JPH09208097A - シート状材料の搬入装置 - Google Patents
シート状材料の搬入装置Info
- Publication number
- JPH09208097A JPH09208097A JP1484096A JP1484096A JPH09208097A JP H09208097 A JPH09208097 A JP H09208097A JP 1484096 A JP1484096 A JP 1484096A JP 1484096 A JP1484096 A JP 1484096A JP H09208097 A JPH09208097 A JP H09208097A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- sheet material
- feeding
- flanges
- carrying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 べルトコンベヤ先端の送り込み側に位置する
前側プーリのフランジにシート状材料の吸着保持手段を
設けることにより、シート状材料を、変形させずに、し
かも送り込み位置まで効率良く搬送させることが出来る
シート状材料の搬入装置を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 前側プーリ4の両端にマグネット,粘着
樹脂,バキュウーム等の材料吸着手段5を備えたフラン
ジ6a,6bが設けてある。なお、この実施形態では、
スチールコードを埋設したシート状材料1を仮定してあ
るため、材料吸着手段5として、マグネット5aを前側
プーリ4とフランジ6a,6bとの間に介在させてあ
る。また、他の実施形態として、ゴムシート状材料を送
り込む場合には、材料吸着手段5として、フランジ6
a,6bに粘着樹脂,バキュウーム等を用いることも可
能である。
前側プーリのフランジにシート状材料の吸着保持手段を
設けることにより、シート状材料を、変形させずに、し
かも送り込み位置まで効率良く搬送させることが出来る
シート状材料の搬入装置を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 前側プーリ4の両端にマグネット,粘着
樹脂,バキュウーム等の材料吸着手段5を備えたフラン
ジ6a,6bが設けてある。なお、この実施形態では、
スチールコードを埋設したシート状材料1を仮定してあ
るため、材料吸着手段5として、マグネット5aを前側
プーリ4とフランジ6a,6bとの間に介在させてあ
る。また、他の実施形態として、ゴムシート状材料を送
り込む場合には、材料吸着手段5として、フランジ6
a,6bに粘着樹脂,バキュウーム等を用いることも可
能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状材料を
搬入位置まで搬送させるシート状材料の搬入装置にかか
わり、更に詳しくは未加硫のシート状材料を、変形させ
ずに送り込み位置まで効率良く搬送させることが出来る
シート状材料の搬入装置に関するものである。
搬入位置まで搬送させるシート状材料の搬入装置にかか
わり、更に詳しくは未加硫のシート状材料を、変形させ
ずに送り込み位置まで効率良く搬送させることが出来る
シート状材料の搬入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、未加硫ゴムシート等のシート状
材料の搬入位置決めには、べルトコンベヤ等が用いられ
ているが、べルトコンベヤのみでの送り込みは、未加硫
ゴムシート材料とコンベヤべルトとの摩擦力によって行
われている。
材料の搬入位置決めには、べルトコンベヤ等が用いられ
ているが、べルトコンベヤのみでの送り込みは、未加硫
ゴムシート材料とコンベヤべルトとの摩擦力によって行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、図5に示
すように、シート状材料1が軟弱な場合や、送り込み側
との摩擦抵抗の大きい場合には、送り込み途中において
所謂、尺取り虫状Qに変形し、送り込みが難しくなるケ
ースが多く、また送り込みには、シート状材料1とコン
ベヤべルト2との摩擦力に左右されることが多く、送り
込み作用点も明確にすることが困難であって、他の送り
込み手段を採用せざるを得ないと言うのが現状であっ
た。
すように、シート状材料1が軟弱な場合や、送り込み側
との摩擦抵抗の大きい場合には、送り込み途中において
所謂、尺取り虫状Qに変形し、送り込みが難しくなるケ
ースが多く、また送り込みには、シート状材料1とコン
ベヤべルト2との摩擦力に左右されることが多く、送り
込み作用点も明確にすることが困難であって、他の送り
込み手段を採用せざるを得ないと言うのが現状であっ
た。
【0004】この発明は、かかる従来の問題点に着目し
て案出されたもので、べルトコンベヤ先端の送り込み側
に位置する前側プーリのフランジにシート状材料の吸着
保持手段を設けることにより、シート状材料を、変形さ
せずに、しかも送り込み位置まで効率良く搬送させるこ
とが出来るシート状材料の搬入装置を提供することを目
的とするものである。
て案出されたもので、べルトコンベヤ先端の送り込み側
に位置する前側プーリのフランジにシート状材料の吸着
保持手段を設けることにより、シート状材料を、変形さ
せずに、しかも送り込み位置まで効率良く搬送させるこ
とが出来るシート状材料の搬入装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、一対の前後プーリ間に掛け廻した少なく
とも一本以上のべルトで構成されるべルトコンベヤによ
り、シート状材料を搬入位置まで搬送させるようにした
シート状材料の搬入装置であって、前記シート状材料の
送り込み側先端に位置する前側プーリの両端に、材料吸
着手段を備えたフランジを設けたことを要旨とするもの
である。
達成するため、一対の前後プーリ間に掛け廻した少なく
とも一本以上のべルトで構成されるべルトコンベヤによ
り、シート状材料を搬入位置まで搬送させるようにした
シート状材料の搬入装置であって、前記シート状材料の
送り込み側先端に位置する前側プーリの両端に、材料吸
着手段を備えたフランジを設けたことを要旨とするもの
である。
【0006】前記べルトコンベヤを、複数本のべルト
と、材料吸着手段を備えたフランジを備えた複数個の前
側プーリ及び後側プーリとにより構成し、また前記材料
吸着手段としては、スチールコードを埋設したシート状
材料の場合には、マグネット,ゴムシート状材料の場合
には、粘着樹脂,バキュウーム等を用いるものである。
また、前記材料吸着手段を備えたフランジ径が、プーリ
径よりも若干大きく、かつシート状材料の肉厚以上に形
成するものである。
と、材料吸着手段を備えたフランジを備えた複数個の前
側プーリ及び後側プーリとにより構成し、また前記材料
吸着手段としては、スチールコードを埋設したシート状
材料の場合には、マグネット,ゴムシート状材料の場合
には、粘着樹脂,バキュウーム等を用いるものである。
また、前記材料吸着手段を備えたフランジ径が、プーリ
径よりも若干大きく、かつシート状材料の肉厚以上に形
成するものである。
【0007】この発明は、上記のように構成され、べル
トコンベヤ先端の送り込み側のプーリのフランジにシー
ト状材料の吸着保持手段を設けることにより、従来のよ
うにシート状材料とコンベヤべルトとの摩擦力に依ら
ず、また送り込み側のプーリに送り込み力を付加するこ
とで、送り込み力の作用点を前側プーリ部に集中させ、
送り込み時の尺取り虫状に変形させることなく、しかも
送り込みを効率良く行うことが出来るものである。
トコンベヤ先端の送り込み側のプーリのフランジにシー
ト状材料の吸着保持手段を設けることにより、従来のよ
うにシート状材料とコンベヤべルトとの摩擦力に依ら
ず、また送り込み側のプーリに送り込み力を付加するこ
とで、送り込み力の作用点を前側プーリ部に集中させ、
送り込み時の尺取り虫状に変形させることなく、しかも
送り込みを効率良く行うことが出来るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。なお、従来例と同一構成要素
は、同一符号を付して説明は省略する。図1は、複数本
(この実施形態では4本)のコンベヤベルト2を並列に
配設したベルトコンベヤ3によりシート状材料1の先端
1a側を送り込む状態を示す平面図、図2は送り込み側
先端に位置する前側プーリ4の斜視図を示し、前記前側
プーリ4は、図3及び図4に示すように、前側プーリ4
の両端にマグネット,粘着樹脂,バキュウーム等の材料
吸着手段5を備えたフランジ6a,6bが設けてある。
明の実施形態を説明する。なお、従来例と同一構成要素
は、同一符号を付して説明は省略する。図1は、複数本
(この実施形態では4本)のコンベヤベルト2を並列に
配設したベルトコンベヤ3によりシート状材料1の先端
1a側を送り込む状態を示す平面図、図2は送り込み側
先端に位置する前側プーリ4の斜視図を示し、前記前側
プーリ4は、図3及び図4に示すように、前側プーリ4
の両端にマグネット,粘着樹脂,バキュウーム等の材料
吸着手段5を備えたフランジ6a,6bが設けてある。
【0009】なお、この実施形態では、スチールコード
を埋設したシート状材料1を仮定してあるため、材料吸
着手段5として、マグネット5aを前側プーリ4とフラ
ンジ6a,6bとの間に介在させてある。また、他の実
施形態として、ゴムシート状材料を送り込む場合には、
材料吸着手段5として、フランジ6a,6bに粘着樹
脂,バキュウーム等を用いることも可能である。
を埋設したシート状材料1を仮定してあるため、材料吸
着手段5として、マグネット5aを前側プーリ4とフラ
ンジ6a,6bとの間に介在させてある。また、他の実
施形態として、ゴムシート状材料を送り込む場合には、
材料吸着手段5として、フランジ6a,6bに粘着樹
脂,バキュウーム等を用いることも可能である。
【0010】また、前記材料吸着手段5を備えたフラン
ジ6a,6bの径は、前側プーリ4の径よりも若干大き
く、かつシート状材料1の肉厚と同厚またはそれ以上が
好ましく、シート状材料1の肉厚以下のフランジ径の場
合には、シート状材料1の先端1a側の吸着保持力が弱
く、送り込み力をシート状材料1の先端1a側に作用さ
せることが難しい。また、フランジ径がシート状材料1
の肉厚の数倍も大きくしても余り意味をなさないもとな
るものである。
ジ6a,6bの径は、前側プーリ4の径よりも若干大き
く、かつシート状材料1の肉厚と同厚またはそれ以上が
好ましく、シート状材料1の肉厚以下のフランジ径の場
合には、シート状材料1の先端1a側の吸着保持力が弱
く、送り込み力をシート状材料1の先端1a側に作用さ
せることが難しい。また、フランジ径がシート状材料1
の肉厚の数倍も大きくしても余り意味をなさないもとな
るものである。
【0011】前記前側プーリ4は、左右のプーリ4を連
結する支持軸7に内輪4aが嵌め込まれて固定され、こ
の内輪4aの中央外側に軸受8(ベアリング)を介して
外輪4bが嵌合され、この外輪4bはハウジング4cに
より固定されている。従って、前側プーリ4は、支持軸
7と内輪4aとが一緒に回転し、外輪4bはハウジング
4cにより固定されて回転しないように構成されてい
る。
結する支持軸7に内輪4aが嵌め込まれて固定され、こ
の内輪4aの中央外側に軸受8(ベアリング)を介して
外輪4bが嵌合され、この外輪4bはハウジング4cに
より固定されている。従って、前側プーリ4は、支持軸
7と内輪4aとが一緒に回転し、外輪4bはハウジング
4cにより固定されて回転しないように構成されてい
る。
【0012】以上のように、べルトコンベヤ3の先端の
送り込み側の前側プーリ4のフランジ6a,6bに、シ
ート状材料1の吸着保持手段5を設けることにより、従
来のようにシート状材料1とコンベヤべルト2との摩擦
力に依らず、また送り込み側の前側プーリ4に送り込み
力を付加することで、送り込み力の作用点を前側プーリ
部に集中させ、送り込み時の尺取り虫状に変形させるこ
となく、しかも送り込みを効率良く行うことが出来るも
のである。
送り込み側の前側プーリ4のフランジ6a,6bに、シ
ート状材料1の吸着保持手段5を設けることにより、従
来のようにシート状材料1とコンベヤべルト2との摩擦
力に依らず、また送り込み側の前側プーリ4に送り込み
力を付加することで、送り込み力の作用点を前側プーリ
部に集中させ、送り込み時の尺取り虫状に変形させるこ
となく、しかも送り込みを効率良く行うことが出来るも
のである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように一対の前後プ
ーリ間に掛け廻した少なくとも一本以上のべルトで構成
されるべルトコンベヤにより、シート状材料を搬入位置
まで搬送させるようにしたシート状材料の搬入装置であ
って、前記シート状材料の送り込み側先端に位置する前
側プーリの両端に、材料吸着手段を備えたフランジを設
けたので、従来のようにシート状材料とコンベヤべルト
との摩擦力に依らず、また送り込み側の前側プーリに送
り込み力を付加することで、送り込み力の作用点を前側
プーリ部に集中させ、送り込み時の尺取り虫状に変形さ
せることなく、しかも送り込みを効率良く行うことが出
来る効果がある。
ーリ間に掛け廻した少なくとも一本以上のべルトで構成
されるべルトコンベヤにより、シート状材料を搬入位置
まで搬送させるようにしたシート状材料の搬入装置であ
って、前記シート状材料の送り込み側先端に位置する前
側プーリの両端に、材料吸着手段を備えたフランジを設
けたので、従来のようにシート状材料とコンベヤべルト
との摩擦力に依らず、また送り込み側の前側プーリに送
り込み力を付加することで、送り込み力の作用点を前側
プーリ部に集中させ、送り込み時の尺取り虫状に変形さ
せることなく、しかも送り込みを効率良く行うことが出
来る効果がある。
【図1】複数本のコンベヤベルトを並列に配設したベル
トコンベヤによりシート状材料の先端側を送り込む状態
を示す平面図である。
トコンベヤによりシート状材料の先端側を送り込む状態
を示す平面図である。
【図2】送り込み側先端に位置する前側プーリの斜視図
である。
である。
【図3】前側プーリの断面図である。
【図4】前側プーリの側面図である。
【図5】従来のベルトコンベヤによりシート状材料の先
端側を送り込む状態を示す側面図である。
端側を送り込む状態を示す側面図である。
1 シート状材料 1a シート状
材料の先端 2 コンベヤベルト 3 ベルトコ
ンベヤ 4 前側プーリ 5 材料吸着
手段 5a マグネット 6a,6b フラン
ジ 7 支持軸 8 軸受
材料の先端 2 コンベヤベルト 3 ベルトコ
ンベヤ 4 前側プーリ 5 材料吸着
手段 5a マグネット 6a,6b フラン
ジ 7 支持軸 8 軸受
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の前後プーリ間に掛け廻した少なく
とも一本以上のべルトで構成されるべルトコンベヤによ
り、シート状材料を搬入位置まで搬送させるようにした
シート状材料の搬入装置であって、前記シート状材料の
送り込み側先端に位置する前側プーリの両端に、材料吸
着手段を備えたフランジを設けたことを特徴とするシー
ト状材料の搬入装置。 - 【請求項2】 前記べルトコンベヤを、複数本のべルト
と、材料吸着手段を備えたフランジを備えた複数個の前
側プーリ及び後側プーリとにより構成した請求項1に記
載のシート状材料の搬入装置。 - 【請求項3】 前記材料吸着手段が、マグネット,粘着
樹脂,バキュウームである請求項1または請求項2に記
載のシート状材料の搬入装置。 - 【請求項4】 前記材料吸着手段を備えたフランジ径
が、プーリ径よりも若干大きく、かつシート状材料の肉
厚以上に形成した請求項1または請求項2に記載のシー
ト状材料の搬入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1484096A JPH09208097A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | シート状材料の搬入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1484096A JPH09208097A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | シート状材料の搬入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09208097A true JPH09208097A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11872242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1484096A Pending JPH09208097A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | シート状材料の搬入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09208097A (ja) |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1484096A patent/JPH09208097A/ja active Pending
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