JPH09207862A - 電動モータ付き三輪自転車 - Google Patents

電動モータ付き三輪自転車

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JPH09207862A
JPH09207862A JP8045342A JP4534296A JPH09207862A JP H09207862 A JPH09207862 A JP H09207862A JP 8045342 A JP8045342 A JP 8045342A JP 4534296 A JP4534296 A JP 4534296A JP H09207862 A JPH09207862 A JP H09207862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
electric motor
mode
lock
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8045342A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yageta
弘 八下田
Katsuyoshi Kitada
勝義 北田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前フレームの左右傾斜をロックすることな
く、自走モードで走行する不都合を防止する。 【解決手段】 電動モータ11の動力のみで低速走行す
る自走モードに切換える場合、傾斜ロック機構24が前
フレーム2の左右傾斜を実際にロックしたかをロック作
動検出スイッチ30で検出し、該検出信号を入力した場
合にのみ自走モードへの切換えを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の後輪を
有する後フレームに、単一の前輪を有する前フレームを
左右傾斜自在に連結した電動モータ付き三輪自転車の技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種電動モータ付き三輪自転
車としては、電動モータの駆動力で人力走行を補助する
アシスト走行型や電動モータの駆動力で低速走行する自
走型が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記アシス
ト走行型では、コーナーリング時の走行性を向上させる
べく、単一の前輪を有する前フレームを、左右一対の後
輪を有する後フレームに左右傾斜自在に連結しているの
に対し、自走型では低速走行するため、走行安定性を考
えて前フレームが後フレームに対し傾斜しないように固
定されており、アシスト走行型と自走型とでは構成が大
きく異なっている。また、アシスト走行型の三輪自転車
に自走型の機能を持たせることも試みられているが、先
に述べた様に構造が異なるため、自走走行時に走行安定
性が損なわれる欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができる電動モー
タ付き三輪自転車を提供することを目的として創作され
たものであって、左右一対の後輪を有する後フレーム
に、単一の前輪を有する前フレームを左右傾斜自在に連
結して車体を形成すると共に、該車体の走行モードを、
電動モータの駆動力で人力走行を補助するアシストモー
ドと、電動モータの駆動力で走行する自走モードとに切
換可能な電動モータ付き三輪自転車において、前記車体
に、前フレームの左右傾斜をロックする傾斜ロック手段
と、該傾斜ロック手段のロック作動を検出するロック作
動検出手段と、該ロック作動検出手段のロック作動検出
時以外は自走モードへの切換えを規制する自走モード切
換規制手段とを設けたものである。つまり、前フレーム
の左右傾斜が実際にロックされた状態でのみ自走モード
への切換えが許容されるため、非ロック状態で自走して
走行安定性を損なう不都合を解消することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1は電動モ
ータ付き三輪自転車の車体であって、該車体1のフレー
ムは、前フレーム2と後フレーム3とに分割されてい
る。そして、前フレーム2には、ハンドル4と一体的に
回動するフォーク5、該フォーク5に回転自在に支持さ
れる単一の前輪6、左右一対のペダル7を有するペダル
軸8、該ペダル軸8に一体的に設けられるペダル用前側
スプロケット9、上下位置調整自在なサドルS等が組付
けられている。
【0006】一方、後フレーム3には、モータブラケッ
ト10を介して取付けられる電動モータ11、該電動モ
ータ11の動力を出力するモータ用前側スプロケット1
2、独立状に回動自在に支持される左右一対の後輪1
3、左側後輪軸14に一方向クラッチ15を介して連結
されるモータ用後側スプロケット16、左側後輪軸14
にトルク・車速検出機構17および一方向クラッチ18
を介して連結されるペダル用後側スプロケット19等が
組付けられている。つまり、ペダル7の踏力を、ペダル
軸8、ペダル用前側スプロケット9、ペダル用伝動チェ
ン20、ペダル用後側スプロケット19等を経由して後
輪13に伝動するペダル踏力伝動経路と、電動モータ1
1の動力を、モータ用前側スプロケット12、モータ用
伝動チェン21、モータ用後側スプロケット16等を経
由して後輪13に伝動するモータ動力伝動経路とが並列
状に構成されており、何れの動力でも後輪13を駆動さ
せることができるようになっている。
【0007】22は後フレーム3から前方に突設される
連結軸であって、該連結軸22には、前フレーム2の後
端部に固設されるボス23が回動自在に嵌合している。
即ち、単一の前輪6を有する前フレーム2を、左右一対
の後輪13を有する後フレーム3に左右傾斜自在に連結
することで、コーナーリング時における良好な走行性能
を確保するようになっている。
【0008】24は前フレーム2の左右傾斜をロックす
るための傾斜ロック機構であって、該傾斜ロック機構2
4は、前フレーム2側に固設される平面視略コ字状のケ
ース体25、該ケース体25の内面部に組込まれる固定
鉄心(図示せず)、ケース体25の左右フランジ部25
a間に支軸26を介して前後揺動自在に支持される可動
鉄片27、該可動鉄片27から後方に突出するロックピ
ン28、後フレーム3側に固設されるロックプレート2
9等で構成されている。つまり、前記固定鉄心に巻装さ
れるコイル(図示せず)が非通電状態である場合には、
図示しない弾機の付勢力で可動鉄片27が前傾姿勢を維
持するため、ロックピン28がロックプレート29のロ
ック溝29aから外れて前フレーム2の左右傾斜が許容
される一方、前記コイルが通電状態である場合には、固
定鉄心の電磁吸引力で可動鉄片27が起立するため、ロ
ックピン28がロックプレート29のロック溝29aに
係合して前フレーム2の左右傾斜を規制することになる
が、通電状態であってもロックピン28とロック溝29
aとの位置が合致していな場合には、ロック溝29aの
左右両側に形成されるガイド部29bの傾斜ガイド作用
を受け、前フレーム2がロック位置(垂直位置)に合致
した時点でロックピン28がロック溝29aに係合する
ようになっている。
【0009】30は前記ロックプレート28に取付けら
れるロック作動検出スイッチであって、該ロック作動検
出スイッチ30は、ロック溝29a内に向けて突出する
検出レバー30aを有し、前述の如くロック溝29a内
にロックピン28が係合した時点、即ち、実際に前フレ
ーム2の左右傾斜がロックされた時点でロック作動を検
出し、その信号を後述する制御部31に入力するように
なっている。
【0010】前記制御部31は、所謂マイクロコンピュ
ータを用いて構成されるものであるが、このものは、前
述したトルク・車速検出機構17およびロック作動検出
スイッチ30、電源(制御部電源およびモータ電源)を
ON−OFFするためのメインスイッチ32、傾斜ロッ
ク機構24をON−OFFするための傾斜ロックスイッ
チ33、走行モードを自走モードに切換えるための自走
モードスイッチ34等から信号を入力すると共に、入力
信号に基づく判断で前述した電動モータ11、傾斜ロッ
ク機構24等に作動信号を出力するようになっている。
即ち、車体1を所定速度で自走させるべく検出速度に基
づいて電動モータ11を駆動制御する自走モード制御、
上り坂等において動力を補助すべく検出トルクに基づい
て電動モータ11を駆動制御するアシストモード制御、
各走行モードを切換える走行モード切換制御(メインル
ーチン)等の制御ルーチンを具備しており、以下、本発
明が要旨とする走行モード切換制御の制御手順をフロー
チャートに基づいて説明する。
【0011】前記走行モード切換制御は、メインスイッ
チ32のON操作(OFF状態ではペダル踏力で走行す
る人力モード)に伴って初期設定を行った後、自走モー
ドスイッチ34のON−OFFを判断する。この判断が
OFFである場合には、上り坂等においてペダル踏力を
モータ動力で補助する前述のアシストモード制御を直ち
に実行するが、自走モードスイッチ34がONである場
合には、自走モード制御の実行に先立ってロック作動検
出スイッチ30のON−OFFを判断するようになって
いる。そして、ロック作動検出スイッチ30がONであ
る場合には、自走モード制御を実行する一方、ロック作
動検出スイッチ30がOFFである場合には、自走モー
ドへの切換えを規制すべくアシストモード制御を実行す
るようになっている。
【0012】叙述の如く構成されたものにおいて、メイ
ンスイッチ32をOFFにした状態では、制御部電源お
よびモータ電源が断たれるため、ペダル踏力のみで走行
する人力モードとなる。また、メインスイッチ32をO
Nにし、かつ自走モードスイッチ34をOFFにした状
態では、上り坂等においてペダル踏力をモータ動力で補
助するアシストモードとなる。さらに、メインスイッチ
32をONにし、かつ自走モードスイッチ34をONに
した状態では、電動モータ11の動力のみで低速走行す
る自走モードとなるが、自走モードへの切換えは、傾斜
ロック機構24が前フレーム2の左右傾斜を実際にロッ
クしたかをロック作動検出スイッチ30で検出し、該検
出信号を入力した場合にのみ実行されることになる。
【0013】この様に上記のものにあっては、電動モー
タ11の動力のみで低速走行する自走モードに切換える
場合、傾斜ロック機構24が前フレーム2の左右傾斜を
実際にロックしたかをロック作動検出スイッチ30で検
出し、該検出信号を入力した場合にのみ自走モードへの
切換えを実行するため、非ロック状態のまま自走モード
を実行した場合の如く、自走モードにおける走行安定性
が低下する不都合を解消することができる。
【0014】しかも、傾斜ロック機構24に設けられる
ロック作動検出スイッチ30で前フレーム2の傾斜ロッ
クを検出するため、傾斜ロックスイッチ33のON操作
で傾斜ロックを判断するようにした場合の如く、前フレ
ーム2がロック位置に合致する以前に自走モードに切換
わる不都合も防止することができる。
【0015】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いものであることは勿論であって、例えば、自走モード
スイッチ33のON操作に基づいて傾斜ロック機構24
を自動的にロック作動させるようにしてもよい。そし
て、このものでは、わざわざロック操作する必要がない
ため、操作労力を軽減することが可能であるが、この様
に構成した場合であっても、本発明の自走モード切換規
制手段は、前フレームがロック位置に合致するまでの
間、自走モードへの切換えを規制するため、有効に機能
することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動モータ付き三輪自転車の平面図である。
【図2】同上要部平面図である。
【図3】傾斜ロック機構の斜視図である。
【図4】制御部の入出力を示すブロック図である。
【図5】走行モード切換制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 車体 2 前フレーム 3 後フレーム 6 前輪 11 電動モータ 13 後輪 24 傾斜ロック機構 30 ロック作動検出スイッチ 31 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の後輪を有する後フレームに、
    単一の前輪を有する前フレームを左右傾斜自在に連結し
    て車体を形成すると共に、該車体の走行モードを、電動
    モータの駆動力で人力走行を補助するアシストモード
    と、電動モータの駆動力で走行する自走モードとに切換
    可能な電動モータ付き三輪自転車において、前記車体
    に、前フレームの左右傾斜をロックする傾斜ロック手段
    と、該傾斜ロック手段のロック作動を検出するロック作
    動検出手段と、該ロック作動検出手段のロック作動検出
    時以外は自走モードへの切換えを規制する自走モード切
    換規制手段とを設けた電動モータ付き三輪自転車。
JP8045342A 1996-02-07 1996-02-07 電動モータ付き三輪自転車 Pending JPH09207862A (ja)

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