JPH09212962A - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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JPH09212962A
JPH09212962A JP8015718A JP1571896A JPH09212962A JP H09212962 A JPH09212962 A JP H09212962A JP 8015718 A JP8015718 A JP 8015718A JP 1571896 A JP1571896 A JP 1571896A JP H09212962 A JPH09212962 A JP H09212962A
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JP
Japan
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cassette
slide
holder
tray
reel
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JP8015718A
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Inventor
Kenji Yamanaka
山中  健司
Masafumi Nishi
雅 文 西
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装填されるカセットの確実な判別手段を備え
たサイズの異なる複数カセットの装填を可能としたカセ
ット装着装置を提供する。 【解決手段】 サイズの異なる大小2種類のカセットに
応じてリール台間隔を可変するリール台移動手段31〜
51を備え、カセットトレイは水平状態に保持された小
カセット載置用の第1のホルダ5と、該第1のホルダに
回動可能に軸支された大カセット用の第2のホルダ4と
で構成し、該第2のホルダにカセット判別手段8,9,
23を設け、該カセット判別手段の作動によりリール台
移動手段を作動させるようにする。又、カセット判別手
段は一対のスイッチ23と、該スイッチを作動させるス
ライド手段8,9とで構成し、該スライド手段は小カセ
ット載置領域外に配備する。更に、一対のスイッチはカ
セット装着装置の天板24、フレーム等の固定部材に配
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサイズの異なる複数
種類のカセットの判別機能を備えるカセット装着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(以下、VTRと
云う)の普及に伴って、携帯用VTRは小型軽量化、据
置き型VTRは録画再生時間の長時間化が要求されてい
る。これらのVTRはその使用目的に応じて大きさが異
なり、且つリール間隔が異なる複数種類のカセットが使
用されている。そこで、一台のVTRで複数のカセット
の装着を可能とし、且つ記録再生可能なVTRが必要で
あり、そのためには大きさの異なるカセットを確実に装
着できる、構造が簡単で、且つ安価で信頼性の高いカセ
ット装着装置が要求される。
【0003】従来この種のVTRのカセット判別装置と
しては、例えば、VHSカセットとVHS−Cカセット
のサイズの異なる2種類のカセットの装填を可能とする
カセットトレイを備えた装置があり、該装置ではカセッ
トトレイのそれぞれのカセット装填位置にスイッチが設
けられていて、そのスイッチの作動によってどちらのカ
セットが装着されたかを判定するように構成されてい
る。又、他のVTRでは、2種類のカセットの選択ボタ
ンが設けられていて、カセットを装着する前に該当のボ
タンを押圧操作するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の前者のもので
は、可動するカセットトレイに配備されたそれぞれのカ
セット判別スイッチへの配線処理が複雑になる点、又、
後者の場合はカセット装填前に選択ボタンを押すと云っ
た操作の煩わしさがある。本発明は上述の欠点を解決す
るもので、サイズの異なる複数のカセットを装填する際
の煩わしさを解消し、何れのカセットが装填されても簡
単に確実に判別することが可能なカセット装着装置を提
供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、フロントパ
ネルから前方に突出したカセット装填位置とカセットか
らテープを引き出すカセット装着位置間を移動可能なカ
セットトレイを備えるカセット装着装置において、サイ
ズの異なる大小2種類のカセットに応じてリール台間隔
を可変するリール台移動手段を備え、カセットトレイは
水平状態に保持された小カセット載置用の第1のホルダ
と、該第1のホルダに回動可能に軸支された大カセット
用の第2のホルダとで構成し、該第2のホルダにカセッ
ト判別手段を設け、該カセット判別手段の作動によりリ
ール台移動手段を作動させるようにする。又、カセット
判別手段は一対のスイッチと、該スイッチを作動させる
スライド手段とで構成し、該スライド手段は小カセット
載置領域外に配備する。更に、一対のスイッチはカセッ
ト装着装置の天板、フレーム等の固定部材に配備する。
【0006】スライド手段は第2のホルダに摺動可能に
配備された第1のスライドと第1のホルダに摺動可能に
且つ一方向付勢された第2のスライドとで構成し、第1
のスライドには大カセット検出突片と第2のスライドに
係合する係合片を設け、第2のスライドにはスイッチに
当接するスイッチ作動片を設け、大カセット装填時前記
第1スライド及び第2スライドを介してスイッチを作動
させてリール台移動手段を作動させる構成とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な一実施例
について図面を参照しながら説明する。図1は分解斜視
図、図2は複合トレイの外観斜視図、図3は複合トレイ
の側面図、図4はイジェクトモード時の装置の側面図、
図5はカセットローディング途中の側面図、図6はカセ
ットローディング完了時の側面図、図7は小カセット装
着時のメカニズムの平面図、図8は大カセット装着時の
メカニズムの平面図、図9は回路ブロック図、図10は
マイコンのフローチャート図である。
【0008】図1及び図2において、3は大カセット用
トレイ4と小カセット用トレイ5及び大カセット前蓋開
蓋用リッドオープナ6を一体に組立てた複合トレイであ
り、該複合トレイ3は後述するスライドに取着されてい
る。大カセット用トレイ4には後述する小カセット2の
3側面に沿う切り欠き4a,4a,4a、及び後述する
大カセット1の前蓋ロック解除片4b,4b及び大カセ
ット1の背面に当接する折曲片4c,4cが一体に形成
され、小カセット用トレイ5の側壁5a,5aに軸4
d,4d(図2では一方のみを示している。)を貫挿し
て回動可能にトーションバネ(図示せず)にて常時図示
のように時計方向(以下、CWと云う)へ付勢されてい
る。尚、トレイ5の底面5eには小カセット2の載置面
を凸状にした載置凸面5dを形成して、トレイ4が重な
ったとき、トレイ4の載置平面4fとトレイ5の載置凸
面5dが同一平面になるように設計してある。
【0009】6はカセットの前蓋開蓋用のリッドオープ
ナであり、該リッドオープナ6はトレイ4の側壁4e,
4eに回動可能に軸支6a,6aされていて、自重によ
りトレイ4の載置平面4fに直交する姿勢に保たれてい
る。該リッドオープナ6には、小カセット前蓋開蓋用リ
ッドオープナ7が回動可能に軸支7aされ、トーション
バネ(図示せず)により常時はリッドオープナ6に当接
した状態に保持されている。該リッドオープナ7には、
小カセット2の前蓋(図示せず)を開蓋するための舌片
7bが小カセット2の載置平面5dの領域内に窺出する
と共に、大カセット1の装着検出片7cをリッドオープ
ナ6の透孔6bから小カセット2の載置平面5dの領域
外、即ち大カセット載置領域内に窺出するように一体に
形成されている。
【0010】8はトレイ4の左右のコーナ部に摺動可能
に取着される第1のスライドで、該第1スライド8には
ガイド突起8aと大カセット1の前面に当接する折曲片
8bと作動突起8cが一体に形成されている。9はスイ
ッチ作動片9aを有する第2のスライド、10は後述す
るスライド11に取着された補助スライドであり、該第
2のスライド9と補助スライド10間にスプリングコイ
ル22が架けられていて、第2スライド9を常時矢印C
方向へ付勢している。23は大カセット装填判別スイッ
チである。該判別スイッチ23,23は天板24に取着
される。又、スライド9は小カセット用トレイ5の左右
側壁5aとスライド11に取着された補助スライド10
間に摺動可能に取着されている。スイッチ23を天板等
の固定部材に取着することによって、該スイッチ23へ
の配線が固定され、断線等の故障の懸念が解消される。
【0011】次に図3と図4を参照して複合トレイ3の
移動機構の構成について説明する。該移動機構の構成
は、複合トレイ3を載置したスライド11、ラック12
aを有するメインスライド12、及びサブスライド13
を摺動可能に保持するサイドボード14とで構成されて
いる。複合トレイ3の両側面部にスライド11が配置さ
れていて、その構成は小カセット用トレイ5の側壁5
a,5aに固植されたピン5b,5b、及び大カセット
用トレイ4の側壁4e,4eに固植されたピン4g,4
gを、それぞれスライド11の透孔11a,11a及び
11b,11bに遊嵌させている。透孔11b,11b
はトレイ4が回動するので、ピン4g,4gの可動範囲
分の余裕を設けてある(図3参照)。スライド11には
更にガイドピン11c,11cが固植されている。
【0012】図4に示すように、メインスライド12に
は駆動ギア15に噛合したラック12a、傾斜溝12
b,12b、及び長孔12c,12cが形成されてい
て、スライド11の両側に配置されている。更に、メイ
ンスライド12に重ねて、サブスライド13,13が配
置されている。該サブスライド13には、縦溝13a,
13aが形成されていて、スライド11のピン11c,
11cを上述のメインスライド12の傾斜溝12b,1
2b、及び縦溝13a,13aに図示のように串刺し状
に遊嵌している。又、サブスライド13に固植されたガ
イドピン13b,13bが、メインスライド12の長孔
12c,12cに遊嵌されている。更に、サブスライド
13にはロックレバー16がトーションバネ(図示せ
ず)により反時計方向に付勢されて、一端16aをメイ
ンスライド12のカム部12dに当接した状態で取着さ
れていて、外向きにローラ17,17が回転可能に取着
されている。サイドボード14には、ローラ17,17
が係合するレール14aが形成され、天板24にはロッ
クレバー16の他端16bが当接摺動する溝24aと、
該溝24aの終端部にロックレバー16の他端16bが
嵌合する凹部24bが形成されている。18はスイッ
チ、19は該スイッチ18を作動させるレバーで、該レ
バー19はバネ20により反時計方向(以下、CCWと
云う)へ付勢されていて、ストッパ21により図示の位
置にある。
【0013】次に図7,図8を参照してリール台移動機
構について説明する。尚、該リール台移動機構の詳細は
出願人が先に出願した特願平7−213634号を参照
されたい。図8において、31,32は一端に巻取側及
び供給側リール台33,34を回転自在に軸支すると共
にシャーシ35(図1参照)上の軸35a,35bを中
心に回動可能な回動部材である。軸35a,35bには
リールギア33a,34aに噛合した中継ギア36,3
6が回転自在に回動部材31,32と同軸に軸支されて
いる。該回動部材31,32はスプリングコイル39,
39によりそれぞれCW及びCCWへ常時一方向に付勢
されている。40a,40b,41a,41bはシャー
シ35上に設けられたストッパである。42はシャーシ
35上に配置されたスライド体で、該スライド体42に
は下向きにガイドピン42a,42a及び42bが設け
られ、それぞれシャーシに削切された長孔35c,35
c,35cに貫挿されている。
【0014】42cはスライド体42に突設されたリー
ルロック解除部材である。43はモータ(図示せず)等
の駆動源により回転駆動される駆動ギア、44はシャー
シ35上の軸35dを中心に回動可能な回動レバーであ
る。該回動レバー44と駆動ギア43間にリンク45が
取着されている。46はシーソーレバーで、該シーソー
レバー46は略中央部を回動レバー44に軸支44aさ
れ、一端に設けられた透孔46aにスライド体42のピ
ン42bが遊嵌され、他端に固植された駆動ピン(第2
の駆動ピン)47が、回動レバー44の透孔44bに覗
出している。48は回動レバー44に固植された駆動ピ
ン(第1の駆動ピン)である。49は回動レバー44に
取着されて、2つの駆動ピン47,48を挟持するトー
ションバネである。50,51はギア50a,51aを
有するダイレクト・ドライブ・リールモータである。
【0015】先に、本発明のリール台移動機構の動作に
ついて説明する。本発明のカセット装着装置は、常時は
図7に示す小カセット2の装着を可能とするリール台間
隔に設定されていて、大(標準)カセット1を装填する
とリール台移動機構が作動してリール台を移動させる構
成である。従って、小カセット2を装填した場合はリー
ル台移動機構は作動しないで複合トレイ3が駆動され
る。今、大カセット1を装填すると、該大カセット1の
前面で第1スライド8の折曲片8bを押圧摺動させ、作
動突起8cを介して第2スライド9をスプリングコイル
22の付勢に抗して摺動させる。従って、第2スライド
9のスイッチ作動片9aが判別スイッチ23から離間し
て該両側のスイッチ23,23が共にONからOFFに
切り換わる。即ち、大テープカセット1であることを判
別スイッチ23,23(図1,図2参照)で検知し、モ
ータ(図示せず)が回転して駆動ギア43をCWへ回転
させる。該駆動ギア43のCWへの回転により、リンク
45を介して回動レバー44が軸35dを中心にCWへ
回動する。回動レバー44のCWへの回動により、駆動
ピン47と駆動ピン48がトーションバネ49に挟持さ
れ、シーソーレバー46が恰も回動レバー44と一体と
なった状態で、スライド体42を図面下方へ移動させ
る。スライド体42の移動に伴って、該スライド体42
に弾性的に当接している回動部材31,32は、スライ
ド体42の傾斜カム部42dを摺接しながらそれぞれC
CW及びCWへ強制的に回動する。
【0016】最終的に回動部材31,32は、それぞれ
ストッパ40a,41aに当接してスライド体42が停
止する(図8参照)。この時、回動部材31,32は、
ストッパ40a,41aとスライド体42のカム部先端
に挟持されて位置決めされる。スライド体42が停止し
た後も、駆動ギア43が僅かにCWへ回転することによ
り、駆動ピン47はトーションバネ49の付勢力に抗し
てバネ片(図示せず)を押圧し、2つの駆動ピン47,
48間を拡開することによって、オーバストロークが吸
収される。ここで、LARGE 位置移動完了スイッチ(図9
参照)の作動によりモータの回転を止めて駆動ギア43
を停止させることにより、スライド体42が所定の位置
に弾性的に確実に位置決め保持される。リール台33,
34間隔が大カセット1装着可能になった状態で、後述
する複合トレイ3の移動機構が作動して、該トレイ4に
載置された大カセット1を水平及び垂直に移動させ、大
カセット1の装着が完了する。
【0017】イジェクト操作により、第4図の状態で大
カセット1を取り出すと、スライド8,9がスプリング
コイル22の付勢力により、図2矢印C方向へ復帰す
る。従って、スライド9のスイッチ作動片9aが判別ス
イッチ23を再びOFFからONに切り換える。その結
果、リール台移動機構が作動して上述と逆の動作を経て
リール台33,34を移動させ、小カセット2のリール
間隔に復帰する。
【0018】次に複合トレイ3の移動機構の動作につい
て説明する。小カセット2を図2に示すように矢印A方
向から装着すると、該小カセット2はトレイ5の載置凸
面5dに載置され、トレイ4の切り欠き部4a,4a,
4aによって位置決めされる。小カセット2をトレイ5
に載置すると、該小カセット2の前蓋(図示せず)のロ
ックが解除される。この状態で、小カセット用リッドオ
ープナ7の舌片7bが小カセット2の前蓋の下面に位置
する状態になる。又、大カセット1を矢印B方向からト
レイ4に装着すると、該トレイ4は大カセット1の自重
によって付勢力に抗して軸4dを中心に回動してトレイ
5の載置平面5dと同一平面を形成する状態となる。そ
の際、ロック解除片4b,4bにより前蓋(図示せず)
のロックが解除される。大カセット1が載置平面4fに
載置されると、前蓋により検出片7cを押し出し、小カ
セット用リッドオープナ7をトーションバネ(図示せ
ず)の付勢力に抗して回動させる。尚、小カセット2を
装着時は、トレイ4はバネ付勢されて傾斜した状態のま
まである。
【0019】大カセット1又は小カセット2を装填する
ために、イジェクト釦(図示せず)を押圧操作すると図
4に示すようにメインスライド12がフロントパネル
(図示せず)から飛び出した状態になる。大カセット1
又は小カセット2の何れかを装填して、メインスライド
12を軽く押すと、サブスライド13の先端で作動レバ
ー19が押されてスイッチ18をONさせ、モータ(図
示せず)を回転させる。モータの回転により駆動ギア1
5が時計方向へ回転し、該駆動ギア15に噛合したラッ
ク12aが駆動され、メインスライド12とサブスライ
ド13が一体となって図面右方向へ移動して図5の状態
になる。この時点で、サブスライド13のローラ17
が、天板24の溝24aの終端に当接して停止する。こ
の時、ロックレバー16の他端16bが凹部24bに対
向する。引き続く駆動ギア15の回転により、メインス
ライド12が更に右方向へ駆動される。スライド12の
移動により、ロックレバー16がCCWへ回動して凹部
24bに係合するので、サブスライド13がその位置に
ロックされる。
【0020】この時、スライド11のガイドピン11
c,11cは、傾斜溝12b,12b及び縦溝13a,
13aに案内され、カセット1(又はカセット2)を載
置した状態でスライド11が下降しながら遂には図6に
示すカセット装着完了位置に至る。スライド11の下降
動作に伴って、小カセット2の前蓋が開蓋される。大カ
セット1の場合も同様の動作を経て前蓋が開蓋される。
この図6の状態でテープ(図示せず)が引き出され、シ
リンダ25(図1参照)に該テープを巻き付ける。カセ
ットをイジェクトする場合は、モータの回転を逆回転さ
せることにより、上述と逆の動作を経て図4の状態に復
帰するので、カセットを取り出せばよい。
【0021】最後に本発明の回路構成について図9,図
10を参照しながら説明する。図9において、図4にお
けるイジェクトモードで小カセット2を装填してメイン
スライド12を押圧すると、トレイ UP SW18が作動し
マイコン61に検出信号が入力され、該マイコン61か
らモータドライバ66を介して複合トレイ移動モータ6
7が作動される。この場合は、カセット判別 SW23は
何ら作動しない。即ち、ステップ71で NOT UP と判定
されトレイダウンルーチン80へ移行する。即ち、複合
トレイ3が小カセット2を載置した状態で移動し、カセ
ット装着が完了する。
【0022】イジェクトモードで大カセット1を装填す
ると、ステップ71でトレイ UP SW19が作動する前に
上述したようにカセット判別 SW23,23の作動信号
がマイコン61に入力され、マイコン61からモータド
ライバ64を介してリール台移動モータ65がリール台
33,34を移動させる。即ち、マイコン61はステッ
プ71で UP と判定され、次のステップ72で 大カセ
ット LARGE と判定する。その結果、ステップ73でモ
ータドライバ64を介してモータ65を駆動させ、リー
ル台33,34を移動させる。ステップ74で大カセッ
トのリール台位置検出スイッチ63の検出信号を受けて
ステップ75でモータ65を停止する。その後、メイン
スライド12の移動により、トレイ UP SW18がONと
なり、ステップ71で NOT UP と判定され、トレイダウ
ンルーチン80へ移行し、モータドライバ66を介して
複合トレイ移動モータ67が駆動され、大カセット1が
カセット装着完了位置へもたらされる。
【0023】イジェクトボタンが押されるとトレイ UP
SW18はOFFとなり、メインスライド12がフロント
パネル(図示せず)から突出した図4の状態となり、そ
こで大カセット1を取り出すとステップ71で UP と判
定され、スイッチ23,23が第2スライド9,9によ
りONとなり、ステップ72でカセット判別 SWはSMALL
と判定され、ステップ76に移行する。ステップ77で
モータ65を駆動してリール台33,34を移動させ、
ステップ77で SMALL位置移動完了スイッチ62の作動
により、モータ65を停止させる(ステップ75)。即
ち、カセット未装填時はリール台は小カセット2に対応
する状態にある。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明のカセット判別機構
は、サイズの異なる2種類のカセットの装着が可能なト
レイに一方のカセット装填時に作動するスライドを設
け、そのスライドに連動するスライドによって、天板等
の固定部材に取着された判別スイッチを作動させる構成
としたので、スイッチへの配線の断線による故障・動作
不安定が解消され、確実で簡単なカセット装着装置が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】複合トレイの外観斜視図である。
【図3】複合トレイの側面図である。
【図4】イジェクトモード時の装置の側面図である。
【図5】カセットローディング途中の側面図である。
【図6】カセットローディング完了時の側面図である。
【図7】小カセット装着時におけるリール台移動機構の
平面図である。
【図8】大カセット装着時におけるリール台移動機構の
平面図である。
【図9】回路ブロック図である。
【図10】リール台移動ルーチンのフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
3 複合トレイ 4 大カセット用トレイ(第2のホルダ) 5 小カセット用トレイ(第1のホルダ) 8 第1のスライド 9 第2のスライド 23 カセット判別スイッチ 24 天板 33 リール台 34 リール台 42 スライド体 43 駆動ギア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントパネルから前方に突出したカセ
    ット装填位置とカセットからテープを引き出すカセット
    装着位置間を移動可能なカセットトレイを備えるカセッ
    ト装着装置において、 該カセット装着装置は装着されるサイズの異なる大小2
    種類のカセットに応じてリール台間隔を可変するリール
    台移動手段を備え、 前記カセットトレイは水平状態に保持された小カセット
    載置用の第1のホルダと、該第1のホルダに回動可能に
    軸支された大カセット用の第2のホルダとからなり、 該第2のホルダにカセット判別手段を設け、該カセット
    判別手段の作動により前記リール台移動手段を作動させ
    ることを特徴とするカセット装着装置。
  2. 【請求項2】 前記カセット判別手段は一対のスイッチ
    と、該スイッチを作動させるスライド手段とからなり、
    該スライド手段は前記小カセット載置領域外に配備され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカセット装着
    装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のスイッチはカセット装着装置
    の固定部材に配備されていることを特徴とする請求項2
    に記載のカセット装着装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材はカセット装着装置の天板
    であることを特徴とする請求項3に記載のカセット装着
    装置。
  5. 【請求項5】 前記スライド手段は前記第2のホルダに
    摺動可能に配備された第1のスライドと前記第1のホル
    ダに摺動可能に且つ一方向付勢された第2のスライドと
    からなり、 前記第1のスライドには大カセット検出折曲片と前記第
    2のスライドに係合する作動突起を設け、 前記第2のスライドには前記スイッチに当接するスイッ
    チ作動片を設け、 前記大カセット装填時、前記第1スライド及び前記第2
    スライドを介して前記スイッチを作動させて前記リール
    台移動手段を作動させることを特徴とする請求項2に記
    載のカセット装着装置。
JP8015718A 1996-01-31 1996-01-31 カセット装着装置 Pending JPH09212962A (ja)

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