JPH09210545A - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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Publication number
JPH09210545A
JPH09210545A JP3732696A JP3732696A JPH09210545A JP H09210545 A JPH09210545 A JP H09210545A JP 3732696 A JP3732696 A JP 3732696A JP 3732696 A JP3732696 A JP 3732696A JP H09210545 A JPH09210545 A JP H09210545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
goods
housing
casing
heating means
open showcase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3732696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Yamamoto
和之 山本
Akihiko Ishikawa
明彦 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP3732696A priority Critical patent/JPH09210545A/ja
Publication of JPH09210545A publication Critical patent/JPH09210545A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 陳列商品をより迅速にかつ正確に加温すると
ともに、筐体の内部、ひいては加温される商品間の温度
差を低減できるオープンショーケースを提供する。 【解決手段】 前面にエアーカーテンを形成可能な開口
部2を有する筐体1と、筐体1の内部に配設された複数
の商品陳列棚3と、筐体1の内部を温蔵あるいは冷蔵状
態に保持する加温手段16と冷却手段とを有するオープ
ンショーケースにおいて、複数の商品陳列棚3ごとに加
温手段16を設けたことを特徴とするオープンショーケ
ース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば食料品等
の商品を温蔵あるいは冷蔵状態で店頭等において陳列す
るオープンショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前面を開放型にしてエアーカーテ
ンを形成可能とし、陳列商品の冷蔵用あるいは温蔵用と
して使用できるオープンショーケースでは、エアーカー
テン風回路内に冷却手段、加温手段を設け、冷蔵時、温
蔵時ともにエアーカーテンを形成して、貯蔵庫内を冷蔵
状態または温蔵状態に保持していた(例えば、実開平3
−80282号公報、特開平7−103643号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来のオープンショーケースでは、商品を温蔵する
ときにもエアーカーテンを形成して温蔵状態に保持する
ようにしているが、エアーカーテンから外気への放熱の
ため加温手段による熱がロスし、その分庫内商品を温め
る時間が長くかかるという問題がある。
【0004】また、貯蔵庫内のある位置で庫内温度を検
知して加温手段を制御するようにしているが、庫内に複
数設けられた陳列棚の位置によって、あるいは、陳列さ
れている商品の大きさや形状によって、商品間に温度差
が生じることがあった。
【0005】本発明の課題は、上記のようなエアーカー
テン式オープンショーケースの温蔵時の問題点に着目
し、商品をより迅速に温めることができ、かつ、加温さ
れた商品間に温度差が生じない、あるいは各商品ごとに
正確に、所望の温度に制御可能なオープンショーケース
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るオープンショーケースは、前面にエア
ーカーテンを形成可能な開口部を有する筐体と、該筐体
の内部に配設された複数の商品陳列棚と、該筐体の内部
を温蔵あるいは冷蔵状態に保持する加温手段と冷却手段
とを有するオープンショーケースにおいて、前記複数の
商品陳列棚ごとに加温手段を設けたことを特徴とするも
のからなる。
【0007】上記加温手段は、とくに限定されるもので
はないが、たとえばプレートヒータを用いることが望ま
しい。
【0008】また、上記加温手段は温度制御手段を有し
ていることが望ましい。
【0009】温度制御手段は、とくに限定されるもので
はないが、たとえば膨張係数の異なる二種の金属板を組
み合わせたバイメタル式サーモスタットを用いることが
できる。
【0010】上記のようなオープンショーケースにおい
ては、温蔵時には、基本的にエアーカーテンを形成しな
い。そして、商品を陳列する商品陳列棚ごとに加温手段
が設けられているので、該加温手段により商品陳列棚の
商品を直接的に効率よく速やかに、かつ、正確に設定温
度まで加温することができる。したがって、エアーカー
テンを形成することなく筐体の内部の温度を正確に制御
できるので、冷蔵から温蔵への切換えを迅速に行うこと
ができるとともに、各商品を迅速にかつ均一に加温でき
る。
【0011】さらに、加温手段に温度制御手段を設ける
ことにより、該加温手段により加温された商品の温度を
常に最適範囲に制御することができる。また、各商品棚
間における温度の均一化も容易に達成できるから、各商
品間の温度差をなくすことができる。
【0012】なお、加温手段は、たとえば汎用のプレー
トヒータ等から構成することができるので、部品点数の
増加に伴う大幅なコストアップを招くことはない。ま
た、各陳列棚には、基本的に同じプレートヒータ等の加
温手段を用いることができるから、部品の共通化を促進
することによりコスト低減をはかることができる。
【0013】また、温度制御手段を、バイメタル式サー
モスタットとすることにより、容易にしかも確実に加温
手段の温度制御を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るオープンシ
ョーケースの望ましい実施態様について図面を参照して
説明する。図1ないし図3は、本発明の一実施態様に係
るオープンショーケースを示している。図において1
は、筐体を示している。筐体1の前面には開口部2が形
成されている。また、筐体1の内部には、商品を載置し
て陳列する商品陳列棚3が複数設けられている。
【0015】筐体1の下部には、機械室4が設けられて
いる。機械室4の内部には、圧縮機5、ファン6、凝縮
器7が設けられており、ダクト8内の冷却器9に冷媒を
供給するようになっている。
【0016】また、筐体1内には、冷却室11を画成す
る底板10が設けられている。冷却室11内にはファン
12が設けられている。そして、底板10に設けられた
吸入口13を介して筐体1内と冷却室11内は互いに連
通されている。吸入口13から冷却室11内に吸入され
た空気はファン12によりダクト8へと送られ、該ダク
ト8内に設けられた冷却器9により冷却されダクト8の
先端に設けられた吐出口14から吐出されるようになっ
ている。
【0017】つまり、本実施態様においては、圧縮機
5、ファン6、凝縮器7、ダクト8、冷却器9、冷却室
11、ファン12によって冷却手段15が形成されてい
る。
【0018】各商品陳列棚3には、図2、図3で示すよ
うに加温手段としてのプレートヒータ16が設けられて
いる。より具体的には、商品陳列棚3の上板17にプレ
ートヒータ16が貼り付けられている。なお、本実施態
様においてはプレートヒータ16は粘着剤付アルミ箔
(図示略)にて上板17に貼り付けられている。上板1
7には、図3に示すように底板18が固着されている。
また、上板17、底板18の間には断熱材19(たとえ
ば、ガラス繊維)が充填されている。上板17はその裏
面(プレートヒータ16の貼付け側の面)から補強部材
23によって補強され、商品等の重みによる上板17の
変形が防止されるようになっている。なお、商品陳列棚
3の両端には取付板22が設けられている。
【0019】プレートヒータ16は、温度制御手段とし
てのバイメタル式サーモスタット20に接続されてい
る。バイメタル式サーモスタット20は皿ねじ21によ
り上板17に固着されている。
【0020】本実施態様に係るオープンショーケースに
おいては、冷蔵時には、冷却手段15が作動し筐体1の
内部が冷蔵室として形成されるようになっている。つま
り、冷蔵時においては、圧縮機5、ファン6、凝縮器7
が作動し、ダクト8内の冷却器9に冷媒が供給される。
そして、ファン12によって、ダクト8内に送られた空
気が冷却器9により冷却され吐出口14から吐出され
る。この吐出空気は、吸入口13から吸入され図1の矢
印で示すように循環するようになっている。このような
流れにより筐体1の開口部2にエアーカーテンが形成さ
れ、筐体1の内部への外気の流入が遮断され、筐体1の
内部が冷蔵室として形成される。
【0021】また、温蔵時においては、冷却手段15の
作動を停止し、各商品陳列棚3に設けられているプレー
トヒータ16を作動させることにより筐体1の内部を温
蔵室として形成するようになっている。
【0022】また、本実施態様に係るオープンショーケ
ースにおいては、商品陳列棚3ごとにプレートヒータ1
6が設けられているので、エアーカーテンを形成するこ
となく商品陳列棚3の商品を直接的に速やかに所定温度
まで加温することができる。したがって、冷蔵から温蔵
への切換え時間を大幅に短縮することができるととも
に、筐体1の内部の商品を均一に加温することができ
る。
【0023】さらに、プレートヒータ16には、温度制
御手段としてのバイメタル式サーモスタット20が設け
られているので、プレートヒータ16による商品の加温
を常に最適範囲に、容易にしかも確実に制御することが
できる。つまり、各商品陳列棚3間の温度差を大幅に低
減することができるので、筐体1の内部の商品を均一な
状態で加温することができる。
【0024】なお、本実施態様においては、プレートヒ
ータ16、バイメタル式サーモスタット20はともに汎
用のものを適用することにより構成することができるの
で、部品点数の増加に伴う大幅なコストアップを招くお
それはない。さらに、上記の如く部品の汎用化、および
陳列棚ごとの共通化をはかることにより、製造コストを
低減することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオープン
ショーケースによるときは、エアーカーテンを形成する
ことなく筐体の内部を温蔵することができるので、冷蔵
から温蔵への切換え時間を大幅に短縮することができる
とともに、陳列された商品を迅速にかつ正確に所望の温
度に加温できる。また、筐体の内部の温度差を大幅に低
減することができるので、各商品を均一に加温できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係るオープンショーケー
スの縦断面図である。
【図2】図1のオープンショーケースの商品陳列棚の横
断面図である。
【図3】図1のオープンショーケースの商品陳列棚の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 開口部 3 商品陳列棚 4 機械室 5 圧縮機 6 ファン 7 凝縮器 8 ダクト 9 冷却器 10 底板 11 冷却室 12 ファン 13 吸入口 14 吐出口 15 冷却手段 16 プレートヒータ 17 上板 18 底板 19 断熱材 20 バイメタル式サーモスタット 21 皿ねじ 22 取付板 23 補強部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面にエアーカーテンを形成可能な開口
    部を有する筐体と、該筐体の内部に配設された複数の商
    品陳列棚と、該筐体の内部を温蔵あるいは冷蔵状態に保
    持する加温手段と冷却手段とを有するオープンショーケ
    ースにおいて、前記複数の商品陳列棚ごとに加温手段を
    設けたことを特徴とするオープンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記加温手段がプレートヒータからな
    る、請求項1のオープンショーケース。
  3. 【請求項3】 前記加温手段が温度制御手段を有してい
    る、請求項1または2のオープンショーケース。
  4. 【請求項4】 前記温度制御手段がバイメタル式サーモ
    スタットからなる、請求項3のオープンショーケース。
JP3732696A 1996-01-31 1996-01-31 オープンショーケース Pending JPH09210545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3732696A JPH09210545A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 オープンショーケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP3732696A JPH09210545A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 オープンショーケース

Publications (1)

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JPH09210545A true JPH09210545A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12494535

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JP3732696A Pending JPH09210545A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 オープンショーケース

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JP (1) JPH09210545A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065414A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Nakano Refrigerators Co Ltd オープンショーケース
CN102356977A (zh) * 2011-09-13 2012-02-22 上海海立中野冷机有限公司 一种具备冷、热贮藏功能的商品陈列柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065414A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Nakano Refrigerators Co Ltd オープンショーケース
CN102356977A (zh) * 2011-09-13 2012-02-22 上海海立中野冷机有限公司 一种具备冷、热贮藏功能的商品陈列柜

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