JPH09213802A - 半導体素子の接続孔及びその形成方法、並びに半導体素子の配線構造及び半導体素子 - Google Patents

半導体素子の接続孔及びその形成方法、並びに半導体素子の配線構造及び半導体素子

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JPH09213802A
JPH09213802A JP8040441A JP4044196A JPH09213802A JP H09213802 A JPH09213802 A JP H09213802A JP 8040441 A JP8040441 A JP 8040441A JP 4044196 A JP4044196 A JP 4044196A JP H09213802 A JPH09213802 A JP H09213802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続孔を形成するために導電層の上方の層間絶
縁層に開口部を形成する際の合わせずれが、たとえ生じ
たとしても、接続孔に短絡が発生したり絶縁耐圧が劣化
しない構造を有する半導体素子の接続孔を提供する。 【解決手段】半導体素子の接続孔は、非結晶シリコン2
1から成るサイドウオールで保護された絶縁膜20が内
壁に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続孔の構造に特
徴を有する、半導体素子の接続孔及びその形成方法、並
びに半導体素子の配線構造及び半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子には、一般に、下部導電層
(配線層)と、層間絶縁層上に形成された上部導電層
(配線層)とを電気的に接続するための接続孔が多数形
成されている。層間絶縁層内に形成された導電層若しく
はキャパシタ絶縁膜等と接続孔との間が電気的に絶縁さ
れていることを要求される場合、接続孔の内壁に絶縁材
料から成るサイドウオールを形成する必要がある。以
下、このような従来の接続孔の形成方法を、図13〜図
14を参照して説明する。
【0003】[工程−10]シリコン半導体基板から成
る半導体基板10に、公知の方法で例えばLOCOS構
造を有する素子分離領域11を形成した後、半導体基板
10の表面を酸化してゲート酸化膜12を形成する。次
いで、全面に不純物がドープされた多結晶シリコン層1
3を成膜し、更に、例えばタングステンシリサイドから
成るシリサイド層14を全面に成膜する。その後、シリ
サイド層14及び多結晶シリコン層13をエッチングし
て、ポリサイド構造を有するゲート電極15を形成す
る。尚、多結晶シリコン層13及びシリサイド層14の
2層構造を有する配線層16を、素子分離領域11の上
に併せて形成しておく。その後、半導体基板10に不純
物のイオン注入を行い、拡散層17を形成する。この状
態を、図12の(A)に模式的な一部断面図で示す。
【0004】[工程−20]その後、全面に第1の層間
絶縁層、例えば導電層及び第2の層間絶縁層を順次形成
する。そして、拡散層17の上方の第2の層間絶縁層、
導電層及び第1の層間絶縁層に開口部19を形成する。
この状態を、図12の(B)に模式的な一部断面図で示
す。尚、図を簡素化するために、第1の層間絶縁層、導
電層及び第2の層間絶縁層を1層で表し、参照番号10
0を付した。
【0005】[工程−30]次に、例えばSiO2から
成る絶縁膜101を開口部19内を含む第2の層間絶縁
層上に形成する(図13の(A)参照)。その後、絶縁
膜101を異方性エッチングし、開口部19の内壁に絶
縁膜101から成るサイドウオールを形成する(図13
の(B)参照)。
【0006】[工程−40]次いで、開口部19内を導
電材料(例えば、不純物がドーピングされた多結晶シリ
コン)で埋め込み、コンタクトプラグ22を形成し、接
続孔を完成させる。次いで、第2の層間絶縁層上に上層
配線層23を形成する(図14参照)。コンタクトプラ
グ22と図示しない導電層とは、絶縁膜101から成る
サイドウオールで電気的に絶縁されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】[工程−20]におい
て開口部19を形成する際、合わせずれが生じると、図
12の(B)に示すように、開口部19がゲート電極1
5や配線層16に懸かる虞がある。このような現象が生
じると、図13の(B)に丸で囲んだ領域に示すよう
に、ゲート電極15や配線層16の肩部が露出し、図1
4に示すように、コンタクトプラグ22とゲート電極1
5や配線層16に短絡が生じるという問題が発生する。
【0008】あるいは又、サイドウオールがゲート電極
15や配線層16の肩部で薄くなり、開口部19を形成
した後、洗浄工程やフッ酸処理を行ったときサイドウオ
ールに段切れが生じ、図14に示すように、コンタクト
プラグ22とゲート電極15や配線層16に短絡が生じ
たり、絶縁耐圧が劣化するといった問題が発生する。
【0009】従って、本発明の目的は、接続孔を形成す
るために導電層の上方の層間絶縁層に開口部を形成する
際の合わせずれが、たとえ生じたとしても、接続孔に短
絡が発生したり絶縁耐圧が劣化しない構造を有する半導
体素子の接続孔及びその形成方法、並びに半導体素子の
配線構造及び半導体素子を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体素子の接続孔は、非結晶シリコンか
ら成るサイドウオールで保護された絶縁膜が内壁に形成
されていることを特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するための本発明の半導
体素子の接続孔の形成方法は、(イ)導電層が形成され
た基体上に層間絶縁層を形成した後、導電層の上方の層
間絶縁層に開口部を形成する工程と、(ロ)開口部内を
含む全面に絶縁膜を形成し、次いで、該絶縁膜上に非結
晶シリコン層を形成する工程と、(ハ)層間絶縁層上及
び開口部底部の非結晶シリコン層及び絶縁膜をエッチン
グし、以て、開口部の内壁を被覆する該絶縁膜上に該非
結晶シリコン層から成るサイドウオールを形成する工程
と、(ニ)該開口部内を導電材料で埋め込む工程、から
成ることを特徴とする。
【0012】上記の目的を達成するための本発明の半導
体素子の配線構造は、(イ)基体に形成された導電層
と、(ロ)導電層上に形成された層間絶縁層と、(ハ)
該導電層の上方の該層間絶縁層に形成された接続孔と、
(ニ)層間絶縁層上に形成され、該接続孔と接続された
上層配線層、から成り、接続孔の内壁に、非結晶シリコ
ンから成るサイドウオールで保護された絶縁膜が形成さ
れていることを特徴とする。
【0013】上記の目的を達成するための本発明の半導
体素子は、(イ)基体に形成された導電層と、(ロ)該
導電層上に形成された層間絶縁層と、(ハ)該導電層の
上方の該層間絶縁層に形成された接続孔と、(ニ)層間
絶縁層の上方に形成され、該接続孔と接続された蓄積電
極と、(ホ)該蓄積電極上に形成されたキャパシタ絶縁
膜と、(ヘ)該キャパシタ絶縁膜上に形成されたプレー
ト電極、とを備えており、接続孔の内壁に、非結晶シリ
コンから成るサイドウオールで保護された絶縁膜が形成
されていることを特徴とする。
【0014】本発明においては、絶縁膜を、SiO2
やSiN層の単層から構成してもよいが、SiN層及び
SiO2層の2層構成であることが好ましい。
【0015】非結晶シリコンとは、具体的には非晶質シ
リコン又は多結晶シリコンを意味する。導電層が形成さ
れた基体としては、例えばソース・ドレイン領域といっ
た拡散層が形成された半導体基板、あるいは、下層配線
層がその上に形成された絶縁層を例示することができ
る。
【0016】本発明において、接続孔の内壁に非結晶シ
リコンから成るサイドウオールで保護された絶縁膜が形
成されているので、層間絶縁層に開口部を形成する際、
合わせずれが生じたとしても、ゲート電極等の肩部が露
出し、接続孔とゲート電極等に短絡が生じることを防止
することができる。また、接続孔の内壁に形成された絶
縁膜は非結晶シリコンから成るサイドウオールで保護さ
れているので、開口部を形成した後、洗浄工程やフッ酸
処理を行ったとき絶縁膜に損傷が発生することがなく、
接続孔とゲート電極等に短絡が生じたり、絶縁耐圧が劣
化するといった問題を回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、単に実施の形態と呼ぶ)に基づき本発
明を説明する。
【0018】(実施の形態1)実施の形態1は、本発明
の半導体素子の接続孔及びその形成方法、並びに半導体
素子の配線構造に関する。実施の形態1においては、シ
リコン半導体基板から成る半導体基板10(基体に相当
する)に形成された拡散層17(導電層に相当する)と
上層配線層23とを接続するための接続孔を形成する。
接続孔は、その内壁に非結晶シリコン(具体的には、多
結晶シリコン)から成るサイドウオール21Aで保護さ
れた、SiN層及びSiO2層の2層構造の絶縁膜20
が形成されている。
【0019】実施の形態1における半導体素子の配線構
造は、図1に模式的な一部断面図を示すように、シリコ
ン半導体基板から成る半導体基板10(基体に相当す
る)に形成された拡散層17(導電層に相当する)と、
拡散層17上に形成された層間絶縁層18と、拡散層1
7の上方の層間絶縁層18に形成された接続孔と、層間
絶縁層18上に形成され、接続孔と接続された上層配線
層23から成る。接続孔は、多結晶シリコンから成るコ
ンタクトプラグ22で埋め込まれている。
【0020】以下、半導体基板等の模式的な一部断面図
である図1〜図4を参照して、実施の形態1を説明す
る。
【0021】[工程−100]シリコン半導体基板から
成る半導体基板10に、公知の方法で例えばLOCOS
構造を有する素子分離領域11を形成した後、半導体基
板10の表面を酸化し、ゲート酸化膜12を形成する。
尚、素子分離領域はトレンチ構造を有していてもよい。
次いで、全面に不純物がドープされた多結晶シリコン層
13を成膜し、更に、例えばタングステンシリサイドか
ら成るシリサイド層14を全面に形成する。その後、フ
ォトリソグラフィ技術及びエッチング技術に基づき、シ
リサイド層14及び多結晶シリコン層13をパターニン
グして、ポリサイド構造を有するゲート電極15を形成
する。尚、必要に応じて、多結晶シリコン層13及びシ
リサイド層14の2層構造を有する配線層16を素子分
離領域11の上に、併せて形成する。その後、半導体基
板10に不純物のイオン注入を行い、拡散層17を形成
する。この状態を、図2の(A)に模式的な一部断面図
で示す。
【0022】[工程−110]次に、拡散層17(導電
層に相当する)が形成された半導体基板10(基体に相
当する)上に、例えばCVD法にてSiO2から成る層
間絶縁層18を形成した後、拡散層17の上方の層間絶
縁層18に、RIE法で開口部19を形成する。この状
態を、図2の(B)に模式的な一部断面図で示すが、図
においては、合わせずれが生じた場合を示している。
尚、場合によっては、層間絶縁層18の代わりに、第1
の層間絶縁層、例えば導電層及び第2の層間絶縁層を順
次形成することもあり得る。
【0023】[工程−120]その後、CVD法にて、
開口部19内を含む層間絶縁層18上に、SiN層を成
膜し、その後、SiN層上にCVD法にてSiO2層を
成膜する。こうして、開口部19内を含む全面に絶縁膜
20が形成される。この状態を、図3の(A)に模式的
な一部断面図で示すが、簡素化のため、図においては絶
縁膜20を1層で示した。尚、絶縁膜20は、SiO2
単層、SiN単層、SiON単層から構成してもよい
し、多結晶シリコン層又は非晶質シリコン層を堆積さ
せ、その表面を酸化することによって形成してもよい。 SiN層成膜条件 使用ガス:SiH2Cl2/NH3=70/700sccm 成膜温度:760゜C 圧力 :73.3Pa 膜厚 :20nm SiO2層成膜条件 使用ガス:TEOS=90sccm 成膜温度:690゜C 圧力 :107Pa 膜厚 :20nm
【0024】[工程−130]次いで、絶縁膜20上に
非結晶シリコン層(実施の形態1においては多結晶シリ
コン層)21を、以下に例示する条件のCVD法にて形
成する。この状態を、図3の(B)に模式的な一部断面
図で示す。尚、非結晶シリコン層21は、不純物がドー
ピングされていなくてもよいが、不純物がドーピングさ
れている方が好ましい。 使用ガス:PH3/SiH4=35/465sccm 成膜温度:530゜C 膜厚 :100nm
【0025】[工程−140]その後、層間絶縁層18
上及び開口部19底部の非結晶シリコン層21及び絶縁
膜20を、HBr/Cl2系のエッチングガスを用いて
異方性エッチングする。これによって、開口部19の内
壁を被覆する絶縁膜20上に非結晶シリコンから成るサ
イドウオール21Aが形成される。開口部19の内壁を
被覆する絶縁膜20はその上に形成された非結晶シリコ
ンから成るサイドウオール21Aによって覆われている
ので、かかる部分の絶縁膜20がエッチングガスに曝さ
れることはない。また、サイドウオール21Aをマスク
として、開口部19の底部の絶縁膜20がエッチングさ
れる。この状態を図4の(A)に模式的な一部断面図で
示す。尚、エッチングの前に非結晶シリコン層21の表
面を酸化し、非結晶シリコン層21の表面にSiO2
を形成しておくと、開口部19の内壁の非結晶シリコン
層21はエッチングされ難くなり、一層確実にサイドウ
オール21Aを形成することができる。
【0026】[工程−150]次いで、開口部19内を
含む層間絶縁層18の上に、不純物がドーピングされた
多結晶シリコン層をCVD法にて堆積させ、開口部19
内を多結晶シリコンから成る導電材料で埋め込む。尚、
多結晶シリコン層をCVD法にて堆積させる前に、開口
部19の底部に露出した半導体基板10の表面に形成さ
れた自然酸化膜をフッ酸等によって除去する場合がある
が、この場合、絶縁膜20がサイドウオール21によっ
て覆われているので、フッ酸等によって絶縁膜20に損
傷が発生することを防止できる。その後、全面をエッチ
バックして、層間絶縁層18上の多結晶シリコン層を除
去する。こうして、開口部19内が多結晶シリコンから
成るコンタクトプラグ22で埋め込まれた接続孔が完成
する。この状態を図4の(B)に模式的な一部断面図で
示す。
【0027】尚、コンタクトプラグ22を多結晶シリコ
ンから構成する代わりに、高融点金属から構成すること
もできる。この場合には、例えば、所謂ブランケットタ
ングステンCVD法にてコンタクトプラグを形成すれば
よい。そのためには、先ず、Ti層及びTiN層を、ス
パッタ法にて順次、開口部19内を含む全面に成膜す
る。Ti層及びTiN層を形成する理由は、オーミック
な低コンタクト抵抗を得ること、タングステンをCVD
法にて成膜する際の半導体基板10の損傷発生の防止、
タングステンの密着性向上のためである。尚、場合によ
っては、TiあるいはTiNの1層構成とすることもで
きる。Ti層及びTiN層のスパッタ条件を以下に例示
する。 Ti層(厚さ:30nm) プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:150゜C TiN層(厚さ:70nm) プロセスガス:N2/Ar=80/30sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:150゜C
【0028】TiN層の成膜後、TiN層のバリア性向
上のために、以下に例示する条件のアニール処理を施す
ことが望ましい。 雰囲気:窒素ガス100% 温度 :450゜C 時間 :30分
【0029】その後、TiN層上にタングステンから成
る導電材料層を所謂ブランケットタングステンCVD法
にて成膜する。タングステンから成る導電材料層の成膜
条件を、以下に例示する。 使用ガス:WF6/H2/Ar=75/500/2800
sccm 圧力 :1.06×104Pa 成膜温度:450゜C
【0030】次に、タングステンから成る導電材料層、
TiN層、Ti層をエッチバックして、開口部内がタン
グステンから成るコンタクトプラグで埋め込まれた接続
孔を形成することができる。エッチバックの条件を以下
に例示する。 使用ガス :SF6/Cl2=25/20sccm 圧力 :1Pa マイクロ波電力:950W RF電力 :50W(2MHz)
【0031】[工程−160]その後、例えば、濡れ性
改善層として機能するTi層、及びAl−0.5%Cu
から成る配線材料層を全面にスパッタ法にて成膜し、配
線材料層及びTi層を所定のパターンにエッチングし、
上層配線層23を形成する。この状態を図1に模式的な
一部断面図で示す。尚、図の簡素化のために、上層配線
層23は1層で示した。 Ti層成膜条件 プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:150゜C 膜厚 :30nm 配線材料層成膜条件 ターゲット :Al−0.5%Cu プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:300゜C
【0032】尚、場合によっては、開口部19内に多結
晶シリコンから成るコンタクトプラグを形成せずに、開
口部19を配線材料層で埋め込んでもよい。この場合に
は、開口部19内を配線材料層で確実に埋め込むため
に、開口部19内を含む層間絶縁層18上に、コンタク
ト抵抗の低減及び濡れ性の改善を目的としたTi層をス
パッタ法にて成膜し、更に、バリア層として機能するT
iN層をスパッタ法にて成膜する。その後、所謂高温ア
ルミニウムスパッタ法(上記の成膜条件において基板加
熱温度を500゜C前後とし、層間絶縁層18上に堆積
したアルミニウム系合金を流動状態とし、開口部19内
をアルミニウム系合金で埋め込む方法)や、アルミニウ
ムリフロー法(上記の成膜条件において基板加熱温度を
150゜C前後とし、層間絶縁層18上に堆積したアル
ミニウム系合金を堆積させた後、基板を500゜C前後
に加熱し、層間絶縁層18上のアルミニウム系合金を流
動状態とすることによって、開口部19内をアルミニウ
ム系合金で埋め込む方法)、あるいは高圧リフロー法
(アルミニウムリフロー法において、層間絶縁層18上
に堆積したアルミニウム系合金を堆積させた後、106
Pa程度の高圧雰囲気中で基板を加熱し、層間絶縁層1
8上のアルミニウム系合金を流動状態とすることによっ
て、開口部19内をアルミニウム系合金で埋め込む方
法)を採用することで、アルミニウム系合金から成るコ
ンタクトプラグを開口部19内に形成することもでき
る。
【0033】更に、公知の工程を実行して、半導体素子
を完成させる。
【0034】(実施の形態2)実施の形態2は、本発明
の半導体素子の接続孔及びその形成方法、並びに半導体
素子、より具体的には、キャパシタの蓄積電極(記憶ノ
ード電極)が筒状のスタックトDRAM半導体素子に関
する。実施の形態2においては、シリコン半導体基板か
ら成る半導体基板10(基体に相当する)に形成された
拡散層17(導電層に相当する)と蓄積電極(記憶ノー
ド電極)とを接続するための接続孔を形成する。実施の
形態2における接続孔も、その内壁に非結晶シリコン
(具体的には、多結晶シリコン)から成るサイドウオー
ル21Aで保護された、SiN層及びSiO2層の2層
構造の絶縁膜20が形成されている。
【0035】実施の形態2における半導体素子は、図5
に模式的な一部断面図を示すように、シリコン半導体基
板から成る半導体基板10(基体に相当する)に形成さ
れた拡散層17(導電層に相当する)と、拡散層17上
に形成された層間絶縁層30,31と、拡散層17の上
方の層間絶縁層30,31に形成された接続孔と、層間
絶縁層32の上方に形成され、接続孔と接続され、第1
及び第2の蓄積電極層40,42から成る蓄積電極と、
蓄積電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜43と、キャ
パシタ絶縁膜43上に形成されたプレート電極44から
成る。そして、接続孔は、蓄積電極を構成する第1の蓄
積電極層40から延在する多結晶シリコン層で埋め込ま
れている。
【0036】以下、半導体基板等の模式的な一部断面図
である図5〜図10を参照して、実施の形態2を説明す
る。
【0037】[工程−200]先ず、実施の形態1の
[工程−100]と同様に、シリコン半導体基板から成
る半導体基板10に、LOCOS構造を有する素子分離
領域11、ゲート酸化膜12、多結晶シリコン層13及
びシリサイド層14から成るゲート電極15を形成す
る。尚、必要に応じて、多結晶シリコン層13及びシリ
サイド層14の2層構造を有する配線層16を素子分離
領域11の上に、併せて形成する。その後、半導体基板
10に不純物のイオン注入を行い、拡散層17を形成す
る。この状態を、図6の(A)に模式的な一部断面図で
示す。
【0038】[工程−210]次に、拡散層17(導電
層に相当する)が形成された半導体基板10(基体に相
当する)上に、例えばCVD法にてSiO2から成り厚
さ数百nmの第1の層間絶縁層30を形成し、LP−C
VD法にてSiNから成り厚さ数十nmの第2の層間絶
縁層31を形成し、更に、CVD法にてBPSGから成
り厚さ数百nmの第3の層間絶縁層32を形成する。そ
の後、BPSGから成る第3の層間絶縁層32に対して
800〜900゜Cの熱処理を施し、第3の層間絶縁層
32を平坦化することが好ましい(図6の(B)参
照)。尚、平坦化処理は、エッチバック法や化学的機械
的研磨法にて行うこともできる。その後、拡散層17の
上方の第3、第2及び第1の層間絶縁層32,31,3
0に、RIE法で開口部19を形成する。この状態を、
図7の(A)に模式的な一部断面図で示すが、図におい
ては、合わせずれが生じた場合を示している。
【0039】[工程−220]その後、開口部19内を
含む第3の層間絶縁層32上に、実施の形態1の[工程
−120]と同様に、SiN層を成膜し、その後、Si
N層上にSiO2層を成膜する。こうして、SiN層及
びSiO2層の2層構造を有する絶縁膜20が、開口部
19内を含む全面に形成される。次いで、実施の形態1
の[工程−130]と同様に、絶縁膜20上に非結晶シ
リコン層(実施の形態2においては多結晶シリコン層)
21をCVD法にて形成する。この状態を、図7の
(B)に模式的な一部断面図で示すが、簡素化のため、
図においては絶縁膜20を1層で示した。非結晶シリコ
ン層21は、不純物がドーピングされていなくてもよい
が、不純物がドーピングされている方が好ましい。
【0040】[工程−230]その後、実施の形態1の
[工程−140]と同様に、第3の層間絶縁層32上及
び開口部19底部の非結晶シリコン層21及び絶縁膜2
0を、HBr/Cl2系のエッチングガスを用いて異方
性エッチングする。これによって、開口部19の内壁を
被覆する絶縁膜20上に非結晶シリコンから成るサイド
ウオール21Aが形成される。開口部19の内壁を被覆
する絶縁膜20はその上に形成された非結晶シリコンか
ら成るサイドウオール21Aによって覆われているの
で、かかる部分の絶縁膜20がエッチングガスに曝され
ることはない。また、サイドウオール21Aをマスクと
して、開口部19の底部の絶縁膜20がエッチングされ
る。この状態を図8の(A)に模式的な一部断面図で示
す。尚、エッチングの前に非結晶シリコン層21の表面
を酸化し、非結晶シリコン層21の表面にSiO2膜を
形成しておくと、開口部19の内壁の非結晶シリコン層
21はエッチングされ難くなり、一層確実にサイドウオ
ール21Aを形成することができる。
【0041】[工程−240]次いで、開口部19内を
含む第3の層間絶縁層32の上に、不純物がドーピング
された多結晶シリコン層をCVD法にて堆積させ、開口
部19内を多結晶シリコンから成る導電材料で埋め込
む。これによって、開口部19内が多結晶シリコンから
成るコンタクトプラグ22Aで埋め込まれた接続孔が完
成する。また、第3の層間絶縁層32上には、かかる多
結晶シリコンから成る第1の蓄積電極層40が形成され
る。次に、第1の蓄積電極層40の上に、厚さ数百nm
のSiO2から成る酸化膜41をCVD法にて成膜した
後、酸化膜41及び第1の蓄積電極層40を蓄積電極
(記憶ノード)のパターンに異方性エッチングする。そ
の後、厚さ数十〜数百nmの不純物がドーピングされた
多結晶シリコンから成る第2の蓄積電極層42をCVD
法にて全面に堆積させる。この状態を図8の(B)に模
式的な一部断面図で示す。
【0042】[工程−250]次に、第2の蓄積電極層
42を異方性エッチングした後(図9の(A)参照)、
SiO2から成る酸化膜41、BPSGから成る第3の
層間絶縁層32を、SiNから成る第2の層間絶縁層3
1をエッチングストッパーとして、フッ酸でウエットエ
ッチングして除去する(図9の(B)参照)。こうし
て、第1及び第2の蓄積電極層40,42から成る筒状
のキャパシタの蓄積電極(記憶ノード電極)が形成され
る。
【0043】[工程−260]その後、SiO2又はS
iNから成り、あるいは、ONO構造を有するキャパシ
タ絶縁膜43を全面にCVD法によって成膜する(図1
0の(A)参照)。
【0044】[工程−270]次に、不純物がドーピン
グされた多結晶シリコン層をCVD法にて全面に堆積さ
せ、かかる多結晶シリコン層から成るプレート電極44
を形成した後、全面に、例えばSiNから成る第4の層
間絶縁層45をLP−CVD法で形成する(図10の
(B)参照)。そして、フォトリソグラフィ技術及びエ
ッチング技術に基づき、第4の層間絶縁層45及びプレ
ート電極44を所望のプレート電極形状にパターニング
し、更に、第2の層間絶縁層31及び第1の層間絶縁層
30を異方性エッチングする。
【0045】[工程−280]その後、第5の層間絶縁
層46をCVD法で全面に堆積させ、例えば化学的機械
的研磨法で平坦化処理を行い、第5の層間絶縁層46、
第4の層間絶縁層45、プレート電極44、第2の層間
絶縁層31及び第1の層間絶縁層30を異方性エッチン
グして、開口部を形成する。そして、SiO2、SiN
又はSiN/SiO2から成る厚さ数十nmの絶縁膜
を、開口部内を含む第5の層間絶縁層46上にCVD法
にて堆積させ、更に、絶縁膜の上に厚さ数十〜数百nm
の非結晶シリコン(非晶質シリコン層又は多結晶シリコ
ン層)を堆積させる。尚、この非結晶シリコン層には、
不純物がドーピングされていてもよいし、されていなく
ともよい。その後、非結晶シリコン層及び絶縁膜をエッ
チバックし、非結晶シリコン層及び絶縁膜から成るサイ
ドウオール47をかかる開口部の内壁に形成する。かか
るサイドウオール47は、実施の形態1におけるサイド
ウオール21Aと実質的に同一の構造を有する。ここ
で、図においては、簡素化のためサイドウオール47を
1層で示した。尚、場合によっては、本発明の接続孔に
おけるサイドウオールの構成と異なるが、絶縁膜の上に
非結晶シリコンを堆積させる代わりに、Ti層、TiN
層、Ti層/TiN層、W層、TiW層等をスパッタ法
にて絶縁膜上に成膜することでサイドウオール47を形
成してもよい。更には、場合によっては、非結晶シリコ
ン層やTi層等の形成を省略することができる。
【0046】その後、サイドウオール47が形成された
開口部内を、不純物がドーピングされた多結晶シリコン
で埋め込み、ビットコンタクト48を形成する。尚、開
口部内を多結晶シリコンで埋め込む代わりに、実施の形
態1にて説明したブランケットタングステンCVD法に
てビットコンタクト48を形成してもよい。
【0047】次いで、例えば、濡れ性改善層として機能
するTi層、及びAl−0.5%Cuから成る配線材料
層を、実施の形態1の[工程−160]と同様に、全面
にスパッタ法にて成膜し、配線材料層及びTi層を所定
のパターンにエッチングし、上層配線層49を形成す
る。この状態を図5に模式的な一部断面図で示す。尚、
図の簡素化のために、上層配線層49を1層で示した。
【0048】更に、公知の工程を実行して、半導体素子
を完成させる。
【0049】以上、本発明を発明の実施の形態に基づき
説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施の形態にて説明した各工程における各種の条件
は例示であり、適宜変更することができる。
【0050】例えば、図11に模式的な一部断面図を示
すように、基体が絶縁層50から構成され、導電層が下
層配線層51から構成されている場合にも、本発明の半
導体素子の接続孔の形成方法を適用することによって、
本発明の接続孔並びに半導体素子の配線構造を形成する
ことができる。図11に示した構造においては、下層配
線層51及び絶縁層50の上に絶縁層52、中間配線層
53及び絶縁層54が形成されている。そして、下層配
線層51の上方の絶縁層52、中間配線層53及び絶縁
層54には接続孔が形成され、この接続孔の内壁には、
非結晶シリコンから構成されたサイドウオール56で保
護された絶縁膜55が形成されている。開口部内は、不
純物がドーピングされた多結晶シリコンや高融点金属材
料、あるいはアルミニウム系合金から成る配線材料で埋
め込まれたコンタクトプラグ57が形成されている。中
間配線層53は、絶縁膜55によってコンタクトプラグ
57と電気的に絶縁されている。絶縁層54の上には、
接続孔に接続された上層配線層58が設けられている。
接続孔の形成方法は、実施の形態1にて説明したと同様
の方法で行うことができるので、詳細な説明は省略す
る。
【0051】開口部の埋め込みをブランケットタングス
テンCVD法にて行う代わりに、他の金属や高融点金属
にて埋め込むこともできる。例えば、CVD法で銅層や
アルミニウム層を形成することによって、銅やアルミニ
ウムから成るコンタクトプラグやビットコンタクトを形
成することもできる。CVD法による銅層の形成条件を
以下に例示する。尚、HFAとは、ヘキサフルオロアセ
チルアセトネートの略である。 銅のCVD成膜条件 使用ガス : Cu(HFA)2/H2=10/1000sccm 圧力 : 2.6×103Pa 基板加熱温度: 350゜C パワー : 500W
【0052】また、TiN層、Ti層をスパッタ法にて
成膜する代わりに、TiN層、Ti層を、以下に例示す
る条件のCVD法にて成膜することもできる。 TiのECR−CVD条件 使用ガス : TiCl4/H2=10/50sccm マイクロ波パワー:2.18kW 温度 :420゜C 圧力 :0.12Pa TiNのECR−CVD条件 使用ガス :TiCl4/H2/N2=20/26/8sccm マイクロ波パワー:2.8kW 基板RFバイアス:−50W 温度 :420゜C 圧力 :0.12Pa
【0053】上層配線層を構成するアルミニウム系合金
としてAl−Cuを用いたが、その代わりに、純アルミ
ニウム、Al−Si、Al−Si−Cu、Al−Ge、
Al−Si−Ge等の種々のアルミニウム合金を用いる
こともできる。また、各種の層間絶縁層として、必要に
応じて、SiO2、BPSG、PSG、BSG、AsS
G、PbSG、SbSG、NSG、SOG、LTO(Lo
w Temperature Oxide、低温CVD−SiO2)、Si
N、SiON等の公知の絶縁材料、あるいはこれらの絶
縁材料を積層したものを用いることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明においては、接続孔の内壁に非結
晶シリコンから成るサイドウオールで保護された絶縁膜
が形成されているので、層間絶縁層に開口部を形成する
際、合わせずれが生じたとしても、ゲート電極等の肩部
が露出し、接続孔とゲート電極等に短絡が生じることを
防止することができるし、高い絶縁耐圧を保持すること
ができる。また、接続孔の内壁に形成された絶縁膜は非
結晶シリコンから成るサイドウオールで保護されている
ので、開口部を形成した後、洗浄工程やフッ酸処理を行
ったとき絶縁膜に損傷が発生することがなく、接続孔と
ゲート電極等に短絡が生じるという問題を回避すること
ができるし、高い絶縁耐圧を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1における半導体素子の模式
的な一部断面図である。
【図2】発明の実施の形態1における半導体素子の製造
工程を説明するための、半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図3】図2に引き続き、発明の実施の形態1における
半導体素子の製造工程を説明するための、半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、発明の実施の形態1における
半導体素子の製造工程を説明するための、半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図5】発明の実施の形態2における半導体素子の模式
的な一部断面図である。
【図6】発明の実施の形態2における半導体素子の製造
工程を説明するための、半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図7】図6に引き続き、発明の実施の形態2における
半導体素子の製造工程を説明するための、半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図8】図7に引き続き、発明の実施の形態2における
半導体素子の製造工程を説明するための、半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図9】図8に引き続き、発明の実施の形態2における
半導体素子の製造工程を説明するための、半導体基板等
の模式的な一部断面図である。
【図10】図9に引き続き、発明の実施の形態2におけ
る半導体素子の製造工程を説明するための、半導体基板
等の模式的な一部断面図である。
【図11】基体が絶縁層から構成され、導電層が下層配
線層から構成されている場合の、本発明の半導体素子の
接続孔の形成方法を適用することによって得られた接続
孔並びに半導体の配線構造を示す模式的な一部断面図で
ある。
【図12】従来の半導体素子の製造工程を説明するため
の、半導体基板等の模式的な一部断面図である。
【図13】図12に引き続き、従来の半導体素子の製造
工程を説明するための、半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図14】図13に引き続き、従来の半導体素子の製造
工程を説明するための、半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【符号の説明】
10・・・半導体基板、11・・・素子分離領域、12
・・・ゲート酸化膜、13・・・多結晶シリコン層、1
4・・・シリサイド層、15・・・ゲート電極、16・
・・配線層、17・・・拡散層、18,30,31,3
2,45,46・・・層間絶縁層、19・・・開口部、
20,55・・・絶縁膜、21・・・非結晶シリコン
層、21A,47,56・・・サイドウオール、22,
22A,57・・・コンタクトプラグ、23,49,5
8・・・上層配線層、40,42・・・蓄積電極層、4
1・・・酸化膜、43・・・キャパシタ絶縁膜、44・
・・プレート電極、48・・・ビットコンタクト、5
0,52,54・・・絶縁層、51・・・下層配線層、
53・・・中間配線層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非結晶シリコンから成るサイドウオールで
    保護された絶縁膜が内壁に形成されていることを特徴と
    する半導体素子の接続孔。
  2. 【請求項2】前記絶縁膜は、SiN層及びSiO2層の
    2層構成であることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体素子の接続孔。
  3. 【請求項3】(イ)導電層が形成された基体上に層間絶
    縁層を形成した後、導電層の上方の層間絶縁層に開口部
    を形成する工程と、 (ロ)開口部内を含む全面に絶縁膜を形成し、次いで、
    該絶縁膜上に非結晶シリコン層を形成する工程と、 (ハ)層間絶縁層上及び開口部底部の非結晶シリコン層
    及び絶縁膜をエッチングし、以て、開口部の内壁を被覆
    する該絶縁膜上に該非結晶シリコン層から成るサイドウ
    オールを形成する工程と、 (ニ)該開口部内を導電材料で埋め込む工程、から成る
    ことを特徴とする半導体素子の接続孔の形成方法。
  4. 【請求項4】前記絶縁膜は、SiN層及びSiO2層の
    2層構成であることを特徴とする請求項3に記載の半導
    体素子の接続孔の形成方法。
  5. 【請求項5】(イ)基体に形成された導電層と、 (ロ)導電層上に形成された層間絶縁層と、 (ハ)該導電層の上方の該層間絶縁層に形成された接続
    孔と、 (ニ)層間絶縁層上に形成され、該接続孔と接続された
    上層配線層、から成る半導体素子の配線構造であって、 接続孔の内壁に、非結晶シリコンから成るサイドウオー
    ルで保護された絶縁膜が形成されていることを特徴とす
    る半導体素子の配線構造。
  6. 【請求項6】前記絶縁膜は、SiN層及びSiO2層の
    2層構成であることを特徴とする請求項5に記載の半導
    体素子の配線構造。
  7. 【請求項7】(イ)基体に形成された導電層と、 (ロ)該導電層上に形成された層間絶縁層と、 (ハ)該導電層の上方の該層間絶縁層に形成された接続
    孔と、 (ニ)層間絶縁層の上方に形成され、該接続孔と接続さ
    れた蓄積電極と、 (ホ)該蓄積電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、 (ヘ)該キャパシタ絶縁膜上に形成されたプレート電
    極、を備えた半導体素子であって、 接続孔の内壁に、非結晶シリコンから成るサイドウオー
    ルで保護された絶縁膜が形成されていることを特徴とす
    る半導体素子。
  8. 【請求項8】前記絶縁膜は、SiN層及びSiO2層の
    2層構成であることを特徴とする請求項7に記載の半導
    体素子。
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