JPH09206320A - 有床義歯設計支援装置 - Google Patents

有床義歯設計支援装置

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JPH09206320A
JPH09206320A JP1767196A JP1767196A JPH09206320A JP H09206320 A JPH09206320 A JP H09206320A JP 1767196 A JP1767196 A JP 1767196A JP 1767196 A JP1767196 A JP 1767196A JP H09206320 A JPH09206320 A JP H09206320A
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JP
Japan
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model
dentition
tooth
dentition model
teeth
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Application number
JP1767196A
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English (en)
Inventor
Makoto Ogino
誠 荻野
Ikuo Kitamura
郁夫 北村
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Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
Original Assignee
Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有床義歯の複数の人工歯を効率よく排列す
る。 【解決手段】 上顎歯列モデル51、及びこの上顎歯列
モデル51と咬合関係にある下顎歯列モデルから成る歯
列モデルを予め準備しておく。上顎歯列モデル51を構
成する複数の歯のうち、4つの代表歯63a,63b,
65a,65bが患者の粘膜面70上において位置すべ
き箇所73a,73b,75a,75bを指定する。4
つの代表歯63a,63b,65a,65bが指定箇所
73a,73b,75a,75bに位置するよう上顎歯
列モデル51を変形する。この変形に伴って、下顎歯列
モデルも上顎歯列との咬合関係を維持できるよう変形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔内に装着され
る有床義歯の設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、有床義歯の設計製作は、以下
のような工程で行われている。 歯科医者が歯科用の印象材を使って患者の口腔内の形
状を精密に型どり(印象採得)、これに石膏を流し込んで
石膏模型を作成し、この石膏模型で患者の口腔内形状を
再現する。 技工士は、この石膏模型上に、蝋で作った咬合床を作
成し、この咬合床を歯科医師に渡す。 歯科医師は、この咬合床を患者の口腔内に装着し、上
顎咬合床と下顎咬合床とのかみ合わせ位置を決定し、咬
合床の適当な位置に目印を付ける(咬合採得)。
【0003】技工士は、咬合床に付けられた目印を基
準として、複数の人工歯を一つずつ咬合床の顎堤上に並
べる(人工歯配列)。 人工歯が並べられた咬合床を患者の口腔内に装着し、
調整を施してから、咬合床を形成する蝋をレジン等に交
換して、有床義歯を仕上げる。
【0004】ところで、近年において、歯科の治療技術
を向上あるいは支援するために、コンピュータの応用が
盛んに検討されている。有床義歯の設計においても、例
に漏れず、コンピュータを利用した設計法が、例えば、
特開平5-253248号公報や、特開平6-78937号公報で提案
されている。
【0005】特開平5-253248号公報では、患者の口腔内
の形状を測定し、これをコンピュータ内に三次元データ
として再現し、このデータを基に有床義歯を設計製作す
る一般概念が提案されている。また、特開平6-78937号
公報では、上下顎の印象採得を同時に行い、採得された
印象データを非接触でコンピュータに取込み、人工歯の
形状設定、及びこの人工歯の形状修正等をコンピュータ
のモニターを見ながら行う技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータを用いずに手作業で有床義歯を製作する技術で
は、咬合床に複数の人工歯を並べる際、隣合う人工歯の
位置関係と共に上下の咬合関係も考慮して、咬合床に対
する各人工歯の位置を定めなければならず、多大な労力
を必要としている。さらに、豊富な経験と優れた勘も必
要になってくる。このため、同一患者に対しても、その
ときどきに応じて異なる有床義歯が製作されてしまう。
【0007】また、コンピュータを用いて有床義歯を作
成する技術においても、各公報では明確に述べられてい
ないが、想像するところでは、コンピュータのモニター
を見ながら、モニター中の人工歯の位置を一本ずつ床に
合わせていくと思われる。従って、人工歯の排列に関し
ては、コンピュータを用いない技術と同様の不具合が生
じてしまう。
【0008】すなわち、従来のいずれの技術でも、複数
の人工歯相互の位置関係を一本ごとに定めなければなら
ず、多大な労力を必要とすると共に、出来上がりにバラ
ツキが生じてしまうという問題点がある。本発明は、こ
のような従来の問題点について着目してなされたもの
で、複数の人工歯を効率よく排列できる有床義歯設計支
援装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の有床義歯設計支援装置は、上顎歯列を構成する複数の
歯の相互位置関係が定められている上顎歯列モデル(5
1)、及び該上顎歯列に対して咬合関係が定まっている
下顎歯列を構成する複数の歯の相互位置関係が定められ
ている下顎歯列モデル(55)で構成される歯列モデル
(50)が、歯列のサイズごとに複数記憶されている歯
列モデルデータベース(12)と、患者の口腔内の粘膜
形状データが少なくとも記憶される患者データベース
(11)と、歯列モデルデータベース(12)に記憶さ
れている複数の歯列モデル(50)のうち、患者データ
ベース(11)に記憶されている患者の粘膜面形状に合
ったサイズの歯列モデル(50)、又は操作者から指示
された歯列モデル(50)を抽出する歯列モデル抽出手
段(21)と、歯列モデル抽出手段(21)で抽出され
た歯列モデル(50)の上顎歯列モデル(51)と下顎
歯列モデル(55)とのうち、一方の歯列モデル(5
1)を構成する複数の歯のうち、2以上の予め定められ
た代表歯(63a,63b,65a,65b)の、患者
の粘膜面(70)に対する相対位置の指定により、代表
歯(63a,63b,65a,65b)が指定された箇
所に位置するよう一方の歯列モデル(51)を変形する
と共に、他方の歯列モデル(55)も、一方の歯列モデ
ル(51)との前記咬合関係を維持できるよう変形する
歯列モデル変形手段(23)と、歯列モデル変形手段
(23)で変形された歯列モデル(50)における複数
の歯の相互の位置関係を少なくとも出力する出力手段
(25,33)と、を備えていることを特徴とするもの
である。
【0010】ここで、前記有床義歯設計支援装置におい
て、前記歯列モデル変形手段(23)は、歯列モデル
(50)を構成する複数の歯のうち、相互に隣合ってい
る複数の歯を一グループとして、歯列モデル(50)を
構成する複数の歯を複数のグループ(61a,61b,
62a,62b)ごとに取り扱い、複数のグループ(6
1a,61b,62a,62b)ごとに、グループ(6
1a,61b,62a,62b)を構成する複数の歯の
うち予め定められた代表歯(63a,63b,65a,
65b)の、患者の前記粘膜面に対する相対位置の指定
により、グループ(61a,61b,62a,62b)
を構成する複数の歯の相対位置関係を変更することな
く、複数のグループ(61a,61b,62a,62
b)の相対位置関係を、各グループ(61a,61b,
62a,62b)の代表歯(63a,63b,65a,
65b)が指定位置に合うように変更することで、前記
変形を実行するものであってもよい。
【0011】また、以上の有床義歯設計支援装置におい
て、歯列モデルデータベース(12)には、歯列モデル
(50)として、歯列モデル(50)を構成する上顎歯
列モデル(51)と下顎歯列モデル(55)との咬合関
係が異なる複数種類の歯列モデル(50,50,…)が
記憶され、複数種類の咬合関係のうち、いずれかを選択
する咬合関係選択手段(32)を備えているものであっ
てもよい。
【0012】また、以上の有床義歯設計支援装置におい
て、歯列モデルデータベース(12)には、歯列モデル
(50)を構成する複数の歯のそれぞれの又は一部の歯
形状が複数種類記憶され、複数種類の歯形状のうち、い
ずれかを選択する歯形状選択手段(32)を備え、出力
手段(25,33)は、歯形状選択手段(32)で選択
された歯の形状データを出力するものであってもよい。
【0013】さらに、以上の有床義歯設計支援装置にお
いて、歯列モデルデータベース(12)内の各歯列モデ
ル(50,50,…)には、それぞれ、歯列モデル(5
0)の歯列部(52,56)を支持する歯肉部(53,
57)の形状データも含み、歯列モデル変形手段(2
3)は、歯列モデル(50)の歯列部(52,56)の
変形に合わせて、歯列モデル(50)の歯肉部(53,
57)の変形も行い、出力手段(25,33)は、歯列
モデル変形手段(23)で変形された歯列モデル(5
0)の歯肉部(52,56)の形状データを有床義歯の
義歯床の形状データとして出力すると共に、この義歯床
に対する歯列モデル(50)の各歯の相対位置を出力す
るものであってもよい。
【0014】ここで、前記有床義歯設計支援装置におい
て、患者データベース(11)には、粘膜面(70,7
1)に対する患者の咬合平面(P)の位置が記憶され、
モデルデータベース(12)には、各歯列モデル(5
0,50,…)ごとに、歯列モデル(50)の咬合平面
(P1)の位置が記憶され、歯列モデル抽出手段(2
1)で抽出された歯列モデル(50)の咬合平面
(P1)を患者の咬合平面(P)の位置に合わせ、患者
の粘膜面(70,71)と歯列モデル(50)の歯列部
(52,56)との間の距離を定め、歯列モデル(5
0)の歯肉部(53,57)の肉厚を設定する肉厚設定
手段(24)を備え、出力手段(25,33)は、肉厚
設定手段(24)により、肉厚が設定された歯列モデル
(50)の歯肉部(53,57)の形状データを有床義
歯の義歯床の形状データとして出力するものであっても
よい。
【0015】なお、以上の説明において、( )内の符
号は、以下に説明する実施形態での対応部位の符号であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態と
しての有床義歯設計支援装置について説明する。
【0017】この実施形態における有床義歯設計支援装
置は、図1に示すように、各種データが登録される外部
記憶装置10と、各種演算を実際に行うコンピュータ本
体20と、各種データを入力するためのキーボード32
及びマウス35と、演算結果等を出力するディスプレイ
装置33を備えている。また、コンピュータ本体20に
は、キーボード32や外部記憶装置10等の他に、患者
の口腔内の形状を型どった模型の形状を把握する三次元
形状測定装置31と、コンピュータ本体20から出力さ
れた各種データに基づいて有床義歯を製作する有床義歯
製作装置34とが接続されている。
【0018】外部記憶装置10には、患者の各種データ
が記憶される患者データベース11と、各種歯列モデル
が記憶されている歯列モデルデータベース12と、コン
ピュータ本体20の演算結果である有床義歯データが記
憶される有床義歯データベース13とがある。
【0019】ここで、各データベース11,12,13
の内容について説明する。患者データベース11には、
患者の口腔内の粘膜面の形状データと、患者の咬合平面
位置データと、患者の正中線の位置データと、患者の上
顎の左右前歯中心位データとが各患者ごとに記憶され
る。粘膜面形状データは、印象採得で得た印象、又は咬
合採得で得た咬合床を三次元形状測定装置31で測定し
て得る。三次元形状測定装置31としては、ここでは、
レーザ変位計を用いるもの採用している。咬合平面Pと
は、図3に示すように、上顎歯列と下顎歯列とのかみ合
い箇所を結んで形成される平面のことである。この咬合
平面Pは、左右の鼻翼下点aと外耳道上縁bとを結んだ
カンペル平面P0に対して平行であると言われている。
また、正中線とは、人体の中心を上下に貫く仮想線で、
上顎の左右前歯中心位を通ることになる。これら咬合平
面Pの位置及び正中線の位置は、各種方法で取得可能で
あるが、ここではフェイスボウで取得している。また、
上顎の左右前歯中心位に関しても、各種方法で取得可能
であるが、ここではゴシックアーチ測定で取得してい
る。なお、咬合平面Pの位置データ、正中線の位置デー
タ、上顎の左右前歯中心位データは、それぞれ、粘膜面
形状に対する位置で表されている。
【0020】モデルデータベース12には、複数種類の
歯列モデルが記憶されている。図5に示すように、一つ
の歯列モデル50は、上顎歯列を構成する複数の歯相互
の位置関係が定められている上顎歯列モデル51と、下
顎歯列を構成する複数の歯相互の位置関係が定められて
いる下顎歯列モデル55とで構成されている。このモデ
ルには、上下の歯列部52,56の他に、上下に歯列部
52,56をそれぞれ支持する歯肉部53,57も付与
されている。
【0021】歯列モデル50の種類は、歯列部のサイズ
違い、上顎歯列部と下顎歯列部との咬合関係の違い、歯
形状の違いで、種類分けされている。歯列部のサイズ
は、図4(a)に示すように、上顎の前歯から上顎の第
2大臼歯までの距離l1と、上顎の右第2大臼歯と上顎
の左第2大臼歯との間の距離12とで、管理している。
咬合関係としては、フルバランス型咬合とリンガライズ
ド型咬合との2種類がある。歯形形状としては、図4
(a)の前歯が方形、図4(c)の前歯が卵形、図示さ
れていない尖形の3種類がある。従って、この実施形態
では、あるサイズの歯列モデル50において、2種類の
咬合関係のモデルと、3種類の歯形状のモデルがあり、
合計6種類(2×3)のモデルが存在する。
【0022】この歯列モデル50のデータに関しては、
図5及び図6に示すように、実際に、歯列部52,56
を構成する複数の人工歯を並べ、これに歯肉部53,5
7を付与した模型を形成し、この模型を前述した三次元
形状測定装置31で測定して取得する。なお、同図に示
した模型は、前歯が卵形で、フルバランス型咬合の模型
である。モデルデータベース12には、各種歯列モデル
50の形状等のデータの他に、各歯列モデル50ごとの
咬合平面P1の位置データも記憶される。
【0023】有床義歯データベース13には、患者ごと
に、コンピュータ本体20による演算結果で得られる歯
形状データ、義歯床形状データ、義歯床に対する各歯の
位置データが記憶される。なお、これらのデータのう
ち、歯形状データのみは、モデルデータベース12内か
ら、ある歯形状の歯列モデル50を指定すると、その歯
列モデル50の歯形状のデータがそのまま有床義歯デー
タベース13内に記憶されることになる。
【0024】コンピュータ本体20は、ハードウエアー
的には、CPUやRAMやROM等を有して構成され、
ソフトウェアー的には、モデルデータベース12内の複
数種類の歯列モデル50,50,…からキーボード32
により指定された歯列モデル50を抽出する歯列モデル
抽出部21と、患者の咬合平面Pと平行な方向における
(以下、水平方向とする)患者の粘膜面形状に対する指
定歯列モデル50の位置合わせを行う水平方向位置合わ
せ部22と、患者の粘膜形状に対する代表歯の位置指定
により指定歯列モデル50を変形する歯列モデル変形部
23と、指定歯列モデル50の咬合平面P1を患者の咬
合平面Pに合わせる、言い換えると、患者の咬合平面P
と垂直な方向(以下、垂直方向とする。)における患者
の粘膜面形状に対する指定歯列モデル50の位置合わせ
を行う垂直方向位置合わせ部24と、以上の各部21,
22,23,24での処理結果をディスプレイ装置3
3、外部記憶装置10の有床義歯データベース13、及
び有床義歯作成装置34に出力する出力部25とを有し
ている。
【0025】有床義歯製作装置34は、有床義歯データ
ベース13に記憶された特定の患者の歯形状データ、義
歯床形状データ、義歯床に対する各歯の位置データに基
づいて、この患者の有床義歯を製作するものである。具
体的な構成としては、図示されていないが、有床義歯デ
ータベース13に記憶された特定の患者の有床義歯デー
タに基づいて、型材を加工して、有床義歯の雌型を作成
するNC加工機と、NC加工機で作成された雌型の各所
に予め準備されている人工歯を挿入する人工歯排列装置
と、人工歯が挿入された雌型内に樹脂を射出する射出成
形機とを備えているものである。なお、有床義歯製作装
置34としては、有床義歯データに基づいて有床義歯を
製作するものであれば、以上のものに限定されるもので
はなく、例えば、有床義歯材から有床義歯を削り出し、
削り出した有床義歯の歯列及び義歯床の部分に対応する
色を着色するものであってもよい。
【0026】次に、図2に示すフローチャートに従っ
て、有床義歯設計支援装置の動作について説明する。歯
列モデルデータベース12には、既に、複数種類の歯列
モデル50,50,…が登録され、患者データベース1
1には、患者の粘膜面形状データ、咬合平面Pの位置、
正中線の位置データ、中心位データが既に記憶されてい
るものとする。
【0027】まず、操作者が、キーボード32を用い
て、患者の口腔内のサイズに合った歯列モデル50のサ
イズ、歯形状、咬合関係を指定すると、歯列モデル抽出
部21がモデルデータベース12内の複数種類の歯列モ
デル50から指定された歯列モデル50を抽出し、それ
をディスプレイ装置33に表示する(ステップ1)。な
お、ここでは、操作者がキーボード32を用いて歯列モ
デル50を指定したが、歯列モデル抽出部21が患者デ
ータベース11から患者の粘膜面形状データを呼出し、
この粘膜面形状にあったサイズの歯列モデルを抽出する
ようにしてもよい。但し、この場合、歯形状や咬合関係
の指定はできない。
【0028】次に、水平方向位置合わせ部22が、患者
データベース11から、粘膜面形状データ、正中線の位
置データ、中心位データを取込む。そして、図7に示す
ように、指定歯列モデル50の上顎の左右前歯中心位C
1を患者の上顎の左右前歯中心位C0に合わせると共に、
指定歯列モデル50の上顎の中心線L1を患者の正中線
0に合わせて、水平方向における患者の粘膜面70に
対する指定歯列モデル50の位置合わせを行う(ステッ
プ2)。このとき、図7(b)に示すように、指定歯列
モデル50の前歯は、患者の粘膜面70に対して水平方
向において適切な位置に位置することになるが、指定歯
列モデル50の奥歯は、患者の粘膜に対して水平方向に
おいて未だ適切な位置に位置していない。患者の粘膜面
70に対して水平位置合わせされた指定歯列モデル50
は、ディスプレイ装置33に表示される。なお、同図に
おいて、一点破線で示されている患者の粘膜面70は、
理解し易くするために単純化したものである。
【0029】次に、図9に示すように、表示されている
患者の粘膜面70の形状を観察して、その解剖学的特徴
から、操作者が、表示されている患者の粘膜面上の上顎
の右左の犬歯63a,63bが位置すべき箇所73a,
73b、及び上顎の右左の第二大臼歯65a,65bが
位置すべき箇所75a,75bをマウス35でクリック
すると、歯列モデル変形部23が、上顎歯列モデル51
の右左の犬歯63a,63b及び右右の第二大臼歯65
a,65bがクリックした箇所73a,73b,75
a,75bに位置するよう、上顎歯列モデル51を変形
させる(ステップ3)。
【0030】ここで、上顎歯列モデル51の変形につい
て具体的に説明する。この変形では、図8に示すよう
に、上顎歯列モデル51を構成する複数の歯を、右前歯
3本、左前歯3本、右臼歯4本、左臼歯4本の4グルー
プ61a,61b,62a,62bに分割し、変形処理
の効率化を図っている。前歯3本のグループ61a,6
1bに関しては、前歯3本のうち、犬歯63a,63b
が代表歯となり、図9に示すように、この犬歯63a,
63bが位置すべき患者粘膜面上の箇所73a,73b
がマウス35でクリックされると、歯列モデル50の犬
歯63a,63bがクリックされた箇所73a,73b
に位置するよう、前歯3本のグループ61a,61bが
中心位Cを中心として揺動する。このとき、1グループ
61a,61bを構成する前歯3本の相互位置関係は、
変らない。臼歯4本のグループ62a,62bに関して
は、臼歯4本のうち第二大臼歯65a,65bが代表歯
となり、この第二大臼歯65a,65bが位置すべき患
者粘膜面上の箇所75a,75bがマウス35でクリッ
クされると、このグループ62a,62b内の第一小臼
歯64a,64bが修正された歯列モデル50の犬歯6
3a,63bと滑らかに列なる箇所に位置し、歯列モデ
ル50の第二大臼歯犬歯65a,65bがクリックされ
た箇所75a,75bに位置するよう、臼歯4本のグル
ープ62a,62bが移動する。このときも、1グルー
プ62a,62bを構成する臼歯4本の相互位置関係
は、変らない。
【0031】なお、図9は、上顎歯列モデル51の変形
態様を理解し易くするために、極端に変形量を大きくし
たが、実際には、これ程大きな変形量ではない。
【0032】また、この実施形態では、マウス35を用
いて代表歯の位置を指定するようにしたが、印象採得で
得た印象、またはこの印象に石膏を流し込んで作成した
石膏模型等に、代表歯である犬歯や第二大臼歯が位置す
べき箇所を予め印、三次元形状測定装置31で石膏模型
の形状を測定する際、この印の位置も測定し、この印を
代表歯の指定位置として、粘膜面形状データに含ませる
ことにより、マウス35で代表歯の位置を指定する必要
がなくなる。また、患者の粘膜面形状からソフトウェア
ー的に代表歯が位置すべき箇所を自動的に把握する代表
歯位置指定部をコンピュータ本体20に設けても、マウ
ス35の操作が不要になる。
【0033】上顎歯列モデル51の歯列部52が以上の
ように変形すると、これに続いて、上顎歯列モデル51
の歯肉部53も歯列部52の変形に伴って変形する。さ
らに、例えば、指定歯列モデル50がフルバランス型咬
合のものであれば、上顎歯列モデル51の変形に伴っ
て、フルバランス型咬合を維持できるよう、下顎歯列モ
デル55も変形する(ステップ3)。この下顎歯列モデ
ル55の変形においても、上顎歯列モデル51と同様
に、下顎歯列モデル55を構成する複数の歯が4グルー
プにグループ化されており、グループ単位の移動で変形
が実行される。以上の上顎歯列モデル51及び下顎歯列
モデル55の変形結果は、ディスプレイ装置33に表示
される。
【0034】なお、以上の説明では、上顎歯列モデル5
1の変形後に、下顎歯列モデル55の変形が行われるよ
うに記載したが、実際には、上顎歯列モデル51のある
グループの代表歯が指定されると、このグループと咬合
関係にある下顎歯列モデル55のグループも、上顎歯列
モデル51のあるグループの移動に伴って、同時に移動
する。
【0035】このように、歯列モデル50を構成する複
数の歯をグループ化し、グループごとの移動処理を行う
ことにより、1本の歯ごとに移動処理を行わなくてもよ
いので、コンピュータの演算負荷を低減することができ
る。
【0036】歯列モデル50の変形処理に関しては、以
上の方法の他、歯列モデル50を構成する複数の歯の中
心位置を結んだ曲線を表す関数を予め準備しておき、患
者粘膜面上において代表歯が位置すべき箇所が指定され
ると、代表歯が指定箇所に位置できるよう、関数を構成
する係数を変更し、係数が変更された関数で歯列モデル
50の変形後の形態を示すようにしてもよい。この場
合、代表歯の数は、2以上であればよく、この好ましく
は4以上である。このように、歯列モデル50を構成す
る複数の歯の位置関係を関数化しておいても、関数の変
更で、歯列モデル50の変形が可能なので、コンピュー
タの演算負荷を低減することができる。
【0037】次に、垂直方向位置合わせ部24が、患者
データベース11から患者の咬合平面位置データを取込
み、図10(a)(b)に示すように、変形後の指定歯
列モデル50の咬合平面P1を患者の咬合平面Pに合わ
せる(ステップ4)。この結果、同図(c)に示すよう
に、上顎歯列モデル51の歯列部52と患者の上顎粘膜
面70との垂直方向の相対位置関係、及び下顎歯列モデ
ル55の歯列部56と患者の下顎粘膜面71との垂直方
向の相対位置関係が定まって、歯列モデル50の歯肉部
53,57の厚さが決まり、製作しようとしている義歯
床54,59の形状が決まる。この結果が、つまり、患
者に対応した有床義歯が、図11に示すように、ディス
プレイ装置33に表示される。
【0038】操作者は、ディスプレイ装置33に表示さ
れている有床義歯を見て、この有床義歯が患者の粘膜面
に合っているか否かを判断する(ステップ5)。ステッ
プ2では、上顎の粘膜面70に合わせて、上顎歯列モデ
ル51の水平位置合わせを行い、この上顎歯列モデル5
1の水平位置合わせに合わせて下顎歯列モデル55の水
平位置合わせを行ったので、水平方向において下顎歯列
モデル55が患者の下顎粘膜面71の位置に合っていな
い可能性がある。つまり、下顎歯列モデル55の水平方
向における位置が患者の下顎粘膜面71に対して、許容
範囲内に収まっていない可能性がある。そこで、係る点
に着目して、ディスプレイ装置33に表示されている有
床義歯を見て、この有床義歯の下顎歯列部56の位置が
患者の下顎粘膜面71に対して、許容範囲内に収まって
いなければ、再び、ステップ2に戻り、下顎歯列の代表
歯の位置を指定して、下顎歯列の位置も上顎歯列の位置
も患者の粘膜面に対して、許容範囲内に収まるように、
水平方向位置合わせ処理を再度行う。なお、図2は、有
床義歯設定支援装置の動作順序を示すフローチャートで
あるが、この装置の動作順序を理解し易くするために、
同フローチャート中に、操作者の動作をステップ5とし
て記載している。
【0039】以上のようにして、有床義歯の形状が最終
決定されると、それがディスプレイ装置33に表示され
ると共に、有床義歯の各人工歯の形状データ、義歯床の
形状データ、義歯床に対する各人工歯の位置データが、
患者データベース11に登録される。なお、人工歯の形
状データは、ステップ1において歯列モデルを抽出する
際に歯形状を指定した段階で定まり、義歯床の形状デー
タは、ステップ3において歯列モデルの歯肉部が変形さ
れた後、ステップ4で歯肉部の厚さが設定された段階で
定まり、義歯床に対する各人工歯の位置データは、ステ
ップ3において歯列モデルの歯列部が変形した段階で定
まる。
【0040】以上で、有床義歯設計支援装置の動作は、
終了する。その後、実際に有床義歯を製作する場合に
は、有床義歯データベース13に登録された患者の有床
義歯データを有床義歯製作装置34に送って、この有床
義歯製作装置34で有床義歯を製作する。
【0041】なお、以上では、有床義歯を有床義歯製作
装置34で製作するものであるが、技工士が有床義歯デ
ータベース13に登録されている有床義歯データに基づ
いて有床義歯を製作するようにしてもよい。この場合、
有床義歯データベース13に登録する義歯床に対する各
人工歯の位置データを、有床義歯を構成する複数の人工
歯の相互の位置データとして、登録し、咬合床上に人工
歯を並べる際に、この人工歯の相互の位置データに基づ
いて、人工歯排列を行うようにすることが好ましい。従
って、この場合には、有床義歯の義歯床を技工士が咬合
床に基づいて製作することになるので、歯肉部53,5
7の厚さを決定するための垂直方向位置合わせ部24
は、不要になる。また、咬合採得の過程で、咬合床の厚
さを計測し、これを患者データベース11に記憶させた
場合も、この咬合床の厚さを歯肉部53,57の厚さと
して用いることで、歯肉部53,57の厚さ決定が不要
になるため、垂直方向位置合わせ部24は、不要にな
る。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、有床義歯を構成する複
数の歯をまとめて歯列として扱い、予め複数の歯相互の
位置関係が定まっている歯列を変形させて、この歯列を
患者の口腔内形状に合わせているので、複数の歯の位置
を一本ずつ定める必要がなく、複数の歯を効率よく排列
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態としての有床義歯設計
支援装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明に係る一実施形態としての有床義歯設計
支援装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】咬合平面を説明するための説明図である。
【図4】本発明に係る一実施形態として歯列モデルの種
類を説明するための説明図である。
【図5】本発明に係る一実施形態としての歯列モデルの
側面図である。
【図6】図5におけるIV−IV線断面図である。
【図7】本発明に係る一実施形態としての歯列モデルの
水平方向位置合わせを説明するための説明図である。
【図8】本発明に係る一実施形態としての歯列モデルを
構成する複数の歯のグループ分けを説明するための説明
図である。
【図9】本発明に係る一実施形態としての歯列モデルの
変形を説明するための説明図である。
【図10】本発明に係る一実施形態としての歯列モデル
の垂直方向位置合わせを説明するための説明図である。
【図11】有床義歯の側面図である。
【符号の説明】
10…外部記憶装置、11…患者データベース、12…
歯列モデルデータベース、13…有床義歯データベー
ス、20…コンピュータ本体、21…歯列モデル抽出
部、22…水平方向位置合わせ部、23…歯列モデル変
形部、24…垂直方向位置合わせ部、25…出力部、3
1…三次元形状測定装置、32…キーボード、33…デ
ィスプレイ装置、34…有床義歯製作装置、35…マウ
ス、50…歯列モデル、51…上顎歯列モデル、52…
上顎歯列部、53…上顎歯肉部、54…上顎義歯床、5
5…下顎歯列モデル、56…下顎歯列部、57…下顎歯
肉部、59…下顎義歯床、63a,63b…犬歯(代表
歯)、65a,65b…第二大臼歯(代表歯)、70…
上顎粘膜面、71…下顎粘膜面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】口腔内に装着される有床義歯の設計支援装
    置において、 上顎歯列を構成する複数の歯の相互位置関係が定められ
    ている上顎歯列モデル、及び該上顎歯列に対して咬合関
    係が定まっている下顎歯列を構成する複数の歯の相互位
    置関係が定められている下顎歯列モデルで構成される歯
    列モデルが、歯列のサイズごとに複数記憶されている歯
    列モデルデータベースと、 患者の口腔内の粘膜面形状データが少なくとも記憶され
    る患者データベースと、 前記歯列モデルデータベースに記憶されている複数の歯
    列モデルのうち、前記患者データベースに記憶されてい
    る患者の粘膜面形状に合ったサイズの歯列モデル、又は
    操作者から指示された歯列モデルを抽出する歯列モデル
    抽出手段と、 前記歯列モデル抽出手段で抽出された前記歯列モデルの
    前記上顎歯列モデルと前記下顎歯列モデルとのうち、一
    方の歯列モデルを構成する複数の歯のうち、2以上の予
    め定められた代表歯の、患者の前記粘膜面に対する相対
    位置の指定により、該代表歯が指定された箇所に位置す
    るよう該一方の歯列モデルを変形すると共に、他方の歯
    列モデルも、該一方の歯列モデルとの前記咬合関係を維
    持できるよう変形する歯列モデル変形手段と、 前記歯列モデル変形手段で変形された前記歯列モデルに
    おける複数の歯の相互の位置関係を少なくとも出力する
    出力手段と、 を備えていることを特徴とする有床義歯設計支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の有床義歯設計支援装置にお
    いて、 前記歯列モデル変形手段は、 前記歯列モデルを構成する複数の歯のうち、相互に隣合
    っている複数の歯を一グループとして、該歯列モデルを
    構成する複数の歯を複数のグループごとに取り扱い、 複数の前記グループごとに、該グループを構成する複数
    の歯のうち予め定められた代表歯の、患者の前記粘膜面
    に対する相対位置の指定により、該グループを構成する
    複数の歯の相対位置関係を変更することなく、複数のグ
    ループの相対位置関係を、各グループの代表歯が指定位
    置に合うように変更することで、前記変形を実行するこ
    とを特徴とする有床義歯設計支援装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の有床義歯設計支援装
    置において、 前記歯列モデルデータベースには、前記歯列モデルとし
    て、該歯列モデルを構成する前記上顎歯列モデルと前記
    下顎歯列モデルとの前記咬合関係が異なる複数種類の歯
    列モデルが記憶され、 複数種類の前記咬合関係のうち、いずれかを選択する咬
    合関係選択手段を備えていることを特徴とする有床義歯
    設計支援装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の有床義歯設計支
    援装置において、 前記歯列モデルデータベースには、前記歯列モデルを構
    成する複数の歯のそれぞれの又は一部の歯形状が複数種
    類記憶され、 複数種類の歯形状のうち、いずれかを選択する歯形状選
    択手段を備え、 前記出力手段は、前記歯形状選択手段で選択された歯の
    形状データを出力することを特徴とする有床義歯設計支
    援装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4記載の有床義歯設
    計支援装置において、 前記歯列モデルデータベース内の各歯列モデルには、そ
    れぞれ、該歯列モデルの歯列部を支持する歯肉部の形状
    データも含み、 前記歯列モデル変形手段は、前記歯列モデルの前記歯列
    部の変形に合わせて、該歯列モデルの前記歯肉部の変形
    も行い、 前記出力手段は、前記歯列モデル変形手段で変形された
    前記歯列モデルの前記歯肉部の形状データを有床義歯の
    義歯床の形状データとして出力すると共に、該義歯床に
    対する該歯列モデルの各歯の相対位置を出力することを
    特徴とする有床義歯設計支援装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の有床義歯設計支援装置にお
    いて、 前記患者データベースには、前記粘膜面に対する患者の
    咬合平面の位置が記憶され、 前記モデルデータベースには、各歯列モデルごとに、該
    歯列モデルの咬合平面位置が記憶され、 前記歯列モデル抽出手段で抽出された前記歯列モデルの
    前記咬合平面を患者の前記咬合平面の位置に合わせ、患
    者の粘膜面と該歯列モデルの歯列部との間の距離を定
    め、該歯列モデルの歯肉部の肉厚を設定する肉厚設定手
    段を備え、 前記出力手段は、前記肉厚設定手段により、肉厚が設定
    された前記歯列モデルの歯肉部の形状データを有床義歯
    の義歯床の形状として出力することを特徴とする有床義
    歯設計支援装置。
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