JPH09208845A - 蛍光着色剤 - Google Patents
蛍光着色剤Info
- Publication number
- JPH09208845A JPH09208845A JP1849696A JP1849696A JPH09208845A JP H09208845 A JPH09208845 A JP H09208845A JP 1849696 A JP1849696 A JP 1849696A JP 1849696 A JP1849696 A JP 1849696A JP H09208845 A JPH09208845 A JP H09208845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- parts
- substituted
- fluorescent colorant
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B1/00—Dyes with anthracene nucleus not condensed with any other ring
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性、耐溶剤性および耐光性に優れた蛍光
着色剤およびそれと樹脂からなるマスターバッチを含む
プラスチック成形物、塗料バインダー用樹脂を含有する
塗料組成物、インキバインダーからなるインキ組成物を
提供する。 【解決手段】 下記一般式[1]で示される化合物から
なる蛍光着色剤。 一般式[1] 【化1】 [式中、A1 〜A4 は、それぞれ独立に、置換もしくは
未置換の炭素数6〜16のアリール基を表し、R1 〜R
8 は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換
もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のア
ルコキシ基、置換もしくは未置換のアリール基、置換も
しくは未置換のアミノ基を表す。]
着色剤およびそれと樹脂からなるマスターバッチを含む
プラスチック成形物、塗料バインダー用樹脂を含有する
塗料組成物、インキバインダーからなるインキ組成物を
提供する。 【解決手段】 下記一般式[1]で示される化合物から
なる蛍光着色剤。 一般式[1] 【化1】 [式中、A1 〜A4 は、それぞれ独立に、置換もしくは
未置換の炭素数6〜16のアリール基を表し、R1 〜R
8 は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換
もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のア
ルコキシ基、置換もしくは未置換のアリール基、置換も
しくは未置換のアミノ基を表す。]
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、9,10−ジ置換
アミノアントラセン蛍光着色剤に関し、各種プラスチッ
ク成形物、塗料、インキ等に使用される蛍光着色剤に関
する。
アミノアントラセン蛍光着色剤に関し、各種プラスチッ
ク成形物、塗料、インキ等に使用される蛍光着色剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】蛍光染料は一般に反応性に富み、光に対
する堅牢性に劣る。その対策として、蛍光染料を合成樹
脂に溶解した着色剤粉末として、これを形成物に練り込
む方法や塗料化して塗装する方法がある。これらの着色
剤は、蛍光染料を形成物に練り込んだ場合に較べると、
耐候性が向上し、野外使用に耐える様になってきたが、
未だ満足すべきものではない。
する堅牢性に劣る。その対策として、蛍光染料を合成樹
脂に溶解した着色剤粉末として、これを形成物に練り込
む方法や塗料化して塗装する方法がある。これらの着色
剤は、蛍光染料を形成物に練り込んだ場合に較べると、
耐候性が向上し、野外使用に耐える様になってきたが、
未だ満足すべきものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性、耐
溶剤性および耐光性に優れた蛍光着色剤および該蛍光着
色剤を提供することを目的とする。
溶剤性および耐光性に優れた蛍光着色剤および該蛍光着
色剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
[1]で示される化合物からなる蛍光着色剤に関する。 一般式[1]
[1]で示される化合物からなる蛍光着色剤に関する。 一般式[1]
【0005】
【化4】
【0006】[式中、A1 〜A4 は、置換もしくは未置
換の炭素数6〜16の芳香族環基を表し、R1 〜R
8 は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換
もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のア
ルコキシ基、置換もしくは未置換のアリール基、置換も
しくは未置換のアミノ基を表す。]
換の炭素数6〜16の芳香族環基を表し、R1 〜R
8 は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換
もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のア
ルコキシ基、置換もしくは未置換のアリール基、置換も
しくは未置換のアミノ基を表す。]
【0007】更に本発明は、一般式[1]で示される化
合物が下記一般式[2]で示される化合物である蛍光着
色剤に関する。 一般式[2]
合物が下記一般式[2]で示される化合物である蛍光着
色剤に関する。 一般式[2]
【0008】
【化5】
【0009】[式中、R1 〜R28は、それぞれ独立に、
水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは未置換のアルキ
ル基、置換もしくは未置換のアルコキシ基、置換もしく
は未置換のアリール基、置換もしくは未置換のアミノ基
を表す。]
水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは未置換のアルキ
ル基、置換もしくは未置換のアルコキシ基、置換もしく
は未置換のアリール基、置換もしくは未置換のアミノ基
を表す。]
【0010】更に本発明は、一般式[2]で示される化
合物が下記一般式[3]で示される化合物である蛍光着
色剤に関する。 一般式[3]
合物が下記一般式[3]で示される化合物である蛍光着
色剤に関する。 一般式[3]
【0011】
【化6】
【0012】[式中、X1 〜X4 は、それぞれ独立に、
O、S、C=O、SO2 、(CH2 )x−O−(C
H2 )y (ただし、xおよびyは、それぞれ0〜20の
整数を表すが、x+y=0となることはない。)、置換
もしくは未置換のアルキレン基、2価の脂肪族環残基を
表す。)]
O、S、C=O、SO2 、(CH2 )x−O−(C
H2 )y (ただし、xおよびyは、それぞれ0〜20の
整数を表すが、x+y=0となることはない。)、置換
もしくは未置換のアルキレン基、2価の脂肪族環残基を
表す。)]
【0013】更に本発明は、上記蛍光着色剤を架橋した
微粒子状の樹脂中に含有させてなる蛍光着色剤に関す
る。更に本発明は、上記蛍光着色剤を蛍光着色剤をプラ
スチック中に分散させてなるプラスチック成形物に関す
る。更に本発明は、上記蛍光着色剤と塗料用バインダー
とからなる塗料組成物に関する。更に本発明は、上記蛍
光着色剤とインキバインダーとからなるインキ組成物に
関する。
微粒子状の樹脂中に含有させてなる蛍光着色剤に関す
る。更に本発明は、上記蛍光着色剤を蛍光着色剤をプラ
スチック中に分散させてなるプラスチック成形物に関す
る。更に本発明は、上記蛍光着色剤と塗料用バインダー
とからなる塗料組成物に関する。更に本発明は、上記蛍
光着色剤とインキバインダーとからなるインキ組成物に
関する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明における一般式[1]で示
される化合物のA1 〜A4 の具体例は、フェニル基、ビ
フェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリ
ル基、フルオレニル基、ピレニル基等のアリール基であ
り、それぞれのアリール基は置換基を有していても良
い。
される化合物のA1 〜A4 の具体例は、フェニル基、ビ
フェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリ
ル基、フルオレニル基、ピレニル基等のアリール基であ
り、それぞれのアリール基は置換基を有していても良
い。
【0015】本発明における一般式[2]の化合物の置
換基R1 〜R28は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしく
は未置換のアルコキシ基、置換もしくは未置換のアリー
ル基、置換もしくは未置換のアミノ基を表す。
換基R1 〜R28は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしく
は未置換のアルコキシ基、置換もしくは未置換のアリー
ル基、置換もしくは未置換のアミノ基を表す。
【0016】A1 〜A4 の有する置換基、およびR1 〜
R28の具体例は、ハロゲン原子としては弗素、塩素、臭
素、ヨウ素があり、、置換もしくは未置換のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ステアリル
基等の炭素数1〜20の未置換アルキル基の他、2−フ
ェニルイソプロピル基、トリクロロメチル基、トリフル
オロメチル基、ベンジル基、α−フェノキシベンジル
基、α,α−ジメチルベンジル基、α,α−メチルフェ
ニルベンジル基、α,α−ジトリフルオロメチルベンジ
ル基、トリフェニルメチル基、α−ベンジルオキシベン
ジル基等の炭素数1〜20の置換アルキル基、置換もし
くは未置換のアルコキシル基としては、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキ
シ基、n−オクチルオキシ基、t−オクチルオキシ基等
の炭素数1〜20の未置換アルコキシ基の他、1,1,
1−テトラフルオロエトキシ基、ベンジルオキシ基等炭
素数1〜20の置換アルコキシ基があり、置換もしくは
未置換のアリール基としては、フェニル基、2−メチル
フェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニ
ル基、4−エチルフェニル基、ビフェニル基、4−メチ
ルビフェニル基、4−エチルビフェニル基、4−シクロ
ヘキシルビフェニル基、ターフェニル基、3,5−ジク
ロロフェニル基、ナフチル基、5−メチルナフチル基、
アントリル基、ピレニル基等があり、置換もしくは未置
換のアミノ基としては、アミノ基、ジメチルアミノ基、
ジエチルアミノ基等のジアルキル置換アミノ基の他、フ
ェニルメチルアミノ基、ジフェニルアミノ基、ジトリル
アミノ基、ジベンジルアミノ基等がある。また、隣接す
る置換基同士で、それぞれ互いに結合して、フェニル
基、ナフチル基、アントリル基、ピレニル基等を形成し
ても良い。一般式[3]中のX1 〜X4 は、それぞれ独
立に、O、S、C=O、SO2 、(CH2 )x−O−
(CH2 )y (ただし、xおよびyは、それぞれ0〜2
0の整数を表すが、x+y=0となることはない。)、
ジメチルメチレン基、ジ(トリフルオロメチル)メチレ
ン基等の置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキ
レン基、シクロペンチル環残基、シクロヘキシル環残基
等の2価の脂肪族環残基を表す。なおXの置換位置はア
ミノ基を構成する窒素への結合に対してパラ位が好まし
い。
R28の具体例は、ハロゲン原子としては弗素、塩素、臭
素、ヨウ素があり、、置換もしくは未置換のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ステアリル
基等の炭素数1〜20の未置換アルキル基の他、2−フ
ェニルイソプロピル基、トリクロロメチル基、トリフル
オロメチル基、ベンジル基、α−フェノキシベンジル
基、α,α−ジメチルベンジル基、α,α−メチルフェ
ニルベンジル基、α,α−ジトリフルオロメチルベンジ
ル基、トリフェニルメチル基、α−ベンジルオキシベン
ジル基等の炭素数1〜20の置換アルキル基、置換もし
くは未置換のアルコキシル基としては、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキ
シ基、n−オクチルオキシ基、t−オクチルオキシ基等
の炭素数1〜20の未置換アルコキシ基の他、1,1,
1−テトラフルオロエトキシ基、ベンジルオキシ基等炭
素数1〜20の置換アルコキシ基があり、置換もしくは
未置換のアリール基としては、フェニル基、2−メチル
フェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニ
ル基、4−エチルフェニル基、ビフェニル基、4−メチ
ルビフェニル基、4−エチルビフェニル基、4−シクロ
ヘキシルビフェニル基、ターフェニル基、3,5−ジク
ロロフェニル基、ナフチル基、5−メチルナフチル基、
アントリル基、ピレニル基等があり、置換もしくは未置
換のアミノ基としては、アミノ基、ジメチルアミノ基、
ジエチルアミノ基等のジアルキル置換アミノ基の他、フ
ェニルメチルアミノ基、ジフェニルアミノ基、ジトリル
アミノ基、ジベンジルアミノ基等がある。また、隣接す
る置換基同士で、それぞれ互いに結合して、フェニル
基、ナフチル基、アントリル基、ピレニル基等を形成し
ても良い。一般式[3]中のX1 〜X4 は、それぞれ独
立に、O、S、C=O、SO2 、(CH2 )x−O−
(CH2 )y (ただし、xおよびyは、それぞれ0〜2
0の整数を表すが、x+y=0となることはない。)、
ジメチルメチレン基、ジ(トリフルオロメチル)メチレ
ン基等の置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキ
レン基、シクロペンチル環残基、シクロヘキシル環残基
等の2価の脂肪族環残基を表す。なおXの置換位置はア
ミノ基を構成する窒素への結合に対してパラ位が好まし
い。
【0017】本発明の化合物は、9,10−ジハロゲノ
アントラセン、置換基を有しても良いアミン誘導体、炭
酸カリウムおよび触媒を溶媒中で反応させて合成するこ
とができる。アントラセン誘導体に代えてアントラキノ
ン誘導体からも合成することができる。炭酸カリウムに
代えて、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウムまたはアンモニア水等を使用することができる。
触媒としては、銅紛、塩化第一銅、スズ、塩化第一ス
ズ、ピリジン、三塩化アルミニウムまたは四塩化チタン
がある。溶媒は、ベンゼン、トルエンまたはキシレンが
ある。以上の合成法は、限定されるものではない。以下
に、本発明の化合物の具体例を、表1に例示する。
アントラセン、置換基を有しても良いアミン誘導体、炭
酸カリウムおよび触媒を溶媒中で反応させて合成するこ
とができる。アントラセン誘導体に代えてアントラキノ
ン誘導体からも合成することができる。炭酸カリウムに
代えて、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウムまたはアンモニア水等を使用することができる。
触媒としては、銅紛、塩化第一銅、スズ、塩化第一ス
ズ、ピリジン、三塩化アルミニウムまたは四塩化チタン
がある。溶媒は、ベンゼン、トルエンまたはキシレンが
ある。以上の合成法は、限定されるものではない。以下
に、本発明の化合物の具体例を、表1に例示する。
【0018】
【表1】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】本発明の蛍光性化合物は、固体状態におい
て強い蛍光を有し、かつ、高い融点を示す。このため、
本発明の化合物をそのまま蛍光着色剤として使用するこ
とができるが、本発明の蛍光性化合物を架橋性の樹脂中
に分散した後、硬化させて、これを微粒子に粉砕したも
のを蛍光着色剤として使用することもできる。また、本
発明の化合物を水性樹脂とともに乳化剤や安定剤を使用
し水系でエマルジョン化した後に、硬化して球状微粒子
としたものを蛍光着色剤として使用することができる。
上記架橋性の樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン樹
脂、芳香族スルホンアミド樹脂、エポキシ樹脂、アルキ
ッド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、アクリルウレタン樹脂およびそれらの共重合
体、共縮合樹脂等を挙げることができる。上記樹脂とと
もに紫外線吸収剤、酸化防止剤、一重項酸素クエンチャ
ー、ヒンダードアミン系光安定剤、その他の安定剤、添
加剤を配合することができる。
て強い蛍光を有し、かつ、高い融点を示す。このため、
本発明の化合物をそのまま蛍光着色剤として使用するこ
とができるが、本発明の蛍光性化合物を架橋性の樹脂中
に分散した後、硬化させて、これを微粒子に粉砕したも
のを蛍光着色剤として使用することもできる。また、本
発明の化合物を水性樹脂とともに乳化剤や安定剤を使用
し水系でエマルジョン化した後に、硬化して球状微粒子
としたものを蛍光着色剤として使用することができる。
上記架橋性の樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン樹
脂、芳香族スルホンアミド樹脂、エポキシ樹脂、アルキ
ッド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、アクリルウレタン樹脂およびそれらの共重合
体、共縮合樹脂等を挙げることができる。上記樹脂とと
もに紫外線吸収剤、酸化防止剤、一重項酸素クエンチャ
ー、ヒンダードアミン系光安定剤、その他の安定剤、添
加剤を配合することができる。
【0030】微粒子の平均粒子径は0.1〜100μ
m、好ましくは1〜20μmである。微粒子の樹脂に配
合する化合物の濃度は0.01〜20重量%、好ましく
は0.05〜10重量%である。0.01重量%より低
濃度であると蛍光強度が弱くなって好ましくない。
m、好ましくは1〜20μmである。微粒子の樹脂に配
合する化合物の濃度は0.01〜20重量%、好ましく
は0.05〜10重量%である。0.01重量%より低
濃度であると蛍光強度が弱くなって好ましくない。
【0031】微粒子状の樹脂からなる蛍光着色剤のより
具体的な製造法としては、例えば、ベンゾグアナミンや
メラミン等のアミノ化合物とホルマリンとの混合物をP
Hが5〜10の範囲となるように調整した後、50〜1
00℃の温度で反応させ、得られたアミノ樹脂の初期反
応物に、本発明の蛍光性化合物をアミノ樹脂100重量
部に対して0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部添加し、これをポリビニルアルコール等の保護
コロイド剤をアミノ樹脂100重量部に対して1〜30
重量部の範囲で含む水溶液に攪拌下、投入してアミノ樹
脂の懸濁液を得、ついでこれに鉱酸や有機酸等の硬化触
媒をアミノ樹脂100重量部に対して0.01〜10重
量部の範囲で加えて40〜100℃で重縮合硬化を行
い、得られた硬化樹脂を濾別し、加熱乾燥してから破砕
する。
具体的な製造法としては、例えば、ベンゾグアナミンや
メラミン等のアミノ化合物とホルマリンとの混合物をP
Hが5〜10の範囲となるように調整した後、50〜1
00℃の温度で反応させ、得られたアミノ樹脂の初期反
応物に、本発明の蛍光性化合物をアミノ樹脂100重量
部に対して0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜1
0重量部添加し、これをポリビニルアルコール等の保護
コロイド剤をアミノ樹脂100重量部に対して1〜30
重量部の範囲で含む水溶液に攪拌下、投入してアミノ樹
脂の懸濁液を得、ついでこれに鉱酸や有機酸等の硬化触
媒をアミノ樹脂100重量部に対して0.01〜10重
量部の範囲で加えて40〜100℃で重縮合硬化を行
い、得られた硬化樹脂を濾別し、加熱乾燥してから破砕
する。
【0032】本発明の蛍光性化合物または微粒子の架橋
樹脂からなる蛍光着色剤は、成形プラスチックに配合す
ることができる。この際、ベース樹脂および金属セッケ
ン、ワックス等の分散剤からなる組成物に、本発明の蛍
光性化合物または蛍光着色剤を高濃度に配合して、例え
ば、ペレット状に押し出し成形してマスターバッチとす
ることができる。成形プラスチック用樹の樹脂として
は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオ
レフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、P
VC樹脂、ABS樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂等が
ある。これらの熱可塑性樹脂は、インフレーション成
形、カレンダー成形、その他の方法によりプラスチック
成形物とする。本発明の蛍光着色剤は、エポキシ樹脂、
フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルイミ
ド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等の熱硬化性プラスチッ
クに配合することができる。
樹脂からなる蛍光着色剤は、成形プラスチックに配合す
ることができる。この際、ベース樹脂および金属セッケ
ン、ワックス等の分散剤からなる組成物に、本発明の蛍
光性化合物または蛍光着色剤を高濃度に配合して、例え
ば、ペレット状に押し出し成形してマスターバッチとす
ることができる。成形プラスチック用樹の樹脂として
は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオ
レフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、P
VC樹脂、ABS樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂等が
ある。これらの熱可塑性樹脂は、インフレーション成
形、カレンダー成形、その他の方法によりプラスチック
成形物とする。本発明の蛍光着色剤は、エポキシ樹脂、
フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルイミ
ド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等の熱硬化性プラスチッ
クに配合することができる。
【0033】本発明の蛍光性化合物または蛍光着色剤
は、ロジン酸石鹸、ステアリン酸石鹸、オレイン酸石
鹸、Na−ジ−β−ナフチルメタンジサルファート、N
a−ラウリルサルフェート、Na−ジエチルヘキシルス
ルフォクシネート、Na−ジオクチルスルフォクシネー
ト等の界面活性剤で分散して塗料またはインキ用等の着
色剤組成物とすることができる。
は、ロジン酸石鹸、ステアリン酸石鹸、オレイン酸石
鹸、Na−ジ−β−ナフチルメタンジサルファート、N
a−ラウリルサルフェート、Na−ジエチルヘキシルス
ルフォクシネート、Na−ジオクチルスルフォクシネー
ト等の界面活性剤で分散して塗料またはインキ用等の着
色剤組成物とすることができる。
【0034】本発明の蛍光性化合物は有機溶剤に可溶で
あり、これをそのまま、あるいは、樹脂の微粒子からな
る溶剤不溶性の蛍光着色剤として、塗料またはインキ等
に配合することができる。インキとして、オフセット印
刷インキ、グラビア印刷インキ、シルクスクリーン等の
印刷インキ、インクジェット用インキ、筆記用インキ等
がある。塗料用樹脂およびインキ用樹脂としては、ポリ
メチルアクリレート、ポリエチルアクリレート、ポリメ
チルメタクリレート、ポリビニルアクリレート等のアク
リル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、塩化ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルホルマ
ール樹脂、アミノ樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステル
イミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、シリコーン樹脂、
ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレンビニルアルコー
ル樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ブ
タジエン樹脂、スチレン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリア
ミド樹脂、セロハン、エチルセルロース、ニトロセルロ
ースなどの軟質、硬質樹脂等を挙げることができる。蛍
光性化合物または蛍光着色剤の配合割合は、塗料組成物
またはインキ組成物に対して0.1〜20重量%、好ま
しくは0.5〜10重量%である。
あり、これをそのまま、あるいは、樹脂の微粒子からな
る溶剤不溶性の蛍光着色剤として、塗料またはインキ等
に配合することができる。インキとして、オフセット印
刷インキ、グラビア印刷インキ、シルクスクリーン等の
印刷インキ、インクジェット用インキ、筆記用インキ等
がある。塗料用樹脂およびインキ用樹脂としては、ポリ
メチルアクリレート、ポリエチルアクリレート、ポリメ
チルメタクリレート、ポリビニルアクリレート等のアク
リル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、塩化ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルホルマ
ール樹脂、アミノ樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステル
イミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、シリコーン樹脂、
ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレンビニルアルコー
ル樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ブ
タジエン樹脂、スチレン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリア
ミド樹脂、セロハン、エチルセルロース、ニトロセルロ
ースなどの軟質、硬質樹脂等を挙げることができる。蛍
光性化合物または蛍光着色剤の配合割合は、塗料組成物
またはインキ組成物に対して0.1〜20重量%、好ま
しくは0.5〜10重量%である。
【0035】蛍光性組成物または蛍光着色剤を紫外線吸
収剤とともに使用することにより耐光安定性を向上させ
ることができる。紫外線吸収剤は、o−ヒドロキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン等のベンゾフェノン系、2−(2’−ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール等のベンゾトリアゾール、エチル−2−シア
ノ−3,3−ジフェニルアクリレート、5−エチルヘキ
シル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート等
のシアノアクリレート系、フェニルサルチレート、4−
t−ブチルフェニルサルチレート等のサルチル酸系、2
−エチル−5’−t−ブチル−2’−エトキシ−N,
N’−ジフェニロキサルアミド等のシュウ酸アニリド
系、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム等の超微
粒子無機系などを使用することができる。
収剤とともに使用することにより耐光安定性を向上させ
ることができる。紫外線吸収剤は、o−ヒドロキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン等のベンゾフェノン系、2−(2’−ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール等のベンゾトリアゾール、エチル−2−シア
ノ−3,3−ジフェニルアクリレート、5−エチルヘキ
シル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート等
のシアノアクリレート系、フェニルサルチレート、4−
t−ブチルフェニルサルチレート等のサルチル酸系、2
−エチル−5’−t−ブチル−2’−エトキシ−N,
N’−ジフェニロキサルアミド等のシュウ酸アニリド
系、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム等の超微
粒子無機系などを使用することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に
説明する。例中、部は重量部を表す。 実施例1(化合物(1)の合成) ベンゼン200部中に、アントラキノン10部、ジフェ
ニルアミン35部、およびピリジン15部を入れ、10
℃にて四塩化チタン40部を滴下し、20時間室温で撹
拌した。その後、500部の水で希釈し、希水酸化ナト
リウム水溶液で中和した。この後、酢酸エチルで抽出を
行い、濃縮し、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーにより精製して黄色の蛍光を有する針状結晶8部
を得た。分子量分析の結果、化合物(1)であることを
確認した。以下に生成物の元素分析結果を示す。 元素分析結果 C38H28N2 として 計算値(%):C:89.06 H:5.47 N:5.47 実測値(%):C:89.11 H:5.55 N:5.34
説明する。例中、部は重量部を表す。 実施例1(化合物(1)の合成) ベンゼン200部中に、アントラキノン10部、ジフェ
ニルアミン35部、およびピリジン15部を入れ、10
℃にて四塩化チタン40部を滴下し、20時間室温で撹
拌した。その後、500部の水で希釈し、希水酸化ナト
リウム水溶液で中和した。この後、酢酸エチルで抽出を
行い、濃縮し、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラ
フィーにより精製して黄色の蛍光を有する針状結晶8部
を得た。分子量分析の結果、化合物(1)であることを
確認した。以下に生成物の元素分析結果を示す。 元素分析結果 C38H28N2 として 計算値(%):C:89.06 H:5.47 N:5.47 実測値(%):C:89.11 H:5.55 N:5.34
【0037】実施例2(化合物(3)の合成) 9,10−ジブロモアントラセン5部、4,4−ジ−メ
チルジフェニルアミン28部、および炭酸カリウム20
部、銅粉末0.5部、塩化第一銅0.5部を入れ、ニト
ロベンゼン50部中で210℃にて30時間加熱撹拌し
た。その後、500部の水で希釈し、クロロホルムで抽
出をおこなった。このクロロホルム層を濃縮し、シリカ
ゲルを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製を行
い、n−ヘキサンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する粉
末28部を得た。分子量分析の結果、化合物(3)であ
ることを確認した。以下に生成物の元素分析結果を示
す。 元素分析結果 C42H36N2 として 計算値(%):C:88.73 H:6.37 N:4.90 実測値(%):C:88.61 H:9.42 N:4.97
チルジフェニルアミン28部、および炭酸カリウム20
部、銅粉末0.5部、塩化第一銅0.5部を入れ、ニト
ロベンゼン50部中で210℃にて30時間加熱撹拌し
た。その後、500部の水で希釈し、クロロホルムで抽
出をおこなった。このクロロホルム層を濃縮し、シリカ
ゲルを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製を行
い、n−ヘキサンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する粉
末28部を得た。分子量分析の結果、化合物(3)であ
ることを確認した。以下に生成物の元素分析結果を示
す。 元素分析結果 C42H36N2 として 計算値(%):C:88.73 H:6.37 N:4.90 実測値(%):C:88.61 H:9.42 N:4.97
【0038】実施例3(化合物(6)の合成) 9,10−ジブロモアントラセン25部、4,4−ジ−
n−オクチルジフェニルアミン100部、および炭酸カ
リウム40部、銅粉末2部、塩化第一銅2部を入れ、ニ
トロベンゼン80部中で210℃にて30時間加熱撹拌
した。その後、500部の水で希釈し、クロロホルムで
抽出をおこなった。このクロロホルム層を濃縮し、シリ
カゲルを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製を
行い、n−ヘキサンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する
粉末28部を得た。分子量分析の結果、化合物(6)で
あることを確認した。以下に生成物の元素分析結果を示
す。 元素分析結果 C70H92N2 として 計算値(%):C:87.50 H:9.58 N:2.92 実測値(%):C:87.52 H:9.53 N:2.95
n−オクチルジフェニルアミン100部、および炭酸カ
リウム40部、銅粉末2部、塩化第一銅2部を入れ、ニ
トロベンゼン80部中で210℃にて30時間加熱撹拌
した。その後、500部の水で希釈し、クロロホルムで
抽出をおこなった。このクロロホルム層を濃縮し、シリ
カゲルを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製を
行い、n−ヘキサンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する
粉末28部を得た。分子量分析の結果、化合物(6)で
あることを確認した。以下に生成物の元素分析結果を示
す。 元素分析結果 C70H92N2 として 計算値(%):C:87.50 H:9.58 N:2.92 実測値(%):C:87.52 H:9.53 N:2.95
【0039】実施例4(化合物(10)の合成) 9,10−ジブロモアントラセン12部、2−メチル−
4−メトキシ−ジフェニルアミン18.5部、および炭
酸カリウム16部、銅粉末0.2部を入れ、ニトロベン
ゼン10部中で210℃にて30時間加熱撹拌した。そ
の後、100部の水で希釈し、クロロホルムで抽出をお
こなった。このクロロホルム層を濃縮し、シリカゲルを
用いたカラムクロマトグラフィーにより精製を行い、n
−ヘキサンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する粉末5部
を得た。分子量分析の結果、化合物(10)であること
を確認した。以下に生成物の元素分析結果を示す。 元素分析結果 C42N36N2 O2 として 計算値(%):C:84.00 H:6.00 N:4.67 実測値(%):C:84.28 H:6.07 N:4.45
4−メトキシ−ジフェニルアミン18.5部、および炭
酸カリウム16部、銅粉末0.2部を入れ、ニトロベン
ゼン10部中で210℃にて30時間加熱撹拌した。そ
の後、100部の水で希釈し、クロロホルムで抽出をお
こなった。このクロロホルム層を濃縮し、シリカゲルを
用いたカラムクロマトグラフィーにより精製を行い、n
−ヘキサンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する粉末5部
を得た。分子量分析の結果、化合物(10)であること
を確認した。以下に生成物の元素分析結果を示す。 元素分析結果 C42N36N2 O2 として 計算値(%):C:84.00 H:6.00 N:4.67 実測値(%):C:84.28 H:6.07 N:4.45
【0040】実施例5(化合物(23)の合成) 9,10−ジヨードアントラセン15部、4,4−ジイ
ソプロピル(2−フェニル)ジフェニルアミン27部、
および炭酸カリウム12部、銅粉末0.8部を入れ、2
00℃にて30時間加熱撹拌した。その後、500部の
水で希釈し、クロロホルムを用いて、抽出をおこなっ
た。このクロロホルム層を濃縮し、シリカゲルを用いた
カラムクロマトグラフィーにより精製を行い、n−ヘキ
サンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する粉末18部を得
た。分子量分析の結果、化合物(23)であることを確
認した。以下に生成物の元素分析結果を示す。 元素分析結果 C74H68N2 として 計算値(%):C:90.24 H:6.91 N:2.85 実測値(%):C:90.59 H:6.81 N:2.60
ソプロピル(2−フェニル)ジフェニルアミン27部、
および炭酸カリウム12部、銅粉末0.8部を入れ、2
00℃にて30時間加熱撹拌した。その後、500部の
水で希釈し、クロロホルムを用いて、抽出をおこなっ
た。このクロロホルム層を濃縮し、シリカゲルを用いた
カラムクロマトグラフィーにより精製を行い、n−ヘキ
サンで再沈澱をして黄色の蛍光を有する粉末18部を得
た。分子量分析の結果、化合物(23)であることを確
認した。以下に生成物の元素分析結果を示す。 元素分析結果 C74H68N2 として 計算値(%):C:90.24 H:6.91 N:2.85 実測値(%):C:90.59 H:6.81 N:2.60
【0041】実施例6(化合物(33)の合成) 9,10−ジヨードアントラセン12部、1−ナフチル
−フェニルアミン25部、および炭酸カリウム20部、
銅粉末0.6部を入れ、200℃にて30時間加熱撹拌
した。その後、600部の水で希釈し、クロロホルムを
用いて、抽出をおこなった。このクロロホルム層を濃縮
し、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーによ
り精製を行い、n−ヘキサンで再結晶をして黄色の蛍光
を有する針条結晶27部を得た。分子量分析の結果、化
合物(33)であることを確認した。以下に生成物の元
素分析結果を示す。 元素分析結果 C46H32N2 として 計算値(%):C:90.20 H:5.23 N:4.57 実測値(%):C:90.39 H:5.31 N:4.30
−フェニルアミン25部、および炭酸カリウム20部、
銅粉末0.6部を入れ、200℃にて30時間加熱撹拌
した。その後、600部の水で希釈し、クロロホルムを
用いて、抽出をおこなった。このクロロホルム層を濃縮
し、シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーによ
り精製を行い、n−ヘキサンで再結晶をして黄色の蛍光
を有する針条結晶27部を得た。分子量分析の結果、化
合物(33)であることを確認した。以下に生成物の元
素分析結果を示す。 元素分析結果 C46H32N2 として 計算値(%):C:90.20 H:5.23 N:4.57 実測値(%):C:90.39 H:5.31 N:4.30
【0042】実施例7 実施例1で得られた化合物(1)の粉末30部、ポリエ
チレン(住友化学工業社製商品名「スミカセンG−80
8」30部、およびポリエチレンワックス(三洋化学工
業社製商品名「サンワックス131P」40部をニーダ
ーで混練後、押出機でペレット化しマスターバーチを得
た。このマスターバッチ4部を高密度ポリエチレン(三
井石油化学工業社製商品名「ハイゼックス2208」1
00部と混合し、押出成形によって樹脂成形物を得た。
これをサンシャインウエザーメーターにて、水噴射をせ
ずに100時間露光後の退色の変化を目視にて観察した
結果、蛍光の低下、着色の変化は認められなかった。
チレン(住友化学工業社製商品名「スミカセンG−80
8」30部、およびポリエチレンワックス(三洋化学工
業社製商品名「サンワックス131P」40部をニーダ
ーで混練後、押出機でペレット化しマスターバーチを得
た。このマスターバッチ4部を高密度ポリエチレン(三
井石油化学工業社製商品名「ハイゼックス2208」1
00部と混合し、押出成形によって樹脂成形物を得た。
これをサンシャインウエザーメーターにて、水噴射をせ
ずに100時間露光後の退色の変化を目視にて観察した
結果、蛍光の低下、着色の変化は認められなかった。
【0043】実施例8 実施例7において化合物(1)を化合物(3)に変えて
実施例7と同様の操作を繰り返したところ、同じ結果を
得た。
実施例7と同様の操作を繰り返したところ、同じ結果を
得た。
【0044】実施例9 実施例7において化合物(1)に代えて化合物(23)
を使用して同様にしてマスターバーチを得た。このマス
ターバッチ4部をABS樹脂(住友ノーガタック社製商
品名「クララスチックMH」100部と混合し、押出成
形によって樹脂成形物を得た。これをサンシャインウエ
ザーメーターにて、水噴射をせずに100時間露光後の
退色の変化を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着色
の変化は認められなかった。 実施例10 実施例9において化合物(23)を化合物(33)を代
えて実施例9と同様の操作を繰り返したところ、同じ結
果を得た。
を使用して同様にしてマスターバーチを得た。このマス
ターバッチ4部をABS樹脂(住友ノーガタック社製商
品名「クララスチックMH」100部と混合し、押出成
形によって樹脂成形物を得た。これをサンシャインウエ
ザーメーターにて、水噴射をせずに100時間露光後の
退色の変化を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着色
の変化は認められなかった。 実施例10 実施例9において化合物(23)を化合物(33)を代
えて実施例9と同様の操作を繰り返したところ、同じ結
果を得た。
【0045】実施例11 フラスコ中に、メラミン10部、パラホルムアルデヒド
60部、p−トルエンスルホンアミド40部を仕込み、
50〜100℃にて溶融させる。実施例3で得られた化
合物(6)を10部加え、さらに120〜150℃で3
0分、加熱攪拌を行い、メラミン樹脂蛍光着色物を得
た。この蛍光着色物を乳鉢で軽く粉砕し、さらにボール
ミルで1時間粉砕することにより、鮮明な黄色を有する
蛍光着色剤の粉末を得た。この蛍光着色剤は108℃の
恒温層で2時間保存しても蛍光の低下、着色の変化が認
められなかった。
60部、p−トルエンスルホンアミド40部を仕込み、
50〜100℃にて溶融させる。実施例3で得られた化
合物(6)を10部加え、さらに120〜150℃で3
0分、加熱攪拌を行い、メラミン樹脂蛍光着色物を得
た。この蛍光着色物を乳鉢で軽く粉砕し、さらにボール
ミルで1時間粉砕することにより、鮮明な黄色を有する
蛍光着色剤の粉末を得た。この蛍光着色剤は108℃の
恒温層で2時間保存しても蛍光の低下、着色の変化が認
められなかった。
【0046】次に、ポリ塩化ビニル100部にジオクチ
ルフタレート40部、および安定剤5部を加え、常法に
より処理した塩ビパウダー50部に、実施例7で得た蛍
光着色剤をそれぞれ1部加え均一に混合した後、2本ロ
ールにて160℃で10分間練り黄色の着色塩化ビニル
シートを得た。この着色塩化ビニルシートを鏡面板にの
せて、厚み0.1mm、縦100mm、横100mmの
スペーサーを用い160℃の温度でプレス成形し、黄色
の着色フイルム状成形体を得た。これをサンシャインウ
エザーメーターにて、水噴射をせずに100時間露光後
の退色の変化を目視にて観察した結果、100時間の経
過後も蛍光の低下、着色の変化は認められなかった。
ルフタレート40部、および安定剤5部を加え、常法に
より処理した塩ビパウダー50部に、実施例7で得た蛍
光着色剤をそれぞれ1部加え均一に混合した後、2本ロ
ールにて160℃で10分間練り黄色の着色塩化ビニル
シートを得た。この着色塩化ビニルシートを鏡面板にの
せて、厚み0.1mm、縦100mm、横100mmの
スペーサーを用い160℃の温度でプレス成形し、黄色
の着色フイルム状成形体を得た。これをサンシャインウ
エザーメーターにて、水噴射をせずに100時間露光後
の退色の変化を目視にて観察した結果、100時間の経
過後も蛍光の低下、着色の変化は認められなかった。
【0047】実施例12 実施例11において化合物(1)を化合物(23)に代
えて実施例11と同様の操作を繰り返したところ、同様
の結果を得た。
えて実施例11と同様の操作を繰り返したところ、同様
の結果を得た。
【0048】実施例13 フラスコ中に、メラミン10部、パラホルムアルデヒド
60部、p−トルエンスルホンアミド40部を仕込み、
50〜100℃にて溶融させた。実施例2で得られた化
合物(6)を10部加え、さらに120〜150℃で3
0分、加熱攪拌を行い、メラミン樹脂着色物を得た。こ
の蛍光着色剤は108℃の恒温層で2時間保存しても蛍
光の低下、着色の変化が認められなかった。 実施例14 実施例13において化合物(6)を化合物(10)に代
えて実施例13と同様の操作を繰り返したところ、同様
の結果を得た。
60部、p−トルエンスルホンアミド40部を仕込み、
50〜100℃にて溶融させた。実施例2で得られた化
合物(6)を10部加え、さらに120〜150℃で3
0分、加熱攪拌を行い、メラミン樹脂着色物を得た。こ
の蛍光着色剤は108℃の恒温層で2時間保存しても蛍
光の低下、着色の変化が認められなかった。 実施例14 実施例13において化合物(6)を化合物(10)に代
えて実施例13と同様の操作を繰り返したところ、同様
の結果を得た。
【0049】実施例15 フラスコ中に、メチルメタクリレート80部、ジビニル
ベンゼン20部、アゾビスイソブチロニトリル0.8部
を仕込み、50〜100℃にて溶融させる。これに化合
物(23)を10部加え、さらにポリビニルアルコール
3部、水200部を加え攪拌を行い、黄色に着色された
単量体の蛍光着色物の懸濁液を得た。この懸濁液を加熱
して重合反応を行い、重合硬化させた。懸濁液から蛍光
着色剤を分離し、乾燥後、ボールミルで1時間粉砕して
鮮明な黄色を有する蛍光着色剤の粉末を得た。この蛍光
着色剤は108℃の恒温層で2時間保存しても蛍光の低
下、着色の変化が認められなかった。
ベンゼン20部、アゾビスイソブチロニトリル0.8部
を仕込み、50〜100℃にて溶融させる。これに化合
物(23)を10部加え、さらにポリビニルアルコール
3部、水200部を加え攪拌を行い、黄色に着色された
単量体の蛍光着色物の懸濁液を得た。この懸濁液を加熱
して重合反応を行い、重合硬化させた。懸濁液から蛍光
着色剤を分離し、乾燥後、ボールミルで1時間粉砕して
鮮明な黄色を有する蛍光着色剤の粉末を得た。この蛍光
着色剤は108℃の恒温層で2時間保存しても蛍光の低
下、着色の変化が認められなかった。
【0050】実施例16 実施例12で製造した蛍光着色剤5部、アルキド樹脂分
散物[アルキド樹脂固形分60%)55部、メラミン樹
脂(固形分50%)35部、キシレン2部、メチルグリ
コール(2−メトキシエタノール)2部]、8mmΦの
セラミックボール230部を400mlのガラスジャー
に入れ、120rpmの回転速度において30分間分散
させた。得られた分散物を金属板に塗布し、180℃で
3分間焼き付けて塗装板を得た。これをサンシャインウ
エザーメーターにて、水噴射をせずに100時間露光後
の退色の変化を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着
色の変化は認められなかった。
散物[アルキド樹脂固形分60%)55部、メラミン樹
脂(固形分50%)35部、キシレン2部、メチルグリ
コール(2−メトキシエタノール)2部]、8mmΦの
セラミックボール230部を400mlのガラスジャー
に入れ、120rpmの回転速度において30分間分散
させた。得られた分散物を金属板に塗布し、180℃で
3分間焼き付けて塗装板を得た。これをサンシャインウ
エザーメーターにて、水噴射をせずに100時間露光後
の退色の変化を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着
色の変化は認められなかった。
【0051】実施例17 化合物(2)を9部、水性グラビア用ワニス(スチレン
アクリル酸タイプ)49部、3mmΦガラスビーズ15
0部を225mlのマヨネーズビンに入れ、ペイントコ
ンデショナーで90分分散後、追加用ワニス35部を加
え、さらに10分間ペイントコンデイショナーで分散
し、ガラスビーズを濾別し、蛍光水性グラビアインキを
得た。このインキをマニラボード紙に#3バーコーター
で展色し、これをサンシャインウエザーメーターにて、
水噴射をせずに100時間露光後の退色の変化を目視に
て観察した結果、蛍光の低下、着色の変化は認められな
かった。
アクリル酸タイプ)49部、3mmΦガラスビーズ15
0部を225mlのマヨネーズビンに入れ、ペイントコ
ンデショナーで90分分散後、追加用ワニス35部を加
え、さらに10分間ペイントコンデイショナーで分散
し、ガラスビーズを濾別し、蛍光水性グラビアインキを
得た。このインキをマニラボード紙に#3バーコーター
で展色し、これをサンシャインウエザーメーターにて、
水噴射をせずに100時間露光後の退色の変化を目視に
て観察した結果、蛍光の低下、着色の変化は認められな
かった。
【0052】実施例18 化合物(23)を0.5部、ロジンフェノール樹脂系オ
フセット用ワニス2部を、フーバー式マーラーで100
回転、150lbs、4回転練り肉してインキを調整
し、これを小型輪転印刷機(RIテスター)を用いてア
ート紙に展色した。これをサンシャインウエザーメータ
ーにて、水噴射をせずに100時間露光後の退色の変化
を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着色の変化は認
められなかった。
フセット用ワニス2部を、フーバー式マーラーで100
回転、150lbs、4回転練り肉してインキを調整
し、これを小型輪転印刷機(RIテスター)を用いてア
ート紙に展色した。これをサンシャインウエザーメータ
ーにて、水噴射をせずに100時間露光後の退色の変化
を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着色の変化は認
められなかった。
【0053】実施例19 化合物(33)を0.3部、石油系溶剤(シェル化学
製、シェルゾールAB)30.7部、ジメチルスルホキ
シド15部、N−メチル−2−ピロリドン54部を20
分間、攪拌混合し、0.45μのメンブランフイルター
で濾別して記録液を作り、ピエゾ方式のプリンターを用
いて、普通紙に記録した。これをサンシャインウエザー
メーターにて、水噴射をせずに100時間露光後の退色
の変化を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着色の変
化は認められなかった。
製、シェルゾールAB)30.7部、ジメチルスルホキ
シド15部、N−メチル−2−ピロリドン54部を20
分間、攪拌混合し、0.45μのメンブランフイルター
で濾別して記録液を作り、ピエゾ方式のプリンターを用
いて、普通紙に記録した。これをサンシャインウエザー
メーターにて、水噴射をせずに100時間露光後の退色
の変化を目視にて観察した結果、蛍光の低下、着色の変
化は認められなかった。
【発明の効果】本発明の蛍光性化合物または蛍光着色剤
は、プラスチック成形物、塗料組成物、インキ組成物等
に配合することよって、華麗な蛍光色を与え、しかも、
従来知られている蛍光着色剤に比較して耐熱製、耐光性
に優れるという特徴がある。
は、プラスチック成形物、塗料組成物、インキ組成物等
に配合することよって、華麗な蛍光色を与え、しかも、
従来知られている蛍光着色剤に比較して耐熱製、耐光性
に優れるという特徴がある。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記一般式[1]で示される化合物から
なる蛍光着色剤。 一般式[1] 【化1】 [式中、A1 〜A4 は、それぞれ独立に、置換もしくは
未置換の炭素数6〜16のアリール基を表し、R1 〜R
8 は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換
もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のア
ルコキシ基、置換もしくは未置換のアリール基、置換も
しくは未置換のアミノ基を表す。] - 【請求項2】 一般式[1]で示される化合物が下記一
般式[2]で示される化合物である請求項1記載の蛍光
着色剤。 一般式[2] 【化2】 [式中、R1 〜R28は、それぞれ独立に、水素原子、ハ
ロゲン原子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換も
しくは未置換のアルコキシ基、置換もしくは未置換のア
リール基、置換もしくは未置換のアミノ基を表す。] - 【請求項3】 一般式[2]で示される化合物が下記一
般式[3]で示される化合物である請求項2記載の蛍光
着色剤。 一般式[3] 【化3】 [式中、X1 〜X4 は、それぞれ独立に、O、S、C=
O、SO2 、(CH2 )x−O−(CH2 )y (ただ
し、xおよびyは、それぞれ0〜20の整数を表すが、
x+y=0となることはない。)、置換もしくは未置換
のアルキレン基、2価の脂肪族環残基を表す。)] - 【請求項4】 請求項1ないし3記載の蛍光着色剤を架
橋した微粒子状の樹脂中に含有させてなる蛍光着色剤。 - 【請求項5】 請求項1ないし4記載の蛍光着色剤をプ
ラスチック中に分散させてなるプラスチック成形物。 - 【請求項6】 請求項1ないし4記載の蛍光着色剤と塗
料用バインダーとからなる塗料組成物。 - 【請求項7】 請求項1ないし4記載の蛍光着色剤とイ
ンキバインダーとからなるインキ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1849696A JP3740729B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 蛍光着色剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1849696A JP3740729B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 蛍光着色剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09208845A true JPH09208845A (ja) | 1997-08-12 |
JP3740729B2 JP3740729B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=11973236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1849696A Expired - Fee Related JP3740729B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 蛍光着色剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3740729B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090379A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Xerox Corp | 蛍光有機ナノ粒子および蛍光有機ナノ粒子を調製するためのプロセス |
JP2010090380A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Xerox Corp | 蛍光ナノ粒子を使用して製造される蛍光固体インク |
CN110003019A (zh) * | 2019-04-09 | 2019-07-12 | 江苏三月光电科技有限公司 | 一种以均苯为核心的高迁移率有机化合物及其应用 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP1849696A patent/JP3740729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090379A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Xerox Corp | 蛍光有機ナノ粒子および蛍光有機ナノ粒子を調製するためのプロセス |
JP2010090380A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Xerox Corp | 蛍光ナノ粒子を使用して製造される蛍光固体インク |
CN110003019A (zh) * | 2019-04-09 | 2019-07-12 | 江苏三月光电科技有限公司 | 一种以均苯为核心的高迁移率有机化合物及其应用 |
CN110003019B (zh) * | 2019-04-09 | 2022-08-16 | 江苏三月科技股份有限公司 | 一种以均苯为核心的高迁移率有机化合物及其应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3740729B2 (ja) | 2006-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1190929A (en) | Process for dyeing high-molecular organic material, and novel polycyclic pigments | |
JPH05320416A (ja) | 顔料、特に蛍光顔料の製造方法 | |
JPH0667463B2 (ja) | 徴細な非磁気性固体組成物、及び分散剤 | |
JP3135977B2 (ja) | 新規なジケトピロロピロール | |
JP2002256168A (ja) | 蛍光着色剤 | |
JP2008280283A5 (ja) | ||
US3891685A (en) | Azomethine copper complex dyes and process for their preparation | |
JPS621753A (ja) | ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミド色素 | |
CA2428957A1 (en) | Process for the preparation of n,n'-disubstituted 1,4-diaminoanthraquinones | |
US5565563A (en) | Triphendioxazine compounds | |
JP3740729B2 (ja) | 蛍光着色剤 | |
JPH0649832B2 (ja) | アゾ化合物のアミン塩の新規顔料、その製造方法、及びその使用による高分子有機材料の着色方法 | |
JP4503296B2 (ja) | アントラキノン染料 | |
JP4840838B2 (ja) | 金属光沢を有する有機着色料及びその使用 | |
JP2002038044A (ja) | 蛍光着色剤 | |
US7041235B2 (en) | Fluorescent diketopyrrolopyrrole analogues | |
TWI263655B (en) | Laser-markable polymer composition | |
CA1054606A (en) | Iminoisoindolinone pigments | |
JP2001316599A (ja) | 新規トリフェンジオキサジン顔料 | |
JP3739433B2 (ja) | シアンイミノ基含有ピロロ[3,4−c]ピロール | |
JPH05148460A (ja) | 耐候性に優れた粘着シート | |
JPH02292371A (ja) | 感熱転写記録用色素 | |
JPH07278456A (ja) | 蛍光着色剤 | |
JPS598304B2 (ja) | イミノイソインドリノンガンリヨウノセイゾウホウホウ | |
JPH07195837A (ja) | 熱転写ドナーシートおよび熱転写方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051031 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |