JPH09204094A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09204094A
JPH09204094A JP8012887A JP1288796A JPH09204094A JP H09204094 A JPH09204094 A JP H09204094A JP 8012887 A JP8012887 A JP 8012887A JP 1288796 A JP1288796 A JP 1288796A JP H09204094 A JPH09204094 A JP H09204094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー等を用いて潜像を可視像化する画像形成
装置において、一部のみ画像濃度が低下したり左右濃度
差が生じることを防止する。 【解決手段】カウンタ回路102は画像信号112の黒
画素数をカウントしキャリー信号114を制御回路11
0に通知する。同様のカウンタ回路が更に3個あり、各
々キャリー信号115〜117を制御回路110に通知
する。領域判定回路101はドットクロック113をカ
ウントし一走査ライン上の位置を指定する領域選択信号
119〜122を発生させカウンタ回路102〜105
を排他的にイネーブルとする。制御回路110は一走査
ラインを4分割した領域毎に黒画素数をカウントしその
結果に応じて現像器内の補給器131〜134を独立し
て作動させるので現像部244へのトナー補給が4分割
した領域毎に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、情報処理装置用出力プリンタや複写機等とし
て用いられる電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の画像形成装置
は、安価な普通紙を使用することができ、また、一様な
濃度や幾何学的精度等安定した画像品質を要求される出
力が比較的高速で得ることができるために情報処理装置
用出力プリンタや複写機等として広く用いられている。
【0003】従来の画像形成装置の一例であるレーザビ
ームプリンタにおいてトナーの供給量を制御する方法に
ついて図4を参照して説明する。
【0004】この従来の画像形成装置では、トナーは現
像部444内に設置されたトナーセンサ445により常
にその量を監視されており、トナーセンサ445がトナ
ー僅少を検出すると制御回路410へのトナー信号44
6が有効となるようになっている。トナーセンサ445
としては、トナーの磁気インダクタンスを検出する磁気
素子,トナーの重みを検出する圧電素子およびトナーが
光路をさえぎることを検出する光電素子等が一般に知ら
れている。こうしてトナー僅少が検出されると、制御回
路410は補給器駆動部423へのモータ駆動信号40
6を有効にし、補給器431が作動することでトナー容
器447内のトナーは現像部444へと移送される。補
給器431の構造としては、中心軸で回転する円筒体が
隔壁に設けられたスリット部に取付けられており、補給
器駆動部423内のモータの回転力がギヤ等の機械的伝
達手段427によって与えられるようになっている。補
給器431が作動し現像部444内のトナーが増えトナ
ーセンサ445がトナー有を検出した後、あらかじめ定
められた一定時間が経過すると補給器431は停止する
ようになっている。
【0005】このように、現像部444内のトナー量を
一定量に保持するのは、一定の画像濃度を得ることの他
に現像スリーブ450との摩擦により生じるトナーの帯
電量を抑制し良好な現像を行わせるとともに、トナー密
度が高まりブロッキング(固化)が生じるのを防止する
目的で行われている。
【0006】しかしながら、この画像形成装置において
は、一般的に現像部444内のトナー量をトナーセンサ
445で検出することが行われているが、トナーセンサ
445の出力結果は信頼性に乏しく種々の問題を生じさ
せていた。一成分現像剤の場合、圧電素子あるいは光電
素子のようなものが用いられるが、トナー密度が安定し
ないことや受光部に残留したトナーの影響などがあり、
正確なトナー僅少の検出が困難であった。また、二成分
現像剤の場合には、トナーが消費されてもキャリアが残
るためトナーとキャリアの混合比を磁気センサで検出す
る方法が取られているが、磁気インダクタンスが安定し
ないなどの理由により正確な動作が期待できなかった。
そこで、トナーセンサ445を用いることなく、画像信
号中の“1”(黒)データの量に応じてトナー補給を行
わせることが公知となっている。
【0007】この公知のものとしては特開昭59−68
760号公報が知られている。
【0008】この特開昭59−68760号公報の動作
について図5を参照して説明する。
【0009】図5は、この特開昭59−68760号公
報の画像形成装置の動作を説明するためのブロック図で
ある。
【0010】555は、外部機器(図示せず)から送ら
れてくる画像信号であって、感光体551を半導体レー
ザ537で照射するための制御を行う信号である。発振
器556は、ドットクロック信号を発生するが、画像信
号555とともにアンドゲート557に入力している。
アンドゲート557の出力は、サンプルホールド回路5
59に入力しているので、画像信号555の“1”の個
数が増えるに従ってサンプルホールド出力の電圧が上昇
する。サンプルホールド出力は、コンパレータ561に
入力し、基準電圧発生器560からの基準電圧と比較さ
れ、基準電圧に達したときにトナー補給を行わせるよう
になっている。
【0011】また、画像信号のカウントやトナー補給制
御をCPUを内蔵したシーケンス制御回路610で行う
とともに、図6に示すような、従来のトナーセンサの出
力結果も参照した特開昭60−49362号公報のよう
なものも提案されている。
【0012】さらに、図7に示すような、画像信号のカ
ウントの他にトナー消費量を左右する要因であった半導
体レーザのビーム強度,濃度設定値,機内の湿度などを
も参照してトナー補給制御を行わせる特開平1−295
286号公報など、実用上の改良を加えた様々なものが
公知のものとなっている。
【0013】なお、図8は、こうした従来技術の最も代
表的な回路構成を採用した画像形成装置の概略回路図で
あり、後述する実施の形態と対比させるためのものであ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像形
成装置においては、画像信号中の有効信号が1ラインを
走査する期間に位置的に均一に分布しておれば良いが、
一部に集中している場合、つまり、現像部内においてそ
の奥行き方向に沿ってトナーの消費量が一様でない場合
には、トナ−補給量は奥行き方向に沿って一様としかな
らず真に必要な部分にトナ−補給量が不足するため、一
部のみ画像濃度が低下するという問題点があった。
【0015】また、従来の画像形成装置では、最大A3
紙に出力可能な画像形成装置においてB5紙,A4紙等
を連続して使用する場合でもトナー消費量が現像部奥行
き方向に沿って一様とならないため、現像部内のトナー
の分布が一定とならず出力結果に左右濃度差が生じる等
の障害が発生するという問題点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記の
問題点にかんがみてなされたもので、濃度ムラのない画
像形成装置の提供することにある。
【0017】そのため、 (1) 本発明の本発明の画像形成装置は、画像信号により
感光体上に主・副二次元的に走査形成された静電気像を
トナー像として可視像化する現像器内の現像部に対しト
ナーを補給するトナー補給部と、画像信号中の有効信号
を計数積算して画像濃度信号を得る計数部とこの計数部
より画像濃度信号を受けて前記トナー補給部のトナー補
給量を制御するトナー補給制御部とを備える画像形成装
置において、計数部が主走査1ライン分の画像信号を複
数部分に分割し、分割された各部分ごとに有効信号を計
数積算してそれぞれの画像濃度信号を得る構成であっ
て、トナー補給部が現像部の主走査ラインの分割された
各部に対応する部分ごとに、それぞれの画像濃度信号に
基いてトナー補給制御部の制御を行う構成であることを
特徴としている。 (2) 本発明の本発明の画像形成装置は、上記(1) のトナ
ー補給部が、現像部の主走査ラインの分割された各部に
対応する部分に対して主走査ラインの方向に沿って移動
してトナー補給を行う構成であることを特徴としてい
る。 (3) 本発明の本発明の画像形成装置は、上記(1) のトナ
ー補給部を、現像部の主走査ラインの分割された各部に
対応する部分ごとに複数備えたことを特徴としている。 (4) 本発明の本発明の画像形成装置は、上記(1) の計数
部が、画像信号の“1”の数を計数積算するカウンタ回
路と、主走査時の基準信号であるドットクロック信号を
計数積算して現像部の主走査ラインの分割された各部に
対応する部分を選択する領域選択信号を生成する領域判
定回路とを備えたことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】前述した計数部は主走査1ライン
分の画像信号を複数部分に分割し、分割された各部分ご
とに有効信号を計数積算して、それぞれの画像濃度信号
を発生する。トナー補給部は現像部の主走査ラインの分
割された各部に対応する部分ごとに画像濃度信号に基い
てトナー補給制御部の制御を行う。
【0019】また、トナー補給部は現像部の主走査ライ
ンの分割された各部に対応する部分に対して主走査ライ
ンの方向に沿って移動してトナー補給を行う。あるいは
トナー補給部が現像部の主走査ラインの分割された各部
に対応する部分ごとに複数あって、それぞれが独立に同
時動作する。
【0020】このようにすることにより、現像室内のト
ナーの分布が一様となるので、出力結果に左右濃度差が
生じる等の障害を防止することができる。
【0021】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0022】この実施の形態に係る画像形成装置はレー
ザビームプリンタである。
【0023】図1は本発明の請求項1,請求項3および
請求項4に係る画像形成装置の第1の実施の形態を示す
概略回路図、図2は請求項2に係る画像形成装置のトナ
ー補給部の断面図、図3は請求項3に係るトナー補給部
を備えた画像形成装置の第2の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態の画像
形成装置であって、図8の従来技術とほぼ同様の構成を
有し、従来と異なって領域判定回路101を有するとと
もに、カウンタ回路102,103,104,105お
よび補給器駆動部123,124,125,126を複
数個(本実施の形態では4ヶ)備えている。
【0025】図1において、制御回路110は、初期値
信号111,画像信号112,ドットクロック信号11
3、および画像濃度信号としてのキャリー信号114,
115,116,117によりカウンタ回路102,1
03,104,105にそれぞれ接続されている。
【0026】領域判定回路101は、ドットクロック信
号113と水平同期信号118により制御回路110に
電気的に接続されるとともに、領域選択信号119,1
20,121,122によりカウンタ回路102,10
3,104,105にそれぞれ接続されている。制御回
路110は、モータ駆動信号106,107,108,
109により補給器駆動部123,124,125,1
26にそれぞれ接続されている。補給器駆動部123〜
126は、機械的伝達手段127〜130により補給器
131〜134に機械的に接続されている。レーザ駆動
回路135は、画像信号112により制御回路110に
接続され、レーザ駆動信号136によりレーザ光源13
7に接続されている。このうち領域判定回路101とカ
ウンタ回路102〜105は、1ライン分の画像信号1
12を複数に分割して計数する計数部を構成する。ま
た、補給器駆動部123〜126と補給器131〜13
4とは補給部を構成する。さらに、制御回路2はトナー
補給制御部を構成する。
【0027】図1の領域判定回路101は、制御回路1
10からの水平同期信号118有効時にリセットされ、
同じく制御回路110からのドットクロック信号113
を計数するカウンタの機能とカウントした結果から1ラ
インの走査線を4分割した領域のどこを指定するかを示
す領域選択信号119〜122を生成するデコーダの機
能をも有している。カウンタ回路102〜105は、そ
れぞれ対応する領域選択信号119〜122が有効な期
間のみ制御回路110からの画像信号112の“1”の
個数をカウントする機能を有しており、他の機能につい
ては図8に示した従来技術と同様のものである。制御回
路110は、カウンタ回路102〜105が生成したキ
ャリー信号114〜117を受信すると、これらに対応
したモータ駆動信号106〜109を補給器駆動部12
3〜126に対して一定期間有効とする機能を有してい
る。補給器駆動部123〜126は、それぞれ補給器1
31〜134を作動させる機能を有している。図1で
は、領域判定回路1を除けば各部とも図8に示した従来
技術と同様の機能を有しているが、ただ各々独立にかつ
選択的に動作する点で図8に示した従来技術と異ってい
る。なお、補給器131〜134は、現像器内において
領域判定回路101で指定可能な4個の領域に対応した
物理的位置に配置されるように構成されている。
【0028】図2は、図1の実施の形態の画像形成装置
の補給器駆動部123〜126と補給器131〜134
との物理的構成を示した構成図であって、補給器駆動部
223,224としてモータを用い機械的伝達手段であ
るギアを介して、円筒上の構造物である補給器231,
232に回転力を与えるような位置に配置されている。
また、補給器駆動部223,224は、現像部244内
に4対配置されており(2対のみ図示)、補給器23
1,232間は回転中心軸を同一となるように配置され
ている。
【0029】次に、このレーザビームプリンタの動作を
説明する。
【0030】外部装置からの出力要求があり、本装置内
で生成された水平同期信号118を外部装置に返送する
と、画像信号112とドットクロック信号113が制御
回路110に与えられる。ドットクロック信号113
は、水平同期信号118によってリセットされたばかり
の領域判定回路101に入力し、ドットクロック信号1
13の個数により指定される走査線上の位置を計算し始
める。1ラインの走査線が板にN個で構成される場合、
領域判定回路101は、走査線上の位置が1〜N/4ま
では領域選択信号119を、N/4+1〜N/2までは
領域選択信号120を、N/2+1〜3N/4までは領
域選択信号121を、3N/4+1〜Nまでは領域選択
信号122をそれぞれ排他的に有効とするように動作す
る。
【0031】制御回路110は、図8に示した従来技術
同様、画像信号112とドットクロック信号113をカ
ウンタ回路102〜105に与えるが、カウンタ回路1
02〜105はそれぞれ領域選択信号119〜122が
有効な期間のみしか動作しないため、4ヶの各領域別に
画像信号112内の“1”(黒)の個数をカウントする
ことができる。以降の動作は、従来技術と同様である
が、4ヶの各領域別に画像信号内の“1”(黒)の個数
が一定の値に達すると、各領域に対応する補給器が独立
に動作する点が異なっている。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0033】図3は、本発明の第2の実施の形態の画像
形成装置であって、第1の実施の形態において、トナー
補給部として補給器駆動部123〜236と補給器13
1〜134を4対設けた替りに、搬送器制御部339と
搬送器340とトナー放出手段340とを設けた点のみ
が図1に示した第1の実施の形態と異っており、その他
の部分の構成は第1の実施の形態と全く同じである。
【0034】図3において、搬送器制御部338は、第
1の実施の形態における制御部110とモータ駆動信号
106〜109によって接続されている。搬送器339
は、N/R信号341,イネーブル信号342およびト
ナー放出信号343によって搬送器339に接続されて
いる。トナー放出手段340は、現像部244内にあっ
て、主走査ラインの方向に沿ってトナーの放出位置を左
端から右端まですべらせ移動できるように構成した機構
部であって、搬送器339から機械的駆動力を受けるよ
うに接続されている。また、トナー放出手段340は、
トナー容器347とトナー移送管375を介して接続さ
れている。
【0035】トナー放出手段340は、現像部244内
にあって、主走査ラインの方向に沿って移動あるいは停
止するとともに、内部の開閉弁(図示せず)を作動させ
てトナーの放出を行わせる機能を有している。
【0036】搬送器339は、トナー放出手段340を
直線状に移動あるいは停止させるための機械的な駆動力
を発生させる機能とトナー放出手段340内の開閉弁を
作動させるための機械的な駆動力を発生される機能を有
しており、モータや電磁ソレノイドなどで構成されたも
のである。なお、搬送器340は、L/R信号341の
“1”,“0”によりトナー放出手段340の移動すべ
き方向を判定し、また、イネーブル信号が“1”の場合
に移動,“0”の場合に停止させる機能を有している。
さらに、搬送器339は、トナー放出信号343の
“1”,“0”に従ってトナー放出手段340内の開閉
弁を開閉させる機能を有している。搬送器制御部338
は、第1の実施の形態と同機能のモータ駆動信号306
〜309からトナー放出手段340の移動方向と移動/
停止を決定するL/R信号341,イネーブル信号34
2とトナーの放出を制御するトナー放出信号343を生
成する機能を有している。
【0037】次に、この第2の実施の形態の動作につい
て説明する。
【0038】第1の実施の形態と同様にトナーを補給す
べき領域がモータ駆動信号306〜309で指定される
と、搬送器制御部338は、トナー放出手段340の現
在位置と移動先との比較により移動方向を決定するL/
R信号341の論理を決定したうえ、同様に現在位置と
移動先との比較から計算された搬送駆動時間の期間のみ
イネーブル信号342を搬送器339に対し出力する。
搬送器339は、指定された方向に指定された期間のみ
内部のモータ(図示せず)を駆動させ、トナー放出手段
340を所望の移動先まで移動させる。トナー放出手段
340が所望の移動先に到達すると、搬送器制御部33
8は、トナー放出信号343を有効とし搬送器339内
の電磁ソレノイド(図示せず)が動作し、トナー放出手
段340内の開閉弁(図示せず)が開き、トナー容器3
47内のトナーがトナー放出手段340のトナー放出口
から現像部244に対して放出される。トナーが一定量
放出されると、搬送器制御部338からのトナー放出信
号343が無効となり、以降同様の動作を経て開閉弁が
閉じてトナーの放出が停止する。
【0039】以上の説明においては、レーザビームプリ
ンタを例としたが、画像読取装置と走査光学系を備えた
デジタル複写機でも全く同じ手段を設ければ同様の効果
が得られる。また、以上の説明では、トナーを一種類使
用するモノクロの画像形成装置を例としたが、もちろん
カラー画像形成装置にも適用できる。この場合は、外部
から入力した色分解された画像信号それぞれについて、
走査ラインを領域毎に分割して有効信号をカウントする
とともに、感光ドラムの周囲に各色に対応して複数配置
された現像器に対し同様のトナー補給制御を行えばよ
い。さらに、必要に応じて種々の画像形成装置に適用可
能なことは言うまでもない。
【0040】また、本実施の形態では、計数部としてカ
ウンタ回路102〜105,領域判定回路101を設け
たが、両者を統合しマイクロプロセッサから利用される
プログラマブル・カウンタを使用しても同様の効果を得
ることができる。
【0041】さらに、本実施の形態では、計数部は1ラ
インの走査線を4コの領域別に画像信号112内の
“1”(黒)をカウントする構成としたが、分割する領
域数を増してやればトナー消費量のバラツキに追従しや
すくなるため、さらに高い効果が期待できることは明ら
かである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、画像信号内の“1”(黒)の個数を1走
査ラインを複数に分割した領域別に計数する手段とその
結果に応じて領域別にトナーを補給する手段とを備えた
ことにより、出力結果において一部のみ画像濃度が低下
したり、左右濃度差が生じることを防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1に実施の形態を示
す概略回路図である。
【図2】図1に示した画像形成装置のトナー補給に関す
る部分の断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の第2の実施の形態のト
ナー補給に関する部分のブロック図である。
【図4】従来の画像形成装置の一例のトナー補給に関す
る部分のブロック図である。
【図5】従来の画像形成装置の一例で画像信号の黒デー
タによりトナー補給制御を行わせるもののブロック図で
ある。
【図6】従来の画像形成装置の一例で図5に加えてトナ
ーセンサの出力結果によりトナー補給制御を行わせるも
ののブロック図である。
【図7】従来の画像形成装置の一例で図5に加えて半導
体レーザのビーム強度,濃度設定値,機内湿度などによ
りトナー補給制御を行わせるもののブロック図である。
【図8】従来の画像形成装置の一例で図5と異なる方式
をとったものの概略回路図である。
【符号の説明】
101 領域判定回路 102,103,104,105 カウンタ回路 106,107,108,109 モータ駆動信号 110 制御回路 111 初期値信号 112 画像信号 113, ドットクロック信号 114,115,116,117 キャリー信号 118 水平同期信号 119,120,121,122 領域選択信号 123,124,125,126 補給器駆動部 127,128,129,130 機械的伝達手段 131,132,133,134 補給器 135 レーザ駆動回路 136 レーザ駆動信号 223,224 補給器駆動部 231,232 補給器 244 現像部 247 トナー容器 250 現像スリーブ 306,307,308,309 モータ駆動信号 338 搬送器制御部 339 搬送器 340 トナー放出手段 341 L/R信号 342 イネーブル信号 343 トナー放出信号 347 トナー容器 375 トナー移送管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号により感光体上に主・副二次元
    的に走査形成された静電気像をトナー像として可視像化
    する現像器内の現像部に対しトナーを補給するトナー補
    給部と、前記画像信号中の有効信号を計数積算して画像
    濃度信号を得る計数部と、この計数部より画像濃度信号
    を受けて前記トナー補給部のトナー補給量を制御するト
    ナー補給制御部とを備える画像形成装置において、前記
    計数部が、前記主走査1ライン分の画像信号を複数部分
    に分割し、分割された各部分ごとに有効信号を計数積算
    してそれぞれの画像濃度信号を得る構成であって、前記
    トナー補給部が、前記現像部の主走査ラインの分割され
    た各部に対応する部分ごとに、それぞれの画像濃度信号
    に基いてトナー補給制御部の制御を行う構成であること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー補給部が、前記現像部の主走
    査ラインの分割された各部に対応する部分に対して前記
    主走査ラインの方向に沿って移動してトナー補給を行う
    構成であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記トナー補給部を、前記現像部の主走
    査ラインの分割された各部に対応する部分ごとに複数備
    えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記計数部が、前記画像信号の“1”の
    数を計数積算するカウンタ回路と、主走査時の基準信号
    であるドットクロック信号を計数積算して前記現像部の
    主走査ラインの分割された各部に対応する部分を選択す
    る領域選択信号を生成する領域判定回路とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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