JPH09211963A - トナー濃度制御装置 - Google Patents

トナー濃度制御装置

Info

Publication number
JPH09211963A
JPH09211963A JP8016710A JP1671096A JPH09211963A JP H09211963 A JPH09211963 A JP H09211963A JP 8016710 A JP8016710 A JP 8016710A JP 1671096 A JP1671096 A JP 1671096A JP H09211963 A JPH09211963 A JP H09211963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
environment
toner
temperature sensor
environment value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8016710A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Sanji Nemoto
三次 根本
Junichi Koiso
順一 小磯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP8016710A priority Critical patent/JPH09211963A/ja
Publication of JPH09211963A publication Critical patent/JPH09211963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置内に既設の温度センサを利用し
て環境温度を判断してトナー濃度制御に補正をかけるこ
とができるトナー濃度制御装置を提供することにある。 【解決手段】 機内に既設の機内温度センサTh1〜T
h3からの検知出力に応じて現像容器内のトナー濃度を
制御するMC100を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾式普通紙を用い
る複写機やプリンタ等の画像形成装置におけるキャリア
と樹脂トナーからなる所謂2成分現像剤のトナー濃度制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2成分現像剤のトナー濃度を制御してい
る画像形成装置は、トナー濃度センサからの出力値が環
境温度や環境湿度に依存することに鑑み、環境温湿度を
検出し、斯かる検出結果に基づいてトナー濃度の制御状
態に補正をかけたものが提案されている(特開昭54−
84741号公報、特開平1−291274号公報
等)。斯かるトナー濃度の制御状態に補正をかける方法
として、制御閾値を変更する方法(特開昭57−116
370号公報参照)やトナー濃度センサからの出力値を
変更する方法(実開昭63−165685号公報、特開
平1−289986号公報参照)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たトナー濃度の制御状態に補正をかける方法(特開昭5
4−84741号公報、特開昭57−116370号公
報、実開昭63−165685号公報、特開平1−28
9986号公報、特開平1−291274号公報参照)
は、環境温湿度を検出するための専用センサを新設する
ものであったり、メイン電源オフ時間を検出するための
専用タイマを新設し、その専用タイマと装置内の機内温
度センサとを併用して環境温度を推定するものである。
然るに普及機クラスの複写機やプリンタは、コスト面か
ら環境温湿度を検出するための専用センサを新設しがた
い。
【0004】又、装置内の機内温度センサは環境温度を
検出するためのものでなく、定着ローラや像担持体近傍
の温度変化を検出するためのものであるので、機内温度
センサからの出力結果のみでトナー濃度補正を行うと、
コピー中或いはアイドリング中に機内温度は上昇するた
め、機内温度の検出タイミングによって正確な環境温度
を推定できないので、不適切な補正が行われることにな
る。
【0005】本発明の目的は、上記技術的課題に鑑み、
画像形成装置内に既設の温度センサを利用して環境温度
を判断してトナー濃度制御に補正をかけることができる
トナー濃度制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
により達成される。
【0007】(1) 温度センサからの検知出力に応じ
て現像容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるトナー
濃度制御装置であって、機内温度を検出する機内温度セ
ンサと、定着ローラ表面温度を検出する定着温度センサ
と、メイン電源投入時に前記機内温度センサと前記定着
温度センサからの検出出力からメイン電源オフのオフ時
間を判断し、当該メイン電源オフ時間を所定時間より長
いと判断した場合のみに環境温度を推定する環境温度推
定手段と、当該環境温度推定手段で推定した環境温度に
基づいて環境値を決定する環境値決定手段と、当該環境
値決定手段で決定した環境値を記憶する環境値記憶手段
と、当該環境値記憶手段で記憶した環境値に基づいて前
記現像容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるトナー
濃度環境補正手段を備えたことを特徴とするトナー濃度
制御装置。斯かる構成を備えることにより、画像形成装
置内に既設の温度センサを利用して環境温度を判断して
トナー濃度制御に適切な補正をかけることができる。
【0008】(2) 前記環境値決定手段で決定した環
境値は、トナー濃度制御に対し、無補正領域の環境値と
補正領域の環境値を有し、当該補正領域の環境値を複数
段設けてあることを特徴とする(1)のトナー濃度制御
装置。斯かる構成を備えることにより、検出温度から推
定した環境温度に基づいてトナー濃度を段階的に補正す
ることができるので、検知温度の誤差の影響をトナー濃
度制御から少なくすることができる。
【0009】(3) 温度センサからの検知出力に応じ
て現像容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるトナー
濃度制御装置であって、機内温度を検出する機内温度セ
ンサと、定着ローラ表面温度を検出する定着温度センサ
と、機内ヒータの駆動状態を検出する駆動状態検出手段
と、当該駆動状態検出手段からの検出結果に基づき、前
記機内温度センサと定着温度センサからの各々の出力に
補正を加える温度補正手段と、メイン電源投入時に、前
記温度補正手段で補正した前記機内温度センサと前記定
着温度センサからの各々の検出出力からメイン電源オフ
のオフ時間を判断し、当該メイン電源オフ時間を所定時
間より長いと判断した場合のみに環境温度を推定する環
境温度推定手段と、当該環境温度推定手段で推定した環
境温度に基づいて環境値を決定する環境値決定手段と、
当該環境値決定手段で決定した環境値を記憶する環境値
記憶手段と、当該環境値記憶手段で記憶した環境値に基
づいて前記現像容器内のトナー濃度の制御に補正を加え
るトナー濃度環境補正手段を備えることを特徴とするト
ナー濃度制御装置。斯かる構成を備えることにより、画
像形成装置内に既設してある温度センサを利用して環境
温度を判断してトナー濃度制御に機械特性に合わせた補
正をかけることができる。
【0010】(4) 前記駆動状態検出手段は前記機内
ヒータの電力供給状態を検出するものであることを特徴
とする(3)のトナー濃度制御装置。
【0011】(5) 前記駆動状態検出手段は、ディプ
スイッチで設定することにより機内ヒータの駆動状態を
検出可能とすることを特徴とする(3)のトナー濃度制
御装置。
【0012】(6) 前記駆動状態検出手段は、キー入
力で不揮発イニシャル設定することにより機内ヒータの
駆動状態を検出可能とすることを特徴とする(3)のト
ナー濃度制御装置。
【0013】(7) 前記環境値決定手段により決定し
た環境値が前記補正領域の環境値であるか否かを判断す
る環境判断手段と、当該環境判断手段からの前記補正領
域の環境値であると判断した連続回数をカウントする連
続回数カウント手段と、当該連続回数カウント手段によ
りカウントされた連続回数を記憶する連続回数記憶手段
とを備え、当該連続回数記憶手段で記憶した回数が所定
回数以上になったと判断した際に、前記環境値決定手段
により決定した前記環境値を前記環境値記憶手段に記憶
することを特徴とする(1)又は(3)のトナー濃度制
御装置。斯かる構成を備えることにより、誤検知による
過剰補正を極力減少させることができる。
【0014】(8) 前記連続回数記憶手段で記憶した
回数と比較する前記所定回数はキー入力により変更可能
であることを特徴とする(7)のトナー濃度制御装置。
【0015】(9) 前記定着温度センサは2個以上設
けてあることを特徴とする(1)又は(3)のトナー濃
度制御装置。
【0016】(10) 前記定着温度センサの少なくと
も1個は転写材が定着ローラに接触しない領域に設けた
ことを特徴とする(9)のトナー濃度制御装置。斯かる
構成を備えることにより、通紙時間に関係なく、初期の
検知精度を保つ定着センサを確保できる。
【0017】(11) 前記機内温度センサは像担持体
近傍の温度を検出する機内温度センサであることを特徴
とする(1)又は(3)のトナー濃度制御装置。
【0018】(12) 前記環境温度推定手段は、前記
機内温度センサの検出出力から推定することを特徴とす
る(1)又は(3)のトナー濃度制御装置。
【0019】(13) 前記環境値記憶手段は不揮発記
憶手段であることを特徴とする(1)又は(3)のトナ
ー濃度制御装置。斯かる構成を備えることにより、不慮
の事故による停電等でメイン電源をオフしても正常に復
帰処理がなされて画像形成装置内に既設してある温度セ
ンサを利用して環境温度を判断してトナー濃度制御に機
械特性に合わせた補正をかけることができる。
【0020】(14) 前記連続回数記憶手段は不揮発
記憶装置であることを特徴とする(1)又は(3)のト
ナー濃度制御装置。斯かる構成を備えることにより、不
慮の事故による停電等でメイン電源をオフしても正常に
復帰処理がなされて画像形成装置内に既設してある温度
センサを利用して環境温度を判断してトナー濃度制御に
機械特性に合わせた補正をかけることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明を適用する複写装置を
説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明のトナー濃
度制御装置を適用する複写装置の一実施の形態を示す概
略構成図である。
【0023】本実施の形態の複写装置は、読取走査ユニ
ット10、画像形成部30、給紙機構40及び原稿載置
部50から構成される。
【0024】先ず、この画像形成装置の通常のコピー動
作について説明する。
【0025】感光体ドラム31は図1に示す矢印のよう
に時計方向に回転し、帯電前露光器36によって露光除
電された後、帯電器32により電荷を与えられているの
で、読取走査ユニット10からの像露光によって感光体
ドラム31上に原稿の像に対応した静電潜像を形成す
る。その後、感光体ドラム31上の静電的な潜像は、現
像器33のバイアス電圧を印加した現像ローラ33A上
に担持する現像剤によって現像が行われ可視のトナー像
となる。
【0026】一方、給紙機構40に装填してある給紙カ
セット41Aから指定のサイズの転写材Pを1枚ずつ第
1給紙ローラ42Aによって搬出し、搬出ローラ43及
びガイド部材42を介して画像の転写部に向かって給紙
する。転写材Pは、感光体ドラム31上のトナー像と同
期して作動するレジストローラ44によって感光体ドラ
ム31上に送出される。この転写材Pには、転写器34
の作用により、感光体ドラム31上のトナー像が転写さ
れ、分離器35の除電作用によって感光体ドラム31上
から分離されたのち、搬送ベルト45を経て定着器37
へ送られ、加熱ローラ37A及び加圧ローラ37Bによ
って溶融定着された後、排紙ローラ38,46により装
置外のトレイ54へ排出される。
【0027】感光体ドラム31はさらに回転を続け、そ
の表面に転写されずに残留したトナーは、クリーニング
装置39において圧接するクリーニングブレード39A
により除去清掃され、再び帯電前露光器36によって除
電された後帯電器32により一様に電荷の付与を受け
て、次回の画像形成のプロセスに入る。
【0028】続いて前述した画像形成プロセスを実行す
る各部材の概略構成を説明する。
【0029】読取走査ユニット10は、画像形成部30
や給紙機構40を駆動するメインモータ(図示せず)と
別個の光学モータ(図示せず)で駆動してある。
【0030】読取走査ユニット10は、透明なガラス板
などからなる原稿台51と、さらに原稿台51上に載置
した原稿Dを覆う原稿カバー52等からなる原稿載置部
50を備え、原稿台51の下方であって、装置本体内に
は第1ミラーユニット12、第2ミラーユニット13、
撮像レンズ14、反射ミラー15とからなる。従って、
原稿台51上に載置した原稿Dの画像は、照明ランプ1
2Aと第1ミラー12Bを備える第1ミラーユニット1
2の実線から破線にて示す位置への平行移動と、第2ミ
ラー13A及び第3ミラー13Bを対向して一体的に備
える第2ミラーユニット13の前記第1ミラーユニット
12に対する1/2の速度の追随移動とにより全面を照
明走査され、その画像は撮像レンズ14により第1ミラ
ー12B、第2ミラー13A、第3ミラー13Bを経て
反射ミラー15で反射して感光体ドラム31上へ結像さ
れる。走査が終わると第1ミラーユニット12及び第2
ミラーユニット13は元の位置に戻り、次の画像形成ま
で待機する。
【0031】画像形成部30は、図1に示すように感光
体ドラム31と帯電器32と現像器33と転写器34と
分離器35とクリーニング装置39と帯電前露光器36
と定着装置37とからなる。
【0032】感光体ドラム31は負帯電がなされるOP
C感光体を塗布したドラムで、その回転軸には図示しな
いエンコーダが設けてある。このエンコーダからの位相
信号はMC100に送出され画像位置を正確に知る必要
のあるプロセス制御に利用される。機内温度センサTh
1は感光体ドラム31の温度による感度変化を検出する
ために感光体ドラム31近傍の雰囲気温度を検出するこ
とにより走査光学ユニット10の照明ランプ12Aの発
光量を調整するために用いるものである。
【0033】帯電器32は例えばスコロトロン帯電器で
あり、潜像形成プロセスに先立ち感光体ドラム31を所
定電圧に均一帯電して階調再現性等を調整することによ
りカブリ防止等を行うものである。
【0034】現像器33は、図1に示すように感光体ド
ラム31に対向して現像ロール33Aを配置するととも
に現像ロール33Aにトナーと磁性キャリアとからなる
現像剤Dを供給するパドルホイール33Bと現像剤を混
合撹拌しながら搬送する撹拌混合部材33Cを配置して
ある。2つの混合撹拌部材33Cは長手方向に沿って互
いに平行に配置してあり、その間に両端部をそれぞれ除
いて仕切板で仕切ってある。現像ロール33Aの上部に
現像剤層規制部材33Dが配置され、現像ロール33A
上に搬送された現像剤Dの層厚を所定の厚さに規制する
ようになっている。混合撹拌部材33Cは回転軸の外周
部に混合撹拌部材を取り付けたものである。これら混合
撹拌部材33Cは互いに異なる方向に搬送し、仕切板の
回りに循環させるようになっている。現像ロール33A
は非磁性材料により円筒状に形成されるとともに図示し
ないモータにより回転可能な現像スリーブと、この現像
スリーブの内部に固定配置したマグネットローラとによ
り構成してある。マグネットローラの磁力により磁性キ
ャリアとトナーからなる二成分現像剤Dの磁気ブラシを
表面に形成し、この磁気ブラシを現像ロール33Aに印
加したバイアス電圧と現像スリーブの回転により、感光
体ドラム31の表面に形成した静電潜像に摺擦すること
により、トナー像に顕像化する。
【0035】トナー濃度センサTSは現像器33の底部
に設けて現像剤の透磁率の変化を検出することによりト
ナー濃度に応じた発振出力を得るものである。
【0036】トナーホッパ70は、トナーを装填するも
のであり、補給ローラ71をモータ(図示せず)で回転
することにより新たなトナーを現像容器の上面部に混合
撹拌部材33Cの端部に対向して設けたトナー補給口か
ら供給するようにしてある。
【0037】転写器34は、周知のように感光体ドラム
31上に静電的に担持したトナー像に転写材Pを重ね、
転写材Pの裏側から電荷を放電することにより、転写材
P上にトナーを転写するものであり、スコロトロン放電
器であることが好ましいが、これに限定されるものでな
く、コロトロン帯電器或いは帯電ローラ等の転写材P上
にトナー像を静電的に転写するものであればよい。
【0038】分離器35は、周知の如く感光体ドラム3
1に静電的に吸着した転写材Pから除電することによ
り、転写材Pを分離するものである。
【0039】クリーニング装置39は、ブレード等を感
光体ドラム31の表面に接触させることにより、感光体
ドラム31の表面に付着したトナー及び粉塵を掻き落と
して廃トナーボックスに捕獲する。
【0040】定着装置37は、周知の如く熱若しくは熱
及び圧力をトナー像を担持した転写材に加えることによ
り、トナー像を転写材上に永久に固定するための装置で
ある。斯かる定着装置37は画像形成部30を構成する
ものであるが、給紙機構の一部でもある。定着装置37
は、図1に示すように定着ローラ37Aと圧着ローラ3
7Bと転写材Pを両ローラ37A,37B間に導くガイ
ド37Cと転写材Pを送り出す排出ローラ38とからな
る。
【0041】定着ローラ37Aは、例えばテフロン等の
材料の表面層を有していると共に、その中心に加熱源と
しての定着ヒータ37Dを内蔵し、定着ローラ37Aの
表面温度を定着温度センサTh3で検出して常に一定と
なるように制御してある。定着温度センサTh3は定着
ローラ37Aの転写材Pと接触する転写材領域に設けて
ある。定着ローラ37Aは転写材P上の未定着トナーN
がオフセットするのを防止するための離型剤を塗布し、
かつオフセットを生じたときにオフセットしたトナーを
除去するために長尺のクリーニングウェブ37Eを摺擦
するように配置してある。クリーニングウェブ37Eは
微速度で回転する軸に架け渡しており、多孔性のゴムロ
ーラにより適当な圧力で定着ローラ37Aに圧接してあ
る。定着温度センサTh3はサーミスタ等で構成してお
り、定着ローラ37Aの表面温度を検出して定着ローラ
37Aの加熱用定着ヒータ37Dをオン・オフする。圧
着ローラ37Bは例えばゴム等の表面層を有している。
定着温度センサTh2は定着ローラ37Aの表面温度を
検出して異常に高温度になった場合に、ヒータ13への
電力供給を停止させるために使用する。定着温度センサ
Th2は転写材Pの通過に際して転写材Pと定着ローラ
37Aとの接触しない非転写材領域(トナーや紙粉等の
影響を受けない領域)に設けたものである。定着温度セ
ンサTh2は前述したように非転写領域に設けたことに
より、通紙時間に関係なく、初期の検知精度を保つこと
ができ、また、定着温度センサTh3の故障等により発
生するオーバーヒートの事故防止の完全を期すことがで
きる。
【0042】クリーニング装置39は、図1に示すよう
にクリーニングブレード39Aを転写プロセス後でさら
に回転する感光体ドラム31の表面に圧接し、残留した
トナーをクリーニングブレード39Aにより除去清掃す
る。
【0043】帯電前露光器36はクリーニング処理後に
感光体ドラム31を除電するものである。
【0044】機内ファン61は、定着装置37で転写材
Pから発生する水蒸気を含んだ空気や読取走査ユニット
10、画像形成部30の空気を機外に排出するものであ
る。
【0045】機内ヒータ91は感光体ドラム31の結露
を防止するために感光体ドラム31の温度を所定に保つ
ために加熱するものである。
【0046】以上が原稿載置部50と読取走査ユニット
10と画像形成部30の概略構成である。
【0047】給紙機構40は、感光体ドラム31に担持
したトナー画像とレジストするように転写材Pを転写部
に給紙して定着装置37から排出するものであり、図1
に示すように給紙カセット41Aから転写材Pを挟支搬
送する第1給紙ローラ42Aとガイド部材42と搬出ロ
ーラ43とレジストローラ44と給紙カセット41Aと
手差給紙の給紙台53と給紙カセット41Aとから給紙
路であるガイド部材42の集合することになる搬出ロー
ラ43とレジストローラ44との間に配置したレジスト
シャッタ25とレジストセンサ20と定着装置37に配
置したジャム検知用の光源L及び光検知素子CdSから
なる給紙センサ70等とからなる。
【0048】給紙機構40は、上記構成を備えることに
より、給紙カセット41Aからサイズの転写材Pを1枚
ずつ第1給紙ローラ42Aによって搬出し、搬出ローラ
43及びガイド部材42を介して画像の転写部に向かっ
て給紙する。給紙された転写材Pは、感光体ドラム31
上のトナー像と同期して作動するレジストローラ44に
よって感光体ドラム31上に送出される。この転写材P
には、転写器34の作用により、感光体ドラム31上の
トナー像が転写され、分離器35の除電作用によって感
光体ドラム31上から分離されたのち、搬送ベルト45
を経て定着器37へ送られ、加熱ローラ37A及び加圧
ローラ37Bによって溶融定着された後、排紙ローラ3
8,46により装置外のトレイ54へ排出される。
【0049】以上が給紙機構40の概略構成である。
【0050】続いて、本実施の形態の複写機の制御回路
の概略構成を図2を参照して説明する。
【0051】図2は本実施の形態のトナー濃度制御回路
を示すブロック図である。
【0052】本実施の形態のトナー濃度制御回路は、M
C100とRAM110とROM120とモータドライ
バ130とトナー補給モータ131とトナー濃度センサ
TSと操作パネル150と機内ヒータ91と駆動状態検
出回路80とメイン電源170とメインスイッチ95と
装置内の機内温度検出用温度センサ(以下、これを機内
温度センサと略称する。)Th1と定着ローラ表面温度
検出用温度センサ(以下、これを定着温度センサと略称
する。)Th2,Th3とからなり、トナー濃度センサ
TSからの検出値を所定の閾値と比較した結果で所定時
間だけ、補給ローラ131を回動して現像容器にトナー
を補給することにより現像容器内のトナー濃度を所定値
に制御することを主目的とするものであり、更に制御状
態を変更する機能を備えてある。以下に各部構成を説明
する。
【0053】本実施の形態のトナー濃度制御回路は、環
境温度を検出したいのであるが、コスト面の理由から環
境温度検出専用の温度センサを新設せず、感光体ドラム
31の近傍温度を検出する機内温度センサTh1と定着
ローラ37Aの表面温度を検出する2つの定着温度セン
サTh2,Th3で環境温度を推定している。斯かる機
内温度センサTh1と、定着温度センサTh2,Th3
を使用して環境温度が推定できる理由は、メイン電源1
70のスイッチ95がオン状態の時の定着ローラ37A
の表面温度はセンサTh3の検出結果に基づき約195
℃に温度制御してあるため、機内温度が環境温度に比べ
て上昇し、必ずしも機内温度と環境温度が一致しない。
しかし、図10の機内ヒータオフの場合のグラフに示す
ようにスイッチ95のオフ状態(定着ヒータ37Dのオ
フ状態)が長ければ長いほど機内温度や定着ローラ37
Aの表面温度は限りなく環境温度に近づくことになる。
従って、スイッチ95のオン直後の各機内温度センサT
h1〜Th3からの検出温度がほぼ等しいと判断できれ
ば、機内温度センサTh1の検出温度を環境温度と推定
することができるからである。
【0054】ここで、定着ローラ37Aの表面温度制御
用の定着温度センサTh3以外に定着温度センサTh2
も採用した理由は、環境温度下(約50℃以下ぐらい)
で定着センサの検出精度が悪いため、より判断の確から
しさを向上させることを目的として、少なくとも2つ以
上のセンサ結果で判断するようにしたいからである。従
って定着温度センサとして定着温度センサTh3のみで
も環境温度を推定できる。
【0055】MC100は、主にマイクロプロセッサか
らなるものであり、電子写真プロセスに関する制御全体
を制御するものであり、トナー濃度センサTSの出力を
検出して現像器33の現像容器内のトナー濃度を所定値
に制御するとともに、環境温度に基づいてトナーホッパ
130からトナーを補給するか否かを判断する閾値を変
更する機能を有するものである。ここでの環境温度に基
づく補正は閾値の変更で説明するが、これに限定するも
のでなく、例えば、トナー濃度センサのゲインを調整す
ることにより出力レベルを変更するようにしても同様の
効果が得られる。
【0056】MC100は、メイン電源170のスイッ
チ95のオン直後で定着ヒータ37Dのオン前に感光体
ドラム31の雰囲気温度を測定する機内温度センサTh
1と定着ローラ37Aの転写材領域に設けた定着温度セ
ンサTh3と定着ローラ37Dの非転写材領域に設けた
定着温度センサTh2とから温度を検出し、斯かる検出
結果からメイン電源170のスイッチ95のオフ時間を
判断し、斯かるオフ時間が所定時間より長ければ、機内
温度の検出結果からトナー濃度制御に補正をかける。
【0057】メイン電源170のスイッチ95のオフ時
間を判断する理由は、オフ時間が所定時間より長けれ
ば、機内温度センサTh1と定着温度センサTh2,T
h3とからの検出温度が環境温度と推定できる。しかし
ながら、オフ時間が所定時間より短ければ、機内温度セ
ンサTh1と定着温度センサTh2,Th3とからの検
出温度は定着器や走査光学系の光源の余熱の影響により
環境温度よりも高くなるから、環境温度を推定できない
からである。
【0058】MC100は、前述した理由からトナー濃
度センサTSと機内温度センサTh1〜Th3をA/D
変換して取り込む入力ポートに接続してある。
【0059】トナー濃度センサTSからの出力がA/D
変化器を介してMC100に入力される。
【0060】機内温度センサTh1は、前述したように
感光体ドラム31の温度による感度変化を検出するため
に感光体ドラム31近傍の雰囲気温度を検出することに
より走査光学ユニット10の照明ランプ12Aの発光量
を調整するために用いるものである。機内温度センサT
h1は約50℃以下で検出精度の高いものを採用してい
る。これは一般に感光体ドラム31の表面温度は50℃
以下で変動するからである。
【0061】定着温度センサTh3は、上述したように
サーミスタ等で構成しており、定着ローラ37Aの表面
温度を検出して定着ローラ37Aの加熱用定着ヒータ3
7Dをオン・オフするために設けたものであり、定着ロ
ーラ37Aの表面温度を約195℃に制御するので、斯
かる温度付近に感度の高いものを採用している。
【0062】定着温度センサTh2は、前述したように
転写材Pの通過に際して転写材Pと定着ローラ37Aと
の接触しない非転写材領域に設けたものであり、通紙時
間に関係なく初期の検知精度を保つことができ、また定
着温度センサTh3の故障等により発生するオーバーヒ
ートの事故防止の完全を期すために設けたものであり、
制御温度付近に感度の高いものを採用している。
【0063】モータドライバ130は、MC100から
の制御信号でトナー補給モータ131を駆動するもので
あり、MC100から設定した駆動時間や回転数でトナ
ー補給モータ131を回転駆動する。トナー補給モータ
131は補給ローラ71を駆動するモータである。
【0064】操作パネル150は、操作方法を指示する
ものであるが、特に請求項に記載の機内ヒータ91のオ
ン/オフの設定や、環境値決定条件(連続回数の所定
値)の設定等を行う。
【0065】機内ヒータ91はコネクタ81の接続によ
り電力が供給されて駆動する。MC100が機内ヒータ
91の駆動状態を検出する方法としては、例えば図2に
示す方法があり、具体的にはコネクタ81の未接続時に
端子3の電圧は5V(ハイレベル)であり、接続時に端
子3の電圧は0V(ローレベレ)となることをMC10
0が検出して機内ヒータ91の駆動状態を判断する。な
お、MC100が機内ヒータ91の駆動状態を検出方法
は前述した方法に限定されるものでなく、例えばサービ
スマンが操作パネル150から直接キー入力することで
駆動状態を指示して設定する方法であってもよい。コネ
クタ81を含む破線部80は請求項に記載の駆動状態検
出手段に相当するものである。
【0066】以上が本実施の形態の画像形成装置のトナ
ー濃度制御回路の概略構成である。
【0067】次に本実施の形態の画像形成装置の制御動
作を図3〜図10を参照して説明する。
【0068】図3はメインルーチンを示すフローチャー
トである。
【0069】操作者はメイン電源170のスイッチ95
をオンすれば、MC100は環境判断ルーチンを起動す
る(ステップ1)。MC100は環境判断ルーチンの終
了によりコピールーチンを起動する(ステップ2)。M
C100はコピールーチンの終了によりメイン電源17
0のスイッチ95のオフ状態を確認し(ステップ3)、
ステップ3の判断でオフ状態でないと判断すればコピー
ルーチンを起動する。MC100はステップ3の判断で
オフ状態であるとすれば、終了処理を実行して停止す
る。
【0070】本実施の形態の環境判断ルーチン(図3の
ステップ1参照)は、請求項に記載の環境温度推定手段
を構成するものであり、図4の環境判断ルーチンと図5
の連続回数カウントルーチンとから構成される。
【0071】図4は環境判断ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【0072】MC100は、図3に示すステップ1で環
境判断ルーチンを起動すれば、レジスタT1に機内温度
センサTh1からの検出値を格納し、レジスタT2に定
着温度センサTh3からの検出値を格納し、レジスタT
3に定着温度センサTh2からの検出値を格納する(ス
テップ21)。
【0073】MC100は、レジスタT2に格納してあ
る検出値とレジスタT1に格納してある検出値に±αし
た値とを比較する(ステップ22)。ここでいうαはセ
ンサの検出精度や装置特性等によって決められる定数で
ある。MC100はステップ22の判断で等しくないと
判断すれば、本ルーチンを終了してメインルーチンに復
帰することになる。
【0074】MC100は、ステップ22の条件を満た
していると判断すれば、レジスタT3に格納してある検
出値とレジスタT1に格納してある検出値に±αした値
とを比較する(ステップ23)。MC100はステップ
23の判断で等しくないと判断すれば、本ルーチンを終
了してメインルーチンに復帰することになる。
【0075】MC100は、ステップ23の条件を満た
していないと判断すれば、連続回数カウントルーチンを
実行する(ステップ100)。
【0076】連続回数カウントルーチンは請求項に記載
の環境判断手段と連続回カウント手段とを構成するもの
であり、例えば表2に示すような補正温度範囲と判断し
た連続回数をカウントして記憶するルーチンである。
【0077】図5は連続回数カウントルーチンを示すフ
ローチャートである。
【0078】MC100は、図5に示す連続回数カウン
トルーチンを起動すると、連続回数記憶手段で記憶され
た連続回数をカウンタ用レジスタnに格納し(ステップ
101)、レジスタT1に格納してある検出値が27℃
以上であるかを判断する(ステップ102)。MC10
0はステップ102の判断で27℃未満であると判断す
れば、カウンタ用レジスタnに初期値“0”をイニシャ
ライズして(ステップ105)、カウンタ用レジスタn
の値を連続回数記憶手段に記憶して(ステップ10
6)、本ルーチンから環境判断ルーチンに復帰し、メイ
ンルーチンに復帰する。なお、カウンタ用レジスタは請
求項に記載の連続回数カウント手段に相当するものであ
る。
【0079】MC100は、ステップ102の判断で2
7℃以上であると判断すると、カウンタ用レジスタnを
1だけインクリメントし(ステップ103)、カウンタ
用レジスタnに格納した値が3を越えているかを判断す
る(ステップ104)。
【0080】MC100は、ステップ103の判断で3
未満であるとすれば、カウンタ用レジスタnを連続回数
記憶手段に記憶して、本ルーチンから環境判断ルーチン
に復帰し、メインルーチンに復帰する。
【0081】一方、MC100は、ステップ103の判
断で3以上であるとすれば、環境値の決定ルーチンを起
動する(ステップ200)。
【0082】なお、本実施の形態では3回以上とした
が、これに限定されるものでなく、サービスマンが操作
パネル150からキー入力することにより地域環境によ
り連続回数を変更して使用できる。例えば、高温地域で
は1回でできるようにしたり、低温地域では5回以上連
続して検出した場合に補正をかけるようにできる。これ
により、誤判断による誤補正を極力減少させることがで
きる。
【0083】図6は環境値の決定ルーチンを示すフロー
チャートである。
【0084】本実施の形態の環境値の決定ルーチンは請
求項に記載の環境値決定手段を構成するものである。
【0085】MC100は、図6の環境値の決定ルーチ
ンを起動すると、レジスタT1に格納してある検出値が
29℃以上であるかを判断する(ステップ201)。M
C100はステップ201の判断で29℃以上であると
判断すれば、環境値レジスタEnに“3”を代入して
(ステップ204)、本ルーチンから図5に示す連続回
数カウントルーチンに復帰し、カウンタ用レジスタnの
値を連続回数記憶手段に記憶した後に環境判断ルーチン
を介してメインルーチンに復帰することになる。なお、
環境値レジスタEnは請求項に記載の環境値記憶手段に
相当する。
【0086】MC100は、ステップ201の判断で2
9℃未満であると判断すれば、レジスタT1に格納して
ある検出値が28℃以上であるかを判断する(ステップ
202)。MC100はステップ202で28℃以上で
あると判断すれば、環境値レジスタEnに“2”を代入
して(ステップ205)、本ルーチンから図5に示す連
続回数カウントルーチンに復帰し、カウンタ用レジスタ
nの値を連続回数記憶手段に記憶した後に環境判断ルー
チンを介してメインルーチンに復帰することになる。
【0087】MC100は、ステップ202の判断で2
8℃未満であると判断すれば、レジスタT1に格納して
ある検出値が27℃以上であるかを判断する(ステップ
203)。MC100はステップ203で27℃以上で
あると判断すれば、環境値レジスタEnに“1”を代入
して(ステップ206)、本ルーチンから図5に示す連
続回数カウントルーチンに復帰し、カウンタ用レジスタ
nの値を連続回数記憶手段に記憶した後に環境判断ルー
チンを介してメインルーチンに復帰することになる。
【0088】MC100は、ステップ203の判断で2
7℃未満であると判断すれば、環境値レジスタEnに
“0”を代入して(ステップ207)本ルーチンから図
5に示す連続回数カウントルーチンに復帰し、カウンタ
用レジスタnの値を連続回数記憶手段に記憶した後に環
境判断ルーチンを介してメインルーチンに復帰すること
になる。
【0089】MC100は、上述した環境値決定ルーチ
ン(図6参照)を機内温度センサTh1からの検出温度
から推定した環境温度に基づいて段階的に補正できるよ
うにして環境温度の推定誤差の影響をトナー濃度制御か
ら少なくできることになる。
【0090】続いて、本実施の形態におけるトナー濃度
制御動作と斯かるトナー濃度制御動作に対する環境温度
の補正動作との関係を図7〜図9を参照して説明する。
【0091】図7はコピールーチンを示したフローチャ
ートである。
【0092】MC100は、図7に示したコピールーチ
ン(図3のステップ3参照)を起動すると、始めにトナ
ー濃度制御ルーチンを起動する(ステップ30)。MC
100はトナー濃度制御ルーチンの終了によりコピー動
作を実施して(ステップ5)メインルーチンに復帰す
る。
【0093】図8はトナー濃度制御ルーチンを示したフ
ローチャートである。
【0094】MC100は、トナー濃度制御ルーチン
(図7のステップ30参照)を起動すると、先ず温度補
正ルーチンを起動する(ステップ31)。MC100は
ステップ31に示した温度補正ルーチンの終了により、
以降のステップ32〜ステップ34で通常のトナー濃度
補正動作を実施する。
【0095】複写機は、本来の画像形成プロセス動作に
先立ち、所謂前処理動作を実行している。例えば、早朝
などのメイン電源170のスイッチ95のオン動作によ
り、MC100は、感光体ドラム31を回転して帯電プ
ロセス、除電プロセス、露光プロセス、現像プロセス、
クリーニングプロセスを繰り返して本来の画像形成プロ
セスを良好に行うための調整処理を実施する。
【0096】現像器33は、前述の前処理動作におい
て、現像容器内に充填してある現像剤Dがパドルホイー
ル33Bにより現像ロール33A側に搬送される。現像
ロール33Aでは周囲の現像スリーブが反時計廻り方向
に回転することにより現像剤Dを感光体ドラム31と対
向する現像領域に搬送される。現像ロール33A上の現
像剤Dは現像剤層規制部材33Dにより適切な厚さに規
制された後、現像領域において感光体ドラム31の表面
に形成された静電潜像に対して現像作用を及ぼし、これ
により現像剤D中のトナーが消費される。MC100は
トナー濃度センサTSで現像剤のトナー濃度を検出す
る。
【0097】MC100は、トナー濃度センサTSから
の出力電圧が閾値以上であるか否かを確認することによ
り、トナー濃度が所定濃度であるかを確認している(ス
テップ32)。MC100は、ステップ32の判断で閾
値以上であると判断すれば、駆動信号をモータドライバ
130に送出する。これにより、トナー補給口から現像
容器内へとトナー補給がされる(ステップ33)。現像
容器内に入ったトナーおよび現像剤Dは撹拌部材33C
の螺旋状羽根部材により混合されて撹拌されながら搬送
される。その後この現像剤Dは撹拌部材33Cによりパ
ドルホイール33Bとの間で部分的に交換を繰り返され
ながら右側へ移動する。これにより現像剤Dの高トナー
側に搬送されるトナー濃度が全体的に上昇する。MC1
00は補給タイマのカウント値を参照し、所定時間だけ
カウントを終了したかを確認する。MC100は補給タ
イマのカウントアップを検知すれば、駆動停止信号をモ
ータドライバ130に送出することによりモータMの回
転を停止する。これにより、MC100はコーピールー
チン(図7のステップ5参照)に復帰することになる。
【0098】MC100は、ステップ32の判断で閾値
未満であると判断すれば、駆動信号をモータドライバ1
30に送出する事なく(ステップ34)、コーピールー
チン(図7のステップ5参照)に復帰することになる。
【0099】MC100は、前述したトナー濃度制御ル
ーチンを起動することにより、現像容器内のトナー濃度
を所定に制御できている。なお、トナー濃度制御ルーチ
ンは請求項に記載のトナー濃度補正手段に相当するもの
である。
【0100】図9は温度補正ルーチンを示したフローチ
ャートである。
【0101】本実施の形態の温度補正ルーチンは、請求
項に記載の温度補正手段を構成するものであり、画像形
成装置内に既設してある機内温度センサTh1、定着温
度センサTh2,Th3を利用して環境温度を判断して
トナー濃度制御に機械特性に合わせた補正をかけるもの
である。
【0102】MC100は、温度補正ルーチン(図8の
ステップ31参照)を起動すると、環境レジスタEnに
格納してある値を参照する。
【0103】具体的にはMC100は、環境レジスタE
nに格納してある値が“3”であるかを確認する(ステ
ップ311)。MC100はステップ311の判断で
“3”であるとすれば、温度補正3の実施を指定して
(ステップ314)、本ルーチンからトナー濃度制御ル
ーチン(図8のステップ31参照)に復帰する。
【0104】MC100は、ステップ311の判断で
“3”でないと判断すれば、環境レジスタEnに格納し
てある値が“2”であるかを確認する(ステップ31
2)。MC100はステップ312の判断で“2”であ
るとすれば、温度補正2の実施を指定して(ステップ3
15)、本ルーチンからトナー濃度制御ルーチン(図8
のステップ31参照)に復帰する。
【0105】MC100は、ステップ312の判断で
“2”でないと判断すれば、環境レジスタEnに格納し
てある値が“1”であるかを確認する(ステップ31
3)。MC100はステップ313の判断で“1”であ
るとすれば、濃度補正1の実施を指定して(ステップ3
16)、本ルーチンからトナー濃度制御ルーチン(図8
のステップ31参照)に復帰する。MC100はステッ
プ313の判断で“1”でないとすれば、温度補正0の
実施を指定して(ステップ317)、本ルーチンからト
ナー濃度制御ルーチン(図8のステップ31参照)に復
帰する。
【0106】本実施の形態における現像器33のトナー
濃度制御系は図13(a)に示すように、環境温度が約
26℃以下でトナー濃度を約5.0wt%に制御され、
環境温度が約30℃以上でトナー濃度を約5.5wt%
に制御されるような制御系であるとした場合、環境温度
が約27℃以上の補正領域温度範囲に対して、以下のよ
うなトナー濃度の補正を行うことになる。
【0107】MC100は、前述した図9に示す温度補
正ルーチンによれば、環境温度を27℃から28℃未満
と推定すれば、約−0.2wt%の補正をかけており、
環境温度を約28℃から29℃未満と推定すれば、約−
0.35wt%の補正をかけており、環境温度を約29
℃以上と推定すれば、約−0.5wt%の補正をかけて
いる。斯かる実施の形態によれば、環境温度を1℃単位
で段階的にトナー濃度の補正量を変更することにより、
機内温度センサTh1の検知精度が±2℃である制御系
に対しても、図13(b)に示すようにトナー濃度は約
±0.2wt%〜±0.3wt%内での制御誤差範囲内
で制御可能となる。
【0108】上述した本実施の形態のトナー濃度制御装
置によれば、画像形成装置内に既設の温度センサを利用
して環境温度を判断してトナー濃度制御に補正をかける
ことができる。
【0109】なお、本実施の形態において、レジスタT
1〜T3の記憶内容とカウンタ用レジスタnの記憶内容
及び環境レジスタEnの記憶内容は、メイン電源170
のオン/オフ動作に関係なく正常に復帰処理がなされる
ように不揮発RAMに書き込むようにしてある。
【0110】(実施の形態2)実施の形態2に示すトナ
ー濃度制御装置は、機内ヒータ91の駆動状態を補正に
考慮していることで実施の形態1と相違するものであ
る。従って、上述の実施の形態1で使用した図1〜図3
と図5〜図9と新たに加えた図10〜図13を参照して
説明する。
【0111】図10は環境温度と機内温度と定着温度と
の関係を示したグラフである。
【0112】図10(a)は機内ヒータを駆動しない状
態でメイン電源オフ時以降の各温度の推移を示したグラ
フであり、図10(b)は機内ヒータを駆動した状態で
メイン電源オフ時以降の各温度の推移を示したグラフで
ある。
【0113】MC100は、検出温度の機械特性に合わ
せた補正をするために感光体ドラム31を緩める機内ヒ
ータ91のオン状態をコネクタ81の端子電圧を検知す
る。機内ヒータ91がオン状態の場合、機内温度センサ
Th1や定着温度センサTh2,Th3の検出温度に補
正を加える。これは機内ヒータ91のオン/オフにより
環境温度に対して機内温度や定着温度の平衡温度が変化
するからである。従って、MC100は、機内ヒータ9
1がオン状態にあることを検知した場合、機械特性に合
わせた検知温度の補正を行う。例えば、図10(b)に
示すようにメイン電源170のスイッチ95のオフ時間
が長い場合の機内温度や定着温度が、図13のように環
境温度に対してそれぞれ3℃,1℃程高くなるような複
写機においては、機内温度センサTh1からの検知温度
から3℃引いて、定着温度センサTh2,Th3からの
検知温度から1℃引くような補正を行う。
【0114】以下の説明に先立ち、環境温度と環境値と
トナー濃度補正値との関係を説明する。
【0115】
【表1】
【0116】表1は環境温度と環境値とトナー濃度補正
値との関係を示す。
【0117】表1に示す推定環境温度の27℃未満であ
れば、本実施の形態のトナー濃度制御回路は温度による
補正を加えない。斯かる推定環境温度が27℃未満であ
る温度範囲を無補正温度範囲と略称し、表1に示す推定
環境温度が27℃以上の範囲を補正温度範囲と略称す
る。
【0118】図11は環境温度を考慮したトナー濃度制
御の制御点を示したグラフであり、図11(a)は環境
温度が27℃未満の無補正温度領域における制御点を示
したものであり、図11(b)は環境温度が30℃以上
の補正温度領域における無補正時と補正時の制御点を示
したグラフである。
【0119】環境温度が27℃未満の無補正温度領域で
ある場合、トナー濃度を5.0wt%に制御するために
トナー濃度センサTSの制御用の閾値を1.6Vに設定
してある。従って、トナー濃度センサTSからの出力電
圧が1.6V以上であれば、MC100は一定時間のト
ナー補給動作を行う。一方、トナー濃度センサTSから
の出力電圧が1.6V未満であれば、MC100はトナ
ー補給動作を行わない。
【0120】環境温度が30℃以上である場合、図11
(b)に示すよう制御用閾値を1.6Vに設定すると、
トナー濃度は5.5wt%に制御される。これでは最適
なQ/Mを得ることができない。そこで、MC100は
制御用閾値を1.9Vに変更して前述したようなトナー
濃度制御動作を実行することになる。
【0121】具体的には、環境判断ルーチンは図4に示
すものから図12に示すフローチャートに変更した点で
相違する。
【0122】図12は環境判断ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0123】MC100は、図3に示すステップ3で環
境判断ルーチンを起動すれば、機内ヒータ91の駆動の
有無をコネクタ81の端子3の出力電圧から確認する
(ステップ121)。
【0124】MC100は、ステップ121の判断で機
内ヒータ91を駆動していないと判断すれば、図4を参
照して説明したようにレジスタT1に機内温度センサT
h1からの検出値を格納し、レジスタT2に定着温度セ
ンサTh3からの検出値を格納し、レジスタT3に定着
温度センサTh2からの検出値を格納する(ステップ1
22)。
【0125】しかしながら、MC100は、ステップ1
21の判断で機内ヒータ91を駆動していると判断すれ
ば、各機内温度センサTh1〜Th3からの検出値に補
正して各レジスタT1〜T3にデータを格納することに
なる(ステップ123)。
【0126】MC100は、レジスタT2に格納してあ
る検出値とレジスタT1に格納してある検出値に±αし
た値とを比較する(ステップ124)。MC100はス
テップ124の判断で等しくないと判断すれば、本ルー
チンを終了してメインルーチンに復帰することになる。
【0127】MC100は、ステップ124の判断で等
しいと判断すれば、レジスタT3に格納してある検出値
とレジスタT1に格納してある検出値に±αした値とを
比較する(ステップ125)。MC100はステップ1
25の判断で等しくないと判断すれば、本ルーチンを終
了してメインルーチンに復帰することになる。
【0128】MC100は、ステップ125の判断で等
しいと判断すれば、連続回数カウントルーチンを実行す
る(ステップ100)。
【0129】上述した本実施の形態のトナー濃度制御方
法及びその装置によれば、画像形成装置内に既設の温度
センサを利用して環境温度を判断してトナー濃度制御に
補正をかけることができる。
【0130】図13はトナー濃度の制御形態を示したグ
ラフである。
【0131】図13(a),(b)は27℃付近を境に
無補正温度領域と補正温度領域とに別れる制御系を示し
たものであり、図13(a)は無補正状態を示してお
り、図13(b)は補正状態を示したものであり、全温
度領域においてトナー濃度をほぼ5.0wt%に制御し
ていることを示している。
【0132】図13(c),(d)は20℃付近に無補
正温度領域を有し、その無補正温度領域の両側に2つの
補正温度領域とを有する制御系を示したものであり、図
13(c)は無補正状態を示しており、図13(d)は
補正状態を示したものであり、全温度領域においてトナ
ー濃度を約5.0wt%に制御していることを示してい
る。
【0133】なお、上述した本実施の形態は、トナー濃
度センサTSによるトナー濃度制御系に本発明を適用す
る場合を説明したが、これに限定されるものでなく、パ
ッチ画像のトナー濃度を検出する画像濃度センサを採用
するトナー濃度制御系に適用しても、同様の効果が得ら
れる。
【0134】
【発明の効果】本発明は、上記構成を備えることによ
り、画像形成装置内に既設の温度センサを利用して環境
温度を判断してトナー濃度制御に補正をかけることがで
きるトナー濃度装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー濃度制御装置を適用する複写装
置の一実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】本実施の形態のトナー濃度制御回路を示すブロ
ック図である。
【図3】メインルーチンを示すフローチャートである。
【図4】環境判断ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図5】連続回数カウントルーチンを示すフローチャー
トである。
【図6】環境値の決定ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図7】コピールーチンを示したフローチャートであ
る。
【図8】トナー濃度制御ルーチンを示したフローチャー
トである。
【図9】温度補正ルーチンを示したフローチャートであ
る。
【図10】環境温度と機内温度と定着温度との関係を示
したグラフである。
【図11】環境温度を考慮したトナー濃度制御の制御点
を示したグラフである。
【図12】環境判断ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図13】トナー濃度の制御形態を示したグラフであ
る。
【符号の説明】
37A 定着ローラ 91 機内ヒータ 100 MC(マイクロプロセッサ) 150 操作パネル 170 メイン電源 Th1 機内温度センサ Th2,Th3 定着温度センサ TS トナー濃度センサ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサからの検知出力に応じて現像
    容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるトナー濃度制
    御装置において、機内温度を検出する機内温度センサ
    と、定着ローラ表面温度を検出する定着温度センサと、
    メイン電源投入時に前記機内温度センサと前記定着温度
    センサからの検出出力からメイン電源オフのオフ時間を
    判断し、当該メイン電源オフ時間を所定時間より長いと
    判断した場合のみに環境温度を推定する環境温度推定手
    段と、当該環境温度推定手段で推定した環境温度に基づ
    いて環境値を決定する環境値決定手段と、当該環境値決
    定手段で決定した環境値を記憶する環境値記憶手段と、
    当該環境値記憶手段で記憶した環境値に基づいて前記現
    像容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるトナー濃度
    環境補正手段を備えたことを特徴とするトナー濃度制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記環境値決定手段で決定した環境値
    は、トナー濃度制御に対し、無補正領域の環境値と補正
    領域の環境値を有し、当該補正領域の環境値を複数段設
    けてあることを特徴とする請求項1記載のトナー濃度制
    御装置。
  3. 【請求項3】 温度センサからの検知出力に応じて現像
    容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるトナー濃度制
    御装置において、機内温度を検出する機内温度センサ
    と、定着ローラ表面温度を検出する定着温度センサと、
    機内ヒータの駆動状態を検出する駆動状態検出手段と、
    当該駆動状態検出手段からの検出結果に基づき、前記機
    内温度センサと定着温度センサからの各々の出力に補正
    を加える温度補正手段と、メイン電源投入時に、前記温
    度補正手段で補正した前記機内温度センサと前記定着温
    度センサからの各々の検出出力からメイン電源オフのオ
    フ時間を判断し、当該メイン電源オフ時間を所定時間よ
    り長いと判断した場合のみに環境温度を推定する環境温
    度推定手段と、当該環境温度推定手段で推定した環境温
    度に基づいて環境値を決定する環境値決定手段と、当該
    環境値決定手段で決定した環境値を記憶する環境値記憶
    手段と、当該環境値記憶手段で記憶した環境値に基づい
    て前記現像容器内のトナー濃度の制御に補正を加えるト
    ナー濃度環境補正手段を備えることを特徴とするトナー
    濃度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動状態検出手段は前記機内ヒータ
    の電力供給状態を検出するものであることを特徴とする
    請求項3記載のトナー濃度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動状態検出手段は、ディプスイッ
    チで設定することにより機内ヒータの駆動状態を検出可
    能とすることを特徴とする請求項3記載のトナー濃度制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動状態検出手段は、キー入力で不
    揮発イニシャル設定することにより機内ヒータの駆動状
    態を検出可能とすることを特徴とする請求項3記載のト
    ナー濃度制御装置。
  7. 【請求項7】 前記環境値決定手段により決定した環境
    値が前記補正領域の環境値であるか否かを判断する環境
    判断手段と、当該環境判断手段からの前記補正領域の環
    境値であると判断した連続回数をカウントする連続回数
    カウント手段と、当該連続回数カウント手段によりカウ
    ントされた連続回数を記憶する連続回数記憶手段とを備
    え、当該連続回数記憶手段で記憶した回数が所定回数以
    上になったと判断した際に、前記環境値決定手段により
    決定した前記環境値を前記環境値記憶手段に記憶するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項3記載のトナー濃度
    制御装置。
  8. 【請求項8】 前記連続回数記憶手段で記憶した回数と
    比較する前記所定回数はキー入力により変更可能である
    ことを特徴とする請求項7記載のトナー濃度制御装置。
  9. 【請求項9】 前記定着温度センサは2個以上設けてあ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のトナー
    濃度制御装置。
  10. 【請求項10】 前記定着温度センサの少なくとも1個
    は転写材が定着ローラに接触しない領域に設けたことを
    特徴とする請求項9記載のトナー濃度制御装置。
  11. 【請求項11】 前記機内温度センサは像担持体近傍の
    温度を検出する機内温度センサであることを特徴とする
    請求項1又は請求項3記載のトナー濃度制御装置。
  12. 【請求項12】 前記環境温度推定手段は、前記機内温
    度センサの検出出力から推定することを特徴とする請求
    項1又は請求項3記載のトナー濃度制御装置。
  13. 【請求項13】 前記環境値記憶手段は不揮発記憶手段
    であることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のト
    ナー濃度制御装置。
  14. 【請求項14】 前記連続回数記憶手段は不揮発記憶装
    置であることを特徴とする請求項1又は請求項3記載の
    トナー濃度制御装置。
JP8016710A 1996-02-01 1996-02-01 トナー濃度制御装置 Pending JPH09211963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016710A JPH09211963A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 トナー濃度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016710A JPH09211963A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 トナー濃度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09211963A true JPH09211963A (ja) 1997-08-15

Family

ID=11923832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8016710A Pending JPH09211963A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 トナー濃度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09211963A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9110429B2 (en) 2013-10-15 2015-08-18 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9110429B2 (en) 2013-10-15 2015-08-18 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3542085B2 (ja) トナー濃度制御方法及び画像形成装置
JP3654560B2 (ja) 画像形成装置
KR100338720B1 (ko) 화상형성장치
JP4355002B2 (ja) 画像形成装置
JPH0766222B2 (ja) トナー定着器の制御方法
US5966558A (en) Image forming apparatus having control of exposure and charging depending on detected temperature
US6192212B1 (en) Image forming apparatus
JPH0437882A (ja) 画像形成装置
JPH09211963A (ja) トナー濃度制御装置
JPH09274369A (ja) 画像形成装置
JP2005134932A (ja) 画像形成装置
JPH10247006A (ja) 画像形成装置
JP3307098B2 (ja) 画像形成装置およびその現像剤供給制御方式
JP3428716B2 (ja) 画像形成装置
JP4138987B2 (ja) 画像形成装置
JP3406754B2 (ja) 画像形成装置
JPH03161782A (ja) 画像形成装置
JP4158689B2 (ja) 画像形成装置
JP3444315B2 (ja) トナー濃度制御装置
JP2809682B2 (ja) 作像パラメータ制御装置
JP3342594B2 (ja) 画像形成装置
JPS638766A (ja) 像形成装置
JPH08292637A (ja) 電子写真装置
JPH06230675A (ja) 濃度制御装置
JPH09146318A (ja) 複写機