JPH09275140A - 半導体装置における接続孔の形成方法 - Google Patents

半導体装置における接続孔の形成方法

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JPH09275140A
JPH09275140A JP11046496A JP11046496A JPH09275140A JP H09275140 A JPH09275140 A JP H09275140A JP 11046496 A JP11046496 A JP 11046496A JP 11046496 A JP11046496 A JP 11046496A JP H09275140 A JPH09275140 A JP H09275140A
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forming
layer
connection hole
conductor
film
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JP11046496A
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Akira Mizumura
章 水村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上層導体と接続孔との間の耐圧劣化や短絡発生
を防止することができ、しかも、下層導体と接続孔との
間の電気的接続を確実に行うことを可能にする、半導体
装置における接続孔の形成方法を提供する。 【解決手段】本発明の方法は、(イ)それぞれの側壁に
サイドウオール14が形成された2本の上層導体12,
13、並びに該2本の上層導体の間に位置し且つそれら
の下方に位置する下層導体15をエッチングストッパー
膜20で被覆する工程と、(ロ)少なくとも該上層導体
の上方の該エッチングストッパー膜上に、絶縁膜21を
物理的気相成長法にて形成する工程と、(ハ)全面に層
間絶縁層22を形成する工程と、(ニ)該層間絶縁層2
2から前記下層導体15まで延びる開口部24を形成す
る工程と、(ホ)該開口部24内を導電材料で埋め込
み、以て、接続孔を形成する工程から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る接続孔の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化に伴い、コンタクト
ホールやビヤホール、スルーホール(以下、総称して接
続孔と呼ぶ)の形成工程で生じる合わせずれのためのフ
ォトマスクの設計余裕を不要にできる、自己整合方式の
接続孔の形成技術が重要になってきている。また、半導
体素子の縮小化を図るために、図9の(B)に模式的な
一部断面図を示すように、最小寸法で接続孔を形成する
と共に、接続孔26が導体(例えば、ゲート電極12)
と垂直方向にオーバーラップするように、接続孔26を
形成する技術も開発されている。特に、SRAMやDR
AM、あるいはこれらのメモリ素子を搭載する半導体装
置では、出来るだけ素子面積を小さくすることが要望さ
れるために、自己整合方式によって接続孔を形成する必
要がある。
【0003】以下、図8及び図9を参照して、従来の自
己整合方式の接続孔の形成方法の概要を説明する。
【0004】[工程−10]先ず、シリコン半導体基板
から成る半導体基板10の表面にゲート絶縁膜11を成
膜した後、ポリサイド構造を有するゲート電極12を形
成する。尚、ゲート電極12の上面には、SiO2から
成るオフセット膜13を形成する。その後、不純物のイ
オン注入を行うことによって、低濃度不純物領域を形成
し、次いで、ゲート電極12及びオフセット膜13の側
壁にSiO2から成るサイドウオール14を形成する。
その後、半導体基板10に不純物をイオン注入して、ソ
ース・ドレイン領域15を形成する。
【0005】[工程−20]次に、窒化シリコン(Si
N)から成るエッチングストッパー膜20をLP−CV
D法にて全面に成膜した後、例えば酸化シリコン(Si
2)から成る層間絶縁層22をエッチングストッパー
膜20上にCVD法で形成する。次いで、層間絶縁層2
2上にレジスト23を塗布し、接続孔(コンタクトホー
ル)を形成すべき部分の上方のレジスト23にフォトリ
ソグラフィ技術を用いて開口を形成する。そして、かか
るパターニングされたレジスト23をエッチング用マス
クとして、層間絶縁層22を選択的にエッチングして、
層間絶縁層22に開口部24を設ける。層間絶縁層22
のエッチングを、エッチングストッパー膜20によって
停止させる。この状態を、図8の(A)に模式的な一部
断面図で示す。ここでは、半導体素子の縮小化を図るた
めに、接続孔が下方のゲート電極12と垂直方向にオー
バーラップするように接続孔を形成することを意図して
いる。尚、接続孔が下方のゲート電極12と垂直方向に
オーバーラップする状態は、開口部24の形成時、フォ
トリソグラフィ工程における合わせずれによって生じる
場合もある。
【0006】[工程−30]続いて、開口部24の底部
のエッチングストッパー膜20をエッチングし(図9の
(A)参照)、開口部24の底部にソース・ドレイン領
域15を露出させる。
【0007】[工程−40]最後に、層間絶縁層22上
に配線層27Aを形成する。この配線層27Aは開口部
24の側壁から開口部24の底部へと延びる(図9の
(B)参照)。これによって、開口部24の底部に露出
したソース・ドレイン領域15と、層間絶縁層22上の
配線層27Aとが電気的に接続され、接続孔(コンタク
トホール)26が完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の[工程−20]
において、図8の(A)に示した層間絶縁層22の選択
的なエッチングの状態は理想的な場合に得られる状態で
ある。実際には、開口部24の底部における[層間絶縁
層22/エッチングストッパー膜20]のエッチング選
択比と較べて、ゲート電極12の肩部における[層間絶
縁層22/エッチングストッパー膜20]のエッチング
選択比は2/3程度に低下してしまう。その結果、現実
には、図8の(B)に示すように、ゲート電極12の肩
部におけるエッチングストッパー膜20がエッチングさ
れ、更には、その下のオフセット膜13やサイドウオー
ル14の一部もエッチングされてしまう。
【0009】また、上記の[工程−30]において、開
口部24の底部のエッチングストッパー膜20をエッチ
ングする際、オフセット膜13やサイドウオール14が
更にエッチングされてしまう。尚、この状態を明示する
ために、かかる領域の部分を、図9の(A)では円で囲
んで示した。その結果、図9の(B)に示すように、ゲ
ート電極12と接続孔26との間の耐圧が劣化したり、
最悪の場合、ゲート電極12と接続孔26とが短絡す
る。
【0010】このような問題を回避するために、エッチ
ングストッパー膜20のエッチング量を少なくした場合
には、開口部24の底部にエッチングストッパー膜20
が残存してしまう。SiNから成るエッチングストッパ
ー膜20は絶縁材料であるが故に、ソース・ドレイン領
域15と配線層27Aとが電気的に導通しなくなる。
【0011】開口部24の底部にエッチングストッパー
膜20を残存させないように、エッチングストッパー膜
20を薄く成膜する方法も考えられる。しかしながら、
エッチングストッパー膜20を薄く成膜したのでは、開
口部24を形成するために層間絶縁層22をエッチング
する際、エッチングストッパー膜20の本来の機能が低
下し、オフセット膜13やサイドウオール14が一層エ
ッチングされてしまう。その結果、ゲート電極12と接
続孔26との間の耐圧が劣化し易くなり、あるいは又、
ゲート電極12と接続孔26との短絡が発生し易くな
る。
【0012】また、エッチングストッパー膜20のエッ
チング時のオフセット膜13のエッチング量を考慮し
て、予め、オフセット膜13を厚く成膜する方法もある
が、半導体装置の平坦化処理に悪影響が生じるといった
問題がある。
【0013】従って、本発明の目的は、例えばゲート電
極(上層導体)と接続孔との間の耐圧劣化や短絡発生を
防止することができ、しかも、例えばソース・ドレイン
領域(下層導体)と接続孔との間の電気的接続を確実に
行うことを可能にする、半導体装置における接続孔の形
成方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体装置における接続孔の形成方法は、
(イ)それぞれの側壁にサイドウオールが形成された2
本の上層導体、並びに該2本の上層導体の間に位置し且
つそれらの下方に位置する下層導体をエッチングストッ
パー膜で被覆する工程と、(ロ)少なくとも該上層導体
の上方の該エッチングストッパー膜上に、絶縁膜を物理
的気相成長法にて形成する工程と、(ハ)全面に層間絶
縁層を形成する工程と、(ニ)該層間絶縁層から前記下
層導体まで延びる開口部を形成する工程と、(ホ)該開
口部内を導電材料で埋め込み、以て、接続孔を形成する
工程、から成ることを特徴とする。
【0015】ここで、物理的気相成長法としては、真空
蒸着法、スパッタ法、イオンプレーティング法を挙げる
ことができるが、中でもスパッタ法とすることが好まし
い。スパッタ法としては、マグネトロンスパッタ法、D
Cスパッタ法、RFスパッタ法、ECRスパッタ法、ま
た基板バイアスを印加するバイアススパッタ法等、如何
なるスパッタ法を採用することもできる。
【0016】エッチングストッパー膜を構成する材料
と、層間絶縁層及びサイドウオールを構成する材料との
間には、適切なエッチング選択比が有ることが要求され
る。層間絶縁層は、SiO2、BPSG、PSG、BS
G、AsSG、PbSG、SbSG、NSG、SOG、
LTO(Low Temperature Oxide、低温CVD−Si
2)等の酸化シリコン系材料(SiO2あるいは不純物
を含有するSiO2)から構成することが好ましいが、
これらに限定されるものではない。また、層間絶縁層
を、酸化シリコン系材料から成る多層構造とすることも
できる。サイドウオールは、例えばSiO2から構成す
ることができる。
【0017】本発明の半導体装置における接続孔の形成
方法においては、例えばスパッタ法にて絶縁膜を形成す
ることによって、上層導体の肩部における絶縁膜の厚さ
(T)を、上層導体の頂部における絶縁膜の厚さ(t)
よりも厚くすることができる。このような現象は、上層
導体の肩部に衝突するスパッタ粒子の数の方が、上層導
体の頂部に衝突するスパッタ粒子の数よりも多いことに
起因する。尚、上層導体の肩部における絶縁膜の厚さ
(T)は、上層導体の頂部における絶縁膜の厚さ(t)
の1.5倍以上であることが好ましい。ターゲットと上
層導体との間の距離を制御することによって、上層導体
の肩部における絶縁膜の所望の厚さ(T)を得ることが
できる。一般的には、ターゲットと上層導体との間の距
離が長くなる程、T/tの値は1に近づく傾向にある。
【0018】上層導体の肩部における絶縁膜の厚さ
(T)が上層導体の頂部における絶縁膜の厚さ(t)よ
りも厚くなるようにスパッタ法にて絶縁膜をエッチング
ストッパー膜上に形成する際、上層導体及び下層導体が
形成された半導体基板の垂線とターゲットの垂線とを平
行とすることができる。これによって、上層導体の上方
のエッチングストッパー膜のみならず、下層導体の上の
エッチングストッパー膜上にも、絶縁膜が形成される。
尚、この場合には、開口部を形成する際、下層導体上の
エッチングストッパー膜だけでなく、このエッチングス
トッパー膜上の絶縁膜も除去する必要があるので、エッ
チングストッパー膜と絶縁膜とを同種の材料、例えばS
iNやSiONといった窒化シリコン系材料から構成す
ることが好ましい。但し、エッチングストッパー膜のエ
ッチング速度と絶縁膜とエッチング速度との間に余り差
ななければ、エッチングストッパー膜と絶縁膜とを異種
の材料から構成してもよい。尚、絶縁膜を構成する材料
と層間絶縁層サイドウオールを構成する材料との間、及
び絶縁膜を構成する材料とサイドウオールを構成する材
料との間には、適度のエッチング選択比が有ることが必
要とされる。
【0019】あるいは又、ターゲットの垂線と半導体基
板の垂線を平行とせず、半導体基板を回転させながらス
パッタを行う、所謂斜めスパッタ法にて絶縁膜を形成し
てもよい。これによって、上層導体の上方のエッチング
ストッパー膜上に絶縁膜が形成され、しかも、下層導体
上のエッチングストッパー膜上には絶縁膜は形成されな
い。この場合には、開口部を形成する際、下層導体の上
のエッチングストッパー膜のみを除去すればよいので、
エッチングストッパー膜と絶縁膜とを異種の材料、例え
ばエッチングストッパー膜をSiNといった窒化シリコ
ン系材料から構成した場合、絶縁膜を、エッチングスト
ッパー膜を構成する材料、及び層間絶縁層を構成する材
料とエッチング選択比が有る材料(例えば、SiON、
SiO、Al23等)から構成することができる。
【0020】本発明の半導体装置における接続孔の形成
方法においては、下層導体を、半導体基板に設けられた
ソース・ドレイン領域とし、上層導体を、半導体基板上
に設けられたゲート電極とする形態、あるいは又、下層
導体を、第1の層間絶縁層や素子分離領域上に設けられ
た第1の配線層とし、上層導体を、第2の層間絶縁層上
に設けられた第2の配線層とする形態を例示することが
できる。
【0021】本発明の半導体装置における接続孔の形成
方法においては、サイドウオールの高さ(H)を上層導
体の高さ(h)よりも低くしてもよい。このような構造
にすることによって、上層導体の肩部に段差が付き、上
層導体の肩部における絶縁膜の厚さ(T)は、上層導体
の頂部における絶縁膜の厚さ(t)よりも一層厚くな
る。
【0022】本発明の接続孔の形成方法は、如何なる半
導体装置にも適用することができ、例えば、SRAMの
記憶ノードとの接続部、DRAMのキャパシタとの接続
部、SRAMやDRAMの電源接続部やグランド接続部
等における接続孔の形成、多層配線構造における各配線
層を接続するための接続孔の形成を挙げることができ
る。
【0023】本発明の半導体装置における接続孔の形成
方法においては、層間絶縁層に開口部を形成する際、開
口部の底部のエッチングストッパー膜を完全に除去する
とき、絶縁膜の存在によって、上層導体の肩部のエッチ
ングストッパー膜がエッチングされ難くなる。その結
果、上層導体と接続孔との間の耐圧が劣化したり、上層
導体と接続孔とが短絡するといった問題を回避すること
ができる。尚、上層導体のそれぞれの側壁にサイドウオ
ールが形成されているので、自己整合的に接続孔を形成
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態(以下、
単に、実施の形態と略称する)に基づき、本発明を説明
する。
【0025】(実施の形態1)実施の形態1において
は、エッチングストッパー膜はLP−CVD法にて成膜
された窒化シリコン(SiN)から成り、絶縁膜はスパ
ッタ法にて成膜された窒化シリコン(SiN)から成
り、層間絶縁層は酸化シリコン(SiO2)から成る。
以下、半導体基板等の模式的な一部断面図である図1〜
図4を参照して、実施の形態1における半導体装置の接
続孔の形成方法を説明する。
【0026】[工程−100]先ず、シリコン半導体基
板から成る半導体基板10の表面に公知の方法でゲート
絶縁膜11を成膜した後、全面にCVD法にて不純物が
ドーピングされた多結晶シリコン層を堆積させ、次い
で、多結晶シリコン層の上にタングステンシリサイド層
をスパッタ法にて堆積させる。その後、CVD法にて全
面にSiO2から成るオフセット膜13を堆積させる。
そして、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を
用いて、オフセット膜13、タングステンシリサイド層
及び多結晶シリコン層をエッチングして、タングステン
シリサイド層及び多結晶シリコン層から成るゲート電極
12を形成する。尚、このゲート電極12は所謂ポリサ
イド構造を有し、その上面には、SiO2から成るオフ
セット膜13が形成されている。図においては、ゲート
電極12を1層で示した。その後、不純物のイオン注入
を行うことによって、LDD構造のための低濃度不純物
領域を形成し、次いで、オフセット膜13の側壁を含む
ゲート電極12の側壁にSiO2から成るサイドウオー
ル14を形成する。次いで、半導体基板10に不純物を
イオン注入した後、かかる不純物の活性化処理を行い、
ソース・ドレイン領域15を形成する。尚、オフセット
膜13を含むゲート電極12が上層導体に相当する。一
方、ソース・ドレイン領域15が、2本の上層導体の間
に位置し且つそれらの下方に位置する下層導体に相当す
る。
【0027】[工程−110]次に、半導体基板10に
設けられたゲート電極12及びソース・ドレイン領域1
5をエッチングストッパー膜20で被覆する(図1の
(A)参照)。即ち、窒化シリコン(SiN)から成る
エッチングストッパー膜20を、以下に例示するLP−
CVD法にて全面に堆積させる。 使用ガス:SiH2Cl2/NH3/N2=50/200/
200sccm 圧力 :70Pa 基板温度:760゜C
【0028】[工程−120]次に、少なくとも上層導
体の上方のエッチングストッパー膜20上に、SiNか
ら成る絶縁膜21をスパッタ法にて形成する(図1の
(B)参照)。実施の形態1においては、上層導体の上
方のエッチングストッパー膜20上だけでなく、下層導
体(ソース・ドレイン領域15)の上のエッチングスト
ッパー膜20上にも、SiNから成る絶縁膜21を形成
する。具体的には、スパッタ装置に配設されたターゲッ
トの垂線と半導体基板の垂線を平行とした状態で、以下
に例示するスパッタ条件にて絶縁膜21を全面に成膜す
る。絶縁膜21の成膜後、800゜C程度の温度でアニ
ール処理を行うことによって、絶縁膜21を緻密化する
ことが好ましい。半導体基板10の直径が8インチの場
合、使用するターゲットの直径は12インチ程度である
ことが好ましい。また、半導体基板10の直径が6イン
チの場合、使用するターゲットの直径は10インチ程度
であることが好ましい。更には、ターゲットと半導体基
板10との間の距離を5〜7.5cmとすることが望ま
しい。これによって、上層導体の肩部における絶縁膜2
1の厚さ(T)を、上層導体の頂部における絶縁膜21
の厚さ(t)の1.5倍程度とすることができる。T/
tの値を更に大きくしたい場合には、ターゲットと半導
体基板10との間の距離を短くすればよい。 ターゲット:SiN 使用ガス :Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa RFパワー:5kW 基板温度 :150゜C
【0029】上層導体(オフセット膜13を含むゲート
電極12)の肩部に衝突するスパッタ粒子の数の方が、
上層導体の頂部に衝突するスパッタ粒子の数よりも多い
が故に、上層導体の肩部における絶縁膜21の厚さ
(T)は、上層導体の頂部における絶縁膜21の厚さ
(t)よりも厚くなる。尚、上層導体の肩部における絶
縁膜21の厚さ(T)は、上層導体の頂部における絶縁
膜21の厚さ(t)の1.5倍以上であることが好まし
い。
【0030】[工程−130]その後、この絶縁膜21
上に、例えばSiO2から成る層間絶縁層22をCVD
法にて形成する(図2の(A)参照)。
【0031】[工程−140]次に、層間絶縁層22か
ら下層導体(ソース・ドレイン領域15)まで延びる開
口部24を形成する。そのために、先ず、層間絶縁層2
2上にレジスト23を塗布し、接続孔を形成すべき部分
の上方のレジスト23にフォトリソグラフィ技術を用い
て開口を形成する。そして、かかるパターニングされた
レジスト23をエッチング用マスクとして、層間絶縁層
22を選択的にエッチングして、層間絶縁層22に開口
部24を設ける(図2の(B)参照)。層間絶縁層22
のエッチングを、絶縁膜21あるいはエッチングストッ
パー膜20によって停止させる。層間絶縁層22のエッ
チング条件を、以下に例示する。実施の形態1において
は、半導体素子の縮小化を図るために、接続孔が下方の
ゲート電極12と垂直方向にオーバーラップするように
接続孔を形成することを意図している。 使用装置:枚葉式マグネトロンRIE装置 使用ガス:C48/CO/Ar=10/100/300
sccm 圧力 :5.3Pa RFパワー:1.6kW 温度 :20゜C
【0032】上記のエッチング条件における各材料のエ
ッチング速度(単位:nm/分)を以下の表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】上層導体の肩部における絶縁膜21の厚さ
(T)は、上層導体の頂部における絶縁膜21の厚さ
(t)よりも厚い。従って、上層導体の肩部における絶
縁膜21の厚さ(T)は、下層導体(ソース・ドレイン
領域15)の上方における絶縁膜21の厚さよりも厚
い。それ故、層間絶縁層22のエッチング時、開口部2
4の底部における[層間絶縁層22/エッチングストッ
パー膜20]のエッチング選択比と較べて、ゲート電極
12の肩部における[層間絶縁層22/エッチングスト
ッパー膜20]のエッチング選択比が2/3程度に低下
してしても、ゲート電極12の肩部のエッチングストッ
パー膜20が大幅にエッチングされることを回避するこ
とができ、しかも、開口部24の底部の絶縁膜21は除
去される。このように、ゲート電極12の肩部のエッチ
ングストッパー膜20が大幅にエッチングされることを
回避することができるので、後に形成する接続孔と上層
導体(より具体的には、ゲート電極12)との間の耐圧
が劣化することを効果的に防止することができる。
【0035】[工程−150]続いて、エッチングスト
ッパー膜20を以下に例示する条件にてエッチングし
て、開口部24の底部にソース・ドレイン領域15を露
出させる(図3の(A)参照)。 使用装置:枚葉式マグネトロンRIE装置 使用ガス:CHF3/O2=20/20sccm 圧力 :2.7Pa RFパワー:500W 温度 :20゜C
【0036】上記のエッチング条件における各材料のエ
ッチング速度(単位:nm/分)を以下の表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】[工程−160]その後、開口部24内を
導電材料で埋め込み、以て、接続孔26を形成する(図
3の(B)参照)。実施の形態1においては、導電材料
としてタングステンを用いる。具体的には、アッシング
法及び硫酸過水を用いてレジスト23を除去した後、T
i層、次にTiN層をスパッタ法にて開口部24内を含
む全面に成膜し、TiN層をアニール処理した後、CV
D法にて全面にタングステン層を堆積させる。その後、
層間絶縁層22上のタングステン層、TiN層、Ti層
をエッチバックして、開口部24内にタングステンから
成る導電材料が埋め込まれた接続孔26を完成させる。
尚、Ti層は、接続孔26とソース・ドレイン領域15
との間のコンタクト抵抗を低減させること、及びタング
ステンの密着性向上を目的として成膜する。また、Ti
N層は、CVD法にてタングステンを堆積させるとき、
タングステンがソース・ドレイン領域15に侵入するこ
とを防止するバリア層としての機能を有する。尚、Ti
N層にアニール処理を施すことによって,TiN層のバ
リア効果が向上する。ここで、図においては、TiN層
/Ti層を纏めて下地層25で表した。Ti層、TiN
層のスパッタ条件、TiN層のアニール処理条件、CV
D法によるタングステンの堆積条件、タングステンのエ
ッチバック条件、TiN層/Ti層のケミカルエッチン
グ条件及びスパッタエッチング条件を、以下に例示す
る。 Ti層のスパッタ条件 ターゲット :Ti 使用ガス :Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:150゜C TiN層のスパッタ条件 ターゲット :Ti 使用ガス :N2/Ar=80/30sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:150゜C TiN層のアニール処理条件 雰囲気:窒素ガス雰囲気 基板加熱温度:450゜C 時間 :30分 タングステンのCVD条件 使用ガス:WF6/H2/Ar=75/500/2800
sccm 圧力 :1.1×104Pa 基板加熱温度:450゜C タングステンのエッチバック条件 使用ガス:SF6/Ar/He=140/110/25s
ccm 圧力 :32Pa RF電力:625W タングステンのオーバーエッチング条件 使用ガス:SF6/Ar/He=80/40/25sccm 圧力 :22Pa RF電力:250W TiN層/Ti層のケミカルエッチング条件 使用ガス:Cl2/Ar/He=30/30/10sccm 圧力 :2.5Pa RF電力:350W 磁場 :2×10-3T TiN層/Ti層のスパッタエッチング条件 使用ガス:Cl2/Ar/He=10/30/10sccm 圧力 :5.5Pa RF電力:600W
【0039】[工程−170]最後に、層間絶縁層22
上に、Al−1%Siから成る配線層27を形成する。
そのために、先ず、Al−1%Siから成る配線材料層
をスパッタ法にて接続孔26上を含む層間絶縁層22の
上に成膜し、次いで、フォトリソグラフィ技術及びドラ
イエッチング技術によって配線材料層をパターニング
し、配線層27を得る。Al−1%Siから成る配線材
料層のスパッタ条件を、以下に例示する。 配線材料層のスパッタ条件 ターゲット :Al−1%Si 使用ガス :Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DC電力 :5kW 基板加熱温度:150゜C
【0040】こうして、図4に模式的な一部断面図を示
す半導体装置を得ることができる。
【0041】(実施の形態2)実施の形態2において
は、オフセット膜13AをSiONから構成した。そし
て、実施の形態1の[工程−100]と同様に、オフセ
ット膜13A及びゲート電極12をパターニングした
後、全面にSiO2膜をCVD法にて堆積させる。そし
て、このSiO2膜をエッチバックすることによって、
ゲート電極12及びオフセット膜13Aの側壁にSiO
2から成るサイドウオール14を形成する。この場合、
SiO2膜のエッチバックを若干オーバーエッチングと
することによって、サイドウオール14の高さ(H)を
上層導体の高さ(より具体的には、オフセット膜13と
ゲート電極12の合計の高さh)よりも低くする(図5
の(A)参照)。このような構造にすることによって、
上層導体(オフセット膜13を含むゲート電極12)の
肩部に段差が付き、上層導体の肩部における絶縁膜21
の厚さ(T)は、上層導体の頂部における絶縁膜21の
厚さ(t)よりも一層厚くなる(図5の(B)参照)。
【0042】この点を除き、実施の形態2の半導体装置
における接続孔の形成方法は、実質的に実施の形態1と
同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
【0043】(実施の形態3)実施の形態1では、[工
程−120]において、スパッタ装置に配設されたター
ゲットの垂線と半導体基板の垂線を平行とした状態で絶
縁膜21を成膜した。一方、実施の形態2においては、
スパッタ装置内に配設されたターゲットの垂線と半導体
基板の垂線を平行とせず、半導体基板を回転させながら
スパッタを行う、所謂斜めスパッタ法にて絶縁膜21を
形成する。これによって、上層導体の上方のエッチング
ストッパー膜20上に絶縁膜21が形成され、下層導体
(ソース・ドレイン領域15)上のエッチングストッパ
ー膜20上には絶縁膜21は形成されない(図6の模式
図参照)。尚、この場合、所謂コリメータスパッタ法を
採用することが好ましい。
【0044】ここで、コリメータスパッタ法とは、図7
に模式的に示すように、ターゲットと半導体基板との間
に多数の孔が設けられた治具(コリメータ)を配設し、
スパッタ粒子がこれらの孔を通過することによってスパ
ッタ粒子の指向性を高め、半導体基板に一定角度で入射
する成分を多くするスパッタ法である。尚、半導体基板
10の直径が8インチの場合、使用するターゲットの直
径は12インチ程度であることが好ましい。また、半導
体基板10の直径が6インチの場合、使用するターゲッ
トの直径は10インチ程度であることが好ましい。更に
は、ターゲットと半導体基板10との間の距離を10c
m程度とすることが望ましい。
【0045】これによって、下層導体(ソース・ドレイ
ン領域15)上のエッチングストッパー膜20上には絶
縁膜21は形成されなくなり、あるいは又、形成され難
くなる。それ故、実施の形態1の[工程−150]にお
いて、エッチングストッパー膜20をエッチングして、
開口部24の底部にソース・ドレイン領域15を露出さ
せることが一層容易となる。また、下層導体(ソース・
ドレイン領域15)上のエッチングストッパー膜20上
には絶縁膜21は形成されないので、例えばSiON、
SiO、Al23等といった、SiNから成るエッチン
グストッパー膜20や、層間絶縁層22を構成する材料
との間にエッチング選択比が有る材料から絶縁膜21を
構成することができる。
【0046】あるいは又、全面にレジスト材を塗布した
後、レジスト材料をエッチバックし、ゲート電極の間に
レジスト材を残し、エッチングストッパー膜の頂面及び
側面の上方を露出させる。そして、かかる露出したエッ
チングストッパー膜の部分の上に、エッチングストッパ
ー膜及び層間絶縁層を構成する材料とのエッチング選択
比が取れる材料にて絶縁膜を成膜してもよい。この場合
の絶縁膜の成膜方法は、スパッタ法を含む物理的気相成
長法であることが好ましいが、化学的気相成長法とする
こともできる。絶縁膜の成膜後、ゲート電極の間のレジ
スト材を適切な方法で除去する。
【0047】この点を除き、実施の形態3の半導体装置
における接続孔の形成方法は、実質的に実施の形態1と
同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
【0048】以上、本発明を、好ましい実施の形態に基
づき説明したが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。実施の形態において説明した半導体装置の構造は
例示であり、適宜変更することができる。実施の形態に
おいては、専らゲート電極12の上にオフセット膜13
を形成したが、オフセット膜13の形成は必須でなく、
場合によってはオフセット膜の形成を省略することがで
きる。また、ゲート電極12の間のソース・ドレイン領
域15に接続孔(コンタクトプラグ)を形成する場合を
例にとり実施の形態を説明したが、下層導体及び上層導
体の構造はこれに限定されない。例えば、下層導体を、
第1の層間絶縁層あるいは素子分離領域上に設けられた
第1の配線層とし、上層導体を、第2の層間絶縁層上に
設けられた第2の配線層とする形態に対して、本発明の
接続孔の形成方法を適用することもできる。この場合、
下層導体や上層導体を、多結晶シリコンあるいは高融点
金属若しくはその化合物、あるいは、多結晶シリコンと
高融点金属若しくはその化合物との積層構成から形成す
ればよい。
【0049】下地層25を構成するTi層やTiN層の
形成は、スパッタ法に限定されず、例えばCVD法にて
行うこともできる。Ti層及びTiN層のECR−CV
D法による形成条件を以下に例示する。 TiのECR−CVD条件 使用ガス : TiCl4/H2=10/50sccm マイクロ波パワー:2.18kW 温度 :420゜C 圧力 :0.12Pa TiNのECR−CVD条件 使用ガス :TiCl4/H2/N2=20/26
/8sccm マイクロ波パワー:2.8kW 基板RFバイアス:−50W 温度 :420゜C 圧力 :0.12Pa
【0050】実施の形態においては、所謂ブランケット
タングステンCVD法で接続孔を形成した。その代わり
に、CVD法で銅層を形成することによって、銅から成
る高融点金属材料で開口部を埋め込み、接続孔を形成す
ることもできる。CVD法による銅層の形成条件を以下
に例示する。尚、HFAとは、ヘキサフルオロアセチル
アセトネートの略である。 銅のCVD成膜条件 使用ガス : Cu(HFA)2/H2=10/100
0sccm 圧力 : 2.6×103Pa 基板加熱温度: 350゜C パワー : 500W
【0051】あるいは又、場合によっては、開口部24
内に多結晶シリコンから成る接続孔を形成してもよい
し、開口部24を導電材料を兼ねた配線材料層で埋め込
んでもよい。後者の場合には、開口部24内を配線材料
層で確実に埋め込むために、開口部24内を含む層間絶
縁層22上に、コンタクト抵抗の低減及び濡れ性の改善
を目的としたTi層をスパッタ法にて成膜し、更に、バ
リア層として機能するTiN層をスパッタ法にて成膜す
る。その後、所謂高温アルミニウムスパッタ法([工程
−170]における配線材料層のスパッタ条件において
基板加熱温度を500゜C前後とし、層間絶縁層22上
に堆積したアルミニウム系合金を流動状態とし、開口部
24内をアルミニウム系合金で埋め込む方法)や、アル
ミニウムリフロー法([工程−170]における配線材
料層のスパッタ条件において基板加熱温度を150゜C
前後とし、層間絶縁層22上に堆積したアルミニウム系
合金を堆積させた後、半導体基板を500゜C前後に加
熱し、層間絶縁層22上のアルミニウム系合金を流動状
態とすることによって、開口部24内をアルミニウム系
合金で埋め込む方法)、あるいは高圧リフロー法(アル
ミニウムリフロー法において、層間絶縁層22上に堆積
したアルミニウム系合金を堆積させた後、106Pa程
度の高圧雰囲気中で基板を加熱し、層間絶縁層22上の
アルミニウム系合金を流動状態とすることによって、開
口部24内をアルミニウム系合金で埋め込む方法)を採
用することで、アルミニウム系合金から成る接続孔を開
口部24内に形成することもできる。
【0052】配線層を構成するアルミニウム系合金とし
てAl−Siを用いたが、その代わりに、純アルミニウ
ム、あるいは、Al−Cu、Al−Si−Cu、Al−
Ge、Al−Si−Ge等の種々のアルミニウム合金を
用いることもできる。
【0053】
【発明の効果】本発明においては、層間絶縁層に開口部
を形成する際、絶縁膜の存在によって、上層導体の肩部
のエッチングストッパー膜がエッチングされ難くなる。
その結果、上層導体と接続孔との間の耐圧が劣化した
り、上層導体と接続孔とが短絡するといった問題を確実
に回避することができる。尚、絶縁膜が存在するが故
に、従来の技術におけるエッチングストッパー膜よりも
層間絶縁層とのエッチング選択比の小さな材料からエッ
チングストッパー膜を構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の半導体装置における接続
孔の形成方法を説明するための半導体基板等の模式的な
一部断面図である。
【図2】図1に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における接続孔の形成方法を説明するための半導体
基板等の模式的な一部断面図である。
【図3】図2に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における接続孔の形成方法を説明するための半導体
基板等の模式的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における接続孔の形成方法を説明するための半導体
基板等の模式的な一部断面図である。
【図5】実施の形態2の半導体装置における接続孔の形
成方法を説明するための半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図6】実施の形態3の半導体装置における接続孔の形
成方法を説明するための半導体基板等の模式的な一部断
面図である。
【図7】コリメータスパッタ法を説明するための模式図
である。
【図8】従来の自己整合方式の接続孔の形成方法を説明
するための半導体基板等の模式的な一部断面図である。
【図9】図8に引き続き、従来の自己整合方式の接続孔
の形成方法を説明するための半導体基板等の模式的な一
部断面図である。
【符号の説明】
10・・・半導体基板、11・・・ゲート絶縁膜、12
・・・ゲート電極、13・・・オフセット膜、14・・
・サイドウオール、15・・・ソース・ドレイン領域、
20・・・エッチングストッパー膜、21・・・絶縁
膜、22・・・層間絶縁層、23・・・レジスト、24
・・・開口部、25・・・下地層、26・・・接続孔、
27・・・配線層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)それぞれの側壁にサイドウオールが
    形成された2本の上層導体、並びに該2本の上層導体の
    間に位置し且つそれらの下方に位置する下層導体をエッ
    チングストッパー膜で被覆する工程と、 (ロ)少なくとも該上層導体の上方の該エッチングスト
    ッパー膜上に、絶縁膜を物理的気相成長法にて形成する
    工程と、 (ハ)全面に層間絶縁層を形成する工程と、 (ニ)該層間絶縁層から前記下層導体まで延びる開口部
    を形成する工程と、 (ホ)該開口部内を導電材料で埋め込み、以て、接続孔
    を形成する工程、から成ることを特徴とする半導体装置
    における接続孔の形成方法。
  2. 【請求項2】前記物理的気相成長法はスパッタ法である
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置における
    接続孔の形成方法。
  3. 【請求項3】前記上層導体の肩部における絶縁膜の厚さ
    は、該上層導体の頂部における絶縁膜の厚さよりも厚い
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置における
    接続孔の形成方法。
  4. 【請求項4】前記上層導体の肩部における絶縁膜の厚さ
    は、該上層導体の頂部における絶縁膜の厚さの1.5倍
    以上であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置における接続孔の形成方法。
  5. 【請求項5】前記下層導体は、半導体基板に設けられた
    ソース・ドレイン領域であり、前記上層導体は、半導体
    基板上に設けられたゲート電極であることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置における接続孔の形成方
    法。
  6. 【請求項6】エッチングストッパー膜及び絶縁膜は窒化
    シリコン系材料から成り、層間絶縁層は酸化シリコン系
    材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置における接続孔の形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002141350A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
JP2006310752A (ja) * 2005-04-30 2006-11-09 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子の製造方法
US7541288B2 (en) 2007-03-08 2009-06-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of forming integrated circuit structures using insulator deposition and insulator gap filling techniques

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