JPH09211543A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH09211543A
JPH09211543A JP1439996A JP1439996A JPH09211543A JP H09211543 A JPH09211543 A JP H09211543A JP 1439996 A JP1439996 A JP 1439996A JP 1439996 A JP1439996 A JP 1439996A JP H09211543 A JPH09211543 A JP H09211543A
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JP
Japan
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finder
camera
underwater
camera body
photographer
Prior art date
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JP1439996A
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Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラボディが小型で、かつ、目をカメラのフ
ァインダー接眼部に密着させなくても撮影画面や測距で
きるポイントの確認を行えるカメラを提供すること。 【解決手段】カメラボディ1には第1のファインダーの
他に例えば、水中で撮影者5が水中眼鏡5aを通して被
写体を狙う時などに使用する、負の屈折力を有するいわ
ゆる凹レンズで形成された第2のファインダー手段とな
る第2のファインダー3が設けられている。この第2の
ファインダー3は、撮影者5がスライドレバー3aを上
方に押し上げることにより、カメラ上部に現われるよう
になっており、第1のファインダーが目をファインダー
接眼レンズ7aに接近させて確認しなければならないの
に対し、第2のファインダー3は図4に示すように撮影
者5の目の位置を第2のファインダー3から離した状態
でファインダー内の被写体の占める割合や側距できるポ
イントが確認できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダーを有
するカメラ、詳しくは撮影者がファインダーの接眼部に
目を当てつけられない状況でも被写体の構図を確認でき
る、いわゆるハイアイポイントファインダーを備えたカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】撮影者が激しい活動の途中でとっさに写
真を撮ろうとするとき、カメラに備えられているファイ
ンダー接眼部に目をあてつけている余裕がない。また、
水中などで写真撮影を行う場合には、両手の自由が思う
ように効かず、多くの被写体が魚など動きの素早い生物
であるため、慎重なホールディングを行ってからシャッ
ターを切っていたのではシャッターチャンスを逃してし
まう。さらに、ダイビングやスキーなどを楽しみなが
ら、撮影者が水中眼鏡やゴーグルを付けたまま写真撮影
を行おうとした場合、カメラのファインダー接眼部に眼
を当てつけることが不可能であるため、被写体を正しく
写真画面内に収めて撮影することが難しく、カンに頼っ
たフレーミングで撮影を行なっていた。また、AF付カ
メラでは被写体を正しく測距枠に収めないとピンボケに
なってしまう。
【0003】そこで、撮影者がファインダー接眼部に眼
を当てつけることなく、撮影画面の確認や、カメラの狙
っている方向の確認が行えるようなファインダーが必要
となる。こうしたファインダーとしては通常のファイン
ダーのアイポイントを接眼レンズから離した位置にし
た、いわゆるハイアイポイントファインダーや、特開昭
59−131919号公報に示されるようにカメラとは
別体の大型ファインダーをカメラに取り付けられるよう
にしたものが知られている。後者のファインダーは枠フ
ァインダー(フレームファインダー)と呼ばれている。
【0004】図17に示すようにフレームファインダー
は、カメラボディ101の撮影レンズ102同様にカメ
ラに内蔵されているファインダー107とは別に、光学
系のない枠だけの画面確認用部材106をカメラボディ
101に取り付けたものである。撮影者5は、この画面
確認用部材106の枠の中に見える被写体を観察して撮
影すれば、目をカメラから離した状態で撮影画面の確認
ができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
に示すように、上記画面確認用部材106で決まる画角
が上記撮影レンズ102の画角とそろえられている。し
たがって、撮影者5の目から画面確認用部材106まで
の距離をEPとし、画角をΦとするとき、フレームの口
径DはD=2EPtan(Φ/2) となる。
【0006】ここで、EPを長くとろうとすると画面確
認用部材106がそれにしたがって大きなものになって
しまう。仮に画角Φを90°として、EPを5cmにし
ようとすればDは10cmにもなってしまい、通常のコ
ンパクトカメラの大きさをこえたものとなってしまう。
【0007】また、コンパクトカメラなどで使われてい
る図19に示すような逆ガリレオ式のファインダーで
は、接眼レンズ120の口径を大きくしないと、撮影者
5の目に適当な大きさで観察することが可能で、かつハ
イアイポイントの設計にすることができない。
【0008】つまり、カメラから目を離しても十分画角
を確認することのできるファインダーは、カメラの小型
化に反するものといえる。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、カメラボディが小型で、かつ、目をカメラのファ
インダー接眼部に密着させなくても撮影画面の確認や、
測距できるポイントの確認を行えるカメラを提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、カメ
ラボディに固定的に組込まれた第1のファインダー手段
と、使用しないとき折り畳み可能、もしくは上記カメラ
ボディに収納可能に設けられた第2のファインダー手段
とを備えたカメラであって、上記第2のファインダー手
段は、負の屈折力を有する光学手段と、観察視野を制限
する観察視野制限手段とを具備し、かつそのアイポイン
トが上記第1のファインダーのそれよりも長くなってい
る。
【0011】この構成によれば、第2のファインダーを
覗くことにより、カメラに目を密着させなくとも撮影画
面の確認などが行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図8は本発明の第1の
実施形態に係り、図1はカメラの概略構成を示す説明
図、図2はカメラの内部構造を示す説明図、図3は第1
のファインダーを覗いたときの撮影画面を示す図、図4
は第2のファインダーを示す説明図、図5は第2のファ
インダーを突出させて水中眼鏡越しに撮影する状態を示
す図、図6は第2のファインダーを覗いたときの撮影画
面を示す図、図7は第2のファインダーをカメラボディ
の別の位置に配置させたカメラを示す図、図8は第2の
ファインダーの可動範囲を示す図である。
【0013】図1に示す符号1はカメラボディであり、
このカメラボディ1にはピント合わせ用に繰り出し機能
を有する撮影レンズ2が設けられている。この撮影レン
ズ2の前面は、上記撮影レンズ2の可動部から浸水する
ことを防止する透明カバー材1aによって覆われてい
る。このため、このカメラは水中での使用に耐える設計
になっている。
【0014】図1及び図2に示すように上記透明カバー
材1aの内部には第1のファインダー手段を構成するフ
ァインダー対物レンズ7や測距用のレンズ8が配置され
ており、これらレンズ7,8とカメラボディ1との間か
ら浸水することを防止している。そして、カメラボディ
1の背面側の上記ファインダー対物レンズ7の光軸上に
は、例えば陸上での使用時に撮影者が目を接眼レンズに
接近させることによって、図3に示すように被写体を大
きくはっきりと観察して、撮影画面の確認や側距できる
ポイントの確認などを行えるように設計した第1のファ
インダー手段を構成するファインダー接眼レンズ7aが
設けられている。
【0015】図1に示すようにカメラボディ1の上面向
かって左側には撮影時に押し込むことによりシャッター
動作が開始されるレリーズボタン4が設けられている。
また、上記レリーズボタン4を操作する撮影者の指がか
かることが無いように、カメラボディ1の正面向かって
右側に撮影時に被写体を照明して露出を補助するストロ
ボ手段となるストロボ発光部9を設けれている。なお、
このストロボ発光部9としてはキセノン放電管を用いる
ので発光部の形状が細長になる。また、上記ストロボ投
光部9をカメラ前面下部に設けたのではストロボ発光時
の配光が不自然になってしまうので、配設位置をカメラ
前面上部としている。
【0016】図1及び図2に示すように上記カメラボデ
ィ1には前記第1のファインダーの他に例えば、水中で
撮影者5が水中眼鏡5aを通して被写体を狙う時などに
使用する、負の屈折力を有するいわゆる凹レンズで形成
された第2のファインダー手段となる第2のファインダ
ー3が設けられている。この第2のファインダー3は、
撮影者5がスライドレバー3aを上方に押し上げること
により、カメラ上部に現われるようになっており、上記
第1のファインダーが目をファインダー接眼レンズ7a
に接近させて確認しなければならないのに対し、第2の
ファインダー3は図4に示すように撮影者5の目の位置
を第2のファインダー3から離した状態でファインダー
内の被写体の占める割合や側距できるポイントが確認で
きるようになっている。
【0017】つまり、例えば水中眼鏡を通して前記第1
のファインダーを覗いた場合、撮影者5の目が第1のフ
ァインダーのファインダー接眼レンズ7aから離れ過ぎ
てしまう。このため、図19の逆ガリレオ型ファインダ
ーで示したように、目ではっきり見える同図の符号5の
位置よりも離れた同図の符号5bの位置になってしま
い、画角上もピント上も被写体を正確に視認することが
できなくなってしまう。これに対して、図5に示すよう
に第2のファインダー3を覗いた場合には図6に示すよ
うに被写体が小さくなるが撮影画面の確認や側距できる
ポイントの確認を視認することができる。
【0018】このように、水中眼鏡やゴーグル使用時な
ど、第1のファインダーのファインダー接眼レンズ7a
を覗いて慎重に構図や被写体の表情を選んでいる余裕が
ないときには、第2のファインダー3を使用することに
よってその画面範囲やカメラの狙っている方向を確認す
ることができる。
【0019】なお、図4に示すように凹レンズで形成し
た第2のファインダー3は、Φの画角の光線を狭くして
撮影者の目に導くようにしたものであり、凹レンズの曲
率を大きく設定することによって、この第2のファイン
ダー3をカメラボディ1に収納される大きさに形成して
いる。
【0020】ここで、上記第2のファインダー3のカメ
ラボディ1への配設位置について説明する。上記第2の
ファインダー3をカメラボディ1に配設する位置はま
ず、上記レリーズボタン4を操作する撮影者の指がかか
ることの無い位置でなければならない。このため、第2
のファインダー3の位置は、少なくとも上記ストロボ投
光部9と同様にカメラボディ1の正面向かって右側とな
る。
【0021】また、上記ストロボ投光部9は、細長なキ
セノン放電管であるため、このストロボ投光部9をカメ
ラ前面に横長方向に配置したのでは第2のファインダー
3をカメラ前面右側上部に配設するスペースがなくなっ
てしまう。このため、上記ストロボ投光部9のキセノン
放電管を、カメラ前面右側上部に縦長方向に配置し、こ
のストロボ投光部9に隣接させて第2のファインダー3
を配置している。
【0022】なお、図2に示す符号11は測距用の投光
素子、符号12は測距用の受光素子、符号13は撮影用
フィルムのパトローネを収めるスペース、符号14は巻
上げた後のフィルムを収納するスプール室、符号15は
電池室、符号16はストロボ発光部9を発光させるエネ
ルギーを蓄えるためのコンデンサである。
【0023】上記第2のファインダー3の配設位置とし
ては図7及び図8に示すようにカメラ上面部に矢印に示
すように折り畳み可能に配設するようにしてもよいこと
はいうまでもない。
【0024】また、前記第2のファインダー3をカメラ
ボディ1の背面の破線3aに示す位置に配置することも
考えられるが、図に示す位置ではフィルム装填用の裏ブ
タがあり、フィルムの位置を考慮するとカメラボディ1
の背面に第2のファインダー3を収納することが好まし
くないことが分かる。
【0025】さらに、裏ブタ内に第2のファインダー3
を収納するようにするとファインダー収納部が背面から
突出してデザイン上の問題が生じる。
【0026】このように、本実施形態によれば、水陸両
面で使用可能なカメラながら、小型で、かつ撮影画角を
ハイアイポイントにして確認の行える第2のファインダ
ーを設けているので、水中眼鏡やゴーグルを外せないよ
うな状況下や、慎重に構図や被写体の表情を選んでいる
余裕がないときでも、画面範囲やカメラの狙っている方
向の確認や側距できるポイントの確認を行なうことがで
きる。
【0027】また、上記第2のファインダーを使用しな
いとき、折り畳み可能、もしくは上記カメラボディ内部
に収納可能に設けているので、持ち運びに有利であり、
通常の使用状況で違和感のないデザインのカメラを提供
することができる。
【0028】ここで、上記第2のファインダー3を水中
でも陸上でも利用する場合、空気と水の屈折率が異なる
ことによって生じる画角の変化に対応するカメラについ
て説明する。
【0029】図9のフィルム22と撮影レンズ2及び透
明カバー23の位置関係で示すように、撮影環境が水中
である時と空気中である時とでは、透明カバー23での
光線の入射の仕方が変わって撮影画角が変化する。即
ち、実線24に示すものが空気中での光線の入射の様子
であり、破線25に示すものが水中での光線の入射の様
子であり、水の屈折率が空気の屈折率よりも大きいた
め、水中の方が空気中に比べて画角が狭くなることがわ
かる。
【0030】一方、凹レンズによる第2のファインダー
3は、構成が単純であるため上記フレームファインダー
と同様、図10に示すようにレンズ絞り21によって容
易にはっきりと視野を切替え制御することができる。
【0031】つまり、図11に示すように絞り21を矢
印のように第2のファインダー3に対して可動自在なマ
スクプレートとして構成することにより、図12に示す
ように水中では絞り21を光路中に配置させることによ
って水中に対応した視野を確保することが可能になる。
一方、陸上では図13に示すように絞りを光路中から退
避させた状態にして、陸上での視野に対応させた視野の
切り換えを行なえるようにしている。
【0032】なお、上記レンズ絞り21を単なるマスク
プレートにして、このマスクプレートを光路中に配置さ
せたり、光路中から退避させたりするようにしたもので
あってもよいが、このような絞り制御をカメラ撮影レン
ズの絞りのようにもっと小刻みにできるように構成すれ
ば、水の屈折率や撮影レンズのズーミングによる画角変
化に対応させることができる。
【0033】このため、カメラを図14に示すように構
成している。符号35はズームレンズであり、撮影者が
好みの画角を選択してレリーズボタン31を操作するこ
とにより被写体を好みの大きさで画面内に収めることが
できるようになっている。
【0034】このカメラは、ワンチップマイコン等から
なる演算制御回路(以下CPUと略記する)30によっ
てシーケンス制御されている。上記ズームレンズ35の
ズーム位置は、エンコーダからなるズーム位置検出手段
34によって上記CPU30に入力される。また、撮影
環境が水中であるか否かを検出する水中検知手段33に
よってCPU30は水の屈折率によって画角がどのよう
に変化したかを予測することができるようになってい
る。したがって、この推測結果に合わせて絞り検出手段
32の絞り具合を切り替えていくことによって、凹レン
ズからなる第2のファインダー3を通る被写体の像を見
ながら、撮影者は撮影画面の構図を正確に確認すること
ができる。
【0035】なお、上記水中検知手段33としては、水
の屈折率の違いを利用する方式や、光の吸収を利用する
方式等が知られているが、単に手動のスイッチを切換え
て、水中であるか否かの信号をCPU30に出力するよ
うにしてもよい。
【0036】上述のように構成したカメラのフロー例を
図15を参照して説明する。図に示すようにまず、ステ
ップS1でカメラの主電源スイッチ(不図示)の入力状
態を判定する。主電源スイッチがON状態であるときス
テップS2に進む。このステップS2では水中検知手段
33の出力から撮影状態が水中であるか陸上であるかを
判定する。ここで、撮影状態が水中であると検出された
ときにはステップS3に移行してCPU30は内部のw
フラグをたててプログラムの実行を行なう。次に、ステ
ップS4に移行してズームレンズ35のズーミング位置
fをズーム位置検出手段を用いて検出する。次いで、ス
テップS5に移行して上記ステップS3とステップS4
で得られたwフラグとfとを利用して絞り切替手段32
の絞り値を決定する。そして、ステップS6に移行して
絞り切換手段32の絞りを切替えてファインダー内の画
面を適正制御して、ステップS7に移行してレリーズボ
タン31を操作して水中での撮影を行なう。上記ステッ
プS7でレリーズボタン31が押されないときにはステ
ップS1に戻って、随時ファインダー画面を適正状態に
制御する。なお、前記ステップS2で、撮影状態が陸上
であると検出されたときにはwフラグを0 として陸上撮
影モードにする。
【0037】このように、水中でも陸上でも利用可能
で、空気と水の屈折率が異なることによって生じる画角
の変化やレンズのズーミングによる画角の変化に対応さ
せて絞りが制御されるカメラを構成することによって、
撮影者は撮影環境に左右されること無く、かつ自由にズ
ーミングを行いながら、狙った通りの構図で写真撮影を
楽しむことができる。このとき、上記凹レンズの第2の
ファインダーを介して撮影画面の観察を行なうので、例
えば水中眼鏡をかけたままの状態でもはっきり被写体を
確認することができる。
【0038】また、図16に示すように逆ガリレオ型の
ファインダーの凸レンズ部20をファインダー光路中か
ら出し入れ自在に設計することにより、通常のファイン
ダーと、ハイアイポイントファインダーとを切替え可能
に使用できるカメラを提供することができる。なお、こ
のカメラを前記図14に示したように構成して、水中で
の撮影時には凸レンズ20を自動的に光路から退避させ
るようにしてもよい。
【0039】このように、水中眼鏡などをかけたままで
も正しく被写体が狙えるファインダーを有するカメラに
別体のレンズを用意する必要がなくなると共に、小型化
が可能になって、水陸両面で正しく被写体が狙えるカメ
ラを小型にして廉価に提供することができる。このこと
により、小型で持ち運びに便利で、撮影者がゴーグルや
水中眼鏡を装着したままでも、撮影者の思いどうりの構
図でピントの合った写真撮影が楽しめる、 [付記] (1)カメラボディの内部に配置された第1のファイン
ダーと、カメラボディの外部に取り付けられた形で設け
られた第2のファインダーとを有するカメラにおいて、
上記第2のファインダーが凹レンズの光学特性を有する
カメラ。
【0040】(2)上記カメラは、カメラの高さ方向に
合わせてその長さ方向を揃えてレイアウトされた放電発
光管を有し、かつ上記凹レンズはカメラボディ内の上記
第1のファインダーと上記放電発光管との間に収納可能
とした付記1記載のカメラ。
【0041】(3)上記第2のファインダーは絞り手段
を有し、カメラの撮影画角に合わせて上記絞り手段の絞
りを制御する付記1記載のカメラ。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラボディが小型で、かつ、目をカメラのファインダー
接眼部に密着させなくても撮影画面の確認や、測距でき
るポイントの確認を行えるカメラを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の第1の実施形態に係
り、図1はカメラの概略構成を示す説明図
【図2】カメラの内部構造を示す説明図
【図3】第1のファインダーを覗いたときの撮影画面を
示す図
【図4】第2のファインダーを示す説明図
【図5】第2のファインダーを突出させて水中眼鏡越し
に撮影する状態を示す図
【図6】第2のファインダーを覗いたときの撮影画面を
示す図
【図7】第2のファインダーをカメラボディの別の位置
に配置させたカメラを示す図
【図8】第2のファインダーの可動範囲を示す図
【図9】水中と陸上とでの透明カバーを通ってフィルム
に入射する光線の入射状態を比較する図
【図10】ファインダーにレンズ絞りを設けた状態を示
す図
【図11】移動式のレンズ絞りをファインダーに設けた
状態を示す図
【図12】レンズ絞りを光路中に配置した状態を示す図
【図13】レンズ絞りを光路中から退避させた状態を示
す図
【図14】画角の変化に対応して絞りを制御するカメラ
の説明図
【図15】画角の変化に対応させて絞りを制御を行なう
際のフローチャート
【図16】通常のファインダーとハイアイポイントファ
インダーとを切り替えられる逆ガリレオ型のカメラを示
す説明図
【図17】図17及び図18は従来例に係り、図17は
フレームファインダーを設けたカメラを示す説明図
【図18】撮影者のカメラに対する位置と画角とフレー
ム口径との関係を説明する図
【図19】逆ガリレオ式のファインダーの概略構成を示
す図
【符号の説明】
2…撮影レンズ 3…第2のファインダー 4…レリーズボタン 7,7a…第1のファインダー手段 8…側距用レンズ 9…ストロボ発光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディに固定的に組込まれた第1
    のファインダー手段と、使用しないとき折り畳み可能、
    もしくは上記カメラボディに収納可能に設けられた第2
    のファインダー手段とを備えたカメラであって、 上記第2のファインダー手段は、負の屈折力を有する光
    学手段と、観察視野を制限する観察視野制限手段とを具
    備し、かつそのアイポイントが上記第1のファインダー
    のそれよりも長いことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラが水中にあることを検知する水中
    検知手段と、カメラボディに固定的に組込まれた第1の
    ファインダー手段と、上記水中検知手段によりカメラが
    水中に置かれていないと判断されたとき、折り畳まれ、
    もしくは上記カメラボディに収納される第2のファイン
    ダー手段とを備えたカメラであって、 上記第2のファインダー手段は、負の屈折力を有する光
    学手段と、観察視野を制限する観察視野制限手段とを具
    備し、かつそのアイポイントが上記第1のファインダー
    のそれよりも長いことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記第2のファインダー手段に設けられ
    た観察視野制限手段は、水中か否か、または撮影レンズ
    の焦点距離設定に連動して制御されることを特徴とする
    請求項2記載のカメラ。
JP1439996A 1996-01-30 1996-01-30 カメラ Pending JPH09211543A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121838A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Olympus Corp カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121838A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Olympus Corp カメラ

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