JPH09209245A - 経糸引通し方法及び装置 - Google Patents
経糸引通し方法及び装置Info
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- JPH09209245A JPH09209245A JP8336201A JP33620196A JPH09209245A JP H09209245 A JPH09209245 A JP H09209245A JP 8336201 A JP8336201 A JP 8336201A JP 33620196 A JP33620196 A JP 33620196A JP H09209245 A JPH09209245 A JP H09209245A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03J—AUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
- D03J1/00—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
- D03J1/14—Apparatus for threading warp stop-motion droppers, healds, or reeds
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- D03—WEAVING
- D03J—AUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
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- D03J1/02—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms for treating warp, e.g. cleaning, moistening
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Looms (AREA)
- Handcart (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 経糸引通しの能力を増大する。
【構成】 織機のハーネス部材に経糸を引通す装置は、
往復運動12をする経糸引通し部材9を持ち、ハーネス
部材16,17,23〜27を運搬する小なくとも1つ
の装置を有する。経糸引通し部材は経糸の長さに比較し
て短い往復運動12を行うように構成されている。
往復運動12をする経糸引通し部材9を持ち、ハーネス
部材16,17,23〜27を運搬する小なくとも1つ
の装置を有する。経糸引通し部材は経糸の長さに比較し
て短い往復運動12を行うように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経糸引通し部材で織機
のハーネス部材に経糸を引通す方法及び装置に関する。
のハーネス部材に経糸を引通す方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイプの方法及び装置は、例え
ばスイス特許第682577号明細書や国際出願番号P
CT/CH91/00190号明細書などにおいて公知
である。これらに例示された装置は、ニードル状の経糸
引通し部材があり、これはリード後方のスタート位置か
ら経糸層に向かつて長い距離を動き、そこで経糸をつか
む。その帰路において該引通し部材は経糸をプレート、
ヘルド、リードを通して引張る。これには経糸層とプレ
ート、プレートとヘルド、ヘルドとリードと言つた多く
の中間スペースを通過する必要がある。これらの中間ス
ペースには横方向に柔軟に動く引込み部材に対して特別
なガイド部材が配置されている。該中間スペースには、
例えば空のヘルドを準備するためのモジユール、ヘルド
を分配するためのモジユール、経系を備えたプレート、
回転する駆動部材からなるモジユールなどが配置され
る。
ばスイス特許第682577号明細書や国際出願番号P
CT/CH91/00190号明細書などにおいて公知
である。これらに例示された装置は、ニードル状の経糸
引通し部材があり、これはリード後方のスタート位置か
ら経糸層に向かつて長い距離を動き、そこで経糸をつか
む。その帰路において該引通し部材は経糸をプレート、
ヘルド、リードを通して引張る。これには経糸層とプレ
ート、プレートとヘルド、ヘルドとリードと言つた多く
の中間スペースを通過する必要がある。これらの中間ス
ペースには横方向に柔軟に動く引込み部材に対して特別
なガイド部材が配置されている。該中間スペースには、
例えば空のヘルドを準備するためのモジユール、ヘルド
を分配するためのモジユール、経系を備えたプレート、
回転する駆動部材からなるモジユールなどが配置され
る。
【0003】この公知の装置によつて高い経糸引通し能
力を得るためには、高速で引通し部材を変位させる必要
がある。しかしそうすると長いガイド部材中で引通し部
材の摩損が増大することとなり、ハーネスを通して導か
れる間に糸ががらみ、その結果糸が切断されてしまう危
険が増大することになる。
力を得るためには、高速で引通し部材を変位させる必要
がある。しかしそうすると長いガイド部材中で引通し部
材の摩損が増大することとなり、ハーネスを通して導か
れる間に糸ががらみ、その結果糸が切断されてしまう危
険が増大することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従つて本発明の目的
は、関連する公知の欠点を伴わずに高い速度で経糸引通
ししのできる上記のタイプの装置を提供することにあ
る。
は、関連する公知の欠点を伴わずに高い速度で経糸引通
ししのできる上記のタイプの装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、経糸引通し
部材によつて離れた位置で経糸を取出すのではなく、経
糸を輸送装置で引渡し位置まで持つてきて、そこで引通
し部材に引渡されるようにすることで達成される。該引
渡し位置はできるだけリードに近くし、ヘルドやプレー
トと言つたハーネス要素の動きはリードに接近し、例え
ば引通しニードルのような経糸引通し部材が比較的短い
往復運動で全てのハーネス要素を通過できるようにす
る。言い換えれば、例えば経糸を準備した経糸層とリー
ドの間の距離は、そのごく一部だけが引通し部材でカバ
ーされるようにする。残りの距離は輸送装置でカバーさ
れ、該装置は経糸層から引通し部材に向かつて順次ずら
しながら経糸を引出し配列させるものが好ましい。
部材によつて離れた位置で経糸を取出すのではなく、経
糸を輸送装置で引渡し位置まで持つてきて、そこで引通
し部材に引渡されるようにすることで達成される。該引
渡し位置はできるだけリードに近くし、ヘルドやプレー
トと言つたハーネス要素の動きはリードに接近し、例え
ば引通しニードルのような経糸引通し部材が比較的短い
往復運動で全てのハーネス要素を通過できるようにす
る。言い換えれば、例えば経糸を準備した経糸層とリー
ドの間の距離は、そのごく一部だけが引通し部材でカバ
ーされるようにする。残りの距離は輸送装置でカバーさ
れ、該装置は経糸層から引通し部材に向かつて順次ずら
しながら経糸を引出し配列させるものが好ましい。
【0006】ハーネス要素の運動の経路は、好ましくは
60ないし100mmのスペース内に保たれ、従つて引
通し部材の距離又は動きは120ないし200mmの長
さに制限できればよい。もつともこれは経糸が引通し部
材中で懸垂するため形成されるループの長さにも依存す
る。
60ないし100mmのスペース内に保たれ、従つて引
通し部材の距離又は動きは120ないし200mmの長
さに制限できればよい。もつともこれは経糸が引通し部
材中で懸垂するため形成されるループの長さにも依存す
る。
【0007】このようにして得られる利点は、引通し部
材の往復運動が経糸長さ又は通常織機で用いられている
ハーネス要素間の距離に比較して短くてすむことであ
り、また従つてこの運動をよりゆつくり行えると言うこ
とである。この際摩損の問題はなくなり、経糸は全長さ
を導かれることがなく破損等の危険は著しく減少する。
往復運動が短いため、引込み部材の全体の駆動は簡単と
なり、従つて該駆動部は安価に作ることができる。もし
輸送装置を同時に復数の経糸を輸送できるが、これらの
糸を時間的に順次ずらしながら引通し部材に送るように
作れば、経糸もこの距離を遅い速度で通でばよいことに
なる。にも拘らず引通し能力は高く保つことができる。
材の往復運動が経糸長さ又は通常織機で用いられている
ハーネス要素間の距離に比較して短くてすむことであ
り、また従つてこの運動をよりゆつくり行えると言うこ
とである。この際摩損の問題はなくなり、経糸は全長さ
を導かれることがなく破損等の危険は著しく減少する。
往復運動が短いため、引込み部材の全体の駆動は簡単と
なり、従つて該駆動部は安価に作ることができる。もし
輸送装置を同時に復数の経糸を輸送できるが、これらの
糸を時間的に順次ずらしながら引通し部材に送るように
作れば、経糸もこの距離を遅い速度で通でばよいことに
なる。にも拘らず引通し能力は高く保つことができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の詳細を添付の図1を用いて説
明する。
明する。
【0009】図1には公知の方法でフレーム(図示せ
ず)中に準備され経糸層1を形成する経糸が示されてい
る。この経糸層1からの経糸2が示されていて、その端
3が輸送装置5の輸送クランプ8,8′の運動経路4の
領域中にある。従つて輸送クランプは該端3を把持する
ことができる。このような装置は、例えば国際公開第W
092/08830号明細書に見られ、これによつて経
糸端3は図の位置に持つてくることができる。輸送装置
5も同じく国際公開第W092/08830号明細書に
示されている。しかしながら、そこでは公知の輸送装置
は垂直に配置されているが、本発明においては輸送装置
は基本的には水平に配置されるか、あるいは引通し部材
の往復運動の平面に配置される。輸送装置5は1本の経
糸、例えば6を引出し、方向変換ピン7を廻つて引き、
与えられた位置でこれを開放するように作られている。
輸送装置5は基本的には、例えばチエインのような回転
部材より構成されていて、これに把持用部材(輸送クラ
ンプ)8,8′が固定されている。該クランプを開閉す
るため、例えばテークアツプ位置37とリリース位置3
8の領域に、図には示されていないが、公知のスライデ
イングブロツク又はカムレールを設ける。
ず)中に準備され経糸層1を形成する経糸が示されてい
る。この経糸層1からの経糸2が示されていて、その端
3が輸送装置5の輸送クランプ8,8′の運動経路4の
領域中にある。従つて輸送クランプは該端3を把持する
ことができる。このような装置は、例えば国際公開第W
092/08830号明細書に見られ、これによつて経
糸端3は図の位置に持つてくることができる。輸送装置
5も同じく国際公開第W092/08830号明細書に
示されている。しかしながら、そこでは公知の輸送装置
は垂直に配置されているが、本発明においては輸送装置
は基本的には水平に配置されるか、あるいは引通し部材
の往復運動の平面に配置される。輸送装置5は1本の経
糸、例えば6を引出し、方向変換ピン7を廻つて引き、
与えられた位置でこれを開放するように作られている。
輸送装置5は基本的には、例えばチエインのような回転
部材より構成されていて、これに把持用部材(輸送クラ
ンプ)8,8′が固定されている。該クランプを開閉す
るため、例えばテークアツプ位置37とリリース位置3
8の領域に、図には示されていないが、公知のスライデ
イングブロツク又はカムレールを設ける。
【0010】図に示した位置において、経糸6は転送位
置36でループを作り、経糸引通し部材9でつかまれる
よう準備される。この点に関しては引通し部材9は図の
位置よりももつと経糸6の方向まで動き、該経糸が引取
り溝10に飛込むようにする。こうして後、引通し部材
9の戻りのストロークが開始される。例えばクランク駆
動か又はリニアモータなどで構成された駆動部11が引
通し部材用に準備されている。引通し部材9の往復運動
は矢印12で示されている。駆動部11の前面に直ぐ前
には公知のリード13が配置され、本件の場合にはリー
ドもハーネス部材の一部として構成されている。
置36でループを作り、経糸引通し部材9でつかまれる
よう準備される。この点に関しては引通し部材9は図の
位置よりももつと経糸6の方向まで動き、該経糸が引取
り溝10に飛込むようにする。こうして後、引通し部材
9の戻りのストロークが開始される。例えばクランク駆
動か又はリニアモータなどで構成された駆動部11が引
通し部材用に準備されている。引通し部材9の往復運動
は矢印12で示されている。駆動部11の前面に直ぐ前
には公知のリード13が配置され、本件の場合にはリー
ドもハーネス部材の一部として構成されている。
【0011】ガイドレール14と15はリード13から
短い間隔だけ延びている平面14と15に配置されてい
る。ガイドレール14,15はハーネス部材、特にこの
場合はヘルド16,17の上下のガイドとして働いてい
る。ヘルドは異なったいくつもの構造を取り得るので、
公知の方法でその構造に従つて別々のガイドレール14
a,14bと15a,15bが準備されている。ヘルド
は公知の移送装置によつて図にヘルド17で示した位置
に移動する。ヘルドは極めて柔軟で可動性があるので、
局所的に配置されたガイド18でアイレツト19を整列
させて経糸引通し部材9の通路を作り、該部材9が経糸
を受取ることができるようにすることが可能である。引
通した経糸を持つたヘルドは進行して回転する分配部材
20に移される。この分配部材は、例えばガイドレール
の短いセクシヨン20a,20b,20cなどから構成
されていて、これらは間隙を開けて例えば回転チエイン
上に配置されていて、間隙はシヤフト21の間隔に対応
している。図にはこの回転チエインは1点鎖線20eで
示されている。分配部材20の駆動は円筒状に行われ、
ヘルドがシヤフト21に移送されるのに必要な時間が常
に得られるようになつている。この移送は図示の分配部
材20の位置でコンベアベルトで行なわれる。セクシヨ
ン20aから20dの個々のシヤフトへのヘルドの移送
は公知の装置を使うことができる。ここでは更に細かく
は示していないが、別の分配部材がヘルドをガイドする
ため下の方に配置されていて、分配部材20と全く同じ
構造でこれと同期して動くようになつている。この上下
2つの分配部材20はシヤフト21に関して垂直面内で
運動する。
短い間隔だけ延びている平面14と15に配置されてい
る。ガイドレール14,15はハーネス部材、特にこの
場合はヘルド16,17の上下のガイドとして働いてい
る。ヘルドは異なったいくつもの構造を取り得るので、
公知の方法でその構造に従つて別々のガイドレール14
a,14bと15a,15bが準備されている。ヘルド
は公知の移送装置によつて図にヘルド17で示した位置
に移動する。ヘルドは極めて柔軟で可動性があるので、
局所的に配置されたガイド18でアイレツト19を整列
させて経糸引通し部材9の通路を作り、該部材9が経糸
を受取ることができるようにすることが可能である。引
通した経糸を持つたヘルドは進行して回転する分配部材
20に移される。この分配部材は、例えばガイドレール
の短いセクシヨン20a,20b,20cなどから構成
されていて、これらは間隙を開けて例えば回転チエイン
上に配置されていて、間隙はシヤフト21の間隔に対応
している。図にはこの回転チエインは1点鎖線20eで
示されている。分配部材20の駆動は円筒状に行われ、
ヘルドがシヤフト21に移送されるのに必要な時間が常
に得られるようになつている。この移送は図示の分配部
材20の位置でコンベアベルトで行なわれる。セクシヨ
ン20aから20dの個々のシヤフトへのヘルドの移送
は公知の装置を使うことができる。ここでは更に細かく
は示していないが、別の分配部材がヘルドをガイドする
ため下の方に配置されていて、分配部材20と全く同じ
構造でこれと同期して動くようになつている。この上下
2つの分配部材20はシヤフト21に関して垂直面内で
運動する。
【0012】その他の例えばプレートの如きハーネス部
材の動きの経路は、14,15の平面から少し離れ、引
通し部材9の往復運動12を切る1点鎖線22で示して
ある。この運動経路22に沿つて異なつた位置に多数の
プレート23,24,25,26,27が示されてい
る。この点に関してプレート23は経糸6を引通す位置
にある。プレート23から27は、プレート25上の記
号28で示した輸送用開口をそれぞれ含んでいる。この
開口はキヤリア29のためのもので、該キヤリアは運動
経路22に沿つてプレート25を輸送する。このタイプ
のキャリア29は公知の方法で、例えば回転チエインの
ような輸送装置に保持され、回転し、図にはその一部し
か示してないが、ダクト30中を導かれる。プレート2
4から27の図示された位置において、該プレートはプ
レートキヤリア31に移される。この種の輸送装置につ
いては、運動経路は異なつたコースを取つているが、例
えば国際出願番号PCT/CH91/00190号明細
書で公知である。
材の動きの経路は、14,15の平面から少し離れ、引
通し部材9の往復運動12を切る1点鎖線22で示して
ある。この運動経路22に沿つて異なつた位置に多数の
プレート23,24,25,26,27が示されてい
る。この点に関してプレート23は経糸6を引通す位置
にある。プレート23から27は、プレート25上の記
号28で示した輸送用開口をそれぞれ含んでいる。この
開口はキヤリア29のためのもので、該キヤリアは運動
経路22に沿つてプレート25を輸送する。このタイプ
のキャリア29は公知の方法で、例えば回転チエインの
ような輸送装置に保持され、回転し、図にはその一部し
か示してないが、ダクト30中を導かれる。プレート2
4から27の図示された位置において、該プレートはプ
レートキヤリア31に移される。この種の輸送装置につ
いては、運動経路は異なつたコースを取つているが、例
えば国際出願番号PCT/CH91/00190号明細
書で公知である。
【0013】図にはリード13、ヘルド33、プレート
25を引通された経糸321本だけが示されているが、
ヘルド34とプレート24,26,27も引通された経
糸を持つていて、またリード13にも引通されていると
想像していただきたい。図は簡単のためこのような形で
示してある。
25を引通された経糸321本だけが示されているが、
ヘルド34とプレート24,26,27も引通された経
糸を持つていて、またリード13にも引通されていると
想像していただきたい。図は簡単のためこのような形で
示してある。
【0014】まだ説明していない動作方法について以下
に簡単に説明する。
に簡単に説明する。
【0015】経糸層1から次々に1本の経糸が引出さ
れ、その端3が輸送装置5のクランプ8の運動経路4中
に提供され、そこで経糸は最初の動きとして経糸6の位
置で引張られる。このコースは先ず比較的ゆつくりした
速度で行われ、順次ずらしながら行われる輸送のため、
経糸6が転送位置36に達する前に次の経糸6aが既に
輸送装置5で把持されているようにすることができる。
このように順次ずらして引出された経糸は一緒になつて
平面39を形成し、該平面は引通し部材の往復運動12
に平行に、好ましくは水平に延びる。
れ、その端3が輸送装置5のクランプ8の運動経路4中
に提供され、そこで経糸は最初の動きとして経糸6の位
置で引張られる。このコースは先ず比較的ゆつくりした
速度で行われ、順次ずらしながら行われる輸送のため、
経糸6が転送位置36に達する前に次の経糸6aが既に
輸送装置5で把持されているようにすることができる。
このように順次ずらして引出された経糸は一緒になつて
平面39を形成し、該平面は引通し部材の往復運動12
に平行に、好ましくは水平に延びる。
【0016】同時にハーネス部材は準備され、例えばヘ
ルド17とプレート23は図示の位置に、リード23は
まだ経糸が引通されていない状態でそれぞれ定位置に準
備される。ここで引込みのため準備されたハーネス部材
は運動経路22を形成し、これは引通し部材の住復運動
経路と交差する。これらの運動経路は引通し部材9の領
域では直ぐ続いて延び、互いに少なくとも平行である。
経糸引通しのため、ハーネス部材13,17,23はそ
の位置に留まり、従つて引通し部材9は往復運動12を
行つて上記のハーネス部材に糸を通す。このようにして
第2の動きで経糸6は引通され、次の保持部材35に移
される。部材35は例えば吸引ノズルなどで構成され、
経糸6を保持する。この第2の動きは輸送装置5中の経
糸の第1の速度の数倍の速さで行われることが好まし
い。迅速なトラブルのない経糸引通しができるために
は、ハーネス部材の経路、即ちリード13,平面14,
15中のヘルド16。17とライン22に沿つてのプレ
ート23の横方向の動きは平行で直ぐ後に続き、互いに
できるだけ密接している必要がある。このことは特にラ
イン22が引込み部材9の往復運動12と交差する場所
において重要である。
ルド17とプレート23は図示の位置に、リード23は
まだ経糸が引通されていない状態でそれぞれ定位置に準
備される。ここで引込みのため準備されたハーネス部材
は運動経路22を形成し、これは引通し部材の住復運動
経路と交差する。これらの運動経路は引通し部材9の領
域では直ぐ続いて延び、互いに少なくとも平行である。
経糸引通しのため、ハーネス部材13,17,23はそ
の位置に留まり、従つて引通し部材9は往復運動12を
行つて上記のハーネス部材に糸を通す。このようにして
第2の動きで経糸6は引通され、次の保持部材35に移
される。部材35は例えば吸引ノズルなどで構成され、
経糸6を保持する。この第2の動きは輸送装置5中の経
糸の第1の速度の数倍の速さで行われることが好まし
い。迅速なトラブルのない経糸引通しができるために
は、ハーネス部材の経路、即ちリード13,平面14,
15中のヘルド16。17とライン22に沿つてのプレ
ート23の横方向の動きは平行で直ぐ後に続き、互いに
できるだけ密接している必要がある。このことは特にラ
イン22が引込み部材9の往復運動12と交差する場所
において重要である。
【0017】続いてハーネス部材は前進して分配段に移
されるが、これはサイクリツクに、例えば引通し部材9
と同期して行われる。ヘルドは回転分配部材20でシヤ
フト21に供給され、個々のシヤフトヘ順に分配され
る。ここでヘルドは異なつた時間間隔の間又は異なつた
サイクルタイムの間分配部材20上に留まる。この分配
の制御は公知であり、従つてここでは更に詳細に例示し
ない。公知の輸送装置で運動経路22に沿つて進められ
たプレート24ないし27は、公知の方法でプレートキ
ヤリア31に移される。これらの運動の結果、引通され
た経糸32とハーネス部材間に相対的な運動が生じ、従
つて例えばヘルドとプレートは経糸32に沿つてスライ
ドする。即ち引通し運動の方向と逆の方向にスライドす
る。しかしながらこれらの運動は、運動がゆつくり行わ
れると言う事実から、問題なくそして経糸を傷めること
なく行われる。
されるが、これはサイクリツクに、例えば引通し部材9
と同期して行われる。ヘルドは回転分配部材20でシヤ
フト21に供給され、個々のシヤフトヘ順に分配され
る。ここでヘルドは異なつた時間間隔の間又は異なつた
サイクルタイムの間分配部材20上に留まる。この分配
の制御は公知であり、従つてここでは更に詳細に例示し
ない。公知の輸送装置で運動経路22に沿つて進められ
たプレート24ないし27は、公知の方法でプレートキ
ヤリア31に移される。これらの運動の結果、引通され
た経糸32とハーネス部材間に相対的な運動が生じ、従
つて例えばヘルドとプレートは経糸32に沿つてスライ
ドする。即ち引通し運動の方向と逆の方向にスライドす
る。しかしながらこれらの運動は、運動がゆつくり行わ
れると言う事実から、問題なくそして経糸を傷めること
なく行われる。
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
3 一端 9 経糸引通し部材 12 第2の動き 13,17,23 ハーネス部材
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の動きによつて経糸を個々に輸送
し、その一端(3)をリードの直前の転送位置(36)
にもつてきて、ここで経糸を引通し部材でつかみ、第2
の動き(12)で準備されたハーネス部材に引通し込む
如くしたことを特徴とする、経糸引通し部材(9)で織
機のハーネス部材(13,17,23)に経糸を引通す
ための方法。 - 【請求項2】 第2の動きは第1の動きの速度の数倍の
速度で行われる如くしたことを特徴とする、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】 経糸は第1の順次ずらした輸送によつて
転送位置に達し、順次取出された経糸は引通し部材
(9)の第2の動き(12)に、少なくともほぼ平行に
延びる平面(39)を形成する如くしたことを特徴とす
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 ハーネス部材は個々に転送位置(36)
とリード(13)の間の空間に輸送される如くしたこと
を特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 経糸引通しの後、ハーネス部材はシヤフ
ト(21)又はプレートキヤリア(31)上への分配の
ための処理段に動き、移動されるハーネス部材は、経糸
引通し中の経糸の第2の動きと反対の方向に動く如くし
たことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 経糸引通し部材は往復運動(12)を行
うよう作られ、経糸を引込み部材(9)に供給するため
の輸送装置(5)が設けられ、経糸を基本的には往復運
動(12)の方向に引通し部材の所に輸送する如くした
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法を実施するた
めの装置。 - 【請求項7】 輸送装置(5)は経糸を提供するための
装置を結合し、この装置から引通し部材に経系を引渡す
如くしたことを特徴とする、請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】 経糸引通しのため設けられたハーネス部
材は、引通し部材の往復運動と交差する運動経路(2
2)を有し、運動経路の交差点において相隣接して、少
なくとも近似的に互いに平行に延びている如くしたこと
を特徴とする、請求項6に記載の装置。 - 【請求項9】 輸送装置(5)は複数の経糸を同時に順
次ずらして輸送できる如く構成したことを特徴とする、
請求項7に記載の装置。 - 【請求項10】 輸送装置(5)は回転クランプ(8,
8′)より成ることを特徴とする、請求項6に記載の装
置。
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