JPH09214127A - リフロー炉 - Google Patents

リフロー炉

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Publication number
JPH09214127A
JPH09214127A JP3723696A JP3723696A JPH09214127A JP H09214127 A JPH09214127 A JP H09214127A JP 3723696 A JP3723696 A JP 3723696A JP 3723696 A JP3723696 A JP 3723696A JP H09214127 A JPH09214127 A JP H09214127A
Authority
JP
Japan
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width
conveyor
substrate
chain conveyor
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP3723696A
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English (en)
Inventor
Tadao Ogino
忠夫 荻野
Taro Matsuoka
太郎 松岡
Eiji Tsukagoshi
英治 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP3723696A priority Critical patent/JPH09214127A/ja
Publication of JPH09214127A publication Critical patent/JPH09214127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品搭載基板が炉本体内に搬送される以
前に脱落したり、リフロー炉内で熱膨張した基板がリフ
ロー炉内で脱落したり変形する等の事故を防止したリフ
ロー炉の提供。 【解決手段】 電子部品を搭載した基板を炉本体内に搬
送するコンベアの幅を、進行方向先端部及び後端部にお
いて個々に調整し得るようにリフロー炉を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリフロー炉に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基板に電子部品を半田付け実装す
るリフロー炉は、図5に示すように、リフロー炉本体2
0内に電子部品搭載基板を搬送するチェーンコンベア2
1と、このチェーンコンベア21の長手方向に沿って順
次設けられた上部ヒータ23・・23と、リフロー炉本
体20の入口側に位置する上部ヒータ23及び出口側に
位置する上部ヒータ23とチェーンコンベア21を挟ん
で相対向する下部ヒータ24、24で構成され、チェー
ンコンベア21によりリフロー炉本体20内に搬送され
る電子部品搭載基板を上部ヒータ23・・23と下部ヒ
ータ24、24で順次加熱してリフロー面の半田を溶融
させ、電子部品を基板に半田付け実装していた。
【0003】而して、幅寸法の異なる基板を搬送するチ
ェーンコンベア21の幅調整は図6に示すように、チェ
ーン22を回動自在に軸支した相対向するフレーム21
a、21aの何れか一方を平行移動させて行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チェー
ンコンベア21の幅を全長に亘り平行移動させて基板幅
に調整すると、リフロー炉本体20内で250℃前後
(半田の溶融温度は180℃前後)に加熱され熱膨張し
た基板が、図示するようにチェーン22に設けたリンク
プレート22a、22aに当接して脱落したり、変形す
るという問題点があり、また、チェーンコンベア21の
幅を基板が熱膨張した際の幅に調整すると、リンクプレ
ート22a、22aに突設した基板搬送用突起22b、
22bにセットした基板が炉本体20内に搬送される以
前に脱落するおそれが生じる等の問題点があった。
【0005】本発明は基板の脱落や変形等の事故を防止
したリフロー炉を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品搭載
基板をコンベアにより炉本体内に搬送するリフロー炉に
おいて、前記コンベアの幅を進行方向先端部及び後端部
において個々に可変自在とし、従来の問題点を解消した
ものである。
【0007】進行方向先端部におけるコンベアの幅を常
温時での基板の幅に調整し、後端部におけるコンベアの
幅を基板が熱膨張した際の基板幅に調整することで、炉
本体内で熱膨張した基板の脱落や変形等の事故は確実に
防止される。
【0008】また、請求項2に記載したようにコンベア
の幅を、進行方向先端部の幅に対し後端部の幅を0.5
〜1.6mm広がるテーパー状とし、且つ、両端部にお
いて個々に可変自在とすることで、膨張率等の異なる各
種基板への対応が極めて迅速に行える。
【0009】また、請求項3に記載したように、コンベ
アの幅を進行方向先端部から炉本体入口までを平行と
し、炉本体入口から後端部に広がるテーパー状とすると
共に、両端部において個々に調整自在とすることで、コ
ンベアにセットした基板が炉本体に搬送される以前に脱
落するのを防止し、且つ、熱膨張した基板が炉本体内で
脱落したり変形するのを確実に防止し得る。
【0010】さらに、請求項4に記載したようにコンベ
アの幅を入口側に対し出口側を0.5〜1.6mm広く
構成し、且つ、コンベアの幅を可変自在とすることで、
コンベアを構成するフレームを単に平行移動させるだけ
の極めて簡単な作業で、膨張率等の異なる各種基板に迅
速に対応し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示
す説明図、図2は本発明の第2の実施の形態を示す説明
図、図3は本発明の第3の実施の形態を示す説明図、図
4は本発明の他の実施の形態を示す説明図で、図におい
て1はリフロー炉本体、2はチェーンコンベア、2a、
2aはチェーンコンベア2を構成する相対向する一対の
フレーム、3はフレーム2a、2aに回動自在に軸支し
たチェーンで、このチェーン3には基板の側面をガイド
するリンクプレート3aが設けられ、このリンクプレー
ト3aには基板搬送用突起3bが突設されている。4は
前記チェーン3の駆動用モータ、5はチェーンコンベア
2の進行方向先端部の幅を微調整するためのハンドル、
6はハンドル5の回転を幅方向調整用のスプライン軸を
兼ねたボールネジ7に伝動するためのギャボックス、8
はチェーンコンベア2の後端部の幅を微調整するための
ハンドル、9はハンドル8の回転を幅方向調整用のスプ
ライン軸を兼ねたボールネジ10に伝動するためのギャ
ボックスである。11は基板の幅寸法に合わせてチェー
ンコンベア2の幅を全長に亘り平行移動させるためのハ
ンドルで、このハンドル11を回動操作することにより
チェーン13で連結されたスプライン軸を兼ねたボール
ネジ12、12が回動し、チェーンコンベア2は全長に
亘り平行移動する。14、14はフレーム2a、2aの
移動用レールである。
【0012】なお、以上はチェーンコンベア2の全長に
亘る幅調整及び両端部における微調整をハンドル操作に
より行う実施例について図示説明したが、チェーンコン
ベア2の全長に亘る幅調整をコンピュータ制御により行
い、両端部における微調整をハンドル操作により行って
もよく、また、全長に亘る幅調整及び両端部における微
調整の全てをコンピュータ制御により行ってもよい。特
に、チェーンコンベア2の全長に亘る幅調整をコンピュ
ータ制御により行うことにより、チェーンコンベア2に
掛かる負荷を軽減することができる。
【0013】上述のように構成した本発明のリフロー炉
において、チェーンコンベア2の幅を基板の幅に合わせ
て調整するには、先ず、ハンドル11を回動操作してフ
レーム2a、2aを平行移動させコンベアの幅を全長に
亘り基板幅に調整した後、進行方向先端部の幅をハンド
ル5で微調整すると共に、後端部の幅をリフロー炉内で
加熱膨張した基板の幅にハンドル8により微調整する。
【0014】上述のように、チェーンコンベア2の幅を
その両端部で個々に微調整することにより、基板が炉本
体1の入口に搬送される以前に脱落したり、炉本体1内
で熱膨張した基板がリンクプレート3aに当接して脱落
したり変形するような事故を確実に防止することができ
る。
【0015】次に、ガラスエポキシ基板を用いた際の具
体例について説明する。
【0016】 ガラスエポキシ基板の熱膨張係数 10〜13ppm/℃、 銅(パッド) 16〜17ppm/℃ から、基板の熱膨張係数を13ppm/℃+17ppm
/℃÷2=15ppm/℃とする。 基板の熱膨張係数 15ppm/℃ 基板幅 W 250mm 基板の最高加熱温度 250℃ 室温 20℃ とすると、250℃における基板の幅W0 (mm)は、 W0 = 250mm+ 250℃× 15ppm/℃× 10 -6×( 250℃
−20℃)≒250.9mm となる。
【0017】上記計算結果から、チェーンコンベア2の
幅を、進行方向先端部における幅が251mm、後端部
における幅が253mmとなるように、チェーンコンベ
ア2の両端部において個々に幅調整することで、基板が
炉本体1の入口に搬送される以前に脱落したり、炉本体
1内で熱膨張した基板がリンクプレート3a、3aに当
接して脱落したり変形する等の事故を確実に防止するこ
とができる。
【0018】図2は本発明の第2の実施の形態を示す説
明図で、チェーンコンベア2の幅を進行方向先端部の幅
に対し後端部の幅が0.5〜1.6mm広がるテーパー
状とし、且つ、両端部において個々にチェーンコンベア
2の幅を調整し得るようにチェーンコンベア2を構成し
たものである。
【0019】上述のようにチェーンコンベア2を構成す
ることにより、ハンドル11(図1参照)を回動操作し
てフレーム2a、2aを平行移動させて進行方向先端部
のコンベアの幅を基板の幅に調整した後、後端部の幅を
微調整するだけの極めて簡単な作業でチェーンコンベア
2の幅調整が行え、作業性を向上させ得る。
【0020】図3は本発明の第3の実施の形態を示す説
明図で、チェーンコンベア2の幅を進行方向先端部から
炉本体1の入口までを平行とすると共に、炉本体1の入
口から後端部に広がるテーパー状とし、且つ、チェーン
コンベア2の幅を両端部において個々に調整し得るよう
にチェーンコンベア2を構成したものである。
【0021】上述のようにチェーンコンベア2を構成す
ることにより、基板が炉本体1の入口に搬送される以前
に脱落するのをより一層確実に防止することができ、且
つ、炉本体1内で熱膨張した基板がリンクプレート3
a、3aに当接して脱落したり変形する事故を確実に防
止し得る。
【0022】図4はチェーンコンベア2の幅を入口側に
対し出口側を0.5〜1.6mm広く構成し、且つ、チ
ェーンコンベア2の幅を可変自在とした本発明のリフロ
ー炉の他の実施の形態を示す説明図である。このように
リフロー炉を構成することにより、チェーンコンベア2
を構成するフレーム2a、2a、又は、何れか一方のフ
レーム2aを単にハンドル11により平行移動させ、或
いは、コンピュータ制御により平行移動させることによ
り、膨張率等の異なる各種基板に極めて迅速に対応し得
る。
【0023】なお、以上はチェーンコンベアを用いたリ
フロー炉について図示説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ベルトコンベア等を用いたリフロ
ー炉にも適用し得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、コンベア
によりリフロー炉本体内に搬送される電子部品搭載基板
が、リフロー炉本体内に搬送される以前に脱落したり、
また、リフロー炉本体内で加熱され熱膨張した基板がリ
フロー炉内で脱落したり変形する等の事故を確実に防止
し得る等の優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す説明図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す説明図
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す説明図
【図4】本発明の他の実施の形態を示す説明図
【図5】リフロー炉を示す説明図
【図6】従来のリフロー炉を構成するコンベアと基板と
の関係を示す説明図
【符号の説明】
1 リフロー炉本体
2 コンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搭載した基板をコンべアによ
    り炉本体内に搬送するリフロー炉において、前記コンベ
    アの幅を両端部において個々に可変自在としたことを特
    徴とするリフロー炉。
  2. 【請求項2】 コンベアの幅を進行方向先端部の幅に対
    し後端部の幅が0.5〜1.6mm広がるテーパー状と
    し、且つ、両端部において個々に可変自在としたことを
    特徴とする請求項1記載のリフロー炉。
  3. 【請求項3】 コンベアの幅を進行方向先端部から炉本
    体入口までを平行とし、炉本体入口から後端部に広がる
    テーパー状とすると共に、両端部において個々に可変自
    在としたことを特徴とする請求項1記載のリフロー炉。
  4. 【請求項4】 コンベアの幅を入口側に対し出口側を
    0.5〜1.6mm広く構成し、且つ、コンベアの幅を
    可変自在としたことを特徴とするリフロー炉。
JP3723696A 1996-01-31 1996-01-31 リフロー炉 Pending JPH09214127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3723696A JPH09214127A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 リフロー炉

Applications Claiming Priority (1)

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JP3723696A JPH09214127A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 リフロー炉

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Publication Number Publication Date
JPH09214127A true JPH09214127A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12491980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3723696A Pending JPH09214127A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 リフロー炉

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JP (1) JPH09214127A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100407880C (zh) * 2002-11-25 2008-07-30 千住金属工业株式会社 回流焊炉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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