JPH09212394A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH09212394A
JPH09212394A JP1563296A JP1563296A JPH09212394A JP H09212394 A JPH09212394 A JP H09212394A JP 1563296 A JP1563296 A JP 1563296A JP 1563296 A JP1563296 A JP 1563296A JP H09212394 A JPH09212394 A JP H09212394A
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JP1563296A
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Atsushi Mase
篤 間瀬
Teruyuki Harada
輝之 原田
Haruki Kawamura
春樹 河村
Shinko Hirata
真弘 平田
Tatsuhiro Ikeno
達博 池野
Emi Aisaka
絵美 逢坂
Takeshi Kobayashi
毅 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Priority to GB9802812A priority patent/GB2319867B/en
Priority to GB9622410A priority patent/GB2309804B/en
Priority to GB9802811A priority patent/GB2319866B/en
Priority to DE19647623A priority patent/DE19647623A1/de
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0423Input/output
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/14Plc safety
    • G05B2219/14055Make log, journal, history file of state changes
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/24Pc safety
    • G05B2219/24055Trace, store a working, operation history
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/25Pc structure of the system
    • G05B2219/25428Field device

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザー自らが制御機器とのデータ処理を行
うための、ユーザ・アプリケーション・プログラムを作
成しなければならず、そのプログラミング作業は、多大
の労力、時間及び知識を必要とし、多大の労力を必要と
していた。 【解決手段】 接続した制御機器から収集する収集デー
タを任意の形式で蓄積すべく、その蓄積形式を、対話形
式により設定する蓄積形式設定手段と、この蓄積形式設
定手段により設定された蓄積形式に基づいて上記収集デ
ータを蓄積する蓄積ファイルを作成する蓄積ファイル作
成手段と、この蓄積ファイル作成手段により作成された
蓄積ファイルに上記制御機器からの収集データを、上記
蓄積形式設定手段により設定された蓄積形式に合わせて
蓄積する蓄積手段と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数接続された
プログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PL
Cと記す)、プログラマブルコントローラ(以下、PC
と記す)等の記憶装置を有する制御機器が保有するデー
タを、通信回線を介して収集し、有用な形式で蓄積、収
集・書き込みを行うデータ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図44は従来のデータ収集・蓄積装置の
構成を示すブロック図である。図において、1は接続さ
れた機器を制御する制御装置であり、この制御装置1に
は、表示装置であるCRT2、入力装置であるキーボー
ド3及び複数のPLCやPC等の記憶手段を有する制御
機器4が接続されている。コントローラ1内部には、ユ
ーザプログラムを実行するCPU11、ユーザ・アプリ
ケーション・プログラムを展開するメモリ12、制御機
器4から収集するデータを蓄積するデータベース形式の
蓄積ファイル131を有する補助記憶装置13、CRT
2とのインターフェース141、キーボード3とのイン
ターフェース142、制御機器4とのインターフェース
143を有している。
【0003】従来のデータ収集・蓄積装置は、上述のよ
うに構成されており、例えば、ユーザー自らが作成した
ユーザ・アプリケーション・プログラムに従って補助記
憶装置13内部にデータベース形式の蓄積ファイル13
1が形成され、その蓄積ファイル131内に制御機器4
から収集したデータが蓄積される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ処理装置
は、上述のように構成され、ユーザー自らが必要な制御
機器からのデータを格納するための蓄積ファイルを作成
するために、ユーザ・アプリケーション・プログラムを
作成しなければならず、そのプログラミング作業は、多
大の労力、時間及び知識を必要とし、プログラミング作
業性が悪いばかりでなく、その設定等の修正にも多大の
労力を必要としていた。また、制御機器に書き込む書き
込みデータを格納するための記述ファイルの作成、制御
機器からデータを収集するための条件の設定、制御機器
に対する生産指令の設定に関しても、同様にプログラム
作成作業の負担が大きく、だれでも簡単に作業が行える
というものではなかった。
【0005】また、制御機器から収集したデータをユー
ザーが使用するのに適した形式とするには、さらに細か
い設定を行なわなければならず、その設定には、より多
くの労力を必要としていた。さらに、制御機器とデータ
処理装置との間で執り行われるデータ伝送の設定に関し
ても、その設定はユーザーが容易に行えるものではなか
った。また、データのやり取りの際に、複数の制御機器
が接続されている場合など、そのデータ伝送には多くの
時間がかかってしまうといった問題があった。また、デ
ータ処理の終了を通知する終了要求が入力されたとして
も、定められたウエイト時間経過しなければ、その処理
要求に基づく終了処理は行われず、終了要求に対する応
答性が悪かった。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、ユーザー自らが
容易にデータ処理に関する設定を行うことができるデー
タ処理装置を得るものである。また、第2の目的は、制
御機器から収集したデータを再度加工することなく使い
易い形式で格納することができるデータ処理装置を得る
ものである。さらに、第3の目的は、制御機器との間の
データ伝送の回数を減らすことができるデータ処理装置
を得るものである。さらにまた、第4の目的は、終了要
求に関する応答性のよいデータ処理装置を得るものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ処
理装置は、接続した制御機器から収集する収集データを
任意の形式で蓄積すべく、その蓄積形式を、対話形式に
より設定する蓄積形式設定手段と、この蓄積形式設定手
段により設定された蓄積形式に基づいて上記収集データ
を蓄積する蓄積ファイルを作成する蓄積ファイル作成手
段と、この蓄積ファイル作成手段により作成された蓄積
ファイルに上記制御機器からの収集データを、上記蓄積
形式設定手段により設定された蓄積形式に合わせて蓄積
する蓄積手段と、を備えたものである。
【0008】また、接続した制御機器に対する書き込み
データを任意の形式で記述すべく、その記述形式を対話
形式により設定する記述形式設定手段と、この記述形式
設定手段により設定された記述形式に基づく記述ファイ
ルを作成する記述ファイル作成手段と、この記述ファイ
ル作成手段により作成された記述ファイルに上記制御手
段への書き込みデータを書き込む書き込み手段と、を備
えたものである。
【0009】また、蓄積手段または書き込み手段は、制
御機器から収集する収集データまたは制御機器に書き込
む書き込みデータを、指定した条件式を用いて所定の形
式に加工した後、蓄積又は記述するようにしたものであ
る。
【0010】また、接続した制御機器から収集する収集
データまたは、接続した制御機器に対する書き込みデー
タを、蓄積形式設定手段又は記述形式設定手段により同
時に設定するようにしたものである。
【0011】また、接続した制御機器より収集データを
収集するための条件を、対話形式により設定する収集デ
ータ設定手段と、この収集データ設定手段により設定さ
れた条件に基づき、上記制御機器から収集データを収集
するデータ収集手段と、を備えたものである。
【0012】また、データ収集手段により制御機器から
収集された収集データと、予め定められた監視比較デー
タとを比較し、上記収集データと上記監視比較データと
が一致した際の履歴を格納するようにしたものである。
【0013】また、接続された制御機器により生産され
る製品毎の加工条件が記述された生産指示データが格納
された生産指示データファイルと、この生産指示データ
ファイルに格納されている生産指示データの特定項目
と、制御機器から収集した収集データとを比較する比較
手段と、この比較手段に基づき上記収集データと上記生
産指示データの特定項目とが対応すると判定された際
に、上記収集データに対応する上記生産指示データに基
づいて、上記制御機器に対して生産指示を与える生産指
示手段と、を備えたものである。
【0014】また、接続した制御機器より収集データを
収集するべく設定したデータ収集の条件データを、接続
されている上記制御機器単位にまとめる編集手段と、を
備えたものである。
【0015】また、制御機器毎にまとめて収集された収
集データを、収集データ設定手段により設定された条件
に対応づけて格納し直すようにしたものである。
【0016】また、データ処理を中断させるべく、待時
間を登録する待時間登録部と、上記待時間を、所定の時
間間隔毎に区切り、その区切られた時間間隔毎にデータ
処理の終了を指示する終了要求が、入力されたか否かを
判断する終了要求受付部と、を備え、この終了要求受付
部により、終了要求が入力されたと判断された際に、デ
ータ処理の終了を行うようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図8を用いて、データ収集・蓄積
方法に関するこの発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態を示す収集・蓄積機能を
有するデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
図において、1は接続された機器を制御する制御装置
(コントローラ)であり、このコントローラ1には、表
示装置であるCRT2、入力装置であるキーボード3及
び複数のPLCやPC等の記憶手段を有する制御機器4
が接続されている。
【0018】また、コントローラ1内部には、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラム等のプログラムを実行するCPU11、ユー
ザ・アプリケーション・プログラム及び予め設定された
制御プログラムを展開するメモリ12、制御機器4から
収集するデータを蓄積するデータベース形式の第1の蓄
積ファイルである蓄積ファイル131及びその蓄積ファ
イル131の蓄積形式を格納する設定データファイル1
32を有する補助記憶装置13、CRT2とのインター
フェース141、キーボード3とのインターフェース1
42、制御機器4とのインターフェース143を有して
いる。
【0019】ここで、メモリ12に格納される制御プロ
グラムは、作業者が、CRT2上に表示される対話形式
により、キーボード3、マウス等により所望の蓄積ファ
イル131の蓄積形式を設定することができる蓄積形式
設定手段である蓄積形式設定プログラム12a及び、デ
ータ収集方法、データ加工方法、データ蓄積方法の手法
が記憶された蓄積手段に相当する収集・蓄積プログラム
12bを有している。
【0020】図2は、蓄積形式設定プログラム12aに
基づき、CRT2上に表示される表示画面の画面構成を
示す画面構成図である。図において、21はメイン表示
画面であり、このメイン表示画面21上において補助記
憶装置13内部に設定する蓄積ファイル131のファイ
ル名、制御機器4からのデータを収集するためのトリガ
条件をみる間隔であるトリガ監視間隔、データをいくつ
収集するかを決める収集データ数を設定する。22はト
リガ条件設定画面であり、このトリガ条件設定画面22
上において、データを収集するためのトリガ条件となる
局番、デバイスタイプ、そのデバイスNo、デバイス状
態を設定する。
【0021】23はどのようなデータを収集するか、さ
らに制御機器4から収集したデータをどのように蓄積す
るかを設定する収集対象データ・蓄積形式設定画面であ
り、この収集対象データ・蓄積形式設定画面23上にお
いて、収集するデータの名称を指定する収集データ名、
データを収集すべき制御機器4の局番、デバイスタイ
プ、このデバイスはデバイスタイプの内で何番目のデバ
イスより始まるかを指定する先頭デバイスNo、先頭デ
バイスNoからいくつデバイスデータを収集するかを指
定するデバイス数、収集するデバイスの型を指定する収
集の型、収集したデータをどのように加工するかを四則
演算子等を用いた式で設定する加工の式、加工したデー
タを蓄積するときの型を指定する蓄積の型を設定する。
23a、23b、23cは、メイン表示画面21におい
て設定した収集データ数に応じた収集対象データをそれ
ぞれどのように収集し、蓄積するかを設定する画面であ
る。
【0022】図3は、対話形式(図2参照)により設定
した蓄積ファイル131の蓄積形式を表すデータを格納
する設定データファイル132を示した概念図であり、
図において、132aはメイン表示画面21において設
定された内容を示すメインテーブル、132bはトリガ
条件設定画面22において設定された内容を示すトリガ
条件テーブル、132cは収集対象データ・蓄積形式設
定画面23において設定された内容を示す収集対象デー
タテーブルである。
【0023】図4は、例えば本実施形態により作成され
た蓄積ファイル131を示した図であり、収集データ数
を「3」とし、その収集対象データの収集データ名を
「製品番号」、「生産完了台数」、「計測値」とした場
合に作成される蓄積ファイル131を示している。図5
は、本実施形態により実際にトリガ条件に一致した際に
収集された収集データの蓄積ファイル131の状態を示
した図である。図6は、例えばある時点での制御機器4
に格納されるデバイスデータを示す図である。
【0024】図7は、メモリ12に予め格納された蓄積
形式設定プログラム12aに基づき、作業者が、対話形
式により蓄積ファイル131の蓄積形式を設定する際の
動作を示したフローチャートであり、この一連のフロー
により設定データファイル132が形成される。図8
は、設定データファイル132及び収集・蓄積プログラ
ム12bに基づき制御機器4からデータを収集する際の
動作を示したフローチャートであり、この一連のフロー
により蓄積ファイル131が生成される。
【0025】次に、本実施形態1の動作を図を用いて説
明する。まず、図1を参照してCPU11が行う概略の
動作を説明する。オペレータ(作業者)が、蓄積形式設
定プログラム12aに基づく対話形式によりキーボード
3より所望の蓄積ファイル131の蓄積形式を設定(入
力)する。(図2参照) そして、これらの蓄積形式のデータを、補助記憶装置1
3内のデータベース形式の設定データファイル132へ
保存する。(図3参照) 次に設定データファイル132を参照し、制御機器4か
ら収集したデータを蓄積するためのデータベース形式の
蓄積ファイル131を作成する。(図4参照) その後、収集・蓄積プログラム12b及び設定データフ
ァイル132を参照し、収集対象に設定されている制御
機器4のデータを収集し、収集したデータを蓄積形式に
基づいて加工した後、蓄積ファイル131へ格納する。
(図5参照)
【0026】次に、コントローラ1の対象データの収
集、蓄積方法について、詳細に説明する。図7における
フローチャートにおいて、はじめに、オペレータがキー
ボード3からコントローラ1を起動すると、ステップS
1においてCRT2の画面には図2に示す収集対象デー
タ・蓄積形式を設定するためのメイン表示画面21がC
RT2上に表示される。表示されたメイン表示画面21
上において、収集したデータを蓄積するファイル名を入
力する(ステップS2)。図2のメイン表示画面21で
は「SEISAN.LOG」である。そして、トリガ条
件と一致するか否かを見に行く間隔であるトリガ監視間
隔を入力する(ステップS3)。これはメイン表示画面
21では「1000」である。
【0027】メイン表示画面21上において蓄積ファイ
ル名及びトリガ監視間隔を入力し終えると、ステップS
4に移行し、CRT2の画面がトリガ条件を設定するト
リガ条件設定画面22に切り替わる。そして、複数の制
御機器4の中からデータを収集すべきトリガ条件となる
制御機器4の局番の設定(ステップS5)、設定した制
御機器4のうちのデバイスタイプの設定(ステップS
6)、そのデバイスNoの設定(ステップS7)、さら
にそのデバイス状態を設定する(ステップS8)。本実
施形態では、局番を「1」、デバイスタイプを「W」、
デバイスNoを「100」、デバイス状態を「=0」と
して説明する。すなわち、このトリガ条件の意味すると
ころは、制御機器4の局番1のデバイスタイプWの番号
100の値が0になったときにトリガ条件が成立すると
いうものである。
【0028】CRT2上のトリガ条件設定画面22にお
いてのトリガ条件の入力が終了すると、メイン表示画面
21に再び戻り、トリガ条件が一致した際に収集するデ
ータ数を入力する(ステップS9)。これは図2のメイ
ン表示画面21では「3」である。
【0029】メイン表示画面21での収集データ数の入
力が終了すると、CRT2上のメイン表示画面21が、
収集するデータの蓄積形式を設定する収集対象データ・
蓄積形式設定画面23に切り替わる。(ステップS1
0) ここで、収集データ数を「3」としたため、収集するデ
ータの設定は、3通り行う。
【0030】収集対象データ・蓄積形式設定画面23で
は、第1番目の収集対象データを設定する画面23aを
表示し、はじめに収集対象データ1についての設定を行
う。収集するデータの名称を指定する収集データ名の設
定(ステップS11)、データを収集すべき制御機器4
の局番の設定(ステップS12)、デバイスタイプの設
定(ステップS13)、設定したデバイスはデバイスタ
イプの内で何番目のデバイスより始まるかを指定する先
頭デバイスNoの設定(ステップS14)、先頭デバイ
スNoからいくつデバイスデータを収集するかを指定す
るデバイス数の設定(ステップS15)、収集するデバ
イスの型を指定する収集の型の設定(ステップS1
6)、収集したデータをどのように加工するかを四則演
算子を用いた式で設定する加工の式の設定(ステップS
17)、加工したデータを蓄積するときの型を指定する
蓄積の型を設定(ステップS18)を行う。
【0031】収集対象データ1においては、収集データ
名は「製品番号」、局番は「1」、デバイスタイプは
「W」、先頭デバイスNoは「0」、デバイス数は
「6」、収集の型は「テキスト」、加工の式は「なし」
であり、加工しないことを示している。さらに加工の式
は「テキスト」である。
【0032】ここで、収集対象データ1の意味するとこ
ろは、制御機器局番1のデバイスタイプWの先頭デバイ
スNoが0のところからデバイス6つ分、すなわちW0
からW5までのデータをテキスト型で収集し、蓄積ファ
イルのフィールド名が製品番号のところにテキスト型で
格納するという意味である。
【0033】次にステップS19において、収集データ
数を1つ減算してステップS20に移行する。ステップ
S20では、図2のメイン表示画面21で設定した収集
データ数「3」がゼロになったかどうかをチェックす
る。
【0034】ここで設定した収集データ数がゼロになっ
ていなければ、ステップS10に戻って第2番目の収集
対象データ2を設定する画面23bが表示され、収集対
象データ2について上述した収集対象データ1の場合と
同様にステップS11〜S18まで設定を行う。さらに
収集対象データ3についても同様である。
【0035】また、収集対象データ2の意味するところ
は制御機器局番1のデバイスタイプDの先頭デバイスN
oが100のところからデバイス2つ分、すなわちD1
00とD101のデータを整数型で収集し、蓄積ファイ
ルのフィールド名が生産完了台数のところに整数型で格
納するという意味である。さらに、収集対象データ3の
意味するところは制御機器局番2のデバイスタイプRの
先頭デバイスNoが50のところからデバイス2つ分、
すなわちR50とR51のデータを整数型で収集し、収
集したデータに1000分の1倍の加工を行い、蓄積フ
ァイルのフィールド名が計測値のところに実数型で格納
するという意味である。
【0036】ステップS20において、設定した収集デ
ータ数がゼロになれば、ステップS21に移行して、設
定した収集対象データ・蓄積形式のデータを補助記憶装
置13内の図3に示すデータベース形式の設定データフ
ァイル132に保存する。その後、データの設定を終了
し入力画面が消去される。
【0037】ここで、図3に示すデータベース形式の設
定データファイル132の内容は、図2に示す収集対象
データ・蓄積形式を設定するための表示画面からの設定
データと一対一に対応している。メイン表示画面21の
設定データは図3のトリガ条件テーブル132aに保存
され、トリガ条件設定画面22の設定データは図3のト
リガ条件テーブル132bに保存され、収集対象データ
・蓄積形式設定画面23の設定データは図3の収集対象
データテーブル132cに保存される。
【0038】次に、コントローラ1が行う、制御機器4
からのデータ収集の方法を図8のフローチャートを用い
て詳細に説明する。まず、オペレータが収集対象データ
・蓄積形式設定を終えた後、キーボード3からコントロ
ーラ1を起動すると、ステップS31において、CPU
11は補助記憶装置13内の設定データファイル132
のメインテーブル132aから「蓄積ファイル名」を取
り出し、補助記憶装置13内に蓄積ファイル131を作
成する。これは図3の設定データファイル132では
「SEISAN.LOG」というファイル名の蓄積ファ
イルを作成する。そして、ステップS32において、設
定データファイル132のメインテーブルのフィールド
「収集データ数」を取り出す。これは「3」である。さ
らに、ステップS33において、変数iに初期値1を代
入する。
【0039】ステップS34において、設定データファ
イル132の収集対象データテーブル132cのレコー
ドNoがiのフィールド「収集データ名」、「蓄積の
型」を取り出し、蓄積ファイル131に「収集データ
名」をフィールド名、「蓄積の型」をフィールドの型と
するフィールドを作成する。これは図3の設定データフ
ァイル132では、レコードNo1はフィールド名「製
品番号」、フィールドの型「テキスト」、レコードNo
2はフィールド名「生産完了台数」、フィールドの型
「整数」、レコードNo3はフィールド名「計測値」、
フィールドの型「実数」のフィールドを作成する。(図
4参照)
【0040】その後、ステップS35において、変数i
に1を加算する。ステップS36において、変数iがス
テップS32で取り出した収集データ数より大きいかチ
ェックし、大きくないならば、再びS34へ戻る。また
もし変数iが収集データ数より大きいならば、ステップ
S37へ移行する。
【0041】ステップS37において、設定データファ
イル132のトリガ条件テーブル132bのフィールド
「局番」、「デバイスタイプ」、「デバイスNo」を取
り出し、設定されているデータに従って制御機器4から
トリガ条件用データを収集する。これは図3の設定デー
タファイル132では、局番「1」、デバイスタイプ
「W」、デバイスNo「100」のデバイスデータを収
集する。
【0042】ステップS38において、設定データファ
イルのフィールド「デバイス状態」を取り出し、収集し
たトリガ条件用データと比較してトリガ条件が成立した
かをチェックする。これは図3の設定データファイル1
32ではデバイス状態「=0」であるので、収集したト
リガ条件用のデータが0と等しいかチェックする。もし
トリガ条件が成立していない場合はステップS37へ戻
りトリガ条件用データの収集を続ける。またトリガ条件
が成立した場合は、ステップS39において、変数iに
初期値1を代入する。
【0043】ステップS40において、設定データファ
イル132の収集対象データテーブル132cのレコー
ドNoがiのフィールド「局番」、「デバイスタイ
プ」、「先頭デバイスNo」、「デバイス数」を取り出
し、設定されているデータに従って制御機器4のデバイ
スデータを収集する。これは図3の設定データファイル
132では、レコードNo1は局番「1」、デバイスタ
イプ「W」、先頭デバイスNo「0」、デバイス数
「6」、レコードNo2は局番「1」、デバイスタイプ
「D」、先頭デバイスNo「100」、デバイス数
「2」、レコードNo2は局番「2」、デバイスタイプ
「R」、先頭デバイスNo「50」、デバイス数「2」
のデータを収集する。
【0044】ある時点での制御機器4のデバイスデータ
が、図6のようであったすると、収集データ1は「8
3、78、48、49、50、49」、収集データ2は
「2、3456」、収集データ3は「76、5432」
である。ステップS41において、設定データファイル
132の収集対象データテーブル132cのレコードN
oがiのフィールド「収集の型」を取り出し、収集デー
タを設定されている収集の型に変換する。これは図3の
設定データファイル132では、レコードNo1は「テ
キスト」であるので収集したデバイスデータ「83、7
8、48、49、50、49」をASCIIコードに従
って“SN0121”に変換する。レコードNo2は
「整数」であるので収集したデバイスデータ「2、34
56」を1つの整数“23456”に変換する。レコー
ドNo3は「整数」であるので収集したデバイスデータ
「76、5432」を1つの整数“765432”に変
換する。
【0045】ステップS42において、設定データファ
イル132の収集対象データテーブル132cのレコー
ドNoがiのフィールド「蓄積の型」を取り出し、収集
の型に変換したデータを設定されている蓄積の型に変換
する。これは図3の設定データファイル132では、レ
コードNo1は「テキスト」であるのでデータは“SN
0121”、レコードNo2は「整数」であるのでデー
タは“23456”、レコードNo3は「実数」である
のでデータは“7.65432×10∧5”に変換す
る。
【0046】ステップS43において、設定データファ
イル132の収集対象データテーブル132cのレコー
ドNoがiのフィールド「加工の式」を取り出し、蓄積
の型に変換したデータを設定されている四則演算に従っ
て加工する。これは図3の設定データファイル132で
は、レコードNo1とレコードNo2は「なし」である
ので加工は行わず、データはそれぞれ“SN012
1”、“23456”である。レコードNo3は「÷1
000」であるので「7.65432×10∧5÷10
00」の演算を行い、データは“7.65432×10
∧2”となる。
【0047】ステップS44において、設定データファ
イル132の収集対象データテーブル132cのレコー
ドNoがiのフィールド「収集データ名」を取り出し、
設定されている収集データ名に対応する蓄積ファイルの
フィールドに、加工した収集データを格納する。これは
図4の設定データファイル132ではレコードNo1は
蓄積ファイルのフィールド名「製品番号」に、データ
“SN0121”を、レコードNo2は蓄積ファイルの
フィールド名「生産完了台数」に、データ“2345
6”を、レコードNo3は蓄積ファイルのフィールド名
「計測値」に、データ“7.65432×10∧2”を
格納する。
【0048】その後、ステップS45において、変数i
に1を加算する。ステップS46において、変数iが収
集データ数より大きいかチェックし、もし大きくないな
らば、再びステップS40へ戻る。またもし変数iが収
集データ数より大きいならば、ステップS47に移行す
る。ステップS47においては、データ収集を終了させ
る信号がキーボード3等より入力されたかどうかをチェ
ックし、もし信号が入力されていればステップS41へ
飛んでデータの収集を終了させる。またもしデータ収集
を終了させる信号が入力されていなければ、ステップS
37へ戻ってトリガ条件用データの収集から処理を繰り
返す。
【0049】本実施形態によれば、データを蓄積するた
めの蓄積ファイルの作成が、対話形式の簡単な操作で作
成することができるようになり、ユーザー自らが複雑な
プログラムを作成する必要がなくなり、プログラミング
の作業性が向上する。また、トリガ条件の変更、蓄積フ
ァイルの設定変更等にも容易に対応することができ、制
御機器4のデバイス等の知識がなくとも容易に希望する
蓄積ファイルを作成することができる。また、データを
収集すべき制御機器4に局番の変更、制御機器自体の変
更等があった場合などでも、その都度プログラムを作り
直すことなく再設定を容易に行うことができる。さら
に、蓄積ファイルに蓄積する形式は、ユーザーが容易に
自由に設定可能であり、ユーザーが必要なデータをユー
ザー自身が理解しやすい有用な形式で取り出すことがで
き、生産管理などに容易に利用できるデータを容易に得
ることができる。また、作業者は、蓄積ファイルのフィ
ールドとそのフィールドにどのような(どの制御機器か
らの、どのデバイスからの、どれだけの)データを収集
するのかを容易に関連付けながら設定を行うことができ
る。
【0050】実施形態2.図9〜図16を用いて、デー
タ記述・書き込み方法に関するこの発明の一実施形態に
ついて説明する。図9は、この発明の一実施形態を示す
データ記述・書き込み装置の機能を示すブロック図であ
る。図において、1は接続された機器を制御する制御装
置(コントローラ)であり、このコントローラ1には、
表示装置であるCRT2、入力装置であるキーボード3
及び複数のPLCやPC等の記憶手段を有する制御機器
4が接続されている。
【0051】また、コントローラ1内部には、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラム等のプログラムを実行するCPU11、ユー
ザ・アプリケーション・プログラム及び予め設定された
制御プログラムを展開するメモリ12、制御機器4に書
き込むデータを記述するためのデータベース形式の記述
ファイル133及びその記述ファイル133の記述形式
を格納する設定データファイル134を有する補助記憶
装置13、CRT2とのインターフェース141、キー
ボード3とのインターフェース142、制御機器4との
インターフェース143を有している。
【0052】ここで、メモリ12に格納される制御プロ
グラムは、作業者が、CRT2上に表示される対話形式
により、キーボード3、マウス等により所望の記述ファ
イル133の記述形式を設定することができる記述形式
設定プログラム12c及び、データ変換方法、データ書
き込み方法の手法が記憶された書き込み手段に相当する
変換・書き込みプログラム12dを有している。
【0053】図10は、記述形式設定プログラム12c
に基づき、CRT2上に表示される表示画面の画面構成
を示す画面構成図である。図において、24はメイン表
示画面であり、このメイン表示画面24上において補助
記憶装置13内部に設定する記述ファイル133のファ
イル名、制御機器4へデータを書き込むためのトリガ条
件のトリガ監視間隔、書き込みデータ数、書き込み回数
を設定する。25はトリガ条件設定画面であり、このト
リガ条件設定画面25上において、データを書き込むた
めのトリガ条件となる局番、デバイスタイプ、そのデバ
イスNo、デバイス状態を設定する。
【0054】26は記述形式を設定する記述形式設定画
面であり、この記述形式設定画面26上において、書き
込むデータの名称を指定する書き込みデータ名、データ
を書き込むべき制御機器4の局番、デバイスタイプ、こ
のデバイスはデバイスタイプの内で何番目のデバイスよ
り始まるかを指定する先頭デバイスNo、先頭デバイス
Noからいくつデバイスデータを書き込むかを指定する
デバイス数、書き込むデバイスの型を指定する書き込み
の型、書き込むデータをどのように加工するかを四則演
算子等を用いた式で設定する加工の式、加工したデータ
を記述するときの型を指定する記述の型を設定する。2
6a、26b、26cは、メイン表示画面24において
設定した書き込みデータ数に応じた書き込み対象データ
をそれぞれ設定する画面である。27は制御機器4に対
して書き込む書き込みデータ設定する画面であり、27
a、27bはメイン表示画面24において設定した書き
込み回数に対応し、それぞれ書き込みデータ1、書き込
みデータ2を設定する画面である。
【0055】図11は、対話形式(図10参照)により
設定した記述ファイル133の記述形式のデータを格納
する設定データファイル134を示した概念図であり、
図において、134aはメイン表示画面24において設
定された内容を示すメインテーブル、134bはトリガ
条件設定画面25において設定された内容を示すトリガ
条件テーブル、134cは記述形式設定画面26におい
て設定された内容を示す書き込み対象データテーブルで
ある。
【0056】図12は、例えば本実施形態により作成さ
れた記述ファイル133を示した図であり、書き込みデ
ータ数を「3」とし、その書き込み対象データの書き込
みデータ名を「製品番号」、「生産完了台数」、「計測
値」とした場合に作成される記述ファイル133を示し
ている。図13は、本実施形態により実際にトリガ条件
に一致した際に書き込む書き込みデータの記述ファイル
133の状態を示した図である。図14は、例えば本実
施形態により作成された記述ファイル133の書き込み
データを、設定データファイル134の内容にしたがっ
て、制御機器4に書き込んだデバイスデータを示す図で
ある。
【0057】図15は、メモリ12に予め格納された記
述形式設定プログラム12cに基づき、作業者が、対話
形式により記述ファイル133の記述形式を設定する際
の動作を示したフローチャートであり、この一連のフロ
ーにより設定データファイル134が形成される。図1
6は、設定データファイル134及び変換・書き込みプ
ログラム12dに基づき制御機器4へデータを書き込む
際の動作を示したフローチャートであり、この一連のフ
ローにより記述ファイル133が生成される。
【0058】次に、本実施形態2の動作を図を用いて説
明する。まず、図1を参照して概略の動作を説明する。
オペレータ(作業者)が、記述形式設定プログラム12
cに基づく対話形式によりキーボード3より所望の記述
ファイル133の記述形式を設定(入力)する。(図1
0参照) そして、これらの記述形式のデータを、補助記憶装置1
3内のデータベース形式の設定データファイル134へ
保存する。(図10参照) さらに、制御機器4へ書き込むデータを記述するための
データベース形式の記述ファイル133を補助記憶装置
13内に作成する。(図13参照) 次に変換・書き込みプログラム12d及び設定データフ
ァイル132を参照し、補助記憶装置13内の記述ファ
イル133に格納されている書き込みデータを取得し、
記述形式に基づいて変換した後、書き込み対象に設定さ
れている制御機器4のデバイスへデータを書き込む。
(図14参照)
【0059】次に、コントローラ1の対象データの書き
込み・記述方法について詳細に説明する。図15におけ
るフローチャートにおいて、はじめに、オペレータがキ
ーボード3からコントローラ1を起動すると、ステップ
S51においてCRT2の画面には図10に示す書き込
み対象データ・記述形式を設定するためのメイン表示画
面24がCRT2上に表示される。表示されたメイン表
示画面24上において、書き込むデータを記述するファ
イル名を入力する(ステップS52)。図10のメイン
表示画面24では「SEISAN.LOG」である。そ
して、トリガ監視間隔を入力する(ステップS53)。
これはメイン表示画面24では「1000」である。
【0060】メイン表示画面24上において記述ファイ
ル名及びトリガ監視間隔を入力し終えると、ステップS
54に移行し、CRT2の画面がトリガ条件を設定する
トリガ条件設定画面25に切り替わる。そして、複数の
制御機器4の中からデータを収集すべきトリガ条件とな
る制御機器4の局番の設定(ステップS55)、設定し
た制御機器4のうちのデバイスタイプの設定(ステップ
S56)、そのデバイスNoの設定(ステップS5
7)、さらにそのデバイス状態を設定する(ステップS
58)。本実施形態では、局番を「1」、デバイスタイ
プを「W」、デバイスNoを「100」、デバイス状態
を「=0」として説明する。すなわち、このトリガ条件
の意味するところは、制御機器局番1のデバイスタイプ
Wの番号100の値が0になったときにトリガ条件が成
立するというものである。
【0061】CRT2上のトリガ条件設定画面25にお
いてのトリガ条件の入力が終了すると、メイン表示画面
24に戻り、書き込むデータ数を入力する(ステップS
59)。これは図11のメイン表示画面24では「3」
である。
【0062】メイン表示画面24での書き込みデータ数
の入力が終了すると、CRT2上のメイン表示画面24
が、書き込むデータの記述形式を設定する記述形式設定
画面26に切り替わる。(ステップS60) ここで、書き込みデータ数を「3」としたため、書き込
みするデータの設定は、3通り行う。
【0063】記述形式設定画面26では、第1番目の書
き込み対象データを設定する画面26aを表示し、はじ
めに書き込み対象データ1についての設定を行う。書き
込むデータの名称を指定する書き込みデータ名の設定
(ステップS61)、データを書き込みすべき制御機器
4の局番の設定(ステップS62)、デバイスタイプの
設定(ステップS63)、設定したデバイスはデバイス
タイプの内で何番目のデバイスより始まるかを指定する
先頭デバイスNoの設定(ステップS64)、先頭デバ
イスNoからいくつデバイスデータを収集するかを指定
するデバイス数の設定(ステップS65)、書き込むデ
バイスの型を指定する書き込みの型の設定(ステップS
66)、書き込むデータをどのように加工するかを四則
演算子を用いた式で設定する加工の式の設定(ステップ
S67)、加工したデータを記述するときの型を指定す
る記述の型を設定(ステップS68)を行う。
【0064】書き込み対象データ1においては、書き込
みデータ名は「製品番号」、局番は「1」、デバイスタ
イプは「W」、先頭デバイスNoは「0」、デバイス数
は「6」、書き込みの型は「テキスト」、加工の式は
「なし」であり、加工しないことを示している。さらに
加工の式は「テキスト」である。
【0065】ここで、書き込み対象データ1の意味する
ところは、記述ファイル133のフィールド名が「製品
番号」のところにテキスト型で格納されているデータ
を、制御機器局番1のデバイスタイプWの先頭デバイス
Noが0のところからデバイス6つ分、すなわちW0か
らW5までデバイスへテキスト型のデータとして書き込
むという意味である。
【0066】次にステップS69において、書き込みデ
ータ数を1つ減算してステップS70に移行する。ステ
ップS70では、図10のメイン表示画面24で設定し
た書き込みデータ数「3」がゼロになったかどうかをチ
ェックする。
【0067】ここで設定した書き込みデータ数がゼロに
なっていなければ、ステップS60に戻って第2番目の
書き込み対象データ2を設定する画面26bが表示さ
れ、書き込み対象データ2について書き込み対象データ
1の場合と同様にステップS61〜S68まで設定を行
う。さらに書き込み対象データ3についても同様であ
る。
【0068】また、書き込み対象データ2の意味すると
ころは記述ファイルのフィールド名が「生産完了台数」
のところに整数型で格納されているデータを、制御機器
局番1のデバイスタイプDの先頭デバイスNoが100
のところからデバイス2つ分、すなわちD100とD1
01へ整数型のデータとして書き込むという意味であ
る。さらに、書き込み対象データ3の意味するところは
記述ファイルのフィールド名が「計測値」のところに実
数型で格納されているデータに1000倍の加工をし、
制御機器局番2のデバイスタイプRの先頭デバイスNo
が50のところからデバイス2つ分、すなわちR50と
R51へ整数型のデータとして書き込むという意味であ
る。
【0069】ステップS70において設定した書き込み
データ数がゼロになれば、ステップS71に移行して、
設定した書き込み対象データ・記述形式のデータを補助
記憶装置13内の図11に示すデータベース形式の設定
データファイル134に保存する。
【0070】次にステップS72において、書き込み回
数を入力する。これは図10のメイン表示画面24では
「2」である。ステップS73において、CRT2上に
書き込みデータ1を設定する画面27aが表示され、ス
テップS74において書き込みデータ1を入力する。こ
れは図10の書き込みデータ1を設定する画面27aで
は「SN0120」、「12345」、「6.5432
1×10∧2」である。
【0071】次にステップS75において、書き込み回
数を1つ減算し、ステップS76において、書き込み回
数がゼロになったかどうかをチェックする。ここで設定
した書き込み回数がゼロになっていなければ、ステップ
S73に戻って第2番目の書き込みデータ2を設定する
画面27bが表示され、書き込みデータ2について書き
込みデータ1の場合と同様にステップS74の設定を行
う。また設定した書き込み回数がゼロになれば、ステッ
プS327において、設定した書き込みデータを補助記
憶装置13内にデータベース形式の記述ファイル133
を作成する。そしてステップS78において、データの
設定を終了し入力画面が消去される。
【0072】ここで、図11に示すデータベース形式の
設定データファイル134の内容は、図10に示す書き
込み対象データ・記述形式を設定するための表示画面か
らの設定データと一対一に対応している。メイン表示画
面24の設定データは、図11のトリガ条件テーブル1
34aに保存され、トリガ条件設定画面25の設定デー
タは図11のトリガ条件テーブル134bに保存され、
書き込み対象データ設定画面26の設定データは図11
の書き込み対象データテーブル134cに保存される。
【0073】次に、コントローラ1が行う、制御機器4
へのデータ書き込みの方法を図16のフローチャートを
用いて詳細に説明する。まず、オペレータが書き込み対
象データ・記述形式設定を終えた後、キーボード3から
コントローラ1を起動すると、ステップS81におい
て、CPU11は、補助記憶装置13内の設定データフ
ァイル134のトリガ条件テーブル134bのフィール
ド「局番」、「デバイスタイプ」、「デバイスNo」を
取り出し、設定されているデータに従って制御機器4か
らトリガ条件用データを収集する。これは図11の設定
データファイル134では、局番「1」、デバイスタイ
プ「W」、デバイスNo「100」のデバイスデータを
収集する。
【0074】ステップS82において、設定データファ
イル134のフィールド「デバイス状態」を取り出し、
収集したトリガ条件用データと比較してトリガ条件が成
立したかをチェックする。これは図11の設定データフ
ァイル134ではデバイス状態「=0」であるので、収
集したトリガ条件用のデータが0と等しいかチェックす
る。もしトリガ条件が成立していない場合はステップS
81へ戻りトリガ条件用データの収集を続ける。またト
リガ条件が成立した場合は、ステップS83において、
変数iに初期値1を代入する。
【0075】ステップS84において、設定データファ
イル134の書き込み対象データテーブル134cのレ
コードNoがiに対応する「書き込みデータ名」と「記
述の型」を取り出し、設定されているデータに従って、
記述ファイル133から書き込みデータを取得する。例
えば、図11の設定データファイル134では、レコー
ドNo1の「書き込みデータ名」は“製品番号”、「記
述の型」は“テキスト”であるので、ある時点で参照さ
れる記述ファイル133の値が図13のようであったと
すると、「製品番号」を「テキスト」データで取得し、
“SN0121”を得る。レコードNo2では、「生産
完了台数」を「整数」データで取得し、“23456”
を得る。レコードNo3では、「計測値」を「実数」デ
ータで取得し、“7.65432×10∧2”を得る。
【0076】ステップS85において、設定データファ
イル134の書き込み対象データテーブル134cのレ
コードNoがiに対応する「加工の式」を取り出し、記
述の型に従って取得したデータを設定されている四則演
算に従って加工する。これは図11の設定データファイ
ル134では、レコードNo1とレコードNo2は「な
し」であるので加工は行わず、データはそれぞれ“SN
0121”“23456”である。レコードNo3は
「×1000」であるので「7.65432×10∧2
×1000」の演算を行い、データは“7.65432
×10∧5”となる。
【0077】ステップS86において、設定データファ
イル134の書き込み対象データテーブル134cのレ
コードNoがiに対応する「書き込みの型」を取り出
し、加工したデータを設定されている書き込みの型に変
換する。これは図11の設定データファイル134で
は、レコードNo1は「テキスト」であるので「SN0
121」をASCIIコードに従ってデバイスデータ
“83、78、48、49、50、49”に変換する。
レコードNo2は「整数」であるのでデータは“2、3
456”、レコードNo3は「整数」であるのでデータ
は“76、5432”に変換する。
【0078】ステップS87において、設定データファ
イル134の書き込み対象データテーブル134cのレ
コードNoがiに対応する「局番」、「デバイスタイ
プ」、「先頭デバイスNo」、「デバイス数」を取り出
し、設定されているデータに従って変換された書き込み
データを書き込む。(図14参照)
【0079】その後、ステップS88において、変数i
に1を加算する。ステップS89において、変数iが収
集データ数より大きいかチェックし、もし大きくないな
らば、再びステップS84へ戻る。またもし変数iが収
集データ数より大きいならば、ステップS90に移行す
る。すべてのレコードNoに対して、書き込みデータを
書き込みした時点での制御機器4のデバイスデータは図
14のようになる。ステップS90においては、データ
書き込みを終了させる信号がキーボード3等より入力さ
れたかどうかをチェックし、もし信号が入力されていれ
ばデータの収集を終了させる。またもしデータ収集を終
了させる信号が入力されていなければ、ステップS81
へ戻ってトリガ条件用データの収集から処理を繰り返
す。
【0080】本実施形態によれば、データを書き込むた
めの記述ファイルの作成が、対話形式の簡単な操作で作
成することができるようになり、ユーザー自らが複雑な
プログラムを作成する必要がなくなり、プログラミング
の作業性が向上する。また、トリガ条件の変更、記述フ
ァイルの設定変更等にも容易に対応することができ、制
御機器4のデバイス等の知識がなくとも容易に希望する
記述ファイルを作成することができる。また、データを
書き込むべき制御機器4に局番の変更、制御機器自体の
変更等があった場合などでも、その都度プログラムを作
り直すことなく再設定を容易に行うことができる。さら
に、記述ファイルに書き込む形式は、ユーザーが容易に
自由に設定可能であり、ユーザーが必要なデータをユー
ザー自身が理解しやすい有用な形式で記述することがで
き、生産管理などに容易に利用できるデータを容易に得
ることができる。
【0081】実施形態3.図17〜図21を用いて、デ
ータ検索生産指示方法に関するこの発明の一実施形態に
ついて説明する。図17は、この発明の一実施形態であ
るデータ検索生産指示機能を有するデータ処理装置の構
成を示すブロック図であり、図において、1は接続され
た機器を制御する制御装置(コントローラ)であり、こ
のコントローラ1には、表示装置であるCRT2、入力
装置であるキーボード3及び複数のPLCやPC等の記
憶手段を有する制御機器4が接続されている。
【0082】また、コントローラ1内部には、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラム等のプログラムを実行するCPU11、ユー
ザ・アプリケーション・プログラム及び予め設定された
制御プログラムを展開するメモリ12、制御機器4に対
し生産指示を行うためのデータを保存するためのデータ
ベース形式の生産指示データファイル135及びその生
産指示データファイル135のデータを格納する設定デ
ータファイル136を有する補助記憶装置13、CRT
2とのインターフェース141、キーボード3とのイン
ターフェース142、制御機器4とのインターフェース
143を有している。
【0083】ここで、メモリ12に格納される制御プロ
グラムは、作業者が、CRT2上に表示される対話形式
により、キーボード3、マウス等により所望のデータ検
索生産指示を設定することができるデータ検索生産指示
条件設定プログラム12e、生産指示データファイル1
35から必要なデータを取り出すための検索デバイスデ
ータを収集する制御機器デバイス収集プログラム12
f、前記検索デバイスデータを基に生産指示データファ
イル135から対応するレコードデータを検索・取り出
しを行うデータ検索生産指示条件比較プログラム12
g、及び取り出した生産指示等の前記レコードデータを
制御機器4に対し書き込む制御機器デバイス生産指示プ
ログラム12hを有している。
【0084】図18は、データ検索生産指示条件設定プ
ログラム12eに基づき、CRT2上に表示される表示
画面の画面構成を示す画面構成図である。図において、
28はメイン表示画面であり、このメイン表示画面28
上において補助記憶装置13内部に設定する生産指示デ
ータファイル135のファイル名、制御機器4からへ生
産指示を与えるためのトリガ条件をみる間隔であるトリ
ガ監視間隔、生産指示データ数、検索用デバイスデータ
を収集する検索デバイスの数を設定する。29はトリガ
条件設定画面であり、このトリガ条件設定画面29上に
おいて、データを収集するためのトリガ条件となる局
番、デバイスタイプ、そのデバイスNo、デバイス状態
を設定する。
【0085】30は生産指示を与えるデータを制御機器
4に対して書き込む際の書き込み先を設定する画面であ
り、この書き込み形式設定画面30上において、生産指
示データ名、データを書き込むべき制御機器4の局番、
デバイスタイプ、このデバイスはデバイスタイプの内で
何番目のデバイスより始まるかを指定する先頭デバイス
No、先頭デバイスNoからいくつデバイスデータを書
き込むかを指定するデバイス数を設定する。30a、3
0b、30cは、メイン表示画面28において設定した
生産指示データ数に応じた生産指示対象データをそれぞ
れ設定する画面である。31は制御機器4から検索デバ
イス用データを収集するために、局番、デバイスタイ
プ、デバイスNoを設定する画面である。
【0086】図19は、対話形式(図18参照)により
設定した設定ファイル136を示した概念図であり、図
において、136aはメイン表示画面28において設定
された内容を示すメインテーブル、136bはトリガ条
件設定画面29において設定された内容を示すトリガ条
件テーブル、136cは書き込み形式設定画面30にお
いて設定された内容を示す生産指示対象データテーブ
ル、136dは検索対象データ設定画面31において設
定された内容を示す検索対象データテーブルである。
【0087】図20は、例えば予め作成された生産指示
データファイル135を示す図であり、レコードNoに
対応させて、製品番号、生産台数、色コード、機種タイ
プが設定されている。図21は、コントローラ1の検索
生産指示機能の動作を示すフローチャートであり、この
一連のフローにより、制御機器4に対して生産指示が行
われる。
【0088】次に、本実施形態3の動作を図を用いて説
明する。まず、図17を参照して概略の動作を説明す
る。オペレータ(作業者)が、データ検索生産指示条件
設定プログラム12eに基づく対話形式によりキーボー
ド3より所望のデータ検索生産指示のためのデータを入
力する。(図18参照) そして、これらのデータを補助記憶装置13内のデータ
ベース形式の設定データファイル136へ保存する。
(図19参照) さらに、制御機器デバイス収集プログラム127が、補
助記憶装置13内の設定データファイル136を参照し
て、トリガ条件成立後、生産指示データファイル(図2
0参照)から必要なデータを取り出すための検索用デバ
イスデータを収集する。次にデータ検索生産指示条件比
較プログラム12gに基づき、検索用デバイスデータを
基に生産指示データファイル135から対応するレコー
ドデータを検索・取り出しを行う。取り出したデータ
は、制御機器デバイス生産指示プログラム12hに基づ
き制御機器4に対し生産指示等のデータを書き込む。
【0089】次に、コントローラ1のデータ検索生産指
示機能の動作について詳細に説明する。上述した実施形
態1または2と同様に、はじめに、オペレータがキーボ
ード3からコントローラ1を起動すると、CRT2の画
面には図18に示すメイン表示画面28がCRT2上に
表示され、その表示されたメイン表示画面28上におい
て、生産指示データファイル名「生産指示.LOG」、
トリガ監視間隔「1000」を入力する。その後、CR
T2の画面がトリガ条件を設定するトリガ条件設定画面
29に切り替わり、トリガ条件となる制御機器4の局番
の設定「1」、設定した制御機器4のうちのデバイスタ
イプの設定「W」、そのデバイスNoの設定「10
0」、さらにそのデバイス状態「=0」を設定する。
【0090】CRT2上のトリガ条件設定画面29にお
いてのトリガ条件の入力が終了すると、メイン表示画面
28に戻り、生産指示データ数「3」を入力する。そし
て、生産指示データ数「3」に対応した生産指示対象デ
ータを設定する画面30に切り替わり、はじめに生産指
示対象データ1についての設定を行う。生産指示対象デ
ータ1は、生産指示データ名「生産台数」、局番
「1」、デバイスタイプ「W」、先頭デバイスNo「3
00」、デバイス数「1」となり、生産指示対象データ
2は、生産指示データ名「色コード」、局番「1」、デ
バイスタイプ「W」、先頭デバイスNo「301」、デ
バイス数「1」、生産指示対象データ3は、生産指示デ
ータ名「機種タイプ」、局番「1」、デバイスタイプ
「W」、先頭デバイスNo「302」、デバイス数
「1」となる。
【0091】ここで、生産指示対象データ1の意味して
いるところは、「生産台数」のデータを、制御機器4の
局番「1」、デバイスタイプ「W」、先頭デバイスNo
「300」、デバイス数「1」に書き込むことを示して
いる。また、生産指示対象データ2の意味しているとこ
ろは、「色コード」のデータを、制御機器4の局番
「1」、デバイスタイプ「W」、先頭デバイスNo「3
01」、デバイス数「1」に書き込むことを示してい
る。さらに、生産指示対象データ3の意味しているとこ
ろは、「機種タイプ」のデータを、制御機器4の局番
「1」、デバイスタイプ「W」、先頭デバイスNo「3
02」、デバイス数「1」に書き込むことを示してい
る。
【0092】その後、メイン表示画面28に戻り、検索
デバイスの数「1」を設定する。そして、検索デバイス
「1」に対応した検索用デバイスデータを制御機器4か
ら収集するための条件(局番「1」、デバイスタイプ
「W」、デバイスNo「200」)と、収集した検索用
デバイスデータを生産指示データファイル内のどのフィ
ールドから検索するかを指定する検索フィールド名と
を、次に移った画面31上において設定する。上述のよ
うに設定されたデータは、設定データファイル136に
保存される。(図19参照)
【0093】また、図20で示される生産指示データフ
ァイル135は、キーボード3等により予め入力されて
いる。オペレータが、上述したデータ検索生産指示の設
定を終えた後、キーボード3から制御機器デバイス収集
プログラム12fを起動すると、ステップS91におい
て設定データファイル内のメインテーブル136aのフ
ィールドの生産指示データファイル名を取り出し、補助
記憶装置13内の生産指示データファイル135を開
き、ステップS92に移行する。ステップS92おい
て、設定データファイル136のメインテーブル136
aのフィールド生産指示データ数「3」を取り出す。
【0094】そして、ステップS93において、設定デ
ータファイル136のトリガ条件テーブル136bの局
番「1」、デバイスタイプ「W」、デバイスNo「10
0」を取り出し、その設定されているデータに従って制
御機器4からトリガ条件用のデータを収集する。そし
て、ステップS94では、制御機器4から収集したデー
タのデバイス状態「=0」を比較し、トリガ条件が成立
したかをチェックする。ここで、もしトリガ条件が成立
していない場合はステップS93に戻り、トリガ条件用
のデータ収集を続ける。
【0095】ステップS94におけるトリガ条件成立
後、ステップS95では、検索対象データテーブル13
6dに設定されている局番「1」、デバイスタイプ
「W」、デバイスNo「200」に基づき、検索用デバ
イスデータを制御機器4から収集する。ステップS96
では、収集した検索用デバイスデータ内容をもとに生産
指示データファイル135を検索する。ここで、検索用
デバイスデータの内容を“125”と仮定する。
【0096】図20で示される生産指示データファイル
135は、設定データファイル136内のメインテーブ
ル136aの生産指示データファイル名に定義されたフ
ァイル「生産指示.LOG」である。ステップS97に
おいて、検索用デバイスデータ“125”を基に、生産
指示データファイル内のどのレコードデータを生産指示
データとして扱えばよいかの検索を行う。ここで本実施
形態では、検索用デバイスデータは、生産指示データフ
ァイル135のフィールド「製品番号」に対応させてい
る。検索用デバイスデータ“125”を基にフィールド
「製品番号」を検索すると、レコードNo.4のレコー
ドの内容と一致する。一致したことにより、本レコード
の内容をを生産指示対象データとみなし、フィールド
「製品番号」に続く、「生産台数」“75”、「色コー
ド」“8”、「機種タイプ」“2”の内容を取り出す。
【0097】次にステップS98において、先程取り出
した「生産台数」“75”、「色コード」“8”、「機
種タイプ」“2”のデータを、設定データファイル13
6の生産指示対象データテーブル136cを基に、制御
機器4に対し書込みを行う。図19では「生産台数」
“75”は局番「1」、デバイスタイプ「W」、デバイ
スNo「300」の制御機器4に書き込み、「色コー
ド」“8”は局番「1」、デバイスタイプ「W」、デバ
イスNo「301」の制御機器4に書き込み、「機種タ
イプ」“2”は局番「1」、デバイスタイプ「W」、デ
バイスNo「302」野制御機器4に対して制御機器デ
バイス生産指示プログラム12hに基づき各々書き込ま
れる。
【0098】ステップS99では、データ検索生産指示
機能を終了させる信号がキーボード3等より入力された
かどうかをチェックし、もし信号が入力されていればデ
ータ検索生産指示機能を終了させる。またもしデータ検
索生産指示機能を終了させる信号が入力されていなけれ
ば、ステップS93へ戻って上述した処理を繰り返す。
【0099】本実施形態によれば、データ検索生産指示
のためのデータ作成が、対話形式の簡単な操作で作成す
ることができるようになり、ユーザー自らが複雑なプロ
グラムを作成する必要がなくなり、プログラミングの作
業性が向上する。また、トリガ条件の変更、記述ファイ
ルの設定変更等にも容易に対応することができ、制御機
器4のデバイス等の知識がなくとも容易に希望するデー
タを作成することができる。また、生産指示を与える制
御機器4に局番の変更、制御機器自体の変更等があった
場合などでも、その都度プログラムを作り直すことなく
再設定を容易に行うことができる。
【0100】実施形態4.図22〜図25を用いて、デ
ータ書き込み方法に関するこの発明の一実施形態につい
て説明する。図22は、この発明の一実施形態を示すデ
ータ書き込み装置の機能を示すブロック図である。図に
おいて、1は接続された機器を制御する制御装置(コン
トローラ)であり、このコントローラ1には、表示装置
であるCRT2、入力装置であるキーボード3及び複数
のPLCやPC等の記憶手段を有する制御機器4が接続
されている。
【0101】また、コントローラ1内部には、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラム等のプログラムを実行するCPU11、ユー
ザ・アプリケーション・プログラム及び予め設定された
制御プログラムを展開するメモリ12、制御機器4に書
き込む生産指示データを格納しておくためのデータベー
ス形式の生産指示データファイル137及びその生産指
示データファイル137を制御機器4に書き込むための
設定データを格納する設定データファイル138を有す
る補助記憶装置13、CRT2とのインターフェース1
41、キーボード3とのインターフェース142、制御
機器4とのインターフェース143を有している。
【0102】ここで、メモリ12に格納される制御プロ
グラムは、作業者がCRT2上に表示される対話形式に
より、キーボード3、マウス等により所望の生産指示デ
ータを書き込む条件を設定する書き込み対象データ設定
プログラム12i及び、データ書き込み方法の手法が記
憶された書き込みプログラム121jを有している。
【0103】図23は、書き込み対象データ設定プログ
ラムに基づく対話形式により設定した設定データファイ
ル138を示した概念図であり、図において、138a
はメイン表示画面において設定された内容を示すメイン
テーブル、138bはトリガ条件設定画面において設定
された内容を示すトリガ条件テーブル、138cは記述
形式設定画面において設定された内容を示す書き込み対
象データテーブルである。図24は、予め格納されてい
る生産指示データファイル135を示した図であり、製
品番号には、“12345”、生産指示台数には“23
4567”が設定されている。図25は、コントローラ
1の生産指示データの書き込み機能の動作を示すフロー
チャートであり、この一連のフローにより、制御機器4
に対して生産指示が行われる。
【0104】次に、本実施形態4の動作を図を用いて説
明する。上述した実施形態3と同様に、はじめに、オペ
レータがキーボード3からコントローラ1を起動する
と、CRT2の画面にはメイン表示画面がCRT2上に
表示され、その表示されたメイン表示画面上において、
生産指示データファイル名「START.DAT」、ト
リガ監視間隔「1000」を入力する。その後、CRT
2の画面がトリガ条件を設定するトリガ条件設定画面に
切り替わり、トリガ条件となる制御機器4の局番の設定
「1」、設定した制御機器4のうちのデバイスタイプの
設定「W」、そのデバイスNoの設定「100」、さら
にそのデバイス状態「=0」を設定する。
【0105】CRT2上のトリガ条件設定画面において
のトリガ条件の入力が終了すると、メイン表示画面に戻
り、書き込みデータ数「2」を入力する。そして、書き
込みデータ数「2」に対応した生産指示データの書き込
みを設定する画面に切り替わり、はじめに書き込み対象
データ1についての設定を行う。書き込み対象データ1
は、書き込みデータ名「製品番号」、局番「1」、デバ
イスタイプ「W」、先頭デバイスNo「0」、デバイス
数「1」となり、書き込み対象データ2は、書き込みデ
ータ名「生産指示台数」、局番「1」、デバイスタイプ
「D」、先頭デバイスNo「100」、デバイス数
「2」となる。上述のように設定されたデータは、設定
データファイル138に保存される。
【0106】オペレータが、上述した書き込み対象デー
タの設定を終えた後、キーボード3からコントローラ1
を起動すると、ステップS101において、書き込みプ
ログラム12jに基づき補助記憶装置13内の設定デー
タファイル138のメインテーブル138aのフィール
ド「生産指示データファイル名」を取り出し、補助記憶
装置13内の生産指示データファイル137を開き、ス
テップS102に移行する。ステップS102では、設
定データファイル138のメインテーブル138aのフ
ィールド「書き込みデータ数」“2”を取り出す。
【0107】その後、ステップS103において、設定
データファイル138のトリガ条件テーブル138bの
フィールド「局番」“1”、「デバイスタイプ」
“W”、「デバイスNo」“100”を取り出し、設定
されているデータに従って制御機器4からトリガ条件用
データを収集する。そして、ステップS104におい
て、設定データファイル138のフィールド「デバイス
状態」“=0”を取り出し、制御機器4から収集したト
リガ条件用データと比較してトリガ条件が成立したかを
チェックする。ここで、もしトリガ条件が成立していな
い場合はステップS103へ戻り、トリガ条件用データ
の収集を続ける。またトリガ条件が成立した場合は、ス
テップS105において、変数iに初期値“1”を代入
する。
【0108】ステップS106において、設定データフ
ァイル138の書き込み対象データテーブル138cの
「レコードNo」がiのフィールド「書込データ名」を
取り出し、設定されている書込データ名に対応する生産
指示データファイル137のフィールドから、生産指示
データを読み出す。これは図23の設定データファイル
138ではレコードNo1は生産指示データファイルの
フィールド名「製品番号」から、デバイスタイプWのサ
イズ2バイトとデバイス数1の積である2バイトの整数
データ「12345」を、レコードNo2は生産指示デ
ータファイルのフィールド名「生産指定台数」から、デ
バイスタイプDのサイズ2バイトとデバイス数2の積で
ある4バイトの整数データ「234567」を読み出
す。(図24参照)
【0109】ステップS107において、生産指示デー
タファイル137に対応する書込対象データテーブル1
38cのレコードNoがiのフィールド「局番」、「デ
バイスタイプ」、「先頭デバイスNo」、「デバイス
数」を取り出し、設定されているデータに従って制御機
器4へ生産指示データを書き込む。本実施形態では、レ
コードNo1は局番「1」、デバイスタイプ「W」、先
頭デバイスNo「0」、デバイス数「1」、レコードN
o2は局番「1」、デバイスタイプ「D」、先頭デバイ
スNo「100」、デバイス数「2」へデータを書き込
む。(図23参照)
【0110】ステップS108において、変数iに1を
加算する。ステップS109において、変数iが書き込
みデータ数より大きいかチェックし、変数iが収集デー
タ数より大きければ、ステップS110に移行する。ま
た、もし大きくないならば、再びステップS106へ戻
る。ステップS110において、データ書き込みを終了
させる信号がキーボード3等より入力されたかどうかを
チェックし、もし信号が入力されていればステップS6
12へ飛んでデータの書き込みを終了させる。またもし
データ書き込みを終了させる信号が入力されていなけれ
ば、ステップS104へ戻ってトリガ条件用データの収
集から処理を繰り返す。
【0111】本実施形態によれば、生産指示のための書
き込み対象データ作成が、対話形式の簡単な操作で作成
することができるようになり、ユーザー自らが複雑なプ
ログラムを作成する必要がなくなり、プログラミングの
作業性が向上する。また、トリガ条件の変更、記述ファ
イルの設定変更等にも容易に対応することができ、制御
機器4のデバイス等の知識がなくとも容易に希望するデ
ータを作成することができる。また、クライアント/サ
ーバシステムに取り入れることにより、ホストマシンの
データベースサーバにデータを持たせることにより、各
クライアントマシンで使うデータを一括管理することも
できる。
【0112】実施形態5.図26〜図29を用いて、デ
ータ収集・蓄積方法に関するこの発明の一実施形態につ
いて説明する。図26は、この発明の一実施形態を示す
収集・蓄積機能を有するデータ処理装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、1は接続された機器を制
御する制御装置(コントローラ)であり、このコントロ
ーラ1には、表示装置であるCRT2、入力装置である
キーボード3及び複数のPLCやPC等の記憶手段を有
する制御機器4が接続されている。
【0113】また、コントローラ1内部には、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラム等のプログラムを実行するCPU11、ユー
ザ・アプリケーション・プログラム及び予め設定された
制御プログラムを展開するメモリ12、制御機器4から
収集するデータを蓄積するデータベース形式の蓄積ファ
イル139及びその蓄積ファイル139の蓄積形式を格
納する設定データファイル140を有する補助記憶装置
13、CRT2とのインターフェース141、キーボー
ド3とのインターフェース142、制御機器4とのイン
ターフェース143を有している。
【0114】ここで、メモリ12に格納される制御プロ
グラムは、作業者が、CRT2上に表示される対話形式
により、キーボード3、マウス等により所望の蓄積ファ
イル139の蓄積形式を設定することができる蓄積形式
設定プログラム及び、データ収集方法、データ加工方
法、データ蓄積方法の手法が記憶された収集・蓄積プロ
グラム12kを有している。また、メモリ12内部に
は、制御機器4から収集したデバイスデータが予め定め
られた監視比較データである比較値と一致した際の履歴
を格納するために、累積時間を格納するための累積時間
格納エリア121a、デバイスデータが上記比較値と一
致した経過時間を格納する経過時間格納エリア121
b、及びデバイスデータが上記比較値と一致した回数を
格納する回数格納エリア121cからなるエリア121
を有している。
【0115】図27は、設定データファイル140内部
に格納された、蓄積形式設定プログラムに基づき対話形
式により設定した収集対象データを示す図である。図2
8は、蓄積ファイル139内部に形成される制御機器4
から収集したデバイスデータが予め定められた比較値と
一致した際の、累積時間、経過時間、回数を格納するフ
ァイルである。図29は、設定データファイル140及
び収集・蓄積プログラム12kに基づき制御機器4から
データを収集する際の動作を示したフローチャートであ
り、この一連のフローにより蓄積ファイル139が生成
される。
【0116】コントローラ1の対象データの収集・蓄積
方法は上述した実施形態1と同一であり、設定した収集
対象のデータを図27で示される設定データファイル1
40に保存する。また、収集・蓄積プログラム12kに
基づき制御機器4から収集されたデバイスデータは、補
助記憶装置13内部の図28で示される蓄積ファイル1
39に格納する。
【0117】次に、コントローラ1が行う制御機器4か
らのデータ収集の方法を図29のフローチャートを用い
て説明する。オペレータがキーボード3からコントロー
ラ1を起動させると、メモリ12に展開されている収集
・蓄積プログラム12kがスタートする。この収集・蓄
積プログラム12kは、ステップS111において、制
御機器4から収集するデータを蓄積するためのデータベ
ース形式の蓄積ファイル139を補助記憶装置13内に
作成して、ステップS112に移行する。
【0118】ステップS112では、累積時間格納エリ
ア121aの累積時間を“0”に、回数格納エリア12
1cの回数を“0”にする。そして、ステップS113
では、経過時間格納エリア32bの経過時間を“0”に
して、ステップS114に移行する。
【0119】ステップS114では、設定データファイ
ル132から「制御機器デバイス監視間隔」、「局
番」、「デバイスタイプ」、「デバイスNo」を取り出
し、設定されているデータに従って制御機器4のデバイ
スデータを読み込む。そして、ステップS115では、
ステップS114で読み込んだデバイスデータと、設定
データファイル140に格納した制御機器デバイスデー
タ比較値とを比較して、一致しない場合は、ステップS
114へ戻る。一方、読み込んだデバイスデータと、設
定データファイル140に格納した制御機器デバイスデ
ータ比較値とを比較して、一致した場合は、ステップS
116に移行して、経過時間格納エリア121bの経過
時間に設定データファイル140に設定されている制御
機器デバイス監視間隔を足す。
【0120】その後、ステップS117では、設定デー
タファイル132から「制御機器デバイス監視間隔」、
「局番」、「デバイスタイプ」、「デバイスNo」を取
り出し、設定されているデータに従って制御機器4のデ
バイスデータを読み込む。そして、ステップS118で
は、ステップS117で読み込んだデバイスデータと、
設定データファイル140に格納した制御機器デバイス
データ比較値とを比較して、一致した場合は、ステップ
S116に戻る。一方、読み込んだデバイスデータと、
設定データファイル140に格納した制御機器デバイス
データ比較値とを比較して、一致しない場合は、ステッ
プS119に移行して、累積時間格納エリア121aの
累積時間に経過時間格納エリア121bの経過時間を足
し、回数格納エリア121cの回数に“1”を足す。
【0121】ステップS120では、累積時間格納エリ
ア121aの累積時間と、経過時間格納エリア121b
の経過時間と、回数時間格納エリア121cの回数を、
補助記憶装置13の蓄積ファイル139のそれぞれ対応
する場所へ格納して、ステップS113へ戻る。
【0122】本実施形態によれば、データを蓄積するた
めの蓄積ファイルの作成が、対話形式の簡単な操作で作
成することができるようになり、ユーザー自らが複雑な
プログラムを作成する必要がなくなり、プログラミング
の作業性が向上する。また、トリガ条件の変更、蓄積フ
ァイルの設定変更等にも容易に対応することができ、制
御機器4のデバイス等の知識がなくとも容易に希望する
蓄積ファイルを作成することができる。さらに、コント
ローラ1に接続される複数の制御機器4の状態、すなわ
ち予め定めた比較値と一致したときの累積時間、経過時
間、回数といった情報を容易に時間の誤差なく高精度で
得ることができ、ラインの監視を確実に行うことができ
るので、工程分析能力が向上する。
【0123】実施形態6.図30〜図35を用いて、デ
ータ収集機能に関するこの発明の一実施形態について説
明する。図30は、この発明の一実施形態であるデータ
収集機能を有するデータ処置装置の構成を示すブロック
図であり、図において、1は接続された機器を制御する
制御装置(コントローラ)であり、このコントローラ制
御装置1には、表示装置であるCRT、入力装置である
キーボード3、複数のPLCやPC等の記憶手段を有す
る制御機器4が接続されている。
【0124】また、コントローラ1内部には、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラム等のプログラムを実行するCPU、ユーザ・
アプリケーション・プログラム及び予め設定された制御
プログラムを展開するメモリ12、補助記憶装置13、
CRT、キーボード3、制御機器4との接続を行うイン
ターフェースを有している。
【0125】ここで、メモリ12内部には、読み出し先
制御機器名、読み出しデバイス名、デバイスNo等が少
なくとも格納された制御機器4からデータを収集するた
めの設定データ用のラベル122、このラベル122内
部の複数のラベル(a〜e)中に書き込まれたデータを
同じ制御機器名、デバイス名のものでまとめるためのラ
ベル編集手段123、特定の制御機器4、デバイスに対
してデータの読み出しを行うための交信手段124、各
ラベル(a〜e)に対応しており、交信手段124でま
とめて読み出された制御機器4からのデータのうち、そ
れぞれに必要なデータだけを選んで取り出してくるため
のデータ収集手段125、制御機器4毎に設けられた各
交信手段124、制御機器4、読み出すデバイスとの関
連付けが格納されているテーブル126を有している。
【0126】図31は、ラベル122に記憶されている
データのうち、「読み出し先制御機器名」、「読み出し
デバイス名」、「デバイスNo」だけを抜粋して示す図
である。図32は、各交信手段124と制御機器4、デ
バイスとの関連付けが格納されたテーブル126の中身
のデータを示す図である。図33は、コントローラ1の
概略の処理の流れを示すフローチャートである。図34
は、ラベル編集手段123の処理の流れを示すフローチ
ャートである。図35は、データ収集手段125がテー
ブル126を参照しながら、交信手段124から必要な
データを取得するときの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0127】まず、図33を用いてコントローラ1の概
略の動作について説明する。オペレータがキーボード3
よりデータ収集の開始信号を入力すると、ステップS1
31において、ラベル編集手段123が読み出しデータ
の読み出し先制御機器、デバイス名などの書かれたラベ
ルa、b、c、d、eからそれぞれの読み出し先制御機
器、デバイス名を取得し、ステップS132において、
それら中の同じものをまとめるようにして並べ変えを行
う。その際、一度に交信できる最大サイズの範囲内であ
るかどうかのチェックも行い、それを越えているようで
あれば同じデバイスデータであったとしても別々にまと
めるようにする。例えば、図31のような5種類のラベ
ル(a〜e)があった場合、同じ制御機器に対するデー
タをまとめると、図32のようになる。ただし、一度に
読み出せる点数の範囲は500点であるものとする。
【0128】その後、ステップS133において、まと
められたデータをそれぞれ1つずつ複数の制御機器4
(本実施形態では、PLC4a、PLC4b)に対応す
る交信手段124a、124bに渡し、ステップS13
4に移行する。ステップS134では、データを与えら
れたそれぞれの交信手段124a、124bは、テーブ
ル126中で指定されているそれぞれのデバイスの先頭
Noから読みだし点数分までの間のデータを対応するP
LCから読み出し、格納し、ステップS135に移行す
る。すなわち、複数個のラベル中で指定されている同じ
データに対しては一度に読み出しを行ってしまう。
【0129】そしてステップS135において、読み出
されたデータは、ラベル122a、ラベルb、ラベル
c、ラベルd、ラベルeに対応したデータ収集手段a、
b、c、d、eによって、テーブル126を参照しなが
ら、それぞれのラベルに対して必要な範囲のデータが選
ばれて収集される。このとき、それぞれの収集手段がど
の交信手段からデータを取得するかの関連付けはテーブ
ル126を参照して取得される。
【0130】その後ステップS136において、キーボ
ード3からデータ収集の終了要求がきたかどうかのチェ
ックを行い、終了要求がきていれば一連の処理を終了す
る。終了要求がきていなければ、ステップS134に戻
り、データ収集処理をキーボード3からデータ収集終了
信号が来るまで繰り返し、同じデータに対してデータの
読み出し処理を繰り返す。
【0131】次に、図34を用いてラベル編集手段12
3の動作の流れについて説明する。まず、ステップS1
41で、1つ目のラベルから読み出し先制御機器、デバ
イス名、デバイスNoを取得する。例えばラベル122
が図32のようなデータであった場合、はじめに読み出
されたデータでは、「読み出し先制御機器」は“1”
(PLC4a)、「読み出すデバイス名」は“D”、
「デバイスNo」は“0”とする。
【0132】次にステップS142で同じ制御機器のデ
ータが他にあるかどうかのチェックを行う。今回のデー
タの場合、初めてのデータであるので、同じ制御機器
(PLC1)のデータは無いものとして、ステップS1
45に移行し、新しいデータとしてテーブルを作成す
る。このとき、このシステムで一度に読み出せる点数が
500点であるとして、読み出しデバイスの先頭Noは
0、読み出し点数は500点としてテーブルデータを作
成すると、図32の交信手段124aの欄のようにな
る。
【0133】そしてステップS146で同じラベル中に
次のデータがあるかどうかのチェックを行う。ラベル3
8aのように次のデータがあればステップS141に戻
って、次のデータを取得する。一方、データが無ければ
ステップS147に移行し、次のラベルがあるかどうか
のチェックを行う。ここで、もし次のラベルがあればス
テップS141に戻り、無ければステップS148に移
行し、処理を終了する。
【0134】次に、ステップS141でラベル122の
2番目のデータを取得した場合を考える。即ち、「読み
出し先制御機器」が“1”、「デバイス名」が“D”、
「デバイスNo」が“100”のデータとする。このと
き、ステップS142のチェックでは既に同じ制御機器
(PLC1)のデータが作成されているので、ステップ
S143に移行し、同じデバイス名のデータがテーブル
にあるかどうかのチェックを行う。同じデバイス名が無
ければステップS145に進むが、今回のデータでは同
じデバイス名が存在するので、ステップS144に進
む。ここでは指定デバイスNoがテーブル中に登録され
ているデータの範囲内にあてはまるかどうかのチェック
を行う。この場合、指定デバイスNoは100であり、
テーブル中のデータの先頭Noから500点分の範囲
内、即ち0≦(指定No)<500にあてはまり、図3
2の交信手段124aの欄に含まれるので、新しいテー
ブルデータは作成せずステップS146に移行する。ま
た、もし指定したデバイスNoが500以上であれば、
既存データの範囲外となるので、ステップS145で新
しいデータを作成する。
【0135】次にラベルbの内容を編集する場合の処理
について説明する。まず、1つ目のデータについては上
記で説明したラベルaのデータの場合と同様にしてチェ
ックを行い、交信手段124aのテーブルデータに含ま
れることがわかるので、新たなテーブルは作成しない。
次に、ステップS141に戻ってラベルbの2つ目のデ
ータ、即ち「読み出し先制御機器」は“2”(PLC
2)、「デバイス名」は“D”、「デバイスNo」は
“550”を取得する。この場合、ステップS142の
チェックでは、まだ読み出し先制御機器は“1”のテー
ブルデータしか存在せず、同じPLC2のデータが無い
ため、ステップS145に移行して「読み出し先制御機
器」データが“2”(PLC2)の新たなテーブルデー
タを作成する。このとき、読み出しデバイスの先頭No
は500、読み出し点数は500点、即ち500から9
99までの500点となる。
【0136】このようにして以下同様に編集していく
と、ラベルcは交信手段124bのテーブルデータに、
ラベルdは交信手段124aのテーブルデータに含まれ
る。そしてラベルeの2つ目のデータの処理が終わった
後に、ステップS147での判定では、次のラベルが存
在しないので、ステップS148に進んで処理を終了す
る。このようにして、図31の5つのラベルからは図3
2のような2つのテーブルデータが作成される。また、
このテーブル中のデータは制御機器の番号の昇順に、か
つ先頭読み出しNoも昇順に並びかえられて格納されて
いるものとする。
【0137】次に図35のフローチャートを用いて、デ
ータ収集手段125の動作について説明する。まずステ
ップS151でそれぞれのデータ収集手段の担当するラ
ベルa、ラベルb、ラベルc、ラベルd、ラベルeから
「読み出し先制御機器」、「デバイス名」、「デバイス
No」を取得する。ここでデータ収集手段aであればラ
ベルaからデータを取り出すものとし、データ収集手段
bであればラベルbからデータを取り出すものとする。
もしラベルaが図31のようなデータであったとしたら
「読み出し先制御機器」は“PLC1”、「デバイス
名」は“D”、「デバイスNo」は“0”とする。
【0138】次にステップS152において、各交信手
段とPLC、デバイスとの関連付けテーブル126か
ら、制御機器4より収集したデータを格納したテーブル
データ中の「読み出し先制御機器」の先頭PLC情報を
取得する。ここでテーブルデータが図32のようになっ
ていたとしたら、先頭PLC情報は“1”となる。そし
てステップS153において、テーブルから取得した
「読み出し先制御機器」がラベルの「読み出し先制御機
器」のデータと同じかどうかのチェックを行う。同じで
なければステップS154でテーブル中の次の先頭PL
C情報を取得する。ここで、図31、図32のようなデ
ータであれば、「読み出し先制御機器」のデータ“PL
C1”は等しいのでステップS155に移行し、そのP
LC情報中の「デバイス名」を取得する。図32の場合
であれば「デバイス名」は“D”である。
【0139】次にステップS156で、テーブルから取
得した「デバイス名」がラベルのデータと同じかどうか
のチェックを行う。同じでなければステップS157で
テーブル中の次のデバイス名情報を取得する。図32の
ようなデータであれば「デバイス名」“D”は等しいの
でステップS158に移行し、そのデバイス名情報中の
「先頭読み出しNo」、「読み出し点数」を取得する。
図32の場合であれば「先頭読み出しNo」は“0”、
「読み出し点数」は“500点”である。
【0140】次にステップS159で、テーブルから取
得した読み出しデバイスの点数の範囲内にラベル中の指
定デバイスNoが含まれるかどうかのチェックを行う。
もし含まれなければステップS160に進んで次の先頭
読み出しNo情報を取得する。図32のようなデータで
あれば指定された「デバイスNo」はテーブルデータ中
の「先頭読み出しNo」から「読み出し点数分」の範囲
内に入っているのでステップS161に移行する。
【0141】これでデータ収集手段aは、交信手段12
4aの読み出しているPLC1からの500点分のデー
タのうち、先頭のデータを取得すればよいことがわか
る。そしてステップS161でラベルa中で指定されて
いる「デバイスNo」“0”のデータを取得する。
【0142】次にステップS162で、ラベル中に次の
「読み出し先制御機器」のデータが指定されているかど
うかのチェックを行う。例えば、図32中のラベルaで
あれば、2つ目のデータ“PLC2”があるのでステッ
プS151に戻ってデータの収集処理を繰り返す。もし
ラベル中の最後のデータであれば処理を終了する。
【0143】本実施形態によれば、複数のラベル中に同
じデバイス名のデータがあったとしても、まとめられる
データ(読み出し先制御機器、デバイス名)は全てまと
め、そのまとめた情報に基づき制御機器からのデータを
一度に収集するので、繰り返し同じデバイスデータを読
みに行くといった無駄を省き、処理時間が比較的長くか
かる制御機器との交信処理の回数を減らし、コントロー
ラの処理の負担を軽くすることができる。また、複数の
ラベル中に設定されている同じデバイスのデータを一度
で読み出すため、ラベル毎に制御機器との交信を行う場
合のように同じデバイスの値なのに読み出すたびにその
データの値がずれてしまうといった問題もなく、データ
収集の信頼性が向上する。
【0144】実施形態7.図36〜図40を用いて、ト
リガ条件の並び替えに関するこの発明の一実施形態につ
いて説明する。図36は、この発明の一実施形態である
トリガ条件の並び替え機能を有するデータ処理装置の構
成を示すブロック図であり、図において、接続された機
器を制御する制御装置(コントローラ)内部のメモリ1
2内において、トリガ条件を制御機器から読み出すため
の情報を格納したラベル127、このラベル127の情
報に基づいて制御機器(PLC1、PLC2…PLC
n)から情報を読み出すトリガ条件読み出し手段128
を有している。
【0145】メモリ12内部のトリガ条件読み出し手段
128は、ラベル127中のトリガ条件情報を先頭から
順に取り出し、PLCNo毎に並びかえるPLCNo並
べ替え手段128aと、このPLcNo並べ替え手段1
28aに基づきPLCNo毎に並び替えられたトリガ条
件を登録するPLCデータテーブル128bと、制御機
器からのトリガ条件及びデバイスデータの収集、制御機
器へのデータの送信を行う交信手段128cと、各PL
CNo毎に読み出したトリガ条件情報をラベル127に
登録されている順番に並べ替える判定用並べ替え手段1
28dと、ラベル127に登録されている順にトリガ条
件情報を格納するトリガデータ格納テーブル128e
と、ラベル127に登録されている順にトリガ条件を判
定するトリガ条件判定手段128fとを有している。
【0146】図37は、PLCデータテーブル128b
の構成を示すブロック図であり、このPLCデータテー
ブル128bは、図39の各PLCNo毎の情報をPL
CNoの小さい方から順に並べ替えた状態になってい
る。図38は、トリガデータ格納テーブル128eの構
成を示すブロック図であり、このトリガデータ格納テー
ブル128eは、PLCとの交信手段128cにより制
御機器から読み出されたトリガ情報を、図39に示すラ
ベル127の情報の順番と同じ順番で格納する。
【0147】図40は、トリガ条件読み出し手段の処理
を示すフローチャートである。ステップS171におい
て、PLCNo並べ替え手順128aにてPLCデータ
テーブル128bのラベル配列先頭番号を“0”にし、
ステップS172に移行する。ステップS172では、
ラベル127から読み出す第一のトリガ条件情報の「P
LCNo」を取得し、ステップS173に移行する。ス
テップS173では第一のPLCNoに該当するPLC
データテーブル128bに、ラベル127からの第一の
トリガ条件情報のうち「デバイス名」、「デバイスN
o」を登録し、ステップS174に移行する。
【0148】ステップS174では、ラベル配列先頭番
号をプラスし、ステップS175に移行する。ステップ
S175では、ラベル127中のトリガ条件情報がすべ
て取得完了したかどうかをチェックし、すべて取得完了
していたらステップS176でPLCとの交信手段12
8cを用いて該当PLCNoのPLCと交信してトリガ
条件情報を読み出し、トリガ条件情報を格納する例えば
メモリに格納する。一方、上記ステップS175で、ラ
ベル127中のトリガ条件情報がすべて取得完了してい
なければステップS172へ戻り、「PLCNo」の取
得から再度続行する。
【0149】ステップS177では、判定用並べ替え手
順128dを用いてラベル127の登録順に読みだした
PLCNo毎のトリガ条件情報を並べ替える。ラベル1
27の先頭である第一の「PLCNo」を取得し、PL
Cデータテーブル128bの先頭のトリガ情報を読み出
し、該当する配列番号のトリガデータ格納テーブル12
8eへ読み出したPLC1の第一のトリガ情報を格納す
る。次に、ラベル127の第二の「PLCNo」を取得
し、PLCデータテーブル128bの第二のトリガ情報
を読みだし、該当する配列番号のトリガデータ格納テー
ブル128eへ読みだしたPLC1の第二のトリガ情報
を格納する。上記処理をラベル127の情報がすべて完
了するまで続ける。
【0150】ステップS178では、判定用並べ替え手
段128dで並べ替えたトリガデータ格納テーブル12
8eの内容とラベル127のトリガ条件とを比較し、ト
リガ条件が成立したらロギング機能にて制御機器からデ
バイスデータを収集するデータロギングを行う。もし、
ステップS178でトリガ条件が不成立なら即座にウェ
イト手段によりトリガ監視間隔分のウェイトを実行す
る。
【0151】ステップS181では、コントローラに接
続されたキーボードからの終了要求が入ったかどうかを
チェックし、終了要求信号が入っていたら処理を終了す
る。もし、終了要求信号が入っていなかったらステップ
S171へ戻りトリガ条件の読み出しを実行する
【0152】本実施形態によれば、制御機器からトリガ
条件を収集する際に、制御機器のNoに応じてラベル1
27の情報を並べ替えるので、1つのラベル中に複数の
制御機器のNoに対するデータの指定があり、それらが
交互に指定されているような場合でも、制御機器No毎
にトリガ条件を収集することができるようになり、制御
機器に対する交信の回数を減らし、コントローラの処理
の負担を軽くすることができる。また、読み出したトリ
ガ条件情報は元どおりの指定された順番に並べ直すた
め、ラベル中に登録されている順番と何ら変りなくトリ
ガ条件の判定をラベル中の登録順に行うことができる。
【0153】実施形態.8 図41〜図43を用いて、データ収集のウェイト(待
ち)に関するこの発明の一実施形態について説明する。
図41は、この発明の一実施形態であるウェイト手段を
有するデータ処理装置の構成を示すブロック図であり、
図において、1は接続された機器を制御する制御装置
(コントローラ)、3は入力を行うキーボード、4は制
御機器、12はコントローラ1内部のメモリである。
【0154】メモリ12内部には、トリガ条件を制御機
器から読み出すための情報を格納したラベル127と、
このラベル127の情報に基づいて制御機器から情報を
読み出すトリガ条件読み出し手段128、制御機器から
のデバイスデータを読み出すロギング機構と、ラベル1
27に格納されているトリガ監視間隔分ウェイトするウ
ェイト手段129とを有している。
【0155】図42は、ウェイトの途中でもキーボード
3からの終了要求を受け取る手段を備えたウェイト手段
129の構成を示すブロック図であり、図において、1
29aはウェイト残り時間129fへトリガ監視間隔を
登録するウェイト残り時間登録部、129bは一定時間
毎にウェイトを実行するウェイト実行部、129cはウ
ェイト残り時間から実際にウェイトした一定時間を引き
算し、ウェイト残り時間を変更するウェイト残り時間変
更部、129dはキーボード3より入力された終了要求
信号を受け付け、終了要求があったかどうかを判断する
終了要求受付部、129eはウェイト残り時間を判定
し、ウェイト残り時間がまだある場合はウェイト実行を
繰り返す事を実現するウェイト残り時間判定部、129
fはウェイト残り時間を格納するウェイト残り時間であ
る。
【0156】図43は、本実施形態におけるウェイト手
段の動作を示すフローチャートである。次に図43のフ
ローチャートに従って動作の流れについて説明する。ま
ず、ステップS191では、トリガ条件読出し手段12
7により、ラベル127の情報に基づいて制御機器4か
らデバイスデータを読み出すためのトリガ条件を読み出
し、ステップS192に移行する。ステップS192で
は、トリガ条件が一致した際にロギング機能に基づいて
制御機器4からのデバイスデータをロギングしてステッ
プS193に移行する。
【0157】ステップS193では、ラベル127に格
納されているトリガ監視間隔をウェイト手段129内部
のウェイト残り時間129fへ登録する。そして、ステ
ップS194において、ウェイト実行部129bで一定
時間ウェイトする。この時、ウェイト残り時間129f
に登録されているウェイト残り時間が、“1秒以上”で
あれば一定時間は“1秒”であり、もし、ウェイト残り
時間が“1秒未満”であれば一定時間はウェイト残り時
間のことを意味する。
【0158】その後、ステップS195で、ウェイト残
り時間変更部129cにて、実際にウェイトした時間を
ウェイト残り時間から引き算し変更し、ステップS19
6に移行する。ステップS196で、終了要求受付部1
29dにてキーボード3から終了要求が来たかどうかの
チェックを行い、もし終了要求が来ていれば終了処理を
行う。一方、ステップS196でキーボード3から終了
要求が来ていなければステップS197へ移行し、ウェ
イト残り時間判定部129eにてウェイト残り時間12
9fがあるかどうかを判断する。もし、ウェイト残り時
間129fがある場合は、ステップS194からウェイ
ト実行をくり返し、ウェイト残り時間129fが無い場
合は、ステップS191からのトリガ条件読み出し手段
からを繰り返す。
【0159】従来では、終了要求がキーボード3から送
信されたとしても、定められたトリガ監視間隔分ウェイ
トしてからでないと、その終了要求を受け付けることが
できず、終了処理を行えなかったが、本実施形態によれ
ば、トリガ監視間隔分のウェイトを完了しなくても、あ
る一定間隔(本実施形態では、1秒)毎に終了要求を受
け取ることができるようになり、トリガ監視間隔が長い
場合(例えば、1時間)においても、ウェイト途中にお
いても終了処理を行うことができるようになり、作業性
が向上する。また、本実施形態では、終了要求の場合に
ついて説明したが、他の信号をキーボード3、制御機器
4から受ける際にも同様に処理することができる。
【0160】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0161】接続した制御機器から収集する収集データ
を任意の形式で蓄積すべく、その蓄積形式を、対話形式
により設定する蓄積形式設定手段と、この蓄積形式設定
手段により設定された蓄積形式に基づいて上記収集デー
タを蓄積する蓄積ファイルを作成する蓄積ファイル作成
手段と、この蓄積ファイル作成手段により作成された蓄
積ファイルに上記制御機器からの収集データを、上記蓄
積形式設定手段により設定された蓄積形式に合わせて蓄
積する蓄積手段と、を備えたので、対話形式により制御
機器から収集する収集データの蓄積形式を容易に作成で
き、ユーザー自らが蓄積形式設定のためのプログラムを
つくらなくても良くなり、プログラミング作業に要して
いた多大の時間、労力削減できる。またプログラミング
作業のために必要であって、専門的な知識が必要なくな
り、対話に答えるのみの簡単な作業となるので、修正等
の編集作業も容易となり、ユーザーの使い勝手が向上す
る。
【0162】また、接続した制御機器に対する書き込み
データを任意の形式で記述すべく、その記述形式を対話
形式により設定する記述形式設定手段と、この記述形式
設定手段により設定された記述形式に基づく記述ファイ
ルを作成する記述ファイル作成手段と、この記述ファイ
ル作成手段により作成された記述ファイルに上記制御手
段への書き込みデータを書き込む書き込み手段と、を備
えたので、対話形式により制御機器に書き込む書き込み
データの記述形式を容易に作成でき、ユーザー自らが記
述形式設定のためのプログラムをつくらなくても良くな
り、プログラミング作業に要していた多大の時間、労力
削減できる。またプログラミング作業のために必要であ
って、専門的な知識が必要なくなり、対話に答えるのみ
の簡単な作業となるので、修正等の編集作業も容易とな
り、ユーザーの使い勝手が向上する。
【0163】また、蓄積手段または書き込み手段は、制
御機器から収集する収集データまたは制御機器に書き込
む書き込みデータを、指定した条件式を用いて所定の形
式に加工した後、蓄積又は記述するようにしたので、収
集または記述の際には、再度加工することなくユーザー
が必要としている形式で取り出せ、ユーザーの使い勝手
が向上する。
【0164】また、接続した制御機器から収集する収集
データまたは、接続した制御機器に対する書き込みデー
タを、蓄積形式設定手段又は記述形式設定手段により同
時に設定するようにしたので、収集又は書き込みデータ
と、蓄積又は書き込み形式の関連がつけやすく、容易に
データを設定することができるようになり、より作業性
が向上する。
【0165】また、接続した制御機器より収集データを
収集するための条件を、対話形式により設定する収集デ
ータ設定手段と、この収集データ設定手段により設定さ
れた条件に基づき、上記制御機器から収集データを収集
するデータ収集手段と、を備えたので、対話形式により
制御機器から収集データを収集するための条件を容易に
作成でき、ユーザー自らが条件設定のためのプログラム
をつくらなくても良くなり、プログラミング作業に要し
ていた多大の時間、労力削減できる。またプログラミン
グ作業のために必要であって、専門的な知識が必要なく
なり、対話に答えるのみの簡単な作業となるので、修正
等の編集作業も容易となり、ユーザーの使い勝手が向上
する。
【0166】また、データ収集手段により制御機器から
収集された収集データと、予め定められた監視比較デー
タとを比較し、上記収集データと上記監視比較データと
が一致した際の履歴を格納するので、データ処理装置自
体が接続されている制御機器に基づく履歴を有すること
ができ、ライン等の工程管理能力が向上する。
【0167】また、接続された制御機器により生産され
る製品毎の加工条件が記述された生産指示データが格納
された生産指示データファイルと、この生産指示データ
ファイルに格納されている生産指示データの特定項目
と、制御機器から収集した収集データとを比較する比較
手段と、この比較手段に基づき上記収集データと上記生
産指示データの特定項目とが対応すると判定された際
に、上記収集データに対応する上記生産指示データに基
づいて、上記制御機器に対して生産指示を与える生産指
示手段と、を備えたので、生産指示を収集データと生産
指示データの特定項目とが対応するもののみに対して行
え、生産指示のデータを一括管理することができ、保
守、管理を容易にすることができる。
【0168】また、接続した制御機器より収集データを
収集するべく設定したデータ収集の条件データを、接続
されている上記制御機器単位にまとめる編集手段と、を
備えたので、制御機器との間のデータ伝送の回数を減ら
すことにより通信に要する時間を短縮し、必要なデータ
をすぐにやり取りすることができ、ライン等の監視など
の工程分析能力を向上させ、生産能力が向上する。
【0169】また、制御機器毎にまとめて収集された収
集データを、収集データ設定手段により設定された条件
に対応づけて格納し直すので、必要とするデータのみを
容易に取り扱うことができ、データの保守、管理を容易
にすることができる。
【0170】また、データ処理を中断させるべく、待時
間を登録する待時間登録部と、上記待時間を、所定の時
間間隔毎に区切り、その区切られた時間間隔毎にデータ
処理の終了を指示する終了要求が、入力されたか否かを
判断する終了要求受付部と、を備え、この終了要求受付
部により、終了要求が入力されたと判断された際に、デ
ータ処理の終了を行うようにしたので、データ処理の終
了を通知する終了要求が入力された場合、その終了要求
に応答することができ、無駄なウェイト時間を減らし、
生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す収集・蓄積機能
を有するデータ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 蓄積形式設定プログラムに基づき、CRT上
に表示される表示画面の画面構成を示す画面構成図であ
る。
【図3】 対話形式により設定した蓄積ファイルの蓄積
形式を表すデータを格納する設定データファイルを示し
た概念図である。
【図4】 データベース形式の蓄積ファイルを示した図
である。
【図5】 トリガ条件に一致した際に収集された収集デ
ータの蓄積ファイルの状態を示した図である。
【図6】 ある時点での制御機器4に格納されるデバイ
スデータを示す図である。
【図7】 作業者が、対話形式により蓄積ファイルの蓄
積形式を設定する際の動作を示したフローチャートであ
る。
【図8】 設定データファイル及び収集・蓄積プログラ
ムに基づき制御機器からデータを収集する際の動作を示
したフローチャートである。
【図9】 この発明の一実施形態を示すデータ記述・書
き込み装置の機能を示すブロック図である。
【図10】 記述形式設定プログラムに基づき、CRT
上に表示される表示画面の画面構成を示す画面構成図で
ある。
【図11】 対話形式により設定した記述ファイルの記
述形式のデータを格納する設定データファイルを示した
概念図である。
【図12】 データベース形式の記述ファイルを示した
図である。
【図13】 トリガ条件に一致した際に書き込まれた書
き込みデータの記述ファイルの状態を示した図である。
【図14】 ある時点での制御機器4に格納されるデバ
イスデータを示す図である。
【図15】 作業者が、対話形式により記述ファイルの
記述形式を設定する際の動作を示したフローチャートで
ある。
【図16】 設定データファイル及び変換・書き込みプ
ログラムに基づき制御機器へデータを書き込む際の動作
を示したフローチャートである。
【図17】 この発明の実施例1この発明の一実施形態
であるデータ検索生産指示機能を有するデータ処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図18】 データ検索生産指示条件設定プログラムに
基づき、CRT上に表示される表示画面の画面構成を示
す画面構成図である。
【図19】 対話形式により設定した設定ファイルを示
した概念図である。
【図20】 予め作成された生産指示データファイルを
示す図である。
【図21】 コントローラの検索生産指示機能の動作を
示すフローチャートである。
【図22】 この発明の一実施形態を示すデータ書き込
み装置の機能を示すブロック図である。
【図23】 書き込み対象データ設定プログラムに基づ
く対話形式により設定した設定データファイルを示した
概念図である。
【図24】 データベース形式の生産指示データファイ
ルを示した図である。
【図25】 コントローラの生産指示データの書き込み
機能の動作を示すフローチャートである。
【図26】 この発明の一実施形態を示す収集・蓄積機
能を有するデータ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図27】 蓄積形式設定プログラムに基づき対話形式
により設定した収集対象データを示す図である。
【図28】 蓄積ファイル131内部に形成される制御
機器4から収集したデバイスデータが予め定められた比
較値と一致した際の、累積時間、経過時間、回数を格納
するファイルである。
【図29】 設定データファイル及び収集・蓄積プログ
ラムに基づき制御機器からデータを収集する際の動作を
示したフローチャートである。
【図30】 この発明の一実施形態であるデータ収集機
能を有するデータ処置装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図31】 ラベルに記憶されているデータのうち、
「読み出し先制御機器名」「読み出しデバイス名」「デ
バイスNo」だけを抜粋して示す図である。
【図32】 各交信手段と制御機器、デバイスとの関連
付けが格納されたテーブルの中身のデータを示す図であ
る。
【図33】 コントローラの概略の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図34】 ラベル編集手段の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図35】 データ収集手段がテーブルを参照しなが
ら、交信手段から必要なデータを取得するときの処理の
流れを示すフローチャートである。
【図36】 この発明の一実施形態であるトリガ条件の
並び替え機能を有するデータ処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図37】 PLCデータテーブルの構成を示すブロッ
ク図である。
【図38】 トリガデータ格納テーブルの構成を示すブ
ロック図である。
【図39】 ラベルの詳細を示す詳細図である。
【図40】 トリガ条件読み出し手段の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図41】 この発明の一実施形態であるウェイト手段
を有するデータ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図42】 ウェイト手段の構成を示すブロック図で
る。
【図43】 本実施形態におけるウェイト手段の動作を
示すフローチャートである。
【図44】 従来のデータ処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 コントローラ、2 CRT、3 キーボード、4
制御機器、12 メモリ、13 補助記憶装置、14
I/F。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 春樹 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内 (72)発明者 平田 真弘 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトエ ウア株式会社内 (72)発明者 池野 達博 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内 (72)発明者 逢坂 絵美 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内 (72)発明者 小林 毅 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続した制御機器から収集する収集デー
    タを任意の形式で蓄積すべく、その蓄積形式を、対話形
    式により設定する蓄積形式設定手段と、 この蓄積形式設定手段により設定された蓄積形式に基づ
    いて上記収集データを蓄積する蓄積ファイルを作成する
    蓄積ファイル作成手段と、 この蓄積ファイル作成手段により作成された蓄積ファイ
    ルに上記制御機器からの収集データを、上記蓄積形式設
    定手段により設定された蓄積形式に合わせて蓄積する蓄
    積手段と、を備えたデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 接続した制御機器に対する書き込みデー
    タを任意の形式で記述すべく、その記述形式を対話形式
    により設定する記述形式設定手段と、 この記述形式設定手段により設定された記述形式に基づ
    く記述ファイルを作成する記述ファイル作成手段と、 この記述ファイル作成手段により作成された記述ファイ
    ルに上記制御手段への書き込みデータを書き込む書き込
    み手段と、を備えたデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 蓄積手段または書き込み手段は、制御機
    器から収集する収集データまたは制御機器に書き込む書
    き込みデータを、指定した条件式を用いて所定の形式に
    加工した後、蓄積又は記述することを特徴とする請求項
    第1項または第2項記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 接続した制御機器から収集する収集デー
    タまたは、接続した制御機器に対する書き込みデータ
    を、蓄積形式設定手段又は記述形式設定手段により同時
    に設定することを特徴とする請求項第1項乃至第3項何
    れかに記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 接続した制御機器より収集データを収集
    するための条件を、対話形式により設定する収集データ
    設定手段と、 この収集データ設定手段により設定された条件に基づ
    き、上記制御機器から収集データを収集するデータ収集
    手段と、を備えたデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 データ収集手段により制御機器から収集
    された収集データと、予め定められた監視比較データと
    を比較し、上記収集データと上記監視比較データとが一
    致した際の履歴を格納することを特徴とする請求項第5
    項記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 接続された制御機器により生産される製
    品毎の加工条件が記述された生産指示データが格納され
    た生産指示データファイルと、 この生産指示データファイルに格納されている生産指示
    データの特定項目と、制御機器から収集した収集データ
    とを比較する比較手段と、 この比較手段に基づき上記収集データと上記生産指示デ
    ータの特定項目とが対応すると判定された際に、上記収
    集データに対応する上記生産指示データに基づいて、上
    記制御機器に対して生産指示を与える生産指示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項第5項記載のデータ処
    理装置。
  8. 【請求項8】 接続した制御機器より収集データを収集
    するべく設定したデータ収集の条件データを、接続され
    ている上記制御機器単位にまとめる編集手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項第5項記載のデータ処理装
    置。
  9. 【請求項9】 制御機器毎にまとめて収集された収集デ
    ータを、収集データ設定手段により設定された条件に対
    応づけて格納し直すことを特徴とする請求項第8項記載
    のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 データ処理を中断させるべく、待時間
    を登録する待時間登録部と、 上記待時間を、所定の時間間隔毎に区切り、その区切ら
    れた時間間隔毎にデータ処理の終了を指示する終了要求
    が、入力されたか否かを判断する終了要求受付部と、を
    備え、 この終了要求受付部により、終了要求が入力されたと判
    断された際に、データ処理の終了を行うことを特徴とす
    る請求項第1項乃至第9項何れかに記載のデータ処理装
    置。
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