JPH0921043A - 丸編機用の防塵装置 - Google Patents
丸編機用の防塵装置Info
- Publication number
- JPH0921043A JPH0921043A JP16758795A JP16758795A JPH0921043A JP H0921043 A JPH0921043 A JP H0921043A JP 16758795 A JP16758795 A JP 16758795A JP 16758795 A JP16758795 A JP 16758795A JP H0921043 A JPH0921043 A JP H0921043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- knitting
- air
- cotton
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 綿屑等の除去・回収を確実にし、針溝内に綿
塵が溜まらないようにして針折れ、編疵の発生を防止
し、製品の歩留り及び品質向上を図る。 【解決手段】 水平回転するシリンダ４を備え、シリン
ダ４上周部を筒状編生地Ｗの編成部７とする丸編機２の
防塵装置１であって、編成部７に対し、その外側からシ
リンダ４の内方へ向けて空気を吹き付ける噴気パイプ２
８を、シリンダ４と逆方向へ回転させ、また、シリンダ
４の内側から空気と共に綿屑等を吸込む吸引パイプ２９
を噴気パイプ２８と周方向に回転させる。噴気パイプ２
８により吹き払った綿屑等を吸引パイプ２９により吸引
・回収し、針溝内に綿塵が溜まらないようにする。
塵が溜まらないようにして針折れ、編疵の発生を防止
し、製品の歩留り及び品質向上を図る。 【解決手段】 水平回転するシリンダ４を備え、シリン
ダ４上周部を筒状編生地Ｗの編成部７とする丸編機２の
防塵装置１であって、編成部７に対し、その外側からシ
リンダ４の内方へ向けて空気を吹き付ける噴気パイプ２
８を、シリンダ４と逆方向へ回転させ、また、シリンダ
４の内側から空気と共に綿屑等を吸込む吸引パイプ２９
を噴気パイプ２８と周方向に回転させる。噴気パイプ２
８により吹き払った綿屑等を吸引パイプ２９により吸引
・回収し、針溝内に綿塵が溜まらないようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機に用いられる防
塵装置に関するものである。
塵装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】丸編機において、垂直軸廻りで回転可能
に設けられたシリンダ（円筒体）を有し、その上周部
に、カム機構等によって相互のタイミングを図りながら
作動する編針及びシンカーの組機構が複数並設され（以
下、これら組機構を含め上周部全体を「編成部」と言
う）、この編成部によって円筒状の編生地を編成するよ
うになされたものは周知である。
に設けられたシリンダ（円筒体）を有し、その上周部
に、カム機構等によって相互のタイミングを図りながら
作動する編針及びシンカーの組機構が複数並設され（以
下、これら組機構を含め上周部全体を「編成部」と言
う）、この編成部によって円筒状の編生地を編成するよ
うになされたものは周知である。
【０００３】この種丸編機では、シンカーへの給糸時に
発生する綿屑等が編成部へ付着成長した場合に、編生地
に綿屑等の編み込みによる編み疵を発生させるおそれが
あるので、従来、編成部へ空気を吹き付けて綿屑等を吹
き飛ばすようにすることが考えられている（特公昭５２
−３３７０５号参照）。
発生する綿屑等が編成部へ付着成長した場合に、編生地
に綿屑等の編み込みによる編み疵を発生させるおそれが
あるので、従来、編成部へ空気を吹き付けて綿屑等を吹
き飛ばすようにすることが考えられている（特公昭５２
−３３７０５号参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
シリンダ中心に設けた回転軸から編成部の内周面へ向け
て空気噴射管を放射状に突出させ、この空気噴射管をシ
リンダとは逆方向へ回転させるようにしていたが、噴出
空気が常に同一向きであり、且つ吹き付け領域が限られ
ていた（固定されていた）ため、綿屑等の成長を許容す
る箇所を局部的、点在的に残存させたものとなってお
り、編み疵を完全に防止するには至らなかった。
シリンダ中心に設けた回転軸から編成部の内周面へ向け
て空気噴射管を放射状に突出させ、この空気噴射管をシ
リンダとは逆方向へ回転させるようにしていたが、噴出
空気が常に同一向きであり、且つ吹き付け領域が限られ
ていた（固定されていた）ため、綿屑等の成長を許容す
る箇所を局部的、点在的に残存させたものとなってお
り、編み疵を完全に防止するには至らなかった。
【０００５】また、綿塵が針溝内に溜まってシンカーが
浮き上がり気味となって編糸が長くなるので、編目ルー
プが大きくなり、縦方向に針筋即ち編疵が発生する。さ
らに、綿塵が針溝内に溜まると針折れ（フックなど）の
原因になるという問題があった。本発明は、上述のよう
な実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、綿屑等の除去・回収を確実に、しかも針溝内に綿塵
が溜まらないようにして針折れ、編生地における編み疵
の発生を防止し、もって製品歩留りの向上及び製品の高
品質化が図れるようにした丸編機用の防塵装置を提供す
るにある。
浮き上がり気味となって編糸が長くなるので、編目ルー
プが大きくなり、縦方向に針筋即ち編疵が発生する。さ
らに、綿塵が針溝内に溜まると針折れ（フックなど）の
原因になるという問題があった。本発明は、上述のよう
な実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、綿屑等の除去・回収を確実に、しかも針溝内に綿塵
が溜まらないようにして針折れ、編生地における編み疵
の発生を防止し、もって製品歩留りの向上及び製品の高
品質化が図れるようにした丸編機用の防塵装置を提供す
るにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、回転可能なシリンダを具備しその上周部を筒状
編生地の編成部とする丸編機用の防塵装置において、編
成部へ向けて設けたエア噴射口をシリンダと同心で且つ
逆方向へ回転可能とする逆転除塵器と、編成部へ向けて
設けたエア吸込口をシリンダと同心で且つ逆方向へ回転
可能とする逆転吸引除塵器とを具備していることを特徴
としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、回転可能なシリンダを具備しその上周部を筒状
編生地の編成部とする丸編機用の防塵装置において、編
成部へ向けて設けたエア噴射口をシリンダと同心で且つ
逆方向へ回転可能とする逆転除塵器と、編成部へ向けて
設けたエア吸込口をシリンダと同心で且つ逆方向へ回転
可能とする逆転吸引除塵器とを具備していることを特徴
としている。
【０００７】
【作用】編成部に対して、エア噴射口をシリンダと逆方
向へ回転させる逆転除塵器だけでなく、エア吸込口をシ
リンダと逆方向に回転させる逆転吸引除塵器をも具備し
ているので、噴出空気を編成部全体へ万遍なく噴き付け
て綿塵を吹き払うと共に、針溝内に溜まろうとする綿塵
を逆転吸引除塵器により吸い込んで除去する。
向へ回転させる逆転除塵器だけでなく、エア吸込口をシ
リンダと逆方向に回転させる逆転吸引除塵器をも具備し
ているので、噴出空気を編成部全体へ万遍なく噴き付け
て綿塵を吹き払うと共に、針溝内に溜まろうとする綿塵
を逆転吸引除塵器により吸い込んで除去する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１及び図２は本発明に係る防塵装置１を具備した
丸編機２を示したもので、この丸編機２は、脚枠３に対
して水平回転可能なシリンダ４を具備している。シリン
ダ４の上周部は、編針５及びシンカー６の組機構が複数
並設された編成部７とされている。８は各編針５への給
糸をガイドする糸案内具であり、適宜固定したリング９
に対して吊設されている。また、１０はシリンダ４の上
方に枠組みされたフレーム１１から、シリンダ４の回転
中心に沿って吊下げ保持された固定軸である。この固定
軸１０にはパイプ材が用いられており、その内部が、後
述するように（図５参照）空気供給路１０ａとして用い
られている。
る。図１及び図２は本発明に係る防塵装置１を具備した
丸編機２を示したもので、この丸編機２は、脚枠３に対
して水平回転可能なシリンダ４を具備している。シリン
ダ４の上周部は、編針５及びシンカー６の組機構が複数
並設された編成部７とされている。８は各編針５への給
糸をガイドする糸案内具であり、適宜固定したリング９
に対して吊設されている。また、１０はシリンダ４の上
方に枠組みされたフレーム１１から、シリンダ４の回転
中心に沿って吊下げ保持された固定軸である。この固定
軸１０にはパイプ材が用いられており、その内部が、後
述するように（図５参照）空気供給路１０ａとして用い
られている。
【０００９】なお、編成されつつある筒状編生地は、シ
リンダ４内に設けられた巻取軸１２に逐次、巻き取られ
るようになっている。上記固定軸１０には、シリンダ４
の編成部７に略対応する高さ位置に駆動分配装置１４が
設けられている。上記駆動分配装置１４は、図５に示す
ように固定軸１０と同心となるように連結された中心基
軸１５に対して、上ロータ１６及び下ロータ１７がそれ
ぞれ軸受１６ａ，１６ｂ，１７ａ，１７ｂを介して回転
自在に挿通され、且つこれら上ロータ１６と下ロータ１
７との両者間にカラー１８を介して径方向へ突出する枢
軸１９が設けられ、この枢軸１９に軸受１９ａを介して
遊星ギヤ２０が回転自在に設けられて成る。この遊星ギ
ヤ２０は、上ロータ１６に対して下向きに設けられた太
陽ギヤ２１、及び下ロータ１７に対して上向きに設けら
れた太陽ギヤ２２とそれぞれ噛合している。従って、上
ロータ１６と下ロータ１７とは、互いに逆方向に回転す
るようになっている。
リンダ４内に設けられた巻取軸１２に逐次、巻き取られ
るようになっている。上記固定軸１０には、シリンダ４
の編成部７に略対応する高さ位置に駆動分配装置１４が
設けられている。上記駆動分配装置１４は、図５に示す
ように固定軸１０と同心となるように連結された中心基
軸１５に対して、上ロータ１６及び下ロータ１７がそれ
ぞれ軸受１６ａ，１６ｂ，１７ａ，１７ｂを介して回転
自在に挿通され、且つこれら上ロータ１６と下ロータ１
７との両者間にカラー１８を介して径方向へ突出する枢
軸１９が設けられ、この枢軸１９に軸受１９ａを介して
遊星ギヤ２０が回転自在に設けられて成る。この遊星ギ
ヤ２０は、上ロータ１６に対して下向きに設けられた太
陽ギヤ２１、及び下ロータ１７に対して上向きに設けら
れた太陽ギヤ２２とそれぞれ噛合している。従って、上
ロータ１６と下ロータ１７とは、互いに逆方向に回転す
るようになっている。
【００１０】なお、上ロータ１６には、遊星ギヤ２０の
円周軌道を覆うカバー２５が設けられ、下ロータ１７に
は、固定軸１０及び中心基軸１５と同心で下方へ延びる
回転軸２６が連結されている。上記中心基軸１５には、
その上端寄り外周面に接続される空気吸引管２７との間
を連通する吸気路１５ａが設けられていると共に、固定
軸１０内の空気供給路１０ａと上ロータ１６の保持外面
との間を連通する導気路１５ｂが設けられている。
円周軌道を覆うカバー２５が設けられ、下ロータ１７に
は、固定軸１０及び中心基軸１５と同心で下方へ延びる
回転軸２６が連結されている。上記中心基軸１５には、
その上端寄り外周面に接続される空気吸引管２７との間
を連通する吸気路１５ａが設けられていると共に、固定
軸１０内の空気供給路１０ａと上ロータ１６の保持外面
との間を連通する導気路１５ｂが設けられている。
【００１１】上ロータ１６の外周部には、周方向の等配
位置から径方向へ突出する複数本（本実施例では３本）
の噴気パイプ２８と吸気パイプ２９が上下に位置して接
続されている。これら噴気パイプ２８は、中心基軸１５
の導気路１５ｂと連通しており、その突端部は、図３に
示すようにシリンダ４の外側に配され、斜め下方へ向く
ように折曲されている。そして、この折曲部分の内向き
面にエア噴射口３０が設けられている。このため、空気
供給路１０ａへ空気を送給した場合、噴気パイプ２８の
エア噴射口３０からの噴出空気は、編成部７に対してそ
の外側からシリンダ４の内方へ向けて吹き付けられ、綿
屑等の付着を防止するようになる。これによって逆転除
塵器３１が構成されている。
位置から径方向へ突出する複数本（本実施例では３本）
の噴気パイプ２８と吸気パイプ２９が上下に位置して接
続されている。これら噴気パイプ２８は、中心基軸１５
の導気路１５ｂと連通しており、その突端部は、図３に
示すようにシリンダ４の外側に配され、斜め下方へ向く
ように折曲されている。そして、この折曲部分の内向き
面にエア噴射口３０が設けられている。このため、空気
供給路１０ａへ空気を送給した場合、噴気パイプ２８の
エア噴射口３０からの噴出空気は、編成部７に対してそ
の外側からシリンダ４の内方へ向けて吹き付けられ、綿
屑等の付着を防止するようになる。これによって逆転除
塵器３１が構成されている。
【００１２】一方、図５に示すように上ロータ１６の外
周部下側に接続された周方向の等配位置から径方向へ突
出する複数本（本実施例では３本）の吸気パイプ２９
は、中心基軸１５の吸気路１５ａと連通しており、その
突端部は、図４に示すようにシリンダ４の内側に配さ
れ、斜め上方（即ち、上記噴気パイプ２８と相対する方
向）へ向くように折曲されている。そして、この折曲部
分の外向き面にエア吸込口３２が設けられている。ま
た、前記空気吸引管２７はブロア３３に接続されてい
る。したがって、噴気パイプ２８のエア噴射口３０から
の噴出空気は、編成部７に対してその外側からシリンダ
４の内方へ向けて吹き付けられ、綿屑等の付着を防止
し、エア吸込口３２から綿屑等が吸引されるようにな
る。これによって逆転吸引除塵器３４が構成されてい
る。
周部下側に接続された周方向の等配位置から径方向へ突
出する複数本（本実施例では３本）の吸気パイプ２９
は、中心基軸１５の吸気路１５ａと連通しており、その
突端部は、図４に示すようにシリンダ４の内側に配さ
れ、斜め上方（即ち、上記噴気パイプ２８と相対する方
向）へ向くように折曲されている。そして、この折曲部
分の外向き面にエア吸込口３２が設けられている。ま
た、前記空気吸引管２７はブロア３３に接続されてい
る。したがって、噴気パイプ２８のエア噴射口３０から
の噴出空気は、編成部７に対してその外側からシリンダ
４の内方へ向けて吹き付けられ、綿屑等の付着を防止
し、エア吸込口３２から綿屑等が吸引されるようにな
る。これによって逆転吸引除塵器３４が構成されてい
る。
【００１３】なお、上記したように上ロータ１６と下ロ
ータ１７とは、遊星ギヤ２０を介して互いに噛合関係に
あり、下ロータ１７の下部に垂下連結された回転軸２６
には、図１に示したようにその下端部に、水平方向に突
出する幅出しロッド３５が設けられている。この幅出し
ロッド３５は、編生地Ｗの幅を広げて前記巻取軸１２へ
の巻き取りが整然と行われるようにするためのものであ
る。ここで、回転軸２６は、幅出しロッド３５が編生地
Ｗの強い張力で押圧され、捲取生地の回転に従って軸２
６はシリンダの回転方向（Ａ）に連廻しされ、この回転
軸２６の回転によりパイプ２７，２９が夫々逆方向Ｂに
回動される。
ータ１７とは、遊星ギヤ２０を介して互いに噛合関係に
あり、下ロータ１７の下部に垂下連結された回転軸２６
には、図１に示したようにその下端部に、水平方向に突
出する幅出しロッド３５が設けられている。この幅出し
ロッド３５は、編生地Ｗの幅を広げて前記巻取軸１２へ
の巻き取りが整然と行われるようにするためのものであ
る。ここで、回転軸２６は、幅出しロッド３５が編生地
Ｗの強い張力で押圧され、捲取生地の回転に従って軸２
６はシリンダの回転方向（Ａ）に連廻しされ、この回転
軸２６の回転によりパイプ２７，２９が夫々逆方向Ｂに
回動される。
【００１４】上記実施例によれば、針溝内に綿塵が溜ま
らないので、シンカーが浮き上がり気味にならず、シン
カー筋が皆無となり、針折れ異常反が大幅に減少し、屑
量が９５％程度少なくなる。また、清掃工数も従来の２
０％程度に減少し、シリンダ回転数も約３０％増とし、
稼働率（生産量）を約５０％増加させることができ、大
幅に生産性を向上させることができる。
らないので、シンカーが浮き上がり気味にならず、シン
カー筋が皆無となり、針折れ異常反が大幅に減少し、屑
量が９５％程度少なくなる。また、清掃工数も従来の２
０％程度に減少し、シリンダ回転数も約３０％増とし、
稼働率（生産量）を約５０％増加させることができ、大
幅に生産性を向上させることができる。
【００１５】本発明において、逆転除塵器３１の噴気パ
イプ２８及び逆転吸引除塵器３４の吸気パイプ２９は、
その本数（１本でもよい）や配置、及び折曲形状等が何
ら限定されるものではない。また例えば、これらのパイ
プ２８，２９を、エア噴射口３０や吸込口３２に相当し
て固定させたノズルを有する可撓性ホースに置換するこ
とも可能である。
イプ２８及び逆転吸引除塵器３４の吸気パイプ２９は、
その本数（１本でもよい）や配置、及び折曲形状等が何
ら限定されるものではない。また例えば、これらのパイ
プ２８，２９を、エア噴射口３０や吸込口３２に相当し
て固定させたノズルを有する可撓性ホースに置換するこ
とも可能である。
【００１６】逆転除塵器３１と逆転吸引除塵器３４と
は、各エア噴射口３０、エア吸込口３２の回転が同速と
なるものでも遅速差を有したものでもよい。なお、これ
らの連動機構として、上記した遊星ギヤ２０の使用が限
定されるものではない。また、駆動源に、独自の駆動装
置（例えば固定軸１０を回転駆動させる等）を具備させ
るようにしてもよい。
は、各エア噴射口３０、エア吸込口３２の回転が同速と
なるものでも遅速差を有したものでもよい。なお、これ
らの連動機構として、上記した遊星ギヤ２０の使用が限
定されるものではない。また、駆動源に、独自の駆動装
置（例えば固定軸１０を回転駆動させる等）を具備させ
るようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、逆転除塵器及び逆転吸引除塵器を具備させるこ
とにより、編成部に対してその外周から空気を吹き付け
内周側から吸引するようにしているので、噴射空気が編
成部全体にわたって吹き付けられると共に吸引回収され
るようになり、綿屑等の成長を許容した部分を皆無にで
きて、綿屑等の除去・回収が確実となる。このため、針
溝内に綿塵が溜まらず、編生地に編疵が発生せず、針折
れによる異常反の減少、清掃工数の減少、編込み不良の
減少、シリンダ回転数の増大、稼働率・製品歩留りの向
上及び製品の高品質化を図ることができる。
あって、逆転除塵器及び逆転吸引除塵器を具備させるこ
とにより、編成部に対してその外周から空気を吹き付け
内周側から吸引するようにしているので、噴射空気が編
成部全体にわたって吹き付けられると共に吸引回収され
るようになり、綿屑等の成長を許容した部分を皆無にで
きて、綿屑等の除去・回収が確実となる。このため、針
溝内に綿塵が溜まらず、編生地に編疵が発生せず、針折
れによる異常反の減少、清掃工数の減少、編込み不良の
減少、シリンダ回転数の増大、稼働率・製品歩留りの向
上及び製品の高品質化を図ることができる。
【図１】本発明に係る防塵装置を備えた丸編機を示す一
部破砕正面図である。
部破砕正面図である。
【図２】防塵装置を拡大して示す正面断面図である。
【図３】防塵装置の上側を示す概略平面図である。
【図４】防塵装置の下側を示す概略平面図である。
【図５】駆動分配装置を示す拡大正面断面図である。
１ 防塵装置 ２ 丸編機 ４ シリンダ ７ 編成部 ３０ エア噴射口 ３１ 逆転除塵器 ３２ エア吸込口 ３４ 逆転吸引除塵器
Claims (1)
- 【請求項１】 回転可能なシリンダ（４）を具備しその
上周部を筒状編生地（Ｗ）の編成部（７）とする丸編機
（２）用の防塵装置において、編成部（７）へ向けて設
けたエア噴射口（３０）をシリンダ（４）と同心で且つ
逆方向へ回転可能とする逆転除塵器（３１）と、編成部
（７）へ向けて設けたエア吸込口（３２）をシリンダ
（４）と同心で且つ逆方向へ回転可能とする逆転吸引除
塵器（３４）とを具備していることを特徴とする丸編機
用の防塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16758795A JPH0921043A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 丸編機用の防塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16758795A JPH0921043A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 丸編機用の防塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921043A true JPH0921043A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15852527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16758795A Pending JPH0921043A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 丸編機用の防塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921043A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1130757C (zh) * | 1997-12-03 | 2003-12-10 | 恩益禧电子股份有限公司 | 使用离子注入制造半导体器件的方法 |
| EP1914336A1 (en) * | 2006-10-18 | 2008-04-23 | Pai Lung Machinery Mill Co., Ltd. | Yarn debris removing apparatus for circular discoloration knitting machines |
| WO2011082577A1 (zh) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | Lu Dequan | 针织机的旋转式变轨迹摆动喷气除尘装置 |
| KR102295703B1 (ko) * | 2020-12-30 | 2021-08-30 | (주)서진니트 | 린트제거장치를 구비한 환편기 |
| KR102564875B1 (ko) * | 2022-08-18 | 2023-08-10 | 송태종 | 환편기용 먼지 제거 기능을 갖는 이물질 처리장치 |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP16758795A patent/JPH0921043A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1130757C (zh) * | 1997-12-03 | 2003-12-10 | 恩益禧电子股份有限公司 | 使用离子注入制造半导体器件的方法 |
| EP1914336A1 (en) * | 2006-10-18 | 2008-04-23 | Pai Lung Machinery Mill Co., Ltd. | Yarn debris removing apparatus for circular discoloration knitting machines |
| WO2011082577A1 (zh) * | 2010-01-08 | 2011-07-14 | Lu Dequan | 针织机的旋转式变轨迹摆动喷气除尘装置 |
| KR102295703B1 (ko) * | 2020-12-30 | 2021-08-30 | (주)서진니트 | 린트제거장치를 구비한 환편기 |
| KR102564875B1 (ko) * | 2022-08-18 | 2023-08-10 | 송태종 | 환편기용 먼지 제거 기능을 갖는 이물질 처리장치 |
| KR20230123455A (ko) * | 2022-08-18 | 2023-08-23 | 송태종 | 이물질 제거 기능의 편직물용 환편기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4691536A (en) | Dust removing device for circular knitting machine | |
| EP0510508B1 (en) | Collector/remover of dust of flocks in knitting machine | |
| EP0531919B1 (en) | Dust collector/remover in knitting machine and its controlling method | |
| JPH05295626A (ja) | 集塵・除塵装置におけるフィルターの清掃装置 | |
| US3728872A (en) | Method and apparatus for knitting sliver high pile fabrics | |
| US5408850A (en) | Fiber waste collector/remover and cooling apparatus for use with a circular knitting machine | |
| CN217139818U (zh) | 一种便于散热的纺织经编用除尘装置 | |
| JPH0921043A (ja) | 丸編機用の防塵装置 | |
| JPH06101146A (ja) | 丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置 | |
| JPH06128851A (ja) | 編機の編成部における除塵・給油用噴出ノズル装置 | |
| JP2784143B2 (ja) | 丸編機用の防塵装置 | |
| US5201793A (en) | Remover of dust of flocks, etc. in circular knitting machine | |
| JPH0316416B2 (ja) | ||
| US3999405A (en) | Air control system for pile knitting machine | |
| US4703632A (en) | Lint removing apparatus for circular knitting machine | |
| US3392551A (en) | Pneumatic take-up or tensioning device for circular knitting machines | |
| JP2784140B2 (ja) | 編機の集塵装置 | |
| CN212168254U (zh) | 一种网帘清洗装置 | |
| US6089050A (en) | Antitwist device for circular knitting machines with means for preventing the formation and/or for removing accumulations of waste | |
| JP2599049B2 (ja) | 編機における繊維屑などの集塵・除去装置 | |
| JPH05287656A (ja) | 編機における繊維屑などの吸塵・排出装置 | |
| JPH05272039A (ja) | 風綿処理装置 | |
| CN209836478U (zh) | 一种大圆机除尘系统 | |
| JPS6262935A (ja) | 精紡機における清掃装置 | |
| JPH0379563A (ja) | スプールの残ラップ除去装置 |