JP2002065414A - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2002065414A
JP2002065414A JP2000258843A JP2000258843A JP2002065414A JP 2002065414 A JP2002065414 A JP 2002065414A JP 2000258843 A JP2000258843 A JP 2000258843A JP 2000258843 A JP2000258843 A JP 2000258843A JP 2002065414 A JP2002065414 A JP 2002065414A
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JP
Japan
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plate
open showcase
display
shelf
shelves
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Pending
Application number
JP2000258843A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Satsu
宏之 佐津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒な溶接作業をして棚板や陳列板に補強部
材を取り付けなくとも、充分に棚板や陳列板の撓みを防
いで強度を維持することのできる棚板や陳列板用の敷板
を備えたオープンショーケースを提供する。 【解決手段】 前面の開口に冷気のエアカーテンを形成
して庫内の棚板7や陳列板8に載置した商品を保冷する
オープンショーケース1において、棚板7や陳列板8の
商品陳列面に、それらを補強するための複合材料、例え
ば、ハニカム材9aをアルミニウム材9b,9bでサン
ドイッチして一体に形成した積層板やポリエチレン樹脂
板9aをアルミニウム材9b,9bでサンドイッチして
一体に形成した積層板からなる平板状の敷板9を敷設し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚の棚板
や床部の陳列板の補強を図ったオープンショーケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどに設けられる食
品売場では、冷蔵食品や生鮮食品等の陳列に、ケーシン
グ前面を開口し、その開口部を冷気のエアカーテンで覆
って庫内を保冷する冷凍・冷蔵オープンショーケースが
広く用いられている。
【従来の技術】
【0003】この種オープンショーケースは、略コ字状
のケーシング内上部の天板前側に、ハニカム状の冷気吹
出口を持ち、この冷気吹出口から冷気をエアカーテンと
して整流して吹き出し、ケーシング下部の前面パネル内
側の冷気吸込口より冷気を吸い込むことにより、商品陳
列棚の棚板や床部の陳列板の上に陳列された商品を冷却
するようにしている。冷気吸込口から吸い込まれた空気
は、ダクト内を送風機により誘引され、冷却器で冷やさ
れ、ショーケース背後のダクトを通り、再び冷気吹出口
より吹き出されるという循環構造を採っている。
【0004】ところで、このようなショーケースの場
合、商品陳列棚の棚板や床部の陳列板に陳列する商品
が、例えば、缶詰や缶飲料のように、重量が嵩むもので
あると、棚板や陳列板に相当の荷重がかかり、標準装備
されている平板状の棚板や陳列板では、強度不足により
大きく撓んでしまうことが多かった。そのため、図4及
び図5に示すように、平板状の棚板10や陳列板20の
裏面に、波形断面U字形の金属製補強部材11や断面コ
字形の金属製補強部材21等を溶接して、強度を高めた
棚板や陳列板を製作して対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがこれは、その
都度、ショーケースの規格に合わせて特別注文し、溶接
等の作業を経て、補強部材付きの棚板や陳列板を製作せ
ざるを得ず、手間とコストが多くかかっていた。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑み創案されたも
ので、その目的は、面倒な溶接作業をして棚板や陳列板
に補強部材を取り付けなくとも、充分に棚板や陳列板の
撓みを防いで強度を維持することのできる棚板や陳列板
用の敷板を備えたオープンショーケースを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、前面の開口に冷気のエアカーテ
ンを形成して庫内の棚板や陳列板に載置した商品を保冷
するオープンショーケースにおいて、前記棚板や陳列板
の商品陳列面に、それらを補強するための複合材料から
なる平板状の敷板を敷設したことを特徴とする。これに
より、溶接等して補強部材を取り付けなくとも、充分に
棚板や陳列板の強度が保てる。しかも、単に棚板や陳列
板の商品陳列面に平板状の敷板を載せるだけであるた
め、使い勝手がよい。
【0008】また、本発明は、前記複合材料からなる平
板状の敷板は、 ハニカム材をアルミニウム材でサンド
イッチして一体に形成した積層板であること、あるい
は、ポリエチレン樹脂板をアルミニウム材でサンドイッ
チして一体に形成した積層板であることを特徴とする。
上記積層板とすることにより、高強度の敷板とすること
ができる。また、前記複合材料からなる平板状の敷板
は、 表裏面に異なる色彩や模様を施したことを特徴と
する。これにより、棚板や陳列板をきれいに彩ったり、
ショーケースの陳列の雰囲気を簡単に変えることができ
る。
【0009】さらに、前記複合材料からなる平板状の敷
板は、 奥行き寸法は近いが数種類の規格の異なる棚板
に共通に使用できるように、それら奥行き寸法は近いが
数種類の異なる規格の棚板の範囲で最小規格の棚板寸法
に合わせた大きさに形成したことを特徴とし、これによ
り、ある程度規格寸法の異なるショーケースにおいて
も、それぞれの種類毎に専用の敷板を用意する必要がな
く、さらなるコストダウンを図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の敷板を敷
設するオープンショーケースの一例を示す斜視図、図2
は複合材料からなる平板状の敷板の斜視図、図3はその
一部断面図である。
【0011】本発明の敷板を敷設するオープンショーケ
ース1は、図1に示すように、略コ字状のケーシング2
内上部の天板3前側に、ハニカム状の冷気吹出口4を持
ち、該吹出口4から冷気をエアカーテンとして整流して
吹き出し、ケーシング2の前面パネル5内側の冷気吸込
口6より冷気を吸い込むことにより、陳列棚の棚板7や
床部の陳列板8に陳列した商品を冷却するようにしてい
る。冷気吸込口6から吸い込まれた冷気は、ダクト内を
送風機(図示せず)により誘引され、冷却器(図示せ
ず)で冷やされて、ショーケース1背後のダクトを通
り、再び冷気吹出口4より吹き出される。
【0012】そして本発明においては、このようなオー
プンショーケース1の棚板7や陳列板8として、通常の
補強部材で補給していない平板状の棚板や陳列板を用い
た場合に、缶詰や缶飲料等の重量物を載せてもこれらが
撓むことがないように、棚板7や陳列板8の上に複合材
料からなる平板状の敷板9(図1においては、最下段の
棚板に載置した敷板9のみを一点鎖線で図示してある)
を載置したものである。
【0013】この複合材料からなる平板状の敷板9は、
図2に示すように、ショーケースの棚板7や陳列板8に
違和感なく載置できるように、矩形の平板状に形成した
ものであり、大きさも、それぞれの棚奥行き寸法に正確
に合うような大きさに形成するのではなく、一の大きさ
の敷板9で、比較的近い寸法であれば、幾つかの種類の
異なるショーケースの棚板や陳列板にも共通して使える
ように、その範囲で一番小さい棚板寸法に合わせた大き
さに形成している。棚板や陳列板に敷いた場合、多少サ
イズが小さくても、強度を保つことにさほど差し障りは
ない。例えば、奥行き450mmの棚であれば、400
mmでも、450mmでも使用可能で、棚奥行きより若
干短くても強度を図る上で問題はない。したがって、敷
物9としては、例えば、奥行き400mmと450m
m、幅3尺と4尺の組合せで、2種類ないし4種類ぐら
いのものを用意しておくと使い勝手がよい。
【0014】そして、この敷物9は、図3の一部断面図
に示すように、ポリエチレン樹脂板9aをアルミニウム
板9b,9bでサンドしたものや、ハニカム材9aを輪
切りにして板状にしたものをアルミニウム板9b,9b
でサンドしたものがよい。このような複合材料で平板状
に敷物9を形成すると、厚さは5mm程度で、充分に強
度のある敷物とすることができる。したがって、例え
ば、幅3尺、奥行き400mm、厚み5mmというよう
な敷物が可能である。なお、床部の陳列板に敷設する敷
物も、同様の構造でよく、大きさも、陳列板の大きさに
合わせて、共通化できるものを何種類か作っておくとよ
い。例えば、一般に棚板より奥行きがあるので、奥行き
2尺、幅2尺というような寸法の敷物9でよい。このと
き、厚みは、棚板用の敷物と同じく5mm程度でよい
が、一番下に敷くものであるため、5mmよりも多少厚
くしても、違和感はない。最も重い重量物が陳列される
スペースであるので、7〜8mmでもかまわない。強度
的に一層好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の敷板を用
いたオープンショーケースによれば、次のような効果を
奏する。 (1)補強を施していない標準的な棚板や陳列板に、平
板状の敷板を敷くだけで強度が高くなるため、缶詰や缶
飲料等の重量物の陳列が可能となった。したがって、強
度を図るための特別注文による高コストの棚板や陳列板
加工の必要がなく、手間及びコストが削減できる。本発
明の敷物は、複合材料で平板状に積層加工するだけであ
るため、コストが低く抑えられる。 (2)既存店舗において、商品の配置換え等が発生して
も、敷物を1枚、棚板や陳列板に敷くだけで重量物の陳
列ケースとして使用できる。 (3)敷板の表面と裏面の色や模様を変えることで、陳
列する商品のイメージに合った販売が可能となる。 (4)複合材料を用いた敷物の寸法をある程度共通化す
ることで、数種類存在する棚板の奥行き毎に専用の敷物
を用意しなくても済むため、敷物の製作上さらなるコス
トダウンを図ることができる。その結果、一層安価な敷
板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の敷板を敷設するオープンショーケース
の一例を示す斜視図である。
【図2】複合材料からなる平板状の敷板の斜視図であ
る。
【図3】その一部断面図である。
【図4】従来のオープンショーケースの棚板を示す斜視
図である。
【図5】従来のオープンショーケースの陳列板を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 2 ケーシング 3 天板 4 冷気吹出口 5 前面パネル 6 冷気吸込口 7 陳列棚の棚板 8 床部の陳列板 9 敷板 9a ハニカム材又はポリエチレン樹脂板 9b,9b アルミニウム板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面の開口に冷気のエアカーテンを形成
    して庫内の棚板や陳列板に載置した商品を保冷するオー
    プンショーケースにおいて、前記棚板や陳列板の商品陳
    列面に、それらを補強するための複合材料からなる平板
    状の敷板を敷設したことを特徴とするオープンショーケ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記複合材料からなる平板状の敷板は、
    ハニカム材をアルミニウム材でサンドイッチして一体
    に形成した積層板であることを特徴とする請求項1記載
    のオープンショーケース。
  3. 【請求項3】 前記複合材料からなる平板状の敷板は、
    ポリエチレン樹脂板をアルミニウム材でサンドイッチ
    して一体に形成した積層板であることを特徴とする請求
    項1記載のオープンショーケース。
  4. 【請求項4】 前記複合材料からなる平板状の敷板は、
    表裏面に異なる色彩や模様を施したことを特徴とする
    請求項1,2又は3記載のオープンショーケース。
  5. 【請求項5】 前記複合材料からなる平板状の敷板は、
    ある程度奥行き寸法の近い数種類の規格の異なる棚板に
    共通に使用できるように、それら数種類の規格の異なる
    棚板のうち最小規格の棚板寸法に合わせた大きさに形成
    したことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のオ
    ープンショーケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010127558A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷凍冷蔵倉庫

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