JPH09206498A - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JPH09206498A
JPH09206498A JP1632096A JP1632096A JPH09206498A JP H09206498 A JPH09206498 A JP H09206498A JP 1632096 A JP1632096 A JP 1632096A JP 1632096 A JP1632096 A JP 1632096A JP H09206498 A JPH09206498 A JP H09206498A
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iron
static electricity
temperature
steam
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JP1632096A
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Tadashi Ando
正 安藤
Shinichi Ito
真一 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイロン掛け時に、アイロン部に帯電する静
電気を検知して布種を判定し、布種にあった温度および
スチーム量に設定し、使い勝手を向上する。 【解決手段】 ベース部を加熱するヒータ部2に接続し
た電極部P1、P2を有するアイロン部11と、このア
イロン部11を載置し電極部P1、P2と接続する電極
部P4、P5を有しアイロン部11に給電するスタンド
部12とからなり、電極部P1〜P3が電極部P4〜P
6に接触するより先にアイロン部11と接触する接触部
14をスタンド部12に設け、前記接触部14の出力を
静電気検知部15に入力し、アイロン部11に帯電した
静電気を検知する。静電気検知部15の出力を布種判定
部16に入力して布種を判定する。制御部17は布種判
定部16の出力に基づいて温度設定とスチーム量の制御
を自動で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類などのしわ伸
ばしを行うコードレスアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコードレスアイロンは図
10および図11に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、アイロン部1は、ヒータ
部2によって加熱されるベース部3を有しており、後部
に電極部P1、P2、P3を突出している。商用電源4
を有するスタンド部5は、アイロン部1に設けた電極部
P1、P2、P3と接触する電極部P4、P5、P6を
有している。
【0004】アイロン部1は、スタンド部2に載置され
たとき、アイロン部1に設けた電極部P1、P2と、ス
タンド部5に設けた電極部P4、P5を介してスタンド
部5に設けた商用電源4に接続され、ヒータ部2に商用
電源4から電力が供給されてベース部3を加熱する。
【0005】そして、ベース部3の温度を温度検知部6
で検知して、その検知温度信号を電極部P3、P6を介
して制御部7に送り、制御部7は、送られてきた温度信
号が温度設定部8で設定した設定温度に対して高いか低
いかを判定し、その結果をヒータ部制御部9に出力す
る。
【0006】ヒータ部制御部9はヒータ部2への電力供
給を制御することにより、ベース部3の温度を一定に制
御する。また、スチームボタン10により、使用者はス
チーム量を調節していた。
【0007】このようなアイロンでは、アイロン掛けを
行った場合、多くの静電気がアイロン部1に帯電する。
この状態でアイロン部1をスタンド部5に載置すると、
静電気が電極部P3、P6を介してスタンド部5に侵入
し、制御部7を破壊するという問題があった。
【0008】発明者らは、その解決策として、アイロン
部1に帯電した静電気が電極部P3、P6を介してスタ
ンド部5に侵入する前に放電し、アイロン部1に静電気
が帯電した場合でも、スタンド部5に設けた制御回路を
破壊することのないようにしたアイロンを提案してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】発明者らが提案してい
るアイロンでは、アイロン部1に帯電した静電気によっ
てスタンド部5に設けた制御回路が破壊しないようにで
きるが、アイロン部1に帯電する静電気は、アイロン掛
けする衣類の種類、湿り具合、アイロン掛けするときの
アイロン部1の移動速度等によって異なり、静電気を積
極的に利用するものではなかった。
【0010】また、設定温度の高い低いによらず使用者
がスチーム量をコントロールできるため、『高』設定な
のにスチーム量を少ししか出ないようにしたため、しわ
が伸びなかったり、『低』設定なのにスチームを出しす
ぎてスチーム穴より水が洩れたり、あるいは、衣類が十
分に湿っているのにスチームを出しすぎて使用時間が短
くなるなどの課題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、アイ
ロン掛けするときアイロン部に帯電する静電気を検知し
て布種を判定し、布種にあった温度およびスチーム量に
自動的に設定し、使い勝手を向上することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレスアイ
ロンにおいては、アイロン部と、このアイロン部を載置
する商用電源を有したスタンド部とからなり、アイロン
部に帯電した静電気を検知し、布種判定部によりその静
電気の大きさから布種を判定し、布種判定部の出力に基
づいて温度設定とスチーム量の制御を自動で行うように
したものである。
【0013】これにより、アイロン掛けするときアイロ
ン部に帯電する静電気を検知して布種を判定し、布種に
あった温度およびスチーム量に自動的に設定することが
でき、使い勝手を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アイロン部と、このアイロン部を載置する商用電源
を有したスタンド部とからなり、前記アイロン部は、ベ
ース部と、このベース部を加熱するヒータ部と、前記ベ
ース部の温度を検知する温度検知部と、スチーム量を制
御するスチーム量制御部と、前記ヒータ部に接続した電
極部とを備え、前記スタンド部は、前記ヒータ部への通
電を制御するヒータ制御部と、前記アイロン部に設けた
電極部と接続する電極部と、前記スタンド部に設けた電
極部よりも先に前記アイロン部と接触する接触部と、こ
の接触部の出力を入力し前記アイロン部に帯電した静電
気を検知する静電気検知部と、この静電気検知部の出力
を入力してその静電気の大きさから布種を判定する布種
判定部と、この布種判定部と前記アイロン部からの温度
信号を入力し前記ヒータ制御部を制御する制御部とを備
え、前記制御部は、前記布種判定部の出力に基づいて温
度設定とスチーム量の制御を自動で行うようにしたもの
であり、布種判定部により静電気の大きさで布種を判定
するので、布種に適した設定温度およびスチーム量に制
御することができ、使い勝手を向上することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明に加えて、温度設定を解除するリセット部を
備え、制御部は、アイロン掛け開始時やリセット部によ
り温度設定を解除した場合、設定温度を『低』にしスチ
ームを出さないで布種を判定するようにしたものであ
り、静電気を精度よく検出することができ、また、衣類
がどのような生地でも傷めることがない。さらに、ベー
ス部の温度を『低』から『高』に上げる場合は短時間で
上げることができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、アイロン部と、
このアイロン部を載置する商用電源を有したスタンド部
とからなり、前記アイロン部は、ベース部と、このベー
ス部を加熱するヒータ部と、前記ベース部の温度を検知
する温度検知部と、スチーム量を制御するスチーム量制
御部と、前記ヒータ部に接続した電極部とを備え、前記
スタンド部は、前記ヒータ部への通電を制御するヒータ
制御部と、前記ベース部の温度を任意に設定する温度設
定部と、前記アイロン部に設けた電極部と接続する電極
部と、前記スタンド部に設けた電極部よりも先に前記ア
イロン部と接触する接触部と、この接触部の出力を入力
し前記アイロン部に帯電した静電気を検知する静電気検
知部と、この静電気検知部と前記アイロン部からの温度
信号を入力し前記ヒータ制御部を制御する制御部とを備
え、前記制御部は、所定量よりも静電気が多ければスチ
ーム量を多めに出すようにしたものであり、乾いている
衣類では発生する静電気の量が多く、この場合にはスチ
ーム量を多めに出すため、乾いている衣類のしわをのば
しやすくすることができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、制御部は、所定量よりも静電気が
少なければスチーム量を少なめに出すようにしたもので
あり、余分なスチームを出さないので、使用時間を長く
することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項3ま
たは4に記載の発明において、制御部は、静電気が所定
量になればスチーム量を通常の量に戻すようにしたもの
であり、衣類が部分的に湿っている場合でも、十分にし
わをのばすことができ、かつ、使用時間を長くすること
ができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項3〜
5に記載の発明に加えて、アイロン部のアイロン掛けの
状態を検知する状態検知部を備え、制御部は、静電気検
知部と温度設定部と状態検知部の出力をもとにスチーム
量制御部を制御するようにしたものであり、精度よく衣
類の湿り気を検知して、湿り気に応じたスチーム量を出
すことができる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
【0021】(実施の形態1)図1および図2に示すよ
うに、アイロン部11は、ヒータ部2によって加熱され
る金属製のベース部3を有しており、後部に電極部P
1、P2、P3を突出している。商用電源4を有するス
タンド部12は、アイロン部11に設けた電極部P1、
P2、P3と接触する電極部P4、P5、P6を有して
いる。
【0022】ローラー部13は、アイロン部11のベー
ス部3を支持するもので、スタンド部12の上面に回転
自在に設けている。接触部14は、アイロン部11をス
タンド部12に載置したときに、電極部P1、P2、P
3が電極部P4、P5、P6に接触するよりも先にアイ
ロン部11と接触する位置に設け、この接触部14を静
電気検知部15に接続している。
【0023】静電気検知部15は、抵抗と電圧検知部と
で構成し、抵抗を流れる静電気の放電電流を電圧検知部
により検知し、アイロン部11に帯電した静電気を検知
するようにしている。
【0024】布種判定部16は、アイロン部11に帯電
した静電気の大きさをもとに布種を判定するものであ
る。制御部17は、布種判定部16の出力に基づいてベ
ース部3の温度設定およびスチーム量制御を自動で行う
ようにしている。
【0025】スチーム量制御部18は、アイロン部11
から噴射するスチームの量を制御するもので、図3およ
び図4に示すように構成している。
【0026】すなわち、タンク19とベース部3に設け
た気化室20とを連通するノズル21を開閉体22によ
り開閉するとともに、タンク19より気化室20に滴下
する水量を調節できるように構成している。
【0027】ハンドル23にモータ24を取付け、モー
タ24のシャフト25にウォーム26を固着し、このウ
ォーム26に噛み合うギヤ27を設け、ギヤ27にカム
28を固着し、カム28の外周にばね29により付勢さ
れた開閉体22を摺動するようにしている。ギヤ27と
カム28は、ハンドル23に回転自在に支持している。
【0028】次に、スチーム量制御部18の動作を説明
すると、スチーム量制御部18のモータ24は、噴射す
るスチーム量、すなわち制御部17の出力に応じて回転
し、このモータ24の回転によりウォーム26とギヤ2
7とで減速されてカム28は回転する。
【0029】その結果、開閉体22によりノズル21の
開口面積を細かく制御する。この状態では、アイロン部
11はスタンド部12に傾斜して載置されており、タン
ク19内の水の水面はノズル21より低いため、気化室
20に滴下されない。
【0030】この状態でアイロン部11をスタンド部1
2から離脱し、アイロン掛けを行うと、ノズル21は所
定の開口面積を有するため、タンク19内の水は気化室
20に滴下して設定温度に適したスチーム量を噴射す
る。
【0031】スチーム量制御部18を動作させるには大
きな容量を持つ電源が必要となるが、商用電源4を有す
るスタンド部12にアイロン部11を載置した状態では
実現が容易となる。
【0032】上記構成において動作を説明すると、通
常、アイロン部11をスタンド部12に載置する場合、
最初に、アイロン部11のベース部3とスタンド部12
に設けたローラー部13が接触し、ローラー部13を回
転させながらアイロン部11を下方に移動させると、ア
イロン部11に設けた電極部P1、P2、P3と、スタ
ンド部12に設けた電極部P4、P5、P6が接触して
載置が完了となる。
【0033】アイロン掛けを行ってアイロン部11に静
電気が帯電した状態で、アイロン部11をスタンド部1
2に載置すると、アイロン部11のベース部3に帯電し
た静電気は、接触部14、静電気検知部15を通って商
用電源4へと放電する。そして、静電気検知部15で
は、静電気を検知し、この検知した静電気の大きさを布
種判定部16に出力する。
【0034】布種判定部16は検知した静電気の大きさ
によって布種を判定し、制御部17は、布種判定部16
の出力を入力し、判定した布種に最適な温度をベース部
3が保つようにヒータ制御部9を制御し、布種に最適な
量のスチームを出すようにスチーム量制御部18を制御
する。
【0035】したがって、アイロン掛けする布種に応じ
てベース部3の温度およびスチーム量を設定する必要が
なく、使い勝手を向上することができる。
【0036】(実施の形態2)図5に示すように、スタ
ンド部30は、温度設定を解除するリセット部31を設
けている。制御部32は、アイロン掛け開始時やリセッ
ト部31により温度設定を解除した場合、設定温度を
『低』にしスチームを出さないようにしている。他の構
成は上記実施の形態1と同じである。
【0037】上記構成において動作を説明すると、電源
を投入して最初にアイロン掛けをする場合や、リセット
部31により温度設定を解除した場合、制御部32は設
定温度を『低』にし、スチーム量制御部18を制御して
スチームを出さないようにしている。
【0038】この状態でアイロン掛けを行い、アイロン
部11に静電気が帯電した状態で、アイロン部11がス
タンド部30に載置されることで、静電気検知部15
は、アイロン部11に帯電した静電気を接触部14を通
して精度よく検出することができる。
【0039】(実施の形態3)図6に示すように、スタ
ンド部33は、布種判定部16の代わりにベース部3の
温度を任意に設定する温度設定部34を備えている。制
御部35は、静電気検知部15とアイロン部11からの
温度信号を入力し、ヒータ制御部9を制御するととも
に、静電気が所定量よりも多ければスチーム量を多めに
出すようにしている。
【0040】静電気が所定量よりも少なければスチーム
量を少なめに出すようにし、静電気が所定量になればス
チーム量を通常の量に戻すようにしている。他の構成は
上記実施の形態1と同じである。
【0041】上記構成において動作を説明すると、使用
者が温度設定部34により設定温度を『高』にした状態
でアイロン掛けを行い、アイロン部11に静電気が帯電
した状態で、アイロン部11をスタンド部33に載置す
る。
【0042】制御部35は、『高』設定でかける衣類を
アイロン掛けした場合に発生する所定の静電気量に対し
て、静電気検知部15から入力した静電気の方が多い場
合、衣類の含水率が小さいと判断し、アイロン部11に
設けたスチーム量制御部18を制御してスチーム量を多
めに出す。
【0043】逆に、静電気検知部15から入力した静電
気の方が少ない場合は、スチーム量を少なめに出すよう
にし、静電気の量が所定の範囲内に戻れば、スチーム量
を通常の量に戻す。したがって、十分にしわをのばすこ
とができ、かつ使用時間を長くすることができる。
【0044】(実施の形態4)図7に示すように、アイ
ロン部36は、アイロン掛けの状態を検知する状態検知
部37を備え、スタンド部38に設けた制御部39は、
静電気検知部15と温度設定部34と状態検知部37の
出力をもとにスチーム量制御部18を制御するようにし
ている。
【0045】状態検知部37を図8および図9を参照し
ながら説明すると、図8(a)に示すように、状態検知
部37は樹脂で形成したカバー40と、アルミナ、鋼な
どで形成した球41とで構成しており、カバー40の内
部には球41が自由に転がるための傾斜を設けてあり、
傾斜の下部には穴42を設けている。
【0046】穴42の真下にはホトセンサ43を取り付
けている。ホトセンサ43は、図9に示すように、発光
素子44と受光素子45を同一の方向に併置した構成
で、球41からの反射光を検出するものである。
【0047】図8(a)に示すように球41がカバー4
0に設けた傾斜の下部にある場合は、発光素子44より
赤外線を照射すると、赤外線は穴42を通過して球41
で反射し、反射光は受光素子45で受光される。
【0048】また、図8(b)に示すように球41が傾
斜の上部にある場合は、発光素子44が赤外線を照射し
てもカバー40の内側を乱反射するだけで、受光素子4
5にはほとんど受光されない。
【0049】使用者がアイロン掛けを行っているとき
は、アイロン部36を前後に動かすので図8(a)と図
8(b)の状態が繰り返して起こるので、これをもとに
アイロン部36を衣類上をどれぐらい動かしたかを検知
することができる。
【0050】上記構成において動作を説明すると、アイ
ロン掛けを行ってアイロン部36に静電気が帯電した状
態で、アイロン部36をスタンド部38に載置すると、
アイロン部36のベース部3に帯電した静電気は、接触
部14、静電気検知部15を通って商用電源4へと放電
する。そして、静電気検知部15では、検知した静電気
の大きさを制御部39に出力する。
【0051】制御部39は、静電気検知部15の出力と
アイロン部36からの温度信号および状態検知信号を入
力し、例えば、『高』設定でかける衣類上を所定の回数
以上アイロンを動かしたにもかかわらず、静電気検知部
15から入力した静電気の量が少ない場合、衣類の含水
率が大きいと判断し、アイロン部11に設けたスチーム
量制御部18を制御してスチーム量を少なめ出すように
している。
【0052】逆に、所定の回数以下しかアイロンを動か
していないのに、静電気検知部15から入力した静電気
の量が多い場合は、スチーム量を多めに出すようにして
もよいし、静電気の量およびアイロンを動かした回数が
所定の範囲内に戻れば、スチーム量を通常の量に戻すよ
うにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上にように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、アイロン部と、このアイロン部を載置す
る商用電源を有したスタンド部とからなり、前記アイロ
ン部は、ベース部と、このベース部を加熱するヒータ部
と、前記ベース部の温度を検知する温度検知部と、スチ
ーム量を制御するスチーム量制御部と、前記ヒータ部に
接続した電極部とを備え、前記スタンド部は、前記ヒー
タ部への通電を制御するヒータ制御部と、前記アイロン
部に設けた電極部と接続する電極部と、前記スタンド部
に設けた電極部よりも先に前記アイロン部と接触する接
触部と、この接触部の出力を入力し前記アイロン部に帯
電した静電気を検知する静電気検知部と、この静電気検
知部の出力を入力してその静電気の大きさから布種を判
定する布種判定部と、この布種判定部と前記アイロン部
からの温度信号を入力し前記ヒータ制御部を制御する制
御部とを備え、前記制御部は、前記布種判定部の出力に
基づいて温度設定とスチーム量の制御を自動で行うよう
にしたから、布種判定部は静電気の大きさで布種を判定
するので、制御部は、布種に適した設定温度およびスチ
ーム量に制御することができる。
【0054】また、請求項2に記載の発明によれば、温
度設定を解除するリセット部を備え、制御部は、アイロ
ン掛け開始時やリセット部により温度設定を解除した場
合、設定温度を『低』にしスチームを出さないで布種を
判定するようにしたから、静電気を精度よく検出するこ
とができ、また、衣類がどのような生地でも傷めること
がない。さらに、ベース部の温度を『低』から『高』に
上げるのは短時間ですむ。
【0055】また、請求項3に記載の発明によれば、ア
イロン部と、このアイロン部を載置する商用電源を有し
たスタンド部とからなり、前記アイロン部は、ベース部
と、このベース部を加熱するヒータ部と、前記ベース部
の温度を検知する温度検知部と、スチーム量を制御する
スチーム量制御部と、前記ヒータ部に接続した電極部と
を備え、前記スタンド部は、前記ヒータ部への通電を制
御するヒータ制御部と、前記ベース部の温度を任意に設
定する温度設定部と、前記アイロン部に設けた電極部と
接続する電極部と、前記スタンド部に設けた電極部より
も先に前記アイロン部と接触する接触部と、この接触部
の出力を入力し前記アイロン部に帯電した静電気を検知
する静電気検知部と、この静電気検知部と前記アイロン
部からの温度信号を入力し前記ヒータ制御部を制御する
制御部とを備え、前記制御部は、所定量よりも静電気が
多ければスチーム量を多めに出すようにしたから、乾い
ている衣類のしわをのばしやすくすることができる。
【0056】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御部は、所定量よりも静電気が少なければスチーム量を
少なめに出すようにしたから、余分なスチームを出さな
いので、使用時間を長くすることができる。
【0057】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御部は、静電気が所定量になればスチーム量を通常の量
に戻すようにしたから、衣類が部分的に湿っている場合
でも、十分にしわをのばすことができ、かつ使用時間を
長くすることができる。
【0058】また、請求項6に記載の発明によれば、ア
イロン部のアイロン掛けの状態を検知する状態検知部を
備え、制御部は、静電気検知部と温度設定部と状態検知
部の出力をもとにスチーム量制御部を制御するようにし
たから、精度よく衣類の湿り気を検知して、湿り気に応
じたスチーム量を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のコードレスアイロ
ンのブロック回路図
【図2】同コードレスアイロンの一部切欠した側面図
【図3】同コードレスアイロンの要部断面図
【図4】同コードレスアイロンのスチーム量制御部の正
面図
【図5】本発明の第2の実施の形態のコードレスアイロ
ンのブロック回路図
【図6】本発明の第3の実施の形態のコードレスアイロ
ンのブロック回路図
【図7】本発明の第4の実施の形態のコードレスアイロ
ンのブロック回路図
【図8】(a)同コードレスアイロンの状態検知部の動
作状態を示す断面図 (b)同コードレスアイロンの状態検知部の動作状態を
示す断面図
【図9】同コードレスアイロンの状態検知部に用いるホ
トセンサの構成図
【図10】従来のコードレスアイロンのブロック回路図
【図11】同コードレスアイロンの一部切欠した側面図
【符号の説明】
2 ヒータ部 3 ベース部 4 商用電源 6 温度検知部 9 ヒータ制御部 11 アイロン部 12 スタンド部 14 接触部 15 静電気検知部 16 布種判定部 17 制御部 18 スチーム量制御部 P1 電極部 P2 電極部 P3 電極部 P4 電極部 P5 電極部 P6 電極部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイロン部と、このアイロン部を載置す
    る商用電源を有したスタンド部とからなり、前記アイロ
    ン部は、ベース部と、このベース部を加熱するヒータ部
    と、前記ベース部の温度を検知する温度検知部と、スチ
    ーム量を制御するスチーム量制御部と、前記ヒータ部に
    接続した電極部とを備え、前記スタンド部は、前記ヒー
    タ部への通電を制御するヒータ制御部と、前記アイロン
    部に設けた電極部と接続する電極部と、前記スタンド部
    に設けた電極部よりも先に前記アイロン部と接触する接
    触部と、この接触部の出力を入力し前記アイロン部に帯
    電した静電気を検知する静電気検知部と、この静電気検
    知部の出力を入力してその静電気の大きさから布種を判
    定する布種判定部と、この布種判定部と前記アイロン部
    からの温度信号を入力し前記ヒータ制御部を制御する制
    御部とを備え、前記制御部は、前記布種判定部の出力に
    基づいて温度設定とスチーム量の制御を自動で行うよう
    にしたコードレスアイロン。
  2. 【請求項2】 温度設定を解除するリセット部を備え、
    制御部は、アイロン掛け開始時やリセット部により温度
    設定を解除した場合、設定温度を『低』にし、スチーム
    を出さないで布種を判定するようにした請求項1に記載
    のコードレスアイロン。
  3. 【請求項3】 アイロン部と、このアイロン部を載置す
    る商用電源を有したスタンド部とからなり、前記アイロ
    ン部は、ベース部と、このベース部を加熱するヒータ部
    と、前記ベース部の温度を検知する温度検知部と、スチ
    ーム量を制御するスチーム量制御部と、前記ヒータ部に
    接続した電極部とを備え、前記スタンド部は、前記ヒー
    タ部への通電を制御するヒータ制御部と、前記ベース部
    の温度を任意に設定する温度設定部と、前記アイロン部
    に設けた電極部と接続する電極部と、前記スタンド部に
    設けた電極部よりも先に前記アイロン部と接触する接触
    部と、この接触部の出力を入力し前記アイロン部に帯電
    した静電気を検知する静電気検知部と、この静電気検知
    部と前記アイロン部からの温度信号を入力し前記ヒータ
    制御部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、所定
    量よりも静電気が多ければスチーム量を多めに出すよう
    にしたコードレスアイロン。
  4. 【請求項4】 制御部は、所定量よりも静電気が少なけ
    ればスチーム量を少なめに出すようにした請求項3記載
    のコードレスアイロン。
  5. 【請求項5】 制御部は、静電気が所定量になればスチ
    ーム量を通常の量に戻すようにした請求項3または4記
    載のコードレスアイロン。
  6. 【請求項6】 アイロン部のアイロン掛けの状態を検知
    する状態検知部を備え、制御部は、静電気検知部と温度
    設定部と状態検知部の出力をもとにスチーム量制御部を
    制御するようにした請求項3〜5のいずれか1項に記載
    のコードレスアイロン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019129707A1 (en) * 2017-12-26 2019-07-04 Arcelik Anonim Sirketi A steam iron and a method for automatic temperature and steam setting by measuring conductivity of fabrics

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