JPH0920906A - 高炉炉壁プロフィール測定方法及びその装置 - Google Patents

高炉炉壁プロフィール測定方法及びその装置

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JPH0920906A
JPH0920906A JP16552395A JP16552395A JPH0920906A JP H0920906 A JPH0920906 A JP H0920906A JP 16552395 A JP16552395 A JP 16552395A JP 16552395 A JP16552395 A JP 16552395A JP H0920906 A JPH0920906 A JP H0920906A
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義久 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉体損傷部の補修前後対象範囲に正確で適切
な補修情報を提供すること。 【構成】 ベルレス高炉の炉内を旋回、傾動する分配シ
ュート3に設置した昇降駆動装置4dによって炉内を昇
降動され、炉内耐火物までの距離を測定する距離測定セ
ンサー4bと、この距離測定センサー4bと一体的に昇
降動して距離測定センサー4bの位置を確認するテレビ
カメラ4cと、高炉本体鉄皮の3次元基準位置から前記
距離測定センサー4bまでの相対位置を決定すべく高炉
本体鉄皮に着脱可能なターゲット板4hと、前記距離測
定センサー4bにより検出した炉内耐火物の表面プロフ
ィールと初期耐火物の表面プロフィールデータを比較演
算する演算装置4mを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高炉の炉内壁プロフィー
ルを測定する方法及びこの測定方法に適用する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉の炉内壁は、一般的に冷却盤または
ステーブと耐火煉瓦との組み合わせからなっている。し
かし、シャフト上部の炉内壁は、温度的に低い条件にあ
り、炉体の過冷却を防止するため、約600〜800m
m程度の厚みのシャモット質、あるいは高アルミナ質の
煉瓦で内張りされている。
【0003】しかし、シャフト上部の炉内壁には、付着
物が付着する場合があり、この付着物が成長すると、炉
内の還元ガスが偏流を起こして適性な還元作用を果たせ
なくなり、炉況不安定操業の要因となる。また、高炉の
炉内内張り耐火物は、鉱石等原料の降下および接触によ
る損耗のほか、炉内の熱負荷変動、侵食性ガスアタック
によって亀裂や剥離が生じ、損耗,消失が生じ易い。
【0004】この炉壁の損耗は、均一に進行するもので
はなく、円周方向、高さ方向位置によって異なり、炉内
プロフィールが円周方向や高さ方向で不均一となり、コ
ークスと焼結鉱の混合層が発生するばかりでなく、炉内
還元ガスの流れも不均一となる等操業上大きな問題とな
る。また、炉壁の損耗部では、鉄皮にホットスポットを
生じ、変形、亀裂等の発生原因となり、炉体寿命を短縮
させる大きな原因となる。
【0005】そこで、稼働中の高炉内壁耐火物や冷却装
置の損耗部に耐火物を吹き付ける種々の補修方法を実施
しているが、その補修を効率よく行うために内壁のプロ
フィールを把握する種々の提案がなされている。
【0006】例えば、特開平4−136110号公報
には、ベルレス高炉の原料装入用分配シュートに不定形
耐火物吹付ノズルの保持フレームを係止し、(a) 吹付ノ
ズルを前記保持フレームの上下方向に沿って昇降させる
上下走行台車装置を設けたり、さらに、(b) 吹付ノズル
の俯仰角を変更できるようにヒンジ機構を設けて、局所
的な炉内壁面形状に対応させた炉内壁補修装置が提案さ
れている。また、同号公報には、分配シュート用傾斜角
度,フレームの傾斜角度及び吹付ノズルの射程を計測す
るセンサー類を備え、これらの測定データから高炉内壁
のプロフィールを判定する判定装置を具備した炉内壁補
修装置も開示されている。
【0007】また、特公昭63−52308号公報に
は、補修材の吹付ノズルを搭載した吹付機に、旋回装
置,テレビカメラ,温度計,レーザ距離測定器等を備
え、損耗部のプロフィールを検出して炉内壁に自動吹付
けして補修する方法が提案されている。
【0008】また、上記公報以外に精度の良い炉内壁補
修を実現するための検出手段として、「鉄と鋼」CAMP
-ISIJ Vol.7(1994)-975 に、高炉の炉体開口部より、炉
内昇降機を備えたアームにレーザ距離測定器を懸吊して
データ採取と同時に炉内イメージを出力することのでき
る高炉のシャフトプロフィール測定装置が開示されてい
る。
【0009】特開昭58−196406号公報および
特開昭59−143905号公報では、レーザ光を用
い、測定用ランスを炉内に回転および軸方向に移動可能
として、三角測量もしくはレーザレーダ法に基づいて炉
壁耐火物の内面プロフィールを測定する装置が提案され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、の特
開平4−136110号公報に開示された装置は、炉内
壁プロフィールを判定する装置としては、(a) 炉内壁プ
ロフィールを判定するための位置測定データを出力する
センサー類(分配シュートの傾斜角度センサー,フレー
ム傾斜角度センサー,圧力発信器,射程計測センサー
他)が、分配シュートに係止された保持フレームの各位
置にバラバラに配設されているので、各々のセンサー類
の測定誤差が相剰されて、正確なプロフィール測定デー
タの出力ができず、また、(b) プロフィール判定装置と
して最も重要な絶対位置を保証する基準点がないため、
相対的なプロフィール測定はできるものの、各センサー
計測端からのデータを採集して演算処理しても、正確な
定量的炉内壁プロフィールの絶対値的な表示および把握
ができない。すなわち、プロフィール測定データの精度
を保証することができないという問題がある。
【0011】また、の特公昭63−52308号公報
に開示された装置も炉内壁プロフィールを判定する装置
としては、(a) 走行装置と走行ビーム(吊り装置)だけ
では、基準となる炉芯軸を中心としてプロフィールを測
定する位置決めの確定ができないため、正確な定量的炉
内壁プロフィールの表示および把握ができず、また、
(b) 前記の装置の(b) と同様に絶対位置を保証する基
準点がないため、正確なプロフィール測定データの精度
を保証することができない、という問題がある。
【0012】また、の「鉄と鋼」CAMP-ISIJ Vol.7(19
94)-975 に報告されているプロフィール測定装置は、
(a) 前記,の装置と同様に相対的なプロフィール測
定はできるが、基準となる炉芯軸を中心としてプロフィ
ールを測定する位置決めが確定できないため、正確な定
量的炉内壁プロフィールの絶対値的な表示および把握が
できず、また、(b) 前記の装置の(b) と同様に絶対位
置を保証する基準点がないため、正確なプロフィール測
定データの精度を保証することができない、という問題
がある。さらに、の特開昭58−196406号公報
および特開昭59−143905号公報で開示されてい
る装置も、前記の装置と同様な問題がある。
【0013】すなわち、上記したような従来方法や装置
にあっては、炉内耐火物の損耗状況を計測する基準位置
がないので、測定精度が悪く実用に耐えなかった。加え
て、従来装置は大型で大重量であるので、分配シュート
への脱着を安全かつ確実に、しかも短時間で行うことが
出来なかった。
【0014】本発明は、このような問題を全て解決でき
る高炉炉壁プロフィール測定方法及びその装置を提供す
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の高炉炉壁プロフィール測定方法は、ベ
ルレス高炉の炉内を旋回、傾動する分配シュートに距離
測定センサーとテレビカメラを取り付けた昇降駆動装置
を設置して炉内耐火物の表面プロフィールを測定する高
炉炉壁プロフィール測定方法において、分配シュートに
前記昇降駆動装置を設置した後、先ず高炉本体鉄皮の3
次元基準位置から前記距離測定センサーの初期測定基準
位置を決定し、次に分配シュートの旋回動と前記昇降駆
動装置の昇降動によって測定した炉内耐火物の表面プロ
フィールと高炉の初期耐火物の表面プロフィールデータ
を比較して得た差を耐火物の損耗または耐火物への付着
と判定するのである。
【0016】また、本発明の高炉炉壁プロフィール測定
装置は、ベルレス高炉の炉内を旋回、傾動する分配シュ
ートに設置した昇降駆動装置によって炉内を昇降動さ
れ、炉内耐火物までの距離を測定する距離測定センサー
と、この距離測定センサーと一体的に昇降動して距離測
定センサーの位置を確認するテレビカメラと、高炉本体
鉄皮の3次元基準位置から前記距離測定センサーまでの
相対位置を決定すべく高炉本体鉄皮に着脱可能なターゲ
ット板と、前記距離測定センサーにより検出した炉内耐
火物の表面プロフィールと初期耐火物の表面プロフィー
ルデータを比較演算する演算装置を具備しているのであ
る。
【0017】
【作用】本発明は、距離測定センサーとテレビカメラ
を、炉芯軸を中心として旋回・傾動するベルレス高炉の
原料装入用分配シュートに係止・固定した昇降駆動装置
によって一体的な昇降動可能に構成することにより、炉
体の基準となる炉芯軸が確定するので、炉内壁の半径方
位の正確な距離が測定でき、プロフィール測定が可能と
なる。そして、分配シュートの旋回操作及び昇降駆動機
構による昇降動作を組み合わせることにより任意の炉内
壁の円周方向および上下方向全域のプロフィール測定を
最大限に拡大することができる。
【0018】また、炉体との取合寸法が明確な高炉本体
鉄皮に炉体の基準点としてのターゲット板を取り付ける
ことにより、(a) プロフィール測定装置として、最も重
要な絶対位置を保証する基準点として、炉内の座標点、
すなわち円周位置および上下位置の正確な位置決めを確
定することができ、また、(b) プロフィール測定装置の
距離測定センサーの距離信号と実距離の比較・較正及び
検定ができるので、常に正確なプロフィール測定データ
の精度を保証することができ、さらに、(c) ターゲット
板面を炉内壁の測定対象表面に凹凸や色調を模擬した性
状にして、例えばレーザー光線を用いた距離測定センサ
ーの反射率が測定精度に及ぼす測定条件の影響を適正に
補正することにより測定精度を保証、すなわち、休風時
における炉壁残存厚コアボーリングの実測値と比較して
ほぼ同じ値(±50mm以内)にすることが可能とな
る。
【0019】さらに、プロフィール測定用距離測定セン
サーとテレビカメラを併用することにより、距離測定セ
ンサーから出力される2次元もしくは3次元プロフィー
ル画像表示に加え、テレビカメラの目視画像との対比が
可能であり、前記プロフィール画像表示を例えば帯状に
展開出力し、テレビカメラ画像もビデオプリンターにて
同様に帯状に展開して比較することで、より臨場感のあ
る観察用・監視用情報を提供することができる。
【0020】またさらに、分配シュートに取り付けるプ
ロフィール測定装置の保持機構及び電線,信号ケーブル
や冷却,パージホースを巻き取るケーブルドラム等並び
に距離測定センサーやテレビカメラを格納する収納ケー
スをコンパクトな一体構成とすれば、(a) プロフィール
測定装置をホイスト等の揚重機で運搬・移動したり、分
配シュート取替位置に相当する傾動角を大きくした状態
(65°〜70°)で炉外側から分配シュートの変形防
止用スチフナーに、安全かつ確実に,しかも短時間、す
なわち、従来は4〜5時間程度要したものが本発明では
1時間以内で取り付けることができ、(b) 収納ケース
は、距離測定センサーやテレビカメラを格納可能な大き
さとすれば、運搬・移動及び分配シュートへの取付時に
前記収納機器を損傷から保護することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の高炉炉壁プロフィール測定方
法及びその装置を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の炉内壁プロフィール測定装置の実
施例における炉体との取合を示す縦断面図、図2は本発
明の炉内壁プロフィール測定装置を分配シュートに係止
・搭載する状況を示す斜視図、図3は本発明の炉内壁プ
ロフィール測定装置を設置する過程を順を追って示す縦
断面取合図、図4は本発明の炉内壁プロフィール測定装
置の実施例における炉体との取合を示す横断面図、図5
は本発明の炉内壁プロフィール測定装置がリンクチェー
ンで懸吊された状態で旋回する時の振れ防止の一例を模
式的に示す図面、図6は本発明の炉内壁プロフィール測
定装置の他の実施例における図3と同様の図、図7は本
発明の炉内壁プロフィール測定装置の他の実施例におけ
る図4と同様の図である。
【0022】図1は休風時のベルレス高炉における炉芯
軸をO−Oとする炉体1の炉頂部に設けた分配シュート
用駆動装置2に分配シュート3が設置され、その先端部
に、本発明の炉内壁プロフィール測定装置4が係止・固
定された状態を示す。分配シュート3は、分配シュート
用駆動装置2の傾動モータ2aおよび旋回モータ2bに
よりそれぞれ炉芯軸O−Oを基準にして傾動・旋回動作
が行え、また、炉体1の炉頂部には、分配シュート取替
用開口部1aや炉体マンホール1bが設置されている。
【0023】炉内壁プロフィール測定装置4は、支持フ
レーム4aに一体構成されたコンパクトな構造で、分配
シュート3の変形防止用スチフナー3aに係止・固定で
きる様にしている。そして、距離測定センサー4b,テ
レビカメラ4cおよびこれらの機器を炉内上下方向に昇
降する昇降駆動装置4dや電源・信号ケーブル及び後述
するケーシング4j内を冷却,パージするフレキシブル
ホース4eを巻き取るケーブルドラム4f等で構成され
ている。
【0024】次に、図1に示した本発明の炉内壁プロフ
ィール測定装置4を用い、本発明方法によって炉内壁耐
火物の損耗等のプロフィールを測定する方法について述
べる。図1中のMは休風減尺した時の炉内原料レベル
を、1cはステーブを、1dは炉内壁損耗プロフィール
を示す。この炉内壁損耗プロフィール1dより明らかな
ように、円錐形状の初期プロフィール1eと比べると、
損耗は均一に進行するものではなく、円周方向、高さ方
向によって不均一となっている。また、炉内壁に付着物
5が付着する場合もある。
【0025】炉内壁プロフィールを測定するには、その
傾動角をA1 とした分配シュート3に炉内壁プロフィー
ル測定装置4を設置した後、半径方向距離X0 なる炉体
1との取合寸法が明確な分配シュート取替用開口部1a
のフランジ面に炉内に垂下状に位置すべくターゲット板
用フレーム4gを取付け、このターゲット板用フレーム
4gに炉体1の半径方位、高さ方向の基準点となるター
ゲット板4hを固定する。
【0026】こうすることで、本発明の構成要素の一つ
であるターゲット板4hに予め付けた基準マークCの位
置、すなわち、炉体1との取合寸法における、X1 及び
1の座標点が炉体1との絶対位置を保証する基準点と
なり、この基準点より炉内の座標点、つまり、円周方向
及び上下方向の正確な位置決めを確定することができ
る。
【0027】次に、炉内半径方向のプロフィールを判定
するための距離を測定するために、支持フレーム4aに
設置した昇降駆動装置4dを駆動して、距離測定センサ
ー4bをターゲット板4hの基準マークCの正面位置ま
で垂下させる。この時、本発明では前記距離測定センサ
ー4bの上部に設置したテレビカメラ4cによって炉外
に設置したモニター画像(図示せず)を目視し、正確か
つ迅速に距離測定センサー4bを基準マークCに位置決
めすることが可能である。この位置における測定距離X
3 の測定データにより、プロフィール測定装置4の炉体
1との位置が確定されるので、炉体1の基準線である炉
芯軸O−Oに対して炉半径方向距離X2 は、X0 が既知
寸法であるのでX2 =X0 −(X1 +X3 )として、演
算処理することができる。
【0028】この位置では、プロフィール測定装置4に
おける距離測定センサー4bの距離信号と実距離の較正
・検定ができるので、常に正確なプロフィール測定デー
タの精度を保証することができる。
【0029】次に、炉内上下方向のプロフィールを判定
するための距離を測定するために、前記昇降駆動装置4
dに昇降距離を検出するエンコーダー(図示せず)を設
置して、炉内垂直方向距離Y2 の測定データを出力す
る。上記の方法においては、分配シュート3の旋回モー
タ2bによる旋回操作及び昇降駆動装置4dの昇降機構
による昇降操作を組み合わせることにより、任意の炉内
壁における半径方向距離Xの測定データを旋回モータ2
bに内蔵した回転角度計(図示せず)によって、円周方
向角度θで出力すると共に、垂直方向距離Yの測定デー
タの出力を結合して演算処理することにより、炉体1と
の正確な定量的炉内壁損耗プロフィール1dの絶対値的
な表示及び把握をすることができるので、炉内壁の定量
的な残厚測定が可能となる。
【0030】本実施例における炉内壁プロフィール測定
装置4による炉内壁損耗プロフィール1dの炉壁残厚測
定結果は、休風時におけるコアーボーリングによる残存
厚さの実測値と比較してもほぼ同じ値(±50mm以
下)となり、良好な結果を得たことを確認した。ここで
適用している距離測定センサー4bは、例えばレーザ光
式距離計でレーザ反射波の位相と発射波の位相とのズレ
時間を測定することにより距離を算出するものである。
この距離測定センサー4bのセンサーヘッドは垂直方向
に走査角B(例えば30°)の範囲を首振り走査できる
ので、同一上下方向レベルで走査角Bに相当する幅広い
範囲で、例えば近赤外レーザ光を広範囲に走査させて光
強度に基づく2次元画像、および距離信号に基づく等高
線的表示を行う3次元画像を出力して炉内壁損耗プロフ
ィール1dを立体的に表示することも可能である。この
距離測定センサー4bは、本実施例のようにレーザ光式
でも、また超音波式でも構わないが信号発信方向と測定
対象壁面とのなす角度が多少変位しても測定精度には影
響のないものが望ましい。
【0031】また、本実施例に示したようにテレビカメ
ラ4cを距離測定センサー4bと一緒にケーシング4j
に搭載することにより、距離測定センサー4bをターゲ
ット板4hの基準マークCに正確かつ迅速に位置決めす
ることを可能にすると共に、前記炉内壁損耗プロフィー
ル1dの2次元ないし3次元画像表示に加えて目視画像
との対比が可能となり、より臨場感のある観察・監視情
報が提供できる。
【0032】図2は炉内壁プロフィール測定装置4を分
配シュート3に係止・搭載する状況を示した斜視図であ
り、炉内壁プロフィール測定装置4は、支持フレーム4
a上の昇降駆動装置4dにリンクチェーン4i、もしく
はワイヤーロープで懸吊された距離センサー用ケーシン
グ4j内に収納された距離測定センサー4bおよびテレ
ビカメラ4cで構成されている。
【0033】そして、ケーブルドラム4fに巻き取られ
たフレキシブルホース4eは、ケーブルドラム4f内の
回転継手(図示せず)を経てホース4kによって炉外側
の炉体デッキ6上に設置したのバルブスタンド(図示な
し)ないしは制御・操作盤4mに接続される。一方、前
記機器の距離測定センサー4b、テレビカメラ4cを収
納,搭載しているケーシング4jは、通常、プロフィー
ル測定をしていない場合には運搬,移動時に支持フレー
ム4a下部の収納ケース4n内に格納し、コンパクトな
一体構造として、ホイスト7で安全にハンドリング可能
としている。
【0034】また、本実施例における炉内壁プロフィー
ル測定装置4は、支持フレーム4aの背面側に配設した
カギ形状のフック4aaによって分配シュート3を所定
傾動角となした時に変形防止用スチフナー3aに容易か
つ確実に係止,固定できる構造としたものを開示してい
る。
【0035】図3は本発明の炉内壁プロフィール測定装
置4を設置する過程を順を追って示す縦断面取合図であ
る。 炉体デッキ6上に載置された炉内壁プロフィール測
定装置4は、支持フレーム4aに一体構成されており、
この支持フレーム4aを例えば電動チェーンブロック8
と組み合わせたホイスト7で、炉体1の分配シュート取
替用開口部1a側に懸吊・移動する。
【0036】 前記炉内壁プロフィール測定装置4を
炉外側から安全かつ確実に、しかも短時間で分配シュー
ト3に搭載するため、傾動モータ2aを駆動させて分配
シュート3を分配シュート取替位置の最大傾動角A
2 (例えば65〜70°)となす。その後、ホイスト7
と組み合わせた電動チェーンブロック8の長さを調整操
作して支持フレーム4aの姿勢を分配シュート3の傾動
姿勢に合わせ、支持フレーム4aの背面に設置したフッ
ク4aaを分配シュート3のスチフナー3aに係止・固
定させる。このようにして炉内壁プロフィール測定装置
4の重量を分配シュート3に完全に預けた後、ホイスト
7を切り離す。
【0037】 前記炉内壁プロフィール測定装置4を
炉内壁プロフィールを測定する姿勢とする前工程で、分
配シュート3の傾動角をA2 からA1 (例えば53°)
として距離測定センサー4bを格納している収納ケース
4nを垂直姿勢とする。なお、この時、分配シュート3
に搭載した支持フレーム4aに一体的に取り付けた収納
ケース4nの最外端軌跡が分配シュート取替用開口部1
aの下部に干渉しないよう、寸法的取合を決定しておく
ことは言うまでもない。
【0038】 分配シュート取替用開口部1aのフラ
ンジ面にターゲット板用フレーム4gを垂下状に取り付
け、このターゲット板用フレーム4gに炉内基準点とし
てのターゲット板4hを固定する。 ターゲット板4hの前面に対向するテレビカメラ4
cによって基準マークCを撮影しながら炉外に設置した
モニター(図示せず)にてこれを確認しつつ、昇降駆動
装置4dを下降操作して炉内壁プロフィール測定装置4
を降下させ、炉内座標点(X1,1 )にて、距離測定セ
ンサー4bの較正・検定を行う。
【0039】 以上の〜のプロフィール測定準備
過程を経て、では前記した如く分配シュート3の旋回
操作と昇降駆動装置4dの昇降操作の組み合わせ、及び
距離測定センサー4bにおける垂直方向走査角B内の首
振り走査を行うことにより、任意炉内壁の全域にわたっ
てプロフィール測定を行う。
【0040】図4は本発明の炉内壁プロフィール測定装
置4の実施例における炉体1との取合を示す横断面図で
あり、この図4では、炉体1と同心円形状をなした初期
プロフィール1eが径年変化で円周方向,上下方向で不
均一となった炉内壁損耗プロフィール1d及び付着物5
が生成したプロフィールを、炉芯軸Oを旋回中心とする
分配シュート3の失端部に係止,固定した炉内壁プロフ
ィール測定装置4が、炉半径方向距離Xを分配シュート
3の旋回角θによる円周方向に沿って測定している取合
図を示す。なお、ターゲット板4hによる距離測定セン
サー4bの較正・検定および炉半径方向距離X2 を確認
する方法は図1で述べた通りである。
【0041】図5は本発明の炉内壁プロフィール測定装
置4がリンクチェーン4iで懸吊された状態で旋回する
時の振れ防止の一例を模式的に示す図面である。この図
5で開示した振れ防止機構は、コンテナクレーン等で適
用されている方式の改良であり、ケーシング4jに収納
された距離測定センサー4bやその上部に設置したテレ
ビカメラ4c等の機器荷重の重心Gを懸吊用のリンクチ
ェーン4iの合力中心に一致させると共に、支持フレー
ム4aに回転自在に枢支した一対の巻き上げ用チェーン
スプロケット4daの取付間隔を拡げたものである。こ
のようにすることで、炉内壁プロフィール測定装置4は
円周方向の旋回(旋回速度:Max 2rpm)にも殆ど振れな
い結果を得た。なお、リンクチェーン4iに代えてワイ
ヤーロープ等を適用することも可能であるが、ワイヤー
ロープは伸びが発生したり、また高温雰囲気での使用制
限があるので、本実施例に示したようにリンクチェーン
を適用することが望ましい。
【0042】図6は本発明の炉内壁プロフィール測定装
置4の他の実施例における図3と同様の図である。前記
図3の実施例と異なる点は、炉内壁プロフィール測定装
置4’を分配シュート3の先端に係止・固定して搭載す
るも、炉芯軸O−Oを旋回中心とすると共に、該炉芯軸
O−Oの軸線上を昇降することにより、任意炉内全域の
プロフィール測定を可能とするところである。
【0043】以下、この図6に示す本発明の炉内壁プロ
フィール測定装置4’を設置する過程を順を追って示
す。 炉体デッキ6上に載置された炉内壁プロフィール測
定装置4’は、支持フレーム4a’に一体構成されてお
り、電動チェーンブロック8と組み合わせたホイスト7
によって炉体1の分配シュート取替用開口部1a側に懸
吊・移動する。
【0044】 前記炉内壁プロフィール測定装置4’
を炉外側から安全かつ確実に、しかも短時間で分配シュ
ート3に搭載するため、分配シュート3を分配シュート
取替位置の最大傾動角A2 (例えば65〜70°)とな
した後、この姿勢で、支持フレーム4a’の背面に設置
したフック4aaをスチフナー3aに係止・固定させ
る。このようにして炉内壁プロフィール測定装置4’の
荷重を分配シュート3に完全に預けた後、ホイスト7を
切り離す。
【0045】 前記炉内壁プロフィール測定装置4’
を炉内壁プロフィールを測定する姿勢とする前工程で、
距離測定センサー4bが炉芯軸O−Oに位置する様に、
分配シュート3の傾動角をA2 から所定の傾動角A1
(例えば6°)となす。これにより、距離測定センサー
4bを格納している収納ケース4nはリンク機構4ja
により垂直姿勢となる。なお、この時、分配シュート3
に搭載した支持フレーム4a’に一体的に取り付けた収
納ケース4nの最外端軌跡が分配シュート取替用開口部
1aの下部に干渉しないよう、寸法的取合を決定してお
くことは言うまでもない。そして、その後分配シュート
取替用開口部1aのフランジ面に垂下状にターゲット板
用フレーム4gを取り付け、このターゲット板用フレー
ム4gに炉内基準点としてのターゲット板4hを固定す
る。
【0046】更にこのターゲット板4hの前面の位置
で、距離測定センサー4b、テレビカメラ4cによって
基点マークCを確定し、炉内座標点(X1 ,Y1 )に
て、距離測定センサー4bの較正・検定を行うと共に、
この位置における測定距離X3 の測定データより、既知
寸法である炉体1の半径寸法X0 、すなわち、X0 =X
1+X3 を基に再度距離測定センサー4bが炉芯軸O−
Oに位置するように、分配シュート3の傾動角A1 ’を
変更する。
【0047】 炉内上下方向のプロフィールを判定す
るための距離を測定する方法として、昇降駆動装置4d
に昇降距離を検出するエンコーダー(図示せず)を設置
して、炉内垂直方向距離Y2 の測定データを出力する。
【0048】以下、図1の実施例と同様に、分配シュー
ト3の旋回モータ2bによる旋回操作および昇降駆動装
置4dの昇降機構による昇降操作を組み合わせることに
より、任意炉内壁の半径方向距離Xの測定データを旋回
モータ2bに内蔵した回転角度計(図示せず)によって
円周方向角度θで出力すると共に、垂直方向距離Yの測
定データの出力を結合して演算処理することにより、炉
体1との正確な定量的炉内壁プロフィール1dの絶対値
的な表示および把握をして炉内壁の残厚測定が可能とな
る。
【0049】この場合、距離測定センサー4bとしてレ
ーザ光式距離計を適用すれば、センサーヘッドが垂直方
向に走査角B(例えば30°)の範囲を首振り操作でき
るので、同一上下方向レベルで走査角Bの範囲に相当す
る幅広い炉内壁損耗プロフィール1dを具体的に表示す
ることが可能となる。
【0050】また、この距離測定センサー4bにセンサ
ーヘッドの垂直方向走査機能に360°回転(旋回)機
能を付与すれば、前述の分配シュート3の旋回操作をし
なくても、上記と同様な円周方向の炉内壁プロフィール
測定が可能となる。すなわち、距離測定センサー4bを
支持フレーム4a’により分配シュート3に係止・固定
して懸吊し、所定の傾動角A1 ’として、炉芯軸O−O
に一致させることで、同じ炉内壁プロフィール測定の目
的が達成できるのである。
【0051】図7は本発明の炉内壁プロフィール測定装
置の他の実施例における図4と同様の図であり、この図
7では、炉体1と同心円形状をなした初期プロフィール
1eが径年変化で円周方向,上下方向で不均一となった
炉内壁損耗プロフィール1d及び付着物5が生成したプ
ロフィールを、炉芯軸Oを旋回中心とし、所定の傾動角
1 ’となした分配シュート3の先端部に係止,固定し
た炉内壁プロフィール測定装置4’を構成する距離測定
センサー4bが、炉芯軸Oに軸線を合わせて、炉半径方
向距離Xを分配シュート3の旋回角θによる円周方向に
沿って測定している取合図を示す。なお、ターゲット板
4hによる距離測定センサー4bの較正・検定および炉
半径方向距離X2 を確認する方法は図1で述べた通りで
ある。
【0052】
【発明の効果】本発明は上記したような構成であるの
で、従来の炉内壁プロフィール測定方法・装置と比較し
て、以下に列挙するような著しい効果が得られる。 1) 距離測定センサーとテレビカメラを、炉芯軸を中心
として旋回・傾動するベルレス高炉の原料装入用分配シ
ュートに係止・固定した昇降駆動装置によって一体的な
昇降動可能に構成することにより、炉体の基準となる炉
芯軸が確定するので、炉内壁の半径方位の正確な距離が
測定でき、プロフィール測定が可能となる。そして、分
配シュートの旋回操作及び昇降駆動機構による昇降動作
を組み合わせることにより任意の炉内壁の円周方向およ
び上下方向全域のプロフィール測定を最大限に拡大する
ことができる。
【0053】2) また、炉体との取合寸法が明確な高炉
本体鉄皮に炉体の基準点としてのターゲット板を取り付
けているので、(a) プロフィール測定装置として、最も
重要な絶対位置を保証する基準点として、炉内の座標
点、すなわち円周位置および上下位置の正確な位置決め
を確定することができ、また、(b) プロフィール測定装
置の距離測定センサーの距離信号と実距離の比較・較正
及び検定ができるので、常に正確なプロフィール測定デ
ータの精度を保証することができ、さらに、(c) 炉内壁
プロフィールの絶対的表示により、炉内壁残存厚測定及
び定量的な把握をすることが可能である。
【0054】この様に本発明では、炉体損傷部の補修前
後対象範囲に正確で適切な補修情報が提供でき、高炉の
炉命延長ならびに炉況安定に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炉内壁プロフィール測定装置の実施例
における炉体との取合を示す縦断面図である。
【図2】本発明の炉内壁プロフィール測定装置を分配シ
ュートに係止・搭載する状況を示す斜視図である。
【図3】本発明の炉内壁プロフィール測定装置を設置す
る過程を順を追って示す縦断面取合図である。
【図4】本発明の炉内壁プロフィール測定装置の実施例
における炉体との取合を示す横断面図である。
【図5】本発明の炉内壁プロフィール測定装置がリンク
チェーンで懸吊された状態で旋回する時の振れ防止の一
例を模式的に示す図面である。
【図6】本発明の炉内壁プロフィール測定装置の他の実
施例における図3と同様の図である。
【図7】本発明の炉内壁プロフィール測定装置の他の実
施例における図4と同様の図である。
【符号の説明】
1d 炉内壁損耗プロフィール 1e 所期プロフィール 3 分配シュート 4 炉内壁プロフィール測定装置 4b 距離測定センサー 4c テレビカメラ 4d 昇降駆動装置 4h ターゲット板 4m 制御・操作盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルレス高炉の炉内を旋回、傾動する分
    配シュートに距離測定センサーとテレビカメラを取り付
    けた昇降駆動装置を設置して炉内耐火物の表面プロフィ
    ールを測定する高炉炉壁プロフィール測定方法におい
    て、分配シュートに前記昇降駆動装置を設置した後、先
    ず高炉本体鉄皮の3次元基準位置から前記距離測定セン
    サーの初期測定基準位置を決定し、次に分配シュートの
    旋回動と前記昇降駆動装置の昇降動によって測定した炉
    内耐火物の表面プロフィールと高炉の初期耐火物の表面
    プロフィールデータを比較して得た差を耐火物の損耗ま
    たは耐火物への付着と判定することを特徴とする高炉炉
    壁プロフィール測定方法。
  2. 【請求項2】 ベルレス高炉の炉内を旋回、傾動する分
    配シュートに設置した昇降駆動装置によって炉内を昇降
    動され、炉内耐火物までの距離を測定する距離測定セン
    サーと、この距離測定センサーと一体的に昇降動して距
    離測定センサーの位置を確認するテレビカメラと、高炉
    本体鉄皮の3次元基準位置から前記距離測定センサーま
    での相対位置を決定すべく高炉本体鉄皮に着脱可能なタ
    ーゲット板と、前記距離測定センサーにより検出した炉
    内耐火物の表面プロフィールと初期耐火物の表面プロフ
    ィールデータを比較演算する演算装置を具備したことを
    特徴とする高炉炉壁プロフィール測定装置。
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