JPH10314A - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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Publication number
JPH10314A
JPH10314A JP8154277A JP15427796A JPH10314A JP H10314 A JPH10314 A JP H10314A JP 8154277 A JP8154277 A JP 8154277A JP 15427796 A JP15427796 A JP 15427796A JP H10314 A JPH10314 A JP H10314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
casing
clean side
plate portion
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8154277A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Chiga
章久 千賀
Hiroshi Morikawa
博 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Roki Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Roki Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Roki Mfg Co Ltd
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレメントをカバーに接着するため、エレメ
ントの加工現場にハウジングの部品を持ち込まなければ
ならず作業が効率的でなかった。 【解決手段】 エレメント30は円板状の金属プレート
32と連通窓33aを有するドーナツ状の金属プレート
33との間に濾材31を接着して単体の部品として組み
付けられ、完成品をハウジング20の組付現場にて挟み
込んで振動溶着するため、ハウジング20の一部をエレ
メント30の加工現場に持ち込んで作業する必要がなく
なり、また、エレメント30の一部を挟み込む振動溶着
によって同エレメント30のクリーンサイドにも削りか
すが飛散してしまうものの、エレメントの金属プレート
33とクリーンサイドのカバー21との間で隔離壁部材
としてのOリング40を介在せしめることにより、流路
となるクリーンサイドには削りかすが入り込まないよう
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタに関し、
特に、ハウジングを振動溶着して形成するフィルタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィルタとして、図7に
示すものが知られている。同図に示すフィルタ1は、カ
ップ状のボディー2と、同ボディー2の上面開口を覆蓋
して内部に収容空間を形成するカバー3とによってハウ
ジング4を構成するとともに、このハウジング4内にエ
レメント5を収容して構成されている。
【0003】ここにおいて、カバー3の中央と縁部寄り
の部分にはそれぞれ外部に連通する連通口3a,3bを
形成してあり、エレメント5は両連通口3a,3b間を
横切るように配置されている。すなわち、同エレメント
5は濾紙を蛇腹状にしつつ円筒周面を形成し、円筒の一
端を金属プレートに接着して塞ぎつつ同円筒の他端を上
記カバー3における中央の連通口3aの周囲に接着して
ある。組付ける際には、カバー3に対してエレメント5
を接着して固定しておき、その後、同エレメント5をボ
ディー2内に収容させるようにして同カバー3をボディ
ー2の上面開口に載置し、振動溶着させる。振動溶着に
よって削りかすがボディー2内にも入り込むが、ダスト
サイドとなるので問題はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフィル
タにおいては、次のような課題があった。エレメント5
をカバー3に接着するため、エレメント5の加工現場に
ハウジング4の部品を持ち込まなければならず作業が効
率的でない。特に,ハウジング4が他部品を兼ねて大型
化している場合には、大型化したハウジング4の一部を
伴って運搬することになり、極めて非効率となる。本発
明は、上記課題にかんがみてなされたもので、組付性を
向上させることが可能なフィルタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、それぞれ連通口を有する
一対のケ−シングを互いの開口端同士を対面させつつ振
動溶着にて合体せしめて一方の連通口から他方の連通口
へと連通する流路を形成するハウジングと、所定の連通
窓を有する隔壁状のプレート部と所定の濾過孔を形成さ
れて上記プレート部の連通窓を塞ぐように固着された濾
材とを有するとともに上記プレート部の縁部を上記一対
のケーシングの開口端の間に挟持せしめて保持されるエ
レメントと、このエレメントのクリーンサイド側で上記
プレート部と上記ケーシングとの間で上記溶着部位を隔
離する隔離壁部材とを具備する構成としてある。
【0006】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載のフィルタにおいて、上記隔離壁部材を、上記プ
レート部と上記ケーシングとの間に互いに密着して保持
されるOリングで構成している。さらに、請求項3にか
かる発明は、請求項1または請求項2に記載のフィルタ
において、上記クリーンサイドのケーシングは、上記他
方のケーシングの開口端と上記エレメントのプレート部
とに対面する開口端面を備えるとともにこの開口端面に
おける溶着面よりもクリーンサイド側に環状の凹部を形
成してあり、当該凹部内に上記隔離壁部材を収容した構
成としてある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、所定の濾過孔を形成された濾材を所定の連通
窓を有する隔壁状のプレート部に固着せしめ、エレメン
トの加工現場で接着などの加工を完了する。次に、エレ
メントの組付現場ではこのプレート部の縁部を挟み込む
ようにして一対のケーシングの開口端同士を対面させ振
動溶着する。ケーシングの開口端同士の間に隔壁状のプ
レート部が挟持されるため、一方のケーシングに形成さ
れた連通口から他方のケーシングに形成された連通口へ
と連通する流路は同プレート部の連通窓を通過せざるを
得ず、また、この連通窓を通過するに当たって当該連通
窓を塞ぐように固着されている上記濾材にて濾過され
る。ところで、ケーシング同士を振動溶着する際には両
方のケーシングの内側に削りかすが発生するが、少なく
ともクリーンサイドにおいてはプレート部とケーシング
との間に隔離壁部材が保持されているので、同隔離壁部
材よりも内側に入り込むことはなく、削りかすが真の意
味でのクリーンサイドに入り込むことはない。
【0008】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、隔離壁部材であるOリングがプレ
ート部とケーシングとの間に互いに保持され、互いに近
接させたときに両者に密着して削りかすがクリーンサイ
ドに入り込むことはない。さらに、上記のように構成し
た請求項3にかかる発明においては、クリーンサイドと
なるケーシングの開口面に環状の凹部を形成してあり、
当該凹部内にOリングなどの隔離壁部材を収容した状態
で間にエレメントのプレート部を挟み込みつつ他方のケ
ーシングの開口端と対面させると、振動溶着の溶着面よ
りもクリーンサイド側に同隔離壁部材を配置させること
になり、削りかすは同隔離壁部材よりもクリーンサイド
側に入り込まない。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エレメン
トをケーシングに対して振動溶着によって同時に組み付
けるため、エレメントの加工現場にケーシングを持ち込
む必要がなくなり、エレメントとして完成させて搬出で
きるので組付の効率を良くすることが可能なフィルタを
提供することができる。ここにおいて、単にエレメント
を振動溶着させるだけであれば削りかすがエレメントの
両面において発生してしまうため、クリーンサイド側に
ごみが入りかねないが、隔離壁部材によってクリーンサ
イドにおいて削りかすを封じ込めるため、真の意味での
クリーンサイドに削りかすが流出していってしまうのを
防止することもできる。
【0010】また、請求項2にかかる発明によれば、よ
く利用されているOリングをプレート部とケーシングと
の間に介在せしめることにより、装着が容易であるとと
もに気密的にも十分であり、削りかすのみならず、他の
異物が進入していてもクリーンサイドに流入することを
確実に防止することができる。さらに、請求項3にかか
る発明によれば、一方のケーシングの開口端に形成され
ている凹部にOリングなどの隔離壁部材を装着するので
装着作業が容易であり、また、この後は単にエレメント
を挟み込みつつ他方のケーシングと対面させるだけであ
るので、組付の作業性も良好となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
るフィルタを断面図により示しており、図2は組付過程
を部分断面図により示している。同図において、このフ
ィルタ10は、図示しない自動車用燃料タンク内に収容
されるインタンク燃料ポンプユニットの一部として形成
されており、同自動車用燃料タンクの開口を塞ぐカバー
21と、同カバー21の下面に対面するカップ状のボデ
ィー22とによってハウジング20を構成している。カ
バー21には上面に突出して図示しない燃料チューブに
連結される連通口21aを形成してあり、ボディー22
の底部には図示しない燃料ポンプの吐出口を挿入する連
通口22aを形成してある。カバー21とボディー22
は後述するようにして振動溶着にて気密的に固着される
ので、上記一方の連通口22aから他方の連通口21a
へいたる一連の流路を形成する。
【0012】本実施形態においては、ハウジング20を
インタンク燃料ポンプユニットの一部として形成してい
るが、フィルタ単体のものにおいても適用可能なことは
いうまでもない。また、ハウジング20は平板状のカバ
ー21とカップ状のボディー22とから構成されている
が、内部に一連の流路を形成するように固着されるもの
であれば良く、それぞれがカップ状に形成されて開口端
同士を連結するようになっていても良いし、あるいは単
に筒体同士が開口端を対面させて連結されるようなもの
であっても構わない。すなわち、本実施形態において
は、これらのカバー21とボディー22とが一対のケー
シングを構成している。
【0013】また、それぞれのケーシングであるカバー
21とボディー22にはそれぞれ一つずつの連通口21
a,22aを形成しているが、少なくともそれぞれのケ
ーシングに一つずつ以上の連通口さえ備えていれば良
く、複数個形成しておいても構わない。むろん、濾過す
る対象も自動車用燃料であるガソリンに限らず、一般的
に濾過可能なオイルなどの液体であればよい。上記ハウ
ジング20内にはエレメント30を収容可能となってい
る。このエレメント30は、細長い紙状の濾材31を蛇
腹状に折り曲げつつ先端と後端を接着して円筒状にし、
円筒とした下端の開口部分を円板状の金属プレート32
にて塞ぐように接着するとともに、上端の開口部分には
ドーナツ状の金属プレート33を接着してある。濾材3
1は同金属プレート33における中央の連通窓33aと
外側の縁部との間で蛇腹状に折り曲げられ、端面は完全
に金属プレート33の表面に接着されている。すなわ
ち、当該エレメント30は概ね円柱状に形成されるとと
もに円筒面にのみ濾材が配置され、外周から同円筒面を
通過して内側に入り込み、金属プレート33の連通窓3
3aを介して外部に流れ出ることになる。むろん、この
逆の流れでも濾過可能であることはいうまでもない。
【0014】本実施形態においては、エレメント30を
濾材31と金属プレート32,33とによって全体的に
円柱状に形成しているが、金属プレート33における連
通窓33aを塞ぐようにして濾材31が配置されている
ものであれば良く、円柱状になっている必要はない。例
えば、平面状の濾材をリング状としたプレートに張り付
けるだけの板状のものであっても良いし、あるいは、濾
材を何層にも重ね合わせたカートリッジ状のものであっ
ても構わない。
【0015】ただし、金属プレート33は連通窓を有す
るプレート部を構成しており、このプレート部がカバー
21とボディー22の開口端の間に挟持されて保持され
る必要がある。この意味で、本実施形態においては、金
属プレート33はフランジ状に形成され、その縁部はカ
バー21とボディー22の開口端の間まで広げて形成さ
れている。ただし、カバー21とボディー22の開口端
の形状は必ずしも平面的である必要はなく、必要に応じ
て立体的な面となっていても良い。この意味で、プレー
ト部は両者の間に挟み込まれる形状となっていればよ
く、少なくとも縁部を挟持可能なように延設された形状
であればよい。
【0016】この振動溶着面について説明する。ボディ
ー22は単に開口端をフランジ状に形成してあり、その
表面は概ね平坦で最外周部分に削りかすの飛散防止用の
突堤22bを形成してある。一方、カバー21の側では
上記突堤22bに対面する突堤21bとともに、この突
堤21bよりもやや内側でボディー22におけるリング
状の開口端の中程に対面する細幅の環状の突堤21cと
を形成してある。ここにおいて突堤21cは溶け代とな
るのでやや高めに形成されており、カバー21をボディ
ー22に載置したときに同突堤21cが突き当たり、外
側の突堤21b,22bは突き当たらない。そして、押
し付けながら振動させることにより摩擦熱で突堤21c
を溶かして溶着させ、外側の突堤21b,22b同士が
突き当たるまで突堤21cが溶けたら停止する。
【0017】一方、金属プレート33については突堤2
1cの内側周面に入り込む外径となっており、ボディー
22の内側にエレメント30を収容し、金属プレート3
3の外縁が突堤21cの内側に入り込むようにしてカバ
ー21にて覆蓋し、上述したようにして振動溶着させ
る。これにより同金属プレート33の縁部が一対のケー
シングに挟み込まれた状態で一体的に固着される。本実
施形態においては、カバー21とボディー22の開口端
を上述したような形状としているが、一般的な振動溶着
可能な断面形状であれば適宜変形可能である。例えば、
外周側の突堤21b,22bについては、両方のケーシ
ングから延設して形成しているが、一方のケーシングだ
けから延設せしめても良いし、溶け代となる突堤21c
については一方のケーシングだけから延設せしめている
が、両方のケーシングから延設させるようにしても良
い。また、挟持されるエレメント30の金属プレート3
3は金属製であるが、これを樹脂で形成しておき、カバ
ー21とボディー22との間に挟み込んだ状態で突堤を
突き当て、直に振動溶着で固着するようにすることもで
きる。
【0018】ハウジング20内はこのエレメント30に
よってクリーンサイドとダストサイドとに分離される
が、本実施形態においてはカバー21の側がクリーンサ
イドとなっている。そして、上記突堤21cよりも内側
の天井面には内外に二列に並んだ環状のリブ21d1,
21d2を形成してあり、両リブ21d1,21d2間
に形成される凹部21dにはOリング40を装着してあ
る。突堤21cが溶ける前、同Oリング40は金属プレ
ート33と離れているが、突堤21cが溶けて振動溶着
が完了するときには金属プレート33がリブ21d1,
21d2に突き当たり、当該Oリング40は同金属プレ
ート33に密着する。
【0019】本実施形態においては、Oリング40にて
隔離壁部材を構成しているが、溶着面よりもクリーンサ
イド側で何らかの隔離構造を備えていればよく、必ずし
もOリング40で気密的に隔離する必要はない。この場
合、弾力性の低いものであると振動時にこの部分で削り
かすが発生することになるから、押さえつけられながら
振動しても削りかすを発生させないような部材であるこ
とが好ましく、さらに、外側で発生した削りかすが内側
に入り込まないようにする必要がある。この意味で、O
リング40で気密的に隔離するほか、リング状の濾材を
挟み込んでおくなどしても良い。むろん、Oリング40
のように気密的に隔離すれば、削りかすのみならず他の
細かなごみや液体などの浸入も防止することができる。
【0020】また、本実施形態においては、Oリング4
0をカバー21の天井面に形成しているが、溶着面より
もクリーンサイド側の位置であればよい。例えば、図4
に示すものの場合、開口端の端面であって上記突堤21
cの内側に隣接するようにして凹部21eを形成してあ
り、この凹部21e内にOリング40を装着してある。
かかる構造とした場合、振動溶着される開口端面に対し
て直にOリング40を装着することになるので、視覚的
に分かりやすい。
【0021】また、図5及び図6に示す実施形態におい
ては、エレメント30における金属プレート33に円筒
部分を形成しておくとともにこの円筒部分にOリング4
0を装着し、カバー21の側には同円筒部分と周縁のフ
ランジ状部分との角部に対面して同Oリング40が入り
込むような凹部21fを削ってある。このようにすると
作業的にはエレメント30の側に輪ゴムをはめるような
感覚でOリング40を装着しておくだけで、振動溶着が
完了するときにOリング40がカバー21と金属プレー
ト33との間で密着する。
【0022】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。エレメント30については、エレメント3
0の加工現場にて濾材31を蛇腹状に屈曲しつつ円筒状
にして両端に金属プレート32と金属プレート33とを
接着する。これによってエレメント30単体としての製
品は完成し、完成品をハウジング20の組付現場に搬送
する。ハウジング20の組付現場では、予めカバー21
の凹部21dにOリング40を装着しておき、ボディー
22内にエレメント30を収容しつつ、カバー21を載
置する。このとき金属プレート33の縁部がカバー21
の突堤21cの内側に入り込むようにし、同突堤21c
をボディー22の端面に突き当てて振動溶着する。カバ
ー21とボディー22とがすれるときに削りかすが発生
し、一部は突堤21cよりも外側に飛散し、一部は内側
に飛散する。外側に飛散する分についてはもともと問題
ないし、内側に飛散してもダストサイド側であれば濾材
31にて濾過されるので問題を生じない。内側に飛散し
てクリーンサイドに入り込んだものは本来であれば濾過
された燃料とともに流出してしまうが、本実施形態のよ
うに溶着面よりも内側にOリング40を装着してある
と、このOリング40よりも内側に入り込まず、流出し
てしまうことはない。この意味で、ハウジング20のク
リーンサイドにはさらにOリング40にて溶着面との間
に気密室が形成されることになり、同Oリング40の内
側であって連通口21aに通じる真の意味でのクリーン
サイドに対して確実に削りかすが入り込まないようにで
きる。
【0023】このように、エレメント30は円板状の金
属プレート32と連通窓33aを有するドーナツ状の金
属プレート33との間に濾材31を接着して単体の部品
として組み付けられ、完成品をハウジング20の組付現
場にて挟み込んで振動溶着するため、ハウジング20の
一部をエレメント30の加工現場に持ち込んで作業する
必要がなくなり、また、エレメント30の一部を挟み込
む振動溶着によって同エレメント30のクリーンサイド
にも削りかすが飛散してしまうものの、エレメントの金
属プレート33とクリーンサイドのカバー21との間で
隔離壁部材としてのOリング40を介在せしめることに
より、流路となるクリーンサイドには削りかすが入り込
まないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるフィルタの断面図
である。
【図2】フィルタの組付過程の部分断面図である。
【図3】フィルタの組付完了状態の部分断面図である。
【図4】変形例にかかるフィルタの組付完了状態の部分
断面図である。
【図5】他の変形例にかかるフィルタの組付過程の部分
断面図である。
【図6】他の変形例にかかるフィルタの組付完了状態の
部分断面図である。
【図7】従来のフィルタの断面図である。
【符号の説明】
10…フィルタ 20…ハウジング 21…カバー 21a…連通口 22…ボディー 22a…連通口 30…エレメント 31…濾材 33…金属プレート 33a…連通窓 40…Oリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ連通口を有する一対のケ−シン
    グを互いの開口端同士を対面させつつ振動溶着にて合体
    せしめて一方の連通口から他方の連通口へと連通する流
    路を形成するハウジングと、 所定の連通窓を有する隔壁状のプレート部と所定の濾過
    孔を形成されて上記プレート部の連通窓を塞ぐように固
    着された濾材とを有するとともに上記プレート部の縁部
    を上記一対のケーシングの開口端の間に挟持せしめて保
    持されるエレメントと、 このエレメントのクリーンサイド側で上記プレート部と
    上記ケーシングとの間で上記溶着部位を隔離する隔離壁
    部材とを具備することを特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のフィルタにおい
    て、上記隔離壁部材は、上記プレート部と上記ケーシン
    グとの間に互いに密着して保持されるOリングで構成さ
    れることを具備することを特徴とするフィルタ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載のフ
    ィルタにおいて、上記クリーンサイドのケーシングは、
    上記他方のケーシングの開口端と上記エレメントのプレ
    ート部とに対面する開口端面を備えるとともにこの開口
    端面における溶着面よりもクリーンサイド側に環状の凹
    部を形成してあり、当該凹部内に上記隔離壁部材を収容
    したことを特徴とするフィルタ。
JP8154277A 1996-06-14 1996-06-14 フィルタ Pending JPH10314A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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