JP2005114266A - 冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法 - Google Patents
冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ショーケース毎にこれに適した容量の除霜ヒータを別個に取り付ける必要がなく、異なる用途のショーケースに対して、同じ除霜ヒータを取り付けてもそれぞれのショーケースに適した除霜運転を行うことができると同時に、除霜ヒータの種類を削減して標準化でき、生産コストの低減を図り生産性を向上できる冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法を得る。
【解決手段】 除霜ヒータ10にこの除霜ヒータ10の容量を可変のものとして任意の値に設定する容量制御手段12を接続し、除霜ヒータ10への印加電圧を変えて容量を任意の値に設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 除霜ヒータ10にこの除霜ヒータ10の容量を可変のものとして任意の値に設定する容量制御手段12を接続し、除霜ヒータ10への印加電圧を変えて容量を任意の値に設定する。
【選択図】 図1
Description
この発明は冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法に関するものである。
冷凍冷蔵ショーケースは、例えば図3に示すように、前面に商品出入れ用の開口2を有し断熱壁で形成されるショーケース本体1内を仕切板3で商品収納庫4と冷気循環ダクト5とに区画し、この冷気循環ダクト5内に送風機8と冷却器9とを配設し、冷気循環ダクト5の下端を冷気の吸込口6に、上端を冷気の吹出口7に形成した。
そして、送風機8により吸込口6から吸込んだ空気を冷却器9で冷却して上方の吹出口7から開口2に向けて吹出し、商品収納庫4内の商品を保冷する。この冷却運転中、吸込口6からは冷気とともに湿気を含んだ外気がいっしょに吸込まれるため、冷却器9に霜が付着し、これにより冷却能力が低下する。
そこで、冷却器9に除霜ヒータ10を取り付けて、適宜冷却運転を停止し、除霜ヒータ10に通電して冷却器9の除霜を行なう。
除霜ヒータ10は、ショーケースの大きさ、収納する商品の種類(例えば、冷凍食品、生鮮野菜など)などにより、冷却能力が異なり、これに従い着霜量も異なることから、ショーケース毎にその大きさや使用する温度帯に合わせて容量の異なるものを使用するが、一般的にシーズヒータと呼ばれている除霜ヒータ10の形状は、図4に示すように容量が異なってもサイズ(特に長さ)は、同一のものが多い。
そして、容量の異なる各種の除霜ヒータ10の容量は、そのヒータ毎に製造時に設定されたものに固定される。このため、除霜能力を可変にして最適な除霜運転を行なうべく、除霜ヒータ10の容量を設定するには、従来は例えば図5に示すように、異なる容量の複数の除霜ヒータ13a、13bを並列に接続し、切換えスイッチ14でいずれかの除霜ヒータ13a、13bを選択するようにして、全体の除霜能力を可変のものにしている。
あるいは、図6に示すように同じ容量の除霜ヒータ13a、13bまたは異なる容量の除霜ヒータ13a、13bを複数本(図示の例では2本)接続し、切換えスイッチ15で1本の除霜ヒータ13bのみへの通電と、2本の除霜ヒータ13a、13bへの通電とを切換えて、全体の除霜能力を可変のものにしている。
このように除霜ヒータは、容量が異なっても形状特にサイズが同一であると、ショーケースの大きさや使用する温度帯に適していない別の容量の除霜ヒータを間違って取り付けることがある。その結果、ショーケースに適した除霜運転が行なわれなくなることがあり、庫内商品の品質低下を招く原因ともなる。
また、除霜ヒータを単体で取り上げた場合、その除霜ヒータの容量は固定されているため、ショーケースの除霜能力を可変のものにして最適な容量を得るためには、前記図5、図6に示すように複数本の除霜ヒータを接続する必要があり、除霜ヒータの種類が膨大に多くなるおそれがあり、生産コストが嵩み、生産性がよくなく、管理も容易ではない。
この発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ショーケース毎にこれに適した容量の除霜ヒータを別個に取り付ける必要がなく、異なる用途のショーケースに対して、同じ除霜ヒータを取り付けてもそれぞれのショーケースに適した除霜運転を行うことができると同時に、除霜ヒータの種類を削減して標準化でき、生産コストの低減を図り生産性を向上できる冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法を提供することにある。
この発明は前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、ショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクト内に冷却器と除霜ヒータを配設した冷凍冷蔵ショーケースにおいて、前記除霜ヒータにこの除霜ヒータの容量を可変のものとして任意の値に設定する容量制御手段を接続し、除霜ヒータへの印加電圧を変えて容量を任意の値に設定することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、除霜ヒータの容量を任意に変更できるから、同一の容量の除霜ヒータを異なる用途のショーケースに取り付けても、ショーケース毎に容量を当該ショーケースに適したものに設定でき、除霜ヒータの種類の削減と標準化を図れる。
また、ショーケース毎に異なる容量の除霜ヒータを取り付ける必要がなく、容量違いの除霜ヒータを誤って取り付けることを防止できるだけでなく、除霜ヒータの種類を削減できる。
この発明の冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法は、ショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクト内に冷却器と除霜ヒータを配設した冷凍冷蔵ショーケースにおいて、前記除霜ヒータにこの除霜ヒータの容量を可変のものとして任意の値に設定する容量制御手段を接続し、除霜ヒータへの印加電圧を変えて容量を任意の値に設定することにより、ショーケース毎にこれに適した容量の除霜ヒータを別個に取り付ける必要がなく、異なる用途のショーケースに対して、同じ除霜ヒータを取り付けてもそれぞれのショーケースに適した除霜運転を行うことができると同時に、除霜ヒータの種類を削減して標準化でき、生産コストの低減を図り生産性を向上できるものである。
以下、図面についてこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明の冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法の実施形態を示す制御ブロック図で、この発明の方法が実施される冷凍冷蔵ショーケースの全体構成は図3について既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略する。
図3において、11はショーケース本体1の上部前面などの操作しやすい箇所に設置されたショーケースコントローラを示し、これは各ショーケース毎に配設されるもので、庫内温度の表示器、冷却運転の内容などを設定する設定器などを備え、データが入力されている。
かかる冷凍冷蔵ショーケースにおいて、冷却器9に付設される除霜ヒータ10は、ショーケースの形態などが異なっていても、ショーケース毎に異なる容量のものを設置するのではなく、同一のものを設置する。
そして、第1実施形態として、図1に示すようにこの除霜ヒータ10にその容量を変えるための容量制御手段12を接続する。前記容量制御手段12としては、例えば除霜ヒータ10への印加電圧を可変にする電圧調整器を用いる。この容量制御手段12にショーケースコントローラ11からの温度などの様々な設定値が入力される。
次に除霜制御の動作を説明する。当該ショーケースの形態(例えば、陳列棚が複数段設置されている多段型か上面に商品出入れ用の開口のある平型なのかなど)や、収納する商品の種類により異なるタイプのショーケースに対しても、同じ容量の除霜ヒータ10を配設し、異なるタイプのショーケースに対しては工場出荷時に除霜ヒータ10への印加電圧を変えるなどして容量制御手段12を操作することで当該ショーケースに適した除霜能力を設定する。これにより、除霜ヒータ10の種類削減が図れる。
また、第2実施形態として、図2に示すように容量制御手段12にショーケースコントローラ11を接続することもできる。そして、除霜ヒータ10の容量を設定するためには、このショーケースコントローラ11から容量制御手段12に例えば庫内温度の設定値などを入力する。よって、店舗に設置後においても、除霜能力を変更するには、ショーケースに配設してあるショーケースコントローラ11を操作することで、ここからの出力によって容量制御手段12を動作させることができるから、ショーケースの設置現場において、現場に最適な条件に除霜ヒータ10の容量を設定できる。
また、一回の除霜運転の途中であっても、容量を可変にできるから、例えば、除霜運転の開始時は大きい容量で除霜し、その後徐々に容量を小さくしていくこともできる。これにより、効率のよい除霜運転ができ、除霜終了間際に温度が上昇しすぎることを防止できる。
さらに、除霜ヒータ10の容量そのものの変更が可能であるから、取り付ける除霜ヒータ10は異なるショーケースに対して同一のものであっても、各ショーケースに応じた最適の容量のものに設定できる。
1 ショーケース本体 2 開口
3 仕切板 4 商品収納庫
5 冷気循環ダクト 6 吸込口
7 吹出口 8 送風機
9 冷却器 10 除霜ヒータ
11 ショーケースコントローラ 12 容量制御手段
13a、13b 除霜ヒータ 14、15 切換えスイッチ
3 仕切板 4 商品収納庫
5 冷気循環ダクト 6 吸込口
7 吹出口 8 送風機
9 冷却器 10 除霜ヒータ
11 ショーケースコントローラ 12 容量制御手段
13a、13b 除霜ヒータ 14、15 切換えスイッチ
Claims (2)
- ショーケース本体内を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、前記冷気循環ダクト内に冷却器と除霜ヒータを配設した冷凍冷蔵ショーケースにおいて、前記除霜ヒータにこの除霜ヒータの容量を可変のものとして任意の値に設定する容量制御手段を接続し、除霜ヒータへの印加電圧を変えて容量を任意の値に設定することを特徴とする冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法。
- 前記容量制御手段を冷却運転や除霜運転の内容を設定し制御するショーケースコントローラに接続し、このショーケースコントローラからの出力で当該冷凍冷蔵ショーケースに最適な除霜ヒータの容量を決定することを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2003350260A JP2005114266A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 冷凍冷蔵ショーケースの除霜ヒータ容量制御方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2007292422A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
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