
値をデコードするデコーダ352を有して構成されてい
る。
【0092】さらに、書込セル番号カウンタ部35D
は、書込アドレスカウンタ部35Cでからのカウンタ値
(“0”〜“52”)に応じてFiFoメモリ34に書
き込むATMセルデータの書込セル番号(書込セルN
o.)を計数するもので、例えば図12に示すように、
書込アドレスカウンタ部35Cからのカウンタ値と自己
の出力のフィードバック信号とについて論理積演算を施
すANDゲート351D,“0”〜“3”の4種類分の
カウンタ値を上述の書込アドレスと同期して生成・出力
する4進カウンタ352D,この4進カウンタ352D
のカウンタ値をデコードするデコーダ352を有して構
成されている。
は、書込アドレスカウンタ部35Cでからのカウンタ値
(“0”〜“52”)に応じてFiFoメモリ34に書
き込むATMセルデータの書込セル番号(書込セルN
o.)を計数するもので、例えば図12に示すように、
書込アドレスカウンタ部35Cからのカウンタ値と自己
の出力のフィードバック信号とについて論理積演算を施
すANDゲート351D,“0”〜“3”の4種類分の
カウンタ値を上述の書込アドレスと同期して生成・出力
する4進カウンタ352D,この4進カウンタ352D
のカウンタ値をデコードするデコーダ352を有して構
成されている。
【0093】そして、本実施形態では、上述の書込アド
レスカウンタ制御部35Bが、受信STM処理部2のS
TM同期部21で検出されたSEF信号を書込アドレス
カウンタ制御部35BのORゲート351Bで受ける
と、強制的にATMセルデータのFiFoメモリ34へ
の書き込みを禁止するよう書込アドレスカウンタ部35
Cを制御するようになっている。
レスカウンタ制御部35Bが、受信STM処理部2のS
TM同期部21で検出されたSEF信号を書込アドレス
カウンタ制御部35BのORゲート351Bで受ける
と、強制的にATMセルデータのFiFoメモリ34へ
の書き込みを禁止するよう書込アドレスカウンタ部35
Cを制御するようになっている。
【0094】以下、上述のごとく構成されたFiFo書
込部35の動作について、図13(a)〜図13
(f),図14(a)〜図14(k)を用いて詳述す
る。まず、例えば図13(a),図14(a),図14
(b)にそれぞれ示すように、SEF信号,OCD信号
がいずれも受信されない(“L”レベルとなっている)
時点t10までの間は、通常通り、図13(b)に示す
ようにATMセル先頭パルスが“H”レベルとなる毎
に、図13(d),図14(f)に示すように書込アド
レスカウンタ部35C(53進カウンタ351C)によ
るカウント及び図14(e)に示すように書込セル番号
カウンタ部35D(4進カウンタ352D)によるカウ
ントが繰り返し行なわれ、図13(e),図14(d)
に示すようにATMセルデータ(A〜D)がそれぞれF
iFoメモリ34に順次書き込まれてゆく。
込部35の動作について、図13(a)〜図13
(f),図14(a)〜図14(k)を用いて詳述す
る。まず、例えば図13(a),図14(a),図14
(b)にそれぞれ示すように、SEF信号,OCD信号
がいずれも受信されない(“L”レベルとなっている)
時点t10までの間は、通常通り、図13(b)に示す
ようにATMセル先頭パルスが“H”レベルとなる毎
に、図13(d),図14(f)に示すように書込アド
レスカウンタ部35C(53進カウンタ351C)によ
るカウント及び図14(e)に示すように書込セル番号
カウンタ部35D(4進カウンタ352D)によるカウ
ントが繰り返し行なわれ、図13(e),図14(d)
に示すようにATMセルデータ(A〜D)がそれぞれF
iFoメモリ34に順次書き込まれてゆく。
【0095】このとき、具体的にFiFoメモリ34に
は、図14(g)〜図14(j)に示すように、書込セ
ル番号カウンタ部35Dの4進カウンタ352Dが生成
する書込セル番号“0”〜“3”と、書込アドレスカウ
ンタ部35Cの53進カウンタ351Cが生成する書込
アドレス“0”〜“52”とに応じて、ATMセルデー
タがそれぞれバイト単位(A−0〜A−52,B−0〜
B−52など)に順次書き込まれてゆく。
は、図14(g)〜図14(j)に示すように、書込セ
ル番号カウンタ部35Dの4進カウンタ352Dが生成
する書込セル番号“0”〜“3”と、書込アドレスカウ
ンタ部35Cの53進カウンタ351Cが生成する書込
アドレス“0”〜“52”とに応じて、ATMセルデー
タがそれぞれバイト単位(A−0〜A−52,B−0〜
B−52など)に順次書き込まれてゆく。
【0096】なお、図13(c)の時点t8〜t9に示
すようにATMセルイネーブルパルスが“L”レベルと
なっている間は、ATMセルデータを受信していないの
で、書込アドレスカウンタ35Cからの書込アドレスは
図13(d)に示すように“0”に設定される。また、
上述のようにFiFoメモリ34に書き込まれたATM
セルデータ(A〜D)は、FiFo読出部36により図
13(f),図14(k)に示すように書込周期とは半
周期遅れて読み出される。
すようにATMセルイネーブルパルスが“L”レベルと
なっている間は、ATMセルデータを受信していないの
で、書込アドレスカウンタ35Cからの書込アドレスは
図13(d)に示すように“0”に設定される。また、
上述のようにFiFoメモリ34に書き込まれたATM
セルデータ(A〜D)は、FiFo読出部36により図
13(f),図14(k)に示すように書込周期とは半
周期遅れて読み出される。
【0097】その後、受信STM処理部2のSTM同期
部21でSTMフレームの同期外れが検出され、例えば
図13(a),図13(h),図14(a)に示すよう
に時点t10でSEF信号が“H”レベルとなると(こ
の場合、図14(b)に示すようにOCD信号も“H”
レベルとなる)、書込アドレスカウンタ部35Cの53
進カウンタ351C,書込セル番号カウンタ部35Dの
4進カウンタ352Dの4進カウンタのロード端子
(L)への信号がそれぞれ“H”レベルとなり、データ
端子(D)よりデータ“00”が読み込まれて書込アド
レスが強制的に“0”に固定(リセット)される。
部21でSTMフレームの同期外れが検出され、例えば
図13(a),図13(h),図14(a)に示すよう
に時点t10でSEF信号が“H”レベルとなると(こ
の場合、図14(b)に示すようにOCD信号も“H”
レベルとなる)、書込アドレスカウンタ部35Cの53
進カウンタ351C,書込セル番号カウンタ部35Dの
4進カウンタ352Dの4進カウンタのロード端子
(L)への信号がそれぞれ“H”レベルとなり、データ
端子(D)よりデータ“00”が読み込まれて書込アド
レスが強制的に“0”に固定(リセット)される。
【0098】ただし、この場合は、53進カウンタ35
1Cのロード端子(L)にORゲート351Bからの
“H”レベル信号が入力されているので、例えば、クロ
ック端子(CL)に入力されるクロックが図13(g)
に示すような周期をもっているとすると、図13(k)
に示すように、SEF信号が“H”レベルとなった時点
t10から1クロック周期遅れた時点t11より書込ア
ドレスが“0”となる。なお、図13(l)については
後述する。
1Cのロード端子(L)にORゲート351Bからの
“H”レベル信号が入力されているので、例えば、クロ
ック端子(CL)に入力されるクロックが図13(g)
に示すような周期をもっているとすると、図13(k)
に示すように、SEF信号が“H”レベルとなった時点
t10から1クロック周期遅れた時点t11より書込ア
ドレスが“0”となる。なお、図13(l)については
後述する。
【0099】この結果、SEF信号が発出された時点で
FiFoメモリ34に書き込み途中であった品質保証の
ないATMセルデータ〔図13(e),図14(d)の
ATMセルデータ(E)〕はその時点で書き込みが中止
(禁止)される。なお、SEF信号が発出されてもAT
Mセルデータ(E)がFiFoメモリ34に書き込まれ
るのは、STMフレームの同期が外れているだけでAT
Mセル11のヘッダ部分は正常であるためである。
FiFoメモリ34に書き込み途中であった品質保証の
ないATMセルデータ〔図13(e),図14(d)の
ATMセルデータ(E)〕はその時点で書き込みが中止
(禁止)される。なお、SEF信号が発出されてもAT
Mセルデータ(E)がFiFoメモリ34に書き込まれ
るのは、STMフレームの同期が外れているだけでAT
Mセル11のヘッダ部分は正常であるためである。
【0100】そして、図14(d)に示すように時点t
11で受信STM処理部2のSTM同期部21にて受信
したSTMフレームの同期が確立しSEF信号の発出が
解除され(SEF信号が“Low”レベルとなり)、そ
の後、図14(b)に示すようにATMセル同期部32
にて正常なATMセル11が7回連続して受信され〔図
14(d)の〜参照〕、時点t12でOCD信号の
発出が解除されると、図14(e),図14(f)にそ
れぞれ示すように、書込セル番号カウンタ部35D,書
込アドレスカウンタ部35Cによるカウントがそれぞれ
再開され、この時点から図14(d),図14(g)〜
図14(j)に示すようにATMセルデータ(η,θ,
・・・)がバイト単位に順次FiFoメモリ34に書き
込まれてゆく。
11で受信STM処理部2のSTM同期部21にて受信
したSTMフレームの同期が確立しSEF信号の発出が
解除され(SEF信号が“Low”レベルとなり)、そ
の後、図14(b)に示すようにATMセル同期部32
にて正常なATMセル11が7回連続して受信され〔図
14(d)の〜参照〕、時点t12でOCD信号の
発出が解除されると、図14(e),図14(f)にそ
れぞれ示すように、書込セル番号カウンタ部35D,書
込アドレスカウンタ部35Cによるカウントがそれぞれ
再開され、この時点から図14(d),図14(g)〜
図14(j)に示すようにATMセルデータ(η,θ,
・・・)がバイト単位に順次FiFoメモリ34に書き
込まれてゆく。
【0101】つまり、このFiFo書込部35は、受信
STM処理部2のSTM同期部21でSTMフレームの
同期外れ情報が検出されなくなると、ATMセル同期部
32にて正常なATMセル11が所定回数(ここでは、
7回)連続して受信されOCD信号の出力が解除された
時点で、書込アドレスカウンタ制御部35Bにより書込
アドレスカウンタ部35Cのカウントが再開されてAT
MセルデータがFiFoメモリ34に書き込まれるよう
になっている。
STM処理部2のSTM同期部21でSTMフレームの
同期外れ情報が検出されなくなると、ATMセル同期部
32にて正常なATMセル11が所定回数(ここでは、
7回)連続して受信されOCD信号の出力が解除された
時点で、書込アドレスカウンタ制御部35Bにより書込
アドレスカウンタ部35Cのカウントが再開されてAT
MセルデータがFiFoメモリ34に書き込まれるよう
になっている。
【0102】なお、SEF信号が発出された時点でFi
Foメモリ34に書き込み途中であった品質の劣化した
ATMセルデータ〔図14(g)の符号12参照〕は、
図14(g)に符号12′で示すように、正常状態に復
旧した後のATMセルデータにより上書きされて消去さ
れる。このように、上述のFiFo書込部35では、受
信STM処理部2のSTM同期部21にてSTMフレー
ムの同期外れが検出されSEF信号が発出されると、A
TMセル11の書込アドレスを計数する53進カウンタ
351C,ATMセル11の書込セル番号を計数する4
進カウンタ352Dを書込アドレスカウンタ制御部35
Bによって停止するので、極めて容易に、信号品質に信
頼性のないATMセルデータのFiFoメモリ34への
書き込みを禁止して品質保証のないATMセル11を本
終端装置1内に取り込まないようにすることができる。
Foメモリ34に書き込み途中であった品質の劣化した
ATMセルデータ〔図14(g)の符号12参照〕は、
図14(g)に符号12′で示すように、正常状態に復
旧した後のATMセルデータにより上書きされて消去さ
れる。このように、上述のFiFo書込部35では、受
信STM処理部2のSTM同期部21にてSTMフレー
ムの同期外れが検出されSEF信号が発出されると、A
TMセル11の書込アドレスを計数する53進カウンタ
351C,ATMセル11の書込セル番号を計数する4
進カウンタ352Dを書込アドレスカウンタ制御部35
Bによって停止するので、極めて容易に、信号品質に信
頼性のないATMセルデータのFiFoメモリ34への
書き込みを禁止して品質保証のないATMセル11を本
終端装置1内に取り込まないようにすることができる。
【0103】また、受信STM処理部2のSTM同期部
21にてSTMフレームの同期外れが検出されなくなる
と、正常なATMセルデータを7回連続して受信した時
点でATMセルデータのFiFoメモリ34への書き込
みを再開するので、STMフレームの同期確立後、いち
早く正常なATMセルデータを本終端装置1内に取り込
むことができる。
21にてSTMフレームの同期外れが検出されなくなる
と、正常なATMセルデータを7回連続して受信した時
点でATMセルデータのFiFoメモリ34への書き込
みを再開するので、STMフレームの同期確立後、いち
早く正常なATMセルデータを本終端装置1内に取り込
むことができる。
【0104】なお、図12に示すFiFo書込部35
は、書込アドレスカウンタ制御部35Bに、ATMセル
先頭パルスとSEF信号とについて論理和演算を施すO
Rゲート351Bを用いることにより、SEF信号の発
出時に53進カウンタ351C,4進カウンタ352D
のカウントをそれぞれ停止するようにいているが、例え
ば図15に示すように、SEF信号を反転した信号とリ
セット信号とについて論理積演算を施す1入力反転型の
ANDゲート353Bを用い、このANDゲート353
Bの出力を53進カウンタ351Cのクロック端子(C
L)に入力するようにしても、同様に、SEF信号の発
出時に53進カウンタ351C,4進カウンタ352D
のカウントをそれぞれ停止できる。
は、書込アドレスカウンタ制御部35Bに、ATMセル
先頭パルスとSEF信号とについて論理和演算を施すO
Rゲート351Bを用いることにより、SEF信号の発
出時に53進カウンタ351C,4進カウンタ352D
のカウントをそれぞれ停止するようにいているが、例え
ば図15に示すように、SEF信号を反転した信号とリ
セット信号とについて論理積演算を施す1入力反転型の
ANDゲート353Bを用い、このANDゲート353
Bの出力を53進カウンタ351Cのクロック端子(C
L)に入力するようにしても、同様に、SEF信号の発
出時に53進カウンタ351C,4進カウンタ352D
のカウントをそれぞれ停止できる。
【0105】ただし、この場合は、53進カウンタ35
1Cのクロック端子(CL)にANゲート353Bの出
力が入力されているので、例えば、クロック端子(C
L)に入力されるクロックが図13(g)に示すような
周期をもっているとすると、図13(l)に示すよう
に、SEF信号が“H”レベルとなった時点t10で即
座に書込アドレスが“0”に固定される。
1Cのクロック端子(CL)にANゲート353Bの出
力が入力されているので、例えば、クロック端子(C
L)に入力されるクロックが図13(g)に示すような
周期をもっているとすると、図13(l)に示すよう
に、SEF信号が“H”レベルとなった時点t10で即
座に書込アドレスが“0”に固定される。
【0106】また、上述のATMセル抽出部3は、受信
STM処理部2のSTM同期部21で検出されたSEF
信号を受けると、上述のATMセル同期部32よりOC
D信号を出力して強制的に受信したSTMフレームが同
期外れであるとする処理,ATMセル廃棄判定部33よ
り強制的にセル廃棄信号を出力する処理及びFiFo書
込部35により強制的にATMセルデータのFiFoメ
モリ34への書き込みを禁止する処理のいずれかを少な
くとも実行するようにしてもよい。
STM処理部2のSTM同期部21で検出されたSEF
信号を受けると、上述のATMセル同期部32よりOC
D信号を出力して強制的に受信したSTMフレームが同
期外れであるとする処理,ATMセル廃棄判定部33よ
り強制的にセル廃棄信号を出力する処理及びFiFo書
込部35により強制的にATMセルデータのFiFoメ
モリ34への書き込みを禁止する処理のいずれかを少な
くとも実行するようにしてもよい。
【0107】次に、以下では、図4に示す受信STM処
理部2(エラー情報検出部23),送信STM処理部6
(エラー情報挿入部61)について詳述する。図16は
エラー情報検出部23,エラー情報挿入部61の要部の
構成を示すブロック図で、前述したように、エラー情報
検出部23はB2バイト処理部23Dを有して構成さ
れ、エラー情報挿入部61は送信セクションオーバヘッ
ド挿入部61Cを有して構成されており、さらにB2バ
イト処理部23DはB2バイト演算処理部23D−1,
ライン遠端ブロックエラー情報(L-FEBE)検出部23D−
2を有して構成されている。
理部2(エラー情報検出部23),送信STM処理部6
(エラー情報挿入部61)について詳述する。図16は
エラー情報検出部23,エラー情報挿入部61の要部の
構成を示すブロック図で、前述したように、エラー情報
検出部23はB2バイト処理部23Dを有して構成さ
れ、エラー情報挿入部61は送信セクションオーバヘッ
ド挿入部61Cを有して構成されており、さらにB2バ
イト処理部23DはB2バイト演算処理部23D−1,
ライン遠端ブロックエラー情報(L-FEBE)検出部23D−
2を有して構成されている。
【0108】そして、図17に示すように、B2バイト
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dをそなえて構成され、ライン遠端ブロックエラ
ー情報検出部23D−2は、ライン遠端ブロックエラー
情報保持レジスタ236D及び1入力反転型のANDゲ
ート237Dをそなえて構成され、さらに送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、ANDゲート611,
1入力反転型のANDゲート612及びORゲート61
3をそなえて構成されている。
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dをそなえて構成され、ライン遠端ブロックエラ
ー情報検出部23D−2は、ライン遠端ブロックエラー
情報保持レジスタ236D及び1入力反転型のANDゲ
ート237Dをそなえて構成され、さらに送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、ANDゲート611,
1入力反転型のANDゲート612及びORゲート61
3をそなえて構成されている。
【0109】ここで、まず、B2バイト演算処理部23
D−1において、B2パリティ演算部231Dは、外部
より入力されるB2バイトに対するパリティ演算の演算
範囲とリセット信号とに応じて、受信したSTMフレー
ムのセクションオーバヘッド8に含まれるB2バイトに
ついてパリティ演算を施すことによって、STM伝送路
(セクション)の誤り監視を行なうためのB2パリティ
エラー情報を検出するものであり、B2パリティ演算結
果保持レジスタ232Dは、このB2パリティ演算部2
31Dでの演算結果(B2パリティエラー情報)を一旦
保持して、STMフレームの先頭位置毎に入力されるS
TMフレームタイミングに応じて出力するものである。
D−1において、B2パリティ演算部231Dは、外部
より入力されるB2バイトに対するパリティ演算の演算
範囲とリセット信号とに応じて、受信したSTMフレー
ムのセクションオーバヘッド8に含まれるB2バイトに
ついてパリティ演算を施すことによって、STM伝送路
(セクション)の誤り監視を行なうためのB2パリティ
エラー情報を検出するものであり、B2パリティ演算結
果保持レジスタ232Dは、このB2パリティ演算部2
31Dでの演算結果(B2パリティエラー情報)を一旦
保持して、STMフレームの先頭位置毎に入力されるS
TMフレームタイミングに応じて出力するものである。
【0110】また、ANDゲート233Dは、受信ST
MフレームとB2バイトの捕捉タイミングとについて論
理積演算を施して比較部234Dのための比較タイミン
グを出力するものであり、比較部234Dは、このAN
Dゲート233Dからの比較タイミングとB2パリティ
演算結果保持レジスタ232DからのB2パリティ演算
結果とを比較することにより比較タイミング毎にB2パ
リティ演算結果を出力するものであり、バイナリ変換部
235Dは、このB2パリティ演算結果を2進表示信号
に変換するものである。
MフレームとB2バイトの捕捉タイミングとについて論
理積演算を施して比較部234Dのための比較タイミン
グを出力するものであり、比較部234Dは、このAN
Dゲート233Dからの比較タイミングとB2パリティ
演算結果保持レジスタ232DからのB2パリティ演算
結果とを比較することにより比較タイミング毎にB2パ
リティ演算結果を出力するものであり、バイナリ変換部
235Dは、このB2パリティ演算結果を2進表示信号
に変換するものである。
【0111】さらに、ライン遠端ブロックエラー情報検
出部23D−2において、ライン遠端ブロックエラー情
報保持レジスタ236Dは、このB2バイト演算処理部
23D−1のバイナリ変換部235DからのB2パリテ
ィ演算結果を、ライン遠端ブロックエラー情報として一
旦保持して、セクションオーバヘッド8のB2バイト位
置の検出タイミング(B2タイミング)毎に出力するも
のであり、1入力反転型のANDゲート237Dは、こ
のライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ236D
の出力とSTM同期部21からのSEF信号の反転信号
とについて論理積演算を施すものである。
出部23D−2において、ライン遠端ブロックエラー情
報保持レジスタ236Dは、このB2バイト演算処理部
23D−1のバイナリ変換部235DからのB2パリテ
ィ演算結果を、ライン遠端ブロックエラー情報として一
旦保持して、セクションオーバヘッド8のB2バイト位
置の検出タイミング(B2タイミング)毎に出力するも
のであり、1入力反転型のANDゲート237Dは、こ
のライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ236D
の出力とSTM同期部21からのSEF信号の反転信号
とについて論理積演算を施すものである。
【0112】次に、送信STM処理部6の送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cにおいて、ANDゲート6
11は、上述のライン遠端ブロックエラー情報検出部2
3D−2(ANDゲート237D)の出力とセクション
オーバヘッド8のZ2バイト(ATMセル11の多重誤
り通知用バイト)位置毎に入力されるZ2タイミングと
について論理積演算を施すものであり、1入力反転型の
ANDゲート612は、送信STMフレーム(装置側下
り信号)とZ2タイミングとについて論理積演算を施す
ものであり、ORゲート613は、これらのANDゲー
ト611,612の各出力について論理和演算を施すも
のである。
ンオーバヘッド挿入部61Cにおいて、ANDゲート6
11は、上述のライン遠端ブロックエラー情報検出部2
3D−2(ANDゲート237D)の出力とセクション
オーバヘッド8のZ2バイト(ATMセル11の多重誤
り通知用バイト)位置毎に入力されるZ2タイミングと
について論理積演算を施すものであり、1入力反転型の
ANDゲート612は、送信STMフレーム(装置側下
り信号)とZ2タイミングとについて論理積演算を施す
ものであり、ORゲート613は、これらのANDゲー
ト611,612の各出力について論理和演算を施すも
のである。
【0113】これにより、このエラー情報挿入部61
(送信セクションオーバヘッド挿入部61C)では、後
述するように、STM同期部21よりSEF信号が発出
されて(“H”レベルとなり)ライン遠端ブロックエラ
ー情報検出部23D−2のANDゲート237Dの出力
が“L”レベルとなると、各ANDゲート611の出力
も“L”レベルとなるので、このときのライン遠端ブロ
ックエラー情報は装置側下り信号に挿入すべきセクショ
ンオーバヘッド8のZ2バイトとしては挿入されない。
(送信セクションオーバヘッド挿入部61C)では、後
述するように、STM同期部21よりSEF信号が発出
されて(“H”レベルとなり)ライン遠端ブロックエラ
ー情報検出部23D−2のANDゲート237Dの出力
が“L”レベルとなると、各ANDゲート611の出力
も“L”レベルとなるので、このときのライン遠端ブロ
ックエラー情報は装置側下り信号に挿入すべきセクショ
ンオーバヘッド8のZ2バイトとしては挿入されない。
【0114】つまり、本実施形態におけるSTM/AT
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、ライン遠端ブロックエラー情報検
出部23D−2によりライン遠端ブロックエラー情報を
検出し、STM同期部21からSEF信号を受けると、
このライン遠端ブロックエラー情報の送信STM処理部
6のエラー情報挿入部61(送信セクションオーバヘッ
ド挿入部61C)への転送を禁止するようになってい
る。
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、ライン遠端ブロックエラー情報検
出部23D−2によりライン遠端ブロックエラー情報を
検出し、STM同期部21からSEF信号を受けると、
このライン遠端ブロックエラー情報の送信STM処理部
6のエラー情報挿入部61(送信セクションオーバヘッ
ド挿入部61C)への転送を禁止するようになってい
る。
【0115】以下、上述のごとく構成された受信STM
処理部2のエラー情報検出部23,送信STM処理部6
のエラー情報挿入部61の動作について、図18(a)
〜図18(g)に示すタイムチャートを用いて詳述す
る。まず、例えば図18(a)に示すように、受信ST
M処理部2が125μs毎にSTMフレームを1フレー
ム受信すると仮定すると、STM同期部21では、図1
8(b)に示すように、時点t13〜t18のタイミン
グ毎にセクションオーバヘッド8のA1バイトよりフレ
ーム先頭位置が検出され、これに基づいて、時点t19
〜t24に示すようなタイミングでB2バイト位置が検
出される。
処理部2のエラー情報検出部23,送信STM処理部6
のエラー情報挿入部61の動作について、図18(a)
〜図18(g)に示すタイムチャートを用いて詳述す
る。まず、例えば図18(a)に示すように、受信ST
M処理部2が125μs毎にSTMフレームを1フレー
ム受信すると仮定すると、STM同期部21では、図1
8(b)に示すように、時点t13〜t18のタイミン
グ毎にセクションオーバヘッド8のA1バイトよりフレ
ーム先頭位置が検出され、これに基づいて、時点t19
〜t24に示すようなタイミングでB2バイト位置が検
出される。
【0116】そして、エラー情報検出部23のB2バイ
ト処理部23D−1では、このB2バイト位置の検出タ
イミングに従って、B2パリティ演算部231Dにより
B2バイトに対するパリティ演算が施され、この演算結
果がB2パリティ演算結果保持レジスタ232Dに保持
される。さらに、このとき、上述のB2バイト位置の検
出タイミングはB2バイト処理部23D−1のANDゲ
ート233DのためのB2タイミングとして入力されて
おり、このB2タイミングに従って比較部234Dよ
り、例えば図18(c)に示すようにB2パリティ演算
結果(A〜F)が順次出力され、これがバイナリ変換部
235Dにて図18(d)に示すようなデータにバイナ
リ変換されてライン遠端ブロックエラー情報保持レジス
タ236Dに保持される。
ト処理部23D−1では、このB2バイト位置の検出タ
イミングに従って、B2パリティ演算部231Dにより
B2バイトに対するパリティ演算が施され、この演算結
果がB2パリティ演算結果保持レジスタ232Dに保持
される。さらに、このとき、上述のB2バイト位置の検
出タイミングはB2バイト処理部23D−1のANDゲ
ート233DのためのB2タイミングとして入力されて
おり、このB2タイミングに従って比較部234Dよ
り、例えば図18(c)に示すようにB2パリティ演算
結果(A〜F)が順次出力され、これがバイナリ変換部
235Dにて図18(d)に示すようなデータにバイナ
リ変換されてライン遠端ブロックエラー情報保持レジス
タ236Dに保持される。
【0117】そして、例えば図18(e)に示すよう
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t25〜t26の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がライン遠端ブロックエラー情報検出部23D−2
のANDゲート237Dに入力されると、このANDゲ
ート237Dの出力が“L”レベルとなり、送信STM
処理部6に転送されるライン遠端ブロックエラー情報が
例えば図18(f)に示すように“0”となる。
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t25〜t26の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がライン遠端ブロックエラー情報検出部23D−2
のANDゲート237Dに入力されると、このANDゲ
ート237Dの出力が“L”レベルとなり、送信STM
処理部6に転送されるライン遠端ブロックエラー情報が
例えば図18(f)に示すように“0”となる。
【0118】この結果、このANDゲート237Dの出
力を入力として受ける送信STM処理部6の送信セクシ
ョンオーバヘッド挿入部61Cでは、ANDゲート61
1の1入力が“0”であるためその出力も“0”とな
り、SEF信号が発出されている間のライン遠端ブロッ
クエラー情報としてセクションオーバヘッド8のZ2バ
イトに、図18(g)に示すように“0”が挿入されて
STMフレームがSTM伝送路へ送信される。
力を入力として受ける送信STM処理部6の送信セクシ
ョンオーバヘッド挿入部61Cでは、ANDゲート61
1の1入力が“0”であるためその出力も“0”とな
り、SEF信号が発出されている間のライン遠端ブロッ
クエラー情報としてセクションオーバヘッド8のZ2バ
イトに、図18(g)に示すように“0”が挿入されて
STMフレームがSTM伝送路へ送信される。
【0119】つまり、このエラー情報検出部23は、S
TM同期部21にてSTMフレームの同期外れが検出さ
れてSEF信号が発出されている間の演算結果に誤りの
可能性があるライン遠端ブロックエラー情報が、送信す
べきSTMフレームに挿入されないように、SEF信号
発出時におけるライン遠端ブロックエラー情報のエラー
情報挿入部61への転送を禁止しているのである。
TM同期部21にてSTMフレームの同期外れが検出さ
れてSEF信号が発出されている間の演算結果に誤りの
可能性があるライン遠端ブロックエラー情報が、送信す
べきSTMフレームに挿入されないように、SEF信号
発出時におけるライン遠端ブロックエラー情報のエラー
情報挿入部61への転送を禁止しているのである。
【0120】このように、上述の受信STM処理部2の
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間、送信STM処理部6のエラー情報挿入
部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61C)へ
のライン遠端ブロックエラー情報の転送が禁止されるの
で、受信したSTMフレームの同期が外れている間の信
頼性のないライン遠端ブロックエラー情報を転送するこ
とがなく、このライン遠端ブロックエラー情報を受けて
伝送路を切り替える装置などでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えを防止することができる。
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間、送信STM処理部6のエラー情報挿入
部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61C)へ
のライン遠端ブロックエラー情報の転送が禁止されるの
で、受信したSTMフレームの同期が外れている間の信
頼性のないライン遠端ブロックエラー情報を転送するこ
とがなく、このライン遠端ブロックエラー情報を受けて
伝送路を切り替える装置などでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えを防止することができる。
【0121】なお、上述の図17に示すエラー情報検出
部23は、例えば図19に示すように、ライン遠端ブロ
ックエラー情報検出部23D−2のANDゲート237
Dを省略し、B2バイト演算処理部23D−1に、SE
F信号の反転信号とリセット信号とについて論理積演算
を施す1入力反転型のANDゲート238Dを用い、こ
のANDゲート238Dの出力をを反転した信号をB2
パリティ演算部231D,B2パリティ演算結果保持レ
ジスタ232D,ライン遠端ブロックエラー情報検出部
23D−2のライン遠端ブロックエラー情報保持レジス
タ236Dの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力し
ても、同様に、SEF信号発出時のライン遠端ブロック
エラー情報のエラー情報挿入部61への転送を禁止でき
る。
部23は、例えば図19に示すように、ライン遠端ブロ
ックエラー情報検出部23D−2のANDゲート237
Dを省略し、B2バイト演算処理部23D−1に、SE
F信号の反転信号とリセット信号とについて論理積演算
を施す1入力反転型のANDゲート238Dを用い、こ
のANDゲート238Dの出力をを反転した信号をB2
パリティ演算部231D,B2パリティ演算結果保持レ
ジスタ232D,ライン遠端ブロックエラー情報検出部
23D−2のライン遠端ブロックエラー情報保持レジス
タ236Dの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力し
ても、同様に、SEF信号発出時のライン遠端ブロック
エラー情報のエラー情報挿入部61への転送を禁止でき
る。
【0122】ただし、図17に示すエラー情報検出部2
3では、図18(f)に示すように、SEF信号の発出
が解除された時点t26から、通常通り、ライン遠端ブ
ロックエラー情報がANDゲート237Dより出力され
るが、この場合は、図20(f)に示すように、SEF
信号の発出が解除された後の最初のB2バイト位置の検
出タイミング(時点t23)から、ライン遠端ブロック
エラー情報保持レジスタ236Dよりライン遠端ブロッ
クエラー情報が出力される。
3では、図18(f)に示すように、SEF信号の発出
が解除された時点t26から、通常通り、ライン遠端ブ
ロックエラー情報がANDゲート237Dより出力され
るが、この場合は、図20(f)に示すように、SEF
信号の発出が解除された後の最初のB2バイト位置の検
出タイミング(時点t23)から、ライン遠端ブロック
エラー情報保持レジスタ236Dよりライン遠端ブロッ
クエラー情報が出力される。
【0123】また、上述の終端装置1では、受信STM
処理部2のSTM同期部21からのSEF信号を受信S
TM処理部2のエラー情報検出部23(B2バイト処理
部23D)で受ける場合について説明したが、例えば図
21に示すように、送信STM処理部6のエラー情報挿
入部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61C)
で受けるようにしてもよい。
処理部2のSTM同期部21からのSEF信号を受信S
TM処理部2のエラー情報検出部23(B2バイト処理
部23D)で受ける場合について説明したが、例えば図
21に示すように、送信STM処理部6のエラー情報挿
入部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61C)
で受けるようにしてもよい。
【0124】そして、この場合のB2バイト処理部23
D,送信セクションオーバヘッド挿入部61Cは、それ
ぞれ図22に示すように構成される。すなわち、B2バ
イト処理部23Dは、図17に示す構成においてAND
ゲート237Dを省略したライン遠端ブロックエラー情
報検出部23D−2をそなえて構成され、送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、図17に示す構成に加
えて、Z2タイミングとSEF信号の反転信号とについ
て論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート614
をそなえて構成される。
D,送信セクションオーバヘッド挿入部61Cは、それ
ぞれ図22に示すように構成される。すなわち、B2バ
イト処理部23Dは、図17に示す構成においてAND
ゲート237Dを省略したライン遠端ブロックエラー情
報検出部23D−2をそなえて構成され、送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、図17に示す構成に加
えて、Z2タイミングとSEF信号の反転信号とについ
て論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート614
をそなえて構成される。
【0125】このような構成により、上述の図22に示
すエラー情報検出部23,エラー情報挿入部61でも、
例えば図23(e)に示すようにSEF信号が時点t2
5〜t26の間“H”レベルとなると、送信セクション
オーバヘッド挿入部61CのANDゲート614の出力
データが“0”となり、図23(h)に示すようにセク
ションオーバヘッド8のZ2バイトに“0”が挿入され
るので、結果的に、SEF信号が発出されている間のラ
イン遠端ブロックエラー情報のエラー情報挿入部61へ
の転送が停止(禁止)される。
すエラー情報検出部23,エラー情報挿入部61でも、
例えば図23(e)に示すようにSEF信号が時点t2
5〜t26の間“H”レベルとなると、送信セクション
オーバヘッド挿入部61CのANDゲート614の出力
データが“0”となり、図23(h)に示すようにセク
ションオーバヘッド8のZ2バイトに“0”が挿入され
るので、結果的に、SEF信号が発出されている間のラ
イン遠端ブロックエラー情報のエラー情報挿入部61へ
の転送が停止(禁止)される。
【0126】なお、図23(a)〜図23(e)はそれ
ぞれ図18(a)〜図18(e)と対応しており、図2
3(f)はZ2バイトの挿入タイミング(Z2タイミン
グ),図23(g)はZ2バイトが挿入される装置側下
り信号(STMフレーム:ただし、この場合はオーバヘ
ッド部分に予めデータ“0”が挿入されている)の一例
を表している。
ぞれ図18(a)〜図18(e)と対応しており、図2
3(f)はZ2バイトの挿入タイミング(Z2タイミン
グ),図23(g)はZ2バイトが挿入される装置側下
り信号(STMフレーム:ただし、この場合はオーバヘ
ッド部分に予めデータ“0”が挿入されている)の一例
を表している。
【0127】次に、図24もエラー情報検出部23,エ
ラー情報挿入部61の要部の構成を示すブロック図で、
図4により前述したように、エラー情報検出部23は上
述のB2バイト処理部23Dの他にB3バイト処理部2
3Eを有して構成され、エラー情報挿入部61は上述の
送信セクションオーバヘッド挿入部61Cの他に送信パ
スオーバヘッド挿入部61Aを有して構成されており、
さらにB3バイト処理部23EはB3バイト演算処理部
23E−1,パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)検出
部23E−2を有して構成されている。
ラー情報挿入部61の要部の構成を示すブロック図で、
図4により前述したように、エラー情報検出部23は上
述のB2バイト処理部23Dの他にB3バイト処理部2
3Eを有して構成され、エラー情報挿入部61は上述の
送信セクションオーバヘッド挿入部61Cの他に送信パ
スオーバヘッド挿入部61Aを有して構成されており、
さらにB3バイト処理部23EはB3バイト演算処理部
23E−1,パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)検出
部23E−2を有して構成されている。
【0128】そして、図25に示すように、B3バイト
演算処理部23E−1は、B3パリティ演算部231
E,B3パリティ演算結果保持レジスタ232E,AN
Dゲート233E,比較部234E及びバイナリ変換部
235Eを有して構成され、パス遠端ブロックエラー情
報検出部23E−2は、パス遠端ブロックエラー情報保
持レジスタ236E及び1入力反転型のANDゲート2
37Eを有して構成され、さらに送信パスオーバヘッド
挿入部61Aは、図17により前述した送信セクション
オーバヘッド挿入部61Cと同様に、ANDゲート61
1,1入力反転型のANDゲート612及びORゲート
613を有して構成されている。
演算処理部23E−1は、B3パリティ演算部231
E,B3パリティ演算結果保持レジスタ232E,AN
Dゲート233E,比較部234E及びバイナリ変換部
235Eを有して構成され、パス遠端ブロックエラー情
報検出部23E−2は、パス遠端ブロックエラー情報保
持レジスタ236E及び1入力反転型のANDゲート2
37Eを有して構成され、さらに送信パスオーバヘッド
挿入部61Aは、図17により前述した送信セクション
オーバヘッド挿入部61Cと同様に、ANDゲート61
1,1入力反転型のANDゲート612及びORゲート
613を有して構成されている。
【0129】ここで、まずB3バイト演算処理部23E
−1において、B3パリティ演算部231Eは、外部よ
り入力されるB3バイトに対するパリティ演算の演算範
囲とリセット信号とに応じて、受信したSTMフレーム
のパスオーバヘッド9に含まれるB3バイト〔図69
(b)参照〕についてパリティ演算を施すことによっ
て、STM伝送路(パス)の誤り監視を行なうためのB
3パリティエラー情報を検出するものであり、B3パリ
ティ演算結果保持レジスタ232Eは、このB3パリテ
ィ演算部231Eでの演算結果(B3パリティエラー情
報)を、STMフレームの先頭位置(A1バイト)が検
出される毎に入力されるSTMフレームタイミングに従
って出力するものである。
−1において、B3パリティ演算部231Eは、外部よ
り入力されるB3バイトに対するパリティ演算の演算範
囲とリセット信号とに応じて、受信したSTMフレーム
のパスオーバヘッド9に含まれるB3バイト〔図69
(b)参照〕についてパリティ演算を施すことによっ
て、STM伝送路(パス)の誤り監視を行なうためのB
3パリティエラー情報を検出するものであり、B3パリ
ティ演算結果保持レジスタ232Eは、このB3パリテ
ィ演算部231Eでの演算結果(B3パリティエラー情
報)を、STMフレームの先頭位置(A1バイト)が検
出される毎に入力されるSTMフレームタイミングに従
って出力するものである。
【0130】また、ANDゲート233Eは、受信ST
MフレームとB3バイトの捕捉タイミングとについて論
理積演算を施して比較部234Eのための比較タイミン
グを出力するものであり、比較部234Eは、このAN
Dゲート233Eからの比較タイミングとB3パリティ
演算結果保持レジスタ232EからのB3パリティ演算
結果とを比較してその比較タイミング毎にB3パリティ
演算結果を出力するものであり、バイナリ変換部235
Eは、このB3パリティ演算結果を2進表示信号に変換
するものである。
MフレームとB3バイトの捕捉タイミングとについて論
理積演算を施して比較部234Eのための比較タイミン
グを出力するものであり、比較部234Eは、このAN
Dゲート233Eからの比較タイミングとB3パリティ
演算結果保持レジスタ232EからのB3パリティ演算
結果とを比較してその比較タイミング毎にB3パリティ
演算結果を出力するものであり、バイナリ変換部235
Eは、このB3パリティ演算結果を2進表示信号に変換
するものである。
【0131】さらに、ライン遠端ブロックエラー情報検
出部23E−2において、パス遠端ブロックエラー情報
保持レジスタ236Eは、このB3バイト演算処理部2
3E−1のバイナリ変換部235EからのB3パリティ
演算結果を、パス遠端ブロックエラー情報として一旦保
持して、パスオーバヘッド9のB3バイト位置の検出タ
イミング(B3タイミング)毎に出力するものであり、
1入力反転型のANDゲート237Eは、このパス遠端
ブロックエラー情報保持レジスタ236Eの出力とST
M同期部21からのSEF信号の反転信号とについて論
理積演算を施すものである。
出部23E−2において、パス遠端ブロックエラー情報
保持レジスタ236Eは、このB3バイト演算処理部2
3E−1のバイナリ変換部235EからのB3パリティ
演算結果を、パス遠端ブロックエラー情報として一旦保
持して、パスオーバヘッド9のB3バイト位置の検出タ
イミング(B3タイミング)毎に出力するものであり、
1入力反転型のANDゲート237Eは、このパス遠端
ブロックエラー情報保持レジスタ236Eの出力とST
M同期部21からのSEF信号の反転信号とについて論
理積演算を施すものである。
【0132】次に、送信STM処理部6の送信パスオー
バヘッド挿入部61Aにおいて、ANDゲート611
は、上述のライン遠端ブロックエラー情報検出部23E
−2(ANDゲート237E)の出力とパスオーバヘッ
ド9のG1バイト(送信パス状態の誤り通知用バイト)
位置の捕捉タイミング(G1タイミング)とについて論
理積演算を施すものであり、1入力反転型のANDゲー
ト612は、送信STMフレーム(装置側下り信号)と
G1タイミングとについて論理積演算を施すものであ
り、ORゲート613は、これらのANDゲート61
1,612の各出力について論理和演算を施すものであ
る。
バヘッド挿入部61Aにおいて、ANDゲート611
は、上述のライン遠端ブロックエラー情報検出部23E
−2(ANDゲート237E)の出力とパスオーバヘッ
ド9のG1バイト(送信パス状態の誤り通知用バイト)
位置の捕捉タイミング(G1タイミング)とについて論
理積演算を施すものであり、1入力反転型のANDゲー
ト612は、送信STMフレーム(装置側下り信号)と
G1タイミングとについて論理積演算を施すものであ
り、ORゲート613は、これらのANDゲート61
1,612の各出力について論理和演算を施すものであ
る。
【0133】これにより、このエラー情報挿入部61
(送信パスオーバヘッド挿入部61A)では、後述する
ように、STM同期部21よりSEF信号が発出されて
(“H”レベルとなり)パス遠端ブロックエラー情報検
出部23E−2のANDゲート237Eの出力が“L”
レベルとなると、各ANDゲート611の出力も“L”
レベルとなるので、このときのパス遠端ブロックエラー
情報は装置側下り信号に挿入すべきセクションオーバヘ
ッド8のG1バイトとしては挿入されない。
(送信パスオーバヘッド挿入部61A)では、後述する
ように、STM同期部21よりSEF信号が発出されて
(“H”レベルとなり)パス遠端ブロックエラー情報検
出部23E−2のANDゲート237Eの出力が“L”
レベルとなると、各ANDゲート611の出力も“L”
レベルとなるので、このときのパス遠端ブロックエラー
情報は装置側下り信号に挿入すべきセクションオーバヘ
ッド8のG1バイトとしては挿入されない。
【0134】つまり、本実施形態におけるSTM/AT
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、パス遠端ブロックエラー情報検出
部23E−2によりパス遠端ブロックエラー情報を検出
し、STM同期部21からSEF信号を受けている間、
このパス遠端ブロックエラー情報の送信STM処理部6
のエラー情報挿入部61(送信パスオーバヘッド挿入部
61A)への転送を禁止するようになっている。
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、パス遠端ブロックエラー情報検出
部23E−2によりパス遠端ブロックエラー情報を検出
し、STM同期部21からSEF信号を受けている間、
このパス遠端ブロックエラー情報の送信STM処理部6
のエラー情報挿入部61(送信パスオーバヘッド挿入部
61A)への転送を禁止するようになっている。
【0135】以下、上述のごとく構成された受信STM
処理部2のエラー情報検出部23,送信STM処理部6
のエラー情報挿入部61の動作について、図26(a)
〜図26(g)に示すタイムチャートを用いて詳述す
る。まず、この場合も、例えば図26(a)に示すよう
に、受信STM処理部2が125μs毎にSTMフレー
ムを1フレーム受信すると仮定すると、STM同期部2
1では、図26(b)に示すように、時点t27〜t3
2のタイミング毎にパスオーバヘッド9のJ1バイトよ
りSTMフレーム内のパスオーバヘッド9の先頭位置が
検出され、これに基づいて、時点t33〜t38に示す
ようなタイミングでB3バイト位置が検出される。
処理部2のエラー情報検出部23,送信STM処理部6
のエラー情報挿入部61の動作について、図26(a)
〜図26(g)に示すタイムチャートを用いて詳述す
る。まず、この場合も、例えば図26(a)に示すよう
に、受信STM処理部2が125μs毎にSTMフレー
ムを1フレーム受信すると仮定すると、STM同期部2
1では、図26(b)に示すように、時点t27〜t3
2のタイミング毎にパスオーバヘッド9のJ1バイトよ
りSTMフレーム内のパスオーバヘッド9の先頭位置が
検出され、これに基づいて、時点t33〜t38に示す
ようなタイミングでB3バイト位置が検出される。
【0136】そして、エラー情報検出部23のB3バイ
ト処理部23E−1では、このB3バイト位置の検出タ
イミングに従って、B3パリティ演算部231Eにより
B3バイトに対するパリティ演算が施され、この演算結
果がB3パリティ演算結果保持レジスタ232Eに保持
される。さらに、このとき、上述のB3バイト位置の検
出タイミングはB3バイト処理部23E−1のANDゲ
ート233EのためのB3タイミングとして入力されて
おり、このB3タイミングに従って比較部234Eよ
り、例えば図26(c)に示すようにB3パリティ演算
結果(A〜F)が順次出力され、これがバイナリ変換部
235Eにて図26(d)に示すようなデータにバイナ
リ変換されてパス遠端ブロックエラー情報として、パス
遠端ブロックエラー情報保持レジスタ236Eに保持さ
れる。
ト処理部23E−1では、このB3バイト位置の検出タ
イミングに従って、B3パリティ演算部231Eにより
B3バイトに対するパリティ演算が施され、この演算結
果がB3パリティ演算結果保持レジスタ232Eに保持
される。さらに、このとき、上述のB3バイト位置の検
出タイミングはB3バイト処理部23E−1のANDゲ
ート233EのためのB3タイミングとして入力されて
おり、このB3タイミングに従って比較部234Eよ
り、例えば図26(c)に示すようにB3パリティ演算
結果(A〜F)が順次出力され、これがバイナリ変換部
235Eにて図26(d)に示すようなデータにバイナ
リ変換されてパス遠端ブロックエラー情報として、パス
遠端ブロックエラー情報保持レジスタ236Eに保持さ
れる。
【0137】そして、例えば図26(e)に示すよう
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t39〜t40の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がパス遠端ブロックエラー情報検出部23E−2の
ANDゲート237Eに入力されると、このANDゲー
ト237Eの出力が“L”レベルとなり、送信STM処
理部6に転送されるパス遠端ブロックエラー情報が例え
ば図26(f)に示すように“0”となる。
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t39〜t40の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がパス遠端ブロックエラー情報検出部23E−2の
ANDゲート237Eに入力されると、このANDゲー
ト237Eの出力が“L”レベルとなり、送信STM処
理部6に転送されるパス遠端ブロックエラー情報が例え
ば図26(f)に示すように“0”となる。
【0138】この結果、このANDゲート237Eの出
力を入力として受ける送信STM処理部6のエラー情報
挿入部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)で
は、ANDゲート611の1入力が“0”であるためそ
の出力も“0”となり、SEF信号が発出されている間
のパス遠端ブロックエラー情報としてパスオーバヘッド
9のG1バイトに、図26(g)に示すように“0”が
挿入されてSTMフレームがSTM伝送路へ送信され
る。
力を入力として受ける送信STM処理部6のエラー情報
挿入部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)で
は、ANDゲート611の1入力が“0”であるためそ
の出力も“0”となり、SEF信号が発出されている間
のパス遠端ブロックエラー情報としてパスオーバヘッド
9のG1バイトに、図26(g)に示すように“0”が
挿入されてSTMフレームがSTM伝送路へ送信され
る。
【0139】つまり、このエラー情報検出部23は、S
TM同期部21にてSTMフレームの同期外れが検出さ
れてSEF信号が発出されている間の演算結果に誤りの
可能性があるパス遠端ブロックエラー情報が、送信すべ
きSTMフレームに挿入されないように、SEF信号発
出時におけるパス遠端ブロックエラー情報のエラー情報
挿入部61への転送を禁止しているのである。
TM同期部21にてSTMフレームの同期外れが検出さ
れてSEF信号が発出されている間の演算結果に誤りの
可能性があるパス遠端ブロックエラー情報が、送信すべ
きSTMフレームに挿入されないように、SEF信号発
出時におけるパス遠端ブロックエラー情報のエラー情報
挿入部61への転送を禁止しているのである。
【0140】このように、上述の受信STM処理部2の
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されると、その間の送信STM処理部6のエラー情報
挿入部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)への
パス遠端ブロックエラー情報の転送が禁止されるので、
受信したSTMフレームの同期が外れている間の演算結
果に信頼性のないパス遠端ブロックエラー情報を転送す
ることがなく、このパス遠端ブロックエラー情報を受け
て伝送路を切り替える装置などでは、確実に、不要な伝
送路の切り替えを防止することができる。
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されると、その間の送信STM処理部6のエラー情報
挿入部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)への
パス遠端ブロックエラー情報の転送が禁止されるので、
受信したSTMフレームの同期が外れている間の演算結
果に信頼性のないパス遠端ブロックエラー情報を転送す
ることがなく、このパス遠端ブロックエラー情報を受け
て伝送路を切り替える装置などでは、確実に、不要な伝
送路の切り替えを防止することができる。
【0141】なお、上述の図25に示すエラー情報検出
部23も、図17に示すエラー情報検出部23と同様
に、例えば図27に示すように、パス遠端ブロックエラ
ー情報検出部23E−2のANDゲート237Eを省略
し、B3バイト演算処理部23E−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Eを用い、このAND
ゲート238Eの出力を反転した信号をB3パリティ演
算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ23
2E,パス遠端ブロックエラー情報検出部23E−2の
ライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ236Eの
各クロック端子(CL)にそれぞれ入力しても、同様
に、SEF信号が発出されている間のパス遠端ブロック
エラー情報のエラー情報挿入部61への転送を禁止でき
る。
部23も、図17に示すエラー情報検出部23と同様
に、例えば図27に示すように、パス遠端ブロックエラ
ー情報検出部23E−2のANDゲート237Eを省略
し、B3バイト演算処理部23E−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Eを用い、このAND
ゲート238Eの出力を反転した信号をB3パリティ演
算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ23
2E,パス遠端ブロックエラー情報検出部23E−2の
ライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ236Eの
各クロック端子(CL)にそれぞれ入力しても、同様
に、SEF信号が発出されている間のパス遠端ブロック
エラー情報のエラー情報挿入部61への転送を禁止でき
る。
【0142】ただし、図25に示すエラー情報検出部2
3では、図26(f)に示すように、SEF信号の発出
が解除された時点t40から、通常通り、パス遠端ブロ
ックエラー情報がANDゲート237Eより出力される
が、この場合は、図28(f)に示すように、SEF信
号の発出が解除された後の最初のB3バイト位置の検出
タイミング(時点t37)で、パス遠端ブロックエラー
情報保持レジスタ236Eよりパス遠端ブロックエラー
情報が出力される。
3では、図26(f)に示すように、SEF信号の発出
が解除された時点t40から、通常通り、パス遠端ブロ
ックエラー情報がANDゲート237Eより出力される
が、この場合は、図28(f)に示すように、SEF信
号の発出が解除された後の最初のB3バイト位置の検出
タイミング(時点t37)で、パス遠端ブロックエラー
情報保持レジスタ236Eよりパス遠端ブロックエラー
情報が出力される。
【0143】また、上述の終端装置1も、受信STM処
理部2のSTM同期部21からのSEF信号を受信ST
M処理部2のエラー情報検出部23(B3バイト処理部
23E)で受ける場合について説明したが、例えば図2
9に示すように、送信STM処理部6のエラー情報挿入
部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)で受ける
ようにしてもよい。
理部2のSTM同期部21からのSEF信号を受信ST
M処理部2のエラー情報検出部23(B3バイト処理部
23E)で受ける場合について説明したが、例えば図2
9に示すように、送信STM処理部6のエラー情報挿入
部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)で受ける
ようにしてもよい。
【0144】そして、この場合のB3バイト処理部23
E,送信セクションオーバヘッド挿入部61Aは、それ
ぞれ図30に示すように構成される。すなわち、B3バ
イト処理部23Eは、図25に示す構成においてパス遠
端ブロックエラー情報検出部23E−2のANDゲート
237Eを省略して構成され、送信セクションオーバヘ
ッド挿入部61Cは、図17に示す構成に加えて、G1
タイミングとSEF信号の反転信号とについて論理積演
算を施す1入力反転型のANDゲート614をそなえて
構成される。
E,送信セクションオーバヘッド挿入部61Aは、それ
ぞれ図30に示すように構成される。すなわち、B3バ
イト処理部23Eは、図25に示す構成においてパス遠
端ブロックエラー情報検出部23E−2のANDゲート
237Eを省略して構成され、送信セクションオーバヘ
ッド挿入部61Cは、図17に示す構成に加えて、G1
タイミングとSEF信号の反転信号とについて論理積演
算を施す1入力反転型のANDゲート614をそなえて
構成される。
【0145】このような構成により、図30に示すエラ
ー情報検出部23,エラー情報挿入部61でも、例えば
図31(e)に示すようにSEF信号が時点t39〜t
40の間“H”レベルとなると、送信パスオーバヘッド
挿入部61AのANDゲート614の出力データが
“0”となり、図31(h)に示すようにパスオーバヘ
ッド9のG1バイトにデータ“0”が挿入されるので、
結果的に、SEF信号が発出されている間のパス遠端ブ
ロックエラー情報のエラー情報挿入部61への転送が停
止(禁止)される。
ー情報検出部23,エラー情報挿入部61でも、例えば
図31(e)に示すようにSEF信号が時点t39〜t
40の間“H”レベルとなると、送信パスオーバヘッド
挿入部61AのANDゲート614の出力データが
“0”となり、図31(h)に示すようにパスオーバヘ
ッド9のG1バイトにデータ“0”が挿入されるので、
結果的に、SEF信号が発出されている間のパス遠端ブ
ロックエラー情報のエラー情報挿入部61への転送が停
止(禁止)される。
【0146】なお、図31(a)〜図31(e)はそれ
ぞれ図26(a)〜図26(e)と対応しており、図3
1(f)はG1バイトの挿入タイミング(G1タイミン
グ),図31(g)はG1バイトが挿入される装置側下
り信号(STMフレーム:この場合はオーバヘッド部分
に予めデータ“0”が挿入されている)の一例を表して
いる。
ぞれ図26(a)〜図26(e)と対応しており、図3
1(f)はG1バイトの挿入タイミング(G1タイミン
グ),図31(g)はG1バイトが挿入される装置側下
り信号(STMフレーム:この場合はオーバヘッド部分
に予めデータ“0”が挿入されている)の一例を表して
いる。
【0147】次に、図32はエラー情報検出部23の要
部,パフォーマンスモニタ24の構成を示すブロック図
で、前述したように、エラー情報検出部23はB1バイ
ト処理部23Cを有して構成されており、さらにB1バ
イト処理部23Cは受信セクションオーバヘッド抽出部
23A(図4参照)より抽出されたセクションオーバヘ
ッド8に含まれるB1バイトについてパリティ演算など
の所要の処理を施してSTM伝送路についてのB1パリ
ティエラー(セクションエラー)情報を検出するB1バ
イト演算処理部(B1-BiP)23C−1,このB1バイト演
算処理部23C−1で得られたB1パリティエラー情報
に基づいてパフォーマンスモニタ24ためのモニタ用カ
ウント値(B1CV)を検出するB1バイトカウント値検出部
23C−2を有して構成されている。
部,パフォーマンスモニタ24の構成を示すブロック図
で、前述したように、エラー情報検出部23はB1バイ
ト処理部23Cを有して構成されており、さらにB1バ
イト処理部23Cは受信セクションオーバヘッド抽出部
23A(図4参照)より抽出されたセクションオーバヘ
ッド8に含まれるB1バイトについてパリティ演算など
の所要の処理を施してSTM伝送路についてのB1パリ
ティエラー(セクションエラー)情報を検出するB1バ
イト演算処理部(B1-BiP)23C−1,このB1バイト演
算処理部23C−1で得られたB1パリティエラー情報
に基づいてパフォーマンスモニタ24ためのモニタ用カ
ウント値(B1CV)を検出するB1バイトカウント値検出部
23C−2を有して構成されている。
【0148】そして、図33に示すように、B1バイト
演算処理部23C−1は、B1パリティ演算部231
C,B1パリティ演算結果保持レジスタ232C,AN
Dゲート233C,比較部234C及びバイナリ変換部
235Cを有して構成され、B1バイトカウント値検出
部23C−2は、B1バイトカウント値保持レジスタ2
36C及び1入力反転型のANDゲート237Cを有し
て構成され、さらにパフォーマンスモニタ24は、加算
部(ADD)241,1入力反転型のANDゲート24
2及び積算保持レジスタ243を有して構成されてい
る。
演算処理部23C−1は、B1パリティ演算部231
C,B1パリティ演算結果保持レジスタ232C,AN
Dゲート233C,比較部234C及びバイナリ変換部
235Cを有して構成され、B1バイトカウント値検出
部23C−2は、B1バイトカウント値保持レジスタ2
36C及び1入力反転型のANDゲート237Cを有し
て構成され、さらにパフォーマンスモニタ24は、加算
部(ADD)241,1入力反転型のANDゲート24
2及び積算保持レジスタ243を有して構成されてい
る。
【0149】ここで、まずB1バイト演算処理部23C
−1において、B1パリティ演算部231Eは、外部よ
り入力されるB1バイトに対するパリティ演算の演算範
囲とリセット信号とに応じて、受信したSTMフレーム
のセクションオーバヘッド8に含まれるB1バイト〔図
69(b)参照〕についてパリティ演算を施すことによ
って、STM伝送路(中継セクション)の誤り監視を行
なうためのB1パリティエラー情報を検出するものであ
り、B1パリティ演算結果保持レジスタ232Cは、こ
のB1パリティ演算部231Cでの演算結果(B1パリ
ティエラー情報)を、STMフレームの先頭位置(A1
バイト)が検出される毎に入力されるSTMフレームタ
イミングに従って出力するものである。
−1において、B1パリティ演算部231Eは、外部よ
り入力されるB1バイトに対するパリティ演算の演算範
囲とリセット信号とに応じて、受信したSTMフレーム
のセクションオーバヘッド8に含まれるB1バイト〔図
69(b)参照〕についてパリティ演算を施すことによ
って、STM伝送路(中継セクション)の誤り監視を行
なうためのB1パリティエラー情報を検出するものであ
り、B1パリティ演算結果保持レジスタ232Cは、こ
のB1パリティ演算部231Cでの演算結果(B1パリ
ティエラー情報)を、STMフレームの先頭位置(A1
バイト)が検出される毎に入力されるSTMフレームタ
イミングに従って出力するものである。
【0150】また、ANDゲート233Cは、受信ST
MフレームとB1バイトの捕捉タイミング(B1タイミ
ング)とについて論理積演算を施して比較部234Cの
ための比較タイミングを出力するものであり、比較部2
34Eは、このANDゲート233Cからの比較タイミ
ングとB1パリティ演算結果保持レジスタ232Cから
のB1パリティ演算結果とを比較してその比較タイミン
グ毎にB1パリティ演算結果を出力するものであり、バ
イナリ変換部235Cは、このB1パリティ演算結果を
2進表示信号に変換するものである。
MフレームとB1バイトの捕捉タイミング(B1タイミ
ング)とについて論理積演算を施して比較部234Cの
ための比較タイミングを出力するものであり、比較部2
34Eは、このANDゲート233Cからの比較タイミ
ングとB1パリティ演算結果保持レジスタ232Cから
のB1パリティ演算結果とを比較してその比較タイミン
グ毎にB1パリティ演算結果を出力するものであり、バ
イナリ変換部235Cは、このB1パリティ演算結果を
2進表示信号に変換するものである。
【0151】さらに、B1バイトカウント値検出部23
C−2において、B1バイトカウント値保持レジスタ2
36Cは、このB1バイト演算処理部23C−1のバイ
ナリ変換部235CからのB1パリティ演算結果を、パ
フォーマンスモニタ24のためのB1バイトカウント値
として一旦保持して、セクションオーバヘッド8のB1
バイト位置の検出タイミング(B1タイミング)毎に出
力するものであり、1入力反転型のANDゲート237
Cは、このB1バイトカウント値保持レジスタ236C
の出力とSTM同期部21からのSEF信号の反転信号
とについて論理積演算を施すものである。
C−2において、B1バイトカウント値保持レジスタ2
36Cは、このB1バイト演算処理部23C−1のバイ
ナリ変換部235CからのB1パリティ演算結果を、パ
フォーマンスモニタ24のためのB1バイトカウント値
として一旦保持して、セクションオーバヘッド8のB1
バイト位置の検出タイミング(B1タイミング)毎に出
力するものであり、1入力反転型のANDゲート237
Cは、このB1バイトカウント値保持レジスタ236C
の出力とSTM同期部21からのSEF信号の反転信号
とについて論理積演算を施すものである。
【0152】また、パフォーマンスモニタ24におい
て、加算部241は、B1バイトカウント値検出部23
C−2のB1バイトカウント値保持レジスタ236Cか
ら出力されるB1バイトカウント値(2進表示)と、積
算保持レジスタ243の出力のフィードバック信号(2
進表示)とを加算(つまり積算)するものであり、AN
Dゲート242は、この加算部241の出力とマイコン
からのB1バイトカウント値の出力指示信号を反転した
信号とについて論理積演算を施すものである。
て、加算部241は、B1バイトカウント値検出部23
C−2のB1バイトカウント値保持レジスタ236Cか
ら出力されるB1バイトカウント値(2進表示)と、積
算保持レジスタ243の出力のフィードバック信号(2
進表示)とを加算(つまり積算)するものであり、AN
Dゲート242は、この加算部241の出力とマイコン
からのB1バイトカウント値の出力指示信号を反転した
信号とについて論理積演算を施すものである。
【0153】積算保持レジスタ243は、このANDゲ
ート242の出力を一旦保持してB1タイミングに従っ
て出力することによりB1バイトについてのパリティ演
算結果積算値を伝送路切替のための情報としてマイコン
へ出力するものである。これにより、このエラー情報検
出部23(B1バイト演算処理部23C−1,B1バイ
トカウント値検出部23C−2)では、後述するよう
に、STM同期部21よりSEF信号が発出されて
(“H”レベルとなり)B1バイトカウント値検出部2
3C−2のANDゲート237Cの出力が“L”レベル
(データ“0”)となると、パフォーマンスモニタ24
の加算部241の出力が前時点のデータに保持されるの
で、マイコンへの伝送路切替情報もSEF信号が発出さ
れる直前のデータに保持される。
ート242の出力を一旦保持してB1タイミングに従っ
て出力することによりB1バイトについてのパリティ演
算結果積算値を伝送路切替のための情報としてマイコン
へ出力するものである。これにより、このエラー情報検
出部23(B1バイト演算処理部23C−1,B1バイ
トカウント値検出部23C−2)では、後述するよう
に、STM同期部21よりSEF信号が発出されて
(“H”レベルとなり)B1バイトカウント値検出部2
3C−2のANDゲート237Cの出力が“L”レベル
(データ“0”)となると、パフォーマンスモニタ24
の加算部241の出力が前時点のデータに保持されるの
で、マイコンへの伝送路切替情報もSEF信号が発出さ
れる直前のデータに保持される。
【0154】つまり、本実施形態におけるSTM/AT
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、B1バイト演算処理部23C−1
のB1パリティ演算によりB1パリティエラー情報を検
出し、STM同期部21からSEF信号を受けている間
は、このB1パリティエラー情報をデータ“0”に固定
することにより、B1パリティエラー情報のパフォーマ
ンスモニタ24への転送を停止(禁止)するようになっ
ている。
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、B1バイト演算処理部23C−1
のB1パリティ演算によりB1パリティエラー情報を検
出し、STM同期部21からSEF信号を受けている間
は、このB1パリティエラー情報をデータ“0”に固定
することにより、B1パリティエラー情報のパフォーマ
ンスモニタ24への転送を停止(禁止)するようになっ
ている。
【0155】以下、上述のごとく構成された受信STM
処理部2のエラー情報検出部23,パフォーマンスモニ
タ24の動作について、図34(a)〜図34(g)に
示すタイムチャートを用いて詳述する。まず、この場合
も、例えば図34(a)に示すように、受信STM処理
部2が125μs毎にSTMフレームを1フレーム受信
すると仮定すると、STM同期部21では、図34
(b)に示すように、時点t13〜t18のタイミング
でセクションオーバヘッド8のA1バイトよりSTMフ
レームの先頭位置が検出され、これに基づいて、時点t
41〜t46に示すようなタイミングでセクションオー
バヘッド8に含まれるB1バイトの位置が検出される。
処理部2のエラー情報検出部23,パフォーマンスモニ
タ24の動作について、図34(a)〜図34(g)に
示すタイムチャートを用いて詳述する。まず、この場合
も、例えば図34(a)に示すように、受信STM処理
部2が125μs毎にSTMフレームを1フレーム受信
すると仮定すると、STM同期部21では、図34
(b)に示すように、時点t13〜t18のタイミング
でセクションオーバヘッド8のA1バイトよりSTMフ
レームの先頭位置が検出され、これに基づいて、時点t
41〜t46に示すようなタイミングでセクションオー
バヘッド8に含まれるB1バイトの位置が検出される。
【0156】そして、エラー情報検出部23のB1バイ
ト演算処理部23C−1では、このB1バイト位置の検
出タイミング(B1タイミング)に従って、B1パリテ
ィ演算部231CによりB1バイトに対するパリティ演
算が施され、その演算結果(A〜F)がB1パリティ演
算結果保持レジスタ232Cに保持される。さらに、こ
のとき、上述のB1バイト位置の検出タイミングはB1
バイト演算処理部23C−1のANDゲート233Cの
ためのB1タイミングとして入力されており、このB1
タイミングに従って比較部234Cより、例えば図34
(c)に示すようにB1パリティ演算結果(A〜F)が
順次出力され、これがバイナリ変換部235Cにて図3
4(d)に示すようなデータにバイナリ変換されてB1
パリティエラー情報として、B1バイトカウント値保持
レジスタ236Cに保持される。
ト演算処理部23C−1では、このB1バイト位置の検
出タイミング(B1タイミング)に従って、B1パリテ
ィ演算部231CによりB1バイトに対するパリティ演
算が施され、その演算結果(A〜F)がB1パリティ演
算結果保持レジスタ232Cに保持される。さらに、こ
のとき、上述のB1バイト位置の検出タイミングはB1
バイト演算処理部23C−1のANDゲート233Cの
ためのB1タイミングとして入力されており、このB1
タイミングに従って比較部234Cより、例えば図34
(c)に示すようにB1パリティ演算結果(A〜F)が
順次出力され、これがバイナリ変換部235Cにて図3
4(d)に示すようなデータにバイナリ変換されてB1
パリティエラー情報として、B1バイトカウント値保持
レジスタ236Cに保持される。
【0157】そして、例えば図34(e)に示すよう
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t47〜t48の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がB1バイトカウント値検出部23C−2のAND
ゲート237Cに入力されると、このANDゲート23
7Cの出力が“L”レベルとなり、送信STM処理部6
に転送されるB1パリティエラー情報が図34(f)に
示すように“0”となる。
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t47〜t48の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がB1バイトカウント値検出部23C−2のAND
ゲート237Cに入力されると、このANDゲート23
7Cの出力が“L”レベルとなり、送信STM処理部6
に転送されるB1パリティエラー情報が図34(f)に
示すように“0”となる。
【0158】この結果、このANDゲート237Cの出
力(“0”)を入力として受けるパフォーマンスモニタ
24では、加算部241にてデータ“0”が加算される
ので、図34(g)に示すように、その出力(カウント
値)が前時点(t42)でのカウント値(“12”)に
保持・固定される。つまり、このエラー情報検出部23
は、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されてSEF信号が発出されている間の演算結果に
誤りの可能性があるB1パリティエラー情報が、伝送路
切替のための情報をマイコンへ提供するパフォーマンス
モニタ24に転送されないようにしているのである。
力(“0”)を入力として受けるパフォーマンスモニタ
24では、加算部241にてデータ“0”が加算される
ので、図34(g)に示すように、その出力(カウント
値)が前時点(t42)でのカウント値(“12”)に
保持・固定される。つまり、このエラー情報検出部23
は、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されてSEF信号が発出されている間の演算結果に
誤りの可能性があるB1パリティエラー情報が、伝送路
切替のための情報をマイコンへ提供するパフォーマンス
モニタ24に転送されないようにしているのである。
【0159】このように、上述の受信STM処理部2の
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間は、パフォーマンスモニタ24へのB1
パリティエラー情報の転送が禁止されるので、受信した
STMフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼
性のないB1パリティエラー情報を転送することがな
く、これにより、B1パリティエラー情報を受けて伝送
路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えが防止される。
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間は、パフォーマンスモニタ24へのB1
パリティエラー情報の転送が禁止されるので、受信した
STMフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼
性のないB1パリティエラー情報を転送することがな
く、これにより、B1パリティエラー情報を受けて伝送
路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えが防止される。
【0160】なお、上述の図33に示すエラー情報検出
部23も、例えば図35に示すように、B1バイトカウ
ント値検出部23C−2のANDゲート237Cを省略
し、B1バイト演算処理部23C−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Cを用い、このAND
ゲート238Cの出力を反転した信号をB1パリティ演
算部231C,B1パリティ演算結果保持レジスタ23
2C,B1バイトカウント値検出部23C−2のB1バ
イトカウント値保持レジスタ236Cの各クロック端子
(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号が
発出されている間のB1パリティエラー情報のパフォー
マンスモニタ24への転送を禁止できる。
部23も、例えば図35に示すように、B1バイトカウ
ント値検出部23C−2のANDゲート237Cを省略
し、B1バイト演算処理部23C−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Cを用い、このAND
ゲート238Cの出力を反転した信号をB1パリティ演
算部231C,B1パリティ演算結果保持レジスタ23
2C,B1バイトカウント値検出部23C−2のB1バ
イトカウント値保持レジスタ236Cの各クロック端子
(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号が
発出されている間のB1パリティエラー情報のパフォー
マンスモニタ24への転送を禁止できる。
【0161】ただし、図33に示すエラー情報検出部2
3では、図34(e),図34(f)に示すように、S
EF信号の発出が解除された時点t48から、通常通
り、B1パリティエラー情報がANDゲート237Cよ
り出力されるが、この場合は、図36(e),図36
(f)に示すように、SEF信号の発出が解除された後
の最初のB1バイト位置の検出タイミング(時点t4
5)で、B1バイトカウント値保持レジスタ236Cよ
りB1パリティエラー情報が出力される。
3では、図34(e),図34(f)に示すように、S
EF信号の発出が解除された時点t48から、通常通
り、B1パリティエラー情報がANDゲート237Cよ
り出力されるが、この場合は、図36(e),図36
(f)に示すように、SEF信号の発出が解除された後
の最初のB1バイト位置の検出タイミング(時点t4
5)で、B1バイトカウント値保持レジスタ236Cよ
りB1パリティエラー情報が出力される。
【0162】なお、図36(a)〜図36(d),図3
6(g)はそれぞれ図34(a)〜図34(d),図3
4(g)に対応する。次に、上述の終端装置1では、受
信STM処理部2のSTM同期部21からのSEF信号
をエラー情報検出部23(B1バイト処理部23C)で
受ける場合について説明したが、例えば図29に示すよ
うに、パフォーマンスモニタ24で受けるようにしても
よい。
6(g)はそれぞれ図34(a)〜図34(d),図3
4(g)に対応する。次に、上述の終端装置1では、受
信STM処理部2のSTM同期部21からのSEF信号
をエラー情報検出部23(B1バイト処理部23C)で
受ける場合について説明したが、例えば図29に示すよ
うに、パフォーマンスモニタ24で受けるようにしても
よい。
【0163】そして、この場合のB1バイト処理部23
C,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図38に示
すように構成される。すなわち、B1バイト処理部23
Cは、図33に示す構成においてB1バイトカウント値
検出部23C−2のANDゲート237Cが省略して構
成され、パフォーマンスモニタ24は、図33に示す構
成に加えて、B1タイミングとSEF信号の反転信号と
について論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート
244をそなえて構成される。
C,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図38に示
すように構成される。すなわち、B1バイト処理部23
Cは、図33に示す構成においてB1バイトカウント値
検出部23C−2のANDゲート237Cが省略して構
成され、パフォーマンスモニタ24は、図33に示す構
成に加えて、B1タイミングとSEF信号の反転信号と
について論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート
244をそなえて構成される。
【0164】このような構成により、図38に示すエラ
ー情報検出部23,パフォーマンスモニタ24では、例
えば図39(e)に示すようにSEF信号が時点t47
〜t48の間“H”レベルとなると、図39(f)に示
すようにパフォーマンスモニタ24のANDゲート24
4の出力(B1タイミング)が“L”レベルとなり、図
39(g)に示すようにパフォーマンスモニタ24の出
力(カウント値)が前時点(t42)でのカウント値
(“12”)に保持・固定される。
ー情報検出部23,パフォーマンスモニタ24では、例
えば図39(e)に示すようにSEF信号が時点t47
〜t48の間“H”レベルとなると、図39(f)に示
すようにパフォーマンスモニタ24のANDゲート24
4の出力(B1タイミング)が“L”レベルとなり、図
39(g)に示すようにパフォーマンスモニタ24の出
力(カウント値)が前時点(t42)でのカウント値
(“12”)に保持・固定される。
【0165】なお、図39(a)〜図39(d)はそれ
ぞれ前述の図34(a)〜図34(d)に対応してい
る。次に、図40もエラー情報検出部23の要部,パフ
ォーマンスモニタ24の構成を示すブロック図で、前述
したように、エラー情報検出部23はB2バイト処理部
23Dを有して構成されており、さらにB2バイト処理
部23Dは受信セクションオーバヘッド抽出部23A
(図4参照)より抽出されたセクションオーバヘッド8
に含まれるB2バイトについてパリティ演算などの所要
の処理を施してSTM伝送路のラインエラー(B2パリ
ティエラー)情報を検出するB2バイト演算処理部(B2-
BiP)23D−1,このB2バイト演算処理部23D−1
で得られたB2パリティエラー情報に基づいてパフォー
マンスモニタ24ためのモニタ用カウント値(B2CV)を検
出するB2バイトカウント値検出部23D−3を有して
構成されている。
ぞれ前述の図34(a)〜図34(d)に対応してい
る。次に、図40もエラー情報検出部23の要部,パフ
ォーマンスモニタ24の構成を示すブロック図で、前述
したように、エラー情報検出部23はB2バイト処理部
23Dを有して構成されており、さらにB2バイト処理
部23Dは受信セクションオーバヘッド抽出部23A
(図4参照)より抽出されたセクションオーバヘッド8
に含まれるB2バイトについてパリティ演算などの所要
の処理を施してSTM伝送路のラインエラー(B2パリ
ティエラー)情報を検出するB2バイト演算処理部(B2-
BiP)23D−1,このB2バイト演算処理部23D−1
で得られたB2パリティエラー情報に基づいてパフォー
マンスモニタ24ためのモニタ用カウント値(B2CV)を検
出するB2バイトカウント値検出部23D−3を有して
構成されている。
【0166】そして、図41に示すように、B2バイト
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dを有して構成され、B2バイトカウント値検出
部23D−3は、B2バイトカウント値保持レジスタ2
39D及び1入力反転型のANDゲート237Dを有し
て構成されている。なお、パフォーマンスモニタ24
は、図33に示すものと同様に構成されている。
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dを有して構成され、B2バイトカウント値検出
部23D−3は、B2バイトカウント値保持レジスタ2
39D及び1入力反転型のANDゲート237Dを有し
て構成されている。なお、パフォーマンスモニタ24
は、図33に示すものと同様に構成されている。
【0167】ここで、B2バイト演算処理部23D−1
において、B2パリティ演算部231D,B2パリティ
演算結果保持レジスタ232D,ANDゲート233
D,比較部234D及びバイナリ変換部235Dは、そ
れぞれ図17により前述したものと同様のものであり、
B2バイトカウント値検出部23D−3において、B2
バイトカウント値保持レジスタ239Dは、このB2バ
イト演算処理部23D−1のバイナリ変換部235Dか
らのB2パリティ演算結果を、パフォーマンスモニタ2
4のためのB2バイトカウント値として一旦保持して、
セクションオーバヘッド8のB2バイト位置の検出タイ
ミング(B2タイミング)に従って出力するものであ
り、1入力反転型のANDゲート237Dは、このB2
バイトカウント値保持レジスタ239Dの出力とSTM
同期部21からのSEF信号の反転信号とについて論理
積演算を施すものである。
において、B2パリティ演算部231D,B2パリティ
演算結果保持レジスタ232D,ANDゲート233
D,比較部234D及びバイナリ変換部235Dは、そ
れぞれ図17により前述したものと同様のものであり、
B2バイトカウント値検出部23D−3において、B2
バイトカウント値保持レジスタ239Dは、このB2バ
イト演算処理部23D−1のバイナリ変換部235Dか
らのB2パリティ演算結果を、パフォーマンスモニタ2
4のためのB2バイトカウント値として一旦保持して、
セクションオーバヘッド8のB2バイト位置の検出タイ
ミング(B2タイミング)に従って出力するものであ
り、1入力反転型のANDゲート237Dは、このB2
バイトカウント値保持レジスタ239Dの出力とSTM
同期部21からのSEF信号の反転信号とについて論理
積演算を施すものである。
【0168】これにより、このエラー情報検出部23
(B2バイト演算処理部23D−1,B2バイトカウン
ト値検出部23D−3)でも、後述するように、STM
同期部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベル
となり)B2バイトカウント値検出部23D−3のAN
Dゲート237Dの出力が“L”レベル(データ
“0”)となると、パフォーマンスモニタ24の加算部
241の出力が前時点のデータに保持されるので、マイ
コンへの伝送路切替情報もSEF信号が発出される直前
のデータに保持される。
(B2バイト演算処理部23D−1,B2バイトカウン
ト値検出部23D−3)でも、後述するように、STM
同期部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベル
となり)B2バイトカウント値検出部23D−3のAN
Dゲート237Dの出力が“L”レベル(データ
“0”)となると、パフォーマンスモニタ24の加算部
241の出力が前時点のデータに保持されるので、マイ
コンへの伝送路切替情報もSEF信号が発出される直前
のデータに保持される。
【0169】つまり、本実施形態におけるSTM/AT
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、B2バイト演算処理部23D−1
のB2パリティ演算によりB2パリティエラー情報を検
出し、STM同期部21からSEF信号を受けている間
は、このB2パリティエラー情報をデータ“0”に固定
することにより、B2パリティエラー情報のパフォーマ
ンスモニタ24への転送を停止(禁止)するようになっ
ている。
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、B2バイト演算処理部23D−1
のB2パリティ演算によりB2パリティエラー情報を検
出し、STM同期部21からSEF信号を受けている間
は、このB2パリティエラー情報をデータ“0”に固定
することにより、B2パリティエラー情報のパフォーマ
ンスモニタ24への転送を停止(禁止)するようになっ
ている。
【0170】以下、上述のごとく構成された受信STM
処理部2のエラー情報検出部23,パフォーマンスモニ
タ24の動作について、図42(a)〜図42(g)に
示すタイムチャートを用いて詳述する。まず、この場合
も、例えば図42(a)に示すように、受信STM処理
部2が125μs毎にSTMフレームを1フレーム受信
すると仮定すると、STM同期部21では、図42
(b)に示すように、時点t13〜t18のタイミング
でセクションオーバヘッド8のA1バイトよりSTMフ
レームの先頭位置が検出され、これに基づいて、時点t
19〜t24に示すようなタイミングでセクションオー
バヘッド8に含まれるB2バイトの位置が検出される。
処理部2のエラー情報検出部23,パフォーマンスモニ
タ24の動作について、図42(a)〜図42(g)に
示すタイムチャートを用いて詳述する。まず、この場合
も、例えば図42(a)に示すように、受信STM処理
部2が125μs毎にSTMフレームを1フレーム受信
すると仮定すると、STM同期部21では、図42
(b)に示すように、時点t13〜t18のタイミング
でセクションオーバヘッド8のA1バイトよりSTMフ
レームの先頭位置が検出され、これに基づいて、時点t
19〜t24に示すようなタイミングでセクションオー
バヘッド8に含まれるB2バイトの位置が検出される。
【0171】そして、エラー情報検出部23のB2バイ
ト演算処理部23D−1では、このB2バイト位置の検
出タイミング(B2タイミング)に従って、B2パリテ
ィ演算部231DによりB2バイトに対するパリティ演
算が施され、その演算結果(A〜F)がB2パリティ演
算結果保持レジスタ232Dに保持される。さらに、こ
のとき、上述のB2バイト位置の検出タイミングはB2
バイト演算処理部23D−1のANDゲート233Dの
ためのB2タイミングとして入力されており、このB2
タイミングに従って比較部234Dより、例えば図42
(c)に示すようにB2パリティ演算結果(A〜F)が
順次出力され、これがバイナリ変換部235Dにて図4
2(d)に示すようなデータ(B2パリティエラー)に
バイナリ変換されてB2パリティエラー情報として、B
2バイトカウント値保持レジスタ239Dに保持され
る。
ト演算処理部23D−1では、このB2バイト位置の検
出タイミング(B2タイミング)に従って、B2パリテ
ィ演算部231DによりB2バイトに対するパリティ演
算が施され、その演算結果(A〜F)がB2パリティ演
算結果保持レジスタ232Dに保持される。さらに、こ
のとき、上述のB2バイト位置の検出タイミングはB2
バイト演算処理部23D−1のANDゲート233Dの
ためのB2タイミングとして入力されており、このB2
タイミングに従って比較部234Dより、例えば図42
(c)に示すようにB2パリティ演算結果(A〜F)が
順次出力され、これがバイナリ変換部235Dにて図4
2(d)に示すようなデータ(B2パリティエラー)に
バイナリ変換されてB2パリティエラー情報として、B
2バイトカウント値保持レジスタ239Dに保持され
る。
【0172】そして、例えば図42(e)に示すよう
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t25〜t26の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がB2バイトカウント値検出部23D−3のAND
ゲート237Dに入力されると、このANDゲート23
7Dの出力が“L”レベルとなり、パフォーマンスモニ
タ24に転送されるB2パリティエラー情報が図42
(f)に示すように“0”となる。
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t25〜t26の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がB2バイトカウント値検出部23D−3のAND
ゲート237Dに入力されると、このANDゲート23
7Dの出力が“L”レベルとなり、パフォーマンスモニ
タ24に転送されるB2パリティエラー情報が図42
(f)に示すように“0”となる。
【0173】この結果、このANDゲート237Dの出
力(“0”)を入力として受けるパフォーマンスモニタ
24では、加算部241にてデータ“0”が加算される
ので、図42(g)に示すように、その出力(カウント
値)が前時点(t20)でのカウント値(“12”)に
保持・固定される。つまり、このエラー情報検出部23
は、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されてSEF信号が発出されている間の演算結果に
誤りの可能性があるB2パリティエラー情報が、伝送路
切替のための情報をマイコンへ提供するパフォーマンス
モニタ24に転送されないようにしているのである。
力(“0”)を入力として受けるパフォーマンスモニタ
24では、加算部241にてデータ“0”が加算される
ので、図42(g)に示すように、その出力(カウント
値)が前時点(t20)でのカウント値(“12”)に
保持・固定される。つまり、このエラー情報検出部23
は、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されてSEF信号が発出されている間の演算結果に
誤りの可能性があるB2パリティエラー情報が、伝送路
切替のための情報をマイコンへ提供するパフォーマンス
モニタ24に転送されないようにしているのである。
【0174】このように、上述の受信STM処理部2の
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間は、パフォーマンスモニタ24へのB2
パリティエラー情報の転送が禁止されるので、受信した
STMフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼
性のないB2パリティエラー情報を転送することがな
く、これにより、B2パリティエラー情報を受けて伝送
路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えが防止される。
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間は、パフォーマンスモニタ24へのB2
パリティエラー情報の転送が禁止されるので、受信した
STMフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼
性のないB2パリティエラー情報を転送することがな
く、これにより、B2パリティエラー情報を受けて伝送
路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えが防止される。
【0175】なお、上述の図41に示すエラー情報検出
部23も、例えば図43に示すように、B2バイトカウ
ント値検出部23D−3のANDゲート237Dを省略
し、B2バイト演算処理部23D−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Dを用い、このAND
ゲート238Dの出力を反転した信号をB2パリティ演
算部231D,B2パリティ演算結果保持レジスタ23
2D,B2バイトカウント値検出部23D−3のB2バ
イトカウント値保持レジスタ239Dの各クロック端子
(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号が
発出されている間のB2パリティエラー情報のパフォー
マンスモニタ24への転送を禁止できる。
部23も、例えば図43に示すように、B2バイトカウ
ント値検出部23D−3のANDゲート237Dを省略
し、B2バイト演算処理部23D−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Dを用い、このAND
ゲート238Dの出力を反転した信号をB2パリティ演
算部231D,B2パリティ演算結果保持レジスタ23
2D,B2バイトカウント値検出部23D−3のB2バ
イトカウント値保持レジスタ239Dの各クロック端子
(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号が
発出されている間のB2パリティエラー情報のパフォー
マンスモニタ24への転送を禁止できる。
【0176】ただし、図41に示すエラー情報検出部2
3では、図42(e),図42(f)に示すように、S
EF信号の発出が解除された時点t26から、B2パリ
ティエラー情報がANDゲート237Dより出力される
(Don’t careとなる)が、この場合は、図4
4(e),図44(f)に示すように、SEF信号の発
出が解除された後の最初のB2バイト位置の検出タイミ
ング(時点t23)まで、B2バイトカウント値保持レ
ジスタ239DからのB2パリティエラー情報が“0”
に固定される。
3では、図42(e),図42(f)に示すように、S
EF信号の発出が解除された時点t26から、B2パリ
ティエラー情報がANDゲート237Dより出力される
(Don’t careとなる)が、この場合は、図4
4(e),図44(f)に示すように、SEF信号の発
出が解除された後の最初のB2バイト位置の検出タイミ
ング(時点t23)まで、B2バイトカウント値保持レ
ジスタ239DからのB2パリティエラー情報が“0”
に固定される。
【0177】なお、図44(a)〜図44(d),図4
4(g)はそれぞれ図42(a)〜図42(d),図4
2(g)に対応している。次に、上述の終端装置1で
は、受信STM処理部2のSTM同期部21からのSE
F信号をエラー情報検出部23(B2バイト処理部23
D)で受ける場合について説明したが、この場合も、例
えば図45に示すように、パフォーマンスモニタ24で
受けるようにしてもよい。
4(g)はそれぞれ図42(a)〜図42(d),図4
2(g)に対応している。次に、上述の終端装置1で
は、受信STM処理部2のSTM同期部21からのSE
F信号をエラー情報検出部23(B2バイト処理部23
D)で受ける場合について説明したが、この場合も、例
えば図45に示すように、パフォーマンスモニタ24で
受けるようにしてもよい。
【0178】そして、この場合のB2バイト処理部23
D,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図46に示
すように構成される。すなわち、B2バイト処理部23
Dは、図41に示す構成においてB2バイトカウント値
検出部23D−3のANDゲート237Dが省略して構
成され、パフォーマンスモニタ24は、図41に示す構
成に加えて、B2タイミングとSEF信号の反転信号と
について論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート
244をそなえて構成される。
D,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図46に示
すように構成される。すなわち、B2バイト処理部23
Dは、図41に示す構成においてB2バイトカウント値
検出部23D−3のANDゲート237Dが省略して構
成され、パフォーマンスモニタ24は、図41に示す構
成に加えて、B2タイミングとSEF信号の反転信号と
について論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート
244をそなえて構成される。
【0179】このような構成により、図46に示すエラ
ー情報検出部23,パフォーマンスモニタ24では、例
えば図47(e)に示すようにSEF信号が時点t25
〜t26の間“H”レベルとなると、図47(f)に示
すようにパフォーマンスモニタ24のANDゲート24
4の出力(B2タイミング)が“L”レベルとなり、図
47(g)に示すようにパフォーマンスモニタ24の出
力(カウント値)が前時点(t42)でのカウント値
(“12”)に保持・固定される。
ー情報検出部23,パフォーマンスモニタ24では、例
えば図47(e)に示すようにSEF信号が時点t25
〜t26の間“H”レベルとなると、図47(f)に示
すようにパフォーマンスモニタ24のANDゲート24
4の出力(B2タイミング)が“L”レベルとなり、図
47(g)に示すようにパフォーマンスモニタ24の出
力(カウント値)が前時点(t42)でのカウント値
(“12”)に保持・固定される。
【0180】なお、図47(a)〜図47(d)はそれ
ぞれ前述の図42(a)〜図42(d)に対応してい
る。次に、図48もエラー情報検出部23の要部,パフ
ォーマンスモニタ24の構成を示すブロック図で、前述
したように、エラー情報検出部23はB3バイト処理部
23E有して構成されており、さらにB3バイト処理部
23Eは受信パスオーバヘッド抽出部23B(図4参
照)より抽出されたパスオーバヘッド9に含まれるB3
バイトについてパリティ演算などの所要の処理を施して
STM伝送路のB3パリティエラー(パスエラー)情報
を検出するB3バイト演算処理部(B3-BiP)23E−1,
このB3バイト演算処理部23E−1で得られたB3パ
リティエラー情報に基づいてパフォーマンスモニタ24
ためのモニタ用カウント値(B3CV)を検出するB3バイト
カウント値検出部23E−3を有して構成されている。
ぞれ前述の図42(a)〜図42(d)に対応してい
る。次に、図48もエラー情報検出部23の要部,パフ
ォーマンスモニタ24の構成を示すブロック図で、前述
したように、エラー情報検出部23はB3バイト処理部
23E有して構成されており、さらにB3バイト処理部
23Eは受信パスオーバヘッド抽出部23B(図4参
照)より抽出されたパスオーバヘッド9に含まれるB3
バイトについてパリティ演算などの所要の処理を施して
STM伝送路のB3パリティエラー(パスエラー)情報
を検出するB3バイト演算処理部(B3-BiP)23E−1,
このB3バイト演算処理部23E−1で得られたB3パ
リティエラー情報に基づいてパフォーマンスモニタ24
ためのモニタ用カウント値(B3CV)を検出するB3バイト
カウント値検出部23E−3を有して構成されている。
【0181】そして、図49に示すように、B3バイト
演算処理部23E−1は、B3パリティ演算部231
E,B3パリティ演算結果保持レジスタ232E,AN
Dゲート233E,比較部234E及びバイナリ変換部
235Eを有して構成され、B3バイトカウント値検出
部23E−3は、B3バイトカウント値保持レジスタ2
39E及び1入力反転型のANDゲート237Eを有し
て構成されている。なお、パフォーマンスモニタ24
は、図33に示すものと同様に、加算部(ADD)24
1,1入力反転型のANDゲート242及び積算保持レ
ジスタ243を有して構成されるが、この場合は、積算
保持レジスタ243がB3タイミングに従って動作する
ようになっている。
演算処理部23E−1は、B3パリティ演算部231
E,B3パリティ演算結果保持レジスタ232E,AN
Dゲート233E,比較部234E及びバイナリ変換部
235Eを有して構成され、B3バイトカウント値検出
部23E−3は、B3バイトカウント値保持レジスタ2
39E及び1入力反転型のANDゲート237Eを有し
て構成されている。なお、パフォーマンスモニタ24
は、図33に示すものと同様に、加算部(ADD)24
1,1入力反転型のANDゲート242及び積算保持レ
ジスタ243を有して構成されるが、この場合は、積算
保持レジスタ243がB3タイミングに従って動作する
ようになっている。
【0182】ここで、B3バイト演算処理部23E−1
において、B3パリティ演算部231E,B3パリティ
演算結果保持レジスタ232E,ANDゲート233
E,比較部234E及びバイナリ変換部235Eは、そ
れぞれ図25により前述したものと同様のものであり、
B3バイトカウント値検出部23E−3において、B3
バイトカウント値保持レジスタ239Eは、このB3バ
イト演算処理部23E−1のバイナリ変換部235Eか
らのB3パリティ演算結果を、パフォーマンスモニタ2
4のためのB3バイトカウント値として一旦保持して、
パスオーバヘッド9のB3バイト位置の検出タイミング
(B3タイミング)に従って出力するものであり、1入
力反転型のANDゲート237Eは、このB3バイトカ
ウント値保持レジスタ239Eの出力とSTM同期部2
1からのSEF信号の反転信号とについて論理積演算を
施すものである。
において、B3パリティ演算部231E,B3パリティ
演算結果保持レジスタ232E,ANDゲート233
E,比較部234E及びバイナリ変換部235Eは、そ
れぞれ図25により前述したものと同様のものであり、
B3バイトカウント値検出部23E−3において、B3
バイトカウント値保持レジスタ239Eは、このB3バ
イト演算処理部23E−1のバイナリ変換部235Eか
らのB3パリティ演算結果を、パフォーマンスモニタ2
4のためのB3バイトカウント値として一旦保持して、
パスオーバヘッド9のB3バイト位置の検出タイミング
(B3タイミング)に従って出力するものであり、1入
力反転型のANDゲート237Eは、このB3バイトカ
ウント値保持レジスタ239Eの出力とSTM同期部2
1からのSEF信号の反転信号とについて論理積演算を
施すものである。
【0183】これにより、このエラー情報検出部23
(B3バイト演算処理部23E−1,B3バイトカウン
ト値検出部23E−3)でも、後述するように、STM
同期部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベル
となり)B3バイトカウント値検出部23E−3のAN
Dゲート237Eの出力が“L”レベル(データ
“0”)となると、パフォーマンスモニタ24の加算部
241の出力が前時点のデータに保持されるので、マイ
コンへの伝送路切替情報もSEF信号が発出される直前
のデータに保持される。
(B3バイト演算処理部23E−1,B3バイトカウン
ト値検出部23E−3)でも、後述するように、STM
同期部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベル
となり)B3バイトカウント値検出部23E−3のAN
Dゲート237Eの出力が“L”レベル(データ
“0”)となると、パフォーマンスモニタ24の加算部
241の出力が前時点のデータに保持されるので、マイ
コンへの伝送路切替情報もSEF信号が発出される直前
のデータに保持される。
【0184】つまり、本実施形態におけるSTM/AT
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、B3バイト演算処理部23E−1
のB3パリティ演算によりB3パリティエラー情報を検
出し、STM同期部21からSEF信号を受けている間
は、このB3パリティエラー情報をデータ“0”に固定
することにより、B3パリティエラー情報のパフォーマ
ンスモニタ24への転送を停止(禁止)するようになっ
ている。
M変換伝送路終端装置1は、受信STM処理部2のエラ
ー情報検出部23が、B3バイト演算処理部23E−1
のB3パリティ演算によりB3パリティエラー情報を検
出し、STM同期部21からSEF信号を受けている間
は、このB3パリティエラー情報をデータ“0”に固定
することにより、B3パリティエラー情報のパフォーマ
ンスモニタ24への転送を停止(禁止)するようになっ
ている。
【0185】以下、上述のごとく構成された受信STM
処理部2のエラー情報検出部23,パフォーマンスモニ
タ24の動作について、図50(a)〜図50(g)に
示すタイムチャートを用いて詳述する。まず、この場合
も、例えば図50(a)に示すように、受信STM処理
部2が125μs毎にSTMフレームを1フレーム受信
すると仮定すると、受信パスオーバヘッド抽出部23B
では、図50(b)に示すように、時点t27〜t32
のタイミングでパスオーバヘッド9に含まれるJ1バイ
トの位置が検出され、これに基づいて、時点t33〜t
38に示すようなタイミングでB3バイトの位置が検出
される。
処理部2のエラー情報検出部23,パフォーマンスモニ
タ24の動作について、図50(a)〜図50(g)に
示すタイムチャートを用いて詳述する。まず、この場合
も、例えば図50(a)に示すように、受信STM処理
部2が125μs毎にSTMフレームを1フレーム受信
すると仮定すると、受信パスオーバヘッド抽出部23B
では、図50(b)に示すように、時点t27〜t32
のタイミングでパスオーバヘッド9に含まれるJ1バイ
トの位置が検出され、これに基づいて、時点t33〜t
38に示すようなタイミングでB3バイトの位置が検出
される。
【0186】そして、エラー情報検出部23のB3バイ
ト処理部23E−1では、このB3バイト位置の検出タ
イミング(B3タイミング)に従って、B3パリティ演
算部231EによりB3バイトに対するパリティ演算が
施され、その演算結果(A〜F)がB3パリティ演算結
果保持レジスタ232Eに保持される。さらに、このと
き、上述のB3バイト位置の検出タイミングはB3バイ
ト処理部23E−1のANDゲート233EのためのB
3タイミングとして入力されており、このB3タイミン
グに従って比較部234Eより、例えば図50(c)に
示すようにB3パリティ演算結果(A〜F)が順次出力
され、これがバイナリ変換部235Eにて図50(d)
に示すようなデータ(B3パリティエラー)にバイナリ
変換されてB3バイトカウント値保持レジスタ239E
に保持される。
ト処理部23E−1では、このB3バイト位置の検出タ
イミング(B3タイミング)に従って、B3パリティ演
算部231EによりB3バイトに対するパリティ演算が
施され、その演算結果(A〜F)がB3パリティ演算結
果保持レジスタ232Eに保持される。さらに、このと
き、上述のB3バイト位置の検出タイミングはB3バイ
ト処理部23E−1のANDゲート233EのためのB
3タイミングとして入力されており、このB3タイミン
グに従って比較部234Eより、例えば図50(c)に
示すようにB3パリティ演算結果(A〜F)が順次出力
され、これがバイナリ変換部235Eにて図50(d)
に示すようなデータ(B3パリティエラー)にバイナリ
変換されてB3バイトカウント値保持レジスタ239E
に保持される。
【0187】そして、例えば図50(e)に示すよう
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t39〜t40の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がB3バイトカウント値検出部23E−3のAND
ゲート237Eに入力されると、このANDゲート23
7Eの出力が“L”レベルとなり、パフォーマンスモニ
タ24に転送されるB3パリティエラー情報が図50
(f)に示すように“0”となる。
に、STM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されて時点t39〜t40の間SEF信号が発出さ
れ(“H”レベルになり)、このSEF信号を反転した
信号がB3バイトカウント値検出部23E−3のAND
ゲート237Eに入力されると、このANDゲート23
7Eの出力が“L”レベルとなり、パフォーマンスモニ
タ24に転送されるB3パリティエラー情報が図50
(f)に示すように“0”となる。
【0188】この結果、このANDゲート237Eの出
力(“0”)を入力として受けるパフォーマンスモニタ
24では、加算部241にてデータ“0”が加算される
ので、図50(g)に示すように、その出力(カウント
値)が直前のJ1バイト検出時(時点t20)でのカウ
ント値(“12”)に保持・固定される。つまり、この
エラー情報検出部23は、STM同期部21にてSTM
フレームの同期外れが検出されてSEF信号が発出され
ている間の演算結果に誤りの可能性があるB3パリティ
エラー情報が、伝送路切替のための情報をマイコンへ提
供するパフォーマンスモニタ24に転送されないように
しているのである。
力(“0”)を入力として受けるパフォーマンスモニタ
24では、加算部241にてデータ“0”が加算される
ので、図50(g)に示すように、その出力(カウント
値)が直前のJ1バイト検出時(時点t20)でのカウ
ント値(“12”)に保持・固定される。つまり、この
エラー情報検出部23は、STM同期部21にてSTM
フレームの同期外れが検出されてSEF信号が発出され
ている間の演算結果に誤りの可能性があるB3パリティ
エラー情報が、伝送路切替のための情報をマイコンへ提
供するパフォーマンスモニタ24に転送されないように
しているのである。
【0189】このように、上述の受信STM処理部2の
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間は、パフォーマンスモニタ24へのB3
パリティエラー情報の転送が禁止されるので、受信した
STMフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼
性のないB3パリティエラー情報を転送することがな
く、これにより、B3パリティエラー情報を受けて伝送
路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えが防止される。
エラー情報検出部23では、STM同期部21にて受信
したSTMフレーム同期外れが検出されSEF信号が発
出されている間は、パフォーマンスモニタ24へのB3
パリティエラー情報の転送が禁止されるので、受信した
STMフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼
性のないB3パリティエラー情報を転送することがな
く、これにより、B3パリティエラー情報を受けて伝送
路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な伝送
路の切り替えが防止される。
【0190】なお、上述の図49に示すエラー情報検出
部23も、例えば図51に示すように、B3バイトカウ
ント値検出部23E−3のANDゲート237Eを省略
し、B3バイト演算処理部23E−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Eを用い、このAND
ゲート238Eの出力を反転した信号をB3パリティ演
算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ23
2E,B3バイトカウント値検出部23E−3のB3バ
イトカウント値保持レジスタ239Eの各クロック端子
(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号発
出時のB3パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ
24への転送を禁止できる。
部23も、例えば図51に示すように、B3バイトカウ
ント値検出部23E−3のANDゲート237Eを省略
し、B3バイト演算処理部23E−1に、SEF信号の
反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート238Eを用い、このAND
ゲート238Eの出力を反転した信号をB3パリティ演
算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ23
2E,B3バイトカウント値検出部23E−3のB3バ
イトカウント値保持レジスタ239Eの各クロック端子
(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号発
出時のB3パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ
24への転送を禁止できる。
【0191】ただし、図49に示すエラー情報検出部2
3では、図50(e),図50(f)に示すように、S
EF信号の発出が解除された時点t39から、B3パリ
ティエラー情報がANDゲート237Eより出力される
(D.C.:Don't care となる)が、この場合は、図52
(e),図52(f)に示すように、SEF信号の発出
が解除された後の最初のB3バイト位置の検出タイミン
グ(時点t37)まで、B3バイトカウント値保持レジ
スタ239EからのB3パリティエラー情報が“0”に
固定される。
3では、図50(e),図50(f)に示すように、S
EF信号の発出が解除された時点t39から、B3パリ
ティエラー情報がANDゲート237Eより出力される
(D.C.:Don't care となる)が、この場合は、図52
(e),図52(f)に示すように、SEF信号の発出
が解除された後の最初のB3バイト位置の検出タイミン
グ(時点t37)まで、B3バイトカウント値保持レジ
スタ239EからのB3パリティエラー情報が“0”に
固定される。
【0192】なお、図52(a)〜図52(d),図5
2(g)はそれぞれ図50(a)〜図50(d),図5
0(g)に対応している。次に、上述の終端装置1で
は、受信STM処理部2のSTM同期部21からのSE
F信号をエラー情報検出部23(B3バイト処理部23
E)で受ける場合について説明したが、この場合も、例
えば図53に示すように、パフォーマンスモニタ24で
受けるようにしてもよい。
2(g)はそれぞれ図50(a)〜図50(d),図5
0(g)に対応している。次に、上述の終端装置1で
は、受信STM処理部2のSTM同期部21からのSE
F信号をエラー情報検出部23(B3バイト処理部23
E)で受ける場合について説明したが、この場合も、例
えば図53に示すように、パフォーマンスモニタ24で
受けるようにしてもよい。
【0193】そして、この場合のB3バイト処理部23
E,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図54に示
すように構成される。すなわち、B3バイト処理部23
Eは、図49に示す構成においてB3バイトカウント値
検出部23E−3のANDゲート237Eが省略して構
成され、パフォーマンスモニタ24は、図49に示す構
成に加えて、B3タイミングとSEF信号の反転信号と
について論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート
244をそなえて構成される。
E,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図54に示
すように構成される。すなわち、B3バイト処理部23
Eは、図49に示す構成においてB3バイトカウント値
検出部23E−3のANDゲート237Eが省略して構
成され、パフォーマンスモニタ24は、図49に示す構
成に加えて、B3タイミングとSEF信号の反転信号と
について論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート
244をそなえて構成される。
【0194】このような構成により、図54に示すエラ
ー情報検出部23,パフォーマンスモニタ24では、例
えば図55(e)に示すようにSEF信号が時点t39
〜t40の間“H”レベルとなると、図55(f)に示
すようにG1バイトの挿入タイミングが“L”レベルと
なり、図55(g)に示すようにパフォーマンスモニタ
24の出力(カウント値)が前時点(t42)でのカウ
ント値(“12”)に保持・固定される。
ー情報検出部23,パフォーマンスモニタ24では、例
えば図55(e)に示すようにSEF信号が時点t39
〜t40の間“H”レベルとなると、図55(f)に示
すようにG1バイトの挿入タイミングが“L”レベルと
なり、図55(g)に示すようにパフォーマンスモニタ
24の出力(カウント値)が前時点(t42)でのカウ
ント値(“12”)に保持・固定される。
【0195】なお、図55(a)〜図55(d)はそれ
ぞれ前述の図52(a)〜図52(d)に対応してい
る。以上のように、本実施形態におけるSTM/ATM
変換伝送路終端装置1によれば、SEF信号などの警報
が発出された場合に即座にその間のATMセルデータの
取り込みを中止するので、常に正確なATMセルデータ
に基づいた処理を継続することができる。
ぞれ前述の図52(a)〜図52(d)に対応してい
る。以上のように、本実施形態におけるSTM/ATM
変換伝送路終端装置1によれば、SEF信号などの警報
が発出された場合に即座にその間のATMセルデータの
取り込みを中止するので、常に正確なATMセルデータ
に基づいた処理を継続することができる。
【0196】また、SEF信号が発出されている間は、
ライン遠端ブロックエラー情報,パス遠端ブロックエラ
ー情報の送信STM処理部6,パフォーマンスモニタ2
4への転送を禁止するので、送信STM処理部6,パフ
ォーマンスモニタ24では、常に正確な伝送路切替情報
に基づいた処理を実行でき、これにより不要な伝送路の
切替えを確実に防止することができる。
ライン遠端ブロックエラー情報,パス遠端ブロックエラ
ー情報の送信STM処理部6,パフォーマンスモニタ2
4への転送を禁止するので、送信STM処理部6,パフ
ォーマンスモニタ24では、常に正確な伝送路切替情報
に基づいた処理を実行でき、これにより不要な伝送路の
切替えを確実に防止することができる。
【0197】(b)第2実施形態の説明 図56は本発明の第2実施形態としての同期転送モード
/非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終端
装置の構成を示すブロック図であるが、この図56に示
すSTM/ATM変換伝送路終端装置1は、受信STM
処理部2が、図4に示す構成に加えて受信ポインタ処理
部25をそなえて構成され、ATMセル抽出部3が、図
4に示すATMセル同期部32,ATMセル廃棄判定部
33に代えてATMセル同期部32′,ATMセル廃棄
判定部33′をそなえて構成されている。
/非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終端
装置の構成を示すブロック図であるが、この図56に示
すSTM/ATM変換伝送路終端装置1は、受信STM
処理部2が、図4に示す構成に加えて受信ポインタ処理
部25をそなえて構成され、ATMセル抽出部3が、図
4に示すATMセル同期部32,ATMセル廃棄判定部
33に代えてATMセル同期部32′,ATMセル廃棄
判定部33′をそなえて構成されている。
【0198】ここで、受信STM処理部2の受信ポイン
タ処理部25は、受信したSTMフレーム(主信号)の
セクションオーバヘッド(オーバヘッド情報)8のうち
のH1〜H3バイト〔図69(b)参照〕などのポイン
タ情報に対して所要の処理を施すことにより、LOP(L
oss Of Pointer) やパス警報表示信号(P-AIS: Path Ala
rm Indication Signal) を検出して警報信号を出力する
ものである。
タ処理部25は、受信したSTMフレーム(主信号)の
セクションオーバヘッド(オーバヘッド情報)8のうち
のH1〜H3バイト〔図69(b)参照〕などのポイン
タ情報に対して所要の処理を施すことにより、LOP(L
oss Of Pointer) やパス警報表示信号(P-AIS: Path Ala
rm Indication Signal) を検出して警報信号を出力する
ものである。
【0199】なお、これらのLOP,P−AISは、通
常、第1実施形態にて前述したように受信STM処理部
2のSTM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されてSEF信号が発出されたのち、所定時間(例
えば、3msec)経過後に検出される。また、ATM
セル抽出部3において、ATMセル同期部(非同期転送
モードセル同期部)32′は、HEC演算部(ヘッダ誤
り情報演算部)31からのHEC演算結果(ヘッダ誤り
情報)に基づいて受信したSTMフレームの同期状態を
判定するとともに、上述の受信ポインタ処理部25から
の警報信号を受けると強制的に受信したSTMフレーム
が同期外れである旨のOCD信号を出力するものであ
り、ATMセル廃棄判定部(非同期転送モードセル廃棄
判定部)33′は、このATMセル同期部32′からの
同期判定情報を受けてATMセル11を廃棄するか否か
を判定するとともに、受信ポインタ処理部25からの警
報信号を受けると強制的にセル廃棄信号を出力するもの
である。
常、第1実施形態にて前述したように受信STM処理部
2のSTM同期部21にてSTMフレームの同期外れが
検出されてSEF信号が発出されたのち、所定時間(例
えば、3msec)経過後に検出される。また、ATM
セル抽出部3において、ATMセル同期部(非同期転送
モードセル同期部)32′は、HEC演算部(ヘッダ誤
り情報演算部)31からのHEC演算結果(ヘッダ誤り
情報)に基づいて受信したSTMフレームの同期状態を
判定するとともに、上述の受信ポインタ処理部25から
の警報信号を受けると強制的に受信したSTMフレーム
が同期外れである旨のOCD信号を出力するものであ
り、ATMセル廃棄判定部(非同期転送モードセル廃棄
判定部)33′は、このATMセル同期部32′からの
同期判定情報を受けてATMセル11を廃棄するか否か
を判定するとともに、受信ポインタ処理部25からの警
報信号を受けると強制的にセル廃棄信号を出力するもの
である。
【0200】そして、まず、受信STM処理部2の受信
ポインタ処理部25は、例えば図57に示すように、ポ
インタ処理部25A,主信号/AIS変換タイミング生
成部25B及びAIS変換部25Cを有して構成されて
いる。ここで、ポインタ処理部25Aは、主信号,受信
セクションオーバヘッド抽出部25から供給される各種
タイミング(STMフレームの先頭位置やパスオーバヘ
ッド9のSTMフレーム内における位置を示すタイミン
グなど),内部クロックに基づいて、主信号からLO
P,P−AIS,パスオーバヘッド9に含まれるJ1バ
イトの検出タイミング(J1タイミング)を検出するも
のである。
ポインタ処理部25は、例えば図57に示すように、ポ
インタ処理部25A,主信号/AIS変換タイミング生
成部25B及びAIS変換部25Cを有して構成されて
いる。ここで、ポインタ処理部25Aは、主信号,受信
セクションオーバヘッド抽出部25から供給される各種
タイミング(STMフレームの先頭位置やパスオーバヘ
ッド9のSTMフレーム内における位置を示すタイミン
グなど),内部クロックに基づいて、主信号からLO
P,P−AIS,パスオーバヘッド9に含まれるJ1バ
イトの検出タイミング(J1タイミング)を検出するも
のである。
【0201】また、主信号/AIS変換タイミング生成
部25Bは、上述のポインタ処理部25Aで検出された
LOP,P−AIS,J1タイミング信号に基づいて、
主信号/AISの変換タイミング信号を生成するもので
あり、AIS変換部25Cは、この主信号/AIS変換
タイミング生成部25Bから供給される主信号/AIS
変換タイミング信号に従って主信号をAIS信号に変換
するものである。
部25Bは、上述のポインタ処理部25Aで検出された
LOP,P−AIS,J1タイミング信号に基づいて、
主信号/AISの変換タイミング信号を生成するもので
あり、AIS変換部25Cは、この主信号/AIS変換
タイミング生成部25Bから供給される主信号/AIS
変換タイミング信号に従って主信号をAIS信号に変換
するものである。
【0202】このため、例えば図58に示すように、上
述の主信号/AIS変換タイミング生成部25Bは、ポ
インタ処理部25AからのLOPとP−AISとについ
て論理和演算を施すORゲート251,このORゲート
251の出力をポインタ処理部25Aで検出されたJ1
タイミング信号に従って出力するフリップフロップ(F
F)回路252及びORゲート251の出力とFF回路
252の出力とについて論理和演算を施すORゲート2
53を有して構成され、AIS変換部25Cは、主信号
と主信号/AIS変換タイミング生成部25Bからの主
信号/AIS変換タイミング信号とについて論理和演算
を施すORゲート254を用いて構成される。
述の主信号/AIS変換タイミング生成部25Bは、ポ
インタ処理部25AからのLOPとP−AISとについ
て論理和演算を施すORゲート251,このORゲート
251の出力をポインタ処理部25Aで検出されたJ1
タイミング信号に従って出力するフリップフロップ(F
F)回路252及びORゲート251の出力とFF回路
252の出力とについて論理和演算を施すORゲート2
53を有して構成され、AIS変換部25Cは、主信号
と主信号/AIS変換タイミング生成部25Bからの主
信号/AIS変換タイミング信号とについて論理和演算
を施すORゲート254を用いて構成される。
【0203】このような構成により、上述の受信ポイン
タ処理部25では、例えば図59(a)に示すように、
時点T1でポインタ処理部25Aにおいて主信号からP
−AIS信号が検出されると、主信号/AIS変換タイ
ミング生成部25BのORゲート251の出力が“H”
レベルとなり、図59(c)に示すようなJ1タイミン
グ信号に従ってFF回路252,ORゲート253を通
じて、図59(d)に示すように主信号/AIS変換タ
イミング信号が出力される(“H”レベルとなる)。
タ処理部25では、例えば図59(a)に示すように、
時点T1でポインタ処理部25Aにおいて主信号からP
−AIS信号が検出されると、主信号/AIS変換タイ
ミング生成部25BのORゲート251の出力が“H”
レベルとなり、図59(c)に示すようなJ1タイミン
グ信号に従ってFF回路252,ORゲート253を通
じて、図59(d)に示すように主信号/AIS変換タ
イミング信号が出力される(“H”レベルとなる)。
【0204】すると、AIS変換部25Cでは、この主
信号/AIS変換タイミング生成部25Bからの主信号
/AIS変換タイミング信号がORゲート254に入力
されることにより、主信号(有効データ)が全て“H”
レベル(ALL“H”)に変換されて、主信号が強制的
に同期外れ状態とされる。その後、例えば図59(a)
に示すように、時点T2でポインタ処理部25において
主信号からP−AISが検出されなくなり、P−AIS
の出力が解除されると(P−AISが“L”レベルとな
ると)、P−AISの出力が解除された後の最初のJ1
タイミングで、図59(d)の時点T3に示すように、
主信号/AIS変換タイミング信号が解除される。
信号/AIS変換タイミング生成部25Bからの主信号
/AIS変換タイミング信号がORゲート254に入力
されることにより、主信号(有効データ)が全て“H”
レベル(ALL“H”)に変換されて、主信号が強制的
に同期外れ状態とされる。その後、例えば図59(a)
に示すように、時点T2でポインタ処理部25において
主信号からP−AISが検出されなくなり、P−AIS
の出力が解除されると(P−AISが“L”レベルとな
ると)、P−AISの出力が解除された後の最初のJ1
タイミングで、図59(d)の時点T3に示すように、
主信号/AIS変換タイミング信号が解除される。
【0205】この結果、AIS変換部25CのORゲー
ト254からは、図59(e)に示すように、ALL
“H”状態から、通常通り、主信号(有効データ)が出
力されるようになる。つまり、この受信ポインタ処理部
25は、P−AIS(又はLOP)が検出されなくなる
と、即座に強制同期外れ状態を解除するようになってい
る。
ト254からは、図59(e)に示すように、ALL
“H”状態から、通常通り、主信号(有効データ)が出
力されるようになる。つまり、この受信ポインタ処理部
25は、P−AIS(又はLOP)が検出されなくなる
と、即座に強制同期外れ状態を解除するようになってい
る。
【0206】なお、例えば図59(b)に示すように、
時点T4〜T5の間、ポインタ処理部25AにおいてL
OPが検出された場合も、同様に、図59(d),図5
9(e)に示すように、時点T4〜T6の間、主信号/
AIS変換タイミング生成部25Bから主信号/AIS
変換タイミング信号が出力され、主信号がALL“H”
状態に変換されて、主信号が強制的に同期外れ状態とさ
れる。
時点T4〜T5の間、ポインタ処理部25AにおいてL
OPが検出された場合も、同様に、図59(d),図5
9(e)に示すように、時点T4〜T6の間、主信号/
AIS変換タイミング生成部25Bから主信号/AIS
変換タイミング信号が出力され、主信号がALL“H”
状態に変換されて、主信号が強制的に同期外れ状態とさ
れる。
【0207】このように、上述の受信ポインタ処理部2
5では、主信号(STMフレーム)からLOPやP−A
ISなどが検出され、主信号に何らかの異常があると認
められる間は、主信号を強制的に同期外れ状態にするの
で、後述するATMセル抽出部3においてATMセル1
1の同期は確立せず、警報発出状態(異常検出状態)に
おけるATMセル11を本終端装置1内に取り込まない
ようにすることができる。
5では、主信号(STMフレーム)からLOPやP−A
ISなどが検出され、主信号に何らかの異常があると認
められる間は、主信号を強制的に同期外れ状態にするの
で、後述するATMセル抽出部3においてATMセル1
1の同期は確立せず、警報発出状態(異常検出状態)に
おけるATMセル11を本終端装置1内に取り込まない
ようにすることができる。
【0208】次に、図60は上述のATMセル同期部3
2′の構成を示すブロック図で、この図60に示すよう
に、ATMセル同期部32′は、図5に示すATMセル
同期部32と同様に、HEC演算結果判定部32A,同
期保護部32B,ATMセルフレームカウンタ部32C
及びセル損失表示信号(OCD:Out Of Cell Delineati
on) 検出部32Dをそなえるほか、パス警報検出信号生
成部32Eをそなえて構成されている。
2′の構成を示すブロック図で、この図60に示すよう
に、ATMセル同期部32′は、図5に示すATMセル
同期部32と同様に、HEC演算結果判定部32A,同
期保護部32B,ATMセルフレームカウンタ部32C
及びセル損失表示信号(OCD:Out Of Cell Delineati
on) 検出部32Dをそなえるほか、パス警報検出信号生
成部32Eをそなえて構成されている。
【0209】そして、この場合も、図61に示すよう
に、HEC演算結果判定部32Aは、NORゲート(否
定論理和演算素子)321Aを用いることにより、HE
C演算部31からの演算結果に基づいてATMセル11
がヘッダ誤りとなっているか否かを判定するものであ
り、同期保護部32は、1入力反転型のANDゲート
(論理積演算素子)321B,反転ゲート(INV)3
22B,6段の非同期状態判定部323B,6段の同期
状態判定部324B,ANDゲート325B〜327B
及びORゲート(論理和演算素子)328Bを用いるこ
とにより、HEC演算部31からのヘッダ誤り情報を6
回連続して非同期状態判定部323B,同期状態判定部
324Bにて受けることにより、同期外れ(NG)又は
同期(OK)である旨の信号を出力するものである。
に、HEC演算結果判定部32Aは、NORゲート(否
定論理和演算素子)321Aを用いることにより、HE
C演算部31からの演算結果に基づいてATMセル11
がヘッダ誤りとなっているか否かを判定するものであ
り、同期保護部32は、1入力反転型のANDゲート
(論理積演算素子)321B,反転ゲート(INV)3
22B,6段の非同期状態判定部323B,6段の同期
状態判定部324B,ANDゲート325B〜327B
及びORゲート(論理和演算素子)328Bを用いるこ
とにより、HEC演算部31からのヘッダ誤り情報を6
回連続して非同期状態判定部323B,同期状態判定部
324Bにて受けることにより、同期外れ(NG)又は
同期(OK)である旨の信号を出力するものである。
【0210】また、OCD検出部(回路部)321D
は、図61に示すように、J−Kフリップフロップ回路
321Dを用いることにより、パス警報検出信号生成部
32Eからのパス警報検出信号が同期保護部32Bを通
じて受信されると、強制的に受信したSTMフレームが
同期外れである旨のOCD信号を出力するものであり、
ATMセルフレームカウンタ部32Cは、図6に示すよ
うに、ANDゲート321C,フレームカウンタ322
C,デコーダ323C及び反転ゲート(INV)324
Dを用いることにより、同期保護部32Bでの同期保護
処理が1フレームのATMセル11の全バイト(53バ
イト)単位に施されるように、53個分のカウンタ値を
同期保護部32Bの出力に基づいて生成して同期保護部
32Bへ出力するものである。
は、図61に示すように、J−Kフリップフロップ回路
321Dを用いることにより、パス警報検出信号生成部
32Eからのパス警報検出信号が同期保護部32Bを通
じて受信されると、強制的に受信したSTMフレームが
同期外れである旨のOCD信号を出力するものであり、
ATMセルフレームカウンタ部32Cは、図6に示すよ
うに、ANDゲート321C,フレームカウンタ322
C,デコーダ323C及び反転ゲート(INV)324
Dを用いることにより、同期保護部32Bでの同期保護
処理が1フレームのATMセル11の全バイト(53バ
イト)単位に施されるように、53個分のカウンタ値を
同期保護部32Bの出力に基づいて生成して同期保護部
32Bへ出力するものである。
【0211】ただし、ここでは、後述するように、ST
Mフレームの同期が外れた場合、ATMセル11のヘッ
ダが正常に再捕捉(ハンティング)されるまでの間はカ
ウンタ値を“0”に固定するようにしているため、フレ
ームカウンタ322Cのデータ入力端子(D)には初期
カウンタ値として“0”ではなく例えば“12”が入力
されるようになっている。
Mフレームの同期が外れた場合、ATMセル11のヘッ
ダが正常に再捕捉(ハンティング)されるまでの間はカ
ウンタ値を“0”に固定するようにしているため、フレ
ームカウンタ322Cのデータ入力端子(D)には初期
カウンタ値として“0”ではなく例えば“12”が入力
されるようになっている。
【0212】そして、パス警報検出信号生成部32E
は、図61に示すように、P−AISとLOPとについ
て論理和演算を施すORゲート321E,このORゲー
ト321Eの出力をJ1タイミングに従って出力するフ
リップフロップ(FF)回路322E及びORゲート3
21Eの出力とFF回路322Eの出力とについて論理
和演算を施すORゲート323Eを用いることにより、
上述の受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25か
らの警報信号を受けるとパス警報検出信号を生成して、
これを同期保護部32B(ANDゲート327B)を通
じてOCD検出部32Dへ出力するものである。
は、図61に示すように、P−AISとLOPとについ
て論理和演算を施すORゲート321E,このORゲー
ト321Eの出力をJ1タイミングに従って出力するフ
リップフロップ(FF)回路322E及びORゲート3
21Eの出力とFF回路322Eの出力とについて論理
和演算を施すORゲート323Eを用いることにより、
上述の受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25か
らの警報信号を受けるとパス警報検出信号を生成して、
これを同期保護部32B(ANDゲート327B)を通
じてOCD検出部32Dへ出力するものである。
【0213】このような構成により、上述のATMセル
同期部32′では、受信STM処理部2の受信ポインタ
処理部25にて、例えば図62(a),図62(f)に
示すように、時点T7で主信号(STMフレーム)から
P−AISやLOPが検出されると、パス警報検出信号
生成部32Eにより、図62(c),図62(g)に示
すようにパス警報検出信号が生成・出力される。
同期部32′では、受信STM処理部2の受信ポインタ
処理部25にて、例えば図62(a),図62(f)に
示すように、時点T7で主信号(STMフレーム)から
P−AISやLOPが検出されると、パス警報検出信号
生成部32Eにより、図62(c),図62(g)に示
すようにパス警報検出信号が生成・出力される。
【0214】すると、前述の受信ポインタ処理部25で
は、主信号がALL“H”状態にされることから図62
(h)に示すようにパス警報検出信号が出力されてから
最初のATMセルデータ(時点T8)よりそのデータが
ALL“H”状態に設定される。そして、このとき、A
TMセルフレームカウンタ32Cでは、図62(d),
図62(i)に示すように、パス警報検出信号によりフ
レームカウンタ322Cの出力が“0”に固定されてハ
ンティング状態となり、これにより、図62(e),図
62(j)に示すように、OCD検出部32DからOC
D信号が出力されて(“H”レベルとなり)、以降のS
TMフレームが強制的に同期外れ状態にされる。
は、主信号がALL“H”状態にされることから図62
(h)に示すようにパス警報検出信号が出力されてから
最初のATMセルデータ(時点T8)よりそのデータが
ALL“H”状態に設定される。そして、このとき、A
TMセルフレームカウンタ32Cでは、図62(d),
図62(i)に示すように、パス警報検出信号によりフ
レームカウンタ322Cの出力が“0”に固定されてハ
ンティング状態となり、これにより、図62(e),図
62(j)に示すように、OCD検出部32DからOC
D信号が出力されて(“H”レベルとなり)、以降のS
TMフレームが強制的に同期外れ状態にされる。
【0215】その後、例えば図62(a)に示すよう
に、時点T9で、受信ポインタ処理部25においてP−
AIS,LOPが検出されなくなり、P−AIS,LO
Pが解除されると、図62(b),図62(c),図6
2(k)の時点T10に示すように、P−AIS,LO
Pの解除後、最初のJ1タイミング信号で、パス警報検
出信号生成部32Eからのパス警報検出信号が解除され
る(“L”レベルとなる)。
に、時点T9で、受信ポインタ処理部25においてP−
AIS,LOPが検出されなくなり、P−AIS,LO
Pが解除されると、図62(b),図62(c),図6
2(k)の時点T10に示すように、P−AIS,LO
Pの解除後、最初のJ1タイミング信号で、パス警報検
出信号生成部32Eからのパス警報検出信号が解除され
る(“L”レベルとなる)。
【0216】すると、同期保護部32Bでは、図62
(d),図62(m)に示すように、ATMセルフレー
ムカウンタ32Cのフレームカウンタ322Cが通常動
作となり、同期状態判定部324Bにて6回連続してS
TMフレームの同期が確立していると判定されたのちさ
らに同期の取れたSTMフレームが受信された時点、つ
まり、図62(l)に示すように正常なATMセル11
が7回連続して受信された時点T11より、図62
(n)に示すようにOCD検出部32DからのOCD信
号の出力が解除されて(“L”レベルとなって)通常動
作となる。
(d),図62(m)に示すように、ATMセルフレー
ムカウンタ32Cのフレームカウンタ322Cが通常動
作となり、同期状態判定部324Bにて6回連続してS
TMフレームの同期が確立していると判定されたのちさ
らに同期の取れたSTMフレームが受信された時点、つ
まり、図62(l)に示すように正常なATMセル11
が7回連続して受信された時点T11より、図62
(n)に示すようにOCD検出部32DからのOCD信
号の出力が解除されて(“L”レベルとなって)通常動
作となる。
【0217】つまり、このATMセル同期部32′は、
受信ポインタ処理部25においてP−AIS,LOPが
検出されなくなると、正常なATMセル11が所定回数
(7回)連続して受信された時点で、OCD信号の出力
を解除するようになっている。このように、本実施形態
におけるATMセル同期部32′では、受信STM処理
部2の受信ポインタ処理部25にてLOP,P−AIS
が検出されている間、パス警報検出信号を生成すること
により、受信したSTMフレームが同期外れである旨の
OCD信号をOCD検出部32Dより出力して、正常に
同期の取れたATMセル11が7回連続して受信され完
全にSTMフレームの同期が確立されたことが認識され
るまで、ATMセル11を強制的に同期外れ状態にする
ので、この場合も、信号品質に信頼性のないATMセル
11が本終端装置1内に取り込まれることがなく、常に
正確なデータに基づいて処理を継続することができる。
受信ポインタ処理部25においてP−AIS,LOPが
検出されなくなると、正常なATMセル11が所定回数
(7回)連続して受信された時点で、OCD信号の出力
を解除するようになっている。このように、本実施形態
におけるATMセル同期部32′では、受信STM処理
部2の受信ポインタ処理部25にてLOP,P−AIS
が検出されている間、パス警報検出信号を生成すること
により、受信したSTMフレームが同期外れである旨の
OCD信号をOCD検出部32Dより出力して、正常に
同期の取れたATMセル11が7回連続して受信され完
全にSTMフレームの同期が確立されたことが認識され
るまで、ATMセル11を強制的に同期外れ状態にする
ので、この場合も、信号品質に信頼性のないATMセル
11が本終端装置1内に取り込まれることがなく、常に
正確なデータに基づいて処理を継続することができる。
【0218】次に、図63は上述のATMセル廃棄判定
部33′の構成を示すブロック図で、この図63に示す
ように、本実施形態におけるATMセル廃棄判定部3
3′は、図8に示すATMセル廃棄判定部33と同様
に、アイドルセル検出部33A,ビット(bit)誤り
検出部33B,廃棄信号保持部33Cをそなえるほか、
パス警報検出信号生成部33Dをそなえて構成されてい
る。
部33′の構成を示すブロック図で、この図63に示す
ように、本実施形態におけるATMセル廃棄判定部3
3′は、図8に示すATMセル廃棄判定部33と同様
に、アイドルセル検出部33A,ビット(bit)誤り
検出部33B,廃棄信号保持部33Cをそなえるほか、
パス警報検出信号生成部33Dをそなえて構成されてい
る。
【0219】ここで、この場合も、アイドルセル検出部
33Aは、上述のATMセル同期部32からのATMセ
ルデータからアイドルセル(空きセル)を検出するもの
で、本実施形態では、例えば、図64に示すように、4
段構成のフリップフロップ(FF)回路331A,AN
Dゲート332A,アイドルパターン検出部333Aを
有して構成され、フリップフロップ回路331Aで4段
階に遅延を施されたATMセルデータと、ATMセル同
期部32からのHECタイミングとのAND(論理積演
算)結果に基づいて、アイドルセル検出部333Aによ
り、どのATMセル11が空きセルであるかを示すアイ
ドルパターンが4つ分のATMセル11に渡って検出さ
れアイドルセル検出信号が出力されるようになってい
る。
33Aは、上述のATMセル同期部32からのATMセ
ルデータからアイドルセル(空きセル)を検出するもの
で、本実施形態では、例えば、図64に示すように、4
段構成のフリップフロップ(FF)回路331A,AN
Dゲート332A,アイドルパターン検出部333Aを
有して構成され、フリップフロップ回路331Aで4段
階に遅延を施されたATMセルデータと、ATMセル同
期部32からのHECタイミングとのAND(論理積演
算)結果に基づいて、アイドルセル検出部333Aによ
り、どのATMセル11が空きセルであるかを示すアイ
ドルパターンが4つ分のATMセル11に渡って検出さ
れアイドルセル検出信号が出力されるようになってい
る。
【0220】また、ビット誤り検出部33Bは、HEC
演算部31からのHEC演算結果(ヘッダ誤り情報)か
らビット誤りを検出するもので、図64に示すように、
ANDゲート331B及びビット誤り検出器332Bを
有して構成され、HEC演算結果とHECタイミングと
のAND(論理積)演算結果に基づいてビット誤り検出
器332Bによりビット誤りが検出されビット誤り検出
信号が出力されるようになっている。
演算部31からのHEC演算結果(ヘッダ誤り情報)か
らビット誤りを検出するもので、図64に示すように、
ANDゲート331B及びビット誤り検出器332Bを
有して構成され、HEC演算結果とHECタイミングと
のAND(論理積)演算結果に基づいてビット誤り検出
器332Bによりビット誤りが検出されビット誤り検出
信号が出力されるようになっている。
【0221】さらに、廃棄信号保持部33Cは、ATM
セル同期部32からのOCD信号,受信STM処理部2
の受信ポインタ処理部25で検出されたP−AIS,L
OPに基づいてパス警報検出信号生成部33Dで生成さ
れるパス警報検出信号,アイドルセル検出部33Aから
のアイドルセル検出信号,ビット誤り検出部33Bから
のビット誤り検出信号を保持するもので、図64に示す
ように、例えばORゲート331C及びフリップフロッ
プ(FF)回路332Cを有して構成され、上記のOC
D信号,パス警報検出信号,アイドルセル検出信号,ビ
ット誤り検出信号のOR(論理和演算)結果が順次フリ
ップフロップ(FF)回路332Cへ入力され、HEC
タイミングに応じてそれぞれがセル廃棄信号としてセル
単位で出力されるようになっている。
セル同期部32からのOCD信号,受信STM処理部2
の受信ポインタ処理部25で検出されたP−AIS,L
OPに基づいてパス警報検出信号生成部33Dで生成さ
れるパス警報検出信号,アイドルセル検出部33Aから
のアイドルセル検出信号,ビット誤り検出部33Bから
のビット誤り検出信号を保持するもので、図64に示す
ように、例えばORゲート331C及びフリップフロッ
プ(FF)回路332Cを有して構成され、上記のOC
D信号,パス警報検出信号,アイドルセル検出信号,ビ
ット誤り検出信号のOR(論理和演算)結果が順次フリ
ップフロップ(FF)回路332Cへ入力され、HEC
タイミングに応じてそれぞれがセル廃棄信号としてセル
単位で出力されるようになっている。
【0222】また、パス警報検出信号生成部33Dは、
受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25で検出さ
れたP−AIS,LOPに基づいてパス警報検出信号を
生成するもので、図64に示すように、受信STM処理
部2の受信ポインタ処理部25で検出されたP−AI
S,LOPについて論理和演算を施すORゲート331
D,このORゲート331Dの出力を受信ポインタ処理
部25からのJ1タイミングに従って出力するフリップ
フロップ(FF)回路332D及びORゲート331D
の出力とFF回路332Dの出力とについて論理和演算
を施すORゲート333Dを有して構成される。
受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25で検出さ
れたP−AIS,LOPに基づいてパス警報検出信号を
生成するもので、図64に示すように、受信STM処理
部2の受信ポインタ処理部25で検出されたP−AI
S,LOPについて論理和演算を施すORゲート331
D,このORゲート331Dの出力を受信ポインタ処理
部25からのJ1タイミングに従って出力するフリップ
フロップ(FF)回路332D及びORゲート331D
の出力とFF回路332Dの出力とについて論理和演算
を施すORゲート333Dを有して構成される。
【0223】このような構成により、上述のATMセル
廃棄判定部33′では、上記のOCD信号,P−AI
S,LOP,アイドルセル検出信号及びビット誤り検出
信号(廃棄条件信号)のいずれが検出されても、その廃
棄条件信号がHECタイミングでリタイミングされ廃棄
信号保持部33Cからセル廃棄信号がセル単位で出力さ
れるが、特に、受信STM処理部2の受信ポインタ処理
部25にてP−AIS,LOPが検出されると、このA
TMセル廃棄判定部33′から、即座にセル廃棄信号が
出力されて、信号品質に信頼性のない非同期転送モード
セルが強制的に廃棄される。
廃棄判定部33′では、上記のOCD信号,P−AI
S,LOP,アイドルセル検出信号及びビット誤り検出
信号(廃棄条件信号)のいずれが検出されても、その廃
棄条件信号がHECタイミングでリタイミングされ廃棄
信号保持部33Cからセル廃棄信号がセル単位で出力さ
れるが、特に、受信STM処理部2の受信ポインタ処理
部25にてP−AIS,LOPが検出されると、このA
TMセル廃棄判定部33′から、即座にセル廃棄信号が
出力されて、信号品質に信頼性のない非同期転送モード
セルが強制的に廃棄される。
【0224】以下、このATMセル廃棄判定部33′で
の動作について詳述する。まず、例えば図65(a),
図65(g)に示すように、時点T12において、受信
STM処理部2の受信ポインタ処理部25にてP−AI
S,LOPが検出されると(“H”レベルとなると)、
パス警報検出信号生成部33Dにおいて、ORゲート3
31Dの出力が“H”レベルとなり、これに伴いORゲ
ート333Dの出力が“H”レベルとなり、図65
(c),図65(h)に示すようにパス警報検出信号が
出力される。
の動作について詳述する。まず、例えば図65(a),
図65(g)に示すように、時点T12において、受信
STM処理部2の受信ポインタ処理部25にてP−AI
S,LOPが検出されると(“H”レベルとなると)、
パス警報検出信号生成部33Dにおいて、ORゲート3
31Dの出力が“H”レベルとなり、これに伴いORゲ
ート333Dの出力が“H”レベルとなり、図65
(c),図65(h)に示すようにパス警報検出信号が
出力される。
【0225】ところで、このとき受信STM処理部2の
受信ポインタ処理部25では、前述したように、P−A
IS,LOPが検出されると、主信号をALL“H”状
態にするので、このATMセル廃棄判定部33′へ入力
されるATMセルデータも、図65(i)に示すように
ALL“H”状態となっている。そして、前述のATM
セル同期部32′のATMセルフレームカウンタ32C
の出力が、図65(d),図65(j)に示すように、
時点T13より“0”に固定されてハンティング状態と
なり、これにより、図65(e),図65(k)に示す
ように、OCD信号が出力されて(“H”レベルとな
り)、以降のSTMフレームが強制的に同期外れ状態に
されるとともに、図65(f),図65(l)に示すよ
うに、廃棄信号保持部33Cより以降のATMセル廃棄
信号が出力される。
受信ポインタ処理部25では、前述したように、P−A
IS,LOPが検出されると、主信号をALL“H”状
態にするので、このATMセル廃棄判定部33′へ入力
されるATMセルデータも、図65(i)に示すように
ALL“H”状態となっている。そして、前述のATM
セル同期部32′のATMセルフレームカウンタ32C
の出力が、図65(d),図65(j)に示すように、
時点T13より“0”に固定されてハンティング状態と
なり、これにより、図65(e),図65(k)に示す
ように、OCD信号が出力されて(“H”レベルとな
り)、以降のSTMフレームが強制的に同期外れ状態に
されるとともに、図65(f),図65(l)に示すよ
うに、廃棄信号保持部33Cより以降のATMセル廃棄
信号が出力される。
【0226】その後、例えば図66(a),図66
(g)に示すように、時点T14において、受信STM
処理部2の受信ポインタ処理部25にてP−AIS,L
OPが検出されなくなると(“L”レベルとなると)、
まず、前述のATMセル同期部32′のATMセルフレ
ームカウンタ32Cが通常動作となり、図66(h)に
示すように正常なATMセル11が7回連続して受信さ
れた時点T15で図66(e),図66(j)に示すよ
うにOCD信号の出力が解除される。
(g)に示すように、時点T14において、受信STM
処理部2の受信ポインタ処理部25にてP−AIS,L
OPが検出されなくなると(“L”レベルとなると)、
まず、前述のATMセル同期部32′のATMセルフレ
ームカウンタ32Cが通常動作となり、図66(h)に
示すように正常なATMセル11が7回連続して受信さ
れた時点T15で図66(e),図66(j)に示すよ
うにOCD信号の出力が解除される。
【0227】そして、図67(a)に示すように時点T
14以降のP−AIS,LOPが検出されない状態で、
例えば図67(b)に示すようにJ1タイミング信号が
時点T16で“H”レベルとなると、パス警報検出信号
生成部33Dにおいて、FF回路332Dがリタイミン
グされてORゲート333Dからのパス警報検出信号が
図67(c),図67(g)に示すように“L”レベル
となり解除される。
14以降のP−AIS,LOPが検出されない状態で、
例えば図67(b)に示すようにJ1タイミング信号が
時点T16で“H”レベルとなると、パス警報検出信号
生成部33Dにおいて、FF回路332Dがリタイミン
グされてORゲート333Dからのパス警報検出信号が
図67(c),図67(g)に示すように“L”レベル
となり解除される。
【0228】このとき、前述のATMセル同期部32′
では、ATMセルフレームカウンタ32Cが図67
(a)に示すように通常動作となっているが、パス警報
検出信号の解除後、フレームカウンタ322Cのカウン
タ値が“0”となり、最初のATMセル11の先頭位置
が検出されたタイミング(時点T17)で、ATMセル
廃棄判定部33′では、図67(k)に示すように廃棄
信号保持部33Cからのセル廃棄信号が解除される。
では、ATMセルフレームカウンタ32Cが図67
(a)に示すように通常動作となっているが、パス警報
検出信号の解除後、フレームカウンタ322Cのカウン
タ値が“0”となり、最初のATMセル11の先頭位置
が検出されたタイミング(時点T17)で、ATMセル
廃棄判定部33′では、図67(k)に示すように廃棄
信号保持部33Cからのセル廃棄信号が解除される。
【0229】つまり、このATMセル廃棄判定部33′
は、受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25にて
P−AIS,LOPが検出されなくなると、正常なAT
Mセル11を最初に受信した時点で、セル廃棄信号の強
制出力を解除するようになっている。このように、上述
のATMセル廃棄判定部33′では、受信STM処理部
2の受信ポインタ処理部25においてP−AIS,LO
Pが検出されている間、セル廃棄信号を出力することに
より、信号品質に信頼性のないATMセル11を廃棄し
て本終端装置1内に取り込まないようにすることができ
る。また、P−AIS,LOPの解除時には、品質保証
されたATMセル11をいち早く本終端装置1内に取り
込んで処理を継続することができる。
は、受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25にて
P−AIS,LOPが検出されなくなると、正常なAT
Mセル11を最初に受信した時点で、セル廃棄信号の強
制出力を解除するようになっている。このように、上述
のATMセル廃棄判定部33′では、受信STM処理部
2の受信ポインタ処理部25においてP−AIS,LO
Pが検出されている間、セル廃棄信号を出力することに
より、信号品質に信頼性のないATMセル11を廃棄し
て本終端装置1内に取り込まないようにすることができ
る。また、P−AIS,LOPの解除時には、品質保証
されたATMセル11をいち早く本終端装置1内に取り
込んで処理を継続することができる。
【0230】なお、本実施形態でも、ATMセル抽出部
3は、受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25か
ら警報信号を受けると、強制的に受信したSTMフレー
ムが同期外れであるとする処理及び強制的にセル廃棄信
号を出力する処理のいずれかを少なくとも実行するよう
にしてもよい。また、図56に示す本実施形態における
受信STM処理部2のエラー情報検出部23,送信ST
M処理部6のエラー情報挿入部61は、それぞれ第1実
施形態にて前述したものとそれぞれ同様に構成される。
3は、受信STM処理部2の受信ポインタ処理部25か
ら警報信号を受けると、強制的に受信したSTMフレー
ムが同期外れであるとする処理及び強制的にセル廃棄信
号を出力する処理のいずれかを少なくとも実行するよう
にしてもよい。また、図56に示す本実施形態における
受信STM処理部2のエラー情報検出部23,送信ST
M処理部6のエラー情報挿入部61は、それぞれ第1実
施形態にて前述したものとそれぞれ同様に構成される。
【0231】すなわち、図16により前述したように、
エラー情報検出部23はB2バイト処理部23Dを有し
て構成され、エラー情報挿入部61は送信セクションオ
ーバヘッド挿入部61Cを有して構成され、さらにB2
バイト処理部23DはB2バイト演算処理部23D−
1,ライン遠端ブロックエラー情報(L-FEBE)検出部23
D−2を有して構成される。
エラー情報検出部23はB2バイト処理部23Dを有し
て構成され、エラー情報挿入部61は送信セクションオ
ーバヘッド挿入部61Cを有して構成され、さらにB2
バイト処理部23DはB2バイト演算処理部23D−
1,ライン遠端ブロックエラー情報(L-FEBE)検出部23
D−2を有して構成される。
【0232】そして、図17に示すように、B2バイト
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dをそなえて構成され、ライン遠端ブロックエラ
ー情報検出部23D−2は、ライン遠端ブロックエラー
情報保持レジスタ236D及び1入力反転型のANDゲ
ート237Dをそなえて構成され、さらに送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、ANDゲート611,
1入力反転型のANDゲート612及びORゲート61
3をそなえて構成される。
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dをそなえて構成され、ライン遠端ブロックエラ
ー情報検出部23D−2は、ライン遠端ブロックエラー
情報保持レジスタ236D及び1入力反転型のANDゲ
ート237Dをそなえて構成され、さらに送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、ANDゲート611,
1入力反転型のANDゲート612及びORゲート61
3をそなえて構成される。
【0233】これにより、本実施形態でも、エラー情報
挿入部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61
C)では、STM同期部21よりSEF信号が発出され
て(“H”レベルとなり)ライン遠端ブロックエラー情
報検出部23D−2のANDゲート237Dの出力が
“L”レベルとなると、各ANDゲート611の出力も
“L”レベルとなるので、このときのライン遠端ブロッ
クエラー情報は装置側下り信号に挿入すべきセクション
オーバヘッド8のZ2バイトとしては挿入されず、ライ
ン遠端ブロックエラー情報の送信STM処理部6のエラ
ー情報挿入部61への転送が禁止される。
挿入部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61
C)では、STM同期部21よりSEF信号が発出され
て(“H”レベルとなり)ライン遠端ブロックエラー情
報検出部23D−2のANDゲート237Dの出力が
“L”レベルとなると、各ANDゲート611の出力も
“L”レベルとなるので、このときのライン遠端ブロッ
クエラー情報は装置側下り信号に挿入すべきセクション
オーバヘッド8のZ2バイトとしては挿入されず、ライ
ン遠端ブロックエラー情報の送信STM処理部6のエラ
ー情報挿入部61への転送が禁止される。
【0234】従って、受信したSTMフレームの同期が
外れている間の演算結果に信頼性のないライン遠端ブロ
ックエラー情報を送信STM処理部6のエラー情報挿入
部61へ転送することがなく、このライン遠端ブロック
エラー情報を受けて伝送路を切り替える装置などでは、
確実に、不要な伝送路の切り替えを防止することができ
る。
外れている間の演算結果に信頼性のないライン遠端ブロ
ックエラー情報を送信STM処理部6のエラー情報挿入
部61へ転送することがなく、このライン遠端ブロック
エラー情報を受けて伝送路を切り替える装置などでは、
確実に、不要な伝送路の切り替えを防止することができ
る。
【0235】また、本実施形態におけるエラー情報検出
部23も、例えば図19に示したように、ライン遠端ブ
ロックエラー情報検出部23D−2のANDゲート23
7Dを省略し、B2バイト演算処理部23D−1に、S
EF信号の反転信号とリセット信号とについて論理積演
算を施す1入力反転型のANDゲート238Dを用い、
このANDゲート238Dの出力をを反転した信号をB
2パリティ演算部231D,B2パリティ演算結果保持
レジスタ232D,ライン遠端ブロックエラー情報検出
部23D−2のライン遠端ブロックエラー情報保持レジ
スタ236Dの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力
しても、同様に、SEF信号が発出されている間のライ
ン遠端ブロックエラー情報のエラー情報挿入部61への
転送を禁止できる。
部23も、例えば図19に示したように、ライン遠端ブ
ロックエラー情報検出部23D−2のANDゲート23
7Dを省略し、B2バイト演算処理部23D−1に、S
EF信号の反転信号とリセット信号とについて論理積演
算を施す1入力反転型のANDゲート238Dを用い、
このANDゲート238Dの出力をを反転した信号をB
2パリティ演算部231D,B2パリティ演算結果保持
レジスタ232D,ライン遠端ブロックエラー情報検出
部23D−2のライン遠端ブロックエラー情報保持レジ
スタ236Dの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力
しても、同様に、SEF信号が発出されている間のライ
ン遠端ブロックエラー情報のエラー情報挿入部61への
転送を禁止できる。
【0236】さらに、本実施形態でも、受信STM処理
部2のSTM同期部21からのSEF信号は、例えば図
21に示したように、送信STM処理部6のエラー情報
挿入部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61
C)で受けるようにしてもよい。そして、この場合のB
2バイト処理部23D,送信セクションオーバヘッド挿
入部61Cは、それぞれ図22に示したように、B2バ
イト処理部23Dは、図17に示す構成においてAND
ゲート237Dを省略したライン遠端ブロックエラー情
報検出部23D−2をそなえて構成され、送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、図17に示す構成に加
えて、Z2タイミングとSEF信号の反転信号とについ
て論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート614
をそなえて構成される。
部2のSTM同期部21からのSEF信号は、例えば図
21に示したように、送信STM処理部6のエラー情報
挿入部61(送信セクションオーバヘッド挿入部61
C)で受けるようにしてもよい。そして、この場合のB
2バイト処理部23D,送信セクションオーバヘッド挿
入部61Cは、それぞれ図22に示したように、B2バ
イト処理部23Dは、図17に示す構成においてAND
ゲート237Dを省略したライン遠端ブロックエラー情
報検出部23D−2をそなえて構成され、送信セクショ
ンオーバヘッド挿入部61Cは、図17に示す構成に加
えて、Z2タイミングとSEF信号の反転信号とについ
て論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート614
をそなえて構成される。
【0237】このような構成により、上述のエラー情報
検出部23,エラー情報挿入部61でも、SEF信号が
発出されている間のライン遠端ブロックエラー情報のエ
ラー情報挿入部61への転送を停止(禁止)できる。ま
た、図56に示す本実施形態におけるエラー情報検出部
23も、図24に示したように、B3バイト処理部23
Eを有して構成され、エラー情報挿入部61は送信パス
オーバヘッド挿入部61Aを有して構成され、さらにB
3バイト処理部23EはB3バイト演算処理部23E−
1,パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)検出部23E
−2を有して構成される。
検出部23,エラー情報挿入部61でも、SEF信号が
発出されている間のライン遠端ブロックエラー情報のエ
ラー情報挿入部61への転送を停止(禁止)できる。ま
た、図56に示す本実施形態におけるエラー情報検出部
23も、図24に示したように、B3バイト処理部23
Eを有して構成され、エラー情報挿入部61は送信パス
オーバヘッド挿入部61Aを有して構成され、さらにB
3バイト処理部23EはB3バイト演算処理部23E−
1,パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)検出部23E
−2を有して構成される。
【0238】そして、この場合も、図25に示したよう
に、B3バイト演算処理部23E−1は、B3パリティ
演算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ2
32E,ANDゲート233E,比較部234E及びバ
イナリ変換部235Eを有して構成され、パス遠端ブロ
ックエラー情報検出部23E−2は、パス遠端ブロック
エラー情報保持レジスタ236E及び1入力反転型のA
NDゲート237Eを有して構成され、さらに送信パス
オーバヘッド挿入部61Aは、図17により前述した送
信セクションオーバヘッド挿入部61Cと同様に、AN
Dゲート611,1入力反転型のANDゲート612及
びORゲート613を有して構成される。
に、B3バイト演算処理部23E−1は、B3パリティ
演算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ2
32E,ANDゲート233E,比較部234E及びバ
イナリ変換部235Eを有して構成され、パス遠端ブロ
ックエラー情報検出部23E−2は、パス遠端ブロック
エラー情報保持レジスタ236E及び1入力反転型のA
NDゲート237Eを有して構成され、さらに送信パス
オーバヘッド挿入部61Aは、図17により前述した送
信セクションオーバヘッド挿入部61Cと同様に、AN
Dゲート611,1入力反転型のANDゲート612及
びORゲート613を有して構成される。
【0239】これにより、このエラー情報挿入部61
(送信パスオーバヘッド挿入部61A)でも、STM同
期部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベルと
なり)パス遠端ブロックエラー情報検出部23E−2の
ANDゲート237Eの出力が“L”レベルとなると、
各ANDゲート611の出力も“L”レベルとなるの
で、このときのパス遠端ブロックエラー情報は装置側下
り信号に挿入すべきセクションオーバヘッド8のG1バ
イトとしては挿入されず、パス遠端ブロックエラー情報
の送信STM処理部6のエラー情報挿入部61(送信パ
スオーバヘッド挿入部61A)への転送を禁止できる。
(送信パスオーバヘッド挿入部61A)でも、STM同
期部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベルと
なり)パス遠端ブロックエラー情報検出部23E−2の
ANDゲート237Eの出力が“L”レベルとなると、
各ANDゲート611の出力も“L”レベルとなるの
で、このときのパス遠端ブロックエラー情報は装置側下
り信号に挿入すべきセクションオーバヘッド8のG1バ
イトとしては挿入されず、パス遠端ブロックエラー情報
の送信STM処理部6のエラー情報挿入部61(送信パ
スオーバヘッド挿入部61A)への転送を禁止できる。
【0240】従って、本実施形態でも、受信したSTM
フレームの同期が外れている間の演算結果に信頼性のな
いパス遠端ブロックエラー情報をエラー情報挿入部61
へ転送することがなく、このパス遠端ブロックエラー情
報を受けて伝送路を切り替える装置などでは、確実に、
不要な伝送路の切り替えを防止することができる。な
お、本実施形態におけるエラー情報検出部23(図25
参照)も、図17に示したエラー情報検出部23と同様
に、例えば図27により前述したように、パス遠端ブロ
ックエラー情報検出部23E−2のANDゲート237
Eを省略し、B3バイト演算処理部23E−1に、SE
F信号の反転信号とリセット信号とについて論理積演算
を施す1入力反転型のANDゲート238Eを用い、こ
のANDゲート238Eの出力を反転した信号をB3パ
リティ演算部231E,B3パリティ演算結果保持レジ
スタ232E,パス遠端ブロックエラー情報検出部23
E−2のライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ2
36Eの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力して
も、同様に、SEF信号が発出されている間のパス遠端
ブロックエラー情報のエラー情報挿入部61への転送を
禁止できる。
フレームの同期が外れている間の演算結果に信頼性のな
いパス遠端ブロックエラー情報をエラー情報挿入部61
へ転送することがなく、このパス遠端ブロックエラー情
報を受けて伝送路を切り替える装置などでは、確実に、
不要な伝送路の切り替えを防止することができる。な
お、本実施形態におけるエラー情報検出部23(図25
参照)も、図17に示したエラー情報検出部23と同様
に、例えば図27により前述したように、パス遠端ブロ
ックエラー情報検出部23E−2のANDゲート237
Eを省略し、B3バイト演算処理部23E−1に、SE
F信号の反転信号とリセット信号とについて論理積演算
を施す1入力反転型のANDゲート238Eを用い、こ
のANDゲート238Eの出力を反転した信号をB3パ
リティ演算部231E,B3パリティ演算結果保持レジ
スタ232E,パス遠端ブロックエラー情報検出部23
E−2のライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ2
36Eの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力して
も、同様に、SEF信号が発出されている間のパス遠端
ブロックエラー情報のエラー情報挿入部61への転送を
禁止できる。
【0241】また、本実施形態においても、受信STM
処理部2のSTM同期部21からのSEF信号は、図2
9に示したように、送信STM処理部6のエラー情報挿
入部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)で受け
るようにしてもよい。そして、この場合のB3バイト処
理部23E,送信セクションオーバヘッド挿入部61A
も、それぞれ図30に示したように、B3バイト処理部
23Eが、図25に示す構成においてパス遠端ブロック
エラー情報検出部23E−2のANDゲート237Eを
省略して構成され、送信セクションオーバヘッド挿入部
61Cが、図17に示す構成に加えて、G1タイミング
とSEF信号の反転信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート614をそなえて構成され
る。
処理部2のSTM同期部21からのSEF信号は、図2
9に示したように、送信STM処理部6のエラー情報挿
入部61(送信パスオーバヘッド挿入部61A)で受け
るようにしてもよい。そして、この場合のB3バイト処
理部23E,送信セクションオーバヘッド挿入部61A
も、それぞれ図30に示したように、B3バイト処理部
23Eが、図25に示す構成においてパス遠端ブロック
エラー情報検出部23E−2のANDゲート237Eを
省略して構成され、送信セクションオーバヘッド挿入部
61Cが、図17に示す構成に加えて、G1タイミング
とSEF信号の反転信号とについて論理積演算を施す1
入力反転型のANDゲート614をそなえて構成され
る。
【0242】このような構成により、図30に示すエラ
ー情報検出部23,エラー情報挿入部61でも、SEF
信号が発出されている間のパス遠端ブロックエラー情報
のエラー情報挿入部61への転送を停止(禁止)でき
る。さらに、図56に示す本実施形態におけるエラー情
報検出部23の要部,パフォーマンスモニタ24も、図
32に示したように、エラー情報検出部23がB1バイ
ト処理部23Cを有して構成され、B1バイト処理部2
3Cが受信セクションオーバヘッド抽出部23Aより抽
出されたセクションオーバヘッド8に含まれるB1バイ
トについてパリティ演算などの所要の処理を施してST
M伝送路についてのB1パリティエラー(セクションエ
ラー)情報を検出するB1バイト演算処理部(B1-BiP)2
3C−1,このB1バイト演算処理部23C−1で得ら
れたB1パリティエラー情報に基づいてパフォーマンス
モニタ24ためのモニタ用カウント値(B1CV)を検出する
B1バイトカウント値検出部23C−2を有して構成さ
れる。
ー情報検出部23,エラー情報挿入部61でも、SEF
信号が発出されている間のパス遠端ブロックエラー情報
のエラー情報挿入部61への転送を停止(禁止)でき
る。さらに、図56に示す本実施形態におけるエラー情
報検出部23の要部,パフォーマンスモニタ24も、図
32に示したように、エラー情報検出部23がB1バイ
ト処理部23Cを有して構成され、B1バイト処理部2
3Cが受信セクションオーバヘッド抽出部23Aより抽
出されたセクションオーバヘッド8に含まれるB1バイ
トについてパリティ演算などの所要の処理を施してST
M伝送路についてのB1パリティエラー(セクションエ
ラー)情報を検出するB1バイト演算処理部(B1-BiP)2
3C−1,このB1バイト演算処理部23C−1で得ら
れたB1パリティエラー情報に基づいてパフォーマンス
モニタ24ためのモニタ用カウント値(B1CV)を検出する
B1バイトカウント値検出部23C−2を有して構成さ
れる。
【0243】そして、この場合も、図33に示したよう
に、B1バイト演算処理部23C−1は、B1パリティ
演算部231C,B1パリティ演算結果保持レジスタ2
32C,ANDゲート233C,比較部234C及びバ
イナリ変換部235Cを有して構成され、B1バイトカ
ウント値検出部23C−2は、B1バイトカウント値保
持レジスタ236C及び1入力反転型のANDゲート2
37Cを有して構成され、さらにパフォーマンスモニタ
24は、加算部(ADD)241,1入力反転型のAN
Dゲート242及び積算保持レジスタ243を有して構
成される。
に、B1バイト演算処理部23C−1は、B1パリティ
演算部231C,B1パリティ演算結果保持レジスタ2
32C,ANDゲート233C,比較部234C及びバ
イナリ変換部235Cを有して構成され、B1バイトカ
ウント値検出部23C−2は、B1バイトカウント値保
持レジスタ236C及び1入力反転型のANDゲート2
37Cを有して構成され、さらにパフォーマンスモニタ
24は、加算部(ADD)241,1入力反転型のAN
Dゲート242及び積算保持レジスタ243を有して構
成される。
【0244】これにより、このエラー情報検出部23
(B1バイト演算処理部23C−1,B1バイトカウン
ト値検出部23C−2)でも、STM同期部21よりS
EF信号が発出されて(“H”レベルとなり)B1バイ
トカウント値検出部23C−2のANDゲート237C
の出力が“L”レベル(データ“0”)となると、パフ
ォーマンスモニタ24の加算部241の出力が前時点の
データに保持されるので、マイコンへの伝送路切替情報
もSEF信号が発出される直前のデータに保持され、B
1パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ24への
転送が停止(禁止)される。
(B1バイト演算処理部23C−1,B1バイトカウン
ト値検出部23C−2)でも、STM同期部21よりS
EF信号が発出されて(“H”レベルとなり)B1バイ
トカウント値検出部23C−2のANDゲート237C
の出力が“L”レベル(データ“0”)となると、パフ
ォーマンスモニタ24の加算部241の出力が前時点の
データに保持されるので、マイコンへの伝送路切替情報
もSEF信号が発出される直前のデータに保持され、B
1パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ24への
転送が停止(禁止)される。
【0245】従って、本実施形態においても、受信ST
M処理部2のエラー情報検出部23では、受信したST
Mフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼性の
ないB1パリティエラー情報をパフォーマンスモニタ2
4へ転送することがなく、これにより、B1パリティエ
ラー情報を受けて伝送路を切り替えるマイコンなどで
は、確実に、不要な伝送路の切り替えが防止される。
M処理部2のエラー情報検出部23では、受信したST
Mフレームの同期が外れている間の演算結果に信頼性の
ないB1パリティエラー情報をパフォーマンスモニタ2
4へ転送することがなく、これにより、B1パリティエ
ラー情報を受けて伝送路を切り替えるマイコンなどで
は、確実に、不要な伝送路の切り替えが防止される。
【0246】なお、上述のエラー情報検出部23も、図
35に示したように、B1バイトカウント値検出部23
C−2のANDゲート237Cを省略し、B1バイト演
算処理部23C−1に、SEF信号の反転信号とリセッ
ト信号とについて論理積演算を施す1入力反転型のAN
Dゲート238Cを用い、このANDゲート238Cの
出力を反転した信号をB1パリティ演算部231C,B
1パリティ演算結果保持レジスタ232C,B1バイト
カウント値検出部23C−2のB1バイトカウント値保
持レジスタ236Cの各クロック端子(CL)にそれぞ
れ入力しても、同様に、SEF信号が発出されている間
のB1パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ24
への転送を禁止できる。
35に示したように、B1バイトカウント値検出部23
C−2のANDゲート237Cを省略し、B1バイト演
算処理部23C−1に、SEF信号の反転信号とリセッ
ト信号とについて論理積演算を施す1入力反転型のAN
Dゲート238Cを用い、このANDゲート238Cの
出力を反転した信号をB1パリティ演算部231C,B
1パリティ演算結果保持レジスタ232C,B1バイト
カウント値検出部23C−2のB1バイトカウント値保
持レジスタ236Cの各クロック端子(CL)にそれぞ
れ入力しても、同様に、SEF信号が発出されている間
のB1パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ24
への転送を禁止できる。
【0247】また、本実施形態においても、受信STM
処理部2のSTM同期部21からのSEF信号は、図2
9に示したように、パフォーマンスモニタ24で受ける
ようにしてもよい。そして、この場合のB1バイト処理
部23C,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図3
8に示したように、B1バイト処理部23Cは、図33
に示す構成においてB1バイトカウント値検出部23C
−2のANDゲート237Cが省略して構成され、パフ
ォーマンスモニタ24は、図33に示す構成に加えて、
B1タイミングとSEF信号の反転信号とについて論理
積演算を施す1入力反転型のANDゲート244をそな
えて構成される。
処理部2のSTM同期部21からのSEF信号は、図2
9に示したように、パフォーマンスモニタ24で受ける
ようにしてもよい。そして、この場合のB1バイト処理
部23C,パフォーマンスモニタ24は、それぞれ図3
8に示したように、B1バイト処理部23Cは、図33
に示す構成においてB1バイトカウント値検出部23C
−2のANDゲート237Cが省略して構成され、パフ
ォーマンスモニタ24は、図33に示す構成に加えて、
B1タイミングとSEF信号の反転信号とについて論理
積演算を施す1入力反転型のANDゲート244をそな
えて構成される。
【0248】さらに、本実施形態におけるエラー情報検
出部23の要部,パフォーマンスモニタ24も、図40
に示したように、エラー情報検出部23がB2バイト処
理部23Dを有して構成され、B2バイト処理部23D
が受信セクションオーバヘッド抽出部23Aより抽出さ
れたセクションオーバヘッド8に含まれるB2バイトに
ついてパリティ演算などの所要の処理を施してSTM伝
送路のラインエラー(B2パリティエラー)情報を検出
するB2バイト演算処理部(B2-BiP)23D−1,このB
2バイト演算処理部23D−1で得られたB2パリティ
エラー情報に基づいてパフォーマンスモニタ24ための
モニタ用カウント値(B2CV)を検出するB2バイトカウン
ト値検出部23D−3を有して構成される。
出部23の要部,パフォーマンスモニタ24も、図40
に示したように、エラー情報検出部23がB2バイト処
理部23Dを有して構成され、B2バイト処理部23D
が受信セクションオーバヘッド抽出部23Aより抽出さ
れたセクションオーバヘッド8に含まれるB2バイトに
ついてパリティ演算などの所要の処理を施してSTM伝
送路のラインエラー(B2パリティエラー)情報を検出
するB2バイト演算処理部(B2-BiP)23D−1,このB
2バイト演算処理部23D−1で得られたB2パリティ
エラー情報に基づいてパフォーマンスモニタ24ための
モニタ用カウント値(B2CV)を検出するB2バイトカウン
ト値検出部23D−3を有して構成される。
【0249】そして、図41に示すように、B2バイト
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dを有して構成され、B2バイトカウント値検出
部23D−3は、B2バイトカウント値保持レジスタ2
39D及び1入力反転型のANDゲート237Dを有し
て構成される。
演算処理部23D−1は、B2パリティ演算部231
D,B2パリティ演算結果保持レジスタ232D,AN
Dゲート233D,比較部234D及びバイナリ変換部
235Dを有して構成され、B2バイトカウント値検出
部23D−3は、B2バイトカウント値保持レジスタ2
39D及び1入力反転型のANDゲート237Dを有し
て構成される。
【0250】これにより、本実施形態におけるエラー情
報検出部23(B2バイト演算処理部23D−1,B2
バイトカウント値検出部23D−3)でも、STM同期
部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベルとな
り)B2バイトカウント値検出部23D−3のANDゲ
ート237Dの出力が“L”レベル(データ“0”)と
なると、パフォーマンスモニタ24の加算部241の出
力が前時点のデータに保持されるので、マイコンへの伝
送路切替情報もSEF信号が発出される直前のデータに
保持され、B2パリティエラー情報のパフォーマンスモ
ニタ24への転送が停止(禁止)される。
報検出部23(B2バイト演算処理部23D−1,B2
バイトカウント値検出部23D−3)でも、STM同期
部21よりSEF信号が発出されて(“H”レベルとな
り)B2バイトカウント値検出部23D−3のANDゲ
ート237Dの出力が“L”レベル(データ“0”)と
なると、パフォーマンスモニタ24の加算部241の出
力が前時点のデータに保持されるので、マイコンへの伝
送路切替情報もSEF信号が発出される直前のデータに
保持され、B2パリティエラー情報のパフォーマンスモ
ニタ24への転送が停止(禁止)される。
【0251】従って、受信したSTMフレームの同期が
外れている間の演算結果に信頼性のないB2パリティエ
ラー情報がパフォーマンスモニタ24へ転送されること
がなく、これにより、B2パリティエラー情報を受けて
伝送路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な
伝送路の切り替えが防止される。なお、上述のエラー情
報検出部23も、図43に示したように、B2バイトカ
ウント値検出部23D−3のANDゲート237Dを省
略し、B2バイト演算処理部23D−1に、SEF信号
の反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す
1入力反転型のANDゲート238Dを用い、このAN
Dゲート238Dの出力を反転した信号をB2パリティ
演算部231D,B2パリティ演算結果保持レジスタ2
32D,B2バイトカウント値検出部23D−3のB2
バイトカウント値保持レジスタ239Dの各クロック端
子(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号
が発出されている間のB2パリティエラー情報のパフォ
ーマンスモニタ24への転送を禁止できる。
外れている間の演算結果に信頼性のないB2パリティエ
ラー情報がパフォーマンスモニタ24へ転送されること
がなく、これにより、B2パリティエラー情報を受けて
伝送路を切り替えるマイコンなどでは、確実に、不要な
伝送路の切り替えが防止される。なお、上述のエラー情
報検出部23も、図43に示したように、B2バイトカ
ウント値検出部23D−3のANDゲート237Dを省
略し、B2バイト演算処理部23D−1に、SEF信号
の反転信号とリセット信号とについて論理積演算を施す
1入力反転型のANDゲート238Dを用い、このAN
Dゲート238Dの出力を反転した信号をB2パリティ
演算部231D,B2パリティ演算結果保持レジスタ2
32D,B2バイトカウント値検出部23D−3のB2
バイトカウント値保持レジスタ239Dの各クロック端
子(CL)にそれぞれ入力しても、同様に、SEF信号
が発出されている間のB2パリティエラー情報のパフォ
ーマンスモニタ24への転送を禁止できる。
【0252】また、この場合も、受信STM処理部2の
STM同期部21からのSEF信号は、図45に示した
ように、パフォーマンスモニタ24で受けるようにして
もよく、この場合のB2バイト処理部23D,パフォー
マンスモニタ24は、それぞれ図46に示したように、
B2バイト処理部23Dは、図41に示した構成におい
てB2バイトカウント値検出部23D−3のANDゲー
ト237Dが省略して構成され、パフォーマンスモニタ
24は、図41に示す構成に加えて、B2タイミングと
SEF信号の反転信号とについて論理積演算を施す1入
力反転型のANDゲート244をそなえて構成される。
STM同期部21からのSEF信号は、図45に示した
ように、パフォーマンスモニタ24で受けるようにして
もよく、この場合のB2バイト処理部23D,パフォー
マンスモニタ24は、それぞれ図46に示したように、
B2バイト処理部23Dは、図41に示した構成におい
てB2バイトカウント値検出部23D−3のANDゲー
ト237Dが省略して構成され、パフォーマンスモニタ
24は、図41に示す構成に加えて、B2タイミングと
SEF信号の反転信号とについて論理積演算を施す1入
力反転型のANDゲート244をそなえて構成される。
【0253】さらに、本実施形態におけるエラー情報検
出部23の要部,パフォーマンスモニタ24も、図48
に示したように、エラー情報検出部23がB3バイト処
理部23E有して構成され、B3バイト処理部23Eが
受信パスオーバヘッド抽出部23Bより抽出されたパス
オーバヘッド9に含まれるB3バイトについてパリティ
演算などの所要の処理を施してSTM伝送路のB3パリ
ティエラー(パスエラー)情報を検出するB3バイト演
算処理部(B3-BiP)23E−1,このB3バイト演算処理
部23E−1で得られたB3パリティエラー情報に基づ
いてパフォーマンスモニタ24ためのモニタ用カウント
値(B3CV)を検出するB3バイトカウント値検出部23E
−3を有して構成される。
出部23の要部,パフォーマンスモニタ24も、図48
に示したように、エラー情報検出部23がB3バイト処
理部23E有して構成され、B3バイト処理部23Eが
受信パスオーバヘッド抽出部23Bより抽出されたパス
オーバヘッド9に含まれるB3バイトについてパリティ
演算などの所要の処理を施してSTM伝送路のB3パリ
ティエラー(パスエラー)情報を検出するB3バイト演
算処理部(B3-BiP)23E−1,このB3バイト演算処理
部23E−1で得られたB3パリティエラー情報に基づ
いてパフォーマンスモニタ24ためのモニタ用カウント
値(B3CV)を検出するB3バイトカウント値検出部23E
−3を有して構成される。
【0254】そして、この場合も、図49に示したよう
に、B3バイト演算処理部23E−1は、B3パリティ
演算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ2
32E,ANDゲート233E,比較部234E及びバ
イナリ変換部235Eを有して構成され、B3バイトカ
ウント値検出部23E−3は、B3バイトカウント値保
持レジスタ239E及び1入力反転型のANDゲート2
37Eを有して構成される。
に、B3バイト演算処理部23E−1は、B3パリティ
演算部231E,B3パリティ演算結果保持レジスタ2
32E,ANDゲート233E,比較部234E及びバ
イナリ変換部235Eを有して構成され、B3バイトカ
ウント値検出部23E−3は、B3バイトカウント値保
持レジスタ239E及び1入力反転型のANDゲート2
37Eを有して構成される。
【0255】これにより、このエラー情報検出部23
(B3バイト演算処理部23E−1,B3バイトカウン
ト値検出部23E−3)でも、STM同期部21よりS
EF信号が発出されて(“H”レベルとなり)B3バイ
トカウント値検出部23E−3のANDゲート237E
の出力が“L”レベル(データ“0”)となると、パフ
ォーマンスモニタ24の加算部241の出力が前時点の
データに保持されるので、マイコンへの伝送路切替情報
もSEF信号が発出される直前のデータに保持され、B
3パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ24への
転送が停止(禁止)される。
(B3バイト演算処理部23E−1,B3バイトカウン
ト値検出部23E−3)でも、STM同期部21よりS
EF信号が発出されて(“H”レベルとなり)B3バイ
トカウント値検出部23E−3のANDゲート237E
の出力が“L”レベル(データ“0”)となると、パフ
ォーマンスモニタ24の加算部241の出力が前時点の
データに保持されるので、マイコンへの伝送路切替情報
もSEF信号が発出される直前のデータに保持され、B
3パリティエラー情報のパフォーマンスモニタ24への
転送が停止(禁止)される。
【0256】従って、本実施形態でも、受信したSTM
フレームの同期が外れている間の演算結果に信頼性のな
いB3パリティエラー情報がパフォーマンスモニタ24
へ転送されることがなく、これにより、B3パリティエ
ラー情報を受けて伝送路を切り替えるマイコンなどで
は、確実に、不要な伝送路の切り替えが防止される。な
お、上述のエラー情報検出部23も、図51に示したよ
うに、B3バイトカウント値検出部23E−3のAND
ゲート237Eを省略し、B3バイト演算処理部23E
−1に、SEF信号の反転信号とリセット信号とについ
て論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート238
Eを用い、このANDゲート238Eの出力を反転した
信号をB3パリティ演算部231E,B3パリティ演算
結果保持レジスタ232E,B3バイトカウント値検出
部23E−3のB3バイトカウント値保持レジスタ23
9Eの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力しても、
同様に、SEF信号発出時のB3パリティエラー情報の
パフォーマンスモニタ24への転送を禁止できる。
フレームの同期が外れている間の演算結果に信頼性のな
いB3パリティエラー情報がパフォーマンスモニタ24
へ転送されることがなく、これにより、B3パリティエ
ラー情報を受けて伝送路を切り替えるマイコンなどで
は、確実に、不要な伝送路の切り替えが防止される。な
お、上述のエラー情報検出部23も、図51に示したよ
うに、B3バイトカウント値検出部23E−3のAND
ゲート237Eを省略し、B3バイト演算処理部23E
−1に、SEF信号の反転信号とリセット信号とについ
て論理積演算を施す1入力反転型のANDゲート238
Eを用い、このANDゲート238Eの出力を反転した
信号をB3パリティ演算部231E,B3パリティ演算
結果保持レジスタ232E,B3バイトカウント値検出
部23E−3のB3バイトカウント値保持レジスタ23
9Eの各クロック端子(CL)にそれぞれ入力しても、
同様に、SEF信号発出時のB3パリティエラー情報の
パフォーマンスモニタ24への転送を禁止できる。
【0257】また、受信STM処理部2のSTM同期部
21からのSEF信号は、図53に示したように、パフ
ォーマンスモニタ24で受けるようにしてもよく、この
場合のB3バイト処理部23E,パフォーマンスモニタ
24は、それぞれ図54に示したように、B3バイト処
理部23Eが、図49に示した構成においてB3バイト
カウント値検出部23E−3のANDゲート237Eが
省略して構成され、パフォーマンスモニタ24が、図4
9に示した構成に加えて、B3タイミングとSEF信号
の反転信号とについて論理積演算を施す1入力反転型の
ANDゲート244をそなえて構成される。
21からのSEF信号は、図53に示したように、パフ
ォーマンスモニタ24で受けるようにしてもよく、この
場合のB3バイト処理部23E,パフォーマンスモニタ
24は、それぞれ図54に示したように、B3バイト処
理部23Eが、図49に示した構成においてB3バイト
カウント値検出部23E−3のANDゲート237Eが
省略して構成され、パフォーマンスモニタ24が、図4
9に示した構成に加えて、B3タイミングとSEF信号
の反転信号とについて論理積演算を施す1入力反転型の
ANDゲート244をそなえて構成される。
【0258】以上のように、本実施形態におけるSTM
/ATM変換伝送路終端装置1によれば、P−AIS,
LOPなどの警報が発出された場合にも即座にATMセ
ルデータの取り込みを中止するので、常に正確なATM
セルデータに基づいた処理を継続することができる。ま
た、常に正確な伝送路切替のためのエラー情報を送信S
TM処理部6,パフォーマンスモニタ24に転送するこ
とができるので、不要な伝送路の切替えを確実に防止す
ることができる。
/ATM変換伝送路終端装置1によれば、P−AIS,
LOPなどの警報が発出された場合にも即座にATMセ
ルデータの取り込みを中止するので、常に正確なATM
セルデータに基づいた処理を継続することができる。ま
た、常に正確な伝送路切替のためのエラー情報を送信S
TM処理部6,パフォーマンスモニタ24に転送するこ
とができるので、不要な伝送路の切替えを確実に防止す
ることができる。
【0259】(c)その他 なお、上述の第1,第2実施形態における終端装置1で
は、それぞれ図4,図56に示すように、エラー情報検
出部23,マイコンインタフェース24及びエラー情報
挿入部61をそなえて構成されているが、例えば、エラ
ー情報検出部23とエラー情報挿入部61又はエラー情
報検出部23とマイコンインタフェース24とを組にし
ていずれか一方のみをそなえるように構成しても、第
1,第2実施形態にて前述したように、不要な伝送路の
切替えを防止できる。
は、それぞれ図4,図56に示すように、エラー情報検
出部23,マイコンインタフェース24及びエラー情報
挿入部61をそなえて構成されているが、例えば、エラ
ー情報検出部23とエラー情報挿入部61又はエラー情
報検出部23とマイコンインタフェース24とを組にし
ていずれか一方のみをそなえるように構成しても、第
1,第2実施形態にて前述したように、不要な伝送路の
切替えを防止できる。
【0260】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の同期転送
モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置によれ
ば、同期外れ情報が検出されると、受信した同期転送モ
ード信号が同期外れである旨の信号を出力して同期転送
モード信号を強制的に同期外れ状態とし、セル廃棄信号
を出力して非同期転送モードセルを廃棄するとともに、
非同期転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止す
るので、信号品質に信頼性のない非同期転送モードセル
は本終端装置内に取り込まれず、常に正確なデータ(非
同期転送モードセル)に基づいて処理を継続することが
できる(請求項1)。
モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置によれ
ば、同期外れ情報が検出されると、受信した同期転送モ
ード信号が同期外れである旨の信号を出力して同期転送
モード信号を強制的に同期外れ状態とし、セル廃棄信号
を出力して非同期転送モードセルを廃棄するとともに、
非同期転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止す
るので、信号品質に信頼性のない非同期転送モードセル
は本終端装置内に取り込まれず、常に正確なデータ(非
同期転送モードセル)に基づいて処理を継続することが
できる(請求項1)。
【0261】具体的に、このとき上述の非同期転送モー
ドセル同期部では、同期保護部にてヘッダ誤り情報が複
数回に渡って受信され、受信した同期転送モード信号の
同期が完全に確立したことが認識されるまで、受信した
同期転送モード信号が同期外れである旨の信号を回路部
より出力して、同期転送モード信号を強制的に同期外れ
状態にするので、この間に受信される非同期転送モード
セルの同期は確立せず、確実に、信号品質に信頼性のな
い非同期転送モードセルを本終端装置内に取り込まない
ようにすることができる(請求項2)。
ドセル同期部では、同期保護部にてヘッダ誤り情報が複
数回に渡って受信され、受信した同期転送モード信号の
同期が完全に確立したことが認識されるまで、受信した
同期転送モード信号が同期外れである旨の信号を回路部
より出力して、同期転送モード信号を強制的に同期外れ
状態にするので、この間に受信される非同期転送モード
セルの同期は確立せず、確実に、信号品質に信頼性のな
い非同期転送モードセルを本終端装置内に取り込まない
ようにすることができる(請求項2)。
【0262】また、上述の非同期転送モードセル廃棄判
定部では、同期判定情報,同期外れ情報,アイドルセル
検出情報及びビット誤り検出情報のいずれが検出されて
も、セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号が出力される
が、特に、同期外れ情報を受けた場合には、即座にセル
廃棄信号を出力するので、さらに確実に、信号品質に信
頼性のない非同期転送モードセルを同期転送モード信号
の同期外れが検出された時点で即座に廃棄して本終端装
置内に取り込まないようにすることができる(請求項
3)。
定部では、同期判定情報,同期外れ情報,アイドルセル
検出情報及びビット誤り検出情報のいずれが検出されて
も、セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号が出力される
が、特に、同期外れ情報を受けた場合には、即座にセル
廃棄信号を出力するので、さらに確実に、信号品質に信
頼性のない非同期転送モードセルを同期転送モード信号
の同期外れが検出された時点で即座に廃棄して本終端装
置内に取り込まないようにすることができる(請求項
3)。
【0263】さらに、上述のメモリ書き込み制御部は、
メモリ部への書き込みアドレスを計数する書き込みアド
レスカウンタ部と、この書き込みアドレスカウンタ部を
制御する書き込みアドレスカウンタ制御部とをそなえ、
同期転送モード信号の同期外れが検出されると、メモリ
部への書き込みアドレスを計数する書き込みアドレスカ
ウンタ部をアドレスカウンタ制御部によって停止するよ
うにすれば、極めて容易に、信号品質に信頼性のない非
同期転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止でき
る(請求項4)。
メモリ部への書き込みアドレスを計数する書き込みアド
レスカウンタ部と、この書き込みアドレスカウンタ部を
制御する書き込みアドレスカウンタ制御部とをそなえ、
同期転送モード信号の同期外れが検出されると、メモリ
部への書き込みアドレスを計数する書き込みアドレスカ
ウンタ部をアドレスカウンタ制御部によって停止するよ
うにすれば、極めて容易に、信号品質に信頼性のない非
同期転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止でき
る(請求項4)。
【0264】なお、上述の非同期転送モードセル抽出部
は、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部21
で検出された同期外れ情報を受けると、強制的に受信し
た同期転送モード信号が同期外れであるとする処理,強
制的にセル廃棄信号を出力する処理及び強制的に非同期
転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止する処理
のいずれかを少なくとも実行するように構成しても、信
号品質に信頼性のない非同期転送モードセルを確実に本
終端装置内に取り込まないようにすることができる(請
求項5)。
は、受信同期転送モード処理部2の同期外れ検出部21
で検出された同期外れ情報を受けると、強制的に受信し
た同期転送モード信号が同期外れであるとする処理,強
制的にセル廃棄信号を出力する処理及び強制的に非同期
転送モードセルのメモリ部への書き込みを禁止する処理
のいずれかを少なくとも実行するように構成しても、信
号品質に信頼性のない非同期転送モードセルを確実に本
終端装置内に取り込まないようにすることができる(請
求項5)。
【0265】また、本発明の同期転送モード/非同期転
送モード変換伝送路終端装置によれば、同期転送モード
信号の同期外れが検出されると、その同期外れ情報に基
づいて受信ポインタ処理部より警報信号を出力し、この
警報信号により同期転送モード信号を強制的に同期外れ
状態にするとともに、同期外れ状態にある同期転送モー
ド信号から抽出される非同期転送モードセルを廃棄する
こともできるので、この場合も、信号品質に信頼性のな
い非同期転送モードセルは本終端装置内に取り込まれ
ず、常に正確なデータ(非同期転送モードセル)に基づ
いて処理を継続することができる(請求項6)。
送モード変換伝送路終端装置によれば、同期転送モード
信号の同期外れが検出されると、その同期外れ情報に基
づいて受信ポインタ処理部より警報信号を出力し、この
警報信号により同期転送モード信号を強制的に同期外れ
状態にするとともに、同期外れ状態にある同期転送モー
ド信号から抽出される非同期転送モードセルを廃棄する
こともできるので、この場合も、信号品質に信頼性のな
い非同期転送モードセルは本終端装置内に取り込まれ
ず、常に正確なデータ(非同期転送モードセル)に基づ
いて処理を継続することができる(請求項6)。
【0266】ところで、この場合も、上述の非同期転送
モードセル同期部では、ヘッダ誤り情報が複数回に渡っ
て受信され、完全に受信した同期転送モード信号の同期
が外れていることが検出された時点で、瞬時に受信した
同期転送モード信号が同期外れである旨の信号が出力さ
れて、同期転送モード信号が強制的に同期外れ状態に設
定されるので、非同期転送モードセルの同期は確立せ
ず、確実に、信号品質に信頼性のない非同期転送モード
セルを本終端装置内に取り込まないようにすることがで
きる(請求項7)。
モードセル同期部では、ヘッダ誤り情報が複数回に渡っ
て受信され、完全に受信した同期転送モード信号の同期
が外れていることが検出された時点で、瞬時に受信した
同期転送モード信号が同期外れである旨の信号が出力さ
れて、同期転送モード信号が強制的に同期外れ状態に設
定されるので、非同期転送モードセルの同期は確立せ
ず、確実に、信号品質に信頼性のない非同期転送モード
セルを本終端装置内に取り込まないようにすることがで
きる(請求項7)。
【0267】また、上述の非同期転送モードセル廃棄判
定部では、警報信号,同期外れ情報,アイドルセル検出
情報及びビット誤り検出情報のいずれが検出されても、
セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号が出力されて、信
号品質に信頼性のない非同期転送モードセルが廃棄され
るので、この場合も、より確実に、信号品質に信頼性の
ない非同期転送モードセルを廃棄して本終端装置内に取
り込まないようにすることができる(請求項8)。
定部では、警報信号,同期外れ情報,アイドルセル検出
情報及びビット誤り検出情報のいずれが検出されても、
セル廃棄信号保持部からセル廃棄信号が出力されて、信
号品質に信頼性のない非同期転送モードセルが廃棄され
るので、この場合も、より確実に、信号品質に信頼性の
ない非同期転送モードセルを廃棄して本終端装置内に取
り込まないようにすることができる(請求項8)。
【0268】なお、上述の同期転送モード/非同期転送
モード変換伝送路終端装置も、非同期転送モードセル抽
出部において、受信同期転送モード処理部の受信ポイン
タ処理部から警報信号を受けると、強制的に受信した同
期転送モード信号が同期外れであるとする処理及び強制
的にセル廃棄信号を出力する処理のいずれかを少なくと
も実行するようにしても、確実に信号品質に信頼性のな
い非同期転送モードセルを本終端装置内に取り込まない
ようにすることができる(請求項9)。
モード変換伝送路終端装置も、非同期転送モードセル抽
出部において、受信同期転送モード処理部の受信ポイン
タ処理部から警報信号を受けると、強制的に受信した同
期転送モード信号が同期外れであるとする処理及び強制
的にセル廃棄信号を出力する処理のいずれかを少なくと
も実行するようにしても、確実に信号品質に信頼性のな
い非同期転送モードセルを本終端装置内に取り込まない
ようにすることができる(請求項9)。
【0269】さらに、本発明の同期転送モード/非同期
転送モード変換伝送路終端装置によれば、受信同期転送
モード処理部の同期外れ検出部にて受信した同期転送モ
ード信号の同期外れが検出されると、受信同期転送モー
ド処理部のエラー情報検出部からモニタ部,送信同期転
送モード処理部のエラー情報挿入部への第2エラー情
報,第1エラー情報の転送がそれぞれ禁止されるので、
受信した同期転送モード信号の同期が外れている間の演
算結果に信頼性のない第1エラー情報,第2エラー情報
を転送することがなく、確実に、不要な伝送路の切り替
えを防止することができる(請求項10,13,1
7)。
転送モード変換伝送路終端装置によれば、受信同期転送
モード処理部の同期外れ検出部にて受信した同期転送モ
ード信号の同期外れが検出されると、受信同期転送モー
ド処理部のエラー情報検出部からモニタ部,送信同期転
送モード処理部のエラー情報挿入部への第2エラー情
報,第1エラー情報の転送がそれぞれ禁止されるので、
受信した同期転送モード信号の同期が外れている間の演
算結果に信頼性のない第1エラー情報,第2エラー情報
を転送することがなく、確実に、不要な伝送路の切り替
えを防止することができる(請求項10,13,1
7)。
【0270】なお、上述の受信同期転送モード処理部の
エラー情報検出部は、第1エラー情報(遠端ブロックエ
ラー情報)として、ライン遠端ブロックエラー情報又は
パス遠端ブロックエラー情報を検出するように構成し、
第2エラー情報(伝送路エラー情報)として、セクショ
ンエラー情報,ラインエラー情報又はパスエラー情報を
検出するように構成すれば、極めて容易に、且つ、確実
に上述のような不要な伝送路切替の防止を実現できる
(請求項11,12,14〜16)。
エラー情報検出部は、第1エラー情報(遠端ブロックエ
ラー情報)として、ライン遠端ブロックエラー情報又は
パス遠端ブロックエラー情報を検出するように構成し、
第2エラー情報(伝送路エラー情報)として、セクショ
ンエラー情報,ラインエラー情報又はパスエラー情報を
検出するように構成すれば、極めて容易に、且つ、確実
に上述のような不要な伝送路切替の防止を実現できる
(請求項11,12,14〜16)。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の原理ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態としての同期転送モード
/非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終端
装置の構成を示すブロック図である。
/非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終端
装置の構成を示すブロック図である。
【図5】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終端
装置におけるATMセル同期部の構成を示すブロック図
である。
装置におけるATMセル同期部の構成を示すブロック図
である。
【図6】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終端
装置におけるATMセル同期部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
装置におけるATMセル同期部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】(a)〜(d)はそれぞれ第1実施形態のST
M/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル同期
部の動作を説明するためのタイムチャートである。
M/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル同期
部の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図8】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終端
装置におけるATMセル廃棄判定部の構成を示すブロッ
ク図である。
装置におけるATMセル廃棄判定部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終端
装置におけるATMセル廃棄判定部の詳細構成を示すブ
ロック図である。
装置におけるATMセル廃棄判定部の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図10】(a)〜(c)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図11】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるFiFo書込部の構成を示すブロック図
である。
端装置におけるFiFo書込部の構成を示すブロック図
である。
【図12】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるFiFo書込部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
端装置におけるFiFo書込部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】(a)〜(l)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるFiFo書込
部の動作を説明するためのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるFiFo書込
部の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図14】(a)〜(k)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるFiFo書込
部の詳細動作を説明するためのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるFiFo書込
部の詳細動作を説明するためのタイムチャートである。
【図15】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるFiFo書込部の変形例を示すブロック
図である。
端装置におけるFiFo書込部の変形例を示すブロック
図である。
【図16】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
【図17】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
【図18】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図19】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
【図20】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図21】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
【図22】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
【図23】(a)〜(h)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図24】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
【図25】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
【図26】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図27】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
【図28】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図29】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の構成を示すブロック図である。
【図30】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部,エラー情報挿入部の
要部の詳細構成を示すブロック図である。
【図31】(a)〜(h)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部,エラー情報挿入部の要部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図32】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
【図33】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図34】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図35】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図36】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図37】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
【図38】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図39】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図40】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
【図41】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図42】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図43】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図44】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図45】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
【図46】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図47】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図48】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
【図49】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図50】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図51】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図52】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図53】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの構成を示すブロック図である。
【図54】第1実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
端装置におけるエラー情報検出部の要部,パフォーマン
スモニタの詳細構成を示すブロック図である。
【図55】(a)〜(g)はそれぞれ第1実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるエラー情報検
出部の要部,パフォーマンスモニタの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図56】本発明の第2実施形態としての同期転送モー
ド/非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終
端装置の構成を示すブロック図である。
ド/非同期転送モード(STM/ATM)変換伝送路終
端装置の構成を示すブロック図である。
【図57】第2実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置における受信ポインタ処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
端装置における受信ポインタ処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図58】第2実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置における受信ポインタ処理部の詳細構成を示すブ
ロック図である。
端装置における受信ポインタ処理部の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図59】(a)〜(e)はそれぞれ第2実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置における受信ポインタ
処理部の動作を説明するためのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置における受信ポインタ
処理部の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図60】第2実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるATMセル同期部の構成を示すブロック
図である。
端装置におけるATMセル同期部の構成を示すブロック
図である。
【図61】第2実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるATMセル同期部の詳細構成を示すブロ
ック図である。
端装置におけるATMセル同期部の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図62】(a)〜(n)はそれぞれ第2実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル同
期部の動作を説明するためのタイムチャートである。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル同
期部の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図63】第2実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるATMセル廃棄判定部の構成を示すブロ
ック図である。
端装置におけるATMセル廃棄判定部の構成を示すブロ
ック図である。
【図64】第2実施形態のSTM/ATM変換伝送路終
端装置におけるATMセル廃棄判定部の詳細構成を示す
ブロック図である。
端装置におけるATMセル廃棄判定部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図65】(a)〜(l)はそれぞれ第2実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図66】(a)〜(j)はそれぞれ第2実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図67】(a)〜(j)はそれぞれ第2実施形態のS
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
TM/ATM変換伝送路終端装置におけるATMセル廃
棄判定部の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図68】一般的な同期転送モード/非同期転送モード
(STM/ATM)変換伝送路終端装置の構成を示すブ
ロック図である。
(STM/ATM)変換伝送路終端装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図69】(a)〜(c)はそれぞれ一般的なSTMフ
レームのフォーマットの一例を説明するための図であ
る。
レームのフォーマットの一例を説明するための図であ
る。
1 同期転送モード/非同期転送モード(STM/AT
M)変換伝送路終端装置 2 受信同期転送モード処理部(受信STM処理部) 3 非同期転送モードセル抽出部(ATMセル抽出部) 4 非同期転送モードスイッチ部(ATMスイッチ:A
TM−SW) 5 非同期転送モードセル挿入部(ATMセル挿入部) 6 送信同期転送モード処理部(送信STM処理部) 7 加入者端末 8 セクションオーバヘッド(SOH) 9 パスオーバヘッド(POH) 10 ペイ・ロード(情報フィールド) 11 ATMセル 11a ヘッダ部 11b データ部(情報フィールド) 12,12′ ATMセルデータ 21 同期外れ検出部(STM同期部) 21A デスクランブル(DSCR)処理部 22,25 受信ポインタ処理部 23 エラー情報検出部 23A 受信セクションオーバヘッド(SOH)抽出部 23B 受信パスオーバヘッド(POH)抽出部 23C B1バイト処理部 23C−1 B1バイト処理部(B1-BiP) 23C−2 B1バイトカウント(B1CV)値検出部 23D B2バイト処理部 23D−1 B2バイト演算処理部(B2-BiP) 23D−2 ライン遠端ブロックエラー情報(L-FEBE)検
出部 23D−3 B2バイトカウント(B2CV)値検出部 23E B3バイト処理部 23E−1 B3バイト演算処理部(B3-BiP) 23E−2 パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)検出
部 23E−3 B3バイトカウント(B3CV)値検出部 24 モニタ部〔マイコンインタフェース処理部(パフ
ォーマンスモニタ)〕 25A ポインタ処理部 25B 主信号/AIS変換タイミング生成部 25C AIS変換部 31 ヘッダ誤り情報演算部(HEC演算部) 32,32′ 非同期転送モードセル同期部(ATMセ
ル同期部) 32A HEC演算結果判定部 32B 同期保護部 32C ATMセルフレームカウンタ 32D セル損失表示信号(OCD)検出部 32E,33D パス警報検出信号生成部 33,33′ 非同期転送モードセル廃棄判定部(AT
Mセル廃棄判定部) 33A アイドルセル検出部 33B ビット誤り検出部 33C 廃棄信号保持部 34 メモリ部(FiFoメモリ) 35,35′ メモリ書き込み制御部(FiFo書込
部) 35A 読出アドレス監視部 35B 書込アドレスカウンタ制御部 35C 書込アドレスカウンタ部 35D 書込セル番号カウンタ部 36 メモリ読み出し制御部(FiFo読出部) 61 エラー情報挿入部 61A 送信パスオーバヘッド(POH)挿入部 61B 送信ポインタ処理部 61C 送信セクションオーバヘッド(SOH)挿入部 62 スクランブル(SCR) 処理部 231C B1パリティ演算部 231D B2パリティ演算部 231E B3パリティ演算部 232C B1パリティ演算結果保持レジスタ 232D B2パリティ演算結果保持レジスタ 232E B3パリティ演算結果保持レジスタ 233C〜233E,321C,325B〜327B,
332A,331B,352B,353B,351D,
611 ANDゲート 234C〜234E 比較部 235C〜235E バイナリ変換部 236C B1バイトカウント値保持レジスタ 236D ライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ 236E パス遠端ブロックエラー情報保持レジスタ 237C〜237E,238C〜238E,242,2
44,321B,352B,612,614 1入力反
転型のANDゲート(論理積演算素子) 239D B2バイトカウント値保持レジスタ 239E B3バイトカウント値保持レジスタ 241 加算部(ADD) 243 積算保持レジスタ 251,253,254,321E,323E,328
B,331C,331D,333D,351B,613
ORゲート(論理和演算素子) 252,322E,332C,332D フリップフロ
ップ(FF)回路 321A NORゲート(否定論理和演算素子) 321D J−Kフリップフロップ回路 322B,324C 反転ゲート(INV) 322C フレームカウンタ 323B 非同期状態判定部(NG×6) 323C,352C,353D デコーダ 324B 同期状態判定部(OK×6) 331A 4段フリップフロップ(FF)回路 332B ビット誤り検出器 333A アイドルセルパターン検出部 351C 53進カウンタ 352D 4進カウンタ
M)変換伝送路終端装置 2 受信同期転送モード処理部(受信STM処理部) 3 非同期転送モードセル抽出部(ATMセル抽出部) 4 非同期転送モードスイッチ部(ATMスイッチ:A
TM−SW) 5 非同期転送モードセル挿入部(ATMセル挿入部) 6 送信同期転送モード処理部(送信STM処理部) 7 加入者端末 8 セクションオーバヘッド(SOH) 9 パスオーバヘッド(POH) 10 ペイ・ロード(情報フィールド) 11 ATMセル 11a ヘッダ部 11b データ部(情報フィールド) 12,12′ ATMセルデータ 21 同期外れ検出部(STM同期部) 21A デスクランブル(DSCR)処理部 22,25 受信ポインタ処理部 23 エラー情報検出部 23A 受信セクションオーバヘッド(SOH)抽出部 23B 受信パスオーバヘッド(POH)抽出部 23C B1バイト処理部 23C−1 B1バイト処理部(B1-BiP) 23C−2 B1バイトカウント(B1CV)値検出部 23D B2バイト処理部 23D−1 B2バイト演算処理部(B2-BiP) 23D−2 ライン遠端ブロックエラー情報(L-FEBE)検
出部 23D−3 B2バイトカウント(B2CV)値検出部 23E B3バイト処理部 23E−1 B3バイト演算処理部(B3-BiP) 23E−2 パス遠端ブロックエラー情報(P-FEBE)検出
部 23E−3 B3バイトカウント(B3CV)値検出部 24 モニタ部〔マイコンインタフェース処理部(パフ
ォーマンスモニタ)〕 25A ポインタ処理部 25B 主信号/AIS変換タイミング生成部 25C AIS変換部 31 ヘッダ誤り情報演算部(HEC演算部) 32,32′ 非同期転送モードセル同期部(ATMセ
ル同期部) 32A HEC演算結果判定部 32B 同期保護部 32C ATMセルフレームカウンタ 32D セル損失表示信号(OCD)検出部 32E,33D パス警報検出信号生成部 33,33′ 非同期転送モードセル廃棄判定部(AT
Mセル廃棄判定部) 33A アイドルセル検出部 33B ビット誤り検出部 33C 廃棄信号保持部 34 メモリ部(FiFoメモリ) 35,35′ メモリ書き込み制御部(FiFo書込
部) 35A 読出アドレス監視部 35B 書込アドレスカウンタ制御部 35C 書込アドレスカウンタ部 35D 書込セル番号カウンタ部 36 メモリ読み出し制御部(FiFo読出部) 61 エラー情報挿入部 61A 送信パスオーバヘッド(POH)挿入部 61B 送信ポインタ処理部 61C 送信セクションオーバヘッド(SOH)挿入部 62 スクランブル(SCR) 処理部 231C B1パリティ演算部 231D B2パリティ演算部 231E B3パリティ演算部 232C B1パリティ演算結果保持レジスタ 232D B2パリティ演算結果保持レジスタ 232E B3パリティ演算結果保持レジスタ 233C〜233E,321C,325B〜327B,
332A,331B,352B,353B,351D,
611 ANDゲート 234C〜234E 比較部 235C〜235E バイナリ変換部 236C B1バイトカウント値保持レジスタ 236D ライン遠端ブロックエラー情報保持レジスタ 236E パス遠端ブロックエラー情報保持レジスタ 237C〜237E,238C〜238E,242,2
44,321B,352B,612,614 1入力反
転型のANDゲート(論理積演算素子) 239D B2バイトカウント値保持レジスタ 239E B3バイトカウント値保持レジスタ 241 加算部(ADD) 243 積算保持レジスタ 251,253,254,321E,323E,328
B,331C,331D,333D,351B,613
ORゲート(論理和演算素子) 252,322E,332C,332D フリップフロ
ップ(FF)回路 321A NORゲート(否定論理和演算素子) 321D J−Kフリップフロップ回路 322B,324C 反転ゲート(INV) 322C フレームカウンタ 323B 非同期状態判定部(NG×6) 323C,352C,353D デコーダ 324B 同期状態判定部(OK×6) 331A 4段フリップフロップ(FF)回路 332B ビット誤り検出器 333A アイドルセルパターン検出部 351C 53進カウンタ 352D 4進カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下野 裕行 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 橋詰 雅美 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 酒井 敏晴 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 山口 知之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (17)
- 【請求項1】 同期転送モード伝送路を終端して、非同
期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、該同期転
送モード伝送路又は他の同期転送モード伝送路へ同期転
送モード信号を送信する送信同期転送モード処理部とを
そなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部をそ
なえるとともに、 該非同期転送モードセル抽出部が、 非同期転送モードセルのヘッダ誤り情報を演算により求
めるヘッダ誤り情報演算部と、 該ヘッダ誤り情報演算部からのヘッダ誤り情報に基づい
て受信した同期転送モード信号の同期状態を判定すると
ともに、該受信同期転送モード処理部の該同期外れ検出
部で検出された同期外れ情報を受けると強制的に受信し
た同期転送モード信号が同期外れである旨の信号を出力
する非同期転送モードセル同期部と、 該非同期転送モードセル同期部からの同期判定情報を受
けて非同期転送モードセルを廃棄するか否かを判定する
とともに、該受信同期転送モード処理部の該同期外れ検
出部で検出された同期外れ情報を受けると強制的にセル
廃棄信号を出力する非同期転送モードセル廃棄判定部
と、 受信した同期転送モード信号情報を持った非同期転送モ
ードセルを順次記憶するメモリ部と、 該非同期転送モードセル同期部及び該非同期転送モード
セル廃棄判定部からの出力に基づいて非同期転送モード
セルを該メモリ部に書き込むための制御を行なうととも
に、該受信同期転送モード処理部の該同期外れ検出部で
検出された同期外れ情報を受けると強制的に非同期転送
モードセルの該メモリ部への書き込みを禁止するメモリ
書き込み制御部と、 該メモリ部に記憶されている非同期転送モードセル情報
を読み出して該非同期転送モードスイッチ部へ出力する
ための制御を行なうメモリ読み出し制御部とをそなえて
構成されていることを特徴とする、同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項2】 該非同期転送モードセル同期部が、該ヘ
ッダ誤り情報演算部からのヘッダ誤り情報を複数回に渡
って受けることにより、同期又は同期外れである旨の信
号を出力する同期保護部をそなえ、該同期保護部に、該
受信同期転送モード処理部の該同期外れ検出部で検出さ
れた同期外れ情報を受けると強制的に受信した同期転送
モード信号が同期外れである旨の信号を出力する回路部
が付加されていることを特徴とする、請求項1記載の同
期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項3】 該非同期転送モードセル廃棄判定部が、
非同期転送モードセルデータからアイドルセルを検出す
るアイドルセル検出部と、該ヘッダ誤り情報演算部から
のヘッダ誤り情報からビット誤りを検出するビット誤り
検出部とをそなえるとともに、該非同期転送モードセル
同期部からの同期判定情報,該受信同期転送モード処理
部の該同期外れ検出部で検出された同期外れ情報,該ア
イドルセル検出部からのアイドルセル検出情報,該ビッ
ト誤り検出部からのビット誤り検出情報を保持するセル
廃棄信号保持部をそなえて構成されていることを特徴と
する、請求項1記載の同期転送モード/非同期転送モー
ド変換伝送路終端装置。 - 【請求項4】 該メモリ書き込み制御部が、該メモリ部
への書き込みアドレスを計数する書き込みアドレスカウ
ンタ部と、該非同期転送モードセル同期部及び該非同期
転送モードセル廃棄判定部からの出力に基づいて該書き
込みアドレスカウンタ部を制御する書き込みアドレスカ
ウンタ制御部とをそなえ、該アドレスカウンタ制御部
が、該受信同期転送モード処理部の該同期外れ検出部で
検出された同期外れ情報を受けると強制的に非同期転送
モードセルの該メモリ部への書き込みを禁止すべく該ア
ドレスカウンタ部を制御するように構成されていること
を特徴とする、請求項1記載の同期転送モード/非同期
転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項5】 同期転送モード伝送路を終端して、非同
期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、該同期転
送モード伝送路又は他の同期転送モード伝送路へ同期転
送モード信号を送信する送信同期転送モード処理部とを
そなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部をそ
なえるとともに、 該非同期転送モードセル抽出部が、該受信同期転送モー
ド処理部の該同期外れ検出部で検出された同期外れ情報
を受けると、強制的に受信した同期転送モード信号が同
期外れであるとする処理,強制的にセル廃棄信号を出力
する処理及び強制的に非同期転送モードセルのメモリ部
への書き込みを禁止する処理のいずれかを少なくとも実
行するように構成されていることを特徴とする、同期転
送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項6】 同期転送モード伝送路を終端して、非同
期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、同期転送
モード伝送路へ同期転送モード信号を送信する送信同期
転送モード処理部とをそなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部と、
受信した同期転送モード信号のオーバヘッド情報のうち
のポインタ情報に対して所要の処理を施すとともに該同
期外れ検出部で検出された同期外れ情報に基づいて警報
信号を出力する受信ポインタ処理部とをそなえるととも
に、 該非同期転送モードセル抽出部が、 非同期転送モードセルのヘッダ誤り情報を演算により求
めるヘッダ誤り情報演算部と、 該ヘッダ誤り情報演算部からのヘッダ誤り情報に基づい
て受信した同期転送モード信号の同期状態を判定すると
ともに、該受信同期転送モード処理部の該受信ポインタ
処理部からの警報信号を受けると強制的に受信した同期
転送モード信号が同期外れである旨の信号を出力する非
同期転送モードセル同期部と、 該非同期転送モードセル同期部からの同期判定情報を受
けて非同期転送モードセルを廃棄するか否かを判定する
とともに、該受信同期転送モード処理部の該受信ポイン
タ処理部からの警報信号を受けると強制的にセル廃棄信
号を出力する非同期転送モードセル廃棄判定部と、 受信した同期転送モード信号情報を持った非同期転送モ
ードセルを順次記憶するメモリ部と、 該非同期転送モードセル同期部及び該非同期転送モード
セル廃棄判定部からの出力に基づいて非同期転送モード
セルを該メモリ部に書き込むための制御を行なうメモリ
書き込み制御部と、 該メモリ部に記憶されている非同期転送モードセル情報
を読み出して該非同期転送モードスイッチ部へ出力する
ための制御を行なうメモリ読み出し制御部とをそなえて
構成されていることを特徴とする、同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項7】 該非同期転送モードセル同期部が、該ヘ
ッダ誤り情報演算部からのヘッダ誤り情報を複数回に渡
って受けることにより、同期又は同期外れである旨の信
号を出力する同期保護部をそなえ、該同期保護部に、該
受信同期転送モード処理部の該受信ポインタ処理部から
の警報信号を受けると強制的に受信した同期転送モード
信号が同期外れである旨の信号を出力する回路部が付加
されていることを特徴とする、請求項6記載の同期転送
モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項8】 該非同期転送モードセル廃棄判定部が、
非同期転送モードセルデータからアイドルセルを検出す
るアイドルセル検出部と、該ヘッダ誤り情報演算部から
のヘッダ誤り情報からビット誤りを検出するビット誤り
検出部とをそなえるとともに、該非同期転送モードセル
同期部からの同期判定情報,該受信同期転送モード処理
部の該受信ポインタ処理部からの警報信号,該アイドル
セル検出部からのアイドルセル検出情報,該ビット誤り
検出部からのビット誤り検出情報を保持するセル廃棄信
号保持部をそなえて構成されていることを特徴とする、
請求項6記載の同期転送モード/非同期転送モード変換
伝送路終端装置。 - 【請求項9】 同期転送モード伝送路を終端して、非同
期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/非
同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、該同期転
送モード伝送路又は他の同期転送モード伝送路へ同期転
送モード信号を送信する送信同期転送モード処理部とを
そなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部と、
受信した同期転送モード信号のオーバヘッド情報のうち
のポインタ情報に対して所要の処理を施すとともに該同
期外れ検出部で検出された同期外れ情報に基づいて警報
信号を出力する受信ポインタ処理部とをそなえるととも
に、 該非同期転送モードセル抽出部が、該受信同期転送モー
ド処理部の該受信ポインタ処理部から警報信号を受ける
と、強制的に受信した同期転送モード信号が同期外れで
あるとする処理及び強制的にセル廃棄信号を出力する処
理のいずれかを少なくとも実行するように構成されてい
ることを特徴とする、同期転送モード/非同期転送モー
ド変換伝送路終端装置。 - 【請求項10】 同期転送モード伝送路を終端して、非
同期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/
非同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、該同期転
送モード伝送路又は他の同期転送モード伝送路へ同期転
送モード信号を送信する送信同期転送モード処理部とを
そなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部と、
受信した同期転送モード信号からエラー情報を検出する
エラー情報検出部とをそなえるとともに、 該送信同期転送モード処理部が、該受信同期転送モード
処理部の該エラー情報検出部からのエラー情報を挿入し
て伝送路切替のための情報を提供するエラー情報挿入部
をそなえ、 該受信同期転送モード処理部の該エラー情報検出部が、
該同期外れ検出部からの同期外れ情報を受けると、該送
信同期転送モード処理部の該エラー情報挿入部へのエラ
ー情報の転送を禁止するように構成されていることを特
徴とする、同期転送モード/非同期転送モード変換伝送
路終端装置。 - 【請求項11】 該受信同期転送モード処理部の該エラ
ー情報検出部が、ライン遠端ブロックエラー情報を検出
するように構成されていることを特徴とする、請求項1
0記載の同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路
終端装置。 - 【請求項12】 該受信同期転送モード処理部の該エラ
ー情報検出部が、パス遠端ブロックエラー情報を検出す
るように構成されていることを特徴とする、請求項10
記載の同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終
端装置。 - 【請求項13】 同期転送モード伝送路を終端して、非
同期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/
非同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、該同期転
送モード伝送路又は他の同期転送モード伝送路へ同期転
送モード信号を送信する送信同期転送モード処理部とを
そなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部と、
受信した同期転送モード信号からエラー情報を検出する
エラー情報検出部と、該エラー情報検出部で検出された
エラー情報をモニタして伝送路切替のための情報を提供
するモニタ部とをそなえ、 該受信同期転送モード処理部の該エラー情報検出部が、
該同期外れ検出部からの同期外れ情報を受けると、該モ
ニタ部へのエラー情報の転送を禁止するように構成され
ていることを特徴とする、同期転送モード/非同期転送
モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項14】 該受信同期転送モード処理部の該エラ
ー情報検出部が、セクションエラー情報を検出するよう
に構成されていることを特徴とする、請求項13記載の
同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装
置。 - 【請求項15】 該受信同期転送モード処理部の該エラ
ー情報検出部が、ラインエラー情報を検出するように構
成されていることを特徴とする、請求項13記載の同期
転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項16】 該受信同期転送モード処理部の該エラ
ー情報検出部が、パスエラー情報を検出するように構成
されていることを特徴とする、請求項13記載の同期転
送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置。 - 【請求項17】 同期転送モード伝送路を終端して、非
同期転送モードでの交換処理を行なう同期転送モード/
非同期転送モード変換伝送路終端装置において、 該同期転送モード伝送路から送られてくる同期転送モー
ド信号を受信し、該同期転送モード信号に含まれるオー
バヘッド情報に対して所要の処理を施す受信同期転送モ
ード処理部と、 該受信同期転送モード処理部で処理された後の信号に基
づいて非同期転送モードセルを抽出する非同期転送モー
ドセル抽出部と、 該非同期転送モードセル抽出部からの信号について交換
処理を施す非同期転送モードスイッチ部と、 該非同期転送モードスイッチ部からの信号について同期
転送モードセルを挿入する非同期転送モードセル挿入部
と、 該非同期転送モードセル挿入部からの信号について、オ
ーバヘッド情報に対する所要の処理を施して、該同期転
送モード伝送路又は他の同期転送モード伝送路へ同期転
送モード信号を送信する送信同期転送モード処理部とを
そなえ、 該受信同期転送モード処理部が、受信した同期転送モー
ド信号から同期外れ情報を検出する同期外れ検出部と、
受信した同期転送モード信号から遠端ブロックエラー情
報からなる第1エラー情報並びに受信した同期転送モー
ド信号から伝送路エラー情報からなる第2エラー情報を
検出するエラー情報検出部と、該エラー情報検出部で検
出された該第2エラー情報をモニタして伝送路切替のた
めの情報を提供するモニタ部とをそなえるとともに、 該送信同期転送モード処理部が、該受信同期転送モード
処理部の該エラー情報検出部からの該第1エラー情報を
挿入して伝送路切替のための情報を提供するエラー情報
挿入部をそなえ、 該受信同期転送モード処理部の該エラー情報検出部が、
該同期外れ検出部からの同期外れ情報を受けると、該送
信同期転送モード処理部の該エラー情報挿入部への該第
1エラー情報の転送を禁止するとともに、該モニタ部へ
の該第2エラー情報の転送を禁止するように構成されて
いることを特徴とする、同期転送モード/非同期転送モ
ード変換伝送路終端装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021522A JPH09214518A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置 |
US08/790,216 US5920563A (en) | 1996-02-07 | 1997-02-01 | Synchronous transfer mode/asynchronous transfer mode converting transmission path terminating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021522A JPH09214518A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214518A true JPH09214518A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12057294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8021522A Withdrawn JPH09214518A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 同期転送モード/非同期転送モード変換伝送路終端装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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GB9718831D0 (en) * | 1997-09-05 | 1997-11-12 | Plessey Telecomm | Data transmission in an sdh network |
JPH1188355A (ja) * | 1997-09-09 | 1999-03-30 | Fujitsu Ltd | 伝送セルの通過制御方法および装置 |
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- 1996-02-07 JP JP8021522A patent/JPH09214518A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-02-01 US US08/790,216 patent/US5920563A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|
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