JPH09206453A - 遊技機の基板収納ボックス - Google Patents

遊技機の基板収納ボックス

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JPH09206453A
JPH09206453A JP1667196A JP1667196A JPH09206453A JP H09206453 A JPH09206453 A JP H09206453A JP 1667196 A JP1667196 A JP 1667196A JP 1667196 A JP1667196 A JP 1667196A JP H09206453 A JPH09206453 A JP H09206453A
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JP
Japan
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hole
closing plate
side case
mounting
covering
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JP1667196A
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English (en)
Inventor
Wataru Oshimi
渉 押見
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの基板収納ボックスでキースイッチを備
えるものとそうでないものとの両方に対応する。 【解決手段】 被覆側ケース24には、窓孔39とスイ
ッチ取付孔44が形成されるとともに、左右両内壁面に
係止受部41が設けられている。一方、窓孔39を裏面
側から塞ぐ閉鎖板40には上記係止受部41に対応して
係止片部42が形成されるとともに、逃がし孔45が形
成されている。これにより、閉鎖板40は被覆側ケース
24に対して第1の装着位置と第2の装着位置との間で
着け替え可能とされ、第1の装着位置に装着した場合に
はスイッチ取付孔44は逃がし孔45と整合して開口
し、第2の装着位置に装着した場合にはスイッチ取付孔
44は逃がし孔45が形成された側とは反対側の端部で
塞がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技動作を制御す
る遊技機の基板収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には、可変表示装置に可変表
示される図柄が所定の図柄で停止した場合に大当たりと
するものがある。このようなパチンコ機には、通常、可
変表示装置を制御するためにCPU等を備えた回路基板
が設けられている。そして、この回路基板は遊技盤の裏
面に装着される基板収納ボックス内に収納され、さらに
不正改造を防止するためにこの基板収納ボックスは封印
紙によって封印されている。
【0003】また、このようなパチンコ機にあっては、
所定の図柄で停止する確率、即ち大当たりとなる確率を
変動させることができるようにキースイッチが設けられ
ているものもあり、この場合、キースイッチは基板収納
ボックスの上面に取り付けられ、キーを所持している
者、例えば支配人のみが基板収納ボックスの封印を解く
ことなく操作できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、キー
スイッチは基板収納ボックスの上面に取付けられるので
あるが、キー操作を可能にするために、基板収納ボック
スの上面には取付け孔が開口し、この開口にキーの差し
込み面が臨むようになっていた。
【0005】ところで、可変表示装置を備えた全ての機
種が確率を切り換えるためのキースイッチを備えている
わけではなく、中にはキースイッチを備えない機種もあ
る。キースイッチを不要とするタイプでは当然に基板収
納ボックスの取付け孔は設ける必要はないため、単純に
は取付け孔の有無によってキースイッチ組み込みタイプ
用の基板収納ボックスと、これを不要とするタイプ用の
基板収納ボックスとの二種類のものが要ることになる。
そうなると、金型も二種類が必要であり、また部品の管
理面からも負担が大きくなる。
【0006】仮に兼用させるとすれば、キースイッチの
不要タイプにおいては無用な開口が生じることになり、
開口させたままではこの開口を通して不正な改変が行わ
れないとも限らない。また、開口を塞ぐための専用のプ
ラグを設けたのでは、コスト高と工程増になり、作業性
を低下させる等、結局のところ両方のタイプに有効な基
板収納ボックスは未だ開発されていないのが現状であっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、キースイッチを備えるものとそうでないも
のとの両方に対応することができる基板収納ボックスを
提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遊技機の基板収納ボックスは、内部に回路
基板を収納する基板収納室を備えた基板収納ボックスで
あって、前記基板収納ボックスの壁面の一部には、前記
基板収納室内を覗き見るための窓孔と共に前記基板収納
室内に収容されるキースイッチを取り付けるための取付
け孔とが開口し、かつこの取付け孔が設けられている壁
面の内側には前記窓孔を塞ぎかつ前記取付け孔と整合可
能な逃がし孔が開口する透明の閉鎖板が配され、かつこ
の閉鎖板には前記取付け孔と逃がし孔とが整合する第1
の装着位置と、これら両孔が不整合となって前記取付け
孔が閉じられる第2の装着位置とが設定されていること
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明によれば、キースイッチを
組み込むタイプのものには、基板収納ボックスに対して
閉鎖板を第1の装着位置に位置決めすれば、取付け孔と
逃がし孔とが整合し、取付け孔周りに固定されたキース
イッチの操作が可能になる。キースイッチを組み込まな
いタイプのものに対しては、基板収納ボックスに対する
閉鎖板の装着位置は第2の装着位置が選択される。この
ようにすれば、取付け孔と逃がし孔とが位置ずれし、取
付け孔は閉鎖板の他の部分によって塞がれる。
【0009】このように、本発明によれば、単一の基板
収納ボックスを使用しながらも、二種類のタイプの遊技
機に兼用できる。また、基板収納ボックスに装着される
閉鎖板を利用し、その装着位置を選択することで取付け
孔の開閉を行うことができるようにしたため、コストア
ップもなく作業も簡単でよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機の基板収納
ボックスを具体化した一実施形態について図1〜図13
を参照して説明する。まず、本実施形態の基板収納ボッ
クスが適用されるパチンコ機について簡単に説明する。
パチンコ機の正面を示す図13において、額縁状に形成
されたパチンコ機の前面枠11には、金枠12が嵌め込
まれており、その金枠12の開口のうち下側開口部分は
前面板13によって塞がれている。そして、その前面板
13には、打球を貯留しかつ図示しない打球発射装置に
打球を供給する上受け皿14が設けられている。また、
金枠12の開口のうち、上側開口部分には窓枠15が嵌
め込まれ、そこには透明な板硝子16が嵌め込まれてい
る。さらに、前面枠11のうち、前面板13の下方部分
には賞球を貯留する下受け皿17及び打球発射装置を操
作するハンドル18が設けられている。
【0011】上記前面枠11には、図12に示す遊技盤
19が裏側に装着されるようになっており、これにより
窓枠15内に遊技盤19が配置される。この遊技盤19
の前面には、遊技領域が形成されており、そこには、各
種の入賞玉受入装置や、可変表示装置、ランプ等が配さ
れている。また、遊技盤19の裏面には、入賞球集合カ
バー20が取り付けられており、遊技盤19の裏面との
間に入賞玉集合空間を形成している。そして、この入賞
玉集合空間内には、図示しないが各入賞玉受入装置に入
賞した入賞玉を入賞玉集合樋に集めるための入賞玉案内
路及びアウト玉入口へ流入した打球を回収口へ集めるた
めのアウト玉案内路が形成されている。
【0012】さて、本実施形態の基板収納ボックス21
は、上記入賞玉集合カバー20の後面視左側部に取り付
けられており、その内部には可変表示装置等をコンピュ
ータ制御するためのハードを備えた回路基板22が収め
られている。この基板収納ボックス21は、図1に示す
ように、回路基板22を固定するための固定側ケース2
3とその回路基板22を覆う被覆側ケース24とから構
成される。固定側ケース23は、図2に示すように、長
方形状の金属製の鋼板からなり、その4隅にはボス部2
5が立設されている。各ボス部25には、ねじ孔が形成
されており、ここにビス26を締め付けることができる
ようになっている。この固定側ケース23における一方
の長辺部(図2中、手前側の縁部)は上方に僅かに折り
曲げ形成されており、その折曲壁27のほぼ中央部分に
は基板挟持部28が形成されている。基板挟持部28
は、一対の基板受部29,29とその間に配された基板
押さえ部30とからなり、基板受部29は折曲壁27の
所定部位を僅かに上方に突出させた後、内側に折り曲げ
られることにより形成されている。また、基板押さえ部
30も基板受部29同様に折曲壁27の一部を突出させ
た後、内側に折り曲げられることにより形成されるので
あるが、基板受部29より僅かに高く突出させてある。
基板受部29と基板押さえ部30との突出高さの差をも
って回路基板22の一縁部を差し込んで保持できるよう
にしている。さらに、これと反対側の長辺部(図2中、
奥側の縁部)も同様に上方に僅かに折り曲げられてお
り、その折曲壁31から底板46にかけての部分には、
細長な引っ掛け孔32が適当間隔毎に4個形成されてい
る。さらに、その折曲壁31の中央部分及び固定側ケー
ス23における一方の短辺部(図2中、右縁部)の中央
部分には、延出部33,34が上向きに折り曲げ形成さ
れており、これは被覆側ケース24を閉じた際にその被
覆側ケース24に形成された凹部35,36にそれぞれ
面一をなして整合する。延出部33は折曲壁31より高
く突出し、また延出部33と延出部34とはほぼ同じ高
さ寸法に設定されている。なお、被覆側ケース24を閉
じたときには、その封印の証となる封印紙47が延出部
33,34を利用して被覆側ケース24にまたがるよう
にして貼り付けられている(図8では34側のみを示
す)。
【0013】一方、被覆側ケース24は、図3に示すよ
うに、長方形状をなす金属製の鋼板の周縁部を下向きに
折り曲げて形成されている。そして、この被覆側ケース
24の長辺側の寸法は固定側ケース23の対応する辺の
寸法に等しく、短辺側の寸法は、固定側ケース23の対
応する辺より短く形成されている。また、被覆側ケース
24の前後両側壁(図3中、右側及び左側)は、同図中
の手前側の縁部が固定側ケース23の横幅寸法と等しく
なるまで突出して張出片24a,24aが形成されてい
る。また、被覆側ケース24における図示手前側の側壁
の下縁において両張出片24aの内側にはそれぞれ取付
片37,37が折り曲げ形成されている。その取付片3
7には取付孔37aが形成されており、この各取付孔3
7aの位置は、後述するように被覆側ケース24を固定
側ケース23に被せた状態(図7に示す状態)で固定側
ケース23の一方側(図7中、左側)の両ボス部25に
それぞれ整合する位置とされている。さらに、被覆側ケ
ース24において取付片37が設けられているのと反対
側の側壁(図4中、手前側の側壁)には、その下縁部
(図4中、上縁部)に4個の引っ掛け片38が前記引っ
掛け孔32に対応した間隔で配されている。この引っ掛
け片38は、側壁の下縁部を内側に折り曲げることによ
り形成されたものであり、被覆側ケース24を固定側ケ
ース23に対してほぼ90度開いた姿勢(図6に示す姿
勢)で固定側ケース23の引っ掛け孔32に下方から嵌
め込まれる。さらに、その後、引っ掛け片38を引っ掛
け孔32に係合させた状態のまま被覆側ケース24を固
定側ケース23に対して被せる方向(図6中、矢印方
向)に回動させることができるようになっている。そし
て、図7に示すように、固定側ケース23の上側に被覆
側ケース24が被せられた状態となるとその内部には回
路基板22を収納することができる基板収容室49が形
成される。
【0014】さらに、被覆側ケース24の上面部には、
図3に示すように、方形状の大きな窓孔39が形成され
ている。そして、この窓孔39を塞ぐように被覆側ケー
ス24の裏面側には透明なプラスチック製の閉鎖板40
が装着されている。但し、この閉鎖板40は窓孔39を
通してケース内を覗き見ることができるよう透明なもの
が使用されている。より具体的には、窓孔39を透明な
閉鎖板40によって塞ぐのは、基板収納ボックス21内
に収納される回路基板22上に取り付けられるROM
(読み出し専用メモリ)の型式番号(例えば、シリアル
番号やバージョン番号)等を窓孔39を通して確認する
ことができるようにするためである。また、被覆側ケー
ス24の長辺側の側壁にも複数の貫通孔43が形成され
ているが、これらは放熱孔として機能するものであるか
ら、これらについては閉鎖板40によっては塞がれな
い。さらに、被覆側ケース24の上面部には、一隅部
(図3中、左上)に円形のスイッチ取付孔44が形成さ
れている。
【0015】次いで、被覆側ケース24への閉鎖板40
の取付構造について述べる。即ち、被覆側ケース24の
左右両内壁面(図4中、左右両内壁面)には、対向する
位置でありかつ長辺側の中心点に対して前後(図5中、
左右)に対称する位置に係止受部41が配され、共にこ
れらは内方へ切り起こすことにより形成されている。一
方、閉鎖板40は、被覆側ケース24の上壁面の裏側を
覆うだけの大きさを有し、かつ被覆側ケース24の長辺
側の壁面にかけてのR部分にも適合するような側縁形状
となっている。さらに、閉鎖板40の左右両縁部(図4
中、左右両縁部)には、対向する位置でありかつ長辺側
の中心点に対して前後(図5中、左右)に対称する位
置、即ち、上記係止受部41に対応して係止片部42が
突出形成されている。そして、被覆側ケース24の裏面
側に窓孔39を塞ぐように閉鎖板40を重ね合わせると
各係止片部42がそれぞれ係止受部41に係合し、これ
により閉鎖板40が窓孔39を塞いだ状態で保持され
る。ここで、被覆側ケース24に形成された係止受部4
1及びこれに対応する閉鎖板40の係止片部42が前後
対称位置に形成されていることから、閉鎖板40の向き
を前後どちら向きに反転させても取り付けることが可能
とされる。
【0016】また、閉鎖板には、一隅部(図3中、左
上)に円形の逃がし孔45が開口しており、この逃がし
孔45を被覆側ケース24のスイッチ取付孔44に整合
させるように閉鎖板40を被覆側ケース24の裏面に装
着することができる。この状態での閉鎖板40の位置を
第1の装着位置(図5で示す位置)という。また、この
第1の装着位置に装着された閉鎖板40の向きとは前後
を反転した向きで装着される位置を第2の装着位置(図
11で示す位置)という。閉鎖板40が第2の装着位置
で装着された場合には被覆側ケース24のスイッチ取付
孔44は閉鎖板40の一部分(逃がし孔45が開口する
側とは反対側の端部)によって塞がれる(図10で示す
状態)。従って、閉鎖板40を第1の装着位置と第2の
装着位置との間で着け替えることによりスイッチ取付孔
44を開閉させることができるのである。そして、閉鎖
板40が第1の装着位置で装着された場合には、開口す
るスイッチ取付孔44を利用して被覆側ケース24にキ
ースイッチ48を取り付けることができ、そのキー差し
込み面がスイッチ取付孔44に臨む。これにより、基板
収納室49を密閉した状態で基板収納ボックス21外か
らキースイッチ48を操作することができ、例えば大当
たりする確率を変動させることができる。なお、図示し
ないが窓孔39の周囲には複数のスリットが開口し、ま
た、閉鎖板40にもそのスリットに整合して小孔が形成
されており、これらは貫通孔43同様に放熱孔として機
能する。
【0017】回路基板22は、固定側ケース23より僅
かに小さな方形状をなしており、その4隅には、ボス部
25に対応する位置に固定孔22aが形成されている。
また、その回路基板22上にはプリント配線が施され、
かつCPUやROM等の電気分品が複数個半田付けされ
ている。
【0018】次に、閉鎖板40の第1の装着位置への取
り付け手順について述べる。被覆側ケース24を窓孔3
9を上方に向けた姿勢で把持するとともに、その被覆側
ケース24の下方において閉鎖板40を逃がし孔45を
後側に配した姿勢で把持する(図3参照)。そして、閉
鎖板40を被覆側ケース24内に嵌め込むようにして被
覆側ケース24の裏面側に閉鎖板40を重ね合わせる。
すると、閉鎖板40の各係止片部42は、閉鎖板40が
被覆側ケース24内に嵌め込まれるにつれ内方に撓み変
形しつつ、そして係止受部41を乗り越えてその上面側
に係止される(図4及び図5参照)。これにより、閉鎖
板40は被覆側ケース24の裏側に取り付けられ、窓孔
39が塞がれかつスイッチ取付孔44と逃がし孔45が
整合する。従って、スイッチ取付孔44が開口するか
ら、ここにキースイッチ48を取り付けることができる
(図8参照)。
【0019】続いて、閉鎖板40の第2の装着位置への
取り付け手順について述べる。被覆側ケース24を窓孔
39を上方に向けた姿勢で把持するとともに、その被覆
側ケース24の下方において閉鎖板40を逃がし孔45
を前側に配した姿勢(上記、第1の装着位置への取り付
け向きとは前後を反転させた向き)で把持する(図9参
照)。そして、上記第1の装着位置への取り付け手順同
様に、閉鎖板40を被覆側ケース24内に嵌め込むよう
にして被覆側ケース24の裏面側に閉鎖板40を重ね合
わせる。すると、上記第1の装着位置への取り付け手順
同様に閉鎖板40の各係止片部42は、それぞれ係止受
部41に係止され、これにより、窓孔39が閉鎖板40
によって塞がれかつスイッチ取付孔44が閉鎖板40の
一部分(逃がし孔45が形成された側とは反対側の端
部)によって塞がれる(図10及び図11参照)。従っ
て、この状態ではスイッチ取付孔44は塞がれるからキ
ースイッチ48を取り付けることができないことはもち
ろん、基板収納室49が密閉される。
【0020】さらに、基板収納ボックス21内に回路基
板22を収納する手順について述べる。まず、回路基板
22を基板挟持部28に係合させつつ固定側ケース23
上に重ね合わせる。そして、回路基板22の一方側(図
6中、右側)の両固定孔22aにビス26を挿入してこ
れをボス部25に締め付け、回路基板22を固定側ケー
ス23上にねじ止めする。さらに、この状態で、上記閉
鎖板40が第1の装着位置又は第2の装着位置に装着さ
れた状態にある被覆側ケース24を固定側ケース23に
対してほぼ90度開いた姿勢とし、被覆側ケース24の
引っ掛け片38を固定側ケース23の引っ掛け孔32に
下方向から差し込む(図1及び図6参照)。そして、引
っ掛け片38を引っ掛け孔32に係合させた状態のま
ま、被覆側ケース24を固定側ケース23に対して被せ
る方向(図1及び図6中、矢印で示す方向)に回動させ
る。さらに、ビス26を取付孔37a及び固定孔22a
に挿入し、ボス部25に締め付ける。これにより、回路
基板22は、固定側ケース23に固定されるとともに、
被覆側ケース24で覆われ、もって回路基板22は基板
収納室49内に収納されることになる(図7及び図8参
照)。
【0021】このように本実施形態によれば、窓孔39
を塞ぐ閉鎖板40は第1の装着位置と第2の装着位置と
の間で着け替え可能に設けられており、閉鎖板40を第
1の装着位置で取り付けた場合にはスイッチ取付孔44
は開口し、そこにキースイッチ48を取り付けることが
できる。一方、閉鎖板40を第2の装着位置へ着け替え
た場合にはスイッチ取付孔44は閉鎖板40の一部分に
よって塞がれ基板収納室49は密閉状態とされる。従っ
て、一つの基板収納ボックス21で、キースイッチ48
を備えるものと、そうでないものとの両方に対応するこ
とができるから、二種類の基板収納ボックスを用意する
とした場合の経済的負担及び管理負担を回避できる。し
かも、既存の閉鎖板40を利用してスイッチ取付孔44
を開閉するようにしているため、専用のプラグを使用す
る場合に比べてコスト、作業面で有益である。
【0022】さらに、本実施形態では、閉鎖板40は被
覆側ケース24に形成された窓孔39を被覆側ケース2
4の裏面側から塞ぐように取り付けられる。即ち、基板
収納ボックス21に貼付された封印紙47を剥して基板
収納ボックス21を開けない限りこの閉鎖板40を取り
外すことができない。従って、閉鎖板40を不正に取り
外しこれにより開口した窓孔39を介して回路基板22
が不正改造されることが確実に防止される。
【0023】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、例えば次のように変形して実施するこ
とができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属
する。 (1) 上記実施形態では、閉鎖板40は被覆側ケース
24の裏面側に重ね合わせて取り付けられるように構成
されていたが、閉鎖板は被覆側ケースの表面側に取り付
けられるように構成されていてもよい。
【0024】(2) 上記実施形態では、閉鎖板40に
逃がし孔45が形成されており、閉鎖板40を第1の装
着位置に取り付けると逃がし孔45がスイッチ取付孔4
4に整合して開口するように構成されていたが、逃がし
孔を形成するのではなくその部分を切り欠くことにより
又は第1の装着位置における閉鎖板の後端部分を被覆側
ケースより短くなるように切断することにより、閉鎖板
を第1の装着位置に取り付けた際にスイッチ取付孔が開
口するようにしてもよい。
【0025】(3) 上記実施形態では、閉鎖板40を
第1の装着位置と第2の装着位置との間で着け替えるこ
とにより、スイッチ取付孔44を開閉させる構成であっ
たが、閉鎖板を被覆側ケースに対してスライド可能に設
け、閉鎖板をスライドさせることによりスイッチ取付孔
を開閉させる構成であってもよい。 その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の全体を示す斜視図である。
【図2】固定側ケースを示す斜視図である。
【図3】被覆側ケースと閉鎖板(第1の装着位置に対応
した状態)を示す分解斜視図である。
【図4】閉鎖板を第1の装着位置で取り付けた状態を示
す被覆側ケースの断面図である。
【図5】図4中、V−V線での断面図である。
【図6】回路基板が仮止め状態にある断面図である。
【図7】回路基板を収納した状態を示す断面図である。
【図8】回路基板を収納した状態を示す斜視図である。
【図9】被覆側ケースと閉鎖板(第2の装着位置に対応
した状態)を示す分解斜視図である。
【図10】閉鎖板を第2の装着位置で取り付けた状態を
示す被覆側ケースの断面図である。
【図11】図10中、XI−XI線での断面図である。
【図12】遊技盤を示す後面図である。
【図13】パチンコ機の正面図である。
【符号の説明】
21…基板収納ボックス 22…回路基板 39…窓孔 40…閉鎖板 44…スイッチ取付孔(取付け孔) 45…逃がし孔 48…キースイッチ 49…基板収納室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に回路基板を収納する基板収納室を
    備えた基板収納ボックスであって、 前記基板収納ボックスの壁面の一部には、前記基板収納
    室内を覗き見るための窓孔と共に前記基板収納室内に収
    容されるキースイッチを取り付けるための取付け孔とが
    開口し、かつこの取付け孔が設けられている壁面の内側
    には前記窓孔を塞ぎかつ前記取付け孔と整合可能な逃が
    し孔が開口する透明の閉鎖板が配され、かつこの閉鎖板
    には前記取付け孔と逃がし孔とが整合する第1の装着位
    置と、これら両孔が不整合となって前記取付け孔が閉じ
    られる第2の装着位置とが設定されていることを特徴と
    する遊技機の基板収納ボックス。
JP1667196A 1996-02-01 1996-02-01 遊技機の基板収納ボックス Withdrawn JPH09206453A (ja)

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JP1667196A JPH09206453A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 遊技機の基板収納ボックス

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JP1667196A JPH09206453A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 遊技機の基板収納ボックス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039554A (ja) * 1997-12-12 2009-02-26 Taiyo Elec Co Ltd 制御基板ボックス、成形金型、及び射出成形方法

Cited By (1)

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JP2009039554A (ja) * 1997-12-12 2009-02-26 Taiyo Elec Co Ltd 制御基板ボックス、成形金型、及び射出成形方法

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