JPH09206518A - フィルタ及び濾材 - Google Patents

フィルタ及び濾材

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JPH09206518A
JPH09206518A JP8016522A JP1652296A JPH09206518A JP H09206518 A JPH09206518 A JP H09206518A JP 8016522 A JP8016522 A JP 8016522A JP 1652296 A JP1652296 A JP 1652296A JP H09206518 A JPH09206518 A JP H09206518A
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JP
Japan
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hole
filter medium
partition wall
filter
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JP8016522A
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Masatomo Chiba
正智 千葉
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Roki Co Ltd
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Toyo Roki Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタのライフタイムを決定する濾過面積
がハウジングの断面積程度しかなかった。 【解決手段】 第一濾材22と第二濾材23はそれぞれ
に形成した連通孔22a,23aが隔壁21に形成した
二組の貫通孔21b1,21b2の周縁に密着されると
ともに、両濾材22,23の周縁が隔壁21の周縁とと
もに上ケーシング11と下ケーシング12とによって挟
持されて密着されるようにしたため、第一濾材22を通
過することなく貫通孔21b1を通過したオイルは第二
濾材23を通過することになるし、第二濾材23を通過
することなく貫通孔21b2を通過したオイルは第一濾
材22を通過することになり、ハウジング10内の連通
路を横切る二枚の濾材の一方だけを通過するので、概ね
二倍の濾過面積を確保してライフタイムを延ばすことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のオイルフ
ィルタなどに使用して好適なフィルタ及び濾材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィルタとして、図6及
び図7に示すものが知られている。略浅皿形に形成され
た上ケーシング1と下ケーシング2にはそれぞれ吐出口
1aと吸引口2aとが形成されており、両ケーシング
1,2の開口形状に一致する濾材4を挟んで開口面を対
面させる。両ケーシング1,2の開口縁部はフランジ状
になっており、濾材4の縁部を挟み込みつつ上ケーシン
グ1の縁部で下ケーシング2の縁部を巻き込むようにし
てかしめることにより、ハウジング3内における吸引口
2aから吐出口1aにいたる一連の連通路を濾材4にて
横切ってフィルタを構成している。
【0003】かかる構成において、当該ハウジング3を
オイルパン内に浸漬せしめ、吐出口1aの先にオイルポ
ンプを配設して吸い上げることにより、同オイルパン内
の汚れたオイルが吸引口2aから吸い上げられて濾材4
を通過し、吐出口1aから出ていく。この場合、濾過面
積は濾材4が通常の平面であればハウジング3の断面積
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフィル
タにおいては、フィルタのライフタイムを決定する濾過
面積がハウジング3の断面積程度しかないという課題が
あった。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、より広い濾過面積を確保することが可能なフィ
ルタの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、開口面を対面せしめて連
結可能な一対のケーシングからなるとともにそれぞれの
ケーシングは同開口面以外に外部への連通口を備えて一
連の連通路を形成するハウジングと、上記一対のケーシ
ングの開口面の間に介在されて周縁を同ケーシングの縁
部間に挟み込んで保持されるとともに第一貫通孔と第二
貫通孔とを形成した隔壁と、上記第一貫通孔に対応する
第一連通孔を有するとともに同隔壁の一方の面の側にて
同第一連通孔を同第一貫通孔に重ね合わせて周縁を密着
させつつ同隔壁の周縁とともに上記ケーシング間に挟み
込んで保持される第一濾材と、上記第二貫通孔に対応す
る第二連通孔を有するとともに同隔壁の他方の面の側に
て同第二連通孔を同第二貫通孔に重ね合わせて周縁を密
着させつつ同隔壁の周縁とともに上記ケーシング間に挟
み込んで保持される第二濾材とからなる濾材とを具備す
る構成としてある。
【0007】また、請求項2にかかる発明は、連通路を
横切って介在される濾材であって、第一貫通孔と第二貫
通孔とを形成した隔壁と、上記第一貫通孔に対応する第
一連通孔を有するとともに同隔壁の一方の面の側にて同
第一連通孔を同第一貫通孔に重ね合わせて周縁を密着さ
せつつ同隔壁の周縁にて密着された第一濾材と、上記第
二貫通孔に対応する第二連通孔を有するとともに同隔壁
の他方の面の側にて同第二連通孔を同第二貫通孔に重ね
合わせて周縁を密着させつつ同隔壁の周縁にて密着され
た第二濾材とを具備する構成としてある。
【0008】さらに、請求項3にかかる発明は、一連の
連通路を形成するハウジング内を横切るように濾材を配
置せしめるフィルタにおいて、二組の貫通孔を形成した
隔壁を介在せしめるとともに、同隔壁の一方の面では一
方の貫通孔以外の部分を濾材で覆い、同隔壁の他方の面
では他方の貫通孔以外の部分を他の濾材で覆った構成と
してある。
【0009】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、開口面を対面せしめて連結される一対のケー
シングにはそれぞれの開口面以外に外部への連通口を備
えており、一方の連通口から他方の連通口へといたる一
連の連通路を形成しているので、例えば、一方の連通口
にポンプを接続して吸引せしめれば、他方の連通口から
同一方の連通口へとオイルなどが通過することになる。
ここにおいて、ケーシングの間には第一貫通孔と第二貫
通孔とを形成した隔壁を介在させてあり、同オイルはい
ずれかの貫通孔を通過することになる。しかるに、同隔
壁の一方の面においては第一貫通孔だけを露出させるよ
うに第一濾材が被覆され、他方の面においては第二貫通
孔だけを露出させるように第二濾材が被覆されている。
従って、第一貫通孔を通過するには第二濾材を通過しな
ければならないし、第二貫通孔を通過するためには第一
濾材を通過しなければならない。従って、連通口を通過
するオイルは隔壁の両面に配置されている第一濾材と第
二濾材とのいずれか一方を通過することになり、第一貫
通孔と第二貫通孔とを除けば濾過面積はハウジングの断
面積の概ね二倍となる。
【0010】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、連通路を横切って介在される濾材
が同様の隔壁と第一濾材と第二濾材とからなり、オイル
などが連通路を通過するにあたって、第一貫通孔を通過
するものは第二濾材にて濾過されるし、第二貫通孔を通
過するものは第一濾材にて濾過される。従って、第一貫
通孔と第二貫通孔とを除けば濾過面積は連通路を横切る
隔壁断面積の概ね二倍となる。
【0011】さらに、上記のように構成した請求項3に
かかる発明においても、一連の連通路を形成するハウジ
ング内を濾材が横切るように配置してあり、オイルなど
は同濾材を通過することになるが、同濾材は二組の貫通
孔を形成した隔壁の両面に濾材を配置させてあり、同様
に一方の貫通孔を通過するものは他方の面で濾材を通過
して濾過され、他方の貫通孔を通過するものは反対面の
濾材を通過して濾過されるので、二組の貫通孔を除けば
濾過面積はハウジングの断面積の概ね二倍となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、いずれに
おいても連通路を横切る二枚の濾材の一方だけを通過す
ることになり、概ね二倍の濾過面積を確保してライフタ
イムを延ばすことが可能なフィルタと濾材を提供するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
るフィルタを斜視図により示しており、図2は同フィル
タを一部破断側面図により示している。
【0014】同図において、鉄製のハウジング10はそ
れぞれ浅皿形の上ケーシング11と下ケーシング12と
を対面せしめて中空状に形成されており、下ケーシング
12に形成された吸引口12aから上ケーシング11に
形成された吐出口11aへといたる一連の連通路を構成
している。ここで下ケーシング12の開口縁部には開口
面に沿って外方に向かって鍔状に形成されたフランジ部
12bを有しており、同様に上ケーシング11において
もフランジ部11bを有している。但し、同フランジ部
11bについてはその先端縁部から対面する下ケーシン
グ12に向かって延設された短筒状のかしめ代11cを
有しており、下ケーシング12のフランジ部12bを同
短筒状のかしめ代11c内に挿入していって上記フラン
ジ部11bに対面させ、その後で同かしめ代11cを内
側に倒れ込ませてかしめることにより上ケーシング11
と下ケーシング12とが開口面を対面せしめて連結され
る。
【0015】本実施形態においては、このような鉄製の
浅皿形の上ケーシング11と下ケーシング12とを対面
せしめて連結し、概略薄箱形のハウジング10を構成し
ているが、ハウジング10としては一連の連通路を形成
するものであればよく、長筒体としてもよいし、鉄製で
なく樹脂製としたりしても良い。樹脂製とする場合、連
結部分についてもかしめることができないが、溶着させ
たり、螺合構造としたりしても良い。また、上ケーシン
グ11と下ケーシング12との二体で構成するのではな
く、後述する濾材20自身もハウジング10の側壁の一
部を構成するようにしても良い。
【0016】上ケーシング11と下ケーシング12とを
対面せしめるにあたり、両者の間を横切るようにして濾
材20を介在せしめている。濾材20は、図3に示すよ
うに、鉄製板材からなる隔壁21と、この隔壁21の両
面に配置される第一濾材22と第二濾材23とから構成
されている。隔壁21には、上面側と下面側に突出する
砲台部21a1,21a2を形成してあり、それぞれの
砲台部21a(21a1,21a2)の頂部は平面とな
ってその中央には貫通孔21b(21b1,21b2)
を形成してある。また、それぞれの貫通孔21bの周縁
には端部をフランジ状に屈曲して断面L字形とした鉄製
の短筒21c(21c1,21c2)を固着してある。
同短筒21cはフランジ部分を貫通孔21bの周縁部分
に溶着させてあり、筒部が貫通孔21bに沿って突出し
ている。第一濾材22と第二濾材23のそれぞれにはこ
の短筒21c1,21c2の一方に対応する位置に連通
孔22a,23aを形成してあり、第一濾材22につい
ては連通孔22aに短筒21c1の筒部を挿通せしめる
とともに第二濾材23については連通孔23aに短筒2
1c2の筒部を挿通せしめ、図5に示すようにして筒部
を内側から外側に広げながらかしめて固定している。こ
れにより、第一濾材22と第二濾材23に形成した連通
孔22a,23aはその周縁にて各貫通孔21b1,2
1b2の周縁に密着されて固定される。この意味で、第
一濾材22に形成した連通孔22aは第一連通孔を構成
するとともに隔壁21に形成した貫通孔21b1は第一
貫通孔を構成し、第二濾材23に形成した連通孔23a
は第一連通孔を構成するとともに隔壁21に形成した貫
通孔21b2は第二貫通孔を構成する。
【0017】一方、隔壁21と第一濾材22と第二濾材
23とはそれぞれ外形が一致しているとともに、その縁
部は上ケーシング11と下ケーシング12のフランジ部
11b,12bにて挟持される大きさとなっている。こ
のため、間に濾材20を挟み込むようにして上ケーシン
グ11と下ケーシング12とを対面せしめることによ
り、隔壁21と第一濾材22と第二濾材23の縁部は上
ケーシング11と下ケーシング12のフランジ部11
b,12bにて挟持されて密着する。なお、隔壁21に
は全面にわたって下方に突き出る小突起21dを多数形
成してある。
【0018】本実施形態においては、濾材20を上述し
たように構成したが、各種の変更も可能である。例え
ば、濾材20はハウジング10を横切るように形成され
ていれば良く、鉄製として周縁部を挟み込んで保持され
るものに限らず、例えばハウジング10が筒状となって
いるときに同筒内の内周面に沿って押し込むようなもの
であってもよいし、また、濾材20の両面に対してそれ
ぞれ上ケーシングと下ケーシングとを個別に気密的に圧
着させるようなものであっても構わない。
【0019】また、濾材20の隔壁21には二つの貫通
孔21b1,21b2を形成してあるが、少なくとも二
組形成されていれば良く、三つあるいはそれ以上の数に
しておいても良い。この場合、必ず二組となっており、
一方の組は第一濾材に形成した第一連通孔の周縁に密着
して固定されるし、他方の組は第二濾材に形成した第二
連通孔の周縁に密着するように固定する。本実施形態に
おいては、別部材の短筒21cを使用してかしめながら
密着して固定しているが、砲台部21aの先端に直に筒
部を形成してかしめ固定するようにしても良いし、接着
したり、あるいは樹脂にて形成するときに溶着固定する
ようにしても良い。しかし、このように別部材の短筒2
1cを使用して第一濾材22と第二濾材23とをかしめ
固定するようにすると、隔壁21よりも薄いもので構成
することができ、かしめ易くなるし、密着度も向上す
る。
【0020】本実施形態においては、第一濾材22と第
二濾材23はいずれも平面状に形成しているが、エンボ
スを形成したり、波打ち形状としたり、さらには襞状に
形成するなど適宜変形可能である。これらの第一濾材2
2と第二濾材23はその周縁にて隔壁21と密着してい
ることが必要であり、本実施形態においては、上ケーシ
ング11と下ケーシング12とが隔壁21とともに挟持
して達成している。しかしながら、上ケーシング11と
下ケーシング12とに関わらず、接着剤や溶着などによ
って隔壁21に対して周縁を密着させておいてもよい。
この場合、密着すべき周縁とは第一濾材22においては
少なくとも隔壁21の第二貫通孔21b2を覆う範囲の
周縁であるし、第二濾材23においては少なくとも隔壁
21の第一貫通孔21b1を覆う範囲の周縁であり、必
ずしも隔壁21の周縁と一致する必要はない。むろん、
隔壁21の周縁と一致させることにより最も濾過面積を
大きくすることができる。また、隔壁21に対して第一
濾材22と第二濾材23とが独立して固着していれば、
濾材20を単体のユニットとして扱うことができ、組立
性は向上する。さらに、筒状のハウジングに対して濾材
20を側方から差し込むようにして脱着可能とすれば連
通路を横切る濾材20を交換可能とすることもできる。
【0021】隔壁21に形成した小突起21dは第一濾
材あるいは第二濾材における吸引口に対面する側が隔壁
21に密着してしまうのを防止するものであり、間に流
路を形成できればよい。従って、半球状でなくても、畝
状に形成したり、隔壁21を波打たせるように形成して
も良いし、あるいは、スペーサを挟み込んでおくように
してもよい。さらに、本実施形態においては、隔壁21
の下面側に突き出る半球状の小突起21dを多数形成し
ているが、同小突起21dを形成する側はハウジング1
0における吸引口を形成した側であればよく、例えば、
ハウジングの上面に吸引口を形成して下面に吐出口を形
成したならば上面側に突き出るように形成すればよい。
【0022】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。上述したように構成したハウジング10は
オートマチックトランスミッションの内部でオイルパン
内に浸漬され、上ケーシング11に形成した吐出口11
aは図示しないオイルポンプに接続されている。エンジ
ンが始動されて同オイルポンプが駆動されると、オイル
パン内の汚れたオイルは下ケーシング12の吸引口12
aよりハウジング10内へと吸引される。同オイルは上
ケーシング11と下ケーシング12との間に介在されて
いる濾材20を通過することになるが、このときに二つ
の経路がある。一方は、図2にて矢印Aに示すように、
吸引口12aより隔壁21の第二貫通孔21b2を通過
し、その後で第一濾材22を通過する経路であり、もう
一方は、矢印Bに示すように、先に第二濾材23を通過
してから隔壁21の第一貫通孔21b1を通過する経路
である。いずれにしても濾材20を通過する間に第一濾
材22と第二濾材23とのどちらか一方を通過すること
になる。これらの第一濾材22と第二濾材23は隔壁2
1の両面に二枚重ね合わせて概ね一体の濾材20を構成
しつつも、オイルはいずれか一方だけを通過することに
なり、濾過面積としては断面積の概ね二倍となる。
【0023】このように、第一濾材22と第二濾材23
はそれぞれに形成した連通孔22a,23aが隔壁21
に形成した二組の貫通孔21b1,21b2の周縁に密
着されるとともに、両濾材22,23の周縁が隔壁21
の周縁とともに上ケーシング11と下ケーシング12と
によって挟持されて密着されるようにしたため、第一濾
材22を通過することなく貫通孔21b1を通過したオ
イルは第二濾材23を通過することになるし、第二濾材
23を通過することなく貫通孔21b2を通過したオイ
ルは第一濾材22を通過することになり、ハウジング1
0内の連通路を横切る二枚の濾材の一方だけを通過する
ので、概ね二倍の濾過面積を確保してライフタイムを延
ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるフィルタの斜視図
である。
【図2】フィルタの一部破断側面図である。
【図3】濾材の分解斜視図である。
【図4】濾材の組立過程を示す部分断面図である。
【図5】濾材の組立完了状態を示す部分断面図である。
【図6】従来のフィルタの側面図である。
【図7】同フィルタの断面図である。
【符号の説明】
10…ハウジング 11…上ケーシング 11a…吐出口 12…下ケーシング 12a…吸引口 20…濾材 21…隔壁 21b(21b1,21b2)…貫通孔 22…第一濾材 22a…連通孔 23…第二濾材 23a…連通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本実施形態においては、このような鉄製の
浅皿形の上ケーシング11と下ケーシング12とを対面
せしめて連結し、概略薄箱形のハウジング10を構成し
ているが、ハウジング10としては一連の連通路を形成
するものであればよく、長筒体としてもよいし、鉄製で
なく樹脂製としたりしても良い。樹脂製とする場合、連
結部分についてもかしめることができないが、溶着させ
たり、螺合構造としたりしても良い。また、上ケーシン
グ11と下ケーシング12との二体で構成するのではな
く、後述する濾材20自身もハウジング10の側壁の一
部を構成するようにしても良い。さらに、吐出口11a
と吸引口12aの形成位置についても、後述するように
両者の間に濾材を介在せしめて一連の連通路を形成して
いればよく、必要に応じて適宜変更可能である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口面を対面せしめて連結可能な一対の
    ケーシングからなるとともにそれぞれのケーシングは同
    開口面以外に外部への連通口を備えて一連の連通路を形
    成するハウジングと、 上記一対のケーシングの開口面の間に介在されて周縁を
    同ケーシングの縁部間に挟み込んで保持されるとともに
    第一貫通孔と第二貫通孔とを形成した隔壁と、上記第一
    貫通孔に対応する第一連通孔を有するとともに同隔壁の
    一方の面の側にて同第一連通孔を同第一貫通孔に重ね合
    わせて周縁を密着させつつ同隔壁の周縁とともに上記ケ
    ーシング間に挟み込んで保持される第一濾材と、上記第
    二貫通孔に対応する第二連通孔を有するとともに同隔壁
    の他方の面の側にて同第二連通孔を同第二貫通孔に重ね
    合わせて周縁を密着させつつ同隔壁の周縁とともに上記
    ケーシング間に挟み込んで保持される第二濾材とからな
    る濾材とを具備することを特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 連通路を横切って介在される濾材であっ
    て、 第一貫通孔と第二貫通孔とを形成した隔壁と、 上記第一貫通孔に対応する第一連通孔を有するとともに
    同隔壁の一方の面の側にて同第一連通孔を同第一貫通孔
    に重ね合わせて周縁を密着させつつ同隔壁の周縁にて密
    着された第一濾材と、 上記第二貫通孔に対応する第二連通孔を有するとともに
    同隔壁の他方の面の側にて同第二連通孔を同第二貫通孔
    に重ね合わせて周縁を密着させつつ同隔壁の周縁にて密
    着された第二濾材とを具備することを特徴とする濾材。
  3. 【請求項3】 一連の連通路を形成するハウジング内を
    横切るように濾材を配置せしめるフィルタにおいて、二
    組の貫通孔を形成した隔壁を介在せしめるとともに、同
    隔壁の一方の面では一方の貫通孔以外の部分を濾材で覆
    い、同隔壁の他方の面では他方の貫通孔以外の部分を他
    の濾材で覆ったことを特徴とするフィルタ。
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