JPH09203941A - カメラの基板実装構造 - Google Patents

カメラの基板実装構造

Info

Publication number
JPH09203941A
JPH09203941A JP1213996A JP1213996A JPH09203941A JP H09203941 A JPH09203941 A JP H09203941A JP 1213996 A JP1213996 A JP 1213996A JP 1213996 A JP1213996 A JP 1213996A JP H09203941 A JPH09203941 A JP H09203941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
rear cover
board
grip portion
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1213996A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sugita
充宏 杉田
Takuya Ueno
琢哉 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP1213996A priority Critical patent/JPH09203941A/ja
Publication of JPH09203941A publication Critical patent/JPH09203941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模な電装基板をカメラに効率よく実装す
るとともに、当該発明を適用したカメラのコンパクト性
と操作性を損なわない、カメラの基板実装構造を提供す
る。 【解決手段】 カメラ本体側に設けられたフィルム圧板
111上の後部カバー106と対向する側の面に、抵抗
器112aやIC112b等を載置した電装基板112
が固定されている。電装基板112からの突出が小さい
抵抗器112a等の小部品を平面部106bに、電装基
板112からの突出が大きいIC112bは電装基板1
12をグリップ部106aの背後まで延長してグリップ
部106aに対向させた位置に、それぞれ載置してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、カメラにおいて、
各種電気回路を配線した基板をカメラ内部に実装するた
めのカメラの基板実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラに用いられる電子部品
は、カメラ本体と外装カバーとの間の僅かなスペースに
配置された電装基板上に載置されている。近年、カメラ
の多機能化への要望から、カメラ内部へ実装される電子
回路の規模は、大きくなる傾向にある。他方、カメラの
小型化への要望も強く、カメラ内部に許容される電装基
板の実装スペースは小さくなる傾向にある。そのため、
従来のカメラでは、カメラ内部の空間を縫うように、複
雑にフレキシブルプリント基板を配置して電装基板の実
装面積をかせいでいた。
【0003】しかし、このような事情にもかかわらず、
従来のカメラではフィルム装填のために設けられている
裏蓋の存在のため、後部カバー側には前面側からつなが
っているような大面積の基板を実装することはできなか
った。それで、比較的大きな面積を有しているにもかか
わらず、後部カバーの内部には日付記録ための回路のよ
うな小規模の電装基板しか、実装できなかった。
【0004】これに対して、最近提案されている磁気式
記録部を有するフィルムを用いたカメラでは、多数の電
子素子を載置した大きな電装基板を、カメラ内部の後部
カバーとカメラ本体との間に配置することが可能となっ
ている。このカメラでは、巻きとられた状態のままのフ
ィルムをカメラに装填でき、裏蓋を設ける必要がないた
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような磁気式記録部を有するフィルムを用いたカメラに
おいても、電装基板をカメラ本体と後部カバーとの間に
配置することは、以下に述べるように様々な問題を有し
ていた。
【0006】電装基板をカメラ本体と後部カバーとの間
に配置すると、電装基板上に載置された抵抗器や集積回
路(以下、ICと記す)等の電子素子の大きさ分だけ後
部カバーの厚みが増大し、カメラのコンパクト化の妨げ
となる。逆に、後部カバーの厚みを抑制しようとする
と、使用する電子部品の大きさが制限され、電子回路を
設計する際の電子部品の選択肢を狭めることになってし
まう。
【0007】また、このように後部カバーが厚くなる
と、後部カバーは撮影の際に撮影者の鼻と接触するた
め、撮影者がカメラ背面に設けられたファインダ窓を覗
きにくくなり、カメラの操作性が非常に低下してしまう
という問題もあった。さらに、後部カバー106が厚く
なると、カメラのデザインも悪化させてしまう。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、大規模な電装
基板をカメラに効率よく実装するとともに、当該発明を
適用したカメラのコンパクト性と操作性を損なわない、
カメラの基板実装構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るカメラの基板実装構造は、平面部と、
該平面部よりもカメラ外部に突出して形成されたグリッ
プ部とを有し、カメラ本体の撮影者側面を覆う後部カバ
ーと、前記カメラ本体と前記後部カバーとの間に配置さ
れ、前記平面部と対向する位置に載置された電子素子よ
りも取り付け面からの突出量が大きい電子素子を、前記
グリップ部と対向する位置に載置した基板と、から構成
されることを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、基板からの突出量が大
きい電子素子は、グリップ部との対向部に配置される。
このため、後部カバーが極端に厚くなることはなく、後
部カバー上にグリップ部以外の突起を形成することもな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の基板実装構造を
適用したカメラ100を、撮影者側から見た外観を示す
斜視図である。本実施形態のカメラ100は、磁気式記
録部を有するフィルムを用いるカメラであるため、フィ
ルム装填はカメラ左側の側面に設けられた図示しない開
閉部から行なわれる。したがって、カメラの撮影者側に
はフィルム装填のための開閉部は設けられていない。
【0012】カメラ100の撮影者側面は、一体成形さ
れた後部カバー106からなる。後部カバー106は、
カメラ側面を形成する側部カバー107,108及びカ
メラ上面カバー109,底部カバー110と接続固定さ
れ、カメラ本体の外装部材を構成している。この後部カ
バー106には、撮影者側から見て右側に、ホールド性
を増すために撮影者の親指に沿うように自由曲面形状に
形成されたグリップ部106aが設けられている。この
グリップ部106aは、後部カバー106の他の部分と
比較して全体として撮影者側に突出して形成されてい
る。
【0013】グリップ部106aは、上側が傾斜させて
形成されており、上下方向の断面が略「く」の字状であ
る(後述の図3参照)。グリップ部106aの上部に
は、初期設定であるプログラムモードへ撮影モードを復
帰させるプログラムスイッチ104が設けられている。
また、グリップ部106aの近傍の後部カバー106の
中心よりには、各種撮影モードを設定するロータリスイ
ッチ105が設けられている。
【0014】後部カバー106の上側には、撮影者側か
ら見て左側にファインダ窓101、中央に液晶ディスプ
レイ102、ファインダ窓101及び液晶ディスプレイ
102の下部に押し釦スイッチ群103が設けられてい
る。液晶ディスプレイ102は、各種撮影モードやフィ
ルム撮影枚数などの情報を撮影者に表示する。また、押
し釦スイッチ群103は、液晶ディスプレイ102表示
内容や撮影モードを設定するために設けられている。ま
た、後部カバー106の下側の、撮影者側から見て左側
からロータリスイッチ105までの部分は、突出部分が
なく平面部106bとなっている。
【0015】なお、押し釦スイッチ群103,プログラ
ムスイッチ104,ロータリスイッチ105の詳細な動
作、及び液晶ディスプレイ102の表示内容について
は、本発明と直接関係がないので、その説明を省略す
る。
【0016】図2は、図1のa−a断面のうち、後部カ
バー106の近傍部分を示す矢視断面図である。図2に
おいて、カメラ本体側に設けられたフィルム圧板111
の後部カバー106と対向する側の面に、抵抗器112
aや集積回路(以下、ICと記す)112b等を載置し
た電装基板112が接着固定されている。この電装基板
112は、カメラ上部カバー109の内部から延長され
ており、樹脂を材料とする周知のフレキシブルプリント
基板である。このように、本実施形態のカメラでは、後
部カバー106に開閉部材を設ける必要がないため、後
部カバー106とカメラ本体側との空間を用いて、カメ
ラ上部カバー109の内部から延長されているような大
きい面積の電装基板を実装することができる。
【0017】また、本実施形態では、図示のように、平
面部106bと対向する位置には電装基板112からの
突出が小さい抵抗器112a等の小部品を載置し、グリ
ップ部106aと対向する位置には電装基板112から
の突出が抵抗器112aより大きいIC112bを電装
基板112をグリップ部106aの背後まで延長して載
置している。
【0018】図3は、図1のb−b断面のうち、後部カ
バー106の近傍部分を示す矢視断面図である。図3に
おいて、グリップ部106aに対向する部分の電装基板
112上には、IC112bの上方にIC112bより
電装基板112からの突出部分が大きいIC112cが
載置されている。
【0019】図2,図3で示したように、電装基板11
2上のグリップ部106aに対向する位置には、IC1
12bとIC112cとが配置されている。このため、
これら2つのICの厚みは、グリップ部106bが形成
する空間で吸収され、ICの大きさの分だけ後部カバー
106はカメラ外部に突出しない。この結果、従来デッ
ドスペースとなりやすかったグリップ部106aとフィ
ルム圧板111とが形成する空間を有効に利用し、コン
パクトなカメラを実現することができる。
【0020】また、IC112b,IC112cが配置
されていない平面部106bには突出がなく、厚みも従
来のカメラと比較して抵抗器112a程度しか増加しな
いため、カメラのコンパクト性は妨げられず操作性も良
好である。また、カメラ本体とグリップ部106aとが
形成する空間を広くとることができるため、電子回路の
設計の際に使用する電子部品の大きさで選択肢を狭める
ことはない。
【0021】さらに、カメラ全体が薄く構成できるた
め、カメラのデザインを悪化させることもない。
【0022】加えて、IC112bより基板からの突出
が大きいIC112cが、グリップ部106aの上方側
に配置されているので、断面が「く」の字状のグリップ
部106aとカメラ本体側のフィルム圧板111とが形
成する変形空間を、極めて有効に利用することができ
る。
【0023】ところで、本実施形態では、後部カバー1
06に開閉部が必要なく、後部カバー106に大面積の
電装基板が実装できるため、従来のカメラよりも大きな
液晶ディスプレイ102をファインダ窓102と同じ高
さでファインダ窓の右側に配置できる。
【0024】従来のカメラでは、液晶ディスプレイ10
2のような表示部材は、後部カバーに大きな電装基板を
内蔵できない理由により、カメラ上面部に配置すること
が一般的であった。しかしながら、この場合、撮影者が
いちいちカメラ上部にモードを確認しにいかなければな
らず繁雑であった。また、カメラ上面部には小さな表示
部しか配置できず、撮影者が細かい設定を確認する際に
は、表示部の表示を切り替えなければならなかった。
【0025】これに対して、本実施形態では、従来のカ
メラと比較して大きな液晶ディスプレイ102を配置し
ているので、撮影情報を一度に表示でき、撮影者は撮影
情報の確認を容易に行うことができる。また、この液晶
ディスプレイ102は、ファインダ窓101の右側で、
かつ同じ高さに配置されているので、撮影者はファイン
ダを覗いている状態から、わずかに視線を移動するだけ
で、液晶ディスプレイ102に表示されている情報を確
認することができる。このため、従来のように、撮影者
がいちいちカメラ上部にモードを確認しにいく繁雑さを
解消することができる。
【0026】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、
実施形態では基板からの突出が大きい素子としてICを
例示したが、例えばコンデンサやトランジスタ等、他の
電子素子であってもよい。また、電装基板はフレキシブ
ルプリント基板でなく、プラスチック樹脂等を利用した
配線基板でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるカ
メラの基板実装構造は、従来のカメラと比較して、カメ
ラ本体と後部カバーのグリップ部とが形成する空間に、
取り付け部からの突出量が大きい電子素子を配置したの
で、カメラ全体の厚みを増加させることなく、カメラを
コンパクトに構成させることができる。また、本発明に
かかる基板実装構造を適用したカメラは、後部カバーの
グリップ部以外は突出していないので、撮影者がファイ
ンダ窓を覗きやすく操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用したカメラの外観を示す
斜視図
【図2】図2は、本発明にかかる基板実装構造を説明す
るカメラの断面図
【図3】図3は、本発明にかかる基板実装構造を説明す
るカメラの断面図
【符号の説明】
101:液晶ディスプレイ 102:ファインダ窓 106:後部カバー 106a:グリップ部 106b:平面部 112:電装基板 112b,112c:IC

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面部と、該平面部よりもカメラ外部に
    突出して形成されたグリップ部とを有し、カメラ本体の
    撮影者側面を覆う後部カバーと、 前記カメラ本体と前記後部カバーとの間に配置され、前
    記平面部と対向する位置に載置された電子素子よりも取
    り付け面からの突出量が大きい電子素子を、前記グリッ
    プ部と対向する位置に載置した基板と、 から構成されることを特徴とするカメラの基板実装構
    造。
  2. 【請求項2】 さらに、前記後部カバーは、 カメラの側面近傍に設けられたファインダ窓部と、 前記ファインダ窓部近傍に設けられた液晶ディスプレイ
    と、を保持していることを特徴とする請求項1記載のカ
    メラの基板実装機構。
JP1213996A 1996-01-26 1996-01-26 カメラの基板実装構造 Pending JPH09203941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1213996A JPH09203941A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 カメラの基板実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1213996A JPH09203941A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 カメラの基板実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09203941A true JPH09203941A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11797188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1213996A Pending JPH09203941A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 カメラの基板実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09203941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045382A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 リコーイメージング株式会社 デジタルカメラのグリップ部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045382A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 リコーイメージング株式会社 デジタルカメラのグリップ部構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7384272B2 (en) Flexible printed circuit board assembly, method for manufacturing the same, and portable terminal comprising the same
JPH1188750A (ja) 電子カメラ
US7046264B2 (en) Electronic device having display unit
US6788894B2 (en) Information processing apparatus equipped with display device
JP4525065B2 (ja) 電気光学装置及びその製造方法、電子機器
JPH09203941A (ja) カメラの基板実装構造
KR100518726B1 (ko) 전자카메라
JPH08223459A (ja) カメラ一体型vtr
KR100595887B1 (ko) 촬상소자체와 배선기판의 접속구조
JP7478179B2 (ja) 電子機器およびカメラモジュール
JP2003077365A (ja) 表示パネル操作装置及びカメラ
JP2568468Y2 (ja) 液晶表示装置
JP2001244592A (ja) フレキシブル回路基板の圧接方法
JPH09197523A (ja) カメラ
JP2000075378A (ja) カメラの電気部品実装構造
JPH10125418A (ja) カードコネクタとそれを備えた電子機器装置
KR200343240Y1 (ko) 카메라의 프린트 기판 연결구조
JP2001142123A (ja) 電子機器装置
JP3291426B2 (ja) 電子機器のカバー装置
JP2514536Y2 (ja) 操作部材及び表示部材を有するカメラ
JPH08125300A (ja) フレキシブルプリント基板の実装構造
JP2003218493A (ja) 電子機器および電子機器の製造方法
JP2003228107A (ja) カメラ
JPH07199313A (ja) 一眼レフカメラ
JPH09218448A (ja) カメラ