JPH09208995A - 純水を用いた洗浄方法 - Google Patents

純水を用いた洗浄方法

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JPH09208995A JP31606196A JP31606196A JPH09208995A JP H09208995 A JPH09208995 A JP H09208995A JP 31606196 A JP31606196 A JP 31606196A JP 31606196 A JP31606196 A JP 31606196A JP H09208995 A JPH09208995 A JP H09208995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品または製品の洗浄方法に関し、特に光学
部品の洗浄方法において、潜傷を緩和すると同時に、コ
スト削減を達成した洗浄方法を提供する。 【解決手段】 洗浄工程の温純水浸漬工程において使用
する純水の比抵抗値を0.5〜5.0MΩ・cmとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、純水を用いた部品
または製品の洗浄方法に関し、特に純水を用いた光学部
品の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、環境保護の観点から、純水を
用いて光学部品を洗浄する方法が各種提案されている。
従来の純水を用いた洗浄方法の一例を、図1のフローを
参照して説明する。図1に示す洗浄方法の各工程は、以
下の通りである。
【0003】a.脱脂工程 被洗浄物をエチレン類に浸漬することにより、油脂系の
汚れ(ピッチ、保護膜、切削油など)を除去する工程。
【0004】b.水系置換工程 被洗浄物を乳化剤に浸漬することにより、前記a.脱脂
工程の油分が、後述する仕上げ洗浄工程に入るのを防ぐ
工程。
【0005】c.仕上げ洗浄工程 被洗浄物を洗剤に浸漬することにより、親水性の汚れを
除去する工程。
【0006】d.粗リンス工程 被洗浄物を純水に浸漬することにより、前記c.仕上げ
洗浄工程の残留物を除去する工程。使用される純水の比
抵抗は、10.0MΩ・cm以上である。
【0007】e.仕上げリンス工程 被洗浄物を純水に浸漬することにより、被洗浄物面に付
着または残留している微粒子及びイオンを除去する工
程。使用される純水の比抵抗は10.0MΩ・cm以上
である。
【0008】f.温純水浸漬工程 被洗浄物を加温された温純水に浸漬する工程。被洗浄物
であるガラス表面の乾燥を均一に行える表面張力を得ら
れる温度まで加温する。使用される純水の比抵抗は1
0.0MΩ・cmである。
【0009】g.引き上げ工程 上記の工程で使用された純水から被洗浄物を引き上げる
工程。前記f.温純水浸漬工程にて保持されている温度
で、均一に液切りが可能な速度で引き上げる。
【0010】h.乾燥工程 温風ゾーンと、冷却ゾーンよりなり、上記温純水から引
き上げられた被洗浄物及び被洗浄物を保持する治具に残
っている水分を蒸発させる工程。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗浄方法では、被洗浄物、特にガラス部品の表面に化学
的ダメージ(潜傷)が発生することがあった。また、従
来の洗浄方法では高価な純水を使用しているため、コス
トアップを招来していた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、被洗浄物の表
面を充分に洗浄できるとともに、潜傷が付きにくく、低
コストな洗浄方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の純水を用いた洗浄方法は、所定温度
に加温した純水に被洗浄物を浸漬した後、該純水から被
洗浄物を引上げることにより、被洗浄物の表面を洗浄す
る純水を用いた洗浄方法であって、前記純水の比抵抗値
が0.5〜5.0MΩ・cmであることを特徴とする。
【0014】また、請求項2記載の洗浄方法は、請求項
1記載の純水を用いた洗浄方法において、更に前記純水
の比抵抗値が略0.5MΩ・cmであることを特徴とす
る。
【0015】また、請求項3記載の洗浄方法は、請求項
1記載の純水を用いた洗浄方法において、更に前記純水
の温度が40〜80°Cであることを特徴とする。
【0016】また、請求項4記載の洗浄方法は、請求項
2記載の純水を用いた洗浄方法において、更に前記純水
の温度が略40°Cであることを特徴とする。
【0017】また、請求項5記載の洗浄方法は、請求項
1記載の純水を用いた洗浄方法において、更に前記純水
中に含まれる0.3μm径の粒子数が100個/ml以
下であることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明方法によると、所定温度に加温した純水
に被洗浄物を浸漬した後、該純水から被洗浄物を引上げ
る工程において使用する純水の比抵抗値を0.5〜5.
0MΩ・cmとすることにより、潜傷の無い良好な外観
を維持することができる。使用する純水の比抵抗値が
0.5MΩ・cmを下回ると、表面にイオン残差が残り
ガラス表面に施されるコートの信頼性が確保できない。
また使用する純水比抵抗値が5.0MΩ・cm以上で
は、ガラス表面に対するケミカルアタック(イオン交
換、エッチングなど)が強くなり、潜傷を増加させる。
いずれも目的とする光学表面が得られ無くなってしま
う。同時に、純水の製造が簡単になるため純水製造コス
トを低減(1/2)することができる。
【0019】特に0.5MΩ・cm程度まで下げること
により、化学ダメージ(潜傷)を極力排除することが出
来る。
【0020】さらに、前記純水の温度を40〜80°C
にすることにより、いっそう良好な外観を維持すること
ができる。40°Cを下回ると外観限界になってしま
う。80°C以下とすることにより、温純水用ヒータの
電力を削減(1/2)することができる。
【0021】さらに、40°C程度まで下げることによ
り、潜傷の無い良好な外観を得ることが出来る。
【0022】さらに、前記純水中に含まれる0.3μm
径の粒子数を100個/ml以下とすることにより、最
終的な乾燥状態で、光学部品の表面の汚れや、しみ、や
けを極力排除して、洗浄が達成される。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る洗浄方法の一実施形
態を、図1,図2を参照して説明する。本実施形態にお
いて、各工程に付された名称は、先述した従来の洗浄方
法と同一であるので、従来例で説明した図1のフローチ
ャートを、本実施形態の説明にも使用する。また、図2
は実際の洗浄を行う処理槽を示す模式図である。
【0024】[洗浄方法の各工程]本実施形態の洗浄方
法も、図1に示した従来の洗浄方法と同様に、順に、
a.脱脂工程(1,2槽)、b.水系置換工程(3,4
槽)、c.仕上げ洗浄工程(5,6,7槽)、d.粗リ
ンス工程(8,9,10槽)、e.仕上げリンス工程
(11槽)、f.温純水浸漬工程(12槽)、g.引上
げ工程(12槽)、h.乾燥工程(13,14,15
槽)の8工程からなる。なお、各工程に付した槽の番号
は、図2の処理槽の番号に対応する。各工程で行う処理
の内容は、以下の通りである。
【0025】a.脱脂工程 本工程は、被洗浄物をエチレン類(バークロルエチレ
ン、テトラクロロエチレンなどの親油溶剤)に浸漬する
ことにより、油脂系の汚れ(ピッチ、保護膜、切削油な
ど)を除去する工程である。本実施形態の場合、被洗浄
物を1槽及び2槽に充たされた、バークロルエチレン
に、順次、浸漬することにより行われる。
【0026】b.水系置換工程 本工程は、被洗浄物を乳化剤に浸漬することにより、前
記a.脱脂工程の油分が、後述する仕上げ洗浄工程に入
るのを防ぐ工程である。本実施形態の場合、被洗浄物を
3槽及び4槽に充たされた、乳化剤に、順次、浸漬する
ことにより行われる。
【0027】c.仕上げ洗浄工程 本工程は、被洗浄物を洗剤に浸漬することにより、前記
a.脱脂工程、及びb.水系置換工程の残留物及び親水
性の汚れを除去する工程である。本実施形態の場合、被
洗浄物を5槽に充たされた、市水(通常の水道水)に浸
漬した後、6槽及び7槽に充たされた洗剤に、順次、浸
漬することにより行われる。
【0028】d.粗リンス工程 本工程は、被洗浄物を純水に浸漬することにより、前記
c.仕上げ洗浄工程の残留物を除去する工程である。本
実施形態の場合、被洗浄物を8槽に充たされた、市水に
浸漬した後、9槽及び10槽に充たされた、水温20〜
30°C,比抵抗0.5MΩ・cmの純水に、順次、浸
漬することにより行われる。純水の比抵抗を、上記の通
り設定することにより、被洗浄物の表面に対するケミカ
ルアタックを軽減させることができ、潜傷を発生させに
くくすることができる。
【0029】e.仕上げリンス工程 本工程は、被洗浄物を純水に浸漬することにより、被洗
浄物面に付着または残留している微粒子及びイオンを除
去する工程である。本実施形態の場合、被洗浄物を11
槽に充たされた、水温20〜30°C,比抵抗0.5〜
5.0MΩ・cm,0.3μm径の粒子数が100個/
ml以下の各条件を満足する純水に浸漬することにより
行われる。純水の比抵抗を、上記の通り設定することに
より、被洗浄物の表面に対するケミカルアタックを軽減
させることができ、潜傷を発生させにくくすることがで
きる。
【0030】また、本実施形態では、純水中の0.3μ
m径の粒子数を100個/ml以下としているため、本
工程において、被洗浄物表面から除去された微粒子が再
び表面に付着することを防ぐことができる。
【0031】さらに、本実施形態では、本工程において
超音波を印加しないことを特徴としている。本実施形態
では、純水中の粒子数を非常に少なくしているので、超
音波を印加するとかえって粒子を誘発することになり望
ましくない。
【0032】f.温純水浸漬工程 本工程は、被洗浄物を加温された温純水に浸漬する工程
である。ここで、被洗浄物であるガラス表面の乾燥を均
一に行える表面張力を得られる温度まで加温する。本実
施形態では、被洗浄物を12槽に充たされた、水温40
°C,比抵抗0.5MΩ・cm,0.3μm径の粒子数
が100個/ml以下の純水に浸漬することにより行わ
れる。
【0033】本工程において、純水の比抵抗は0.5〜
5.0MΩ・cmの範囲が望ましい。純水の比抵抗値が
0.5MΩ・cmを下回ると、表面にイオン残差が残り
ガラス表面に施されるコートの信頼性が確保できない。
逆に使用する純水の比抵抗値が5.0MΩ・cmを上回
ると、ガラス表面に対するケミカルアタックが強くな
り、潜傷が増加してしまう。このように、比抵抗が0.
5〜5.0MΩ・cmを越えると、いずれも目的とする
光学表面が得られなくなってしまう。また、この比抵抗
の範囲のうち、0.5MΩ・cm近傍が最も好ましい。
純水の比抵抗を0.5MΩ・cmに設定することによ
り、被洗浄物の表面に対するケミカルアタックを軽減さ
せることができ、潜傷を発生させにくくすることができ
る。
【0034】また、純水の温度は40〜80°Cであれ
ばよく、特に、略40°Cが最も好ましい。水温を略4
0°Cに設定することにより、ケミカルアタックを緩和
する効果が顕著となる。また、水温を略40°Cに設定
することにより、温純水用ヒータの電力を、水温が80
°Cの場合と比較して約1/2に削減することができ
る。
【0035】さらに、0.3μm径の粒子数を100個
/ml以下とすることにより、最終的な乾燥状態で、被
洗浄物の表面の汚れや、シミ、ヤケを極力排除して、洗
浄が達成される。
【0036】g.引き上げ工程 本工程は、上記の工程で使用された純水から被洗浄物を
引き上げる工程である。前記f.温純水浸漬工程にて保
持されている温度で、均一に液切りが可能な速度で引き
上げる。
【0037】h.乾燥工程 本工程は、上記温純水から引き上げられた被洗浄物及び
被洗浄物を保持する治具に残っている水分を蒸発させる
工程である。本工程は、13槽の加温ゾーン(略60°
C)、14槽の温風ゾーン(略80°C)、15槽の冷
却ゾーン(略60°C)からなる。本実施形態のよう
に、13槽に示される加温ゾーン(略60°C)を設け
ることにより、被洗浄物の急激な温度上昇を防ぐことが
でき、被洗浄物の破損を防ぐことができる。
【0038】以上、詳細に説明したように、本実施形態
の場合、使用される純水の比抵抗は、すべて0.5〜
5.0MΩ・cmの範囲である。したがって、比抵抗が
10MΩ・cm以上の純水を使用する場合と比較して、
純水の製造コストを大幅に削減(約1/2)することが
できる。
【0039】
【実施例】以下、本発明による洗浄方法の実施例を示
す。
【0040】
【表1】
【0041】本表は、純水の比抵抗値と潜傷の関係を示
したものである。洗浄に用いられるガラス材は、屈折率
=1.75、分散=35.13である。引き上げ温度は
40°C固定である。純水の比抵抗値が10.0MΩ・
cmの時は、洗浄時間が45秒と90秒で潜傷限界が得
られるだけである。純水の比抵抗値が3.0MΩ・cm
の時は、洗浄時間が90秒において潜傷限界、洗浄時間
が45秒において潜傷良好な表面が得られている。そし
て、純水の比抵抗値が0.5MΩ・cmの時は、洗浄時
間を45,90,135秒としても、潜傷良好な表面を
得ることができる。135秒を越えると、時間がかかり
すぎているので実用的でない。
【0042】
【表2】
【0043】本表は、純水の比抵抗値と外観の関係を示
したものである。表2以外の領域すなわち、洗浄時間を
30秒以下とした時は外観限界となってしまう。また、
比抵抗値が0.2MΩ・cmの時も外観限界となってし
まう。135秒を越えると、時間がかかりすぎているの
で実用的でない。
【0044】
【表3】
【0045】本表は、純水の比抵抗値と潜傷の関係を示
したものである。洗浄に用いられるガラス材は、屈折率
=1.49、分散=83.5である。引き上げ温度は4
0°C固定である。純水の比抵抗値が10.0MΩ・c
mの時は、外観不良となってしまう。純水の比抵抗値が
3.0MΩ・cmの時は、洗浄時間が45秒で潜傷限界
である。そして、純水の比抵抗値が0.5MΩ・cmの
時は、洗浄時間を45,90,135秒としても、潜傷
良好な表面が得ることができる。135秒を越えると、
時間がかかりすぎているので実用的でない。
【0046】
【表4】
【0047】本表は、純水の比抵抗値と外観の関係を示
したものである。表4以外の領域すなわち、洗浄時間を
30秒以下とした時は外観限界となってしまう。また、
比抵抗値が0.2MΩ・cmの時も外観限界となってし
まう。135秒を越えると、時間がかかりすぎているの
で実用的でない。
【0048】
【表5】
【0049】本表は、純水の温度と潜傷の関係を示した
ものである。洗浄に用いられる硝材は、屈折率=1.7
5、分散=35.13である。比抵抗値は0.5MΩ・
cmである。純水の温度が80°Cの時は、洗浄時間が
45秒のときのみ潜傷限界が得られている。純水の温度
が70°Cの時は、洗浄時間が45秒と90秒において
のみ、潜傷限界が得られている。純水の温度が60°C
の時は、洗浄時間が90秒で潜傷限界、45秒で潜傷良
好な表面が得られている。純水の温度が50°Cの時
は、洗浄時間が135秒で潜傷限界、45秒と90秒で
潜傷良好な表面が得られている。そして、純水の温度が
40°Cの時は、洗浄時間を45,90,135秒とし
ても、潜傷良好な表面が得られている。135秒を越え
ると、時間がかかりすぎているので実用的でない。
【0050】
【表6】
【0051】本表は、純水の温度と外観の関係を示した
ものである。表6以外の領域すなわち、洗浄時間を30
秒以下とした時は外観限界となってしまう。また、純水
の温度が30°Cの時も外観限界となってしまう。13
5秒を越えると、時間がかかりすぎているので実用的で
ない。
【0052】
【表7】
【0053】本表は、純水の温度と潜傷の関係を示した
ものである。洗浄に用いられる硝材は、屈折率=1.4
9、分散=83.5である。比抵抗値は0.5MΩ・c
mである。純水の温度が80°Cの時は、外観不良とな
ってしまう。純水の温度が70°Cの時は、洗浄時間が
45秒においてのみ、潜傷限界が得られている。純水の
温度が60°Cの時は、洗浄時間が90秒で潜傷限界、
45秒で潜傷良好な表面が得られている。純水の温度が
50°Cの時は、洗浄時間が90秒で潜傷限界、45秒
で潜傷良好な表面が得られている。そして、純水の温度
が40°Cの時は、90秒と135秒で潜傷限界、45
秒で潜傷良好な表面が得られている。135秒を越える
と、時間がかかりすぎているので実用的でない。
【0054】
【表8】
【0055】本表は、純水の温度と外観の関係を示した
ものである。表8以外の領域すなわち、洗浄時間を30
秒以下とした時は外観限界となってしまう。また、純水
の温度が30°Cの時も外観限界となってしまう。13
5秒を越えると、時間がかかりすぎているので実用的で
ない。
【0056】
【発明の効果】本発明方法によると、化学的ダメージ
(潜傷)を緩和または極力排除することができる。さら
に良好な外観を得ることが出来る。同時に、純水製造コ
ストを低減(約1/2)することができる。さらに、温
純水ヒータの電力を削減(1/2)することができる。
さらに、最終的な乾燥状態で、被洗浄物の表面に汚れ
や、シミ、ヤケのない洗浄が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄方法を示すフローチャート
【図2】本発明の洗浄方法処理槽の模式図
【符号の説明】
12:温純水槽(温純水浸漬工程に使用される)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度に加温した純水に被洗浄物を浸
    漬した後、該純水から被洗浄物を引上げることにより、
    被洗浄物の表面を洗浄する純水を用いた洗浄方法であっ
    て、 前記純水の比抵抗値が0.5〜5.0MΩ・cmである
    ことを特徴とする純水を用いた洗浄方法。
  2. 【請求項2】 更に前記純水の比抵抗値が略0.5MΩ
    ・cmであることを特徴とする請求項1記載の純水を用
    いた洗浄方法。
  3. 【請求項3】 更に前記純水の温度が40〜80°Cで
    あることを特徴とする請求項1記載の純水を用いた洗浄
    方法。
  4. 【請求項4】 更に前記純水の温度が略40°Cである
    ことを特徴とする請求項2記載の純水を用いた洗浄方
    法。
  5. 【請求項5】 更に前記純水中に含まれる0.3μm径
    の粒子数が100個/ml以下であることを特徴とする
    請求項1記載の純水を用いた洗浄方法。
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CN110665927A (zh) * 2019-09-16 2020-01-10 湖北久之洋红外系统股份有限公司 一种激光系统用光学玻璃的无损清洗工艺

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US6869488B2 (en) * 2000-01-07 2005-03-22 Minolta Co., Ltd. Washing method
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CN110665927A (zh) * 2019-09-16 2020-01-10 湖北久之洋红外系统股份有限公司 一种激光系统用光学玻璃的无损清洗工艺

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