JPH09209631A - 戸先錠 - Google Patents

戸先錠

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JPH09209631A
JPH09209631A JP1581896A JP1581896A JPH09209631A JP H09209631 A JPH09209631 A JP H09209631A JP 1581896 A JP1581896 A JP 1581896A JP 1581896 A JP1581896 A JP 1581896A JP H09209631 A JPH09209631 A JP H09209631A
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稔 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の戸先錠は、引き戸を激しく閉めたとき
に仮施錠されない虞がある問題と、ハンドルを回動操作
する方向と引き戸を開く方向とが異なるため操作性が悪
い問題があった。 【解決手段】 錠ケース1に枢着されたカムプレート1
8の一端部をトリガ13に挿入し、錠ケース1に枢着さ
れ錠ケース1から出没したときにストライクSに係脱す
る鎌金23にカムプレート18の他端部を係合し、枢軸
42に枢着されたレトラクタ44の一端をカムプレート
18に係合すると共に他端に被押動部46を設け、内側
ハンドル54及び外側ハンドル61には、引き戸D開放
方向に操作したときに被押動部46を押動する押動部5
9及び66を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き戸の端部に設
けられ、引き戸を閉めたときに引き戸を自動施錠する戸
先錠に関する。
【0002】
【従来の技術】戸先錠に関する従来技術には、実公平6
−11328号公報に記載の技術などがある。同公報に
記載の「引戸取手の取付け装置」は、図8に示すように
引き戸Dの端部には、引き戸Dの内側表面及び外側表面
に内側化粧座101及び外側化粧座102が取り付けら
れ、内側化粧座101の表面に形成される凹部に内側の
操作プレート103の屈曲部が枢着され、外側化粧座1
02の表面に形成される凹部に外側の操作プレート10
4の屈曲部が枢着される。
【0003】操作プレート103の把手部103aを矢
印R方向に引くと、突起部103bが図8において右側
に移動する。操作プレート104の把手部104aを矢
印R′方向に引くと、突起部104bが図8において右
側に移動する(図8参照)。
【0004】両化粧座101と102の間に錠箱105
が設けられ、錠箱105の前面に前面プレート106が
固着される。前面プレート106に設けられた開口10
7から、錠箱105内の軸108に枢着された鎌金10
9が出没可能である。鎌金109の下方には、先端が前
面プレート106から出没可能なトリガーボルト110
が設けられ、トリガーボルト110には上方に開口する
切欠凹部111が形成される(図9参照)。
【0005】錠箱105の後面に設けられた開口より出
没可能な摺動部材112には、下方に突出する突起11
3が設けられ、突起113と切欠凹部111との間にス
プリング114が挿入される。従って、トリガーボルト
110は、先端が前面プレート106から突出する方向
に付勢され、引き戸Dが閉められたときに框側に押され
て没入し、スプリング114を介して摺動部材112を
後方(図9において右方向)に押動する。後方に押され
た摺動部材112は、操作プレート103或いは104
が回動操作されたときに、突起部103a或いは104
aに押されて前進する。
【0006】摺動部材112には上面に開口する凹部1
15が設けられ、錠箱105内に設けられたピン軸11
6に中央部を枢着されたレバー117の下端部に、凹部
115に挿入されるピン軸118が設けられる。レバー
117の上部に設けられたピン軸119は、鎌金109
に設けられた長孔120に挿入される(図9参照)。
【0007】従って、引き戸Dを閉めると、框側に押さ
れたトリガーボルト110が前面プレート106より没
入し、スプリング111に押された摺動部材112が後
方(図9において右方向)に移動する。摺動部材112
の後方移動により、レバー117がピン軸116を支点
として反時計方向に回動し、レバー117のピン軸11
9に係合する鎌金109が軸108を支点として時計方
向に回動して前面プレート106より突出し、鎌金10
9の係合凹部121が框側のストライク(図示しない)
に係合し、引き戸が閉鎖状態に係止される。
【0008】この状態で、操作プレート103或いは1
04を操作して摺動部材112を前方(図9において左
方向)に移動すると、摺動部材112の切欠凹部111
に係合するレバー117がピン軸116を支点として時
計方向に回動し、レバー117に係合する鎌金109が
軸108を支点として反時計方向に回動して前面プレー
ト106内に没入し、鎌金109の係合凹部121と框
側のストライク(図示しない)との係合が解除されるの
で、引き戸Dを開くことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然し、このような引戸
取手の取付け装置においては、下記のような課題があっ
た。 (1) 引き戸Dを激しく閉めたときに、慣性力で摺動部材
112がスプリング11に抗して前進(図9で左方向へ
移動)し、このために鎌金109が没入すると共に、衝
突の衝撃を受けた引き戸Dが跳ね返されるので、鎌金1
09が框側のストライクに係合しない状態、すなわち、
引き戸Dが仮施錠されない虞がある。
【0010】(2) 引き戸Dを開くときには、操作プレー
ト103の把手部103a(或いは104把手部104
a)を引き戸Dから遠ざかる方向に引いて鎌金109の
係合を解除する動作と、次に、操作プレート103(或
いは104)を引いたままの状態を保持しながら引き戸
Dを開らく2つの動作が必要であるので、引き戸Dの操
作性がよくない。 本発明はかかる課題を解決することを目的としており、
引き戸Dを閉めたときに確実に仮施錠され、開扉時に
は、簡単な操作で容易に開けることができる戸先錠を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の戸先錠においては、引き戸の端部に設けた
錠ケース内に、先端部が該錠ケースの前面より出没可能
なトリガと、上記錠ケースに設けられたピン軸に枢着さ
れ、上記ケースの前面から出没してストライクに係脱す
る係合部を有する鎌金と、該鎌金を施錠角度及び解錠角
度方向に付勢する押圧用スプリングと、上記錠ケースに
設けられた支軸に枢着され、一端部が上記トリガに枢着
され他端部が上記鎌金に係合するカムプレートと、引き
戸の内側及び外側表面に固着される内側エスカッション
及び外側エスカッションと、該両エスカッションにそれ
ぞれ一端が枢着される内側及び外側ハンドルと、上記両
エスカッションの間に設けられた枢軸に中央部を枢着さ
れ、一端が上記カムプレートに枢着され、他端に上記ハ
ンドルの他端に押される被押動部を有するレトラクタと
を設けた。
【0012】上記内側及び外側ハンドルは、引き戸を開
く方向に操作する手掛け用突起と、該手掛け用突起を操
作したときに上記レトラクタ及びカムプレートを介して
上記鎌金を没入方向に押動する押動部を有するように構
成するとよい。上記内側エスカッションに回動可能に設
けられるサムターンと、該サムターンに連結され、施錠
方向に回動したときに上記レトラクタの回動を阻止する
プラグとを備えた施錠機構を設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の具体例につ
いて図面を参照して説明すると、図1は開扉状態におけ
る戸先錠の要部を破断して室外側から見た図面、図2は
図1の一部を破断したX矢視図、図3は戸先錠を引き戸
の端面側から見た図面、図4は戸先錠を引き戸の室内側
から見た図面、図5は戸先錠を引き戸の室外側から見た
図面、図6は戸先錠のエスカッション部分の横断面図、
図7は戸先錠を構成する主要部品の斜視図である。戸先
錠の錠ケース1は箱形に形成され、引き戸Dの端面に設
けられた凹部に装着され、引き戸Dの両表面を貫通して
上記の凹部に連通する貫通孔を、内側エスカッション2
及び外側エスカッション3で被覆する。
【0014】錠ケース1の前壁であるセカンドフロント
4の表面にフロント5が取り付けられ、フロント5及び
セカンドフロント4には、鎌金用開口6とトリガ用開口
7が貫通し、その上方及び下方にねじ挿通用孔8が設け
られる。ねじ挿通用8にねじ9が挿通され、ねじ9の先
端部が引き戸Dの端面にねじ込まれることにより、錠ケ
ース1が引き戸Dに固着される(図3,図5参照)。
【0015】外側エスカッション3の上端部及び下端部
に、裏面より突出する突起10が設けられ(図3参
照)、突起10の先端にねじ孔が設けられる。内側エス
カッション2には、2つの突起10に相対する位置にそ
れぞれねじ挿通用孔11が設けられる。外側エスカッシ
ョン3及び内側エスカッション2を引き戸Dの室外側及
び室内側の表面に当接し、ねじ挿通用孔11に挿入され
るねじ12を突起10のねじ孔に螺合することにより、
外側エスカッション3及び内側エスカッション2が引き
戸Dに固着される(図3参照)。
【0016】錠ケース1内に挿入され、先端がトリガ用
開口7から出没可能なトリガ13の中間部にばね係止孔
14が設けられ、後端部にスリット15が設けられる
(図7参照)。錠ケース1の下壁にトリガスプリング1
6が枢着され、トリガスプリング16の一端16aがば
ね係止孔14に係止され、他端16bが錠ケース1に内
面に圧接する(図1参照)。従って、トリガ13は、ト
リガ用開口7から突出する方向に付勢される。
【0017】錠ケース1の両側壁に支軸17の両端部が
固定され、カムプレート18に設けられた孔19に支軸
17が挿入される。カムプレート18は、図7において
下端部に形成される突起20が、トリガ13のスリット
15に挿入される(図7参照)。
【0018】錠ケース1の両側壁にピン軸22の両端部
が固定され、鎌金23の一端部(図7において右端部)
に設けられた孔24にピン軸22が挿入される。鎌金2
3の外面には2つの傾斜した平面部25,26が形成さ
れ、錠ケース1に形成された軸27に押圧用スプリング
28が枢着され、押圧用スプリング28の一端28aが
鎌金23に平面部25,26のうちの何れか一方に圧接
し、他端28bが錠ケース1の上壁の内面に係止される
(図1,図7参照)。
【0019】鎌金23の左端部には、框側に設けられた
ストライク(図1参照)の受け孔に係脱する鉤状の係合
部29が形成される。鎌金23の下端面の右側部には外
面に開口するスリット状の凹部30が設けられ、鎌金2
3の両側面及び凹部30を貫通する「へ」の字状の屈曲
長孔31が設けられる。カムプレート18の上端部に設
けられた孔32に、ピン33の中間部が固着され、ピン
33の両端部が屈曲長孔31の中に摺動可能に挿入され
る(図1,図7参照)。
【0020】内側エスカッション2に回動可能に設けら
れるサムターン34の一端に、室内側から操作する摘み
35が設けられ、サムターン34の他端面に非円形孔
(本実施例では角孔)36が設けられ、外側エスカッシ
ョン3には、サムターン34に相対する位置にエマージ
ェンシイプラグ37が回動可能に設けられる。エマージ
ェンシイプラグ37は、外側エスカッション3の裏面か
ら突出する軸部38を有し、軸部38の外周面に平面状
の切欠部39が形成され、軸部38の端面には、非円形
孔36に係入する角軸40が延設される。エマージェン
シイプラグ37の前端面に、非常解錠時に使用する底の
浅いスリット41が設けられる(図7参照)。
【0021】外側エスカッション3の裏面に 枢軸42
及び案内軸43が固定され(図2参照)、レトラクタ4
4の一端に設けられた孔45に枢軸42が挿入される。
従って、レトラクタ44は枢軸42を支点として回動可
能である。レトラクタ44の一端(右端)から下方に延
びる被押動部46に、ほぼ直角に屈曲する被押動壁46
aが形成される。レトラクタ44には、案内軸43が挿
入されるれる円弧状孔47と、他端部(左端部)の側面
から突出する係合ピン48が設けられ、係合ピン48
は、カムプレート18に設けられた孔49に挿入される
(図1,図7参照)。
【0022】内側エスカッション2及び外側エスカッシ
ョン3の表面に凹部50及び51が設けられ(図6参
照)、凹部50の底壁に設けられた孔に頭部付きの内側
ハンドル軸52(図7参照)の先端が固着され、凹部5
1の底壁に設けられた孔に頭部付きの外側ハンドル軸5
3の端部が嵌着される(図2,図7参照)。内側ハンド
ル54の下端に形成された凹部55に、内側ハンドル軸
52に枢着される孔56が設けられ、内側ハンドル54
には、図7において右側面に手掛け用突起57,右側面
に長孔58が形成される(図4,図7参照)。
【0023】内側ハンドル54の上端に、レトラクタ4
4の被押動壁46aに接触する押動部59が形成され、
ハンドル軸52に巻回されるスプリング60の一端60
aが、内側ハンドル54の凹部55に圧接し、他端60
bが内側エスカッション2の内壁面に圧接する。従っ
て、内側ハンドル54は内側ハンドル軸52を支点とし
て図4において時計方向に付勢される。
【0024】外側ハンドル61の下端に形成された凹部
62に、外側ハンドル軸53に枢着される孔63が設け
られ、外側ハンドル61には、図7において左側面に手
掛け用突起64,右側面に連結用突起65が形成され
る。連結用突起65は、内側ハンドル54の長孔58に
挿入されるので(図6参照)、内側ハンドル54と外側
ハンドル61は、一体となって回動する。
【0025】外側ハンドル61の上端に、レトラクタ4
4の被押動壁46aに接触する押動部66が形成され、
外側ハンドル軸53に巻回されるスプリング67の一端
67aが、外側ハンドル61の凹部62に圧接し、他端
67bが外側エスカッション3の内壁面に圧接する。従
って、外側ハンドル61は外側ハンドル軸53を支点と
して図1において反時計方向に付勢される。
【0026】以上のように構成された戸先錠の作用を、
引き戸Dの開放状態,引き戸Dの閉鎖動作,引き戸Dの
開放動作、引き戸D閉鎖時の施錠及び解錠操作の順に説
明する。引き戸Dの開放状態では、トリガスプリング1
6が付勢されたトリガ13の先端がフロント5より突出
し、トリガ13に係合するカムプレート18及びカムプ
レート18に係合するレトラクタ44は図1の実線位置
にある。
【0027】内側ハンドル54及び外側ハンドル61は
図4及び図1の実線位置にあるので、押動部59及び押
動部66は、レトラクタ44の被押動壁64aから離隔
している。鎌金23は図1の実線位置の解錠角度にあ
り、押圧スプリング28の一端28aが鎌金23の平面
部26に圧接している。従って、鎌金23は解錠角度に
保持されている。
【0028】引き戸Dを締めると(このとき、内側ハン
ドル54及び外側ハンドル61は実線位置のままであ
る)、引き戸Dが閉鎖される前に、突出しているトリガ
13が框側のストライクSに当たり、後退し始める。ト
リガ13が後退すると、カムプレート18が支軸17を
支点として図1において反時計方向に回動し、カムプレ
ート18に係合する鎌金23が時計方向に回動して図1
の鎖線位置に近づき、平面部25が押圧スプリング28
の一端28aに押されるようになったときに、鎌金23
が図1の鎖線で示す施錠角度に一挙に回動し、鎌金23
の係合部29が框側のストライクSの受け孔に係合し、
引き戸Dが自動的に仮施錠される。
【0029】鎌金23が施錠位置に回動したときに、カ
ムプレート18及びレトラクタ44は図1の鎖線位置に
回動し、カムプレート18に係合するトリガ13は錠ケ
ース1内に収容され、レトラクタ44の被押動壁46a
が、実線位置にある内側ハンドル54の押動部59及び
外側ハンドル61の押動部66にほぼ接触するまで接近
する。戸先錠は未だ本施錠されていないので、エマージ
ェンシイプラグ37の切欠部39が、図1に示すように
上向きになっており、レトラクタ44の実線位置への回
動を妨げない。
【0030】このように引き戸Dが閉鎖され仮施錠され
た状態のときに、内側ハンドル54及び外側ハンドル6
1のうちいずれか一方を引き戸Dを開ける方向に操作す
ると、内側ハンドル54と外側ハンドル61が同時に鎖
線位置に移動し(図4,図1参照)、押動部59及び6
6が鎖線位置にあるレトラクタ44の被押動壁46aを
押動し、レトラクタ44が実線位置に回動復帰を始め
る。
【0031】フロント5とストライクSの間には、スト
ライクSと係合部29が係合する位置において隙間が形
成される(図1参照)ため、カムプレート18はトリガ
13がストライクSに当接するまで回動可能である。従
って、カムプレート18及び鎌金23の回動により係合
部29とストライクSとの係合が解除されると同時に、
内側ハンドル54と外側ハンドル61の操作力を受けた
引き戸Dが開放方向に移動を始め、これに伴ってトリガ
13が突出し始める。鎌金23が実線で示す解錠角度に
近づくと押動スプリング28の押動力により一挙に解錠
角度に復帰し、鎌金23が没入した解錠角度に保持され
る。かくして、引き戸Dは図1の開放状態に戻る。
【0032】閉鎖され、仮施錠されている引き戸Dを室
内側から本施錠するには、サムターン34の摘み35を
回動すると、サムターン34と一体となって回動するエ
マージェンシイプラグ37の切欠部39が図1の上向き
姿勢から横向きになり、ジェンシイプラグ37の外周面
がレトラクタ44が鎖線位置に移動するのを阻止し、引
き戸Dが本施錠される。この状態では、内側ハンドル5
4或いは外側ハンドル61を操作することができない。
【0033】サムターン34を元の角度に回動復帰させ
ると、仮施錠状態に戻る。室外側から本施錠を非常解錠
するには、エマージェンシイプラグ37のスリット41
にスクリュウドライバの先端やコインを挿入してエマー
ジェンシイプラグ37を解錠方向に回動すればよい。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) カムプレートがスプリングを介さないでトリガに枢
着され、鎌金はカムプレートに係合しているので、引き
戸を激しく閉鎖しても一部の部品が動揺することはな
く、引き戸が跳ね返る前に鎌金がストライクに確実に係
合するので、引き戸Dが仮施錠されない虞がない。
【0035】(2) 内側及び外側ハンドルは、引き戸の開
放方向と同じ方向に操作されるので、引き戸の操作性が
よい。 (3) 鎌金は施錠角度或いは解錠角度に近づいたときに、
施錠角度或いは解錠角度に付勢され、且つ、保持される
ので、仮施錠及びその解錠動作が不十分になる虞はな
く、確実であるので操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】開扉状態における戸先錠の要部を破断して室外
側から見た図面である。
【図2】図1の一部を破断したX矢視図である。
【図3】戸先錠を引き戸の端面側から見た図面である。
【図4】戸先錠を引き戸の室内側から見た図面である。
【図5】戸先錠を引き戸の室外側から見た図面である。
【図6】戸先錠のエスカッション部分の横断面図であ
る。
【図7】戸先錠を構成する主要部品の斜視図である。
【図8】戸先錠の従来例を示す横断面図である。
【図9】図8の戸先錠の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
D 引き戸 S スタライク 1 錠ケース 2 内側エスカッション 3 外側エスカッション 5 フロント 13 トリガ 16 トリガスプリング 17 支軸 18 カムプレート 22 ピン軸 23 鎌金 25,26 平面部 28 押圧スプリング 29 係合部 34 サムターン 35 摘み 37 エマージェンシイプラグ 39 切欠部 42 枢軸 44 レトラクタ 46a 被押動壁 50,51 凹部 54 内側ハンドル 57 手掛け用突起 59 押動部 61 外側ハンドル 65 手掛け用突起 66 押動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸の端部に設けた錠ケース内に、先
    端部が該錠ケースの前面より出没可能なトリガと、上記
    錠ケースに設けられたピン軸に枢着され、上記ケースの
    前面から出没してストライクに係脱する係合部を有する
    鎌金と、該鎌金を施錠角度及び解錠角度方向に付勢する
    押圧用スプリングと、上記錠ケースに設けられた支軸に
    枢着され、一端部が上記トリガに枢着され他端部が上記
    鎌金に係合するカムプレートと、引き戸の内側及び外側
    表面に固着される内側エスカッション及び外側エスカッ
    ションと、該両エスカッションにそれぞれ一端が枢着さ
    れる内側及び外側ハンドルと、上記両エスカッションの
    間に設けられた枢軸に中央部を枢着され、一端が上記カ
    ムプレートに枢着され、他端に上記ハンドルの他端に押
    される被押動部を有するレトラクタとを設けたことを特
    徴とする戸先錠。
  2. 【請求項2】 上記内側及び外側ハンドルは、引き戸を
    開く方向に操作する手掛け用突起と、該手掛け用突起を
    操作したときに上記レトラクタ及びカムプレートを介し
    て上記鎌金を没入方向に押動する押動部を有することを
    特徴とする請求項1記載の戸先錠。
  3. 【請求項3】 上記内側エスカッションに回動可能に設
    けられるサムターンと、該サムターンに連結され、施錠
    方向に回動したときに上記レトラクタの回動を阻止する
    プラグとを設けたことを特徴とする請求項1記載の戸先
    錠。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010222824A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Best:Kk 引戸用鎌錠
KR101307136B1 (ko) * 2011-08-16 2013-09-10 주식회사 니프코코리아 미닫이문의 손잡이장치

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JP2010222824A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Best:Kk 引戸用鎌錠
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