JPH09204783A - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents
半導体不揮発性記憶装置Info
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- JPH09204783A JPH09204783A JP1126996A JP1126996A JPH09204783A JP H09204783 A JPH09204783 A JP H09204783A JP 1126996 A JP1126996 A JP 1126996A JP 1126996 A JP1126996 A JP 1126996A JP H09204783 A JPH09204783 A JP H09204783A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】書き込みを行うセル数を減少でき、書き込み時
間を短縮できる半導体不揮発性記憶装置を実現する。 【解決手段】書き込み時に電源電圧VCCレベルに設定さ
れる判定線JDLと、並列的に入力される複数の書き込
みデータに「1」データが含まれている場合には判定線
JDLのレベルを接地レベルに遷移させるNMOSトラ
ンジスタNT0〜NT3と、判定線JDLのレベルに変
化がない場合には、書き込みデータの位相を反転させて
データの書き込みを行い、判定線JDLのレベルが変化
した場合には、書き込みデータの位相を正転状態に保持
したまでデータの書き込みを行う回路60〜64と、デ
ータ書き込みが正転状態で行われたか反転状態で行われ
たかを記憶する補助メモリセルアレイ2を設ける。
間を短縮できる半導体不揮発性記憶装置を実現する。 【解決手段】書き込み時に電源電圧VCCレベルに設定さ
れる判定線JDLと、並列的に入力される複数の書き込
みデータに「1」データが含まれている場合には判定線
JDLのレベルを接地レベルに遷移させるNMOSトラ
ンジスタNT0〜NT3と、判定線JDLのレベルに変
化がない場合には、書き込みデータの位相を反転させて
データの書き込みを行い、判定線JDLのレベルが変化
した場合には、書き込みデータの位相を正転状態に保持
したまでデータの書き込みを行う回路60〜64と、デ
ータ書き込みが正転状態で行われたか反転状態で行われ
たかを記憶する補助メモリセルアレイ2を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書き換え
可能な不揮発性メモリ、たとえばフラッシュEEPRO
Mなどの半導体不揮発性記憶装置に関するものである。
可能な不揮発性メモリ、たとえばフラッシュEEPRO
Mなどの半導体不揮発性記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、開発が盛んに行われているフラッ
シュメモリは、書き込みのときはチャネルホットエレク
トロン(CHE)をフローティングゲートに注入し、消
去のときはファウラノルドハイム(FN:Fowler-Nordh
eim )トンネリングにより、フローティングゲートから
ソースへ電子を引き抜くという、CHE/FNトンネル
注入方式が主流をなしている。このCHE/FNトンネ
ル注入方式における書き込み動作は、1から数バイト単
位で行われる。しかし、CHE/FNトンネル注入方式
は、低電圧化が困難で、書き込みに要するチャネル電流
が大きいため昇圧回路が大きくなるなどの問題がある。
シュメモリは、書き込みのときはチャネルホットエレク
トロン(CHE)をフローティングゲートに注入し、消
去のときはファウラノルドハイム(FN:Fowler-Nordh
eim )トンネリングにより、フローティングゲートから
ソースへ電子を引き抜くという、CHE/FNトンネル
注入方式が主流をなしている。このCHE/FNトンネ
ル注入方式における書き込み動作は、1から数バイト単
位で行われる。しかし、CHE/FNトンネル注入方式
は、低電圧化が困難で、書き込みに要するチャネル電流
が大きいため昇圧回路が大きくなるなどの問題がある。
【0003】このため、CHE/FNトンネル注入方式
ではなく、書き込みおよび消去共にFNトンネル方式に
よるフラッシュメモリが提案されている。このFN/F
Nトンネル注入方式のフラッシュメモリの書き込みは、
バイト当たりの書き込み時間をCHE書き込みのフラッ
シュメモリと同レベルとする等のために、全ビット線並
列的、すなわちワード線1本単位で行われる。そして、
FNトンネリングでデータの書き込みを行うフラッシュ
EEPROMとしては、いわゆるNAND型やDINO
R型等がある。
ではなく、書き込みおよび消去共にFNトンネル方式に
よるフラッシュメモリが提案されている。このFN/F
Nトンネル注入方式のフラッシュメモリの書き込みは、
バイト当たりの書き込み時間をCHE書き込みのフラッ
シュメモリと同レベルとする等のために、全ビット線並
列的、すなわちワード線1本単位で行われる。そして、
FNトンネリングでデータの書き込みを行うフラッシュ
EEPROMとしては、いわゆるNAND型やDINO
R型等がある。
【0004】上述したワード線単位の書き込みを行う半
導体不揮発性記憶装置においては、たとえば消去された
セルをデータ“1”、書き込み時にFNトンネリング現
象を誘起させるセルを書き込みデータ“0”、FNトン
ネリング現象を誘起させないセルを書き込みデータ
“1”のセルとして定義する。この定義では、書き込み
データ“0”が多いときは、FNトンネリング現象を誘
起させるセルの数も多くなる。
導体不揮発性記憶装置においては、たとえば消去された
セルをデータ“1”、書き込み時にFNトンネリング現
象を誘起させるセルを書き込みデータ“0”、FNトン
ネリング現象を誘起させないセルを書き込みデータ
“1”のセルとして定義する。この定義では、書き込み
データ“0”が多いときは、FNトンネリング現象を誘
起させるセルの数も多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した書
込み方式では、データ書き込み後のしきい値電圧Vth
のばらつきを抑えるため短い時間データを書き込んでは
ベリファイ読み出しを行い、書き込み時に、書き込みが
十分に行われ、しきい値電圧Vthが書き込みデータに
応じたレベルにシフトしているか否かのチェックが行わ
れる。チェックの結果、書き込みが不十分なメモリセル
がある場合は、再書き込み→ベリファイチェックの繰り
返しとなる。
込み方式では、データ書き込み後のしきい値電圧Vth
のばらつきを抑えるため短い時間データを書き込んでは
ベリファイ読み出しを行い、書き込み時に、書き込みが
十分に行われ、しきい値電圧Vthが書き込みデータに
応じたレベルにシフトしているか否かのチェックが行わ
れる。チェックの結果、書き込みが不十分なメモリセル
がある場合は、再書き込み→ベリファイチェックの繰り
返しとなる。
【0006】ベリファイチェックは、FNトンネリング
現象を誘起させるデータ“0”を書き込むセルのみなら
ず、FNトンネリング現象を誘起させないデータ“1”
を書き込むセルに対しても行われ、たとえば全て“1”
データを書くときでも全てのセルに対して行われる。し
たがって、通常、書き込み−ベリファイは数回繰り返せ
ば終了するが、FNトンネリング現象を誘起させる書き
込みの遅いセルが多数存在すると、数十回〜数百回繰り
返す必要がある。
現象を誘起させるデータ“0”を書き込むセルのみなら
ず、FNトンネリング現象を誘起させないデータ“1”
を書き込むセルに対しても行われ、たとえば全て“1”
データを書くときでも全てのセルに対して行われる。し
たがって、通常、書き込み−ベリファイは数回繰り返せ
ば終了するが、FNトンネリング現象を誘起させる書き
込みの遅いセルが多数存在すると、数十回〜数百回繰り
返す必要がある。
【0007】また、近年、半導体不揮発性記憶装置の多
値化の動きが活発化してきている。ここで、4値、たと
えばデータ“00”,“01”,“10”,“11”を
記憶する不揮発性多値記憶装置の書き込みについて説明
する。
値化の動きが活発化してきている。ここで、4値、たと
えばデータ“00”,“01”,“10”,“11”を
記憶する不揮発性多値記憶装置の書き込みについて説明
する。
【0008】消去された状態を“11”とすると、書き
込みはFNトンネリング現象を誘起させて“00”,
“01”,“10”の状態とする。書き込みで、メモリ
セルを“11”の状態にする場合には、FNトンネリン
グ現象が誘起されないようなバイアス電圧をメモリセル
に印加する。
込みはFNトンネリング現象を誘起させて“00”,
“01”,“10”の状態とする。書き込みで、メモリ
セルを“11”の状態にする場合には、FNトンネリン
グ現象が誘起されないようなバイアス電圧をメモリセル
に印加する。
【0009】このようにFNトンネリング現象を利用し
て書き込みを行う不揮発性多値記憶装置においても、ビ
ット線1本毎にラッチを設け、ワード線1本単位(ペー
ジ単位)で書き込みを行う。そして、書き込み後のセル
のしきい値電圧Vthを揃えるために、ビット毎にベリ
ファイチェックを行う必要がある。
て書き込みを行う不揮発性多値記憶装置においても、ビ
ット線1本毎にラッチを設け、ワード線1本単位(ペー
ジ単位)で書き込みを行う。そして、書き込み後のセル
のしきい値電圧Vthを揃えるために、ビット毎にベリ
ファイチェックを行う必要がある。
【0010】書き込むデータは“00”,“01”,
“10”,“11”のランダムなデータであるが、全て
同一のデータの場合でも個々セルに対するベリファイチ
ェックを行いながら書き込みを行う。また、データに対
応するメモリセルの状態が固定されているため、書き込
むデータの頻度がかたよる場合にもデータに応じて書き
込みを行わなければならない。そして、上述した2値の
場合同様に、通常、書き込み−ベリファイは数回繰り返
せば終了するが、FNトンネリング現象を誘起させる書
き込みの遅いセルが存在すると、数十回〜数百回繰り返
す必要がある。
“10”,“11”のランダムなデータであるが、全て
同一のデータの場合でも個々セルに対するベリファイチ
ェックを行いながら書き込みを行う。また、データに対
応するメモリセルの状態が固定されているため、書き込
むデータの頻度がかたよる場合にもデータに応じて書き
込みを行わなければならない。そして、上述した2値の
場合同様に、通常、書き込み−ベリファイは数回繰り返
せば終了するが、FNトンネリング現象を誘起させる書
き込みの遅いセルが存在すると、数十回〜数百回繰り返
す必要がある。
【0011】このように、従来の半導体不揮発性記憶装
置は、2値記憶、多値記憶にかかわらず、書き込み状態
にないセルに対しても、書き込み−ベリファイ動作を行
わなければならないという無駄な動作があり、書き込み
に時間がかかるという問題がある。
置は、2値記憶、多値記憶にかかわらず、書き込み状態
にないセルに対しても、書き込み−ベリファイ動作を行
わなければならないという無駄な動作があり、書き込み
に時間がかかるという問題がある。
【0012】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、書き込みを行うセル数を減少で
き、書き込み時間を短縮できる半導体不揮発性記憶装置
を提供することにある。
のであり、その目的は、書き込みを行うセル数を減少で
き、書き込み時間を短縮できる半導体不揮発性記憶装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、互いに逆相の第1のデータおよび第2の
データの書き込みを、複数ビットを構成する全メモリセ
ルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態に揃え第2のデータ
が書き込まれたと等価な状態にする消去動作を行った
後、複数ビット並列的に、かつ、所望のメモリセルへの
第1のデータの書き込みを電荷蓄積層の電荷蓄積量を調
整し、しきい値を所望のしきい値に遷移させて行う半導
体不揮発性記憶装置であって、書き込み時に所定レベル
に設定される判定線と、並列的に入力される複数の書き
込みデータに所定の数の第2のデータが含まれている場
合には判定線のレベルを他のレベルに遷移させる第1の
回路と、上記判定線のレベルに変化がない場合には、書
き込みデータの位相を反転させてデータの書き込みを行
い、上記判定線のレベルが変化した場合には、書き込み
データの位相を正転状態に保持したままでデータの書き
込みを行う第2の回路と、上記第2の回路によるデータ
書き込みが正転状態で行われたか反転状態で行われたか
を示すデータが記録される記録部とを有する。
め、本発明は、互いに逆相の第1のデータおよび第2の
データの書き込みを、複数ビットを構成する全メモリセ
ルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態に揃え第2のデータ
が書き込まれたと等価な状態にする消去動作を行った
後、複数ビット並列的に、かつ、所望のメモリセルへの
第1のデータの書き込みを電荷蓄積層の電荷蓄積量を調
整し、しきい値を所望のしきい値に遷移させて行う半導
体不揮発性記憶装置であって、書き込み時に所定レベル
に設定される判定線と、並列的に入力される複数の書き
込みデータに所定の数の第2のデータが含まれている場
合には判定線のレベルを他のレベルに遷移させる第1の
回路と、上記判定線のレベルに変化がない場合には、書
き込みデータの位相を反転させてデータの書き込みを行
い、上記判定線のレベルが変化した場合には、書き込み
データの位相を正転状態に保持したままでデータの書き
込みを行う第2の回路と、上記第2の回路によるデータ
書き込みが正転状態で行われたか反転状態で行われたか
を示すデータが記録される記録部とを有する。
【0014】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置の
上記第1の回路は、上記判定線と基準電源との間に並列
に接続され、ゲートが各書き込みデータの入力線にそれ
ぞれ接続され、書き込みデータが第2のデータのとき上
記判定線と基準電源とを作動的に接続する複数のトラン
ジスタより構成されている。
上記第1の回路は、上記判定線と基準電源との間に並列
に接続され、ゲートが各書き込みデータの入力線にそれ
ぞれ接続され、書き込みデータが第2のデータのとき上
記判定線と基準電源とを作動的に接続する複数のトラン
ジスタより構成されている。
【0015】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置の
上記記録部は、少なくとも1本の補助ビット線と、ワー
ド線毎に対応して上記補助ビット線に接続されたメモリ
素子とからなる。
上記記録部は、少なくとも1本の補助ビット線と、ワー
ド線毎に対応して上記補助ビット線に接続されたメモリ
素子とからなる。
【0016】また、本発明は、複数ビットを構成し、少
なくとも3値を電荷蓄積層の電荷蓄積量の調整により記
憶可能な全メモリセルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態
に揃え一の値のデータが書き込まれたと等価な状態にす
る消去動作を行った後、複数ビット並列的に、かつ、所
望のメモリセルへのデータの書き込みを電荷蓄積層の電
荷蓄積量を調整し、しきい値を所望のしきい値に遷移さ
せてデータの書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置で
あって、並列的に入力される多値の複数の書き込みデー
タのうち最も多いデータをメモリセルの上記消去状態の
データとして定義し、この定義にしたがって書き込みデ
ータを再定義して、再定義したデータに変換して書き込
みを行う書き込み回路と、上記定義データが記録される
定義データ記録部とを有する。
なくとも3値を電荷蓄積層の電荷蓄積量の調整により記
憶可能な全メモリセルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態
に揃え一の値のデータが書き込まれたと等価な状態にす
る消去動作を行った後、複数ビット並列的に、かつ、所
望のメモリセルへのデータの書き込みを電荷蓄積層の電
荷蓄積量を調整し、しきい値を所望のしきい値に遷移さ
せてデータの書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置で
あって、並列的に入力される多値の複数の書き込みデー
タのうち最も多いデータをメモリセルの上記消去状態の
データとして定義し、この定義にしたがって書き込みデ
ータを再定義して、再定義したデータに変換して書き込
みを行う書き込み回路と、上記定義データが記録される
定義データ記録部とを有する。
【0017】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置の
上記定義データ記録部は、少なくとも1本の補助ビット
線と、ワード線毎に対応して上記補助ビット線に接続さ
れたメモリ素子とからなる。
上記定義データ記録部は、少なくとも1本の補助ビット
線と、ワード線毎に対応して上記補助ビット線に接続さ
れたメモリ素子とからなる。
【0018】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、データ読み出し時に、アドレス指定されたメモリセ
ルからデータを読み出すとともに、上記定義データ記録
部に記録されている対応する定義データを読み出し、読
み出しデータと定義データとの論理をとって出力する読
み出し回路を有する。
は、データ読み出し時に、アドレス指定されたメモリセ
ルからデータを読み出すとともに、上記定義データ記録
部に記録されている対応する定義データを読み出し、読
み出しデータと定義データとの論理をとって出力する読
み出し回路を有する。
【0019】本発明の半導体不揮発性記憶装置によれ
ば、書き込みを行う場合、まず複数ビットを構成する全
メモリセルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態に揃え第2
のデータが書き込まれたと等価な状態にする消去動作が
行われる。そして、判定線が所定レベルに保持される。
この状態で、並列的に入力される複数の書き込みデータ
のうち、第2のデータが所定数ある場合には、判定線の
レベルが設定レベルとは異なる他のレベルに遷移する。
この場合は書き込みデータの位相が正転状態に保持され
たままでメモリセルに書き込まれる。このとき、記録部
に正転状態で書き込みが行われたことを示すデータが書
き込まれる。一方、第2のデータが所定数ない場合に
は、判定線のレベルはそのままの状態に保持される。こ
の場合は書き込みデータの位相が反転されてメモリセル
に書き込まれる。このとき、記録部に反転状態で書き込
みが行われたことを示すデータが書き込まれる。したが
って、複数のメモリセルに書き込みを行うとき、電荷蓄
積層の電荷量を調整してしきい値を遷移させて書き込み
を行うべきメモリセルの数が減少する。
ば、書き込みを行う場合、まず複数ビットを構成する全
メモリセルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態に揃え第2
のデータが書き込まれたと等価な状態にする消去動作が
行われる。そして、判定線が所定レベルに保持される。
この状態で、並列的に入力される複数の書き込みデータ
のうち、第2のデータが所定数ある場合には、判定線の
レベルが設定レベルとは異なる他のレベルに遷移する。
この場合は書き込みデータの位相が正転状態に保持され
たままでメモリセルに書き込まれる。このとき、記録部
に正転状態で書き込みが行われたことを示すデータが書
き込まれる。一方、第2のデータが所定数ない場合に
は、判定線のレベルはそのままの状態に保持される。こ
の場合は書き込みデータの位相が反転されてメモリセル
に書き込まれる。このとき、記録部に反転状態で書き込
みが行われたことを示すデータが書き込まれる。したが
って、複数のメモリセルに書き込みを行うとき、電荷蓄
積層の電荷量を調整してしきい値を遷移させて書き込み
を行うべきメモリセルの数が減少する。
【0020】また、本発明の半導体不揮発性多値記憶装
置によれば、書き込みを行う場合、複数ビットを構成
し、少なくとも3値を電荷蓄積層の電荷蓄積量の調整に
より記憶可能な全メモリセルの電荷蓄積量を実質的に同
じ状態に揃え一の値のデータが書き込まれたと等価な状
態にする消去動作が行われる。並列的に入力される多値
の複数の書き込みデータのうち最も多いデータがメモリ
セルの上記消去状態のデータとして定義され、この定義
にしたがって書き込みデータが再定義され、再定義した
データに変換されてメモリセルに書き込まれる。そし
て、定義データが定義データ記録部に書き込まれる。
置によれば、書き込みを行う場合、複数ビットを構成
し、少なくとも3値を電荷蓄積層の電荷蓄積量の調整に
より記憶可能な全メモリセルの電荷蓄積量を実質的に同
じ状態に揃え一の値のデータが書き込まれたと等価な状
態にする消去動作が行われる。並列的に入力される多値
の複数の書き込みデータのうち最も多いデータがメモリ
セルの上記消去状態のデータとして定義され、この定義
にしたがって書き込みデータが再定義され、再定義した
データに変換されてメモリセルに書き込まれる。そし
て、定義データが定義データ記録部に書き込まれる。
【0021】また、データ読み出し時に、読み出し回路
において、アドレス指定されたメモリセルからデータが
読み出され、かつ、定義データ記録部に記録されている
対応する定義データが読み出され、読み出しデータと定
義データとの論理がとられて出力される。
において、アドレス指定されたメモリセルからデータが
読み出され、かつ、定義データ記録部に記録されている
対応する定義データが読み出され、読み出しデータと定
義データとの論理がとられて出力される。
【0022】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第1の
実施形態を示す回路図である。図1において、1はフラ
ッシュメモリセルアレイ(以下、メモリセルアレイとい
う)、2は書き込み状態用補助メモリセルアレイ、3は
ロウデコーダ、4はカラムデコーダ、5はデータラッチ
群、6は書き込みデータ選択回路群、7は入出力(I/
O)バッファ群、8はカウンタ群、9は判定回路、10
はインバータ、BLK0〜BLK3はメモリアレイブロ
ックをそれぞれ示している。
実施形態を示す回路図である。図1において、1はフラ
ッシュメモリセルアレイ(以下、メモリセルアレイとい
う)、2は書き込み状態用補助メモリセルアレイ、3は
ロウデコーダ、4はカラムデコーダ、5はデータラッチ
群、6は書き込みデータ選択回路群、7は入出力(I/
O)バッファ群、8はカウンタ群、9は判定回路、10
はインバータ、BLK0〜BLK3はメモリアレイブロ
ックをそれぞれ示している。
【0023】メモリセルアレイ1は、不揮発性のメモリ
セルトランジスタであるフラッシュメモリセルMCが行
列状に配列されて構成されている。そして、同一行の各
メモリセルMCのコントロールゲートCGがロウデコー
ダ3で駆動される共通のワード線WL(0〜7)にそれ
ぞれ接続され、ソースが共通のソース線SRLに接続さ
れている。また、同一列のメモリセルMCのドレインは
書き込みデータ選択回路60〜63に接続された共通の
ビット線BLにそれぞれ接続されている。
セルトランジスタであるフラッシュメモリセルMCが行
列状に配列されて構成されている。そして、同一行の各
メモリセルMCのコントロールゲートCGがロウデコー
ダ3で駆動される共通のワード線WL(0〜7)にそれ
ぞれ接続され、ソースが共通のソース線SRLに接続さ
れている。また、同一列のメモリセルMCのドレインは
書き込みデータ選択回路60〜63に接続された共通の
ビット線BLにそれぞれ接続されている。
【0024】このように構成されたメモリセルアレイ1
における6行4列の24個のデータ用メモリセルMC、
4本のビット線BL0〜BL3と、これらに対応する書
き込みデータ選択回路群6を構成する4個の書き込みデ
ータ選択回路60〜63、データラッチ群5の4個のデ
ータラッチ50〜53、およびカラムデコーダ4の4個
のnチャネルMOS(NMOS)トランジスタからなる
カラムゲート40〜43によりメモリアレイブロックB
LK0が構成されている。メモリアレイブロックBLK
1,BLK2,BLK3もメモリアレイブロックBLK
0と同様の構成を有しており、その詳細な構成は図面の
簡単化のため省略している。したがって、図1のメモリ
セルアレイは、データ用メモリセルMCが6行16列の
96個が行列状に配列されている。
における6行4列の24個のデータ用メモリセルMC、
4本のビット線BL0〜BL3と、これらに対応する書
き込みデータ選択回路群6を構成する4個の書き込みデ
ータ選択回路60〜63、データラッチ群5の4個のデ
ータラッチ50〜53、およびカラムデコーダ4の4個
のnチャネルMOS(NMOS)トランジスタからなる
カラムゲート40〜43によりメモリアレイブロックB
LK0が構成されている。メモリアレイブロックBLK
1,BLK2,BLK3もメモリアレイブロックBLK
0と同様の構成を有しており、その詳細な構成は図面の
簡単化のため省略している。したがって、図1のメモリ
セルアレイは、データ用メモリセルMCが6行16列の
96個が行列状に配列されている。
【0025】補助メモリセルアレイ2は、メモリセルア
レイ1を構成するデータ用メモリセルMCと同一構成の
メモリセルトランジスタからなる書き込み状態用補助メ
モリセルSMCがメモリセルアレイ1の配列に対応した
形で6行1列だけ配列されて構成されている。補助メモ
リセルアレイ2の各行の補助メモリセルSMCのコント
ロールゲートはメモリセルアレイ1の対応する行のデー
タ用メモリセルMCと同一のワード線WLに接続され、
ソースも共通のソース線SRLに接続されている。ま
た、各補助メモリセルSMCのドレインは補助書き込み
データ選択回路64に接続された共通の補助ビット線S
BLに接続されている。
レイ1を構成するデータ用メモリセルMCと同一構成の
メモリセルトランジスタからなる書き込み状態用補助メ
モリセルSMCがメモリセルアレイ1の配列に対応した
形で6行1列だけ配列されて構成されている。補助メモ
リセルアレイ2の各行の補助メモリセルSMCのコント
ロールゲートはメモリセルアレイ1の対応する行のデー
タ用メモリセルMCと同一のワード線WLに接続され、
ソースも共通のソース線SRLに接続されている。ま
た、各補助メモリセルSMCのドレインは補助書き込み
データ選択回路64に接続された共通の補助ビット線S
BLに接続されている。
【0026】この補助メモリセルアレイ2の各書き込み
状態用補助メモリセルSMCには、対応する一行全体の
データ用メモリセルMCにFNトンネリング現象を誘起
させる“0”データを書き込むセルが過半数以上(本実
施形態では8個)ある場合には16個のメモリセルMC
に実際の外部からロードされたデータを位相反転させた
データが書き込まれていることを示す“0”データが書
き込まれる。一方、対応する一行全体のメモリセルMC
に“0”データを書き込むセルが過半数より少ない(本
実施形態では7個以下)場合には16個のメモリセルM
Cに実際の外部からロードされたデータが位相正転の状
態、すなわち書き込むべきそのままのデータが書き込ま
れていることを示す”1“データが書き込まれる。
状態用補助メモリセルSMCには、対応する一行全体の
データ用メモリセルMCにFNトンネリング現象を誘起
させる“0”データを書き込むセルが過半数以上(本実
施形態では8個)ある場合には16個のメモリセルMC
に実際の外部からロードされたデータを位相反転させた
データが書き込まれていることを示す“0”データが書
き込まれる。一方、対応する一行全体のメモリセルMC
に“0”データを書き込むセルが過半数より少ない(本
実施形態では7個以下)場合には16個のメモリセルM
Cに実際の外部からロードされたデータが位相正転の状
態、すなわち書き込むべきそのままのデータが書き込ま
れていることを示す”1“データが書き込まれる。
【0027】図2に、外部からロードされたデータと書
き込み状態用補助メモリセル(書き込み状態セル)SM
Cに書き込まれるデータおよびデータ用メモリセルMC
に書き込まれるデータの対応関係を示す。
き込み状態用補助メモリセル(書き込み状態セル)SM
Cに書き込まれるデータおよびデータ用メモリセルMC
に書き込まれるデータの対応関係を示す。
【0028】カラムデコーダ4のカラムゲート40のゲ
ート電極は信号線SL0に接続され、カラムゲート41
のゲート電極は信号線SL1に接続され、カラムゲート
42のゲート電極は信号線SL2に接続され、カラムゲ
ート43のゲート電極は信号線SL3に接続されてい
る。そして、各メモリアレイブロックBLK0〜BLK
3における各ゲート40〜43の一方の端子が対応する
I/Oバッファ70〜73の一方の出力端子に接続され
て、他方の端子がデータラッチ50〜53にそれぞれ接
続されている。
ート電極は信号線SL0に接続され、カラムゲート41
のゲート電極は信号線SL1に接続され、カラムゲート
42のゲート電極は信号線SL2に接続され、カラムゲ
ート43のゲート電極は信号線SL3に接続されてい
る。そして、各メモリアレイブロックBLK0〜BLK
3における各ゲート40〜43の一方の端子が対応する
I/Oバッファ70〜73の一方の出力端子に接続され
て、他方の端子がデータラッチ50〜53にそれぞれ接
続されている。
【0029】データラッチ50〜53は、2つのインバ
ータの入出力同士を交差結合させて構成され、ラッチデ
ータを対応する書き込みデータ選択回路60〜63に出
力する。また、補助メモリセルアレイ2用のデータラッ
チ54の入力端子は、電源電圧Vccの供給ラインに接続
され、出力端子からローレベルの信号を補助用書き込み
データ選択回路64に出力する。
ータの入出力同士を交差結合させて構成され、ラッチデ
ータを対応する書き込みデータ選択回路60〜63に出
力する。また、補助メモリセルアレイ2用のデータラッ
チ54の入力端子は、電源電圧Vccの供給ラインに接続
され、出力端子からローレベルの信号を補助用書き込み
データ選択回路64に出力する。
【0030】書き込みデータ選択回路群6の各メモリア
レイブロックBLK0〜BLK3における各書き込みデ
ータ選択回路60〜63および補助用書き込みデータ選
択回路64は同一構成を有し、判定回路の出力判定信号
S9および判定信号S9をインバータ10で反転させた
信号RS9を受けて、判定信号S9がハイレベルの場合
には対応するデータラッチ50〜53,54にラッチさ
れているデータを反転させて対応するビット線BL0〜
BL3,SBLに出力し、判定信号S9がローレベルの
場合には対応するデータラッチ50〜53,54にラッ
チされているデータをそのまま(正転)で対応するビッ
ト線BL0〜BL3,SBLに出力する。
レイブロックBLK0〜BLK3における各書き込みデ
ータ選択回路60〜63および補助用書き込みデータ選
択回路64は同一構成を有し、判定回路の出力判定信号
S9および判定信号S9をインバータ10で反転させた
信号RS9を受けて、判定信号S9がハイレベルの場合
には対応するデータラッチ50〜53,54にラッチさ
れているデータを反転させて対応するビット線BL0〜
BL3,SBLに出力し、判定信号S9がローレベルの
場合には対応するデータラッチ50〜53,54にラッ
チされているデータをそのまま(正転)で対応するビッ
ト線BL0〜BL3,SBLに出力する。
【0031】図3は、書き込みデータ選択回路の構成例
を示す回路図である。図3に示すように、書き込みデー
タ選択回路は、3個のインバータINV1,INV2,
INV3および2個の転送ゲートTM1,TM2により
構成されている。インバータINV1,INV2は直列
に接続され、インバータINV1およびINV3の入力
端子が対応するデータラッチの出力端子に接続されてい
る。インバータINV2の出力端子が転送ゲートTM1
の一方の入出力端子に接続され、インバータINV3の
出力端子が転送ゲートTM2の一方の入出力端子に接続
され、転送ゲートTM1,TM2の他方の入出力端子が
共通のビット線BLの一端側に接続されている。そし
て、信号S9の入力ラインが転送ゲートTM1を構成す
るpチャネルMOS(PMOS)トランジスタP1のゲ
ートおよび転送ゲートTM2を構成するNMOSトラン
ジスタN2のゲートに接続され、信号RS9の入力ライ
ンが転送ゲートTM1を構成するNMOSトランジスタ
N1のゲートおよび転送ゲートTM2を構成するPMO
SトランジスタP2のゲートに接続されている。
を示す回路図である。図3に示すように、書き込みデー
タ選択回路は、3個のインバータINV1,INV2,
INV3および2個の転送ゲートTM1,TM2により
構成されている。インバータINV1,INV2は直列
に接続され、インバータINV1およびINV3の入力
端子が対応するデータラッチの出力端子に接続されてい
る。インバータINV2の出力端子が転送ゲートTM1
の一方の入出力端子に接続され、インバータINV3の
出力端子が転送ゲートTM2の一方の入出力端子に接続
され、転送ゲートTM1,TM2の他方の入出力端子が
共通のビット線BLの一端側に接続されている。そし
て、信号S9の入力ラインが転送ゲートTM1を構成す
るpチャネルMOS(PMOS)トランジスタP1のゲ
ートおよび転送ゲートTM2を構成するNMOSトラン
ジスタN2のゲートに接続され、信号RS9の入力ライ
ンが転送ゲートTM1を構成するNMOSトランジスタ
N1のゲートおよび転送ゲートTM2を構成するPMO
SトランジスタP2のゲートに接続されている。
【0032】このような構成において、判定信号S9が
ハイレベルの場合には、転送ゲートTM2が導通状態と
なりデータラッチの反転信号が出力される。一方、判定
信号S9がローレベルの場合には、転送ゲートTM1が
導通状態となりデータラッチの正転信号が出力される。
ハイレベルの場合には、転送ゲートTM2が導通状態と
なりデータラッチの反転信号が出力される。一方、判定
信号S9がローレベルの場合には、転送ゲートTM1が
導通状態となりデータラッチの正転信号が出力される。
【0033】I/Oバッファ群7は、各メモリアレイブ
ロックBLK0〜BLK3およびカウンタ群8のカウン
タ80〜83に対応したI/Oバッファ70〜73によ
り構成されており、外部からロードされたデータを対応
するメモリアレイブロックBLK0〜BLK3およびカ
ウンタ群8のカウンタ80〜83に入力させる。
ロックBLK0〜BLK3およびカウンタ群8のカウン
タ80〜83に対応したI/Oバッファ70〜73によ
り構成されており、外部からロードされたデータを対応
するメモリアレイブロックBLK0〜BLK3およびカ
ウンタ群8のカウンタ80〜83に入力させる。
【0034】カウンタ群8は、カウンタ80〜83によ
り構成され、各カウンタ80〜83は、各メモリアレイ
ブロックBLK0〜BLK3の4個のデータ用メモリセ
ルMCに“0”データを書き込むセル数をそれぞれカウ
ントし、判定回路9に出力する。
り構成され、各カウンタ80〜83は、各メモリアレイ
ブロックBLK0〜BLK3の4個のデータ用メモリセ
ルMCに“0”データを書き込むセル数をそれぞれカウ
ントし、判定回路9に出力する。
【0035】判定回路9は、各カウンタ80〜83のカ
ウント値を受けて、一行全体のデータ用メモリセルMC
にFNトンネリング現象を誘起させる“0”データを書
き込むセルが過半数以上(本実施形態では8個)ある場
合にはハイレベルで判定信号S9を出力し、対応する一
行全体のメモリセルMCに“0”データを書き込むセル
が過半数より少ない(本実施形態では7個以下)場合に
はローレベルで判定信号S9を出力する。
ウント値を受けて、一行全体のデータ用メモリセルMC
にFNトンネリング現象を誘起させる“0”データを書
き込むセルが過半数以上(本実施形態では8個)ある場
合にはハイレベルで判定信号S9を出力し、対応する一
行全体のメモリセルMCに“0”データを書き込むセル
が過半数より少ない(本実施形態では7個以下)場合に
はローレベルで判定信号S9を出力する。
【0036】次に、上記構成による動作を説明する。ま
ず、書き込みを行う場合、書き込み対象のメモリセルを
含む行ブロック全体(ページ単位全体)を消去してから
所望データの書き込みが行われる。消去を行うとブロッ
ク内のメモリセルMCは全て同じ状態になる。ここで
は、この状態を“1”と定義する。
ず、書き込みを行う場合、書き込み対象のメモリセルを
含む行ブロック全体(ページ単位全体)を消去してから
所望データの書き込みが行われる。消去を行うとブロッ
ク内のメモリセルMCは全て同じ状態になる。ここで
は、この状態を“1”と定義する。
【0037】この状態において、外部からの16ビット
のデータは各メモリアレイブロックBLK0〜BLK3
に対応して4ビットずつI/Oバッファ70〜73に入
力される。I/Oバッファ70〜73に入力された外部
データは、各メモリアレイブロックBLK0〜BLK3
のカラムデコーダ4に入力されるとともに、カウンタ8
0〜83に入力される。
のデータは各メモリアレイブロックBLK0〜BLK3
に対応して4ビットずつI/Oバッファ70〜73に入
力される。I/Oバッファ70〜73に入力された外部
データは、各メモリアレイブロックBLK0〜BLK3
のカラムデコーダ4に入力されるとともに、カウンタ8
0〜83に入力される。
【0038】カラムデコーダ4では、アドレス応じた信
号線SBL0〜SBL3がハイレベルに設定され、対応
するカラムゲート40〜43のうちのいずれかが導通状
態となり、対応するデータラッチ50〜53にラッチさ
れる。
号線SBL0〜SBL3がハイレベルに設定され、対応
するカラムゲート40〜43のうちのいずれかが導通状
態となり、対応するデータラッチ50〜53にラッチさ
れる。
【0039】一方、カウンタ80〜83では、各メモリ
アレイブロックBLK0〜BLK3の4個のデータ用メ
モリセルMCに“0”データを書き込むセル数がいくつ
あるかがカウントされ、そのカウント値が判定回路9に
出力される。
アレイブロックBLK0〜BLK3の4個のデータ用メ
モリセルMCに“0”データを書き込むセル数がいくつ
あるかがカウントされ、そのカウント値が判定回路9に
出力される。
【0040】判定回路9では、各カウンタ80〜83の
カウント値を受けて、一行全体のデータ用メモリセルM
Cに“0”データを書き込むセルが過半数以上あると判
定した場合にはハイレベルで判定信号S9が書き込みデ
ータ選択回路群6の各回路60〜64に出力される。こ
れに対して、対応する一行全体のメモリセルMCに
“0”データを書き込むセルが過半数より少ないと判定
した場合にはローレベルで判定信号S9が出力される。
カウント値を受けて、一行全体のデータ用メモリセルM
Cに“0”データを書き込むセルが過半数以上あると判
定した場合にはハイレベルで判定信号S9が書き込みデ
ータ選択回路群6の各回路60〜64に出力される。こ
れに対して、対応する一行全体のメモリセルMCに
“0”データを書き込むセルが過半数より少ないと判定
した場合にはローレベルで判定信号S9が出力される。
【0041】そして、書き込みデータ選択回路群6の各
メモリアレイブロックBLK0〜BLK3における各書
き込みデータ選択回路60〜63および補助用書き込み
データ選択回路64では、判定回路9の出力判定信号S
9および判定信号S9をインバータ10で反転させた信
号RS9を受けて、判定信号S9がハイレベルの場合に
は対応するデータラッチ50〜53,54のラッチされ
ているデータが反転されて対応するビット線BL0〜B
L3,SBLに出力される。これにより、対応する補助
メモリセルSMCには、対応する一行ブロック全体のデ
ータ用メモリセルMCにFNトンネリング現象を誘起さ
せる“0”データを書き込むセルが過半数以上であり、
16個のメモリセルMCに実際の外部からロードされた
データを反転させたデータが書き込まれていることを示
す“0”データが書き込まれる。すなわち、FNトンネ
リング現象を誘起させる“0”データを書き込むセル
は、ページ内のメモリセルMCの数の過半数より少ない
数となる。
メモリアレイブロックBLK0〜BLK3における各書
き込みデータ選択回路60〜63および補助用書き込み
データ選択回路64では、判定回路9の出力判定信号S
9および判定信号S9をインバータ10で反転させた信
号RS9を受けて、判定信号S9がハイレベルの場合に
は対応するデータラッチ50〜53,54のラッチされ
ているデータが反転されて対応するビット線BL0〜B
L3,SBLに出力される。これにより、対応する補助
メモリセルSMCには、対応する一行ブロック全体のデ
ータ用メモリセルMCにFNトンネリング現象を誘起さ
せる“0”データを書き込むセルが過半数以上であり、
16個のメモリセルMCに実際の外部からロードされた
データを反転させたデータが書き込まれていることを示
す“0”データが書き込まれる。すなわち、FNトンネ
リング現象を誘起させる“0”データを書き込むセル
は、ページ内のメモリセルMCの数の過半数より少ない
数となる。
【0042】一方、判定信号S9がローレベルの場合に
は対応するデータラッチ50〜53,54のラッチされ
ているデータが正転のままで対応するビット線BL0〜
BL3,SBLに出力される。これにより、対応する補
助メモリセルSMCには、対応する一行ブロック全体の
メモリセルMCに“0”データを書き込むセルが過半数
より少ない数であり、16個のメモリセルMCに実際の
外部からロードされたデータが正転の状態、すなわち書
き込むべきそのままのデータが書き込まれていることを
示す”1“データが書き込まれる。この場合も、FNト
ンネリング現象を誘起させる“0”データを書き込むセ
ルは、ページ内のメモリセルMCの数の過半数より少な
い数となる。
は対応するデータラッチ50〜53,54のラッチされ
ているデータが正転のままで対応するビット線BL0〜
BL3,SBLに出力される。これにより、対応する補
助メモリセルSMCには、対応する一行ブロック全体の
メモリセルMCに“0”データを書き込むセルが過半数
より少ない数であり、16個のメモリセルMCに実際の
外部からロードされたデータが正転の状態、すなわち書
き込むべきそのままのデータが書き込まれていることを
示す”1“データが書き込まれる。この場合も、FNト
ンネリング現象を誘起させる“0”データを書き込むセ
ルは、ページ内のメモリセルMCの数の過半数より少な
い数となる。
【0043】以上説明したように、本第1の実施の形態
によれば、時間を要するFNトンネリング現象を誘起さ
せる“0”データを書き込むセルは、行ブロック内のメ
モリセルMCの数の過半数より少ない数となることか
ら、書き込みおよびそのベリファイに要する時間を短縮
できる利点がある。
によれば、時間を要するFNトンネリング現象を誘起さ
せる“0”データを書き込むセルは、行ブロック内のメ
モリセルMCの数の過半数より少ない数となることか
ら、書き込みおよびそのベリファイに要する時間を短縮
できる利点がある。
【0044】なお、本第1の実施形態では、補助メモリ
セル2を各行対応に1ビットずつ設けた例を示したが、
複数ビットの場合であっても本発明が適用できることは
いうまでもない。
セル2を各行対応に1ビットずつ設けた例を示したが、
複数ビットの場合であっても本発明が適用できることは
いうまでもない。
【0045】第2実施形態 図4は、本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第2の
実施形態を示す回路図である。本第2の実施形態が上述
した第1の実施形態と異なる点は、カウンタおよび判定
回路を設ける代わりに、一端がPMOSトランジスタP
T1を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続され、他
端が各書き込みデータ選択回路60〜63,64および
インバータ10の入力端子に接続された判定線JDLを
設けるとともに、カラムゲート40〜43の出力線にそ
れぞれ接続され、判定線JDLと接地ラインとの間に接
続されたNMOSトランジスタNT0〜NT3を設け、
ワイヤードオアロジックにより、“0”データ書き込み
の有無を判定し、外部からの書き込みデータが全て
“0”の場合に、補助メモリセルSMCにのみ“0”デ
ータ書き込みを行うようにしたことにある。
実施形態を示す回路図である。本第2の実施形態が上述
した第1の実施形態と異なる点は、カウンタおよび判定
回路を設ける代わりに、一端がPMOSトランジスタP
T1を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続され、他
端が各書き込みデータ選択回路60〜63,64および
インバータ10の入力端子に接続された判定線JDLを
設けるとともに、カラムゲート40〜43の出力線にそ
れぞれ接続され、判定線JDLと接地ラインとの間に接
続されたNMOSトランジスタNT0〜NT3を設け、
ワイヤードオアロジックにより、“0”データ書き込み
の有無を判定し、外部からの書き込みデータが全て
“0”の場合に、補助メモリセルSMCにのみ“0”デ
ータ書き込みを行うようにしたことにある。
【0046】このような構成において、書き込みを行う
場合、第1の実施形態と同様に、書き込み対象のメモリ
セルを含む行内全体を消去してから所望データの書き込
みが行われる。消去を行うとブロック内のメモリセルM
Cは全て同じ状態になる。ここでは、この状態を“1”
と定義する。
場合、第1の実施形態と同様に、書き込み対象のメモリ
セルを含む行内全体を消去してから所望データの書き込
みが行われる。消去を行うとブロック内のメモリセルM
Cは全て同じ状態になる。ここでは、この状態を“1”
と定義する。
【0047】この状態において、データをロードする前
に信号PCBが一定期間ローレベルで供給される。これ
により、PMOSトランジスタPT1が導通状態とな
り、判定線JDLが電源電圧VCCレベルにチャージされ
る。そして、書き込みデータが全て“0”である場合に
は、各メモリアレイブロックBLK0〜BLK3のNM
OSトランジスタNT0〜NT3が全て非導通状態とな
り、判定線JDLは電源電圧VCCレベルに保持される。
その結果、書き込みデータ選択回路群6の各メモリアレ
イブロックBLK0〜BLK3における各書き込みデー
タ選択回路60〜63および補助用書き込みデータ選択
回路64では、判定線JDLのハイレベルおよびインバ
ータ10で反転させたローレベルを受けて、対応するデ
ータラッチ50〜53,54のラッチされているデータ
が反転されて対応するビット線BL0〜BL3,SBL
に出力される。これにより、対応する補助メモリセルS
MCにのみ、対応する一行ブロック全体のデータ用メモ
リセルMCにFNトンネリング現象を誘起させる“0”
データが書き込まれ、16個のメモリセルMCに実際の
外部からロードされたデータを反転させたFNトンネリ
ング現象を誘起させないデータ“1”が書き込まれる。
に信号PCBが一定期間ローレベルで供給される。これ
により、PMOSトランジスタPT1が導通状態とな
り、判定線JDLが電源電圧VCCレベルにチャージされ
る。そして、書き込みデータが全て“0”である場合に
は、各メモリアレイブロックBLK0〜BLK3のNM
OSトランジスタNT0〜NT3が全て非導通状態とな
り、判定線JDLは電源電圧VCCレベルに保持される。
その結果、書き込みデータ選択回路群6の各メモリアレ
イブロックBLK0〜BLK3における各書き込みデー
タ選択回路60〜63および補助用書き込みデータ選択
回路64では、判定線JDLのハイレベルおよびインバ
ータ10で反転させたローレベルを受けて、対応するデ
ータラッチ50〜53,54のラッチされているデータ
が反転されて対応するビット線BL0〜BL3,SBL
に出力される。これにより、対応する補助メモリセルS
MCにのみ、対応する一行ブロック全体のデータ用メモ
リセルMCにFNトンネリング現象を誘起させる“0”
データが書き込まれ、16個のメモリセルMCに実際の
外部からロードされたデータを反転させたFNトンネリ
ング現象を誘起させないデータ“1”が書き込まれる。
【0048】一方、書き込みデータに“1”がある場合
には、いずれかのNMOSトランジスタNT0〜NT3
が導通状態となり、判定線JDLのレベルが接地レベル
のローレベルに遷移する。判定信号S9がローレベルの
場合には対応するデータラッチ50〜53,54のラッ
チされているデータが正転のままで対応するビット線B
L0〜BL3,SBLに出力される。これにより、対応
する補助メモリセルSMCには、“1”データが書き込
まれ、16個のメモリセルMCに実際の外部からロード
されたデータが正転のままで書き込まれる。
には、いずれかのNMOSトランジスタNT0〜NT3
が導通状態となり、判定線JDLのレベルが接地レベル
のローレベルに遷移する。判定信号S9がローレベルの
場合には対応するデータラッチ50〜53,54のラッ
チされているデータが正転のままで対応するビット線B
L0〜BL3,SBLに出力される。これにより、対応
する補助メモリセルSMCには、“1”データが書き込
まれ、16個のメモリセルMCに実際の外部からロード
されたデータが正転のままで書き込まれる。
【0049】また、読み出し時には、データ用メモリセ
ルのデータと書き込み状態用の補助メモリセルのデータ
との論理をとって出力される。
ルのデータと書き込み状態用の補助メモリセルのデータ
との論理をとって出力される。
【0050】本第2の実施形態によれば、同一のワード
線に接続された全てのメモリセルMCに“0”データを
書き込む場合には、同一ワード線に接続された書き込み
状態用補助メモリセルSMCに対してのみFNトンネリ
ング現象を誘起させる書き込みを行うので、書き込みお
よびそのベリファイに要する時間を短縮できる。
線に接続された全てのメモリセルMCに“0”データを
書き込む場合には、同一ワード線に接続された書き込み
状態用補助メモリセルSMCに対してのみFNトンネリ
ング現象を誘起させる書き込みを行うので、書き込みお
よびそのベリファイに要する時間を短縮できる。
【0051】第3実施形態 図5は、本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第3の
実施形態を示す回路図である。本第3の実施形態は多値
(4値)記憶装置の場合であり、図5は読み出し系回路
の具体的な構成を示し、図6は図5における書き込み回
路の具体的な構成を示している。
実施形態を示す回路図である。本第3の実施形態は多値
(4値)記憶装置の場合であり、図5は読み出し系回路
の具体的な構成を示し、図6は図5における書き込み回
路の具体的な構成を示している。
【0052】図5において、101は多値メモリセルア
レイ、102は定義ビットセルアレイ、103はロウデ
コーダ、104はカラムデコーダ、105はカラムゲー
ト、106a,106b,106c,106d,106
eはセンスアンプ、107a,107b,107c,1
07dは排他的ノアゲート、108a,108b,10
8c,108dは出力パッドをそれぞれ示している。
レイ、102は定義ビットセルアレイ、103はロウデ
コーダ、104はカラムデコーダ、105はカラムゲー
ト、106a,106b,106c,106d,106
eはセンスアンプ、107a,107b,107c,1
07dは排他的ノアゲート、108a,108b,10
8c,108dは出力パッドをそれぞれ示している。
【0053】多値メモリセルアレイ101は、不揮発性
のメモリセルトランジスタであるフラッシュメモリセル
PMCが行列状に配列されて構成されている。そして、
同一行の各メモリセルMCのコントロールゲートがロウ
デコーダ103で駆動される共通のワード線WLにそれ
ぞれ接続され、ソースが共通のソース線SRLに接続さ
れている。また、同一列のメモリセルPMCのドレイン
は共通のビット線BLに接続されている。多値メモリセ
ルアレイ101は、たとえば、4メモリアレイブロック
に分割される。
のメモリセルトランジスタであるフラッシュメモリセル
PMCが行列状に配列されて構成されている。そして、
同一行の各メモリセルMCのコントロールゲートがロウ
デコーダ103で駆動される共通のワード線WLにそれ
ぞれ接続され、ソースが共通のソース線SRLに接続さ
れている。また、同一列のメモリセルPMCのドレイン
は共通のビット線BLに接続されている。多値メモリセ
ルアレイ101は、たとえば、4メモリアレイブロック
に分割される。
【0054】定義ビットセルアレイ102は、多値メモ
リセルアレイ101を構成するデータ用メモリセルPM
Cと同一構成のメモリセルトランジスタからなる定義用
補助メモリセルDMCが多値メモリセルアレイ101の
配列に対応した形で配列されて構成されている。定義ビ
ットセルアレイ102の各行の補助メモリセルDMCの
コントロールゲートはメモリセルアレイ1の対応する行
のデータ用メモリセルPMCと同一のワード線WLに接
続され、ソースも共通のソース線SRLに接続されてい
る。また、各補助メモリセルDMCのドレインは共通の
補助ビット線SBLに接続されている。
リセルアレイ101を構成するデータ用メモリセルPM
Cと同一構成のメモリセルトランジスタからなる定義用
補助メモリセルDMCが多値メモリセルアレイ101の
配列に対応した形で配列されて構成されている。定義ビ
ットセルアレイ102の各行の補助メモリセルDMCの
コントロールゲートはメモリセルアレイ1の対応する行
のデータ用メモリセルPMCと同一のワード線WLに接
続され、ソースも共通のソース線SRLに接続されてい
る。また、各補助メモリセルDMCのドレインは共通の
補助ビット線SBLに接続されている。
【0055】この多値記憶装置は、連続する2回のサイ
クルのデータを一つのメモリセルに書き込み、読み出す
回路である。多値メモリセルPMCに記憶されるデータ
は4値、たとえばデータ“00”,“01”,“1
0”,“11”が記憶されるが、消去後のデータは、図
7に示すように、たとえば“11”として定義される。
同一ワード線に接続された多値メモリセルに記憶される
データのうち、一番多く記憶されるデータを消去状態を
示す“11”に再定義するため、その一番多いデータが
“11”に再定義されるデータとして補助メモリセルD
MCに書き込まれる。
クルのデータを一つのメモリセルに書き込み、読み出す
回路である。多値メモリセルPMCに記憶されるデータ
は4値、たとえばデータ“00”,“01”,“1
0”,“11”が記憶されるが、消去後のデータは、図
7に示すように、たとえば“11”として定義される。
同一ワード線に接続された多値メモリセルに記憶される
データのうち、一番多く記憶されるデータを消去状態を
示す“11”に再定義するため、その一番多いデータが
“11”に再定義されるデータとして補助メモリセルD
MCに書き込まれる。
【0056】また、センスアンプ106a〜106d
は、上述したメモリセルアレイの4ブロックに対応して
設けられるとともに、定義ビットセルアレイ102の出
力用にセンスアンプ106eが設けられている。そし
て、読み出し時には、センスアンプ106a〜106d
で増幅されたデータとセンスアンプ106eで増幅され
た定義データとが、各排他的ノアゲート107a,10
7b,107c,107dで排他的否定的論理和がとら
れ、その結果が出力パッド108a〜108bを介して
出力される。
は、上述したメモリセルアレイの4ブロックに対応して
設けられるとともに、定義ビットセルアレイ102の出
力用にセンスアンプ106eが設けられている。そし
て、読み出し時には、センスアンプ106a〜106d
で増幅されたデータとセンスアンプ106eで増幅され
た定義データとが、各排他的ノアゲート107a,10
7b,107c,107dで排他的否定的論理和がとら
れ、その結果が出力パッド108a〜108bを介して
出力される。
【0057】書き込み回路200は、メモリセルアレイ
の分割ブロックに対応して入出力パッド201,21
1,…が設けられ、連続する2回のサイクルをひとかた
まりのデータとして取り扱うため、各入出力パッド20
1,211,…に対して第1データラッチ202,21
2、第2データラッチ203,213、…がそれぞれ対
として接続されている。各第1データラッチ202,2
12、第2データラッチ203,213、…の出力は、
データデコーダ204、205に接続されているととも
に、カラムゲート221に接続されている。
の分割ブロックに対応して入出力パッド201,21
1,…が設けられ、連続する2回のサイクルをひとかた
まりのデータとして取り扱うため、各入出力パッド20
1,211,…に対して第1データラッチ202,21
2、第2データラッチ203,213、…がそれぞれ対
として接続されている。各第1データラッチ202,2
12、第2データラッチ203,213、…の出力は、
データデコーダ204、205に接続されているととも
に、カラムゲート221に接続されている。
【0058】データデコーダ204は、第1データラッ
チ202および第2データラッチ203にラッチされた
データをデコードして、カウンタ205〜208に出力
する。同様に、データデコーダ214は、第1データラ
ッチ212および第2データラッチ213にラッチされ
たデータをデコードして、カウンタ215〜218に出
力する。
チ202および第2データラッチ203にラッチされた
データをデコードして、カウンタ205〜208に出力
する。同様に、データデコーダ214は、第1データラ
ッチ212および第2データラッチ213にラッチされ
たデータをデコードして、カウンタ215〜218に出
力する。
【0059】カウンタ205,215は、書き込みデー
タのうちのデータ“00”の数をカウントして、その結
果をデータ線DL0に出力する。カウンタ206,21
6は、書き込みデータのうちのデータ“01”の数をカ
ウントして、その結果をデータ線DL1に出力する。カ
ウンタ207,217は、書き込みデータのうちのデー
タ“10”の数をカウントして、その結果をデータ線D
L2に出力する。カウンタ208,218は、書き込み
データのうちのデータ“11”の数をカウントして、そ
の結果をデータ線DL3に出力する。
タのうちのデータ“00”の数をカウントして、その結
果をデータ線DL0に出力する。カウンタ206,21
6は、書き込みデータのうちのデータ“01”の数をカ
ウントして、その結果をデータ線DL1に出力する。カ
ウンタ207,217は、書き込みデータのうちのデー
タ“10”の数をカウントして、その結果をデータ線D
L2に出力する。カウンタ208,218は、書き込み
データのうちのデータ“11”の数をカウントして、そ
の結果をデータ線DL3に出力する。
【0060】定義ビット決定回路230は、データ線D
L0〜DL3に出力された各カウンタ205〜208、
215〜218のカウント値を受けて、一番多い書き込
みデータに応じてデータ“11”として割り振るべき定
義ビットを決定する。たとえば、データ“00”が一番
多い場合は定義ビットに“11”を、データ“01”が
一番多い場合は定義ビットに“10”を、データ“1
0”が一番多い場合は定義ビットに“01”を、データ
“11”が一番多い場合は定義ビットに“00”を決定
し、その結果を信号S230として、データラッチ/デ
ータ変換回路222に出力する。
L0〜DL3に出力された各カウンタ205〜208、
215〜218のカウント値を受けて、一番多い書き込
みデータに応じてデータ“11”として割り振るべき定
義ビットを決定する。たとえば、データ“00”が一番
多い場合は定義ビットに“11”を、データ“01”が
一番多い場合は定義ビットに“10”を、データ“1
0”が一番多い場合は定義ビットに“01”を、データ
“11”が一番多い場合は定義ビットに“00”を決定
し、その結果を信号S230として、データラッチ/デ
ータ変換回路222に出力する。
【0061】データラッチ/データ変換回路222は、
カラムゲート221を介した書き込みデータをラッチす
るとともに、定義ビット決定回路230の出力信号S2
30が示す定義ビットの内容に応じて、外部からの書き
込みデータを再定義し、再定義したデータに変換してビ
ット線BLに出力する。
カラムゲート221を介した書き込みデータをラッチす
るとともに、定義ビット決定回路230の出力信号S2
30が示す定義ビットの内容に応じて、外部からの書き
込みデータを再定義し、再定義したデータに変換してビ
ット線BLに出力する。
【0062】図8〜図11に、定義ビット毎の外部デー
タと実際にメモリセルPMCに書き込まれる変換後のデ
ータとの対応関係を示す。
タと実際にメモリセルPMCに書き込まれる変換後のデ
ータとの対応関係を示す。
【0063】図8は書き込みデータのうちデータ“0
0”が一番多く定義ビットが“11”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“1
1”に変換され、外部データ“01”は“10”に変換
され、外部データ“10”は“01”に変換され、外部
データ“11”は“00”に変換される。
0”が一番多く定義ビットが“11”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“1
1”に変換され、外部データ“01”は“10”に変換
され、外部データ“10”は“01”に変換され、外部
データ“11”は“00”に変換される。
【0064】図9は書き込みデータのうちデータ“0
1”が一番多く定義ビットが“10”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“1
0”に変換され、外部データ“01”は“11”に変換
され、外部データ“10”は“00”に変換され、外部
データ“11”は“01”に変換される。
1”が一番多く定義ビットが“10”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“1
0”に変換され、外部データ“01”は“11”に変換
され、外部データ“10”は“00”に変換され、外部
データ“11”は“01”に変換される。
【0065】図10は書き込みデータのうちデータ“1
0”が一番多く定義ビットが“01”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“0
1”に変換され、外部データ“01”は“00”に変換
され、外部データ“10”は“11”に変換され、外部
データ“11”は“10”に変換される。
0”が一番多く定義ビットが“01”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“0
1”に変換され、外部データ“01”は“00”に変換
され、外部データ“10”は“11”に変換され、外部
データ“11”は“10”に変換される。
【0066】図11は書き込みデータのうちデータ“1
1”が一番多く定義ビットが“00”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“0
0”のままで、外部データ“01”は“01”のまま
で、外部データ“10”は“10のままで、外部データ
“11”は“11”のままに保持される。
1”が一番多く定義ビットが“00”に決定された場合
の外部からのデータとメモリセルのデータとの対応関係
を示している。この場合、外部データ“00”は“0
0”のままで、外部データ“01”は“01”のまま
で、外部データ“10”は“10のままで、外部データ
“11”は“11”のままに保持される。
【0067】図12は、消去状態を“11”とした場合
であって、図5および図6の多値メモリセルアレイに応
用した場合の外部からのデータとこれに応じて設定され
た定義ビット、並びに定義ビットで再定義されたメモリ
セルの書き込まれるデータとの関係を示す図であり、図
12中(a)〜(d)が外部からのデータと定義ビット
との関係を示し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビッ
トで再定義されたメモリセルの書き込まれるデータとの
関係を示している。
であって、図5および図6の多値メモリセルアレイに応
用した場合の外部からのデータとこれに応じて設定され
た定義ビット、並びに定義ビットで再定義されたメモリ
セルの書き込まれるデータとの関係を示す図であり、図
12中(a)〜(d)が外部からのデータと定義ビット
との関係を示し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビッ
トで再定義されたメモリセルの書き込まれるデータとの
関係を示している。
【0068】図12(a)の場合、書き込むページ内の
外部データは“01”が一番多い。したがって、データ
“01”を消去後のデータ“11”に再定義するように
定義ビット“10”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(a’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが2個に減少する。
外部データは“01”が一番多い。したがって、データ
“01”を消去後のデータ“11”に再定義するように
定義ビット“10”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(a’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが2個に減少する。
【0069】図12(b)の場合、書き込むページ内の
外部データは“11”が一番多い。したがっって、デー
タ“11”を消去後のデータ“11”に再定義するよう
に定義ビット“00”が決定される。この決定に従って
再定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(b’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
外部データは“11”が一番多い。したがっって、デー
タ“11”を消去後のデータ“11”に再定義するよう
に定義ビット“00”が決定される。この決定に従って
再定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(b’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
【0070】図12(c)の場合、書き込むページ内の
外部データは“00”が一番多い。したがって、データ
“00”を消去後のデータ“11”に再定義するように
定義ビット“11”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(c’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが1個に減少する。
外部データは“00”が一番多い。したがって、データ
“00”を消去後のデータ“11”に再定義するように
定義ビット“11”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(c’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが1個に減少する。
【0071】図12(d)の場合、書き込むページ内の
外部データは“10”が一番多い。したがって、データ
“10”を消去後のデータ“11”に再定義するように
定義ビット“01”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(d’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
外部データは“10”が一番多い。したがって、データ
“10”を消去後のデータ“11”に再定義するように
定義ビット“01”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(d’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
【0072】次に、上記構成による動作を説明する。ま
ず、書き込みを行う場合、書き込み対象のメモリセルを
含む行ブロック全体(ページ全体)を消去してから所望
データの書き込みが行われる。消去を行うとブロック内
のメモリセルMCは全て同じ状態になる。ここでは、こ
の状態を“11”と定義する。
ず、書き込みを行う場合、書き込み対象のメモリセルを
含む行ブロック全体(ページ全体)を消去してから所望
データの書き込みが行われる。消去を行うとブロック内
のメモリセルMCは全て同じ状態になる。ここでは、こ
の状態を“11”と定義する。
【0073】この状態において、“00”、“01”、
“10”、“11”の4値をとる、たとえば16ビット
の外部データが書き込み回路200の各入出力パッド2
01,211、…に入力され、対応する第1データラッ
チ202,212,…、さらには第2データラッチ20
3,213,…にラッチされる。ラッチされたデータ
は、カラムゲート221およびデータデコーダ204に
入力される。データデコーダ204でデコードされた第
1データラッチ202および第2データラッチ203に
ラッチされたデータは、カウンタ205〜208に出力
される。同様に、データデコーダ214でデコードされ
た第1データラッチ212および第2データラッチ21
3にラッチされたデータは、カウンタ215〜218に
出力される。
“10”、“11”の4値をとる、たとえば16ビット
の外部データが書き込み回路200の各入出力パッド2
01,211、…に入力され、対応する第1データラッ
チ202,212,…、さらには第2データラッチ20
3,213,…にラッチされる。ラッチされたデータ
は、カラムゲート221およびデータデコーダ204に
入力される。データデコーダ204でデコードされた第
1データラッチ202および第2データラッチ203に
ラッチされたデータは、カウンタ205〜208に出力
される。同様に、データデコーダ214でデコードされ
た第1データラッチ212および第2データラッチ21
3にラッチされたデータは、カウンタ215〜218に
出力される。
【0074】カウンタ205,215では、書き込みデ
ータのうちのデータ“00”の数がカウントされ、その
結果がデータ線DL0に出力され、カウンタ206,2
16では、書き込みデータのうちのデータ“01”の数
がカウントされ、その結果がデータ線DL1に出力さ
れ、カウンタ207,217では、書き込みデータのう
ちのデータ“10”の数がカウントされ、その結果がデ
ータ線DL2に出力され、カウンタ208,218で
は、書き込みデータのうちのデータ“11”の数がカウ
ントされ、その結果がデータ線DL3に出力される。そ
して、各データ線DL0〜DL3のカウントデータは、
定義ビット決定回路230に入力される。
ータのうちのデータ“00”の数がカウントされ、その
結果がデータ線DL0に出力され、カウンタ206,2
16では、書き込みデータのうちのデータ“01”の数
がカウントされ、その結果がデータ線DL1に出力さ
れ、カウンタ207,217では、書き込みデータのう
ちのデータ“10”の数がカウントされ、その結果がデ
ータ線DL2に出力され、カウンタ208,218で
は、書き込みデータのうちのデータ“11”の数がカウ
ントされ、その結果がデータ線DL3に出力される。そ
して、各データ線DL0〜DL3のカウントデータは、
定義ビット決定回路230に入力される。
【0075】定義ビット決定回路230では、データ線
DL0〜DL3に出力された各カウンタ205〜20
8、215〜218のカウント値を受けて、一番多い書
き込みデータに応じてデータ“11”として割り振るべ
き定義ビットが決定される。すなわち、データ“00”
が一番多い場合は定義ビットに“11”が、データ“0
1”が一番多い場合は定義ビットに“10”が、データ
“10”が一番多い場合は定義ビットに“01”が、デ
ータ“11”が一番多い場合は定義ビットに“00”が
決定され、その結果が信号S230として、データラッ
チ/データ変換回路222に出力される。
DL0〜DL3に出力された各カウンタ205〜20
8、215〜218のカウント値を受けて、一番多い書
き込みデータに応じてデータ“11”として割り振るべ
き定義ビットが決定される。すなわち、データ“00”
が一番多い場合は定義ビットに“11”が、データ“0
1”が一番多い場合は定義ビットに“10”が、データ
“10”が一番多い場合は定義ビットに“01”が、デ
ータ“11”が一番多い場合は定義ビットに“00”が
決定され、その結果が信号S230として、データラッ
チ/データ変換回路222に出力される。
【0076】データラッチ/データ変換回路222で
は、カラムゲート221を介した書き込みデータをラッ
チされるとともに、定義ビット決定回路230の出力信
号S230が示す定義ビットの内容に応じて、外部から
の書き込みデータが変換されてビット線BLに出力す
る。
は、カラムゲート221を介した書き込みデータをラッ
チされるとともに、定義ビット決定回路230の出力信
号S230が示す定義ビットの内容に応じて、外部から
の書き込みデータが変換されてビット線BLに出力す
る。
【0077】すなわち、書き込みデータのうちデータ
“00”が一番多く定義ビットが“11”に決定された
場合、外部データ“00”は“11”に変換され、外部
データ“01”は“10”に変換され、外部データ“1
0”は“01”に変換され、外部データ“11”は“0
0”に変換される。書き込みデータのうちデータ“0
1”が一番多く定義ビットが“10”に決定された場
合、外部データ“00”は“10”に変換され、外部デ
ータ“01”は“11”に変換され、外部データ“1
0”は“00”に変換され、外部データ“11”は“0
1”に変換される。書き込みデータのうちデータ“1
0”が一番多く定義ビットが“01”に決定された場
合、外部データ“00”は“01”に変換され、外部デ
ータ“01”は“00”に変換され、外部データ“1
0”は“11”に変換され、外部データ“11”は“1
0”に変換される。そして、書き込みデータのうちデー
タ“11”が一番多く定義ビットが“00”に決定され
た場合、外部データ“00”は“00”のままで、外部
データ“01”は“01”のままで、外部データ“1
0”は“10のままで、外部データ“11”は“11”
のままに保持される。
“00”が一番多く定義ビットが“11”に決定された
場合、外部データ“00”は“11”に変換され、外部
データ“01”は“10”に変換され、外部データ“1
0”は“01”に変換され、外部データ“11”は“0
0”に変換される。書き込みデータのうちデータ“0
1”が一番多く定義ビットが“10”に決定された場
合、外部データ“00”は“10”に変換され、外部デ
ータ“01”は“11”に変換され、外部データ“1
0”は“00”に変換され、外部データ“11”は“0
1”に変換される。書き込みデータのうちデータ“1
0”が一番多く定義ビットが“01”に決定された場
合、外部データ“00”は“01”に変換され、外部デ
ータ“01”は“00”に変換され、外部データ“1
0”は“11”に変換され、外部データ“11”は“1
0”に変換される。そして、書き込みデータのうちデー
タ“11”が一番多く定義ビットが“00”に決定され
た場合、外部データ“00”は“00”のままで、外部
データ“01”は“01”のままで、外部データ“1
0”は“10のままで、外部データ“11”は“11”
のままに保持される。
【0078】以上の定義ビットに基づく書き込みデータ
の再定義により、同一ワード線WLに接続された同一ペ
ージ内の複数(たとえば16)の多値メモリセルPMC
に対する書き込みでは、時間を要するFNトンネリング
現象を誘起させた書き込みが行われるメモリセル数が減
少する。
の再定義により、同一ワード線WLに接続された同一ペ
ージ内の複数(たとえば16)の多値メモリセルPMC
に対する書き込みでは、時間を要するFNトンネリング
現象を誘起させた書き込みが行われるメモリセル数が減
少する。
【0079】また、多値メモリセルPMCへの変換デー
タの書き込みに並行して、定義ビットセルアレイ102
の所定の補助メモリセルDMCに定義ビットが書き込ま
れる。
タの書き込みに並行して、定義ビットセルアレイ102
の所定の補助メモリセルDMCに定義ビットが書き込ま
れる。
【0080】そして、読み出し時には、センスアンプ1
06a〜106dで増幅されたデータとセンスアンプ1
06eで増幅された定義データとが、各排他的ノアゲー
ト107a,107b,107c,107dで排他的否
定的論理和がとられ、その結果が出力パッド108a〜
108bを介して出力される。
06a〜106dで増幅されたデータとセンスアンプ1
06eで増幅された定義データとが、各排他的ノアゲー
ト107a,107b,107c,107dで排他的否
定的論理和がとられ、その結果が出力パッド108a〜
108bを介して出力される。
【0081】以上説明したように、本第3の実施の形態
によれば、書き込みがページ単位で行われる不揮発性の
多値記憶装置において、書き込み時に書き込まれるデー
タのうち一番多いデータをメモリセルの消去状態として
定義し、この定義ビットを定義ビットセルアレイ102
の補助メモリセルDMCに書き込むとともに、書き込み
データを定義データに応じて再定義して書き込み、読み
出し時には、多値メモリセルアレイ101からの読み出
しデータと定義ビットセルアレイ102から読み出した
定義データとの排他的否定的論理和をとって出力するよ
うにしたので、時間を要するFNトンネリング現象を誘
起させて書き込みを行うセル数を減少でき、書き込みお
よびそのベリファイに要する時間を短縮できる。
によれば、書き込みがページ単位で行われる不揮発性の
多値記憶装置において、書き込み時に書き込まれるデー
タのうち一番多いデータをメモリセルの消去状態として
定義し、この定義ビットを定義ビットセルアレイ102
の補助メモリセルDMCに書き込むとともに、書き込み
データを定義データに応じて再定義して書き込み、読み
出し時には、多値メモリセルアレイ101からの読み出
しデータと定義ビットセルアレイ102から読み出した
定義データとの排他的否定的論理和をとって出力するよ
うにしたので、時間を要するFNトンネリング現象を誘
起させて書き込みを行うセル数を減少でき、書き込みお
よびそのベリファイに要する時間を短縮できる。
【0082】なお、本第3の実施形態では、消去状態を
“11”と定義して、定義ビットの決定を行う場合を例
に説明したが、これに限定されるものでないことはいう
までもない。たとえば、図13に示すように、消去状態
を“00”と定義した場合であっても同様の作用効果を
得ることができる。
“11”と定義して、定義ビットの決定を行う場合を例
に説明したが、これに限定されるものでないことはいう
までもない。たとえば、図13に示すように、消去状態
を“00”と定義した場合であっても同様の作用効果を
得ることができる。
【0083】図14は、消去状態を“00”とした場合
であって、図5および図6の多値メモリセルアレイに応
用した場合の外部からのデータとこれに応じて設定られ
た定義ビット、並びに定義ビットで再定義されたメモリ
セルの書き込まれるデータとの関係を示す図であり、図
14中(a)〜(d)が外部からのデータと定義ビット
との関係を示し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビッ
トで再定義されたメモリセルの書き込まれるデータとの
関係を示している。
であって、図5および図6の多値メモリセルアレイに応
用した場合の外部からのデータとこれに応じて設定られ
た定義ビット、並びに定義ビットで再定義されたメモリ
セルの書き込まれるデータとの関係を示す図であり、図
14中(a)〜(d)が外部からのデータと定義ビット
との関係を示し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビッ
トで再定義されたメモリセルの書き込まれるデータとの
関係を示している。
【0084】図14(a)の場合、書き込むページ内の
外部データは“01”が一番多い。したがって、データ
“01”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“01”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図14
(a’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが3個に減少する。
外部データは“01”が一番多い。したがって、データ
“01”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“01”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図14
(a’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが3個に減少する。
【0085】図14(b)の場合、書き込むページ内の
外部データは“11”が一番多い。したがって、データ
“11”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“11”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図14
(b’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
外部データは“11”が一番多い。したがって、データ
“11”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“11”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図14
(b’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
【0086】図14(c)の場合、書き込むページ内の
外部データは“00”が一番多い。したがって、データ
“00”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“00”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図14
(c’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが1個に減少する。
外部データは“00”が一番多い。したがって、データ
“00”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“00”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図14
(c’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが1個に減少する。
【0087】図14(d)の場合、書き込むページ内の
外部データは“10”が一番多い。したがって、データ
“10”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“10”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(d’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
外部データは“10”が一番多い。したがって、データ
“10”を消去後のデータ“00”に再定義するように
定義ビット“10”が決定される。この決定に従って再
定義されたメモリセルに書き込まれるデータは図12
(d’)に示すようにFNトンネリング現象を誘起させ
て書き込みを行うべきビットが4個に減少する。
【0088】また、本3の実施形態では、メモリセルの
しきい値電圧が4個のレベルに分離した4値の記憶装置
について説明したが、しきい値電圧を8個のレベル、1
6個のレベルと2n に分離した多値記憶装置において
も、同様に定義ビットを賦課し、定義ビットに最適なデ
ータを書き込むことにより、書き込みセルの数を減少さ
せることができる。
しきい値電圧が4個のレベルに分離した4値の記憶装置
について説明したが、しきい値電圧を8個のレベル、1
6個のレベルと2n に分離した多値記憶装置において
も、同様に定義ビットを賦課し、定義ビットに最適なデ
ータを書き込むことにより、書き込みセルの数を減少さ
せることができる。
【0089】また、読み出し回路、書き込み回路共に連
続する2回のサイクルのデータを一つのメモリセルに書
き込み、読み出す回路を例に説明したが、2個の入出力
データ(I/O)を一つのメモリセルに書き込み、読み
出すような場合にも、同様に、定義ビットを用いて書き
込みを行うメモリセルの個数を減らすことができる。
続する2回のサイクルのデータを一つのメモリセルに書
き込み、読み出す回路を例に説明したが、2個の入出力
データ(I/O)を一つのメモリセルに書き込み、読み
出すような場合にも、同様に、定義ビットを用いて書き
込みを行うメモリセルの個数を減らすことができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体不
揮発性記憶装置によれば、書き込みを行うセル数を減少
でき、書き込みおよびそのベリファイに要する時間を短
縮できる利点がある。
揮発性記憶装置によれば、書き込みを行うセル数を減少
でき、書き込みおよびそのベリファイに要する時間を短
縮できる利点がある。
【図1】本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第1の
実施形態を示す回路図である。
実施形態を示す回路図である。
【図2】外部からロードされたデータと書き込み状態用
補助メモリセル(書き込み状態セル)SMCに書き込ま
れるデータおよびデータ用メモリセルMCに書き込まれ
るデータの対応関係を示す図である。
補助メモリセル(書き込み状態セル)SMCに書き込ま
れるデータおよびデータ用メモリセルMCに書き込まれ
るデータの対応関係を示す図である。
【図3】本発明に係る書き込みデータ選択回路の構成例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図4】本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第2の
実施形態を示す回路図である。
実施形態を示す回路図である。
【図5】本発明に係る半導体不揮発性記憶装置の第3の
実施形態を示す回路図である。
実施形態を示す回路図である。
【図6】図5の書き込み回路の具体的な構成例を示す回
路図である。
路図である。
【図7】メモリセルの消去された状態をデータ“11”
と定義した場合のしきい値電圧Vthとデータとの関係
を示す図である。
と定義した場合のしきい値電圧Vthとデータとの関係
を示す図である。
【図8】書き込みデータのうちデータ“00”が一番多
く定義ビットが“11”に決定された場合の外部からの
データとメモリセルのデータとの対応関係を示す図であ
る。
く定義ビットが“11”に決定された場合の外部からの
データとメモリセルのデータとの対応関係を示す図であ
る。
【図9】書き込みデータのうちデータ“01”が一番多
く定義ビットが“10”に決定された場合の外部からの
データとメモリセルのデータとの対応関係を示す図であ
る。
く定義ビットが“10”に決定された場合の外部からの
データとメモリセルのデータとの対応関係を示す図であ
る。
【図10】書き込みデータのうちデータ“10”が一番
多く定義ビットが“01”に決定された場合の外部から
のデータとメモリセルのデータとの対応関係を示す図で
ある。
多く定義ビットが“01”に決定された場合の外部から
のデータとメモリセルのデータとの対応関係を示す図で
ある。
【図11】書き込みデータのうちデータ“11”が一番
多く定義ビットが“00”に決定された場合の外部から
のデータとメモリセルのデータとの対応関係を示す図で
ある。
多く定義ビットが“00”に決定された場合の外部から
のデータとメモリセルのデータとの対応関係を示す図で
ある。
【図12】消去状態を“11”とした場合であって、図
5および図6の多値メモリセルアレイに応用した場合の
外部からのデータとこれに応じて設定られた定義ビッ
ト、並びに定義ビットで再定義されたメモリセルの書き
込まれるデータとの関係を示す図であり、(a)〜
(d)が外部からのデータと定義ビットとの関係を示
し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビットで再定義さ
れたメモリセルの書き込まれるデータとの関係を示す図
である。
5および図6の多値メモリセルアレイに応用した場合の
外部からのデータとこれに応じて設定られた定義ビッ
ト、並びに定義ビットで再定義されたメモリセルの書き
込まれるデータとの関係を示す図であり、(a)〜
(d)が外部からのデータと定義ビットとの関係を示
し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビットで再定義さ
れたメモリセルの書き込まれるデータとの関係を示す図
である。
【図13】メモリセルの消去された状態をデータ“0
0”と定義した場合のしきい値電圧Vthとデータとの
関係を示す図である。
0”と定義した場合のしきい値電圧Vthとデータとの
関係を示す図である。
【図14】消去状態を“00”とした場合であって、図
5および図6の多値メモリセルアレイに応用した場合の
外部からのデータとこれに応じて設定られた定義ビッ
ト、並びに定義ビットで再定義されたメモリセルの書き
込まれるデータとの関係を示す図であり、(a)〜
(d)が外部からのデータと定義ビットとの関係を示
し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビットで再定義さ
れたメモリセルの書き込まれるデータとの関係を示す図
である。
5および図6の多値メモリセルアレイに応用した場合の
外部からのデータとこれに応じて設定られた定義ビッ
ト、並びに定義ビットで再定義されたメモリセルの書き
込まれるデータとの関係を示す図であり、(a)〜
(d)が外部からのデータと定義ビットとの関係を示
し、同図中(a’)〜(d’)が定義ビットで再定義さ
れたメモリセルの書き込まれるデータとの関係を示す図
である。
1…メモリセルアレイ 2…補助メモリセルアレイ 3…ロウデコーダ 4…カラムデコーダ 5…データラッチ群 50〜54…データラッチ 6…書き込みデータ選択回路群 60〜64…書き込みデータ選択回路 7…I/Oバッファ群 70〜73…I/Oバッファ 8…カウンタ群 80〜83…カウンタ 9…判定回路 10…インバータ 101…多値メモリセルアレイ 102…定義ビットセルアレイ 103…ロウデコーダ 104…カラムデコーダ 105…カラムゲート 106a,106b,106c,106d,106e…
センスアンプ 107a,107b,107c,107d…排他的ノア
ゲート 108a,108b,108c,108d…出力パッド 200…書き込み回路 201,211…入出力パッド 202,212…第1データラッチ 203,213…第2データラッチ 204,214…データデコーダ 205〜208,215〜218…カウンタ 221…カラムゲート 222…データラッチ/データ変換回路 230…定義ビット決定回路 S9…判定信号 MC…メモリセル PMC…多値メモリセル SMC,DMC…補助メモリセル
センスアンプ 107a,107b,107c,107d…排他的ノア
ゲート 108a,108b,108c,108d…出力パッド 200…書き込み回路 201,211…入出力パッド 202,212…第1データラッチ 203,213…第2データラッチ 204,214…データデコーダ 205〜208,215〜218…カウンタ 221…カラムゲート 222…データラッチ/データ変換回路 230…定義ビット決定回路 S9…判定信号 MC…メモリセル PMC…多値メモリセル SMC,DMC…補助メモリセル
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに逆相の第1のデータおよび第2の
データの書き込みを、複数ビットを構成する全メモリセ
ルの電荷蓄積量を実質的に同じ状態に揃え第2のデータ
が書き込まれたと等価な状態にする消去動作を行った
後、複数ビット並列的に、かつ、所望のメモリセルへの
第1のデータの書き込みを電荷蓄積層の電荷蓄積量を調
整し、しきい値を所望のしきい値に遷移させて行う半導
体不揮発性記憶装置であって、 書き込み時に所定レベルに設定される判定線と、 並列的に入力される複数の書き込みデータに所定の数の
第2のデータが含まれている場合には判定線のレベルを
他のレベルに遷移させる第1の回路と、 上記判定線のレベルに変化がない場合には、書き込みデ
ータの位相を反転させてデータの書き込みを行い、上記
判定線のレベルが変化した場合には、書き込みデータの
位相を正転状態に保持したままでデータの書き込みを行
う第2の回路と、 上記第2の回路によるデータ書き込みが正転状態で行わ
れたか反転状態で行われたかを示すデータが記録される
記録部とを有する半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項2】 上記第1の回路は、上記判定線と基準電
源との間に並列に接続され、ゲートが各書き込みデータ
の入力線にそれぞれ接続され、書き込みデータが第2の
データのとき上記判定線と基準電源とを作動的に接続す
る複数のトランジスタより構成されている請求項1記載
の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項3】 上記記録部は、少なくとも1本の補助ビ
ット線と、ワード線毎に対応して上記補助ビット線に接
続されたメモリ素子とからなる請求項1記載の半導体不
揮発性記憶装置。 - 【請求項4】 複数ビットを構成し、少なくとも3値を
電荷蓄積層の電荷蓄積量の調整により記憶可能な全メモ
リセルの、電荷蓄積量を実質的に同じ状態に揃え一の値
のデータが書き込まれたと等価な状態にする消去動作を
行った後、複数ビット並列的に、かつ、所望のメモリセ
ルへのデータの書き込みを電荷蓄積層の電荷蓄積量を調
整し、しきい値を所望のしきい値に遷移させてデータの
書き込みを行う半導体不揮発性記憶装置であって、 並列的に入力される多値の複数の書き込みデータのうち
最も多いデータをメモリセルの上記消去状態のデータと
して定義し、この定義にしたがって書き込みデータを再
定義して、再定義したデータに変換して書き込みを行う
書き込み回路と、 上記定義データが記録される定義データ記録部とを有す
る半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項5】 上記定義データ記録部は、少なくとも1
本の補助ビット線と、ワード線毎に対応して上記補助ビ
ット線に接続されたメモリ素子とからなる請求項4記載
の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項6】 データ読み出し時に、アドレス指定され
たメモリセルからデータを読み出すとともに、上記定義
データ記録部に記録されている対応する定義データを読
み出し、読み出しデータと定義データとの論理をとって
出力する読み出し回路を有する請求項4記載の半導体不
揮発性記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126996A JPH09204783A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 半導体不揮発性記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126996A JPH09204783A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 半導体不揮発性記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09204783A true JPH09204783A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11773259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1126996A Pending JPH09204783A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 半導体不揮発性記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09204783A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031755A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Nec Micro Systems Ltd | 不揮発性半導体記憶装置及びデータ読み書き方法 |
JP2007310964A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Toshiba Corp | Nand型フラッシュメモリ装置及びメモリデバイス |
JP2008204528A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Megachips Lsi Solutions Inc | メモリ制御方法およびメモリシステム |
JP2008217963A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-09-18 | Qimonda North America Corp | マルチビット抵抗メモリ |
CN100442518C (zh) * | 2003-12-11 | 2008-12-10 | 因芬尼昂技术股份公司 | 具有无源存储元件的存储器中改善读取的方法 |
US7466593B2 (en) | 2003-04-16 | 2008-12-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Non-volatile semiconductor memory device reading and writing multi-value data defined by a combination of different data levels of cells |
JP2010027163A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Toshiba Corp | 半導体メモリコントローラ、および半導体メモリシステム、および半導体メモリシステムの記録再生方法 |
JP2012169034A (ja) * | 2007-09-07 | 2012-09-06 | Sandisk Corp | ページ内・ページ間オンチップデータ擬似ランダム化のための不揮発性メモリおよび方法 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP1126996A patent/JPH09204783A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008204528A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Megachips Lsi Solutions Inc | メモリ制御方法およびメモリシステム |
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JP2010027163A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Toshiba Corp | 半導体メモリコントローラ、および半導体メモリシステム、および半導体メモリシステムの記録再生方法 |
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